JP2017508318A - パイロット信号を送信する方法、基地局及びユーザ装置 - Google Patents

パイロット信号を送信する方法、基地局及びユーザ装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、基地局が、パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定するステップと、基地局が、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、ユーザ装置がパイロット信号に従ってチャネル品質を測定するように、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってユーザ装置にパイロット信号を送信するステップとを有するパイロット信号を送信する方法、基地局及びユーザ装置を提供する。本発明の実施例において提供される技術的解決策によって、パイロットオーバヘッドを低下させることができる。

Description

本発明は、通信技術に関し、特にパイロット信号を送信する方法、基地局及びユーザ装置に関する。
無線通信システムでは、送信端及び受信端は、より高いレートを取得するため、複数のアンテナを空間多重方式で利用する。通常の空間多重方式と比較して、エンハンスされた技術は、受信端がチャネル情報を送信端にフィードバックし、送信端が取得したチャネル情報に従っていくつかの送信プリコーディング技術を利用し、送信性能を大きく向上させるというものである。
より高いセル平均スペクトル効率を取得し、セル端カバレッジ及びスループットを向上させるため、既存のロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution,略してLTE)システムに基づき、ロング・ターム・エボリューション−アドバンスト(Long Term Evolution−Advanced,略してLTE−A)は、ダウンリンクにおいて最大で8個のアンテナをサポートし、いくつかのフィードバックエンハンスメント技術がコードブックフィードバックに関して進められ、それらは主としてコードブックフィードバック精度をエンハンスし、チャネル情報の時間相関及び/又は周波数領域相関を利用することによってオーバヘッドを低下させるためのものである。チャネル情報をフィードバックする必要がある1つのサブバンド又は複数の結合したサブバンドについて、ユーザ装置は、チャネル状態情報−リファレンス信号(Channel State Information−Reference Signal,略してCSI−RS)に従ってチャネル状態情報(Channel State Information,略してCSI)を測定し、PMI1及びPMI2の2つのプリコーディング・マトリクス・インジケータ(Precoding Matrix Index,略してPMI)を基地局にフィードバックし、ここで、PMI1はコードブックC1におけるコードワードW1に対応し、PMI2は他のコードブックC2におけるコードワードW2に対応する。基地局端は、同一のC1及びC2に関する情報を有し、PMI1及びPMI2を受信した後に対応するコードブックC1及びC2から対応するコードワードW1及びW2を検出し、バーチャルWに対応するコードブックを取得する。
しかしながら、アンテナスケールが増加するに従って、プリコーディングマトリクスを測定するのに用いられるパイロットオーバヘッド、すなわち、上記のCSI−RSのオーバヘッドがまた従来技術では増加する。
本発明は、アンテナスケールが増加するに従ってパイロットオーバヘッドが増加するという従来技術における問題を解決するため、パイロット信号を送信する方法、基地局及びユーザ装置を提供する。
本発明の第1の態様によると、パイロット信号を送信する方法が提供され、
基地局が、パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定するステップと、
前記基地局が、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、ユーザ装置が前記パイロット信号に従ってチャネル品質を測定するように、前記パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによって前記ユーザ装置にパイロット信号を送信するステップと、
を有する。
第1の態様によると、第1の可能な実現方式では、異なるパイロットアンテナポートグループは、異なる送信周期に対応する。
第1の態様及び第1の可能な実現方式を参照して、第2の可能な実現方式では、前記基地局が、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、前記パイロットアンテナポートグループを使用することによってパイロット信号を送信するステップの前に、当該方法は、
前記基地局が、前記ユーザ装置に第1のコンフィギュレーション情報を送信するステップであって、前記第1のコンフィギュレーション情報は、前記パイロット信号が、前記ユーザ装置の専用の帯域幅で送信されるべきか、又は前記基地局に対応する全帯域幅で送信されるべきかを示すのに使用される、送信するステップを更に有する。
第2の可能な実現方式によると、第3の可能な実現方式では、前記第1のコンフィギュレーション情報はダウンリンク制御情報DCIであり、前記DCIは第1のフラグビットを搬送し、前記第1のフラグビットは、前記パイロット信号が前記専用の帯域幅で送信されるべきか、又は前記全帯域幅で送信されるべきかを示すのに使用される。
第3の可能な実現方式によると、第4の可能な実現方式では、前記パイロット信号は、復調プリコーディングマトリクスとして単位行列を使用したチャネル状態指示−リファレンス信号CSI−RS又はダウンリンク復調リファレンス信号DM−RSである。
本発明の第2の態様によると、パイロット信号を送信する方法が提供され、
1つの第1のパイロットアンテナポートとして少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを決定するステップと、
基地局が、前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を送信するステップであって、前記第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用される、送信するステップと、
を有する。
第2の態様によると、第1の可能な実現方式では、前記1つの第1のパイロットアンテナポートとして少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを決定するステップは、具体的には、
前記基地局が、前記第1のパイロットアンテナポートを取得するため、加重係数を使用することによって前記第2のパイロットアンテナポートの各々に対して重み付けを実行するステップを有し、前記加重係数は前記基地局によって予め設定されるか、又は前記ユーザ装置によってフィードバックされる。
第2の態様及び第1の可能な実現方式を参照して、第2の可能な実現方式では、前記基地局が、前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を送信するステップは、
前記基地局が、前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって前記ユーザ装置に前記第1のパイロット信号を定期的に送信するステップを有する。
第2の態様、第1の可能な実現方式及び第2の可能な実現方式を参照して、第3の可能な実現方式では、前記基地局が、前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を送信するステップの前に、当該方法は、
前記基地局が、前記ユーザ装置に第2のコンフィギュレーション情報を送信するステップを更に有し、前記第2のコンフィギュレーション情報は前記第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを示すのに使用される。
第2の態様、第1の可能な実現方式、第2の可能な実現方式及び第3の可能な実現方式を参照して、第4の可能な実現方式では、前記基地局が、前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を送信するステップの前に、当該方法は、
前記基地局が、前記ユーザ装置に第3のコンフィギュレーション情報を送信するステップを更に有し、前記第3のコンフィギュレーション情報は、前記基地局が前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。
第4の可能な実現方式を参照して、第5の可能な実現方式では、前記第3のコンフィギュレーション情報が、前記基地局が前記ユーザ装置に前記第2のパイロット信号を送信すべきであることを示す場合、前記基地局が、前記ユーザ装置に第3のコンフィギュレーション情報を送信するステップの前に、当該方法は、
前記基地局が、前記第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を不定期的に送信するステップを有する。
本発明の第3の態様によると、パイロット信号を送信する方法が提供され、
ユーザ装置が、基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、前記パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってパイロット信号を受信するステップと、
前記ユーザ装置が、前記パイロット信号に従ってチャネル品質測定を実行するステップとを有し、
前記基地局のパイロットアンテナポートグループの送信周期は前記基地局によって決定される。
第3の態様によると、第1の可能な実現方式では、前記ユーザ装置が、基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、前記パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってパイロット信号を受信するステップの前に、当該方法は、
前記ユーザ装置が、第1のコンフィギュレーション情報を受信するステップと、
前記ユーザ装置が、前記第1のコンフィギュレーション情報に従って、前記ユーザ装置の専用の帯域幅で前記パイロット信号を受信するか、又は前記基地局に対応する全帯域幅で前記パイロット信号を受信するか決定するステップと、
を更に有する。
本発明の第4の態様によると、パイロット信号を送信する方法が提供され、
ユーザ装置が、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、基地局によって送信される第1のパイロット信号を受信するステップを有し、前記第1のパイロットアンテナポートは少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートに従って前記基地局によって決定され、前記第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用される。
第4の態様によると、第1の可能な実現方式では、前記ユーザ装置が、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、基地局によって送信される第1のパイロット信号を受信するステップの前に、当該方法は、
前記ユーザ装置が、前記基地局によって送信される第2のコンフィギュレーション情報を受信するステップと、
前記ユーザ装置が、前記第2のコンフィギュレーション情報に従って前記第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを取得するステップと、
を更に有する。
第4の態様及び第1の可能な実現方式を参照して、第2の可能な実現方式では、前記ユーザ装置が、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、基地局によって送信される第1のパイロット信号を受信するステップの前に、当該方法は、
前記ユーザ装置が、前記基地局によって送信される第3のコンフィギュレーション情報を受信するステップを更に有し、前記第3のコンフィギュレーション情報は、前記基地局が前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。
第2の可能な実現方式によると、第3の可能な実現方式では、前記第3のコンフィギュレーション情報が、前記基地局が前記ユーザ装置に前記第2のパイロット信号を送信すべきであることを示す場合、前記ユーザ装置が、前記基地局によって送信される第3のコンフィギュレーション情報を受信するステップの後に、当該方法は、
前記ユーザ装置が、前記第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、前記第2のパイロット信号を受信するステップを更に有する。
本発明の第5の態様によると、基地局が提供され、
パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定するよう構成される決定モジュールと、
各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、ユーザ装置がパイロット信号に従ってチャネル品質を測定するように、前記パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってユーザ装置にパイロット信号を送信するよう構成される送信モジュールと、
を有する。
第5の態様によると、第1の可能な実現方式において、前記送信モジュールは更に、
前記ユーザ装置に第1のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、前記第1のコンフィギュレーション情報は、前記パイロット信号が、前記ユーザ装置の専用の帯域幅で送信されるべきか、又は前記基地局に対応する全帯域幅で送信されるべきかを示すのに使用される。
本発明の第6の態様によると、基地局が提供され、
1つの第1のパイロットアンテナポートとして少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを決定するよう構成される決定モジュールと、
前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を送信するよう構成される送信モジュールと、
を有し、
前記第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用される。
第6の態様によると、第1の可能な実現方式では、前記決定モジュールは、具体的には、
前記第1のパイロットアンテナポートを取得するため、加重係数を使用することによって前記第2のパイロットアンテナポートの各々に対して重み付けを実行するよう構成され、前記加重係数は前記基地局によって予め設定されるか、又は前記ユーザ装置によってフィードバックされる。
第6の態様及び第1の可能な実現方式を参照して、第2の可能な実現方式では、前記送信モジュールは、具体的には、
前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって前記ユーザ装置に前記第1のパイロット信号を定期的に送信するよう構成される。
第6の態様、第1の可能な実現方式及び第2の可能な実現方式を参照して、第3の可能な実現方式では、前記送信モジュールは更に、
前記ユーザ装置に第2のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、前記第2のコンフィギュレーション情報は前記第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを示すのに使用される。
第6の態様、第1の可能な実現方式、第2の可能な実現方式及び第3の可能な実現方式を参照して、第4の可能な実現方式では、前記送信モジュールは更に、
前記ユーザ装置に第3のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、前記第3のコンフィギュレーション情報は、前記基地局が前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。
第4の可能な実現方式を参照して、第5の可能な実現方式では、前記送信モジュールは更に、
前記第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を不定期的に送信するよう構成される。
本発明の第7の態様によると、ユーザ装置が提供され、
基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、前記パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってパイロット信号を受信するよう構成される受信モジュールと、
前記パイロット信号に従ってチャネル品質を測定するよう構成される測定モジュールと、
を有し、
前記基地局のパイロットアンテナポートグループの送信周期は前記基地局によって決定される。
第7の態様を参照して、第1の可能な実現方式では、前記受信モジュールは更に、
第1のコンフィギュレーション情報を受信し、
前記第1のコンフィギュレーション情報に従って、前記ユーザ装置の専用の帯域幅で前記パイロット信号を受信するか、又は前記基地局に対応する全帯域幅で前記パイロット信号を受信するか決定するよう構成される。
本発明の第8の態様によると、ユーザ装置が提供され、
第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、基地局によって送信される第1のパイロット信号を受信するよう構成される受信モジュールを有し、前記第1のパイロットアンテナポートは少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートに従って前記基地局によって決定され、前記第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用される。
第8の態様によると、第1の可能な実現方式では、前記受信モジュールは更に、
前記基地局によって送信される第2のコンフィギュレーション情報を受信し、
前記第2のコンフィギュレーション情報に従って前記第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを取得するよう構成される。
第8の態様及び第1の可能な実現方式を参照して、第2の可能な実現方式では、前記受信モジュールは更に、
前記基地局によって送信される第3のコンフィギュレーション情報を受信するよう構成され、前記第3のコンフィギュレーション情報は、前記基地局が前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。
第2の可能な実現方式によると、第3の可能な実現方式では、前記受信モジュールは更に、
前記第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、前記第2のパイロット信号を受信するよう構成される。
本発明の第9の態様によると、基地局が提供され、
パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定するよう構成されるプロセッサと、
各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、ユーザ装置がパイロット信号に従ってチャネル品質を測定するように、前記パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってユーザ装置にパイロット信号を送信するよう構成される送信機と、
を有する。
第9の態様によると、第1の可能な実現方式では、前記送信機は更に、
前記ユーザ装置に第1のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、前記第1のコンフィギュレーション情報は、前記パイロット信号が、前記ユーザ装置の専用の帯域幅で送信されるべきか、又は前記基地局に対応する全帯域幅で送信されるべきかを示すのに使用される。
本発明の第10の態様によると、基地局が提供され、
1つの第1のパイロットアンテナポートとして少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを決定するよう構成されるプロセッサと、
前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を送信するよう構成される送信機と、
を有し、
前記第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用される。
第10の態様によると、第1の可能な実現方式では、前記プロセッサは、具体的には、
前記第1のパイロットアンテナポートを取得するため、加重係数を使用することによって前記第2のパイロットアンテナポートの各々に対して重み付けを実行するよう構成され、前記加重係数は前記基地局によって予め設定されるか、又は前記ユーザ装置によってフィードバックされる。
第10の態様及び第1の可能な実現方式を参照して、第2の可能な実現方式では、前記送信機は、具体的には、
前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって前記ユーザ装置に前記第1のパイロット信号を定期的に送信するよう構成される。
第10の態様、第1の可能な実現方式及び第2の可能な実現方式を参照して、第3の可能な実現方式では、前記送信機は更に、
前記ユーザ装置に第2のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、前記第2のコンフィギュレーション情報は前記第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを示すのに使用される。
第10の態様、第1の可能な実現方式、第2の可能な実現方式及び第3の可能な実現方式を参照して、第4の可能な実現方式では、前記送信機は更に、
前記ユーザ装置に第3のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、前記第3のコンフィギュレーション情報は、前記基地局が前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。
第4の可能な実現方式によると、第5の可能な実現方式では、前記送信機は更に、
前記第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を不定期的に送信するよう構成される。
本発明の第11の態様によると、ユーザ装置が提供され、
基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、前記パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってパイロット信号を受信するよう構成される受信機と、
前記パイロット信号に従ってチャネル品質を測定するよう構成されるプロセッサと、
を有し、
前記基地局のパイロットアンテナポートグループの送信周期は前記基地局によって決定される。
第11の態様によると、第1の可能な実現方式では、前記受信機は更に、
第1のコンフィギュレーション情報を受信し、
前記第1のコンフィギュレーション情報に従って、前記ユーザ装置の専用の帯域幅で前記パイロット信号を受信するか、又は前記基地局に対応する全帯域幅で前記パイロット信号を受信するか決定するよう構成される。
本発明の第12の態様によると、ユーザ装置が提供され、
第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、基地局によって送信される第1のパイロット信号を受信するよう構成される受信機を有し、前記第1のパイロットアンテナポートは少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートに従って前記基地局によって決定され、前記第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用される。
第12の態様によると、第1の可能な実現方式では、前記受信機は更に、
前記基地局によって送信される第2のコンフィギュレーション情報を受信し、
前記第2のコンフィギュレーション情報に従って前記第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを取得するよう構成される。
第12の態様及び第1の可能な実現方式を参照して、第2の可能な実現方式では、前記受信機は更に、
前記基地局によって送信される第3のコンフィギュレーション情報を受信するよう構成され、前記第3のコンフィギュレーション情報は、前記基地局が前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。
第2の可能な実現方式によると、第3の可能な実現方式では、前記受信機は更に、
前記第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、前記第2のパイロット信号を受信するよう構成される。
本発明の実施例におけるパイロット信号を送信する方法、基地局及びユーザ装置によると、基地局は、パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定し、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、ユーザ装置がパイロット信号に従ってチャネル品質を測定するように、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってユーザ装置にパイロット信号を送信し、これにより、パイロット信号オーバヘッドを低下させる。
本発明の実施例又は従来技術における技術的解決策をより明確に説明するため、以下は、実施例又は従来技術を説明するのに必要な添付図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明における添付図面は本発明のいくつかの実施例を示し、当業者は、創作的な努力なく、これらの添付図面から他の図面を依然として導出してもよい。
図1は、本発明の実施例1によるパイロット信号を送信する方法のフローチャートである。 図2は、本発明の実施例2によるパイロット信号を送信する方法のフローチャートである。 図3は、本発明の実施例3によるパイロット信号を送信する方法のフローチャートである。 図4は、本発明の実施例4によるパイロット信号を送信する方法のフローチャートである。 図5は、本発明の実施例5による基地局とユーザ装置との間のインタラクションのフローチャートである。 図6Aは、交差偏波における16個のパイロットアンテナポートの概略図である。 図6Bは、本発明の実施例5によるパイロットアンテナポートグループの概略図である。 図6Cは、本発明の実施例5による他のパイロットアンテナポートグループの概略図である。 図7は、本発明の実施例6による基地局とユーザ装置との間のインタラクションのフローチャートである。 図8は、交差偏波における64個のパイロットアンテナポートの概略図である。 図9は、本発明の実施例6によるビームの到来角の測定の概略図である。 図10は、本発明の実施例7による基地局の構成の概略図である。 図11は、本発明の実施例8による基地局の構成の概略図である。 図12は、本発明の実施例9によるユーザ装置の構成の概略図である。 図13は、本発明の実施例10によるユーザ装置の構成の概略図である。 図14は、本発明の実施例11による基地局の構成の概略図である。 図15は、本発明の実施例12による基地局の構成の概略図である。 図16は、本発明の実施例13によるユーザ装置の構成の概略図である。 図17は、本発明の実施例14によるユーザ装置の構成の概略図である。
本発明の実施例の課題、技術的解決策及び効果をより明確にするため、以下は、本発明の実施例における添付図面を参照して、本発明の実施例における技術的解決策を明確且つ完全に説明する。明らかに、説明される実施例は、本発明の実施例の全てでなく一部である。創作的な努力なく本発明の実施例に基づき当業者により取得される他の全ての実施例は、本発明の保護範囲内に属する。
図1は、本発明の実施例1によるパイロット信号を送信する方法のフローチャートである。図1に示されるように、本実施例において提供されるパイロット信号を送信する方法は以下のステップを有してもよい。
ステップS100:基地局は、パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定する。
ステップS101:基地局は、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってユーザ装置にパイロット信号を送信する。
本実施例におけるステップは、基地局によって実行されてもよいし、又は中継ノードなどの装置によって実行されてもよい。
従来技術では、基地局は、パイロット信号に対応するアンテナポートを使用することによってパイロット信号を送信し、アンテナスケールが増加するに従って、パイロットアンテナポートの数もまた増加し、従って、パイロット信号のオーバヘッドもまた増加する。本実施例では、基地局は、パイロットアンテナポートを含むパイロットアンテナポートグループについて異なる送信周期を決定し、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってユーザ装置にパイロット信号を送信する。
具体的には、基地局は、1つのパイロットアンテナポートグループとして複数のパイロットアンテナポートを決定し、パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定してもよい。例えば、基地局は、同一の送信周期においてパイロット信号を送信するため、パイロットアンテナポートの間の相関に従って、1つのパイロットアンテナポートグループとして異なるパイロットアンテナポートを決定してもよい。
パイロットアンテナポートグループの周期を決定した後、基地局は、ユーザ装置にパイロット信号を送信してもよい。具体的には、基地局は、各パイロットアンテナポートグループに対応する周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによって、すなわち、パイロットアンテナポートグループに対応する時間周波数リソース位置において、パイロット信号を送信してもよい。ここでは、パイロット信号は、チャネル品質を測定するためユーザ装置によって使用され、実際には、CSI−RS、DMRSなどであってもよい。
異なるパイロットアンテナポートグループの送信周期は同じであってもよいし、又は異なるものであってもよいことに留意すべきである。例えば、基地局は、長い周期のチャネル品質測定のためにパイロットアンテナポートの一部を指定し、これらのパイロットアンテナポートが属するパイロットアンテナポートグループが長い送信周期に対応するものであってもよく、短い周期のチャネル品質測定のためにその他のパイロットアンテナポートを指定し、これらのパイロットアンテナポートが属するパイロットアンテナポートグループが短い送信周期に対応するものであってもよい。
さらに、実際には、基地局はまず送信周期を決定し、それから、何れのパイロットアンテナポートがパイロット信号を送信するのに使用されるか毎回選択してもよい。実際、上記の処理はまた、異なるパイロットアンテナポートについて異なる送信周期を決定するためのものであり、従って、また本発明の保護範囲内に属する。
上記の実施例では、基地局は、パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定し、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってユーザ装置にパイロット信号を送信する。全てのパイロットアンテナポートが同一の送信周期を利用する従来技術と比較して、パイロット信号のオーバヘッドが大きく低下する。
図2は、本発明の実施例2によるパイロット信号を送信する方法のフローチャートである。図2に示されるように、本実施例において提供されるパイロット信号を送信する方法は以下のステップを有してもよい。
ステップS200:ユーザ装置は、基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってパイロット信号を受信する。
ステップS201:ユーザ装置は、パイロット信号に従ってチャネル品質を測定する。
本実施例におけるステップは、実際にLTEシステムに適用されるUEであってもよいユーザ装置(User Equipment,略してUE)によって実行される。
具体的には、基地局がUEにパイロット信号を送信した後、UEは、基地局によって送信されるパイロット信号を受信する必要がある。
さらに、基地局はパイロットアンテナポートグループの送信周期においてパイロット信号を送信するため、UEは、送信周期において、パイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、すなわち、パイロットアンテナポートに対応する時間周波数リソース位置においてパイロット信号を受信する必要があり、このとき、UEは、パイロット信号に従ってチャネル品質測定を実行してもよい。任意的には、チャネル品質測定を完了した後、UEは、アップリンクチャネルを使用することによって、基地局に測定結果をフィードバックしてもよい。
上記の実施例では、ユーザ装置は、基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってパイロット信号を受信し、パイロット信号に従ってチャネル品質を測定し、これにより、パイロット信号のオーバヘッドを低下させる。
図3は、本発明の実施例3によるパイロット信号を送信する方法のフローチャートである。図3に示されるように、本実施例において提供されるパイロット信号を送信する方法は以下のステップを有してもよい。
ステップS300:1つの第1のパイロットアンテナポートとして少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを決定する。
ステップS301:基地局は、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を送信する。
本実施例におけるステップは、基地局によって実行されてもよいし、又は中継ノードなどの装置によって実行されてもよい。
従来技術では、基地局は、全てのパイロットアンテナポートを使用することによってパイロット信号を送信し、従って、アンテナスケールが増加するに従って、パイロット信号のオーバヘッドもまた増加する。本実施例では、基地局はまず1つの第1のパイロットアンテナポートとして少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを決定し、これにより、パイロットオーバヘッドを低下させる。
実現可能な実現方式では、基地局は、重み付けなどの処理によって、1つの第1のパイロットアンテナポートとして複数の第2のパイロットアンテナポートを決定してもよい。ここでは、重み付けされた第2のパイロットアンテナポートの数は具体的には限定されず、実際には、パイロットオーバヘッド及び実際のアンテナポートの数に従って選択されてもよい。
他の実現可能な実現方式では、基地局はまた、第1のパイロットアンテナポートとして複数の第2のパイロットアンテナポートから1つの第2のパイロットアンテナポートを選択してもよく、実際には、当該選択はランダムであってもよいし、又は特定の第1のパイロットアンテナポートが第1のパイロットアンテナポートとして指定されてもよい。
第1のパイロットアンテナポートを決定した後、基地局は、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、すなわち、第1のパイロットアンテナポートに対応する時間周波数リソース位置においてユーザ装置に第1のパイロット信号を送信してもよい。
具体的には、第1のパイロット信号はチャネル品質を測定するためユーザ装置によって使用され、例えば、CSI−RS、DMRSなどであってもよい。
上記の実施例では、少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートが1つの第1のパイロットアンテナポートとして決定され、それから、第1のパイロット信号が第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に送信され、これにより、第1のパイロット信号を送信するためのアンテナポートの数を低下させ、パイロット信号のオーバヘッドを更に低下させる。
図4は、本発明の実施例4によるパイロット信号を送信する方法のフローチャートである。図4に示されるように、本実施例において提供されるパイロット信号を送信する方法は以下のステップを有してもよい。
ステップS400:ユーザ装置は、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、基地局によって送信される第1のパイロット信号を受信する。
上記のステップは、実際にLTEシステムに適用されるUEであってもよいユーザ装置によって実行される。
具体的には、基地局がUEに第1のパイロット信号を送信した後、UEは、第1のパイロット信号を受信する必要がある。
さらに、UEは、第1のパイロットアンテナポートに対応する時間周波数リソース位置において第1のパイロット信号を受信し、第1のパイロット信号を使用することによってチャネル品質測定を実行してもよい。
上記の実施例では、ユーザ装置は、少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを使用することによって決定される第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって第1のパイロット信号を受信し、第1のパイロット信号を使用することによってチャネル品質を測定し、これにより、パイロット信号のオーバヘッドを低下させる。
図5は、本発明の実施例5による基地局とユーザ装置との間のインタラクションのフローチャートである。図5に示されるように、本実施例における基地局とユーザ装置との間のインタラクションの処理は以下のステップを有してもよい。
ステップS500:基地局は、パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定する。
上記のステップは、基地局によって実行されてもよいし、又は中継ノードなどの装置によって実行されてもよい。
具体的には、基地局は、1つのパイロットアンテナポートグループとして複数のパイロットアンテナポートを決定し、それから、異なるパイロットアンテナポートグループについて対応する送信周期を決定してもよい。異なるパイロットアンテナポートグループは、異なる送信周期に対応する。
LTEリリース−10プロトコル(Release−10,略してRel−10)が具体例として使用される。当該プロトコルに規定されるダブルコードブック構造のチャネル品質測定方法では、最終的に使用されるトータルのプリコーディングマトリクスはWによって示され、W=W1*W2である。W1は、帯域幅の長期のプリコーディング情報を示し、LTEの既存のコードブック構造に複数のビームを含むビームグループに対応する。W2は、帯域幅又はサブバンドの短期のプリコーディング情報であり、W1により示される上記のビームグループからビームを選択するのに使用され、また異なる偏波方向の間の位相回転を含む。実際には、ダブルコードブック構造における同一の偏波方向におけるパイロットアンテナポートの間の位相は強く相関し、すなわち、同一の偏波方向における何れか2つの近傍のパイロットアンテナポートの間の位相差は同じである。従って、本実施例では、上記の相関は、異なるパイロットアンテナポートグループについて異なる送信周期を設定するのに使用される。
具体的には、図6Aは、交差偏波における16個のパイロットアンテナポートの概略図である。図6Aに示されるように、x軸方向に沿ってプラス45度の角度の8つの直線は8つのパイロットアンテナポートを示し、それらの偏波方向は第1の偏波方向であり、x軸方向に沿ってマイナス45度の角度の8つの直線は8つのパイロットアンテナポートを示し、それらの偏波方向は第2の偏波方向である。上記のダブルコードブック構造では、第1の偏波方向のプリコーディング情報及び第2の偏波方向のプリコーディング情報は強く相関し、すなわち、第2の偏波方向のプリコーディング情報は、第1の偏波方向のプリコーディング情報と比較して、1つの位相回転しか異なっていない。
さらに、図6Bは、本発明の実施例5によるパイロットアンテナポートグループの概略図である。図6Cは、本発明の実施例5による他のパイロットアンテナポートグループの概略図である。図6B及び図6Cに示されるように、上記のダブルコードブック構造におけるW1が測定されると、図6Bにおける第1の偏波方向に全てある8つのパイロットアンテナポートが1つのパイロットアンテナポートグループとして使用されてもよく、パイロットアンテナポートグループは、長期のプリコーディング情報W1を測定するためパイロット信号を送信するのに使用され、上記のダブルコードブック構造におけるW2が測定されるとき、W2は第1の偏波方向と第2の偏波方向との間の位相回転と特定のビーム選択とを示すため、図6Cにおける3つのパイロットアンテナポートが1つのパイロットアンテナポートグループとして使用されてもよく、パイロットアンテナポートグループは、短期のプリコーディング情報W2を測定するためにパイロット信号を送信するのに使用される。具体的には、測定中、双方が第1の偏波方向にあるパイロットアンテナポート1及びパイロットアンテナポート2におけるパイロット信号が、ビーム選択の測定を完了させるため測定されてもよく、異なる偏波方向にあるパイロットアンテナポート1及びパイロットアンテナポート3におけるパイロット信号が、2つの偏波方向の間の位相回転の測定を完了させるため測定されてもよい。
任意的には、W1は帯域幅の長期のプリコーディング情報を示すため、W1を測定するのに使用されるパイロットアンテナポートを含むパイロットアンテナポートグループの送信周期、すなわち、図6Bにおける8つのパイロットアンテナポートは、長い周期として設定されてもよい。W2は短期のプリコーディング情報に対応し、従って、W2を測定するのに使用されるパイロットポートを含むパイロットアンテナポートグループの送信周期、すなわち、図6Cにおける3つのパイロットアンテナポートは、短い周期として設定されてもよい。
例えば、LTE Rel−10に規定される物理アップリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel,略してPUCCH)のフィードバックモード1−1のサブモード1が具体例として使用される。図6Aにおけるパイロットアンテナポートのコンフィギュレーションに基づき、W1及びW2が従来技術で測定されるとき、各測定においてパイロット信号を送信するのに使用されるパイロットアンテナポートは常に16個ある。PMIのフィードバック及び測定がPMIに対応するパイロット信号の測定に完全に一致する場合、すなわち、各フィードバック周期において、第1のフィードバックタイムスロットにおいてW1を測定するため、パイロット信号の測定がPMIのフィードバックタイムスロットと同じである場合、16個のパイロットアンテナポートが、従来技術におけるパイロット信号を送信するのに使用される必要がある一方、本実施例の技術的解決策では、8つのパイロットアンテナポートしかパイロット信号を送信するのに使用される必要がない。第2のフィードバックタイムスロットにおいてW2を測定するため、16個のパイロットアンテナポートが従来技術においてパイロット信号を送信するのに使用される必要がある一方、本実施例の技術的解決策では、3つのパイロットアンテナポートしかパイロット信号を送信するのに使用される必要がない。第3のフィードバックタイムスロットにおいてW2を測定するため、16個のパイロットアンテナポートが従来技術においてパイロット信号を送信するのに使用される必要がある一方、本実施例の技術的解決策では、3つのパイロットアンテナポートしかパイロット信号を送信するのに使用される必要がない。第4のフィードバックタイムスロットにおいてW1を測定するため、16個のパイロットアンテナポートが従来技術においてパイロット信号を送信するのに使用される必要がある一方、本実施例の技術的解決策では、8つのパイロットアンテナポートしかパイロット信号を送信するのに使用される必要がない。本実施例の技術的解決策はパイロット信号のオーバヘッドを大きく低下させることが理解できる。
交差偏波におけるパイロットアンテナポートがここでの具体例としてのみ使用されていることが留意されるべきである。実際には、本実施例の技術的解決策は、他の偏波方式であるパイロットアンテナポートに依然として適用可能である。
ステップS501:基地局は、UEに第1のコンフィギュレーション情報を送信する。
上記のステップは基地局によって実行されてもよいし、又は中継ノードなどの装置によって実行されてもよい。
具体的には、基地局は、UEに第1のコンフィギュレーション情報を送信してもよく、ここで、第1のコンフィギュレーション情報は、基地局がUEの専用の帯域幅でパイロット信号を送信すべきか、又は基地局に対応する全帯域幅でパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。
実際には、UEによって占有される専用の帯域幅は、通常は基地局に対応する全帯域幅以下であり、従って、UEによって実際に占有される専用の帯域幅でパイロット信号を送信することは、パイロット信号のオーバヘッドを低下させうる。
具体的には、第1のコンフィギュレーション情報は、ダウンリンク制御情報(Downlink Control Information,略してDCI)であってもよい。任意的には、DCIは第1のフラグビットを搬送してもよく、第1のフラグビットは、パイロット信号が専用の帯域幅で送信されるべきか、又は全帯域幅で送信されるべきか示すのに使用される。具体的には、1ビットが、第1のフラグビットとしてDCIのフィールドに追加されてもよい。第1のフラグビットが0であるとき、それは、パイロット信号が基地局に対応する全帯域幅で送信されるべきであることを示す。第1のフラグビットが1であるとき、それは、パイロット信号がUEの専用の帯域幅で、すなわち、DCIによってスケジューリングされた帯域幅の範囲で送信されるべきであることを示す。
さらに、パイロット信号は、チャネル状態指示−リファレンス信号CSI−RSであってもよい。この場合、第1のコンフィギュレーション情報は、CSI−RSの送信帯域幅を示すのに使用されてもよい。
さらにまた、DM−RSがUEの専用の帯域幅で送信されるため、従来技術におけるDM−RSがまた、パイロット信号として再利用されてもよい。この場合、1ビットがまた、現在のパイロット信号、すなわち、DM−RSに基づきチャネル品質を測定すべきか示すため、第1のフラグビットとしてDCIに追加されてもよい。例えば、第1のフラグビットが0であるとき、それは、DM−RSがチャネル品質を測定するのに使用されないことを示し、第1のフラグビットが1であるとき、それは、DM−RSがチャネル品質を測定するのに使用されることを示す。従来技術におけるDM−RSが送信されるべきであるとき、復調プリコーディングマトリクスがプリコーディングのため使用される必要があり、DM−RSがチャネル品質測定のため使用される場合、DM−RSに対応する復調プリコーディングマトリクスは単位行列として設定される必要があることが留意されるべきである。
ステップS502:基地局は、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってUEにパイロット信号を送信する。
上記のステップは、基地局によって実行されてもよいし、又は中継ノードなどの装置によって実行されてもよい。
当該ステップの説明はステップS101のものと同じであり、ここでは詳細は再説明されない。
ステップS503:UEは、第1のコンフィギュレーション情報を受信する。
上記のステップは、実際にはLTEシステムに適用されるUEであってもよいUEによって実行される。
具体的には、基地局がUEに第1のコンフィギュレーション情報を送信した後、UEは、第1のコンフィギュレーション情報を受信する必要がある。
ステップS504:UEは、第1のコンフィギュレーション情報に従って、UEの専用の帯域幅でパイロット信号を受信すべきか、基地局に対応する全帯域幅でパイロット信号を受信すべきか決定する。
上記のステップは、実際にはLTEシステムに適用されるUEであってもよいUEによって実行される。
具体的には、ステップS501の説明から、第1のコンフィギュレーション情報は、基地局が基地局に対応する全帯域幅又はUEの専用の帯域幅でパイロット信号を送信するかUEに通知するのに使用されることが理解できる。従って、第1のコンフィギュレーション情報を受信した後、UEは、第1のコンフィギュレーション情報に従って、基地局がパイロット信号を送信する帯域幅を決定し、対応する帯域幅でパイロット信号を受信してもよい。すなわち、第1のコンフィギュレーション情報が、基地局が基地局に対応する全帯域幅でパイロット信号を送信したことを示す場合、UEは、基地局に対応する全帯域幅でパイロット信号を受信することを決定してもよく、第1のコンフィギュレーション情報が、UEがUEの専用の帯域幅でパイロット信号を受信すべきであることを示す場合、UEは、UEの専用の帯域幅でパイロット信号を受信することを決定してもよい。
ステップS505:UEは、基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによって、パイロット信号を受信する。
上記のステップは、実際にはLTEシステムに適用されるUEであってもよいUEによって実行される。
当該ステップの説明は、ステップS200のものと同じであり、ここでは詳細は再説明されない。
ステップS506:UEは、パイロット信号に従ってチャネル品質を測定する。
上記のステップは、実際にはLTEシステムに適用されるUEであってもよいUEによって実行される。
当該ステップの説明は、ステップS201のものと同じであり、ここでは詳細は再説明されない。
上記の実施例では、基地局は、パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定し、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、UEがパイロット信号に従ってチャネル品質を測定するように、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによって、UEにパイロット信号を送信し、これにより、パイロット信号のオーバヘッドを低下させる。
図7は、本発明の実施例6による基地局とUEとの間のインタラクションのフローチャートである。図7に示されるように、本実施例における基地局とUEとの間のインタラクションの処理は以下のステップを有してもよい。
ステップS600:基地局は、1つの第1のパイロットアンテナポートとして少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを決定する。
上記のステップは、基地局によって実行されてもよいし、又は中継ノードなどの装置によって実行されてもよい。
具体的には、パイロット信号のオーバヘッドを低下させるため、基地局はまず、1つの第1のパイロットアンテナポートとして2つ以上の第2のパイロットアンテナポートを決定してもよい。
さらに、基地局は、第1のパイロットアンテナポートを取得するため、加重係数を使用することによって、第2のパイロットアンテナポートの各々に対して重み付けを実行してもよい。ここでは、加重係数は、基地局によって予め設定されてもよいし、又はUEによってフィードバックされてもよい。実際には、UEが、ステップS600が実行される前に加重係数をフィードバックした場合、基地局は、UEによってフィードバックされた加重係数、又は基地局によって予め設定された加重係数を使用することによって重み付けを実行してもよく、UEが、ステップS600が実行される前に加重係数をフィードバックしなかった場合、基地局は、基地局によって予め設定された加重係数を使用することによって重み付けを実行する。
任意的には、上記のステップS600は定期的に実行されてもよく、すなわち、各周期において、基地局は、同じ加重係数を使用することによって第1のパイロットアンテナポートを決定し、異なる周期が異なる加重係数に対応してもよい。
ステップS601:基地局は、UEに第2のコンフィギュレーション情報を送信する。
上記のステップは、基地局によって実行されてもよいし、又は中継ノードなどの装置によって実行されてもよい。
具体的には、第2のコンフィギュレーション情報は、第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを通知するのに使用される。
さらに、コンフィギュレーションパラメータは、UEに第1のパイロット信号を送信するのに使用される第1のパイロットアンテナポートの番号及び数、基地局によってUEに送信される第1のパイロット信号に対応するスクランブリングコード系列、基地局によってUEに送信される第1のパイロット信号に対応する時間周波数リソース位置などを含むものであってもよい。
実際には、第2のコンフィギュレーション情報はDCIであってもよい。任意的には、DCIは第2のフラグビットを搬送してもよく、第2のフラグビットは、第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを示すのに使用される。
ステップS602:基地局は、UEに第3のコンフィギュレーション情報を送信する。
上記のステップは、基地局によって実行されてもよいし、又は中継ノードなどの装置によって実行されてもよい。
具体的には、第3のコンフィギュレーション情報は、基地局がUEに第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。ここでは、第2のパイロット信号は、次回の加重係数を生成するのに使用される。
さらに、第3のコンフィギュレーション情報が、基地局がUEに第2のパイロット信号を送信すべきであることを示す場合、UEは、ステップS600において第2のパイロットアンテナポートが重み付けされるときに使用される加重係数を生成するため、第2のパイロット信号を測定し、ステップS600が次回に実行されるときに基地局が使用する加重係数を基地局にフィードバックしてもよい。
またさらに、第3のコンフィギュレーション情報はDCIであってもよい。任意的には、DCIは第3のフラグビットを搬送してもよく、第3のフラグビットは、基地局がUEに第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。
ステップS603:基地局は、第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、UEに第2のパイロット信号を送信する。
上記のステップは、基地局によって実行されてもよいし、又は中継ノードなどの装置によって実行されてもよい。
具体的には、第3のコンフィギュレーション情報が、基地局がUEに第2のパイロット信号を送信すべきであることを示す場合、基地局は、第2のパイロットアンテナポートに対応する時間周波数リソースを使用することによって、UEに第2のパイロット信号を送信してもよい。
任意的には、基地局は、UEに第2のパイロット信号を不定期的に送信してもよい。
実際には、ステップS601はまた、ステップS602及びS603の後に実行されてもよく、ここでは限定されないことが留意されるべきである。さらに、ステップS603は、第3のコンフィギュレーション情報が、基地局が第2のパイロット信号を送信すべきであることを示した後に実行される。
ステップS604:基地局は、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、UEに第1のパイロット信号を送信する。
上記のステップは、基地局によって実行されてもよいし、又は中継ノードなどの装置によって実行されてもよい。
具体的には、基地局は、第1のパイロットアンテナポートに対応する時間周波数リソースを使用することによって、UEに第1のパイロット信号を送信してもよい。
任意的には、基地局は、第1のパイロット信号を定期的に送信してもよい。
ステップS605:UEは、基地局によって送信される第2のコンフィギュレーション情報を受信する。
上記のステップは、実際にはLTEシステムに適用されるUEであってもよいユーザ装置によって実行される。
具体的には、基地局がUEに第2のコンフィギュレーション情報を送信した後、UEは、第2のコンフィギュレーション情報を受信する必要がある。
ステップS606:UEは、第2のコンフィギュレーション情報に従って第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを取得する。
上記のステップは、実際にはLTEシステムに適用されるUEであってもよいユーザ装置によって実行される。
具体的には、第2のコンフィギュレーション情報が、第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを示すのに使用されるため、UEは、第2のコンフィギュレーション情報に従って、第1のパイロット信号を送信するのに使用される第1のパイロットアンテナポートの番号及び数、第1のパイロット信号に対応するスクランブリングコード系列、第1のパイロット信号に対応する時間周波数リソース位置などを取得してもよい。
ステップS607:UEは、基地局によって送信される第3のコンフィギュレーション情報を受信する。
上記のステップは、実際にはLTEシステムに適用されるUEであってもよいユーザ装置によって実行される。
具体的には、基地局がUEに第3のコンフィギュレーション情報を送信した後、UEは、第2のパイロット信号を受信するか決定するため、第3のコンフィギュレーション情報を受信してもよい。
実際には、特に基地局がUEに第2のパイロット信号を送信しないとき、基地局はUEにアクティブに通知し、UEは第2のパイロット信号の受信に関する処理を実行しなくてもよい。
ステップS608:UEは、第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、第2のパイロット信号を受信する。
上記のステップは、実際にはLTEシステムに適用されるUEであってもよいユーザ装置によって実行される。
具体的には、第3のコンフィギュレーション情報が、基地局が第2のパイロット信号を送信したことを示すとき、UEは、第2のパイロットアンテナポートに対応する時間周波数リソース位置で第2のパイロット信号を受信してもよい。
任意的には、第2のパイロット信号を受信した後、UEは、第2のパイロット信号を使用することによってチャネル品質測定を実行し、ステップS600が次回に実行されるときに基地局によって使用される必要がある加重係数を生成し、それから、アップリンクチャネルを使用することによって基地局に加重係数をフィードバックしてもよい。
ここでは、ステップS605及びステップS606の順序とステップS607及びステップS608の順序しか限定されていないが、上記の2つのステップの組の間の順序は基地局側の処理、すなわち、ステップS601〜S603と整合しさえすればよく、ここでは具体的には限定されないことが留意されるべきである。
ステップS609:UEは、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、基地局によって送信される第1のパイロット信号を受信する。
上記のステップは、実際にはLTEシステムに適用されるUEであってもよいユーザ装置によって実行される。
当該ステップの説明はステップS400のものと同じであり、ここでは詳細は再説明されない。
上記のステップS600〜S609は、具体例を使用することによって、具体的に以下に説明される。
図8は、交差偏波における64個のパイロットアンテナポートの概略図である。図8に示されるように、x軸方向に沿ったプラス45度の角度の32本の直線は32個の第2のパイロットアンテナポートを示し、x軸方向に沿ったマイナス45度の角度の32本の直線はまた32個の第2のパイロットアンテナポートを示す。さらに、実際には、UEは、到来角に基づく測定によってプリコーディング情報を取得し、基地局にプリコーディング情報をフィードバックしてもよい。図9は、本発明の実施例6によるビームの到来角の測定の概略図である。図9に示されるように、図において黒で充填された円はUEの物理的アンテナを示し、基地局からのビームがUEの物理的アンテナに到来するとき、到来角と物理的アンテナとの間の角度はαによって示され、UEの2つの近傍の物理的アンテナの間の距離はdであり、従って、UEの第1の物理的アンテナとk番目の物理的アンテナとの間の距離はd*(k−1)である。
上記の図8及び図9の説明に基づき、基地局はまず、加重係数を使用することによって第1のパイロットアンテナポートとして第2のパイロットアンテナポートを重み付けしてもよく、例えば、まずマイナス45度の角度で第1のパイロットアンテナポートを形成するため、図8においてプラス45度の角度にある各行における8つの第2のパイロットアンテナポートに対して重み付けを実行し、それから、マイナス45度の角度で第1のパイロットアンテナポートを形成するため、図8においてマイナス45度の角度にある各行における8つの第2のパイロットアンテナポートに対して重み付けを実行してもよい。このようにして、重み付けによって、64個の第2のパイロットアンテナポートが、図8における8つの第1のパイロットアンテナポートを生成するのに使用されてもよい。
任意的には、式
Figure 2017508318
は、上記の決定された第1のパイロットアンテナポートの加重係数として使用されてもよく、ここで、WGOBは上記の加重係数を示し、mは第1のパイロットアンテナポートを形成するのに使用されるm番目の第2のパイロットアンテナポートを示し、ここでは値は1〜8であり、λは光波の波長を示し、kは第1のパイロットアンテナポートの総数を示し、ここでは8であり、従って、WGOBのサイズは8行*1列である。
式(1)に基づき、合計で64個の第2のパイロットアンテナポートについて、固定的な位相差8αは、主偏波方向における何れか2つの近傍の第1のパイロットアンテナポート間、すなわち、図8における2つの近傍の第1のパイロットアンテナポート間だけ異なり、従って、図8における64個の第2のパイロットアンテナポートについて、8つの第1のパイロットアンテナポートの生成された合計の加重係数は、
Figure 2017508318
である具体的な式によって、WBFにより示されてもよい。
8つの第1のパイロットアンテナポートを決定した後、基地局は、8つの第1のパイロットアンテナポートを使用することによって第1のパイロット信号を送信してもよい。第1のパイロット信号を受信した後、UEは、プリコーディングマトリクスWを取得し、WBF*Wを用いることによって包括的なプリコーディングマトリクスを計算するため、第1のパイロット信号に対してチャネル品質測定を実行し、それから、基地局に包括的なプリコーディングマトリクスをフィードバックしてもよい。
上記の実施例では、少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートが1つの第1のパイロットアンテナポートとして決定され、それから、第1のパイロット信号が第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に送信され、これにより、第1のパイロット信号を送信するためのアンテナポートの数を低下させ、パイロット信号のオーバヘッドを更に低下させる。
図10は、本発明の実施例7による基地局の構成の概略図である。図10に示されるように、本実施例において提供される基地局は決定モジュール10及び送信モジュール11を有する。
具体的には、決定モジュール10は、パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定するよう構成され、送信モジュール11は、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、ユーザ装置がパイロット信号に従ってチャネル品質を測定するように、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってユーザ装置にパイロット信号を送信するよう構成される。
さらに、送信モジュール11は更に、ユーザ装置に第1のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、ここで、第1のコンフィギュレーション情報は、パイロット信号が、ユーザ装置の専用の帯域幅で送信されるべきか、又は基地局に対応する全帯域幅で送信されるべきかを示すのに使用される。
上記の実施例では、基地局は、パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定し、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによって、ユーザ装置にパイロット信号を送信し、これにより、パイロット信号のオーバヘッドを低下させる。
図11は、本発明の実施例8による基地局の構成の概略図である。図11に示されるように、本実施例において提供される基地局は、決定モジュール20及び送信モジュール21を有する。
具体的には、決定モジュール20は、1つの第1のパイロットアンテナポートとして少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを決定するよう構成され、送信モジュール21は、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を送信するよう構成され、ここで、第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用される。
さらに、決定モジュール20は、具体的には、第1のパイロットアンテナポートを取得するため、加重係数を使用することによって第2のパイロットアンテナポートの各々に対して重み付けを実行するよう構成され、ここで、加重係数は基地局によって予め設定されるか、又はユーザ装置によってフィードバックされる。
さらにまた、送信モジュール21は、具体的には、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を定期的に送信するよう構成される。
さらにまた、送信モジュール21は更に、ユーザ装置に第2のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、ここで、第2のコンフィギュレーション情報は第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを示すのに使用される。
さらにまた、送信モジュール21は更に、ユーザ装置に第3のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、ここで、第3のコンフィギュレーション情報は、基地局がユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。
さらにまた、送信モジュール21は更に、第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第2のパイロット信号を不定期的に送信するよう構成される。
上記の実施例では、少なくとも2つのパイロットアンテナポートが1つの第1のパイロットアンテナポートとして決定され、それから、第1のパイロット信号が第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に送信され、これにより、第1のパイロット信号を送信するためのアンテナポート数を低下させ、パイロット信号のオーバヘッドを更に低下させる。
図12は、本発明の実施例9によるユーザ装置の構成の概略図である。図12に示されるように、本実施例において提供されるユーザ装置は、受信モジュール30及び測定モジュール31を有する。
具体的には、受信モジュール30は、基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってパイロット信号を受信するよう構成され、測定モジュール31は、パイロット信号に従ってチャネル品質を測定するよう構成され、ここで、基地局のパイロットアンテナポートグループの送信周期は基地局によって決定される。
さらに、受信モジュール30は更に、第1のコンフィギュレーション情報を受信し、第1のコンフィギュレーション情報に従って、ユーザ装置の専用の帯域幅でパイロット信号を受信するか、又は基地局に対応する全帯域幅でパイロット信号を受信するか決定するよう構成される。
上記実施例では、ユーザ装置は、基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってパイロット信号を受信し、パイロット信号に従ってチャネル品質を測定し、これにより、パイロット信号のオーバヘッドを低下させる。
図13は、本発明の実施例10によるユーザ装置の構成の概略図である。図13に示されるように、本実施例において提供されるユーザ装置は受信モジュール40を有する。
具体的には、受信モジュール40は、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、基地局によって送信される第1のパイロット信号を受信するよう構成され、ここで、第1のパイロットアンテナポートは少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートに従って基地局によって決定され、第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用される。
さらに、受信モジュール40は更に、基地局によって送信される第2のコンフィギュレーション情報を受信し、第2のコンフィギュレーション情報に従って第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを取得するよう構成される。
さらにまた、受信モジュール40は更に、基地局によって送信される第3のコンフィギュレーション情報を受信するよう構成され、ここで、第3のコンフィギュレーション情報は、基地局がユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。
さらにまた、受信モジュール40は更に、第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、第2のパイロット信号を受信するよう構成される。
上記の実施例では、ユーザ装置は、少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを使用することによって決定された第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって第1のパイロット信号を受信し、第1のパイロット信号を使用することによってチャネル品質を測定し、これにより、パイロット信号のオーバヘッドを低下させる。
図14は、本発明の実施例11による基地局の構成の概略図である。図14に示されるように、本実施例において提供される基地局は、プロセッサ50及び送信機51を有する。
具体的には、プロセッサ50は、パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定するよう構成され、送信機51は、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、ユーザ装置がパイロット信号に従ってチャネル品質を測定するように、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってユーザ装置にパイロット信号を送信するよう構成される。
さらに、送信機50は更に、ユーザ装置に第1のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、ここで、第1のコンフィギュレーション情報は、パイロット信号が、ユーザ装置の専用の帯域幅で送信されるべきか、又は基地局に対応する全帯域幅で送信されるべきかを示すのに使用される。
上記の実施例では、基地局は、パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定し、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによって、ユーザ装置にパイロット信号を送信し、これにより、パイロット信号のオーバヘッドを低下させる。
図15は、本発明の実施例12による基地局の構成の概略図である。図15に示されるように、本実施例において提供される基地局は、プロセッサ60及び送信機61を有する。
具体的には、プロセッサ60は、1つの第1のパイロットアンテナポートとして少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを決定するよう構成され、送信機61は、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を送信するよう構成され、ここで、第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用される。
さらに、プロセッサ60は、具体的には、第1のパイロットアンテナポートを取得するため、加重係数を使用することによって第2のパイロットアンテナポートの各々に対して重み付けを実行するよう構成され、ここで、加重係数は基地局によって予め設定されるか、又はユーザ装置によってフィードバックされる。
さらにまた、送信機61は、具体的には、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を定期的に送信するよう構成される。
さらにまた、送信機61は更に、ユーザ装置に第2のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、ここで、第2のコンフィギュレーション情報は第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを示すのに使用される。
さらにまた、送信機61は更に、ユーザ装置に第3のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、ここで、第3のコンフィギュレーション情報は、基地局がユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。
さらにまた、送信機61は更に、第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第2のパイロット信号を不定期的に送信するよう構成される。
上記の実施例では、少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートが1つの第1のパイロットアンテナポートとして決定され、それから、第1のパイロット信号が第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に送信され、これにより、第1のパイロット信号を送信するためのアンテナポートの数を低下させ、パイロット信号のオーバヘッドを更に低下させる。
図16は、本発明の実施例13によるユーザ装置の構成の概略図である。図16に示されるように、本実施例において提供されるユーザ装置は、受信機70及びプロセッサ71を有する。
具体的には、受信機70は、基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってパイロット信号を受信するよう構成され、プロセッサ71は、パイロット信号に従ってチャネル品質を測定するよう構成され、ここで、基地局のパイロットアンテナポートグループの送信周期は基地局によって決定される。
さらに、受信機70は更に、第1のコンフィギュレーション情報を受信し、第1のコンフィギュレーション情報に従って、ユーザ装置の専用の帯域幅でパイロット信号を受信するか、又は基地局に対応する全帯域幅でパイロット信号を受信するか決定するよう構成される。
上記の実施例では、ユーザ装置は、基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってパイロット信号を受信し、パイロット信号に従ってチャネル品質を測定し、これにより、パイロット信号のオーバヘッドを低下させる。
図17は、本発明の実施例14によるユーザ装置の構成の概略図である。図17に示されるように、本実施例において提供されるユーザ装置は受信機80を有する。
具体的には、受信機80は、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、基地局によって送信される第1のパイロット信号を受信するよう構成され、ここで、第1のパイロットアンテナポートは少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートに従って基地局によって決定され、第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用される。
さらに、受信機80は更に、基地局によって送信される第2のコンフィギュレーション情報を受信し、第2のコンフィギュレーション情報に従って第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを取得するよう構成される。
さらにまた、受信機80は更に、基地局によって送信される第3のコンフィギュレーション情報を受信するよう構成され、ここで、第3のコンフィギュレーション情報は、基地局がユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。
さらにまた、受信機80は更に、第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、第2のパイロット信号を受信するよう構成される。
上記の実施例では、ユーザ装置は、少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを使用することによって決定される第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって第1のパイロット信号を受信し、第1のパイロット信号を使用することによってチャネル品質を測定し、これにより、パイロット信号のオーバヘッドを低下させる。
当業者は方法の実施例のステップの全て又は一部が関連するハードウェアにプログラムが指示することによって実現されうることを理解しうる。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。プログラムが実行されると、方法の実施例のステップが実行される。上記の記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク又は光ディスクなどのプログラムコードを記憶可能な何れかの媒体を含む。
最後に、上記の実施例は本発明の技術的解決策を説明することを単に意図しており、本発明を限定することを意図していないことが留意されるべきである。本発明は上記の実施例を参照して詳細に説明されるが、当業者は、本発明の実施例の技術的解決策の範囲から逸脱することなく、上記の実施例において説明された技術的解決策に対して依然として修正を行ってもよいし、又はそれの一部又は全ての技術的特徴に対して等価な置換を行ってもよいことを理解すべきである。
本発明は、通信技術に関し、特にパイロット信号を送信する方法、基地局及びユーザ装置に関する。
無線通信システムでは、送信端及び受信端は、より高いレートを取得するため、複数のアンテナを空間多重方式で利用する。通常の空間多重方式と比較して、エンハンスされた技術は、受信端がチャネル情報を送信端にフィードバックし、送信端が取得したチャネル情報に従っていくつかの送信プリコーディング技術を利用し、送信性能を大きく向上させるというものである。
より高いセル平均スペクトル効率を取得し、セル端カバレッジ及びスループットを向上させるため、既存のロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution,略してLTE)システムに基づき、ロング・ターム・エボリューション−アドバンスト(Long Term Evolution−Advanced,略してLTE−A)は、ダウンリンクにおいて最大で8個のアンテナをサポートし、いくつかのフィードバックエンハンスメント技術がコードブックフィードバックに関して進められ、それらは主としてコードブックフィードバック精度をエンハンスし、チャネル情報の時間相関及び/又は周波数領域相関を利用することによってオーバヘッドを低下させるためのものである。チャネル情報をフィードバックする必要がある1つのサブバンド又は複数の結合したサブバンドについて、ユーザ装置は、チャネル状態情報−リファレンス信号(Channel State Information−Reference Signal,略してCSI−RS)に従ってチャネル状態情報(Channel State Information,略してCSI)を測定し、PMI1及びPMI2の2つのプリコーディング・マトリクス・インジケータ(Precoding Matrix Indicator,略してPMI)を基地局にフィードバックし、ここで、PMI1はコードブックC1におけるコードワードW1に対応し、PMI2は他のコードブックC2におけるコードワードW2に対応する。基地局端は、同一のC1及びC2に関する情報を有し、PMI1及びPMI2を受信した後に対応するコードブックC1及びC2から対応するコードワードW1及びW2を検出し、バーチャルWに対応するコードブックを取得する。
しかしながら、アンテナスケールが増加するに従って、プリコーディングマトリクスを測定するのに用いられるパイロットオーバヘッド、すなわち、上記のCSI−RSのオーバヘッドがまた従来技術では増加する。
本発明は、アンテナスケールが増加するに従ってパイロットオーバヘッドが増加するという従来技術における問題を解決するため、パイロット信号を送信する方法、基地局及びユーザ装置を提供する。
本発明の第1の態様によると、パイロット信号を送信する方法が提供され、
基地局が、パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定するステップと、
前記基地局が、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、ユーザ装置が前記パイロット信号に従ってチャネル品質を測定するように、前記パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによって前記ユーザ装置にパイロット信号を送信するステップと、
を有する。
第1の態様によると、第1の可能な実現方式では、異なるパイロットアンテナポートグループは、異なる送信周期に対応する。
第1の態様及び第1の可能な実現方式を参照して、第2の可能な実現方式では、前記基地局が、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、前記パイロットアンテナポートグループを使用することによってパイロット信号を送信するステップの前に、当該方法は、
前記基地局が、前記ユーザ装置に第1のコンフィギュレーション情報を送信するステップであって、前記第1のコンフィギュレーション情報は、前記パイロット信号が、前記ユーザ装置の専用の帯域幅で送信されるべきか、又は前記基地局に対応する全帯域幅で送信されるべきかを示すのに使用される、送信するステップを更に有する。
第2の可能な実現方式によると、第3の可能な実現方式では、前記第1のコンフィギュレーション情報はダウンリンク制御情報DCIであり、前記DCIは第1のフラグビットを搬送し、前記第1のフラグビットは、前記パイロット信号が前記専用の帯域幅で送信されるべきか、又は前記全帯域幅で送信されるべきかを示すのに使用される。
第3の可能な実現方式によると、第4の可能な実現方式では、前記パイロット信号は、復調プリコーディングマトリクスとして単位行列を使用したチャネル状態情報−リファレンス信号CSI−RS又はダウンリンク復調リファレンス信号DM−RSである。
本発明の第2の態様によると、パイロット信号を送信する方法が提供され、
1つの第1のパイロットアンテナポートとして少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを決定するステップと、
基地局が、前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を送信するステップであって、前記第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用される、送信するステップと、
を有する。
第2の態様によると、第1の可能な実現方式では、前記1つの第1のパイロットアンテナポートとして少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを決定するステップは、具体的には、
前記基地局が、前記第1のパイロットアンテナポートを取得するため、加重係数を使用することによって前記第2のパイロットアンテナポートの各々に対して重み付けを実行するステップを有し、前記加重係数は前記基地局によって予め設定されるか、又は前記ユーザ装置によってフィードバックされる。
第2の態様及び第1の可能な実現方式を参照して、第2の可能な実現方式では、前記基地局が、前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を送信するステップは、
前記基地局が、前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって前記ユーザ装置に前記第1のパイロット信号を定期的に送信するステップを有する。
第2の態様、第1の可能な実現方式及び第2の可能な実現方式を参照して、第3の可能な実現方式では、前記基地局が、前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を送信するステップの前に、当該方法は、
前記基地局が、前記ユーザ装置に第2のコンフィギュレーション情報を送信するステップを更に有し、前記第2のコンフィギュレーション情報は前記第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを示すのに使用される。
第2の態様、第1の可能な実現方式、第2の可能な実現方式及び第3の可能な実現方式を参照して、第4の可能な実現方式では、前記基地局が、前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を送信するステップの前に、当該方法は、
前記基地局が、前記ユーザ装置に第3のコンフィギュレーション情報を送信するステップを更に有し、前記第3のコンフィギュレーション情報は、前記基地局が前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。
第4の可能な実現方式を参照して、第5の可能な実現方式では、前記第3のコンフィギュレーション情報が、前記基地局が前記ユーザ装置に前記第2のパイロット信号を送信すべきであることを示す場合、前記基地局が、前記ユーザ装置に第3のコンフィギュレーション情報を送信するステップの前に、当該方法は、
前記基地局が、前記第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を不定期的に送信するステップを有する。
本発明の第3の態様によると、パイロット信号を送信する方法が提供され、
ユーザ装置が、基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、前記パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってパイロット信号を受信するステップと、
前記ユーザ装置が、前記パイロット信号に従ってチャネル品質測定を実行するステップとを有し、
前記基地局のパイロットアンテナポートグループの送信周期は前記基地局によって決定される。
第3の態様によると、第1の可能な実現方式では、前記ユーザ装置が、基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、前記パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってパイロット信号を受信するステップの前に、当該方法は、
前記ユーザ装置が、第1のコンフィギュレーション情報を受信するステップと、
前記ユーザ装置が、前記第1のコンフィギュレーション情報に従って、前記ユーザ装置の専用の帯域幅で前記パイロット信号を受信するか、又は前記基地局に対応する全帯域幅で前記パイロット信号を受信するか決定するステップと、
を更に有する。
本発明の第4の態様によると、パイロット信号を送信する方法が提供され、
ユーザ装置が、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、基地局によって送信される第1のパイロット信号を受信するステップを有し、前記第1のパイロットアンテナポートは少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートに従って前記基地局によって決定され、前記第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用される。
第4の態様によると、第1の可能な実現方式では、前記ユーザ装置が、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、基地局によって送信される第1のパイロット信号を受信するステップの前に、当該方法は、
前記ユーザ装置が、前記基地局によって送信される第2のコンフィギュレーション情報を受信するステップと、
前記ユーザ装置が、前記第2のコンフィギュレーション情報に従って前記第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを取得するステップと、
を更に有する。
第4の態様及び第1の可能な実現方式を参照して、第2の可能な実現方式では、前記ユーザ装置が、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、基地局によって送信される第1のパイロット信号を受信するステップの前に、当該方法は、
前記ユーザ装置が、前記基地局によって送信される第3のコンフィギュレーション情報を受信するステップを更に有し、前記第3のコンフィギュレーション情報は、前記基地局が前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。
第2の可能な実現方式によると、第3の可能な実現方式では、前記第3のコンフィギュレーション情報が、前記基地局が前記ユーザ装置に前記第2のパイロット信号を送信すべきであることを示す場合、前記ユーザ装置が、前記基地局によって送信される第3のコンフィギュレーション情報を受信するステップの後に、当該方法は、
前記ユーザ装置が、前記第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、前記第2のパイロット信号を受信するステップを更に有する。
本発明の第5の態様によると、基地局が提供され、
パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定するよう構成される決定モジュールと、
各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、ユーザ装置がパイロット信号に従ってチャネル品質を測定するように、前記パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってユーザ装置にパイロット信号を送信するよう構成される送信モジュールと、
を有する。
第5の態様によると、第1の可能な実現方式において、前記送信モジュールは更に、
前記ユーザ装置に第1のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、前記第1のコンフィギュレーション情報は、前記パイロット信号が、前記ユーザ装置の専用の帯域幅で送信されるべきか、又は前記基地局に対応する全帯域幅で送信されるべきかを示すのに使用される。
本発明の第6の態様によると、基地局が提供され、
1つの第1のパイロットアンテナポートとして少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを決定するよう構成される決定モジュールと、
前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を送信するよう構成される送信モジュールと、
を有し、
前記第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用される。
第6の態様によると、第1の可能な実現方式では、前記決定モジュールは、具体的には、
前記第1のパイロットアンテナポートを取得するため、加重係数を使用することによって前記第2のパイロットアンテナポートの各々に対して重み付けを実行するよう構成され、前記加重係数は前記基地局によって予め設定されるか、又は前記ユーザ装置によってフィードバックされる。
第6の態様及び第1の可能な実現方式を参照して、第2の可能な実現方式では、前記送信モジュールは、具体的には、
前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって前記ユーザ装置に前記第1のパイロット信号を定期的に送信するよう構成される。
第6の態様、第1の可能な実現方式及び第2の可能な実現方式を参照して、第3の可能な実現方式では、前記送信モジュールは更に、
前記ユーザ装置に第2のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、前記第2のコンフィギュレーション情報は前記第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを示すのに使用される。
第6の態様、第1の可能な実現方式、第2の可能な実現方式及び第3の可能な実現方式を参照して、第4の可能な実現方式では、前記送信モジュールは更に、
前記ユーザ装置に第3のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、前記第3のコンフィギュレーション情報は、前記基地局が前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。
第4の可能な実現方式を参照して、第5の可能な実現方式では、前記送信モジュールは更に、
前記第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を不定期的に送信するよう構成される。
本発明の第7の態様によると、ユーザ装置が提供され、
基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、前記パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってパイロット信号を受信するよう構成される受信モジュールと、
前記パイロット信号に従ってチャネル品質を測定するよう構成される測定モジュールと、
を有し、
前記基地局のパイロットアンテナポートグループの送信周期は前記基地局によって決定される。
第7の態様を参照して、第1の可能な実現方式では、前記受信モジュールは更に、
第1のコンフィギュレーション情報を受信し、
前記第1のコンフィギュレーション情報に従って、前記ユーザ装置の専用の帯域幅で前記パイロット信号を受信するか、又は前記基地局に対応する全帯域幅で前記パイロット信号を受信するか決定するよう構成される。
本発明の第8の態様によると、ユーザ装置が提供され、
第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、基地局によって送信される第1のパイロット信号を受信するよう構成される受信モジュールを有し、前記第1のパイロットアンテナポートは少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートに従って前記基地局によって決定され、前記第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用される。
第8の態様によると、第1の可能な実現方式では、前記受信モジュールは更に、
前記基地局によって送信される第2のコンフィギュレーション情報を受信し、
前記第2のコンフィギュレーション情報に従って前記第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを取得するよう構成される。
第8の態様及び第1の可能な実現方式を参照して、第2の可能な実現方式では、前記受信モジュールは更に、
前記基地局によって送信される第3のコンフィギュレーション情報を受信するよう構成され、前記第3のコンフィギュレーション情報は、前記基地局が前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。
第2の可能な実現方式によると、第3の可能な実現方式では、前記受信モジュールは更に、
前記第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、前記第2のパイロット信号を受信するよう構成される。
本発明の第9の態様によると、基地局が提供され、
パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定するよう構成されるプロセッサと、
各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、ユーザ装置がパイロット信号に従ってチャネル品質を測定するように、前記パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってユーザ装置にパイロット信号を送信するよう構成される送信機と、
を有する。
第9の態様によると、第1の可能な実現方式では、前記送信機は更に、
前記ユーザ装置に第1のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、前記第1のコンフィギュレーション情報は、前記パイロット信号が、前記ユーザ装置の専用の帯域幅で送信されるべきか、又は前記基地局に対応する全帯域幅で送信されるべきかを示すのに使用される。
本発明の第10の態様によると、基地局が提供され、
1つの第1のパイロットアンテナポートとして少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを決定するよう構成されるプロセッサと、
前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を送信するよう構成される送信機と、
を有し、
前記第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用される。
第10の態様によると、第1の可能な実現方式では、前記プロセッサは、具体的には、
前記第1のパイロットアンテナポートを取得するため、加重係数を使用することによって前記第2のパイロットアンテナポートの各々に対して重み付けを実行するよう構成され、前記加重係数は前記基地局によって予め設定されるか、又は前記ユーザ装置によってフィードバックされる。
第10の態様及び第1の可能な実現方式を参照して、第2の可能な実現方式では、前記送信機は、具体的には、
前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって前記ユーザ装置に前記第1のパイロット信号を定期的に送信するよう構成される。
第10の態様、第1の可能な実現方式及び第2の可能な実現方式を参照して、第3の可能な実現方式では、前記送信機は更に、
前記ユーザ装置に第2のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、前記第2のコンフィギュレーション情報は前記第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを示すのに使用される。
第10の態様、第1の可能な実現方式、第2の可能な実現方式及び第3の可能な実現方式を参照して、第4の可能な実現方式では、前記送信機は更に、
前記ユーザ装置に第3のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、前記第3のコンフィギュレーション情報は、前記基地局が前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。
第4の可能な実現方式によると、第5の可能な実現方式では、前記送信機は更に、
前記第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を不定期的に送信するよう構成される。
本発明の第11の態様によると、ユーザ装置が提供され、
基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、前記パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってパイロット信号を受信するよう構成される受信機と、
前記パイロット信号に従ってチャネル品質を測定するよう構成されるプロセッサと、
を有し、
前記基地局のパイロットアンテナポートグループの送信周期は前記基地局によって決定される。
第11の態様によると、第1の可能な実現方式では、前記受信機は更に、
第1のコンフィギュレーション情報を受信し、
前記第1のコンフィギュレーション情報に従って、前記ユーザ装置の専用の帯域幅で前記パイロット信号を受信するか、又は前記基地局に対応する全帯域幅で前記パイロット信号を受信するか決定するよう構成される。
本発明の第12の態様によると、ユーザ装置が提供され、
第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、基地局によって送信される第1のパイロット信号を受信するよう構成される受信機を有し、前記第1のパイロットアンテナポートは少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートに従って前記基地局によって決定され、前記第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用される。
第12の態様によると、第1の可能な実現方式では、前記受信機は更に、
前記基地局によって送信される第2のコンフィギュレーション情報を受信し、
前記第2のコンフィギュレーション情報に従って前記第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを取得するよう構成される。
第12の態様及び第1の可能な実現方式を参照して、第2の可能な実現方式では、前記受信機は更に、
前記基地局によって送信される第3のコンフィギュレーション情報を受信するよう構成され、前記第3のコンフィギュレーション情報は、前記基地局が前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。
第2の可能な実現方式によると、第3の可能な実現方式では、前記受信機は更に、
前記第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、前記第2のパイロット信号を受信するよう構成される。
本発明の実施例におけるパイロット信号を送信する方法、基地局及びユーザ装置によると、基地局は、パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定し、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、ユーザ装置がパイロット信号に従ってチャネル品質を測定するように、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってユーザ装置にパイロット信号を送信し、これにより、パイロット信号オーバヘッドを低下させる。
本発明の実施例又は従来技術における技術的解決策をより明確に説明するため、以下は、実施例又は従来技術を説明するのに必要な添付図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明における添付図面は本発明のいくつかの実施例を示し、当業者は、創作的な努力なく、これらの添付図面から他の図面を依然として導出してもよい。
図1は、本発明の実施例1によるパイロット信号を送信する方法のフローチャートである。 図2は、本発明の実施例2によるパイロット信号を送信する方法のフローチャートである。 図3は、本発明の実施例3によるパイロット信号を送信する方法のフローチャートである。 図4は、本発明の実施例4によるパイロット信号を送信する方法のフローチャートである。 図5は、本発明の実施例5による基地局とユーザ装置との間のインタラクションのフローチャートである。 図6Aは、交差偏波における16個のパイロットアンテナポートの概略図である。 図6Bは、本発明の実施例5によるパイロットアンテナポートグループの概略図である。 図6Cは、本発明の実施例5による他のパイロットアンテナポートグループの概略図である。 図7は、本発明の実施例6による基地局とユーザ装置との間のインタラクションのフローチャートである。 図8は、交差偏波における64個のパイロットアンテナポートの概略図である。 図9は、本発明の実施例6によるビームの到来角の測定の概略図である。 図10は、本発明の実施例7による基地局の構成の概略図である。 図11は、本発明の実施例8による基地局の構成の概略図である。 図12は、本発明の実施例9によるユーザ装置の構成の概略図である。 図13は、本発明の実施例10によるユーザ装置の構成の概略図である。 図14は、本発明の実施例11による基地局の構成の概略図である。 図15は、本発明の実施例12による基地局の構成の概略図である。 図16は、本発明の実施例13によるユーザ装置の構成の概略図である。 図17は、本発明の実施例14によるユーザ装置の構成の概略図である。
本発明の実施例の課題、技術的解決策及び効果をより明確にするため、以下は、本発明の実施例における添付図面を参照して、本発明の実施例における技術的解決策を明確且つ完全に説明する。明らかに、説明される実施例は、本発明の実施例の全てでなく一部である。創作的な努力なく本発明の実施例に基づき当業者により取得される他の全ての実施例は、本発明の保護範囲内に属する。
図1は、本発明の実施例1によるパイロット信号を送信する方法のフローチャートである。図1に示されるように、本実施例において提供されるパイロット信号を送信する方法は以下のステップを有してもよい。
ステップS100:基地局は、パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定する。
ステップS101:基地局は、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってユーザ装置にパイロット信号を送信する。
本実施例におけるステップは、基地局によって実行されてもよいし、又は中継ノードなどの装置によって実行されてもよい。
従来技術では、基地局は、パイロット信号に対応するアンテナポートを使用することによってパイロット信号を送信し、アンテナスケールが増加するに従って、パイロットアンテナポートの数もまた増加し、従って、パイロット信号のオーバヘッドもまた増加する。本実施例では、基地局は、パイロットアンテナポートを含むパイロットアンテナポートグループについて異なる送信周期を決定し、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってユーザ装置にパイロット信号を送信する。
具体的には、基地局は、1つのパイロットアンテナポートグループとして複数のパイロットアンテナポートを決定し、パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定してもよい。例えば、基地局は、同一の送信周期においてパイロット信号を送信するため、パイロットアンテナポートの間の相関に従って、1つのパイロットアンテナポートグループとして異なるパイロットアンテナポートを決定してもよい。
パイロットアンテナポートグループの周期を決定した後、基地局は、ユーザ装置にパイロット信号を送信してもよい。具体的には、基地局は、各パイロットアンテナポートグループに対応する周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによって、すなわち、パイロットアンテナポートグループに対応する時間周波数リソース位置において、パイロット信号を送信してもよい。ここでは、パイロット信号は、チャネル品質を測定するためユーザ装置によって使用され、実際には、CSI−RS、DMRSなどであってもよい。
異なるパイロットアンテナポートグループの送信周期は同じであってもよいし、又は異なるものであってもよいことに留意すべきである。例えば、基地局は、長い周期のチャネル品質測定のためにパイロットアンテナポートの一部を指定し、これらのパイロットアンテナポートが属するパイロットアンテナポートグループが長い送信周期に対応するものであってもよく、短い周期のチャネル品質測定のためにその他のパイロットアンテナポートを指定し、これらのパイロットアンテナポートが属するパイロットアンテナポートグループが短い送信周期に対応するものであってもよい。
さらに、実際には、基地局はまず送信周期を決定し、それから、何れのパイロットアンテナポートがパイロット信号を送信するのに使用されるか毎回選択してもよい。実際、上記の処理はまた、異なるパイロットアンテナポートについて異なる送信周期を決定するためのものであり、従って、また本発明の保護範囲内に属する。
上記の実施例では、基地局は、パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定し、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってユーザ装置にパイロット信号を送信する。全てのパイロットアンテナポートが同一の送信周期を利用する従来技術と比較して、パイロット信号のオーバヘッドが大きく低下する。
図2は、本発明の実施例2によるパイロット信号を送信する方法のフローチャートである。図2に示されるように、本実施例において提供されるパイロット信号を送信する方法は以下のステップを有してもよい。
ステップS200:ユーザ装置は、基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってパイロット信号を受信する。
ステップS201:ユーザ装置は、パイロット信号に従ってチャネル品質を測定する。
本実施例におけるステップは、実際にLTEシステムに適用されるUEであってもよいユーザ装置(User Equipment,略してUE)によって実行される。
具体的には、基地局がUEにパイロット信号を送信した後、UEは、基地局によって送信されるパイロット信号を受信する必要がある。
さらに、基地局はパイロットアンテナポートグループの送信周期においてパイロット信号を送信するため、UEは、送信周期において、パイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、すなわち、パイロットアンテナポートに対応する時間周波数リソース位置においてパイロット信号を受信する必要があり、このとき、UEは、パイロット信号に従ってチャネル品質測定を実行してもよい。任意的には、チャネル品質測定を完了した後、UEは、アップリンクチャネルを使用することによって、基地局に測定結果をフィードバックしてもよい。
上記の実施例では、ユーザ装置は、基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってパイロット信号を受信し、パイロット信号に従ってチャネル品質を測定し、これにより、パイロット信号のオーバヘッドを低下させる。
図3は、本発明の実施例3によるパイロット信号を送信する方法のフローチャートである。図3に示されるように、本実施例において提供されるパイロット信号を送信する方法は以下のステップを有してもよい。
ステップS300:1つの第1のパイロットアンテナポートとして少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを決定する。
ステップS301:基地局は、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を送信する。
本実施例におけるステップは、基地局によって実行されてもよいし、又は中継ノードなどの装置によって実行されてもよい。
従来技術では、基地局は、全てのパイロットアンテナポートを使用することによってパイロット信号を送信し、従って、アンテナスケールが増加するに従って、パイロット信号のオーバヘッドもまた増加する。本実施例では、基地局はまず1つの第1のパイロットアンテナポートとして少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを決定し、これにより、パイロットオーバヘッドを低下させる。
実現可能な実現方式では、基地局は、重み付けなどの処理によって、1つの第1のパイロットアンテナポートとして複数の第2のパイロットアンテナポートを決定してもよい。ここでは、重み付けされた第2のパイロットアンテナポートの数は具体的には限定されず、実際には、パイロットオーバヘッド及び実際のアンテナポートの数に従って選択されてもよい。
他の実現可能な実現方式では、基地局はまた、第1のパイロットアンテナポートとして複数の第2のパイロットアンテナポートから1つの第2のパイロットアンテナポートを選択してもよく、実際には、当該選択はランダムであってもよいし、又は特定の第1のパイロットアンテナポートが第1のパイロットアンテナポートとして指定されてもよい。
第1のパイロットアンテナポートを決定した後、基地局は、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、すなわち、第1のパイロットアンテナポートに対応する時間周波数リソース位置においてユーザ装置に第1のパイロット信号を送信してもよい。
具体的には、第1のパイロット信号はチャネル品質を測定するためユーザ装置によって使用され、例えば、CSI−RS、DMRSなどであってもよい。
上記の実施例では、少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートが1つの第1のパイロットアンテナポートとして決定され、それから、第1のパイロット信号が第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に送信され、これにより、第1のパイロット信号を送信するためのアンテナポートの数を低下させ、パイロット信号のオーバヘッドを更に低下させる。
図4は、本発明の実施例4によるパイロット信号を送信する方法のフローチャートである。図4に示されるように、本実施例において提供されるパイロット信号を送信する方法は以下のステップを有してもよい。
ステップS400:ユーザ装置は、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、基地局によって送信される第1のパイロット信号を受信する。
上記のステップは、実際にLTEシステムに適用されるUEであってもよいユーザ装置によって実行される。
具体的には、基地局がUEに第1のパイロット信号を送信した後、UEは、第1のパイロット信号を受信する必要がある。
さらに、UEは、第1のパイロットアンテナポートに対応する時間周波数リソース位置において第1のパイロット信号を受信し、第1のパイロット信号を使用することによってチャネル品質測定を実行してもよい。
上記の実施例では、ユーザ装置は、少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを使用することによって決定される第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって第1のパイロット信号を受信し、第1のパイロット信号を使用することによってチャネル品質を測定し、これにより、パイロット信号のオーバヘッドを低下させる。
図5は、本発明の実施例5による基地局とユーザ装置との間のインタラクションのフローチャートである。図5に示されるように、本実施例における基地局とユーザ装置との間のインタラクションの処理は以下のステップを有してもよい。
ステップS500:基地局は、パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定する。
上記のステップは、基地局によって実行されてもよいし、又は中継ノードなどの装置によって実行されてもよい。
具体的には、基地局は、1つのパイロットアンテナポートグループとして複数のパイロットアンテナポートを決定し、それから、異なるパイロットアンテナポートグループについて対応する送信周期を決定してもよい。異なるパイロットアンテナポートグループは、異なる送信周期に対応する。
LTEリリース−10プロトコル(Release−10,略してRel−10)が具体例として使用される。当該プロトコルに規定されるダブルコードブック構造のチャネル品質測定方法では、最終的に使用されるトータルのプリコーディングマトリクスはWによって示され、W=W1*W2である。W1は、帯域幅の長期のプリコーディング情報を示し、LTEの既存のコードブック構造に複数のビームを含むビームグループに対応する。W2は、帯域幅又はサブバンドの短期のプリコーディング情報であり、W1により示される上記のビームグループからビームを選択するのに使用され、また異なる偏波方向の間の位相回転を含む。実際には、ダブルコードブック構造における同一の偏波方向におけるパイロットアンテナポートの間の位相は強く相関し、すなわち、同一の偏波方向における何れか2つの近傍のパイロットアンテナポートの間の位相差は同じである。従って、本実施例では、上記の相関は、異なるパイロットアンテナポートグループについて異なる送信周期を設定するのに使用される。
具体的には、図6Aは、交差偏波における16個のパイロットアンテナポートの概略図である。図6Aに示されるように、x軸方向に沿ってプラス45度の角度の8つの直線は8つのパイロットアンテナポートを示し、それらの偏波方向は第1の偏波方向であり、x軸方向に沿ってマイナス45度の角度の8つの直線は8つのパイロットアンテナポートを示し、それらの偏波方向は第2の偏波方向である。上記のダブルコードブック構造では、第1の偏波方向のプリコーディング情報及び第2の偏波方向のプリコーディング情報は強く相関し、すなわち、第2の偏波方向のプリコーディング情報は、第1の偏波方向のプリコーディング情報と比較して、1つの位相回転しか異なっていない。
さらに、図6Bは、本発明の実施例5によるパイロットアンテナポートグループの概略図である。図6Cは、本発明の実施例5による他のパイロットアンテナポートグループの概略図である。図6B及び図6Cに示されるように、上記のダブルコードブック構造におけるW1が測定されると、図6Bにおける第1の偏波方向に全てある8つのパイロットアンテナポートが1つのパイロットアンテナポートグループとして使用されてもよく、パイロットアンテナポートグループは、長期のプリコーディング情報W1を測定するためパイロット信号を送信するのに使用され、上記のダブルコードブック構造におけるW2が測定されるとき、W2は第1の偏波方向と第2の偏波方向との間の位相回転と特定のビーム選択とを示すため、図6Cにおける3つのパイロットアンテナポートが1つのパイロットアンテナポートグループとして使用されてもよく、パイロットアンテナポートグループは、短期のプリコーディング情報W2を測定するためにパイロット信号を送信するのに使用される。具体的には、測定中、双方が第1の偏波方向にあるパイロットアンテナポート1及びパイロットアンテナポート2におけるパイロット信号が、ビーム選択の測定を完了させるため測定されてもよく、異なる偏波方向にあるパイロットアンテナポート1及びパイロットアンテナポート3におけるパイロット信号が、2つの偏波方向の間の位相回転の測定を完了させるため測定されてもよい。
任意的には、W1は帯域幅の長期のプリコーディング情報を示すため、W1を測定するのに使用されるパイロットアンテナポートを含むパイロットアンテナポートグループの送信周期、すなわち、図6Bにおける8つのパイロットアンテナポートは、長い周期として設定されてもよい。W2は短期のプリコーディング情報に対応し、従って、W2を測定するのに使用されるパイロットアンテナポートを含むパイロットアンテナポートグループの送信周期、すなわち、図6Cにおける3つのパイロットアンテナポートは、短い周期として設定されてもよい。
例えば、LTE Rel−10に規定される物理アップリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel,略してPUCCH)のフィードバックモード1−1のサブモード1が具体例として使用される。図6Aにおけるパイロットアンテナポートのコンフィギュレーションに基づき、W1及びW2が従来技術で測定されるとき、各測定においてパイロット信号を送信するのに使用されるパイロットアンテナポートは常に16個ある。PMIのフィードバック及び測定がPMIに対応するパイロット信号の測定に完全に一致する場合、すなわち、各フィードバック周期において、第1のフィードバックタイムスロットにおいてW1を測定するため、パイロット信号の測定がPMIのフィードバックタイムスロットと同じである場合、16個のパイロットアンテナポートが、従来技術におけるパイロット信号を送信するのに使用される必要がある一方、本実施例の技術的解決策では、8つのパイロットアンテナポートしかパイロット信号を送信するのに使用される必要がない。第2のフィードバックタイムスロットにおいてW2を測定するため、16個のパイロットアンテナポートが従来技術においてパイロット信号を送信するのに使用される必要がある一方、本実施例の技術的解決策では、3つのパイロットアンテナポートしかパイロット信号を送信するのに使用される必要がない。第3のフィードバックタイムスロットにおいてW2を測定するため、16個のパイロットアンテナポートが従来技術においてパイロット信号を送信するのに使用される必要がある一方、本実施例の技術的解決策では、3つのパイロットアンテナポートしかパイロット信号を送信するのに使用される必要がない。第4のフィードバックタイムスロットにおいてW1を測定するため、16個のパイロットアンテナポートが従来技術においてパイロット信号を送信するのに使用される必要がある一方、本実施例の技術的解決策では、8つのパイロットアンテナポートしかパイロット信号を送信するのに使用される必要がない。本実施例の技術的解決策はパイロット信号のオーバヘッドを大きく低下させることが理解できる。
交差偏波におけるパイロットアンテナポートがここでの具体例としてのみ使用されていることが留意されるべきである。実際には、本実施例の技術的解決策は、他の偏波方式であるパイロットアンテナポートに依然として適用可能である。
ステップS501:基地局は、UEに第1のコンフィギュレーション情報を送信する。
上記のステップは基地局によって実行されてもよいし、又は中継ノードなどの装置によって実行されてもよい。
具体的には、基地局は、UEに第1のコンフィギュレーション情報を送信してもよく、ここで、第1のコンフィギュレーション情報は、基地局がUEの専用の帯域幅でパイロット信号を送信すべきか、又は基地局に対応する全帯域幅でパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。
実際には、UEによって占有される専用の帯域幅は、通常は基地局に対応する全帯域幅以下であり、従って、UEによって実際に占有される専用の帯域幅でパイロット信号を送信することは、パイロット信号のオーバヘッドを低下させうる。
具体的には、第1のコンフィギュレーション情報は、ダウンリンク制御情報(Downlink Control Information,略してDCI)であってもよい。任意的には、DCIは第1のフラグビットを搬送してもよく、第1のフラグビットは、パイロット信号が専用の帯域幅で送信されるべきか、又は全帯域幅で送信されるべきか示すのに使用される。具体的には、1ビットが、第1のフラグビットとしてDCIのフィールドに追加されてもよい。第1のフラグビットが0であるとき、それは、パイロット信号が基地局に対応する全帯域幅で送信されるべきであることを示す。第1のフラグビットが1であるとき、それは、パイロット信号がUEの専用の帯域幅で、すなわち、DCIによってスケジューリングされた帯域幅の範囲で送信されるべきであることを示す。
さらに、パイロット信号は、チャネル状態情報−リファレンス信号CSI−RSであってもよい。この場合、第1のコンフィギュレーション情報は、CSI−RSの送信帯域幅を示すのに使用されてもよい。
さらにまた、DM−RSがUEの専用の帯域幅で送信されるため、従来技術におけるDM−RSがまた、パイロット信号として再利用されてもよい。この場合、1ビットがまた、現在のパイロット信号、すなわち、DM−RSに基づきチャネル品質を測定すべきか示すため、第1のフラグビットとしてDCIに追加されてもよい。例えば、第1のフラグビットが0であるとき、それは、DM−RSがチャネル品質を測定するのに使用されないことを示し、第1のフラグビットが1であるとき、それは、DM−RSがチャネル品質を測定するのに使用されることを示す。従来技術におけるDM−RSが送信されるべきであるとき、復調プリコーディングマトリクスがプリコーディングのため使用される必要があり、DM−RSがチャネル品質測定のため使用される場合、DM−RSに対応する復調プリコーディングマトリクスは単位行列として設定される必要があることが留意されるべきである。
ステップS502:基地局は、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってUEにパイロット信号を送信する。
上記のステップは、基地局によって実行されてもよいし、又は中継ノードなどの装置によって実行されてもよい。
当該ステップの説明はステップS101のものと同じであり、ここでは詳細は再説明されない。
ステップS503:UEは、第1のコンフィギュレーション情報を受信する。
上記のステップは、実際にはLTEシステムに適用されるUEであってもよいUEによって実行される。
具体的には、基地局がUEに第1のコンフィギュレーション情報を送信した後、UEは、第1のコンフィギュレーション情報を受信する必要がある。
ステップS504:UEは、第1のコンフィギュレーション情報に従って、UEの専用の帯域幅でパイロット信号を受信すべきか、基地局に対応する全帯域幅でパイロット信号を受信すべきか決定する。
上記のステップは、実際にはLTEシステムに適用されるUEであってもよいUEによって実行される。
具体的には、ステップS501の説明から、第1のコンフィギュレーション情報は、基地局が基地局に対応する全帯域幅又はUEの専用の帯域幅でパイロット信号を送信するかUEに通知するのに使用されることが理解できる。従って、第1のコンフィギュレーション情報を受信した後、UEは、第1のコンフィギュレーション情報に従って、基地局がパイロット信号を送信する帯域幅を決定し、対応する帯域幅でパイロット信号を受信してもよい。すなわち、第1のコンフィギュレーション情報が、基地局が基地局に対応する全帯域幅でパイロット信号を送信したことを示す場合、UEは、基地局に対応する全帯域幅でパイロット信号を受信することを決定してもよく、第1のコンフィギュレーション情報が、UEがUEの専用の帯域幅でパイロット信号を受信すべきであることを示す場合、UEは、UEの専用の帯域幅でパイロット信号を受信することを決定してもよい。
ステップS505:UEは、基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによって、パイロット信号を受信する。
上記のステップは、実際にはLTEシステムに適用されるUEであってもよいUEによって実行される。
当該ステップの説明は、ステップS200のものと同じであり、ここでは詳細は再説明されない。
ステップS506:UEは、パイロット信号に従ってチャネル品質を測定する。
上記のステップは、実際にはLTEシステムに適用されるUEであってもよいUEによって実行される。
当該ステップの説明は、ステップS201のものと同じであり、ここでは詳細は再説明されない。
上記の実施例では、基地局は、パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定し、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、UEがパイロット信号に従ってチャネル品質を測定するように、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによって、UEにパイロット信号を送信し、これにより、パイロット信号のオーバヘッドを低下させる。
図7は、本発明の実施例6による基地局とUEとの間のインタラクションのフローチャートである。図7に示されるように、本実施例における基地局とUEとの間のインタラクションの処理は以下のステップを有してもよい。
ステップS600:基地局は、1つの第1のパイロットアンテナポートとして少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを決定する。
上記のステップは、基地局によって実行されてもよいし、又は中継ノードなどの装置によって実行されてもよい。
具体的には、パイロット信号のオーバヘッドを低下させるため、基地局はまず、1つの第1のパイロットアンテナポートとして2つ以上の第2のパイロットアンテナポートを決定してもよい。
さらに、基地局は、第1のパイロットアンテナポートを取得するため、加重係数を使用することによって、第2のパイロットアンテナポートの各々に対して重み付けを実行してもよい。ここでは、加重係数は、基地局によって予め設定されてもよいし、又はUEによってフィードバックされてもよい。実際には、UEが、ステップS600が実行される前に加重係数をフィードバックした場合、基地局は、UEによってフィードバックされた加重係数、又は基地局によって予め設定された加重係数を使用することによって重み付けを実行してもよく、UEが、ステップS600が実行される前に加重係数をフィードバックしなかった場合、基地局は、基地局によって予め設定された加重係数を使用することによって重み付けを実行する。
任意的には、上記のステップS600は定期的に実行されてもよく、すなわち、各周期において、基地局は、同じ加重係数を使用することによって第1のパイロットアンテナポートを決定し、異なる周期が異なる加重係数に対応してもよい。
ステップS601:基地局は、UEに第2のコンフィギュレーション情報を送信する。
上記のステップは、基地局によって実行されてもよいし、又は中継ノードなどの装置によって実行されてもよい。
具体的には、第2のコンフィギュレーション情報は、第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを通知するのに使用される。
さらに、コンフィギュレーションパラメータは、UEに第1のパイロット信号を送信するのに使用される第1のパイロットアンテナポートの番号及び数、基地局によってUEに送信される第1のパイロット信号に対応するスクランブリングコード系列、基地局によってUEに送信される第1のパイロット信号に対応する時間周波数リソース位置などを含むものであってもよい。
実際には、第2のコンフィギュレーション情報はDCIであってもよい。任意的には、DCIは第2のフラグビットを搬送してもよく、第2のフラグビットは、第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを示すのに使用される。
ステップS602:基地局は、UEに第3のコンフィギュレーション情報を送信する。
上記のステップは、基地局によって実行されてもよいし、又は中継ノードなどの装置によって実行されてもよい。
具体的には、第3のコンフィギュレーション情報は、基地局がUEに第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。ここでは、第2のパイロット信号は、次回の加重係数を生成するのに使用される。
さらに、第3のコンフィギュレーション情報が、基地局がUEに第2のパイロット信号を送信すべきであることを示す場合、UEは、ステップS600において第2のパイロットアンテナポートが重み付けされるときに使用される加重係数を生成するため、第2のパイロット信号を測定し、ステップS600が次回に実行されるときに基地局が使用する加重係数を基地局にフィードバックしてもよい。
またさらに、第3のコンフィギュレーション情報はDCIであってもよい。任意的には、DCIは第3のフラグビットを搬送してもよく、第3のフラグビットは、基地局がUEに第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。
ステップS603:基地局は、第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、UEに第2のパイロット信号を送信する。
上記のステップは、基地局によって実行されてもよいし、又は中継ノードなどの装置によって実行されてもよい。
具体的には、第3のコンフィギュレーション情報が、基地局がUEに第2のパイロット信号を送信すべきであることを示す場合、基地局は、第2のパイロットアンテナポートに対応する時間周波数リソースを使用することによって、UEに第2のパイロット信号を送信してもよい。
任意的には、基地局は、UEに第2のパイロット信号を不定期的に送信してもよい。
実際には、ステップS601はまた、ステップS602及びS603の後に実行されてもよく、ここでは限定されないことが留意されるべきである。さらに、ステップS603は、第3のコンフィギュレーション情報が、基地局が第2のパイロット信号を送信すべきであることを示した後に実行される。
ステップS604:基地局は、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、UEに第1のパイロット信号を送信する。
上記のステップは、基地局によって実行されてもよいし、又は中継ノードなどの装置によって実行されてもよい。
具体的には、基地局は、第1のパイロットアンテナポートに対応する時間周波数リソースを使用することによって、UEに第1のパイロット信号を送信してもよい。
任意的には、基地局は、第1のパイロット信号を定期的に送信してもよい。
ステップS605:UEは、基地局によって送信される第2のコンフィギュレーション情報を受信する。
上記のステップは、実際にはLTEシステムに適用されるUEであってもよいユーザ装置によって実行される。
具体的には、基地局がUEに第2のコンフィギュレーション情報を送信した後、UEは、第2のコンフィギュレーション情報を受信する必要がある。
ステップS606:UEは、第2のコンフィギュレーション情報に従って第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを取得する。
上記のステップは、実際にはLTEシステムに適用されるUEであってもよいユーザ装置によって実行される。
具体的には、第2のコンフィギュレーション情報が、第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを示すのに使用されるため、UEは、第2のコンフィギュレーション情報に従って、第1のパイロット信号を送信するのに使用される第1のパイロットアンテナポートの番号及び数、第1のパイロット信号に対応するスクランブリングコード系列、第1のパイロット信号に対応する時間周波数リソース位置などを取得してもよい。
ステップS607:UEは、基地局によって送信される第3のコンフィギュレーション情報を受信する。
上記のステップは、実際にはLTEシステムに適用されるUEであってもよいユーザ装置によって実行される。
具体的には、基地局がUEに第3のコンフィギュレーション情報を送信した後、UEは、第2のパイロット信号を受信するか決定するため、第3のコンフィギュレーション情報を受信してもよい。
実際には、特に基地局がUEに第2のパイロット信号を送信しないとき、基地局はUEにアクティブに通知し、UEは第2のパイロット信号の受信に関する処理を実行しなくてもよい。
ステップS608:UEは、第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、第2のパイロット信号を受信する。
上記のステップは、実際にはLTEシステムに適用されるUEであってもよいユーザ装置によって実行される。
具体的には、第3のコンフィギュレーション情報が、基地局が第2のパイロット信号を送信したことを示すとき、UEは、第2のパイロットアンテナポートに対応する時間周波数リソース位置で第2のパイロット信号を受信してもよい。
任意的には、第2のパイロット信号を受信した後、UEは、第2のパイロット信号を使用することによってチャネル品質測定を実行し、ステップS600が次回に実行されるときに基地局によって使用される必要がある加重係数を生成し、それから、アップリンクチャネルを使用することによって基地局に加重係数をフィードバックしてもよい。
ここでは、ステップS605及びステップS606の順序とステップS607及びステップS608の順序しか限定されていないが、上記の2つのステップの組の間の順序は基地局側の処理、すなわち、ステップS601〜S603と整合しさえすればよく、ここでは具体的には限定されないことが留意されるべきである。
ステップS609:UEは、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、基地局によって送信される第1のパイロット信号を受信する。
上記のステップは、実際にはLTEシステムに適用されるUEであってもよいユーザ装置によって実行される。
当該ステップの説明はステップS400のものと同じであり、ここでは詳細は再説明されない。
上記のステップS600〜S609は、具体例を使用することによって、具体的に以下に説明される。
図8は、交差偏波における64個のパイロットアンテナポートの概略図である。図8に示されるように、x軸方向に沿ったプラス45度の角度の32本の直線は32個の第2のパイロットアンテナポートを示し、x軸方向に沿ったマイナス45度の角度の32本の直線はまた32個の第2のパイロットアンテナポートを示す。さらに、実際には、UEは、到来角に基づく測定によってプリコーディング情報を取得し、基地局にプリコーディング情報をフィードバックしてもよい。図9は、本発明の実施例6によるビームの到来角の測定の概略図である。図9に示されるように、図において黒で充填された円はUEの物理的アンテナを示し、基地局からのビームがUEの物理的アンテナに到来するとき、到来角と物理的アンテナとの間の角度はαによって示され、UEの2つの近傍の物理的アンテナの間の距離はdであり、従って、UEの第1の物理的アンテナとk番目の物理的アンテナとの間の距離はd*(k−1)である。
上記の図8及び図9の説明に基づき、基地局はまず、加重係数を使用することによって第1のパイロットアンテナポートとして第2のパイロットアンテナポートを重み付けしてもよく、例えば、まずマイナス45度の角度で第1のパイロットアンテナポートを形成するため、図8においてプラス45度の角度にある各行における8つの第2のパイロットアンテナポートに対して重み付けを実行し、それから、マイナス45度の角度で第1のパイロットアンテナポートを形成するため、図8においてマイナス45度の角度にある各行における8つの第2のパイロットアンテナポートに対して重み付けを実行してもよい。このようにして、重み付けによって、64個の第2のパイロットアンテナポートが、図8における8つの第1のパイロットアンテナポートを生成するのに使用されてもよい。
任意的には、式
Figure 2017508318
は、上記の決定された第1のパイロットアンテナポートの加重係数として使用されてもよく、ここで、WGOBは上記の加重係数を示し、mは第1のパイロットアンテナポートを形成するのに使用されるm番目の第2のパイロットアンテナポートを示し、ここでは値は1〜8であり、λは光波の波長を示し、kは第1のパイロットアンテナポートの総数を示し、ここでは8であり、従って、WGOBのサイズは8行*1列である。
式(1)に基づき、合計で64個の第2のパイロットアンテナポートについて、固定的な位相差8αは、主偏波方向における何れか2つの近傍の第1のパイロットアンテナポート間、すなわち、図8における2つの近傍の第1のパイロットアンテナポート間だけ異なり、従って、図8における64個の第2のパイロットアンテナポートについて、8つの第1のパイロットアンテナポートの生成された合計の加重係数は、
Figure 2017508318
である具体的な式によって、WBFにより示されてもよい。
8つの第1のパイロットアンテナポートを決定した後、基地局は、8つの第1のパイロットアンテナポートを使用することによって第1のパイロット信号を送信してもよい。第1のパイロット信号を受信した後、UEは、プリコーディングマトリクスWを取得し、WBF*Wを用いることによって包括的なプリコーディングマトリクスを計算するため、第1のパイロット信号に対してチャネル品質測定を実行し、それから、基地局に包括的なプリコーディングマトリクスをフィードバックしてもよい。
上記の実施例では、少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートが1つの第1のパイロットアンテナポートとして決定され、それから、第1のパイロット信号が第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に送信され、これにより、第1のパイロット信号を送信するためのアンテナポートの数を低下させ、パイロット信号のオーバヘッドを更に低下させる。
図10は、本発明の実施例7による基地局の構成の概略図である。図10に示されるように、本実施例において提供される基地局は決定モジュール10及び送信モジュール11を有する。
具体的には、決定モジュール10は、パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定するよう構成され、送信モジュール11は、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、ユーザ装置がパイロット信号に従ってチャネル品質を測定するように、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってユーザ装置にパイロット信号を送信するよう構成される。
さらに、送信モジュール11は更に、ユーザ装置に第1のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、ここで、第1のコンフィギュレーション情報は、パイロット信号が、ユーザ装置の専用の帯域幅で送信されるべきか、又は基地局に対応する全帯域幅で送信されるべきかを示すのに使用される。
上記の実施例では、基地局は、パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定し、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによって、ユーザ装置にパイロット信号を送信し、これにより、パイロット信号のオーバヘッドを低下させる。
図11は、本発明の実施例8による基地局の構成の概略図である。図11に示されるように、本実施例において提供される基地局は、決定モジュール20及び送信モジュール21を有する。
具体的には、決定モジュール20は、1つの第1のパイロットアンテナポートとして少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを決定するよう構成され、送信モジュール21は、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を送信するよう構成され、ここで、第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用される。
さらに、決定モジュール20は、具体的には、第1のパイロットアンテナポートを取得するため、加重係数を使用することによって第2のパイロットアンテナポートの各々に対して重み付けを実行するよう構成され、ここで、加重係数は基地局によって予め設定されるか、又はユーザ装置によってフィードバックされる。
さらにまた、送信モジュール21は、具体的には、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を定期的に送信するよう構成される。
さらにまた、送信モジュール21は更に、ユーザ装置に第2のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、ここで、第2のコンフィギュレーション情報は第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを示すのに使用される。
さらにまた、送信モジュール21は更に、ユーザ装置に第3のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、ここで、第3のコンフィギュレーション情報は、基地局がユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。
さらにまた、送信モジュール21は更に、第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第2のパイロット信号を不定期的に送信するよう構成される。
上記の実施例では、少なくとも2つのパイロットアンテナポートが1つの第1のパイロットアンテナポートとして決定され、それから、第1のパイロット信号が第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に送信され、これにより、第1のパイロット信号を送信するためのアンテナポート数を低下させ、パイロット信号のオーバヘッドを更に低下させる。
図12は、本発明の実施例9によるユーザ装置の構成の概略図である。図12に示されるように、本実施例において提供されるユーザ装置は、受信モジュール30及び測定モジュール31を有する。
具体的には、受信モジュール30は、基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってパイロット信号を受信するよう構成され、測定モジュール31は、パイロット信号に従ってチャネル品質を測定するよう構成され、ここで、基地局のパイロットアンテナポートグループの送信周期は基地局によって決定される。
さらに、受信モジュール30は更に、第1のコンフィギュレーション情報を受信し、第1のコンフィギュレーション情報に従って、ユーザ装置の専用の帯域幅でパイロット信号を受信するか、又は基地局に対応する全帯域幅でパイロット信号を受信するか決定するよう構成される。
上記実施例では、ユーザ装置は、基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってパイロット信号を受信し、パイロット信号に従ってチャネル品質を測定し、これにより、パイロット信号のオーバヘッドを低下させる。
図13は、本発明の実施例10によるユーザ装置の構成の概略図である。図13に示されるように、本実施例において提供されるユーザ装置は受信モジュール40を有する。
具体的には、受信モジュール40は、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、基地局によって送信される第1のパイロット信号を受信するよう構成され、ここで、第1のパイロットアンテナポートは少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートに従って基地局によって決定され、第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用される。
さらに、受信モジュール40は更に、基地局によって送信される第2のコンフィギュレーション情報を受信し、第2のコンフィギュレーション情報に従って第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを取得するよう構成される。
さらにまた、受信モジュール40は更に、基地局によって送信される第3のコンフィギュレーション情報を受信するよう構成され、ここで、第3のコンフィギュレーション情報は、基地局がユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。
さらにまた、受信モジュール40は更に、第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、第2のパイロット信号を受信するよう構成される。
上記の実施例では、ユーザ装置は、少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを使用することによって決定された第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって第1のパイロット信号を受信し、第1のパイロット信号を使用することによってチャネル品質を測定し、これにより、パイロット信号のオーバヘッドを低下させる。
図14は、本発明の実施例11による基地局の構成の概略図である。図14に示されるように、本実施例において提供される基地局は、プロセッサ50及び送信機51を有する。
具体的には、プロセッサ50は、パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定するよう構成され、送信機51は、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、ユーザ装置がパイロット信号に従ってチャネル品質を測定するように、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってユーザ装置にパイロット信号を送信するよう構成される。
さらに、送信機50は更に、ユーザ装置に第1のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、ここで、第1のコンフィギュレーション情報は、パイロット信号が、ユーザ装置の専用の帯域幅で送信されるべきか、又は基地局に対応する全帯域幅で送信されるべきかを示すのに使用される。
上記の実施例では、基地局は、パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定し、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによって、ユーザ装置にパイロット信号を送信し、これにより、パイロット信号のオーバヘッドを低下させる。
図15は、本発明の実施例12による基地局の構成の概略図である。図15に示されるように、本実施例において提供される基地局は、プロセッサ60及び送信機61を有する。
具体的には、プロセッサ60は、1つの第1のパイロットアンテナポートとして少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを決定するよう構成され、送信機61は、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を送信するよう構成され、ここで、第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用される。
さらに、プロセッサ60は、具体的には、第1のパイロットアンテナポートを取得するため、加重係数を使用することによって第2のパイロットアンテナポートの各々に対して重み付けを実行するよう構成され、ここで、加重係数は基地局によって予め設定されるか、又はユーザ装置によってフィードバックされる。
さらにまた、送信機61は、具体的には、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を定期的に送信するよう構成される。
さらにまた、送信機61は更に、ユーザ装置に第2のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、ここで、第2のコンフィギュレーション情報は第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを示すのに使用される。
さらにまた、送信機61は更に、ユーザ装置に第3のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、ここで、第3のコンフィギュレーション情報は、基地局がユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。
さらにまた、送信機61は更に、第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第2のパイロット信号を不定期的に送信するよう構成される。
上記の実施例では、少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートが1つの第1のパイロットアンテナポートとして決定され、それから、第1のパイロット信号が第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に送信され、これにより、第1のパイロット信号を送信するためのアンテナポートの数を低下させ、パイロット信号のオーバヘッドを更に低下させる。
図16は、本発明の実施例13によるユーザ装置の構成の概略図である。図16に示されるように、本実施例において提供されるユーザ装置は、受信機70及びプロセッサ71を有する。
具体的には、受信機70は、基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってパイロット信号を受信するよう構成され、プロセッサ71は、パイロット信号に従ってチャネル品質を測定するよう構成され、ここで、基地局のパイロットアンテナポートグループの送信周期は基地局によって決定される。
さらに、受信機70は更に、第1のコンフィギュレーション情報を受信し、第1のコンフィギュレーション情報に従って、ユーザ装置の専用の帯域幅でパイロット信号を受信するか、又は基地局に対応する全帯域幅でパイロット信号を受信するか決定するよう構成される。
上記の実施例では、ユーザ装置は、基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってパイロット信号を受信し、パイロット信号に従ってチャネル品質を測定し、これにより、パイロット信号のオーバヘッドを低下させる。
図17は、本発明の実施例14によるユーザ装置の構成の概略図である。図17に示されるように、本実施例において提供されるユーザ装置は受信機80を有する。
具体的には、受信機80は、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、基地局によって送信される第1のパイロット信号を受信するよう構成され、ここで、第1のパイロットアンテナポートは少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートに従って基地局によって決定され、第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用される。
さらに、受信機80は更に、基地局によって送信される第2のコンフィギュレーション情報を受信し、第2のコンフィギュレーション情報に従って第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを取得するよう構成される。
さらにまた、受信機80は更に、基地局によって送信される第3のコンフィギュレーション情報を受信するよう構成され、ここで、第3のコンフィギュレーション情報は、基地局がユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される。
さらにまた、受信機80は更に、第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、第2のパイロット信号を受信するよう構成される。
上記の実施例では、ユーザ装置は、少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを使用することによって決定される第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって第1のパイロット信号を受信し、第1のパイロット信号を使用することによってチャネル品質を測定し、これにより、パイロット信号のオーバヘッドを低下させる。
当業者は方法の実施例のステップの全て又は一部が関連するハードウェアにプログラムが指示することによって実現されうることを理解しうる。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。プログラムが実行されると、方法の実施例のステップが実行される。上記の記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク又は光ディスクなどのプログラムコードを記憶可能な何れかの媒体を含む。
最後に、上記の実施例は本発明の技術的解決策を説明することを単に意図しており、本発明を限定することを意図していないことが留意されるべきである。本発明は上記の実施例を参照して詳細に説明されるが、当業者は、本発明の実施例の技術的解決策の範囲から逸脱することなく、上記の実施例において説明された技術的解決策に対して依然として修正を行ってもよいし、又はそれの一部又は全ての技術的特徴に対して等価な置換を行ってもよいことを理解すべきである。

Claims (47)

  1. パイロット信号を送信する方法であって、
    基地局が、パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定するステップと、
    前記基地局が、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、ユーザ装置が前記パイロット信号に従ってチャネル品質を測定するように、前記パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによって前記ユーザ装置にパイロット信号を送信するステップと、
    を有する方法。
  2. 異なるパイロットアンテナポートグループは、異なる送信周期に対応する、請求項1記載の方法。
  3. 前記基地局が、各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、前記パイロットアンテナポートグループを使用することによってパイロット信号を送信するステップの前に、
    前記基地局が、前記ユーザ装置に第1のコンフィギュレーション情報を送信するステップであって、前記第1のコンフィギュレーション情報は、前記パイロット信号が、前記ユーザ装置の専用の帯域幅で送信されるべきか、又は前記基地局に対応する全帯域幅で送信されるべきかを示すのに使用される、送信するステップを更に有する、請求項1又は2記載の方法。
  4. 前記第1のコンフィギュレーション情報はダウンリンク制御情報DCIであり、前記DCIは第1のフラグビットを搬送し、前記第1のフラグビットは、前記パイロット信号が前記専用の帯域幅で送信されるべきか、又は前記全帯域幅で送信されるべきかを示すのに使用される、請求項3記載の方法。
  5. 前記パイロット信号は、復調プリコーディングマトリクスとして単位行列を使用したチャネル状態指示−リファレンス信号CSI−RS又はダウンリンク復調リファレンス信号DM−RSである、請求項4記載の方法。
  6. パイロット信号を送信する方法であって、
    1つの第1のパイロットアンテナポートとして少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを決定するステップと、
    基地局が、前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を送信するステップであって、前記第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用される、送信するステップと、
    を有する方法。
  7. 前記1つの第1のパイロットアンテナポートとして少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを決定するステップは、具体的には、
    前記基地局が、前記第1のパイロットアンテナポートを取得するため、加重係数を使用することによって前記第2のパイロットアンテナポートの各々に対して重み付けを実行するステップを有し、前記加重係数は前記基地局によって予め設定されるか、又は前記ユーザ装置によってフィードバックされる、請求項6記載の方法。
  8. 前記基地局が、前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を送信するステップは、
    前記基地局が、前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって前記ユーザ装置に前記第1のパイロット信号を定期的に送信するステップを有する、請求項6又は7記載の方法。
  9. 前記基地局が、前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を送信するステップの前に、
    前記基地局が、前記ユーザ装置に第2のコンフィギュレーション情報を送信するステップを更に有し、前記第2のコンフィギュレーション情報は前記第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを示すのに使用される、請求項6乃至8何れか一項記載の方法。
  10. 前記基地局が、前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を送信するステップの前に、
    前記基地局が、前記ユーザ装置に第3のコンフィギュレーション情報を送信するステップを更に有し、前記第3のコンフィギュレーション情報は、前記基地局が前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される、請求項6乃至9何れか一項記載の方法。
  11. 前記第3のコンフィギュレーション情報が、前記基地局が前記ユーザ装置に前記第2のパイロット信号を送信すべきであることを示す場合、前記基地局が、前記ユーザ装置に第3のコンフィギュレーション情報を送信するステップの前に、
    前記基地局が、前記第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を不定期的に送信するステップを有する、請求項10記載の方法。
  12. 前記第2のコンフィギュレーション情報はダウンリンク制御情報DCIであり、前記DCIは第2のフラグビットを搬送し、前記第2のフラグビットは前記第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを示すのに使用される、請求項9乃至11何れか一項記載の方法。
  13. 前記第3のコンフィギュレーション情報はダウンリンク制御情報DCIであり、前記DCIは第3のフラグビットを搬送し、前記第3のフラグビットは、前記基地局が前記ユーザ装置に前記第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される、請求項11又は12記載の方法。
  14. パイロット信号を送信する方法であって、
    ユーザ装置が、基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、前記パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってパイロット信号を受信するステップと、
    前記ユーザ装置が、前記パイロット信号に従ってチャネル品質測定を実行するステップと、
    を有し、
    前記基地局のパイロットアンテナポートグループの送信周期は前記基地局によって決定される方法。
  15. 前記ユーザ装置が、基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、前記パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってパイロット信号を受信するステップの前に、
    前記ユーザ装置が、第1のコンフィギュレーション情報を受信するステップと、
    前記ユーザ装置が、前記第1のコンフィギュレーション情報に従って、前記ユーザ装置の専用の帯域幅で前記パイロット信号を受信するか、又は前記基地局に対応する全帯域幅で前記パイロット信号を受信するか決定するステップと、
    を更に有する、請求項14記載の方法。
  16. パイロット信号を送信する方法であって、
    ユーザ装置が、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、基地局によって送信される第1のパイロット信号を受信するステップを有し、
    前記第1のパイロットアンテナポートは少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートに従って前記基地局によって決定され、前記第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用される方法。
  17. 前記ユーザ装置が、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、基地局によって送信される第1のパイロット信号を受信するステップの前に、
    前記ユーザ装置が、前記基地局によって送信される第2のコンフィギュレーション情報を受信するステップと、
    前記ユーザ装置が、前記第2のコンフィギュレーション情報に従って前記第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを取得するステップと、
    を更に有する、請求項16記載の方法。
  18. 前記ユーザ装置が、第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、基地局によって送信される第1のパイロット信号を受信するステップの前に、
    前記ユーザ装置が、前記基地局によって送信される第3のコンフィギュレーション情報を受信するステップを更に有し、
    前記第3のコンフィギュレーション情報は、前記基地局が前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される、請求項16又は17記載の方法。
  19. 前記第3のコンフィギュレーション情報が、前記基地局が前記ユーザ装置に前記第2のパイロット信号を送信すべきであることを示す場合、前記ユーザ装置が、前記基地局によって送信される第3のコンフィギュレーション情報を受信するステップの後に、
    前記ユーザ装置が、前記第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、前記第2のパイロット信号を受信するステップを更に有する、請求項18記載の方法。
  20. 基地局であって、
    パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定するよう構成される決定モジュールと、
    各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、ユーザ装置がパイロット信号に従ってチャネル品質を測定するように、前記パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってユーザ装置にパイロット信号を送信するよう構成される送信モジュールと、
    を有する基地局。
  21. 前記送信モジュールは更に、
    前記ユーザ装置に第1のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、前記第1のコンフィギュレーション情報は、前記パイロット信号が、前記ユーザ装置の専用の帯域幅で送信されるべきか、又は前記基地局に対応する全帯域幅で送信されるべきかを示すのに使用される、請求項20記載の基地局。
  22. 基地局であって、
    1つの第1のパイロットアンテナポートとして少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを決定するよう構成される決定モジュールと、
    前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を送信するよう構成される送信モジュールと、
    を有し、
    前記第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用される基地局。
  23. 前記決定モジュールは、具体的には、
    前記第1のパイロットアンテナポートを取得するため、加重係数を使用することによって前記第2のパイロットアンテナポートの各々に対して重み付けを実行するよう構成され、前記加重係数は前記基地局によって予め設定されるか、又は前記ユーザ装置によってフィードバックされる、請求項22記載の基地局。
  24. 前記送信モジュールは、具体的には、
    前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって前記ユーザ装置に前記第1のパイロット信号を定期的に送信するよう構成される、請求項22又は23記載の基地局。
  25. 前記送信モジュールは更に、
    前記ユーザ装置に第2のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、前記第2のコンフィギュレーション情報は前記第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを示すのに使用される、請求項22乃至24何れか一項記載の基地局。
  26. 前記送信モジュールは更に、
    前記ユーザ装置に第3のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、前記第3のコンフィギュレーション情報は、前記基地局が前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される、請求項22乃至25何れか一項記載の基地局。
  27. 前記送信モジュールは更に、
    前記第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を不定期的に送信するよう構成される、請求項26記載の基地局。
  28. ユーザ装置であって、
    基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、前記パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってパイロット信号を受信するよう構成される受信モジュールと、
    前記パイロット信号に従ってチャネル品質を測定するよう構成される測定モジュールと、
    を有し、
    前記基地局のパイロットアンテナポートグループの送信周期は前記基地局によって決定されるユーザ装置。
  29. 前記受信モジュールは更に、
    第1のコンフィギュレーション情報を受信し、
    前記第1のコンフィギュレーション情報に従って、前記ユーザ装置の専用の帯域幅で前記パイロット信号を受信するか、又は前記基地局に対応する全帯域幅で前記パイロット信号を受信するか決定するよう構成される、請求項28記載のユーザ装置。
  30. ユーザ装置であって、
    第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、基地局によって送信される第1のパイロット信号を受信するよう構成される受信モジュールを有し、
    前記第1のパイロットアンテナポートは少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートに従って前記基地局によって決定され、前記第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用されるユーザ装置。
  31. 前記受信モジュールは更に、
    前記基地局によって送信される第2のコンフィギュレーション情報を受信し、
    前記第2のコンフィギュレーション情報に従って前記第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを取得するよう構成される、請求項30記載のユーザ装置。
  32. 前記受信モジュールは更に、
    前記基地局によって送信される第3のコンフィギュレーション情報を受信するよう構成され、
    前記第3のコンフィギュレーション情報は、前記基地局が前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される、請求項30又は31記載のユーザ装置。
  33. 前記受信モジュールは更に、
    前記第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、前記第2のパイロット信号を受信するよう構成される、請求項32記載のユーザ装置。
  34. 基地局であって、
    パイロットアンテナポートグループの送信周期を決定するよう構成されるプロセッサと、
    各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、ユーザ装置がパイロット信号に従ってチャネル品質を測定するように、前記パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってユーザ装置にパイロット信号を送信するよう構成される送信機と、
    を有する基地局。
  35. 前記送信機は更に、
    前記ユーザ装置に第1のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、前記第1のコンフィギュレーション情報は、前記パイロット信号が、前記ユーザ装置の専用の帯域幅で送信されるべきか、又は前記基地局に対応する全帯域幅で送信されるべきかを示すのに使用される、請求項34記載の基地局。
  36. 基地局であって、
    1つの第1のパイロットアンテナポートとして少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートを決定するよう構成されるプロセッサと、
    前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによってユーザ装置に第1のパイロット信号を送信するよう構成される送信機と、
    を有し、
    前記第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用される基地局。
  37. 前記プロセッサは、具体的には、
    前記第1のパイロットアンテナポートを取得するため、加重係数を使用することによって前記第2のパイロットアンテナポートの各々に対して重み付けを実行するよう構成され、前記加重係数は前記基地局によって予め設定されるか、又は前記ユーザ装置によってフィードバックされる、請求項36記載の基地局。
  38. 前記送信機は、具体的には、
    前記第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって前記ユーザ装置に前記第1のパイロット信号を定期的に送信するよう構成される、請求項36又は37記載の基地局。
  39. 前記送信機は更に、
    前記ユーザ装置に第2のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、前記第2のコンフィギュレーション情報は前記第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを示すのに使用される、請求項36乃至38何れか一項記載の基地局。
  40. 前記送信機は更に、
    前記ユーザ装置に第3のコンフィギュレーション情報を送信するよう構成され、前記第3のコンフィギュレーション情報は、前記基地局が前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される、請求項36乃至39何れか一項記載の基地局。
  41. 前記送信機は更に、
    前記第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を不定期的に送信するよう構成される、請求項40記載の基地局。
  42. ユーザ装置であって、
    基地局の各パイロットアンテナポートグループに対応する送信周期において、前記パイロットアンテナポートグループに対応するリソースを使用することによってパイロット信号を受信するよう構成される受信機と、
    前記パイロット信号に従ってチャネル品質を測定するよう構成されるプロセッサと、
    を有し、
    前記基地局のパイロットアンテナポートグループの送信周期は前記基地局によって決定されるユーザ装置。
  43. 前記受信機は更に、
    第1のコンフィギュレーション情報を受信し、
    前記第1のコンフィギュレーション情報に従って、前記ユーザ装置の専用の帯域幅で前記パイロット信号を受信するか、又は前記基地局に対応する全帯域幅で前記パイロット信号を受信するか決定するよう構成される、請求項42記載のユーザ装置。
  44. ユーザ装置であって、
    第1のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、基地局によって送信される第1のパイロット信号を受信するよう構成される受信機を有し、
    前記第1のパイロットアンテナポートは少なくとも2つの第2のパイロットアンテナポートに従って前記基地局によって決定され、前記第1のパイロット信号はチャネル品質測定に使用されるユーザ装置。
  45. 前記受信機は更に、
    前記基地局によって送信される第2のコンフィギュレーション情報を受信し、
    前記第2のコンフィギュレーション情報に従って前記第1のパイロット信号のコンフィギュレーションパラメータを取得するよう構成される、請求項44記載のユーザ装置。
  46. 前記受信機は更に、
    前記基地局によって送信される第3のコンフィギュレーション情報を受信するよう構成され、
    前記第3のコンフィギュレーション情報は、前記基地局が前記ユーザ装置に第2のパイロット信号を送信すべきか示すのに使用される、請求項44又は45記載のユーザ装置。
  47. 前記受信機は更に、
    前記第2のパイロットアンテナポートに対応するリソースを使用することによって、前記第2のパイロット信号を受信するよう構成される、請求項46記載のユーザ装置。
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