JP2017512507A5 - - Google Patents

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[本発明1001]
心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象における特定期間内に心不全を発症するリスクを決定するための方法であって、
(a)対象における高血圧症の有無、対象の喫煙または禁煙行動、対象における可溶性ST2の血清レベル、対象の年齢、対象のボディマスインデックス、および対象における糖尿病の有無を含む、対象の健康に関する因子のセットを提供する段階;
(b)(a)における提供された因子のそれぞれについて別個のポイント値を決定する段階;
(c)(b)における、提供された因子のそれぞれについての別個のポイント値を合計して、合計ポイント値をもたらす段階;ならびに
(d)(c)における合計ポイント値を、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象の集団から獲得された因子のセットに基づく、特定期間内に心不全を発症するリスクの予測変数の目盛り列(predictor scale)上の値と対応付けることによって、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクを決定する段階
を含む、方法。
[本発明1002]
心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象における特定期間内に心不全を発症するリスクを決定するための方法であって、
(a)対象における高血圧症の有無、対象における冠動脈疾患の有無、対象の喫煙または禁煙行動、対象における可溶性ST2の血清レベル、対象の年齢、対象のボディマスインデックス、および対象における糖尿病の有無を含む、対象の健康に関する因子のセットを提供する段階;
(b)(a)における提供された因子のそれぞれについて別個のポイント値を決定する段階;
(c)(b)における、提供された因子のそれぞれについての別個のポイント値を合計して、合計ポイント値をもたらす段階;ならびに
(d)(c)における合計ポイント値を、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象の集団から獲得された因子のセットに基づく、特定期間内に心不全を発症するリスクの予測変数の目盛り列上の値と対応付けることによって、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクを決定する段階
を含む、方法。
[本発明1003]
心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象における特定期間内に心不全を発症するリスクを決定するための方法であって、
(a)対象における高血圧症の有無、対象における冠動脈疾患の有無、対象の喫煙または禁煙行動、対象における可溶性ST2の血清レベル、対象におけるN末端プロ脳性ナトリウム利尿ペプチド(NT-プロBNP)の血清レベル、対象の年齢、対象のボディマスインデックス、および対象における糖尿病の有無を含む、対象の健康に関する因子のセットを提供する段階;
(b)(a)における提供された因子のそれぞれについて別個のポイント値を決定する段階;
(c)(b)における、提供された因子のそれぞれについての別個のポイント値を合計して、合計ポイント値をもたらす段階;ならびに
(d)(c)における合計ポイント値を、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象の集団から獲得された因子のセットに基づく、特定期間内に心不全を発症するリスクの予測変数の目盛り列上の値と対応付けることによって、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクを決定する段階
を含む、方法。
[本発明1004]
心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象における特定期間内に心不全を発症するリスクを決定するための方法であって、
(a)対象における高血圧症の有無、対象の喫煙または禁煙行動、対象における可溶性ST2の血清レベル、対象におけるN末端プロ脳性ナトリウム利尿ペプチド(NT-プロBNP)の血清レベル、対象の年齢、対象のボディマスインデックス、および対象における糖尿病の有無を含む、対象の健康に関する因子のセットを提供する段階;
(b)(a)における提供された因子のそれぞれについて別個のポイント値を決定する段階;
(c)(b)における、提供された因子のそれぞれについての別個のポイント値を合計して、合計ポイント値をもたらす段階;ならびに
(d)(c)における合計ポイント値を、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象の集団から獲得された因子のセットに基づく、特定期間内に心不全を発症するリスクの予測変数の目盛り列上の値と対応付けることによって、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクを決定する段階
を含む、方法。
[本発明1005]
(a)における提供する段階が、対象の記録済み臨床情報から因子のセットを獲得する段階を含む、本発明1001〜1004のいずれかの方法。
[本発明1006]
獲得する段階が、コンピュータソフトウェアプログラムにより行われる、本発明1005の方法。
[本発明1007]
(a)における提供する段階が、ウェブサイトインタフェースまたはソフトウェアプログラムへの因子のセットの手入力を含む、本発明1001〜1004のいずれかの方法。
[本発明1008]
手入力が、対象によって行われる、本発明1007の方法。
[本発明1009]
手入力が、医療専門家によって行われる、本発明1007の方法。
[本発明1010]
さらに、対象において(a)における因子のセットの1つまたは複数を決定する段階を含む、本発明1001〜1004のいずれかの方法。
[本発明1011]
対象における高血圧症の存在が、≧140mmHgの収縮期圧および≧90mmHgの拡張期圧の一方または両方を特徴とする、本発明1001〜1004のいずれかの方法。
[本発明1012]
さらに、対象の決定されたリスクを対象の医療ファイルまたは医療記録に記録する段階を含む、本発明1001〜1004のいずれかの方法。
[本発明1013]
対象の医療ファイルまたは医療記録が、コンピュータ可読媒体に格納される、本発明1012の方法。
[本発明1014]
(b)および(d)の一方または両方における決定する段階が、ノモグラムを使用して行われる、本発明1001〜1004のいずれかの方法。
[本発明1015]
(b)における決定する段階、(c)における合計する段階、および(d)における決定する段階の1つまたは複数が、ソフトウェアプログラムを使用して行われる、本発明1001〜1004のいずれかの方法。
[本発明1016]
特定期間が、約1年から約10年の間である、本発明1015の方法。
[本発明1017]
特定期間が、5年または10年である、本発明1016の方法。
[本発明1018]
さらに、
(e)決定された、特定期間内に心不全を発症するリスクを、所定のリスク値と比較する段階;
(f)決定された、特定期間内に心不全を発症するリスクが、所定のリスク値と比較して上昇している対象を特定する段階;および
(g)特定された対象に、心不全を発症するリスクを低下させるための処置を施す段階
を含む、本発明1001〜1004のいずれかの方法。
[本発明1019]
(e)における比較する段階および(f)における特定する段階の一方または両方が、ソフトウェアプログラムを使用して行われる、本発明1018の方法。
[本発明1020]
処置が、抗炎症剤、抗血栓剤、抗血小板剤、線維素溶解剤、脂質低下剤、直接トロンビン阻害剤、糖タンパク質IIb/IIIa受容体阻害剤、カルシウムチャネル遮断薬、βアドレナリン受容体遮断薬、シクロオキシゲナーゼ2阻害剤、およびレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系(RAAS)阻害剤からなる群より選択される、本発明1018の方法。
[本発明1021]
RAAS阻害剤が、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤、アンジオテンシンII受容体遮断薬(ARB)、アルドステロン拮抗薬、アンジオテンシンII受容体拮抗薬、アンジオテンシンIIの異化を活性化する薬剤、およびアンジオテンシンIの合成を防止する薬剤からなる群より選択される、本発明1020の方法。
[本発明1022]
脂質低下剤が、ゲムフィブロジル、コレスチラミン、コレスチポール、ニコチン酸、プロブコール、ロバスタチン、フルバスタチン、シンバスタチン、アトルバスタチン、プラバスタチン、およびセリバスタチンからなる群より選択される、本発明1020の方法。
[本発明1023]
処置が、運動療法、禁煙療法、および栄養指導より選択される、本発明1018の方法。
[本発明1024]
対象における心不全を発症するリスクを低下させるための処置の有効性を決定するための方法であって、
(a)第1の時点での、対象における高血圧症の有無、対象の喫煙または禁煙行動、対象における可溶性ST2の血清レベル、対象の年齢、対象のボディマスインデックス、および対象における糖尿病の有無を含む、対象の健康に関する因子のセットを提供する段階;
(b)(a)における提供された因子のそれぞれについて別個のポイント値を決定する段階;
(c)(b)における、提供された因子のそれぞれについての別個のポイント値を合計して、合計ポイント値をもたらす段階;
(d)(c)の合計ポイント値を、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象の集団から獲得された因子のセットに基づく、特定期間内に心不全を発症するリスクの予測変数の目盛り列上の値と対応付けることによって、第1の時点での、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクを決定する段階;
(e)第2の時点での、対象における高血圧症の有無、対象の喫煙または禁煙行動、対象における可溶性ST2の血清レベル、対象の年齢、対象のボディマスインデックス、および対象における糖尿病の有無を含む、対象の健康に関する因子のセットを提供する段階;
(f)(e)における提供された因子のそれぞれについて別個のポイント値を決定する段階;
(g)(f)における、提供された因子のそれぞれについての別個のポイント値を合計して、合計ポイント値をもたらす段階;
(h)(g)の合計ポイント値を、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象の集団から獲得された因子のセットに基づく、特定期間内に心不全を発症するリスクの予測変数の目盛り列上の値と対応付けることによって、第2の時点での、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクを決定する段階であって、第2の時点が、第1の時点の後であり、対象が、第1の時点の後で第2の時点の前に少なくとも2回の処置を受けていた、段階;
(i)第2の時点で決定された、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクを、第1の時点で決定された、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクと比較する段階;ならびに
(j)第1の時点で決定された、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクと比較して、第2の時点で決定された、特定期間内に心不全を発症するリスクが減少している対象に施された処置を、心不全を発症するリスクを低下させるために有効であると特定する段階、または
第1の時点で決定された、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクと比較して、第2の時点で決定された、特定期間内に心不全を発症するリスクが上昇しているもしくはほぼ同じである対象に施された処置を、心不全を発症するリスクを低下させるために無効であると特定する段階
を含む、方法。
[本発明1025]
(a)における提供する段階および(e)における提供する段階の一方または両方が、対象の記録済み臨床情報から因子のセットを獲得する段階を含む、本発明1024の方法。
[本発明1026]
獲得する段階が、コンピュータソフトウェアプログラムにより行われる、本発明1025の方法。
[本発明1027]
(a)における提供する段階および(e)における提供する段階の一方または両方が、ウェブサイトインタフェースまたはソフトウェアプログラムへの因子のセットの手入力を含む、本発明1024の方法。
[本発明1028]
手入力が、対象によって行われる、本発明1027の方法。
[本発明1029]
手入力が、医療専門家によって行われる、本発明1027の方法。
[本発明1030]
さらに、第1の時点および第2の時点の一方または両方で、対象において因子のセットの1つまたは複数を決定する段階を含む、本発明1024の方法。
[本発明1031]
対象における高血圧症の存在が、≧140mmHgの収縮期圧および≧90mmHgの拡張期圧の一方または両方を特徴とする、本発明1024の方法。
[本発明1032]
さらに、処置の決定された有効性を対象の医療ファイルまたは医療記録に記録する段階を含む、本発明1024の方法。
[本発明1033]
対象の医療ファイルまたは医療記録が、コンピュータ可読媒体に格納される、本発明1032の方法。
[本発明1034]
(b)および(d)の一方もしくは両方における決定する段階、ならびに/または(f)および(h)の一方もしくは両方における決定する段階が、ノモグラムを使用して行われる、本発明1024の方法。
[本発明1035]
(b)における決定する段階、(c)における合計する段階、および(d)における決定する段階の1つもしくは複数が、ソフトウェアプログラムを使用して行われ、かつ/または(f)における決定する段階、(g)における合計する段階、および(h)における決定する段階の1つもしくは複数が、ソフトウェアプログラムを使用して行われる、本発明1024の方法。
[本発明1036]
(i)における比較する段階および(j)における特定する段階の一方または両方が、ソフトウェアプログラムを使用して行われる、本発明1035の方法。
[本発明1037]
特定期間が、約1年から約10年の間である、本発明1024の方法。
[本発明1038]
特定期間が、5年または10年である、本発明1037の方法。
[本発明1039]
さらに、第1の時点の後で第2の時点の前に、特定された対象に心不全を発症するリスクを低下させるための処置を施す段階を含む、本発明1024の方法。
[本発明1040]
処置が、抗炎症剤、抗血栓剤、抗血小板剤、線維素溶解剤、脂質低下剤、直接トロンビン阻害剤、糖タンパク質IIb/IIIa受容体阻害剤、カルシウムチャネル遮断薬、βアドレナリン受容体遮断薬、シクロオキシゲナーゼ2阻害剤、およびレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系(RAAS)阻害剤からなる群より選択される薬剤の少なくとも2回の投与である、本発明1039の方法。
[本発明1041]
RAAS阻害剤が、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤、アンジオテンシンII受容体遮断薬(ARB)、アルドステロン拮抗薬、アンジオテンシンII受容体拮抗薬、アンジオテンシンIIの異化を活性化する薬剤、およびアンジオテンシンIの合成を防止する薬剤からなる群より選択される、本発明1040の方法。
[本発明1042]
脂質低下剤が、ゲムフィブロジル、コレスチラミン、コレスチポール、ニコチン酸、プロブコール、ロバスタチン、フルバスタチン、シンバスタチン、アトルバスタチン、プラバスタチン、およびセリバスタチンからなる群より選択される、本発明1040の方法。
[本発明1043]
処置が、運動療法、禁煙療法、および栄養指導より選択される、本発明1039の方法。
[本発明1044]
心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象のための処置を選択するための方法であって、
(a)第1の時点での、対象における高血圧症の有無、対象の喫煙または禁煙行動、対象における可溶性ST2の血清レベル、対象の年齢、対象のボディマスインデックス、および対象における糖尿病の有無を含む、対象の健康に関する因子のセットを提供する段階;
(b)(a)における提供された因子のそれぞれについて別個のポイント値を決定する段階;
(c)(b)における、提供された因子のそれぞれについての別個のポイント値を合計して、合計ポイント値をもたらす段階;
(d)(c)における合計ポイント値を、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象の集団から獲得された因子のセットに基づく、特定期間内に心不全を発症するリスクの予測変数の目盛り列上の値と対応付けることによって、第1の時点での、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクを決定する段階;
(e)第2の時点での、対象における高血圧症の有無、対象の喫煙または禁煙行動、対象における可溶性ST2の血清レベル、対象の年齢、対象のボディマスインデックス、および対象における糖尿病の有無を含む、対象の健康に関する因子のセットを提供する段階;
(f)(e)における提供された因子のそれぞれについて別個のポイント値を決定する段階;
(g)(f)における、提供された因子のそれぞれについての別個のポイント値を合計して、合計ポイント値をもたらす段階;
(h)(g)の合計ポイント値を、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象の集団から獲得された因子のセットに基づく、特定期間内に心不全を発症するリスクの予測変数の目盛り列上の値と対応付けることによって、第2の時点での、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクを決定する段階であって、第2の時点が、第1の時点の後であり、対象が、第1の時点の後で第2の時点の前に処置を受けていた、段階;
(i)第2の時点で決定された、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクを、第1の時点で決定された、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクと比較する段階;ならびに
(j)第1の時点で決定された、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクと比較して、第2の時点で決定された、特定期間内に心不全を発症するリスクが上昇しているもしくはほぼ同じである対象を特定し、該対象のための代替処置を選択する段階、または
第1の時点で決定された、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクと比較して、第2の時点で決定された、特定期間内に心不全を発症するリスクが低下している対象を特定し、該対象のために同じ処置を選択する段階
を含む、方法。
[本発明1045]
(a)における提供する段階および(e)における提供する段階の一方または両方が、対象の記録済み臨床情報から因子のセットを獲得する段階を含む、本発明1044の方法。
[本発明1046]
獲得する段階が、コンピュータソフトウェアプログラムにより行われる、本発明1045の方法。
[本発明1047]
(a)における提供する段階および(e)における提供する段階の一方または両方が、ウェブサイトインタフェースまたはソフトウェアプログラムへの因子のセットの手入力を含む、本発明1044の方法。
[本発明1048]
手入力が、対象によって行われる、本発明1047の方法。
[本発明1049]
手入力が、医療専門家によって行われる、本発明1047の方法。
[本発明1050]
さらに、第1の時点および第2の時点の一方または両方で、対象における因子のセットの1つまたは複数を決定する段階を含む、本発明1044の方法。
[本発明1051]
対象における高血圧症の存在が、≧140mmHgの収縮期圧および≧90mmHgの拡張期圧の一方または両方を特徴とする、本発明1044の方法。
[本発明1052]
さらに、選択された処置を対象の医療ファイルまたは医療記録に記録する段階を含む、本発明1044の方法。
[本発明1053]
対象の医療ファイルまたは医療記録が、コンピュータ可読媒体に格納される、本発明1052の方法。
[本発明1054]
(b)および(d)における決定する段階の一方もしくは両方、ならびに/または(f)および(h)における決定する段階の一方もしくは両方が、ノモグラムを使用して行われる、本発明1044の方法。
[本発明1055]
(b)における決定する段階、(c)における合計する段階、および(d)における決定する段階の1つもしくは複数が、ソフトウェアプログラムを使用して行われ、かつ/または(f)における決定する段階、(g)における合計する段階、および(h)における決定する段階の1つもしくは複数が、ソフトウェアプログラムを使用して行われる、本発明1044の方法。
[本発明1056]
(i)における比較する段階、(j)における特定する段階、および(j)における選択する段階の1つまたは複数が、ソフトウェアプログラムを使用して行われる、本発明1055の方法。
[本発明1057]
特定期間が、約1年から10年の間である、本発明1044の方法。
[本発明1058]
特定期間が、5年または10年である、本発明1057の方法。
[本発明1059]
さらに、第2の時点の後に、特定された対象に選択された処置を施す段階を含む、本発明1044の方法。
[本発明1060]
二次元支持体上に描かれた以下の要素(a)、(b)、および(c):
(a)高血圧症の存在の目盛り列、喫煙行動の目盛り列、可溶性ST2の血清レベルの目盛り列、対象の年齢の目盛り列、ボディマスインデックスの目盛り列、および糖尿病の存在の目盛り列を含む、複数の目盛り列;
(b)ポイントの目盛り列;ならびに
(c)予測変数の目盛り列
を含む、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象が特定期間内に心不全を発症する量的確率の図的表現のためのノモグラムであって、
(a)の複数の目盛り列のそれぞれが値を有し、(a)の複数の目盛り列が、(b)におけるポイントの目盛り列に対して二次元支持体上に描かれることにより、複数の目盛り列のそれぞれ上の値を、ポイントの目盛り列上の値と対応付けることができ、予測変数の目盛り列が、ポイントの目盛り列上の対応付けられた値のそれぞれの総和を、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象が特定期間内に心不全を発症する量的確率と対応付けている情報を含む、ノモグラム。
[本発明1061]
二次元支持体上に描かれた以下の要素(a)、(b)、および(c):
(a)高血圧症の存在の目盛り列、冠動脈疾患の存在の目盛り列、喫煙行動の目盛り列、可溶性ST2の血清レベルの目盛り列、対象の年齢の目盛り列、ボディマスインデックスの目盛り列、および糖尿病の存在の目盛り列を含む、複数の目盛り列;
(b)ポイントの目盛り列;ならびに
(c)予測変数の目盛り列
を含む、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象が特定期間内に心不全を発症する量的確率の図的表現のためのノモグラムであって、
(a)の複数の目盛り列のそれぞれが値を有し、(a)の複数の目盛り列が、(b)におけるポイントの目盛り列に対して二次元支持体上に描かれることにより、複数の目盛り列のそれぞれ上の値を、ポイントの目盛り列上の値と対応付けることができ、予測変数の目盛り列が、ポイントの目盛り列上の対応付けられた値のそれぞれの総和を、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象が特定期間内に心不全を発症する量的確率と対応付けている情報を含む、ノモグラム。
[本発明1062]
二次元支持体上に描かれた以下の要素(a)、(b)、および(c):
(a)高血圧症の存在の目盛り列、冠動脈疾患の存在の目盛り列、喫煙行動の目盛り列、可溶性ST2の血清レベルの目盛り列、N末端プロ脳性ナトリウム利尿ペプチド(NT-プロBNP)の血清レベルの目盛り列、対象の年齢の目盛り列、ボディマスインデックスの目盛り列、および糖尿病の存在の目盛り列を含む、複数の目盛り列;
(b)ポイントの目盛り列;ならびに
(c)予測変数の目盛り列
を含む、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象が特定期間内に心不全を発症する量的確率の図的表現のためのノモグラムであって、
(a)の複数の目盛り列のそれぞれが値を有し、(a)の複数の目盛り列が、(b)におけるポイントの目盛り列に対して二次元支持体上に描かれることにより、複数の目盛り列のそれぞれ上の値を、ポイントの目盛り列上の値と対応付けることができ、リスクの目盛り列が、ポイントの目盛り列上の対応付けられた値のそれぞれの総和を、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象が特定期間内に心不全を発症する量的確率と対応付けている情報を含む、ノモグラム。
[本発明1063]
二次元支持体上に描かれた以下の要素:
(a)高血圧症の存在の目盛り列、喫煙行動の存在の目盛り列、可溶性ST2の血清レベルの目盛り列、N末端プロ脳性ナトリウム利尿ペプチド(NT-プロBNP)の血清レベルの目盛り列、対象の年齢の目盛り列、ボディマスインデックスの目盛り列、および糖尿病の存在の目盛り列を含む、複数の目盛り列;
(b)ポイントの目盛り列;ならびに
(c)予測変数の目盛り列
を含む、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象が特定期間内に心不全を発症する量的確率の図的表現のためのノモグラムであって、
(a)の複数の目盛り列のそれぞれが値を有し、(a)の複数の目盛り列が、(b)におけるポイントの目盛り列に対して二次元支持体上に描かれることにより、複数の目盛り列のそれぞれ上の値を、ポイントの目盛り列上の値と対応付けることができ、リスクの目盛り列が、ポイントの目盛り列上の対応付けられた値のそれぞれの総和を、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象が特定期間内に心不全を発症する量的確率と対応付けている情報を含む、ノモグラム。
[本発明1064]
二次元支持体が、カードまたは紙片である、本発明1060〜1063のいずれかのノモグラム。
[本発明1065]
二次元支持体が、視覚画面またはディスプレイである、本発明1060〜1063のいずれかのノモグラム。
[本発明1066]
特定期間が、約1年から約10年の間である、本発明1060〜1063のいずれかのノモグラム。
[本発明1067]
特定期間が、1年または10年である、本発明1066のノモグラム。
[本発明1068]
心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象が特定期間内に心不全を発症する量的確率を決定する方法であって、本発明1060〜1063のいずれかのノモグラムの使用を含む、方法。
[本発明1069]
対象の健康に関する因子のセットにアクセスする段階であって、因子のセットが、対象における高血圧症の有無、対象の喫煙または禁煙行動、対象における冠動脈疾患の有無、対象における可溶性ST2の血清レベル、対象におけるN末端プロ脳性ナトリウム利尿ペプチド(NT-プロBNP)の血清レベル、対象の年齢、対象のボディマスインデックス、および対象における糖尿病の有無の、1つまたは複数を表す、段階;
プロセッサを使用して、因子のセットにおける各因子について別個のポイント値を決定する段階;
別個のポイント値に応じて合計ポイント値を決定する段階;ならびに
合計ポイント値を、特定期間内に心不全を発症するリスクの予測変数の目盛り列上の値とそれぞれ対応付けることによって、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクを決定する段階であって、予測変数の目盛り列が、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象の集団から獲得された因子のセットに基づく、段階
を含む、コンピュータ実装方法。
[本発明1070]
さらに、決定された、対象が心不全を発症するリスクを、ユーザインタフェース上に提示する段階を含む、本発明1069の方法。
[本発明1071]
因子のセットにアクセスする段階が、さらに、対象の記録済み臨床情報から因子のセットを獲得する段階を含む、本発明1069の方法。
[本発明1072]
因子のセットにアクセスする段階が、さらに、ユーザインタフェースを通して1つまたは複数の因子を受け取る段階を含む、本発明1069の方法。
[本発明1073]
さらに、対象の決定されたリスクを、コンピュータ可読記憶装置に格納する段階を含む、本発明1069の方法。
[本発明1074]
さらに、決定された、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクを、所定のリスク値と比較する段階;および
該比較を示す出力を提供する段階
を含む、本発明1069の方法。

本発明の他の特色および利点は、以下の詳細な説明および図面、ならびに特許請求の範囲から明白になる。

Claims (72)

  1. 心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象における特定期間内に心不全を発症するリスクを決定するための方法であって、
    (a)対象における高血圧症の有無、対象の喫煙または禁煙行動、対象における可溶性ST2の血清レベル、対象の年齢、対象のボディマスインデックス、および対象における糖尿病の有無を含む、対象の健康に関する因子のセットを提供する段階;
    (b)(a)における提供された因子のそれぞれについて別個のポイント値を決定する段階;
    (c)(b)における、提供された因子のそれぞれについての別個のポイント値を合計して、合計ポイント値をもたらす段階;ならびに
    (d)(c)における合計ポイント値を、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象の集団から獲得された因子のセットに基づく、特定期間内に心不全を発症するリスクの予測変数の目盛り列(predictor scale)上の値と対応付けることによって、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクを決定する段階
    を含む、方法。
  2. 心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象における特定期間内に心不全を発症するリスクを決定するための方法であって、
    (a)対象における高血圧症の有無、対象における冠動脈疾患の有無、対象の喫煙または禁煙行動、対象における可溶性ST2の血清レベル、対象の年齢、対象のボディマスインデックス、および対象における糖尿病の有無を含む、対象の健康に関する因子のセットを提供する段階;
    (b)(a)における提供された因子のそれぞれについて別個のポイント値を決定する段階;
    (c)(b)における、提供された因子のそれぞれについての別個のポイント値を合計して、合計ポイント値をもたらす段階;ならびに
    (d)(c)における合計ポイント値を、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象の集団から獲得された因子のセットに基づく、特定期間内に心不全を発症するリスクの予測変数の目盛り列上の値と対応付けることによって、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクを決定する段階
    を含む、方法。
  3. 心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象における特定期間内に心不全を発症するリスクを決定するための方法であって、
    (a)対象における高血圧症の有無、対象における冠動脈疾患の有無、対象の喫煙または禁煙行動、対象における可溶性ST2の血清レベル、対象におけるN末端プロ脳性ナトリウム利尿ペプチド(NT-プロBNP)の血清レベル、対象の年齢、対象のボディマスインデックス、および対象における糖尿病の有無を含む、対象の健康に関する因子のセットを提供する段階;
    (b)(a)における提供された因子のそれぞれについて別個のポイント値を決定する段階;
    (c)(b)における、提供された因子のそれぞれについての別個のポイント値を合計して、合計ポイント値をもたらす段階;ならびに
    (d)(c)における合計ポイント値を、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象の集団から獲得された因子のセットに基づく、特定期間内に心不全を発症するリスクの予測変数の目盛り列上の値と対応付けることによって、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクを決定する段階
    を含む、方法。
  4. 心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象における特定期間内に心不全を発症するリスクを決定するための方法であって、
    (a)対象における高血圧症の有無、対象の喫煙または禁煙行動、対象における可溶性ST2の血清レベル、対象におけるN末端プロ脳性ナトリウム利尿ペプチド(NT-プロBNP)の血清レベル、対象の年齢、対象のボディマスインデックス、および対象における糖尿病の有無を含む、対象の健康に関する因子のセットを提供する段階;
    (b)(a)における提供された因子のそれぞれについて別個のポイント値を決定する段階;
    (c)(b)における、提供された因子のそれぞれについての別個のポイント値を合計して、合計ポイント値をもたらす段階;ならびに
    (d)(c)における合計ポイント値を、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象の集団から獲得された因子のセットに基づく、特定期間内に心不全を発症するリスクの予測変数の目盛り列上の値と対応付けることによって、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクを決定する段階
    を含む、方法。
  5. (a)における提供する段階が、対象の記録済み臨床情報から因子のセットを獲得する段階を含む、請求項1〜4のいずれか一項記載の方法。
  6. 獲得する段階が、コンピュータソフトウェアプログラムにより行われる、請求項5記載の方法。
  7. (a)における提供する段階が、ウェブサイトインタフェースまたはソフトウェアプログラムへの因子のセットの手入力を含む、請求項1〜4のいずれか一項記載の方法。
  8. 手入力が、対象によって行われる、請求項7記載の方法。
  9. 手入力が、医療専門家によって行われる、請求項7記載の方法。
  10. さらに、対象において(a)における因子のセットの1つまたは複数を決定する段階を含む、請求項1〜4のいずれか一項記載の方法。
  11. 対象における高血圧症の存在が、≧140mmHgの収縮期圧および≧90mmHgの拡張期圧の一方または両方を特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項記載の方法。
  12. さらに、対象の決定されたリスクを対象の医療ファイルまたは医療記録に記録する段階を含む、請求項1〜4のいずれか一項記載の方法。
  13. 対象の医療ファイルまたは医療記録が、コンピュータ可読媒体に格納される、請求項12記載の方法。
  14. (b)および(d)の一方または両方における決定する段階が、ノモグラムを使用して行われる、請求項1〜4のいずれか一項記載の方法。
  15. (b)における決定する段階、(c)における合計する段階、および(d)における決定する段階の1つまたは複数が、ソフトウェアプログラムを使用して行われる、請求項1〜4のいずれか一項記載の方法。
  16. 特定期間が、約1年から約10年の間である、請求項15記載の方法。
  17. 特定期間が、5年または10年である、請求項16記載の方法。
  18. さらに、
    (e)決定された、特定期間内に心不全を発症するリスクを、所定のリスク値と比較する段階;
    (f)決定された、特定期間内に心不全を発症するリスクが、所定のリスク値と比較して上昇している対象を特定する段階;および
    (g)特定された対象のための心不全を発症するリスクを低下させるための処置を選択する段階
    を含む、請求項1〜4のいずれか一項記載の方法。
  19. (e)における比較する段階および(f)における特定する段階の一方または両方が、ソフトウェアプログラムを使用して行われる、請求項18記載の方法。
  20. 処置が、抗炎症剤、抗血栓剤、抗血小板剤、線維素溶解剤、脂質低下剤、直接トロンビン阻害剤、糖タンパク質IIb/IIIa受容体阻害剤、カルシウムチャネル遮断薬、βアドレナリン受容体遮断薬、シクロオキシゲナーゼ2阻害剤、およびレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系(RAAS)阻害剤からなる群より選択される、請求項18記載の方法。
  21. RAAS阻害剤が、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤、アンジオテンシンII受容体遮断薬(ARB)、アルドステロン拮抗薬、アンジオテンシンII受容体拮抗薬、アンジオテンシンIIの異化を活性化する薬剤、およびアンジオテンシンIの合成を防止する薬剤からなる群より選択される、請求項20記載の方法。
  22. 脂質低下剤が、ゲムフィブロジル、コレスチラミン、コレスチポール、ニコチン酸、プロブコール、ロバスタチン、フルバスタチン、シンバスタチン、アトルバスタチン、プラバスタチン、およびセリバスタチンからなる群より選択される、請求項20記載の方法。
  23. 処置が、運動療法、禁煙療法、および栄養指導より選択される、請求項18記載の方法。
  24. 対象における心不全を発症するリスクを低下させるための処置の有効性を決定するための方法であって、
    (a)第1の時点での、対象における高血圧症の有無、対象の喫煙または禁煙行動、対象における可溶性ST2の血清レベル、対象の年齢、対象のボディマスインデックス、および対象における糖尿病の有無を含む、対象の健康に関する因子のセットを提供する段階;
    (b)(a)における提供された因子のそれぞれについて別個のポイント値を決定する段階;
    (c)(b)における、提供された因子のそれぞれについての別個のポイント値を合計して、合計ポイント値をもたらす段階;
    (d)(c)の合計ポイント値を、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象の集団から獲得された因子のセットに基づく、特定期間内に心不全を発症するリスクの予測変数の目盛り列上の値と対応付けることによって、第1の時点での、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクを決定する段階;
    (e)第2の時点での、対象における高血圧症の有無、対象の喫煙または禁煙行動、対象における可溶性ST2の血清レベル、対象の年齢、対象のボディマスインデックス、および対象における糖尿病の有無を含む、対象の健康に関する因子のセットを提供する段階;
    (f)(e)における提供された因子のそれぞれについて別個のポイント値を決定する段階;
    (g)(f)における、提供された因子のそれぞれについての別個のポイント値を合計して、合計ポイント値をもたらす段階;
    (h)(g)の合計ポイント値を、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象の集団から獲得された因子のセットに基づく、特定期間内に心不全を発症するリスクの予測変数の目盛り列上の値と対応付けることによって、第2の時点での、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクを決定する段階であって、第2の時点が、第1の時点の後であり、対象が、第1の時点の後で第2の時点の前に少なくとも2回の処置を受けていた、段階;
    (i)第2の時点で決定された、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクを、第1の時点で決定された、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクと比較する段階;ならびに
    (j)第1の時点で決定された、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクと比較して、第2の時点で決定された、特定期間内に心不全を発症するリスクが減少している対象に施された処置を、心不全を発症するリスクを低下させるために有効であると特定する段階、または
    第1の時点で決定された、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクと比較して、第2の時点で決定された、特定期間内に心不全を発症するリスクが上昇しているもしくはほぼ同じである対象に施された処置を、心不全を発症するリスクを低下させるために無効であると特定する段階
    を含む、方法。
  25. (a)における提供する段階および(e)における提供する段階の一方または両方が、対象の記録済み臨床情報から因子のセットを獲得する段階を含む、請求項24記載の方法。
  26. 獲得する段階が、コンピュータソフトウェアプログラムにより行われる、請求項25記載の方法。
  27. (a)における提供する段階および(e)における提供する段階の一方または両方が、ウェブサイトインタフェースまたはソフトウェアプログラムへの因子のセットの手入力を含む、請求項24記載の方法。
  28. 手入力が、対象によって行われる、請求項27記載の方法。
  29. 手入力が、医療専門家によって行われる、請求項27記載の方法。
  30. さらに、第1の時点および第2の時点の一方または両方で、対象において因子のセットの1つまたは複数を決定する段階を含む、請求項24記載の方法。
  31. 対象における高血圧症の存在が、≧140mmHgの収縮期圧および≧90mmHgの拡張期圧の一方または両方を特徴とする、請求項24記載の方法。
  32. さらに、処置の決定された有効性を対象の医療ファイルまたは医療記録に記録する段階を含む、請求項24記載の方法。
  33. 対象の医療ファイルまたは医療記録が、コンピュータ可読媒体に格納される、請求項32記載の方法。
  34. (b)および(d)の一方もしくは両方における決定する段階、ならびに/または(f)および(h)の一方もしくは両方における決定する段階が、ノモグラムを使用して行われる、請求項24記載の方法。
  35. (b)における決定する段階、(c)における合計する段階、および(d)における決定する段階の1つもしくは複数が、ソフトウェアプログラムを使用して行われ、かつ/または(f)における決定する段階、(g)における合計する段階、および(h)における決定する段階の1つもしくは複数が、ソフトウェアプログラムを使用して行われる、請求項24記載の方法。
  36. (i)における比較する段階および(j)における特定する段階の一方または両方が、ソフトウェアプログラムを使用して行われる、請求項35記載の方法。
  37. 特定期間が、約1年から約10年の間である、請求項24記載の方法。
  38. 特定期間が、5年または10年である、請求項37記載の方法。
  39. 処置が、抗炎症剤、抗血栓剤、抗血小板剤、線維素溶解剤、脂質低下剤、直接トロンビン阻害剤、糖タンパク質IIb/IIIa受容体阻害剤、カルシウムチャネル遮断薬、βアドレナリン受容体遮断薬、シクロオキシゲナーゼ2阻害剤、およびレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系(RAAS)阻害剤からなる群より選択される薬剤の少なくとも2回の投与である、請求項24記載の方法。
  40. RAAS阻害剤が、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤、アンジオテンシンII受容体遮断薬(ARB)、アルドステロン拮抗薬、アンジオテンシンII受容体拮抗薬、アンジオテンシンIIの異化を活性化する薬剤、およびアンジオテンシンIの合成を防止する薬剤からなる群より選択される、請求項39記載の方法。
  41. 脂質低下剤が、ゲムフィブロジル、コレスチラミン、コレスチポール、ニコチン酸、プロブコール、ロバスタチン、フルバスタチン、シンバスタチン、アトルバスタチン、プラバスタチン、およびセリバスタチンからなる群より選択される、請求項39記載の方法。
  42. 処置が、運動療法、禁煙療法、および栄養指導より選択される、請求項24記載の方法。
  43. 心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象のための処置を選択するための方法であって、
    (a)第1の時点での、対象における高血圧症の有無、対象の喫煙または禁煙行動、対象における可溶性ST2の血清レベル、対象の年齢、対象のボディマスインデックス、および対象における糖尿病の有無を含む、対象の健康に関する因子のセットを提供する段階;
    (b)(a)における提供された因子のそれぞれについて別個のポイント値を決定する段階;
    (c)(b)における、提供された因子のそれぞれについての別個のポイント値を合計して、合計ポイント値をもたらす段階;
    (d)(c)における合計ポイント値を、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象の集団から獲得された因子のセットに基づく、特定期間内に心不全を発症するリスクの予測変数の目盛り列上の値と対応付けることによって、第1の時点での、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクを決定する段階;
    (e)第2の時点での、対象における高血圧症の有無、対象の喫煙または禁煙行動、対象における可溶性ST2の血清レベル、対象の年齢、対象のボディマスインデックス、および対象における糖尿病の有無を含む、対象の健康に関する因子のセットを提供する段階;
    (f)(e)における提供された因子のそれぞれについて別個のポイント値を決定する段階;
    (g)(f)における、提供された因子のそれぞれについての別個のポイント値を合計して、合計ポイント値をもたらす段階;
    (h)(g)の合計ポイント値を、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象の集団から獲得された因子のセットに基づく、特定期間内に心不全を発症するリスクの予測変数の目盛り列上の値と対応付けることによって、第2の時点での、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクを決定する段階であって、第2の時点が、第1の時点の後であり、対象が、第1の時点の後で第2の時点の前に処置を受けていた、段階;
    (i)第2の時点で決定された、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクを、第1の時点で決定された、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクと比較する段階;ならびに
    (j)第1の時点で決定された、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクと比較して、第2の時点で決定された、特定期間内に心不全を発症するリスクが上昇しているもしくはほぼ同じである対象を特定し、該対象のための代替処置を選択する段階、または
    第1の時点で決定された、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクと比較して、第2の時点で決定された、特定期間内に心不全を発症するリスクが低下している対象を特定し、該対象のために同じ処置を選択する段階
    を含む、方法。
  44. (a)における提供する段階および(e)における提供する段階の一方または両方が、対象の記録済み臨床情報から因子のセットを獲得する段階を含む、請求項43記載の方法。
  45. 獲得する段階が、コンピュータソフトウェアプログラムにより行われる、請求項44記載の方法。
  46. (a)における提供する段階および(e)における提供する段階の一方または両方が、ウェブサイトインタフェースまたはソフトウェアプログラムへの因子のセットの手入力を含む、請求項43記載の方法。
  47. 手入力が、対象によって行われる、請求項46記載の方法。
  48. 手入力が、医療専門家によって行われる、請求項46記載の方法。
  49. さらに、第1の時点および第2の時点の一方または両方で、対象における因子のセットの1つまたは複数を決定する段階を含む、請求項43記載の方法。
  50. 対象における高血圧症の存在が、≧140mmHgの収縮期圧および≧90mmHgの拡張期圧の一方または両方を特徴とする、請求項43記載の方法。
  51. さらに、選択された処置を対象の医療ファイルまたは医療記録に記録する段階を含む、請求項43記載の方法。
  52. 対象の医療ファイルまたは医療記録が、コンピュータ可読媒体に格納される、請求項51記載の方法。
  53. (b)および(d)における決定する段階の一方もしくは両方、ならびに/または(f)および(h)における決定する段階の一方もしくは両方が、ノモグラムを使用して行われる、請求項43記載の方法。
  54. (b)における決定する段階、(c)における合計する段階、および(d)における決定する段階の1つもしくは複数が、ソフトウェアプログラムを使用して行われ、かつ/または(f)における決定する段階、(g)における合計する段階、および(h)における決定する段階の1つもしくは複数が、ソフトウェアプログラムを使用して行われる、請求項43記載の方法。
  55. (i)における比較する段階、(j)における特定する段階、および(j)における選択する段階の1つまたは複数が、ソフトウェアプログラムを使用して行われる、請求項54記載の方法。
  56. 特定期間が、約1年から10年の間である、請求項43記載の方法。
  57. 特定期間が、5年または10年である、請求項56記載の方法。
  58. 二次元支持体上に描かれた以下の要素(a)、(b)、および(c):
    (a)高血圧症の存在の目盛り列、喫煙行動の目盛り列、可溶性ST2の血清レベルの目盛り列、対象の年齢の目盛り列、ボディマスインデックスの目盛り列、および糖尿病の存在の目盛り列を含む、複数の目盛り列;
    (b)ポイントの目盛り列;ならびに
    (c)予測変数の目盛り列
    を含む、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象が特定期間内に心不全を発症する量的確率の図的表現のためのノモグラムであって、
    (a)の複数の目盛り列のそれぞれが値を有し、(a)の複数の目盛り列が、(b)におけるポイントの目盛り列に対して二次元支持体上に描かれることにより、複数の目盛り列のそれぞれ上の値を、ポイントの目盛り列上の値と対応付けることができ、予測変数の目盛り列が、ポイントの目盛り列上の対応付けられた値のそれぞれの総和を、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象が特定期間内に心不全を発症する量的確率と対応付けている情報を含む、ノモグラム。
  59. 二次元支持体上に描かれた以下の要素(a)、(b)、および(c):
    (a)高血圧症の存在の目盛り列、冠動脈疾患の存在の目盛り列、喫煙行動の目盛り列、可溶性ST2の血清レベルの目盛り列、対象の年齢の目盛り列、ボディマスインデックスの目盛り列、および糖尿病の存在の目盛り列を含む、複数の目盛り列;
    (b)ポイントの目盛り列;ならびに
    (c)予測変数の目盛り列
    を含む、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象が特定期間内に心不全を発症する量的確率の図的表現のためのノモグラムであって、
    (a)の複数の目盛り列のそれぞれが値を有し、(a)の複数の目盛り列が、(b)におけるポイントの目盛り列に対して二次元支持体上に描かれることにより、複数の目盛り列のそれぞれ上の値を、ポイントの目盛り列上の値と対応付けることができ、予測変数の目盛り列が、ポイントの目盛り列上の対応付けられた値のそれぞれの総和を、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象が特定期間内に心不全を発症する量的確率と対応付けている情報を含む、ノモグラム。
  60. 二次元支持体上に描かれた以下の要素(a)、(b)、および(c):
    (a)高血圧症の存在の目盛り列、冠動脈疾患の存在の目盛り列、喫煙行動の目盛り列、可溶性ST2の血清レベルの目盛り列、N末端プロ脳性ナトリウム利尿ペプチド(NT-プロBNP)の血清レベルの目盛り列、対象の年齢の目盛り列、ボディマスインデックスの目盛り列、および糖尿病の存在の目盛り列を含む、複数の目盛り列;
    (b)ポイントの目盛り列;ならびに
    (c)予測変数の目盛り列
    を含む、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象が特定期間内に心不全を発症する量的確率の図的表現のためのノモグラムであって、
    (a)の複数の目盛り列のそれぞれが値を有し、(a)の複数の目盛り列が、(b)におけるポイントの目盛り列に対して二次元支持体上に描かれることにより、複数の目盛り列のそれぞれ上の値を、ポイントの目盛り列上の値と対応付けることができ、予測変数の目盛り列が、ポイントの目盛り列上の対応付けられた値のそれぞれの総和を、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象が特定期間内に心不全を発症する量的確率と対応付けている情報を含む、ノモグラム。
  61. 二次元支持体上に描かれた以下の要素:
    (a)高血圧症の存在の目盛り列、喫煙行動の存在の目盛り列、可溶性ST2の血清レベルの目盛り列、N末端プロ脳性ナトリウム利尿ペプチド(NT-プロBNP)の血清レベルの目盛り列、対象の年齢の目盛り列、ボディマスインデックスの目盛り列、および糖尿病の存在の目盛り列を含む、複数の目盛り列;
    (b)ポイントの目盛り列;ならびに
    (c)予測変数の目盛り列
    を含む、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象が特定期間内に心不全を発症する量的確率の図的表現のためのノモグラムであって、
    (a)の複数の目盛り列のそれぞれが値を有し、(a)の複数の目盛り列が、(b)におけるポイントの目盛り列に対して二次元支持体上に描かれることにより、複数の目盛り列のそれぞれ上の値を、ポイントの目盛り列上の値と対応付けることができ、予測変数の目盛り列が、ポイントの目盛り列上の対応付けられた値のそれぞれの総和を、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象が特定期間内に心不全を発症する量的確率と対応付けている情報を含む、ノモグラム。
  62. 二次元支持体が、カードまたは紙片である、請求項5861のいずれか一項記載のノモグラム。
  63. 二次元支持体が、視覚画面またはディスプレイである、請求項5861のいずれか一項記載のノモグラム。
  64. 特定期間が、約1年から約10年の間である、請求項5861のいずれか一項記載のノモグラム。
  65. 特定期間が、1年または10年である、請求項64記載のノモグラム。
  66. 心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象が特定期間内に心不全を発症する量的確率を決定する方法であって、請求項5861のいずれか一項記載のノモグラムの使用を含む、方法。
  67. 対象の健康に関する因子のセットにアクセスする段階であって、因子のセットが、対象における高血圧症の有無、対象の喫煙または禁煙行動、対象における冠動脈疾患の有無、対象における可溶性ST2の血清レベル、対象におけるN末端プロ脳性ナトリウム利尿ペプチド(NT-プロBNP)の血清レベル、対象の年齢、対象のボディマスインデックス、および対象における糖尿病の有無の、1つまたは複数を表す、段階;
    プロセッサを使用して、因子のセットにおける各因子について別個のポイント値を決定する段階;
    別個のポイント値に応じて合計ポイント値を決定する段階;ならびに
    合計ポイント値を、特定期間内に心不全を発症するリスクの予測変数の目盛り列上の値とそれぞれ対応付けることによって、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクを決定する段階であって、予測変数の目盛り列が、心不全と診断されていないまたは心不全を示していない対象の集団から獲得された因子のセットに基づく、段階
    を含む、コンピュータ実装方法。
  68. さらに、決定された、対象が心不全を発症するリスクを、ユーザインタフェース上に提示する段階を含む、請求項67記載の方法。
  69. 因子のセットにアクセスする段階が、さらに、対象の記録済み臨床情報から因子のセットを獲得する段階を含む、請求項67記載の方法。
  70. 因子のセットにアクセスする段階が、さらに、ユーザインタフェースを通して1つまたは複数の因子を受け取る段階を含む、請求項67記載の方法。
  71. さらに、対象の決定されたリスクを、コンピュータ可読記憶装置に格納する段階を含む、請求項67記載の方法。
  72. さらに、
    決定された、対象が特定期間内に心不全を発症するリスクを、所定のリスク値と比較する段階;および
    該比較を示す出力を提供する段階
    を含む、請求項67記載の方法。
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