JP2017508661A - 軸をロックするロック装置 - Google Patents

軸をロックするロック装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017508661A
JP2017508661A JP2016555534A JP2016555534A JP2017508661A JP 2017508661 A JP2017508661 A JP 2017508661A JP 2016555534 A JP2016555534 A JP 2016555534A JP 2016555534 A JP2016555534 A JP 2016555534A JP 2017508661 A JP2017508661 A JP 2017508661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
volume
shaft
locking device
piston
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016555534A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6560245B2 (ja
Inventor
ギュンター ブルガー
ギュンター ブルガー
フランク ゾルニック
フランク ゾルニック
ミヒャエル クラウス
ミヒャエル クラウス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mack Rides GmbH and Co KG
Original Assignee
Mack Rides GmbH and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mack Rides GmbH and Co KG filed Critical Mack Rides GmbH and Co KG
Publication of JP2017508661A publication Critical patent/JP2017508661A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6560245B2 publication Critical patent/JP6560245B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B1/00Installations or systems with accumulators; Supply reservoir or sump assemblies
    • F15B1/02Installations or systems with accumulators
    • F15B1/025Installations or systems with accumulators used for thermal compensation, e.g. to collect expanded fluid and to return it to the system as the system fluid cools down
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B1/00Installations or systems with accumulators; Supply reservoir or sump assemblies
    • F15B1/02Installations or systems with accumulators
    • F15B1/027Installations or systems with accumulators having accumulator charging devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/02Mechanical layout characterised by the means for converting the movement of the fluid-actuated element into movement of the finally-operated member
    • F15B15/06Mechanical layout characterised by the means for converting the movement of the fluid-actuated element into movement of the finally-operated member for mechanically converting rectilinear movement into non- rectilinear movement
    • F15B15/065Mechanical layout characterised by the means for converting the movement of the fluid-actuated element into movement of the finally-operated member for mechanically converting rectilinear movement into non- rectilinear movement the motor being of the rack-and-pinion type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/08Characterised by the construction of the motor unit
    • F15B15/14Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R2021/0065Type of vehicles
    • B60R2021/0097Amusement vehicles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
  • Actuator (AREA)

Abstract

【課題】高い程度の安全性を図る。【解決手段】軸(151、251、351)に対するロック装置(100、200、300)であって、軸(151、251、351)、又は軸(151、251、351)を有する支持部(245)と、シリンダ壁を有する、流体のためのシリンダ(110、210、310)と、前記シリンダ(110、210、310)内に配置されたピストン(120、220、320)であって、前記シリンダ壁との間が少なくとも部分的に又はいくつかの点で密閉され、前記シリンダ(110、210、310)の内部空間が、第1の体積(111、211、311)と、前記ピストン(120、220、320)によって前記第1の体積(111、211、311)と分離される第2の体積(112、212、312)とに分割されるように構成されるピストン(110、210、310)と、前記ピストン(120、220、320)と、前記軸(151、251、351)又は前記軸(151、251、351)の前記支持部(245)との間の機械的接続部(140、240、340)であって、前記シリンダ(110、210、310)内のピストン(110、210、310)の位置が前記軸(151、251、351)のための前記支持部(245)の方向、又は前記軸(151、251、351)の方向を決定し、またその逆でもある機械的接続部(140、240、340)とを具備し、前記第1の体積(111、211、311)は、弁(132、232、332)が配置される導管部分(131、231、331)を有する導管システム(130、230、330)を介して前記第2の体積(112、212、312)に接続されることを特徴とするロック装置(100、200、300)。【選択図】図3

Description

本発明は、軸をロックするロック装置に関する。
軸の一方向の回転を妨げ、軸の反対方向の回転を可能にする軸のロック装置は、重要性を有する多くの使用のためのものである。以下に、乗り物における人間の安全性を確実に関する例、特にアミューズメントパーク、移動遊園地及び教会開基祭の乗り物で、例えば、人間の体が乗り物から外へ落ちるのを防ぐためにパチンと締めるセイフティーバーについて示す。
この利用は、要求が多いものである。これは、一方で、人間が落下することにより被る損傷を得に避けなければならず、他方で、不快で危険でもある人間が受ける圧力から厳格に守ることによるものである。これは、走行の際に、平常時に存在する乗客への圧力の数倍にもなる規則的な高い圧力が乗客にかかるからである。この特別な、特徴的な要求、特に、要求の多い利用は、以下に説明する発明のロック装置を制限するものと見なすべきではなく、他のコンテキストで有効に利用できるものである。
おそらく一番簡単なそのような軸のロック装置は、非対称の噛み合わせ歯車であって、緩やかに上昇し、急に降下する側面を有し、その側面に歯止めが噛み合う歯車である。これを使えば、歯車に繋ぎ合わされた軸が一定の方向に回転し、歯止めが、緩やかに上昇する側面の上にガイドされる一方、反対方向への運動が抑制される。セイフティーバーの遮断における、この具体的な使用においては乗客は、間接的又は非間接的に歯車に接続されたセイフティーバーを所望の位置に達するまで自身の方へ引き寄せる。この引き寄せの際に、歯止めは緩やかに上昇する側面上を滑り、所望の位置でロックし、その位置で留まり、通常は、走行の後、解除装置により解除される。
EP 0 911 224 A1 DE 203 14 975 U1
このような機械的に構成されたロック装置は、2つの重大な問題がある。第1に、無段階に調整可能ではないことである。これは、所定のラッチ位置を有しているからである。
ロック装置の調整される各々の位置は、それゆえに、ロック装置によってロックされる軸の理想の位置と自由に使うことができるラッチ位置との間の妥協を示している。第2に、安全性の点から問題である。というのは、急激な運動方向の変化が起こると、終わりに近くで、歯止めの惰性により、歯先から少なくとも1つ遠い歯先でロック装置を外すことを許してしまうことがある。
この根本原理に従って動作する、乗り物のセイフティーバーの遮断の使用のためのロック装置の例は、特許文献1等により知られている。
そのような機械的なロック装置の代替構成として、セイフティーバーのための駆動装置を設け、安全位置で駆動装置の駆動が止められる構成がある。特に、空気圧又は油圧を用いた駆動装置が知られており、それらにより、所定の位置へ軸を駆動し、その位置で一時的に駆動装置が停止される構成がある。特許文献2で知られる、そのようなシステムはまた、2つの問題を有する。一方で、安全性が重要である使用のため、特に人間の安全性に関する場合、例えば、乗り物のセイフティーバーにおいて、駆動装置の停止に際し、例えば、電流の停止又は空気圧又は油圧回路の漏れに際し、停止が持続することが保証されなければならないことである。
他方で、制御すべき安全位置は、予め与えられなければならないということである。これは、問題となる。というのは、太った乗客を十分に守るロック位置は、痩せたティーンエイジャーに対する状況では、落下することを許すことになり、反対に、痩せたティーンエイジャーを十分に守る目標位置は、太った乗客の体に高すぎる圧力を及ぼすことになるからである。
本発明の課題は、改善した軸のロック装置を提供することであり、そのロック装置は、個人のロック位置の決定を許し、それにより、高い程度の安全性を提供できる。
この課題は、請求項1の特徴部分を有するロック装置により解決される。本発明の有利な展開は、従属請求項の対象である。
本発明の軸のためのロック装置は、軸のための支持部又は軸を有している。これは、別の言葉を使えば、以下のようになる。即ち、ロック装置によって少なくとも一方向の運動が、ロックされる軸が一体的にロック装置に接続されているのでなければ、支持部を介してロック装置に、特に回転可能に接続可能であり、それにより、軸の各々の回転が支持部の回転と同時に現れる。
さらに、本発明のロック装置は、シリンダ壁を有するシリンダと、シリンダ内に設けられ、シリンダ壁との間が少なくとも部分的に又はいくつかの点で密閉されたピストンを有し、シリンダの内部空間が、第1の体積と、ピストンによって第1の体積と分離される第2の体積とに分割されるように構成される。ロック装置が動かされると、ピストンによってブロックされていないシリンダの内部を作るこれら体積は、流体で満たされる。具体的には、流体が、好ましくは、例えば、油圧オイルである場合には、シリンダに油圧シリンダが用いられ、一方、流体がガス、特に、数バール以下の空気である場合には、空気圧シリンダが用いられる。
さらに、本発明によれば、ピストンと、軸又は軸の支持部との間の機械的接続部が設けられ、シリンダ内のピストンの位置が軸のための支持部の方向、又は軸の方向を決定し、またその逆でもある。この機械的接続部の結果、軸又は支持部の回転(これにより軸又は支持部の向きが変えられる)は、シリンダ内のピストンの移動を必然的に伴い、ピストンの移動は、軸の回転又は支持部の回転を必然的に引き起こし、軸又は支持部の方向を変えることになる。
本発明に従って構成されたロック装置では、第1の体積が、弁が設けられた導管部分を有する導管システムを介して第2の体積に接続されることで所望のロック作用が達成できる。
好ましくは、制御信号の要求により、弁が開けられると、導管システムにより第1の体積から第2の体積に、又はその逆の方向に流体が流れることが可能となり、軸の支持部又は軸の回転が可能になる。弁が閉じられると、支持部の回転はロックされる。これは、機械的接続部によって強制されるピストンの移動を可能にするために軸のための軸受の方向又は軸の方向の変更に必要な、流体の移動が逆止弁により阻止されるためである。
このようにして、ジェットコースタの乗客は、駅で最初にセイフティーバーを無段階に体格に有効な位置に置くことができる。そして、制御信号のローカル又はグローバルの確認応答により弁は閉められ、セイフティーバーは、乗客を保護する。
好ましくは、弁は、逆止弁であり、装置の次に示す機能に従う。すなわち、例えば、流体の移動が第1の体積から第2の体積へ導管システムにより逆止弁の通過方向に起こると、第1の体積が小さくなり、第2の体積が大きくなるピストンの移動を起こす方向に軸の支持部又は軸の回転が可能になる。これは、流体が導管システムにより第1の体積から第2の体積に達することができるためである。反対方向の回転は、ロックされる。これは、これは、機械的接続部によって強制されるピストンの移動を可能にするために軸のための軸受の方向又は軸の方向の変更に必要な、流体の移動が逆止弁により阻止されるためである。
これにより、そのように構成されたロック装置は、ロックされる方向に対して軸又は軸の支持部の調整を実質的に連続的にすることが可能となる一方、同時に、導管システムの漏れがある場合のみ機能しなくなる手段によってロック作用が達成される。
乗り物のセイフティーバーのための利用の場合には、乗客が無段階に個々の体格に合わせて、セイフティーバーを自身で閉めることができる。同時に、セイフティーバーを開けることがロックされる。特に、こうしたやり方で、停電によっても乗客の積極的な操作によっても持ち上げることができない。
本発明のより好ましい展開は、導管システムにおいて、逆止弁が配置された導管部分に平行に伸びる導管部分が設けられ、これら導管部分の切り替えのための弁が設けられていることである。これにより、好ましくは電気的な弁の切り替えで、簡単にロックを解除される。これは、例えば、乗り物に使われる場合に、乗車の最後にセイフティーバーのロックを解除するのに使われる。二方弁又は三方弁として構成することができる弁の非接続状態において、流体の流れは、逆止弁を介して行われることが、セキュリティ上の理由から好ましい。
また、原則的には、平行に伸びる導管部分には、反対方向の流れを阻止する逆止弁が設けられている。これは、弁の切り替えにより導管部分の間の切り替えをするために流れの阻止の方向を変更することを可能にする。
本発明のさらに有利な展開として、逆止弁を使用する場合に、好ましくは、逆止弁の通過方向の上流に、流体のための圧力アキュムレータが設けられている。この処置により例えば、温度変動の結果としての圧力の変動が回避され、体積の補償が可能になる。
さらに好適には、導管システムには、流体のための充填カップリング及び/又は排気弁が設けられる。これらの処置は、1つの処置として使用することができるが、好ましくは、累積的に使用して、簡単なやり方によりシリンダの動作、或いはロック装置に使われる流体に対して理想的な動作特性を持たせることができる。
本発明のさらに有利な展開として、ピストンの運動を一方向に、好ましくは、逆止弁を使用の際に、逆止弁により流体の流れが抑止される方向に支援する戻り手段を有する。例えば、そのような手段は、圧縮バネによって実現される。この処置により、ロック装置が解除されたときにロック装置が自動的に開くようになる。アミューズメントパークのための乗り物のセイフティーバーのロックに使用される場合には、例えば、乗車が終わった後にセイフティーバーが解除され、自動的に開くようになる。他方で、閉める際に、これにより引き起こされる追加の抵抗のためにセイフティーバーをうっかりきつく締めすぎることを防ぐことができる。
具体的にロック装置の機械的接続部は、以下のように構成される。すなわち、機械的接続部がピストン内に(例えば、フライス加工によりピストン内に導入される)又はピストン上に設けられ、軸のための支持部が設けられるか軸の一部分により形成される歯車と直接に又は間接に噛合する噛合部(例えば、ピストン状に設けられるレール状又は棒状の歯)として実現される。その際に、場合によっては、歯車と噛合部との間の間接的な噛みあいが考えられ、歯車と噛合部との間に加速又は減速のためのさらなる歯車が設けられることも可能である。軸の支持部の歯車上の配置は、支持部を、例えば、歯車とねじ止め、溶接、又は貼り合わせすることによって実現される。一方、軸の一部が放射状に周回する噛合部を有する場合には、この一部分によって歯車が形成される。
ロック装置の提案された構成の利点は、簡単なやり方で第2の独立の冗長な安全性を実現できることにある。これは、アミューズメントパークのための乗り物に場合のように安全性に関する使用の際に特に重要である。というのは、これによりシリンダ又は導管システムに漏れがある場合であってもさらに信頼できる機能を果たすことができるからである。
この冗長性は、以下の構成により達成することができる。すなわち、軸のための支持部又は軸と、第2のシリンダ壁を有する、流体のための第2のシリンダに設けられた第2のピストンとの間に配置され、軸のための支持部の方向又は軸の方向が第2のシリンダ内の第2のピストンの位置を決定するように構成される機械的接続部。そして、第2のシリンダ内に配置されたピストンは、第2のシリンダ壁との間が少なくとも部分的に又はいくつかの点で密閉され、第2のシリンダの内部空間が、第3の体積((全体システムの)、第2のシリンダの第1の体積に対応する)と、第2のピストンによって第3の体積と分離される第4の体積((全体システムの)、第2のシリンダの第2の体積に対応する)とに分割され、第3の体積は、好ましくは第2の逆止弁である第2の弁が配置される導管部分を有する第2の導管システムを介して第4の体積に接続される。この機械的接続部は、特に、歯車によって作られ、この歯車は、第1のピストンに、又は第1のピストン内に設けられた噛合部にも第1のピストンに平行に置かれた第2のピストンに、又は第2のピストン内に設けられた噛合部にも噛みあい、歯車の軸が空間に固定されて設けられている場合には、軸によって歯車に作用する軸周りの回転運動は、第1のピストンをある方向に、第2のピストンを別の方向に移動させる。
特に、製造技術上の利点は、各々の導管システムを有する両方のシリンダが同一のモジュールに基づき、単に軸に対し点対称の方向で設けられていることである。
好適には、特に、追加的に、第2の導管システムにおいて、第2の逆止弁が配置された導管部分に平行に伸びる導管部分が設けられ、これら導管部分の切り替えのための第2の弁が設けられる。この場合に、第1の弁と、第2の弁とが共通に制御されることが可能ではあるが、安全性の観点から共通の制御を断念することが望ましい。というのは、一方の弁の制御の異常があって、2つのシリンダのうちの1つのロックを解除してしまっても第2のシリンダがロック動作を正しく保つことができる。
第1のシリンダと、その導管システムの場合と同じ理由により、(さらに)第2の導管システムにおいて、第2の逆止弁の通過方向の第2の逆止弁の上流に体積補償器としての流体の圧力アキュムレータが設けられている場合には、有利であり、及び/又は、第2の導管システムに、充填カップリング及び/又は排気弁が設けられている場合には、有利である。
少なくとも1つのシリンダ、好ましくは、第1のシリンダと第2のシリンダに、流体のための圧力アキュムレータが設けられている場合には、ロック機構の精密性が高められ、軸に対する遊びのないロックが可能になる。
本発明によれば、高い程度の安全性が図られる。
ロック装置の第1の実施形態の油圧又は空気圧の構成を示す図である。 図1に示すロック装置の開いている状態における機械的構成の断面を示す図である。 図1に示すロック装置の閉まっている状態における機械的構成の断面を示す図である。 ロック装置の第2の実施形態の油圧又は空気圧の構成を示す図である。 図3に示すロック装置の開いている状態における機械的構成の断面を示す図である。 図3に示すロック装置の閉まっている状態における機械的構成の断面を示す図である。 図3に示すロック装置の外観を示す図である。 ロック装置の第3の実施形態の油圧又は空気圧の構成を示す図である。 図6に示すロック装置の機械的構成の断面を示す図である。
本発明を、例示的な実施形態を示す図面に基づいて、より詳しく説明する。
すべての図において、同じ実施形態の同じ要素には、特に別に断りが無い限り、同一の符号を付されている。
図1は、ロック装置100の第1の実施形態を示す油圧又は空気圧の構成を示す図である(この構成図は、使われる流体の種類及び状況に関してのみ区別される)。ロック装置100は、セイフティーバー150を有している。軸151の周りのセイフティーバー150の運動は、開く方向o(すなわち、図1において右方向)には、ロック装置100によってロックされ、一方、閉まる方向s(すなわち、図1おいて左方向)には、ロック装置100によって許可される。
シリンダ110の内部空間は、第1の体積111、第2の体積112、及びシリンダの中に設けられたピストン120が占める空間によって構成されている。これら第1の体積111と第2の体積112は、明瞭性のために示されていない流体で満たされ、導管システム130に互いに接続されている。
導管システム130は、導管部分131を有している。この導管部分131には、典型的には逆止弁132として構成される弁が設けられ、第1の体積111から導管部分131を通して第2の体積112へ流れる流体が逆止弁132によって通され、第2の第2の体積112から導管部分131を通して第1の体積111へ流れる流体は逆止弁132によってロックされる。逆止弁132の通過方向で、逆止弁132の上流には、圧力アキュムレータ136が導管部分131に設けられている。
導管部分131に平行して、反対の通過方向を有する逆止弁134を有する他の導管部分133が設けられており、第1の体積111から第2の体積112への流体の流れが抑止され、第2の体積112から第1の体積111への流体の流れが通される。
2方向弁として構成される弁135により、第1の体積111が第2の体積112とが、導管部分131を介して接続されるか、導管部分131と平行に設けられた導管部分133を介して接続されるかが決められる。その際に、弁135は、機械的又は電気的な切り替えパルスにより、平行な導管部分133に流体の移動を許可するか、さもなければその流体の移動を止めるように構成されている。
さらに、導管システム130は、流体のための充填カップリング137と、特に油圧システムにおいては、排気弁138とが設けられており、流体の最適な運転条件を提供することができるようになっている。
ピストン120は、図1において概括的にのみ表現された機械的接続部140を介して、セイフティーバー150の図面と垂直に外から中に伸びる部分と接続される。この部分は、セイフティーバー150の(回転)軸を示している。この機械的接続は、ロック装置100の機械的構成を示す図2a、図2bにより以下でさらに明瞭となるように、シリンダ100におけるピストン120の位置が軸151の支持部の方向又は軸151の方向を決め、またその逆となる。
セイフティーバー150が閉まる方向sに動かされると、機械的接続部140は、ピストン120を同様に閉まる方向sに動かし、第1の体積111が小さくなる一方、第2の体積112が大きくなる。これに対応して、第1の体積111に圧力が増加し、第2の体積12の圧力が減少し、流体の流れによってバランスが取られる。
第1の体積111から流体が導管システム130の中の方へ押しやられる。その流体は、導管部分131において弁135に達し、通過方向で逆止弁132に達し、第2の体積112に流れ込み、圧力バランスが取られる。
セイフティーバー150が開く方向oに動かされると、機械的接続部140は、ピストン120を同様に開く方向oに動かし、第1の体積111が大きくなる一方、第2の体積112が小さくなる。これに対応して、第1の体積111に圧力が減少し、第2の体積12の圧力が増加し、流体の流れによってバランスが取られる。
この流体は、流れることができず、このため、第2の体積112から導管システム130の導管部分131の方向に押しやられた流体は、抑制される方向で逆止弁132に達し、さらなる流れが阻止される。また、平行な導管部分133は、この流体を流さず、このため、逆止弁134は、流体を通路の方向に通過させたとしても、弁135が平行な導管部分133からの流出を阻止する。結果として、圧力の補償ができず、セイフティーバー150の開く方向oへの移動が行われない。特に、シリンダ110が油圧シリンダである場合には、流体の非圧縮性があるが、空気圧シリンダの動作時の高い圧力を考慮すると、空気圧システムにおいても効果を得ることができる。
ロック装置100は、セイフティーバー150の開く方向oへの移動を可能とするため、解除されることができる。それに加えて、弁135は、弁135を切り替える切り替えパルスを受け、切り替えパルスにより弁は、流体が、この弁を通るか、又は、平行な導管部分133から流れ、導管部分131を通過できないように切り替えられる。この結果として、流体の流れは、弁135のこの切り替え位置においては、導管システム130を介して第2の体積112から第1の体積111への可能となるが、第1の体積111から第2の体積112へは、可能ではなく、流体の流れは、抑止方向において逆止弁134に達する。このようにして、弁135のこの切り替え位置では、セイフティーバー150が開く方向oへの移動は起こるが、閉まる方向sへの移動は起こらない。
図1に示す実施形態では、圧力アキュムレータ160により、開く方向の運動が支援される。圧力アキュムレータ160は、ピストン120の閉まる方向への移動の際に、ピストン120の穴162に導入されるプランジャーピストン161を介して、ピストン120の穴162の内部に接続される。これに対応して、流体は、ピストン120の閉まる動作に伴って圧力アキュムレータ160において圧力をかけられて蓄えられる。圧力アキュムレータ160は、開く方向oへの動作が解除されると、緩和され、これにより、セイフティーバー150の開く動作が支援される。すでに言及されているように、しかしながら、開く方向の支援を保証する別の可能性もある。例えば、ポンプ又は他のエネルギー源により流体を内側に組み上げるか、押しやるか、又はピストンの機械的な影響による、例えば、昇降スピンドルによるものがある。
ロック装置100の、より詳細な構成は、図2a、図2bの断面図から理解される。これらの図は、セイフティーバー150の支持部とともに機械的な部品を示している。なお、これらの図では、導管システム130を、第1の体積111と第2の体積112との接続を含めすべての付属の部品とともに、省略している。これらの図面により、機械的な接続部140の方法及び作用の仕方において、シリンダ110の構成とピストン120の配置が理解される。
シリンダ110は、シリンダ管115、2つの前面のキャップ116、117から構成されている。正面に近い位置に配置されたピストンシールによって流体機密的にピストン120とシリンダ管115との間の隙間が塞がれている。ピストン120は、一方の側面にピストン120の中央部に伸びる噛合部121(すなわち、ピストンの軸方向に直線的に連続して設けられた歯)を有している。
この部分において、ピストンシール118により流体の流入はない。また、機械的接続部140は、歯車141により実現され、歯車141の軸142は、セイフティーバー150の軸151と一致する。これにより、セイフティーバー150の一方向への(回転する、又は折りたたむ)運動は、歯車141を同一の方向に回転させ、同時に、歯車141の歯143とピストン120の噛合部121の協働によりピストン120を押し動かす。軸142,151が一致させることで回転可能な接続部を達成できる。例えば、歯車140の回転軸上に配置された、軸151の支持部を設け、この支持部で、軸151が回転可能に接続される、特に、固定されるようにすることで実現できる。図2a、図2bは、歯車141のある位置におけるシリンダ110内のピストン120の位置を示しており、これらは、セイフティーバー150が完全に開いた位置あるいは、完全に閉まった位置と一致する。
1つの歯車141の代わりに変速装置を用意する場合に、軸141、151の一致は、避けられない条件ではないが、この処置は、セイフティーバー150及び歯車140の互いの相対的回転方向の変更をもたらすことができる。
図3及び図4a、図4bは、ロック装置200の第2の実施形態を示す図であり、この実施形態は、ロック装置100とは、冗長構成としている点で異なる。図1、図2a、図2bに基づいて以上に記載された、ロック装置200と同一の構成において、図3、図4a、図4bで用いられている符号と一致する部材の符号には、図1、図2a、図2bの符号に100を加算している。機械的接続部240は、軸251に対して配置され、第2のシリンダ壁としてシリンダ管275を有し、流体のための第2のシリンダ270内に位置する第2のピストン280に対して、正面をキャップ276、277によって密閉され、軸251の方向が第2のシリンダ270内の第2のピストン280の位置も定めるように仕上げられている。これは、第2のピストン280が、同じく、歯車241と噛み合う噛合部281を有していることによって実現されている。
第2のシリンダ270に設けられた第2のピストン280は、ピストンシール288により、少なくとも部分的に又は分散してシリンダ管275に対して密閉され、第2のシリンダ270の内部は、第3の体積271(第2のシリンダの第1の体積に一致し、考慮すべきことは歯車241の回転運動は、第2のピストン280をピストン220の運動方向と反対方向である)と、第2のピストン280によって第3の体積271とは別の第2の体積272(第2のシリンダの第2の体積に一致する)とに分割されている。
この第3の体積271は、第4の体積272と第2の導管システム290を介して接続されており、導管システム290は、導管部分291を有しており、導管部分291には逆止弁292が設けられている。導管部分291に平行して、さらに別の導管部分293が設けられており、導管部分293には、反対の通過方向を有している逆止弁294が設けられている。これにより、第3の体積271から第4の体積272の流体の流れは阻止されるが、第4の体積272から第3の体積271への流体の流れは許される。
2方向弁として構成される弁295により、第3の体積271が第4の体積272とが、導管部分291を介して接続されるか、それと平行に設けられた導管部分293を介して接続されるかが決められる。その際に、弁295は、機械的又は電気的な切り替えパルスにより、平行な導管部分133に流体の移動を許可するか、さもなければその流体の移動を止めるように構成されている。
さらに、導管システム290は、流体のための充填カップリング297と、特に油圧システムにおいては、排気弁298とが設けられており、流体の最適な運転条件を提供することができるようになっている。
すでに、類似の構成から判明しているように、ピストン220、280が歯車241の同一の動作により異なった方向に移動され、第3の体積271が第1の体積211に、第4の体積272が第2の体積212に一致することを考慮すると、第2のピストン280の移動の際の導管システム290の油圧又は空気圧の作用の仕方は、ピストン220の移動の際の導管システム230の作用の仕方と同一である。その上、これは、両システムの抑止作用は、それぞれ、1個ごとに固有にもたらすことができるものである。従って、例えば導管システム230、290の1つで漏れにより、機能が停止したとしてもセイフティーバー250は、確実にロックされることになる。
追加的に、第2のシリンダ270の第3の体積271に向いた側に、圧力アキュムレータ278が設けられており、バックラッシュを避けることができる。
ロック装置200の外観を示す図5に基づいて、特に例示的に軸251を軸251の支持部245上への可能な接続について説明する。軸251の、このような支持部245への固定はロック装置200と一体的な、軸の接続部の向かい側であるのが好ましい。このようにすることで、モジュラー構成とすることができるからである。
支持部245は、歯車241の胴体上にネジ244によって固定された円板245aとして、そこで中心部に位置する、好ましくは軸251の直径に適合する窪み245bと、円板245aに設けられたネジ穴245cとで実現される。軸251の端部を窪み245bに挿入し、引き続いて軸251がその中で固定することで、接続が確立される。固定は、例えば、直接の溶接によって行われるが、例えば、軸251に回転可能な円板とすることも可能であり、この円板は、この円板に設けられた開口に通されるネジでネジ穴245cで止められる。
図6、図7に示されるロック装置300の、ロック装置200と高い類似性がある第3の実施形態であり、従って、図6、図7で用いられている符号と一致する部材の符号には、図3、図3a、図3bの符号に100を加算し、広範囲で、図面の記載が参照される。ロック装置200との違いは、開く動作の支援の形態である。プランジャーピストン261を介して穴262の内部をピストン220と接続する圧力アキュムレータ260の代わりに、圧縮バネ360が第1の体積311に設けられ、この圧縮バネ360は、ピストン320と正面のキャップ316を支え、ガイド棒361により穴362の内をガイドされる。
100、200、300 ロック装置
110、210、310 シリンダ
111、211、311 第1の体積
112、212、312 第2の体積
115、215、315 シリンダ管
116、216、316 キャップ
117、217、317 キャップ
118、218、318 ピストンシール
120、220、320 ピストン
121、221、321 噛合部
130、230、330 導管システム
131、231、331 導管部分
132、232、332 逆止弁
133、233、333 さらなる導管部分
134、234、334 逆止弁
135、235、335 弁
136、236、336 圧力アキュムレータ
137、237、337 充填カップリング
138、238、338 排気弁
140、240、340 機械的接続部
141、241、341 歯車
142、242、342 (歯車の)軸
143、243、343 (歯車の)歯
150、250、350 セイフティーバー
151、251、351 軸
160、260 圧力アキュムレータ
161、261 プランジャーピストン
162、262、362 穴
244 ねじ
245 支持部
245a 円板
245b 窪み
245c ねじ穴
270、370 第2のシリンダ
271、371 第3の体積
272、372 第4の体積
275、375 シリンダ管
276、277、376、377 キャップ
278、378 圧力アキュムレータ
280、380 第2のピストン
281、381 噛合部
288、388 ピストンシール
290、390 第2の導管システム
291、391 導管部分
292、392 逆止弁
293、393 平行な導管部分
294、394 逆止弁
295、395 弁
296、396 圧力アキュムレータ
297、397 充填カップリング
298、398 排気弁
360 圧縮ばね
361 ガイド棒
o 開く方向
s ロック方向

Claims (13)

  1. 軸(151、251、351)に対するロック装置(100、200、300)であって、
    軸(151、251、351)、又は軸(151、251、351)を有する支持部(245)と、
    シリンダ壁を有する、流体のためのシリンダ(110、210、310)と、
    前記シリンダ(110、210、310)内に配置されたピストン(120、220、320)であって、前記シリンダ壁との間が少なくとも部分的に又はいくつかの点で密閉され、前記シリンダ(110、210、310)の内部空間が、第1の体積(111、211、311)と、前記ピストン(120、220、320)によって前記第1の体積(111、211、311)と分離される第2の体積(112、212、312)とに分割されるように構成されるピストン(110、210、310)と、
    前記ピストン(120、220、320)と、前記軸(151、251、351)又は前記軸(151、251、351)の前記支持部(245)との間の機械的接続部(140、240、340)であって、前記シリンダ(110、210、310)内のピストン(110、210、310)の位置が前記軸(151、251、351)のための前記支持部(245)の方向、又は前記軸(151、251、351)の方向を決定し、またその逆でもある機械的接続部(140、240、340)とを具備し、
    前記第1の体積(111、211、311)は、弁(132、232、332)が配置される導管部分(131、231、331)を有する導管システム(130、230、330)を介して前記第2の体積(112、212、312)に接続されることを特徴とするロック装置(100、200、300)。
  2. 前記弁は、逆止弁(132、232、332)であることを特徴とする請求項1に記載のロック装置(100、200、300)。
  3. 前記導管システム(130、230、330)において、前記逆止弁(132、232、332)が配置された前記導管部分(131、231、331)に平行に伸びる導管部分(133、233、333)が設けられ、これら導管部分(131、133、231、233、331、333)の切り替えのための弁(135、235、335)が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のロック装置(100、200、300)。
  4. 前記流体の体積補償器として圧力アキュムレータ(136、236、336)が前記導管システム(130、230、330)に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載のロック装置(100、200、300)。
  5. 前記導管システム(130、230、330)に、前記流体のための 充填カップリング(137、237、337)及び/又は排気弁(138、238、338)が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載のロック装置(100、200、300)。
  6. 前記ピストン(120、220、320)の運動を一方向に支援する戻り手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載のロック装置(100、200、300)。
  7. 前記機械的接続部(140、240、340)が、前記ピストン(120、220、320)内に又は前記ピストン(120、220、320)上に設けられ、前記軸(151、251、351)のための前記支持部(245)が設けられるか、前記軸(151、251、351)の一部分により形成される歯車と直接に又は間接に噛合する噛合部(121、221、321)として実現されることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載のロック装置(100、200、300)。
  8. 前記軸(251、351)のための前記支持部(245)又は前記軸(251、351)と、第2のシリンダ壁を有する、流体のための第2のシリンダ(270、370)に設けられた第2のピストン(280、380)との間に配置された機械的接続部(240、340)を具備し、
    前記軸(251、351)のための支持部(245)の方向又は前記軸(251、351)の方向が前記第2のシリンダ(270、370)内の前記第2のピストン(280、380)の位置を決定し、
    前記第2のシリンダ(270、370)内に配置されたピストン(280、380)は、前記第2のシリンダ壁との間が少なくとも部分的に又はいくつかの点で密閉され、前記第2のシリンダ(270、370)の内部空間が、第3の体積(271、371)と、前記第2のピストン(280、380)によって前記第3の体積(271、371)と分離される第4の体積(272、372)とに分割され、
    前記第3の体積(271、371)は、第2の弁(292、392)が配置される導管部分(291、391)を有する第2の導管システム(290、390)を介して前記第4の体積(272、372)に接続されることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載のロック装置(200、300)。
  9. 前記第2の弁は、逆止弁であることを特徴とする請求項8に記載のロック装置(200、300)。
  10. 前記第2の導管システム(290、390)において、前記第2の逆止弁(292、3922)が配置された前記導管部分(291、391)に平行に伸びる導管部分(293、393)が設けられ、これら導管部分(291、293、391、393)の切り替えのための第2の弁(295、395)が設けられていることを特徴とする請求項9に記載のロック装置(200、300)。
  11. 前記流体のための圧力アキュムレータ(296、396)が前記第2の導管システム(290、390)に設けられていることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のロック装置(200、300)。
  12. 前記第2の導管システム(290、390)に、前記流体のための充填カップリング(297、397)及び/又は排気弁(298、398)が設けられていることを特徴とする請求項7に記載のロック装置(200、300)。
  13. 少なくとも1つのシリンダ(110、210、270、310、370)には、圧力アキュムレータが設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項12の何れか一項に記載のロック装置(200、300)。
JP2016555534A 2014-03-03 2015-03-03 軸をロックするロック装置 Active JP6560245B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102014102806.6 2014-03-03
DE102014102806.6A DE102014102806A1 (de) 2014-03-03 2014-03-03 Sperrvorrichtung für eine Achse
PCT/EP2015/054431 WO2015132265A1 (de) 2014-03-03 2015-03-03 Sperrvorrichtung für eine achse

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017508661A true JP2017508661A (ja) 2017-03-30
JP6560245B2 JP6560245B2 (ja) 2019-08-14

Family

ID=52627206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016555534A Active JP6560245B2 (ja) 2014-03-03 2015-03-03 軸をロックするロック装置

Country Status (12)

Country Link
US (1) US10227055B2 (ja)
EP (1) EP3113985B1 (ja)
JP (1) JP6560245B2 (ja)
CN (1) CN106414184B (ja)
AU (1) AU2015226195B2 (ja)
CA (1) CA2935609C (ja)
DE (1) DE102014102806A1 (ja)
DK (1) DK3113985T3 (ja)
ES (1) ES2666772T3 (ja)
HU (1) HUE038427T2 (ja)
PL (1) PL3113985T3 (ja)
WO (1) WO2015132265A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11421798B2 (en) * 2019-09-13 2022-08-23 Amit Shah Electro-hydraulic actuator and valve arrangement comprising electro-hydraulic actuator
CN114810721B (zh) * 2022-06-28 2022-12-30 常州市中昊轨道交通科技发展有限公司 一种绝缘橡胶密封圈

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51100531A (en) * 1975-02-24 1976-09-04 Arrow Dev Co Jokyakusharyoyo jokyakuzasekisochi
JPS5855165A (ja) * 1981-09-30 1983-04-01 Ube Ind Ltd アキユムレ−タの充填制御装置
JPS58183333A (ja) * 1982-04-22 1983-10-26 Toyo Gorakuki Kk 遊戯乗物の立席装置
JPH037505U (ja) * 1989-06-12 1991-01-24
EP0911224A1 (de) * 1997-10-23 1999-04-28 Giovanola Freres S.A. Verriegelungsanordung für einen Sicherheitsbügel an einem Fahrgeschäft
JP2003065302A (ja) * 2001-08-28 2003-03-05 Smc Corp ダブルラック・ピニオン式ロータリアクチュエータ
US20040182234A1 (en) * 2002-12-20 2004-09-23 Dorma Gmbh + Co. Kg Electrohydraulic servo door drive for operating a door, a window, etc.
EP1920988A1 (en) * 2006-11-13 2008-05-14 High Technology Investments B.V. Chair-lift with a chair equipped with a safety device
JP2009204052A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 密閉タンク装置および一体型油圧アクチュエータ

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2114900B (en) * 1981-10-12 1985-08-29 Togo Kk Standing position support apparatus for amusement vehicle
EP0422338B1 (de) * 1989-10-10 1995-01-11 HEMSCHEIDT FAHRWERKTECHNIK GmbH & Co. Hydraulischer Schwingungsdämpfer
JP3701576B2 (ja) * 2001-04-10 2005-09-28 Smc株式会社 ダブルラック・ピニオン式揺動装置
DE20314975U1 (de) 2003-09-26 2005-02-10 Raw Tex International Ag Rückhaltevorrichtung für Belustigungsvorrichtungen
DE102004006788B4 (de) * 2004-02-12 2008-04-03 Stabilus Gmbh Stufenlos blockierbare Feststellvorrichtung
JP5245707B2 (ja) * 2008-10-14 2013-07-24 豊田合成株式会社 エアバッグ装置
NL2004647C2 (en) * 2010-05-03 2011-11-07 Actuant Corp Vehicle with tilt cab.

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51100531A (en) * 1975-02-24 1976-09-04 Arrow Dev Co Jokyakusharyoyo jokyakuzasekisochi
JPS5855165A (ja) * 1981-09-30 1983-04-01 Ube Ind Ltd アキユムレ−タの充填制御装置
JPS58183333A (ja) * 1982-04-22 1983-10-26 Toyo Gorakuki Kk 遊戯乗物の立席装置
JPH037505U (ja) * 1989-06-12 1991-01-24
EP0911224A1 (de) * 1997-10-23 1999-04-28 Giovanola Freres S.A. Verriegelungsanordung für einen Sicherheitsbügel an einem Fahrgeschäft
JP2003065302A (ja) * 2001-08-28 2003-03-05 Smc Corp ダブルラック・ピニオン式ロータリアクチュエータ
US20040182234A1 (en) * 2002-12-20 2004-09-23 Dorma Gmbh + Co. Kg Electrohydraulic servo door drive for operating a door, a window, etc.
EP1920988A1 (en) * 2006-11-13 2008-05-14 High Technology Investments B.V. Chair-lift with a chair equipped with a safety device
JP2009204052A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 密閉タンク装置および一体型油圧アクチュエータ

Also Published As

Publication number Publication date
EP3113985A1 (de) 2017-01-11
CN106414184B (zh) 2018-11-09
AU2015226195A1 (en) 2016-07-21
ES2666772T3 (es) 2018-05-07
WO2015132265A1 (de) 2015-09-11
AU2015226195B2 (en) 2017-09-07
US20160325703A1 (en) 2016-11-10
JP6560245B2 (ja) 2019-08-14
DK3113985T3 (en) 2018-04-16
EP3113985B1 (de) 2018-01-31
CA2935609C (en) 2019-01-15
HUE038427T2 (hu) 2018-10-29
US10227055B2 (en) 2019-03-12
CN106414184A (zh) 2017-02-15
DE102014102806A1 (de) 2015-09-03
CA2935609A1 (en) 2015-09-11
PL3113985T3 (pl) 2018-07-31
DE102014102806A8 (de) 2015-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2872881T3 (es) Conjunto de accionador de purga
CN104412012B (zh) 用于操纵驻车锁的调整装置
JP6560245B2 (ja) 軸をロックするロック装置
TWI567311B (zh) Vibration damping device
JP2013512365A (ja) リバウンドを回避するための装置を備えたドアクローザ
CN111050869B (zh) 游乐设施载客单元
WO2016060066A1 (ja) シリンダ装置
CN105697828A (zh) 液控单向阀
EP2863069A1 (en) Rotary control valve
RU2012134334A (ru) Сервопривод трубопроводной арматуры, приводимый в действие текучей средой
RU2014104588A (ru) Способ подвески и демпфирующее устройство, предназначенное для автотранспортного средства
TW201600758A (zh) 避震器
IT8948550A1 (it) Trasmissione elettromotrice per un organo di regolazione.
JP2015215091A (ja) 無段階ブロック型調節器
CN102887432A (zh) 一种用于集装箱吊具转销的电液集成式驱动器
CN105229314A (zh) 弹簧复位致动器
TWI640702B (zh) Cylinder device
ES2380141T3 (es) Conjunto constructivo eléctricamente controlable con una conexión hidráulica
CN104088838A (zh) 一种液控旋开式单向阀
CN102966617A (zh) 阀装置
WO2022145104A1 (ja) 液圧式手術用器具
RU2005131100A (ru) Гидростатическая муфта
JP2006132604A (ja) 複合弁、油圧駆動ユニット
RU139006U1 (ru) Затвор обратный
IT202100031739A1 (it) Sospensione attiva per veicolo

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181211

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190311

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190618

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190718

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6560245

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250