JP2017511626A - モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法及びモバイル端末 - Google Patents

モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法及びモバイル端末 Download PDF

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Abstract

本発明の実施形態は、モバイル端末の前面カメラと背面カメラとの自動選択を実施するのに用いられる、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法及びモバイル端末を開示する。本発明の実施形態の方法は、モバイル端末が、ユーザによって開始された撮影要求を受信するステップと、モバイル端末が、モバイル端末とユーザとの距離を決定するステップと、距離が既定の数値以上である場合、モバイル端末の前面カメラを起動し、又は、距離が既定の数値未満である場合、モバイル端末の背面カメラを起動するステップと、を含む。本発明の実施形態は、モバイル端末の前面カメラと背面カメラとの自動選択を実施することができる。

Description

本発明はモバイル通信の分野に関し、特に、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法及びモバイル端末に関する。
前面カメラ及び背面カメラは、一般に既存のモバイル端末(特に携帯電話)上に構成される。背面カメラは多くの機能をもち、主に風景や他の人々を撮影するために使用され、前面カメラは、通常、自分を撮影するときやビデオ通話のためにのみ使用される。
ユーザがカメラを起動すると、既存の端末は一般に、デフォルトで背面カメラを起動する。ユーザが前面カメラに切り替える必要がある場合、ユーザは通常、画面上の独立したボタンをタップして、前面カメラと背面カメラとの切替えを実現する。
しかしながらこの方式では、ユーザは手動切替えを実行する必要があり、かなり複雑である。
本発明の実施形態は、モバイル端末の前面カメラと背面カメラとの自動選択を実現することができる、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法及びモバイル端末を提供する。
本発明の実施形態の第1の態様は、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法を提供する。本方法は、
モバイル端末が、ユーザによって開始された撮影要求を受信するステップと、
モバイル端末が、モバイル端末とユーザとの距離を決定するステップと、
距離が既定の数値以上である場合、モバイル端末の前面カメラを起動し、又は、距離が既定の数値未満である場合、モバイル端末の背面カメラを起動するステップ、
を含む。
本発明の実施形態の第1の態様に関して、本発明の実施形態の第1の態様の第1の可能な実施方式では、モバイル端末が、モバイル端末とユーザとの距離を決定するステップは、具体的には、
モバイル端末が、モバイル端末とユーザの顔との距離を決定するステップ、
を含む。
本発明の実施形態の第1の態様の第1の可能な実施方式に関して、本発明の実施形態の第1の態様の第2の可能な実施方式では、モバイル端末が、モバイル端末とユーザの顔との距離を決定するステップは、具体的には、
モバイル端末が、モバイル端末とユーザの顔の既定の位置との距離を決定するステップ、又は、
モバイル端末が、モバイル端末とユーザの顔の少なくとも2つの既定の位置との全体距離を決定するステップ、
を含む。
本発明の実施形態の第1の態様、又は第1の態様の第1の実施方式、又は第1の態様の第2の実施方式に関して、本発明の実施形態の第1の態様の第3の可能な実施方式では、既定の数値は、モバイル端末によりデフォルトで設定される。
本発明の実施形態の第1の態様の第3の可能な実施方式に関して、本発明の実施形態の第1の態様の第4の可能な実施方式では、撮影要求は、少なくとも第1のアプリケーション要求及び第2のアプリケーション要求を含み、
撮影要求が第1のアプリケーション要求であるとき、既定の数値は具体的には第1の既定の数値であり、
撮影要求が第2のアプリケーション要求であるとき、既定の数値は具体的には第2の既定の数値であり、
第1の既定の数値は第2の既定の数値と異なる。
本発明の実施形態の第1の態様の第4の可能な実施方式に関して、本発明の実施形態の第1の態様の第5の可能な実施方式では、本方法は更に、
第1の確率及び第2の確率を取得するステップであって、第1の確率は、第1のアプリケーション状態において前面カメラを用いる確率であり、第2の確率は、第2のアプリケーション状態において前面カメラを用いる確率である、ステップと、
第1の確率が第1の既定の数値に対応し、且つ第2の確率が第2の既定の数値に対応するように、第1の既定の数値と第2の既定の数値を第1の確率と第2の確率に従ってそれぞれ調整するステップと、
を含む。
本発明の実施形態の第1の態様の第3の可能な実施方式に関して、本発明の実施形態の第1の態様の第6の可能な実施方式では、本方法は更に、
モバイル端末が、ユーザの前面カメラ及び背面カメラの使用情報を取得し、使用情報に従って既定の数値を調整するステップ、
を含む。
本発明の実施形態の第1の態様の第3の可能な実施方式に関して、本発明の実施形態の第1の態様の第7の可能な実施方式では、本方法は更に、
モバイル端末が、ユーザの個人情報を取得し、個人情報に従って既定の数値を調整するステップ、
を含む。
本発明の実施形態の第1の態様の第3の可能な実施方式に関して、本発明の実施形態の第1の態様の第8の可能な実施方式では、本方法は更に、
モバイル端末が、ユーザが現在位置する環境の因子を取得し、ユーザが現在位置する環境の因子に従って既定の数値を調整するステップ、
を含む。
本発明の実施形態の第1の態様に関して、又は第1の態様の第1の実施方式、又は第1の態様の第2の実施方式、本発明の実施形態の第1の態様の第9の可能な実施方式では、本方法は更に、
ユーザによって入力された既定の数値を取得するステップ、
を含む。
本発明の実施形態の第1の態様、又は第1の態様の第1の実施方式、又は第1の態様の第2の実施方式に関して、本発明の実施形態の第1の態様の第10の可能な実施方式では、モバイル端末の前面カメラを起動するステップの前、又はモバイル端末の背面カメラを起動するステップの前に、本方法は更に、
ユーザに問合わせ要求を送信するステップであって、問合わせ要求は、ユーザにカメラを起動することに同意するか否かを尋ねるのに用いられる、ステップと、
ユーザからの応答を取得し、応答がカメラの起動に対する同意であるか、又は既定の期間内に応答が受信されないとき、モバイル端末の前面カメラ又はモバイル端末の背面カメラを起動するステップをトリガし、又は、応答がカメラの起動に対する拒否であるとき、モバイル端末のデフォルト動作をトリガするステップと、
を含む。
本発明の実施形態の第2の態様は、モバイル端末を提供する。本モバイル端末は、
前面カメラ及び背面カメラと、
ユーザによって開始された撮影要求を受信するように構成される受信モジュールと、
モバイル端末とユーザとの距離を決定するように構成される決定モジュールと、
距離が既定の数値以上である場合、モバイル端末の前面カメラを起動するか、又は、距離が既定の数値未満である場合、モバイル端末の背面カメラを起動するように構成される制御モジュールと、
を備える。
本発明の実施形態の第2の態様に関して、本発明の実施形態の第2の態様の第1の可能な実施方式では、決定モジュールは、具体的には、モバイル端末とユーザの顔との距離を決定するように構成される。
本発明の実施形態の第2の態様の第1の可能な実施方式に関して、本発明の実施形態の第2の態様の第2の可能な実施方式では、決定モジュールは、具体的には、モバイル端末とユーザの顔の既定の位置との距離を決定するように構成され、又は、
決定モジュールは、具体的には、モバイル端末とユーザの顔の少なくとも2つの既定の位置との全体距離を決定するように構成される。
第2の態様、又は第2の態様の第1の実施方式、又は第2の態様の第2の実施方式に関して、本発明の実施形態の第2の態様の第3の可能な実施方式では、既定の数値は、モバイル端末によりデフォルトで設定される。
本発明の実施形態の第2の態様の第3の可能な実施方式に関して、本発明の実施形態の第2の態様の第4の可能な実施方式では、撮影要求は、少なくとも第1のアプリケーション要求及び第2のアプリケーション要求を含み、
撮影要求が第1のアプリケーション要求であるとき、既定の数値は具体的には第1の既定の数値であり、
撮影要求が第2のアプリケーション要求であるとき、既定の数値は具体的には第2の既定の数値であり、
第1の既定の数値は第2の既定の数値と異なる。
本発明の実施形態の第2の態様の第4の可能な実施方式に関して、本発明の実施形態の第2の態様の第5の可能な実施方式では、本モバイル端末は更に、
第1の確率及び第2の確率を取得するように構成される第1の取得モジュールであって、第1の確率は、第1のアプリケーション状態においてユーザが前面カメラを用いる確率であり、第2の確率は、第2のアプリケーション状態においてユーザが前面カメラを用いる確率である、第1の取得モジュールと、
第1の確率が第1の既定の数値に対応し、且つ第2の確率が第2の既定の数値に対応するように、第1の既定の数値と第2の既定の数値を第1の確率と第2の確率に従ってそれぞれ調整するように構成される第1の調整モジュールと、
を備える。
本発明の実施形態の第2の態様の第3の可能な実施方式に関して、本発明の実施形態の第2の態様の第6の可能な実施方式では、本モバイル端末は更に、
ユーザの前面カメラ及び背面カメラの使用情報を取得するように構成される第2の取得モジュールと、
使用情報に従って既定の数値を調整するように構成される第2の調整モジュールと、
を備える。
本発明の実施形態の第2の態様の第3の可能な実施方式に関して、本発明の実施形態の第2の態様の第7の可能な実施方式では、本モバイル端末は更に、
ユーザの個人情報を取得し、個人情報に従って既定の数値を調整するように構成される第3の取得モジュールと、
個人情報に従って既定の数値を調整するように構成される第3の調整モジュールと、
を備える。
本発明の実施形態の第2の態様の第3の可能な実施方式に関して、本発明の実施形態の第2の態様の第8の可能な実施方式では、モバイル端末は更に、
ユーザが現在位置する環境の因子を取得するように構成される第4の取得モジュールと、
ユーザが現在位置する環境の因子に従って、既定の数値を調整するように構成される第4の調整モジュールと、
を備える。
本発明の実施形態の第2の態様、又は第2の態様の第1の実施方式、又は第2の態様の第2の実施方式に関して、本発明の実施形態の第2の態様の第9の可能な実施方式では、本モバイル端末は更に、
ユーザによって入力された既定の数値を取得するように構成される第5の取得モジュール、
を備える。
本発明の実施形態の第2の態様、又は第2の態様の第1の実施方式、又は第2の態様の第2の実施方式に関して、本発明の実施形態の第2の態様の第10の可能な実施方式では、本モバイル端末は更に、
ユーザに問合わせ要求を送信するように構成される問合わせモジュールであって、問合わせ要求は、ユーザにカメラを起動することに同意するか否かを尋ねるのに用いられる、問合わせモジュールと、
ユーザからの応答を取得するように構成される第6の取得モジュールと、
応答がカメラの起動に対する同意であるとき、モバイル端末の前面カメラを起動するか又はモバイル端末の背面カメラを起動するように、制御モジュールをトリガするように構成される第1のトリガユニットと、
応答がカメラの起動に対する拒否であるとき、モバイル端末のデフォルト動作をトリガするように構成される第2のトリガユニットと、
を備える。
上述の技術的解決策から分かるように、本発明の実施形態は以下の利点を有する。
本発明の実施形態では、モバイル端末とユーザとの距離が既定の数値よりも大きいか否かが判定され、それにより、モバイル端末の前面カメラを起動するか、或いはモバイル端末の背面カメラを起動するかが自動的に決定される。よって、モバイル端末の前面カメラと背面カメラとの自動選択が実現され、ユーザが手動選択をする必要がある状況が回避され、モバイル端末のユーザエクスペリエンスが改善される。
本発明の実施形態に係る、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法のフローチャートである。 本発明の別の実施形態に係る、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法のフローチャートである。 本発明の別の実施形態に係る、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法のフローチャートである。 本発明の別の実施形態に係る、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法のフローチャートである。 本発明の別の実施形態に係る、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法のフローチャートである。 本発明の別の実施形態に係る、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法のフローチャートである。 本発明の別の実施形態に係る、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法のフローチャートである。 本発明の実施形態に係るモバイル端末の概略図である。 本発明の別の実施形態に係るモバイル端末の概略図である。 本発明の別の実施形態に係るモバイル端末の概略図である。 本発明の別の実施形態に係るモバイル端末の概略図である。 本発明の別の実施形態に係るモバイル端末の概略図である。 本発明の別の実施形態に係るモバイル端末の概略図である。 本発明の別の実施形態に係るモバイル端末の概略図である。 本発明の実施形態に係る携帯電話の概略図である。 本発明の実施形態に係る携帯電話の内部の構造図である。
本発明の実施形態は、モバイル端末の前面カメラと背面カメラとの自動選択を実現するために用いられる、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法及びモバイル端末を提供する。
当業者が本発明における技術的解決策をより良く理解できるようにするために、以下、本発明の実施形態において添付図面を参照しながら、本発明の実施形態における技術的解決策を明確且つ完全に説明する。当然ながら、記載される実施形態は、本発明の実施形態の全部ではなく、一部に過ぎない。当業者が本発明の実施形態に基づき創意工夫なく得た他の実施形態は、全て本発明の保護範囲に包含されるものとする。
本発明の本明細書、特許請求の範囲及び添付図面では、「第1」、「第2」、「第3」、「第4」…(もしあれば)という用語は、類似するオブジェクトを区別することを意図するものであり、必ずしも特定の順序又は時間的順序を示すものではない。理解されるべきこととして、そのように呼ばれるデータは、本明細書に記載の本発明の実施形態が本明細書に記載又は図示される順序以外の順序で実施することができるような適切な状況下において、交換可能である。更に、用語「有する」、「含む」及びその他の変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図されており、例えば、ステップ若しくはユニットのリストを含むプロセス、方法、システム、製品又は装置は、必ずしもそれらのユニットに限定されるものではなく、明示的に記載されていないか、或いは係るプロセス、方法、システム、製品若しくは装置に固有ではない他のユニットを含んでよい。
図1を参照すると、本発明の実施形態に係る、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法の実施形態は、以下を含む。
101.モバイル端末が、ユーザによって開始された撮影要求を受信する。
モバイル端末は、携帯電話、タブレットコンピュータその他のカメラを有するモバイル端末であってよい。モバイル端末には前面カメラ及び背面カメラが設けられる。前面カメラとは、モバイル端末の表示画面と同じ側に位置するカメラのことであり、背面カメラとは、モバイル端末においてモバイル端末の表示画面とは反対の側に位置するカメラのことである。ユーザが写真を撮る必要があるとき、ユーザはモバイル端末の撮影機能をトリガすることができる。モバイル端末はユーザによって開始された撮影要求を受信し、カメラを起動する準備をして撮影状態に入る。
102.モバイル端末が、モバイル端末とユーザとの距離を決定する。
モバイル端末には、モバイル端末とユーザとの距離を測定することのできる距離測定モジュールが設けられる。距離測定モジュールは、独立して設けられる距離センサー又は近接センサーであってよく、或いは、モバイル端末のカメラにおいて自動フォーカス機能を実現するように構成される距離センサーであってよい。当然ながら、実際の適用では、距離測定モジュールは、同様の機能を実現することのできる別のセンサー又はモジュールであってよい。
留意すべきこととして、ここでは2つのケースがある。第1のケースでは、ユーザがモバイル端末に対して撮影要求を開始したとき、モバイル端末のカメラはオフである。ユーザがモバイル端末に対して撮影要求を開始したとき、モバイル端末が、モバイル端末とユーザとの距離を決定して、該距離に応じて、前面カメラを起動するか背面カメラを起動するかを決定する。モバイル端末は、ユーザによって開始された撮影要求を受信した後に、まずデフォルトのカメラを起動してから、距離に応じて、前面カメラ又は背面カメラに切り替えるか、或いは前面カメラ又は背面カメラを追加で起動するかを決定してよく、或いは、距離に応じて、前面カメラ又は背面カメラを起動するか否かを直接決定してよく、ここでは限定されない。
第1のケースでは、距離測定モジュールは、モバイル端末とユーザとの距離をいつでも検出してよい。ユーザによって開始された撮影要求を受信したとき、モバイル端末はその距離測定モジュールに従って、現在の距離を決定する。或いは、距離測定モジュールは、画面がオンのときのみモバイル端末とユーザとの距離を検出する。ユーザによって開始された撮影要求を受信したとき、モバイル端末はその距離測定モジュールに従って、現在の距離を決定する。或いは、距離測定モジュールは、モバイル端末がユーザによって開始された撮影要求を受信したときのみ、モバイル端末とユーザとの現在の距離を検出してよい。モバイル端末はその距離測定モジュールに従って、距離測定モジュールによって測定された距離を決定する。
第2のケースでは、ユーザによって開始された撮影要求を受信したとき、モバイル端末は現在撮影状態にある。モバイル端末の撮影プロセス全体において、距離測定モジュールは、モバイル端末とユーザとの距離をリアルタイムで検出する。モバイル端末はその距離測定モジュールに従って、現在の距離を決定し、距離に応じて、現在使用されているカメラから他方のカメラに切り替えるか否か、或いは他方のカメラを同時に起動する必要があるか否かを決定する。
留意すべきこととして、上述の説明では、距離測定モジュールによって測定されるモバイル端末とユーザとの距離は、モバイル端末とユーザとの間で現在測定される瞬時値であってよく、或いは、既定の期間内におけるモバイル端末とユーザとの距離の平均値又は標本値であってよい。当然ながら、上述の説明は例に過ぎず、これに限定されない。
103.距離が既定の数値以上である場合、モバイル端末の前面カメラを起動し、又は、距離が既定の数値未満である場合、モバイル端末の背面カメラを起動する。
モバイル端末とユーザとの距離を決定した後、モバイル端末は、距離が既定の数値より大きいのか、又は既定の数値未満であるのかを決定する。距離が既定の数値以上である場合は前面カメラがオンにされ、距離が既定の数値未満である場合は背面カメラが起動される。上述の第1のケースでは、ユーザによって開始された撮影要求を受信した後に、モバイル端末は、距離に応じて、対応するカメラを起動することを直接選択してよい。或いは、モバイル端末は、まずデフォルトのカメラを起動し、距離に対応するカメラがデフォルトのカメラと異なる場合に、デフォルトのカメラから距離に対応するカメラに切り替えるか、距離に対応するカメラを追加で起動する(すなわち、前面カメラと背面カメラを同時に起動する)ことができる。
上述の第2のケースでは、距離に対応するカメラが現在使用されているカメラと異なる場合、モバイル端末は、現在使用されているカメラから距離に対応するカメラに切り替えるか、或いは、モバイル端末は、距離に対応するカメラを追加で起動する(すなわち、前面カメラと背面カメラを同時に起動する)。
本実施形態では、モバイル端末とユーザとの距離が既定の数値よりも大きいか否かが判定され、それにより、モバイル端末の前面カメラを起動するか、或いはモバイル端末の背面カメラを起動するかが自動的に決定される。よって、モバイル端末の前面カメラと背面カメラとの自動選択が実現され、ユーザが手動選択をする必要がある状況が回避され、モバイル端末のユーザエクスペリエンスが改善される。
上述の実施形態では、モバイル端末とユーザとの距離が決定され、それにより、前面カメラ又は背面カメラを起動するか否かが決定される。実際の適用では、距離は、モバイル端末とユーザの顔との距離であってよい。以下、本発明の実施形態に係る、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法を説明する。図2を参照すると、本発明の実施形態に係る、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法の別の実施形態は、以下を含む。
201.モバイル端末が、ユーザによって開始された撮影要求を受信する。
モバイル端末は、携帯電話、タブレットコンピュータその他のカメラを有するモバイル端末であってよい。モバイル端末には前面カメラ及び背面カメラが設けられる。前面カメラとは、モバイル端末の表示画面と同じ側に位置するカメラのことであり、背面カメラとは、モバイル端末においてモバイル端末の表示画面とは反対の側に位置するカメラのことである。ユーザが写真を撮る必要があるとき、ユーザはモバイル端末の撮影機能をトリガすることができる。モバイル端末はユーザによって開始された撮影要求を受信し、カメラを起動する準備をして撮影状態に入る。
202.モバイル端末が、モバイル端末とユーザの顔との距離を決定する。
モバイル端末の距離測定モジュールがモバイル端末とユーザとの距離を測定するとき、距離測定モジュールは、具体的には、モバイル端末とユーザの顔との距離を測定してよい。距離の測定時、距離は、モバイル端末とユーザの顔の具体的な既定の位置との距離であってよい。例えば、距離は、モバイル端末とユーザの両目の間の中心点との距離や、モバイル端末とユーザの鼻との距離である。或いは、距離は、モバイル端末とユーザの顔の少なくとも2つの既定の位置との全体距離であってよい。例えば、距離は、モバイル端末とユーザの両目との距離の平均値や、モバイル端末とユーザの5つの感覚器との距離の平均値に等しい。当然ながら、上述の説明は例に過ぎず、これに限定されない。
当然ながら、実際の適用では、モバイル端末は、モバイル端末とユーザの顔との距離ではなく、モバイル端末とユーザの別の部位との距離を決定してよく、ここでは限定されない。好ましくは、モバイル端末は、距離の具体的な定義について、ユーザによる設定を受信してよい。
実際の適用では、モバイル端末とユーザの顔との距離の決定は、具体的には、モバイル端末のカメラとユーザの顔との距離の決定、或いは、モバイル端末の別の位置とユーザの顔との距離の決定、或いは、モバイル端末の少なくとも2つの位置とユーザの顔との全体距離の決定であってよく、ここでは限定されない。
203.距離が既定の数値以上である場合、モバイル端末の前面カメラを起動し、又は、距離が既定の数値未満である場合、モバイル端末の背面カメラを起動する。
モバイル端末とユーザとの距離を決定した後、モバイル端末は、距離が既定の数値より大きいのか、又は既定の数値未満であるのかを決定する。距離が既定の数値以上である場合は前面カメラがオンにされ、距離が既定の数値未満である場合は背面カメラが起動される。上述の第1のケースでは、ユーザによって開始された撮影要求を受信した後に、モバイル端末は、距離に応じて、対応するカメラを起動することを直接選択してよい。或いは、モバイル端末は、まずデフォルトのカメラを起動し、距離に対応するカメラがデフォルトのカメラと異なる場合に、デフォルトのカメラから距離に対応するカメラに切り替えるか、距離に対応するカメラを追加で起動する(すなわち、前面カメラと背面カメラを同時に起動する)ことができる。
上述の第2のケースでは、距離に対応するカメラが現在使用されているカメラと異なる場合、モバイル端末は、現在使用されているカメラから距離に対応するカメラに切り替えるか、或いは、モバイル端末は、距離に対応するカメラを追加で起動する(すなわち、前面カメラと背面カメラを同時に起動する)。
本実施形態では、モバイル端末とユーザの顔との距離を決定することにより、実際の適用においてユーザがモバイル端末を用いてしばしば行う自撮り行為により良好に適合する。よって、モバイル端末は、距離に応じて、前面カメラ又は背面カメラを起動するか否かをより正確に決定することができ、ユーザの実際の需要をより良好に満たすことができる。
上述の実施形態では、決定された距離が既定の数値以上である場合は前面カメラが起動され、そうでない場合は背面カメラが起動される。実際の適用では、既定の数値は、モバイル端末によってデフォルトで設定されてよい。以下、本発明の実施形態に係る、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法を説明する。図3を参照すると、本発明の実施形態に係る、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法の別の実施形態は、以下を含む。
301.モバイル端末が、ユーザによって開始された撮影要求を受信する。
モバイル端末は、携帯電話、タブレットコンピュータその他のカメラを有するモバイル端末であってよい。モバイル端末には前面カメラ及び背面カメラが設けられる。前面カメラとは、モバイル端末の表示画面と同じ側に位置するカメラのことであり、背面カメラとは、モバイル端末においてモバイル端末の表示画面とは反対の側に位置するカメラのことである。ユーザが写真を撮る必要があるとき、ユーザはモバイル端末の撮影機能をトリガすることができる。モバイル端末はユーザによって開始された撮影要求を受信し、カメラを起動する準備をして撮影状態に入る。撮影要求は、少なくとも第1のアプリケーション要求及び第2のアプリケーション要求を含む。具体的な例として、撮影要求はビデオ撮影要求及び写真撮影要求を含み、或いは更にビデオ通話要求を含む。当然ながら、上述の説明は例に過ぎず、これに限定されない。
302.モバイル端末が、モバイル端末とユーザとの距離を決定する。
モバイル端末には、モバイル端末とユーザとの距離を測定することのできる距離測定モジュールが設けられる。距離測定モジュールは、独立して設けられる距離センサー又は近接センサーであってよく、或いは、モバイル端末のカメラにおいて自動フォーカス機能を実現するように構成される距離センサーであってよい。当然ながら、実際の適用では、距離測定モジュールは、同様の機能を実現することのできる別のセンサー又はモジュールであってよい。
留意すべきこととして、ここでは2つのケースがある。第1のケースでは、ユーザがモバイル端末に対して撮影要求を開始したとき、モバイル端末のカメラはオフである。ユーザがモバイル端末に対して撮影要求を開始したとき、モバイル端末が、モバイル端末とユーザとの距離を決定して、該距離に応じて、前面カメラを起動するか背面カメラを起動するかを決定する。モバイル端末は、ユーザによって開始された撮影要求を受信した後に、まずデフォルトのカメラを起動してから、距離に応じて、前面カメラ又は背面カメラに切り替えるか、或いは前面カメラ又は背面カメラを追加で起動するかを決定してよく、或いは、距離に応じて、前面カメラ又は背面カメラを起動するか否かを直接決定してよく、ここでは限定されない。
第1のケースでは、距離測定モジュールは、モバイル端末とユーザとの距離をいつでも検出してよい。ユーザによって開始された撮影要求を受信したとき、モバイル端末はその距離測定モジュールに従って、現在の距離を決定する。或いは、距離測定モジュールは、画面がオンのときのみモバイル端末とユーザとの距離を検出する。ユーザによって開始された撮影要求を受信したとき、モバイル端末はその距離測定モジュールに従って、現在の距離を決定する。或いは、距離測定モジュールは、モバイル端末がユーザによって開始された撮影要求を受信したときのみ、モバイル端末とユーザとの現在の距離を検出してよい。モバイル端末はその距離測定モジュールに従って、距離測定モジュールによって測定された距離を決定する。
第2のケースでは、ユーザによって開始された撮影要求を受信したとき、モバイル端末は現在撮影状態にある。モバイル端末の撮影プロセス全体において、距離測定モジュールは、モバイル端末とユーザとの距離をリアルタイムで検出する。モバイル端末はその距離測定モジュールに従って、現在の距離を決定する。
留意すべきこととして、上述の説明では、距離測定モジュールによって測定されるモバイル端末とユーザとの距離は、モバイル端末とユーザとの間で現在測定される瞬時値であってよく、或いは、既定の期間内におけるモバイル端末とユーザとの距離の平均値又は標本値であってよい。当然ながら、上述の説明は例に過ぎず、これに限定されない。
303.距離が既定の数値以上である場合は、モバイル端末の前面カメラを起動し、距離が既定の数値未満である場合は、モバイル端末の背面カメラを起動する。
本実施形態では、既定の数値は、モバイル端末によりデフォルトで設定される。具体的な例として、モバイル端末は、デフォルトで、既定の数値がモバイル端末の販売地域における大人の平均の腕の長さの0.7倍〜1倍であると設定してよい。
ユーザが異なる撮影要求を開始するとき、ユーザが前面カメラと背面カメラを別々に用いる状況が異なる場合がある。したがって、好ましくは、本実施形態では、距離が既定の数値未満であるか否かに従って、前面カメラ又は背面カメラを起動するか否かが決定されるとき、異なる撮影要求について、モバイル端末によってデフォルトで設定される既定の数値は異なる。具体的には、モバイル端末によって受信されたユーザによって開始された撮影要求が第1のアプリケーション要求であるとき、距離が第1の既定の数値以上である場合、モバイル端末の前面カメラが起動され、距離が第1の既定の数値未満である場合、モバイル端末の背面カメラが起動される。モバイル端末によって受信されたユーザによって開始された撮影要求が第2のアプリケーション要求であるとき、距離が第2の既定の数値以上である場合、モバイル端末の前面カメラが起動され、距離が第2の既定の数値未満である場合、モバイル端末の背面カメラが起動される。第1の既定の数値は第2の既定の数値と異なる。
当然ながら、実際の適用では、ユーザによって開始される撮影要求は、第1のアプリケーション要求及び第2のアプリケーション要求だけでなく、第3のアプリケーション要求、第4のアプリケーション要求、第5のアプリケーション要求等も含んでよい。第1のアプリケーション要求及び第2のアプリケーション要求を除いて、他のアプリケーション要求に対応する既定の数値の全部又は一部が同じであってよく、或いは、既定の数値は互いに異なってよく、ここでは限定されない。
当然ながら、実際の適用では、モバイル端末によってデフォルトで設定され且つユーザによって開始される異なる撮影要求に対応する既定の数値は、全て同じであってよく、ここでは限定されない。
本実施形態では、モバイル端末は、異なる撮影要求には異なる既定の数値をデフォルトで設定し、それにより、モバイル端末は、実際の状況に応じてより柔軟に、自動的に前面カメラ又は背面カメラを起動することができる。よって、ユーザエクスペリエンスが改善される。
上述の実施形態では、異なる撮影要求について、モバイル端末によってデフォルトで設定される既定の数値は異なる。実際の適用では、異なる撮影要求について、モバイル端末は更に、別の方法に従って、異なる撮影要求に対応する既定の数値を調整してよい。以下、本発明の実施形態に係る、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法を説明する。図4を参照すると、本発明の実施形態に係る、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法の別の実施形態は、以下を含む。
401.モバイル端末が、ユーザによって開始された撮影要求を受信する。
モバイル端末は、携帯電話、タブレットコンピュータその他のカメラを有するモバイル端末であってよい。モバイル端末には前面カメラ及び背面カメラが設けられる。前面カメラとは、モバイル端末の表示画面と同じ側に位置するカメラのことであり、背面カメラとは、モバイル端末においてモバイル端末の表示画面とは反対の側に位置するカメラのことである。ユーザが写真を撮る必要があるとき、ユーザはモバイル端末の撮影機能をトリガすることができる。モバイル端末はユーザによって開始された撮影要求を受信し、カメラを起動する準備をして撮影状態に入る。撮影要求は、少なくとも第1のアプリケーション要求及び第2のアプリケーション要求を含む。具体的な例として、撮影要求はビデオ撮影要求及び写真撮影要求を含み、或いは更にビデオ通話要求を含む。当然ながら、上述の説明は例に過ぎず、これに限定されない。
402.モバイル端末が、モバイル端末とユーザとの距離を決定する。
モバイル端末には、モバイル端末とユーザとの距離を測定することのできる距離測定モジュールが設けられる。距離測定モジュールは、独立して設けられる距離センサー又は近接センサーであってよく、或いは、モバイル端末のカメラにおいて自動フォーカス機能を実現するように構成される距離センサーであってよい。当然ながら、実際の適用では、距離測定モジュールは、同様の機能を実現することのできる別のセンサー又はモジュールであってよい。
留意すべきこととして、ここでは2つのケースがある。第1のケースでは、ユーザがモバイル端末に対して撮影要求を開始したとき、モバイル端末のカメラはオフである。ユーザがモバイル端末に対して撮影要求を開始したとき、モバイル端末が、モバイル端末とユーザとの距離を決定して、該距離に応じて、前面カメラを起動するか背面カメラを起動するかを決定する。モバイル端末は、ユーザによって開始された撮影要求を受信した後に、まずデフォルトのカメラを起動してから、距離に応じて、前面カメラ又は背面カメラに切り替えるか、或いは前面カメラ又は背面カメラを追加で起動するかを決定してよく、或いは、距離に応じて、前面カメラ又は背面カメラを起動するか否かを直接決定してよく、ここでは限定されない。
第1のケースでは、距離測定モジュールは、モバイル端末とユーザとの距離をいつでも検出してよい。ユーザによって開始された撮影要求を受信したとき、モバイル端末はその距離測定モジュールに従って、現在の距離を決定する。或いは、距離測定モジュールは、画面がオンのときのみモバイル端末とユーザとの距離を検出する。ユーザによって開始された撮影要求を受信したとき、モバイル端末はその距離測定モジュールに従って、現在の距離を決定する。或いは、距離測定モジュールは、モバイル端末がユーザによって開始された撮影要求を受信したときのみ、モバイル端末とユーザとの現在の距離を検出してよい。モバイル端末はその距離測定モジュールに従って、距離測定モジュールによって測定された距離を決定する。
第2のケースでは、ユーザによって開始された撮影要求を受信したとき、モバイル端末は現在撮影状態にある。モバイル端末の撮影プロセス全体において、距離測定モジュールは、モバイル端末とユーザとの距離をリアルタイムで検出する。モバイル端末はその距離測定モジュールに従って、現在の距離を決定する。
留意すべきこととして、上述の説明では、距離測定モジュールによって測定されるモバイル端末とユーザとの距離は、モバイル端末とユーザとの間で現在測定される瞬時値であってよく、或いは、既定の期間内におけるモバイル端末とユーザとの距離の平均値又は標本値であってよい。当然ながら、上述の説明は例に過ぎず、これに限定されない。
403.距離が既定の数値以上である場合は、モバイル端末の前面カメラを起動し、距離が既定の数値未満である場合は、モバイル端末の背面カメラを起動する。
本実施形態では、既定の数値は、モバイル端末によりデフォルトで設定される。異なる撮影要求は異なる既定の数値に対応する。具体的には、モバイル端末によって受信されたユーザによって開始された撮影要求が第1のアプリケーション要求であるとき、距離が第1の既定の数値以上である場合、モバイル端末の前面カメラが起動される。或いは、距離が第1の既定の数値未満である場合、モバイル端末の背面カメラが起動される。モバイル端末によって受信されたユーザによって開始された撮影要求が第2のアプリケーション要求であるとき、距離が第2の既定の数値以上である場合、モバイル端末の前面カメラが起動される。或いは、距離が第2の既定の数値未満である場合、モバイル端末の背面カメラが起動される。第1の既定の数値は第2の既定の数値と異なる。
当然ながら、実際の適用では、ユーザによって開始される撮影要求は、第1のアプリケーション要求及び第2のアプリケーション要求だけでなく、第3のアプリケーション要求、第4のアプリケーション要求、第5のアプリケーション要求等も含んでよい。第1のアプリケーション要求及び第2のアプリケーション要求を除いて、他のアプリケーション要求に対応する既定の数値の全部又は一部が同じであってよく、或いは、既定の数値は互いに異なってよく、ここでは限定されない。
404.第1の確率及び第2の確率を取得する。第1の確率は、第1のアプリケーション状態において前面カメラを用いる確率であり、第2の確率は、第2のアプリケーション状態において前面カメラを用いる確率である。
モバイル端末は、カメラが第1のアプリケーションと第2のアプリケーションにそれぞれ適用される回数と、前面カメラと背面カメラがそれぞれ異なるアプリケーションに用いられる回数とを集計し、そして、モバイル端末のカメラ第1のアプリケーション状態と第2のアプリケーション状態においてそれぞれ前面カメラを使用する第1の確率と第2の確率を計算する。具体的な例として、モバイル端末は、カメラが適用された回数を集計し、カメラが第1のアプリケーションに適用された回数が589回であり、カメラが第2のアプリケーションに適用された回数が628回であるという回数を取得する。カメラが第1のアプリケーション状態であるときに前面カメラを使用した回数は342回であり、カメラが第2のアプリケーション状態であるときに前面カメラを使用した回数は381回である。したがって、計算により、第1のアプリケーション状態で前面カメラを使用する第1の確率が342/589であり、第2のアプリケーション状態で前面カメラを使用する第2の確率が381/628であることが得られる。
当然ながら、実際の適用では、別のアプリケーション状態で前面カメラを使用する確率が取得されてよい。或いは、最もよく使用される2つのアプリケーション状態で前面カメラを使用する確率のみが取得されてよい。或いは、ユーザによって選択された2つのアプリケーション状態で前面カメラを使用する確率のみが集計されてよく、ここでは限定されない。
第1の確率及び第2の確率を計算した後、モバイル端末は、2つの確率を既定の間隔で更新してよく、或いは、カメラが使用される毎にデータを更新してよく、ここでは限定されない。
405.第1の確率が第1の既定の数値に対応し、且つ第2の確率が第2の既定の数値に対応するように、第1の既定の数値と第2の既定の数値を第1の確率と第2の確率に従ってそれぞれ調整する。
第1の確率及び第2の確率が取得された後、第1の確率が第2の確率よりも大きい場合、第1の既定の数値が第2の既定の数値未満になるように、第1の既定の数値及び/又は第2の既定の数値が調整される。具体的な例として、第1の確率は、カメラがビデオ通話状態であるときに前面カメラを使用する確率であり、第2の確率は、カメラが撮影状態であるときに前面カメラを使用する確率であり、第1の確率は第2の確率よりも大きい。したがって、モバイル端末は、第1の既定の数値が第2の既定の数値未満になるように、第2の確率よりも大きい第1の確率に従って第1の既定の数値及び/又は第2の既定の数値を調整する。
第1の既定の数値が第2の既定の数値未満になるように、第1の既定の数値及び/又は第2の既定の数値が調整されるとき、第1の既定の数値と第2の既定の数値の比を、第2の確率と第1の確率の比にするようにしてよい。或いは、第1の既定の数値と第2の既定の数値との差を、第2の確率と第1の確率との差に比例するようにしてよい。当然ながら、実際の適用では、第1の確率が第1の既定の数値に対応し、且つ第2の確率が第2の既定の数値に対応するように、別の方式が採用されてよく、ここでは限定されない。
実際の適用では、モバイル端末は、第1の既定の数値及び第2の既定の数値を既定の時間間隔で調整してよい。例えば、モバイル端末は、第1の確率及び第2の確率が更新された後に第1の既定の数値及び第2の既定の数値を調整してよく、或いは、カメラが使用される毎に第1の既定の数値及び第2の既定の数値を調整してよい。
本実施形態では、モバイル端末は、カメラの異なるアプリケーション状態で前面カメラを使用する異なる確率に応じて、異なるアプリケーション状態に対応する既定の数値を設定し、それにより、モバイル端末は、実際の状況に応じてより柔軟に、よって、ユーザエクスペリエンスが改善される。
上述の実施形態では、モバイル端末によってデフォルトで設定される既定の数値は、第1の確率と第2の確率に従って別々に調整される。実際の適用では、モバイル端末は、別の方法を用いて既定の数値を調整してよい。以下、本発明の実施形態に係る、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法を説明する。図5を参照すると、本発明の実施形態に係る、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法の別の実施形態は、以下を含む。
501.モバイル端末が、ユーザによって開始された撮影要求を受信する。
モバイル端末は、携帯電話、タブレットコンピュータその他のカメラを有するモバイル端末であってよい。モバイル端末には前面カメラ及び背面カメラが設けられる。前面カメラとは、モバイル端末の表示画面と同じ側に位置するカメラのことであり、背面カメラとは、モバイル端末においてモバイル端末の表示画面とは反対の側に位置するカメラのことである。ユーザが写真を撮る必要があるとき、ユーザはモバイル端末の撮影機能をトリガすることができる。モバイル端末はユーザによって開始された撮影要求を受信し、カメラを起動する準備をして撮影状態に入る。撮影要求は、少なくとも第1のアプリケーション要求及び第2のアプリケーション要求を含む。具体的な例として、撮影要求はビデオ撮影要求及び写真撮影要求を含み、或いは更にビデオ通話要求を含む。当然ながら、上述の説明は例に過ぎず、これに限定されない。
502.モバイル端末が、モバイル端末とユーザとの距離を決定する。
モバイル端末には、モバイル端末とユーザとの距離を測定することのできる距離測定モジュールが設けられる。距離測定モジュールは、独立して設けられる距離センサー又は近接センサーであってよく、或いは、モバイル端末のカメラにおいて自動フォーカス機能を実現するように構成される距離センサーであってよい。当然ながら、実際の適用では、距離測定モジュールは、同様の機能を実現することのできる別のセンサー又はモジュールであってよい。
留意すべきこととして、ここでは2つのケースがある。第1のケースでは、ユーザがモバイル端末に対して撮影要求を開始したとき、モバイル端末のカメラはオフである。ユーザがモバイル端末に対して撮影要求を開始したとき、モバイル端末が、モバイル端末とユーザとの距離を決定して、該距離に応じて、前面カメラを起動するか背面カメラを起動するかを決定する。モバイル端末は、ユーザによって開始された撮影要求を受信した後に、まずデフォルトのカメラを起動してから、距離に応じて、前面カメラ又は背面カメラに切り替えるか、或いは前面カメラ又は背面カメラを追加で起動するかを決定してよく、或いは、距離に応じて、前面カメラ又は背面カメラを起動するか否かを直接決定してよく、ここでは限定されない。
第1のケースでは、距離測定モジュールは、モバイル端末とユーザとの距離をいつでも検出してよい。ユーザによって開始された撮影要求を受信したとき、モバイル端末はその距離測定モジュールに従って、現在の距離を決定する。或いは、距離測定モジュールは、画面がオンのときのみモバイル端末とユーザとの距離を検出する。ユーザによって開始された撮影要求を受信したとき、モバイル端末はその距離測定モジュールに従って、現在の距離を決定する。或いは、距離測定モジュールは、モバイル端末がユーザによって開始された撮影要求を受信したときのみ、モバイル端末とユーザとの現在の距離を検出してよい。モバイル端末はその距離測定モジュールに従って、距離測定モジュールによって測定された距離を決定する。
第2のケースでは、ユーザによって開始された撮影要求を受信したとき、モバイル端末は現在撮影状態にある。モバイル端末の撮影プロセス全体において、距離測定モジュールは、モバイル端末とユーザとの距離をリアルタイムで検出する。モバイル端末はその距離測定モジュールに従って、現在の距離を決定する。
留意すべきこととして、上述の説明では、距離測定モジュールによって測定されるモバイル端末とユーザとの距離は、モバイル端末とユーザとの間で現在測定される瞬時値であってよく、或いは、既定の期間内におけるモバイル端末とユーザとの距離の平均値又は標本値であってよい。当然ながら、上述の説明は例に過ぎず、これに限定されない。
503.距離が既定の数値以上である場合は、モバイル端末の前面カメラを起動し、距離が既定の数値未満である場合は、モバイル端末の背面カメラを起動する。
本実施形態では、既定の数値は、モバイル端末によりデフォルトで設定される。異なる撮影要求は異なる既定の数値に対応する。具体的には、モバイル端末によって受信されたユーザによって開始された撮影要求が第1のアプリケーション要求であるとき、距離が第1の既定の数値以上である場合、モバイル端末の前面カメラが起動され、距離が第1の既定の数値未満である場合、モバイル端末の背面カメラが起動される。モバイル端末によって受信されたユーザによって開始された撮影要求が第2のアプリケーション要求であるとき、距離が第2の既定の数値以上である場合、モバイル端末の前面カメラが起動され、距離が第2の既定の数値未満である場合、モバイル端末の背面カメラが起動される。第1の既定の数値は第2の既定の数値と異なる。
当然ながら、実際の適用では、ユーザによって開始される撮影要求は、第1のアプリケーション要求及び第2のアプリケーション要求だけでなく、第3のアプリケーション要求、第4のアプリケーション要求、第5のアプリケーション要求等も含んでよい。第1のアプリケーション要求及び第2のアプリケーション要求を除いて、他のアプリケーション要求に対応する既定の数値の全部又は一部が同じであってよく、或いは、既定の数値は互いに異なってよく、ここでは限定されない。
504.モバイル端末が、ユーザの前面カメラ及び背面カメラの使用情報を取得し、使用情報に従って既定の数値を調整する。
モバイル端末は、ユーザの前面カメラ及び背面カメラの使用情報を取得する。使用情報は、例えば、前面カメラと背面カメラそれぞれの使用頻度、ユーザが一方のカメラから他方のカメラに切り替える頻度、ユーザが前面カメラと背面カメラをそれぞれ使用するときのモバイル端末とユーザとの距離等の、ユーザの前面カメラ及び背面カメラについての全ての使用記録を含む。ユーザの前面カメラ及び背面カメラの使用情報を取得した後、モバイル端末は、使用情報に従って計算及び分析を行い、分析結果に従って既定の数値を調整する。
例えば、モバイル端末は、使用記録中の全てのモバイル端末とユーザとの距離の値を決定し、或いは、いくつかの標本値を決定し、各決定された距離値に対応する、ユーザが前面カメラを使用する確率と背面カメラを使用する確率を計算し、前面カメラを使用する確率と背面カメラを使用する確率との差が0以下である場合に対応する全てのターゲット距離を見つけ出し、既定の数値を全てのターゲット距離のうち1つに調整する。具体的な例として、モバイル端末は、使用記録中の全てのモバイル端末とユーザとの距離の値が0cm〜60cmに及ぶと決定する。距離値が30cmであるとき、背面カメラを使用する確率は95%であり、前面カメラを使用する確率は5%である。距離が40cmであるとき、背面カメラを使用する確率は40%であり、前面カメラを使用する確率は60%である。距離が50cmであるとき、背面カメラを使用する確率は30%であり、前面カメラを使用する確率は70%である。したがって、既定の数値は40cmに調整されてよい。代替として、全ての距離値において、前面カメラを使用する確率は全て5%未満である。これは、ユーザがほとんど前面カメラを使用しないことを示す。したがって、既定の数値はより大きい値に設定されてよく、例えば、腕の長さの0.95倍に等しくてよい。
別の例として、モバイル端末がモバイル端末とユーザとの距離に従って、前面カメラ又は背面カメラを起動するか否かを決定するとき、前面カメラ又は背面カメラを起動することが決定された後、前面カメラ又は背面カメラが起動される前に、モバイル端末は更に、問合わせ要求をユーザに送信する。問合わせ要求は、ユーザにカメラを起動することに同意するか否かを尋ねるのに用いられる。ユーザがカメラの起動に同意したか、又は既定の期間内に応答が受信されない場合、モバイル端末はカメラの起動を続行する。或いは、ユーザがカメラの起動を拒否した場合、第1のケースではモバイル端末はデフォルトのカメラの起動を続行し、第2のケースでは、モバイル端末は元のカメラの使用を続行する。更に、モバイル端末は、ユーザからのフィードバックについて統計分析を行う。モバイル端末がユーザに前面カメラを起動するかを尋ねたときの同意の確率が50%を超え、モバイル端末がユーザに背面カメラを起動するかを尋ねたときの同意の確率が50%未満である場合、モバイル端末は、既定の数値を既定の値だけ増加させる。
留意すべきこととして、上述の説明は例に過ぎず、これに限定されない。
当然ながら、実際の適用では、モバイル端末が前面カメラ及び背面カメラの使用情報について分析及び計算を行う前に、モバイル端末は更に、2つのカメラの使用情報を分類してよい。各種類の撮影要求に対応する前面カメラ及び背面カメラの使用情報は同じ種類として分類され、それから、各種類の使用情報について分析及び計算が行われる。こうして、異なる撮影要求に対応する既定の数値が別々に調整される。
モバイル端末は、前面カメラ及び背面カメラの使用情報を既定の時間間隔で更新してよく、或いは、カメラが使用される毎に使用情報を更新してよく、ここでは限定されない。同様に、モバイル端末は、既定の数値を既定の時間間隔で調整してよく、或いは、カメラが使用される毎に既定の数値を調整してよく、ここでは限定されない。
本実施形態では、モバイル端末が、ユーザの前面カメラ及び背面カメラの使用情報を取得し、使用情報に従って既定の数値を調整する。それにより、モバイル端末は、実際の状況に応じてより柔軟に、自動的に前面カメラ又は背面カメラを起動することができる。よって、ユーザエクスペリエンスが改善される。
上述の実施形態では、モバイル端末によってデフォルトで設定される既定の数値は、ユーザの前面カメラ及び背面カメラの使用情報に従って調整される。実際の適用では、モバイル端末は、ユーザの個人情報に従って既定の数値を調整してよい。以下、本発明の実施形態に係る、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法を説明する。図6を参照すると、本発明の実施形態に係る、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法の別の実施形態は、以下を含む。
601.モバイル端末が、ユーザによって開始された撮影要求を受信する。
モバイル端末は、携帯電話、タブレットコンピュータその他のカメラを有するモバイル端末であってよい。モバイル端末には前面カメラ及び背面カメラが設けられる。前面カメラとは、モバイル端末の表示画面と同じ側に位置するカメラのことであり、背面カメラとは、モバイル端末においてモバイル端末の表示画面とは反対の側に位置するカメラのことである。ユーザが写真を撮る必要があるとき、ユーザはモバイル端末の撮影機能をトリガすることができる。モバイル端末はユーザによって開始された撮影要求を受信し、カメラを起動する準備をして撮影状態に入る。撮影要求は、少なくとも第1のアプリケーション要求及び第2のアプリケーション要求を含む。具体的な例として、撮影要求はビデオ撮影要求及び写真撮影要求を含み、或いは更にビデオ通話要求を含む。当然ながら、上述の説明は例に過ぎず、これに限定されない。
602.モバイル端末が、モバイル端末とユーザとの距離を決定する。
モバイル端末には、モバイル端末とユーザとの距離を測定することのできる距離測定モジュールが設けられる。距離測定モジュールは、独立して設けられる距離センサー又は近接センサーであってよく、或いは、モバイル端末のカメラにおいて自動フォーカス機能を実現するように構成される距離センサーであってよい。当然ながら、実際の適用では、距離測定モジュールは、同様の機能を実現することのできる別のセンサー又はモジュールであってよい。
留意すべきこととして、ここでは2つのケースがある。第1のケースでは、ユーザがモバイル端末に対して撮影要求を開始したとき、モバイル端末のカメラはオフである。ユーザがモバイル端末に対して撮影要求を開始したとき、モバイル端末が、モバイル端末とユーザとの距離を決定して、該距離に応じて、前面カメラを起動するか背面カメラを起動するかを決定する。モバイル端末は、ユーザによって開始された撮影要求を受信した後に、まずデフォルトのカメラを起動してから、距離に応じて、前面カメラ又は背面カメラに切り替えるか、或いは前面カメラ又は背面カメラを追加で起動するかを決定してよく、或いは、距離に応じて、前面カメラ又は背面カメラを起動するか否かを直接決定してよく、ここでは限定されない。
第1のケースでは、距離測定モジュールは、モバイル端末とユーザとの距離をいつでも検出してよい。ユーザによって開始された撮影要求を受信したとき、モバイル端末はその距離測定モジュールに従って、現在の距離を決定する。或いは、距離測定モジュールは、画面がオンのときのみモバイル端末とユーザとの距離を検出する。ユーザによって開始された撮影要求を受信したとき、モバイル端末はその距離測定モジュールに従って、現在の距離を決定する。或いは、距離測定モジュールは、モバイル端末がユーザによって開始された撮影要求を受信したときのみ、モバイル端末とユーザとの現在の距離を検出してよい。モバイル端末はその距離測定モジュールに従って、距離測定モジュールによって測定された距離を決定する。
第2のケースでは、ユーザによって開始された撮影要求を受信したとき、モバイル端末は現在撮影状態にある。モバイル端末の撮影プロセス全体において、距離測定モジュールは、モバイル端末とユーザとの距離をリアルタイムで検出し、モバイル端末はその距離測定モジュールに従って、現在の距離を決定する。
留意すべきこととして、上述の説明では、距離測定モジュールによって測定されるモバイル端末とユーザとの距離は、モバイル端末とユーザとの間で現在測定される瞬時値であってよく、或いは、既定の期間内におけるモバイル端末とユーザとの距離の平均値又は標本値であってよい。当然ながら、上述の説明は例に過ぎず、これに限定されない。
603.距離が既定の数値以上である場合は、モバイル端末の前面カメラを起動し、距離が既定の数値未満である場合は、モバイル端末の背面カメラを起動する。
本実施形態では、既定の数値は、モバイル端末によりデフォルトで設定される。具体的な例として、モバイル端末は、デフォルトで、既定の数値がモバイル端末の販売地域における大人の平均の腕の長さの0.7倍〜1倍であると設定してよい。
ユーザが異なる撮影要求を開始するとき、ユーザが前面カメラと背面カメラを別々に用いる状況が異なる場合がある。したがって、好ましくは、本実施形態では、距離が既定の数値未満であるか否かに従って、前面カメラ又は背面カメラを起動するか否かが決定されるとき、異なる撮影要求について、モバイル端末によってデフォルトで設定される既定の数値は異なる。具体的には、モバイル端末によって受信されたユーザによって開始された撮影要求が第1のアプリケーション要求であるとき、距離が第1の既定の数値以上である場合、モバイル端末の前面カメラが起動され、距離が第1の既定の数値未満である場合、モバイル端末の背面カメラが起動される。モバイル端末によって受信されたユーザによって開始された撮影要求が第2のアプリケーション要求であるとき、距離が第2の既定の数値以上である場合、モバイル端末の前面カメラが起動され、距離が第2の既定の数値未満である場合、モバイル端末の背面カメラが起動される。第1の既定の数値は第2の既定の数値と異なる。
当然ながら、実際の適用では、ユーザによって開始される撮影要求は、第1のアプリケーション要求及び第2のアプリケーション要求だけでなく、第3のアプリケーション要求、第4のアプリケーション要求、第5のアプリケーション要求等も含んでよい。第1のアプリケーション要求及び第2のアプリケーション要求を除いて、他のアプリケーション要求に対応する既定の数値の全部又は一部が同じであってよく、或いは既定の数値は互いに異なってよく、ここでは限定されない。
当然ながら、実際の適用では、モバイル端末によってデフォルトで設定され且つユーザによって開始される異なる撮影要求に対応する既定の数値は、全て同じであってよく、ここでは限定されない。
604.モバイル端末が、ユーザの個人情報を取得し、個人情報に従って既定の数値を調整する。
モバイル端末は、モバイル端末内のアプリケーションプログラムのストレージ又はオペレータからユーザの個人情報を取得してよい。或いは、ユーザが個人情報を入力することができる。当然ながら、実際の適用では、モバイル端末は、別のソースからユーザの個人情報を取得してよい。ここでは例を説明するに過ぎず、限定されない。モバイル端末によって取得されるユーザの個人情報は、ユーザの年齢、身長、腕の長さ、性別等の情報を含んでよい。ユーザの個人情報を取得した後、モバイル端末は、個人情報に従って既定の数値を調整する。例えば、ユーザが女性である場合、女性が自撮りする確率が高いので、モバイル端末は、既定の数値を既定の値だけ低減してよい。或いは、ユーザが50歳を超える場合、該ユーザの自撮り確率は低い。したがって、モバイル端末は、既定の数値を既定の値だけ増加させてよい。或いは、ユーザの腕の長さが56cmである場合、ユーザの腕の長さの倍数(例えば0.7倍)を既定の数値としてよい。当然ながら、上述の説明は例に過ぎず、これに限定されない。
本実施形態では、モバイル端末が、ユーザの個人情報を取得し、個人情報に従って既定の数値を調整し、それにより、モバイル端末は、ユーザ個人の実際の状況に応じてより正確に、自動的に前面カメラ又は背面カメラを起動することができる。よって、ユーザエクスペリエンスが改善される。
上述の実施形態では、モバイル端末によってデフォルトで設定される既定の数値は、ユーザの個人情報に従って調整される。実際の適用では、モバイル端末は、ユーザが現在位置する環境の因子に従って、既定の数値を調整してよい。以下、本発明の実施形態に係る、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法を説明する。図7を参照すると、本発明の実施形態に係る、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法の別の実施形態は、以下を含む。
701.モバイル端末が、ユーザによって開始された撮影要求を受信する。
モバイル端末は、携帯電話、タブレットコンピュータその他のカメラを有するモバイル端末であってよい。モバイル端末には前面カメラ及び背面カメラが設けられる。前面カメラとは、モバイル端末の表示画面と同じ側に位置するカメラのことであり、背面カメラとは、モバイル端末においてモバイル端末の表示画面とは反対の側に位置するカメラのことである。ユーザが写真を撮る必要があるとき、ユーザはモバイル端末の撮影機能をトリガすることができる。モバイル端末はユーザによって開始された撮影要求を受信し、カメラを起動する準備をして撮影状態に入る。撮影要求は、少なくとも第1のアプリケーション要求及び第2のアプリケーション要求を含む。具体的な例として、撮影要求はビデオ撮影要求及び写真撮影要求を含み、或いは更にビデオ通話要求を含む。当然ながら、上述の説明は例に過ぎず、これに限定されない。
702.モバイル端末が、モバイル端末とユーザとの距離を決定する。
モバイル端末には、モバイル端末とユーザとの距離を測定することのできる距離測定モジュールが設けられる。距離測定モジュールは、独立して設けられる距離センサー又は近接センサーであってよく、或いは、モバイル端末のカメラにおいて自動フォーカス機能を実現するように構成される距離センサーであってよい。当然ながら、実際の適用では、距離測定モジュールは、同様の機能を実現することのできる別のセンサー又はモジュールであってよい。
留意すべきこととして、ここでは2つのケースがある。第1のケースでは、ユーザがモバイル端末に対して撮影要求を開始したとき、モバイル端末のカメラはオフである。ユーザがモバイル端末に対して撮影要求を開始したとき、モバイル端末が、モバイル端末とユーザとの距離を決定して、該距離に応じて、前面カメラを起動するか背面カメラを起動するかを決定する。モバイル端末は、ユーザによって開始された撮影要求を受信した後に、まずデフォルトのカメラを起動してから、距離に応じて、前面カメラ又は背面カメラに切り替えるか、或いは前面カメラ又は背面カメラを追加で起動するかを決定してよく、或いは、距離に応じて、前面カメラ又は背面カメラを起動するか否かを直接決定してよく、ここでは限定されない。
第1のケースでは、距離測定モジュールは、モバイル端末とユーザとの距離をいつでも検出してよい。ユーザによって開始された撮影要求を受信したとき、モバイル端末はその距離測定モジュールに従って、現在の距離を決定する。或いは、距離測定モジュールは、画面がオンのときのみモバイル端末とユーザとの距離を検出する。ユーザによって開始された撮影要求を受信したとき、モバイル端末はその距離測定モジュールに従って、現在の距離を決定する。或いは、距離測定モジュールは、モバイル端末がユーザによって開始された撮影要求を受信したときのみ、モバイル端末とユーザとの現在の距離を検出してよい。モバイル端末はその距離測定モジュールに従って、距離測定モジュールによって測定された距離を決定する。
第2のケースでは、ユーザによって開始された撮影要求を受信したとき、モバイル端末は現在撮影状態にある。モバイル端末の撮影プロセス全体において、距離測定モジュールは、モバイル端末とユーザとの距離をリアルタイムで検出する。モバイル端末はその距離測定モジュールに従って、現在の距離を決定する。
留意すべきこととして、上述の説明では、距離測定モジュールによって測定されるモバイル端末とユーザとの距離は、モバイル端末とユーザとの間で現在測定される瞬時値であってよく、或いは、既定の期間内におけるモバイル端末とユーザとの距離の平均値又は標本値であってよい。当然ながら、上述の説明は例に過ぎず、これに限定されない。
703.距離が既定の数値以上である場合は、モバイル端末の前面カメラを起動し、距離が既定の数値未満である場合は、モバイル端末の背面カメラを起動する。
本実施形態では、既定の数値は、モバイル端末によりデフォルトで設定される。具体的な例として、モバイル端末は、デフォルトで、既定の数値がモバイル端末の販売地域における大人の平均の腕の長さの0.7倍〜1倍であると設定してよい。
ユーザが異なる撮影要求を開始するとき、ユーザが前面カメラと背面カメラを別々に用いる状況が異なる場合がある。したがって、好ましくは、本実施形態では、距離が既定の数値未満であるか否かに従って、前面カメラ又は背面カメラを起動するか否かが決定されるとき、異なる撮影要求について、モバイル端末によってデフォルトで設定される既定の数値は異なる。具体的には、モバイル端末によって受信されたユーザによって開始された撮影要求が第1のアプリケーション要求であるとき、距離が第1の既定の数値以上である場合、モバイル端末の前面カメラが起動され、距離が第1の既定の数値未満である場合、モバイル端末の背面カメラが起動される。モバイル端末によって受信されたユーザによって開始された撮影要求が第2のアプリケーション要求であるとき、距離が第2の既定の数値以上である場合、モバイル端末の前面カメラが起動され、距離が第2の既定の数値未満である場合、モバイル端末の背面カメラが起動される。第1の既定の数値は第2の既定の数値と異なる。
当然ながら、実際の適用では、ユーザによって開始される撮影要求は、第1のアプリケーション要求及び第2のアプリケーション要求だけでなく、第3のアプリケーション要求、第4のアプリケーション要求、第5のアプリケーション要求等も含んでよい。第1のアプリケーション要求及び第2のアプリケーション要求を除いて、他のアプリケーション要求に対応する既定の数値の全部又は一部が同じであってよく、或いは既定の数値は互いに異なってよく、ここでは限定されない。
当然ながら、実際の適用では、モバイル端末によってデフォルトで設定され且つユーザによって開始される異なる撮影要求に対応する既定の数値は、全て同じであってよく、ここでは限定されない。
704.モバイル端末が、ユーザが現在位置する環境の因子を取得し、個人情報に従って既定の数値を調整する。
モバイル端末は、その内部に設けられる検出器又は別の検知モジュールを用いて、ユーザが現在位置する環境の因子を取得してよい。ユーザが現在位置する環境の因子は、ユーザが現在位置する環境の光度や温度、ユーザが屋内にいるのか屋外にいるのか、ユーザが位置する環境の運動状態等の環境因子を含んでよく、異なる環境因子に従って既定の数値が調整される。具体的な例として、モバイル端末によって設定される既定の数値の初期値は、光度の既定の参照値に対応する。モバイル端末がユーザによって開始された撮影要求を受信すると、モバイル端末は、ユーザが現在位置する環境の光度を検出し、既定のテーブルに従って既定の数値を予め決められた値に調整する。既定のテーブルには、異なる光強度と既定の数値の異なる具体的な数値との1対1の対応関係が設定される。光度が小さいほど、対応する既定の数値は小さい。
本実施形態では、モバイル端末は、ユーザが現在位置する環境の因子を取得し、ユーザが現在位置する環境の因子に従って既定の数値を調整する。それにより、モバイル端末は、ユーザ個人の実際の状況に応じてより正確に、自動的に前面カメラ又は背面カメラを起動することができる。よって、ユーザエクスペリエンスが改善される。
当然ながら、実際の適用では、既定の数値はモバイル端末によってデフォルトで設定されなくてよく、ユーザによってマニュアル入力されてよい。この方法では、ユーザは、ユーザの実際の状況に応じて既定の数値を設定することができる。それにより、モバイル端末は、ユーザ個人の実際の状況に応じてより正確に、自動的に前面カメラ又は背面カメラを起動することができる。よって、ユーザエクスペリエンスが改善される。
上述の全ての実施形態において、モバイル端末がモバイル端末とユーザとの距離に従って、前面カメラ又は背面カメラを起動するか否かを決定するとき、前面カメラ又は背面カメラを起動することが決定された後、前面カメラ又は背面カメラが起動される前に、モバイル端末は更に、問合わせ要求をユーザに送信する。問合わせ要求は、ユーザにカメラを起動することに同意するか否かを尋ねるのに用いられる。ユーザがカメラの起動に同意したか、又は既定の期間内に応答が受信されない場合、モバイル端末はカメラの起動をトリガする。或いは、ユーザがカメラの起動を拒否した場合、モバイル端末はモバイル端末のデフォルト動作をトリガする。具体的には、第1のケースでは、デフォルト動作はモバイル端末のデフォルトのカメラの起動の続行であり、第2のケースでは、デフォルト動作は元のカメラの使用の続行である。問合わせ要求をユーザに送信するとき、モバイル端末は、画面に表示されるポップアップウィンドウにテキストを表示することにより、ユーザに質問してよい。或いは、モバイル端末は、音声を発することにより、カメラを起動することに同意するか否かをユーザに質問してよい。ユーザは、モバイル端末の画面上の既定の領域をタップすることにより、或いは音声コマンドを用いて、或いは端末を振ることにより、或いはモバイル端末上の物理的ボタン又は仮想ボタンを押すことにより、モバイル端末からの問合わせに応答することができる。当然ながら、上述の説明は例に過ぎず、これに限定されない。
代替として、モバイル端末はユーザに質問しなくてよく、前面カメラ又は背面カメラが起動されることをユーザに直接通知してよい。例えば、モバイル端末は、画面上にテキストや画像その他のフラグを表示することによりユーザに通知してよく、或いは音や振動を発することによりユーザに通知してよい。当然ながら、上述の説明は例に過ぎず、これに限定されない。
理解しやすくするために、以下、実際の適用シナリオを用いて、本実施形態に係るモバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択方法を説明する。
既定の数値の初期値が35cmであることが、携帯電話によりデフォルトで設定される。携帯電話のカメラは現在オフである。携帯電話は、ユーザによって開始された撮影要求を受信し、携帯電話の距離測定モジュールは、携帯電話のカメラとユーザの鼻との間の現在の距離を検出する。携帯電話は、距離測定モジュールに従って、距離測定モジュールによって検出された距離が40cmであると決定する。
携帯電話は、携帯電話によりデフォルトで設定された既定の数値よりも距離が大きいと決定し、音声を用いて、携帯電話の前面カメラを起動することに同意するか否かをユーザに質問する。ユーザから音声コマンドを取得した後、携帯電話は、音声コマンドを分析し、ユーザが前面カメラを起動することに同意したことを識別し、その後、携帯電話の前面カメラを起動する。
更に、携帯電話は、前面カメラと背面カメラのユーザの使用についての、携帯電話に保存されている情報を更新する。更新後のデータは以下のとおりである。すなわち、携帯電話のカメラとユーザの鼻との距離が35cmであるとき、背面カメラを使用する確率は60%であり、前面カメラを使用する確率は40%である。距離が40cmであるとき、背面カメラを使用する確率は52%であり、前面カメラを使用する確率は48%である。距離が45cmであるとき、背面カメラを使用する確率は60%であり、前面カメラを使用する確率は40%である。したがって、携帯電話は、既定の数値の具体的な数値を40cmに調整する。
上記では、本発明の実施形態に係る、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法を説明した。以下、本発明の実施形態のモバイル端末を説明する。図8を参照すると、本発明の本実施形態のモバイル端末の実施形態は、
前面カメラ及び背面カメラと、
ユーザによって開始された撮影要求を受信するように構成される受信モジュール801と、
モバイル端末とユーザとの距離を決定するように構成される決定モジュール802と、
距離が既定の数値以上である場合、モバイル端末の前面カメラを起動するか、又は、距離が既定の数値未満であるとき、モバイル端末の背面カメラを起動するように構成される制御モジュール803と、
を備える。
本実施形態では、モバイル端末は、制御モジュールを用いて、モバイル端末とユーザとの距離が既定の数値よりも大きいか否かを決定する。それにより、モバイル端末の前面カメラを起動するか、或いはモバイル端末の背面カメラを起動するかが自動的に決定され、モバイル端末の前面カメラと背面カメラとの自動選択が実現され、ユーザが手動選択をする必要がある状況が回避され、モバイル端末のユーザエクスペリエンスが改善される。
上述の実施形態では、モバイル端末とユーザとの距離は、具体的には、モバイル端末とユーザの顔との距離であってよい。距離は、モバイル端末とユーザの顔の具体的な既定の位置との距離であってよい、例えば、距離は、モバイル端末とユーザの両目の間の中心点との距離や、モバイル端末とユーザの鼻との距離である。或いは、距離は、モバイル端末とユーザの顔の少なくとも2つの既定の位置との全体距離であってよい。例えば、距離は、モバイル端末とユーザの両目との距離の平均値や、モバイル端末とユーザの5つの感覚器との距離の平均値に等しい。当然ながら、上述の説明は例に過ぎず、これに限定されない。
当然ながら、実際の適用では、距離は、モバイル端末とユーザの顔との間の決定された距離でなくてよく、モバイル端末とユーザの別の部分との距離であってよく、ここでは限定されない。好ましくは、モバイル端末は、距離の具体的な定義について、ユーザによる設定を受信してよい。
実際の適用では、モバイル端末とユーザの顔との距離を決定する工程は、具体的には、モバイル端末のカメラとユーザの顔との距離を決定する工程、或いは、モバイル端末の別の位置とユーザの顔との距離を決定する工程、或いは、モバイル端末の少なくとも2つの位置とユーザの顔との全体距離を決定する工程であってよく、ここでは限定されない。
上述の実施形態では、制御装置は、決定された距離が既定の数値以上であるときに前面カメラを起動し、距離が既定の数値未満である場合に背面カメラを起動するように構成される。実際の適用では、既定の数値は、モバイル端末によってデフォルトで設定されてよい。好ましくは、受信モジュールによって受信される撮影要求は、少なくとも第1のアプリケーション要求及び第2のアプリケーション要求を含む。撮影要求が第1のアプリケーション要求であるとき、既定の数値は具体的には第1の既定の数値であり、撮影要求が第2のアプリケーション要求であるとき、既定の数値は具体的には第2の既定の数値である。第1の既定の数値は第2の既定の数値と異なる。このように、モバイル端末は、異なる撮影要求について異なる既定の数値をデフォルトで設定することができる。それにより、モバイル端末は、実際の状況に応じてより柔軟に、自動的に前面カメラ又は背面カメラを起動することができ、よって、ユーザエクスペリエンスが改善される。当然ながら、実際の適用では、モバイル端末によってデフォルトで設定され且つユーザによって開始される異なる撮影要求に対応する既定の数値は、全て同じであってよく、ここでは限定されない。
実際の適用では、モバイル端末が第1の既定の数値と第2の既定の数値が異なるように、2つの既定の数値を別々に調整するとき、調整は、カメラの第1のアプリケーション状態と第2のアプリケーション状態それぞれにおいて、前面カメラを使用する確率に従って行われてよい。以下、本発明の実施形態のモバイル端末を説明する。図9を参照すると、本発明の本実施形態に係るモバイル端末の別の実施形態は、
前面カメラ及び背面カメラと、
ユーザによって開始された撮影要求を受信するように構成される受信モジュール901と、
モバイル端末とユーザとの距離を決定するように構成される決定モジュール902と、
距離が既定の数値以上である場合、モバイル端末の前面カメラを起動するか、又は、距離が既定の数値未満であるとき、モバイル端末の背面カメラを起動するように構成される制御モジュール903と、
を備える。
本実施形態では、モバイル端末は更に、
第1の確率及び第2の確率を取得するように構成される第1の取得モジュール904であって、第1の確率は、第1のアプリケーション状態においてユーザが前面カメラを用いる確率であり、第2の確率は、第2のアプリケーション状態においてユーザが前面カメラを用いる確率である、第1の取得モジュール904と、
第1の確率が第1の既定の数値に対応し、且つ第2の確率が第2の既定の数値に対応するように、第1の確率及び第2の確率に従って、第1の既定の数値と第2の既定の数値とを別々に調整するように構成される第1の調整モジュール905と、
を備える。
本実施形態では、モバイル端末は、カメラの異なるアプリケーション状態における前面カメラを使用する確率の相違に応じて、異なるアプリケーション状態に対応する既定の数値を設定する。それにより、モバイル端末は、実際の状況に応じてより柔軟に、自動的に前面カメラ又は背面カメラを起動することができる、よって、ユーザエクスペリエンスが改善される。
上述の実施形態では、モバイル端末によってデフォルトで設定される既定の数値は、第1の確率と第2の確率に従って別々に調整される。実際の適用では、モバイル端末は、別の方法を用いて既定の数値を調整してよい。以下、本発明の実施形態に係るモバイル端末を説明する。図10を参照すると、本発明の本実施形態に係るモバイル端末の別の実施形態は、
前面カメラ及び背面カメラと、
ユーザによって開始された撮影要求を受信するように構成される受信モジュール1001と、
モバイル端末とユーザとの距離を決定するように構成される決定モジュール1002と、
距離が既定の数値以上である場合、モバイル端末の前面カメラを起動するか、又は、距離が既定の数値未満であるとき、モバイル端末の背面カメラを起動するように構成される制御モジュール1003と、
を備える。
本実施形態では、モバイル端末は更に、
ユーザの前面カメラ及び背面カメラの使用情報を取得するように構成される第2の取得モジュール1004と、
使用情報に従って既定の数値を調整するように構成される第2の調整モジュール1005と、
を備える。
本実施形態では、モバイル端末が、ユーザの前面カメラ及び背面カメラの使用情報を取得し、使用情報に従って既定の数値を調整する。それにより、モバイル端末は、実際の状況に応じてより柔軟に、自動的に前面カメラ又は背面カメラを起動することができる。よって、ユーザエクスペリエンスが改善される。
上述の実施形態では、モバイル端末は、ユーザの前面カメラ及び背面カメラの使用情報に従って、モバイル端末によってデフォルトで設定される既定の数値を調整する。実際の適用では、モバイル端末は更に、ユーザの個人情報を用いて既定の数値を調整してよい。以下、本発明の実施形態に係るモバイル端末を説明する。図11を参照すると、本発明の本実施形態に係るモバイル端末の別の実施形態は、
前面カメラ及び背面カメラと、
ユーザによって開始された撮影要求を受信するように構成される受信モジュール1101と、
モバイル端末とユーザとの距離を決定するように構成される決定モジュール1102と、
距離が既定の数値以上である場合、モバイル端末の前面カメラを起動するか、又は、距離が既定の数値未満であるとき、モバイル端末の背面カメラを起動するように構成される制御モジュール1103と、
を備える。
本実施形態では、モバイル端末は更に、
ユーザの個人情報を取得し、個人情報に従って既定の数値を調整するように構成される第3の取得モジュール1104と、
個人情報に従って既定の数値を調整するように構成される第3の調整モジュール1105と、
を備える。
本実施形態では、モバイル端末が、ユーザの個人情報を取得し、個人情報に従って既定の数値を調整する。それにより、モバイル端末は、ユーザ個人の実際の状況に応じてより正確に、自動的に前面カメラ又は背面カメラを起動することができ、よって、ユーザエクスペリエンスが改善される。
上述の実施形態では、モバイル端末は、ユーザの個人情報に従って、モバイル端末によってデフォルトで設定される既定の数値を調整する。実際の適用では、モバイル端末は更に、ユーザが現在位置する環境に従って既定の数値を調整する。以下、本発明の実施形態に係るモバイル端末を説明する。図12を参照すると、本発明の本実施形態に係るモバイル端末の別の実施形態は、
前面カメラ及び背面カメラと、
ユーザによって開始された撮影要求を受信するように構成される受信モジュール1201と、
モバイル端末とユーザとの距離を決定するように構成される決定モジュール1202と、
距離が既定の数値以上である場合、モバイル端末の前面カメラを起動するか、又は、距離が既定の数値未満であるとき、モバイル端末の背面カメラを起動するように構成される制御モジュール1203と、
を備える。
本実施形態では、モバイル端末は更に、
ユーザが現在位置する環境の因子を取得するように構成される第4の取得モジュール1204と、
ユーザが現在位置する環境の因子に従って、既定の数値を調整するように構成される第4の調整モジュール1205と、
を備える。
本実施形態では、モバイル端末は、ユーザが現在位置する環境の因子を取得し、ユーザが現在位置する環境の因子に従って既定の数値を調整する。それにより、モバイル端末は、ユーザ個人の実際の状況に応じてより正確に、自動的に前面カメラ又は背面カメラを起動することができ、よって、ユーザエクスペリエンスが改善される。
上述の実施形態では、既定の数値は、モバイル端末によりデフォルトで設定される。実際の適用では、既定の数値は、ユーザによって手動で入力されてよい。以下、本発明の実施形態に係るモバイル端末を説明する。図13を参照すると、本発明の本実施形態に係るモバイル端末の別の実施形態は、
前面カメラ及び背面カメラと、
ユーザによって開始された撮影要求を受信するように構成される受信モジュール1301と、
モバイル端末とユーザとの距離を決定するように構成される決定モジュール1302と、
距離が既定の数値以上である場合、モバイル端末の前面カメラを起動するか、又は、距離が既定の数値未満であるとき、モバイル端末の背面カメラを起動するように構成される制御モジュール1303と、
を備える。
本実施形態では、モバイル端末は更に、
ユーザによって入力された既定の数値を取得するように構成される第5の取得モジュール1304、
を備える。
本実施形態では、モバイル端末は、ユーザがユーザの実際の状況に応じて既定の数値を設定できるようにしてよい。それにより、モバイル端末は、ユーザ個人の実際の状況に応じてより正確に、自動的に前面カメラ又は背面カメラを起動することができ、よって、ユーザエクスペリエンスが改善される。
上述の実施形態では、モバイル端末は、モバイル端末とユーザとの距離に従って、前面カメラ又は背面カメラを起動するか否かを決定する。実際の適用では、前面カメラ又は背面カメラが起動される前に、更に問合わせ要求がユーザに送信されてよい。以下、本発明の実施形態に係るモバイル端末を説明する。図14を参照すると、本発明の本実施形態に係るモバイル端末の別の実施形態は、
前面カメラ及び背面カメラと、
ユーザによって開始された撮影要求を受信するように構成される受信モジュール1401と、
モバイル端末とユーザとの距離を決定するように構成される決定モジュール1402と、
距離が既定の数値以上である場合、モバイル端末の前面カメラを起動するか、又は、距離が既定の数値未満であるとき、モバイル端末の背面カメラを起動するように構成される制御モジュール1403と、
を備える。
本実施形態では、モバイル端末は更に、
ユーザに問合わせ要求を送信するように構成される問合わせモジュール1404であって、問合わせ要求は、ユーザにカメラを起動することに同意するか否かを尋ねるのに用いられる、問合わせモジュール1404と、
ユーザからの応答を取得するように構成される第6の取得モジュール1405と、
応答がカメラの起動に対する同意であるか、又は既定の期間内に応答が受信されないとき、モバイル端末の前面カメラ又はモバイル端末の背面カメラの起動をトリガするように構成される第1のトリガユニット1406と、
応答がカメラの起動に対する拒否であるとき、モバイル端末のデフォルト動作をトリガするように構成される第2のトリガユニット1407と、
を備える。
本実施形態では、モバイル端末は、ユーザに質問することにより、自動的に前面カメラ又は背面カメラを起動するか否かを決定してよい。それにより、起動されるカメラはより良好にユーザの要求を満たすことができ、よって、ユーザエクスペリエンスが改善される。
理解しやすくするために、以下、実際の適用シナリオを用いて、本実施形態のモバイル端末を説明する。
既定の数値の初期値が35cmであることが、携帯電話によりデフォルトで設定される。携帯電話のカメラは現在オフである。携帯電話の受信モジュールは、ユーザによって開始された写真撮影要求を受信し、携帯電話の距離測定モジュールは、携帯電話のカメラとユーザの鼻との間の現在の距離を検出する。携帯電話の決定モジュールは、距離測定モジュールに従って、距離測定モジュールによって検出された距離が40cmであると決定する。
携帯電話は、携帯電話によりデフォルトで設定された既定の数値よりも距離が大きいと決定し、問合わせモジュールを用いてユーザに対して音声を発して、携帯電話の前面カメラを起動することに同意するか否かをユーザに尋ねる。第6の取得モジュールは、ユーザから音声コマンドを取得する。第6の取得モジュールが音声コマンドを分析することにより、ユーザが前面カメラを起動することに同意したことを識別すると、第1のトリガユニットは、携帯電話の前面カメラを起動するように制御モジュールをトリガする。
更に、第2の取得モジュールは、前面カメラと背面カメラのユーザの使用についての情報を取得し、使用情報を更新し、更新した使用情報を保存する。更新後のデータは以下のとおりである。すなわち、携帯電話のカメラとユーザの鼻との距離が35cmであるとき、背面カメラを使用する確率は60%であり、前面カメラを使用する確率は40%である。距離が40cmであるとき、背面カメラを使用する確率は52%であり、前面カメラを使用する確率は48%である。距離が45cmであるとき、背面カメラを使用する確率は60%であり、前面カメラを使用する確率は40%である。したがって、携帯電話の第2の調整モジュールは、既定の数値の具体的な数値を40cmに調整する。
図15を参照すると、本実施形態は、具体的には、携帯電話を例に挙げて本発明を説明する。
留意すべきこととして、同図に示す携帯電話100は携帯端末の一例に過ぎない。携帯電話100に含まれるコンポーネントの数は、図に示すものよりも多くても少なくてもよく、或いは、2以上のコンポーネントを組み合わせてよく、或いは、異なるコンポーネントの配置が採用されてよい。図に示されるコンポーネントは、1以上の信号処理及び/若しくは特定用途向け集積回路を含むハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの組合せで実施することができる。
本明細書中は、具体的な説明のための例として携帯電話が用いられる。図15に示されるように、携帯電話には前面カメラ及び背面カメラが設けられる。携帯電話は更に、メモリ11、中央演算処理装置13(Central Processing Unit,以下略してCPU)、周辺インタフェース14、RF回路15、オーディオ回路16、スピーカ17、電力管理集積チップ18、入出力(I/O)サブシステム19、別の入力/制御装置110及び外部ポート14を備える。これらのコンポーネントは、1以上の通信バス又は信号線112を用いて互いに通信する。
留意すべきこととして、本実施形態で提供される携帯電話はモバイル端末の一例に過ぎない。本発明の本実施形態に関与するサーバに含まれるコンポーネントの数は、図15に示すものよりも多くても少なくてもよく、或いは、2以上のコンポーネントを組み合わせてよく、或いは、異なるコンポーネントの配置が採用されてよい。コンポーネントは、1以上の信号処理及び/若しくは特定用途向け集積回路を含むハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの組合せで実施することができる。
以下、本発明の本実施形態に係る情報プッシュについて携帯電話を詳述する。
メモリ11:メモリ11は、CPU13及び周辺インタフェース14によってアクセスすることができる。メモリ11は、高速ランダムアクセスメモリを含んでよく、不揮発性メモリを含んでもよく、例えば、1以上の磁気記憶装置、フラッシュメモリその他の不揮発性固体メモリを含んでもよい。
周辺インタフェース14:周辺インタフェースは、デバイスの入力及び出力周辺機器をCPU203及びメモリ11に接続することができる。
I/Oサブシステム19:I/Oサブシステム19は、デバイスの入出力周辺機器(例えばタッチスクリーン113(上記実施形態における表示に相当))及び別の入力/制御装置110を、周辺インタフェース14に接続することができます。I/Oサブシステム19は、ディスプレイコントローラ191や、別の入力/制御装置110を制御するための1以上の入力コントローラ192を含んでよい。1以上の入力コントローラ192は、別の入力/制御装置110から電気信号を受信し、或いは、他の入力/制御装置110に電気信号を送信する。別の入力/制御装置110は、物理的ボタン(押しボタン、ロッカーボタン等)、ダイヤル、スライドスイッチ、ジョイスティック、クリックスクロールホイールを含んでよい。留意すべきこととして、入力コントローラ192は、キーボード、赤外線ポート、USBインタフェース、及びマウス等のポインティングデバイスのうちいずれか1つに接続されてよい。
タッチスクリーン113:タッチスクリーン113は、モバイル端末とユーザとの間の入力インタフェース及び出力インタフェースとして機能し、ユーザに可視出力を表示する。可視出力は、画像、テキスト、アイコン、ビデオ等を含んでよい。
I/Oサブシステム19のディスプレイコントローラ191は、タッチスクリーン113から電気信号を受信し、或いはタッチスクリーン113に電気信号を送信する。タッチスクリーン113は、タッチスクリーン上の接触を検出する。ディスプレイコントローラ191は、検出された接触を、タッチスクリーン113に表示されるユーザインタフェースオブジェクトとのインタラクション、すなわちマンマシンインタラクションに変換する。タッチスクリーン113に表示されるユーザインタフェースオブジェクトは、ゲーム実行アイコン、対応するネットワークにリンクされたアイコン等であってよい。留意すべきこととして、装置は更に光学式マウスを含んでよい。光学式マウスは、可視出力を表示しないタッチセンシティブ表面、又は、タッチスクリーンによって形成されるタッチセンシティブ表面の拡張である。
RF回路15は、主に、携帯電話と無線ネットワーク(すなわちネットワーク側)との間でデータの受信及び送信(例えば、ショートメッセージングサービスメッセージや電子メールの送受信)を実現するために、携帯電話と無線ネットワークとの間で通信を確立するように構成される。具体的には、RF回路15はRF信号を受信及び送信する。RF信号は電磁信号とも呼ばれる。RF回路15は、電気信号を電磁信号に変換し、或いは電磁信号を電気信号に変換し、電磁信号を用いて通信ネットワークや他の機器と通信を行う。RF回路15は、これらの機能を実行するための既知の回路を含んでよく、限定ではないが、アンテナシステム、RF送受信器、1以上の増幅器、チューナ、1以上の発振器、デジタル信号プロセッサ、CODECチップセット、加入者識別モジュール(Subscriber Identity Module,SIM)等が挙げられる。
オーディオ回路16は、主に、周辺インタフェース14から音声データを受信し、音声データを電気信号に変換し、電気信号をスピーカ17に送信するように構成される。
スピーカ17は、無線ネットワークから携帯電話により受信された音声信号をRF回路15を用いて音声に復元し、ユーザに対して音声を再生するように構成される。
電力管理集積チップ18は、CPU13、I/Oサブシステム及び周辺インタフェースに接続されているハードウェアに電力を供給し、電源管理を行うように構成される。
図16は、携帯電話の内部の構造図である。本発明の本実施形態では、メモリ11に格納されたソフトウェア部品は、オペレーティングシステム21、通信モジュール22、タッチ/モバイルモジュール23、グラフィックモジュール24及び機能モジュール26を含んでよい。
オペレーティングシステム21(例えばDarwin、RTXC、LINUX、UNIX、OS X、Windows、又はVxWorks等の埋め込みオペレーティングシステム)は、一般のシステムタスク(例えば、メモリ管理、記憶装置の制御、電源管理等)を制御及び管理するための様々なソフトウェア部品及び/又はドライバを含み、ハードウェア部品とソフトウェア部品との通信を容易にする。
通信モジュール22は、1以上の外部ポート211をモチイテ、別のデバイスと通信するように構成され、更に、RF回路15及び/又は外部ポート211によって受信されたデータを処理するための様々なソフトウェア部品を含む。
タッチ/モバイルモジュール23は、タッチスクリーン113(ディスプレイコントローラ191と組み合わせられる)及び別のタッチセンシティブ装置(例えば、タッチパッドや物理的なクリックスクロールホイール)上のタッチを検出することができる。タッチ/モバイルモジュール23は、様々なタッチ関連の動作の実行及び検出に関する様々なソフトウェア部品を含む。動作は、例えば、タッチが発生したか否かの決定、タッチが移動したか否かの決定とタッチスクリーン113上の動きの追跡、タッチが既に中止されたか否か(つまり、タッチが既に停止されたか否か)の決定である。タッチポイントの動作の決定は、タッチポイントの速さ(振幅値)、速度(振幅値及び方向)及び/又は加速度(振幅値及び/又は方向の変化)の決定を含んでよい。これらの動作は、単独のタッチ(例えば、1本の指でのタッチ)に適用されてよく、或いは、複数の同時のタッチ(例えば、「複数の点にタッチ」/複数の指でタッチ)に適用されてよい。いくつかの実施形態では、タッチ/モバイルモジュール23及びディスプレイコントローラ191は更に、タッチパッド上のタッチを検出する。
グラフィックモジュール24は、タッチスクリーン113に画像を表示するために用いられる様々な既知のソフトウェア部品を含み、例えば、表示される画像の明るさを変化させるための部品や、中央演算処理装置13からの命令を受信してタッチスクリーン113上に様々なタイプのソフトウェアを表示するためのグラフィカル・ユーザ・インタフェース等を含む。
機能モジュール26は、具体的には、
ユーザによって開始された撮影要求を受信するように構成される受信モジュール261と、
モバイル端末とユーザとの距離を決定するように構成される決定モジュール262と、
距離が既定の数値以上である場合、モバイル端末の前面カメラを起動し、又は、距離が既定の数値未満である場合、モバイル端末の背面カメラを起動するように構成される制御モジュール263と、
を含んでよい。
RF回路15は、ネットワーク側又は別の装置によって送信された情報を受信する。メッセージは、具体的には、上記実施形態における第1のユーザの端末番号やと推奨度計算パラメータであってよい。受信されるメッセージは他のタイプの情報であってよく、本発明の本実施形態において限定されるものではないことが理解できるであろう。当業者であれば、受信される情報が複数のデータタイプのデータを搬送できることが分かるであろう。1つのデータタイプのデータのみであってもよいし、2種以上のデータタイプのデータが存在してもよい。
中央演算処理装置13は、RF回路15によって受信された情報のデータのデータタイプを識別し、対応リストに従って、データのデータタイプに対応する機能モジュールにデータを保存する。対応リストは、データタイプと機能モジュールとの対応関係を示すリストである。機能モジュール26は、具体的には、取得モジュール263及び決定モジュール262であってよい。留意すべきこととして、本発明の本実施形態では、方法とは、中央演算処理装置13が様々なフォーマットのデータを識別する方式は、上述の実施形態での方式であってよく、ここでは詳細の説明を省略する。
具体的には、決定モジュール262は、具体的には、モバイル端末とユーザの顔との距離を決定するように構成される。
具体的には、決定モジュール262は、具体的には、モバイル端末とユーザの顔の既定の位置との距離を決定するように構成される。或いは、決定モジュール262は、具体的には、モバイル端末とユーザの顔の少なくとも2つの既定の位置との全体距離を決定するように構成される。
具体的には、既定の数値は、モバイル端末によりデフォルトで設定される。
具体的には、撮影要求は、少なくとも第1のアプリケーション要求及び第2のアプリケーション要求を含む。撮影要求が第1のアプリケーション要求であるとき、既定の数値は具体的には第1の既定の数値であり、撮影要求が第2のアプリケーション要求であるとき、既定の数値は具体的には第2の既定の数値である。第1の既定の数値は第2の既定の数値と異なる。
具体的には、機能モジュールは更に、第1の確率及び第2の確率を取得するように構成される第1の取得モジュールであって、第1の確率は、第1のアプリケーション状態においてユーザが前面カメラを用いる確率であり、第2の確率は、第2のアプリケーション状態においてユーザが前面カメラを用いる確率である、第1の取得モジュールと、第1の確率が第1の既定の数値に対応し、且つ第2の確率が第2の既定の数値に対応するように、第1の既定の数値と第2の既定の数値を第1の確率と第2の確率に従ってそれぞれ調整するように構成される第1の調整モジュールと、を含む。
具体的には、機能モジュールは更に、ユーザの前面カメラ及び背面カメラの使用情報を取得するように構成される第2の取得モジュールと、使用情報に従って既定の数値を調整するように構成される第2の調整モジュールと、を含む。
具体的には、機能モジュールは更に、ユーザの個人情報を取得し、個人情報に従って既定の数値を調整するように構成される第3の取得モジュールと、個人情報に従って既定の数値を調整するように構成される第3の調整モジュールと、を含む。
具体的には、機能モジュールは更に、ユーザが現在位置する環境を取得すように構成される第4の取得モジュールを含む。第4の調整モジュールは、既定の対応表に従って、既定の数値の具体的な数値を、ユーザが現在位置する環境に対応する数値に調整するように構成される。既定の対応表は、異なる環境と既定の数値の異なる具体的な数値とのマッピング関係を保存する。
具体的には、機能モジュールは更に、ユーザによって入力された既定の数値を取得するように構成される第5の取得モジュールを含む。
具体的には、機能モジュールは更に、ユーザに問合わせ要求を送信するように構成される問合わせモジュールであって、問合わせ要求は、ユーザにカメラを起動することに同意するか否かを尋ねるのに用いられる、問合わせモジュールと、ユーザからの応答を取得するように構成される第6の取得モジュールと、応答がカメラの起動に対する同意であるか、又は既定の期間内に応答が受信されないとき、モバイル端末の前面カメラ又はモバイル端末の背面カメラを起動するように制御モジュールをトリガするように構成される第1のトリガユニットと、応答がカメラの起動に対する拒否であるとき、モバイル端末のデフォルト動作をトリガするように構成される第2のトリガユニットと、を含む。
本発明の本実施形態では、計算モジュールは、推奨度計算パラメータに従って、第1のユーザの各端末番号の推奨度を計算する。送信モジュールは、第2のユーザが最も推奨度の高い端末番号に発信することを選択できるように、第2のユーザに各推奨度を送信する。よって、発信する番号を正確且つ効率的に選択することができ、発信失敗操作が回避される。
上述の本発明の実施形態では、サーバは、限定ではないが、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant,PDA)、タブレットコンピュータ等のモバイル通信装置のサーバを含む。
留意すべきこととして、当業者であれば、実施形態における方法のプロセスの全部又は一部が、関連ハードウェアに命令するコンピュータプログラムにより実現されてよいことが理解できるであろう。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。プログラムを実行すると、実施形態における方法のプロセスが実行される。上述の記憶媒体は、磁気ディスク、光ディスク、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)を含んでよい。
当業者であれば明らかに理解できるように、説明を簡便にするために、前述のシステム、装置及びユニットの詳細な動作プロセスについては、上述の方法の実施形態の対応するプロセスを参照することができ、ここでは詳細の説明を省略する。
本願で提供されるいくつかの実施形態では、理解されるべきこととして、開示されたシステム、装置及び方法は、他の方式で実施されてよい。例えば、説明した装置の実施形態は単なる例示である。例えば、ユニットの分割は単に論理機能の分割であり、実際の実施では他の分割であってよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントを別のシステムに組み合わせ或いは統合してよく、或いは、一部の機能が無視されてよく、或いは実行されなくてよい。更に、図示又は議論された相互の結合又は直接的な結合若しくは通信接続は、いくつかのインタフェースを介して実施されてよい。装置間又はユニット間の間接的な結合又は通信接続は、電子的、機械的その他の形で実施されてよい。
別々の部品として記載されたユニットは物理的に別々であってもなくてもよく、ユニットとして示された部品は、物理的単位であってもなくてもよく、1つの位置に配置されても、複数のネットワークユニットに分散されてもよい。ユニットの一部又は全部は、本実施形態の解決策の目的を達成するために、実際の要件に応じて選択されてよい。
更に、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに組み込まれてよく、或いは、各ユニットは、物理的に単独で存在してよく、或いは、2以上のユニットが1つのユニットに統合されてよい。統合されたユニットはハードウェアの形で実装されてよく、或いは、ソフトウェア機能ユニットの形で実装されてよい。
統合されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形で実装され、独立した製品として販売或いは使用される場合、該統合されたユニットは、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。このような理解に基づき、本発明の技術的解決策は本質的に、或いは従来技術に寄与する部分、或いは技術的解決策の全部又は一部は、ソフトウェア製品の形で実施されてよい。ソフトウェア製品は記憶媒体に格納され、また、コンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ又はネットワーク装置であってよい)に本発明の実施形態で説明した方法のステップの全部又は一部を実行するように命令するためのいくつかの命令を含む。上述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読出し専用メモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、光ディスク等の、プログラムコードを格納することができる任意の媒体を含む。
上述した実施形態は、本発明の技術的解決策を説明するものに過ぎず、本発明を限定することを意図していない。上述の実施形態を参照して本発明を詳細に説明したが、当業者であれば理解できるように、本発明の実施形態の技術的解決策の主旨及び範囲から逸脱することなく、上述の実施形態に記載された技術的解決策に変更を加えたり、それらのいくつかの技術的特徴と同等の代替を行うことができる。
704.モバイル端末が、ユーザが現在位置する環境の因子を取得し、ユーザが現在位置する環境の因子に従って既定の数値を調整する。
上述の実施形態では、制御モジュールは、決定された距離が既定の数値以上であるときに前面カメラを起動し、距離が既定の数値未満である場合に背面カメラを起動するように構成される。実際の適用では、既定の数値は、モバイル端末によってデフォルトで設定されてよい。好ましくは、受信モジュールによって受信される撮影要求は、少なくとも第1のアプリケーション要求及び第2のアプリケーション要求を含む。撮影要求が第1のアプリケーション要求であるとき、既定の数値は具体的には第1の既定の数値であり、撮影要求が第2のアプリケーション要求であるとき、既定の数値は具体的には第2の既定の数値である。第1の既定の数値は第2の既定の数値と異なる。このように、モバイル端末は、異なる撮影要求について異なる既定の数値をデフォルトで設定することができる。それにより、モバイル端末は、実際の状況に応じてより柔軟に、自動的に前面カメラ又は背面カメラを起動することができ、よって、ユーザエクスペリエンスが改善される。当然ながら、実際の適用では、モバイル端末によってデフォルトで設定され且つユーザによって開始される異なる撮影要求に対応する既定の数値は、全て同じであってよく、ここでは限定されない。
本明細書中は、具体的な説明のための例として携帯電話が用いられる。図15に示されるように、携帯電話には前面カメラ及び背面カメラが設けられる。携帯電話は更に、メモリ11、中央演算処理装置13(Central Processing Unit,以下略してCPU)、周辺インタフェース14、RF回路15、オーディオ回路16、スピーカ17、電力管理集積チップ18、入出力(I/O)サブシステム19、別の入力/制御装置110及び外部ポート111を備える。これらのコンポーネントは、1以上の通信バス又は信号線112を用いて互いに通信する。
周辺インタフェース14:周辺インタフェースは、デバイスの入力及び出力周辺機器をCPU13及びメモリ11に接続することができる。
中央演算処理装置13は、RF回路15によって受信された情報のデータのデータタイプを識別し、対応リストに従って、データのデータタイプに対応する機能モジュールにデータを保存する。対応リストは、データタイプと機能モジュールとの対応関係を示すリストである。機能モジュール26は、具体的には、制御モジュール263及び決定モジュール262であってよい。留意すべきこととして、本発明の本実施形態では、方法とは、中央演算処理装置13が様々なフォーマットのデータを識別する方式は、上述の実施形態での方式であってよく、ここでは詳細の説明を省略する。

Claims (22)

  1. モバイル端末が、ユーザによって開始された撮影要求を受信するステップと
    前記モバイル端末が、前記モバイル端末と前記ユーザとの距離を決定するステップと、
    前記距離が既定の数値以上である場合、前記モバイル端末の前面カメラを起動するか、又は、前記距離が前記既定の数値未満である場合、前記モバイル端末の背面カメラを起動するステップと、
    を含む、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法。
  2. 前記モバイル端末が、前記モバイル端末と前記ユーザとの距離を決定する前記ステップは、具体的には、
    前記モバイル端末が、前記モバイル端末と前記ユーザの顔との距離を決定するステップ、
    を含む、請求項1に記載の、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法。
  3. 前記モバイル端末が、前記モバイル端末と前記ユーザの顔との距離を決定するステップは、具体的には、
    前記モバイル端末が、前記モバイル端末と前記ユーザの前記顔の既定の位置との距離を決定するステップ、又は、
    前記モバイル端末が、前記モバイル端末と前記ユーザの前記顔の少なくとも2つの既定の位置との全体距離を決定するステップ、
    を含む、請求項2に記載の、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法。
  4. 前記既定の数値は、前記モバイル端末によりデフォルトで設定される、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法。
  5. 前記撮影要求は、少なくとも第1のアプリケーション要求及び第2のアプリケーション要求を含み、
    前記撮影要求が前記第1のアプリケーション要求であるとき、前記既定の数値は具体的には第1の既定の数値であり、
    前記撮影要求が前記第2のアプリケーション要求であるとき、前記既定の数値は具体的には第2の既定の数値であり、
    前記第1の既定の数値は前記第2の既定の数値と異なる、
    請求項4に記載の、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法。
  6. 第1の確率及び第2の確率を取得するステップであって、前記第1の確率は、第1のアプリケーション状態において前記前面カメラを用いる確率であり、前記第2の確率は、第2のアプリケーション状態において前記前面カメラを用いる確率である、ステップと、
    前記第1の確率が前記第1の既定の数値に対応し、且つ前記第2の確率が前記第2の既定の数値に対応するように、前記第1の既定の数値と前記第2の既定の数値を前記第1の確率と前記第2の確率に従ってそれぞれ調整するステップと、
    を更に含む、請求項5に記載の、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法。
  7. 前記モバイル端末が、前記ユーザの前記前面カメラ及び前記背面カメラの使用情報を取得し、前記使用情報に従って前記既定の数値を調整するステップ、
    を更に含む、請求項4に記載の、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法。
  8. 前記モバイル端末が、前記ユーザの個人情報を取得し、前記個人情報に従って前記既定の数値を調整するステップ、
    を更に含む、請求項4に記載の、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法。
  9. 前記モバイル端末が、前記ユーザが現在位置する環境の因子を取得し、前記ユーザが現在位置する環境の前記因子に従って前記既定の数値を調整するステップ、
    を更に含む、請求項4に記載の、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法。
  10. 前記ユーザによって入力された前記既定の数値を取得するステップ、
    を更に含む、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法。
  11. 前記モバイル端末の前面カメラを起動する前記ステップの前、又は前記モバイル端末の背面カメラを起動する前記ステップの前に、
    前記ユーザに問合わせ要求を送信するステップであって、前記問合わせ要求は、前記ユーザに前記カメラを起動することに同意するか否かを尋ねるのに用いられる、ステップと、
    前記ユーザからの応答を取得し、前記応答が前記カメラの起動に対する同意であるか、又は既定の期間内に応答が受信されないとき、前記モバイル端末の前記前面カメラ又は前記モバイル端末の前記背面カメラを起動する前記ステップをトリガし、又は、前記応答が前記カメラの起動に対する拒否であるとき、前記モバイル端末のデフォルト動作をトリガするステップと、
    を更に含む、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の、モバイル端末の前面カメラと背面カメラの選択の方法。
  12. モバイル端末であって、
    前面カメラ及び背面カメラと、
    ユーザによって開始された撮影要求を受信するように構成される受信モジュールと、
    前記モバイル端末と前記ユーザとの距離を決定するように構成される決定モジュールと、
    前記距離が既定の数値以上である場合、前記モバイル端末の前記前面カメラを起動するか、又は、前記距離が既定の数値未満である場合、前記モバイル端末の前記背面カメラを起動するように構成される制御モジュールと、
    を備えるモバイル端末。
  13. 前記決定モジュールは、具体的には、前記モバイル端末と前記ユーザの顔との距離を決定するように構成される、
    請求項12に記載のモバイル端末。
  14. 前記決定モジュールは、具体的には、前記モバイル端末と前記ユーザの前記顔の既定の位置との距離を決定するように構成され、又は、
    前記決定モジュールは、具体的には、前記モバイル端末と前記ユーザの前記顔の少なくとも2つの既定の位置との全体距離を決定するように構成される、
    請求項13に記載のモバイル端末。
  15. 前記既定の数値は、前記モバイル端末によりデフォルトで設定される、
    請求項12乃至14のいずれか一項に記載のモバイル端末。
  16. 前記撮影要求は、少なくとも第1のアプリケーション要求及び第2のアプリケーション要求を含み、
    前記撮影要求が前記第1のアプリケーション要求であるとき、前記既定の数値は具体的には第1の既定の数値であり、
    前記撮影要求が前記第2のアプリケーション要求であるとき、前記既定の数値は具体的には第2の既定の数値であり、
    前記第1の既定の数値は前記第2の既定の数値と異なる、
    請求項15に記載のモバイル端末。
  17. 第1の確率及び第2の確率を取得するように構成される第1の取得モジュールであって、前記第1の確率は、第1のアプリケーション状態において前記ユーザが前記前面カメラを用いる確率であり、前記第2の確率は、第2のアプリケーション状態において前記ユーザが前記前面カメラを用いる確率である、第1の取得モジュールと、
    前記第1の確率が前記第1の既定の数値に対応し、且つ前記第2の確率が前記第2の既定の数値に対応するように、前記第1の既定の数値と前記第2の既定の数値を前記第1の確率と前記第2の確率に従ってそれぞれ調整するように構成される第1の調整モジュールと、
    を更に備える、請求項16に記載のモバイル端末。
  18. 前記ユーザの前記前面カメラ及び前記背面カメラの使用情報を取得するように構成される第2の取得モジュールと、
    前記使用情報に従って前記既定の数値を調整するように構成される第2の調整モジュールと、
    を更に備える、請求項15に記載のモバイル端末。
  19. 前記ユーザの個人情報を取得し、前記個人情報に従って前記既定の数値を調整するように構成される第3の取得モジュールと、
    前記個人情報に従って前記既定の数値を調整するように構成される第3の調整モジュールと、
    を更に備える、請求項15に記載のモバイル端末。
  20. 前記ユーザが現在位置する環境の因子を取得するように構成される第4の取得モジュールと、
    前記ユーザが現在位置する環境の前記因子に従って、前記既定の数値を調整するように構成される第4の調整モジュールと、
    更に備える、請求項15に記載のモバイル端末。
  21. 前記ユーザによって入力された前記既定の数値を取得するように構成される第5の取得モジュール、
    を更に備える、請求項12乃至14のいずれか一項に記載のモバイル端末。
  22. 前記ユーザに問合わせ要求を送信するように構成される問合わせモジュールであって、前記問合わせ要求は、前記ユーザに前記カメラを起動することに同意するか否かを尋ねるのに用いられる、問合わせモジュールと、
    前記ユーザからの応答を取得するように構成される第6の取得モジュールと、
    前記応答が前記カメラの起動に対する同意であるとき、前記モバイル端末の前記前面カメラを起動するか又は前記モバイル端末の前記背面カメラを起動するように、前記制御モジュールをトリガするように構成される第1のトリガユニットと、
    前記応答が前記カメラの起動に対する拒否であるとき、前記モバイル端末のデフォルト動作をトリガするように構成される第2のトリガユニットと、
    を更に備える、請求項12乃至14のいずれか一項に記載のモバイル端末。
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