JP2017513284A - メッシュネットワークを最適化するための技術 - Google Patents

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Abstract

ノードが、そのノードが現在のコレクタでアクティブであるネットワークにおいて、現在のコレクタと関連する状態データを受け取る。また、ノードが、そのノードが候補のコレクタでアクティブではないネットワークにおいて、候補のコレクタと関連する状態データを受け取る。これらのコレクタの状態データの解析が生成されるのであるが、この解析は、受け取られた状態データにおいて報告されたそれぞれのネットワーク負荷を少なくとも比較することを含む。最適なコレクタが、現在のコレクタと候補のコレクタとのうちから決定される。最適なコレクタの決定は、これらのコレクタの状態データの解析に少なくとも部分的に基づく。現在のコレクタが最適なコレクタであると決定されるときには、ノードは現在のコレクタでアクティブであるままで留まり、候補のコレクタが最適なコレクタであると決定されるときには、ノードは候補のコレクタでアクティブになる。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2014年2月21日に出願された「LOAD BALANCING AND BACKGROUND SCANNING IN A TIME SYNCHRONIZED CHANNEL HOPPING NETWORK」と称される米国仮出願第61/943,204号の優先権を主張しており、この米国仮出願は、すべての目的のため、参照により、本明細書に組み入れられる。
メッシュネットワークにおけるノードが、最良の選択肢ではないコレクタまたは他の中央ノードデバイスに接続されることになり得るには、いくつかのシナリオが存在する。これは、ノードが準最適のコレクタを最初に見つけるときなどに、自然に起こり得る。これは、新たなコレクタがインストールされるまたは停電状態から復帰するときなどに、人工的に起こり得る。さらに、コレクタは限定された個数のノードをサポートできるだけであるから、ネットワークに新たなノードを追加すると、新たなノードと既存のノードとの両方に対し、コレクタの選択に影響が生じ得る。これらの理由のために、ノードは、ネットワークレイアウトを最適化するために、追加可能な「よりよい」パフォーマンスのコレクタが存在するかどうかを判断する能力を有することが必要である。
本発明の様々な態様は、現在および候補のコレクタの評価に基づき最適なコレクタを選択することにより、ネットワークを最適化するノードに関する。ある実装では、ノードは、ネットワークにおける現在のコレクタに関連する状態データを受け取るが、この場合、ノードは現在のコレクタにおいてアクティブである。ネットワークは、IEEE802.15.4eによって定義されるような時間同期チャネルホッピング(TSCH)ネットワークであり得る。ノードは、また、ネットワークにおける候補のコレクタに関連する状態データも受け取るが、この場合には、ノードは候補のコレクタにおいてアクティブではない。コレクタに関連する状態データは、TSCHネットワークにおいて、ビーコンメッセージとして実装され得る。
コレクタの状態データの解析が生成されるが、この場合、この解析は、受け取られた状態データにおいて報告されたそれぞれのネットワーク負荷を少なくとも比較することを含む。この解析は、さらに、状態データにおけるランクインジケータ、ノードの子ノードの個数、ノードが現在のコレクタにおいてアクティブであった時間の長さ、現在のコレクタに対して候補のコレクタによって保持される改善のマージン、および/またはそれ以外のファクタを比較することを含み得る。最適なコレクタは、現在のコレクタと候補のコレクタとのうちから、これらのコレクタの状態データの解析の少なくとも一部に基づいて決定される。現在のコレクタが最適なコレクタであると判断されるときは、ノードは、現在のコレクタにおいてアクティブであるままに継続し、候補のコレクタが最適なコレクタであると判断されるときには、ノードは、候補のコレクタにおいてアクティブになる。
本開示の多くの態様は、以下の図面を参照することで、よりよく理解され得る。図面におけるコンポーネントは必ずしも寸法通りではなく、その代わりに、本開示の原理を明瞭に図解することの方が強調されている。さらに、図面では、複数の図面を通じ、同様の参照番号は対応する部材を指す。
本開示の様々な態様による例示的なメッシュネットワークの図である。 本開示の様々な態様による例示的なメッシュネットワークの図である。 本開示の様々な態様による例示的なメッシュネットワークの図である。 本開示の様々な態様による図1のメッシュネットワークにおけるノードによって実装された機能のある例を図解するフローチャートである。 本開示の様々な態様による図1のメッシュネットワークにおいて用いられるノードのある例示的な図解を提供する、概略的なブロック図である。
本発明は、候補のコレクタを求めてネットワークを走査して、あるノードが現在のコレクタに接続されたまま維持されるべきか、または、候補のコレクタに移動すべきかを決定するために、候補のコレクタを評価するためのシステムおよび方法に関する。ノードは、これらに限定されることはないが、そのランクまたは各コレクタからの論理的距離と、その子供と、各コレクタの負荷とを含むファクタを考察する。
本明細書における定義によると、「ノード」は、メッシュネットワークにおいてメッセージを配信することに関係する機能を実行することができるインテリジェントデバイスを含む。あるシステムにおいて、ノードは、家屋またはアパートなどの設備に配置されており、ガス、水、または電力などの資源の消費を測定するメーターであり得る。そのようなメーターは、高度メーターリングインフラストラクチャ(AMI)、無線周波数(RF)ネットワークの一部であり得る。ノードの他の例としては、ルータ、コレクタもしくは収集点、ホストコンピュータ、ハブ、またはネットワークに付属しており情報を通信チャネル経由で送信、受信、または転送することができるそれ以外の電子デバイスが含まれる。
ノードは、それが本発明の実装の範囲内において機能することを可能にするいくつかのコンポーネントを含み得る。たとえば、ノードは、それがメッシュネットワークにおける同様のノードおよび/またはそれ以外のデバイスと通信することを可能にする無線機を含み得る。各ノードの無線機は、その無線機がコンピュータのように機能し、本明細書に記載されている本発明の実装を提供するようにコンピュータおよびコマンド機能を実行することを可能にすることができる、プログラマブル論理制御装置(PLC)のようなデバイスを有し得る。ノードは、また、他のノードとの通信に関係する情報を記憶するための記憶媒体を含み得る。そのような記憶媒体は、たとえば、メモリ、フロッピディスク、CD−ROM、DVD、またはノードの内部に配置されているかまたはネットワーク経由でそのノードからアクセス可能であるそれ以外の記憶デバイスを含み得る。ノードは、また、時間管理を提供する水晶発振子(すなわちクロック)とバックアップ電力を提供する電池とを含み得る。いくつかのノードは、電池だけによって給電され得る。
ノードは、メッシュネットワークにおける他のノードと、様々な周波数チャネルを経由して通信することができる。同じ周波数ホッピングシーケンスを共用する、すなわち、同時に複数の周波数の間でホップするノードは、同じ周波数を経由して相互に通信することができる。このように、TSCHネットワークでは、ノードは、たとえば、例示的な実装によると、7つのチャネルなど、利用可能な周波数スペクトル経由で他のノードとの通信を確立するために、異なる時点においてホップすることができる。ノードは、たとえば700ミリ秒など、一定の時間増分または滞留時間に従ってホップすることができ、その時点において、ノードは、与えられているチャネルまたは周波数経由でメッセージを送信または受信することができる。本明細書に記載されているように、用いられるホッピングシーケンス長は、ホッピングシーケンスにおけるいくらかのオーバラップを促進するために、チャネルの個数の整数倍であるべきである。たとえば7つのチャネルが存在する場合には、ホッピングシーケンス長は、21など、7の整数倍であるべきであって、それにより、ホッピングシーケンスに21個の時間枠が存在することになる。これによって、非干渉のためのランダム化を依然として提供しつつ、地理的に近接するコレクタのホッピングシーケンスにおいては、いくらかのオーバラップが生じる可能性が高まることになる。
本明細書における用法では、「親ノード」とは、情報を宛先に送りメッセージを受け取るために、別のノードによって用いられ得るノードを指す。各ノードがそれ自体と通信することが可能な他のノード(一般に、隣接ノードと称される)を習得または識別する際には、通信を容易にするために、これらのノードに関する情報およびパフォーマンスの計量が取得される。ノードは、識別されたどのノードが情報を宛先に送りメッセージを受け取るための最良のオプションを提供するのか、すなわち親ノードであるのかを決定するために、この計量を用いて識別したノードのそれぞれを採点することができる。親ノードを識別したノードは、同意語的であるが、その親ノードの子ノードと称され得る。
本明細書における用法では、「コレクタノード」とは、ネットワークと他のネットワークとの間においてはもちろん、ネットワークの内部でメッセージをルーティングするのに用いられるノードを指す。たとえば、コレクタノードは、多数のメーターを含むワイヤレスメッシュネットワークとヘッドエンドシステムまたはコントロールセンタを含む光ファイバネットワークとの内部で、メッセージをルーティングし得る。与えられたネットワークが1つまたは複数のコレクタノードを含む場合があり得るが、その場合、各コレクタノードがパーソナルエリアネットワーク(PAN)を確立する。様々なPANが、集合的に、ネットワークを構成する。ノードは、そのノードがコレクタのPANの一部であるときに、与えられたコレクタで「アクティブである」、または、与えられたコレクタと「関連する」、と称されることがあり得る。
本明細書における用法では、「状態データ」とは、メッセージまたは一連のメッセージにおいて通信された情報を指し、ノードはその情報から、与えられたコレクタと関連するネットワーク状態情報を取得し得る。情報データは、コレクタから直接に、または、1つまたは複数の中間的なノードを経由して、ノードによって受信され得る。IEEE802.15.4eによって定義されるネットワークのいくつかの実装では、状態データは、ビーコンによって運ばれ得る。ビーコンは、スケジュール駆動および/またはイベント駆動ベースで、伝送され得る。
ここで図面を参照すると、図1は、本明細書において説明されているシステムを実装するように構成された例示的なメッシュネットワーク10を示す。メッシュネットワーク10は、コレクタノード19〜20と無線ノード21〜31とを含み得る。コレクタノード19〜20は、そのノードと関連する施設におけるガス、水、または電力の消費の測定値などの情報を、ノード21〜31が送り得る収集点として機能し得る。ノード21〜31は、既に論じたように、メッシュネットワークにおける他のノードと通信し、そのような通信を容易にするためのインテリジェントな決定を行うために十分なネットワークおよび計算能力を有し得る。コレクタノード19〜20は、ノード21〜31に存在するものと少なくとも同じ機能および能力を有するように構成され得る。さらに、コレクタノード19〜20は、ノード21〜31からの情報を記憶するために十分な記憶能力と、いくつかの例では、それらのノードから受信された情報を処理するためにより大きな計算能力と、を含み得る。他の例では、コントロールセンタまたはそれ以外のコンピュータデバイス(図示せず)が、ノードから受信された情報を処理するのに、用いられ得る。
図1には、メッシュネットワーク10における3層のノード(層1、層2、および層3)が示されている。他の構成では、より少数のまたはより多数の層が存在することがあり得る。ノードは、ノードからコレクタノードへの論理的距離およびデータ伝送の信頼性など、一定のファクタに基づいて、特定の層と関連し得る。ファクタおよび/またはファクタに与えられるウェイトは、ネットワークが異なることにより変動し得る。ノードが層1に配置されているということは、それらがコレクタノードへの「よりよい」接続を有しており、コレクタノードと通信するために中間ノードの使用を要求しない、ということを示す。より大きな数字が付された層に配置されたノードは、少なくとも1つの中間ノードを介して、コレクタノード19〜20と通信する。たとえば、層2に配置されたノードは親ノードである層1に対して子ノードであり、層3に配置されたノードは親ノードである層2に対して子ノードである(すなわち、ここでは、層2のノードは、異なるノードの組み合わせにおいて、親および子の両方の役割として機能し得る)。このように、層3のノードは、その親である層2のノードを介して、コレクタノード19〜20のうちの1つと通信し、層2のノードは、今度は、その親である層1のノードと通信し、層1のノードはコレクタと通信する。図1には、層1のノードの方が層2のノードよりもコレクタノード19〜20に近接し、層2のノードの方が層3のノードよりも近接していることが示されているが、物理的距離だけによって層が判断されることはあり得ない。ノードが評価される態様に応じて、層1のノードが、層2のノードよりも、コレクタノード19〜20から遠く離れて配置されていることがあり得る。
上述したように、最適な選択肢ではないコレクタノード19〜20にノード21〜31が接続されることになり得るシナリオは、いくつか存在する。たとえば、ノード22は、「よりよい」選択肢であるコレクタノード20を発見する前に、コレクタノード19を識別することがあり得る。さらに、新たなノードが追加されるなど、時間経過と共にネットワーク10における条件が変化することがあり、その結果として、かつては最適なコレクタノードであったものが、もはや最適な選択肢ではなくなることがある。これらのおよびそれ以外の起こり得る理由により、ノード21〜31が、そのノードのためにパフォーマンスの改善を結果的に生じさせ得る利用可能な他のコレクタノードが存在するかどうかを判断する能力を有することが必要である。
本明細書に開示されている技術を用いると、ノード21〜31のそれぞれが、自らの最適なコレクタノード19〜20を決定することができ、現在選択されているコレクタノードが最適な選択肢であり続けることを周期的に確認できるので、ノード21〜31のそれぞれのパフォーマンスが改善される。結果的に、メッシュネットワーク10のパフォーマンスと効率性とが、改善され得る。
この目的のため、図2は、ネットワーク10の別の例証のための例を提示しており、このネットワーク10は状態データ219〜220を含み、ノード21〜31は最適なコレクタノードを選択するために状態データ219〜220を用いてコレクタノード10〜20を比較し得る。ノードは、同期を維持するため、周期的に状態データをネットワークに送る。この状態データの一例として、ビーコンまたは強化されたビーコンがある。たとえば、ノード26などのノードは、その現在のコレクタ19と関連するパーソナルエリアネットワーク(PAN)において、親ノード22などのノードから、状態データ219を受け取り、また、候補のコレクタ20と関連するPANにおけるノードからも、状態データ220を受け取ることがあり得る。ノード26は、それ自身がコレクタ19と関連するPANからコレクタ20と関連するPANに切り換わるべきかどうかを判断するために、状態データの中の情報を用いる。
状態データ219〜220の中の情報は、(1)PAN識別子(ID)、(2)ネットワークID、(3)署名、(4)ランクインジケータ、(5)ネットワーク負荷インジケータ、および/または、認識され得るそれ以外の状態情報を含み得る。「PAN ID」は、状態データを送るノードのPANを識別する。「ネットワークID」は、ネットワークを識別する。たとえば、ノードが公益事業メーターである場合には、ネットワークIDは、公益事業またはそれ以外の資源プロバイダを識別し得る。「署名」は、状態データの正当性をノードが確認することを可能にするデータである。たとえば、署名は、公開鍵または共有鍵暗号の動作を用いることを通じて確認され得るデジタル署名またはそれ以外のデータであり得る。「ランクインジケータ」(RI)は、送信側ノードの層、またはそのコレクタノードからの論理的距離を指示する値である。「ネットワーク負荷インジケータ」(NLI)は、コレクタの相対的負荷を表す値である。
たとえば、状態データがTSCHネットワークにおけるビーコンとして実装される場合には、PAN ID、ネットワークID、および署名のためのデータ要素は、適用可能なネットワークプロトコルによって定義されるのが典型的であるが、これに対し、RIおよびNLIのためのデータ要素は定義され得ない。RIおよびNLIのためのデータ要素が定義されない場合には、それらは、ビーコンにおける不特定情報要素(IE)に含まれ得る。
再び図2を参照すると、コレクタ19に接続されたノードからの状態データ219に対するPAN IDは、コレクタ20に接続されたノードからの状態データ220に対するPAN IDと異なっているが、コレクタ19〜20に対するネットワークIDは、これらが同じネットワーク10の一部であるため、同じである。RIは、状態データのソースによって、メッシュネットワーク10の宛先指向有向非巡回グラフ(DODAG)における位置に関して、以下のようにマッピングされる値である。ある実装では、RIは、下記のように定義される0から7までの整数値である。
ランクインジケータ=[7,(ランク/(2xMinRankIncrease+1))]の最小値
この実装では、ランク値は、次の通りである。
0−コレクタまたはコレクタから1ホップ
1−コレクタから2または3ホップ
2−コレクタから4または5ホップ
3−コレクタから6または7ホップ
4−コレクタから8または9ホップ
5−コレクタから10または11ホップ
6−コレクタから12または13ホップ
7−コレクタから14ホップ以上
MinRankIncreaseは、それぞれのコレクタによって定義される。
ある実装では、NLIは、下記のように特定される0から8までの値である。
0−コレクタ負荷が通常または通常未満(<全容量の25%)
2−コレクタ負荷が通常から高い(25%から50%の間)
5−コレクタ負荷が重い(50%から75%の間)
8−コレクタ負荷が最大値を超えている(>75%)
理解され得るように、他の実装では、上に示されているもの以外の値が用いられることがあり得る。NLI値は、ノード21〜31から、状態データ219〜220の中で転送されるが、他方で、RI値は、状態データ219〜220を転送するノードによって更新され得る。一般に、通常の負荷を有するコレクタ19〜20と関連するノードが与えられている場合には、ランクの著しい改善が存在しない限り、その与えられたノードを別のコレクタに切り換えるべきではないのだが、それは、現在のコレクタに留まり、与えられたノードの子ノードに影響を生じない方がより好ましいであろうから、という理由による。
次に、ネットワーク10のノード21〜31において実装され得るネットワーク最適化動作の例示的な例証が提供される。この例証の目的のために、ノード26で実行され得る動作について説明されるが、同様の動作がノード21〜31のいずれにおいても実行され得ると理解される。最初に、ノード26が、状態データ219を、コレクタ19に接続されたノード22から受け取っても良い。状態データ219が受け取られる時点で、ノード26は、既にコレクタ19のPANのアクティブなノードであり得るか、または、ノード26によって検出された全ての別のコレクタノードの間で状態データ219が最適な選択肢であることに基づいて、コレクタ19のPANに参加しても良い。
その後で、ノード26が、コレクタ20と関連する状態データ220を受け取ることがあるが、この場合、状態データ220は、コレクタ20から直接に、または、1つまたは複数の中間ノードを介して、受け取られる。ノードが現時点で関連しているコレクタ以外のコレクタは、本明細書では、「候補のコレクタ」と称され得る。ノード26は、状態データ220が(その現在のコレクタではなくて)候補のコレクタと関連するということを、状態データ220のPAN IDがコレクタ19と関連する状態データ219のPAN IDと異なることに基づいて、認識し得る。ノード26は、また、候補のコレクタと現在のコレクタとが両者共に同じネットワークに参加していることを確認するために、状態データ220のネットワークIDが状態データ219によって用いられるネットワークIDと同じであることを、確認する。たとえば、公益事業メーターであるノードの場合には、あるネットワークIDが電気メーターを表すのに用いられ、他方で、別のネットワークIDがガスメーターのために用いられる。これらのネットワークのそれぞれの内部では、各PANが1つのコレクタによって統率されながら、様々な複数のPANが存在し得る。
再び図2を参照すると、いくつかの実装では、ノード26が、状態データ219〜220の信頼性を確認するために、状態データ219〜220の署名を確認しても良い。この署名確認は、理解され得るように、デジタル署名、公開鍵、共有鍵、暗号ハッシング、および/またはそれ以外の認証機構を用いて、実行され得る。その後で、ノード26は、現在のコレクタと候補のコレクタとのうちから最適なコレクタを決定するために、それぞれの状態データ219〜220において報告された様々なファクタを比較する。比較され得るファクタは、(1)NLI、(2)RI、(3)ノード26の子の個数、(4)ノード26が現在のコレクタ(すなわち、コレクタ19)のPANの中に存在してきた時間の長さ、および/または他の可能性のあるファクタを含む。
たとえば、現在のコレクタ19と関連する状態データ219は、ネットワーク負荷が最大容量の75%を超えることを表す「8」というNLI値を報告し得る。候補のコレクタ20と関連する状態データ220は、ネットワーク負荷が最大容量の25%〜50%であることを表す「2」というNLI値を報告し得る。いくつかの実装では、現在のコレクタ19に対する候補のコレクタ20の、そのような大幅なNLIの改善は、他のファクタを考慮しなくても、候補のコレクタ20を最適のコレクタとして決定するのに十分であり得る。図3には、ノード26がノード23の子ノードとなり、コレクタ20のPANの一部になった後の、結果的なネットワーク10の例示的な図が示されている。変更の結果として、ノード26に対する子ノードであるノード30もまた、コレクタ20においてアクティブになる。
図3を用いて、さらに後の時点における別の例について続けると、いま現在のコレクタであるコレクタ20が「5」というNLI値を報告し、他方で、候補のコレクタ19が「2」というNLI値を報告する場合には、ノード26は、最適なコレクタを決定する前に、RIなど、他のファクタを考慮することがあり得る。この例では、ノード26は、RIおよびNLIの両方のファクタを評価し得るが、それはそれぞれの状態データ219〜220において報告されたRIおよびNLIの値を加算し、より低い値が好まれるが、加算された値での差の程度を確かめることによって行われる。
ここで、ノード26がノード25から状態データ219を受け取る場合には、ノード25はコレクタ19から2ホップなので、RI値は「1」となる。ノード26がノード23から状態データ220を受け取る場合には、ノード23はコレクタ20から1ホップなので、RI値は「0」となる。したがって、現在のコレクタに対するNLI+RIの値は「5」であり、他方で、候補のコレクタ19に対するNLI+RIの値は「3」である。2つのNLI+RIの値の差(すなわち、5−3=2)が改善の最小限のマージンを満たす場合には、今度は、候補のコレクタ19が最適なコレクタであることが決定され得る。あるいは、改善の最小限のマージンが満たされない場合には、ノード26が、現在のコレクタ20においてアクティブであり続けることになる。改善の最小限のマージンは、コレクタ19への変更から結果的に生じ得るノード26とその子であるノード30とへの断絶のコストを表す別のファクタと考えられ得る。
次に図4を参照すると、様々な態様によるメッシュネットワーク10におけるノード21〜31の方法400のためのネットワーク最適化動作の一例を提供するフローチャートが示されている。図4のフローチャートは、本明細書に記載されている方法400のネットワーク最適化動作を実装するために用いられ得る、多くの異なるタイプの機能配列の一例を提供するに過ぎない、ということが理解される。図4のフローチャートに示されている例示的な動作は、コレクタのPANにおいてノードが前もってアクティブになった後で、メッシュネットワーク10のノード21〜31によって開始される。
ブロック403で開始するのであるが、ノード21〜31は、その現在のコレクタと関連する状態データを、直接に、または、1つもしくは複数の中間ノードを介して、受け取り得る。状態データにおける情報は、理解され得るように、(1)PAN ID、(2)ネットワークID、(3)署名、(4)RI、(5)NLI、および/または他の状態データを含み得る。
次に、ブロック406において、ノードは、その現在のコレクタとは異なる候補のコレクタと関連する状態データを受け取っても良いが、状態データは、候補のコレクタから直接に、または、1つもしくは複数の中間ノードを介して、受け取られ得る。ノードは、状態データのPAN IDが現在のコレクタによって用いられる状態データのPAN IDとは異なることに基づいて、その状態データが(現在のコレクタではなくて)候補のコレクタからのものである、ということを認識し得る。ノードは、また、候補のコレクタと現在のコレクタとが両方共に同じネットワークに参加していることを確認するために、候補のコレクタから受け取られた状態データのネットワークIDが現在のコレクタの状態データによって用いられるネットワークIDと同じである、ということを確認し得る。いくつかの態様では、ノードは、また、受け取られた状態データの信頼性を確認するために、状態データの署名を確認しても良い。署名の確認は、デジタル署名、公開鍵、共有鍵、暗号的ハッシング、および/または認識されうる他の認証機構を用いて、実行され得る。
そして、ブロック409では、ノードは、ノード自体にローカルなものだけでなく、状態データにおいて報告され得る様々なファクタに基づいて、それぞれのコレクタの解析を生成する。解析され得るファクタは、(1)NLI、(2)RI、(3)ノードの子の個数、(4)ノードが現在のコレクタのPANの中に存在してきた時間の長さ、(5)改善の最小限のマージン、および/またはそれ以外のファクタを含み得る。
最適なコレクタとして選択されるためには、候補のコレクタが、より低いNLI値など、1つまたは複数のファクタに関して現在のコレクタに対する改善を示すことが必要であり得るが、それだけでは十分でない。ブロック412では、ノードは、現在のコレクタによって示され得る改善のマージンを考慮する。たとえば、ある可能な実装では、ノードは、ファクタの下記のグループを考慮し得る。
1)(RI+NLI)の合計値の5以上の減少、および、候補のコレクタのNLIが5未満
2)(現在のコレクタのNLIが5以上)および(候補のコレクタのNLIが5未満)
3)(子の個数が3以下、および、このコレクタでアクティブになってから8時間が経過)
または
(子の個数が10以下、および、このコレクタでアクティブになってから16時間が経過)
または
(子の個数が10を超える、および、RI+NLIの合計値の8以上の減少)
4)(現在のコレクタのNLIが8、および、候補のコレクタのNLIが5未満)
この例では、ノードは、ファクタグループの(1および3)、(2および3)、または(4)が真である場合に、候補のコレクタが最適なコレクタであると判断し得る。ここで、ファクタグループは、「(RI+NLI)の合計値の5以上の減少」など、改善の最小限のマージンを本質的に考慮する様々な規則を特定する。
ノードによって考慮されるファクタが候補のコレクタとの関係で改善の最小限のマージンを示す場合には、次に、ブロック415において、候補のコレクタが最適なコレクタであり、ノードは候補のコレクタにおいてアクティブになる。あるいは、ノードによって考慮されるファクタが候補のコレクタとの関係で少なくとも改善の最小限のマージンを示さない場合には、次に、ブロック418において、現在のコレクタが最適なコレクタであり、ノードは引き続き現在のコレクタにおいてアクティブであり続ける。その後では、ノード21〜31における方法400の実行はブロック403に戻り、そこで、ネットワーク最適化動作が、後で、隣接のコレクタを再度評価し得る。
次に、図5には、本明細書に開示されている技術をワイヤレスメッシュネットワークまたはそれ以外のデータネットワークにおいて実装するために用いられるノード21〜31の例を示すブロック図が、示されている。ノード21〜31は、処理デバイス502を含み得る。処理デバイス502の非限定的な例には、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(「ASIC」)、ステートマシン、またはそれ以外の適切な処理デバイスが含まれる。処理デバイス502は、1つを含む任意の個数の処理デバイスを含み得る。処理デバイス502は、メモリデバイス504などのコンピュータ可読な媒体に、通信可能に接続され得る。処理デバイス502は、メモリデバイス504にそれぞれ記憶されたコンピュータ実行可能なプログラム命令および/またはアクセス情報を、実行することができる。
メモリデバイス504は、処理デバイス502によって実行されると処理デバイス502に本明細書に記載された動作を遂行させる命令を記憶することができる。メモリデバイス504は、(これらに限定されないが)電子的、光学的、磁気的、またはそれ以外のコンピュータ可読な命令をプロセッサに提供することができる記憶デバイスなどの、コンピュータ可読媒体であり得る。そのような光学的、磁気的、またはそれ以外の記憶媒体の非限定的な例には、リードオンリ(「ROM」)デバイス、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)デバイス、磁気ディスク、磁気テープもしくはそれ以外の磁気ストレージ、メモリチップ、ASIC、環境設定されたプロセッサ、光学記憶装置、またはコンピュータプロセッサがそこから命令を読み出すことができる全てのそれ以外の媒体が含まれる。ここでの命令は、コンパイラおよび/またはインタプリタによって、任意の適切なコンピュータプログラミング言語で書かれたコードから生成されたプロセッサに固有の命令を含み得る。適切なコンピュータプログラミング言語の非限定的な例には、C、C++、C#、Visual Basic、Java、Python、Perl、およびJavaScriptなどが含まれる。
ノード21〜31は、ノード21から31のうちの1つまたは複数のコンポーネントを通信可能に接続することができるバス506を含み得る。図5ではプロセッサ502、メモリ504、およびバス506が相互に通信する別個の構成要素として示されているが、他の実装も可能である。たとえば、プロセッサ502、メモリ504、およびバス506は、プログラミングコードを記憶し実行するためにノード21〜31に配置され得るプリント基板またはそれ以外の適切なデバイスの構成要素であっても良い。
ノード21〜31は、また、ネットワークインターフェースデバイス508を含むことができる。ネットワークインターフェースデバイス508は、アンテナ510を経由して1つまたは複数のワイヤレス通信リンクを確立するように構成された送受信デバイスであり得る。ネットワークインターフェースデバイス508の非限定的な例は、RFトランシーバであり、メッシュネットワーク10において他のノード21〜31への通信リンクを確立するための1つまたは複数のコンポーネントを含み得る。
多数の特定の詳細が、特許請求の範囲に記載された主題に関する完全な理解を提供するために、本明細書において明らかにされている。しかし、当業者であれば、特許請求の範囲に記載された主題は、これらの特定の詳細がなくても実現され得る、ということを理解するであろう。それ以外の場合であっても、当業者であれば知り得るであろう方法、装置、またはシステムが、特許請求の範囲に記載された主題を曖昧にすることを回避するために、詳細については記載されていない。
いくつかの部分は、コンピュータメモリなどのコンピューティングシステムメモリに記憶されたデータビットもしくはバイナリデジタル信号に対する動作のアルゴリズムまたは記号表現として、提示されている。これらのアルゴリズムに関する記載または表現は、データ処理技術の当業者が、彼らの仕事の実体をその技術分野の他の当業者に伝達するために用いられる技術の例である。アルゴリズムとは、所望の結果に至る自己完結的な一連の動作または同様の処理である。この文脈において、動作または処理は、物理量の物理的操作を含む。必ずではないが、典型的には、そのような量は、記憶、転送、合成、比較、またはそれ以外の操作がなされ得る電気的または磁気的信号という形式を取り得る。主に一般的に用いられるという理由のために、このような信号を、ビット、データ、値、エレメント、シンボル、キャラクタ、ターム、数、数字などと言及するのが便利である場合があることが判明している。しかし、これらおよび同様の用語は、すべて、適切な物理量と関連付けられること、そして、単に便利なラベルであることが、理解されるべきである。そうではないと特に断らない限り、本明細書の全体を通じて、「処理する(processing)」、「コンピュートする(computing)」、「計算する(calculating)」、「決定する(determining)」および「識別する(identifying)」などの用語を用いた議論は、コンピューティングプラットフォームのメモリ、レジスタ、もしくはそれ以外の記憶デバイス、伝送デバイス、または表示デバイスにおける物理的な電子的または磁気的量として表現されたデータを操作または変換する、1つもしくは複数のコンピュータまたは同様な1つもしくは複数の電子的コンピュータデバイスなどのコンピュータデバイスの作用またはプロセスを指す、と理解される。
本明細書で論じられている1つまたは複数のシステムは、特定のハードウェアアーキテクチャまたは構成に制限されることはない。コンピュータデバイスは、1つまたは複数の関数コールを条件とする結果を提供するコンポーネントの任意の適切な配置を含み得る。適切なコンピュータデバイスは、マルチパーパスのマイクロプロセッサベースのコンピュータシステムを含むのであるが、このマルチパーパスのマイクロプロセッサベースのコンピュータシステムは、コンピューティングシステムを、汎用のコンピューティング装置から本発明の主題の1つまたは複数の態様を実装する特別のコンピューティング装置にプログラミングまたは環境設定する、記憶されているソフトウェアにアクセスするのである。コンピュータデバイスをプログラミングまたは環境設定するのに用いられるソフトウェアとして本明細書に含まれる教示を実装するためには、任意の適切なプログラミング、スクリプト、またはそれ以外のタイプの言語または言語の組合せが、用いられ得る。
本明細書に開示されている方法の態様は、そのようなコンピュータデバイスの動作として実行され得る。上述の例で提示されているブロックの順序は変更が可能であり、たとえば、ブロックの順序を再決定すること、複数のブロックを組み合わせること、および/またはブロックをさらにサブブロックに分割することが可能である。一定の複数のブロックまたはプロセスは、並列的に実行され得る。
本明細書における「適合されている(adapted to)」または「構成されている(configured to)」という用法は、追加的なタスクまたはステップを実行するように適合されているまたは構成されている装置を除外することのない、開放的で包括的な用法であることが意図されている。さらに、「基づく」という用法は、明記されている1つまたは複数の条件または値に「基づく」プロセス、ステップ、計算、またはそれ以外の作用が、実際には、明記されているものを超える追加的な条件または値に基づく場合もあり得るという点で、開放的で包括的な用法であることが意図されている。本明細に含まれる表題、リスト、および番号は、説明を容易にするためだけのものであり、制限を意図していない。
以上では、本発明の主題を、その特定の態様に関して詳細に説明してきたが、当業者であれば、以上についての理解を得ることにより、そのような態様の改変、変形および均等物を容易に想到し得る、ということが理解されるだろう。したがって、本開示は、限定ではなく例示の目的のために提示されてきたのであり、当業者に対して容易に明らかになるように、本発明の主題に、そのような修正、変形、および/または追加を包含させることを排除しない、ということが理解されるべきである。

Claims (20)

  1. ネットワークにおいて、ノードのプロセッサによるネットワークパフォーマンスを最適化するための方法であって、
    前記ネットワークにおいて、前記ノードがアクティブである現在のコレクタと関連するビーコンを受け取り、
    前記ネットワークにおいて、前記ノードがアクティブではない候補のコレクタと関連するビーコンを受け取り、
    前記ビーコンの解析を生成し、前記解析は前記ビーコンで報告されたそれぞれのネットワーク負荷の比較を含み、
    前記現在のコレクタと前記候補のコレクタとのうちから最適なコレクタを決定し、前記決定は、前記ビーコンの前記解析と、前記候補のコレクタによる前記現在のコレクタに対するいずれかの改善のマージンのサイズとに少なくとも部分的に基づき、
    前記ノードは、前記現在のコレクタが前記最適なコレクタであると決定されるときには、前記現在のコレクタでアクティブであるまま留まり、
    前記ノードは、前記候補のコレクタが前記最適なコレクタであると決定されるときには、前記候補のコレクタでアクティブになる、方法。
  2. 前記解析が、前記ビーコンで報告されたそれぞれのランクインジケータの比較をさらに備え、ランクインジケータが、コレクタノードから送信側ノードの論理的距離を示す値である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記候補のコレクタが、(1)前記候補のコレクタと関連する前記ビーコンが前記ネットワーク負荷を約50%またはそれ未満として報告していることと、(2)前記現在のコレクタに対する前記候補のコレクタの所定の改善閾値と、に少なくとも部分的に基づいて、前記最適なコレクタであると決定され、前記改善閾値は、前記ビーコンで報告された前記それぞれのランクインジケータとそれぞれのネットワーク負荷とに少なくとも部分的に基づく、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ノードが複数の子ノードを有しており、前記最適なコレクタの前記決定が、さらに、前記ノードの前記子ノードの個数に基づく、請求項1に記載の方法。
  5. 前記最適なコレクタの前記決定が、さらに、前記ノードが前記現在のコレクタでアクティブであった時間の長さの決定に基づく、請求項1に記載の方法。
  6. 前記現在のコレクタと関連する前記ビーコンが前記ネットワーク負荷を約75%またはそれを超えると報告し、他方で、前記候補のコレクタと関連する前記ビーコンが前記ネットワーク負荷を約50%またはそれ未満であると報告するときに、前記候補のコレクタが前記最適なコレクタであると決定される、請求項1に記載の方法。
  7. ネットワークにおいて、ノードのプロセッサによって実行可能でありネットワークを最適化するためのプログラムを実施する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記プログラムが、
    前記ネットワークにおいて、前記ノードがアクティブである現在のコレクタと関連する状態データを受け取るコードと、
    前記ネットワークにおいて、前記ノードがアクティブではない候補のコレクタと関連する状態データを受け取るコードと、
    前記コレクタと関連する前記状態データの解析を生成するコードであって、前記解析は前記状態データで報告されたそれぞれのネットワーク負荷とランクインジケータとの比較を備える、コードと、
    前記現在のコレクタと前記候補のコレクタとのうちから最適なコレクタを決定するコードであって、前記決定は、前記状態データの前記解析に少なくとも部分的に基づく、コードと、を備えており、
    前記ノードは、前記現在のコレクタが前記最適なコレクタであると決定されるときには、前記現在のコレクタでアクティブであるまま留まり、
    前記ノードは、前記候補のコレクタが前記最適なコレクタであると決定されるときには、前記候補のコレクタでアクティブになる、非一時的コンピュータ可読媒体。
  8. 前記現在のコレクタと関連する前記状態データが前記ネットワーク負荷を約50%またはそれを超えると報告し、他方で、前記候補のコレクタと関連する前記状態データが前記ネットワーク負荷を約50%未満であると報告することに少なくとも部分的に基づいて、前記候補のコレクタが前記最適なコレクタであると決定される、請求項7に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  9. 前記ネットワークが時間同期チャネルホッピング(TSCH)ネットワークである、請求項7に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  10. 前記解析が前記現在のコレクタに対する最小限のマージンの改善を示すときにのみ、前記候補のコレクタが前記最適なコレクタであると決定される、請求項7に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  11. 前記ノードが複数の子ノードを有しており、前記最適なコレクタの前記決定が、さらに、前記ノードの前記子ノードの個数に基づく、請求項10に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  12. 前記最適なコレクタの前記決定が、さらに、前記ノードが前記現在のコレクタでアクティブであった時間の長さの決定に基づく、請求項11に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  13. 前記候補のコレクタと関連する前記状態データが前記ネットワーク負荷を約50%未満であると報告することに少なくとも部分的に基づいて、前記候補のコレクタが前記最適なコレクタであると決定される、請求項12に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  14. ノードであって、
    プロセッサと、
    ネットワーク上で通信するためのネットワークインターフェースであって、
    前記ネットワークにおいて、前記ノードがアクティブである現在のコレクタと関連するビーコンを受け取り、
    前記ネットワークにおいて、前記ノードがアクティブではない候補のコレクタと関連するビーコンを受け取る、
    ように構成されたネットワークインターフェースと、
    前記ノードにおいて実行されるネットワーク最適化アプリケーションによって構成されたメモリであって、前記ネットワーク最適化アプリケーションが、前記ノードに、前記ビーコンの解析であって、前記ビーコンで報告されたそれぞれのネットワーク負荷とランク識別子との比較を備えた解析を生成させ、
    前記ビーコンの前記解析に少なくとも部分的に基づいて、前記現在のコレクタと前記候補のコレクタとのうちから最適なコレクタを決定させる、メモリと、を備えており、
    前記ノードは、前記現在のコレクタが前記最適なコレクタであると決定されるときは、前記現在のコレクタでアクティブであるまま留まり、
    前記ノードは、前記候補のコレクタが前記最適なコレクタであると決定されるときは、前記候補のコレクタでアクティブになる、ノード。
  15. 前記解析が前記現在のコレクタに対して最小限のマージンの改善を示すときにのみ、前記候補のコレクタが前記最適なコレクタであると決定される、請求項14に記載のノード。
  16. 前記ネットワークがIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.15.4によって定義されている、請求項14に記載のノード。
  17. 前記ノードが複数の子ノードを有しており、前記最適なコレクタの前記決定が、さらに、前記ノードの前記子ノードの個数に基づく、請求項14に記載のノード。
  18. 前記最適なコレクタの前記決定が、さらに、前記ノードが前記現在のコレクタでアクティブであった時間の長さの決定に基づく、請求項17に記載のノード。
  19. 前記現在のコレクタと関連する前記ビーコンが前記ネットワーク負荷を約50%またはそれを超えると報告し、他方で、前記候補のコレクタと関連する前記ビーコンが前記ネットワーク負荷を約50%未満であると報告することに少なくとも部分的に基づいて、前記候補のコレクタが前記最適なコレクタであると決定される、請求項18に記載のノード。
  20. (a)前記ノードの前記子ノードの個数が3未満または3に等しく、前記ノードが前記現在のコレクタでアクティブであった時間の長さが8時間またはそれよりも長い、(b)前記ノードの前記子ノードの個数が10未満または10に等しく、前記ノードが前記現在のコレクタでアクティブであった時間の長さが16時間またはそれよりも長い、および(c)前記ノードの前記子ノードの個数が10を超えており、前記候補のコレクタの前記ネットワーク負荷と前記ランク識別子とが、前記現在のコレクタの前記ネットワーク負荷と前記ランク識別子とに対して最小限のマージンの改善を示す、のうちの1つが真であることに少なくとも部分的に基づいて、前記候補のコレクタが前記最適なコレクタであると決定される、請求項18に記載のノード。
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