JP2017511241A - 歯科インプラントに関連する炎症を予防または治療するための手段および方法 - Google Patents
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Abstract
Description
経粘膜部を含み、経粘膜部の少なくとも一部が殺生物剤を含む、歯科インプラントまたはその要素。
殺生物剤が抗菌性および/または免疫抑制性化合物である、実施形態1の歯科インプラントまたはその要素。
殺生物剤が口腔内の使用に適合する、実施形態1または2の歯科インプラントまたはその要素。
抗菌性化合物が、殺菌性化合物、静菌性化合物、または歯科インプラントへの細菌付着を防止する化合物である、実施形態1〜3のいずれか1つの歯科インプラントまたはその要素。
殺菌性化合物が、金属、好ましくは、Ag、Hg、およびAuの少なくとも1つ、または抗生物質、好ましくは、アモキシシリン、クラブラン酸と組み合わされたアモキシシリン、メトロニダゾール、クリンダマイシン、アジスロマイシン、シプロフラキシン、テトラサイクリン、もしくはそれらの任意の組み合わせである、実施形態1〜4のいずれか1つの歯科インプラントまたはその要素。
静菌性化合物が、防腐剤、好ましくは、安息香酸またはその誘導体、抗酸化剤、ソルビン酸またはその誘導体、プロピオン酸塩、亜硝酸塩、亜硫酸塩、またはエチレンジアミン四酢酸(EDTA)である、実施形態1〜4のいずれか1つの歯科インプラントまたはその要素。
免疫抑制性化合物が、グルココルチロイド、アルキル化剤、代謝拮抗薬、イムノフィリン相互作用剤、またはミコフェノール酸である、実施形態1〜4のいずれか1つの歯科インプラントまたはその要素。
埋め込み後に、殺生物剤が経粘膜部から放出される、実施形態1〜7のいずれか1つの歯科インプラントまたはその要素。
埋め込み後に、少なくとも1週間、好ましくは少なくとも4週間、より好ましくは6か月間、最も好ましくは少なくとも2年間、基本的に一定の速度で、殺生物剤が経粘膜部の一部から放出される、実施形態1〜8のいずれか1つの歯科インプラントまたはその要素。
殺生物剤が、経粘膜部内の一体的な構成要素として含まれる、実施形態1〜9のいずれか1つの歯科インプラントまたはその要素。
殺生物剤が、経粘膜部のうえに取り付け可能な、取り外し可能手段、好ましくはリングに含まれる、実施形態1〜9のいずれか1つの歯科インプラントまたはその要素。
殺生物剤が、歯科インプラントまたはその要素の空洞内に含まれ、空洞が、経粘膜部に含まれる少なくとも1つの孔によって周囲に接続される、実施形態1〜9のいずれか1つの歯科インプラントまたはその要素。
殺生物剤が、粘膜細胞の付着を媒介する化合物ではない、実施形態1〜12のいずれか1つの歯科インプラントまたはその要素。
殺生物剤がポリペプチドではない、実施形態1〜13のいずれか1つの歯科インプラントまたはその要素。
殺生物剤が生体高分子ではない、実施形態1〜14のいずれか1つの歯科インプラントまたはその要素。
実施形態1〜15のいずれか1つによる歯科インプラントまたはその要素を提供し、および、それによって埋め込み後の歯科インプラント上のバイオフィルムの形成を予防することを含む、インプラント後の歯科インプラントの経粘膜部上のバイオフィルムの形成を予防するための方法。
実施形態1〜15のいずれか1つによる歯科インプラントまたはその要素を提供すること、歯科インプラントに関連する炎症に冒された、または冒されると疑われる部位に、その歯科インプラントまたはその要素を埋め込み、およびそれによって歯科インプラントに関連する炎症を予防するまたは治療することを含む、歯科インプラントに関連する炎症を予防または治療するための方法。
歯科インプラントに関連する炎症の予防および/または治療における使用のための、実施形態1〜15のいずれか1つによる歯科インプラントから放出される殺生物剤。
歯科インプラントに関連する炎症が、歯科インプラント周囲粘膜炎および/または歯科インプラント周囲炎である、実施形態16または17による方法、または実施形態18による歯科インプラントから放出される殺生物剤。
歯科インプラントまたはその要素の経粘膜部の少なくとも一要素に、殺生物剤を含めることを含む、歯科インプラントまたはその要素を製造するための方法。
歯科インプラントまたはその要素を製造するための、殺生物剤の使用。
歯科インプラントまたはその要素が、実施形態1〜15のいずれか1つによる歯科インプラントまたはその要素である、実施形態22の使用。
少なくとも1つの義歯および義歯床を含み、義歯床もしくはその一部、および/または少なくとも1つの人口歯もしくはその一部が殺生物剤を含む、歯科補綴物。
殺生物剤が銀ナノ粒子を含む、実施形態23の歯科補綴物。
経粘膜部(122)を含み、経粘膜部(122)の少なくとも一部が殺生物剤(132)および/またはpH調整剤を含む、歯科インプラント(118)またはその要素。
殺生物剤(132)が、
(i)経粘膜部(122)内の一体的な構成要素として含まれる、
(ii)歯科インプラント(118)またはその要素に、リング(142)として、1つまたは複数のピン(144)として永久的に固定されるか、または歯科インプラント(118)またはその要素の、経粘膜部(122)に含まれる少なくとも1つの孔(136)によって周囲に接続される空洞(134)に含まれる、または、
(iii)経粘膜部(122)の上に取り付け可能である取り外し可能手段に含まれる、
実施形態25の歯科インプラント(118)またはその要素。
殺生物剤(132)が、取り外し可能手段に含まれ、取り外し可能手段が、経粘膜部(122)の上に取り付け可能であるリング(142)、または、1つまたは複数のピン(144)である、実施形態25または26の歯科インプラント(118)またはその要素。
pH調整剤が、歯科インプラント(118)またはその要素の空洞(134)に含まれ、空洞(134)が、経粘膜部(122)に含まれる少なくとも1つの孔(136)によって周囲に接続される、実施形態25の歯科インプラント(118)またはその要素。
殺生物剤(132)が、抗炎症性化合物、好ましくは、抗菌性、抗真菌性、抗ウイルス性、防腐性、および/または免疫抑制性化合物である、実施形態25〜28のいずれか1つの歯科インプラント(118)またはその要素。
抗菌性化合物が、殺菌性化合物、静菌性化合物、または歯科インプラントへの細菌付着を防止する化合物である、実施形態29の歯科インプラント(118)またはその要素。
殺菌性化合物が、金属、好ましくは、銀(Ag)、水銀(Hg)、および金(Au)の少なくとも1つ、または抗生物質、好ましくは、アモキシシリン、クラブラン酸と組み合わされたアモキシシリン、メトロニダゾール、クリンダマイシン、アジスロマイシン、シプロフラキシン、テトラサイクリン、もしくはそれらの任意の組み合わせである、実施形態30の歯科インプラント(118)またはその要素。
免疫抑制性化合物が、グルココルチロイド、アルキル化剤、代謝拮抗薬、イムノフィリン相互作用剤、またはミコフェノール酸である、実施形態29の歯科インプラント(118)またはその要素。
歯科インプラントに関連する炎症の予防および/または治療における使用のための殺生物剤(132)および/またはpH調整剤であって、実施形態25〜32のいずれか1つによる歯科インプラント(118)から放出される殺生物剤(132)および/またはpH調整剤。
歯科インプラントに関連する炎症が、歯科インプラント周囲粘膜炎および/または歯科インプラント周囲炎である、実施形態33による使用のための殺生物剤(132)および/またはpH調整剤。
使用が、歯科インプラントに関連する炎症の治療であり、治療が、少なくとも2つの異なる殺生物剤の投与、好ましくは、少なくとも2つの異なる殺生物剤の連続投与を含む、実施形態33または34による使用のための殺生物剤(132)および/またはpH調整剤。
使用が、歯科インプラントに関連する炎症の治療であり、治療が、抗菌性化合物を投与することの後に、免疫抑制剤の投与を含む、実施形態33〜35のいずれか1つによる使用のための殺生物剤(132)および/またはpH調整剤。
歯科インプラント(118)またはその要素を製造するための方法であって、歯科インプラント(118)またはその要素の経粘膜部(122)の少なくとも一要素に、殺生物剤および/またはpH調整剤を含めることを含む、歯科インプラント(118)またはその要素を製造するための方法。
歯科インプラント(118)またはその要素を製造するための、殺生物剤および/またはpH調整剤の使用。
歯科インプラント(118)またはその要素が、実施形態25〜32のいずれか1つによる歯科インプラント(118)またはその要素である、実施形態38の使用。
好ましい実施形態では、本発明のレストレーション(歯冠)124を有する、完全歯科インプラント118は、図1に概略的に示されるような装置である。装置は、エノッサル部126、および殺生物剤132を含む経粘膜部122を含む一体型(ティッシュレベル)歯科インプラント118を含む。一体型歯科インプラント118は、完全な歯の代替物を形成するようにレストレーション(歯冠)124によって覆われる、ということが当業者に理解される。好ましくは、一体型インプラント118の、口腔内へと突出する部分のみがレストレーション(歯冠)124によって覆われる。好ましくは、経粘膜部122は、殺生物剤、たとえば適切な金属またはその合金から構成され得る。より好ましくは、経粘膜部は、エノッサル部126と同じ材料から構成され、殺生物剤によって覆われ、この場合、歯科インプラント118を構成するための材料としては適さない殺生物剤、たとえば殺生物剤を含むアマルガムまたはプラスチックも使用され得る。前述の実施形態のエノッサル部126は、患者の骨130内に治り(heal)、したがって、この実施形態は、殺生物剤132が、好ましくは、バイオフィルムの形成を、および/または歯科インプラントに関連する炎症の発症を予防する機能を有し、具体的には、永久インプラントとして適している。
120 端部、経粘膜要素
122 経粘膜部
124 レストレーション(歯冠)
126 エノッサル部またはエノッサル要素
128 粘膜(歯肉)
130 骨
132 殺生物剤または殺生物剤を含む手段
134 空洞
136 孔
138 ねじ山
140 被覆プレート
142 リング
144 ピンまたはねじ
146 高分子部分
Claims (15)
- 歯科インプラント(118)またはその要素であって、経粘膜部(122)を含み、前記経粘膜部(122)の少なくとも一部が殺生物剤(132)および/またはpH調整剤を含む、歯科インプラント(118)またはその要素。
- 前記殺生物剤(132)が、
(i)前記経粘膜部(122)内の一体的な構成要素として含まれる、
(ii)前記歯科インプラント(118)またはその要素に、リング(142)として、1つまたは複数のピン(144)として永久的に固定されるか、または前記歯科インプラント(118)またはその要素の、前記経粘膜部(122)に含まれる少なくとも1つの孔(136)によって周囲に接続される空洞(134)に含まれる、または、
(iii)前記経粘膜部(122)の上に取り付け可能である取り外し可能手段に含まれる、
請求項1記載の歯科インプラント(118)またはその要素。 - 前記殺生物剤(132)が、取り外し可能手段に含まれ、前記取り外し可能手段が、前記経粘膜部(122)の上に取り付け可能であるリング(142)、または、1つまたは複数のピン(144)である、請求項1または2記載の歯科インプラント(118)またはその要素。
- 前記pH調整剤が、前記歯科インプラント(118)またはその要素の空洞(134)に含まれ、前記空洞(134)が、前記経粘膜部(122)に含まれる少なくとも1つの孔(136)によって周囲に接続される、請求項1記載の歯科インプラント(118)またはその要素。
- 前記殺生物剤(132)が、抗炎症性化合物、好ましくは、抗菌性、抗真菌性、抗ウイルス性、防腐性、および/または免疫抑制性化合物である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の歯科インプラント(118)またはその要素。
- 前記抗菌性化合物が、殺菌性化合物、静菌性化合物、または歯科インプラントへの細菌付着を防止する化合物である、請求項5記載の歯科インプラント(118)またはその要素。
- 前記殺菌性化合物が、金属、好ましくは、銀(Ag)、水銀(Hg)、および金(Au)の少なくとも1つ、または抗生物質、好ましくは、アモキシシリン、クラブラン酸と組み合わされたアモキシシリン、メトロニダゾール、クリンダマイシン、アジスロマイシン、シプロフラキシン、テトラサイクリン、もしくはそれらの任意の組み合わせである、請求項6記載の歯科インプラント(118)またはその要素。
- 前記免疫抑制性化合物が、グルココルチロイド、アルキル化剤、代謝拮抗薬、イムノフィリン相互作用剤、またはミコフェノール酸である、請求項5記載の歯科インプラント(118)またはその要素。
- 歯科インプラントに関連する炎症の予防および/または治療における使用のための殺生物剤(132)および/またはpH調整剤であって、請求項1〜8のいずれか1項に記載の歯科インプラント(118)から放出される殺生物剤(132)および/またはpH調整剤。
- 前記歯科インプラントに関連する炎症が、歯科インプラント周囲粘膜炎および/または歯科インプラント周囲炎である、請求項9記載の使用のための殺生物剤(132)および/またはpH調整剤。
- 前記使用が、歯科インプラントに関連する炎症の治療であり、前記治療が、少なくとも2つの異なる殺生物剤の投与、好ましくは、少なくとも2つの異なる殺生物剤の連続投与を含む、請求項9または10記載の使用のための殺生物剤(132)および/またはpH調整剤。
- 前記使用が、歯科インプラントに関連する炎症の治療であり、前記治療が、抗菌性化合物を投与することの後に、免疫抑制剤の投与を含む、請求項9〜11のいずれか1項に記載の使用のための殺生物剤(132)および/またはpH調整剤。
- 歯科インプラント(118)またはその要素を製造するための方法であって、前記歯科インプラント(118)またはその要素の経粘膜部(122)の少なくとも一要素に、殺生物剤および/またはpH調整剤を含めることを含む、歯科インプラント(118)またはその要素を製造するための方法。
- 歯科インプラント(118)またはその要素を製造するための、殺生物剤および/またはpH調整剤の使用。
- 前記歯科インプラント(118)またはその要素が、請求項1〜8のいずれか1項に記載の歯科インプラント(118)またはその要素である、請求項14記載の使用。
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