JP2017515406A - 多入力多出力システムのためのハイブリッド仮想アンテナマッピング - Google Patents

多入力多出力システムのためのハイブリッド仮想アンテナマッピング Download PDF

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Abstract

トランスポートブロックの送信のために複数のアンテナ上の電力出力を平衡させるための態様が開示される。本開示によれば、送信機は、プリコーディングされたデータブロックにオーバーヘッドチャネル(たとえば、制御チャネル)の仮想アンテナマッピングをバイパスするようにさせることによって、多入力多出力(MIMO)システムにおける複数の送信アンテナ上の電力出力を平衡させ得る。追加または代替として、送信機は、複数の逆マッピングされたプリコーディングされたデータブロックを生成するために、プリコーディングプロセス中に逆マッピングパラメータをトランスポートブロックに適用することによって、複数の送信アンテナ上の電力出力を平衡させ得る。いくつかの例では、逆マッピングパラメータは、マッピングパラメータの逆数であり得る。したがって、本開示によれば、トランスポートブロックをプリコーディングすることは、制約無しプリコーディング重みセットから複数のアンテナの各々のためのプリコーディング重みを選択することを含み得る。

Description

優先権の主張
本出願は、本出願の譲受人に譲渡され、それらの全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2015年4月14日に出願された「HYBRID VIRTUAL ANTENNA MAPPING FOR MULTIPLE-INPUT MULTIPLE-OUTPUT SYSTEM」と題する非仮出願第14/686,393号、および2014年5月7日に出願された「HYBRID VAM FOR UMTS MIMO」と題する仮出願第61/990,005号の優先権を主張する。
音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために、ワイヤレス通信システムが広く配備されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、(たとえば、LTEシステム)を含む。
例として、ワイヤレス多元接続通信システムは、各々が複数の通信デバイスのための通信を同時にサポートする、いくつかの基地局を含み得、複数の通信デバイスは、場合によっては、ユーザ機器(UE)、モバイルデバイスまたは局(STA)として知られていることがある。基地局は、ダウンリンクチャネル(たとえば、基地局からUEへの送信用)およびアップリンクチャネル(たとえば、UEから基地局への送信用)上で通信デバイスと通信し得る。
ワイヤレス通信システムでは、送信機(たとえば、基地局)は、複数(NR個)の受信アンテナを備えた受信機(たとえば、通信デバイス)へのデータ送信のために複数(NT個)の送信アンテナを利用し得る。複数の送信アンテナおよび受信アンテナは、スループットを高めるおよび/または信頼性を改善するために使用され得る多入力多出力(MIMO)チャネルを形成する。たとえば、送信機は、スループットを改善するために、NT個の送信アンテナから同時に最大でNT個のデータストリームを送信し得る。代替的に、送信機は、受信機による受信を改善するために、すべてのNT個の送信アンテナから単一のデータストリームを送信し得る。各データストリームは、所与の送信時間間隔において1つのトランスポートブロックまたはデータのパケットを搬送し得る。
いくつかの態様では、優れた性能(たとえば、高スループット)は、送信機から受信機へのMIMOチャネルの応答に基づいて選択されたプリコーディング行列で1つまたは複数のデータストリームをプリコーディングすることによって達成され得る。プリコーディングは、ビームフォーミング、空間マッピングなどと呼ばれることもある。しかしながら、いくつかの態様では、送信機は、シングルストリーム送信が送信機によって選択されたとき、プリコーディング重みセットの制約に基づいてプリコーディング行列の選択を制限する場合がある。1つまたは複数のプリコーディング行列の使用を制限することは、シングルストリーム送信のためのビームフォーミングにおいて課される限られた柔軟性により、性能低下をもたらす場合がある。
トランスポートブロック(たとえば、データブロックおよび/またはオーバーヘッドブロック)の送信のために複数のアンテナ上の電力出力を平衡させるためのシステム、方法、および装置が開示される。本開示によれば、送信機は、プリコーディングされたデータブロックにオーバーヘッドチャネル(たとえば、制御チャネル)の仮想アンテナマッピングをバイパスするようにさせることによって、多入力多出力(MIMO)システムにおける複数の送信アンテナ上の電力出力を平衡させ得る。追加または代替として、送信機は、複数の逆マッピングされたプリコーディングされたデータブロックを生成するために、プリコーディングプロセス中に逆マッピングパラメータをデータブロックに適用することによって、複数の送信アンテナ上の電力出力を平衡させ得る。いくつかの例では、逆マッピングパラメータは、マッピングパラメータの逆数であり得る。したがって、本開示の態様によれば、データブロックをプリコーディングすることは、制約無しプリコーディング重みセットから複数のアンテナの各々のためのプリコーディング重みを選択することを含み得る。
例示的な実施形態の第1のセットに従って、マルチアンテナワイヤレス通信デバイスにおける送信電力平衡の方法について説明する。いくつかの例では、方法は、基地局において、ユーザ機器(UE)へのデータチャネルのシングルストリーム送信のためのデータブロックを受信するステップと、各々が基地局における複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介して送信するためのものである、複数のプリコーディングされたデータブロックを生成するために、データブロックをプリコーディングするステップとを含み得る。プリコーディングするステップは、制約無しプリコーディング重みセットから複数のアンテナの各々のためのプリコーディング重みを選択するステップを含み得る。またさらなる態様では、方法は、データブロックの送信のために複数のアンテナ上の電力出力を平衡させるステップと、複数のアンテナを介してデータブロックをUEに送信するステップとを含み得る。
例示的な実施形態の第2のセットに従って、マルチアンテナワイヤレス通信デバイスにおける送信電力平衡のための装置について説明する。装置は、基地局において、ユーザ機器(UE)へのデータチャネルのシングルストリーム送信のためのデータブロックを受信するための手段と、各々が基地局における複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介して送信するためのものである、複数のプリコーディングされたデータブロックを生成するために、データブロックをプリコーディングするための手段とを含み得る。プリコーディングすることは、制約無しプリコーディング重みセットから複数のアンテナの各々のためのプリコーディング重みを選択することを含み得る。またさらなる態様では、装置は、データブロックの送信のために複数のアンテナ上の電力出力を平衡させるための手段と、複数のアンテナを介してデータブロックをUEに送信するための手段とを備え得る。
例示的な実施形態の第3のセットに従って、マルチアンテナワイヤレス通信デバイスにおける送信電力平衡のための別の装置について説明する。装置は、基地局において、ユーザ機器(UE)へのデータチャネルのシングルストリーム送信のためのデータブロックを受信するように構成されたデータ処理構成要素を含み得る。いくつかの例では、装置はまた、各々が基地局における複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介して送信するためのものである、複数のプリコーディングされたデータブロックを生成するために、データブロックをプリコーディングするように構成されたMIMOプリコーダを含み得る。プリコーディングすることは、制約無しプリコーディング重みセットから複数のアンテナの各々のためのプリコーディング重みを選択することを含み得る。またさらなる態様では、装置は、データブロックの送信のために複数のアンテナ上の電力出力を平衡させるための平衡構成と、複数のアンテナを介してデータブロックをUEに送信するための送信機とを備え得る。
例示的な実施形態の第4のセットに従って、マルチアンテナワイヤレス通信デバイスにおける送信電力平衡のためのコードを記憶するコンピュータ可読媒体について説明する。コンピュータ可読媒体は、基地局において、ユーザ機器(UE)へのデータチャネルのシングルストリーム送信のためのデータブロックを受信し、各々が基地局における複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介して送信するためのものである、複数のプリコーディングされたデータブロックを生成するために、データブロックをプリコーディングするように実行可能な命令を備えるコードを含み得る。プリコーディングすることは、制約無しプリコーディング重みセットから複数のアンテナの各々のためのプリコーディング重みを選択することを含み得る。またさらなる態様では、コードは、データブロックの送信のために複数のアンテナ上の電力出力を平衡させ、複数のアンテナを介してデータブロックをUEに送信するための命令を備え得る。
上記では、以下の発明を実施するための形態がより良く理解され得るように、本開示による例の特徴および技術的利点についてかなり広く概説した。以下で、追加の特徴および利点について説明する。開示する概念および特定の例は、本開示の同じ目的を実行するために他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用され得る。そのような等価な構造は、添付の特許請求の範囲の範囲から逸脱しない。本明細書で開示する概念の特性、それらの編成と動作方法の両方は、添付の図とともに検討されると、関連する利点とともに以下の説明からより良く理解されよう。図の各々は、特許請求の範囲の限界を定めるものとしてではなく、例示および説明のみの目的で与えられる。
本開示の開示する態様について、開示する態様を限定するためではなく例示するために与えられる添付の図面とともに以下で説明するが、同様の名称は同様の要素を示し、破線は任意選択の構成要素を示し得る。
本開示の様々な態様による、シングルストリームMIMO送信のために複数のアンテナ上の電力出力を平衡させるためのワイヤレス通信システムの一例を示す図である。 本開示の様々な態様による、プリコーディングされたデータブロックに仮想アンテナマッピングをバイパスするようにさせることによって、シングルストリームMIMO送信のために複数の送信アンテナ上の電力出力を平衡させるための送信機において実装されたMIMOシステムの一例を示す図である。 本開示の様々な態様による、プリコーディングプロセス中に逆マッピングパラメータをデータブロックに適用することによって、シングルストリームMIMO送信のために複数の送信アンテナ上の電力出力を平衡させるための送信機において実装されたMIMOシステムの別の例を示す図である。 本開示の様々な態様を実装するように構成された構成要素および副構成要素を備える基地局の概略図の一例である。 本開示の様々な態様による、シングルストリームMIMO送信のために複数の送信アンテナ上の電力出力を平衡させるための一例のフローチャートである。 本開示の態様による、プリコーディングされたデータブロックに仮想アンテナマッピングをバイパスするようにさせることによって、シングルストリームMIMO送信のために複数の送信アンテナ上の電力出力を平衡させるための一例のフローチャートである。 本開示の様々な態様による、プリコーディングプロセス中に逆マッピングパラメータをデータブロックに適用することによって、シングルストリームMIMO送信のために複数の送信アンテナ上の電力出力を平衡させるための別の例のフローチャートである。 受信機と通信している送信機のための一実装形態の一例を示す図であり、送信機は、本開示の様々な態様による、シングルストリームMIMO送信のために複数の送信アンテナ上の電力出力を平衡させるためのMIMOシステムを含む。
次に、図面を参照しながら様々な態様について説明する。以下の説明では、説明の目的で、1つまたは複数の態様の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細が記載される。ただし、そのような態様は、これらの具体的な詳細なしに実践され得ることを理解されたい。また、本明細書で使用する構成要素は、システムを構成する部分のうちの1つであってもよく、ハードウェアまたはソフトウェアであってもよく、他の構成要素に分割されてもよい。
セルラーネットワークがますます輻輳を起こすようになってきたので、事業者は利用可能なネットワークリソースの使用を最大化する方法を検討し始めている。利用可能なネットワークリソースの使用を最大化する1つの手法は、たとえば、チャネル容量、スペクトル効率、システムスループット、ピークデータレート、およびリンク信頼性のうちの1つまたは複数を改善するために、ワイヤレス通信ネットワークにおいてマルチアンテナシステムを利用することを含み得る。マルチアンテナシステムは一般に、多入力多出力(MIMO)システムと呼ばれる。いくつかのMIMOの例では、仮想アンテナマッピング(VAM)は、MIMO送信機における複数の電力増幅器(PA)への入力電力を平衡させるために使用され得る。しかしながら、MIMOシングルストリーム送信におけるVAMに関連付けられた特定のプリコーディング制御インジケータ(PCI)の利用は、不平衡な電力をもたらし、したがって、VAMの目的にそぐわない場合がある。いくつかのシステムは、UEによってシングルストリームが選択されたときに、いくつかのPCIの使用を制限するプリコーディング重みセットの制約を適用することによって、そのような欠点に対処しようとしてきた。しかしながら、いくつかのPCIの使用を制限することは、性能低下をもたらす場合がある。
本開示の様々な態様によれば、送信機(たとえば、基地局)は、プリコーディングされたデータブロックに仮想アンテナマッピングをバイパスするようにさせることによって、トランスポートブロック(たとえば、データブロックおよび/またはオーバーヘッドブロック)のシングルストリームMIMO送信のために複数のアンテナ上の電力出力を平衡させ得る。追加または代替として、送信機は、複数の逆マッピングされたプリコーディングされたデータブロックを生成するために、プリコーディングプロセス中に逆マッピングパラメータをデータブロックに適用することによって、データブロックのシングルストリームMIMO送信のために複数の送信アンテナ上の電力出力を平衡させ得る。いくつかの例では、逆マッピングパラメータは、仮想アンテナマッピング構成要素によって実装されたマッピングパラメータの逆数であり得る(図2参照)。したがって、本開示の態様によれば、データブロックをプリコーディングすることは、制約無しプリコーディング重みセットから複数のアンテナの各々のためのプリコーディング重みを選択することを含み得る(以下参照)。
図1は、本開示の様々な態様による、MIMOシステムにおける複数のアンテナを介して電力出力を平衡させるように構成された1つまたは複数の基地局105を含むワイヤレス通信システム100の一例である。基地局105の他に、システム100は、アクセスポイント(AP)120、モバイルデバイス115、およびコアネットワーク130を含み得る。本開示のいくつかの態様では、基地局105はマクロセル基地局と呼ばれることがあり、AP120はスモールセル基地局と呼ばれることがある。コアネットワーク130は、ユーザ認証、アクセス許可、追跡、インターネットプロトコル(IP)接続、および他のアクセス機能、ルーティング機能、またはモビリティ機能を提供し得る。基地局105は、バックホールリンク132(たとえば、S1など)を通じてコアネットワーク130とインターフェースする。基地局105およびAP120は、モバイルデバイス115との通信のための無線構成およびスケジューリングを実行し得るか、または基地局コントローラ(図示せず)の制御下で動作し得る。様々な例では、基地局105およびAP120は、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク134(たとえば、X2、オーバージエア(OTA)など)を介して、直接的または間接的(たとえば、コアネットワーク130を通じて)のいずれかで、互いに通信し得る。
基地局105およびAP120は、1つまたは複数のアンテナを介してモバイルデバイス115とワイヤレス通信し得る。上述のように、モバイルデバイス115は、場合によっては、ユーザ機器(UE)、または局(STA)として知られていることもある。基地局105およびAP120の各々は、それぞれの地理的カバレージエリア110に通信カバレージを提供し得る。いくつかの例では、基地局105は、トランシーバ基地局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードB、eノードB(eNB)、ホームノードB、ホームeノードB、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることがある。基地局105のための地理的カバレージエリア110-aおよびAP120のためのカバレージエリア110-bは、カバレージエリアの一部分のみを構成するセクタ(図示せず)に分割され得る。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプの基地局105およびAP120(たとえば、マクロセル基地局またはスモールセル基地局)を含み得る。異なる技術のための重複する地理的カバレージエリア110があり得る。
本開示の態様によれば、1つまたは複数の基地局105および/またはAP120は、ダウンリンクチャネル上でのデータ送信およびアップリンクチャネル上でのデータ受信のために使用され得る複数(NT個)のアンテナを備え得る。同様に、UE115は、アップリンクチャネル上でのデータ送信およびダウンリンクチャネル上でのデータ受信のために使用され得る複数(NR個)のアンテナを備え得る。各アンテナは、アンテナアレイおよび適切なビームフォーミングデバイスを備える物理アンテナおよび/または仮想アンテナであってもよい。MIMO送信は、基地局105におけるNT個の送信アンテナからUE115のNR個の受信アンテナに送られ得る。
いくつかの態様では、基地局105および/またはAP120は、すべてのスケジュールされたUE115についてデータソース(図示せず)からデータを受信し得る。したがって、基地局105は、UE115ごとにそのデータを処理(たとえば、フォーマット、符号化、インターリーブ、およびシンボルマッピング)し、データの変調シンボルであるデータシンボルを提供し得る。いくつかの例では、基地局105はまた、シグナリングを処理し、シグナリングの変調シンボルであるシグナリングシンボルを提供し得る。空間マッパーは、UE115によって/のために選択されたプリコーディング行列またはベクトルに基づいて、UE115ごとにデータシンボルをプリコーディングし、出力シンボルを提供し得る。いくつかの態様では、基地局105は、基地局105に関連付けられた複数のアンテナにわたって複数の電力増幅器(PA)の電力出力を平衡させるために、仮想アンテナマッピング(VAM)を利用し得る。
いくつかの態様では、UE115が(基地局105から受信された信号に少なくとも部分的に基づいて)基地局105に、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)によれば、シングルストリームMIMO送信のためのプリコーディング重みセットの制約に対応するPCIを提供するとき、本開示の態様は、プリコーディングされたデータブロックに仮想アンテナマッピングをバイパスするようにさせることによって、および/または、複数の逆マッピングされたプリコーディングされたデータブロックを生成するために、プリコーディングプロセス中に逆マッピングパラメータをデータブロックに適用することによってのいずれかで、シングルストリームMIMO送信のために複数のアンテナ上の電力出力を平衡させるように構成されたMIMO送信管理構成要素305(図2および図3参照)を実行する基地局105を含む。逆マッピングパラメータは、仮想アンテナマッピングによって引き起こされた電力不平衡をプロアクティブに調整するために、基地局105によって使用され得る。いくつかの態様では、UE115が基地局105から受信された信号を正常に復調することを可能にするために、UE115は、逆マッピングパラメータに基づいて、修正された仮想アンテナマッピングを通知される必要があり得る。いくつかの例では、仮想アンテナマッピング行列は、オーバーヘッドチャネル上で制御信号を使用して、基地局105とUE115との間で交換され得る。他の例では、選択された仮想アンテナマッピング行列は、ベンダー固有の選好に基づいて、UE115において事前構成され得る。
いくつかの態様では、UE115は、各々が通信リンク125を介した基地局105からUE115へのダウンリンクデータ送信に最良の性能(たとえば、スループット)を提供することができるそれぞれのPCI値に対応する、プリコーディング行列またはベクトルを周期的に決定し得る。たとえば、各送信時間間隔の間、UE115は、基地局105からUE115へのワイヤレスチャネルの応答を推定し得る。次いで、UE115は、異なる可能なプリコーディング行列およびベクトルに対応する異なる仮説の性能を評価し得る。たとえば、UE115は、変動するPCI値を使用して、デュアルストリームまたはシングルストリーム送信の送信のための全体的なスループットを決定し得る。その決定に基づいて、UE115はPCI値を選択し、PCI値を基地局105に送信し得る。いくつかの例では、本態様によれば、PCI値は3GPP規格によるプリコーディング重みセットの制約を示し得るが、本態様によれば、基地局105は代わりに制約無しプリコーディング重みセットからのプリコーディング重みを使用し得る。
制約無しプリコーディング重みセットは、3GPPによって課されるプリコーディング重みセットの制約を回避するプリコーディング重みのセットを含み得る。たとえば、制約無しプリコーディング重みセットは、プリコーディングMIMO重みW0、W1、W2およびW3を含み得る。プリコーディング重みは、基地局105からUE115に送信するための1つまたは複数のトランスポートブロックに適用され得る複数のプリコーディング行列および/またはベクトルを示し得る。いくつかの態様では、基地局105が複数のNT個のアンテナを介したトランスポートブロックのためのシングルストリームMIMO送信を選択したとき、3GPPは、電力増幅器の電力を平衡させるために、制限された重み選択を伴う(たとえば、W0およびW3は使用されない場合がある)仮想アンテナマッピング行列の採用を推奨する。しかしながら、本開示の態様は、そのようなプリコーディング重みセットの制約を課すことを回避し、基地局105による選択にすべてのプリコーディング重みを利用できるようにする。したがって、いくつかの例では、基地局105は、制限なしに制約無しプリコーディング重みセット(W0、W1、W2およびW3)からプリコーディング重みのうちの任意の1つまたは複数を選択することによって、データブロックをプリコーディングし得る。
いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、LTE/LTEアドバンスト(LTE-A)ネットワークなどのワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)を含む。LTE/LTE-Aネットワークでは、発展型ノードB(eNB)という用語は、一般に基地局105を表すために使用され得るが、ユーザ機器(UE)という用語は、一般にモバイルデバイス115を表すために使用され得る。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプのeNBが様々な地理的領域にカバレージを提供する異種LTE/LTE-Aネットワークを含み得る。ワイヤレス通信システム100はまた、いくつかの例では、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)をサポートし得る。WLANは、電気電子技術者協会(IEEE)802.11規格ファミリー(「Wi-Fi」)に基づいた技法を用いるネットワークであり得る。いくつかの例では、各eNBまたは基地局105およびAP120は、マクロセル、スモールセル、または他のタイプのセルに通信カバレージを提供し得る。「セル」という用語は、文脈に応じて、基地局、基地局に関連付けられたキャリアもしくはコンポーネントキャリア、またはキャリアもしくは基地局のカバレージエリア(たとえば、セクタなど)を表すために使用され得る3GPP用語である。
マクロセルは、一般に、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているモバイルデバイス115による制約の無いアクセスを可能にし得る。スモールセルは、マクロセルと比較すると、マクロセルと同じまたはマクロセルとは異なる(たとえば、認可、無認可など)周波数帯域で動作し得る低電力基地局である。スモールセルは、様々な例によるピコセル、フェムトセル、およびマイクロセルを含み得る。ピコセルは、たとえば、小さい地理的エリアをカバーし得、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているモバイルデバイス115による制約の無いアクセスを可能にし得る。フェムトセルも、小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーし得、フェムトセルとの関連を有するモバイルデバイス115(たとえば、限定加入者グループ(CSG)内のモバイルデバイス115、自宅内のユーザのためのモバイルデバイス115など)による限定アクセスを提供し得る。マクロセル用のeNBは、マクロeNBと呼ばれることがある。スモールセル用のeNBは、スモールセルeNB、ピコeNB、フェムトeNB、またはホームeNBと呼ばれることがある。eNBは、1つまたは複数(たとえば、2つ、3つ、4つなど)のセル(たとえば、コンポーネントキャリア)をサポートし得る。本開示のいくつかの態様では、基地局105はマクロセル基地局と呼ばれることがあり、AP120はスモールセル基地局と呼ばれることがある。
モバイルデバイス115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散され得、各モバイルデバイス115は固定またはモバイルであり得る。モバイルデバイス115はまた、ユーザ機器(UE)、移動局、加入者局、STA、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、もしくは何らかの他の適切な用語のものを含むか、または当業者によってこれらの用語で呼ばれる場合がある。モバイルデバイス115は、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。モバイルデバイスは、様々なタイプの基地局、およびマクロeNB、スモールセルeNB、中継基地局などを含むネットワーク機器と通信することが可能であり得る。いくつかの例では、デュアル無線UE115-aは、それぞれ、通信リンク125-aおよび125-bを介して、(WWAN無線機を使用して)基地局105および(WLAN無線機を使用して)AP120と同時に通信するように構成され得るWLAN無線機(図示せず)およびWWAN無線機(図示せず)を含み得る。
ワイヤレス通信システム100は、複数のセルまたはキャリア上の動作をサポートし得、この機能は、キャリアアグリゲーション(CA)またはマルチキャリア動作と呼ばれることがある。キャリアはまた、コンポーネントキャリア(CC)、レイヤ、チャネルなどと呼ばれることがある。「キャリア」、「コンポーネントキャリア」、「セル」、および「チャネル」という用語は、本明細書で互換的に使用され得る。モバイルデバイス115は、キャリアアグリゲーションのための複数のダウンリンクCCおよび1つまたは複数のアップリンクCCとともに構成され得る。キャリアアグリゲーションは、FDDコンポーネントキャリアとTDDコンポーネントキャリアの両方とともに使用され得る。
図2Aは、プリコーディングされたデータブロックに仮想アンテナマッピング構成要素220-aをバイパスさせることによって、シングルストリームMIMO送信のために複数の送信アンテナ240および250上の電力出力を平衡させるための送信機(たとえば、基地局105および/またはAP120)において実装されたMIMO送信管理構成要素305を有する、基地局105におけるMIMO送信システム202の一部の一例を示す。
いくつかの例では、MIMO送信システム202は、関連する部分において、マルチアンテナシステムにおける1つまたは複数のトランスポートブロック(たとえば、データブロックおよびオーバーヘッドブロック)を処理するための信号処理構成要素310(図3参照)を含み得る。たとえば、信号処理構成要素310は、複数のアンテナを介した高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS-PDSCH)215からUE115へのシングルストリーム送信のための1つまたは複数のデータブロックを処理するためのデータ処理構成要素315(図3参照)と、データチャネルに関連付けられた制御情報を含むプライマリ共通パイロットチャネル(P-CPICH)205、セカンダリ共通パイロットチャネル(S-CPICH)210、プライマリ共通制御物理チャネル(P-CCPCH)、または他のチャネル(個別におよびまとめて「オーバーヘッドチャネル」と呼ばれる)のうちの少なくとも1つを含み得る1つまたは複数のオーバーヘッドチャネルからの少なくとも1つのオーバーヘッドブロックを処理するための制御処理構成要素320(図3参照)とを含み得る。したがって、いくつかの態様では、データ処理構成要素315および制御処理構成要素320は、データソースから1つまたは複数のトランスポートブロックを受信し、コーディングされたデータを与えるために、データストリームに対して選択された特定のコーディング方式に基づいて、そのデータストリームごとにトラフィックデータをフォーマット、コーディング、およびインターリーブし得る。さらに、一態様では、信号処理構成要素310は、OFDM技法を使用して、パイロットデータでデータストリームごとにコーディングされたデータを多重化し得る。パイロットデータは、典型的には、既知の方法で処理される既知のデータパターンであり、チャネル応答を推定するために、受信機システムで使用され得る。次いで、多重化されたパイロットおよびデータストリームごとのコーディングされたデータは、変調シンボルを与えるために、そのデータストリームに対して選択された特定の変調方式(たとえば、BPSK、QSPK、M-PSK、またはM-QAM)に基づいて変調される(たとえば、シンボルマッピングされる)。さらに、一態様では、信号処理構成要素310は、トランスポートブロックの変調シンボルをVAM構成要素220および/またはMIMOプリコーダ230にそれぞれ転送し得る。
本開示の態様によれば、1つまたは複数のP-CPICH205、S-CPICH210および/または他のオーバーヘッドチャネルを表すデータは、複数のマッピングされたオーバーヘッドブロック206を生成するためにVAM構成要素220-aを通過し得、その後、複数のマッピングされたオーバーヘッドブロック206は、HS-PDSCH215のためのデータブロックをプリコーディングすることによって、MIMOプリコーダ230-aによって生成された複数のプリコーディングされたデータブロック208に加えられ212、それによって、各々が対応する数(たとえば、複数)の物理アンテナ240および250を介してUE115に送信するためのものである、変調シンボルの少なくとも2つの送信ストリームを形成し得る。いくつかの態様では、VAM構成要素220-aは、それぞれ第1のアンテナ240および第2のアンテナ250に関連付けられた第1の電力増幅器235と第2の電力増幅器245との間のオーバーヘッドブロックのための電力出力を平衡させるように構成され得る。
いくつかの例では、VAM構成要素220-aは、少なくとも1つのオーバーヘッドチャネルのための少なくとも1つのオーバーヘッドブロックを受信し得る。オーバーヘッドブロックは、データチャネル215に関連付けられた制御情報を含み得る。したがって、VAM構成要素220-aは、経路ごとにVAM行列222の1つまたは複数のVAM重みを利用して、オーバーヘッドチャネル(たとえば、P-CPICH205および/またはS-CPICH210、P-CCPCHなど)からのオーバーヘッドブロックを物理アンテナにマッピングし得る。VAM構成要素220-aは、たとえば、図1に関して説明したMIMOプリコーディング重みとは異なる4つのVAM重み(たとえば、P0、P1、P2、およびP3)の行列を含み得る。たとえば、VAM重みは、セルレベルで固定され、セルのすべての物理チャネルにわたって適用され得る。対照的に、MIMO重みは、MIMO UE115ごとに個別に選択され、特定のUE115のみに関連付けられた物理チャネルに適用され得る。したがって、いくつかの例では、VAM構成要素220-aは、電力増幅器235および245が1つまたは複数のマッピングされたオーバーヘッドブロック206をUE115に送信するために最適に使用されるように、VAM重みに関連付けられた位相係数および振幅係数を使用することによって、複数の経路ならびにアンテナ240および250にわたって電力を平衡させ得る。
追加または代替として、MIMOプリコーダ230-aは、複数のアンテナ240および250のうちのそれぞれ1つを介して送信するための複数のプリコーディングされたデータブロック208を生成するために、HS-PDSCH215のためのデータブロックをプリコーディングするように構成され得る。いくつかの例では、データブロックをプリコーディングすることは、制約無しプリコーディング重みセット224から複数のアンテナの各々のためのプリコーディング重みを選択することを含み得る。上記で説明したように、制約無しプリコーディング重みセット224は、3GPPによって課されるプリコーディング重みセットの制約を回避するプリコーディング重みのセットを含み得る(たとえば、UEからのPCIが制限されたセットを示す場合でも、基地局は完全なセットを利用し得る)。たとえば、制約無しプリコーディング重みセット224は、プリコーディング重みW0、W1、W2およびW3を含み得る。一般に、基地局105が複数のNT個のアンテナを介したトランスポートブロックのためのシングルストリーム送信を選択したとき、3GPPは、複数のアンテナのための電力を平衡させるために、制限された重み選択を伴う(たとえば、W0およびW3は使用されない場合がある)仮想アンテナマッピング行列の採用を推奨する。しかしながら、本開示の態様は、そのようなプリコーディング重みセットの制約を課すことを回避し、MIMOシステムにおけるシングルストリーム送信の間、基地局105による選択にすべてのプリコーディング重みを利用できるようにする。したがって、いくつかの例では、MIMOプリコーダ230-aは、制限なしに制約無しプリコーディング重みセット224(W0、W1、W2およびW3)からプリコーディング重みのうちのいずれか1つを選択することによって、データブロックをプリコーディングし得る。いくつかの態様では、プリコーディング重みは、3GPP(TS 25.214参照)で定義されたMIMO送信チェーンの一部として使用され、基地局105による送信ごとに個別に選択され得る。
したがって、いくつかの態様では、複数のマッピングされたオーバーヘッドブロック206は、第1のアンテナ240および第2のアンテナ250を介した送信のために第1の電力増幅器235および第2の電力増幅器245に転送される前に、それぞれの複数のプリコーディングされたデータブロック208に加えられ212得る。しかしながら、図2Aに示すように、複数のプリコーディングされたデータブロック208は、それぞれのマッピングされたオーバーヘッドブロック206に加えられる212前に、VAM構成要素220-aをバイパスする。プリコーディングされたデータブロック208がVAM構成要素220-aをバイパスすることを可能にすることによって、MIMO送信システム202のMIMO送信管理構成要素305のこの構成は、複数のアンテナ240および250を介した平衡された電力出力に支障を来すことなしに、3GPPによって課されるプリコーディング重みセットの制約に制限されない場合がある。
追加または代替として、図2Bは、複数の逆マッピングされたプリコーディングされたデータブロックを生成するために、プリコーディングプロセス中に逆マッピングパラメータ226をデータブロックに適用することによって、シングルストリームMIMO送信のために複数の送信アンテナ240および250上の電力出力を平衡させるための送信機(たとえば、基地局105および/またはAP120)において実装されたMIMO送信管理構成要素305を有する、基地局105におけるMIMO送信システム204の別の例を示す。
上記で説明したように、いくつかの例では、MIMO送信システム204はまた、マルチアンテナシステムにおける1つまたは複数のトランスポートブロック(たとえば、データブロックおよびオーバーヘッドブロック)を処理するための信号処理構成要素(図示せず)を含み得る。たとえば、信号処理構成要素は、複数のアンテナを介したHS-PDSCH215からUE115へのシングルストリーム送信のための1つまたは複数のデータブロックを処理するためのデータ処理構成要素315(図3参照)と、データチャネルHS-PDSCH215に関連付けられた制御情報を含む1つまたは複数のオーバーヘッドチャネル(たとえば、P-CPICH205、S-CPICH210、P-CCPCHなど)からの少なくとも1つのオーバーヘッドブロックを処理するための制御処理構成要素320(図3参照)とを含み得る。したがって、いくつかの態様では、データ処理構成要素315および制御処理構成要素320は、データソースから1つまたは複数のトランスポートブロックを受信し、トランスポートブロックをVAM構成要素220および/またはMIMOプリコーダ230にそれぞれ転送し得る。
本開示の態様によれば、HS-PDSCH215に関連付けられたデータブロックは、制約無しプリコーディング重みセット224から複数のアンテナ240および250の各々のためのプリコーディング重みを適用することによって、MIMOプリコーダ230-bによってプリコーディングされ得る。追加または代替として、MIMOプリコーダ230-bは、仮想アンテナマッピングから生じ得る電力不平衡をプロアクティブに調整するために、プリコーディング中に逆マッピングパラメータ226を適用し得る。いくつかの態様では、逆マッピングパラメータ226は、基地局105とUE115との間で事前定義され得る。他の例では、逆マッピングパラメータ226は、UE115から受信されたフィードバックに基づいて、動的に調整され得る。たとえば、UE115から受信された情報に基づいて、基地局105のMIMOプリコーダ230-bは、複数のアンテナ240および250を介したシングルストリーム送信の平衡された出力を保証するために、逆マッピングパラメータ226を調整し得る。
その後、オーバーヘッドチャネル(たとえば、P-CPICH205、S-CPICH210、P-CCPCHなど)に関連付けられたオーバーヘッドブロック211は、VAM構成要素220-bにおける仮想アンテナマッピングをオーバーヘッドブロック211と逆マッピングされたプリコーディングされたデータブロック209の両方に適用する前に、HS-PDSCH215に関連付けられたそれぞれの逆マッピングされたプリコーディングされたデータブロック209に加えられ212得る。VAM構成要素220-bは、経路ごとにVAM行列222の1つまたは複数のVAM重みを利用して、1つまたは複数のトランスポートブロック(たとえば、オーバーヘッドブロックおよびデータブロック)を物理アンテナ240および250にマッピングし得る。したがって、MIMO送信システム204のこの構成は、逆マッピングパラメータ226を適用するためのMIMOプリコーダ230-bと、電力増幅器235および245が1つまたは複数のトランスポートブロックをUE115に送信するために最適に使用されるように、VAM行列222のVAM重みに関連付けられた位相係数および振幅係数を使用することによって複数の経路ならびにアンテナ240および250にわたって電力出力を平衡させるために、仮想アンテナマッピングを適用するためのVAM構成要素220-bとを含むMIMO送信管理構成要素305を備える。
図3は、本開示の態様を実行するように構成されたMIMO送信管理構成要素305を備える基地局105のブロック図300を示す。MIMO送信管理構成要素305(およびその副構成要素のいずれか)は、1つもしくは複数の特別にプログラムされたプロセッサモジュールにおいてなど、ハードウェアにおいて、あるいはコンピュータ可読媒体に記憶され、プロセッサによって実行可能な1つもしくは複数のコンピュータ実行可能コードとしてのソフトウェア、またはそれらの何らかの組合せ(たとえば、ファームウェア)において実装され得る。
いくつかの例では、MIMO送信管理構成要素305は、マルチアンテナシステムにおける1つまたは複数のトランスポートブロック(たとえば、データブロックおよびオーバーヘッドブロック)を処理するための信号処理構成要素310と通信して動作し得る。たとえば、信号処理構成要素310は、複数のアンテナを介したUE115へのシングルストリーム送信のための1つまたは複数のデータブロックを処理するためのデータ処理構成要素315と、データチャネルに関連付けられた制御情報を含むオーバーヘッドチャネルのための少なくとも1つのオーバーヘッドブロックを処理するための制御処理構成要素320とを含み得る。データ処理構成要素315および制御処理構成要素320は、図2を参照しながら説明したデータ処理構成要素および制御処理構成要素の一例であり得る。
追加または代替として、MIMO送信管理構成要素305は、各々が基地局105における複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介して送信するためのものである、複数のプリコーディングされたデータブロックを生成するために、データブロックをプリコーディングするためのMIMOプリコーダ230を含み得る。いくつかの例では、プリコーディングすることは、制約無し重みセットから複数のアンテナの各々のためのプリコーディング重みを選択することを含み得る(上記参照)。他の代替例では、MIMOプリコーダ230は、複数の逆マッピングされたプリコーディングされたデータブロックを生成するために、プリコーディング中に逆マッピングパラメータ226をデータブロックに適用するか、またはプリコーディングの後に複数のプリコーディングされたデータブロックの各々に適用し得る。逆マッピングパラメータ226は、マッピングパラメータの逆数であり得る。いくつかの態様では、MIMOプリコーダ230は、制約無しプリコーディング重みセット224を含み得る。制約無しプリコーディング重みセット224は、シングルストリームMIMO送信のための受信されたPCIに関連付けられた、3GPPによって課されるプリコーディング重みセットの制約を回避するプリコーディング重みのセットを含み得る。
またさらなる例では、MIMO送信管理構成要素305は、仮想アンテナマッピング構成要素220を含み得る。仮想アンテナマッピング構成要素220は、図2Aおよび図2Bを参照しながら説明したVAM構成要素220の一例であり得る。仮想アンテナマッピング構成要素220は、仮想アンテナマッピングを少なくとも1つのオーバーヘッドチャネルのための少なくとも1つのオーバーヘッドブロックに適用し得る。いくつかの例では、オーバーヘッドブロックは、データチャネルに関連付けられた制御情報を含み得る。追加または代替として、仮想アンテナマッピング構成要素220は、複数の逆マッピングされたプリコーディングされたデータブロックを生成するために、仮想アンテナマッピングを、複数の逆マッピングされたプリコーディングされたデータブロックを含む複数のプリコーディングされたデータブロックに適用し得る。
いくつかの態様では、少なくとも1つのオーバーヘッドチャネルは、基地局105に関連付けられた共通パイロットチャネル(CPICH)を含み得る。CPICHは、プライマリ共通パイロットチャネル(P-CPICH)またはセカンダリ共通パイロットチャネル(S-CPICH)のうちの少なくとも1つを含み得る。少なくとも1つのオーバーヘッドチャネルは加えて、制御情報に関連付けられたP-CCPCHまたは他のチャネルを含み得る。データチャネルは、高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS-PDSCH)を含み得る。
またさらなる例では、MIMO送信管理構成要素305は、データブロックおよびオーバーヘッドブロックの送信のために複数のアンテナの電力出力を平衡させるための平衡構成340を含み得る。いくつかの態様では、平衡構成340は、図2Aおよび図2Bに示すように、VAM構成要素220-aまたは220-bとMIMOプリコーダ230-aまたは230-bの相対的な構造を、それらのそれぞれの入力データストリームおよび出力データストリームのルーティングと組み合わせて表し得る。たとえば、平衡構成340は、複数のプリコーディングされたデータブロックに、仮想アンテナマッピング構成要素220に関連付けられた仮想アンテナマッピングをバイパスするようにさせることによって、電力出力を平衡させ得る。他の例では、平衡構成340は、仮想アンテナマッピングを複数の逆マッピングされたプリコーディングされたデータブロックに適用することによって、仮想アンテナマッピング構成要素220によって後で処理される複数の逆マッピングされたプリコーディングされたデータブロックを生成するために、プリコーディング中に逆マッピングパラメータ226をデータブロックに適用することによって、複数のアンテナの電力出力を平衡させ得る。
図4は、本開示の態様による、マルチアンテナワイヤレス通信デバイスにおける電力平衡のための方法400の一例を概念的に示すフローチャートである。明快のために、図1〜図3を参照しながら説明した基地局105および/またはアクセスポイント120のうちの1つに関して、方法400について以下で説明する。
ブロック405において、方法400は、基地局において、UE115へのデータチャネルのシングルストリーム送信のためのデータブロックを受信することを含み得る。ブロック405の態様は、図1〜図3を参照しながら説明した基地局105または信号処理構成要素310および/またはMIMO送信管理構成要素305によって実行され得る。いくつかの例では、信号処理構成要素310のデータ処理構成要素315は、高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS-PDSCH)に関連付けられた1つまたは複数のデータブロックを受信し、データを処理し、変調シンボルの形態のデータブロックを処理のためにMIMOプリコーダ230に転送し得る。代替的に、別の例では、MIMO送信管理構成要素305のMIMOプリコーダ230は、たとえば、信号処理構成要素310から、変調シンボルの形態のデータブロックを受信し得る。
ブロック410において、方法400は、各々が基地局における複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介して送信するためのものである、複数のプリコーディングされたデータブロックを生成するために、データブロックをプリコーディングすることを含み得る。いくつかの例では、たとえば、基地局105またはMIMO送信管理構成要素305またはMIMOプリコーダ230は、データブロックをプリコーディングし得、このことは、制約無しプリコーディング重みセットから複数のアンテナの各々のためのプリコーディング重みを選択することを含み得る。制約無しプリコーディング重みセットは、3GPPによって課されるプリコーディング重みセットの制約を回避するプリコーディング重みのセットを含み得る。したがって、いくつかの例では、MIMOプリコーダ230は、制限なしに制約無しプリコーディング重みセットからプリコーディング重みのうちのいずれか1つを選択することによって、データブロックをプリコーディングし、複数のプリコーディングされたデータブロックを生成し得る。追加または代替として、MIMOプリコーダ230は、ブロック410において、仮想アンテナマッピングから生じ得る電力不平衡をプロアクティブに調整するために、プリコーディングプロセス中に逆マッピングパラメータを適用することによって、HS-PDSCHに関連付けられたデータブロックをプリコーディングし得る。逆マッピングパラメータを適用することを含む、MIMO送信管理構成要素305の構成に関連付けられたアクションについて、図5Bを参照しながら以下でより詳細に説明する。
ブロック415において、方法400は、データブロックの送信のために複数のアンテナ上の電力出力を平衡させることを含み得る。1つの例示的な構成では、基地局105またはMIMO送信管理構成要素305は、図2Aの構造に示すように、複数のプリコーディングされたデータブロックに仮想アンテナマッピングをバイパスするようにさせることによって、複数のアンテナ上の電力出力を平衡させ得る。仮想アンテナマッピングをバイパスすることを含む、MIMO送信管理構成要素305の構成に関連付けられたアクションについて、図5Aを参照しながら以下でより詳細に説明する。別の例では、電力出力を平衡させることは、図2Bの構造に示すように、複数の逆マッピングされたプリコーディングされたデータブロックを生成するために、データブロックのプリコーディング中に逆マッピングパラメータを適用することを含み得る。上述のように、逆マッピングパラメータを適用することを含む、MIMO送信管理構成要素305の構成に関連付けられたアクションについて、図5Bを参照しながら以下でより詳細に説明する。
ブロック420において、方法400は、適用可能である場合、複数のアンテナを介してデータブロックおよび/またはオーバーヘッドブロックをUEに送信することを含み得る。ブロック420の態様は、図1〜図3および図6を参照しながら説明したように、基地局105またはMIMO送信管理構成要素305によって実行され得る。いくつかの態様では、たとえば、MIMO送信管理構成要素305の構成が仮想アンテナマッピングをバイパスすることを含む場合、データブロックおよび/またはオーバーヘッドブロックを送信することは、仮想アンテナマッピングをバイパスした後の複数のプリコーディングされたデータブロックのうちのそれぞれ1つと、複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介した複数のマッピングされたオーバーヘッドブロックのうちのそれぞれ1つとを加えたものを送信することを含み得る。他の態様では、たとえば、MIMO送信管理構成要素305の構成が逆マッピングパラメータを適用することを含む場合、送信することは、仮想アンテナマッピングを適用した後の複数のプリコーディングされたデータブロックのうちのそれぞれ1つと、複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介した複数のマッピングされたオーバーヘッドブロックのうちのそれぞれ1つとを加えたものを送信することを含み得る。
図5Aは、本開示の態様による、プリコーディングされたデータブロックに仮想アンテナマッピングをバイパスするようにさせることによって、シングルストリームMIMO送信のために複数の送信アンテナ上の電力出力を平衡させる方法502の一例を概念的に示すフローチャートである。明快のために、図1〜図3を参照しながら説明した基地局105および/またはアクセスポイント120のうちの1つに関して、方法502について以下で説明する。図5Aの方法502は、たとえば、MIMO送信管理構成要素305の構成が仮想アンテナマッピングをバイパスすることを含む、図4の方法400のある構成特有の実装形態について説明したものである。
ブロック505において、方法502は、基地局において、UEへのデータチャネルのシングルストリーム送信のためのデータブロックを受信することを含み得る。ブロック505の態様は、図4のブロック405に関して上記で説明したように実行され得る。
ブロック510において、方法502は、基地局において、データチャネルに関連付けられた少なくとも1つのオーバーヘッドチャネルのための少なくとも1つのオーバーヘッドブロックを受信することを含み得る。ブロック510の態様は、図2Aおよび図3を参照しながら説明したように、基地局105または信号処理構成要素310および/または制御処理構成要素320および/またはMIMO送信管理構成要素305によって実行され得る。一態様では、たとえば、信号処理構成要素310の制御処理構成要素320は、データチャネルに関連付けられた制御情報を含む1つまたは複数のプライマリ共通パイロットチャネル(P-CPICH)205および/またはセカンダリ共通パイロットチャネル(S-CPICH)210(個別におよびまとめて「オーバーヘッドチャネル」と呼ばれる)から少なくとも1つのオーバーヘッドブロックを受信し、制御情報を処理し、変調シンボルの形態の制御情報を処理のためにMIMO送信管理構成要素305のVAM構成要素220-aに転送し得る。代替的に、別の例では、MIMO送信管理構成要素305のVAM構成要素220-aは、たとえば、信号処理構成要素310から、変調シンボルの形態の制御情報を受信し得る。
ブロック515において、方法502は、各々が基地局における複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介して送信するためのものである、複数のプリコーディングされたデータブロックを生成するために、データブロックをプリコーディングすることを含み得る。いくつかの例では、基地局105またはMIMO送信管理構成要素305またはMIMOプリコーダ230-aは、データブロックをプリコーディングするように構成され得、このことは、図4のブロック410に関しておよび本明細書の他の場所で説明したように、制約無しプリコーディング重みセットから複数のアンテナの各々のためのプリコーディング重みを選択することを含み得る。
ブロック520において、方法502は、各々が複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介してUEに送信するためのものである、複数のマッピングされたオーバーヘッドブロックを生成するために、仮想アンテナマッピングを少なくとも1つのオーバーヘッドブロックに適用することを含み得る。ブロック520の態様は、図3を参照しながら説明した基地局105またはMIMO送信管理構成要素305または仮想アンテナマッピング(VAM)構成要素220-aによって実行され得る。たとえば、VAM構成要素220-aは、経路ごとにVAM行列222の1つまたは複数のVAM重みを利用して、P-CPICH205および/またはS-CPICH210からのオーバーヘッドブロックを物理アンテナにマッピングし得る。
ブロック525において、方法502は、データブロックの送信のために複数のアンテナ上の電力出力を平衡させることを含み得る。一態様では、基地局105またはMIMO送信管理構成要素305は、図2Aの構造に示すように、MIMOプリコーダ230-aからの複数のプリコーディングされたデータブロックが仮想アンテナマッピングをバイパスするような構成にセットアップされることなどによって、複数のアンテナ上の電力出力を平衡させるように構成され得る。
ブロック530において、方法502は、適用可能である場合、複数のアンテナを介してデータブロックおよび/またはオーバーヘッドブロックをUEに送信することを含み得る。ブロック530の態様は、図4のブロック420を参照しながら、かつ図1〜図3および図6をさらに参照しながら説明した基地局105またはMIMO送信管理構成要素305によって実行され得る。いくつかの態様では、基地局105またはMIMO送信管理構成要素305は、仮想アンテナマッピングをバイパスした後の複数のプリコーディングされたデータブロックのうちのそれぞれ1つと、複数のアンテナ、たとえば、アンテナ240および250のうちのそれぞれ1つを介した複数のマッピングされたオーバーヘッドブロックのうちのそれぞれ1つとを加えたものを送信することによって、データブロックおよび/またはオーバーヘッドブロックをUE115に送信し得る。
したがって、図2Aを参照する一態様では、複数のマッピングされたオーバーヘッドブロック206は、第1のアンテナ240および第2のアンテナ250を介した送信のために第1の電力増幅器235および第2の電力増幅器245に転送される前に、それぞれの複数のプリコーディングされたデータブロック208に加えられ212得る。しかしながら、図2Aに示すように、複数のプリコーディングされたデータブロック208は、それぞれのマッピングされたオーバーヘッドブロック206に加えられる212前に、VAM構成要素220-aをバイパスする。プリコーディングされたデータブロック208がVAM構成要素220-aをバイパスすることを可能にすることによって、MIMO送信システム202のこの構成は、複数のアンテナ240および250を介した平衡された電力出力に支障を来すことなしに、3GPPによって課されるプリコーディング重みセットの制約に制限されない場合がある。
図5Bは、本開示の様々な態様による、プリコーディングプロセス中に逆マッピングパラメータをデータブロックに適用することによって、シングルストリームMIMO送信のために複数の送信アンテナ上の電力出力を平衡させるためのワイヤレス通信の方法504の別の例を概念的に示すフローチャートである。明快のために、図1〜図3を参照しながら説明した基地局105および/またはアクセスポイント120のうちの1つに関して、方法504について以下で説明する。いくつかの例では、ブロック505〜515は、図5Aを参照しながら説明したブロックと同様であってもよい。また、図5Bの方法504は、たとえば、MIMO送信管理構成要素305の構成がプリコーディングプロセス中に逆マッピングパラメータを適用することを含む、図4の方法400のある構成特有の実装形態について説明したものである。
ブロック505において、方法504は、基地局において、UEへのデータチャネルのシングルストリーム送信のためのデータブロックを受信することを含み得る。ブロック505の態様は、図4のブロック405に関して上記で説明したように実行され得る。
ブロック510において、方法504は、基地局において、データチャネルに関連付けられた少なくとも1つのオーバーヘッドチャネルのための少なくとも1つのオーバーヘッドブロックを受信することを含み得る。ブロック510の態様は、たとえば、制御情報を処理のためにVAM構成要素220-bに転送することに関して、特に図2Bの構造を参照する以外は、図5Aのブロック510に関して上記で説明したのと同様の方法で実行され得る。
ブロック515において、方法504は、各々が基地局105における複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介して送信するためのものである、複数のプリコーディングされたデータブロックを生成するために、データブロックをプリコーディングし得る。データブロックをプリコーディングすることは、制約無しプリコーディング重みセットから複数のアンテナの各々のためのプリコーディング重みを選択することを含み得る。ブロック515の態様は、図2Bを参照しながら説明したMIMO送信管理構成要素305またはMIMOプリコーダ230-bによって実行され得る。
ブロック535において、方法504は、複数の逆マッピングされたプリコーディングされたデータブロックを生成するために、プリコーディング中に逆マッピングパラメータをデータブロックに適用するか、または複数のプリコーディングされたデータブロックの各々に適用し得る。いくつかの例では、MIMO送信管理構成要素305またはMIMOプリコーダ230-bは、VAM構成要素220-bによって実行された仮想アンテナマッピングから生じ得る電力不平衡をプロアクティブに調整するために、プリコーディング中またはプリコーディング後に逆マッピングパラメータ226を適用し得る。いくつかの態様では、逆マッピングパラメータ226は、基地局105とUE115との間で事前定義され得る。他の例では、逆マッピングパラメータ226は、UE115から受信されたフィードバックに基づいて、動的に調整され得る。たとえば、UE115から受信された情報に基づいて、基地局105のMIMOプリコーダ230-bは、複数のアンテナ240および250を介したシングルストリーム送信の平衡された出力を保証するために、逆マッピングパラメータ226を調整し得る。
ブロック540において、方法504は、各々が複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介してUE115に送信するためのものである、複数のマッピングされたオーバーヘッドブロックを生成するために、仮想アンテナマッピングを少なくとも1つのオーバーヘッドブロックに適用し得る。ブロック540の態様は、図2Bおよび図3を参照しながら説明したMIMO送信管理構成要素305または仮想アンテナマッピング構成要素220-bによって実行され得る。VAM構成要素220-bは、経路ごとにVAM行列222の1つまたは複数のVAM重みを利用して、オーバーヘッドブロックを物理アンテナ240および250にマッピングし得る。
ブロック545において、方法504は、仮想アンテナマッピングを複数の逆マッピングされたプリコーディングされたデータブロックに適用し得る。ブロック545の態様は、図2Bまたは図3を参照しながら説明したMIMO送信管理構成要素305または仮想アンテナマッピング構成要素220によって実行され得る。いくつかの例では、VAM構成要素220-bは、経路ごとにVAM行列222の1つまたは複数のVAM重みを利用することによって、逆マッピングされたプリコーディングされたデータブロックを物理アンテナ240および250にマッピングし得る。
ブロック550において、方法504は、複数のアンテナを介してデータブロックおよびオーバーヘッドブロックをUEに送信し得る。ブロック550の態様は、図2B、図3および図6を参照しながら説明したように、MIMO送信管理構成要素305によって実行され得る。MIMO送信管理構成要素305のこの構成では、データブロックおよび/またはオーバーヘッドブロックを送信することは、仮想アンテナマッピングを適用した後の複数の逆マッピングされたプリコーディングされたデータブロックのうちのそれぞれ1つと、複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介した複数のマッピングされたオーバーヘッドブロックのうちのそれぞれ1つとを加えたものを送信することを含み得る。
図6は、データを送信または受信することに関して上記で説明した構成要素と比較していくつかの追加の構成要素を含む、アクセスネットワーク中のUE115と通信している基地局105のブロック図である。いくつかの例では、コントローラ/プロセッサ675は、MIMO送信管理構成要素305と共同して、UE115への複数のアンテナにわたる出力電力を平衡させることを担い得る。MIMO送信管理構成要素305について、たとえば、少なくとも図1〜図5Bを参照しながら説明し、これは本開示の様々な態様を実装するように構成される。
いくつかの例では、1つまたは複数のオーバーヘッドブロックおよび/またはデータブロック(制御/データ信号)は、信号処理構成要素310によって受信および処理され得、対応する変調シンボルは、MIMO送信管理構成要素305に渡され得る。たとえば、MIMO送信管理構成要素305は、オーバーヘッドチャネルのためのデータを供給するデータソースから1つまたは複数のオーバーヘッドブロックのための変調シンボルを受信し得る。追加または代替として、MIMO送信管理構成要素305は、データチャネルのためのデータを供給するデータソースなどから、図2〜図3に示すように、データチャネルに関連付けられた1つまたは複数のデータブロックのための変調シンボルを受信し得る。一態様では、図2Aおよび図2Bを参照しながら説明したように、信号処理構成要素310は、処理のためにオーバーヘッドブロックおよび/またはデータブロックを受信するためのデータ処理構成要素315および制御処理構成要素320を含み得、MIMO送信管理構成要素305は、UE115への複数のアンテナにわたる出力電力を平衡させるMIMO関連の処理向けに構成され得る。
いくつかの例では、MIMO送信管理構成要素305はまた、仮想アンテナマッピングをトランスポートブロックに適用するためのVAM構成要素220を含み得る。MIMO送信管理構成要素305は加えて、制約無しプリコーディング重みセットからの複数のアンテナの各々のためのプリコーディング重みを用いてデータブロックをプリコーディングするためのMIMOプリコーダ230を含み得る(上記参照)。MIMO送信管理構成要素305は別個のモジュールとして示されているが、MIMO送信管理構成要素305の機能の一部またはすべてはコントローラ/プロセッサ675によって実行され得ることを諒解されたい。
MIMO送信管理構成要素305は、複数のアンテナを介してトランスポートブロック(たとえば、データブロックおよびオーバーヘッドブロック)をUE115に送信することを担い得る。いくつかの態様では、送信することは、仮想アンテナマッピングをバイパスした後の複数のプリコーディングされたデータブロックのうちのそれぞれ1つと、複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介した複数のマッピングされたオーバーヘッドブロックのうちのそれぞれ1つとを加えたものを送信することを含む。他の例では、送信することは、仮想アンテナマッピングを適用した後の複数のプリコーディングされたデータブロックのうちのそれぞれ1つと、複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介した複数のマッピングされたオーバーヘッドブロックのうちのそれぞれ1つとを加えたものを送信することを含む。
いくつかの例では、信号処理構成要素310および/またはMIMO送信管理構成要素305は加えて、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)の様々な信号処理機能を実装し得ることに留意されたい。信号処理機能は、UE115における前方誤り訂正(FEC)を容易にするためのコーディングおよびインターリービング、ならびに様々な変調方式(たとえば、2位相偏移変調(BPSK)、4位相偏移変調(QPSK)、M位相偏移変調(M-PSK)、M直交振幅変調(M-QAM))に基づいた信号コンスタレーションへのマッピングを含む。次いで、コーディングされ変調されたシンボルは、並列ストリームに分割される。次いで、各ストリームはOFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域で基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで、逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して一緒に結合されて、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成する。OFDMストリームは、空間的にプリコーディングされて、複数の空間ストリームを生成する。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE115によって送信された基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。次いで、各空間ストリームは、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に与えられ得る。各送信機618TXは、送信のためのそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調し得る。
UE115において、各受信機654RXは、そのそれぞれのアンテナ652を通じて信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報を受信(RX)プロセッサ656に与える。RXプロセッサ656は、L1レイヤの様々な信号処理機能を実装する。RXプロセッサ656は、情報に対して空間処理を実行して、UE115に宛てられた任意の空間ストリームを復元し得る。複数の空間ストリームがUE115に宛てられた場合、それらは、RXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームに結合され得る。次いで、RXプロセッサ656は、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、OFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別個のOFDMシンボルストリームを含む。各サブキャリア上のシンボル、および基準信号は、基地局105によって送信された最も可能性の高い信号コンスタレーションポイントを決定することによって、復元および復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器658によって計算されたチャネル推定値に基づき得る。次いで、軟判定は、復号およびデインターリーブされて、物理チャネル上で基地局105によって最初に送信されたデータおよび制御信号を復元する。次いで、データおよび制御信号は、コントローラ/プロセッサ659に与えられる。
コントローラ/プロセッサ659は、L2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ659は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ660に関連付けられ得る。メモリ660は、コンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ659は、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再アセンブリ、解読、ヘッダ解凍、制御信号処理を行って、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元する。次いで、上位レイヤパケットは、データシンク662に与えられ、データシンク662は、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。様々な制御信号も、L3処理のためにデータシンク662に与えられ得る。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作をサポートするために、確認応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用する誤り検出を担う。
ULでは、データソース667は、上位レイヤパケットをコントローラ/プロセッサ659に与えるために使用される。データソース667は、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。基地局105によるDL送信に関して説明した機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、ヘッダ圧縮、暗号化、パケットのセグメント化および並べ替え、ならびに、基地局105による無線リソース割振りに基づいた論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作、失われたパケットの再送信、および基地局105へのシグナリングを担う。
基地局105によって送信された基準信号またはフィードバックからチャネル推定器658によって導出されたチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調方式を選択し、空間処理を容易にするために、TXプロセッサ668によって使用され得る。TXプロセッサ668によって生成された空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に与えられ得る。各送信機654TXは、送信のためのそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調し得る。
UL送信は、UE115における受信機機能に関して説明した方法と同様の方法で基地局105において処理される。各受信機618RXは、そのそれぞれのアンテナ620を通じて信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報をRXプロセッサ670に与える。RXプロセッサ670は、L1レイヤを実装し得る。
コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ676に関連付けられ得る。メモリ676は、コンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ675は、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再アセンブリ、暗号化解除、ヘッダ圧縮解除、制御信号処理を行って、UE115からの上位レイヤパケットを復元する。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットは、コアネットワークに与えられ得る。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作をサポートするために、ACKおよび/またはNACKプロトコルを使用する誤り検出を担う。
添付の図面に関して上記に記載した発明を実施するための形態は、例示的な実施形態について説明するものであり、実装され得る、または特許請求の範囲内にあるすべての実施形態を表すものではない。本明細書で使用する「例示的」という用語は、「例、事例、または例示として役立つ」ことを意味し、「好ましい」または「他の実施形態よりも有利な」を意味するものではない。発明を実施するための形態は、説明した技法の理解を与えるための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実践され得る。場合によっては、よく知られている構造およびデバイスは、説明した実施形態の概念を曖昧にするのを回避するために、ブロック図の形態で示されている。
情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光場または光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表され得る。
本明細書の開示に関して説明した様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、FPGAもしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)として実装され得る。
本明細書で説明する機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せにおいて実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアにおいて実装された場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態は、本開示および添付の特許請求の範囲の範囲内にある。たとえば、ソフトウェアの性質により、上記で説明した機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのいずれかの組合せを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が異なる物理的ロケーションにおいて実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に位置していてもよい。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用する場合、項目のリスト(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」または「のうちの1つまたは複数」などの句で終わる項目のリスト)で使用される「または」は、たとえば、A、B、またはCのうちの少なくとも1つのリストがAまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するように、包含的リストを示す。
コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、コンパクトディスク(CD)ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送もしくは記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続も適切にコンピュータ可読媒体と呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピーディスクおよびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)はレーザーを用いてデータを光学的に再生する。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
本開示の上記の説明は、当業者が本開示を作製または使用することを可能にするために提供される。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義する一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は本明細書で説明する例および設計に限定されるべきではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
本明細書で説明する技法は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)システム、および他のシステムなどの様々なワイヤレス通信システムに使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS-2000規格、IS-95規格、およびIS-856規格をカバーする。IS-2000リリース0およびAは、通常、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS-856(TIA-856)は、通常、CDMA2000 1xEV-DO、高速パケットデータ(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形態を含む。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E-UTRA)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDMなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE-UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE-A)は、E-UTRAを使用するユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の新しいリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-A、およびモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))は、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上述のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術に使用され得る。ただし、上記の説明では
、例としてLTEシステムについて説明し、上記の説明の大部分においてLTE用語が使用されるが、本技法はLTE適用例以外に適用可能である。
100 ワイヤレス通信システム
105 基地局
110、110-a、110-b 地理的カバレージエリア
115 UE
115-a デュアル無線UE
120 アクセスポイント、AP
125、125-a、125-b 通信リンク
130 コアネットワーク
132 バックホールリンク
134 バックホールリンク
202 MIMO送信システム
204 MIMO送信システム
205 P-CPICH
206 オーバーヘッドブロック
208 プリコーディングされたデータブロック
209 逆マッピングされたプリコーディングされたデータブロック
210 S-CPICH
211 オーバーヘッドブロック
215 高速物理ダウンリンク共有チャネル、HS-PDSCH、データチャネル、データチャネルHS-PDSCH
220、220-a、220-b 仮想アンテナマッピング構成要素、VAM構成要素
222 VAM行列
224 制約無しプリコーディング重みセット
226 逆マッピングパラメータ
230、230-a、230-b MIMOプリコーダ
235 第1の電力増幅器
240 アンテナ
245 第2の電力増幅器
250 アンテナ
300 ブロック図
305 MIMO送信管理構成要素
310 信号処理構成要素
315 データ処理構成要素
320 制御処理構成要素
340 平衡構成
400 方法
502 方法
504 方法
618TX 送信機
618RX 受信機
620 アンテナ
652 アンテナ
654TX 送信機
654RX 受信機
656 受信(RX)プロセッサ、RXプロセッサ
658 チャネル推定器
659 コントローラ/プロセッサ
660 メモリ
662 データシンク
667 データソース
668 TXプロセッサ
670 RXプロセッサ
674 チャネル推定器
675 コントローラ/プロセッサ
676 メモリ

Claims (30)

  1. マルチアンテナワイヤレス通信デバイスにおける送信電力平衡の方法であって、
    基地局において、ユーザ機器(UE)へのデータチャネルのシングルストリーム送信のためのデータブロックを受信するステップと、
    各々が前記基地局における複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介して送信するためのものである、複数のプリコーディングされたデータブロックを生成するために、前記データブロックをプリコーディングするステップであって、制約無しプリコーディング重みセットから前記複数のアンテナの各々のためのプリコーディング重みを選択するステップを含む、ステップと、
    前記データブロックの前記送信のために前記複数のアンテナ上の電力出力を平衡させるステップと、
    前記複数のアンテナを介して前記データブロックを前記UEに送信するステップと
    を含む方法。
  2. 前記複数のアンテナ上の前記電力出力を前記平衡させるステップが、前記複数のプリコーディングされたデータブロックに仮想アンテナマッピングをバイパスするようにさせるステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記基地局において、少なくとも1つのオーバーヘッドチャネルのための少なくとも1つのオーバーヘッドブロックを受信するステップであって、前記少なくとも1つのオーバーヘッドブロックが、前記データチャネルに関連付けられた制御情報を含む、ステップと、
    各々が前記複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介して前記UEに送信するためのものである、複数のマッピングされたオーバーヘッドブロックを生成するために、仮想アンテナマッピングを前記少なくとも1つのオーバーヘッドブロックに適用するステップと
    をさらに含み、
    前記送信するステップが、前記仮想アンテナマッピングをバイパスした後の前記複数のプリコーディングされたデータブロックのうちのそれぞれ1つと、前記複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介した前記複数のマッピングされたオーバーヘッドブロックのうちのそれぞれ1つとを加えたものを送信するステップを含む、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つのオーバーヘッドチャネルが、プライマリ共通パイロットチャネル(P-CPICH)、セカンダリ共通パイロットチャネル(S-CPICH)、またはプライマリ共通制御物理チャネル(P-CCPCH)のうちの少なくとも1つを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記複数のアンテナ上の前記電力出力を前記平衡させるステップが、
    複数の逆マッピングされたプリコーディングされたデータブロックを生成するために、前記プリコーディング中に逆マッピングパラメータを前記データブロックに適用するか、または前記複数のプリコーディングされたデータブロックの各々に適用するステップと、
    前記複数のプリコーディングされたデータブロックを生成するために、仮想アンテナマッピングを前記複数の逆マッピングされたプリコーディングされたデータブロックに適用するステップと
    を含み、
    前記逆マッピングパラメータが、マッピングパラメータの逆数である、
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記基地局において、少なくとも1つのオーバーヘッドチャネルのための少なくとも1つのオーバーヘッドブロックを受信するステップであって、前記少なくとも1つのオーバーヘッドブロックが、前記データチャネルに関連付けられた制御情報を含む、ステップと、
    各々が前記複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介して前記UEに送信するためのものである、複数のマッピングされたオーバーヘッドブロックを生成するために、仮想アンテナマッピングを前記少なくとも1つのオーバーヘッドブロックに適用するステップと
    をさらに含み、
    前記送信するステップが、前記仮想アンテナマッピングを前記適用した後の前記複数のプリコーディングされたデータブロックのうちのそれぞれ1つと、前記複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介した前記複数のマッピングされたオーバーヘッドブロックのうちのそれぞれ1つとを加えたものを送信するステップを含む、
    請求項5に記載の方法。
  7. 前記少なくとも1つのオーバーヘッドチャネルが、プライマリ共通パイロットチャネル(P-CPICH)、セカンダリ共通パイロットチャネル(S-CPICH)、またはプライマリ共通制御物理チャネル(P-CCPCH)のうちの少なくとも1つを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記データチャネルが、高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS-PDSCH)を含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記UEからPCI値を受信するステップをさらに含み、前記プリコーディングするステップが、前記受信されたPCI値に基づく、請求項1に記載の方法。
  10. 前記制約無しプリコーディング重みセットが、プリコーディング重みセットの制約を回避するプリコーディング重みのセットを含む、請求項1に記載の方法。
  11. マルチアンテナワイヤレス通信デバイスにおける送信電力平衡のための装置であって、
    基地局において、ユーザ機器(UE)へのデータチャネルのシングルストリーム送信のためのデータブロックを受信するための手段と、
    各々が前記基地局における複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介して送信するためのものである、複数のプリコーディングされたデータブロックを生成するために、前記データブロックをプリコーディングするための手段であって、制約無しプリコーディング重みセットから前記複数のアンテナの各々のためのプリコーディング重みを選択するための手段を含む、手段と、
    前記データブロックの前記送信のために前記複数のアンテナ上の電力出力を平衡させるための手段と、
    前記複数のアンテナを介して前記データブロックを前記UEに送信するための手段と
    を備える装置。
  12. 前記複数のアンテナ上の前記電力出力を前記平衡させるための手段が、前記複数のプリコーディングされたデータブロックに仮想アンテナマッピングをバイパスするようにさせることを含む、請求項11に記載の装置。
  13. 前記基地局において、少なくとも1つのオーバーヘッドチャネルのための少なくとも1つのオーバーヘッドブロックを受信するための手段であって、前記少なくとも1つのオーバーヘッドブロックが、前記データチャネルに関連付けられた制御情報を含む、手段と、
    各々が前記複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介して前記UEに送信するためのものである、複数のマッピングされたオーバーヘッドブロックを生成するために、仮想アンテナマッピングを前記少なくとも1つのオーバーヘッドブロックに適用するための手段と
    をさらに備え、
    前記送信するための手段が、前記仮想アンテナマッピングをバイパスした後の前記複数のプリコーディングされたデータブロックのうちのそれぞれ1つと、前記複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介した前記複数のマッピングされたオーバーヘッドブロックのうちのそれぞれ1つとを加えたものを送信するための手段を含む、
    請求項12に記載の装置。
  14. 前記少なくとも1つのオーバーヘッドチャネルが、プライマリ共通パイロットチャネル(P-CPICH)、セカンダリ共通パイロットチャネル(S-CPICH)、またはプライマリ共通制御物理チャネル(P-CCPCH)のうちの少なくとも1つを含む、請求項13に記載の装置。
  15. 前記複数のアンテナ上の前記電力出力を前記平衡させるための手段が、
    複数の逆マッピングされたプリコーディングされたデータブロックを生成するために、前記プリコーディング中に逆マッピングパラメータを前記データブロックに適用するか、または前記複数のプリコーディングされたデータブロックの各々に適用するための手段と、
    前記複数のプリコーディングされたデータブロックを生成するために、仮想アンテナマッピングを前記複数の逆マッピングされたプリコーディングされたデータブロックに適用するための手段と
    を備え、
    前記逆マッピングパラメータが、マッピングパラメータの逆数である、
    請求項11に記載の装置。
  16. 前記基地局において、少なくとも1つのオーバーヘッドチャネルのための少なくとも1つのオーバーヘッドブロックを受信するための手段であって、前記少なくとも1つのオーバーヘッドブロックが、前記データチャネルに関連付けられた制御情報を含む、手段と、
    各々が前記複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介して前記UEに送信するためのものである、複数のマッピングされたオーバーヘッドブロックを生成するために、仮想アンテナマッピングを前記少なくとも1つのオーバーヘッドブロックに適用するための手段と
    をさらに備え、
    前記送信するための手段が、前記仮想アンテナマッピングを前記適用した後の前記複数のプリコーディングされたデータブロックのうちのそれぞれ1つと、前記複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介した前記複数のマッピングされたオーバーヘッドブロックのうちのそれぞれ1つとを加えたものを送信するための手段を含む、
    請求項15に記載の装置。
  17. 前記少なくとも1つのオーバーヘッドチャネルが、プライマリ共通パイロットチャネル(P-CPICH)、セカンダリ共通パイロットチャネル(S-CPICH)、またはプライマリ共通制御物理チャネル(P-CCPCH)のうちの少なくとも1つを含む、請求項16に記載の装置。
  18. 前記データチャネルが、高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS-PDSCH)を含む、請求項11に記載の装置。
  19. 前記UEからPCI値を受信するための手段をさらに備え、前記プリコーディングするための手段が、前記受信されたPCI値に基づく、請求項11に記載の装置。
  20. 前記制約無しプリコーディング重みセットが、プリコーディング重みセットの制約を回避するプリコーディング重みのセットを含む、請求項11に記載の装置。
  21. マルチアンテナワイヤレス通信デバイスにおける送信電力平衡のための装置であって、
    基地局において、ユーザ機器(UE)へのデータチャネルのシングルストリーム送信のためのデータブロックを受信するように構成されたデータ処理構成要素と、
    各々が前記基地局における複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介して送信するためのものである、複数のプリコーディングされたデータブロックを生成するために、前記データブロックをプリコーディングするように構成された多入力多出力(MIMO)プリコーダであって、前記プリコーディングすることが、制約無しプリコーディング重みセットから前記複数のアンテナの各々のためのプリコーディング重みを選択することを含む、多入力多出力(MIMO)プリコーダと、
    前記データブロックの前記送信のために前記複数のアンテナ上の電力出力を平衡させるための平衡構成と、
    前記複数のアンテナを介して前記データブロックを前記UEに送信するように構成された送信機と
    を備える装置。
  22. 前記複数のアンテナ上の前記電力出力を平衡させるための前記平衡構成が、仮想アンテナマッピング構成要素をバイパスするように前記複数のプリコーディングされたデータブロックを配置することを含む、請求項21に記載の装置。
  23. 前記基地局において、少なくとも1つのオーバーヘッドチャネルのための少なくとも1つのオーバーヘッドブロックを受信するように構成された制御処理構成要素であって、前記少なくとも1つのオーバーヘッドブロックが、前記データチャネルに関連付けられた制御情報を含む、制御処理構成要素と、
    各々が前記複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介して前記UEに送信するためのものである、複数のマッピングされたオーバーヘッドブロックを生成するために、仮想アンテナマッピングを前記少なくとも1つのオーバーヘッドブロックに適用するように構成された仮想アンテナマッピング構成要素と
    をさらに備え、
    前記送信機が、前記仮想アンテナマッピングをバイパスした後の前記複数のプリコーディングされたデータブロックのうちのそれぞれ1つと、前記複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介した前記複数のマッピングされたオーバーヘッドブロックのうちのそれぞれ1つとを加えたものを送信するようにさらに構成される、
    請求項22に記載の装置。
  24. 前記少なくとも1つのオーバーヘッドチャネルが、プライマリ共通パイロットチャネル(P-CPICH)、セカンダリ共通パイロットチャネル(S-CPICH)、またはプライマリ共通制御物理チャネル(P-CCPCH)のうちの少なくとも1つを含む、請求項23に記載の装置。
  25. 前記複数のアンテナ上の前記電力出力を平衡させるための前記平衡構成が、
    複数の逆マッピングされたプリコーディングされたデータブロックを生成するために、前記プリコーディング中に逆マッピングパラメータを前記データブロックに適用するか、または前記複数のプリコーディングされたデータブロックの各々に適用するように構成された前記MIMOプリコーダと、
    前記複数のプリコーディングされたデータブロックを生成するために、仮想アンテナマッピングを前記複数の逆マッピングされたプリコーディングされたデータブロックに適用するように構成された仮想アンテナマッピング(VAM)構成要素と
    を備え、
    前記逆マッピングパラメータが、マッピングパラメータの逆数である、
    請求項21に記載の装置。
  26. 前記基地局において、少なくとも1つのオーバーヘッドチャネルのための少なくとも1つのオーバーヘッドブロックを受信するように構成された制御処理構成要素であって、前記少なくとも1つのオーバーヘッドブロックが、前記データチャネルに関連付けられた制御情報を含む、制御処理構成要素
    をさらに備え、
    前記VAM構成要素が、各々が前記複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介して前記UEに送信するためのものである、複数のマッピングされたオーバーヘッドブロックを生成するために、仮想アンテナマッピングを前記少なくとも1つのオーバーヘッドブロックに適用するようにさらに構成され、
    前記送信機が、前記仮想アンテナマッピングを前記適用した後の前記複数のプリコーディングされたデータブロックのうちのそれぞれ1つと、前記複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介した前記複数のマッピングされたオーバーヘッドブロックのうちのそれぞれ1つとを加えたものを送信するようにさらに構成される、
    請求項25に記載の装置。
  27. 前記少なくとも1つのオーバーヘッドチャネルが、プライマリ共通パイロットチャネル(P-CPICH)、セカンダリ共通パイロットチャネル(S-CPICH)、またはプライマリ共通制御物理チャネル(P-CCPCH)のうちの少なくとも1つを含む、請求項26に記載の装置。
  28. 前記データチャネルが、高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS-PDSCH)を含む、請求項21に記載の装置。
  29. 前記UEからプリコーディングインジケータ(PCI)値を受信することをさらに含み、前記MIMOプリコーダが、前記受信されたPCI値に基づいてプリコーディングするようにさらに構成される、請求項21に記載の装置。
  30. マルチアンテナワイヤレス通信デバイスにおける送信電力平衡のためのコードを記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コードが、
    基地局において、ユーザ機器(UE)へのデータチャネルのシングルストリーム送信のためのデータブロックを受信することと、
    各々が前記基地局における複数のアンテナのうちのそれぞれ1つを介して送信するためのものである、複数のプリコーディングされたデータブロックを生成するために、前記データブロックをプリコーディングすることであって、制約無しプリコーディング重みセットから前記複数のアンテナの各々のためのプリコーディング重みを選択することを含む、プリコーディングすることと、
    前記データブロックの前記送信のために前記複数のアンテナ上の電力出力を平衡させることと、
    前記複数のアンテナを介して前記データブロックを前記UEに送信することと
    を行うように実行可能な命令を備える、コンピュータ可読記憶媒体。
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