JP2017510313A - 性能評価ツール - Google Patents
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Abstract
本発明の実施例は、対象の認識パフォーマンス及び/又は心理学的評価に関する。行動ステータスと認識効率の測定は、認識試験及び/又は心理学的試験の組み合わせを含む試験バッテリに基づく。メモリと通信する処理ユニットがモジュールに設けられており、認識試験及び/又は心理学的試験を対象に実行して評価をコンピュータで計算する。評価の結果をモジュールの画面表示に送る。いくつかのケースでは、追加のセンサデータを評価に加えてもよい。【選択図】図15
Description
[関連出願のクロスリファレンス]
本出願は、2014年1月13日に出願された米国暫定特許出願第61/926,678号、「性能評価ツール」の出願日の優先権を主張する。この出願は、ここに引用によって組み込まれている。
本出願は、2014年1月13日に出願された米国暫定特許出願第61/926,678号、「性能評価ツール」の出願日の優先権を主張する。この出願は、ここに引用によって組み込まれている。
[背景技術]
本発明は、行動機能の評価に関するものである。特に、本発明は、認識及び心理学的機能、及び関連する制限を検知する方法及びシステムに関する。
本発明は、行動機能の評価に関するものである。特に、本発明は、認識及び心理学的機能、及び関連する制限を検知する方法及びシステムに関する。
手法は、思考能力と理由を含む個人の認識効率における変化を測定するために開発された。これには、注意、記憶、及び情報の検索、言語及び空間的処理、処理スピード、理由づけ、及び判断が含まれる。思考の評価は、人をシステマティックに試験して、試験スコアと関連データを分析する処理であり、感覚、知覚、言語的、及び精神運動情報の処理、取得、記憶、概念化、及び、組織化を含む、様々な精神活動を行う個人の能力についての判断を行うにあたって、医療専門家を支援するためのものである。
心理学的評価は、特定の機能ドメインに対する機能障害の範囲を評価するプロセスであり、このドメインは、精神疾患、睡眠障害、心配、脳損傷、神経疾患、その他にみられるような、損傷、疾病、及び/又は機能不全による認識機能障害が対象となっている。伝統的には、このような評価は、訓練された神経心理学者によって、記憶力、集中力、言語、注意、及び空間的スキルといった能力を試験することによって行われる。
本発明は、性能低下と健康評価のための方法、システム及び物品を含む。
一の態様では、性能低下と健康評価のための装置が提供されている。この装置は、メモリと画像表示と通信するプロセッサを具える。メモリと通信する試験モジュールが提供されている。この試験モジュールは、試験バッテリを具えており、特に、この試験モジュールは、簡単な、反応試験、認識試験、第2の簡単な反応時間試験を支援している。試験モジュールと通信するセンサが設けられている。このセンサで測定したデータはプロセッサに通信できる。簡単な反応時間試験と選択反応時間試験の両方が、出力データを作成し、動作障害の根拠を表示する。簡単な反応時間試験及び選択反応時間試験の出力データは、メモリに保存され、メモリから個別にアクセスすることができる。
本発明のその他の特徴及び利点は、図面を参照して、本発明の好ましい実施例についての以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
ここに引用する図面は、明細書の一部を成している。図面に示す特徴は、本発明のいくつかの実施例を説明していることを意味しており、特に表示がない限り本発明のすべての実施例ではない。
図1は、試験モジュールのブロック図を示す。
図2は、簡単な反応時間試験用のスクリーンショットを示す図であり、試験モジュールの画像表示上の刺激を示す。
図3A及び3Bは、手順反応時間試験のスクリーンショットを示す図であり、兆候を表示した画像表示を示す。
図4は、空間的処理試験のスクリーンショットを示す図である。
図5A及び5Bは、コード置換試験のスクリーンショットを示す図である。
図6は、Go−NoGo試験のスクリーンショットを示す図である。
図7は、試験バッテリの集成値を計算するプロセスを示すフローチャートである。
図8は、潜在意識についての試験モジュールを測定するプロセスを示すフローチャートである。
図9は、サンプル結果スケールを示すブロック図である。
図10は、サンプル詳報のブロック図である。
図11は、評価キットのブロック図である。
図12は、神経−認識及び/又は心理学的評価の管理を支援する試験モジュールに埋め込んだツールを示すブロック図である。
図13は、画像表示においてサンプル試験への例示的合致を示すブロック図である。
図14は、画像表示における例示的メモリサーチのブロック図である。
図15は、認識効率を評価する一態様を示すフローチャートである。
図16は、図15に示す試験の連続管理に基づく簡単な反応時間試験の比較を示すフローチャートである。
図17は、評価データを使用した認識測定装置を示すフローチャートである。
図18は、この測定装置を較正するあるいは再較正する手順を示すフローチャートである。
図19は、一またはそれ以上の埋め込み型センサを有する認識評価装置を使用する手順を示すフローチャートである。
図20は、装置の動作状態に影響する相互作用を伴う、持ち運び可能な評価装置と相互作用する手順を示すフローチャートである。
本明細書の図面におおまかに記載されている構成要素は、様々な構成にアレンジ及び設計できることは容易に理解できる。したがって、図に示す装置、システム、及び方法の実施例の以下の詳細記載は、発明の範囲を限定することを意図するものではなく、単に代表的な実施例を選択しただけである。
本明細書に記載されている機能ユニットは、マネージャとしてラベル化した要素を有する。マネージャは、フィールドプルグラム可能なゲートアレイ、プログラム可能なアレイロジック、プログラム可能なロジック装置、あるいは、プロセッサなどのプログラム可能なハードウエア装置として実装することができる。マネージャは、また、様々なタイプのプロセッサで実行できるソフトウエアに実装することもできる。認識されたマネージャの実行可能なコードは、例えば、一またはそれ以上のコンピュータ指示の物理的又は論理的ブロックを具えており、これは、例えば、対象物、手順、機能、あるいはその他の構成として構造化することができる。しかしながら、認識したマネージャの実行ファイルは、物理的に相互に位置している必要はなく、異なる位置に保存した離隔インストラクションがマネージャを具えており、論理的に合わさったときに、マネージャの記載した目的を達成するようにしてもよい。
実際、マネージャが実行可能なコードは、単一のインストラクションであってもよく、複数のインストラクションであってもよい。また、いくつもの異なるコードセグメントにして、異なるアプリケーション内に、及びいくつかのメモリ装置にわたって分散していてもよい。同様に、オペレーショナルデータは、マネージャ内で認識して図に示すことができるとともに、適宜の形で実施し、適宜のデータ構造内に組織化することができる。オペレーショナルデータは、単一データセットとして集めてもよいし、様々なストレージ装置を含む様々な位置に分散してもよく、少なくとも部分的には、システム又はネットワーク上の電子信号として存在することもある。
この明細書を通じて、「選択された実施例」、「一の実施例」、「実施例」の用語は、その実施例に関連して述べた特定の特徴、構造、又は特性が少なくとも一の実施例に含まれることを意味する。したがって、この明細書の様々なところに書かれている「選択された実施例」、「一の実施例」、「実施例」のフレーズは、必ずしも同じ実施例を意味するものではない。
さらに、上述した構成、構造、または特徴は、一またはそれ以上の実施例において適切に組み合わせることができる。以下の記載において、回復マネージャ、認識モジュール等の数々の詳細が提供されており、実施例の詳細な理解ができる。当業者は、本発明が一またはそれ以上の特別な詳細なしで、あるいはその他の方法、構成要素、材料等を使用して実行できることを認識するであろう。他の例では、本発明のあいまいな態様を避けるために、公知の構造、材料、あるいは操作は示されておらず、あるいは詳細に説明されていない。
図に示す実施例は、図面を参照することで最もよく理解されるであろう。ここで、類似する部品は、全体を通じて同じ番号が付されている。以下の説明は、例示のみを意図しており、単に、特許請求の範囲に記載された発明に合致する装置、システム、及びプロセスの所定の選択された実施例を示すだけである。
行動試験方法が開発され、人間の精神及び認識機能における変化を測定できるようになった。行動評価は、人をシステマティックに試験するプロセスであり、試験の点数と関連するデータを分析して医療従事者の個人の診断、治療、及び日々の生活の機能レベルについての判断を支援する。行動評価は、また、スピードと正確性といった問題解決能力(あるは認識効率)の測定を含む。認識試験を通じて、そのツールは、神経損傷、神経性疾患、及びその他のストレス要因に関する神経−認識機能を評価する。心理テストを通して、このツールは、鬱状態、外傷後ストレス、不眠症、怒り、及び脳震盪後症候群を評価する。
図1は、試験モジュール(100)のブロック図である。図に示すように、モジュール(100)には、メモリ(120)と通信する処理ユニット(110)と、画像表示(130)とが設けられている。特に、このモジュールは、画像表示(130)上で神経−心理学試験及び神経−認識試験の組み合わせた形の評価を提供している。ユーザは、入力デバイス(140)を介して評価に応答する。また、少なくとも一の認識試験バッテリが、試験モジュール(100)を通じてユーザに入手可能である。ユーザは、以下に詳細に記載するように、入力装置(140)を用いて、これらの試験に応答する。
図1に示すモジュール(100)は、ポータブルモジュールであり、どの位置でも評価を提供できる。この評価は、様々な認識及び/又は行動機能障害を評価する試験の組み合わせに基づいているが、認識機能、睡眠、モード、外傷後ストレス、毎日の機能、並びに動機づけ効果のレベルなどに限定されない。行動試験には、対象に提供した一またはそれ以上の試験のバッテリを具え、心理的機能障害とその原因があるか否かを評価する。同様に、神経−認識試験は、対象に提供される試験のバッテリを具え、認識機能障害の原因を評価する。装置上の潜在的試験ラィブラリから、いくつかの試験バッテリを構成することができる。一の試験バッテリは、脳震盪の後に行う簡単なスクリーニングに用いるいくつかの神経−認識試験が含まれる。もう一つの試験バッテリは、神経−認識試験と心理学的スクリーニングツールの両方を簡単なスクリーニングとして使用して、疑わしい機能障害の認識を支援するが、脳震盪に限定されるものではなく、鬱、又は外傷後ストレス疾患、及び極度の疲労を含む。更なるバッテリは、最大1ダースの神経−認識試験及び行動試験からなり、医療関係者の特定の原因と人間の機能障害のレベルの決定を支援する。
試験ライブラリィからのこのようなバッテリの多くは、医療従事者の要求を受け入れるように構成することができる。外科医又は訓練された者は、構成されたモジュールを使用して、手術をする、あるいは怪我をした、あるいはその他の環境内の患者を特化した医療クリニックにおいてスクリーニングする。評価及び関連する試験バッテリからの出力は、様々な神経−認識及び/又は心理学的ドメインにおける患者の機能レベルの初期評価を行う際に医療従事者を支援する表示を伴う出力を提供できる。例えば、一の構成では、この出力は、カラーコードチャートの形の兆候を具えており、緑は、患者が正常範囲にあることを、黄色は、更なる分析を要する障害の可能性を示し、赤は、更なる評価とおそらく試験を受けたものが治療を必要とする障害を示唆している。
認識評価には、以下の試験の一又それ以上が含まれる。単純反応時間、手順反応時間、空間処理、コード置換、決行か中止か、記憶走査、見本合わせ。図13は、画像表示した見本合わせ試験の一例のブロック図(1300)である。特に、第1の画像表示(1310)は、複数のボックスとパターンを伴う第1グリッド(1320)を提供している。短時間経過後に、画像表示はブランクになり、次いで、画像表示が二つのグリッド(1330)と(1340)を示す。これら示された二つのグリッドの内の一方は、元のグリッドであり、第2のグリッドは異なるパターンを有する。この試験の被験者は、グリッドの一方を選択する必要があり、第1のグリッド(1320)と合うパターンのグリッドが正解である(1350)。図14は、画像表示した記憶走査の一例を示すブロック図(1400)である。画像表示(1410)は、英数字のリスト(1420)を示す。画像表示の第2セクション(1430)では、フィールドに一つの英数字が表示される。二つの入力フィールド(1440)と(1445)が提供されており、一方が、表示された英数字がリストに示されていた文字のうちの一つと合致することを表し、他方が、表示されていた英数字がリストに示されていた文字と合致しないことを表す。行動評価には、PHQ−9、PC−PTSD、ISI、PSQI、及びPCL−Mの試験の内の一またはそれ以上がある。一実施例では、認識評価と心理学的試験の両方の選択に更なる試験を加えて、バッテリ内に様々な構成を作ることができる。例えば、試験の様々なバッテリは、試験ライブラリから構成できる。
以下に、認識試験について述べる。
認識試験:
1.単純反応時間
この試験は、画像表示上の視覚的刺激に反応する参加者を要する。より詳しくは、刺激があるときに、この参加者が入力装置を使う。入力装置には、刺激に対してタップする器具がある。同様に、画像表示がタッチスクリーンである実施例では、入力装置は参加者の指である。この試験は、画像表示に刺激が与えられた時から入力デバイスが画像表示上の刺激にタッチするまでの時間を測定する。一の実施例では、単純反応時間試験は、精神運動速度の評価である。図2は、画像表示(220)上の刺激(210)のスクリーンショット(200)である。刺激は、この例では、的で示されているが、この物理的フォームに限定されるものではない。一実施例では、この刺激は、参加者が各表示に応答することを要求する設定回数であり、応答の表示から各インターバルの測定時間を伴う。一の実施例では、入力ボタン(230)が画像表示(220)に設けられている。
認識試験:
1.単純反応時間
この試験は、画像表示上の視覚的刺激に反応する参加者を要する。より詳しくは、刺激があるときに、この参加者が入力装置を使う。入力装置には、刺激に対してタップする器具がある。同様に、画像表示がタッチスクリーンである実施例では、入力装置は参加者の指である。この試験は、画像表示に刺激が与えられた時から入力デバイスが画像表示上の刺激にタッチするまでの時間を測定する。一の実施例では、単純反応時間試験は、精神運動速度の評価である。図2は、画像表示(220)上の刺激(210)のスクリーンショット(200)である。刺激は、この例では、的で示されているが、この物理的フォームに限定されるものではない。一実施例では、この刺激は、参加者が各表示に応答することを要求する設定回数であり、応答の表示から各インターバルの測定時間を伴う。一の実施例では、入力ボタン(230)が画像表示(220)に設けられている。
2.手順反応時間
この試験は、参加者に2つの文字セット間を区別することを求める。より詳しくは、参加者に刺激が与えられ、参加者が入力装置を使って選択を入力して刺激に対する反応を伝える。図3は、指示を表示する兆候(320)のある画像表示(310)のスクリーンショット(300)である。ここに示す例では、指示により、画像表示(310)に4つの数字のうちの一つが現れることを伝える。二つの入力(322)と(324)が提供され、入力(322)は、例えば、表示上の数が2又は3であれば、第1の兆候セットに応答して活性化され、表示上の数字が4又は5であれば、第2の兆候セットに応答して入力(324)が活性化される。図3Bは、数字3の形の兆候を示す試験を行う画像表示(310)のスクリーンショット(350)である。試験の測定は、チョイスの選択と、選択を入力する時間の両方を含み、ここでは、チョイス反応時間試験と呼ばれている。このように、チョイスの正確さと関連する時間インターバルが、手順反応時間試験で評価される。
この試験は、参加者に2つの文字セット間を区別することを求める。より詳しくは、参加者に刺激が与えられ、参加者が入力装置を使って選択を入力して刺激に対する反応を伝える。図3は、指示を表示する兆候(320)のある画像表示(310)のスクリーンショット(300)である。ここに示す例では、指示により、画像表示(310)に4つの数字のうちの一つが現れることを伝える。二つの入力(322)と(324)が提供され、入力(322)は、例えば、表示上の数が2又は3であれば、第1の兆候セットに応答して活性化され、表示上の数字が4又は5であれば、第2の兆候セットに応答して入力(324)が活性化される。図3Bは、数字3の形の兆候を示す試験を行う画像表示(310)のスクリーンショット(350)である。試験の測定は、チョイスの選択と、選択を入力する時間の両方を含み、ここでは、チョイス反応時間試験と呼ばれている。このように、チョイスの正確さと関連する時間インターバルが、手順反応時間試験で評価される。
3.空間処理
この試験は、参加者に二つの視覚的プレゼンテーションを区別することを求める。より詳しくは、少なくとも二つのグラフィック要素が参加者に与えられ、参加者はこの二つのエレメントが同じかどうかを表示する。図4は、二つのグラフィック要素(420)と(430)を有する画像表示(410)のスクリーンショット(400)である。この例では、グラフィック要素がヒストグラムである。しかしながら、本発明は、この実装例に限定されるものではない。別の例では、グラフィック要素が別の形である。第1及び第2のグラフィック要素(420)と(430)はサイズと形状がおなじである。第1のグラフィック要素(420)は第1のアラインメントを有し、第2のグラフィック要素(430)は、時計方向に90℃回転している。この試験は、参加者が二つのグラフィック要素が同じかどうか判断する。したがって、試験の結果は、空間処理に関する機能障害を表している。
この試験は、参加者に二つの視覚的プレゼンテーションを区別することを求める。より詳しくは、少なくとも二つのグラフィック要素が参加者に与えられ、参加者はこの二つのエレメントが同じかどうかを表示する。図4は、二つのグラフィック要素(420)と(430)を有する画像表示(410)のスクリーンショット(400)である。この例では、グラフィック要素がヒストグラムである。しかしながら、本発明は、この実装例に限定されるものではない。別の例では、グラフィック要素が別の形である。第1及び第2のグラフィック要素(420)と(430)はサイズと形状がおなじである。第1のグラフィック要素(420)は第1のアラインメントを有し、第2のグラフィック要素(430)は、時計方向に90℃回転している。この試験は、参加者が二つのグラフィック要素が同じかどうか判断する。したがって、試験の結果は、空間処理に関する機能障害を表している。
4.コード置換学習
この試験は、参加者がパターンを記憶して、評価の間にそのパターンを思い出すことを求める。図5Aは、評価前の画像表示(510)のスクリーンショット(500)であり、画像表示は、グラフィック要素(520)を示している。この例では、グラフィック要素(520)は、シンボルと数字のセットを具え、各シンボルが数字と対になっている。グラフィック要素(520)は、評価のキーとして機能する。図5Bは、評価中の画像表示(510)のスクリーンショット(550)である。単数字の形であるグラフィック要素(560)は、単シンボルと対になっている。参加者は、対になった数字とシンボル(560)が画像表示(510)のグラフィック要素(520)に提示された対と合致するかどうかを表示する。したがって、この試験は、キーと単純パターンを合致させる能力を評価する。
この試験は、参加者がパターンを記憶して、評価の間にそのパターンを思い出すことを求める。図5Aは、評価前の画像表示(510)のスクリーンショット(500)であり、画像表示は、グラフィック要素(520)を示している。この例では、グラフィック要素(520)は、シンボルと数字のセットを具え、各シンボルが数字と対になっている。グラフィック要素(520)は、評価のキーとして機能する。図5Bは、評価中の画像表示(510)のスクリーンショット(550)である。単数字の形であるグラフィック要素(560)は、単シンボルと対になっている。参加者は、対になった数字とシンボル(560)が画像表示(510)のグラフィック要素(520)に提示された対と合致するかどうかを表示する。したがって、この試験は、キーと単純パターンを合致させる能力を評価する。
5.コード置換回想
この試験は、参加者がパターンを記憶して、そのパターンを評価中に思い出すことを要求する。より詳しくは、単パターンがキーなしで参加者に提示される。参加者は、例えば図5Aに示すように、そのパターンが試験の学習フェーズにあったかどうかを表示する。結果は、取り組みと努力によって変わる。
この試験は、参加者がパターンを記憶して、そのパターンを評価中に思い出すことを要求する。より詳しくは、単パターンがキーなしで参加者に提示される。参加者は、例えば図5Aに示すように、そのパターンが試験の学習フェーズにあったかどうかを表示する。結果は、取り組みと努力によって変わる。
6.決行か中止か
これは、反応時間であり、強制選択タスクである。図6は、画像表示からのスクリーンショット(600)である。図に示すように、画像表示(640)にビルディング(610)が与えられており、このビルディングには複数の窓がある。二つのアイコンの内の一方は、ビルディング(610)のどの窓にも現れる。一の実施例では、一方のアイコンが友人(620)を表し、第2のアイコンが敵対者(630)を表している。参加者は、第2のアイコン(630)がウインドウの一つに現れると、画像表示と通信するボタンを押さなくてはならない。この試験は、速度と正確さの両方を評価し、衝動性を提示できる。この試験は、ターゲットの速度と正確性、脱落、及び権限を測定する十分なトライアルを有し、連続タスクに見出される脱感受性を引き出す。
これは、反応時間であり、強制選択タスクである。図6は、画像表示からのスクリーンショット(600)である。図に示すように、画像表示(640)にビルディング(610)が与えられており、このビルディングには複数の窓がある。二つのアイコンの内の一方は、ビルディング(610)のどの窓にも現れる。一の実施例では、一方のアイコンが友人(620)を表し、第2のアイコンが敵対者(630)を表している。参加者は、第2のアイコン(630)がウインドウの一つに現れると、画像表示と通信するボタンを押さなくてはならない。この試験は、速度と正確さの両方を評価し、衝動性を提示できる。この試験は、ターゲットの速度と正確性、脱落、及び権限を測定する十分なトライアルを有し、連続タスクに見出される脱感受性を引き出す。
7.記憶走査
この試験は、実行機能と短期記憶を評価する。被験者は、5つの文字セットを記憶して、その後、スクリーン上にその文字が一つづつ現れる。被験者は、スクリーン上のその文字が記憶した5つの文字セットの員であるかどうかを決める。
この試験は、実行機能と短期記憶を評価する。被験者は、5つの文字セットを記憶して、その後、スクリーン上にその文字が一つづつ現れる。被験者は、スクリーン上のその文字が記憶した5つの文字セットの員であるかどうかを決める。
8.見本合わせ
この試験は、短期記憶、注意力、及び視覚的空間認識を測定する。単一の4×4チェッカーボードパターンが、簡単な学習時間、スクリーンに提供される。次いで、5秒間消えて、その後、二つのパターンが横並びに提示される。被験者は、これらの二つのパターンのどちらが最初のチェッカーボードパターンに合致するかを表示する。
この試験は、短期記憶、注意力、及び視覚的空間認識を測定する。単一の4×4チェッカーボードパターンが、簡単な学習時間、スクリーンに提供される。次いで、5秒間消えて、その後、二つのパターンが横並びに提示される。被験者は、これらの二つのパターンのどちらが最初のチェッカーボードパターンに合致するかを表示する。
選択した心理学的評価について、以下に説明する。
1.進展ストレスインベントリィ(DSI)
この試験は、PTSDと慢性の痛みを含む一連の陳述を提供する。参加者は、「どのくらい頻繁にこの問題がありますか?」と聞かれ、応答は、ほとんどない、時々ある、しばしばある、あるいは常にある、である。試験のリストは広がってゆき、追加の質問又は、この試験からアイテムを除去する又はなくすことによって短くなる。以下は、DSI試験にありそうな問題のリストである。
どのくらい頻繁にこの問題があるますか?
頭痛
頭痛以外の身体の痛み
仕事を妨害する痛み
かすみ目、二重に見える
味覚の変化:鈍くなった又はなくなった
バランス又は調整の悪化
臭覚の変化:鈍くなった又はなくなった
めまい又は外観が回るめまい
消化器の病気又は吐き気
寝つき障害
睡眠障害
仕事中に注意の継続困難
夢又は悪夢の妨害
死んだ方がましとの考え
「通常より」も疲労
思考又は実行が遅くなる
怒りやすい、憤怒
ルーチンワークが完遂困難
もの覚えが困難
神経質、不安、びくびくしている
神経過敏で、簡単に驚く
だれも構ってくれないと感じる
無感情、又は単に無感覚
悲しみ又は失望した感覚
不快な考え又はフラッシュバック
焦点を失う又は集中しない
自傷を考える
1.進展ストレスインベントリィ(DSI)
この試験は、PTSDと慢性の痛みを含む一連の陳述を提供する。参加者は、「どのくらい頻繁にこの問題がありますか?」と聞かれ、応答は、ほとんどない、時々ある、しばしばある、あるいは常にある、である。試験のリストは広がってゆき、追加の質問又は、この試験からアイテムを除去する又はなくすことによって短くなる。以下は、DSI試験にありそうな問題のリストである。
どのくらい頻繁にこの問題があるますか?
頭痛
頭痛以外の身体の痛み
仕事を妨害する痛み
かすみ目、二重に見える
味覚の変化:鈍くなった又はなくなった
バランス又は調整の悪化
臭覚の変化:鈍くなった又はなくなった
めまい又は外観が回るめまい
消化器の病気又は吐き気
寝つき障害
睡眠障害
仕事中に注意の継続困難
夢又は悪夢の妨害
死んだ方がましとの考え
「通常より」も疲労
思考又は実行が遅くなる
怒りやすい、憤怒
ルーチンワークが完遂困難
もの覚えが困難
神経質、不安、びくびくしている
神経過敏で、簡単に驚く
だれも構ってくれないと感じる
無感情、又は単に無感覚
悲しみ又は失望した感覚
不快な考え又はフラッシュバック
焦点を失う又は集中しない
自傷を考える
2.心理学的健康アンケート(PHQ−9)
患者の健康アンケート(PHQ)は、通常の精神疾患用のPRIME−MD診断機器の自己管理バージョンである。PHQ−9は、鬱モジュールであり、9DSM−IV各基準を、「0」(まったくない)から「3」(ほぼ毎日)のスケールで得点する。
患者の健康アンケート(PHQ)は、通常の精神疾患用のPRIME−MD診断機器の自己管理バージョンである。PHQ−9は、鬱モジュールであり、9DSM−IV各基準を、「0」(まったくない)から「3」(ほぼ毎日)のスケールで得点する。
3.初期診療PTSD(PC PTSD)
PC−PTSDは、初期診療とその他の医療設備用に設計された4アイテムスクリーンである。このスクリーンは、参加者に外傷性事象を思い出させる導入センテンスを含んでいる。ほとんどの場合、PC−PTSDの結果は、患者が3つのアイテムのいずれかに積極的に答えた場合、「陽性」と考えるべきである。これらのスクリーニング陽性は、PTSD用に構成されたインタビューで評価すべきである。スクリーンは、潜在的な外傷性事象のリストは含まない。
PC−PTSDは、初期診療とその他の医療設備用に設計された4アイテムスクリーンである。このスクリーンは、参加者に外傷性事象を思い出させる導入センテンスを含んでいる。ほとんどの場合、PC−PTSDの結果は、患者が3つのアイテムのいずれかに積極的に答えた場合、「陽性」と考えるべきである。これらのスクリーニング陽性は、PTSD用に構成されたインタビューで評価すべきである。スクリーンは、潜在的な外傷性事象のリストは含まない。
4.ピッツバーグ睡眠の質インベントリィ(PSQI)
PSQIは、19の自己評価質問と5つの同床者又はルームメートによる質問でできている(自己評価アイテムは、スケールの得点に使用されるのみである)。自己管理スケールは、睡眠が妨げられる頻度及び主体の睡眠の質に関して質問する15の多重回答アイテムと、通常の就床時間、起床時間、睡眠潜時、および睡眠時間について質問する4つの記述アイテムを含む。5つの同床者の質問は、睡眠を妨げる多重回答評価である。すべてのアイテムは、大多数の青年と成人に簡単に理解される。これらのアイテムは、医師又はリサーチアシスタントが管理できるように構成されている。
PSQIは、19の自己評価質問と5つの同床者又はルームメートによる質問でできている(自己評価アイテムは、スケールの得点に使用されるのみである)。自己管理スケールは、睡眠が妨げられる頻度及び主体の睡眠の質に関して質問する15の多重回答アイテムと、通常の就床時間、起床時間、睡眠潜時、および睡眠時間について質問する4つの記述アイテムを含む。5つの同床者の質問は、睡眠を妨げる多重回答評価である。すべてのアイテムは、大多数の青年と成人に簡単に理解される。これらのアイテムは、医師又はリサーチアシスタントが管理できるように構成されている。
5.外傷後ストレス疾患チェックリスト−軍用バージョン(PCL−M)
外傷後ストレス疾患チェックリスト−軍用バージョン(PCL−m)は、PTSDスクリーニング用に推奨されている。PCL−mは、PTSD用DSM−IV基準のカテゴリィB、C、及びDに合致する17のアイテムでできている。これは一般用(PCL−c)及び軍用(PCL−m)に、PTSDナショナルセンターによって開発された。一の実施例では、測定はバッテリを組み立てたライブラリィの一部である。特定集団についての研究に基づく基準を用いて、機能障害の度合いを提言する(いくつかの基準は、スクリーニングの目的でより精度が高く、いくつかは診断支援用により特定化されている)。
外傷後ストレス疾患チェックリスト−軍用バージョン(PCL−m)は、PTSDスクリーニング用に推奨されている。PCL−mは、PTSD用DSM−IV基準のカテゴリィB、C、及びDに合致する17のアイテムでできている。これは一般用(PCL−c)及び軍用(PCL−m)に、PTSDナショナルセンターによって開発された。一の実施例では、測定はバッテリを組み立てたライブラリィの一部である。特定集団についての研究に基づく基準を用いて、機能障害の度合いを提言する(いくつかの基準は、スクリーニングの目的でより精度が高く、いくつかは診断支援用により特定化されている)。
6. 不眠症深刻度指数
不眠症深刻度指数は、信頼性があり有用で、5ポイントのリッカートスタイルの尺度を使用した7つのアイテムである。得点は、0から28の間で、8が臨床的不眠層の存在を示唆するカットオフ得点である。アンケートは、不眠症の深刻度を評価する3つの質問があり、各々が、現在の睡眠パターン、睡眠障害、睡眠問題の他に対する「顕著性」、及び、睡眠問題に関する満足度を評価する。
不眠症深刻度指数は、信頼性があり有用で、5ポイントのリッカートスタイルの尺度を使用した7つのアイテムである。得点は、0から28の間で、8が臨床的不眠層の存在を示唆するカットオフ得点である。アンケートは、不眠症の深刻度を評価する3つの質問があり、各々が、現在の睡眠パターン、睡眠障害、睡眠問題の他に対する「顕著性」、及び、睡眠問題に関する満足度を評価する。
一の実施例では、この評価は個別化されていない。より詳しくは、特定の各カテゴリィに関連する質問の選択は、互いに混合してもよい。異なるカテゴリィの質問を単一の評価にまとめることの利点は、対象となる参加者に関する潜在的な問題の様々なカテゴリィを組み合わせた状況を提供することである。
上述した通り、様々な認識試験と心理学試験がある。試験の様々な組み合わせは、シナリオに乗じて管理できる。以下の記載は、このようなシナリオの例に関するものである。治療の最初に使う試験には、試験の第1バッテリがあり、ここでは、迅速試験とも呼ばれる。以下の試験は、第1のバッテリで管理される。単純反応時間試験と選択反応時間試験である。これらの第1バッテリの試験は、認識効率反応時間試験である。治療の最初に使われる試験は、外傷が生じた時間の近くのフィールドで管理することを意図しており(通常、疑わしい振盪の24時間以内)、上述の試験の両方を含む。試験結果(以下に述べるような)は、例えば、更なる評価又は治療が必要かもしれないとの評価がある場合のヘルスケアの支援など、緊急処置が必要なことを示している。
次に使われる治療は、認識試験と心理学試験を組み合わせた第2バッテリの試験を含み、ここでは、簡便試験とも呼ばれる。以下の試験は、第2バッテリで管理される。単純反応時間、手順反応時間、空間処理、コード置換、決行か中止か、PHQ−9、PC−PTSD、及びISI。次に使われる治療は、疑わしい振盪が生じたのち、少なくとも24時間で、あるいは、不安モード、極度の疲労、痛み、その他といった疑わしい機能障害による任意の時間に、管理できる。上述の最初に行われる、また次に行われるバッテリは、スクリーニング目的が意図されており、特化された医療専門家によって更なる評価の必要性を提言している。これらの最初に行われる二つのバッテリは、許可を得た健康に関する専門家のガイドラインの下、プロバイダ−エクステンダ(内科医、衛生兵、心理学者、医療アシスタント、看護師など)によって、使用することができる。
3番目に行う治療は、第3バッテリの試験を含み、これには、認識試験と行動試験のより深い組み合わせが含まれ、ここでは標準試験とも呼ばれる。以下の試験場3番目のバッテリにおいて管理される。単純反応時間、手順反応時間、空間処理、コード置換、決行か中止か、PHQ−9、DSI、PSQI、及びPCL−M。第3バッテリの試験は、疑わしい振盪が生じたのち少なくとも48時間又はそれ以上で、あるいは、何らかの原因(初期の振盪からの長引く影響、外傷後の苦痛又は鬱などモード攪乱、ストレスの蓄積又は不眠症による疲労)による疑わしい障害がある任意の時間に管理することを意図している。このバッテリは、上述の各試験を含む。最初の二つのバッテリが、障害がプロバイダ−エクステンダによって生じた場所など、どのような環境でも送達できるのに対して、この第3バッテリは、通常、ライセンスのある健康プロバイダである、より年長の健康専門家による伝統的な健康設備で送達されることを意図している。このバッテリは、健康専門家を支援して、より特別に、機能障害の範囲と、機能障害の特定の原因を決定して、健康専門家が、診断と治療の推奨をより正確に行えるようにすることを意図している。いくつかの機能試験を含むクリニックバージョンを含め、その他の構成も可能であり、健康プロバイダの必要性に応じて、神経−認識試験のみを、心理学試験のみを、あるいは各試験を別々に、選択してもよい。例えば、一の実施例では、参加者は、各バッテリで管理するべき試験を選択することはできず、各試験に参加しなければならない。
試験の各バッテリは、その試験バッテリの各試験についての正規化したスループットスコアの平均を計算して、集成値を生成することができる。図7は、試験バッテリの修正値を計算する手順を示すフローチャート(700)である。一の実施例では、試験バッテリは複数の試験を含んでおり、これらの試験は、試験の応答を導く複数の個々のサブテストを含む。試験を始めるにあたって、試験バッテリにおいて実行するべき試験の総数を認識し(720)、試験の応答を導くために実行すべきサブテストの総数を認識する(724)。試験バッテリの第1試験用の第1サブテストを開始する(728)。一つのサブテストを行った後(732)、すべてのサブテストを行ったかどうかを決定する(736)。ステップ(736)における決定に対する消極的な応答に続いて、カウント変数(740)をインクリメントして、ステップに戻る(732)。しかしながら、ステップ(736)における積極的な応答に、サブテストの応答を(744)クリーンにする。
各サブテスト応答はクリーンにして、実行した試験からエラー性の応答を削除することができる。一の実施例では、エラー性の応答は、間違った応答を含むことがある。別の実施例では、エラー性の応答は、例えば、150ミリ秒より早い応答といった早すぎる応答など、あるいは、単純反応時間試験では、例えば650ミリ秒より遅い応答といった遅すぎる応答などの異常なものを含むことがある。ステップ(744)に続いて、結果的にクリーンにした正しい応答の平均と中央値を計算する(748)。一の実施例では、中央値の正しい応答時間が計算される。ステップ(748)に続いて、各試験を評価して、その試験がエラーであったかどうかを決定する(752)。一の実施例では、エラー性試験が、30%を超えるトライアルミスで処理された試験である。別の実施例では、エラー性試験が、回答がチャンスに近づいている場合に、平均正解率が66%より少ない試験である。ステップ(752)における決定に対する積極的な応答に続いて、サブテスト応答と試験バッテリからの試験を削除する(756)。ステップ(756)に続いて、すべての試験が試験バッテリについて行われたかどうかを決定する(772)。ステップ(772)における決定に対する消極的応答に続いて、カウント変数(780)をインクリメントするとともに、ステップに戻る(732)。しかしながら、バッテリ中のすべての試験が完了したことを示す、ステップ(772)における決定に対する積極的な応答があれば、以下に述べるように、試験バッテリ(776)についての集成値を計算する。ステップ(752)における決定に対する消極的応答に続いて、その試験の更なるメリットを計算する。
平均正解スコアと正解率は、スループットの計算用に、各試験について計算される。z−スコアは、試験平均を用いて各サブテスト応答について計算する(760)。z−Mean_Correctは、サブテスト応答用のz−スコアの平均としてz−スコアから取り出される(764)。スループットについてのz−スコア(zTP)は各試験について計算される(768)。一実施例では、zTPは、ある試験についての正解率を、ある試験についてのz−Mean_Correctで割って、その商に60,000を乗ずることで計算される。この計算によって、試験バッテリの各試験についての標準スコアが出され、これは1分間の正解数に等しい。
ステップ(768)に続いて、試験バッテリについて全試験が行われたかどうかが決定される(772)。ステップ(772)における決定に対する消極的応答に続いて、カウント変数(780)がインクリメントされて、ステップに戻る(732)。しかしながら、ステップ(772)における決定に対して積極的応答があると、試験バッテリについての集成値を生成する(776)。一の実施例では、この集成値が試験バッテリの平均zTPに等しい。特に、各試験バッテリにおけるzTPsの和を、試験バッテリ中の試験数で除する。この結果、試験バッテリの様々な標準規格を用いた様々な試験からの応答を正規化して、全体として、試験バッテリについてのメリットを出す。集成値は、メモリに保存されるか、一の実施例では、関連する画像表示上にグラフィックで表示される。
図8は、待ち時間についての試験モジュールを測定するプロセスを示すフローチャートである(800)。待ち時間の評価は、光又は音波、あるいはこれらの組み合わせた形で行われ、両方とも待ち時間をみる。この試験は、試験モジュールとトランスミッタを使用する。試験モジュールは、トランスミッタと通信する。一実施例では、トランスミッタは試験モジュールのインターフェースに直接関連している。音波トランスミッタは、音波信号を使用し、光トランスミッタはミラーなどの反射特性のある表面であり、光信号を用いる。評価した待ち時間は、信号の伝達とその伝達又は試験モジュールによる信号の受信に関連する待ち時間を考慮する。
試験を開始するにあたり、試験サンプルで実行するキャリブレーション試験の総数を認識し(820)、試験サンプルの第1試験を開始する(824)。トランスミッタは信号を送信し、送信した信号についての開始時間を記録する(828)。一実施例では、開始時間が時間管理アプリケーションによって記録される。一実施例では、開始時間の記録を、信号の開始と同時にあるいはほぼ同時に行う。送信は、音波信号であってもよく、これは、セット周波数又は可変周波数における音などの、音波に関連する。また、トランスミッタ表面の試験モジュールの反射などの光信号であってもよい。試験モジュールは、試験モジュールが音波信号の遅延又は光信号遅延について試験しているかどうかを決める。この信号は、受信機によって受信され、受信した信号の終了時間が記録される(832)。一実施例では、終了時間が時間管理アプリケーションによって記録される。一実施例では、終了時間の記録が、信号の受信と同時にまたはほぼ同時におこなわれる。一実施例では、受信機が、マイクロホンなどの音波信号受信器アプリケーションである。別の実施例では、受信機が、カメラなどの光捕捉アプリケーションである。一実施例では、受信機が試験モジュール上のアプリケーションである。
その試験についての信号の開始時間と終了時間の差を計算して、その差に関連する信号の遅延を評価する(836)。一実施例では、音信号について、この差を計算し、音速をこの差から差し引く。別の実施例では、光信号について、この差を計算し、この差から光速を差し引く。したがって、各試験について、開始時間と終了時間を捕捉して、関連する信号の遅延が記録される。一実施例では、信号の遅延が開始時間と終了時間の絶対値である。試験モジュールに関連する待ち時間を計算するためには、信号の遅延を調整して外部の影響を考慮する(840)。一実施例では、信号の遅延を調整して信号ノイズを考慮する。例えば、一またはそれ以上の信号パラメータを調整して、周囲信号ノイズなどの信号ノイズを考慮する。この調整には、音信号又は光信号についての信号波長の変調が含まれる。
信号の遅延を用いて、試験を行っているモジュールの待ち時間を評価する。ステップ(840)に次いで、全キャリブレーション試験が完了したかどうかを決定する(844)。ステップ(844)における決定に対して消極的な応答があれば、カウント変数(848)をインクリメントし(844)、ステップに戻る(828)。しかしながら、ステップ(844)における決定に積極的な応答があれば、試験サンプルについての平均遅延を計算する(852)。一実施例では、平均遅延の計算は、試験結果の変化、特に時間配分を考慮する。試験モジュールについての平均遅延が計算されると、試験モジュールで実行された試験バッテリの集成値を変えて、試験モジュールの待ち時間を反映させる(856)。このように、図に示すプロセスを用いて、集成値の精度を維持する。
各試験バッテリは、レポートを作って、行われた試験バッテリからの出力を参加者に送る。各バッテリについて、基本レポート、全レポート、生データファイルを含む、報告されたデータの3つのコンパイルがある。基本レポートを用いて、プロバイダは、連続動作についての整合性、又はより深い評価と潜在的扱いに関する承認を決定するにあたって使用する機能の時間的評価を送る。一実施例では、基本レポートに評価結果をそのスケールで表示するマーカ付きカラーコード化スケールが含まれている。図9は、このスケールのサンプルを示すブロック図である(900)。図に示すように、このスケールは、3つのセクション(910)、(920)、(930)を含むバーグラフの形である。一実施例では、各セクションに異なる色がついており、赤で示す第1セクション(910)と、黄色で示す第2セクション(920)と、緑で示す第3セクション(930)とがある。カーソル(940)は、グラフ中の結果の位置を表示するバーグラフの近くに位置している。一実施例では、第3セクション(930)のいずれかの部分に近いカーソル(940)の位置が、参加者がそのドメインにおいて機能障害を受けていないように見えることを示しており、カーソル(940)の第1セクション(910)のいずれかの部分に近い位置は、参加者が機能障害に一致する方法で応答したことのプロバイダへの表示であり、カーソル(940)の第2セクション(920)のいずれかの部分に近い位置は、参加者の応答が不確定であり、更なる観察とおそらく別の機会での再試験が必要である旨の表示である。このように、基本レポートは、制限されたフィードバックを提供しており、一般的に、参加者の簡単な評価に用いられる。
このモジュールで作られる第2のレポートは、フルレポートとして知られており、健康サービスプロバイダ用の情報を様々な詳細レベルで提供して、プロバイダが最も有益なレベルに掘り下げることができるようにする。このレポートは、すべて個人の応答(スペシャリスト及びリサーチャに有益である)に至る認識及び行動測定(多くの医師に有益である)のおおむね及び個別のサマリを含む。一実施例では、プロバイダが認識試験の反応時間及び精度といったデータ、または外傷後ストレス疾患チェックリストのサマリスコアにアクセスすることができる(PCL−M)。図10は、フルレポートのサンプルのブロック図である(1000)。一実施例では、このモジュールで作ることができる第3のレポートが、生データファイルとして知られており、これは、すべての行動についてのすべての応答の正しい測定を提供する。これは、プログラマ、リサーチャ、及びスペシャリストが確実に品質制御を行うことに有益である。
本明細書で述べた試験の各バッテリは、様々な環境に適用することができ、外傷や、行動の適合性の評価を支援する。一実施例では、試験バッテリのスクリーニングを軍事作戦環境で、職務についている兵士の潜在的な外傷の評価のスクリーニングに使用することができる。別の実施例では、試験バッテリのスクリーニングを、アスレチック及びアスリートに関連する外傷といった商業環境で用いることができる。さらに別の実施例では、より深い試験バッテリを戦闘ゾーンにある軍隊の支援ステーションで、あるいは先進医療プロバイダによる伝統的な医療設備で、使用することができる。
商業的あるいは軍事用といった様々な設定におけるモジュールの適用に関して、モジュール(120)と通信するセンサ(1110)を具える評価キットを構成することができる。一実施例では、センサは軍事環境に適用されている。同様に、一実施例では、センサが入力装置として機能する。図11は、評価キットのブロック図である(1100)。センサ(1110)は、参加者と通信する二次表面に適用される。ヘルメットなどの二次表面を用いて、ヘルメットの上の衝撃を考慮した頭蓋の動きを、例えば、破裂からの音又は爆風によって、測定することができる。一実施例では、センサを衣服、ヘルメット、その他に取り付けて、衝撃及び/又は加速を測定できる。これは、外傷評価のファクタとして使用できる。同様に、一実施例では、センサ(1110)二軸センサであり、少なくとも二本の軸上のデータを検知し、更なる実施例では、センサ(1110)が三軸センサであり、少なくとも三本の軸上のデータを検知する。センサ(1110)は、バランス、方向、衝撃、生物指標、及びニューロンの活動といったデータの形の一またはそれ以上を測定できる。一実施例では、例えば、衝撃に対して、センサ(1110)は、例えば、センサの活性化といったあるスレッシュホールドを超える物理的刺激を受けたことに反応して活性化される。同様に、一実施例では、センサは、バランス評価といった連続的なデータの受信に応答して活性化される。センサが一旦活性化すると、信号又は指標が送られ、試験をしているモジュール(1120)を用いて試験を行うことが推奨されていると表示する。一実施例では、信号又は指標がセンサの各軸について異なる。センサの信号又は指標は、限定するものではないが、視覚信号、聴覚信号、及び/又は通信信号を含む。試験モジュール(1120)の詳細は図1に示されている。このように、センサと共にキットが開示されており、モジュールを用いて評価を開始する。
キットに関して上述した通り、モジュールは軍隊や運動競技を含む様々な環境に適用できる。運動競技環境については、脳震盪やその他の頭部に関する障害の初期兆候について患者の評価を保証する。一実施例では、モジュールが、脳震盪の標準評価(SAC)を提供するように構成されており、これは、オリエンテーション(月、日付、週日、年、時間)、即時記憶、神経学的スクリーニング、意識消失、記憶喪失、精神力、感覚、協調、運動手順、再生遅延を測定する。一実施例では、Military Acute Concussion Evaluation(MACE)と呼ばれるSACの軍事バージョンを具える。ここで用いているモジュールは、SAC及びMACEをデジタル処理で送達する。さらに、一実施例では、 Balance Error Scoring System(BESS)など、バランススコアを定量化するセンサの使用を具える。特にこのモジュールは、センサを用いて測定と自動的に計算を行い、BESSを行う間のバランスを測定してそのバランスを定量化する。SACとBESSは、通常、SCAT2(Sport Concussion Assessment Tool 2)の一部として行われる。SCAT−2の使用は、スポーツサイドラインで競技者の体調の診断と管理、特に脳震盪の認識に、スポーツ医療専門家を支援する価値がある。一実施例では、SCAT−2は、戦場にいる軍人にも適用できる。SCAT−2は、サイドラインにおける脳震盪を早期に評価するよう設計されている。SCAT−2は、注意力と記憶機能を評価する簡単な神経認識試験バッテリである、SACを具えているが、SCAT−2は、総合的な神経認識試験に代えること、あるいは、スポーツ脳震盪の現在行われている管理用の独立型ツールとしての使用を意図するものではない。また、症状は障害を受けた数時間後まで現れないことがあることを記憶しておくことも重要である。このように、SCAT−2は、その後、モジュールで構成した3つの試験バッテリの内の一つを行う、予備評価として使用する試験であってもよい。
認識試験及び/又は心理学的試験は、参加者とモジュールの間で行われ、モジュールはデータの取得と評価を伴う試験の実行を支援する機能を有する。図12は、試験モジュールに埋め込んだ試験ツールを示すブロック図(1200)であり、認識評価及び/又は心理学的評価の実行を支援する。説明の目的で、試験モジュール(1210)には、バス(1224)を介してメモリ(1226)と通信する処理ユニット(1220)が設けられている。試験モジュールには、画像表示(1230)と入力エレメント(1240)が設けられており、処理ユニット(1220)に指示を通信する。入力エレメント(1240)は、画像表示上のボタン窓の形であってもよく、入力データを受信するよう構成されている。また、プロセッサと通信するその他の様々な形をとることができる。一実施例では、入力エレメントは、画像表示(1230)上のデータを通信するスティルスでもよい。
メモリ(1226)と通信する機能ユニット(1250)が設けられており、この機能ユニット(1250)が神経−認識評価及び/又は心理学的評価を支援する。図に示すように、機能ユニット(1250)には、試験マネージャ(1252)、出力マネージャ(1254)、及び評価マネージャ(1256)が設けられている。試験マネージャは、試験バッテリを実行するよう機能し、この試験バッテリは、神経−認識試験バッテリと行動試験バッテリを具える。出力マネージャ(1254)は、試験マネージャ(1252)と通信しており、画像表示(1230)上にある神経−認識試験の反応時間データのコンパイルに関する出力データを受け取るよう機能する。評価マネージャ(1256)は、出力マネージャ(1254)と通信して、出力マネージャ(1254)から受け取った出力データを分析し、認識障害の根拠を評価するよう機能する。さらに、評価マネージャ(1256)は、出力データを比較する。評価マネージャ(1256)は、限定するものではないが、現在の出力データと以前の出力データの一またはそれ以上との比較、あるいは現在の出力データとサンプル集団との比較を含む。一実施例では、各試験からの出力データは、メモリ(1226)から個別にアクセス可能である。試験からの出力データは、画像表示、可聴表示、あるいは触覚表示を含む、何らかの形のディスプレイに提示される。一実施例では、評価マネージャ(1256)は、行動試験バッテリに関連する行動プロファイルを評価してスコアを出す。このように、試験マネージャ(1252)、出力マネージャ(1254)、評価マネージャ(1256)は、神経認識試験と行動試験の実行と評価を支援するよう機能する。
上述した通り、試験マネージャ(1252)、出力マネージャ(1254)、及び評価マネージャ(1256)は、以下ツールと呼ぶ。これらは、神経−認識試験と、行動試験の実行と評価を支援するエレメントとして機能する。ツール(1252)、(1254)、及び(1256)は、試験モジュールにローカル接続されたメモリ(1226)内にある。しかしながら、ツール(1252)、(1254)、及び(1256)は、メモリ(1226)に外付けしたハードウエアツールとしてもよく、あるいは、ハードウエアとソフトウエアの組み合わせとして実装することもできる。同様に、一実施例では、ツール(1252)、(1254)、及び(1256)を、個別アイテムの機能を組み込んだ単一の機能アイテムと組み合わせてもよい。このように、マネージャは、ソフトウエアツール、ハードウエアツール、あるいはソフトウエアツールとハードウエアツールの組み合わせとして実装できる。
図15を参照すると、認識効率を評価する一態様を示すフローチャートが示されている。このチャートに示すように、最初の単純反応時間試験、SRT1を対象に行い(1502)、試験の結果をメモリに保存する(1504)。SRT1の結果に次いで、一またはそれ以上の認識試験を対象に行う(1504)。実行した各認識試験の結果をメモリに個別に保存する(1508)。一実施例では、SRT1を行った直後に、一又はそれ以上の認識試験を行う。同様に、一実施例では、認識試験の実行が単一試験に限定されており、あるいは一実施例では、2乃至5の認識試験を含む。最後の認識試験の結果に続いて、第2の単純反応時間試験SRT2を対象に行い(1510)、SRT2の結果をメモリに保存する(1512)。その後、最初と二番目の単純反応時間試験を、例えば、(SRT1−SRT2)あるいは(SRT2−SRT1)などで、比較する(1514)。試験の比較が、メモリに保存されたものとして示されている(1516)。一実施例では、この結果を保存する前に評価してもよく、あるいは、評価及び/又は保存用の二次的位置に通信してもよい。
試験を行った順番に基づく第1及び第2の単純反応時間試験の比較によって、結果データをコンパイルする際に独自のデータシグネチャが生じる。一実施例では、第1及び第2の単純反応時間試験の比較から受け取ったデータが、認識効率の有意な脳の生体信号を生み出す。図15に示すように、使用した試験と共に試験を連続して実行することによって、独自のデータシグネチャが生じる。一実施例では、このシグネチャは、図15に示すシーケンスで実行した試験の完全性、秩序、及び品質に直接関係する。
第1及び第2の単純反応時間試験データの比較は、例えば、患者など特定の対象についてのデータの比較である。特に、患者の第2の単純反応時間試験データは、第1の単純反応時間試験についてのその患者の試験データと比較される。この測定とそれに続く比較を用いて、試験結果に統計的差異があるかどうかを決定し、比較データが認識症状が悪化したとの統計値を示す場合は、通常出ないデータ出力の問題を保証している。一実施例では、ステップ(1516)に続いて、第1及び第2の単純反応時間試験データの比較が、やはり認識症状の悪化とされる、低下を示しているかどうかを決定する(1516)。ステップ(1516)における決定に積極的な応答があると、続いて、認識の悪化を外付けエンジニアリングプラットフォーム(1518)に通信するか、一実施例では、認識の悪化をヘルスケアの専門家に通信する。一実施例では、外付けエンジニアリングプラットフォームは、ソフトウエア又はハードウエアの患者のプラットフォームを具えている。ステップ(1516)における決定に消極的な応答は、実行した単純反応時間試験の評価を終了する。
図16を参照すると、図15に示す試験の順次の実行に基づく単純反応時間試験の比較を示すフローチャート(1600)が示されている。順次二試験を使用し処理することで、本明細書で独自のシグネチャと呼ぶ結果が生じる。試験を順番に実行する前にあるいはこれに続いて、正規プロファイル又は典型的なプロファイルを取得する(1602)。一実施例では、典型的な単一対象に試験が順番に行われ、この対象についての単純反応時間試験の比較を認識して、正規のあるいは典型的なプロファイル又は正規の又は典型的な独自シグネチャとして保存する。同様に、一実施例では、正規あるいは典型的な2又はそれ以上の対象に試験が順番に行われ、各対象について単純反応時間試験の比較を認識して、正規のあるいは典型的なプロファイル又は正規の又は典型的な独自シグネチャとして保存する。一実施例では、複数の試験について統計的分析を行って、正規の又は典型的な対象についての平均及び/又はアベレージシグネチャを作る。ステップ(1602)に続いて、非典型的なプロファイルを得る(1604)。非典型的なプロファイルを得る手順は、データを集める対象が非典型的状態にある点を除いて、正規あるいは典型的なプロファイルを得る手順と同じである。一実施例では、非典型的状態に様々なレベルがあり、非典型的状態について一より多い独自のシグネチャが集められて認識される。このように、非典型的シグネチャと、典型的シグネチャの少なくとも二つの独自のシグネチャが得られる。
図15に示すように、第1及び第2の単純反応時間試験の比較を行い、認識効率の生体サインを得る。同様に、非典型的プロファイルを非典型的でないプロファイルと比較して(1606)、認識効率のプロファイルを得る(1608)。一実施例では、認識効率に関するある範囲の値を含むある範囲の値が、プロファイルデータから得られる。この範囲は、より大きい認識効率と減った認識効率を有するプロファイルを示している。対象に実行している試験からの認識効率は、認識効率のプロファイルと比較される(1610)。このプロファイルに対する対象の比較結果は、対象の認識効率をその範囲のプロファイルの認識効率で置き換えることを表している。一実施例では、認識効率の結果は、対象多非典型的状態にあるかどうかを示す。このように、シグネチャに加えて、あるいはシグネチャとは別に、認識効率のプロファイル比較は、対象の典型的あるいは非典型的状態を評価するのに使用されるツールである。
図15に示す連続的な試験の実行によって得た独自のシグネチャは、使用した試験の性質によるものであり、試験の完全性、秩序、及び品質を含む。一実施例では、図16に示す比較は、このシグネチャと典型的プロファイルとの比較、及びこのシグネチャと非典型的プロファイルとの比較に基づいている。同様に、一実施例では、独自のシグネチャが、サーモメータのように機能するが、温度測定の代わりに独自のシグネチャが対象の状態を測定する。測定した状態の保存したプロファイルとの、あるいはプロファイルセットとの比較は、通常の身体温度と上昇した身体温度に対するサーモメータの温度測定と同様に、非典型的なレベルの測定を提供する。このように、独自のシグネチャが単純反応時間試験が、その間の一又はそれ以上の認識試験と共に順次送達することによって得られ、対象の非典型的状態を評価する独自のツールとして機能する。
図17を参照すると、評価データを使用した認識測定装置を示すフローチャート(1700)が示されている。この測定装置は、測定スケールに対してサーモメータの機能と同様に機能するが、認識データ評価に用いられる。図に示すように、デバイスを評価データの評価に用いる前に、デバイスのスケールを設定する(1702)。一実施例では、このスケールとキャリブレーションは、典型的データと非典型的データのセットに基づいており、関連するデータ範囲を含む。スケールとキャリブレーションが設定されると、試験が行われ(1704)、試験の出力が測定データの形で得られる(1706)。測定は、任意の認識データであってもよい。一実施例では、この測定は単純な測定であり、基準と比較される。特に、この評価からの測定は、測定装置の較正したスケールと比較して(1708)、スケーリングした出力が発生する(1710)。このスケーリングした出力は、測定を示しており、データが較正したスケールの典型的な範囲あるいは非典型的な範囲にあることを示す。非典型的な範囲にあるデータについては、認識障害の可能性を示している。一実施例では、測定装置は、この認識障害を患者のプラットフォームなどの外部プラットフォームに通信する(1712)。このように、測定装置を典型的な及び非典型的な測定を表すデータで構成して、測定装置を用いて評価データを測定して、認識障害を決定することができる。
図17に示して説明した認識障害測定装置は、データセットで較正してスケール化する。認識障害評価データは変更可能であり、また、様々な環境でデータを様々に解釈できる。さらに、測定装置のスケールは、データレンジが異なる別のデータセットによって異なっていてもよい。したがって、デバイスの再較正あるいは再スケーリングが必要となる様々なファクタがある。
図18を参照すると、測定装置を較正又は再較正するプロセスを示すフローチャート(1800)が示されている。測定装置は、改正した認識障害データセット(1802)を受け取る。この改正データは、典型的なプロファイルと非典型的なプロファイルを表す値を含んでいる。一実施例では、測定装置が、ネットワーク装置から改正したデータセットを受信する。改正したデータセットに関連するレンジを、典型的なプロファイルを表すプロファイルと非典型的なプロファイルと共に精査する(1804)。次いで、受け取ったデータについてのスケールを作成する(1806)。このように、測定装置は、改正した認識障害データの受信に応じて較正することができる。
本明細書で述べた認識障害評価装置は、特定の評価を行うようにあらかじめ構成された試験バッテリで構成されている。一実施例では、この評価装置が動的に作動する。特に、この評価装置は、評価を実行するハードウエアで構成することができる。
図19を参照すると、上述したように、一またはそれ以上の埋め込み型ハードウエアセンサを伴う認識障害評価装置を用いたプロセスを示すフローチャート(1900)が示されている。持ち運びのできるコンピュータ装置は、埋め込み型センサと関連する画像表示と共に構成されている(1902)。一またはそれ以上のハードウエアセンサが、画像表示(1904)に埋め込まれている、あるいはこれと通信する。埋め込み型ハードウエアセンサの例には、限定するものではないが、抵抗センサ、容量センサ、あるいはこれらの組み合わせがある。抵抗センサは、トランスデューサ又は電子機械装置であり、変異などの機械的チャージを電気信号に変えてモニタすることができる。同様に、容量センサは、画像表示と通信するセンサによって受信した、あるいはこれに埋め込まれているセンサから受け取った力を測定する。認識障害評価ツールが、埋め込み型センサを介して開始する(1906)と、刺激が伝わって画像表示に表示され(1908)、この刺激の表示が応答を保証する。特に、画像表示との物理的相互作用によってこの応答を受け取る。画像表示の埋め込み型ハードウエアセンサの一またはそれ以上が入力を検出する(1910)。一実施例では、このセンサがスレッシュホールドを有しており、検出した入力は、刺激応答データとして考えるこのスレッシュホールドに合致するあるいはこれを超えるであろう。この装置のハードウエアは、検出した入力に基づいて、第2の又は連続する刺激の選択又は表示を転送する(1912)。この画像表示に埋め込まれたセンサは、刺激の存在に応答して入力を受信するハードウエア装置として機能する。一実施例では、画像表示センサも、試験バッテリの選択又は連続する刺激の選択又は表示用の処理ユニットと通信するよう機能する。このように、画像表示の埋め込み型ハードウエアセンサは、刺激の選択と表示、及び関連する認識障害及び/又は行動障害評価を送信する。
上述したように、認識障害装置は、持ち運び可能であり、様々な活性化ファクタに応答して様々な環境で使用される。評価装置は、例えば、評価を行うプロセスにないといった、装置がアクティブでないときに低電源状態にできると解される。一実施例では、評価装置は、外付け装置に基づいて低電源状態からアクティブ状態に移行することができる。
図20を参照すると、持ち運び可能な評価装置と相互作用するプロセスを描いたフローチャート(2000)が示されている。この相互作用は、装置の動作状況に影響する。図に示すように、受動外付け装置が、持ち運び可能な評価装置(2002)から物理的に取り外して提供されている。受動装置は、データを回収するよう機能し(2004)、一実施例では、回収したデータを持ち運び可能な評価装置に送信する(2006)。一実施例では、受動装置は、開アプリケーションプログラムインターフェースを介して持ち運び可能な評価装置と通信する。受動装置がデータを回収する間、持ち運び可能な評価装置は、限定するものではないが、例示的に、スリープモード、スタンドバイモード、冬眠モード、といった低電源状態で稼働する(2020)。あるいは、一実施例では、代替の低電力モードで稼働する。スリープモードとスタンドバイモードは、画像表示と連続ストレージ装置はオフになっているが、RAMなどのメモリチップは連続的にリフレッシュされる低電力状態である。さらに、処理ユニットは、低電力状態に絞られる。一実施例では、冬眠モードなどの代替の電力節減モードを、評価装置に用いてもよい。
受動外付けセンサが回収したデータが、スレッシュホールドを超える値に達すると、持ち運び可能な評価装置が活性化される(2006)。特に、持ち運び可能な評価装置の動作状態が低電力状態から活性モードになる。一実施例では、受動外付けセンサ、すなわち、このセンサからのデータが評価装置の活性化を制御する。一実施例では、受動外付けセンサが、ブルートゥースなどの無線通信プロトコルを介して評価デバイスと通信する。受動外付けセンサは、限定するものではないが、ヘルメットセンサ、ブレスレットに取り付けたセンサ、その他の形の受動センサを含む。この活性化に続いて、評価装置は、遠隔外付けセンサから受信したデータを読み取る(2022)。初期の試験バッテリが、受信したセンサデータに基づいて選択される(2024)。一実施例では、センサデータが、試験の選択を制御する。別の実施例では、評価装置が受動センサから受信した信号のプロファイルが、試験の選択を指示する。上述した通り、試験データが受信され分析される。一実施例では、試験バッテリから受信したデータのリアルタイムでの結果が、一またはそれ以上の追加の評価の選択を決定できる。評価装置と通信している受動センサの組み合わせによって、センサから回収したデータが評価を保証するときまで、評価装置が低電力状態で稼働する。このように、受動センサは、評価装置の作動状態を移行する、より詳しくは、この状態を低電力状態から評価のための相互作用モードへ変える、外付けハードウエアツールとして機能する。
当業者には自明であるように、本発明の態様は、システム、方法、又はコンピュータプログラム製品として変形である。したがって、本発明の態様は、完全なハードウエア、完全なソフトウエア(ファームウエア、常駐ソフトウエア、マイクロコード、その他を含む)、あるいは、ソフトウエアとハードウエアを組み合わせた態様の形をとることができる。これらは、すべて一般的に、「回路」、「モジュール」、又は「システム」と呼ばれる。さらに、本発明の態様は、コンピュータで読み取り可能なプログラムコードを実装した一またはそれ以上のコンピュータで読み取り可能な媒体に実装したコンピュータプログラム製品の形をとることができる。
一またはそれ以上のコンピュータで読み取り可能な媒体の任意の組み合わせを用いることができる。このコンピュータで読み取り可能な媒体は、コンピュータで読み取り可能な信号媒体、あるいはコンピュータで読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータで読み取り可能な媒体は、限定するものではないが、例えば、電子的、磁気的、光、電磁気、赤外線、あるいは半導体のシステム、装置、あるいはデバイスであってもよく、又は、これらの適宜の組み合わせであってもよい。コンピュータで読み取り可能な保存媒体より詳しい例(非独占的リスト)には、一またはそれ以上のワイヤを有する電気的接続、持ち運び可能なコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(EPROM、又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、持ち運び可能なコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD−ROM)、光ストレージ装置、磁気ストレージ装置、あるいはこれらの適宜の組み合わせが含まれる。本明細書のコンテキストにおいて、コンピュータで読み取り可能なストレージ媒体は、指示実行システム、装置、あるいはデバイスによるあるいはこれらと関連して使用するプログラムを含む又は保存することができる、有見的表現媒体であってもよい。
コンピュータで読み取り可能な信号媒体には、例えば、基本周波数帯あるいはキャリア波の一部として埋め込んだコンピュータで読み取り可能なプログラムコードを伴う伝送データ信号を含む。このような伝送信号は、様々な形をとることができる。限定するものではないが、例えば、電磁気、光、あるいはこれらの適宜の組み合わせである。コンピュータで読み取り可能な信号媒体は、コンピュータで読み取り可能なストレージ媒体でなく、指示実行システム、装置、又はデバイスを用いてあるいはこれらと接続して、プログラムを通信し、伝搬し、あるいは、伝送できる、任意のコンピュータで読み取り可能な媒体であってもよい。
コンピュータで読み取り可能な媒体に埋め込んだプログラムコードは、適宜の媒体を用いて送信できる。この媒体は、限定するものではないが、無線、有線、光ファイバーケーブル、RF、その他、あるいはこれらの適宜の組み合わせが含まれる。
本発明の態様の操作を実行するコンピュータプログラムコードは、一またはそれ以上のプログラム言語の任意の組み合わせで書くことができる。この言語には、Java、Smalltalk、C++、などのオブジェクト指向プログラム言語や、「C」プログラム言語又は同様のプログラム言語など、通常の手続きプログラム言語が含まれる。プログラムコードは、ユーザのコンピュータで完全に、ユーザのコンピュータで部分的に、独立型ソフトウエアパッケージとして、ユーザのコンピュータで部分的にかつ遠隔コンピュータで部分的に、あるいは遠隔コンピュータ又はサーバで完全に、実行できる。後者の場合は、遠隔コンピュータをユーザのコンピュータに、任意のタイプのネットワークを介して接続できる。このネットワークには、ローカルエリアネットワーク(LAN)又は広域ネットワーク(WAN)が含まれる。又は、この接続は外部コンピュータ(例えば、インターネットサーバプロバイダを用いたインターネットを介して)に行ってもよい。
本発明の態様を、本発明の実施例による、方法のフローチャート及び/又はブロック図、装置(システム)及びコンピュータプログラム製品を参照して説明した。フローチャート及び/又はブロック図の各ブロック、及びフローチャート及び/又はブロック図内のブロックの組み合わせは、コンピュータプログラムの指示によって実装できる。これらのコンピュータプログラムの指示は、一般的なコンピュータ、特別目的のコンピュータ、あるいはマシーンを作るその他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサに提供され、コンピュータ又はその他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサを介して実行する指示が、フローチャート及び/又はブロック図のブロックで特定されている機能/動作を実装する手段を作る。
これらのコンピュータプログラムの指示は、コンピュータで読み取り可能な媒体に保存しておいてもよく、この媒体がコンピュータ、その他のプログラム可能なデータ処理装置、あるいは特定の方法で機能するその他のデバイスに指示を出してもよく、このコンピュータで読み取り可能な媒体に保存された指示が、フローチャート及び/又はブロック図又はブロックで特定された機能/動作を実装する支持を含む製造品を作り出す。
このコンピュータプログラムの指示は、コンピュータ、その他のプログラム可能なデータ処理装置、あるいはその他のデバイス上にロードして、コンピュータ、その他のプログラム可能な装置、あるいはその他のデバイスで実行すべき一連の操作ステップを行い、コンピュータ、その他のプログラム可能な装置、で実行する支持が、フローチャート及び/又はブロック図又はブロックで特定された機能/動作を実装するプロセスを提供する。
図に記載したフローチャート及び/又はブロック図は、本発明の様々な実施例によるシステム、方法、及びコンピュータプログラム可能製品の実装可能なアーキテクチュア、機能性、及び操作を示している。この点で、フローチャート又はブロック図の各ブロックは、モジュール、セグメント、コードの一部であってもよく、これは特定の論理機能を実装するための一またはそれ以上の実行可能な指示を含む。すなわち、いくつかの代替的実装例では、ブロックに記載した機能が図に示す順番でなく生じてもよい。例えば、連続して示した二つのブロックは、実際、ほぼ同時に実行できるし、あるいはこれらのブロックは、その機能によっては反対の順序で実行されることもある。また、ブロック図及び/又はフローチャートの各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートのブロックの組み合わせは、特定の機能または動作を実行する特定の目的のハードウエアベースのシステム、あるいは特定の目的のハードウエアとコンピュータの指示の組み合わせによって実装できる。
本明細書で使用した用語は、特定の実施例を説明するためだけのものであり、発明を限定することは意図していない。本明細書で使用されているように、単数の記載「a」、「an」及び「the」は、コンテキストが明確に表示していない限り、複数も含むものである。さらに、明細書で使用する用語「具える」、「具えている」は、記載した特徴、整数、ステップ、動作、要素、及び/又は構成要素の存在を特定するものであるが、一またはそれ以上のその他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、及び/又はこれらのグループの存在あるいは追加を排除するものではない。
特許請求の範囲に記載した、対応する構造、材料、動作、及びすべての手段又はステップと機能要素の均等物は、特に請求の範囲に記載されているように、その他の請求の範囲に記載の要素と組み合わせた、構造、材料、あるいは機能を実行する動作を含むことを意図している。本発明の説明は、図示と説明の目的で記載されているが、開示されている形の発明に限定することは意図していない。多くの変形及び変更が、本発明の範囲と精神から外れることなく、当業者には自明である。実施例は、発明の原理と実際のアプリケーションを最もよく説明して、当業者が、特定の使用に適している様々な変形を用いて、様々な実施例について発明を理解できるようにするために選択され記載されている。したがって、拡張した評価モジュールが、この分野の関係者の認識的および行動的な評価をサポートし、同時に評価においてユニークな試験や関連する試験器具を提供する。
代替実施例
本発明の特定の実施例が説明の目的で記載されているが、発明の精神と範囲から外れることなく様々な変形が可能であることは自明である。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲とその均等の範囲によってのみ制限される。
本発明の特定の実施例が説明の目的で記載されているが、発明の精神と範囲から外れることなく様々な変形が可能であることは自明である。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲とその均等の範囲によってのみ制限される。
Claims (14)
- メモリ及び画像表示と通信するプロセッサと;
前記メモリと通信する試験モジュールであって、少なくとも第1の試験バッテリと第2の試験バッテリを具え、当該第1の試験バッテリが;
第1の単純反応時間試験と;
少なくとも1の認識試験と;
第2の単純反応時間試験と;
を具える、試験モジュールと;
前記試験モジュールと通信するセンサであって、当該センサによって測定したデータを前記プロセッサに通信するセンサと;
第2の試験バッテリを活性化させる第1の試験バッテリからの出力であって、前記第2の試験バッテリが前記第1の試験バッテリと異なる少なくとも一の試験を具える、出力と;
前記第1及び第2の単純反応時間試験から及びメモリに保存されている認識障害試験からの出力データであって、前記試験の各々からの出力が前記メモリから独立してアクセス可能である出力データと;
を具えることを特徴とする装置。 - 請求項1に記載の装置がさらに、認識障害の評価を具え、当該評価が、前記第2の単純反応時間試験からの第2の出力と、前記第1の単純反応時間試験からの第1の出力との比較を具えることを特徴とする装置。
- 請求項2に記載の装置において、前記第1の出力より統計的に大きな値を有する前記第2の出力が、認識障害の悪化を示していることを特徴とする装置。
- 請求項2に記載の装置がさらに、前記第1の測定からの認識効率表示を具え、前記認識効率が、速度と正確性を具えることを特徴とする装置。
- 請求項1に記載の装置がさらに、試験の順次の実行を具え、前記少なくとも一の認識試験の実行に続いて、第1の単純反応時間試験の結論を含むことを特徴とする装置。
- 請求項4に記載の装置がさらに、前記第2の単純反応時間試験の実行と、それに続く前記少なくとも一の認識試験結果を具えることを特徴とする装置。
- 請求項2に記載の装置がさらに、認識障害の評価を具え、当該評価が前記第1の測定と保存してあるプロファイルとの比較を具えることを特徴とする装置。
- 請求項6に記載の装置がさらに、認識障害の評価を具え、当該評価が前記第1の出力と前記第2の出力との比較を具えることを特徴とする装置。
- 請求項1に記載の装置がさらに、動作が非活性モードにある間に低出力状態で作動するプロセッサを具えることを特徴とする装置。
- 請求項9に記載の装置がさらに、前記プロセッサと通信する受動外部センサを具え、当該センサが前記プロセッサから物理的に離れていることを特徴とする装置。
- 請求項10に記載の装置がさらに、外部データを取得し、前記プロセッサの動作状態を当該取得したデータに関連する値に基づいて変更する外部センサを具え、前記センサが当該プロセッサを非活性状態から活性状態に移行する信号を生成することを特徴とする装置。
- 請求項11に記載の装置がさらに、前記信号のプロファイルに基づいて初期試験バッテリの選択を具えることを特徴とする装置。
- 請求項1に記載の装置がさらに、前記試験モジュールと通信する認識機能測定装置を具え、当該認識機能測定装置が前記出力データを受信し、当該出力データを較正したスケールと比較して、出力を生成することを特徴とする装置。
- 請求項13に記載の装置において、前記認識機能測定装置が、典型的な範囲と非典型的な範囲を具え、前記非典型的な範囲のデータが認識障害を表しており、さらに、生成され、前記非典型的な範囲で測定したデータ用の外部患者プラットフォームに通信する出力データを具えることを特講とする装置。
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