JP2017508520A - 糸屑ろ過装置 - Google Patents

Abstract

糸屑ろ過装置は糸屑フィルタを含み、糸屑フィルタはフィルタ前面カバー（１００）と、これと接続するフィルタ後面カバー（２００）とを含む。フィルタ前面カバー（１００）に水ろ過部（１１０）が設けられ、フィルタ後面カバー（２００）に水進入口（２２０）が設けられる。フィルタ後面カバー（２００）の内壁に逆流防止構造（２１０）が設けられ、前記逆流防止構造（２１０）は、水進入口（２２０）下部における水進入口（２２０）の近くに設けられる。糸屑ろ過装置は袋状ネットを除いたため、操作がより便利であり、長時間使用しても収集効果に影響を及ぼさない。さらに、フィルタ後面カバー（２００）に設けられる逆流防止構造（２１０）は、糸屑の逆流を効果的に防止することができ、より良好な糸屑ろ過効果およびユーザエクスペリエンスが得られる。【選択図】図２

Description

本発明は洗濯機分野に関し、具体的に糸屑ろ過装置に関する。

洗濯機で衣類を洗濯するとき糸屑が生じるが、糸屑が衣類に付着するのを防止するため、一般に、洗濯機の内槽壁に糸屑ろ過装置を設け、糸屑を収集して衣類を洗浄する目的を達成する。このようにして衣類を洗浄し終えると、糸屑フィルタを取り外して掃除し、糸屑ろ過装置が詰まるのを防止する必要がある。

図１に示すように、既存の糸屑フィルタは袋状ネットで収集する。取付過程で袋状ネットにしわが存在する場合、洗濯水流が袋状ネットに進入しても、しわにより糸屑の流入が部分的に妨げられる。このように一部の糸屑が洗濯槽内に逆流し、収集効果に大きく影響を及ぼす。長期使用すると、袋状ネットが乾いて硬くなり、洗浄しにくくなり、細菌が繁殖しやすくなる。洗濯衣類に二次汚染が発生し、ユーザの要求を満たすことが難しくなる。

中国特許出願番号第２０１１２０１４８６４５．１号の実用新案特許において、該実用新案はパルセータ型洗濯機の糸屑フィルタを開示しており、これはフィルタ前面カバー、フィルタ後面カバーおよびチェックバルブプレートを含む。チェックバルブプレートは、フィルタ前面カバー下部の水進入口に取り付けられる。特徴としては、フィルタ後面カバー下部とフィルタ前面カバー下部との間は、ヒンジ軸により一緒にヒンジ連結され、フィルタ後面カバー上部とフィルタ前面カバー上部との間は、つめおよび留め具を組み合わせることにより一緒に接続される。該実用新案において、フィルタ後面カバーおよびフィルタ前面カバーは、下部がヒンジ軸によりヒンジ連結され、上部がつめおよび係着溝を組み合わせて連結する技術方式であり、使用が簡単、便利であり、ユーザの操作が便利である。

上記特許は袋状ネット式糸屑フィルタに存在する欠点を解決したが、該実用新案の水進入口はフィルタ前面カバー下部に設けられ、さらに水進入口にチェックバルブシートが設けられる。良好なろ過効果を有することができるが、糸屑が逆流する問題を解決することができない。

中国実用新案特許出願番号第２０１１２０１４８６４５．１号

本発明の目的は、袋状ネット式のろ過ネットを使用しない糸屑ろ過装置を提供することであり、同時に良好な糸屑逆流防止作用も有する。

上記目的を達成するため、本発明は以下の技術案を採用する。
糸屑ろ過装置は糸屑フィルタを含み、糸屑フィルタはフィルタ前面カバーと、これと接続するフィルタ後面カバーとを含む。フィルタ前面カバーに水ろ過部が設けられ、フィルタ後面カバーに水進入口が設けられ、前記フィルタ後面カバーの内壁に逆流防止構造が設けられる。

さらに、前記逆流防止構造の高さは、フィルタ前面カバーおよびフィルタ後面カバーを閉じた後に形成される間隔の１／１０〜１／２である。

さらに、前記水進入口はフィルタ後面カバーの上部に設けられ、前記逆流防止構造は水進入口下部における水進入口の近くに設けられる。逆流防止構造を設ける面積は、フィルタ後面カバー内壁の面積の１／２以下である。

さらに、前記逆流防止構造は、フィルタ後面カバー内壁に設けられる一連の突起構造からなり、突起構造は互い違いに設けられる。

さらに、前記逆流防止構造はうろこ状の突起構造であり、前記うろこ状の突起構造の側断面は直歯状を呈する。

さらに、前記糸屑ろ過装置は、洗濯機内槽に設けられるフィルタカバーをさらに含み、前記糸屑フィルタはフィルタカバーに取り付けられる。水進入口下部のフィルタ後面カバーの壁と、洗濯機内槽との間に間隔を有する。

さらに、前記糸屑フィルタ下部のフィルタカバーに、上昇水流誘導構造が設けられる。上昇水流誘導構造は、フィルタカバーの壁が洗濯機の内槽方向に凹んで形成される。

さらに、前記上昇水流誘導構造の内側に凹んだ内壁と、洗濯機内槽との間の距離は、フィルタ後面カバーの底面壁と、洗濯機内槽との間の距離以下である。

さらに、前記水ろ過部はろ過枠およびろ過ネットを含む。前記ろ過枠は、いくつかの水通過口が設けられたフレーム構造であり、ろ過ネットはフレーム構造に取り付けられる。

さらに、前記水ろ過部は、フィルタ前面カバーに設けられる小さい貫通孔からなる。

本発明の糸屑フィルタは、フィルタカバーに設けられる上昇水流誘導構造と組み合わせる。洗濯水が糸屑フィルタに進入し、ろ過されると、水はフィルタ前面カバーの漏水孔を通過して流出する。フィルタ後面カバーに設けられるうろこ状構造は糸屑の逆流を妨げることができ、収集効果を大幅に高めた。袋状ネットを除いたため、操作が便利であり、長時間使用しても収集効果に影響を及ぼさない。

本発明は以下の有益な効果を有する。
１、本発明の糸屑フィルタおよびフィルタカバーは係着され、取付および取外しが便利である。

２、本発明の糸屑フィルタは、ヒンジ軸により接続されるフィルタ前面カバーおよびフィルタ後面カバーを含む。糸屑フィルタを開けるのは簡単で、糸屑の掃除が便利である。

３、本発明の糸屑フィルタの水進入口をフィルタ後面カバーの上部に設けることにより、糸屑フィルタでろ過された糸屑が、洗濯機の内槽内に逆流しにくくなる。

４、本発明の糸屑フィルタ後面カバーの内壁に、うろこ状の突起構造を設け、糸屑フィルタ内の糸屑が水流の衝撃で逆流するのをさらに防止することができる。

５、本発明のフィルタカバーに、糸屑フィルタと組み合わさる上昇水流誘導構造を設け、洗濯機の内槽底部を経由して誘導された洗濯水が、糸屑フィルタの底面壁に衝突し、流れが遮られ、逆流するのを防止する。上昇水流誘導構造は、洗濯水をフィルタ後面カバーと内槽との間の水流通路に直接誘導し、該通路を通って水進入口に進入させる。これにより、糸屑フィルタのろ過効果を保証した。

６、本発明は袋状ネット式のろ過ネットを使用する必要はなく、フィルタ前面カバーにろ過ネットを取り付けるか、または小さいろ過孔を設けるだけで、より良好なろ過効果を実現することができる。取付および取外しがより便利であり、糸屑の掃除もより便利である。

図１は、既存の袋状ネット式のろ過ネットを使用した糸屑フィルタの構造概要図である。 図２は、本発明の糸屑フィルタの構造概要図である。 図３は、本発明の正面図である。 図４は、本発明の正面図のＡ−Ａ面に沿った断面図である。

以下に、図を組み合わせて、本発明の糸屑ろ過装置について詳細に記載する。
本発明で提供する糸屑ろ過装置は、糸屑フィルタを含む。図１に示すように、糸屑フィルタはフィルタ前面カバー１００と、これと接続するフィルタ後面カバー２００とを含み、洗濯機に取り付けて使用するとき、フィルタ前面カバー１００およびフィルタ後面カバー２００を閉じなければならない。フィルタ前面カバー１００およびフィルタ後面カバー２００を閉じた後、この両者の間に閉鎖されたフィルタ内部空洞が形成される。糸屑フィルタ内部空洞内に収集された糸屑を掃除する必要があるとき、糸屑フィルタを取り出し、フィルタ前面カバー１００およびフィルタ後面カバー２００を開いて掃除する。フィルタ前面カバー１００に、洗濯水を通過させてろ過する水ろ過部１１０が設けられ、フィルタ後面カバー２００に水進入口２２０が設けられる。前記フィルタ後面カバー２００の内壁に逆流防止構造２１０が設けられ、前記逆流防止構造２１０は水進入口２２０の下部に設けられる。

逆流防止構造の糸屑の逆流防止作用を実現し、同時に洗濯水が糸屑フィルタ内部空洞に進入してろ過を行う作用に影響を及ぼさないようにするため、フィルタ前面カバー１００およびフィルタ後面カバー２００を閉じたとき、前記逆流防止構造２１０は、フィルタ前面カバー１００の内壁との間に一定の間隔を有する。前記逆流防止構造２１０の高さは、フィルタ前面カバー１００およびフィルタ後面カバー２００を閉じた後に形成される間隔の１／１０〜１／２であり、好ましくは１／４である。

本発明の進歩性はフィルタ後面カバー２００の内壁に、逆流防止構造２１０を設けることである。逆流防止構造２１０の増設により、糸屑フィルタ内部に収集された糸屑が、水流の衝撃作用により逆流する現象を効果的に防止することができる。この技術的効果を実現するため、逆流防止構造２１０の設置および構造は極めて重要である。

上記技術的効果を実現することができる実施方式として、逆流防止構造２１０は一体構造でよく、具体的に、逆流防止構造２１０はフィルタ後面カバー２００の内壁に横方向に設けられる突起リブである。水流が糸屑フィルタ内部空洞に進入するのに影響を及ぼさないようにするため、突起リブの頂部はフィルタ前面カバー１００との間に一定の間隔を有さなければならず、該間隔は糸屑フィルタの幅の１／２以上でなければならない。さらに、突起リブの頂部は平らではなく、凸凹を呈さなければならず、不規則的に設けても、規則的に波状に設けてもよい。このようにする目的は、一方では水流の進入に可能な限り影響を及ぼさないようにするためであり、もう一方では収集した糸屑の逆流を可能な限り防止するためである。さらに、水進入口２２０に沿って、下側にこのような突起リブを複数筋設けることができるが、突起リブが占める面積は、フィルタ後面カバー２００内壁の面積の１／２より小さくなければならない。これは、糸屑フィルタが糸屑を収集するのに充分な空間を有することを保証するためである。さらに隣接する２筋の突起リブの頂部は、凹凸部が互い違いに設けられなければならず、これにより本発明の突起リブは最も好ましい糸屑の逆流防止効果を実現する。

本発明は、比較的好ましい逆流防止構造２１０を提供している。本発明のフィルタ前面カバー１００の下部と、フィルタ後面カバー２００の下部とはヒンジ軸により接続され、水進入口２２０はフィルタ後面カバー２００の上部に設けられる。前記逆流防止構造２１０は複数含み、各逆流防止構造２１０は独立して設けられ、体積は比較的小さい。逆流防止構造２１０は水進入口２２０の近くに設けられ、逆流防止構造２１０は水進入口２２０に沿って下側に配置される。このように設けることにより、一方では水流が水進入口２２０から進入するのに影響を及ぼさず、もう一方では糸屑の収集に影響を及ぼさない。逆流防止構造２１０を設ける面積は、フィルタ後面カバー２００内壁の面積の１／２以下である。このように糸屑フィルタが、糸屑を収集するのに充分な空間を有することを保証することができる。

逆流防止構造２１０が、糸屑の逆流防止作用を示すことができることを確実に保証するため、本発明の逆流防止構造２１０は、フィルタ後面カバー２００内壁に設けられる一連の突起構造からなり、突起構造は互い違いに設けられる。突起構造を互い違いに設けることにより、フィルタ後面カバー２００全体が、横方向で、突起構造によって制限される。このように、フィルタ後面カバー２００内壁の横方向全体に、逆流防止構造２１０が設けられることを保証することができる。手すりに似た作用を示すことができ、これにより収集した糸屑が横方向の領域全体で通過することができない。逆流防止構造２１０を互い違いに設け、逆流防止構造の間に糸屑を容易に通過させる垂直な通路が形成されるのを防止する。

本発明の逆流防止構造２１０は、具体的に、うろこ状の突起構造であることが好ましく、前記うろこ状の突起構造の側断面は直歯状を呈する。うろこ状の突起構造は同じような２つの傾斜面を有し、２つの傾斜面の頂部は接触する。１つの傾斜面は水進入口２２０に面し、もう１つの傾斜面はフィルタ後面カバー２００の底部に面し、フィルタ後面カバー２００の底部に面する傾斜面の傾斜度は、水進入口２２０に面する傾斜面より小さい。このように設けることにより、一方では、水進入口２２０から進入する水流が、比較的緩やかな傾斜面に沿って緩やかにフィルタ内部空洞に進入し、それと同時に水流中の糸屑をスムーズに滑り落とすこともできる。もう一方では、糸屑フィルタ内に収集された糸屑が、水流の衝撃により逆流して、逆流防止構造２１０部分まで上昇しても、傾斜度の小さい傾斜面が蓋のように糸屑が上昇し続けるのを効果的に阻止することができ、効果的に糸屑の逆流を防止することができる。

図３および図４に示すように、本発明の糸屑ろ過装置は、洗濯機内槽に設けられるフィルタカバー３００をさらに含む。フィルタカバー３００は洗濯機内槽の内壁に上から下まで取り付けられ、フィルタカバー３００の下部は洗濯機の内槽底につながり、上部は内槽口部分につながる。フィルタカバー３００と、内槽底および内槽との間に洗濯水が通過することができる通路が形成される。前記糸屑フィルタは、フィルタカバー３００に取り付けられる。糸屑フィルタのフィルタ前面カバー１００の上部に留め具１２０が設けられ、前記糸屑フィルタは留め具１２０によりフィルタカバー３００と係着される。係着方式の採用によって、一方では、糸屑フィルタの取付の安定性を確実に保証することができ、もう一方では、取外し可能な接続方式により、ユーザが糸屑フィルタを取り外して掃除または取替を行うのにより便利である。本発明の糸屑フィルタの水進入口２２０は、フィルタ後面カバー２００の上部に設けられる。したがって、洗濯水のスムーズな進入を保証するために、水進入口２２０下部のフィルタ後面カバーの壁と洗濯機内槽との間に一定の距離を有する。

本発明の糸屑フィルタは逆流防止構造が設けられ、逆流防止構造はフィルタ内部空洞の一定空間を占める。糸屑フィルタの糸屑収集効果を保証するため、本発明の糸屑フィルタの厚さは既存の糸屑フィルタの厚さより厚い。厚くした糸屑フィルタをフィルタカバー３００に取り付けるとき、フィルタ後面カバー２００が後退するため、糸屑フィルタの底面壁は一定距離広がる。これにより、フィルタカバー３００下部から上がって来た水流がここで流れを遮られる現象が生じ、水流がスムーズに経過しなくなる。したがって、本発明はフィルタカバー３００の構造について進歩性の設計を行った。本発明の糸屑フィルタ下部のフィルタカバー３００に上昇水流誘導構造３１０を設け、上昇水流誘導構造３１０は、フィルタカバー３００の壁が洗濯機の内槽方向に凹んで形成される。上昇水流誘導構造３１０の作用は、フィルタカバー３００内の水が通る通路を縮小し、水流の流動方向を変えて、水流が糸屑フィルタの底面壁にできる限り流れないようにし、これにより水流が遮られる現象の発生を防止することである。

上昇水流誘導構造が、水流が遮られるのを最大限に防止することを確実に保証するため、前記上昇水流誘導構造３１０の内側に凹んだ内壁と、洗濯機の内槽との間の距離は、フィルタ後面カバー２００の底面壁と、洗濯機内槽との間の距離以下である。好ましくは、上昇水流誘導構造３１０の内側に凹んだ内壁と、洗濯機の内槽との間の距離は、フィルタ後面カバー２００の底面壁と、洗濯機内槽との間の距離と等しい。このように可能な限り多くの水の進入を保証することができ、さらに水流が遮られない。

水ろ過部１１０の作用は、糸屑フィルタのフィルタ内部空洞に進入した水流を流出させ、同時に水流中の糸屑をろ過して糸屑フィルタの内部に留めることである。したがって本発明の水ろ過部１１０は、ろ過枠およびろ過ネットを含む。前記ろ過枠は、いくつかの水通過口が設けられたフレーム構造であり、ろ過ネットはフレーム構造に取り付けられる。

他の好ましい実施方式として、本発明の水ろ過部１１０はフィルタ前面カバー１００に設けられる小さい貫通孔で形成することもできる。

本発明の糸屑フィルタは、フィルタカバー３００に設けられる上昇水流誘導構造３１０と組み合わせる。洗濯水が水進入口２２０を通過して糸屑フィルタに進入し、ろ過されると、水はフィルタ前面カバー１００の水ろ過部１１０を通過して流出する。フィルタ後面カバー２００の内壁に設けられるうろこ状の逆流防止構造２１０は、糸屑の逆流を妨げることができ、収集効果を大幅に高めた。同時に、本発明は袋状ネットを除いたため、操作がより便利であり、長時間使用しても収集効果に影響を及ぼさない。

以上の記載は本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明に対してどのような形式での制限も行わない。本発明は好ましい実施例により、すでに上記のように開示したが、本発明を限定するものではない。当業者は本発明の技術案を逸脱しない範囲内で、上記の技術内容を利用して、等しく変化した同等の実施例に置換または変更を行うことができるが、いずれも本発明の技術案の内容を逸脱しない。本発明の技術的本質に基づいて、以上の実施例に対して行ういかなる簡単な修正、等しい変化および変更も、本発明案の範囲内に属する。

１００ フィルタ前面カバー
１１０ 水ろ過部
１２０ 留め具
２００ フィルタ後面カバー
２１０ 逆流防止構造
２２０ 水進入口
３００ フィルタカバー
３１０ 上昇水流誘導構造

Claims (10)

1. 糸屑フィルタを含み、糸屑フィルタがフィルタ前面カバー（１００）と、これと接続するフィルタ後面カバー（２００）とを含み、フィルタ前面カバー（１００）に水ろ過部（１１０）が設けられ、フィルタ後面カバー（２００）に水進入口（２２０）が設けられる糸屑ろ過装置であって、前記フィルタ後面カバー（２００）の内壁に逆流防止構造（２１０）が設けられることを特徴とする、糸屑ろ過装置。
2. 前記逆流防止構造（２１０）の高さが、フィルタ前面カバー（１００）およびフィルタ後面カバー（２００）を閉じた後に形成される間隔の１／１０〜１／２であることを特徴とする、請求項１に記載の糸屑ろ過装置。
3. 前記水進入口（２２０）がフィルタ後面カバー（２００）の上部に設けられ、前記逆流防止構造（２１０）が水進入口（２２０）下部における水進入口（２２０）の近くに設けられ、逆流防止構造（２１０）を設ける面積が、フィルタ後面カバー（２００）内壁の面積の１／２以下であることを特徴とする、請求項１に記載の糸屑ろ過装置。
4. 前記逆流防止構造（２１０）が、フィルタ後面カバー（２００）内壁に設けられる一連の突起構造からなり、突起構造が互い違いに設けられることを特徴とする、請求項１に記載の糸屑ろ過装置。
5. 前記逆流防止構造（２１０）がうろこ状の突起構造であり、前記うろこ状の突起構造の側断面が直歯状を呈することを特徴とする、請求項４に記載の糸屑ろ過装置。
6. 前記糸屑ろ過装置が、洗濯機内槽に設けられるフィルタカバー（３００）をさらに含み、前記糸屑フィルタがフィルタカバー（３００）に取り付けられ、水進入口（２２０）下部のフィルタ後面カバーの壁と、洗濯機内槽との間に間隔を有することを特徴とする、請求項１〜５のいずれか１項に記載の糸屑ろ過装置。
7. 前記糸屑フィルタ下部のフィルタカバー（３００）に上昇水流誘導構造（３１０）が設けられ、上昇水流誘導構造（３１０）は、フィルタカバー（３００）の壁が洗濯機の内槽方向に凹んで形成されることを特徴とする、請求項６に記載の糸屑ろ過装置。
8. 前記上昇水流誘導構造（３１０）の内側に凹んだ内壁と、洗濯機内槽との間の距離が、フィルタ後面カバー（２００）の底面壁と、洗濯機内槽との間の距離以下であることを特徴とする、請求項７に記載の糸屑ろ過装置。
9. 前記水ろ過部（１１０）がろ過枠およびろ過ネットを含み、前記ろ過枠は、いくつかの水通過口が設けられたフレーム構造であり、ろ過ネットはフレーム構造に取り付けられることを特徴とする、請求項１に記載の糸屑ろ過装置。
10. 前記水ろ過部（１１０）が、フィルタ前面カバー（１００）に設けられる小さい貫通孔からなることを特徴とする、請求項１に記載の糸屑ろ過装置。

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