JP2017510147A - フレキシブルサブフレーム動作の期間中のシステム情報の取得に関する方法及びノード - Google Patents

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Abstract

本開示は、無線通信システムのネットワークノードにより運用される第1のセル内に位置する無線デバイスにおいて実行される方法に関する。当該方法は、ある時間ピリオドの期間中に少なくとも1つの自律的ギャップを用いて第2のセルのシステム情報を取得すること(510)、を含む。前記無線デバイスは、前記時間ピリオドの少なくとも一部の期間中に前記第1のセルにおいてフレキシブルサブフレーム割り当て方式で構成される。上記方法は、前記フレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられる、アップリンクフィードバック信号の最小数に対応する値Nminを取得すること(520)、をさらに含む。上記方法は、前記時間ピリオドの期間中のダウンリンクデータへの応答として、少なくとも前記最小数Nminのアップリンクフィードバック信号を送信すること(530)、をも含む。本開示は、ネットワークノードにおける方法、並びに無線デバイス及びネットワークノードにも関する。【選択図】図2

Description

ここでの実施形態は、電気通信システムなどの無線通信システムに関する。フレキシブルサブフレーム動作が構成される際のシステム情報(SI)取得の期間中のアップリンク(UL)フィードバックを管理するための方法及び無線デバイス、並びに、フレキシブルサブフレーム動作が構成される際のSI取得の期間中に無線デバイスがULフィードバックを管理することを支援するための方法及びネットワークノードが開示される。そのうえ、対応するコンピュータプログラム及びコンピュータプログラムプロダクトが開示される。
通信システム内で、その時点のトラフィック条件にUL及びダウンリンク(DL)サブフレームの数をより良好に適応させる目的で、フレキシブルサブフレーム方式を適用することが可能である。例えば、存在するのがほとんどDLトラフィックである場合、多くのDLサブフレームを伴う方式を使用することが好適である。
[ダイナミック時間分割複信におけるフレキシブルサブフレーム]
ダイナミック時間分割複信(TDD)システムにおいて、一群のサブフレームは固定的なサブフレームであり、即ちそれらは全ての無線フレームにおいてULサブフレーム又はDLサブフレームのいずれかであり、一方、その他はフレキシブルサブフレームであり、即ちある無線フレームではそれらはULサブフレームであって他の無線フレームでは同じサブフレームがDLサブフレームであるかスペシャルサブフレームでさえあり得る。UL方向又はDL方向の割り当ては、1つの無線フレーム又は複数の無線フレームごとに、動的なやり方で行われる。フレキシブルサブフレームは、互換可能に、ダイナミックサブフレームとも呼ばれる。
表1は、既存のTDDコンフィグレーション(UL−DLコンフィグレーション又はTDD UL−DLコンフィグレーションとしても知られる)を示している。
Figure 2017510147
図1aは、2つのレガシーTDDコンフィグレーション(コンフィグレーション0及び2)から行われるダイナミックTDDコンフィグレーションの一例を示している。TDDコンフィグレーションは、UL/DLサブフレームコンフィグレーションとも呼ばれる。
[フレキシブルサブフレームの構成]
フレキシブルサブフレームは、あるセル内で構成される。また、UEは、シグナリングの手段によりフレキシブルサブフレームについて通知をされる。本文書において、サブフレームは、あるTDDコンフィグレーションにおいてULサブフレームであって別のTDDコンフィグレーションにおいてはDL又はスペシャルサブフレームである場合に、フレキシブルであるものとして言及される。より具体的には、サブフレームは、あるTDDコンフィグレーションにおいてULサブフレームであって他のTDDコンフィグレーションにおいてDLサブフレーム又はスペシャルサブフレームである場合に、フレキシブルサブフレームであり得る。また、サブフレームは、あるTDDコンフィグレーションにおいてULサブフレームであって別のTDDコンフィグレーションにおいてDLサブフレームである場合にも、フレキシブルであり得る。同じセル内で異なる無線フレームにおいて、又は、異なるセル内で同じ若しくは異なる無線フレームの期間中に、第1及び第2のTDDコンフィグレーションを使用することができる。TDDコンフィグレーションは、互換可能に、UL−DLコンフィグレーション又はスペシャルサブフレームコンフィグレーションとも呼ばれてよい。2つのコンフィグレーションは、ULスケジューリング及びHARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)タイミングのために使用されるコンフィグレーション及びDL HARQタイミングのために使用されるコンフィグレーションのいずれかであってもよい。さもなければ、それは例えば表1のコンフィグレーション0及び5のような固定的なコンフィグレーションに基づくかもしれない。この例(コンフィグレーション0及び5)では、サブフレーム{3,4,7,8,9}がフレキシブルであるはずである。
現在のところ、3GPPにおいて、例えば10、20、40、80msというピリオドなど、ある時間ピリオドにわたって適用されることになるTDDコンフィグレーションが、DL制御情報(DCI)フォーマット1Cの手段によってUEへ通信されるものと議論されている。UEは、その時点の無線フレームから、又は後続の何らかの無線フレームにおいて、このコンフィグレーションを適用する必要があるであろう。
[半二重動作におけるフレキシブルサブフレーム]
半二重(HD)では、又はより具体的にはHD周波数分割複信(HD−FDD)では、UL送信及びDL送信は、ペアリングされた異なるキャリア周波数上で発生し、但し同じセル内で時間的に同時ではない。これは、UL送信及びDL送信が異なるタイムスロット又はサブフレームにおいて発生することを意味する。言い換えれば、ULサブフレーム及びDLサブフレームは、時間的に重複しない。DL、ULのために使用されるサブフレーム及び未使用のサブフレームの数及び位置は、1つの無線フレーム又は複数の無線フレームごとに変化し得る。例えば、1つのフレーム(フレーム#1とする)において、DLのためにサブフレーム9、0、4及び5が使用され、UL送信のためにサブフレーム2、5及び7が使用される。しかし、他のフレーム(フレーム#2とする)において、DLのためにサブフレーム0及び5が使用され、UL送信のためにサブフレーム2、3、5、7及び8が使用される。いくつかのサブフレームは、ULサブフレームとDLサブフレームとの間の切り替えを考慮に入れて未使用である。この例では、サブフレーム3、4、8及び9が、無線フレーム#1及び#2にわたってUL、DL及び未使用サブフレームの間で変化することから、フレキシブルサブフレームであると見なされ得る。
[自律的ギャップを用いたSI取得]
HSPA(High Speed Packet Access)及びLTE(Long Term Evolution)において、サービングセルは、ターゲットセルのSIを取得することをUEへリクエストすることができる。より具体的には、ターゲットセルを一意に識別するセルグローバル識別子(CGI)を取得するために、SIはUEにより読み取られる。
UEは、例えば、HSPAでは無線ネットワークコントローラ(RNC)から、LTEのケースではeNodeBからの無線リソース制御(RRC)シグナリングを介する、サービングネットワークのからの明示的なリクエストの受信後に、ターゲットセル(例えば、イントラ、インター周波数、又はインターRATのセル)のSIを読み取る。そして、取得されるSIは、サービングセルへとレポートされる。これらシグナリングメッセージは、関係するHSPA仕様及びLTE仕様内に定義されている。
LTEでは、UEは、ターゲットセルがE−UTRANイントラ又はインター周波数である場合、(FDD又はTDDであり得る)ターゲットE−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)セルのCGI(E−UTRAN CGI(ECGI)としても知られる)を取得するために、ターゲットE−UTRANセルのマスター情報ブロック(MIB)及びSIブロック#1(SIB1)を読み取らなければならない。MIB及びSIB1は、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)及び物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)上でそれぞれ予め定義されるスケジューリングインスタンスにおいて送信される。
ターゲットセルのCGIを含むSIを取得する目的で、UEは、後に説明される通りのマスター情報ブロック(MIB)及び関係するSIブロック(SIB)を含むSIの少なくとも一部を読み取らなければならない。SIの読み取り/復号/取得、CGI/ECGIの読み取り/復号/取得、CSG SIの読み取り/復号/取得との用語は、互換的に使用されることがある。一貫性のために、より広い用語である“SIの読み取り又は取得”が使用される。
CGIの取得のためのSIの読み取りは、UEにより自律的に生成される測定ギャップの期間中に遂行される。ギャップの数及びそれらのサイズは、よって、UEの実装に依存すると共に、無線条件又は読み取られるべきSIのタイプといった他の要因にも依存する。
TDDイントラ周波数測定について、CGIのレポートのために自律的ギャップが使用される場合、UEは、Tidentify_CGI,intra=Tbasic_identify_CGI,intrams内にE−UTRAセルの新たなCGIを識別できることを要し得る。ここで、Tbasic_identify_CGI,intraは、E−UTRAセルの新たなCGIをUEが識別するための最大許容時間である。Tbasic_identify_CGI,intraは、150msに等しい。この要件は、不連続受信(DRX)が使用されない場合に適用される。
連続的にDLデータが割り当てられ、DRXが使用されず、かつ測定ギャップが構成されない場合、UEは、E−UTRAセルの新たなCGIの識別の期間中に、次の表2に記述された数の確認応答/否定応答(ACK/NACK)を少なくとも送信できるものとされている。ここでの連続的な送信は、ネットワークノードがTbasic_identify_CGI,intraの期間中の全てのDLサブフレーム内でデータを送信することを意味する。
Figure 2017510147
[問題]
UEは、自律的ギャップにおいて非サービングセルのSIを取得する。自律的ギャップの期間中に、UEは、サービングセルにおいて受信及び送信を行わず、よって、サービングセルのSIを含むいかなる種類のサービング信号も受信できない。これは、UEが一度に1つの物理チャネル(例えば、PBCH、PDSCH)のみを復号可能であって、SIがPBCH及びPDSCH上で送信されるからである。
既存のLTE TDDの解決策では、UEは、静的なTDDコンフィグレーションの下で仕様化され及び適用可能とされている、予め定義されたSI読み取り要件を充足することを要する。このケースでは、UEによりSIが取得されるピリオド(T0)全体にわたって、サービング及び非サービングキャリア上の全てのセル内で、同じTDDコンフィグレーションが使用される。
ある最小のサービングセル性能を保証する目的で、予め定義されるSI読み取り要件によれば、UEは、連続的なDLデータ送信に応答して、T0の期間中に少なくともある数のACK/NACKを送信することをも要する。静的なTDDでは、HARQタイミングは固定的であり、送信されるべきACK/NACK数の観点での要件もまた固定的であってTDDコンフィグレーションに依存する。
しかしながら、ダイナミックTDD又はHD−FDDといったフレキシブルサブフレーム動作を伴うシステムでは、サブフレームの方向が、時には毎無線フレームとなるほど急速に変化し得る。この場合、T0の期間中に最小数のACK/NACKを送信するという観点でのUEの振る舞いは、仕様化されていない。これは、フレキシブルサブフレーム動作を伴う場合に、UEがいかなる要件にも準拠しないことを意味し、よって、以下の問題の1つ以上がもたらされる:
・SI取得の期間中のデータ受信及び送信の観点でのサービングセル性能の劣化
・UEがネットワークノードにより送信されるスケジューリンググラントを使用可能でないかもしれないことによる、スケジューリンググラントの損失
・UEがT0の期間中に必要数に満たない自律的ギャップしか生成しない場合の、SI読み取り性能の劣化又はSI取得の失敗
目的は、上で言及した問題のうちの1つ以上を軽減し又は少なくとも減少させることであり得る。この目的及び他の目的は、独立項に係る方法、無線デバイス及びネットワークノードにより達成され、並びに従属項に係る実施形態により達成される。
第1の側面によれば、上記目的は、フレキシブルサブフレーム動作が構成される際のシステム情報の取得の期間中のULフィードバックを管理するための、無線デバイス又はユーザ機器(UE)により実行される方法により達成される。無線通信システムのネットワークノードにより運用される第1のセル内に位置する無線デバイスにおいて実行される方法が提供され、当該方法は、ある時間ピリオドの期間中に少なくとも1つの自律的ギャップを用いて第2のセルのシステム情報を取得すること、を含む。上記無線デバイスは、上記時間ピリオドの少なくとも一部の期間中に上記第1のセルにおいてフレキシブルサブフレーム割り当て方式で構成される。上記方法は、さらに、上記フレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられる、ULフィードバック信号の最小数に対応する値Nminを取得すること、をさらに含む。上記方法は、上記時間ピリオドの期間中のDLデータへの応答として、少なくとも上記最小数NminのULフィードバック信号を送信すること、をも含む。
第2の側面によれば、上記目的は、無線通信システムのネットワークノードにより運用される第1のセル内に位置する場合に、ある時間ピリオドの期間中に少なくとも1つの自律的ギャップを用いて第2のセルのシステム情報を取得するように構成される無線デバイスにより達成される。上記無線デバイスは、上記時間ピリオドの少なくとも一部の期間中に上記第1のセルにおいてフレキシブルサブフレーム割り当て方式で構成される。上記無線デバイスは、上記フレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられる、アップリンクフィードバック信号の最小数に対応する値Nminを取得する、ようにも構成される。上記無線デバイスは、上記時間ピリオドの期間中のDLデータへの応答として、少なくとも上記最小数NminのULフィードバック信号を送信する、ようにさらに構成される。
第3の側面によれば、上記目的は、フレキシブルサブフレーム動作が構成される際のシステム情報の取得の期間中のULフィードバックを無線デバイスが管理することを支援するための、ネットワークノードにより実行される方法により達成される。第1のセルを運用する無線通信システムの上記ネットワークノードにおいて実行される方法が提供される。上記第1のセルにより無線デバイスがサービスされる。上記方法は、上記無線デバイスが第2のセルのシステム情報を取得する時間ピリオドの少なくとも一部の期間中に、上記第1のセル内でフレキシブルサブフレーム割り当て方式で動作するように上記無線デバイスを構成する構成情報を、上記無線デバイスへ送信すること、を含む。上記方法は、上記時間ピリオドの期間中のDLデータへの応答として上記無線デバイスが送信するものとされるULフィードバック信号の最小数に対応する、上記フレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられる値Nminを取得すること、をも含む。上記方法は、上記時間ピリオドの期間中に上記第1のセルにおいて上記無線デバイスへDLデータを送信することと、送信された上記DLデータへの応答として、上記第1のセルにおいて、少なくとも上記最小数NminのULフィードバック信号を受信することと、をさらに含む。
第4の側面によれば、上記目的は、第1のセルを運用するように構成される無線通信システムのためのネットワークノードにより達成される。上記第1のセルにより無線デバイスがサービスされる。上記ネットワークノードは、上記無線デバイスが第2のセルのシステム情報を取得する時間ピリオドの少なくとも一部の期間中に、上記第1のセル内でフレキシブルサブフレーム割り当て方式で動作するように上記無線デバイスを構成する構成情報を、上記無線デバイスへ送信する、ようにさらに構成される。上記ネットワークノードは、上記時間ピリオドの期間中のDLデータへの応答として上記無線デバイスが送信するものとされるULフィードバック信号の最小数に対応する、上記フレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられる値Nminを取得する、ようにも構成される。さらに、上記ネットワークノードは、上記時間ピリオドの期間中に上記第1のセルにおいて上記無線デバイスへDLデータを送信し、送信された上記DLデータへの応答として、上記第1のセルにおいて、少なくとも上記最小数NminのULフィードバック信号を受信する、ようにさらに構成される。
さらなる側面によれば、上記目的は、上の側面に対応するコンピュータプログラム及びコンピュータプログラムプロダクトにより達成される。
上の様々な側面の1つの利点は、フレキシブルサブフレーム構成が使用される場合でさえも、UEがシステム情報を取得する時間ピリオドの期間中にサービングセル性能が保証されることである。その性能は、UEがサービングセルからデータを受信することのできるDLサブフレームの何らかの最小数の観点で保証される。
上の様々な側面の他の利点は、フレキシブルサブフレーム構成が使用される場合でさえも、UEがSIを取得する時間ピリオドの期間中の連続的なDLデータ送信への応答として最小数のACK/NACKを送信するというケイパビリティの観点で、UEの振る舞いが仕様化され及び明確となることである。
他の利点は、UEがあるセルのSIを取得する際にネットワークノードがスケジューリンググラントをより良好に利用し得ること、第2のセルのSIの取得が予め定義される期間中に正確に実行され得ること、及び、上記時間ピリオドの期間中にSIを取得するために必要十分な数の自律的ギャップをUEが生成することが可能となることである。
ここで開示される実施形態の態様な側面が、それらの特定の特徴及び利点を含めて、以下の詳細な説明及び添付図面から容易に理解されるであろう。
2つのレガシーTDDコンフィグレーションからなされる、ダイナミックTDDコンフィグレーションの概略図である。 ここでの実施形態が実装され得る例示的な無線通信システム100の概略図である。 実施形態に係る例示的な方法を概略的に示すフローチャートである。 本発明のいくつかの実施形態に係る無線デバイスにおける例示的な方法を示すフローチャートである。 本発明のいくつかの実施形態に係る無線デバイスを概略的に示すブロック図である。 本発明のいくつかの実施形態に係るネットワークノードにおける例示的な方法を示すフローチャートである。 本発明のいくつかの実施形態に係る無線デバイスを概略的に示すブロック図である。 本発明のいくつかの実施形態に係る無線デバイスにおける方法を示すフローチャートである。 本発明のいくつかの実施形態に係る無線デバイスにおける方法を示すフローチャートである。 本発明のいくつかの実施形態に係るネットワークノードにおける方法を示すフローチャートである。 本発明のいくつかの実施形態に係るネットワークノードにおける方法を示すフローチャートである。 本発明のいくつかの実施形態に係る無線デバイスを概略的に示すブロック図である。 本発明のいくつかの実施形態に係るネットワークノードを概略的に示すブロック図である。
本発明の実施形態において、SI取得の期間中のデータ送受信の観点での劣化するサービングセル性能の問題は、無線デバイスがフレキシブルサブフレーム割り当て方式で構成される場合に生じ、無線デバイスがSIを取得する時間ピリオド内のDLデータへの応答として無線デバイスが少なくとも最小数NminのULフィードバック信号を送信するという解決策により解決される。値Nminは、無線デバイスが構成されるフレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられ、よって、無線デバイスにより取得され得ると共に、無線デバイスにサービスするネットワークノードにより取得され得る。値Nminは、よって、サービングセル性能をあるレベルに保証することができるように設定され得る。性能は、無線デバイスが自律的ギャップを使用して他のセルのSIを取得する時間ピリオド内にサービングセルからUEがデータを受信できるDLサブフレームの何らかの最小数の観点で保証される。
従来技術の問題をさらに説明するために、留意されることは、TS36.133 Rel-12 version12.2.0によると、“reportCGI”の目的での測定のためにネットワークによりリクエストされた場合にUEがCGIを識別し及びレポートするものとされていることである。UEは、MIB及びSIB1メッセージを受信するために、DL受信及びUL送信内に自律的ギャップを設け得る。
TS36.133“E-UTRA TDD intra-frequency measurement with autonomous gap”のセクション8.1.2.2.4から、次のような結論が導かれ得る。イントラ周波数測定のケースでは、UEは、Tidentify_CGI,intra=Tbasic_identify_CGI,intraの間にE−UTRAの新たなCGIを識別できることを要し得る。ここで、Tbasic_identify_CGI,intra=150msである。これは、リファレンス信号受信電力(RSRP)がある副次的な条件を充足することを要し得ることを意味する。CGIを識別するための最大時間、及びRSRPについての副次的な条件の充足という上記要件に加えて、UEは、Tidentify_CGI,intramsの期間中にある数のACK/NACKを送信することを要する。この数は、TDD UL/DLコンフィグレーションに依存し、背景技術欄の表2に示されている。
しかしながら、ダイナミックTDDでは、異なる複数の無線フレームが異なるTDDコンフィグレーションを有するかもしれず、従って、TDD UL/DLコンフィグレーションに依存するTidentify_CGI,intramsの期間中にUEがある数のACK/NACKを送信しなければならないという上記要件は、適用可能ではない。従って、ダイナミックTDDのケースでは、いくつのACK/NACKをUEがTidentify_CGI,intramsの期間中に送信しなければならないかという要件は、DLサブフレームの数が最小であるTDDコンフィグレーションに関連する数のACK/NACKを少なくとも送信する、ということであろう。DLサブフレームの数が最小であるTDDコンフィグレーションは、TDDコンフィグレーション0である(背景技術欄の表1参照)。従って、ダイナミックTDDのケースにおいて、UEは、背景技術欄の表2においてTDDコンフィグレーション0向けのACK/NACKの最小数として示されている少なくとも18個のACK/NACKを送信することができるものとされる。本結論は、ダイナミックTDDのケースにおいて、自律的ギャップでのイントラ周波数測定について、UEはTidentify_CGI,intramsの期間中に少なくとも18個のACK/NACKを送信することができるものとする、ということである。
自律的ギャップでのイントラ周波数測定と同様に、TS 36.133“TDD-TDD and TDD-FDD inter-frequency measurement with autonomous gap”のセクション8.1.2.3.6及び8.1.2.3.7から、インター周波数測定について、次のような結論が導かれ得る。“reportCGI”の目的での測定について自律的ギャップが使用される場合、UEは、Tidentify_CGI,inter=Tbasic_identify_CGI,intermsの間にE−UTRAの新たなCGIを識別できるものとされ、ここでTbasic_identify_CGI,inter=150msである。
これは、RSRPがある副次的な条件を充足することを要し得ることを意味する。CGIを識別するための最大時間、及びRSRPについての副次的な条件の充足という上記要件に加えて、UEは、Tidentify_CGI,intermsの期間中に30個のACK/NACKを送信することを要する。この要件はTDDコンフィグレーション1に基づいて設定されており、なぜならそれが共通的なコンフィグレーションだからである。しかしながら、ダイナミックTDDでは、異なる複数の無線フレームが異なるTDDコンフィグレーションを有するかもしれず、従って、TDDコンフィグレーション1に基づく上記要件は適用可能ではない。従って、ダイナミックTDDのケースでは、いくつのACK/NACKをUEがTidentify_CGI,intermsの期間中に送信しなければならないかという要件は、DLサブフレームの数が最小であるTDDコンフィグレーションに関連する数のACK/NACKを少なくとも送信する、ということであろう。DLサブフレームの数が最小であるTDDコンフィグレーションは、TDDコンフィグレーション0である(背景技術欄の表1参照)。従って、ダイナミックTDDのケースにおいて、UEは、背景技術欄の表2においてTDDコンフィグレーション0向けのACK/NACKの最小数として示されている少なくとも18個のACK/NACKを送信することができるものとされる。本結論は、ダイナミックTDDのケースにおいて、並びにTDD−TDD及びTDD−FDDでの自律的ギャップでのインター周波数測定について、UEはTidentify_CGI,intermsの期間中に少なくとも18個のACK/NACKを送信することができるものとする、ということである。
よって、eIMTA(Enhanced Interference Mitigation & Traffic Adaptation)は3GPPにより定義されたフレキシブルTDDサブフレーム割り当て方式であるが、eIMTAについての無線リソース管理(RRM)要件に関する例示的な実施形態において、次のような結論がなされている:
・ダイナミックTDDのケースにおいて、自律的ギャップでのイントラ周波数測定について、UEは、Tidentify_CGI,intramsの期間中に少なくとも(Nminの一例として)18個のACK/NACKを送信できるものとする。
・ダイナミックTDDのケースにおいて、TDD−TDD及びTDD−FDDの自律的ギャップでのインター周波数測定について、UEは、Tidentify_CGI,intermsの期間中に少なくとも(Nminの一例として)18個のACK/NACKを送信できるものとする
以下の説明を通じて、適用可能な場合、同様の要素、ユニット、モジュール、回路、ノード、部品、品目又は特徴を表すために、同様の参照番号が使用されている。図中で、いくつかの実施形態にのみ現れる特徴は、破線で示される。
図1bは、ここでの実施形態が実装され得る例示的な無線通信システム100を描いている。この例において、無線通信システム100は、LTEシステムである。他の例において、無線通信システムは、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)ネットワーク、又はGSM(Global System for Mobile communication)などといった、いかなる3GPP無線通信システムであってもよい。無線通信システム100は、上述したシステムの任意の1つ又はそれらの組み合わせの進化版であってさえもよい。さらに、それら実施形態は、UEが単一のキャリアによりサービスされる(シングルキャリア動作ともいう)ように構成され、又はネットワークノード内の単一のキャリアを使用するように構成される形で説明される。しかしながら、それら実施形態は、マルチキャリア動作又はキャリアアグリゲーション動作にも適用可能である。
無線通信システム100は、ここで第1のネットワークノードとして言及されるネットワークノード120を含む。本明細書で使用されるところによれば、「ネットワークノード」という用語は、無線ネットワークノード、基地局(BS)、基地送受信局(BTS)、無線基地局(RBS)、リモート無線ユニット(RRU)若しくはリモート無線ヘッド(RRH)、アクセスポイント、いわゆる第3世代(3G)ネットワークにおけるNodeB、LTEネットワークにおける拡張NodeB、eNodeB若しくはeNB、リレーノード、中継機を制御するドナーノード、送信ポイント若しくはノード、分散アンテナシステム(DAS)におけるノード、又はコアネットワークノードなどへの言及であってよい。UTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)ネットワークでは、「無線ネットワークノード」との用語は、無線ネットワークコントローラへの言及でもあり得る。さらに、GERAN(Global System for Mobile Communications (GSM) EDGE Radio Access Network)においては、EDGEはEnhanced Data rates for GSM Evolutionの短縮形であるが、「無線ネットワークノード」との用語は、基地局コントローラ(BSC)への言及であってもよい。
ネットワークノード120は、マクロセル、マイクロセル、ピコセル、フェムトセルなどといった第1のセル101を運用し得る。
さらに、第1のセル101内に無線デバイス110が位置している。別の言い方をすれば、無線デバイス110は、第1のセル101に関連付けられている。これは、無線デバイス110が第1のセル101へ接続されており、若しくは第1のセル101によりサービスされており、又は無線デバイス110が第1のセル101に滞在している、ということを意味し得る。
本明細書で使用されるところによれば、「無線デバイス」という用語は、UE、加入者ユニット、モバイルフォン、セルラーフォン、無線通信ケイパビリティを具備するPDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン、内部若しくは外部のモバイルブロードバンドモデムを具備するラップトップ若しくはパーソナルコンピュータ(PC)、無線通信ケイパビリティを伴うタブレットPC、ポータブル電子無線通信デバイス、又は無線通信ケイパビリティを具備するセンサデバイスなどへの言及であってよい。センサは、風、温度、気圧及び湿度などのいかなる種類の気候センサであってもよい。さらなる例として、センサは、光センサ、電子スイッチ、マイクロフォン、ラウドスピーカ、及びカメラセンサであってもよい。時には、「ユーザ」又は「加入者」との用語が無線デバイスへ言及するために使用されることもある。
さらに、無線通信システム100は、第2のセル102を含む。第2のセル102は、第1のネットワークノード120により運用されてもよく、又はここで第2のネットワークノードとして言及される別のネットワークノード130により運用されてもよい。よって、より概略的には、無線通信システムは、ネットワークノード120により運用されるか又は別のネットワークノード130により運用されるかに依存して第1のセル101又は第2のセル102であり得るセルを含む。ある例において、第1のセル101及び第2のセル102の双方がネットワークノード120により運用される。第1のネットワークノードは、典型的には、無線デバイスのサービングネットワークノードであり、第2のネットワークノードは、隣接ネットワークノードであってよく、無線デバイスは、隣接ネットワークノードから信号を受信し及び/又は情報を取得することができる。
第1のネットワークノードによりサービスされるUEにおける例示的な方法は、以下のステップのうちの1つ以上を含み得る:
・例えばT0などの予め定義される時間ピリオドといった、フレキシブルサブフレーム割り当てに適用可能なある時間ピリオドの期間中に、セルのSIを取得する。時間ピリオドT0の少なくとも一部の期間中に、UEは、少なくとも1つのフレキシブルサブフレーム割り当て方式で構成され又は動作する。
・ULフィードバック信号(例えば、ACK/NACK)の最小数(Nmin)を取得する。ここで、Nminの値は、予め定義される情報に基づいて決定されてもよく、又は第1のネットワークノードから受信される情報に基づいて決定されてもよい。UEは、好適には、上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中の第1のネットワークノードによるUEへの例えばPDSCH上での少なくとも連続的なDLデータの送信への応答として、上記最小数NminのULフィードバック信号を送信すべきである。Nminは、構成されるフレキシブルサブフレーム割り当てに関連付けられる。
・上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中の第1のネットワークノードによるUEへの少なくとも連続的なDLデータの送信への応答として、上記最小数(Nmin)のULフィードバック信号を送信する。
・例えば第1のネットワークノードへのシグナリングなど、1つ以上の無線動作のために、取得されたSIを使用する。
上記UEへサービスする第1のネットワークノードにおける例示的な方法は、以下のステップのうちの1つ以上を含み得る:
・UEを少なくとも1つのフレキシブルサブフレーム割り当て方式(例えば、ダイナミックTDD動作、フレキシブルTDD動作又はHD−FDD動作)で構成する。
・予め定義される時間ピリオド(例えば、T0)など、フレキシブルサブフレーム割り当て方式に適用可能なある時間ピリオドの期間中に少なくとも1つのセルのSIを取得するようにUEを構成する。
・上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中の全てのDLサブフレームにおいて、UEへ例えばPDSCH上でDLデータを送信する。
・上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中の連続的なDLデータの送信への応答としての、少なくとも最小数(Nmin)のULフィードバック信号を受信する。Nminは、構成されたフレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられる。
ダイナミックTDDサブフレーム割り当て(例えば、ダイナミックTDDシステム、又はHD−FDD動作)において、一群のサブフレームは固定的なサブフレームであり、一方でその他はフレキシブルサブフレームである。固定的なサブフレームとは、全ての無線フレームにおいてULサブフレームであるか、又は全ての無線フレームにおいてDLサブフレームであるか、のいずれかである。フレキシブルサブフレームは、ある無線フレームにおいてはULサブフレームであり、他の無線フレームにおいてはDLサブフレームであることができる。UL方向又はDL方向の割り当ては、動的なやり方でなされる。サービングセルの性能は、UEがそのサービングセルにおいて送受信を行うことのできるサブフレーム数の観点で表現され得る。UEは、あるセルのSIを取得するために自律的ギャップを生成するかもしれない。しかしながら、UEが自律的ギャップを生成する場合、ダイナミックUL/DLサブフレーム割り当ては、サービングセルの性能の性能をなお一層予測不能にする。ここでの少なくともいくつかの実施形態により、この問題が解決される。よって、ここでの実施形態は、システム性能を改善させる。
図2は、図1bの無線通信システム100との関連において実行される場合の、ここでの実施形態に係る例示的な方法を描いている。
1つ以上の次のアクション又はステップは、いかなる適した順序で実行されてもよい。
[アクション201]
第1のネットワークノード120は、少なくとも1つのフレキシブルサブフレームでUEを構成し得る。少なくとも1つのフレキシブルサブフレームは、背景技術欄で説明したような、例えば時間ピリオドT0の期間中など、ある時間ピリオドの期間中に適用可能であり得るフレキシブルサブフレーム構成方式に含まれ得る。当該時間ピリオドは、背景技術欄で言及したようなDCIにより付与されてもよい。アクション201は、図4bにおける構成モジュール1020により実行され得る。
[アクション202]
第1のネットワークノード120は、既知のやり方に従ってSIを取得するように、無線デバイスを構成し、又は無線デバイスに命令/指示し得る。このアクションへの応答として、無線デバイスは自律的ギャップを生成し得るが、それによって、無線デバイスは、アクション208において送信されるDLデータ(又は、あてはまる場合にはULデータ)のいくつかを逸失し得る。但し、UEは、DLにおいてスケジューリングされるのみである場合にはDLデータを逸失することになり、ULにおいてスケジューリングされるのみである場合にはULデータを逸失するであろう。しかしながら、セクション「フレキシブルサブフレーム動作下でのSI取得の期間中のスケジューリングのネットワークノードにおける適応方法」において説明されるようにDLデータの逸失が回避されてもよい。アクション202は、図4bにおける構成モジュール1020により実行され得る。
[アクション203]
無線デバイス110は、例えば第2のセル及び/又は第1のセルについてSIを取得するものとされていることに関する情報を取得(例えば、受信)し得る。アクション203は、図3bにおける取得モジュール820により実行され得る。
[アクション204]
第1のネットワークノード120は、最少ULフィードバックに関する情報でさらに無線デバイスを構成し得る。最少ULフィードバックに関する情報は、どのサブフレームにおいて無線デバイスがULフィードバック(例えば、ACK/NACKといったHARQフィードバック)を送信するものとされるのかを特定してもよい。最少ULフィードバックに関する情報は、ULフィードバック信号及び/又はそれに対応するサブフレームの最小数であってもよい。そのうえ、最少ULフィードバックに関する情報は、例えばUL/DLコンフィグレーションなど、フレキシブルサブフレーム構成方式に関連付けられてもよい。本アクションは、図4bにおける構成モジュール1020により実行され得る。
このやり方で、無線デバイス及び第1のネットワークノードは、HARQタイミング、即ち無線デバイスからいつULフィードバックが送信されるか、の共通の理解を獲得し得る。
[アクション205a及び/又は205b]
第1のネットワークノード120が無線デバイスへSIを送信し、及び/又は、第2のネットワークノード130が無線デバイスへSIを送信する。
[アクション206]
無線デバイス110は、第1のネットワークノードからSIを受信する。代替的に、無線デバイス110は、第2のネットワークノード130からSIを受信してもよい(この代替は図2には示されていない)。
[アクション207]
無線デバイス110は、最少(min)ULフィードバックを取得する。最少ULフィードバックは、アクション201でのように適用され又は構成された少なくとも1つのフレキシブルサブフレームに関連付けられてもよい。よって、最少ULフィードバックは、UL/DLコンフィグレーションといったフレキシブルサブフレーム構成方式に関連付けられてもよい。
いくつかの例において、最少ULフィードバックは、アクション204でのように第1のネットワークノードにより構成されてもよい。最少ULフィードバックは、例えば第1のネットワークノードから送信されてもよい。
いくつかの例において、最少ULフィードバックは、セクション「UEにおけるフレキシブルサブフレーム動作下でのSI取得の期間中のサービングセル性能の適応方法」内の項番4において説明されるような多様なやり方に従って、無線デバイスにより判定されてもよい。アクション207は、図3bにおける判定モジュール840により実行され得る。
第1のネットワークノードは、無線デバイスがどのようにアクション207を実行するかを認識していてよい。その手法で、第1のネットワークノード及び無線デバイスは、無線デバイスからULフィードバックがいつ及び/又はどのようにして送信されるべきかの共通的な理解を獲得する。
[アクション208]
第1のネットワークノード120は、無線デバイスへDLデータを送信する。
[アクション209]
無線デバイス110は、第1のネットワークノード120からDLデータを受信する(アクション208参照)。
[アクション210]
DLデータの受信への応答として、無線デバイス110は、ULフィードバックを送信する。
[アクション211]
第1のネットワークノード120は、無線デバイスからULフィードバックを受信する(アクション210参照)。
[アクション212]
無線デバイス110は、例えばハンドオーバ前の準備として第2のセルについて測定を行う目的で、受信したSIを多様なやり方で使用し得る。
[アクション213]
ネットワークノード120は、例えば、アクション212における無線デバイスの測定に基づく測定レポートを受信してもよい。
「UEにおけるフレキシブルサブフレーム動作下でのSI取得の期間中のサービングセル性能の適応方法」
本実施形態は、第1のネットワークノードによりサービスされ又は運用される第1のセルにおいて動作するUE内に実装される方法を説明する。UEは、少なくとも第2のネットワークノードによりサービスされ又は運用される第2のセルのSIを取得する。また、UEは、例えばダイナミックTDD動作若しくはフレキシブルTDD動作、又はHDD−FDD動作などのフレキシブルサブフレーム割り当て方式で動作するように構成される。フレキシブルサブフレーム割り当て方式は、UEのデータ送受信の相手である少なくとも1つの第1のセルにおいて使用される。第1のセルは、サービングセルであり、又はマルチキャリア動作のために複数のサービングセルと共に構成されるUEのサービングセルのうちの少なくとも1つである。サービングセルは、互換可能に、PCell(プライマリセル)とも呼ばれ得る。マルチキャリア動作では、SCell(セカンダリセル)もまたサービングセルである。フレキシブルサブフレーム割り当て方式は、例えばイントラ周波数上の及び/又は非サービングキャリア周波数上の1つ以上の隣接セルなど、他のセルにおいても使用されてよい。第1のセル及び第2のセルは、同じキャリア周波数上で(イントラ周波数セル)、同じRATの異なるキャリア周波数上で(インター周波数セル)、異なるRATの同じ周波数上で、又は異なるRATの異なるキャリア周波数上で動作してもよい。特殊ケースとして、第1のセル及び第2のセルは同一であることができ、例えばUEがサービングセルのSIを取得する場合にはそうである。UEにおいて実行されるステップは、次のうちの1つ以上を含み得る:
1.少なくとも1つの第2のセルのSIが取得されるべきであるという情報を取得
SIは、MIB、SIB1又は他のSIB(例えば、SIB2、SIB3)のうちの1つ以上を含んでよい。当該情報は、第1のネットワークノードから受信されるリクエストに基づいて取得されることができ、又は、UEにより内部的に決定されることができる。リクエストが受信される一例は、“reportCGI”若しくは“report CSG indicator”又は“reporting SI”のうちの1つ以上を含むRRCメッセージであってよく、ここでCSGとはクローズド加入者グループである。「SIの取得又はSIを取得する」との用語は、「SI読み取り又はSIの読み取り」、「SIを識別する又はSIの識別」、「SIを判定する」などとも呼ばれてよい。本アクションは、アクション203と同様である。
2.取得した情報に基づいて、少なくとも1つの第2のセルのSIを取得するための自律的ギャップを生成
自律的ギャップは、予め定義される時間長(例えば、T0又は他の時間ピリオド)の間の使用のために生成される。予め定義される時間長又は時間ピリオドは、セルのCGIを識別するために必要とされる時間、又はセルのSIを取得するために必要とされる時間として言及されてもよい。自律的ギャップの期間中に、UEにサービスする動作は中断される。これは、そうしたギャップの期間中に、サービングセル内(即ち、第1のセル内)のUEが、ULにおいていかなる信号も送信せず、DLにおいていかなる信号も受信しないであろうことを示唆する。これは、そうしたギャップの期間中に、UEがそのサービングセルによりUL及びDLにおいてサービス可能でないことを意味する。本アクションは、アクション202への応答として実行され得る。従って、本アクションは、上のアクション203の一部であり得る。
3.UEがT0の少なくとも一部の期間中に少なくとも1つのサービングセルにおいてフレキシブルサブフレーム割り当て方式で動作するように構成されると判定
本アクションは、上のアクション207の一部であってよい。方式の判定は、第1のネットワークノードから受信される構成に基づいて、及び/又はUEによりサポートされるフレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられるUE無線アクセスケイパビリティに基づいて行われることができる。フレキシブルサブフレーム割り当て方式は、次のうちの1つを含み得る:
a.少なくとも部分的に上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中に適用される、フレキシブル又はダイナミックTDDコンフィグレーション。フレキシブルTDDコンフィグレーションは、次のうちの1つ以上に関与し得る:
i.ULサブフレーム、DLサブフレーム及びスペシャルサブフレームのうちの任意の2つの間で少なくとも1回サブフレームが変化する;
ii.2つの異なる無線フレームの期間中に、少なくとも1種類のサブフレームのサブフレーム数及び/又は時間的割り当てが相違する;
iii.UEによる使用のために第1のネットワークノードにより少なくとも2つの異なるTDD UL/DLコンフィグレーションが構成され又は指示される;
iv.少なくとも2つの異なるTDD UL/DLコンフィグレーションがUEにより使用される。
b.少なくとも部分的に上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中に適用される、HD−FDDにおけるフレキシブルサブフレーム動作。HD−FDDにおける当該フレキシブルサブフレーム動作は、次のうちの1つ以上に関与し得る:
i.ULサブフレーム、DLサブフレーム及び未使用サブフレームのうちの任意の2つの間で少なくとも1回サブフレームが変化する;
ii.2つの異なる無線フレームの期間中に、少なくとも1種類のサブフレームのサブフレーム数及び/又は時間的割り当てが相違する;
iii.UEによる使用のために第1のネットワークノードにより少なくとも2つの異なるサブフレーム構成(HD−FDDコンフィグレーション又はHD−FDDサブフレームコンフィグレーションとしても知られる)が構成され又は指示される;
iv.少なくとも2つの異なるサブフレーム構成がUEにより使用される。
4.ある時間ピリオド(例えば、T0)の期間中の第1のネットワークノードによるUEへのDLデータの連続的な送信(例えば、PDSCH)への応答としてUEが好適に送信すべきULフィードバック信号の最小数(Nmin)の取得(又は判定)
最小数Nminは、判定されるフレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられる。ここでのDLデータの連続的な送信は、SI取得の時間の間の、即ち、例えばT0にわたる全てのDLサブフレームにおいて第1のネットワークノードがデータを送信することを意味する。最小数Nminは、追加的な条件又は制約の下で適用可能であってもよく、又は追加的な条件若しくは制約に関連付けられてもよい。それら追加的な条件又は制約は、T0の少なくとも一部の期間中に、UEが測定ギャップで構成されないこと、UEがDRXサイクルで構成されないこと、UEがDRXで動作していないこと、UEが1つのサブフレーム内で予め定義される数の符号語(例えば、サブフレームごとに1符号語)で第1のネットワークノードからのDLデータを受信するように構成されること、及び、MBSFN(Multicast Broadcast Single Frequency Network)サブフレームがサービングセル又はPCell内で構成されないこと、のうちの1つ以上を含んでもよい。MBSFNサブフレームとして構成可能なサブフレームの例は、FDDについてはサブフレーム#1、2、3、6、7及び8であり、TDDについてはサブフレーム#3、4、7、8及び9である。本アクションは、上のアクション207と同様である。
a.予め定義される符号語の数の例は1符号語である。ULフィードバック信号の例は:
i.DLチャネルの受信、例えば第1のネットワークノードからのPDSCHの受信に対して確認応答するためのHARQフィードバックの一部としての、UEにより送信される任意のUL信号;
ii.より具体的には、HARQフィードバックの一部としてUEにより送信される、上記数のACK/NACK。例えば、1つのACK又はNACKが単一の又は1つの符号語を伴うDL送信に対応する。例えば、1つの符号語でのDL送信を伴うサブフレームがフレームごとに10個であれば、Nminもまた10個のACK/NACKである。
b.最小数Nminは、次の手段のうちの任意の1つ以上により取得され得る:
c.第1のネットワークノードから受信される情報(即ち、最小の数値Nmin);
d.標準において仕様化される、予め定義される最小数Nmin。このケースでは、Nminは、UEのメモリ内に記憶される。
e.予め定義されるルール、数式又は関数がNminを導出するために使用される。そうしたルール及び関数の例は、少なくとも部分的に上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中にフレキシブルサブフレーム割り当てが使用される場合、次の通りである:
i.UEは、あるリファレンスの又は予め定義されるサブフレーム構成について使用されるACK/NACK数にNminが等しいと想定するものとする。ここで、サブフレーム構成は、フレームごとの、DLサブフレーム、ULサブフレーム、未使用サブフレーム及びスペシャルサブフレームの任意の組合せから構成される。例えば、Nminは、フレームごとにDLサブフレームが2つのみであると想定されるHD−FDDコンフィグレーション、フレームごとにDLサブフレームがある数(例えば、フレームごとに2つのDL)であるTDDコンフィグレーション、又はTDDコンフィグレーション#0(即ち、18個のACK/NACK)、のうちのいずれかを用いる場合の、ACK/NACK数であってもよい。
ii.UEは、全てのあり得る(即ち、予め定義される)サブフレーム構成(例えばTDDコンフィグレーション#0〜#6)に対応するACK/NACKのうちの最も小さいACK/NACK数にNminが等しいと想定するものとする。
iii.UEは、全ての予め構成されるサブフレーム構成(例えばTDDコンフィグレーション#0、#1及び#4)に対応するACK/NACKのうちの最も小さいACK/NACK数にNminが等しいと想定するものとする。
iv.UEは、少なくとも2つのサブフレーム構成に対応する複数のACK/NACK数の関数に基づいて、最小の数値Nminを導出するものとする。関数の例は、最小、最大、平均、及び第Xパーセンタイルである。例えば、TDDコンフィグレーション#1及び#6に対応するACK/NACK数がそれぞれ35及び30であるものと想定する。最小関数を適用することにより、UEは、Nmin=30個のACK/NACKを導出するものとされ、これが第1のネットワークノードによる連続的なDLデータの割り当て/送信の下で上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中に送信しなければならない数である。
v.UEは、全ての予め定義されるサブフレーム構成に対応する複数のACK/NACK数の関数に基づいて、最小の数値Nminを導出するものとする。
vi.UEは、T0の期間中に当該UEによる使用のために第1のネットワークノードにより少なくとも構成されたサブフレーム構成に対応する複数のACK/NACK数の関数に基づいて、最小の数値Nminを導出するものとする。
vii.UEは、T0の期間中に当該UEにより少なくとも使用されるサブフレーム構成に対応する複数のACK/NACK数の関数に基づいて、最小の数値Nminを導出するものとする。
viii.UEは、フレキシブルサブフレーム構成の無いシナリオについて特定される最小数Nmin_refと、Nmin_refを基準とする劣化分との関数として最小数Nminを導出するものとする。劣化分の例は、次の通りである:
・Nmin=Nmin_ref−N。ここで、Nは、フレキシブルサブフレーム構成の使用に起因して失われ得るACK/NACK数である;他の例では、Nは、DL又はULサブフレームの数であるなど、フレキシブルである厳密なサブフレーム構成に依存してもよい。
・Nmin=Nmin_ref×r0、Nmin=Nmin_ref×(1−r1)、又は、Nmin=Nmin_ref×(100%−r2)/100%。ここで、r1(例えば、0.1)及びr2(例えば、2%)は相対劣化分であり、r0(0<r0<1)は劣化分を反映するパラメータである。
5.ステップ1における取得される情報に少なくとも基づいて、上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中に自律的ギャップを用いて少なくとも1つの第2のセルのSIを取得
本アクションは、アクション206と同様である。
6.第1のネットワークノードによる上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中のUEへのDLデータの連続的な送信への応答として、又は当該送信に対応して、最小数NminのULフィードバック信号を送信
本アクションは、アクション210と同様である。
7.取得されたSI情報を1つ以上の無線動作のために使用
本アクションは、アクション212と同様である。無線動作の例は、次の通りである:
a.取得されたSIを第1のネットワークノードへ又は他のUEへシグナリング;
b.取得されたSIを他のUEへ、双方のUEがデバイスツーデバイス(D2D)動作又は通信可能である場合にシグナリング;
c.取得されたSIを将来の時点での使用のためにメモリ内に記憶。1つの例では、記憶されたデータは、ドライブテスト最小化(MDT)又は自己組織化ネットワーク(SON)の一部としてネットワークノードへレポートされる;
d.SI内の取得されたCGIを、第2のセルの識別情報を検証し又は確認するために、第2のセルのPCIと比較。
留意すべきこととして、上で説明したステップ1〜7は、必ずしもここで提示された順序では行われない。例えば、UEがフレキシブルサブフレーム割り当て方式で動作するように構成されることを判定するステップ3は、ステップ1及び2よりも前に行われることができる。
「フレキシブルサブフレーム動作下でのSI取得の期間中のUEによるサービングセル性能の適応のネットワークノードにおける支援方法」
本実施形態は、第1のセルを運用し及びUEにサービスする第1のネットワークノードに実装される方法を説明する。UEは、少なくとも第2のネットワークノードによりサービスされる第2のセルのSIを取得する。第1のネットワークノードは、例えばダイナミックTDD動作若しくはフレキシブルTDD動作、又はHDD−FDD動作などのフレキシブルサブフレーム割り当て方式で動作するようにUEを構成する。フレキシブルサブフレーム割り当て方式は、UEのデータ送受信の相手である少なくとも1つの第1のセルにおいて使用される。第1のセルは、サービングセルであり、又はマルチキャリア動作のために複数のサービングセルと共に構成されるUEのサービングセルのうちの少なくとも1つである。サービングセルは、互換可能に、PCellとしても言及され得る。マルチキャリア動作では、SCellもまたサービングセルである。フレキシブルサブフレーム割り当て方式は、例えばイントラ周波数上の及び/又は非サービングキャリア周波数上の1つ以上の隣接セルなど、他のセルにおいても使用されてよい。第1のセル及び第2のセルは、同じキャリア周波数上で(イントラ周波数セル)、同じRATの異なるキャリア周波数上で(インター周波数セル)、異なるRATの同じ周波数上で、又は異なるRATの異なるキャリア周波数上で動作してもよい。特殊ケースとして、第1のセル及び第2のセルは同一であることができ、例えばUEがサービングセルのSIを取得する場合にはそうである。第1のネットワークノードにおいて実行されるステップは、次のうちの1つ以上を含み得る:
1.少なくとも1つのサービングセルにおいて少なくとも1つのフレキシブルサブフレーム割り当て方式で動作するようにUEを構成
当該方式は、セクション「UEにおけるフレキシブルサブフレーム動作下でのSI取得の期間中のサービングセル性能の適応方法」のステップ3にて説明したように、例えばダイナミックTDD動作若しくはフレキシブルTDD動作、又はHDD−FDD動作などを含んでよい。
2.少なくとも1つの第2のセルのCGIをレポートし又はSIを取得するようにUEへリクエストし又はUEを構成
本アクションは、アクション202と同様である。
3.ある時間ピリオド(例えば、T0)の期間中の第1のネットワークノードによるUEへの少なくともDLデータの連続的な送信(例えば、PDSCH)への応答としてUEが好適に送信すべきULフィードバック信号の最小数(Nmin)でUEを構成(オプション)
最小数Nminは、判定されるフレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられる。NminでUEを構成するに先立って、第1のネットワークノードは、Nminを判定してもよい。1つの例では、第1のネットワークノードは、上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中に第1のネットワークノードがUEへ送信しなければならないデータの量に対応するNminでUEを構成してもよい。これは、バッファ内の、UE向けのデータ量を観測することにより判定されることができる。他の例において、Nminは、セクション「UEにおけるフレキシブルサブフレーム動作下でのSI取得の期間中のサービングセル性能の適応方法」のステップ4にて説明したように、予め定義されるルール、数式又は関数のうちの1つ以上に基づいて判定されることができる。本アクションは、アクション204と同様である。
4.時間T0の期間中にUEへ連続的なDLデータ(例えば、PDSCH)を送信
連続的なDLデータ送信は、上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中の全てのDLサブフレームにおいてDLデータチャネルを送信すること、を含む。本アクションは、アクション208と同様である。
5.UEへの少なくとも上記連続的なDLデータの送信への応答としてUEにより送信される少なくとも最小数NminのULフィードバック信号を受信
UL信号の最小数Nminは、構成されるUL信号の最小数、標準により仕様化される予め定義される最小数、及び、セクション「UEにおけるフレキシブルサブフレーム動作下でのSI取得の期間中のサービングセル性能の適応方法」のステップ4で説明したような予め定義されるルール、数式又は関数、のうちの1つに等しい。本アクションは、アクション211と同様である。
6.上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中に取得されたSIを少なくとも含む測定レポートをUEから受信
本アクションは、アクション213と同様である。
留意すべきこととして、上で説明したステップ群は、必ずしもここで提示された順序では行われない。
「フレキシブルサブフレーム動作下でのSI取得の期間中のスケジューリングのネットワークノードにおける適応方法」
本実施形態は、セクション「フレキシブルサブフレーム動作下でのSI取得の期間中のUEによるサービングセル性能の適応のネットワークノードにおける支援方法」において言及したものと同じシナリオについて第1のネットワークノードに実装されるまた別の方法を説明する。この方法において、ネットワークノードは、当該ネットワークノードが少なくとも第2のセルのSIを取得するようにUEを構成し又はUEを構成することを計画している少なくともT0の期間中の、自身によるUEへのデータのスケジューリングを適応させる。その際、ネットワークノードは以下を考慮に入れる:
・上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中の第1のネットワークノードによるUEへの少なくともDLデータの連続的な送信(例えば、PDSCH)への応答としてUEが好適に送信すべきULフィードバック信号の最小数(Nmin)。最小数Nminは、判定されるフレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられる。
・少なくともT0の一部の期間中に、UEが少なくとも1つのフレキシブルサブフレーム割り当て方式で構成され及び/又は少なくとも1つのフレキシブルサブフレーム割り当て方式で動作していること。
スケジューリングの適応の例は、次の通りである:
・上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中にUEにより送信されるULフィードバック信号の最小数(Nmin)に相当し又は当該最小数を上回らない数のサブフレームでのデータの受信のためにUEをスケジューリングする。Nminは、セクション「UEにおけるフレキシブルサブフレーム動作下でのSI取得の期間中のサービングセル性能の適応方法」のステップ4において、及びセクション「フレキシブルサブフレーム動作下でのSI取得の期間中のUEによるサービングセル性能の適応のネットワークノードにおける支援方法」のステップ3及び4において説明したように決定されてよい。
・第1のネットワークノードが上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中にUEをスケジューリング可能なサブフレームの判定された数が閾値を下回る(例えば、15サブフレームよりも少ない)場合、利用可能なサブフレームを増加させる目的でフレキシブルサブフレーム割り当て方式の1つ以上のパラメータを修正する。1つの例は、上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中に、無線フレームごとに少なくとも3つ以上のDLサブフレームを有するサブフレーム構成のみを使用し又はそれらサブフレーム構成のみでUEを構成することである。
1つの例示的な実施形態において、ネットワークノードは、ULフィードバック信号の最小数を考慮に入れながら、無線デバイスをスケジューリングする。スケジューリング方式を適応させた後、第1のネットワークノードは、適応されたスケジューリング方式を用いてUEのDLデータでのスケジューリングを開始し得る。
[図5a及び図5bへの参照を伴う方法の実施形態の説明]
図5は、無線通信システム100のネットワークノード120により運用される第1のセル101に位置する無線デバイス110において実行される方法の1つの実施形態を示すフローチャートである。1つの実施形態において、無線デバイス110は、eNodeBによりサービスされるE−UTRANのセル101に位置するUEであってよい。よって、ネットワークノード120は、eNodeBであってよい。第1のセル101は、サービングセルであってよく、マルチキャリア動作におけるPCell又はマルチキャリア動作におけるSCellであってもよい。本方法は、以下を含む:
−510:ある時間ピリオドの期間中に少なくとも1つの自律的ギャップを用いて第2のセルのシステム情報を取得する。SIは、第2のセルを一意に識別する情報を含み得る。上記時間ピリオドは、T0として以前に言及されている。上記時間ピリオドの1つの例は、3GPP TS36.331において仕様化されている時間ピリオドTidentify_CGI,intramsである。無線デバイスは、上記時間ピリオドの少なくとも一部の期間中に上記第1のセルにおいてフレキシブルサブフレーム割り当て方式で構成される。無線デバイスは、ネットワークノードから受信される構成情報に基づいて、フレキシブルサブフレーム割り当て方式で構成されてもよい。フレキシブルサブフレーム割り当て方式は、例えば、ダイナミックTDD又はHD−FDDサブフレーム割り当て方式であってよい。本ステップは、上述したアクション206に対応し得る。
−520:アップリンクフィードバック信号の最小数に対応する値Nminを取得する。1つの実施形態において、Nminは、上で説明したように18であってもよい。アップリンクフィードバック信号は、HARQフィードバックの一部としての確認応答及び否定応答信号(ACK/NACK)を含み得る。値Nminは、フレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられる。値Nminを取得することは、ネットワークノードからの値Nminを含む情報を受信すること、を含んでもよい(後のステップ625参照)。代替的に、取得することは、無線デバイス内に記憶されている値Nminを取り出すこと、又は、セクション「UEにおけるフレキシブルサブフレーム動作下でのSI取得の期間中のサービングセル性能の適応方法」内の項番4.eにおいて上述したように、予め定義されるルール、数式若しくは関数に基づいて値Nminを導出すること、を含んでもよい。
−530:上記時間ピリオドの期間中のダウンリンクデータへの応答として、少なくとも最小数Nminのアップリンクフィードバック信号を送信する。アップリンクフィードバック信号は、第1のセルにおいてネットワークノードから受信されるダウンリンクデータへの応答として、第1のセルにおいて送信されてもよい。上述したように、ダイナミックTDDのケースにおいて、並びに、自律的ギャップを伴うTDD−TDD及びTDD−FDDのインター周波数測定について、UEは、Tidentify_CGI,intramsの期間中に少なくとも18個のACK/NACKを送信できるものとされる。本ステップは、上述したアクション209及び210に対応し得る。
図5bは、無線デバイス110における方法の他の実施形態を示すフローチャートである。本方法は、以下を含む:
−505:ネットワークノードから、第2のセルのSIをレポートするためのリクエストを受信する。SIは、第2のセルを一意に識別する情報を含み得る。本ステップは、上述したアクション204に対応し得る。
−510:上記リクエストへの応答として、ある時間ピリオドの期間中に少なくとも1つの自律的ギャップを用いて第2のセルのSIを取得する。無線デバイスは、上記時間ピリオドの少なくとも一部の期間中に上記第1のセルにおいてフレキシブルサブフレーム割り当て方式で構成される。フレキシブルサブフレーム割り当て方式は、例えば、ダイナミック又はフレキシブルTDDサブフレーム割り当て方式であってよい。
−520:ULフィードバック信号の最小数に対応する値Nminを取得する。値Nminは、フレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられる。
−530:上記時間ピリオドの期間中のダウンリンクデータへの応答として、少なくとも最小数NminのULフィードバック信号を送信する。上述したように、ダイナミックTDDのケースにおいて、並びに、自律的ギャップを伴うTDD−TDD及びTDD−FDDのインター周波数測定について、UEは、Tidentify_CGI,intramsの期間中に少なくとも18個のACK/NACKを送信できるものとされる。
−540:取得されたSIをネットワークノードへ送信する。本ステップは、上述したアクション212に対応し得る。
図6aは、第1のセル101を運用する無線通信システム100のネットワークノード120において実行される方法の1つの実施形態を示すフローチャートである。第1のセル101により無線デバイス110がサービスされる。第1のセル101は、サービングセルであってよく、マルチキャリア動作におけるPCell又はマルチキャリア動作におけるSCellであってもよい。本方法は、以下を含む:
−610:無線デバイスが第2のセルのSIを取得する時間ピリオドの少なくとも一部の期間中に、第1のセル内でフレキシブルサブフレーム割り当て方式で動作するように無線デバイスを構成する構成情報を、無線デバイスへ送信する。SIは、第2のセルを一意に識別する情報を含み得る。フレキシブルサブフレーム割り当て方式は、ダイナミック時間分割複信(TDD)、又は半二重周波数分割複信(HD−FDD)サブフレーム割り当て方式であり得る。本ステップは、上述したアクション201に対応し得る。
−620:フレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられる値Nminを取得する。値Nminは、上記時間ピリオドの期間中のダウンリンクデータへの応答として無線デバイスが送信するものとされるULフィードバック信号の最小数に対応する。ULフィードバック信号は、HARQフィードバックの一部としての、確認応答信号及び否定応答信号(ACK/NACK)を含み得る。値Nminの取得は、無線デバイスについて上で説明したように、複数の代替的手法で行われてよい。取得は、ネットワークノード内に記憶されている値Nminを取り出すこと、予め定義されるルール、数式又は関数(上述した通り)に基づいて値Nminを決定すること、又は、ネットワークノードのバッファ内の、無線デバイスに関連付けられているデータの量に基づいて値Nminを判定すること、を含んでよい。
−630:上記時間ピリオドの期間中に第1のセルにおいて無線デバイスへダウンリンクデータを送信する。本ステップは、上述したアクション208に対応し得る。
−640:送信されたダウンリンクデータへの応答として、第1のセルにおいて、少なくとも最小数NminのULフィードバック信号を受信する。本ステップは、上述したアクション211に対応し得る。
図6bは、ネットワークノード120における方法の他の実施形態を示すフローチャートである。本方法は、以下を含む:
−605:第2のセルのSIをレポートさせるためのリクエストを、無線デバイスへ送信する。SIは、第2のセルを一意に識別する情報を含み得る。本ステップは、上述したアクション202に対応し得る。
−610:無線デバイスが第2のセルのSIを取得する時間ピリオドの少なくとも一部の期間中に、第1のセル内でフレキシブルサブフレーム割り当て方式で動作するように無線デバイスを構成する構成情報を、無線デバイスへ送信する。
−620:上記時間ピリオドの期間中のダウンリンクデータへの応答として無線デバイスが送信するものとされるULフィードバック信号の最小数に対応する、フレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられる値Nminを取得する。
−625:値Nminを含む情報を無線デバイスへ送信する。
−630:上記時間ピリオドの期間中に第1のセルにおいて無線デバイスへダウンリンクデータを送信する。
−640:送信されたダウンリンクデータへの応答として、第1のセルにおいて、少なくとも最小数NminのULフィードバック信号を受信する。
−650:第2のセルのSIを、無線デバイスから受信する。
セクション「フレキシブルサブフレーム動作下でのSI取得の期間中のスケジューリングのネットワークノードにおける適応方法」において説明したように、本方法は、上記時間ピリオドの期間中のダウンリンクデータへの応答として無線デバイスが送信するものとされるULフィードバック信号の最小数に基づいて無線デバイスについてのスケジューリング方式を適応させること、及び適応させたスケジューリング方式を用いて無線デバイスをスケジューリングすることを、上述した実施形態のいずれにおいてもさらに含んでよい。他の実施形態において、本方法は、上記時間ピリオドの期間中に無線デバイスをダウンリンクデータと共にスケジューリング可能なサブフレームの最小数に基づいて、フレキシブルサブフレーム割り当て方式の1つ以上のパラメータを適応させること、を含んでもよい。その際、610において無線デバイスへ送信される構成情報が、適応されたフレキシブルサブフレーム割り当て方式で動作するように無線デバイスを構成し得る。
[図7a〜図7bへの参照を伴う装置の実施形態の説明]
図7aのブロック図には、無線デバイス110の一実施形態が概略的に示されている。無線デバイス110は、無線通信システム100のネットワークノード120により運用される第1のセル101内に位置する場合に、ある時間ピリオドの期間中に少なくとも1つの自律的ギャップを用いて第2のセルのSIを取得する、ように構成される。第1のセルは、サービングセル、マルチキャリア動作でのPCell、又はマルチキャリア動作でのSCellであってよい。無線デバイスは、上記時間ピリオドの少なくとも一部の期間中に第1のセルにおいてフレキシブルサブフレーム割り当て方式で構成される。フレキシブルサブフレーム割り当て方式は、ダイナミックTDD又はHD−FDDサブフレーム割り当て方式であってよい。無線デバイスは、ULフィードバック信号の最小数に対応する値Nminを取得する、ようにさらに構成される。値Nminは、フレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられる。ULフィードバック信号は、HARQフィードバックの一部としての、確認応答信号及び否定応答信号(ACK/NACK)を含み得る。無線デバイスは、上記時間ピリオドの期間中のダウンリンクデータへの応答として、少なくとも最小数NminのULフィードバック信号を送信する、ようにも構成される。
実施形態において、無線デバイス110は、ネットワークノードから、第2のセルのSIをレポートするためのリクエストを受信し、当該リクエストへの応答としてSIを取得する、ようにさらに構成され得る。無線デバイスは、第2のセルを一意に識別する情報を含むSIを取得する、ように構成されてもよい。無線デバイス110は、取得したSIをネットワークノードへ送信する、ようにさらに構成されてもよい。無線デバイスは、第1のセルにおいてネットワークノードから受信されるダウンリンクデータへの応答として、第1のセルにおいてULフィードバック信号を送信する、ようにさらに構成されてもよい。無線デバイスは、値Nminを含むネットワークノードからの情報を受信すること、無線デバイス内に記憶されている値Nminを取り出すこと、及び予め定義されるルール、数式又は関数に基づいて値Nminを導出すること、のうちの1つにより、上記値Nminを取得する、ように構成されてもよい。実施形態において、無線デバイス110は、ネットワークノードから受信される構成情報に基づいて、フレキシブルサブフレーム割り当て方式で構成される。
本発明の実施形態において、無線デバイス110は、図7aに示したように、処理モジュール710及びメモリ705を備え得る。無線デバイス110は、ネットワークノード120または通信システムの他のノードと通信するように構成される入出力(I/O)ユニット704をも備え得る。メモリ705は、処理モジュール710により実行可能な命令を収容してよく、それにより、無線デバイス110は、ある時間ピリオドの期間中に少なくとも1つの自律的ギャップを用いて第2のセルのSIを取得するように動作可能である。無線デバイスは、上記時間ピリオドの少なくとも一部の期間中に、第1のセルにおいてフレキシブルサブフレーム割り当て方式で構成される。無線デバイス110は、ULフィードバック信号の最小数に対応する値Nminを取得する、ようにさらに動作可能であってよい。値Nminは、フレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられる。無線デバイス110は、上記時間ピリオドの期間中のダウンリンクデータへの応答として、少なくとも最小数NminのULフィードバック信号を送信する、ようにも動作可能であってよい。
図7aにおける実施形態を説明する代替的手法において、無線デバイス110は、ある時間ピリオドの期間中に少なくとも1つの自律的ギャップを用いて第2のセルのSIを取得するように適合される取得モジュール711、を備え得る。無線デバイスは、上記時間ピリオドの少なくとも一部の期間中に第1のセルにおいてフレキシブルサブフレーム割り当て方式で構成される。無線デバイスは、ネットワークノードから受信される構成情報に基づいて、フレキシブルサブフレーム割り当て方式で構成されてもよい。フレキシブルサブフレーム割り当て方式は、ダイナミックTDD又はHD−FDDサブフレーム割り当て方式であってよい。第1のセルは、サービングセル、マルチキャリア動作におけるPCell、又はマルチキャリア動作におけるSCellのうちの1つであってよい。無線デバイスは、ULフィードバック信号の最小数に対応する値Nminを取得するように適合される取得モジュール712、をも備え得る。値Nminは、フレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられる。アップリンクフィードバック信号は、ハイブリッド自動再送要求フィードバックの一部としての確認応答及び否定応答信号を含んでよい。無線デバイス110は、上記時間ピリオドの期間中のダウンリンクデータへの応答として、少なくとも最小数NminのULフィードバック信号を送信するように適合される送信モジュール713、をさらに備え得る。さらに、無線デバイス110は、ネットワークノードから、第2のセルのシステム情報をレポートするためのリクエストを受信するように適合される受信モジュール、を備えてよく、取得モジュール711は、当該リクエストへの応答として上記システム情報を取得する、ように適合される。送信モジュール713は、取得されたシステム情報をネットワークノードへ送信する、ようにも適合されてよい。システム情報は、第2のセルを一意に識別する情報を含んでもよい。送信モジュール713は、第1のセルにおいてネットワークノードから受信されるダウンリンクデータへの応答として、第1のセルにおいてアップリンクフィードバック信号を送信する、ようにさらに適合されてよい。取得モジュール712は、値Nminを含むネットワークノードからの情報を受信すること、無線デバイス内に記憶されている値Nminを取り出すこと、及び、予め定義されるルール、数式又は関数に基づいて値Nminを導出すること、のうちの1つにより、上記値Nminを取得する、ように適合されてよい。上述したモジュール群は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はそれらの任意の組み合わせで実装され得る機能ユニットである。1つの実施形態において、それらモジュールは、プロセッサ上で稼動するコンピュータプログラムとして実装される。
図7aにおける実施形態を説明するまた別の代替的手法において、無線デバイス110は、単一のユニット又は複数のユニットであり得るCPU(Central Processing Unit)を備えてもよい。さらに、無線デバイス110は、不揮発性メモリ、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュメモリ又はディスクドライブという形式のコンピュータ読取可能な媒体703を伴う少なくとも1つのコンピュータプログラムプロダクト(CPP)702を備えてもよい。CPP702は、コンピュータ読取可能な媒体703に記憶されるコンピュータプログラム701を備えてもよく、コンピュータプログラム701は、無線デバイス110のCPU上で実行される場合に、無線デバイス110に図5a〜図5bに関連して前に説明した方法を実行させるコード手段を含む。言い換えると、上記コード手段は、CPU上で実行され、図7aにおける処理モジュール710に対応する。
図7bのブロック図には、ネットワークノード120の一実施形態が概略的に示されている。ネットワークノード120は、第1のセル101を運用するように構成される。第1のセル101により、無線デバイス110がサービスされる。第1のセルは、マルチキャリア動作でのPCell又はマルチキャリア動作でのSCellであってもよい。ネットワークノード120は、無線デバイスが第2のセルのSIを取得する時間ピリオドの少なくとも一部の期間中に、第1のセル内でフレキシブルサブフレーム割り当て方式で動作するように無線デバイスを構成する構成情報を、無線デバイスへ送信する、ようにさらに構成される。ネットワークノード120は、フレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられる値Nminを取得する、ようにも構成される。値Nminは、上記時間ピリオドの期間中のダウンリンクデータへの応答として無線デバイスが送信するものとされるULフィードバック信号の最小数に対応する。ネットワークノード120は、上記時間ピリオドの期間中に第1のセルにおいて無線デバイスへダウンリンクデータを送信し、送信されたダウンリンクデータへの応答として、第1のセルにおいて少なくとも最小数NminのULフィードバック信号を受信する、ようにさらに構成される。
ネットワークノード120は、第2のセルのSIをレポートさせるためのリクエストを無線デバイスへ送信する、ようにさらに構成され得る。ネットワークノード120は、無線デバイスから第2のセルのSIを受信する、ようにも構成され得る。SIは、第2のセルを一意に識別する情報を含み得る。ネットワークノード120は、当該ネットワークノード内に記憶されている値Nminを取り出し、予め定義されるルール、数式若しくは関数に基づいて値Nminを判定し、又は、当該ネットワークノードのバッファ内の、上記無線デバイスに関連付けられているデータの量に基づいて値Nminを判定する、ことにより上記値Nminを取得する、ように構成され得る。ネットワークノード120は、値Nminを含む情報を無線デバイスへ送信する、ようにさらに構成され得る。
実施形態において、ネットワークノード120は、上記時間ピリオドの期間中のダウンリンクデータへの応答として無線デバイスが送信するものとされるULフィードバック信号の最小数に基づいて無線デバイスのためのスケジューリング方式を適応させ、適応されたスケジューリング方式を用いて、無線デバイスをスケジューリングする、ようにさらに構成され得る。ネットワークノード120は、上記時間ピリオドの期間中にダウンリンクデータと共に無線デバイスをスケジューリングすることの可能なサブフレームの最小数に基づいて、フレキシブルサブフレーム割り当て方式の1つ以上のパラメータを適応させ、適応されたフレキシブルサブフレーム割り当て方式で動作するように無線デバイスを構成する構成情報を無線デバイスへ送信する、ようにも構成され得る。
本発明の実施形態において、ネットワークノード120は、図7bに示したように、処理モジュール750及びメモリ795を備え得る。ネットワークノード120は、無線デバイスまたは通信システムの他のノードと通信するように構成される入出力(I/O)ユニット794をも備え得る。メモリ795は、処理モジュール750により実行可能な命令を収容してよく、それにより、ネットワークノード120は、無線デバイスが第2のセルのシステム情報を取得する時間ピリオドの少なくとも一部の期間中に、第1のセル内でフレキシブルサブフレーム割り当て方式で動作するように無線デバイスを構成する構成情報を当該無線デバイスへ送信する、ように動作可能である。ネットワークノード120は、フレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられる値Nminを取得する、ようにさらに動作可能であってよい。値Nminは、上記時間ピリオドの期間中のダウンリンクデータへの応答として無線デバイスが送信するものとされるアップリンクフィードバック信号の最小数に対応する。ネットワークノード120は、上記時間ピリオドの期間中に第1のセルにおいて無線デバイスへダウンリンクデータを送信する、ようにも動作可能であってよい。ネットワークノード120は、送信されたダウンリンクデータへの応答として、第1のセルにおいて、少なくとも最小数Nminのアップリンクフィードバック信号を受信する、ようにさらに動作可能であってよい。
図7bにおける実施形態を説明する代替的手法において、ネットワークノード120は、無線デバイスが第2のセルのシステム情報を取得する時間ピリオドの少なくとも一部の期間中に第1のセル内でフレキシブルサブフレーム割り当て方式で動作するように無線デバイスを構成する構成情報を無線デバイスへ送信するように適合される第1の送信モジュール751、を備えてもよい。フレキシブルサブフレーム割り当て方式は、ダイナミックTDD又はHD−FDDサブフレーム割り当て方式であってよい。第1のセルは、サービングセル、マルチキャリア動作におけるPCell、又はマルチキャリア動作におけるSCell、のうちの1つであってよい。ネットワークノード120は、フレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられる値Nminを取得するように適合される取得モジュール752、をも備えてよい。値Nminは、上記時間ピリオドの期間中のダウンリンクデータへの応答として無線デバイスが送信するものとされるアップリンクフィードバック信号の最小数に対応する。アップリンクフィードバック信号は、ハイブリッド自動再送要求フィードバックの一部としての確認応答信号及び否定応答信号を含んでよい。取得モジュール752は、ネットワークノード内に記憶されている値Nminを取り出すこと、予め定義されるルール、数式若しくは関数に基づいて値Nminを判定すること、又は、ネットワークノードのバッファ内の、上記無線デバイスに関連付けられているデータの量に基づいて値Nminを判定すること、のうちの1つにより上記値Nminを取得する、ように適合されてもよい。ネットワークノード120は、上記時間ピリオドの期間中に第1のセルにおいて無線デバイスへダウンリンクデータを送信するように適合される第2の送信モジュール753、をさらに備えてもよい。ネットワークノード120は、送信されたダウンリンクデータへの応答として、第1のセルにおいて少なくとも最小数Nminのアップリンクフィードバック信号を受信するように適合される受信モジュール754、をさらに備えてもよい。上述したモジュール群は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はそれらの任意の組み合わせで実装され得る機能ユニットである。1つの実施形態において、それらモジュールは、プロセッサ上で稼動するコンピュータプログラムとして実装される。ネットワークノード120の送信モジュール751及び753は、第2のセルのシステム情報をレポートさせるためのリクエストを無線デバイスへ送信するようにさらに適合されてもよい。受信モジュール754は、無線デバイスから第2のセルのシステム情報を受信するようにさらに適合されてもよい。システム情報は、第2のセルを一意に識別する情報を含んでよい。送信モジュール751及び753は、値Nminを含む情報を無線デバイスへ送信するようにさらに適合されてもよい。ネットワークノード120は、上記時間ピリオドの期間中のダウンリンクデータへの応答として無線デバイスが送信するものとされるアップリンクフィードバック信号の最小数に基づいて無線デバイスのためのスケジューリング方式を適応させるための適応モジュールと、適応されたスケジューリング方式を用いて無線デバイスをスケジューリングするためのスケジューリングモジュールと、をさらに備えてもよい。ネットワークノードは、上記時間ピリオドの期間中にダウンリンクデータと共に無線デバイスをスケジューリングすることの可能なサブフレームの最小数に基づいて、フレキシブルサブフレーム割り当て方式の1つ以上のパラメータを適応させるためのさらなるモジュールをも備えてよく、送信モジュール751及び753は、適応されたフレキシブルサブフレーム割り当て方式で動作するように無線デバイスを構成する構成情報を無線デバイスへ送信するように適合されてもよい。
図7bにおける実施形態を説明するまた別の代替的手法において、ネットワークノード120は、単一のユニット又は複数のユニットであり得るCPU(Central Processing Unit)を備えてもよい。さらに、ネットワークノード120は、不揮発性メモリ、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュメモリ又はディスクドライブという形式のコンピュータ読取可能な媒体793を伴う少なくとも1つのコンピュータプログラムプロダクト(CPP)792を備えてもよい。CPP792は、コンピュータ読取可能な媒体793に記憶されるコンピュータプログラム791を備えてもよく、コンピュータプログラム791は、ネットワークノード120のCPU上で実行される場合に、ネットワークノード120に図6a〜図6bに関連して前に説明した方法を実行させるコード手段を含む。言い換えると、上記コード手段は、CPU上で実行され、図7bにおける処理モジュール750に対応する。
[図3a、図3b、図4a及び図4bへの参照を伴う方法及び装置の実施形態の説明]
図3aには、無線デバイス110における方法の一例としての概略的なフローチャートが示されている。図3aは、図2における無線デバイス110により実行されるアクションを記述している(それらアクションの説明については上を参照)。フローチャートのアクションは、任意の適した順序で実行されてよい。
図3bを参照すると、無線デバイス110の概略ブロック図が示されている。無線デバイス110は、図2及び図3aにおける方法を実行するように構成される。ここでのいくつかの実施形態によれば、無線デバイス110は、処理モジュール810を備え得る。さらなる実施形態において、処理モジュール810は、取得モジュール820、受信モジュール830、判定モジュール840、及び送信モジュール850のうちの1つ以上を備え得る。無線デバイス110は、DLデータ、SI、ここで説明した構成、メッセージ、値、並びにここで説明した標識などを送信し及び/又は受信するように構成される入出力(I/O)ユニット804、をさらに備え得る。I/Oユニット804は、受信モジュール830、送信モジュール850、送信機及び/又は受信機を備え得る。さらに、無線デバイス110は、処理モジュールが少なくとも1つのプロセッサなどを含むものとして実装される場合には、例えば処理モジュールにより実行されるべきソフトウェアを記憶するためのメモリ805を備えてもよい。
図3bは、コンピュータ読取可能なコードユニットを含むコンピュータプログラム801の形式のソフトウェアをも示しており、コンピュータ読取可能なコードユニットは、無線デバイス110上で実行される場合に、無線デバイス110に図2及び/又は図7に係る方法を実行させる。結局、図3bは、コンピュータプログラムプロダクト802を示しており、コンピュータプログラムプロダクト802は、コンピュータ読取可能な媒体803と、直接的に上述したような、コンピュータ読取可能な媒体803に記憶されるコンピュータプログラム801とを含む。
図4aには、ネットワークノード120における方法の一例としての概略的なフローチャートが示されている。図4aは、図2における第1のネットワークノード120により実行されるアクションを記述している(それらアクションの説明については上を参照)。フローチャートのアクションは、任意の適した順序で実行されてよい。
図4bを参照すると、ネットワークノード120の概略ブロック図が示されている。ネットワークノード120は、図2及び図4aにおける方法を実行するように構成される。
ここでのいくつかの実施形態によれば、第1のネットワークノード120は、処理モジュール1010を備え得る。さらなる実施形態において、処理モジュール1010は、構成モジュール1020、送信モジュール1030、受信モジュール1040のうちの1つ以上を備え得る。
第1のネットワークノード120は、DLデータ、SI、ここで説明した構成、メッセージ、値、並びにここで説明した標識などを送信し及び/又は受信するように構成される入出力(I/O)ユニット1004、をさらに備え得る。I/Oユニット1004は、受信モジュール1040、送信モジュール1030、送信機及び/又は受信機を備え得る。
さらに、ネットワークノード120は、処理モジュールが少なくとも1つのプロセッサなどを含むものとして実装される場合には、例えば処理モジュールにより実行されるべきソフトウェアを記憶するためのメモリ1005を備えてもよい。
図4bは、コンピュータ読取可能なコードユニットを含むコンピュータプログラム1001の形式のソフトウェアをも示しており、コンピュータ読取可能なコードユニットは、第1のネットワークノード120上で実行される場合に、第1のネットワークノード120に図2及び/又は図9に係る方法を実行させる。
結局、図4bは、コンピュータプログラムプロダクト1002を示しており、コンピュータプログラムプロダクト1002は、コンピュータ読取可能な媒体1003と、直接的に上述したような、コンピュータ読取可能な媒体1003に記憶されるコンピュータプログラム1001とを含む。
[UEにより実行される方法の非限定的な例の一覧]
1.第1のセルを運用する第1のネットワークノードによりサービスされるUEにおける、第2のネットワークノードにより運用される第2のセルのSIを取得するための方法であって、
・ある時間ピリオド(T0)の期間中に第2のセルのSIを取得するための自律的ギャップを生成することと、
・上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中の第1のネットワークノードによる上記UEへのDLデータの連続的な送信への応答として上記UEが送信することを要するULフィードバック信号の最小数を判定することと、
・送信されるべき上記ULフィードバック信号の上記最小数は、ダイナミック又はフレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられることと、
・当該方式によれば上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中に少なくとも1つのサブフレーム番号がULサブフレーム、DLサブフレーム及びスペシャルサブフレームのうちの少なくとも任意の2つの間で変化し得ることと、
・上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中のDLデータの上記連続的な送信への応答として、判定された上記最小数のULフィードバック信号を送信することと、
を含む方法。
2.上記第2のセルは、上記第1のセルの隣接セルであり、又は、上記第2のセルは、上記第1のセルと同一である、例1に記載の方法。
3.上記SIは、MIB、SIB1及びCGIのうちの少なくとも1つから構成される、例1〜2のいずれかに記載の方法。
4.上記ULフィードバック信号は、DLデータチャネルの受信への応答として送信される、ACK及びNACKである、例1〜3のいずれかに記載の方法。
5.DLデータチャネルは、PDSCHである、例1〜4のいずれかに記載の方法。
6.上記ダイナミック又はフレキシブルサブフレーム割り当て方式は、
・ULサブフレーム及びDLサブフレームが時間的には重複せず但し異なるキャリア周波数上で送信され、かつ上記少なくとも1つのサブフレームが上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中にULサブフレーム、DLサブフレーム及び未使用サブフレームのうちの少なくとも任意の2つの間で変化する、HD−FDD動作、
・少なくとも1つのサブフレームが上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中にULサブフレーム、DLサブフレーム及びスペシャルサブフレームのうちの少なくとも任意の2つの間で変化する、ダイナミックTDD、
のうちのいずれかをさらに含む、例1〜5のいずれかに記載の方法。
7.上記ダイナミックTDDは、上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中に少なくとも2つの異なるUL−DL TDDコンフィグレーションを用いることによる動作を含む、例1〜6のいずれかに記載の方法。
8.上記第2のセルの上記SIを取得するためのリクエストを、上記第1のネットワークノードから受信する、例1〜7のいずれかに記載の方法。
9.T0の少なくとも一部の期間中の上記UEの構成は、さらに、
・UEが、測定ギャップと共に構成されないこと;
・UEが、DRXサイクルで構成されず、DRXで動作していないこと;
・UEが、1つのサブフレーム内で予め定義される数の符号語で第1のネットワークノードからのDLデータを受信するように構成されること;
・MBSFNサブフレームがサービングセル(又はPCell)内で構成されないこと;
のうちの1つ以上からなる、例1〜8のいずれかに記載の方法。
10.上記自律的ギャップを用いて、上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中に上記第2のセルの上記SIを取得する、例1〜9のいずれかに記載の方法。
11.上記第2のセルの取得された上記SIを、
・上記第1のネットワークノード又は他のUEへ、取得された上記SIをシグナリングし、
・取得された上記SIを将来の時点での使用のためにメモリ内に記憶し、及び
・上記第2のセルの識別情報を検証するために、上記SI内のCGIをPCIと比較する、
ために使用する、例1〜10のいずれかに記載の方法。
12.送信されることを要するULフィードバック信号の上記最小数を、
・上記第1のネットワークノードからの標識の受信、
・予め定義される情報、
のうちの1つに基づいて判定する、例1〜11のいずれかに記載の方法。
13.予め定義される情報は、
・送信されることを要するUL信号の予め定義される数、
・予め定義されるルール
・予め定義される数式又は関数、
のうちの1つを含む、例11に記載の方法。
[実装例]
A.第1の例
TS36.133 Rel-12 version12.2.0のセクション8.1.2.2.4“E-UTRAN TDD intra frequency measurements with autonomous gaps”によれば、UEは、以下に説明する通りのルールのセットに準拠し又は従わなければならない。
自律的ギャップを伴うE−UTRAセルの新たなCGIの識別
E−UTRAセルの新たなCGIを識別するために、UEには明示的な隣接リストは提供されない。UEは、“reportCGI”の目的でネットワークによりリクエストされた場合にCGIを識別し及びレポートするものとされる。UEは、TS36.331の節5.5.3.1に従って、MIB及びSIB1メッセージを受信するために、ダウンリンク受信及びUL送信において自律的ギャップを生成し得る。なお、UEは、si-RequestForHOが偽(false)に設定されている場合には自律的ギャップを用いることを要しない。“reportCGI”の目的で自律的ギャップが測定のために使用される場合、UEは、次の時間内にE−UTRAセルの新たなCGIを識別することができるものとされる:
identify_CGI,intra=Tbasic_identify_CGI,intrams
ここで、Tbasic_identify_CGI,intra=150msである。これが、E−UTRAセルが既にUEにより識別されている場合の、当該E−UTRAセルの新たなCGIをUEが識別するための最大許容時間を定義する上記等式において使用される時間ピリオドである。以下の条件が充足される場合には、あるセルは識別可能であるとみなされる。
・対応する帯域についてRSRP関連の副次的条件が充足される
・対応する帯域についてSCH_RP及びSCH E^s/Iot(E^は、便宜上アルファベットEの上に記号^があるものとする)
CGIが識別されたE−UTRAセルのMIBは、あるPBCH復調要件(例えば、あるSNRレベル)が満たされることを条件として、UEにより復号可能であるものとみなされる。Tbasic_identify_CGI,intra内にE−UTRAセルの新たなCGIを識別するための要件は、DRXが使用されないと共に、TS36.331において仕様化されている全てのDRXサイクルが使用される場合に、適用可能である。UEがE−UTRAセルの新たなCGIを識別するTidentify_CGI,intramsのその時間内に、UEは、以下を条件として、少なくとも表2(背景技術欄の表2と同一)に記述された数のACK/NACKを送信することができるものとされる:
−連続的なDLデータの割り当てがある
−DRXサイクルが使用されない
−測定ギャップが構成されない
−各サブフレームにおいて1つの符号語のみが送信される
Figure 2017510147
ECGIレポート遅延
ECGIレポート遅延は、UL DCCHのTTIにECGI測定レポートを挿入する場合の遅延の不確実性に起因して生じる。遅延の不確実性は、UL DCCHのTTIの2倍である。DRXが使用されるケースでは、ECGIレポートは、次のDRXサイクルにまで遅延させられ得る。IDC自律的拒否(IDC autonomous denial)が構成される場合、追加的な遅延が予期され得る。
発明の実施形態に係るこの第1の例についてのUEの要件
しかしながら、本発明の実施形態によれば、UEがE−UTRAセルの新たなCGIを識別するTidentify_CGI,intramsのその時間内にUEのPCellにおいて少なくとも1つのフレキシブルサブフレームが使用される場合、UEは、以下を条件として少なくとも18個のACK/NACKを送信することができるものとされる:
−連続的なDLデータの割り当てがある
−DRXサイクルが使用されない
−測定ギャップが構成されない
−各サブフレームにおいて1つの符号語のみが送信される
−PCellにおいてMBSFNサブフレームが構成されない
B.第2の例
TS36.133 Rel-12 version12.2.0のセクション8.1.2.3.6“E-UTRAN TDD-FDD inter frequency measurements using autonomous gaps”によれば、UEは、以下に説明する通りのルールのセットに準拠し又は従わなければならない。この節における要件は、FDD及びTDDをサポートするUEに適用される。
自律的ギャップを伴うE−UTRA FDDセルの新たなCGIの識別
E−UTRAセルの新たなCGIを識別するために、UEには明示的な隣接リストは提供されない。UEは、“reportCGI”の目的でネットワークによりリクエストされた場合にCGIを識別し及びレポートするものとされる。UEは、TS36.331の節5.5.3.1に従って、MIB及びSIB1メッセージを受信するために、ダウンリンク受信及びUL送信の双方において自律的ギャップを生成し得る。なお、UEは、si-RequestForHOが偽(false)に設定されている場合には自律的ギャップを用いることを要しない。“reportCGI”の目的で自律的ギャップが測定のために使用される場合、UEは、DRXが使用されるか否かに関わらず、次の時間内にE−UTRAセルの新たなCGIを識別することができるものとされる:
identify_CGI,inter=Tbasic_identify_CGI,interms
ここで、Tbasic_identify_CGI,inter=150msである。これが、E−UTRAセルが既にUEにより識別されている場合の、当該E−UTRAセルの新たなCGIをUEが識別するための最大許容時間を定義する上記等式において使用される時間ピリオドである。以下の条件が充足される場合には、あるセルは識別可能であるとみなされる。
−対応する帯域についてRSRP関連の副次的条件が充足される
−対応する帯域についてSCH_RP|dBm及びSCH E^s/Iot(E^は、便宜上アルファベットEの上に記号^があるものとする)
CGIが識別されたE−UTRAセルのMIBは、あるPBCH復調要件(例えば、あるSNRレベル)が満たされることを条件として、UEにより復号可能であるものとみなされる。Tbasic_identify_CGI,inter内にE−UTRAセルの新たなCGIを識別するための要件は、DRXが使用されないと共に、TS36.331において仕様化されている全てのDRXサイクルが使用される場合に、適用可能である。連続的なDLデータ割り当てが用いられ、DRXが用いられず、測定ギャップが構成されず、かつTS36.331において仕様化されているTDDコンフィグレーションが使用される場合、UEは、E−UTRAセルの新たなCGIの識別の期間中に、30個よりも多いACK/NACKを送信するものとされる。
ECGIレポート遅延
ECGIレポート遅延は、UL DCCHのTTIにECGI測定レポートを挿入する場合の遅延の不確実性に起因して生じる。遅延の不確実性は、UL DCCHのTTIの2倍である。DRXが使用されるケースでは、ECGIレポートは、次のDRXサイクルにまで遅延させられ得る。IDC自律的拒否が構成される場合、追加的な遅延が予期され得る。
発明の実施形態に係るこの第2の例についてのUEの要件
しかしながら、本発明の実施形態によれば、UEがE−UTRAセルの新たなCGIを識別するTidentify_CGI,intermsのその時間内にUEのPCellにおいて少なくとも1つのフレキシブルサブフレームが使用される場合、UEは、以下を条件として少なくとも18個のACK/NACKを送信することができるものとされる:
−連続的なDLデータの割り当てがある
−DRXサイクルが使用されない
−測定ギャップが構成されない
−各サブフレームにおいて1つの符号語のみが送信される
−PCellにおいてMBSFNサブフレームが構成されない
C.第3の例
TS36.133 Rel-12 version12.2.0のセクション8.1.2.3.7“E-UTRAN TDD-TDD inter frequency measurements with autonomous gaps”によれば、UEは、以下に説明する通りのルールのセットに準拠し又は従わなければならない。
自律的ギャップを伴うE−UTRA TDDセルの新たなCGIの識別
E−UTRAセルの新たなCGIを識別するために、UEには明示的な隣接リストは提供されない。UEは、“reportCGI”の目的でネットワークによりリクエストされた場合にCGIを識別し及びレポートするものとされる。UEは、TS36.331の節5.5.3.1に従って、MIB及びSIB1メッセージを受信するために、ダウンリンク受信及びUL送信の双方において自律的ギャップを生成し得る。なお、UEは、si-RequestForHOが偽(false)に設定されている場合には自律的ギャップを用いることを要しない。“reportCGI”の目的で自律的ギャップが測定のために使用される場合、UEは、DRXが使用されるか否かに関わらず、次の時間内にE−UTRAセルの新たなCGIを識別することができるものとされる:
identify_CGI,inter=Tbasic_identify_CGI,interms
ここで、Tbasic_identify_CGI,inter=150msである。これが、E−UTRAセルが既にUEにより識別されている場合の、当該E−UTRAセルの新たなCGIをUEが識別するための最大許容時間を定義する上記等式において使用される時間ピリオドである。以下の条件が充足される場合には、あるセルは識別可能であるとみなされる。
−対応する帯域についてRSRP関連の副次的条件が充足される
−対応する帯域についてSCH_RP及びSCH E^s/Iot(E^は、便宜上アルファベットEの上に記号^があるものとする)
CGIが識別されたE−UTRAセルのMIBは、あるPBCH復調要件(例えば、あるSNRレベル)が満たされることを条件として、UEにより復号可能であるものとみなされる。Tbasic_identify_CGI,inter内にE−UTRAセルの新たなCGIを識別するための要件は、DRXが使用されないと共に、TS36.331において仕様化されている全てのDRXサイクルが使用される場合に、適用可能である。連続的なDLデータ割り当てが用いられ、DRXが用いられず、測定ギャップが構成されず、かつTS36.331において仕様化されているTDDコンフィグレーションが使用される場合、UEは、E−UTRAセルの新たなCGIの識別の期間中に、30個よりも多いACK/NACKを送信するものとされる。
ECGIレポート遅延
ECGIレポート遅延は、UL DCCHのTTIにECGI測定レポートを挿入する場合の遅延の不確実性に起因して生じる。遅延の不確実性は、UL DCCHのTTIの2倍である。DRXが使用されるケースでは、ECGIレポートは、次のDRXサイクルにまで遅延させられ得る。IDC自律的拒否が構成される場合、追加的な遅延が予期され得る。
発明の実施形態に係るこの第3の例についてのUEの要件
しかしながら、本発明の実施形態によれば、UEがE−UTRAセルの新たなCGIを識別するTidentify_CGI,intermsのその時間内にUEのPCellにおいて少なくとも1つのフレキシブルサブフレームが使用される場合、UEは、以下を条件として少なくとも18個のACK/NACKを送信することができるものとされる:
−連続的なDLデータの割り当てがある
−DRXサイクルが使用されない
−測定ギャップが構成されない
−各サブフレームにおいて1つの符号語のみが送信される
−PCellにおいてMBSFNサブフレームが構成されない
[用語]
本明細書で使用されるところによれば、「処理モジュール」との用語は、処理回路、処理ユニット、プロセッサ、ASIC(Application Specific integrated Circuit)又はFPGA(Field-Programmable Gate Array)などへの言及であってよい。一例として、プロセッサ、ASIC又はFPGAなどは、1つ以上のプロセッサカーネルを備え得る。いくつかの例において、処理モジュールは、ソフトウェアモジュール又はハードウェアモジュールにより具現化され得る。いかなるそうしたモジュールも、ここで開示されたような判定手段、推定手段、捕捉手段、関連付け手段、比較手段、識別手段、選択手段、受信手段又は送信手段などであり得る。一例として、「手段」との表現は、判定モジュール、選択モジュールなどのモジュールであってよい。
本明細書で使用されるところによれば、「構成される」との表現は、ここで説明されているアクションのうちの1つ以上を実行するようにソフトウェア構成及び/又はハードウェア構成の手段によって処理回路が構成され又は適合されていることを意味し得る。
本明細書で使用されるところによれば、「メモリ」との用語は、ハードディスク、磁気記憶媒体、ポータブルコンピュータディスケット若しくはディスク、フラッシュメモリ又はランダムアクセスメモリ(RAM)などへの言及であり得る。さらに、「メモリ」との用語は、プロセッサの内部的なレジスタメモリなどへの言及であってもよい。
本明細書で使用されるところによれば、「コンピュータ読取可能な媒体」との用語は、USB(Universal Serial Bus)メモリ、DVDディスク、Blu−rayディスク、データのストリームとして受け付けられるソフトウェアモジュール、フラッシュメモリ、ハードドライブ、MemoryStickなどのメモリカード、マルチメディアカード(MMC)などであってよい。
本明細書で使用されるところによれば、「コンピュータ読取可能なコードユニット」との用語は、コンピュータプログラムのテキスト、コンパイルされたフォーマットのコンピュータプログラムを表現するバイナリファイルの一部若しくは全体、又は、何らかのそれらの中間的なものであってよい。
本明細書で使用されるところによれば、「数」、「値」との用語は、二値の数、実数、虚数又は有理数などといった、いかなる種類の数字であってもよい。そのうえ、「数」、「値」は、文字又は文字列といった、1つ以上のキャラクタであってもよい。「数」、「値」は、ビット列で表現されてもよい。
本明細書で使用されるところによれば、「いくつかの実施形態において」との表現は、説明される当該実施形態の特徴がここで開示される何らかの他の実施形態と組み合わされてもよいことを示すために使用されている。
多様な側面の実施形態が説明されているものの、それらの多くの異なる変形例及び修正例などが当業者にとっては明白となるであろう。説明されている実施形態は、従って、本開示の範囲を限定することを意図されない。
BCH Broadcast channel
BS Base Station
CA Carrier Aggregation
CGI Cell global identifier
CPICH Common Pilot Channel
DL Downlink
DRX Discontinuous Reception
EARFCN Evolved absolute radio frequency channel number
ECGI E-UTRAN CGI
E−CID Enhanced cell ID
E−SMLC Evolved SMLC
E−UTRAN Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network
GSM Global System for Mobile Communications
HARQ Hybrid Automatic Repeat Request
L1 Layer 1
L2 Layer 2
LMU Location measurement unit
LPP LTE positioning protocol
LPPa LTE positioning protocol annex
LTE Long Term Evolution
MAC Medium Access Control
MBSFN Multimedia Broadcast multicast service Single Frequency Network
MIB Master Information Block
MME Mobility management entity
OFDM Orthogonal Frequency Division Modulation
OFDMA Orthogonal Frequency Division Multiple Access
O&M Operational and Maintenance
OTDOA Observed time difference of arrival
PBCH Physical Broadcast Channel
PCI Physical cell identifier
PDSCH Physical Downlink Shared Channel
RAT Radio Access Technology
RN Relay node
RNC Radio Network Controller
RRC Radio Resource Control
RSCP Received Signal Code Power
RSRQ Reference signal received quality
RSRP Reference signal received power
RSTD Reference signal time difference
SMLC Serving Mobile Location Center
SON Self Organizing Network
RSSI Received signal strength indicator
SIB System information block
SI System information
UE User Equipment
UL Uplink
UTDOA UL time difference of arrival
X2 LTEでのBS間通信のためのインタフェース
2つのレガシーTDDコンフィグレーションからなされる、ダイナミックTDDコンフィグレーションの概略図である。 ここでの実施形態が実装され得る例示的な無線通信システム100の概略図である。 実施形態に係る例示的な方法を概略的に示すフローチャートである。 本発明のいくつかの実施形態に係る無線デバイスにおける例示的な方法を示すフローチャートである。 本発明のいくつかの実施形態に係る無線デバイスを概略的に示すブロック図である。 本発明のいくつかの実施形態に係るネットワークノードにおける例示的な方法を示すフローチャートである。 本発明のいくつかの実施形態に係るネットワークノードを概略的に示すブロック図である。 本発明のいくつかの実施形態に係る無線デバイスにおける方法を示すフローチャートである。 本発明のいくつかの実施形態に係る無線デバイスにおける方法を示すフローチャートである。 本発明のいくつかの実施形態に係るネットワークノードにおける方法を示すフローチャートである。 本発明のいくつかの実施形態に係るネットワークノードにおける方法を示すフローチャートである。 本発明のいくつかの実施形態に係る無線デバイスを概略的に示すブロック図である。 本発明のいくつかの実施形態に係るネットワークノードを概略的に示すブロック図である。
ダイナミックTDDサブフレーム割り当て(例えば、ダイナミックTDDシステム、又はHD−FDD動作)において、一群のサブフレームは固定的なサブフレームであり、一方でその他はフレキシブルサブフレームである。固定的なサブフレームとは、全ての無線フレームにおいてULサブフレームであるか、又は全ての無線フレームにおいてDLサブフレームであるか、のいずれかである。フレキシブルサブフレームは、ある無線フレームにおいてはULサブフレームであり、他の無線フレームにおいてはDLサブフレームであることができる。UL方向又はDL方向の割り当ては、動的なやり方でなされる。サービングセルの性能は、UEがそのサービングセルにおいて送受信を行うことのできるサブフレーム数の観点で表現され得る。UEは、あるセルのSIを取得するために自律的ギャップを生成するかもしれない。しかしながら、UEが自律的ギャップを生成する場合、ダイナミックUL/DLサブフレーム割り当ては、サービングセルの性能をなお一層予測不能にする。ここでの少なくともいくつかの実施形態により、この問題が解決される。よって、ここでの実施形態は、システム性能を改善させる。
[UEにより実行される方法の非限定的な例の一覧]
1.第1のセルを運用する第1のネットワークノードによりサービスされるUEにおける、第2のネットワークノードにより運用される第2のセルのSIを取得するための方法であって、
・ある時間ピリオド(T0)の期間中に第2のセルのSIを取得するための自律的ギャップを生成することと、
・上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中の第1のネットワークノードによる上記UEへのDLデータの連続的な送信への応答として上記UEが送信することを要するULフィードバック信号の最小数を判定することと、
・送信されるべき上記ULフィードバック信号の上記最小数は、ダイナミック又はフレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられることと、
・当該方式によれば上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中に少なくとも1つのサブフレームがULサブフレーム、DLサブフレーム及びスペシャルサブフレームのうちの少なくとも任意の2つの間で変化し得ることと、
・上記時間ピリオド(例えば、T0)の期間中のDLデータの上記連続的な送信への応答として、判定された上記最小数のULフィードバック信号を送信することと、
を含む方法。

Claims (45)

  1. 無線通信システム(100)のネットワークノード(120)により運用される第1のセル(101)内に位置する無線デバイス(110)において実行される方法であって、
    ある時間ピリオドの期間中に少なくとも1つの自律的ギャップを用いて第2のセルのシステム情報を取得すること(510)と、前記無線デバイスは、前記時間ピリオドの少なくとも一部の期間中に前記第1のセルにおいてフレキシブルサブフレーム割り当て方式で構成されることと、
    前記フレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられる、アップリンクフィードバック信号の最小数に対応する値Nminを取得すること(520)と、
    前記時間ピリオドの期間中のダウンリンクデータへの応答として、少なくとも前記最小数Nminのアップリンクフィードバック信号を送信すること(530)と、
    を含む方法。
  2. 前記ネットワークノードから、前記第2のセルの前記システム情報をレポートするためのリクエストを受信すること(505)と、前記システム情報は、前記リクエストへの応答として取得されること(510)と、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 取得された前記システム情報を前記ネットワークノードへ送信すること(540)、
    をさらに含む、請求項1又は請求項2に記載の方法。
  4. 前記システム情報は、前記第2のセルを一意に識別する情報を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記アップリンクフィードバック信号は、前記第1のセルにおいて前記ネットワークノードから受信されるダウンリンクデータへの応答として、前記第1のセルにおいて送信される、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記値Nminを取得すること(520)は、
    前記値Nminを含む前記ネットワークノードからの情報を受信することと、
    前記無線デバイス内に記憶されている前記値Nminを取り出すことと、
    予め定義されるルール、数式又は関数に基づいて前記値Nminを導出することと、
    のうちの1つを含む、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記無線デバイスは、前記ネットワークノードから受信される構成情報に基づいて、前記フレキシブルサブフレーム割り当て方式で構成される、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記第1のセルは、サービングセル、マルチキャリア動作でのPCell、又はマルチキャリア動作でのSCell、のうちの1つである、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記フレキシブルサブフレーム割り当て方式は、ダイナミック時間分割複信(TDD)、又は半二重周波数分割複信(HD−FDD)サブフレーム割り当て方式である、請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記アップリンクフィードバック信号は、ハイブリッド自動再送要求フィードバックの一部としての、確認応答信号及び否定応答信号を含む、請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
  11. 第1のセル(101)を運用する無線通信システム(100)のネットワークノード(120)において実行される方法であって、前記第1のセル(101)により無線デバイス(110)がサービスされ、
    前記無線デバイスが第2のセルのシステム情報を取得する時間ピリオドの少なくとも一部の期間中に、前記第1のセル内でフレキシブルサブフレーム割り当て方式で動作するように前記無線デバイスを構成する構成情報を、前記無線デバイスへ送信すること(610)と、
    前記時間ピリオドの期間中のダウンリンクデータへの応答として前記無線デバイスが送信するものとされるアップリンクフィードバック信号の最小数に対応する、前記フレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられる値Nminを取得すること(620)と、
    前記時間ピリオドの期間中に前記第1のセルにおいて前記無線デバイスへダウンリンクデータを送信すること(630)と、
    送信された前記ダウンリンクデータへの応答として、前記第1のセルにおいて、少なくとも前記最小数Nminのアップリンクフィードバック信号を受信すること(640)と、
    を含む方法。
  12. 前記第2のセルの前記システム情報をレポートさせるためのリクエストを、前記無線デバイスへ送信すること(605)、
    をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第2のセルのシステム情報を、前記無線デバイスから受信すること(650)、
    をさらに含む、請求項11〜12のいずれかに記載の方法。
  14. 前記システム情報は、前記第2のセルを一意に識別する情報を含む、請求項11〜13のいずれかに記載の方法。
  15. 前記値Nminを含む情報を、前記無線デバイスへ送信すること(625)、
    をさらに含む、請求項11〜14のいずれかに記載の方法。
  16. 前記第1のセルは、マルチキャリア動作でのPCell又はマルチキャリア動作でのSCellのうちの1つである、請求項11〜15のいずれかに記載の方法。
  17. 前記フレキシブルサブフレーム割り当て方式は、ダイナミック時間分割複信(TDD)、又は半二重周波数分割複信(HD−FDD)サブフレーム割り当て方式である、請求項11〜16のいずれかに記載の方法。
  18. 前記アップリンクフィードバック信号は、ハイブリッド自動再送要求フィードバックの一部としての、確認応答信号及び否定応答信号を含む、請求項11〜17のいずれかに記載の方法。
  19. 前記値Nminを取得すること(620)は、
    前記ネットワークノード内に記憶されている前記値Nminを取り出すことと、
    予め定義されるルール、数式又は関数に基づいて前記値Nminを判定することと、
    前記ネットワークノードの前記バッファ内の、前記無線デバイスに関連付けられているデータの量に基づいて前記値Nminを判定することと、
    のうちの1つを含む、請求項11〜18のいずれかに記載の方法。
  20. 前記時間ピリオドの期間中のダウンリンクデータへの応答として前記無線デバイスが送信するものとされるアップリンクフィードバック信号の前記最小数に基づいて、前記無線デバイスのためのスケジューリング方式を適応させることと、
    適応された前記スケジューリング方式を用いて、前記無線デバイスをスケジューリングすることと、
    をさらに含む、請求項11〜19のいずれかに記載の方法。
  21. 前記時間ピリオドの期間中にダウンリンクデータと共に前記無線デバイスをスケジューリングすることの可能なサブフレームの最小数に基づいて、前記フレキシブルサブフレーム割り当て方式の1つ以上のパラメータを適応させること、
    をさらに含み、
    前記無線デバイスへ送信(610)される前記構成情報は、適応された前記フレキシブルサブフレーム割り当て方式で動作するように前記無線デバイスを構成する、
    請求項11〜20のいずれかに記載の方法。
  22. 無線デバイス(110)であって、
    無線通信システム(100)のネットワークノード(120)により運用される第1のセル(101)内に位置する場合に、
    ある時間ピリオドの少なくとも一部の期間中に前記第1のセルにおいてフレキシブルサブフレーム割り当て方式で構成され、
    前記時間ピリオドの期間中に少なくとも1つの自律的ギャップを用いて第2のセルのシステム情報を取得し、
    前記フレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられる、アップリンクフィードバック信号の最小数に対応する値Nminを取得し、
    前記時間ピリオドの期間中のダウンリンクデータへの応答として、少なくとも前記最小数Nminのアップリンクフィードバック信号を送信する、
    ように構成される、無線デバイス(110)。
  23. 前記ネットワークノードから、前記第2のセルの前記システム情報をレポートするためのリクエストを受信し、
    前記リクエストへの応答として前記システム情報を取得する、
    ようにさらに構成される、請求項22に記載の無線デバイス(110)。
  24. 取得された前記システム情報を前記ネットワークノードへ送信する、
    ようにさらに構成される、請求項22〜23のいずれかに記載の無線デバイス(110)。
  25. 前記第2のセルを一意に識別する情報を含む前記システム情報を取得する、ように構成される、請求項22〜24のいずれかに記載の無線デバイス(110)。
  26. 前記第1のセルにおいて前記ネットワークノードから受信されるダウンリンクデータへの応答として、前記第1のセルにおいて前記アップリンクフィードバック信号を送信する、ように構成される、請求項22〜25のいずれかに記載の無線デバイス(110)。
  27. 前記値Nminを含む前記ネットワークノードからの情報を受信すること、
    前記無線デバイス内に記憶されている前記値Nminを取り出すこと、及び
    予め定義されるルール、数式又は関数に基づいて前記値Nminを導出すること、
    のうちの1つにより、前記値Nminを取得する、
    ように構成される、請求項22〜26のいずれかに記載の無線デバイス(110)。
  28. 前記ネットワークノードから受信される構成情報に基づいて、前記フレキシブルサブフレーム割り当て方式で構成される、請求項22〜27のいずれかに記載の無線デバイス(110)。
  29. 前記第1のセルは、サービングセル、マルチキャリア動作でのPCell、又はマルチキャリア動作でのSCell、のうちの1つである、請求項22〜28のいずれかに記載の無線デバイス(110)。
  30. 前記フレキシブルサブフレーム割り当て方式は、ダイナミック時間分割複信(TDD)、又は半二重周波数分割複信(HD−FDD)サブフレーム割り当て方式である、請求項22〜29のいずれかに記載の無線デバイス(110)。
  31. 前記アップリンクフィードバック信号は、ハイブリッド自動再送要求フィードバックの一部としての、確認応答信号及び否定応答信号を含む、請求項22〜30のいずれかに記載の無線デバイス(110)。
  32. 第1のセル(101)を運用するように構成される無線通信システム(100)のためのネットワークノード(120)であって、前記第1のセル(101)により無線デバイス(110)がサービスされ、
    前記無線デバイスが第2のセルのシステム情報を取得する時間ピリオドの少なくとも一部の期間中に、前記第1のセル内でフレキシブルサブフレーム割り当て方式で動作するように前記無線デバイスを構成する構成情報を、前記無線デバイスへ送信し、
    前記時間ピリオドの期間中のダウンリンクデータへの応答として前記無線デバイスが送信するものとされるアップリンクフィードバック信号の最小数に対応する、前記フレキシブルサブフレーム割り当て方式に関連付けられる値Nminを取得し、
    前記時間ピリオドの期間中に前記第1のセルにおいて前記無線デバイスへダウンリンクデータを送信し、
    送信された前記ダウンリンクデータへの応答として、前記第1のセルにおいて、少なくとも前記最小数Nminのアップリンクフィードバック信号を受信する、
    ようにさらに構成される、ネットワークノード(120)。
  33. 前記第2のセルの前記システム情報をレポートさせるためのリクエストを、前記無線デバイスへ送信する、
    ようにさらに構成される、請求項32に記載のネットワークノード(120)。
  34. 前記第2のセルのシステム情報を、前記無線デバイスから受信する、
    ようにさらに構成される、請求項32〜33のいずれかに記載のネットワークノード(120)。
  35. 前記システム情報は、前記第2のセルを一意に識別する情報を含む、請求項32〜34のいずれかに記載のネットワークノード(120)。
  36. 前記値Nminを含む情報を、前記無線デバイスへ送信する、
    ようにさらに構成される、請求項32〜35のいずれかに記載のネットワークノード(120)。
  37. 前記第1のセルは、マルチキャリア動作でのPCell又はマルチキャリア動作でのSCellのうちの1つである、請求項32〜36のいずれかに記載のネットワークノード(120)。
  38. 前記フレキシブルサブフレーム割り当て方式は、ダイナミック時間分割複信(TDD)、又は半二重周波数分割複信(HD−FDD)サブフレーム割り当て方式である、請求項32〜37のいずれかに記載のネットワークノード(120)。
  39. 前記アップリンクフィードバック信号は、ハイブリッド自動再送要求フィードバックの一部としての、確認応答信号及び否定応答信号を含む、請求項32〜38のいずれかに記載のネットワークノード(120)。
  40. 前記ネットワークノード内に記憶されている前記値Nminを取り出すこと、
    予め定義されるルール、数式又は関数に基づいて前記値Nminを判定すること、及び
    前記ネットワークノードの前記バッファ内の、前記無線デバイスに関連付けられているデータの量に基づいて前記値Nminを判定すること、
    のうちの1つにより、前記値Nminを取得する、
    ように構成される、請求項32〜38のいずれかに記載のネットワークノード(120)。
  41. 前記時間ピリオドの期間中のダウンリンクデータへの応答として前記無線デバイスが送信するものとされるアップリンクフィードバック信号の前記最小数に基づいて、前記無線デバイスのためのスケジューリング方式を適応させ、
    適応された前記スケジューリング方式を用いて、前記無線デバイスをスケジューリングする、
    ようにさらに構成される、請求項32〜40のいずれかに記載のネットワークノード(120)。
  42. 前記時間ピリオドの期間中にダウンリンクデータと共に前記無線デバイスをスケジューリングすることの可能なサブフレームの最小数に基づいて、前記フレキシブルサブフレーム割り当て方式の1つ以上のパラメータを適応させ、
    適応された前記フレキシブルサブフレーム割り当て方式で動作するように前記無線デバイスを構成する構成情報を、前記無線デバイスへ送信する、
    ようにさらに構成される、請求項32〜41のいずれかに記載のネットワークノード(120)。
  43. 無線デバイス(110)上で実行される場合に、前記無線デバイスに請求項1〜10のいずれかに記載の方法を行わせるコンピュータ読取可能なコード、を含むコンピュータプログラム(701)。
  44. ネットワークノード(120)上で実行される場合に、前記ネットワークノードに請求項11〜21のいずれかに記載の方法を行わせるコンピュータ読取可能なコード、を含むコンピュータプログラム(791)。
  45. コンピュータ読取可能な媒体(703,793)と、前記コンピュータ読取可能な媒体に記憶される請求項43〜44のいずれかに記載のコンピュータプログラム(701,791)と、を含むコンピュータプログラムプロダクト(702,792)。
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