JP2017510141A - ユーザイクイップメント、基地局及びセル探索方法 - Google Patents

ユーザイクイップメント、基地局及びセル探索方法 Download PDF

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Abstract

本発明の実施形態は、通信分野に関し、スモールセルが密に配置されたシナリオにおいて正確なセル探索を実現する、ユーザイクイップメント、基地局及びセル探索方法を開示する。本発明の実施形態で提供される方法は、UEが補助情報を受信するステップであって、補助情報は第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報を含み、第1の隣接セルはUEのサービング基地局の任意の隣接セルである、ステップと、UEが、補助情報に従って第1の隣接セルの第1の参照信号を検出して、UEを第1の隣接セルと同期させるステップと、UEが、補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号、又は、第1の隣接セルの第2の参照信号、又は、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を検出して、第1の隣接セルのセル識別情報(ID)又は仮想IDを取得するステップと、を含む。本発明はセル探索に用いられる。

Description

本発明は通信分野に関し、特に、ユーザイクイップメント、基地局及びセル探索方法に関する。
一般に、従来のロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution,略してLTE)無線ネットワークは、マクロ基地局を含むと考えられる。マクロ基地局は20メートル以上の高さに配置され、送信電力は46dBmに達するので、比較的大きなエリアをカバーして多数のユーザにサービスを提供することができる。
都市が発展するにつれて、マクロ基地局の継続的な配置は、立地選定や密度増加における困難といった多くの困難に直面している。したがって、業界ではスモールセル又はマイクロ基地局が進出している。スモールセルには、送信電力が低く、設置が容易であり、高さの低い場所に配置できるという特徴がある。したがって、スモールセルは一般に非常に狭い範囲をカバーし、極めて少数のユーザにサービスを提供し、人口が密集みた住宅地やビジネス街等に適する。例えば、百貨店に複数のスモールセルを配置して、サービスを提供することができる(User Equipment,略称UE)。
LTEネットワークは、多くのセル(Cell)に分割される。一般に、1つのセルは1つの基地局(マクロ基地局、ミクロ基地局又はスモールセル)を有する。通信プロセスでは、UEは、基地局によって提供されるサービスを受信するために、基地局への接続を設定する。UEが移動すると、UEは1つのセルを離れて別のセルに入ることができる。この場合は、UEは、新たに到着したセルの基地局によってサービス提供されるように、元の基地局から接続を切断して、新たに到着したセルの基地局への接続を設定する必要がある。このプロセスはハンドオーバーと呼ばれる。
ハンドオーバーの前に、UEは、近くのセルに関してセル探索及び測定を行う必要がある。セル探索は、UEが、現在接続が保持されているセルの他に、別のセルが近くにあるか否かを判定することを意味する。UEは、隣接セルによって送信されたプライマリ同期信号(Primary Synchronization Signal,略称PSS)/セカンダリ同期信号(Secondary Synchronous Signal,略称SSS)を検出することにより、隣接セルのセル識別情報(Identity,略称ID)を取得する。セル測定は、UEが、探索された隣接セルによって送信されるダウンリンク参照信号(例えばセル固有参照信号(Cell-specific Reference Signal,略称CRS))を測定することにより、探索された隣接セルの各々について、無線リソース管理(Radio Resource Management,略称RRM)測定を行って、探索された隣接セルのメトリックを取得することを意味する。メトリックは、測定されるセルの信号品質を反映するのに用いられる。近くの別のセルの信号量が現在接続が保持されているセルのものよりも優れている場合、或いは、別のハンドオーバー条 件が満たされる場合、ネットワークは、より適切なセルにUEを引き渡すためにハンドオーバープロセスを開始する。LTEでは、セル測定のためのメトリックは一般に、参照信号受信電力(Reference Signal Received Power,略称RSRP)、受信信号強度インジケータ(Received Signal Strength Indicator,略称RSSI)及び参照信号受信品質(Reference Signal Received Quality,略称RSRQ)を含む。
上述のセル探索と測定のプロセスでは、スモールセルは主に人口密度の高い場所に配置されるので、通信データ量のような要件を満たすために、スモールセルも密に配置される必要がある。密度は、隣接する2つのスモールセルが数メートルおき又は数十メートルおきに配置されるものであってよい。スモールセルが来技術に従って密に配置され、セルの探索と測定が実行されるシナリオでは、各セルは同じ場所にPSS/SSS及びCRSを送信するので、セル探索と測定プロセスの際にはセル間の干渉が比較的強くなってしまう。
本発明の実施形態は、スモールセルが密に展開されるシナリオにおいて正確なセルの探索及び測定を実現するユーザイクイップメント、基地局及びセル探索方法を提供する。
上述の目的を達成するために、本発明の実施形態では以下の技術的解決策が用いられる。
第1の態様によれば、ユーザイクイップメントが提供される。本ユーザイクイップメントは、
補助情報を受信するように構成される受信ユニットであって、補助情報は第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報を含み、第1の隣接セルは、UEのサービング基地局の任意の隣接セルである、受信ユニットと、
受信ユニットによって受信された補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出して、UEを第1の隣接セルと同期させるように構成される同期ユニットと、
受信ユニットによって受信された補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出するか、又は、第1の隣接セルの第2の参照信号を検出するか、又は、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を検出して、第1の隣接セルのセルID又は仮想IDを取得するように構成される取得ユニットと、
を備える。
第1の態様に関して、第1の態様の第1の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第2の参照信号は、第1の隣接セルの非ゼロパワーチャネル状態指示参照信号(Non-Zero Power Channel State Indication RS,略称NZP-CSI-RS)、又は、第1の隣接セルの準NZP-CSI-RSであり、
準NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDは、NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDと異なる。
第1の態様又は第1の態様の第1の可能な実施方式に関して、第1の態様の第2の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報は、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース構成と、第1の隣接セルの第2の参照信号のためのアンテナポートの数と、第1の隣接セルの第2の参照信号のサブフレーム情報と、
のうち少なくとも1つを含む。
第1の態様又は第1の態様の第1の可能な実施方式若しくは第1の態様の第2の可能な実施方式に関して、第1の態様の第3の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第1の参照信号は、第1の隣接セルのPSS、又は、第1の隣接セルの準PSSであり、
準PSSを生成するためのルートシーケンス番号は、PSSを生成するためのルートシーケンス番号と異なる。
第1の態様又は第1の態様の第1の可能な実施方式〜第1の態様の第3の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第1の態様の第4の可能な実施方式では、
第1の参照信号と第2の参照信号とは、準同配置される。
第1の態様又は第1の態様の第1の可能な実施方式〜第1の態様の第4の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第1の態様の第5の可能な実施方式では、同期ユニットは、具体的には、
補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスとプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、複数の相関値を取得するように構成され、
既定の閾値よりも大きい第1の相関値が存在する場合、UEは第1の隣接セルと同期され、第1の相関値は、第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスとプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行することによって取得された複数の相関値のうち任意の1つである。
第1の態様又は第1の態様の第1の可能な実施方式〜第1の態様の第5の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第1の態様の第6の可能な実施方式では、取得ユニットは、具体的には、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置を取得し、
第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得し、
第1の隣接セルの第1の参照信号IDに従って、第1の隣接セルの仮想IDを取得し、若しくは、第1の隣接セルの第1の参照信号IDと第1の隣接セルのセルIDとの対応関係に従って、第1の隣接セルのセルIDを取得するように構成され、
又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、第1の隣接セルの仮想IDを取得し、若しくは、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDと第1の隣接セルのセルIDとの対応関係に従って、第1の隣接セルのセルIDを取得するように構成され、
又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得し、
第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDと、第1の隣接セルの第1の参照信号IDと、セルIDとの対応関係に従って、第1の隣接セルのセルIDを取得するように構成される。
第1の態様の第6の可能な実施方式に関して、第1の態様の第7の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置で送信された信号を検出して、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得することは、取得ユニットが、具体的には、
第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第1の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスとプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得するように構成される、ことを含む。
第1の態様の第6の可能な実施方式又は第1の態様の第7の可能な実施方式に関して、第1の態様の第8の可能な実施方式では、取得ユニットは、具体的には、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
プロトコル指定のM個の第2の参照信号スクランブリングコード識別情報(ID)に従って、M個のローカルの第2の参照信号シーケンスを生成し、
検出された第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスとM個のローカルの第2の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得するように構成される。
第1の態様又は第1の態様の第1の可能な実施方式〜第1の態様の第8の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第1の態様の第9の可能な実施方式では、ユーザイクイップメントは更に、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルが探索されたか否かを判定するように構成される判定ユニット、
を備える。
第1の態様の第9の可能な実施方式に関して、第1の態様の第10の可能な実施方式では、判定ユニットは、具体的には、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号を検出及び取得し、
プロトコル指定のM個の第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、M個のローカルの第2の参照信号シーケンスを生成し、
検出された第1の隣接セルの第2の参照信号とM個のローカルの第2の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、M個の相関値を取得するように構成され、
既定の探索条件よりも大きい第2の相関値が存在する場合、第1の隣接セルが探索され、第2の相関値は、検出された第1の隣接セルの第2の参照信号とM個のローカルの第2の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行することによって取得されたM個の相関値のうち任意の1つである。
第1の態様又は第1の態様の第1の可能な実施方式〜第1の態様の第10の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第1の態様の第11の可能な実施方式では、補助情報は更に、第1の隣接セルのセルID及び第1の隣接セルの第1の参照信号IDを含む。
第1の態様の第11の可能な実施方式に関して、第1の態様の第12の可能な実施方式では、同期ユニットは、具体的には、
補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
第1の隣接セルの第1の参照信号IDに従って、第1の隣接セルのローカルの第1の参照信号シーケンスを生成し、
第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスと第1の隣接セルのローカルの第1の参照信号シーケンスとの相関演算を実行して、第3の相関値を取得するように構成され、
第3の相関値が既定の閾値よりも大きい場合、UEは第1の隣接セルと同期される。
第1の態様又は第1の態様の第1の可能な実施方式〜第1の態様の第12の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第1の態様の第13の可能な実施方式では、補助情報は更に、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを含む。
第1の態様の第13の可能な実施方式に関して、第1の態様の第14の可能な実施方式では、判定ユニットは、具体的には、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、第1の隣接セルのローカルの第2の参照信号シーケンスを生成し、
検出された第1の隣接セルの第2の参照信号と第1の隣接セルのローカルの第2の参照信号シーケンスとの相関演算を実行して、第4の相関値を取得するように構成され、
第4の相関値が既定の探索条件よりも大きい場合、第1の隣接セルが探索される。
第1の態様又は第1の態様の第1の可能な実施方式〜第1の態様の第14の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第1の態様の第15の可能な実施方式では、同期ユニットは、具体的には、
第1の隣接セルの第1の参照信号と第1の隣接セルの第2の参照信号とが1つのサブフレームで送信される場合、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報において指示されるサブフレームで、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出するように構成され、
又は、
第1の隣接セルの第1の参照信号が、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のN番目のサブフレーム0又はサブフレーム5で送信される場合、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報において指示されるサブフレームの前又は後のサブフレーム0又はサブフレーム5で、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出するように構成され、Nは1以上であり、
又は、
第1の隣接セルの第1の参照信号が、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信される場合、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報において指示されるサブフレームの前又は後のP番目のサブフレームで、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出するように構成され、補助情報は更に、第1の隣接セルの第1の参照信号と第1の隣接セルの第2の参照信号との間のサブフレームオフセットPを含み、Pは1以上である。
第1の態様又は第1の態様の第1の可能な実施方式〜第1の態様の第15の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第1の態様の第16の可能な実施方式では、本ユーザイクイップメントは更に、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置で、第1の隣接セルのRRM測定を実行して、メトリックを取得するように構成される測定ユニットであって、メトリックはRSRP、RSSI及びRSRQの少なくとも1つを含む、測定ユニット、
を備える。
第1の態様の第16の可能な実施方式に関して、第1の態様の第17の可能な実施方式では、は更に、第1の隣接セルの測定リソース1のリソース情報を含み、第1の隣接セルの測定リソース1のリソース情報は、
第1の隣接セルの測定リソース1のリソース構成と、第1の隣接セルの測定リソース1のためのアンテナポートの数と、第1の隣接セルの測定リソース1のサブフレーム情報と、のうち少なくとも1つを含む。
第1の態様の第17の可能な実施方式に関して、第1の態様の第18の可能な実施方式では、第1の隣接セルの測定リソース1は、第1の隣接セルのゼロパワーチャネル状態指示参照信号(Zero Power Channel State Indication RS,略称ZP-CSI-RS)である。
第1の態様の第17の可能な実施方式又は第1の態様の第18の可能な実施方式に関して、第1の態様の第19の可能な実施方式では、測定ユニットは、具体的には、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置で、第1の隣接セルのRRM測定を実行して、メトリックのRSRPを取得し、
第1の隣接セルの測定リソース1のリソース情報に従って、第1の隣接セルの測定リソース1の送信リソース位置で、第1の隣接セルのRRM測定を実行して、メトリックのRSSIを取得し、
RSRP及びRSSIに従ってRSRQを取得するように構成される。
第2の態様によれば、基地局が提供される。本基地局はUEのサービング基地局である。本基地局は、
第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータとを取得するように構成される取得ユニットと、
取得ユニットによって取得された第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータとに従って、補助情報を生成するように構成される生成ユニットであって、補助情報は、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報を含む、生成ユニットと、
セル内のUEがセル探索を実行するように、生成ユニットによって生成された補助情報をUEに送信するように構成される送信ユニットと、
を備える。
第2の態様に関して、第2の態様の第1の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第2の参照信号は、第1の隣接セルのNZP-CSI-RS、又は、第1の隣接セルの準NZP-CSI-RSであり、
準NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDは、NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDと異なる。
第2の態様又は第2の態様の第1の可能な実施方式に関して、第2の態様の第2の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第1の参照信号は、PSS又は第1の隣接セルの準PSSであり、
準PSSを生成するためのルートシーケンス番号は、PSSを生成するためのルートシーケンス番号と異なる。
第2の態様又は第2の態様の第1の可能な実施方式若しくは第2の態様の第2の可能な実施方式に関して、第2の態様の第3の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報は、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース構成と、第1の隣接セルの第2の参照信号のためのアンテナポートの数と、第1の隣接セルの第2の参照信号のサブフレーム情報と、のうち少なくとも1つを含む。
第2の態様又は第2の態様の第1の可能な実施方式〜第2の態様の第3の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第2の態様の第4の可能な実施方式では、補助情報は更に、第1の隣接セルのセルID及び第1の隣接セルの第1の参照信号IDを含む。
第2の態様又は第2の態様の第1の可能な実施方式〜第2の態様の第4の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第2の態様の第5の可能な実施方式では、補助情報は更に、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを含む。
第2の態様又は第2の態様の第1の可能な実施方式〜第2の態様の第5の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第2の態様の第6の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第1の参照信号が第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信されるとき、補助情報は更に、第1の隣接セルの第1の参照信号と第1の隣接セルの第2の参照信号との間のサブフレームオフセットPを含む。Pは1以上である。
第3の態様によれば、基地局が提供される。本基地局は、第1の隣接セルに対応する基地局である。本基地局は、
第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を送信するように構成される送信ユニットであって、第1の参照信号は、UEがセルに同期する際に用いられ、第2の参照信号は、UEがセル探索及びRRM測定を実行する際に用いられる、送信ユニット、
を備える。
第3の態様に関して、第3の態様の第1の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第2の参照信号は、第1の隣接セルのNZP-CSI-RS、又は、第1の隣接セルの準NZP-CSI-RSであり、
準NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDは、NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDと異なる。
第3の態様又は第3の態様の第1の可能な実施方式に関して、第3の態様の第2の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第1の参照信号は、第1の隣接セルのPSS、又は、第1の隣接セルの準PSSであり、
準PSSを生成するためのルートシーケンス番号は、PSSを生成するためのルートシーケンス番号と異なる。
第3の態様又は第3の態様の第1の可能な実施方式若しくは第3の態様の第2の可能な実施方式に関して、第3の態様の第3の可能な実施方式では、本基地局は更にマッピングユニットを備え、マッピングユニットは、
第1の隣接セルの第2の参照信号が1つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、第1の隣接セルの第2の参照信号を4つのリソースにマッピングするか、又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号が1つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、第1の隣接セルの第2の参照信号を8つのリソースエレメントにマッピングするか、又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号が2つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、第1の隣接セルの第2の参照信号を4つのリソースエレメントにマッピングするか、又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号が2つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、第1の隣接セルの第2の参照信号を8つのリソースエレメントにマッピングするように構成される。
第3の態様の第3の可能な実施方式に関して、第3の態様の第4の可能な実施方式では、
第1の隣接セルの第2の参照信号のシークエンス長は、最大システム帯域幅に含まれるリソースブロックの数のQ倍であり、Qは1より大きい正の整数である。
第3の態様又は第3の態様の第1の可能な実施方式〜第3の態様の第4の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第3の態様の第5の可能な実施方式では、本基地局は更に、
第1の隣接セルのセルIDと第1の隣接セルの構成されたリソースの数とに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を判定するように構成される判定ユニット、
を備える。
第3の態様の第5の可能な実施方式に関して、第3の態様の第6の可能な実施方式では、判定ユニットは、具体的には、
第1の隣接セルのPSS IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を計算するように構成される。
第3の態様の第5の可能な実施方式に関して、第3の態様の第7の可能な実施方式では、判定ユニットは、具体的には、
第1の隣接セルのSSS IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を計算するように構成される。
第3の態様の第5の可能な実施方式に関して、第3の態様の第8の可能な実施方式では、第1の隣接セルの構成されるリソースはS個のリソースセットであり、各リソースセットはT個のリソースを含む。判定ユニットは、具体的には、
第1の隣接セルのPSS IDに従って、第2の参照信号の送信リソースセットを決定し、第1の隣接セルのSSS IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の、送信リソースセットにおける送信リソース位置を決定するように構成される。
第3の態様又は第3の態様の第1の可能な実施方式〜第3の態様の第8の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第3の態様の第9の可能な実施方式では、送信ユニットは、更に、
第1の隣接セルの第1の参照信号及び第1の隣接セルの第2の参照信号を1つのサブフレームで送信するように構成され、
又は、
第1の隣接セルの第1の参照信号を、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のN番目のサブフレーム0又はサブフレーム5で送信するように構成され、Nは1以上であり、
又は、
第1の隣接セルの第1の参照信号を、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信するように構成され、Pは1以上である。
第3の態様又は第3の態様の第1の可能な実施方式〜第3の態様の第9の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第3の態様の第10の可能な実施方式では、送信ユニットは更に、第1の隣接セルの全ての隣接セルのユーザイクイップメント(UE)がセル探索を実行するように、第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータとを、第1の隣接セルの全ての隣接セルに送信するように構成される。
第3の態様又は第3の態様の第1の可能な実施方式〜第3の態様の第10の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第3の態様の第11の可能な実施方式では、第1の隣接セルに対応する基地局がオフ状態であるとき、送信ユニットは更に、既定の周期に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を周期的に送信するように構成される。
第4の態様によれば、セル探索方法が提供される。本方法は、
UEが補助情報を受信するステップであって、補助情報は第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報を含み、第1の隣接セルはUEのサービング基地局の任意の隣接セルであるステップと、
UEが、補助情報に従って第1の隣接セルの第1の参照信号を検出して、UEを第1の隣接セルと同期させるステップと、
UEが、補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号、又は、第1の隣接セルの第2の参照信号、又は、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を検出して、第1の隣接セルのセルID又は仮想IDを取得するステップと、
を含む。
第4の態様に関して、第4の態様の第1の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第2の参照信号は、第1の隣接セルのNZP-CSI-RS、又は、第1の隣接セルの準NZP-CSI-RSであり、
準NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDは、NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDと異なる。
第4の態様又は第4の態様の第1の可能な実施方式に関して、第4の態様の第2の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報は、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース構成と、第1の隣接セルの第2の参照信号のためのアンテナポートの数と、第1の隣接セルの第2の参照信号のサブフレーム情報と、のうち少なくとも1つを含む。
第4の態様又は第4の態様の第1の可能な実施方式若しくは第4の態様の第2の可能な実施方式に関して、第4の態様の第3の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第1の参照信号は、第1の隣接セルのPSS、又は、第1の隣接セルの準PSSであり、
準PSSを生成するためのルートシーケンス番号は、PSSを生成するためのルートシーケンス番号と異なる。
第4の態様又は第4の態様の第1の可能な実施方式〜第4の態様の第3の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第4の態様の第4の可能な実施方式では、
第1の参照信号と第2の参照信号とは、準同配置される。
第4の態様又は第4の態様の第1の可能な実施方式〜第4の態様の第4の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第4の態様の第5の可能な実施方式では、UEが、補助情報に従って第1の隣接セルの第1の参照信号を検出して、UEを第1の隣接セルと同期させるステップは、
UEが、補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号シーケンスを検出及び取得するステップと、
第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスとプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、複数の相関値を取得するステップと、
を含み、
既定の閾値よりも大きい第1の相関値が存在する場合、UEは第1の隣接セルと同期され、第1の相関値は、第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスとプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行することによって取得された複数の相関値のうち任意の1つである。
第4の態様又は第4の態様の第1の可能な実施方式〜第4の態様の第5の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第4の態様の第6の可能な実施方式では、UEが、補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号、又は、第1の隣接セルの第2の参照信号、又は、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を検出して、第1の隣接セルのセルID又は仮想IDを取得するステップは、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置を取得するステップと、
第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得するステップと、
第1の隣接セルの第1の参照信号IDに従って、第1の隣接セルの仮想IDを取得するか、又は、第1の隣接セルの第1の参照信号IDと第1の隣接セルのセルIDとの対応関係に従って、第1の隣接セルのセルIDを取得するステップと、
を含み、又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得するステップと、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得するステップと、
第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、第1の隣接セルの仮想IDを取得するか、若しくは、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDと第1の隣接セルのセルIDとの対応関係に従って、第1の隣接セルのセルIDを取得するステップと、
を含み、又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得するステップと、
第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得するステップと、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得するステップと、
第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDと、第1の隣接セルの第1の参照信号IDと、セルIDとの対応関係に従って、第1の隣接セルのセルIDを取得するステップと、
を含む。
第4の態様の第6の可能な実施方式に関して、第4の態様の第7の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得するステップは、
第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第1の参照信号シーケンスを検出及び取得するステップと、
第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスとプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得するステップと、
を含む。
第4の態様の第6の可能な実施方式又は第4の態様の第7の可能な実施方式に関して、第4の態様の第8の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得するステップは、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスを検出及び取得するステップと、
プロトコル指定のM個の第2の参照信号スクランブリングコード識別情報(ID)に従って、M個のローカルの第2の参照信号シーケンスを生成するステップと、
検出された第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスとM個のローカルの第2の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得するステップと、
を含む。
第4の態様又は第4の態様の第1の可能な実施方式〜第4の態様の第8の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第4の態様の第9の可能な実施方式では、本方法は更に、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルが探索されたか否かを判定するステップ、
を含む。
第4の態様の第9の可能な実施方式に関して、第4の態様の第10の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルが探索されたか否かを判定するステップは、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得するステップと、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号を検出及び取得するステップと、
プロトコル指定のM個の第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、M個のローカルの第2の参照信号シーケンスを生成するステップと、
検出された第1の隣接セルの第2の参照信号とM個のローカルの第2の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、M個の相関値を取得するステップと、
を含み、
既定の探索条件よりも大きい第2の相関値が存在する場合、第1の隣接セルが探索され、第2の相関値は、検出された第1の隣接セルの第2の参照信号とM個のローカルの第2の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行することによって取得されたM個の相関値のうち任意の1つである。
第4の態様又は第4の態様の第1の可能な実施方式〜第4の態様の第10の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第4の態様の第11の可能な実施方式では、補助情報は更に、第1の隣接セルのセルID及び第1の隣接セルの第1の参照信号IDを含む。
第4の態様の第11の可能な実施方式に関して、第4の態様の第12の可能な実施方式では、UEが、補助情報に従って第1の隣接セルの第1の参照信号を検出して、UEを第1の隣接セルと同期させるステップは、
UEが、補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号シーケンスを検出及び取得するステップと、
第1の隣接セルの第1の参照信号IDに従って、第1の隣接セルのローカルの第1の参照信号シーケンスを生成するステップと、
第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスと第1の隣接セルのローカルの第1の参照信号シーケンスとの相関演算を実行して、第3の相関値を取得するステップと、
を含む。第3の相関値が既定の閾値よりも大きい場合、UEは第1の隣接セルと同期される。
第4の態様又は第4の態様の第1の可能な実施方式〜第4の態様の第12の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第4の態様の第13の可能な実施方式では、補助情報は更に、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを含む。
第4の態様の第13の可能な実施方式に関して、第4の態様の第14の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルが探索されたか否かを判定するステップは、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得するステップと、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスを検出及び取得するステップと、
第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、第1の隣接セルのローカルの第2の参照信号シーケンスを生成するステップと、
検出された第1の隣接セルの第2の参照信号と第1の隣接セルのローカルの第2の参照信号シーケンスとの相関演算を実行して、第4の相関値を取得するステップと、
を含む。第4の相関値が既定の探索条件よりも大きい場合、第1の隣接セルが探索される。
第4の態様又は第4の態様の第1の可能な実施方式〜第4の態様の第14の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第4の態様の第15の可能な実施方式では、UEが補助情報に従って第1の隣接セルの第1の参照信号を検出するステップは、
第1の隣接セルの第1の参照信号と第1の隣接セルの第2の参照信号とが1つのサブフレームで送信される場合、UEが、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報において指示されるサブフレームで、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出するステップ、
又は、
第1の隣接セルの第1の参照信号が、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のN番目のサブフレーム0又はサブフレーム5で送信される場合、UEが、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報において指示されるサブフレームの前又は後のサブフレーム0又はサブフレーム5で、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出するステップであって、Nは1以上である、ステップ、
又は、
第1の隣接セルの第1の参照信号が、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信される場合、UEが、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報において指示されるサブフレームの前又は後のP番目のサブフレームで、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出するステップであって、補助情報は更に、第1の隣接セルの第1の参照信号と第1の隣接セルの第2の参照信号との間のサブフレームオフセットPを含み、Pは1以上である、ステップ、
を含む。
第4の態様又は第4の態様の第1の可能な実施方式〜第4の態様の第15の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第4の態様の第16の可能な実施方式では、本方法は更に、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置で、第1の隣接セルの無線リソース管理(RRM)測定を実行して、メトリックを取得するステップであって、メトリックは、参照信号受信電力(RSRP)、受信信号強度インジケータ(RSSI)及び参照信号受信品質(RSRQ)のうち少なくとも1つを含む、ステップ、
を含む。
第4の態様の第16の可能な実施方式に関して、第4の態様の第17の可能な実施方式では、補助情報は更に、第1の隣接セルの測定リソース1のリソース情報を含む。第1の隣接セルの測定リソース1のリソース情報は、
第1の隣接セルの測定リソース1のリソース構成と、第1の隣接セルの測定リソース1のためのアンテナポートの数と、第1の隣接セルの測定リソース1のサブフレーム情報と、のうち少なくとも1つを含む。
第4の態様の第17の可能な実施方式に関して、第4の態様の第18の可能な実施方式では、第1の隣接セルの測定リソース1は、第1の隣接セルのゼロパワーチャネル状態指示参照信号(ZP-CSI-RS)である。
第4の態様の第17の可能な実施方式又は第4の態様の第18の可能な実施方式に関して、第4の態様の第19の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置で、第1の隣接セルのRRM測定を実行して、メトリックを取得するステップは、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置で、第1の隣接セルのRRM測定を実行して、メトリックのRSRPを取得するステップと、
第1の隣接セルの測定リソース1のリソース情報に従って、第1の隣接セルの測定リソース1の送信リソース位置で、第1の隣接セルのRRM測定を実行して、メトリックのRSSIを取得するステップと、
RSRP及びRSSIに従って、RSRQを取得するステップと、
を含む。
第5の態様によれば、セル探索方法が提供される。本方法は、
第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータとを取得するステップと、
第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータとに従って、補助情報を生成するステップであって、補助情報は、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報を含む、ステップと、
セル内のUEがセル探索を実行するように、補助情報をUEに送信するステップと、
を含む。
第5の態様に関して、第5の態様の第1の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第2の参照信号は、第1の隣接セルのNZP-CSI-RS、又は、第1の隣接セルの準NZP-CSI-RSであり、
準NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDは、NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDと異なる。
第5の態様又は第5の態様の第1の可能な実施方式に関して、第5の態様の第2の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第1の参照信号は、PSS又は第1の隣接セルの準PSSであり、
準PSSを生成するためのルートシーケンス番号は、PSSを生成するためのルートシーケンス番号と異なる。
第5の態様又は第5の態様の第1の可能な実施方式若しくは第5の態様の第2の可能な実施方式に関して、第5の態様の第3の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報は、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース構成と、第1の隣接セルの第2の参照信号のためのアンテナポートの数と、第1の隣接セルのサブフレーム情報と、のうち少なくとも1つを含む。
第5の態様又は第5の態様の第1の可能な実施方式〜第5の態様の第3の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第5の態様の第4の可能な実施方式では、補助情報は更に、第1の隣接セルのセルID及び第1の隣接セルの第1の参照信号IDを含む。
第5の態様又は第5の態様の第1の可能な実施方式〜第5の態様の第4の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第5の態様の第5の可能な実施方式では、補助情報は更に、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを含む。
第5の態様又は第5の態様の第1の可能な実施方式〜第5の態様の第5の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第5の態様の第6の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第1の参照信号が第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信されるとき、補助情報は更に、第1の隣接セルの第1の参照信号と第1の隣接セルの第2の参照信号との間のサブフレームオフセットPを含み、Pは1以上である。
第6の態様によれば、セル探索方法が提供される。本方法は、
第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を送信するステップであって、第1の参照信号は、UEがセルに同期する際に用いられ、第2の参照信号は、UEがセル探索及びRRM測定を実行する際に用いられる、ステップ、
を含む。
第6の態様に関して、第6の態様の第1の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第2の参照信号は、第1の隣接セルのNZP-CSI-RS、又は、第1の隣接セルの準NZP-CSI-RSであり、
準NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDは、NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDと異なる。
第6の態様又は第6の態様の第1の可能な実施方式に関して、第6の態様の第2の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第1の参照信号は、第1の隣接セルのPSS、又は、第1の隣接セルの準PSSであり、
準PSSを生成するためのルートシーケンス番号は、PSSを生成するためのルートシーケンス番号と異なる。
第6の態様又は第6の態様の第1の可能な実施方式若しくは第6の態様の第2の可能な実施方式に関して、第6の態様の第3の可能な実施方式では、本方法は更に、
第1の隣接セルの第2の参照信号が1つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、第1の隣接セルの第2の参照信号を4つのリソースにマッピングするステップ、又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号が1つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、第1の隣接セルの第2の参照信号を8つのリソースエレメントにマッピングするステップ、又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号が2つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、第1の隣接セルの第2の参照信号を4つのリソースエレメントにマッピングするステップ、又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号が2つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、第1の隣接セルの第2の参照信号を8つのリソースエレメントにマッピングするステップ、
を含む。
第6の態様の第3の可能な実施方式に関して、第6の態様の第4の可能な実施方式では、
第1の隣接セルの第2の参照信号のシークエンス長は、最大システム帯域幅に含まれるリソースブロックの数のQ倍であり、Qは1より大きい正の整数である。
第6の態様又は第6の態様の第1の可能な実施方式〜第6の態様の第4の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第6の態様の第5の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を送信するステップの前に、本方法は更に、
第1の隣接セルのセルIDと第1の隣接セルの構成されたリソースの数とに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を決定するステップ、
を含む。
第6の態様の第5の可能な実施方式に関して、第6の態様の第6の可能な実施方式では、第1の隣接セルのセルIDと第1の隣接セルの構成されたリソースの数とに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を決定するステップは、
第1の隣接セルのPSS IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を計算するステップ、
を含む。
第6の態様の第5の可能な実施方式に関して、第6の態様の第7の可能な実施方式では、第1の隣接セルのセルIDと第1の隣接セルの構成されたリソースの数とに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を決定するステップは、
第1の隣接セルのSSS IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を計算するステップ、
を含む。
第6の態様の第5の可能な実施方式に関して、第6の態様の第8の可能な実施方式では、第1の隣接セルの構成されるリソースはS個のリソースセットであり、各リソースセットはT個のリソースを含む。第1の隣接セルのセルIDと第1の隣接セルの構成されたリソースの数とに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を決定するステップは、
第1の隣接セルのPSS IDに従って、第2の参照信号の送信リソースセットを決定し、第1の隣接セルのSSS IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の、送信リソースセットにおける送信リソース位置を決定するステップ、
を含む。
第6の態様又は第6の態様の第1の可能な実施方式〜第6の態様の第8の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第6の態様の第9の可能な実施方式では、本方法は更に、
第1の隣接セルの第1の参照信号と第1の隣接セルの第2の参照信号とを1つのサブフレームで送信するステップ、
又は、
第1の隣接セルの第1の参照信号を、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のN番目のサブフレーム0又はサブフレーム5で送信するステップであって、Nは1以上である、ステップ、
又は、
第1の隣接セルの第1の参照信号を、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信するステップであって、Pは1以上である、ステップ、
を含む。
第6の態様又は第6の態様の第1の可能な実施方式〜第6の態様の第9の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第6の態様の第10の可能な実施方式では、本方法は更に、
第1の隣接セルの全ての隣接セルのユーザイクイップメント(UE)がセル探索を実行するように、第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータとを、第1の隣接セルの全ての隣接セルに送信するステップ、
を含む。
第6の態様又は第6の態様の第1の可能な実施方式〜第6の態様の第10の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第6の態様の第11の可能な実施方式では、第1の隣接セルに対応する基地局がオフ状態であるとき、本方法は更に、既定の周期に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を周期的に送信するステップ、を含む。
第7の態様によれば、ユーザイクイップメントが提供される。本ユーザイクイップメントは、
補助情報を受信するように構成される受信器であって、補助情報は第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報を含み、第1の隣接セルはUEのサービング基地局の任意の隣接セルである、受信器と、
第1の隣接セルの第1の参照信号を検出して、UEを第1の隣接セルと同期させるように構成されるプロセッサと
を備え、
プロセッサは更に、補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出するか、又は、第1の隣接セルの第2の参照信号を検出するか、又は、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を検出して、第1の隣接セルのセルID又は仮想IDを取得するように構成される。
第7の態様に関して、第7の態様の第1の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第2の参照信号は、第1の隣接セルのNZP-CSI-RS、又は、第1の隣接セルの準NZP-CSI-RSであり、
準NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDは、NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDと異なる。
第7の態様又は第7の態様の第1の可能な実施方式に関して、第7の態様の第2の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報は、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース構成と、第1の隣接セルの第2の参照信号のためのアンテナポートの数と、第1の隣接セルの第2の参照信号のサブフレーム情報と、のうち少なくとも1つを含む。
第7の態様又は第7の態様の第1の可能な実施方式若しくは第7の態様の第2の可能な実施方式に関して、第7の態様の第3の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第1の参照信号は、第1の隣接セルのPSS、又は、第1の隣接セルの準PSSであり、
準PSSを生成するためのルートシーケンス番号は、PSSを生成するためのルートシーケンス番号と異なる。
第7の態様又は第7の態様の第1の可能な実施方式〜第7の態様の第3の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第7の態様の第4の可能な実施方式では、
第1の参照信号と第2の参照信号とは、準同配置される。
第7の態様又は第7の態様の第1の可能な実施方式〜第7の態様の第4の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第7の態様の第5の可能な実施方式では、プロセッサは、具体的には、
補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスとプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、複数の相関値を取得するように構成され、
既定の閾値よりも大きい第1の相関値が存在する場合、UEは第1の隣接セルと同期され、第1の相関値は、第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスとプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行することによって取得された複数の相関値のうち任意の1つである。
第7の態様又は第7の態様の第1の可能な実施方式〜第7の態様の第5の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第7の態様の第6の可能な実施方式では、プロセッサは、具体的には、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置を取得し、
第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得し、
第1の隣接セルの第1の参照信号IDに従って、第1の隣接セルの仮想IDを取得するか、若しくは、第1の隣接セルの第1の参照信号IDと第1の隣接セルのセルIDとの対応関係に従って、第1の隣接セルのセルIDを取得するように構成され、
又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、第1の隣接セルの仮想IDを取得するか、若しくは、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDと第1の隣接セルのセルIDとの対応関係に従って、第1の隣接セルのセルIDを取得するように構成され、
又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得し、
第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDと、第1の隣接セルの第1の参照信号IDと、セルIDとの対応関係に従って、第1の隣接セルのセルIDを取得するように構成される。
第7の態様の第6の可能な実施方式に関して、第7の態様の第7の可能な実施方式では、プロセッサは、具体的には、
第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第1の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスとプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得するように構成される。
第7の態様の第6の可能な実施方式又は第7の態様の第7の可能な実施方式に関して、第7の態様の第8の可能な実施方式では、プロセッサは、具体的には、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
プロトコル指定のM個の第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、M個のローカルの第2の参照信号シーケンスを生成し、
検出された第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスとM個のローカルの第2の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得するように構成される。
第7の態様又は第7の態様の第1の可能な実施方式〜第7の態様の第8の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第7の態様の第9の可能な実施方式では、プロセッサは更に、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルが探索されたか否かを判定するように構成される。
第7の態様の第9の可能な実施方式に関して、第7の態様の第10の可能な実施方式では、プロセッサは、具体的には、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号を検出及び取得し、
プロトコル指定のM個の第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、M個のローカルの第2の参照信号シーケンスを生成し、
検出された第1の隣接セルの第2の参照信号とM個のローカルの第2の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、M個の相関値を取得するように構成され、
既定の探索条件よりも大きい第2の相関値が存在する場合、第1の隣接セルが探索される、第2の相関値は、検出された第1の隣接セルの第2の参照信号とM個のローカルの第2の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行することによって取得されたM個の相関値のうち任意の1つである。
第7の態様又は第7の態様の第1の可能な実施方式〜第7の態様の第10の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第7の態様の第11の可能な実施方式では、補助情報は更に、第1の隣接セルのセルID及び第1の隣接セルの第1の参照信号IDを含む。
第7の態様の第11の可能な実施方式に関して、第7の態様の第12の可能な実施方式では、プロセッサは、具体的には、
補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
第1の隣接セルの第1の参照信号IDに従って、第1の隣接セルのローカルの第1の参照信号シーケンスを生成し、
第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスと第1の隣接セルのローカルの第1の参照信号シーケンスとの相関演算を実行して、第3の相関値を取得するように構成され、
第3の相関値が既定の閾値よりも大きい場合、UEは第1の隣接セルと同期される。
第7の態様又は第7の態様の第1の可能な実施方式〜第7の態様の第12の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第7の態様の第13の可能な実施方式では、補助情報は更に、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを含む。
第7の態様の第13の可能な実施方式に関して、第7の態様の第14の可能な実施方式では、プロセッサは、具体的には、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、第1の隣接セルのローカルの第2の参照信号シーケンスを生成し、
検出された第1の隣接セルの第2の参照信号と第1の隣接セルのローカルの第2の参照信号シーケンスとの相関演算を実行して、第4の相関値を取得するように構成され、
第4の相関値が既定の探索条件よりも大きい場合、第1の隣接セルが探索される。
第7の態様又は第7の態様の第1の可能な実施方式〜第7の態様の第14の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第7の態様の第15の可能な実施方式では、プロセッサは、具体的には、
第1の隣接セルの第1の参照信号と第1の隣接セルの第2の参照信号とが1つのサブフレームで送信される場合、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報において指示されるサブフレームで、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出するように構成され、
又は、
第1の隣接セルの第1の参照信号が、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のN番目のサブフレーム0又はサブフレーム5で送信される場合、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報において指示されるサブフレームの前又は後のサブフレーム0又はサブフレーム5で、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出するように構成され、Nは1以上であり、
又は、
第1の隣接セルの第1の参照信号が、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信される場合、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報において指示されるサブフレームの前又は後のP番目のサブフレームで、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出するように構成され、補助情報は更に、第1の隣接セルの第1の参照信号と第1の隣接セルの第2の参照信号との間のサブフレームオフセットPを含み、Pは1以上である。
第7の態様又は第7の態様の第1の可能な実施方式〜第7の態様の第15の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第7の態様の第16の可能な実施方式では、プロセッサは更に、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置で、第1の隣接セルのRRM測定を実行して、メトリックを取得するように構成される。メトリックはRSRP、RSSI及びRSRQの少なくとも1つを含む。
第7の態様の第16の可能な実施方式に関して、第7の態様の第16の可能な実施方式では、補助情報は更に、第1の隣接セルの測定リソース1のリソース情報を含む。第1の隣接セルの測定リソース1のリソース情報は、
第1の隣接セルの測定リソース1のリソース構成と、第1の隣接セルの測定リソース1のためのアンテナポートの数と、第1の隣接セルの測定リソース1のサブフレーム情報と、のうち少なくとも1つを含む。
第7の態様の第17の可能な実施方式に関して、第7の態様の第17の可能な実施方式では、第1の隣接セルの測定リソース1は、第1の隣接セルのZP-CSI-RSである。
第7の態様の第17の可能な実施方式又は第7の態様の第18の可能な実施方式に関して、第7の態様の第19の可能な実施方式では、プロセッサは、具体的には、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置で、第1の隣接セルのRRM測定を実行して、メトリックのRSRPを取得し、
第1の隣接セルの測定リソース1のリソース情報に従って、第1の隣接セルの測定リソース1の送信リソース位置で、第1の隣接セルのRRM測定を実行して、メトリックのRSSIを取得し、
RSRP及びRSSIに従ってRSRQを取得するように構成される。
第8の態様によれば、基地局が提供される。本基地局はUEのサービング基地局である。本基地局は、
第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータとを取得するように構成されるプロセッサであって、プロセッサは更に、取得された第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータとに従って、補助情報を生成するように構成され、補助情報は、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報を含む、プロセッサと、
セル内のユーザイクイップメント(UE)がセル探索を実行するように、生成された補助情報UEに送信するように構成される送信器と、
を備える。
第8の態様に関して、第8の態様の第1の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第2の参照信号は、第1の隣接セルのNZP-CSI-RS、又は、第1の隣接セルの準NZP-CSI-RSであり、
準NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDは、NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDと異なる。
第8の態様又は第8の態様の第1の可能な実施方式に関して、第8の態様の第2の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第1の参照信号は、PSS又は第1の隣接セルの準PSSであり、
準PSSを生成するためのルートシーケンス番号は、PSSを生成するためのルートシーケンス番号と異なる。
第8の態様又は第8の態様の第1の可能な実施方式若しくは第8の態様の第2の可能な実施方式に関して、第8の態様の第3の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報は、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース構成と、第1の隣接セルの第2の参照信号のためのアンテナポートの数と、第1の隣接セルの第2の参照信号のサブフレーム情報と、のうち少なくとも1つを含む。
第8の態様又は第8の態様の第1の可能な実施方式〜第8の態様の第3の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第8の態様の第4の可能な実施方式では、補助情報は更に、第1の隣接セルのセルID及び第1の隣接セルの第1の参照信号IDを含む。
第8の態様又は第8の態様の第1の可能な実施方式〜第2の態様の第4の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第8の態様の第5の可能な実施方式では、補助情報は更に、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを含む。
第8の態様又は第8の態様の第1の可能な実施方式〜第8の態様の第5の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第8の態様の第6の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第1の参照信号が第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信されるとき、補助情報は更に、第1の隣接セルの第1の参照信号と第1の隣接セルの第2の参照信号との間のサブフレームオフセットPを含む。Pは1以上である。
第9の態様によれば、基地局が提供される。本基地局は、第1の隣接セルに対応する基地局である。本基地局は、
第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を送信するように構成される送信器であって、第1の参照信号は、UEがセルに同期する際に用いられ、第2の参照信号は、UEがセル探索及びRRM測定を実行する際に用いられる、送信器、
を備える。
第9の態様に関して、第9の態様の第1の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第2の参照信号は、第1の隣接セルのNZP-CSI-RS、又は、第1の隣接セルの準NZP-CSI-RSであり、
準NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDは、NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDと異なる。
第9の態様又は第9の態様の第1の可能な実施方式に関して、第9の態様の第2の可能な実施方式では、第1の隣接セルの第1の参照信号は、PSS又は第1の隣接セルの準PSSであり、
準PSSを生成するためのルートシーケンス番号は、PSSを生成するためのルートシーケンス番号と異なる。
第9の態様又は第9の態様の第1の可能な実施方式若しくは第9の態様の第2の可能な実施方式に関して、第9の態様の第3の可能な実施方式では、本基地局は更にプロセッサを備える。プロセッサは、
第1の隣接セルの第2の参照信号が1つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、第1の隣接セルの第2の参照信号を4つのリソースにマッピングし、又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号が1つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、第1の隣接セルの第2の参照信号を8つのリソースエレメントにマッピングし、又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号が2つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、第1の隣接セルの第2の参照信号を4つのリソースエレメントにマッピングし、又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号が2つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、第1の隣接セルの第2の参照信号を8つのリソースエレメントにマッピングするように構成される。
第9の態様の第3の可能な実施方式に関して、第9の態様の第4の可能な実施方式では、
第1の隣接セルの第2の参照信号のシークエンス長は、最大システム帯域幅に含まれるリソースブロックの数のQ倍である。Qは1より大きい正の整数である。
第9の態様又は第9の態様の第1の可能な実施方式〜第9の態様の第4の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第9の態様の第5の可能な実施方式では、プロセッサは更に、
第1の隣接セルのセルIDと第1の隣接セルの構成されたリソースの数とに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を判定するように構成される。
第9の態様の第5の可能な実施方式に関して、第9の態様の第6の可能な実施方式では、プロセッサは、具体的には、
第1の隣接セルのPSS IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を計算するように構成される。
第9の態様の第5の可能な実施方式に関して、第9の態様の第7の可能な実施方式では、プロセッサは、具体的には、
第1の隣接セルのSSS IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を計算するように構成される。
第9の態様の第5の可能な実施方式に関して、第9の態様の第8の可能な実施方式では、第1の隣接セルの構成されるリソースはS個のリソースセットであり、各リソースセットはT個のリソースを含む。プロセッサは、具体的には、
第1の隣接セルのPSS IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソースセットを決定し、第1の隣接セルのSSS IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の、送信リソースセットにおける送信リソース位置を決定するように構成される。
第9の態様又は第9の態様の第1の可能な実施方式〜第9の態様の第8の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第9の態様の第9の可能な実施方式では、送信器は更に、
第1の隣接セルの第1の参照信号及び第1の隣接セルの第2の参照信号を1つのサブフレームで送信するように構成され、
又は、
第1の隣接セルの第1の参照信号を、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のN番目のサブフレーム0又はサブフレーム5で送信するように構成され、Nは1以上であり、
又は、
第1の隣接セルの第1の参照信号を、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信するように構成され、Pは1以上である。
第9の態様又は第9の態様の第1の可能な実施方式〜第9の態様の第9の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第9の態様の第10の可能な実施方式では、送信器は更に、第1の隣接セルの全ての隣接セルのUEがセル探索を実行するように、第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータとを、第1の隣接セルの全ての隣接セルに送信するように構成される。
第9の態様又は第9の態様の第1の可能な実施方式〜第9の態様の第10の可能な実施方式のうちいずれか1つに関して、第9の態様の第11の可能な実施方式では、第1の隣接セルに対応する基地局がオフ状態であるとき、送信器は更に、既定の周期に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を周期的に送信するように構成される。
本発明の実施形態は、ユーザイクイップメント、基地局及びセル探索方法を提供する。UEが補助情報を受信する。補助情報は第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報を含み、第1の隣接セルはUEのサービング基地局の任意の隣接セルである。UEが、補助情報に従って第1の隣接セルの第1の参照信号を検出して、UEを第1の隣接セルと同期させる。UEが、補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号、又は第1の隣接セルの第2の参照信号、又は第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を検出して、第1の隣接セルのセル識別情報(ID)又は仮想IDを取得する。スモールセルが密に配置されたシナリオにおいて正確なセル探索が実現され、スモールセルが密に配置されたシナリオでのセル探索について干渉が強いという従来技術の欠点が解決される。
本発明の実施形態又は従来技術における技術的解決策をより明確に説明するために、実施形態又は従来技術の説明に必要な添付図面を簡単に説明する。当然ながら、添付図面は以下の説明において、本発明の一部の実施形態を示すに過ぎない。当業者であれば、これらの添付図面から創意工夫なく他の図面を更に導出できるであろう。
本発明の実施形態に係るユーザイクイップメントの概略構造図である。 本発明の実施形態に係る別のユーザイクイップメントの概略構造図である。 本発明の実施形態に係る基地局の概略構造図である。 本発明の実施形態に係る別の基地局の概略構造図である。 本発明の実施形態に係る更に別の基地局の概略構造図である。 本発明の実施形態に係るリソースマッピングの概略図である。 本発明の実施形態に係る別のリソースマッピングの概略図である。 本発明の実施形態に係る更に別のリソースマッピングの概略図である。 本発明の実施形態に係る更に別のリソースマッピングの概略図である。 本発明の実施形態に係るセル探索方法の概略フローチャートである。 本発明の実施形態に係るセル探索方法の概略フローチャートである。 本発明の実施形態に係る別のセル探索方法の概略フローチャートである。 本発明の実施形態に係る更に別のセル探索方法の概略フローチャートである。 本発明の実施形態に係る更に別のセル探索方法の概略フローチャートである。 本発明の実施形態に係る、第1の参照信号と第2の参照信号との送信リソース位置関係の概略図である。 本発明の実施形態に係る、第1の参照信号と第2の参照信号との別の送信リソース位置関係の概略図である。 本発明の実施形態に係る、第1の参照信号と第2の参照信号との更に別の送信リソース位置関係の概略図である。 本発明の実施形態に係るユーザイクイップメントの概略構造図である。 本発明の実施形態に係る基地局の概略構造図である。 本発明の実施形態に係る別の基地局の概略構造図である。
以下、本発明の実施形態において添付図面を参照しながら、本発明の実施形態の技術的解決策を明確且つ完全に説明する。当然ながら、記載される実施形態は本発明の実施形態の一部に過ぎず、全部ではない。当業者が本発明の実施形態に基づいて創意工夫なく得た他の実施形態は、全て本発明の保護範囲に包含されるものとする。
実施形態1
本発明の実施形態1は、ユーザイクイップメント10を提供する。図1を参照して、ユーザイクイップメント10は、以下の要素を備えてよい。
受信ユニット101は、補助情報を受信するように構成される。補助情報は、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報を含んでよく、第1の隣接セルは、UEのサービング基地局の任意の隣接セルである。
同期ユニット102は、受信ユニット101によって受信された補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出して、UEを第1の隣接セルと同期させるように構成される。
取得ユニット103は、受信ユニット101によって受信された補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出するか、又は、第1の隣接セルの第2の参照信号を検出するか、又は、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を検出して、第1の隣接セルのセル識別情報(ID)又は仮想IDを取得するように構成される。
第1の隣接セルの仮想IDは、第1の隣接セルのIDと既定の対応関係を有するIDである。具体的な既定の対応関係は実際の要件に従って決定されてよく、本発明では限定されない。
任意に、第1の隣接セルの第2の参照信号は、第1の隣接セルのNZP-CSI-RS、又は、第1の隣接セルの準NZP-CSI-RSであってよい。第1の隣接セルの第2の参照信号の具体的な形式は、本発明では具体的に限定されない。
第2の参照信号は、第2の参照信号スクランブリングコードIDに基づいて、対応する数式に従って生成される。準NZP-CSI-RSとNZP-CSI-RSはタイプが類似するが、準NZP-CSI-RSの生成時、準NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDは、NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDと異なる。
以下、準NZP-CSI-RS及びNZP-CSI-RSを詳細に説明する。
具体的には、NZP-CSI-RSシーケンスは、以下の数式1に従って生成される。
Figure 2017510141
(数式1)
式中、nsは無線フレーム内のスロット(slot)のシリアル番号であり、lはスロット内の直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing,略称OFDM)シンボルのシリアル番号であり、
Figure 2017510141

は最大設定可能システム帯域幅に含まれるリソースブロックの数である。数式1のc(i)は、LTEプロトコルにおいて定義されている疑似ランダムシーケンスである。
擬似ランダムシーケンスが生成されると、以下のようにと定義される開始パラメータが必要となる。
Figure 2017510141
(数式2)
NCPは、セルによって用いられるOFDMシンボルのサイクリックプレフィックスのタイプに基づいて決定される。LTEシステムでは、2つのタイプのサイクリックプレフィックス、すなわち一般のサイクリックプレフィックスと拡張サイクリックプレフィックスがある。セルが一般のサイクリックプレフィックスを用いる場合、NCP=1である。セルが拡張サイクリックプレフィックスを用いる場合、NCP=0である。
Figure 2017510141
は、セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDである。
したがって、第1の隣接セルに関しては、第2の参照信号は数式1に従って生成される。第2の参照信号が準NZP-CSI-RSを用いる場合、準NZP-CSI-RSを生成するための数式はNZP-CSI-RSのための数式と同じであり、すなわち数式1であるが、スクランブリングコードIDとして
Figure 2017510141

Figure 2017510141
の代わりに用いられる。
Figure 2017510141

Figure 2017510141
は異なる数値であってよい。
任意に、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報は、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース構成と、第1の隣接セルの第2の参照信号のためのアンテナポートの数と、第1の隣接セルの第2の参照信号のサブフレーム情報と、のうち少なくとも1つを含んでよい。
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース構成は、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信に用いられる、通信システムリソースのリソースの位置を指す。LTEでは、時間上1つのスロットを持続し周波数の12個のサブキャリアを含む時間周波数リソースが、リソースブロックと呼ばれ、時間上1つのOFDMシンボルを持続し周波数の1個のサブキャリアを含む時間周波数リソースが、リソースエレメント(Resource Element,略称RE)と呼ばれる。LTEプロトコルでは、REが最小の時間周波数単位である。第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース構成は、通信システムリソースのうちどのREで第1の隣接セルの第2の参照信号が送信されるのかを示すのに用いられる。UEは、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース構成に従って、どのUEで第1の隣接セルの第2の参照信号が検出されるのかを知ることができる。
第1の隣接セルの第2の参照信号のためのアンテナポートの数は、第1の隣接セルにおいて、第2の参照信号を送信するために用いられるアンテナポートの数を示すのに用いられる。通信システムでは、第2の参照信号のためのアンテナポートの数を構成することができる。基地局は、1つのアンテナポートで第2の参照信号を送信してよく、或いは、複数のアンテナポートで第2の参照信号を送信してよい。LTEプロトコルでは、第2の参照信号ためのアンテナポートの数は、1,2,4,8のいずれかに構成することができる。UEは、第1の隣接セルの第2の参照信号のためのアンテナポートの数とリソースのシリアル番号とに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号を正確に検出することができる。
第1の隣接セルの第2の参照信号のサブフレーム情報は、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信周期と送信サブフレームの位置である。第2の参照信号は周期的に基地局によって送信されるので、送信周期を構成することができる。UEは、サブフレーム情報を用いて、第1の隣接セルの第2の参照信号を正確に検出することができる。
任意に、第1の隣接セルの第1の参照信号は、隣接セルのPSS、又は、第1の隣接セルの準PSSであってよい。第1の隣接セルの第1の参照信号のタイプは、本発明では具体的に限定されない。
第1の参照信号は、第1の参照信号IDに基づいて、対応する数式に従って生成される。準PSSとPSSはタイプが類似するが、準PSSの生成時、準PSSを生成するためのルートシーケンス番号は、PSSを生成するためのルートシーケンス番号と異なる。
以下、準NZP-CSI-RS及びNZP-CSI-RSを詳細に説明する。
具体的には、PSSシーケンスを生成するための数式は、以下の数式3として示される。
Figure 2017510141
(数式3)
式中、uはルートシーケンス番号と呼ばれる。ルートシーケンス番号は、セルのIDによって一意的に決定される。準PSSが第1の参照信号として用いられる場合、準PSSを生成するためのルートシーケンス番号uは、PSSを生成するためのルートシーケンス番号uとは異なる値を用いる。
更に、第1の参照信号と第2の参照信号とは、準同配置される。
第1の参照信号と第2の参照信号とが準同配置されることは、2つの信号すなわち第1の参照信号と第2の参照信号が同様のチャネルを通過することを意味する。すなわち、第1の参照信号と第2の参照信号は、ドップラーシフト、ドップラー分布、平均遅延及び遅延分布において類似し、或いは、上述の4つのパラメータ値のうち一部のパラメータ値において類似する。
更に、補助情報に含まれる内容の違いにより、同期ユニット102は、以下の2つの方式を用いて、UEを第1の隣接セルと同期させてよい。
第1の方式:補助情報が第1の隣接セルの第1の参照信号IDを含まないとき、
補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスとプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、複数の相関値を取得する。
既定の閾値よりも大きい第1の相関値が存在する場合、UEは第1の隣接セルと同期される。第1の相関値は、第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスとプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行することによって取得された複数の相関値のうち任意の1つである。
第2の方式:補助情報が第1の隣接セルの第1の参照信号IDを含むとき、
補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
第1の隣接セルの第1の参照信号IDに従って、第1の隣接セルのローカルの第1の参照信号シーケンスを生成し、
第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスと第1の隣接セルのローカルの第1の参照信号シーケンスとの相関演算を実行して、第3の相関値を取得する。
第3の相関値が既定の閾値よりも大きい場合、UEは第1の隣接セルと同期される。
留意すべきこととして、UEを第1の隣接セルと同期させるプロセスでは、UEが第1の隣接セルと同期されるか否かは、取得された相関値を既定の閾値と比較することによって決定される。既定の閾値は実際の要件に従って決定され、既定の閾値の具体的なデータは本発明では具体的に限定されない。
留意すべきこととして、UEは、UEが第1の隣接セルと同期化された後にのみ、第1の隣接セルの探索及び測定に進むことができる。UEが第1の隣接セルと同期されない場合、UEは、第1の隣接セルを探索も測定もしない。
具体的には、取得ユニット103は、以下の3つの方法のうちいずれか1つを用いて、セルID又は仮想IDを取得してよい。
第1の方法:
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置を取得する。
第1の隣接セルの第1の参照信号の送信位置と、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信位置とには、対応関係がある。対応関係は、基地局とUEの両方に知られている対応関係であってよく、或いは、基地局によって構成される対応関係であってよい。
対応関係が基地局とUEの両方に知られている対応関係であるとき、第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置は、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って直接取得されてよい。
対応関係が基地局によって構成される対応関係であるとき、基地局は、第1の参照信号と第2の参照信号との位置関係を示すために用いられる指示情報を送信してよく、それから、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報と、基地局によって送信される指示情報とに従って、第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置を取得してよい。
留意すべきこととして、第1の参照信号と第2の参照信号との位置の対応関係は、本発明のどの実施形態においても具体的に限定されない。
第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得する。
検出された第1の隣接セルの第1の参照信号とプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得する。
第1の隣接セルの第1の参照信号IDに従って、第1の隣接セルの仮想IDを取得するか、又は、第1の隣接セルの第1の参照信号IDと第1の隣接セルのセルIDとの対応関係に従って、第1の隣接セルのセルIDを取得する。
第1の隣接セルの第1の参照信号IDと第1の隣接セルのセルIDとの対応関係は、基地局とUEの両方に知られた約定関係であり、本発明では具体的に限定されない。
第2の方法:
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得する。
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得する。
第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、第1の隣接セルの仮想IDを取得するか、又は、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDと第1の隣接セルのセルIDとの対応関係に従って、第1の隣接セルのセルIDを取得する。
第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDと第1の隣接セルのセルIDとの対応関係は、基地局とUEの両方に知られた約定関係であり、本発明では具体的に限定されない。
第3の方法:
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得する。
第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得する。
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得する。
第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDと、第1の隣接セルの第1の参照信号IDと、第1の隣接セルのセルIDとの対応関係に従って、第1の隣接セルのセルIDを取得する。
第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDと、第1の隣接セルの第1の参照信号IDと、第1の隣接セルのセルIDとの対応関係は、基地局とUEの両方に知られた約定関係であり、本発明では具体的に限定されない。
更に、取得ユニット103が第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得するステップは、
第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第1の参照信号シーケンスを検出及び取得するステップと、
第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスとプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得するステップと、
を含んでよい。
第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスと、第1の隣接セルによって実際に用いられる第1の参照信号シーケンスと同じであるローカルのプロトコル指定の第1の参照信号シーケンスとの間で相関演算が実行されると、相関ピークが得られ、それから、第1の隣接セルによって実際に用いられる第1の参照信号シーケンスを決定することができる。シーケンスを生成するために用いられるルートシーケンス番号は、第1の隣接セルによって実際に用いられる第1の参照信号シーケンスに従って計算することができ、第1の隣接セルの第1の参照信号IDは、ルートシーケンス番号に従って、ルートシーケンス番号と第1の参照信号対応関係テーブルを照会することによって、得ることができる。
任意に、補助情報が第1の隣接セルの第1の参照信号IDを含む場合、第1の隣接セルの第1の参照信号IDは、補助情報に従って直接取得されてよい。
更に、取得ユニット103が第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得するステップは、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスを検出及び取得するステップと、
プロトコル指定のM個の第2の参照信号スクランブリングコード識別情報(ID)に従って、M個のローカルの第2の参照信号シーケンスを生成するステップと、
検出された第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスとM個のローカルの第2の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得するステップと、
を含んでよい。
検出された第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスと、第1の隣接セルによって実際に用いられる第2の参照信号シーケンスと同じであるローカルのプロトコル指定の第1の参照信号シーケンスとの間で相関演算が実行されると、相関ピークが得られ、それから、第1の隣接セルによって実際に用いられる第2の参照信号シーケンスを決定することができる。第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDは、第1の隣接セルによって実際に用いられる第2の参照信号シーケンスに従って計算することができる。
任意に、補助情報が第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを含む場合、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDは、補助情報に従って直接取得されてよい。
更に、ユーザイクイップメント10は更に、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルが探索されたか否かを判定するように構成される判定ユニット104、
を備えてよい。
更に、補助情報に含まれる内容の違いにより、判定ユニット104は、以下の2つの方式を用いて、第1の隣接セルが探索されたか否かを判定してよい。
第1の方式:補助情報が第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを含まないとき、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
プロトコル指定のM個の第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、M個のローカルの第2の参照信号シーケンスを生成し、
検出された第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスとM個のローカルの第2の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、M個の相関値を取得する。
既定の探索条件よりも大きい第2の相関値が存在する場合、第1の隣接セルが探索される。第2の相関値は、検出された第1の隣接セルの第2の参照信号とM個のローカルの第2の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行することによって取得されたM個の相関値のうち任意の1つである。
第2の方式:補助情報が第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを含むとき、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、第1の隣接セルのローカルの第2の参照信号シーケンスを生成し、
検出された第1の隣接セルの第2の参照信号と第1の隣接セルのローカルの第2の参照信号シーケンスとの相関演算を実行して、第4の相関値を取得する。
第4の相関値が既定の探索条件よりも大きい場合、第1の隣接セルが探索される。
既定の探索条件は、第1の隣接セルの信号強度の決定に用いられる閾値である。検出及び取得された第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスと任意のローカルのプロトコル指定の第2の参照信号シーケンスとの相関値が既定の探索条件よりも大きい場合、第1の隣接セルの信号強度が十分であることが示され、第1の隣接セルが探索される。検出及び取得された第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスと全てのローカルのプロトコル指定の第2の参照信号シーケンスとの相関値が既定の探索条件よりも小さい場合、第1の隣接セルの信号強度が不十分であることが示され、第1の隣接セルは探索されない。
留意すべきこととして、既定の探索条件は実際の要件に従って決定されてよく、本発明では具体的に限定されない。
留意すべきこととして、取得ユニット103が第1の隣接セルのセルID又は仮想IDを取得するのは、UEが第1の隣接セルと同期され後であってよく、或いは、UEが第1の隣接セルと同期された後であり且つ判定ユニット104が第1の隣接セルが探索されると判定した後であってよく、本発明では具体的に限定されない。
更に、補助情報は更に、第1の隣接セルのセルID及び第1の隣接セルの第1の参照信号IDを含んでよい。
任意に、同期ユニット103が第1の隣接セルの第1の参照信号を検出してUEを第1の隣接セルと同期させるプロセスでは、同期ユニット103は、第1の隣接セルの第1の参照信号の送信位置の違いに応じて、以下の3つの方式を用いて、第1の隣接セルの第1の参照信号の位置を検出してよい。
第1の方式:第1の隣接セルの第1の参照信号と第1の隣接セルの第2の参照信号とが1つのサブフレームで送信される場合、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報において指示されるサブフレームで、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出する。
第2の方式:第1の隣接セルの第1の参照信号が、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のN番目のサブフレーム0又はサブフレーム5で送信される場合、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報において指示されるサブフレームの前又は後のサブフレーム0又はサブフレーム5で、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出する。Nは1以上である。
Nは実際の要件に従って決定されてよく、本発明では具体的に限定されない。
第3の方式:第1の隣接セルの第1の参照信号が、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信される場合、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報において指示されるサブフレームの前又は後のP番目のサブフレームで、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出する。Pは1以上である。この場合は、補助情報は更に、第1の隣接セルの第1の参照信号と第1の隣接セルの第2の参照信号との間のサブフレームオフセットPを含む。Pは1以上である。
Pは実際の要件に従って決定されてよく、本発明では具体的に限定されない。
留意すべきこととして、第1の隣接セルの第1の参照信号と第2の参照信号とのタイミング対応関係は、上述の3つの方式で説明したタイミング関係であってよく、或いは、別のタイミング対応関係であってよく、実際の要件に従って決定されてよく、本発明では具体的に限定されない。
更に、図2を参照して、ユーザイクイップメント10は更に以下の要素を備えてよい。
測定ユニット105は、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置で、第1の隣接セルのRRM測定を実行して、メトリックを取得するように構成される。メトリックは、RSRP、RSSI及びRSRQのうち少なくとも1つを含んでよい。
任意に、補助情報は更に、第1の隣接セルの測定リソース1のリソース情報を含んでよい。第1の隣接セルの測定リソース1のリソース情報は、第1の隣接セルの測定リソース1のリソース構成と、第1の隣接セルの測定リソース1のためのアンテナポートの数と、第1の隣接セルの測定リソース1のサブフレーム情報とのうち、少なくとも1つを含む。
第1の隣接セルの測定リソース1のリソース構成は、第1の隣接セルの測定リソース1に用いられる、通信システムリソースのリソースの位置を指す。LTEでは、時間上1つのスロットを持続し周波数の12個のサブキャリアを含む時間周波数リソースが、リソースブロックと呼ばれ、時間上1つのOFDMシンボルを持続し周波数の1個のサブキャリアを含む時間周波数リソースが、REと呼ばれる。LTEプロトコルでは、REが最小の時間周波数単位である。第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース構成は、通信システムリソースのうちどのREで第1の隣接セルの第2の参照信号が送信されるのかを示すのに用いられる。UEは、第1の隣接セルの測定リソース1のリソース構成に従って、どのUEで第1の隣接セルの測定リソース1が検出されるのかを知ることができる。
第1の隣接セルの測定リソース1のためのアンテナポートの数は、第1の隣接セルにおいて、測定リソース1を送信するために用いられるアンテナポートの数を示すのに用いられる。通信システムでは、測定リソース1のためのアンテナポートの数を構成することができる。基地局は、1つのアンテナポートで測定リソース1を送信してよく、或いは、複数のアンテナポートで測定リソース1を送信してよい。UEは、第1の隣接セルの測定リソース1のアンテナポートの数とリソースのシリアル番号とに従って、第1の隣接セルの測定リソース1を正確に検出することができる。
第1の隣接セルの測定リソース1のサブフレーム情報は、第1の隣接セルの測定リソース1の送信周期と送信サブフレームの位置である。測定リソース1は周期的に基地局によって送信されるので、送信周期を構成することができる。UEは、サブフレーム情報を用いて、第1の隣接セルの測定リソース1を正確に検出することができる。
任意に、第1の隣接セルの測定リソース1は、第1の隣接セルのZP-CSI-RSであってよい。
補助情報が更に第1の隣接セルの測定リソース1のリソース情報を含むとき、測定ユニット105は、具体的には、更に、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置で、第1の隣接セルのRRM測定を実行して、メトリックのRSRPを取得し、
第1の隣接セルの測定リソース1のリソース情報に従って、第1の隣接セルの測定リソース1の送信リソース位置で、第1の隣接セルのRRM測定を実行して、メトリックのRSSIを取得し、
RSRP及びRSSIに従ってRSRQを取得するように構成されてよい。
留意すべきこととして、第1の隣接セルは、UEのサービング基地局の任意の隣接セルである。したがって、UEによるセル探索プロセスでは、全ての隣接セルに対して同じ処理が行われる。本発明の実施形態は、第1の隣接セルのみを例として説明されたが、別の隣接セルにも同じ処理方法が用いられるので、説明を省略する。
本発明の本実施形態は、ユーザイクイップメント10を提供する。ユーザイクイップメント10は、補助情報を受信する。補助情報は第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報を含み、第1の隣接セルはUEのサービング基地局の任意の隣接セルである。また、ユーザイクイップメント10補助情報に従って第1の隣接セルの第1の参照信号を検出して、UEを第1の隣接セルと同期させ、補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出するか、又は第1の隣接セルの第2の参照信号を検出するか、又は第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を検出して、第1の隣接セルのセル識別情報ID又は仮想IDを取得する。スモールセルが密に配置されたシナリオにおいて正確なセル探索が実現され、スモールセルが密に配置されたシナリオでのセル探索について干渉が強いという従来技術の欠点が解決される。
実施形態2
本発明の実施形態2は基地局30を提供する。基地局30は、ユーザイクイップメント10のサービング基地局である。図3を参照して、基地局30は、取得ユニット301、生成ユニット302及び送信ユニット303を備えてよい。
取得ユニット301は、第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータとを取得するように構成される。
第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータの取得に関して、基地局に配置されている場合には基地局30において構成することができ、基地局30によって直接読取り及び取得される。或いは、第1の隣接セルの基地局によって送信された第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータとを受信することによって、取得されてよい。
本発明は、第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータとを取得する方式を、具体的に限定しない。
生成ユニット302は、取得ユニット301によって取得された第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータとに従って、補助情報を生成するように構成される。補助情報は、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報を含んでよい。
送信ユニット303は、セル内のUEがセル探索を実行するように、生成ユニット302によって生成された補助情報をUEに送信するように構成される。
任意に、第1の隣接セルの第2の参照信号は、第1の隣接セルのNZP-CSI-RS、又は、第1の隣接セルの準NZP-CSI-RSであってよい。
準NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDは、NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDと異なる。
留意すべきこととして、本発明は、具体的には、第1の参照信号の具体的な形式を具体的に限定しない。
任意に、第1の隣接セルの第1の参照信号は、第1の隣接セルのPSS、又は、第1の隣接セルの準PSSであってよい。
準PSSを生成するためのルートシーケンス番号は、PSSを生成するためのルートシーケンス番号と異なる。
留意すべきこととして、本発明は、具体的には、第2の参照信号の具体的な形式を限定しない。
更に、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報は、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース構成と、第1の隣接セルの第2の参照信号のためのアンテナポートの数と、第1の隣接セルの第2の参照信号のサブフレーム情報と、のうち少なくとも1つを含んでよい。
留意すべきこととして、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に含まれる情報の具体的な目的は実施形態1で詳述したので、詳細な説明は省略する。
更に、補助情報は更に、第1の隣接セルのセル識別情報(ID)及び第1の隣接セルの第1の参照信号IDを含んでよい。
更に、補助情報は更に、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを含んでよい。
更に、第1の隣接セルの第1の参照信号が第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信されるとき、補助情報は更に、第1の隣接セルの第1の参照信号と第1の隣接セルの第2の参照信号との間のサブフレームオフセットPを含んでよい。Pは1以上である。
留意すべきこととして、第1の隣接セルの第1の参照信号と第1の隣接セルの第2の参照信号との間のサブフレームオフセットPは、実際の要件に従って決定されてよく、本発明では限定されない。
留意すべきこととして、第1の隣接セルは、UEのサービング基地局の任意の隣接セルである。したがって、UEがセル探索を実行するプロセスでは、全ての隣接セルに対して同じ処理が行われる。本発明の実施形態は、第1の隣接セルのみを例として説明され、別の隣接セルにも同じ処理方法が用いられるので、説明を省略する。
本発明の本実施形態は基地局30を提供する。基地局30は、UEがセル探索を実行するように、補助情報を送信する。補助情報は第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報を含み、第1の隣接セルはUEのサービング基地局の任意の隣接セルである。スモールセルが密に配置されたシナリオにおいて正確なセル探索が実現され、スモールセルが密に配置されたシナリオでのセル探索について干渉が強いという従来技術の欠点が解決される。
実施形態3
本発明の実施形態3は基地局40を提供する。基地局40は、第1の隣接セルに対応する基地局である。図4を参照して、基地局40は以下の要素を備えてよい。
送信ユニット401は、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を送信するように構成される。第1の参照信号は、UEがセルに同期する際に用いられ、第2の参照信号は、UEがセル探索及びRRM測定を実行する際に用いられる。
任意に、第1の隣接セルの第2の参照信号は、第1の隣接セルのNZP-CSI-RS、又は、第1の隣接セルの準NZP-CSI-RSであってよい。
準NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDは、NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDと異なる。
留意すべきこととして、本発明は、第2の参照信号のタイプを具体的に限定しない。
任意に、第1の隣接セルの第1の参照信号は、第1の隣接セルのPSS、又は、第1の隣接セルの準PSSであってよい。
準PSSを生成するためのルートシーケンス番号は、PSSを生成するためのルートシーケンス番号と異なる。
留意すべきこととして、本発明は、第1の参照信号のタイプを具体的に限定しない。
更に、図5Aを参照して、基地局40は更にマッピングユニット402を備えてよい。
マッピングユニット402は、
第1の隣接セルの第2の参照信号が1つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、第1の隣接セルの第2の参照信号を4つのリソースエレメントにマッピングするように構成されてよい。4個のリソースエレメントの位置は、LTEの4アンテナポートCSI-RSのリソースマッピングのものと同じである。図5Bを参照して、第1の隣接セルの第2の参照信号は、1個のアンテナポート(アンテナポートa)を介して送信される。又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号が1つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、第1の隣接セルの第2の参照信号を8つのリソースエレメントにマッピングするように構成されてよい。8個のリソースエレメントの位置は、LTEの8アンテナポートCSI-RSのリソースマッピングにおけるものと同じである。図5Cを参照して、第1の隣接セルの第2の参照信号は、1個のアンテナポート(アンテナポートa)を介して送信される。又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号が2つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、第1の隣接セルの第2の参照信号を4つのリソースエレメントにマッピングする構成されてよい。4個のリソースエレメントの位置は、LTEの4アンテナポートCSI-RSのリソースマッピングのものと同じである。図5Dを参照して、第1の隣接セルの第2の参照信号は、2つのアンテナポート(アンテナポートa及びアンテナポートb)を介して送信される。又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号が2つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、第1の隣接セルの第2の参照信号を8つのリソースエレメントにマッピングするように構成されてよい。8個のリソースエレメントの位置は、LTEの8アンテナポートCSI-RSのリソースマッピングにおけるものと同じである。図5Eを参照して、第1の隣接セルの第2の参照信号は、2つのアンテナポート(アンテナポートa及びアンテナポートb)を介して送信される。
更に、第1の隣接セルの第2の参照信号のシークエンス長は、最大システム帯域幅に含まれるリソースブロックの数のQ倍である。Qは1より大きい正の整数である。
更に、図5Aを参照して、基地局40は更に、
第1の隣接セルのセルIDと第1の隣接セルの構成されたリソースの数とに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を判定するように構成される判定ユニット403、
を備えてよい。
任意に、判定ユニット403は、具体的には、第1の隣接セルのセルIDと1の隣接セルの構成されたリソースの数とに従って第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を決定するために、以下の方法のいずれか1つを用いてよい。
第1の方法:第1の隣接セルのプライマリ同期信号(PSS)IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を計算する。
第2の方法:第1の隣接セルのセカンダリ同期信号(SSS)IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を計算する。
第3の方法:第1の隣接セルのPSS IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソースセットを決定し、第1の隣接セルのSSS IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の、送信リソースセットにおける送信リソース位置を決定する。第1の隣接セルの構成されるリソースはS個のリソースセットであり、各リソースセットはT個のリソースを含む。
更に、送信ユニット401は更に、
第1の隣接セルの第1の参照信号及び第1の隣接セルの第2の参照信号を1つのサブフレームで送信するように構成されてよく、
又は、
第1の隣接セルの第1の参照信号を、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のN番目のサブフレーム0又はサブフレーム5で送信するように構成されてよく、Nは1以上であり、
又は
第1の隣接セルの第1の参照信号を、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信するように構成されてよく、Pは1以上である。
更に、送信ユニット401は更に、第1の隣接セルの全ての隣接セルのUEがセル探索を実行するように、第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータとを、第1の隣接セルの全ての隣接セルに送信するように構成されてよい。
更に、第1の隣接セルに対応する基地局がオフ状態であるとき、送信ユニットは更に、既定の周期に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を周期的に送信するように構成されてよい。
本発明の本実施形態は基地局40を提供する。基地局40は、UEがセル探索を実行するように、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を送信する。第1の参照信号は、UEがルと同期する際に用いられ、第2の参照信号は、UEがセル探索及びRRM測定を実行する際に用いられる。スモールセルが密に配置されたシナリオにおいて正確なセル探索が実現され、スモールセルが密に配置されたシナリオでのセル探索について干渉が強いという従来技術の欠点が解決される。
実施形態4
本発明の実施形態4はセル探索方法を提供する。図6を参照して、本方法は以下の要素を含んでよい。
601:UEが補助情報を受信する。補助情報は第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報を含み、第1の隣接セルはUEのサービング基地局の任意の隣接セルである。
第1の隣接セルの第2の参照信号は、第1の隣接セルのNZP-CSI-RS、又は、第1の隣接セルの準NZP-CSI-RSである。準NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDは、NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDと異なる。
留意すべきこととして、準NZP-CSI-RS及びNZP-CSI-RSは実施形態1で詳述したので、詳細な説明を省略する。
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報は、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース構成と、
第1の隣接セルの第2の参照信号のためのアンテナポートの数と、
第1の隣接セルの第2の参照信号のサブフレーム情報と、
のうち、少なくとも1つを含んでよい。
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース構成は、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信に用いられる、通信システムリソースのリソースの位置を指す。LTEでは、時間上1つのスロットを持続し周波数の12個のサブキャリアを含む時間周波数リソースが、リソースブロックと呼ばれ、時間上1つのOFDMシンボルを持続し周波数の1個のサブキャリアを含む時間周波数リソースが、REと呼ばれる。LTEプロトコルでは、REが最小の時間周波数単位である。第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース構成は、通信システムリソースのうちどのREで第1の隣接セルの第2の参照信号が送信されるのかを示すのに用いられる。UEは、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース構成に従って、どのUEで第1の隣接セルの第2の参照信号が検出されるのかを知ることができる。
第1の隣接セルの第2の参照信号のためのアンテナポートの数は、第1の隣接セルにおいて、第2の参照信号を送信するために用いられるアンテナポートの数を示すのに用いられる。通信システムでは、第2の参照信号のためのアンテナポートの数を構成することができる。基地局は、1つのアンテナポートで第2の参照信号を送信してよく、或いは、複数のアンテナポートで第2の参照信号を送信してよい。LTEプロトコルでは、第2の参照信号ためのアンテナポートの数は、1,2,4,8のいずれかに構成することができる。UEは、第1の隣接セルの第2の参照信号のためのアンテナポートの数とリソースのシリアル番号とに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号を正確に検出することができる。
第1の隣接セルの第2の参照信号のサブフレーム情報は、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信周期と送信サブフレームの位置である。第2の参照信号は周期的に基地局によって送信されるので、送信周期を構成することができる。UEは、サブフレーム情報を用いて、第1の隣接セルの第2の参照信号を正確に検出することができる。
602:UEが、補助情報に従って第1の隣接セルの第1の参照信号を検出して、UEを第1の隣接セルと同期させる。
第1の隣接セルの第1の参照信号は、隣接セルのPSS、又は、第1の隣接セルの準PSSであってよい。準PSSを生成するためのルートシーケンス番号は、PSSを生成するためのルートシーケンス番号と異なる。
留意すべきこととして、準PSS及びPSSは実施形態1で詳述したので、詳細な説明を省略する。
更に、補助情報に含まれる内容の違いに応じて、ステップ602では、UEを第1の隣接セルと同期させるために以下の2つの方式を用いることができる。
第1の方式:補助情報が第1の隣接セルの第1の参照信号IDを含まないとき、
補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスとプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、複数の相関値を取得する。
既定の閾値よりも大きい第1の相関値が存在する場合、UEは第1の隣接セルと同期される。第1の相関値は、第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスとプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行することによって取得された複数の相関値のうち任意の1つである。
第2の方式:補助情報が第1の隣接セルの第1の参照信号IDを含むとき、
補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
第1の隣接セルの第1の参照信号IDに従って、第1の隣接セルのローカルの第1の参照信号シーケンスを生成し、
第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスと第1の隣接セルのローカルの第1の参照信号シーケンスとの相関演算を実行して、第3の相関値を取得する。
第3の相関値が既定の閾値よりも大きい場合、UEは第1の隣接セルと同期される。
留意すべきこととして、UEを第1の隣接セルと同期させるプロセスでは、UEが第1の隣接セルと同期されるか否かは、取得された相関値を既定の閾値と比較することによって決定される。既定の閾値は実際の要件に従って決定され、既定の閾値の具体的なデータは本発明では具体的に限定されない。
留意すべきこととして、UEは、UEが第1の隣接セルと同期化された後にのみ、第1の隣接セルの探索及び測定に進むことができる。UEが第1の隣接セルと同期されない場合、UEは、第1の隣接セルを探索も測定もしない。
更に、第1の参照信号と第2の参照信号とは、準同配置される。
603:UEが、補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号、又は、第1の隣接セルの第2の参照信号、又は、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を検出して、第1の隣接セルのセルID又は仮想IDを取得する。
第1の隣接セルのセルIDと、第1の隣接セルの第1の参照信号IDと、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDとには、約定された対応関係がある。したがって、第1の隣接セルの第1の参照信号ID及び/又は第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDが取得されると、第1の隣接セルのセルIDを得ることができる。
第1の隣接セルの仮想IDは、第1の隣接セルのセルIDと決まった対応関係をもつIDである。第1の隣接セルのセルIDは、仮想IDを取得することによって示されてもよい。
例えば、サービング基地局の第1の隣接セルと第2の隣接セルのセルIDがそれぞれX1とX2であり、第1の隣接セルと第2の隣接セルの仮想IDがそれぞれY1とY2である。当然ながら、セルIDと仮想IDは同じであっても異なってもよい。仮想IDは、第1の参照信号及び第2の参照信号の生成に用いられてよい。サービング基地局は、第1の隣接セルのセルIDと仮想IDとの対応関係と、第2の隣接セルのセルIDと仮想IDの対応関係とを学習する。したがって、UEは、第1の参照信号又は第2の参照信号を検出した後に仮想IDを取得し、また、セルIDと仮想IDとの対応関係に従って、第1の隣接セルの実際のセルIDを取得してもよい。
UEは、以下の3つの方式のいずれか1つを用いて、補助情報に従って第1の隣接セルのセル識別情報ID又は仮想IDを取得する。
第1の方式:
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置を取得する。
第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置で送信された信号を検出して、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得する。
第1の隣接セルの第1の参照信号IDに従って、第1の隣接セルの仮想IDを取得し、又は、第1の隣接セルの第1の参照信号IDと第1の隣接セルのセルIDとの対応関係に従って、第1の隣接セルのセルIDを取得する。
第2の方式:
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得する。
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で送信された信号を検出して、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得する。
第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、第1の隣接セルの仮想IDを取得し、又は、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDと第1の隣接セルのセルIDとの対応関係に従って、第1の隣接セルのセルIDを取得する。
第3の方式:
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得する。
第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置で送信された信号を検出して、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得する。
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で送信された信号を検出して、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得する。
第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDと、第1の隣接セルの第1の参照信号IDと、セルIDとの対応関係に従って、第1の隣接セルのセルIDを取得する。
第1の隣接セルの第1の参照信号は、第1の隣接セルの第1の参照信号に対応する。したがって、第1の隣接セルの第1の参照信号は、第1の隣接セルの第1の参照信号に従って取得されてよい。
更に、第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得するステップは、具体的には、
第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第1の参照信号シーケンスを検出及び取得するステップと、
第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスとプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得するステップと、
を含んでよい。
以下、LTEシステムを例に挙げて、第1の隣接セルの第1の参照信号と第1の隣接セルの第1の参照信号IDとの対応関係を説明する。
例えば、LTEシステムでは、第1の参照信号がPSSである例を用いて、第1の参照信号の生成及び対応関係を説明する。
PSSシーケンス生成式は、実施形態1の数式3である。
LTEシステムでは、PSSのシーケンスを生成するための複数の明確なルートシーケンス番号がある。複数のルートシーケンス番号は、PSS IDとの対応関係の形式で指定される。一般に表形式を採用することができる。表1を参照されたい。当然ながら、複数のルートシーケンス番号は別の形式で定められてもよく、本発明では限定されない。
Figure 2017510141
数式1及び表1から分かるように、複数のローカルのプロトコル指定の第1の参照信号が、第1の基準信号生成式と複数のプロトコル指定のルートシーケンス番号に従って生成され得る。第1の隣接セルの第1の参照信号IDは、第1の隣接セルの第1の参照信号シーケンスと第1の参照信号生成式に従って取得することができる。
第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスと、第1の隣接セルによって実際に用いられる第1の参照信号シーケンスと同じであるローカルのプロトコル指定の第1の参照信号シーケンスとの間で相関演算が実行されると、相関ピークが得られ、それから、第1の隣接セルによって実際に用いられる第1の参照信号シーケンスを決定することができる。シーケンスを生成するために用いられるルートシーケンス番号は、第1の隣接セルによって実際に用いられる第1の参照信号シーケンスに従って計算することができ、第1の隣接セルの第1の参照信号IDは、ルートシーケンス番号に従って、ルートシーケンス番号と第1の参照信号対応関係テーブルを照会することによって、得ることができる。
任意に、補助情報が第1の隣接セルの第1の参照信号IDを含む場合、第1の隣接セルの第1の参照信号IDは、補助情報に従って直接取得されてよい。
第1の隣接セルの第2の参照信号は、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDに基づいて生成される。したがって、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDは、第1の隣接セルの第2の参照信号に従って取得されてよい。
更に、第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得するステップは、具体的には、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスを検出及び取得するステップと、
プロトコル指定のM個の第2の参照信号スクランブリングコード識別情報(ID)に従って、M個のローカルの第2の参照信号シーケンスを生成するステップと、
検出された第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスとM個のローカルの第2の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得するステップと、
を含んでよい。
検出された第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスと、第1の隣接セルによって実際に用いられる第2の参照信号シーケンスと同じであるローカルのプロトコル指定の第1の参照信号シーケンスとの間で相関演算が実行されると、相関ピークが得られ、それから、第1の隣接セルによって実際に用いられる第2の参照信号シーケンスを決定することができる。第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDは、第1の隣接セルによって実際に用いられる第2の参照信号シーケンスに従って計算することができる。
任意に、補助情報が第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを含む場合、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDは、補助情報に従って直接取得されてよい。
以下、LTEシステムを例に挙げて、第1の隣接セルの第2の参照信号と第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDとの対応関係を説明する。
例えば、LTEシステムでは、第2の参照信号の例としてNZP-CSI-RSを用い、実施形態1の数式1及び数式2に基づいてNZP-CSI-RSシーケンスが生成される。
数式2及び数式3から分かるように、第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスと第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDとには、計算対応関係があり、一方に従って他方を計算及び取得することができる。
留意すべきこととして、本発明の本実施形態は、LTEシステムのみを説明上の例として用いている。第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスと第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDとの具体的な対応関係は、実際の要件に従って決定されてよく、本発明では具体的に限定されない。
更に、図7を参照して、本方法は更に以下の要素を含んでよい。
604:第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルが探索されたか否かを判定する。
補助情報に含まれる内容の違いに応じて、ステップ604では、以下の2つの方式を用いて、第1の隣接セルが探索されたか否かが判定される。
第1の方式:補助情報が第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを含まないとき、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
プロトコル指定のM個の第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、M個のローカルの第2の参照信号シーケンスを生成し、
検出された第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスとM個のローカルの第2の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、M個の相関値を取得する。
既定の探索条件よりも大きい第2の相関値が存在する場合、第1の隣接セルが探索される。第2の相関値は、検出された第1の隣接セルの第2の参照信号とM個のローカルの第2の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行することによって取得されたM個の相関値のうち任意の1つである。
第2の方式:補助情報が第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを含むとき、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、第1の隣接セルのローカルの第2の参照信号シーケンスを生成し、
検出された第1の隣接セルの第2の参照信号と第1の隣接セルのローカルの第2の参照信号シーケンスとの相関演算を実行して、第4の相関値を取得する。
第4の相関値が既定の探索条件よりも大きい場合、第1の隣接セルが探索される。
既定の探索条件は、第1の隣接セルの信号強度の決定に用いられる閾値である。検出及び取得された第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスと任意のローカルのプロトコル指定の第2の参照信号シーケンスとの相関値が既定の探索条件よりも大きい場合、第1の隣接セルの信号強度が十分であることが示され、第1の隣接セルが探索される。検出及び取得された第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスと全てのローカルのプロトコル指定の第2の参照信号シーケンスとの相関値が既定の探索条件よりも小さい場合、第1の隣接セルの信号強度が不十分であることが示され、第1の隣接セルは探索されない。
留意すべきこととして、既定の探索条件は実際の要件に従って決定されてよく、本発明では具体的に限定されない。
留意すべきこととして、ステップ603において第1の隣接セルのセルID又は仮想IDを取得するステップが実行されるのは、ステップ602でUEが第1の隣接セルと同期された後であってよく、或いは、UEが第1の隣接セルと同期されステップ604で第1の隣接セルが探索されると判定された後であってよく、本発明では具体的に限定されない。
更に、補助情報は更に、第1の隣接セルのセルID及び第1の隣接セルの第1の参照信号IDを含んでよい。
更に、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号の送信リソース位置には対応関係が存在する。第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号の送信リソース位置の対応関係の違いに応じて、UEは、補助情報に従って第1の隣接セルの第1の参照信号を検出する。これには、以下の3つのケースが含まれ得る。
第1のケース:第1の隣接セルの第1の参照信号と第1の隣接セルの第2の参照信号とが1つのサブフレームで送信される場合、UEが、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報において指示されるサブフレームで、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出する。
第2のケース:第1の隣接セルの第1の参照信号が、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のN番目のサブフレーム0又はサブフレーム5で送信される場合、UEが、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報において指示されるサブフレームの前又は後のサブフレーム0又はサブフレーム5で、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出する。Nは1以上である。
Nは実際の状況に従って決定されてよく、本発明では具体的に限定されない。
第3のケース:第1の隣接セルの第1の参照信号が、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信される場合、補助情報は更に、第1の隣接セルの第1の参照信号と第1の隣接セルの第2の参照信号との間のサブフレームオフセットPを含む。UEは、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報において指示されるサブフレームの前又は後のP番目のサブフレームで、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出する。Pは1以上である。Pは1以上である。
第1の隣接セルの第1の参照信号と第1の隣接セルの第2の参照信号との間のサブフレームオフセットPは実際の状況に従って決定されてよく、本発明では具体的に限定されない。
更に、図7を参照して、本方法は更に以下の要素を含んでよい。
605:第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置で、第1の隣接セルのRRM測定を実行して、メトリックを取得する。メトリックは、RSRP、RSSI及びRSRQのうち少なくとも1つを含んでよい。
更に、補助情報は更に、第1の隣接セルの測定リソース1のリソース情報を含んでよい。第1の隣接セルの測定リソース1のリソース情報は、
第1の隣接セルの測定リソース1のリソース構成と、第1の隣接セルの測定リソース1のためのアンテナポートの数と、第1の隣接セルの測定リソース1のサブフレーム情報と、のうち少なくとも1つを含んでよい。
第1の隣接セルの測定リソース1のリソース構成は、第1の隣接セルの測定リソース1に用いられる、通信システムリソースのリソースの位置を指す。LTEでは、時間上1つのスロットを持続し周波数の12個のサブキャリアを含む時間周波数リソースが、リソースブロックと呼ばれ、時間上1つのOFDMシンボルを持続し周波数の1個のサブキャリアを含む時間周波数リソースが、REと呼ばれる。LTEプロトコルでは、REが最小の時間周波数単位である。第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース構成は、通信システムリソースのうちどのREで第1の隣接セルの第2の参照信号が送信されるのかを示すのに用いられる。UEは、第1の隣接セルの測定リソース1のリソース構成に従って、どのUEで第1の隣接セルの測定リソース1が検出されるのかを知ることができる。
第1の隣接セルの測定リソース1のためのアンテナポートの数は、第1の隣接セルにおいて、測定リソース1を送信するために用いられるアンテナポートの数を示すのに用いられる。通信システムでは、測定リソース1のためのアンテナポートの数を構成することができる。基地局は、1つのアンテナポートで測定リソース1を送信してよく、或いは、複数のアンテナポートで測定リソース1を送信してよい。UEは、第1の隣接セルの測定リソース1のアンテナポートの数とリソースのシリアル番号とに従って、第1の隣接セルの測定リソース1を正確に検出することができる。
第1の隣接セルの測定リソース1のサブフレーム情報は、第1の隣接セルの測定リソース1の送信周期と送信サブフレームの位置である。測定リソース1は周期的に基地局によって送信されるので、送信周期を構成することができる。UEは、サブフレーム情報を用いて、第1の隣接セルの測定リソース1を正確に検出することができる。
好ましくは、第1の隣接セルの測定リソース1は、第1の隣接セルのZP-CSI-RSである。
更に、補助情報が更に第1の隣接セルの測定リソース1のリソース情報を含むとき、ステップ604は、具体的には、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置で、第1の隣接セルのRRM測定を実行して、メトリックのRSRPを取得するステップと、
第1の隣接セルの測定リソース1のリソース情報に従って、第1の隣接セルの測定リソース1の送信リソース位置で、第1の隣接セルの無線リソース管理(RRM)測定を実行して、メトリックのRSSIを取得するステップと、
RSRP及びRSSIに従ってRSRQを取得するステップと、
を含んでよい。
留意すべきこととして、第1の隣接セルは、UEのサービング基地局の任意の隣接セルである。したがって、UEがセル探索を実行するプロセスでは、全ての隣接セルに対して同じ処理が行われる。本発明の実施形態は、第1の隣接セルのみを例として説明されたが、別の隣接セルにも同じ処理方法が用いられるので、説明を省略する。
本発明の本実施形態は、セル探索方法を提供する。UEが補助情報を受信する。補助情報は第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報を含み、第1の隣接セルはUEのサービング基地局の任意の隣接セルである。UEが、補助情報に従って第1の隣接セルの第1の参照信号を検出して、UEを第1の隣接セルと同期させる。UEが、補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号、又は第1の隣接セルの第2の参照信号、又は第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を検出して、第1の隣接セルのセル識別情報ID又は仮想IDを取得する。スモールセルが密に配置されたシナリオにおいて正確なセル探索が実現され、スモールセルが密に配置されたシナリオでのセル探索について干渉が強いという従来技術の欠点が解決される。
実施形態5
本発明の実施形態5はセル探索方法を提供する。図8を参照して、本方法は以下の要素を含んでよい。
801:第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータとを取得する。
第1の隣接セルの第2の参照信号は、第1の隣接セルのNZP-CSI-RS、又は、第1の隣接セルの準NZP-CSI-RSであってよい。準NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDは、NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDと異なる。
第1の隣接セルの第1の参照信号は、第1の隣接セルのPSS、又は、第1の隣接セルの準PSSである。準PSSを生成するためのルートシーケンス番号は、PSSを生成するためのルートシーケンス番号と異なる。
留意すべきこととして、第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータの取得に関して、基地局に配置されている場合には直接読取り及び取得することができる。或いは、第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータが第1の隣接セルに対応する基地局によって送信される場合は、受信によって取得することができる。本発明は、第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータがどのように取得されるかを具体的に限定しない。
第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータは、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを含んでよい。当然ながら、具体的には実際の要件に従って決められるような別の送信パラメータが含まれてもよく、本発明では具体的に限定されない。
第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータは、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース構成と、第1の隣接セルの第2の参照信号のためのアンテナポートの数と、第1の隣接セルの第2の参照信号のサブフレーム情報と、のうち少なくとも1つを含んでよい。当然ながら、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードID等の、別の送信パラメータが含まれてよい。第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータは、具体的には、実際の要件に従って決定されてよく、本発明では具体的に限定されない。
802:第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータとに従って、補助情報を生成する。補助情報は、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報を含む。
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報は、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース構成と、第1の隣接セルの第2の参照信号のためのアンテナポートの数と、第1の隣接セルの第2の参照信号のサブフレーム情報と、のうち少なくとも1つを含む。
更に、補助情報は更に、第1の隣接セルのセル識別情報(ID)及び第1の隣接セルの第1の参照信号IDを含んでよい。
更に、補助情報は更に、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを含んでよい。
更に、第1の隣接セルの第1の参照信号が第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信されるとき、補助情報は更に、第1の隣接セルの第1の参照信号と第1の隣接セルの第2の参照信号との間のサブフレームオフセットPを含んでよい。Pは1以上である。
留意すべきこととして、第1の隣接セルの第1の参照信号と第1の隣接セルの第2の参照信号との間のサブフレームオフセットPは、実際の要件に従って決定されてよく、本発明では限定されない。
803:セル内のユーザイクイップメント(UE)がセル探索を実行するように、補助情報をUEに送信する。
本発明の本実施形態は、セル探索方法を提供する。UEがセル探索を実行するように、補助情報が送信される。補助情報は第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報を含み、第1の隣接セルはUEのサービング基地局の任意の隣接セルである。スモールセルが密に配置されたシナリオにおいて正確なセル探索が実現され、スモールセルが密に配置されたシナリオでのセル探索について干渉が強いという従来技術の欠点が解決される。
実施形態6
本発明の実施形態6はセル探索方法を提供する。図9を参照して、本方法は以下の要素を含んでよい。
901:第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を送信する。第1の参照信号は、UEがセルに同期する際に用いられ、第2の参照信号は、UEがセル探索及び無線リソース管理(RRM)測定を実行する際に用いられる。
任意に、第1の隣接セルの第2の参照信号は、第1の隣接セルのNZP-CSI-RS、又は、第1の隣接セルの準NZP-CSI-RSであってよい。
準NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDは、NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDと異なる。
任意に、第1の隣接セルの第1の参照信号は、第1の隣接セルのPSS、又は、第1の隣接セルの準PSSであってよい。
準PSSを生成するためのルートシーケンス番号は、PSSを生成するためのルートシーケンス番号と異なる。
更に、図10Aを参照して、本方法は更に以下の要素を含んでよい。
902:第1の隣接セルの第2の参照信号をリソースにマッピングする。
具体的には、第1の隣接セルの第2の参照信号をリソースにマッピングするステップは、
第1の隣接セルの第2の参照信号が1つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、第1の隣接セルの第2の参照信号を4つのリソースにマッピングするステップ、又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号が1つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、第1の隣接セルの第2の参照信号を8つのリソースエレメントにマッピングするステップ、又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号が2つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、第1の隣接セルの第2の参照信号を4つのリソースエレメントにマッピングするステップ、又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号が2つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、第1の隣接セルの第2の参照信号を8つのリソースエレメントにマッピングするステップ、
を含んでよい。
任意に、第1の隣接セルの第2の参照信号のシークエンス長は、最大システム帯域幅に含まれるリソースブロックの数のQ倍である。Qは1より大きい正の整数である。
数式2から分かるように、第1の隣接セルの第2の参照信号のシーケンス長は、最大システム帯域幅
Figure 2017510141
に含まれるリソースブロックの数に依存する。第1の隣接セルの第2の参照信号が2Q個のリソースにマッピングされる場合、第1の隣接セルの第2の参照信号のシーケンス長は、最大システム帯域幅に含まれるリソースブロックの数のQ倍である。
更に、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を送信する前に、図10Aを参照して、本方法は更に以下の要素を含んでよい。
903:第1の隣接セルのセルIDと第1の隣接セルの構成されたリソースの数とに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を決定する。
任意に、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置は、以下の3つの方式を用いて、第1の隣接セルのセルIDと第1の隣接セルの構成されたリソースの数とに従って、決定されてよい。
第1の方式:
第1の隣接セルのPSS IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を計算する。
第1の隣接セルに関しては、第1の隣接セルのPSS IDが知られており、第1の隣接セルのPSS IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を計算することができる。
好ましくは、第1の隣接セルのPSS IDに従って、第1の隣接セルの構成されたリソースの数についてモジュロ演算を実行し、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を決定する。
当然ながら、第1の隣接セルのPSS IDに従って、第1の隣接セルの構成されたリソースの数について別の演算を実行して、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を決定してよい。具体的な計算方式の選択は実際の要件に従って決定されてよく、本発明では具体的に限定されない。
例えば、第1の隣接セルの例としてセルIDが93である隣接セルを用い、第1の隣接セルのために3個のリソースを構成する。
以下の数式
Figure 2017510141
に従って、セルID
Figure 2017510141
を分割して、第1の隣接セルのPSS ID
Figure 2017510141
を取得する。
Figure 2017510141
は、計算によって得られる。
第1の隣接セルの構成されたリソースの数について、
Figure 2017510141
に従って、モジュロ演算を実行する。すなわち、
Figure 2017510141
である。modはモジュロ演算子である。
したがって、セルIDが93である第1の隣接セルの第2の参照信号はリソース0上で伝送することができる。
第2の方式:
第1の隣接セルのSSS IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を計算する。
第1の隣接セルに関しては、第1の隣接セルのSSS IDが知られており、第1の隣接セルのSSS IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を計算することができる。
好ましくは、第1の隣接セルのSSS IDに従って、第1の隣接セルの構成されたリソースの数についてモジュロ演算 が実行されて、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置が決定される。
当然ながら、第1の隣接セルのSSS IDに従って、第1の隣接セルの構成されたリソースの数について別の演算を実行して、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を決定してよい。具体的な計算方式の選択は、実際の要件に従って決定されてよく、本発明では具体的に限定されない。
例えば、第1の隣接セルの例としてセルIDが93である隣接セルを用い、第1の隣接セルのために8個のリソースを構成する。
以下の数式
Figure 2017510141
に従って、セルID
Figure 2017510141
を分割して、第1の隣接セルのSSS ID
Figure 2017510141
を取得する。
Figure 2017510141
は、計算によって得られる。
第1の隣接セルの構成されたリソースの数について、
Figure 2017510141
に従って、モジュロ演算を実行する。すなわち、
Figure 2017510141
である。
したがって、セルIDが93である第1の隣接セルの第2の参照信号はリソース7上で伝送することができる。
第3の方式:
第1の隣接セルのPSS IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソースセットを決定し、第1の隣接セルのSSS IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の、送信リソースセットにおける送信リソース位置を決定する。第1の隣接セルの構成されるリソースはS個のリソースセットである、各リソースセットはT個のリソースを含む。
第1の隣接セルに関しては、第1の隣接セルのPSS ID及びSSS IDが知られており、第1の隣接セルのPSS ID及びSSS IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を計算することができる。
好ましくは、第1の隣接セルのPSS IDに従って、第1の隣接セルの構成されたリソースセットについてモジュロ演算が実行されて、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソースセットが決定される。また、第1の隣接セルのSSS IDに従って、第1の隣接セルの構成されたリソースセットに含まれるリソースの数についてモジュロ演算が実行されて、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソースセットにおける送信リソース位置が決定される。
当然ながら、第1の隣接セルのSSS IDに従って、第1の隣接セルの構成されたリソースセットの数について別の演算が実行されて、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソースセットが決定されてよい。また、第1の隣接セルのSSS IDに従って、第1の隣接セルの構成されたリソースセットに含まれるリソースの数について別の演算が実行されて、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソースセットにおける送信リソース位置が決定されてよい。具体的な計算方式の選択は実際の要件に従って決定されてよく、本発明では具体的に限定されない。
例えば、第1の隣接セルとしてセルIDが93である隣接セルを用い、第1の隣接セルのために3個のリソースセットが構成され、各リソースセットは8個のリソースを含む。
以下の数式
Figure 2017510141
に従って、セルID
Figure 2017510141
を分割して、第1の隣接セルのSSS ID
Figure 2017510141
及びPSS ID
Figure 2017510141
を取得する。
Figure 2017510141
及び
Figure 2017510141
は、計算によって得られる。
第1の隣接セルの構成されたリソースセットの数について、
Figure 2017510141
に従って、モジュロ演算を実行する。すなわち、
Figure 2017510141
である。
第1の隣接セルの構成されたリソースセットに含まれるリソースの数について、
Figure 2017510141
に従って、モジュロ演算を実行する。すなわち、
Figure 2017510141
である。
したがって、セルIDが93である第1の隣接セルの第2の参照信号は、リソースセット0のリソース7で伝送することができる。
更に、プロトコル規定の違いに応じて、ステップ901では、第1の参照信号及び第2の参照信号の送信リソース位置について、具体的には以下の3つのケースが含まれてよい。
第1のケース:第1の隣接セルの第1の参照信号及び第1の隣接セルの第2の参照信号が、1つのサブフレームで送信される。
例えば、図10Bを参照して、第1の参照信号と第2の参照信号は両方ともサブフレーム0で送信される。
第2のケース:第1の隣接セルの第1の参照信号が、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のN番目のサブフレーム0又はサブフレーム5で送信される。
例えば、プロトコルに規定されるように、第1の参照信号は、第2の基準信号の前又は後の1つ目のサブフレーム0又はサブフレーム5で送信される。図10Cを参照して、第2の参照信号の周期は80msであり、初期サブフレームはサブフレーム2である。第2の参照信号は、無線フレーム0のサブフレーム2、無線フレーム8のサブフレーム2、及び無線フレーム16のサブフレーム2で送信される。該プロトコルから分かるように、第1の参照信号は、無線フレーム0のサブフレーム0、無線フレーム8のサブフレーム0、及び無線フレーム16のサブフレーム0で送信される。図10Cは、1つの無線フレームのみの第1の参照信号及び第2の参照信号の送信位置を示す。
第3のケース:第1の隣接セルの第1の参照信号が、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信される。
例えば、プロトコルに規定されるように、第1の参照信号は、第2の参照信号の前の3番目のサブフレームで送信される。図10Dを参照して、第2の参照信号の周期は80msであり、初期サブフレームはサブフレーム9である。第2の参照信号は、サブフレーム9、サブフレーム89及びサブフレーム169で送信される。該プロトコルから分かるように、第1の参照信号は、サブフレーム6、サブフレーム86及びサブフレーム166で送信される。図10Dは、1つの無線フレームのみの第1の参照信号及び第2の参照信号の送信位置を示す。
留意すべきこととして、第1の参照信号及び第2の参照信号の送信リソース位置は、実際の要件に従って決定されてよく、本発明では具体的に限定されない。
更に、図10Aを参照して、本方法は更に以下の要素を含んでよい。
904:第1の隣接セルの全ての隣接セルのユーザイクイップメント(UE)がセル探索を実行するように、第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータとを、第1の隣接セルの全ての隣接セルに送信する。
更に、図10Aを参照して、第1の隣接セルに対応する基地局がオフ状態であるとき、本方法は更に以下の要素を含んでよい。
905:既定の周期に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を周期的に送信する。
既定の周期は、実際の要件に従って決定されてよい。本発明では、既定の周期の具体的な内容は、具体的には指定されない。既定の周期が短いほど、UEによって実行されるセル探索の精度が高くなり、既定の周期が長くなるほど、基地局の省エネの結果が明らかなものになる。
従来技術では、節電と干渉低減を考慮して、基地局がスモールセルのオン/オフ機能を有する場合がある。すなわち、セル内でサービスが必要とされないときは基地局をオフにし、ユーザが基地局の近くに移動するときは基地局をオンにすることができる。第1の隣接セルの基地局が第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を送信することができる場合、セル探索を行う際に、UEは、オフ状態にあるセルを探索し、オフ状態にあるセルの測定を行うこともできる。オフ状態にある探索されたセルの性能が非常に良好である場合、UEがより良いサービスを得られるように、ネットワークを用いてオフ状態にある基地局をオンにすることができる。
本発明の本実施形態はセル探索方法を提供する。UEがセル探索を実行するように、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号が送信される。第1の参照信号は、UEがセルと同期する際に用いられ、第2の参照信号は、UEがセル探索及びRRM測定を実行する際に用いられる。スモールセルが密に配置されたシナリオにおいて正確なセル探索が実現され、スモールセルが密に配置されたシナリオでのセル探索について干渉が強いという従来技術の欠点が解決される。
実施形態7
本発明の実施形態7はユーザイクイップメント10を提供する。図11を参照して、ユーザイクイップメント10は、
少なくとも1つプロセッサ1101と、メモリ1102と、プロセッサ1101、メモリ1102及び図示されていない別のモジュールの間の接続並びに相互通信を実現すように構成される少なくとも1つの通信バス1103と、受信器1104と、
を備えてよい。
通信バス1103は、業界標準アーキテクチャ(Industry Standard Architecture,略称ISA)バス、周辺機器相互接続(Peripheral Component,略称PCI)バス、拡張業界標準アーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture,略称EISA)バス等であってよい。バス1103は、アドレスバス、データバス、コントロールバス等に分けることができる。表記を簡単にするために、バスは、図11において1本の太線のみを用いて示されるが、1つのバス又は1種類のバスしかないことを示すものではない。
メモリ1102は、ランダムアクセスメモリであってよく、命令及びデータをプロセッサ1101に提供してよい。メモリ1102の一部は更に不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含んでよい。メモリ1102は、分散ロック管理プロセスにおける分散ロック管理装置に含まれる全ての情報を記憶するように構成されてよい。
プロセッサ1101は、中央処理装置(Central Processing Unit,略称CPU)又は特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,略称ASIC)であってよく、或いは、本発明の実施形態を実施する1以上の集積回路として構成される。
受信器1104は、補助情報を受信するように構成される。補助情報は、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報を含んでよい。第1の隣接セルはUEのサービング基地局の任意の隣接セルである。
プロセッサ1101は、受信された補助情報に従って第1の隣接セルの第1の参照信号を検出して、UEを第1の隣接セルと同期させるように構成される。
プロセッサ1101は更に、補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出するか、又は、第1の隣接セルの第2の参照信号を検出するか、又は、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を検出して、第1の隣接セルのセルID又は仮想IDを取得するように構成される。
任意に、第1の隣接セルの第2の参照信号は、第1の隣接セルのNZP-CSI-RS、又は、第1の隣接セルの準NZP-CSI-RSであってよい。
準NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDは、NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDと異なる。
任意に、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報は、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース構成と、第1の隣接セルの第2の参照信号のためのアンテナポートの数と、第1の隣接セルの第2の参照信号のサブフレーム情報と、のうち少なくとも1つを含んでよい。
任意に、第1の隣接セルの第1の参照信号は、隣接セルのPSS、又は、第1の隣接セルの準PSSであってよい。
準PSSを生成するためのルートシーケンス番号は、PSSを生成するためのルートシーケンス番号と異なる。
更に、第1の参照信号と第2の参照信号とは、準同配置される。
更に、プロセッサ1101は、具体的には、
補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスとプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、複数の相関値を取得するように構成されてよい。
既定の閾値よりも大きい第1の相関値が存在する場合、UEは第1の隣接セルと同期される。第1の相関値は、第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスとプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行することによって取得された複数の相関値のうち任意の1つである。
更に、プロセッサ1101は、具体的には、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置を取得し、
第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得し、
第1の隣接セルの第1の参照信号IDに従って、第1の隣接セルの仮想IDを取得するか、若しくは、第1の隣接セルの第1の参照信号IDと第1の隣接セルのセルIDとの対応関係に従って、第1の隣接セルのセルIDを取得するように構成されてよく、
又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、第1の隣接セルの仮想IDを取得するか、若しくは、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDと第1の隣接セルのセルIDとの対応関係に従って、第1の隣接セルのセルIDを取得するように構成されてよく、
又は
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得し、
第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDと、第1の隣接セルの第1の参照信号IDと、セルIDとの対応関係に従って、第1の隣接セルのセルIDを取得するように構成されてよい。
更に、プロセッサ1101が、第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得するステップは、
第1の隣接セルの第1の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第1の参照信号シーケンスを検出及び取得するステップと、
第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスとプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得するステップと、
を含んでよい。
更に、プロセッサ1101が、第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号を検出及び取得して、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得するステップは、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスを検出及び取得するステップと、
プロトコル指定のM個の第2の参照信号スクランブリングコード識別情報(ID)に従って、M個のローカルの第2の参照信号シーケンスを生成するステップと、
検出された第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスとM個のローカルの第2の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得するステップと、
を含んでよい。
更に、プロセッサ1101は更に、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルが探索されたか否かを判定するように構成されてよい。
更に、プロセッサ1101が第1の隣接セルが探索されたか否かを判定するステップは、具体的には、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得するステップと、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号を検出及び取得するステップと、
プロトコル指定のM個の第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、M個のローカルの第2の参照信号シーケンスを生成するステップと、
検出された第1の隣接セルの第2の参照信号とM個のローカルの第2の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、M個の相関値を取得するステップと、
を含んでよい。
既定の探索条件よりも大きい第2の相関値が存在する場合、第1の隣接セルが探索される。第2の相関値は、検出された第1の隣接セルの第2の参照信号とM個のローカルの第2の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行することによって取得されたM個の相関値のうち任意の1つである。
更に、補助情報は更に、第1の隣接セルのセルID及び第1の隣接セルの第1の参照信号IDを含んでよい。
対応して、プロセッサ1101は、具体的には、更に、
補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
第1の隣接セルの第1の参照信号IDに従って、第1の隣接セルのローカルの第1の参照信号シーケンスを生成し、
第1の隣接セルの検出された第1の参照信号シーケンスと第1の隣接セルのローカルの第1の参照信号シーケンスとの相関演算を実行して、第3の相関値を取得するように構成されてよい。
第3の相関値が既定の閾値よりも大きい場合、UEは第1の隣接セルと同期される。
更に、補助情報は更に、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを含んでよい。
対応して、プロセッサ1101は、具体的には、更に、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号の実際の送信リソース位置で、第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、第1の隣接セルのローカルの第2の参照信号シーケンスを生成し、
検出された第1の隣接セルの第2の参照信号と第1の隣接セルのローカルの第2の参照信号シーケンスとの相関演算を実行して、第4の相関値を取得するように構成されてよい。
第4の相関値が既定の探索条件よりも大きい場合、第1の隣接セルが探索される。
任意に、プロセッサは、具体的には、更に、:
第1の隣接セルの第1の参照信号と第1の隣接セルの第2の参照信号とが1つのサブフレームで送信される場合、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報において指示されるサブフレームで、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出するように構成されてよく、
又は、
第1の隣接セルの第1の参照信号が、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のN番目のサブフレーム0又はサブフレーム5で送信される場合、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報において指示されるサブフレームの前又は後のサブフレーム0又はサブフレーム5で、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出するように構成されてよく、Nは1以上であり、
又は、
第1の隣接セルの第1の参照信号が、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信される場合、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報において指示されるサブフレームの前又は後のP番目のサブフレームで、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出するように構成されてよく、補助情報は更に、第1の隣接セルの第1の参照信号と第1の隣接セルの第2の参照信号との間のサブフレームオフセットPを含んでよく、Pは1以上である。
更に、プロセッサ1101は、更に、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置で、第1の隣接セルのRRM測定を実行して、メトリックを取得するように構成されてよい。メトリックは、RSRP、RSSI及びRSRQのうち少なくとも1つを含んでよい。
更に、補助情報は更に、第1の隣接セルの測定リソース1のリソース情報を含んでよい。第1の隣接セルの測定リソース1のリソース情報は、
第1の隣接セルの測定リソース1のリソース構成と、第1の隣接セルの測定リソース1のためのアンテナポートの数と、第1の隣接セルの測定リソース1のサブフレーム情報とのうち、少なくとも1つを含んでよい。
好ましくは、第1の隣接セルの測定リソース1は、第1の隣接セルのZP-CSI-RSであってよい。
更に、プロセッサ1101は、具体的には、更に、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報に従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置で、第1の隣接セルのRRM測定を実行して、メトリックのRSRPを取得し、
第1の隣接セルの測定リソース1のリソース情報に従って、第1の隣接セルの測定リソース1の送信リソース位置で、第1の隣接セルのRRM測定を実行して、メトリックのRSSIを取得し、
RSRP及びRSSIに従ってRSRQを取得するように構成されてよい。
本発明の本実施形態はユーザイクイップメント10を提供する。ユーザイクイップメント10は補助情報を受信する。補助情報は第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報を含み、第1の隣接セルはUEのサービング基地局の任意の隣接セルである。また、ユーザイクイップメント10は、補助情報に従って第1の隣接セルの第1の参照信号を検出して、UEを第1の隣接セルと同期させ、補助情報に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出するか、又は、第1の隣接セルの第2の参照信号を検出するか、又は、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を検出して、第1の隣接セルのセル識別情報ID又は仮想IDを取得する。スモールセルが密に配置されたシナリオにおいて正確なセル探索が実現され、スモールセルが密に配置されたシナリオでのセル探索について干渉が強いという従来技術の欠点が解決される。
実施形態8
本発明の実施形態8は基地局20を提供する。基地局20は、UEのサービング基地局である。図12を参照して、基地局20は、
少なくとも1つのプロセッサ1201と、メモリ1202と、プロセッサ1201、メモリ1202及び図示されていない別のモジュールの間の接続並びに相互通信を実現すように構成される少なくとも1つの通信バス1203と、送信器1204と、
を備えてよい。
通信バス1203は、業界標準アーキテクチャ(Industry Standard Architecture,略称ISA)バス、周辺機器相互接続(Peripheral Component,略称PCI)バス、拡張業界標準アーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture,略称EISA)バス等であってよい。バス1203は、アドレスバス、データバス、コントロールバス等に分けることができる。表記を簡単にするために、バスは、図12において1本の太線のみを用いて示されるが、1つのバス又は1種類のバスしかないことを示すものではない。
メモリ1202は、ランダムアクセスメモリであってよく、命令及びデータをプロセッサ1201に提供してよい。メモリ1202の一部は更に不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含んでよい。メモリ1202は、分散ロック管理プロセスにおける分散ロック管理装置に含まれる全ての情報を記憶するように構成されてよい。
プロセッサ1201は、中央処理装置(Central Processing Unit,略称CPU)又は特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,略称ASIC)であってよく、或いは、本発明の実施形態を実施する1以上の集積回路として構成される。
プロセッサ1201は、第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータとを取得するように構成される。
プロセッサ1201は更に、取得された第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータとに従って、補助情報を生成するように構成される。補助情報は、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報を含む。
送信器1204は、セル内のUEがセル探索を実行するように、生成された補助情報をUEに送信するように構成される。
任意に、第1の隣接セルの第2の参照信号は、第1の隣接セルのNZP-CSI-RS、又は、第1の隣接セルの準NZP-CSI-RSであってよい。
準NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDは、NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDと異なる。
任意に、第1の隣接セルの第1の参照信号は、第1の隣接セルのPSS、又は、第1の隣接セルの準PSSである。
準PSSを生成するためのルートシーケンス番号は、PSSを生成するためのルートシーケンス番号と異なる。
任意に、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報は、
第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース構成と、第1の隣接セルの第2の参照信号のためのアンテナポートの数と、第1の隣接セルの第2の参照信号のサブフレーム情報と、のうち少なくとも1つを含んでよい。
更に、補助情報は更に、第1の隣接セルのセルID及び第1の隣接セルの第1の参照信号IDを含んでよい。
更に、補助情報は更に、第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを含んでよい。
任意に、第1の隣接セルの第1の参照信号が第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信されるとき、補助情報は更に、第1の隣接セルの第1の参照信号と第1の隣接セルの第2の参照信号との間のサブフレームオフセットPを含んでよい。Pは1以上である。
本発明の本実施形態は基地局30を提供する。基地局30は、UEがセル探索を実行するように、補助情報を送信する。補助情報は第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報を含み、第1の隣接セルはUEのサービング基地局の任意の隣接セルである。スモールセルが密に配置されたシナリオにおいて正確なセル探索が実現され、スモールセルが密に配置されたシナリオでのセル探索について干渉が強いという従来技術の欠点が解決される。
実施形態9
本発明の実施形態9は基地局40を提供する。基地局40は、第1の隣接セルに対応する基地局である。図13を参照して、基地局40は、
少なくとも1つプロセッサ1301と、メモリ1302と、プロセッサ1301、メモリ1302及び図示されていない別のモジュールの間の接続並びに相互通信を実現するように構成される少なくとも1つの通信バス1303と、送信器1304と、
を備えてよい。
通信バス1303は、業界標準アーキテクチャ(Industry Standard Architecture,略称ISA)バス、周辺機器相互接続(Peripheral Component,略称PCI)バス、拡張業界標準アーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture,略称EISA)バス等であってよい。バス1303は、アドレスバス、データバス、コントロールバス等に分けることができる。表記を簡単にするために、バスは、図13において1本の太線のみを用いて示されるが、1つのバス又は1種類のバスしかないことを示すものではない。
メモリ1302は、ランダムアクセスメモリであってよく、命令及びデータをプロセッサ1301に提供してよい。メモリ1302の一部は更に不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含んでよい。メモリ1302は、分散ロック管理プロセスにおける分散ロック管理装置に含まれる全ての情報を記憶するように構成されてよい。
プロセッサ1301は、中央処理装置(Central Processing Unit,略称CPU)又は特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,略称ASIC)であってよく、或いは、本発明の実施形態を実施する1以上の集積回路として構成される。
送信器1304は、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を送信するように構成される。第1の参照信号は、UEがセルに同期する際に用いられ、第2の参照信号は、UEがセル探索及びRRM測定を実行する際に用いられる。
任意に、第1の隣接セルの第2の参照信号は、第1の隣接セルのNZP-CSI-RS、又は、第1の隣接セルの準NZP-CSI-RSであってよい。
準NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDは、NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDと異なる。
任意に、第1の隣接セルの第1の参照信号は、第1の隣接セルのPSS、又は、第1の隣接セルの準PSSであってよい。
準PSSを生成するためのルートシーケンス番号は、PSSを生成するためのルートシーケンス番号と異なる。
任意に、プロセッサ1301は、具体的には、
第1の隣接セルの第2の参照信号が1つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、第1の隣接セルの第2の参照信号を4つのリソースにマッピングし、又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号が1つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、第1の隣接セルの第2の参照信号を8つのリソースエレメントにマッピングし、又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号が2つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、第1の隣接セルの第2の参照信号を4つのリソースエレメントにマッピングし、又は、
第1の隣接セルの第2の参照信号が2つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、第1の隣接セルの第2の参照信号を8つのリソースエレメントにマッピングするように構成されてよい。
任意に、第1の隣接セルの第2の参照信号のシークエンス長は、最大システム帯域幅に含まれるリソースブロックの数のQ倍である。Qは1より大きい正の整数である。
更に、プロセッサ1301は更に、
第1の隣接セルのセルIDと第1の隣接セルの構成されたリソースの数とに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を決定するように構成されてよい。
更に、プロセッサ1301は、具体的には、
第1の隣接セルのPSS IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を計算するように構成されてよい。
任意に、プロセッサ1301は、具体的には、
第1の隣接セルのSSS IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソース位置を計算するように構成されてよい。
任意に、プロセッサ1301は、具体的には、
第1の隣接セルの構成されるリソースはS個のリソースセットであり、各リソースセットがT個のリソースを含むとき、第1の隣接セルのPSS IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の送信リソースセットを決定し、第1の隣接セルのSSS IDに従って、第1の隣接セルの第2の参照信号の、送信リソースセットにおける送信リソース位置を決定するように構成されてよい。
更に、送信器1304は更に、
第1の隣接セルの第1の参照信号及び第1の隣接セルの第2の参照信号を1つのサブフレームで送信するように構成されてよく、
又は、
第1の隣接セルの第1の参照信号を、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のN番目のサブフレーム0又はサブフレーム5で送信するように構成されてよく、Nは1以上であり、
又は、
第1の隣接セルの第1の参照信号を、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信するように構成されてよく、Pは1以上である。
任意に、送信器1304は更に、第1の隣接セルの全ての隣接セルのUEがセル探索を実行するように、第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータとを、第1の隣接セルの全ての隣接セルに送信するように構成されてよい。
任意に、第1の隣接セルに対応する基地局がオフ状態であるとき、送信器1304は更に、既定の周期に従って、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を周期的に送信するように構成されてよい。
本発明の本実施形態は基地局40を提供する。基地局40は、UEがセル探索を実行するように、第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を送信する。第1の参照信号は、UEがセルと同期する際に用いられ、第2の参照信号は、UEがセル探索及びRRM測定を実行する際に用いられる。スモールセルが密に配置されたシナリオにおいて正確なセル探索が実現され、スモールセルが密に配置されたシナリオでのセル探索について干渉が強いという従来技術の欠点が解決される。
当業者であれば明らかに理解できるように、説明を簡便にすることを目的として、上述のシステム、装置及びユニットの詳細な作業プロセスについては、参照は、上述の方法実施形態の対応するプロセスを参照することができ、ここでは詳細の説明を省略する。
本願で提供されるいくつかの実施形態では、開示されたシステム、装置及び方法は、他の方式で実施されてよいことが理解されるべきである。例えば、記載された装置実施形態は単なる例示である。例えば、ユニットの分割は論理的機能の分割に過ぎず、実際の実施では他の分割であってよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントを組み合わせて、又は統合して、別のシステムとしてよく、或いは、一部の特徴を省略してよく、或いは実行しなくてよい。更に、表示又は記載される相互結合若しくは直接結合又は通信接続は、いくつかのインターフェースを用いて実施されてよい。装置又はユニット間の間接結合又は通信接続は、電子的、機械的、又は他の形式で実施されてよい。
別々の部品として記述されたユニットは物理的に分離してもしなくてもよい。ユニットとして表示される部分は物理的なユニットであってもなくてもよく、1つの位置に配置されてもよいし、複数のネットワーク要素に分布されてもよい。ユニットの一部又は全部は、本実施形態の解決策の目的を達成するために、実際の要件に応じて選択されてよい。
更に、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに組み込まれてよい。或いは、各ユニットは、物理的に単独で存在してよく、或いは、2以上のユニットが1つのユニットに統合される。集積ユニットは、ハードウェアの形式で実装されてよく、或いは、ソフトウェア機能ユニットに加えてハードウェアの形式で実装されてもよい。
上述の集積ユニットがソフトウェア機能ユニットの形式で実装される場合、この集積ユニットは、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。ソフトウェア機能ユニットは、記憶媒体に格納され、コンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ又はネットワーク装置であってよい)に本発明の実施形態で説明した方法のステップの一部を実行することを指示するためのいくつかの命令を含む。上述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、ポータブルハードドライブ、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory,略称ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,略称RAM)、磁気ディスク、光ディスク等の、プログラムコードを格納することができる任意の媒体を含む。
最後に、留意すべきこととして、上述の実施形態は、本発明の技術的解決策を説明するものに過ぎず、本発明を限定することを意図していない。上述の実施形態を参照して本発明を詳細に説明したが、当業者であれば理解できるように、本発明の実施形態の技術的解決策の主旨及び範囲から逸脱することなく、上述の実施形態で説明した技術的解決策に対して変更を加えたり、それらのいくつかの技術的特徴に均等置換を行うことができる。
第7の態様の第16の可能な実施方式に関して、第7の態様の第17の可能な実施方式では、補助情報は更に、第1の隣接セルの測定リソース1のリソース情報を含む。第1の隣接セルの測定リソース1のリソース情報は、
第1の隣接セルの測定リソース1のリソース構成と、第1の隣接セルの測定リソース1のためのアンテナポートの数と、第1の隣接セルの測定リソース1のサブフレーム情報と、のうち少なくとも1つを含む。
第7の態様の第17の可能な実施方式に関して、第7の態様の第18の可能な実施方式では、第1の隣接セルの測定リソース1は、第1の隣接セルのZP-CSI-RSである。
任意に、同期ユニット102が第1の隣接セルの第1の参照信号を検出してUEを第1の隣接セルと同期させるプロセスでは、同期ユニット102は、第1の隣接セルの第1の参照信号の送信位置の違いに応じて、以下の3つの方式を用いて、第1の隣接セルの第1の参照信号の位置を検出してよい。
第3のケース:第1の隣接セルの第1の参照信号が、第1の隣接セルの第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信される場合、補助情報は更に、第1の隣接セルの第1の参照信号と第1の隣接セルの第2の参照信号との間のサブフレームオフセットPを含む。UEは、第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報において指示されるサブフレームの前又は後のP番目のサブフレームで、第1の隣接セルの第1の参照信号を検出する。Pは1以上である
最後に、留意すべきこととして、上述の実施形態は、本発明の技術的解決策を説明するものに過ぎず、本発明を限定することを意図していない。上述の実施形態を参照して本発明を詳細に説明したが、当業者であれば理解できるように、本発明の実施形態の技術的解決策の範囲から逸脱することなく、上述の実施形態で説明した技術的解決策に対して変更を加えたり、それらのいくつかの技術的特徴に均等置換を行うことができる。

Claims (78)

  1. ユーザイクイップメントであって、
    補助情報を受信するように構成される受信ユニットであって、前記補助情報は前記第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報を含み、前記第1の隣接セルは、前記ユーザイクイップメント(UE)のサービング基地局の任意の隣接セルである、受信ユニットと、
    前記受信ユニットによって受信された前記補助情報に従って、前記第1の隣接セルの第1の参照信号を検出して、前記UEを前記第1の隣接セルと同期させるように構成される同期ユニットと、
    前記受信ユニットによって受信された前記補助情報に従って、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号を検出するか、又は、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号を検出するか、又は、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号及び第2の参照信号を検出して、前記第1の隣接セルのセル識別情報(ID)又は仮想IDを取得するように構成される取得ユニットと、
    を備えるユーザイクイップメント。
  2. 前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号は、前記第1の隣接セルの非ゼロパワーチャネル状態指示参照信号(NZP-CSI-RS)、又は、前記第1の隣接セルの準NZP-CSI-RSであり、
    前記準NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDは、前記NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDと異なる、
    請求項1に記載のユーザイクイップメント。
  3. 前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報は、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号のリソース構成と、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号のためのアンテナポートの数と、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号のサブフレーム情報と、のうち少なくとも1つを含む、
    請求項1又は2に記載のユーザイクイップメント。
  4. 前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号は、前記第1の隣接セルのプライマリ同期信号(PSS)、又は、前記第1の隣接セルの準PSSであり、
    前記準PSSを生成するためのルートシーケンス番号は、前記PSSを生成するためのルートシーケンス番号と異なる、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載のユーザイクイップメント。
  5. 前記第1の参照信号と前記第2の参照信号とは、準同配置される、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載のユーザイクイップメント。
  6. 前記同期ユニットは、具体的には、
    前記補助情報に従って、前記第1の隣接セルの第1の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
    前記第1の隣接セルの検出された前記第1の参照信号シーケンスとプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、複数の相関値を取得するように構成され、
    既定の閾値よりも大きい第1の相関値が存在する場合、前記UEは前記第1の隣接セルと同期され、第1の相関値は、前記第1の隣接セルの検出された前記第1の参照信号シーケンスとプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行することによって取得された前記複数の相関値のうち任意の1つである、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載のユーザイクイップメント。
  7. 前記取得ユニットは、具体的には、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報に従って、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号の実際の送信リソース位置を取得し、
    前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号の前記実際の送信リソース位置で、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号を検出及び取得して、前記第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得し、
    前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号IDに従って、前記第1の隣接セルの前記仮想IDを取得し、若しくは、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号IDと前記第1の隣接セルの前記セルIDとの対応関係に従って、前記第1の隣接セルの前記セルIDを取得するように構成され、
    又は、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報に従って、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得し、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記実際の送信リソース位置で、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号を検出及び取得して、前記第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得し、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、前記第1の隣接セルの前記仮想IDを取得し、若しくは、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号スクランブリングコードIDと前記第1の隣接セルの前記セルIDとの対応関係に従って、前記第1の隣接セルの前記セルIDを取得するように構成され、
    又は、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報に従って、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号及び第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得し、
    前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号の前記実際の送信リソース位置で、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号を検出及び取得して、前記第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得し、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記実際の送信リソース位置で、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号を検出及び取得して、前記第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得し、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号スクランブリングコードIDと、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号IDと、前記セルIDとの対応関係に従って、前記第1の隣接セルの前記セルIDを取得するように構成される、
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載のユーザイクイップメント。
  8. 前記取得ユニットは、具体的には、
    前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号の前記実際の送信リソース位置で、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
    前記第1の隣接セルの検出された前記第1の参照信号シーケンスとプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号IDを取得するように構成される、
    請求項7に記載のユーザイクイップメント。
  9. 前記取得ユニットは、具体的には、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記実際の送信リソース位置で、前記第1の隣接セルの第2の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
    プロトコル指定のM個の第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、M個のローカルの第2の参照信号シーケンスを生成し、
    検出された前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号シーケンスと前記M個のローカルの第2の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得するように構成される、
    請求項7又は8に記載のユーザイクイップメント。
  10. 前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報に従って、前記第1の隣接セルが探索されたか否かを判定するように構成される判定ユニット、
    を更に備える、請求項1乃至9のいずれか一項に記載のユーザイクイップメント。
  11. 前記判定ユニットは、具体的には、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報に従って、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記実際の送信リソース位置を取得し、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記実際の送信リソース位置で、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
    前記プロトコル指定のM個の第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、M個のローカルの第2の参照信号シーケンスを生成し、
    検出された前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号シーケンスと前記M個のローカルの第2の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、M個の相関値を取得するように構成され、
    既定の探索条件よりも大きい前記第2の相関値が存在する場合、前記第1の隣接セルが探索され、前記第2の相関値は、検出された前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号と前記M個のローカルの第2の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行することによって取得された前記M個の相関値のうち任意の1つである、
    請求項10に記載のユーザイクイップメント。
  12. 前記補助情報は更に、前記第1の隣接セルの前記セルID及び前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号IDを含む、
    請求項1乃至11のいずれか一項に記載のユーザイクイップメント。
  13. 前記同期ユニットは、具体的には、
    前記補助情報に従って、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
    前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号IDに従って、前記第1の隣接セルのローカルの第1の参照信号シーケンスを生成し、
    前記第1の隣接セルの検出された前記第1の参照信号シーケンスと前記第1の隣接セルの前記ローカルの第1の参照信号シーケンスとの相関演算を実行して、第3の相関値を取得するように構成され、
    前記第3の相関値が既定の閾値よりも大きい場合、前記UEは前記第1の隣接セルと同期される、
    請求項12に記載のユーザイクイップメント。
  14. 前記補助情報は更に、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号スクランブリングコードIDを含む、
    請求項1乃至13のいずれか一項に記載のユーザイクイップメント。
  15. 前記判定ユニットは、具体的には、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報に従って、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記実際の送信リソース位置を取得し、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記実際の送信リソース位置で、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号シーケンスを検出及び取得し、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、前記第1の隣接セルのローカルの第2の参照信号シーケンスを生成し、
    検出された前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号と前記第1の隣接セルの前記ローカルの第2の参照信号シーケンスとの相関演算を実行して、第4の相関値を取得するように構成され、
    前記第4の相関値が既定の探索条件よりも大きい場合、前記第1の隣接セルが探索される、
    請求項14に記載のユーザイクイップメント。
  16. 前記同期ユニットは、具体的には、
    前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号と前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号とが1つのサブフレームで送信される場合、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報において指示されるサブフレームで、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号を検出するように構成され、
    又は、
    前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号が、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前又は後のN番目のサブフレーム0又はサブフレーム5で送信される場合、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報において指示されるサブフレームの前又は後のサブフレーム0又はサブフレーム5で、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号を検出するように構成され、Nは1以上であり、
    又は、
    前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号が、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信される場合、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報において指示されるサブフレームの前又は後のP番目のサブフレームで、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号を検出するように構成され、前記補助情報は更に、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号と前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号との間のサブフレームオフセットPを含み、Pは1以上である、
    請求項1乃至15のいずれか一項に記載のユーザイクイップメント。
  17. 前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報に従って、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記送信リソース位置で、前記第1の隣接セルの無線リソース管理(RRM)測定を実行して、メトリックを取得するように構成される測定ユニットであって、前記メトリックは、参照信号受信電力(RSRP)、受信信号強度インジケータ(RSSI)及び参照信号受信品質(RSRQ)のうち少なくとも1つを含む、測定ユニット、
    を更に備える、請求項1乃至16のいずれか一項に記載のユーザイクイップメント。
  18. 前記補助情報は更に、前記第1の隣接セルの測定リソース1のリソース情報を含み、前記第1の隣接セルの前記測定リソース1の前記リソース情報は、
    前記第1の隣接セルの前記測定リソース1のリソース構成と、前記第1の隣接セルの前記測定リソース1のためのアンテナポートの数と、前記第1の隣接セルの前記測定リソース1のサブフレーム情報と、のうち少なくとも1つを含む、
    請求項17に記載のユーザイクイップメント。
  19. 前記第1の隣接セルの前記測定リソース1は、前記第1の隣接セルのゼロパワーチャネル状態指示参照信号(ZP-CSI-RS)である、
    請求項18に記載のユーザイクイップメント。
  20. 前記測定ユニットは、具体的には、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報に従って、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記送信リソース位置で、前記第1の隣接セルの無線リソース管理(RRM)測定を実行して、前記メトリックのRSRPを取得し、
    前記第1の隣接セルの前記測定リソース1の前記リソース情報に従って、前記第1の隣接セルの前記測定リソース1の送信リソース位置で、前記第1の隣接セルの無線リソース管理(RRM)測定を実行して、前記メトリックのRSSIを取得し、
    前記RSRP及び前記RSSIに従って前記RSRQを取得するように構成される、
    請求項18又は19に記載のユーザイクイップメント。
  21. 基地局であって、前記基地局はユーザイクイップメント(UE)のサービング基地局であり、
    第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと、前記第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータとを取得するように構成される取得ユニットと、
    前記取得ユニットによって取得された前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号の前記送信パラメータと前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記送信パラメータとに従って、補助情報を生成するように構成される生成ユニットであって、前記補助情報は、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号のリソース情報を含む、生成ユニットと、
    セル内のユーザイクイップメント(UE)がセル探索を実行するように、前記生成ユニットによって生成された前記補助情報を前記UEに送信するように構成される送信ユニットと、
    を備える、基地局。
  22. 前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号は、前記第1の隣接セルの非ゼロパワーチャネル状態指示参照信号(NZP-CSI-RS)、又は、前記第1の隣接セルの準NZP-CSI-RSであり、
    前記準NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDは、前記NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDと異なる、
    請求項21に記載の基地局。
  23. 前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号は、プライマリ同期信号(PSS)又は前記第1の隣接セルの準PSSであり、
    前記準PSSを生成するためのルートシーケンス番号は、前記PSSを生成するためのルートシーケンス番号と異なる、
    請求項21又は22に記載の基地局。
  24. 前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報は、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号のリソース構成と、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号のためのアンテナポートの数と、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号のサブフレーム情報と、のうち少なくとも1つを含む、
    請求項21乃至23のいずれか一項に記載の基地局。
  25. 前記補助情報は更に、前記第1の隣接セルのセル識別情報(ID)及び前記第1の隣接セルの第1の参照信号IDを含む、
    請求項21乃至24のいずれか一項に記載の基地局。
  26. 前記補助情報は更に、前記第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを含む、
    請求項21乃至25のいずれか一項に記載の基地局。
  27. 前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号が前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信されるとき、前記補助情報は更に、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号と前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号との間のサブフレームオフセットPを含み、Pは1以上である、
    請求項21乃至26のいずれか一項に記載の基地局。
  28. 基地局であって、前記基地局は、第1の隣接セルに対応する基地局であり、
    前記第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を送信するように構成される送信ユニットであって、前記第1の参照信号は、ユーザイクイップメント(UE)を前記セルに同期させるために用いられ、前記第2の参照信号は、前記UEがセル探索及び無線リソース管理(RRM)測定を実行する際に用いられる、送信ユニット、
    を備える、基地局。
  29. 前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号は、前記第1の隣接セルの非ゼロパワーチャネル状態指示参照信号(NZP-CSI-RS)、又は、前記第1の隣接セルの準NZP-CSI-RSであり、
    前記準NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDは、前記NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDと異なる、
    請求項28に記載の基地局。
  30. 前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号は、前記第1の隣接セルのプライマリ同期信号(PSS)、又は、前記第1の隣接セルの準PSSであり、
    前記準PSSを生成するためのルートシーケンス番号は、前記PSSを生成するためのルートシーケンス番号と異なる、
    請求項28又は29に記載の基地局。
  31. 前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号が1つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号を4つのリソースにマッピングするか、又は、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号が1つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号を8つのリソースエレメントにマッピングするか、又は、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号が2つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号を4つのリソースエレメントにマッピングするか、又は、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号が2つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号を8つのリソースエレメントにマッピングするように構成されるマッピングユニット、
    を更に備える、請求項28乃至30のいずれか一項に記載の基地局。
  32. 前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号のシークエンス長は、最大システム帯域幅に含まれるリソースブロックの数のQ倍であり、Qは1より大きい正の整数である、
    請求項31に記載の基地局。
  33. 前記第1の隣接セルのセルIDと前記第1の隣接セルの構成されたリソースの数とに従って、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の送信リソース位置を判定するように構成される判定ユニット、
    を更に備える、請求項28乃至32のいずれか一項に記載の基地局。
  34. 前記判定ユニットは、具体的には、
    前記第1の隣接セルのプライマリ同期信号(PSS)IDに従って、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記送信リソース位置を計算するように構成される、
    請求項33に記載の基地局。
  35. 前記判定ユニットは、具体的には、
    前記第1の隣接セルのセカンダリ同期信号(SSS)IDに従って、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記送信リソース位置を計算するように構成される、
    請求項33に記載の基地局。
  36. 前記第1の隣接セルの構成されるリソースはS個のリソースセットであり、各リソースセットはT個のリソースを含み、前記判定ユニットは、具体的には、
    前記第1の隣接セルのPSS IDに従って、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の送信リソースセットを決定し、前記第1の隣接セルのSSS IDに従って、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の、前記送信リソースセットにおける前記送信リソース位置を決定するように構成される、
    請求項33に記載の基地局。
  37. 前記送信ユニットは、更に、
    前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号及び前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号を1つのサブフレームで送信するように構成され、
    又は、
    前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号を、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前又は後のN番目のサブフレーム0又はサブフレーム5で送信するように構成され、Nは1以上であり、
    又は、
    前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号を、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信するように構成され、Pは1以上である、
    請求項28乃至36のいずれか一項に記載の基地局。
  38. 前記送信ユニットは更に、前記第1の隣接セルの全ての隣接セルのユーザイクイップメント(UE)がセル探索を実行するように、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号の送信パラメータと前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の送信パラメータとを、前記第1の隣接セルの全ての隣接セルに送信するように構成される、
    請求項28乃至37のいずれか一項に記載の基地局。
  39. 前記第1の隣接セルに対応する前記基地局がオフ状態であるとき、前記送信ユニットは更に、既定の周期に従って、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号及び第2の参照信号を周期的に送信するように構成される、
    請求項28乃至38のいずれか一項に記載の基地局。
  40. ユーザイクイップメント(UE)が補助情報を受信するステップであって、前記補助情報は前記第1の隣接セルの第2の参照信号のリソース情報を含み、前記第1の隣接セルは前記UEのサービング基地局の任意の隣接セルである、ステップと、
    前記UEが、前記補助情報に従って前記第1の隣接セルの第1の参照信号を検出して、前記UEを前記第1の隣接セルと同期させるステップと、
    前記UEが、前記補助情報に従って、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号、又は、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号、又は、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号及び第2の参照信号を検出して、前記第1の隣接セルのセル識別情報(ID)又は仮想IDを取得するステップと、
    を含む、セル探索方法。
  41. 前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号は、前記第1の隣接セルの非ゼロパワーチャネル状態指示参照信号(NZP-CSI-RS)、又は、前記第1の隣接セルの準NZP-CSI-RSであり、
    前記準NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDは、前記NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDと異なる、
    請求項40に記載のセル探索方法。
  42. 前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報は、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号のリソース構成と、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号のためのアンテナポートの数と、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号のサブフレーム情報と、のうち少なくとも1つを含む、
    請求項40又は41に記載のセル探索方法。
  43. 前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号は、前記第1の隣接セルのプライマリ同期信号(PSS)、又は、前記第1の隣接セルの準PSSであり、
    前記準PSSを生成するためのルートシーケンス番号は、前記PSSを生成するためのルートシーケンス番号と異なる、
    請求項40乃至42のいずれか一項に記載のセル探索方法。
  44. 前記第1の参照信号と前記第2の参照信号とは、準同配置される、
    請求項40乃至43のいずれか一項に記載のセル探索方法。
  45. 前記UEが、前記補助情報に従って前記第1の隣接セルの第1の参照信号を検出して、前記UEを前記第1の隣接セルと同期させる前記ステップは、
    前記UEが、前記補助情報に従って、前記第1の隣接セルの第1の参照信号シーケンスを検出及び取得するステップと、
    前記第1の隣接セルの検出された前記第1の参照信号シーケンスとプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、複数の相関値を取得するステップと、
    を含み、
    既定の閾値よりも大きい第1の相関値が存在する場合、前記UEは前記第1の隣接セルと同期され、前記第1の相関値は、前記第1の隣接セルの検出された前記第1の参照信号シーケンスとプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行することによって取得された前記複数の相関値のうち任意の1つである、
    請求項40乃至44のいずれか一項に記載のセル探索方法。
  46. 前記UEが、前記補助情報に従って、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号、又は、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号、又は、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号及び第2の参照信号を検出して、前記第1の隣接セルのセルID又は仮想IDを取得する前記ステップは、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報に従って、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号の実際の送信リソース位置を取得するステップと、
    前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号の前記実際の送信リソース位置で、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号を検出及び取得して、前記第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得するステップと、
    前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号IDに従って、前記第1の隣接セルの前記仮想IDを取得するか、若しくは、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号IDと前記第1の隣接セルの前記セルIDとの対応関係に従って、前記第1の隣接セルの前記セルIDを取得するステップと、
    を含み、又は、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報に従って、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得するステップと、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記実際の送信リソース位置で、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号を検出及び取得して、前記第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得するステップと、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、前記第1の隣接セルの前記仮想IDを取得するか、若しくは、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号スクランブリングコードIDと前記第1の隣接セルの前記セルIDとの対応関係に従って、前記第1の隣接セルの前記セルIDを取得するステップと、
    を含み、又は、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報に従って、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号及び第2の参照信号の実際の送信リソース位置を取得するステップ;
    前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号の前記実際の送信リソース位置で、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号を検出及び取得して、前記第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得するステップと、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記実際の送信リソース位置で、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号を検出及び取得して、前記第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得するステップと、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号スクランブリングコードIDと、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号IDと、前記セルIDとの対応関係に従って、前記第1の隣接セルの前記セルIDを取得するステップと、
    を含む、請求項40乃至45のいずれか一項に記載のセル探索方法。
  47. 前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号の前記実際の送信リソース位置で、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号を検出及び取得して、前記第1の隣接セルの第1の参照信号IDを取得する前記ステップは、
    前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号の前記実際の送信リソース位置で、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号シーケンスを検出及び取得するステップと、
    前記第1の隣接セルの検出された前記第1の参照信号シーケンスとプロトコル指定のローカルの第1の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号IDを取得するステップと、
    を含む、請求項46に記載のセル探索方法。
  48. 前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記実際の送信リソース位置で、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号を検出及び取得して、前記第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得する前記ステップは、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記実際の送信リソース位置で、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号シーケンスを検出及び取得するステップと、
    プロトコル指定のM個の第2の参照信号スクランブリングコード識別情報(ID)に従って、M個のローカルの第2の参照信号シーケンスを生成するステップと、
    検出された前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号シーケンスと前記M個のローカルの第2の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号スクランブリングコードIDを取得するステップと、
    を含む、請求項46又は47に記載のセル探索方法。
  49. 前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報に従って、前記第1の隣接セルが探索されたか否かを判定するステップ、
    を更に含む、請求項40乃至48のいずれか一項に記載のセル探索方法。
  50. 前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報に従って、前記第1の隣接セルが探索されたか否かを判定する前記ステップは、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報に従って、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記実際の送信リソース位置を取得するステップと、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記実際の送信リソース位置で、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号を検出及び取得するステップと、
    前記プロトコル指定のM個の第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、M個のローカルの第2の参照信号シーケンスを生成するステップと、
    検出された前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号と前記M個のローカルの第2の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行して、M個の相関値を取得するステップと、
    を含み、
    既定の探索条件よりも大きい前記第2の相関値が存在する場合、前記第1の隣接セルが探索され、前記第2の相関値は、検出された前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号と前記M個のローカルの第2の参照信号シーケンスの各々との相関演算を実行することによって取得された前記M個の相関値のうち任意の1つである、
    請求項49に記載のセル探索方法。
  51. 前記補助情報は更に、前記第1の隣接セルの前記セルID及び前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号IDを含む、
    請求項40乃至50のいずれか一項に記載のセル探索方法。
  52. 前記UEが、前記補助情報に従って前記第1の隣接セルの第1の参照信号を検出して、前記UEを前記第1の隣接セルと同期させる前記ステップは、
    前記UEが、前記補助情報に従って、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号シーケンスを検出及び取得するステップと、
    前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号IDに従って、前記第1の隣接セルのローカルの第1の参照信号シーケンスを生成するステップと、
    前記第1の隣接セルの検出された前記第1の参照信号シーケンスと前記第1の隣接セルの前記ローカルの第1の参照信号シーケンスとの相関演算を実行して、第3の相関値を取得するステップと、
    を含み、
    前記第3の相関値が既定の閾値よりも大きい場合、前記UEは前記第1の隣接セルと同期される、
    請求項51に記載のセル探索方法。
  53. 前記補助情報は更に、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号スクランブリングコードIDを含む、
    請求項40乃至52のいずれか一項に記載のセル探索方法。
  54. 前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報に従って、前記第1の隣接セルが探索されたか否かを判定する前記ステップは、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報に従って、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記実際の送信リソース位置を取得するステップと、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記実際の送信リソース位置で、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号シーケンスを検出及び取得するステップと、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号スクランブリングコードIDに従って、前記第1の隣接セルのローカルの第2の参照信号シーケンスを生成するステップと、
    検出された前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号と前記第1の隣接セルの前記ローカルの第2の参照信号シーケンスとの相関演算を実行して、第4の相関値を取得するステップと、
    を含み、
    前記第4の相関値が既定の探索条件よりも大きい場合、前記第1の隣接セルが探索される、
    請求項53に記載のセル探索方法。
  55. 前記UEが、前記補助情報に従って前記第1の隣接セルの第1の参照信号を検出する前記ステップは、
    前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号と前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号とが1つのサブフレームで送信される場合、前記UEが、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報において指示されるサブフレームで、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号を検出するステップ、
    又は、
    前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号が、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前又は後のN番目のサブフレーム0又はサブフレーム5で送信される場合、前記UEが、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報において指示されるサブフレームの前又は後のサブフレーム0又はサブフレーム5で、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号を検出するステップであって、Nは1以上である、ステップ、
    又は、
    前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号が、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信される場合、前記UEが、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報において指示されるサブフレームの前又は後のP番目のサブフレームで、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号を検出するステップであって、前記補助情報は更に、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号と前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号との間のサブフレームオフセットPを含み、Pは1以上である、ステップ、
    を含む、請求項40乃至54のいずれか一項に記載のセル探索方法。
  56. 前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報に従って、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記送信リソース位置で、前記第1の隣接セルの無線リソース管理(RRM)測定を実行して、メトリックを取得するステップであって、前記メトリックは、参照信号受信電力(RSRP)、受信信号強度インジケータ(RSSI)及び参照信号受信品質(RSRQ)のうち少なくとも1つを含む、ステップ、
    を更に含む、請求項40乃至55のいずれか一項に記載のセル探索方法。
  57. 前記補助情報は更に、前記第1の隣接セルの測定リソース1のリソース情報を含み、前記第1の隣接セルの前記測定リソース1の前記リソース情報は、
    前記第1の隣接セルの前記測定リソース1のリソース構成と、前記第1の隣接セルの前記測定リソース1のためのアンテナポートの数と、前記第1の隣接セルの前記測定リソース1のサブフレーム情報と、のうち少なくとも1つを含む、
    請求項56に記載のセル探索方法。
  58. 前記第1の隣接セルの前記測定リソース1は、前記第1の隣接セルのゼロパワーチャネル状態指示参照信号(ZP-CSI-RS)である、
    請求項57に記載のセル探索方法。
  59. 前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報に従って、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記送信リソース位置で、前記第1の隣接セルのRRM測定を実行して、メトリックを取得する前記ステップは、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報に従って、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記送信リソース位置で、前記第1の隣接セルの無線リソース管理(RRM)測定を実行して、前記メトリックのRSRPを取得するステップと、
    前記第1の隣接セルの前記測定リソース1の前記リソース情報に従って、前記第1の隣接セルの前記測定リソース1の送信リソース位置で、前記第1の隣接セルの無線リソース管理(RRM)測定を実行して、前記メトリックのRSSIを取得するステップと、
    前記RSRP及び前記RSSIに従って、前記RSRQを取得するステップと、
    を含む、請求項56又は57に記載のセル探索方法。
  60. 第1の隣接セルの第1の参照信号の送信パラメータと、前記第1の隣接セルの第2の参照信号の送信パラメータとを取得するステップと、
    前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号の前記送信パラメータと、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記送信パラメータとに従って、補助情報を生成するステップであって、前記補助情報は、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号のリソース情報を含む、ステップと、
    セル内のユーザイクイップメント(UE)がセル探索を実行するように、前記補助情報を前記UEに送信するステップと、
    を含むセル探索方法。
  61. 前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号は、前記第1の隣接セルの非ゼロパワーチャネル指示参照信号(NZP-CSI-RS)、又は、前記第1の隣接セルの準NZP-CSI-RSであり、
    前記準NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDは、前記NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDと異なる、
    請求項60に記載のセル探索方法。
  62. 前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号は、プライマリ同期信号(PSS)又は前記第1の隣接セルの準PSSであり、
    前記準PSSを生成するためのルートシーケンス番号は、前記PSSを生成するためのルートシーケンス番号と異なる、
    請求項60又は61に記載のセル探索方法。
  63. 前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記リソース情報は、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号のリソース構成と、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号のためのアンテナポートの数と、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号のサブフレーム情報と、のうち少なくとも1つを含む、
    請求項60乃至62に記載のセル探索方法。
  64. 前記補助情報は更に、前記第1の隣接セルの前記セル識別情報(ID)及び前記第1の隣接セルの第1の参照信号IDを含む、
    請求項60乃至63のいずれか一項に記載のセル探索方法。
  65. 前記補助情報は更に、前記第1の隣接セルの第2の参照信号スクランブリングコードIDを含む、
    請求項60乃至64のいずれか一項に記載のセル探索方法。
  66. 前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号が前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信されるとき、前記補助情報は更に、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号と前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号との間のサブフレームオフセットPを含み、Pは1以上である、
    請求項60乃至65のいずれか一項に記載のセル探索方法。
  67. 第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を送信するステップであって、前記第1の参照信号は、ユーザイクイップメント(UE)を前記セルに同期させるために用いられ、前記第2の参照信号は、前記UEがセル探索及び無線リソース管理(RRM)測定を実行する際に用いられる、ステップ、
    を含む、セル探索方法。
  68. 前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号は、前記第1の隣接セルの非ゼロパワーチャネル状態指示参照信号(NZP-CSI-RS)、又は、前記第1の隣接セルの準NZP-CSI-RSであり、
    前記準NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDは、前記NZP-CSI-RSを生成するためのスクランブリングコードIDと異なる、
    請求項67に記載のセル探索方法。
  69. 前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号は、前記第1の隣接セルのプライマリ同期信号(PSS)、又は、前記第1の隣接セルの準PSSであり、
    前記準PSSを生成するためのルートシーケンス番号は、前記PSSを生成するためのルートシーケンス番号と異なる、
    請求項67又は68に記載のセル探索方法。
  70. 前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号が1つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号を4つのリソースにマッピングするステップ、又は、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号が1つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号を8つのリソースエレメントにマッピングするステップ、又は、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号が2つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号を4つのリソースエレメントにマッピングするステップ、又は、
    前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号が2つのアンテナポートを介して伝送されるとき、各リソースブロックにおいて、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号を8つのリソースエレメントにマッピングするステップ、
    を更に含む、請求項67乃至69のいずれか一項に記載のセル探索方法。
  71. 前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号のシークエンス長は、最大システム帯域幅に含まれるリソースブロックの数のQ倍であり、Qは1より大きい正の整数である、
    請求項70に記載のセル探索方法。
  72. 第1の隣接セルの第1の参照信号及び第2の参照信号を送信する前記ステップの前に、
    前記第1の隣接セルのセルIDと前記第1の隣接セルの構成されたリソースの数とに従って、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の送信リソース位置を決定するステップ、
    を更に含む、請求項67乃至71のいずれか一項に記載のセル探索方法。
  73. 前記第1の隣接セルのセルIDと前記第1の隣接セルの構成されたリソースの数とに従って、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の送信リソース位置を決定する前記ステップは、
    前記第1の隣接セルのプライマリ同期信号(PSS)IDに従って、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記送信リソース位置を計算するステップ、
    を含む、請求項72に記載のセル探索方法。
  74. 前記第1の隣接セルのセルIDと前記第1の隣接セルの構成されたリソースの数とに従って、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の送信リソース位置を決定する前記ステップは、
    前記第1の隣接セルのセカンダリ同期信号(SSS)IDに従って、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前記送信リソース位置を計算するステップ、
    を含む、請求項72に記載のセル探索方法。
  75. 前記第1の隣接セルの構成されるリソースはS個のリソースセットであり、各リソースセットはT個のリソースを含み、
    前記第1の隣接セルのセルIDと前記第1の隣接セルの構成されたリソースの数とに従って、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の送信リソース位置を決定する前記ステップは、
    前記第1の隣接セルのPSS IDに従って、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の送信リソースセットを決定し、前記第1の隣接セルのSSS IDに従って、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の、前記送信リソースセットにおける前記送信リソース位置を決定するステップ、
    を含む、請求項72に記載のセル探索方法。
  76. 前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号と前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号とを1つのサブフレームで送信するステップ、
    又は、
    前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号を、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前又は後のN番目のサブフレーム0又はサブフレーム5で送信するステップであって、Nは1以上である、ステップ、
    又は、
    前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号を、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の前又は後のP番目のサブフレームで送信するステップであって、Pは1以上である、ステップ
    を更に含む、請求項67乃至75のいずれか一項に記載のセル探索方法。
  77. 前記第1の隣接セルの全ての隣接セルのユーザイクイップメント(UE)がセル探索を実行するように、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号の送信パラメータと、前記第1の隣接セルの前記第2の参照信号の送信パラメータとを、前記第1の隣接セルの全ての隣接セルに送信するステップ、
    を更に含む、請求項67乃至76のいずれか一項に記載のセル探索方法。
  78. 前記第1の隣接セルに対応する基地局がオフ状態であるとき、既定の周期に従って、前記第1の隣接セルの前記第1の参照信号及び第2の参照信号を周期的に送信するステップ、
    を更に含む、請求項67乃至77のいずれか一項に記載のセル探索方法。
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