JP2017514733A - X字状の断面形状を持つダンネージを製造するための機械および方法 - Google Patents

X字状の断面形状を持つダンネージを製造するための機械および方法 Download PDF

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Abstract

ダンネージ変換機械は、バンチングアセンブリと供給アセンブリとを含む。バンチングアセンブリは、少なくとも二つのプライのシート素材に、不規則にしわをつけて、比較的厚い三次元形状を有する修正プライにする。供給アセンブリは、修正プライの長手方向に延びる部分を前進させて接続し、ダンネージストリップを形成する。ダイバータは、修正プライの側エッジの重なりを最小にするとともに互いから分離させ、切断アセンブリは、ストリップから別個のダンネージ製品を切り取る。例示的な得られたダンネージ製品は、プライそれぞれの重なった部分が相互に接続した長手方向に延びる部分と長手方向に延びる接続線とに沿って相互に接続された二つ以上のプライのしわになったシート材料を含む。各プライが、長手方向に延びる部分の横幅よりも大きなしわになった横幅を有する不規則にしわをつけたエッジ部に沿って横方向外側に延び、エッジ部が、接続線から対向する、横方向に延びる自由エッジに延びてもよい。

Description

発明の詳細な説明
[発明の分野]
本発明は、ダンネージ変換機械、より具体的には、シート素材を比較的低密度のダンネージ製品に変換するための機械および方法に関する。
[背景]
様々なタイプの変換機械が、シート素材をダンネージ製品に変換するために使用されている。一部の機械は、輸送中に中身が移動するのを防ぐために包装容器内の空隙に充填するために主に使用される空隙充填ダンネージ製品を生産する。これらの機械の設計における目的の一つは、非常に迅速に空隙充填ダンネージ製品を製造することである。したがって、これらの機械は、比較的高速で動作するように設計されている。
他の変換機械は、空隙充填ダンネージ製品から得られない場合があるクッション性を有するダンネージ製品を製造する。このクッション性により、ダンネージ製品は、容器内の一つ以上の物品を保護および固定し、また損傷から守ることができる。このようなクッション材変換機械は、通常、空隙充填材を生産する変換機械よりも比較的遅い速度でダンネージ製品を生産し、そのより遅い速度により、機械は、シート素材を変形または成形して、得られたダンネージ製品に十分なロフトを付与するとともに確実にその形状を保持させることができる。したがって、多くの場合、速度は、実質的なクッション性によって特徴づけられるダンネージ製品を得るために犠牲にされている。
速度以外にも、いくつかの変換機械は、空間に制限のある包装施設または包装施設の包装区域で動作するために機械設置面積を最小にするように設計されている。省スペース化の懸念から、これらの機械は、多くの場合、比較的幅の狭い変換用のシート素材を使用してダンネージ製品を製造している。このようなダンネージ製品は、比較的大きな設置面積およびより幅広のシート素材を使用する能力の両方を有するダンネージ変換機械と比較して、容器を充填するのに2倍の時間がかかる場合がある。
[概要]
多くのダンネージ変換機械が適正なダンネージ製品を生産する一方で、既存のダンネージ変換機械やダンネージ製品は、あらゆる用途に理想的であるとはいえない。本発明は、コンパクトかつ充填が容易で、従来のクッションパッド生産変換機械よりも比較的高速で、従来の変換された空隙充填製品よりも優れたクッション性を有する改良されたダンネージ製品を生産する、改善されたダンネージ変換機械を提供する。
より具体的には、本発明は、シート素材のプライを、三次元形状を有する修正プライに成形するバンチングアセンブリと、修正プライの長手方向に延びる部分を前進させて接続し、ダンネージストリップを形成する供給アセンブリとを含むダンネージ変換機械を提供する。変換機械はさらにダイバータを含んでもよく、ダイバータは、変換処理中のプライの横方向に延びる自由エッジが重なり合うことを防止し、その分離を維持する。
得られたダンネージストリップは、相互に接続された構造の二つ以上のプライのシート素材を有し、またプライそれぞれが重なった部分が相互に接続された長手方向に延びる接続線を含む長手方向に延びる部分を有している。各プライは、不規則にしわをつけたエッジ部を備え、エッジ部は、接続線からエッジ部の反対側の、横方向に延びる自由エッジへ外側に横方向に延びている。各プライの自由エッジは、他のプライの自由エッジから分離されている。各プライのしわになったエッジ部それぞれのしわになった横幅は、長手方向に延びる部分の横幅よりも大きい。
本発明の一態様によれば、シート素材を比較的低密度のダンネージ製品に変換するための機械は、各プライに不規則にしわをつけて、各プライが別々にしわになった、三次元の修正プライにするように構成されたバンチングアセンブリを含む。バンチングアセンブリの下流の供給アセンブリは、一対の対向部材を備え、対向部材は、対向部材の間に修正プライを前進させ修正プライの長手方向に延びる重なった部分を接続し、修正プライのうちの一つの少なくとも一方のエッジから離間された接続線を有するダンネージストリップを形成するように配置されている。
バンチングアセンブリは、各プライに別々の経路を定義してもよい。
機械が、対向するダイバータを含み、各ダイバータが、各収束シュートの入口と出口との間を別々の経路に沿って少なくとも部分的に延在してもよい。
機械がさらに、対向部材の上流に配置された対向するダイバータを含み、ダイバータが、それぞれ別々の経路に沿って前進するプライの自由エッジの重なりを最小にしてもよい。
ダイバータは、収束シュートの反対側の外壁の内側の各面に沿って延びてもよい。
機械がさらに、バンチングアセンブリの少なくとも一部を通って延びるダイバータを含み、プライのうちの一つの横方向に延びる自由エッジとプライのうちの一つの別の横方向に延びる自由エッジとの重なりを最小にしてもよい。
バンチングアセンブリが、バンチングアセンブリの上流端の入口からバンチングアセンブリの下流端の出口に収束する壁を含んでもよい。
バンチングアセンブリが、各プライについてそれぞれ別々の経路を定義する少なくとも二つの収束シュートを含んでもよい。
入口が、出口に比べて大きな面積を有していてもよい。
機械が、複数のプライのシート素材を含んでもよく、また、バンチングアセンブリが、各プライを別々に内側に集める経路を定義し、その経路の下流の幅はプライの初期の幅よりも狭くてもよい。
一対の対向部材の少なくとも一方が、修正プライの部分をスリット加工し平面構造から外れるように移動させて少なくとも一つの列のタブを形成する軸方向のスリットセグメントを含み、修正プライの重なった部分を相互に接続して、それにより接続線を形成してもよい。
一対の対向部材が、修正プライを前進させて接続する働きをするセグメント化されたギアを含んでもよい。
一対の対向部材が、互いに組み合わされてその間に修正プライを前進させて接続するギアを含み、ギアは、軸方向に離間したセグメントを含んでもよい。
一対の対向部材が、ギアを含み、各ギアが、ギアの中心から延びる周方向に離間した複数の歯を含み、離間した歯はその間の空間を画定し、ギアは、各軸を中心に回転可能で、ギアが回転すると、一方のギアの複数の歯が他方のギアの複数の歯に順次組み合わされるように配置されてもよい。
ギアは、互いから回転自在にオフセットされる軸方向に離間したセグメントを含んでもよい。
一対の対向部材の一方の部材のみを駆動し、部材間の相互係合により、他の部材の回転を駆動してもよい。
機械がさらに、対向部材に隣接するダイバータを含み、プライのうちの一つのしわになった横方向に延びる自由エッジをプライのうちの一つの別のしわになった横方向に延びる自由エッジから分離させてもよい。
機械がさらに、対向部材の下流に、ダンネージストリップを周方向に拘束する出力シュートを含んでもよい。
機械がさらに、対向部材の下流に、ダンネージストリップから別個のダンネージ製品を切り取る切断アセンブリを含んでもよい。
機械が、少なくとも一つの供給されたシート素材を格納し、その原材料をバンチングアセンブリにガイドするように構成された原料供給アセンブリを含んでもよい。
機械が、バンチングアセンブリの上流に、バンチングアセンブリを通じて別々の経路に各プライをガイドするガイドローラを含んでもよい。
本発明の別の態様によれば、比較的低密度のダンネージ製品にシート素材のプライを変換するための機械は、別々の経路を定義して、各プライに別々に不規則にしわをつけて、それぞれのしわになってないプライに比べて幅が減少し厚さが増加した三次元の修正プライにするバンチングアセンブリ含む。バンチングアセンブリの下流の供給アセンブリは、修正プライの長手方向に延びる重なった部分を前進させて接続するように配置された対向する一対のギアを有し、それにより、長手方向に延びる接続線が、接続された修正プライの横方向に延びる長手方向に同一の広がりを持つエッジから離間されたダンネージストリップを形成する。ダイバータは、対向するギアに隣接して配置されて、修正プライまたはダンネージストリップのしわになったエッジの分離を維持し、供給アセンブリの下流の出力シュートは、ダンネージストリップを周方向に拘束する。
本発明のさらに別の態様によれば、シート素材をダンネージ製品に変換する方法は、(i)複数のほぼ平らなプライのシート素材に別々に不規則にしわをつけて修正プライを形成するステップであって、各修正プライが、ほぼ三次元形状および横方向に延びるしわになったエッジ部を備えるステップと、(ii)シート素材のプライを別々のそれぞれの経路に沿って前進させるステップと、(iii)各プライがほぼ三次元形状に変換された後に、その長手方向の部分に沿って修正プライを接続し、ダンネージストリップを形成するステップと、を含む。
別々に不規則にしわをつけるステップが、収束する側壁を有する別個のシュートを介してほぼ平らなプライのそれぞれを引き出すステップを含んでもよい。
この方法がさらに、プライのうちの一つの横方向に延びる自由エッジとプライのうちの一つの別の横方向に延びる自由エッジとの重なりを最小にするステップを含んでもよい。
前進させるステップが、回転する対向部材間に材料のシートを引き出すステップを含んでもよい。
接続するステップが、修正プライの部分をスリット加工して平面構造から外れるように移動させることにより、長手方向に延びる接続線を修正プライのしわになったエッジから離間させるステップを含んでもよい。
この方法がさらに、プライの一方のしわになった横方向に延びる自由エッジを別のプライの一方のしわになった横方向に延びる自由エッジから分離させるステップを含んでもよい。
分離させるステップが、ダンネージストリップのしわになったエッジ部を引き出し、回転する対向部材に隣接するダイバータ周りに係合させるステップを含んでもよい。
この方法がさらに、接続するステップの後に、ダンネージストリップのしわになったエッジ部を周方向に拘束するステップを含んでもよい。
この方法がさらに、ダンネージストリップから別個のダンネージ製品を分離するステップを含んでもよい。
本発明のさらに別の態様によれば、ダンネージ製品は、プライそれぞれの重なった部分が相互に接続された長手方向に延びる部分を含む相互に接続された構造の、長手方向に延びる接続線に沿った、二つ以上のプライのシート素材を含む。各プライは、エッジ部の対向する横方向に延びる自由エッジへの接続線から不規則にしわになったエッジ部に沿って横方向外側に延在し、各プライの自由エッジは、他のプライの自由エッジから分離されている。各プライのしわになったエッジ部それぞれのしわになった横幅は、長手方向に延びる部分の横幅よりも大きい。
接続線が、プライそれぞれの重なった部分を通って延びるスリットを含み、スリットの間の部分を重なった部分を相互に接続するために移動させてもよい。
スリットが周期的に長手方向に離間されてもよく、また二つの平行な列に配列され、それにより、間にタブを形成してもよく、タブは、接続線のほぼ平らな構造の外へ移動される。
ダンネージ製品がさらに、接続線のほぼ平らな構造から移動されたタブを含み、タブの移動が、シート素材をその相互に接続された構造で保持してもよい。
タブを、接続線を通って概ね延びる中心平面について反対方向に交互に移動させてもよい。
本発明の上記および他の特徴は、以下で十分に説明され、特に特許請求の範囲、本発明の一つ以上の例示的な実施形態を詳細に記載する以下の説明および添付図面に指摘されている。これらの実施形態は、しかしながら、本発明の原理を使用できる様々な方法のほんの少数である。本発明の他の目的、利点および特徴は、図面と併せて考慮される際に本発明の以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
本発明にしたがって提供される例示的なダンネージ変換システムの概略図である。 本発明にしたがって提供される例示的なダンネージ変換機械の動作要素の概略斜視図である。 本発明にしたがって提供されるダンネージ変換機械の概略断面図である。 本発明にしたがって提供される例示的なダンネージ変換機械の斜視図である。 下流方向に見た場合の、図4に示すダンネージ変換機械の別の斜視図である。 下流方向に見た場合の、図4に示すダンネージ変換機械の部分斜視図である。 下流方向に見た場合の、図4に示すダンネージ変換機械のバンチングアセンブリを介した部分下流立面図である。 下流方向に見た場合の、図4に示すダンネージ変換機械のバンチングアセンブリを介した別の部分下流立面図である。 図4に示すダンネージ変換機械の上面斜視図である。 下流方向に見た場合の、図4に示すダンネージ変換機械の部分斜視図である。 下流方向と反対の、上流方向に見た場合の、図4に示すダンネージ変換機械の出力シュートを介した部分上流立面図である。 上流方向に見た場合の、図4に示すダンネージ変換機械の別の斜視図である。 図4に示す例示的な変換機械によって製造された例示的なダンネージ製品の正面図である。 図13に示される例示的なダンネージ製品の斜視図である。 図13に示される例示的なダンネージ製品の上面立面図である。 図14に示したものと同様の別の例示的なダンネージ製品の別の正面図である。 図16に示される例示的なダンネージ製品の別の上面立面図である。 図6に示す例示的なダンネージ製品の側面図である。
[詳細な説明]
本発明は、コンパクトで、充填が容易であり、かつ従来のクッションパッド生産変換機械よりも比較的高速で、従来のボイドフィル変換機械からのダンネージよりも優れたクッション性を有する改良されたダンネージ製品を生産する、改良されたダンネージ変換機械を提供する。
概して、本発明は、供給されるシート素材を比較的低密度のダンネージ製品に変換するためのダンネージ変換システムおよび方法を提供する。特に、本変換システムは、二つ以上のプライのシート素材が相互に接続された構造のダンネージ製品を製造することが可能であり、本方法は、二つ以上のプライのシート素材が相互に接続された構造のダンネージ製品を提供する。相互に接続された構造は、プライそれぞれの重なった部分が相互に接続された長手方向に延びる接続線を有している。相互に接続された構造はまた、接続線に隣接して配置され、不規則にしわをつけた、接続線の外部で概ね互いに分離されている、長手方向に同一の広がりを有する、横方向に延びるエッジ部を含む。
以下、詳細に図面を参照するが、まず図1を見ると、例示的なダンネージ変換システム20は、シート素材23を供給する原料供給アセンブリ22を含む。変換システム20はまた、シート素材23を別個のダンネージ製品26へ変換する変換機械24を含む。変換機械24は、複数のプライ32および34のシート素材23を受け取って不規則にしわをつけ、各修正プライ36および40を形成するバンチングアセンブリ30を含む。変換機械24はまた、修正プライ36および40を前進させて接続し、概して連続的なダンネージストリップ44を形成する供給アセンブリ42を含む。変換機械24はさらに、周方向にダンネージストリップ44を拘束しながら機械24からダンネージストリップ44が離れるようにガイドするための経路を画定する、出力シュート48と、ダンネージストリップ44から個別の異なるダンネージ製品26を切り取る切断アセンブリ50とを含む。切断アセンブリ50は、出力シュート48の後に配置されるように図示されているが、切断アセンブリ50は、代替的に、例えば供給アセンブリ42および出力シュート48の間のような、供給アセンブリ42の前または後の他の場所に配置することができる。ダンネージ製品26は、類のないX字形ダンネージ製品、すなわち、最小限のシート素材23を使用しながら、従来の空隙充填ダンネージよりも改善されたクッション性を提供するX字状の断面形状を持つダンネージ製品26である。
本発明によって提供される変換機械24は、従来のクッション材変換機械に比べて比較的コンパクトである。変換機械24は、クッションパッドを生産する従来の変換機械よりも高速である。また、変換機械24は、比較的小さく、設置面積が減少され、従来のクッションダンネージ変換機械と比較して比較的容易に移動される。
本発明によって提供される原料供給アセンブリ22は、一つ以上のシート素材23を供給するものであり、スタンド、カートに配置されてもよく、あるいは単純に変換機械24に隣接して保持されてもよい。適切な供給されるシート素材としては、紙、プラスチックシート、またはそれらを組み合わせたシートであり、ロールでまたは折り畳まれたスタックで供給されることができる。シート素材は、積層されてもよいし、積層および非積層シート材料の組合せであってもよい。複数のロールまたはスタックを使用して複数のシートあるいはウェブの原材料を提供し、多層ダンネージ製品26に変換してもよい。代替的に、単ロールは、単一のロールに同時包装された複数のプライを含んでもよく、または単一のスタックが、単一のスタックに共に折り畳まれた複数のプライを含んでもよい。変換機械24で使用するための典型的なシート素材は、ロール状または折り畳みスタックにおける一連の接続されたほぼ長方形のページとしてのいずれかで提供される単一プライまたは多プライクラフト紙を含む。適切なクラフト紙は、例えば、二十ポンドまたは四十ポンドのような種々の坪量を有してもよく、それぞれの層が、異なる坪量を有してもよい。
原料供給アセンブリ22は、また、原料供給アセンブリ22から変換機械24にシート材料23のプライ32および34をガイドするための、特に図示していないエントリガイドローラのような、一つ以上の定エントリガイドを含む。例示的な定エントリローラは、オハイオ州コンコード・タウンシップのRanpak Corp.に譲渡された米国特許第7,041,043号に示されている。機械24にシート素材23の各プライをガイドするためにさらなるローラを設けてもよい。エントリローラは、プライを分離をさせ、シート材料23の引き裂きを減らし、シート材料23を前進させるのに必要な前進力を減少させ、シート材料23により均一な張力を提供し、またはそれらを組み合わせるように配置してもよく、それによって原料供給から変換機械24へのシート材料23の効率的な転送を可能にする。エントリローラはまた、シート材料23の各プライ32および34についてバンチングアセンブリ30に入る際の入射角を一定にしてもよく、修正プライ36および40における不規則なしわつけを比較的安定した品質にする。
図示されるように、原料供給アセンブリ22は、変換機械24から分離されているが、機械24と一体であってもよい。シート材料23は、原料供給アセンブリ22から変換機械24へ前進する。図示されように、原料供給アセンブリ22は、変換機械24の上流に位置し、したがって、変換機械24は、原料供給アセンブリ22の下流に位置する。本明細書で使用される場合、下流方向は、シート材料23のプライ32および34が変換機械24を介して原料供給アセンブリ22から引き出され、比較的低密度のダンネージ製品に変換される進行方向である。上流方向は、変換機械24の出力から原料供給アセンブリ22に向かって戻る、シート材料23のプライの進行方向と反対方向である。
図2を参照すると、本発明による例示的な変換機械70が概略的に示されている。変換機械70は、一つ以上のプライのシート素材を比較的低密度のダンネージ製品に変換し、バンチングアセンブリ74と、供給アセンブリ76と、出力シュート84と、切断アセンブリ86とを順に含む。
図2〜12を参照すると、例示的なダンネージ変換機械70のさらなる詳細が示されている。変換機械70は、複数の図に示されており、バンチングアセンブリ74と、供給アセンブリ76と、ダイバータ77および78と、出力シュート84と、切断アセンブリ86とを含む。バンチングアセンブリ74と、供給アセンブリ76と、出力シュート84と、切断アセンブリ86とは、機械70の上流端から機械70の下流端へ特定の順序で配置されるように例示されている。供給アセンブリ76、出力シュート84、および切断アセンブリ86は、任意の適切な順序で配置されてもよい。例えば、切断アセンブリ86は、出力シュート84の後に配置されるように示されているが、切断アセンブリ86は、代替的に、例えば、供給アセンブリ76の下流かつ出力シュート84の上流のように、供給アセンブリ76の上流または下流の別の場所に配置されることができる。
バンチングアセンブリ74は、供給部からシート材料を受け取り、バンチングアセンブリ74を介して引き出されたプライ90および92などの、ほぼ平らな、二次元プライのシート素材に不規則にしわをつけるように構成されている。より具体的には、バンチングアセンブリ74は、それぞれの経路に沿って各プライ90および92に個別に不規則にしわをつけて各三次元修正プライ94および96にする。図示されたバンチングアセンブリ74は、一対の収束シュート98および99によって形成され、各収束シュート98および99は、バンチングアセンブリ74の上流端102からバンチングアセンブリ74の下流端104へシート材料の各プライ90および92についてそれぞれ別々の経路100および101を定義して画定する。
各シュート98および99は、上流端102の比較的大きい入口106から下流端104の比較的小さい出口108に収束する壁を備える。各シュート98および99は、下流方向に内側に収束する。図示されるように、側壁110は、下流方向に内側に収束し、そのため、各シュート98および99の幅寸法は、その上流側端102の幅寸法と比較して、下流側端104で狭くなっている。
各シュート98および99はまた、側壁110を接続する上下の壁を含む。例えば、上部シュート98は、上部壁111と上部壁111の反対側に配置された下部壁113とを含む。上部壁111は、バンチングアセンブリ74の中心に対し外向きに配置されている一方、下部壁113は、バンチングアセンブリ74の中心に対し内向きに配置されている。図示されるように、上部壁111は、上流端102および下流端104との間の距離に沿って下部壁113に向かって下流方向に内向きに収束する。逆に、下部シュート99は、上流端102および下流端104の間の距離に沿って上部壁109に向かって下流方向に内向きに収束する下部壁107を含んでいる。
それぞれの上部および下部の壁107、109、111、および113との間の経路100および101の高さ、および各側壁110の間の経路100および101の幅は、それぞれの収束シュート98または99の上流端102から下流端104へ長手方向の距離にわたって減少する。したがって、それぞれの収束シュート98または99の入口106の断面積は、それぞれの出口108と比較して大きい。さらに、それぞれの経路100および101の下流の幅は、しわになってないプライ90および92の初期の幅よりも狭いため、その間を進んだプライ90および92は、内側に集められ、不規則にしわになる。結果として得られた修正プライ94および96はそれぞれ、幅が減少し厚さが増加し、元のしわになってないプライ90および92それぞれと比較して、体積が大きくなる。
図示されるように、収束シュート98および99は、互いに接続された、別々のシュート、互いの鏡像である。シュート98および99は、互いに一体であってもよく、シュート98および99は、さらに、互いに空間的に分離されてもよい。
シュート98および99は、変換機械70のフレーム144の部分126によって供給アセンブリ76に結合されているが、任意の他の適切な構造によって取り付けられてもよい。各シュート98および99の入口106および出口108は両方とも、丸い表面122および124によって画定されており、丸い表面122および124は、シート材料を各シュート98または99にガイドするのを手助けし、シート素材の裂けを防止し、またバンチングアセンブリ74へのシート素材の流れを効率的かつ途切れないようにするために丸められている。経路100と101は、ほぼ平行であるが、別々の角度で配置して、例えば、それぞれのプライ90および92の入射角を供給材料毎に異ならせる、あるいは修正プライ94および96の出口角を互いに異ならせてもよい。図示の実施形態では、上流および下流端102および104の間のバンチングアセンブリ74を介した各経路100および101は、完全に分離されているが、経路100または101のいずれか一方の適切な部分を他の経路100または101に開放してもよい。
プライ90および92それぞれについて収束シュート98および99を通る異なる経路100および101を設けることには、多くの利点がある。この分離により、各プライに独自の方法で不規則にしわをつけさせ、それにより、バンチングアセンブリ74内または後でのプライ90および92の相互の入れ子を最小にまたは排除する。個別にしわをつけることと入れ子を避けることとは、共同のしわつけ、すなわち、オハイオ州、コンコード・タウンシップのRanpak Corp.に譲渡された米国特許第7955245号に記載されているような、それぞれのバンチングアセンブリを介した別々の経路を含まないしわつけ、から形成される従来の製品に比べ、比較的低密度の生成物を形成させる。したがって、変換機械70により形成されたダンネージ製品は、比較的クッション性が大きい。
変換機械70は、さらに、重なりを最小にし、しわになったシート材料を供給アセンブリ76における接続部材の経路の外へ出す、供給アセンブリ76の上流に配置されたダイバータ77および78を含んでもよい。供給アセンブリ76に関連してさらに説明したように、これにより、プライが互いに接続されるダンネージの部分の材料が最小になり、クッション性を強化するのに利用可能なしわになった材料を最大にする。このように、ダイバータ77および78は、それぞれ個々のプライ90、92、94、または96の横方向に延びる自由エッジを、同じそれぞれのプライ90、92、94、または96の別の横方向に延びる自由エッジから分離させる。
図6〜8に最も良く示されるように、ダイバータ77および78は、それぞれの収束シュート98または99のそれぞれの入口106と出口108との間のバンチングアセンブリ74の少なくとも一部を通って延びている。各ダイバータ77および78は、中心部に位置し、それぞれの入口106および出口108の間の中間点からそれぞれの出口108にほぼ隣接する点に延びている。代替的に、ダイバータ77または78のうちの一方または両方が、それぞれのシュート98および99の任意の長手方向の長さに沿って延びてもよい、および/またはダイバータ77または78のうちの一方または両方が、シュート98および99の上流端102および下流端104のうちの一方または両方から軸方向に延びてもよい。
上部シュート98は、ダイバータ77を含み、下部シュート99は、ダイバータ78を含む。ダイバータ77は、少なくとも部分的に上部壁111に沿ってかつ上部経路100に沿って延びる一方、ダイバータ78は、少なくとも部分的に下部壁107に沿ってかつ下部経路101に沿って延びている。上部ダイバータ77は、下部壁113から離間され、下部ダイバータ78は、上部壁109から離間されているため、それぞれのプライ90および92は、それぞれのシュート98および99を通して引き出され、ダイバータ77または78とそれぞれのシュート98または99のそれぞれの隣接する壁との間でしわになることができる。
一実施形態では、ダイバータ77および78は、それぞれのシュート98および99から分離され、溶接、接着剤、または他の任意の適切な方法によってシュート98および99に結合されてもよい。他の実施形態では、ダイバータ77および78の一方または両方が、バンチングアセンブリ74のそれぞれのシュート98および99と一体であってもよい。ダイバータは、ほぼ円筒形であるものとして示されているが、ダイバータ77および78は、概ね外側にシート材料を付勢するのに適切な任意の他の形状を有していてもよい。したがって、ダイバータ77および78を越えて前進するプライの自由エッジは、横方向外側にプライの中心から離れるように向けられる。
他の実施形態では、任意の数のダイバータ77および78を用いてもよいし、ダイバータ77および78の一方または両方が、複数の分離したまたは接続されたセグメントを含んでもよい。例えば、任意の数の追加のダイバータを対向部材132および133の上流または下流側に、例えば、出力シュート84と一体に、配置してもよい。このような場合には、出力シュートダイバータは、ダンネージストリップ136のしわになったエッジ部226を係合し、また拡げるようにしてもよい。ダイバータ77および78の一方または両方とも、変換機械70中に存在してもしなくてもよい。したがって、いくつかのさらなる実施形態では、シュート98または99の一方のみがダイバータを含んでもよい。あるいは、ダイバータ77および78は、バンチングアセンブリ74のシュート98および99に沿って配置されなくてもよく、あるいは、ダイバータ77および78は、バンチングアセンブリ74および供給アセンブリ76に隣接して配置されてもよい。
図示するように、供給アセンブリ76は、ダイバータ77および78に隣接かつその下流、またバンチングアセンブリ74の下流に配置されている。供給アセンブリ76は、バンチングアセンブリ74および供給アセンブリ76両方を介してシート材料のプライ90および92を前進させ、修正プライ94および96の重なった部分を接続するように構成されている。特に、供給アセンブリ76は、ダイバータ77および78とバンチングアセンブリ74に隣接しかつその下流に配置された一対の対向部材132および134を含む。供給アセンブリ76は、追加の対の対向部材を含んでもよい。対向部材132および134は、修正プライ94および96のうちの一つの少なくとも一つのエッジから離間した接続線に沿って修正プライ94および96の長手方向に延びる重なった部分を前進させて接続するように配置されて、ダンネージストリップ136を形成する。
上部対向部材132および下部対向部材134は、それぞれ上下シャフト140および142を含み、上下シャフト140および142は、フレーム144に、例えば、回転可能に軸支され接続される。ステッチング部材146または150は、それぞれの軸140または142の中心部に固定され、軸140または142は、対向軸140または142に固定されたステッチング部材146または150と共同で係合して回転する。ステッチング部材146および150は、説明した前進機能と説明した接続機能との両方を行うために協働する。上部シャフト140は、フレーム144の側壁内の一つ以上の軸受151に軸支されている。下部シャフト142と、したがって上部対向部材132とは、他方のシャフトおよび対向部材に向かってばね付勢されており、他方の対向部材から離れて移動することができ、異なる厚さの修正プライ94および96が対向部材132および134の間を通過するのを可能にする。
上部対向部材132のみが駆動され、対向部材132および134の間の係合が下部対向部材134の回転を駆動する。下部対向部材134は、対向部材132および134の間の接触を介して上部対向部材132によって駆動される。下部対向部材134はまた、対向部材132および134と対向部材132および134の間に介在するシート材料と間の摩擦接触を介して駆動される。図示されるように、上部対向部材132は、変換機械70の原動機152によって駆動される。原動機152は、フレーム144に適切に取り付けられた電動モータであるが、原動機152は、対向部材132および134を駆動するための任意の適切な原動機であってよい。原動機152は、上部シャフト140を、ひいては上部対向部材132を、原動機152および上部シャフト140の間に延在する、チェーン153のようなコネクタを介して回転させる。他の実施形態では、下部対向部材134は、被駆動部材であってもよい。
対向部材132および134のステッチング部材146および150は、例えば、キーおよびスロット配置、溶接、接着剤、または任意の他の適切な方法を用いて、各シャフト140および142と共に回転するよう固定されている。各ステッチング部材146および150はまた、ステッチギア146および150と称され、それぞれ上部または下部シャフト140または142を通って延びるそれぞれの軸周りに回転可能である。ステッチング部材146および150は、ステッチング部材146および150間にシート素材を引き出すと共に、ステッチング部材146および150間を通過する修正プライ94および96の複数の中心部をスリット加工および移動させるように配置されている。中心部は、ステッチング部材146および150間に引き出された重なったプライの平面構造から外れるように概ね移動される。各ステッチング部材146および150は、それぞれのギアの中心部158から延びる周方向に離間した歯156を複数備える。下部ステッチング部材150の歯156は、上部ステッチング部材146の歯156と緩く組み合され、ステッチング部材146または150の一方が駆動されて、他方のステッチング部材150または146を回転可能に駆動する。
ステッチング部材146および150は、互いに対して反対方向に回転させられる。ステッチング部材146および150がシャフト140および142のそれぞれの軸を中心に回転すると、ステッチング部材146および150は、一方のステッチング部材146または150の複数の歯156が、他方のステッチング部材146または150の複数の歯156と順次組み合わせられるように配置される。多くの従来のギアとは異なり、供給アセンブリ76のステッチング部材146および150は、しっかりと組み合わせられず、各ギアの歯156は対向するギアの凹部162に緊密に受容される。代替的に、凹部162は、対応する歯よりも大きく、この過剰な空間が時にスロップと呼ばれるものを提供する。スロップは、束になったあるいは極厚層の原材料の通路または修正プライ94および96の間の不規則なしわつけの違いに適応する。したがって、各ステッチング部材146および150の歯156同士の間の適合は、その間を通過するしわになったプライを収容するために比較的緩くなっている。
ステッチング部材146および150はそれぞれ、その間に修正プライ94および96を前進させて接続するために、軸方向に間隔を置いて互いに組み合わされた複数のセグメントを含む。各セグメントは、そのそれぞれの回転軸に垂直なそれぞれのギア146または150の一部を表す。さらに図示されるように、各ギア146および150は、比較的同一の構造および配置を有している。上部ギア146は、複数のセグメント164、166、168を含み、下部ギア150は、複数のセグメント170、172、174を含む。軸方向に離間したセグメントは、回転可能に互いにオフセットされ、対向部材132および134は、下部ステッチング部材150の軸方向に離間されたセグメント170、172、174が、上部ステッチング部材146の軸方向に離間されたセグメント164、166、168と組み合わされるように配置される。
各ステッチング部材146および150の、回転軸に平行かつ隣接する寸法は、歯156の周辺範囲の寸法よりも大きい。下部ステッチング部材150を簡単に参照すると、軸方向外側のセグメント170および174は、楔形状を有する。楔形状は、軸に隣接するステッチング部材150の中心部が肉厚で、外周または歯156の周辺範囲で比較的薄い。軸方向外側のセグメント170および174間の内側または中心セグメント172は、ほぼ平面であり、ステッチング部材150の軸方向のスリットセグメントとして機能して修正プライ94および96の部分をスリット加工しその平面構造から外れるように移動し、それによってプライ94および96を互いに接続する。ステッチング部材150の楔形状は、ステッチング部材150に隣接する修正シート素材が、ステッチング部材146および150との間を通過するよりもむしろ外方に押されるようにすることができ、それにより、圧縮されるシート材料の量を一層最小に抑える。
ステッチング部材146または150のうちの少なくとも一方の少なくとも一つの軸方向に囲まれた内側のセグメント166または172は、それぞれの外側のセグメント164、168、170、および172の歯156に対して回転するようにオフセットされた、より短く狭い歯210を持っている。これらの歯210は、その遠位端で方形化されてもよい。したがって、ステッチング部材150の外側セグメント170および172の長い歯156が、シート素材を対向ステッチング部材146の中心に向かって押圧すると、中心セグメント172の歯210は、その鋭い、方形化されたエッジをシート素材、例えば、修正プライ94および96に突きつける。中心セグメント172の歯210のエッジは、シート素材およびスリット間の、タブとも呼ばれる、タブ部分において一対の平行なスリットを作る。そして、外側セグメント170および174の歯156が、一方の方向にスリットの外側にシート材料を押すと、対向する上部ステッチング部材146の中心セグメント166の歯210が、反対方向にスリット間のタブのシート材料を押す。ステッチング部材146および150は、このように協働して、スリットに隣接すると共にスリットの外側にあるシート材料に対してスリット間のタブのシート材料を移動させる。
いくつかの従来の供給/接続ギアとは異なり、ステッチング部材146および150の両方がタブを形成する。したがって、タブは、ほぼ平らな接続線を通って概ね延びる中心平面に関して反対方向に、ダンネージストリップ136の両側で移動される。ステッチング部材146および150は、シート素材において一対の断続的で、規則的に離間された平行なスリットの対を形成する。スリット間の中心部、すなわち、タブは、ほぼ平らな接続線を通って概ね延びる中心平面に対して移動される。他の実施形態では、軸方向に離間したセグメントを追加することによって、ダンネージストリップ136のスリットとタブの列を追加し、それにより、供給アセンブリ76の接続機能を一層高めてもよい。
機械70の供給アセンブリ76は、比較的狭い領域にわたってダンネージストリップ136の接続線をステッチする。この処理は、従来の変換機械で行われるように、プライの側エッジを中心接続部において打ち抜くおよび/または圧縮するのではなくむしろ、比較的大きな横方向に延びるしわになったエッジ部226に比較的向上したクッション性を提供する。
修正プライ94および96が同時に影響を受けているために、スリット間のタブ部分は、修正プライ94および96のそれぞれの層を含む。スリットに隣接するシート材料に対する、各タブのシート材料のエッジ間の摩擦により、それぞれのタブのエッジが接続される傾向がある。同様に、スリットを形成するタブに隣接するシート材料間の摩擦によっても、断片がまとめて保持される傾向がある。よって、シート材料の層の重なり合う中心の長手方向に延びる部分は、一緒に連動するなど、共に相互に接続され、スリットおよびタブを含む長手方向に延びる接続線を形成する。
ダンネージストリップ136の長手方向に延びる接続線は、修正プライ94および96の、対向して配置された側エッジの間に形成される。接続線は、不規則にしわをつけた状態の側エッジと比較して、比較的平らである。接続線は、側エッジ間の中心に配置され、これにより修正プライ94および96の中心の長手方向に延びる重なった部分を含む。代替的に、接続線が、各プライの少なくとも一方のエッジを自由にさせておく一方で、所望の形状または結果として得られるダンネージストリップ136の断面形状に応じて、一方の側エッジに他方より比較的近く離間されてもよく、それによりダンネージのクッション性と空隙充填特性とを向上させる。自由エッジにより、ダンネージストリップは類のないX字状の断面を有する。
ダンネージストリップ136の構造は、他の任意の供給アセンブリ構成要素を介して制御されてもよい。例えば、対向部材132および134に動作可能に結合され隣接した別々の前進シャフト(図示せず)を設けてもよい。このような場合には、別々の前進シャフトを、対向部材132および134と同じ速度で駆動し、それにより、駆動速度の差による修正プライ94および96間の長手方向のしわつけやバンチングを最小にしてもよい。一方、個別の前進ローラを対向部材132および134とは異なる速度で駆動し、修正プライ94および96に付加的に不規則に長手方向にしわをつけ、ダンネージ製品の密度およびその得られたクッション性を変化させる、またはダンネージストリップ136から別個のダンネージ製品を潜在的に分離してもよい。
対向部材132および134はまた、ステッチング部材146および150が搭載されたシャフト140および142を過ぎて修正プライ94および96の横方向に延びるエッジをガイドするための、図示された円筒状部材212および214を含んでもよい。円筒部材212および214は、それぞれの上下のステッチング部材146および150に隣接して軸方向に離間して示されている。一方の筒状部材212または214は、各ステッチング部材146または150のそれぞれの側で離間され、自身が搭載されるシャフト140または142の直径を効果的に増大させている。この構造では、修正プライ94および96の横方向に延びるエッジが、より効果的に、対向部材132および134と供給アセンブリ76との下流に配置された出力シュート84に向かってガイドされる。
出力シュート84は、連続するダンネージストリップ136を周方向に拘束しながら、変換機械70からダンネージストリップ136が離れるようにガイドする経路を定義する。出力シュート84は、エンドプレート220に結合され、エンドプレート220は、任意の適切な接続器を介してフレーム144に結合される。図示された実施形態では、出力シュート84は、長手方向に延びる部分224によって規定される開口部222を含む。シュート84の部分224は、ダンネージ136のストリップにおける引き裂きを予防または最小にするように丸められてもよい。図示するように、部分224は、相互に接続されたダンネージストリップ136を受け取り、少なくとも部分的に周方向にX字状ダンネージストリップ136の横方向に延びるエッジを拘束するような大きさにされる。シュート壁とダンネージストリップ136との間の摩擦により、ストリップ136が機械70を出る前にさらに長手方向のしわつけが強化され、重なったプライ94および96を接続するまたはストリップ136から個別のダンネージ製品を切り取るのを容易にしてもよい。
連続するダンネージストリップ136は、所望の長さの異なるダンネージ製品を提供するために任意の切断アセンブリ86によって分離または切断されてもよい。切断アセンブリ86は、手動または自動で作動され得る一つ以上の切断部材を含んでもよい。例示的な切断アセンブリは、オハイオ州コンコード・タウンシップのRanpak Corp.の米国特許第4,699,609号に記載されている。
いくつかの状況では、切断アセンブリ86は、例えば、個別の長さのシート材料が供給アセンブリ76に供給される場合など、完全に省略されてもよい。別の代替例としては、一定の長さのダンネージ製品をダンネージストリップ136から引きちぎることができるようにその幅を横切って穿孔されたシート素材を使用することである。穿孔は、ダンネージ変換機械70に供給される前、または変換処理の一部として形成される前に、原材料に形成することができる。追加的または代替的に、変換機械70は、自動的に穿孔原材料からなるダンネージストリップから所望の長さのダンネージ製品を分離するように構成されてもよい。これは、対向部材132および134の上流または下流に第2のセットの回転部材を提供し、回転部材の下流側シートを介してシート材を供給しながら上流にあるセットを停止することによって達成することができる。
図13〜18を参照すると、本発明は、X字状の断面形状を有する相互に接続された構造の一つ以上のプライのシート素材を含む類のない例示的なダンネージ製品300を提供する。ダンネージ製品300は、上述の例示的なダンネージ変換機械のような、ダンネージ変換機械によって形成され、相互に接続された中心部分302および中心部分302にほぼ隣接する横方向の、しわになった、クッション性のある、エッジ部304を含む。図示されるように、中心部分302は、互いに分離された対向して配置された、しわになった、エッジ部304の間の中心に配置されている。異なるプライのエッジ部304は、中心部302の外側で互いに分離され、さらに、各個々のプライの対向するエッジ部304が互いに分離されている。
特に、二つ以上のプライのシート素材は、相互に接続された中心部分302を含む相互に接続された構造に変換される。中心部分302は、プライそれぞれの重なった部分が相互に接続された長手方向に延びる部分および長手方向に延びる接続線306を有する。各プライは、接続線306から互いに反対の、エッジ部304の横方向に延びる自由エッジ308に、不規則にしわをつけたエッジ部304に沿って横方向外側に延びる。側エッジ304は、不規則にしわをつけ互いから離れて広がる、長手方向に広がりを持つ、横方向に延びる、エッジ部である。各プライが別々に不規則にしわになるため、エッジ部における折り目のパターン304は、不規則であり、通常、他のプライまたはプライの部分では繰り返さず、それによって、入れ子を最小にし、結果として得られるダンネージ製品300のロフトおよびクッション性を最大にする。エッジ部304は、通常、長手方向に延びる中心部分302において接続線306に隣接している。各プライのしわになったエッジ部304それぞれのしわになった横幅は、長手方向に延びる部分302の横幅よりも大きい。それぞれの個々のプライの自由エッジ308は、通常、他のプライの自由エッジ308から分離されている。
概ね上述したように、変換処理は、互いからエッジ部を分離をさせながら、二次元のシート素材のほぼ平らなプライの側エッジに不規則にしわをつけ、これにより、横方向に延びる自由エッジ308を有するしわなったエッジ部304を形成する。接続処理中には、不規則にしわをつけたプライの重なった中心部を接続線306に沿って互いに接続し、長手方向に延びる中心部分302を形成する。接続線306は、不規則にしわをつけた状態の横方向の自由エッジ308と比較して比較的平らである。接続線306は、対向して配置された自由エッジ308の間に長手方向に中心に配置されている。代替的に、接続線306を、所望の形状または結果として得られるダンネージ製品300の断面形状に応じて、一方の側エッジ308に他方より比較的近くに離間してもよい。
図示されるように、接続線306は、プライそれぞれの重なった部分を通って延びるスリット310を含み、また、スリットに隣接する重なった部分を相互に接続するために移動する部分を含む。スリット310は、周期的に長手方向に離間され、例えば二つの平行な列のようなスリット310の列に並んでおり、それによってその間にタブ312を形成している。適当な数のスリット310の列およびタブ312が存在してよい。
タブ312は、接続線306のほぼ平面的な構造から外れるように移動される。摩擦係合とタブ312の移動とにより、その相互に接続された構造でダンネージ製品300のシート素材が保持される。スリット310はまた、追加の相互の接続を提供するために、摩擦係合エッジを有している。タブ312は、接続線306を通って概ね延びる中心平面に対し交互に反対方向に移動されている。
要約すると、ダンネージ変換機械70は、少なくともシート素材のプライ90および92に不規則にしわをつけて三次元形状を有する修正プライ94および96にするバンチングアセンブリ74と、修正プライ94および96の長手方向に延びる部分を前進および接続してダンネージストリップ136を形成する供給アセンブリ76とを含む。ダイバータ77および78は、修正プライの側エッジの重なりを最小に抑え、互いからの分離を促進し、切断アセンブリ86は、ストリップ136から別個のダンネージ製品を切り取る。例示的な結果として得られるダンネージ製品300は、プライのそれぞれの相互に接続した重なった部分を有する長手方向に延びる部分302および長手方向に延びる接続線306に沿って相互に接続した二つ以上のプライのしわになったシート材料を含む。各プライは、長手方向に延びる部分302の横幅よりも大きいしわになった横幅を有する不規則にしわをつけたエッジ部304に沿って横方向外側に延びていてもよく、エッジ部304は、接続線306から対向する横方向に延びる自由エッジ308に延びる。
特定の好ましい実施形態に関して本発明を図示すると共に説明してきたが、同等の変更および修正が、本明細書および添付の図面を読んで理解する際に当業者に想起されることは明らかである。上述の構成要素によって実行される様々な機能に関しては、そのような構成要素を記述するために使用した用語(「手段」への言及を含む)は、本発明の明細書に示される例示的な実施形態においてその機能を実行する開示された構造と構造的に等価ではなくても、他に示されない限り、記載の構成要素の指定された機能を実行する任意の構成要素に対応するように意図されている(すなわち、それは機能的に等価である)。また、本発明の特定の特徴は、いくつかの実施形態の唯一つに関して開示することができるが、そのような特徴は、任意の所与のまたは特定の応用について所望されかつ有利であり得るように、他の実施形態のうちの一つ以上の他の特徴と組み合わせることができる。

Claims (20)

  1. 複数のプライのシート素材を比較的低密度のダンネージ製品に変換する機械であって、前記機械が、
    各プライに不規則にしわをつけて、各プライが別々にしわになった、三次元の修正プライにするように構成されたバンチングアセンブリと、
    バンチングアセンブリの下流の供給アセンブリであって、前記供給アセンブリが、一対の対向部材を有し、前記対向部材が、前記対向部材の間に前記修正プライを前進させ前記修正プライの長手方向に延びる重なった部分を接続するように配置されて、長手方向に延びる接続線が前記修正プライの一方の少なくとも一方のエッジから離間されたダンネージストリップを形成する供給アセンブリと、を含む機械。
  2. 前記バンチングアセンブリが、少なくとも二つの収束シュートを含み、前記少なくとも二つの収束シュートが、各プライについてそれぞれ別々の経路を定義する、請求項1に記載の機械。
  3. 前記対向部材の上流に配置され対向ダイバータをさらに含み、前記対向ダイバータが、それぞれ別々の経路に沿って前進するプライの自由エッジの重なりを最小にする、前記請求項のいずれかに記載の機械。
  4. 前記バンチングアセンブリの少なくとも一部を通って延びるダイバータをさらに含み、前記ダイバータが、前記プライのうちの一つの横方向に延びる自由エッジの、前記プライのうちの一つの他の横方向に延びる自由エッジとの重なりを最小にする、前記請求項のいずれかに記載の機械。
  5. 前記バンチングアセンブリが、前記バンチングアセンブリの上流端の入口から前記バンチングアセンブリの下流端の出口に収束する壁を含む、前記請求項のいずれかに記載の機械。
  6. 前記入口の面積が、前記出口に比べて大きい、前記請求項のいずれかに記載の機械。
  7. 前記一対の対向部材の少なくとも一方が、前記修正プライの部分をスリット加工して平面構造から外れるように移動させて少なくとも一列のタブを形成する軸方向のスリットセグメントを含み、それにより、前記修正プライの重なった部分を相互に接続し、接続線を形成する、前記請求項のいずれかに記載の機械。
  8. 前記一対の対向部材が、互いに噛み合ってその間に前記修正プライを前進させ接続するギアを含み、前記ギアが相互に回転可能にオフセットされた軸方向に離間したセグメントを含む、前記請求項のいずれかに記載の機械。
  9. 前記対向部材に隣接するダイバータをさらに含み、前記ダイバータが、前記プライのうちの一つのしわになった横方向に延びる自由エッジを、前記プライのうちの一つの別のしわになった横方向に延びる自由エッジから分離させる、前記請求項のいずれかに記載の機械。
  10. 前記対向部材の下流に、前記ダンネージストリップを周方向に拘束する出力シュートをさらに含む、前記請求項のいずれかに記載の機械。
  11. 前記対向部材の下流に、前記ダンネージストリップから別個のダンネージ製品を切り取るための切断アセンブリをさらに含む、前記請求項のいずれかに記載の機械。
  12. シート素材をダンネージ製品に変換する方法であって、
    複数のほぼ平らなプライのシート素材に別々に不規則にしわをつけて、それぞれがほぼ三次元形状の、横方向に延びるしわになったエッジ部を有する修正プライを形成するステップと、
    別々のそれぞれの経路に沿って前記シート素材のプライを前進させるステップと、
    各プライがほぼ三次元形状に変換された後に、その長手方向の部分に沿って前記修正プライ同士を接続してダンネージストリップを形成するステップと、を含む方法。
  13. 前記別々に不規則にしわをつけるステップが、前記ほぼ平らなプライのそれぞれを、収束する側壁を有する別々のシュートを介して引き出すステップを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記プライのうちの一つの横方向に延びる自由エッジの、前記プライのうちの一つの別の横方向に延びる自由エッジとの重なりを最小にするステップをさらに含む、請求項12および13のいずれかに記載の方法。
  15. 前記前進させるステップが、対向する回転部材間に前記シートの材料を引き出すステップを含む、請求項12〜14のいずれかに記載の方法。
  16. 前記接続するステップが、前記修正プライの部分をスリット加工し、平面構造から外れるように移動させ、それにより、前記修正プライのしわになったエッジ部の横方向に延びる自由エッジから離間した長手方向に延びる接続線を形成するステップを含む、請求項12〜15のいずれかに記載の方法。
  17. 前記プライのうちの一つのしわになった横方向に延びる自由エッジを、前記プライのうちの一つの別のしわになった横方向に延びる自由エッジから分離させるステップをさらに含む、請求項12〜16のいずれかに記載の方法。
  18. 前記接続するステップの後に前記ダンネージストリップのしわになったエッジ部を周方向に拘束するステップをさらに含む、請求項12-17のいずれかに記載の方法。
  19. 長手方向に延びる接続線に沿ってプライそれぞれの重なった部分が相互に接続した長手方向に延びる部分を含む、相互に接続された構造の二つ以上のプライのシート素材と、
    前記接続線からエッジ部の対向する横方向に延びる自由エッジへ不規則にしわをつけたエッジ部に沿って横方向外側に延びる各プライと、
    前記長手方向に延びる部分の横幅よりも大きいしわになった横幅を有する各プライの前記しわになったエッジ部のそれぞれと、を含む、ダンネージ製品。
  20. 前記接続線のほぼ平面的な構造から外れるように移動されたタブをさらに含み、前記タブの移動により、その相互に接続された構造でシート素材が保持される、請求項19に記載のダンネージ製品。
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