JP2017506114A - 外科用器具 - Google Patents

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Abstract

骨が切断される整形外科処置における工程中に、鋸刃をガイドするために骨に対して固定するための切断ブロック(1)は、鋸刃をガイドするための上部表面(6)を有する本体(2)と、本体に接続され、上板が本体から離間配置された第1の位置と、上板の上部表面が本体の上部表面と連続的であり、かつその延長線上にある第2の位置との間で移動し得る上板(3)とを備える。上板は、それから延在し、上板に沿って離間配置された第1及び第2の弾性的に変形可能なアーム(15、16)を有し、本体は、その中に形成され、本体の上部表面に実質的に垂直に延在する第1及び第2の陥凹を有する。上板上の第1及び第2のアームは、アーム及び陥凹が、第1の位置と第2の位置との間での、本体に対する上板の移動のための経路を画定するように、陥凹のうちのそれぞれの陥凹に挿入される。陥凹の各々は、プロファイル表面を有し、第1の位置と第2の位置との間での、本体に対する上板の移動中に、それぞれの変形可能なアームがプロファイル表面に作用し、アームを変形させ、アームの各々の変形は、上板が第1の位置と第2の位置との間の中間位置にあるときに、上板が第1及び第2の位置の各々にあるときよりも大きく、その結果、上板は、中間位置から離れて第1及び第2の位置に向かって付勢されている。第1及び第2の位置へのアームの付勢は、上板を第1又は第2の位置のいずれかに係止する。本切断ブロックは、特に構成要素の数が低減されるため、より容易な製造の利点を有する。更に、それは最終製品に影響を及ぼし得る付随する熱ひずみを伴う溶接の必要を低減する。本切断ブロックはまた、洗浄がより容易である。

Description

本発明は、外科用器具に関し、具体的には、骨表面処理に使用される鋸及び他の切断ツールのためのガイド表面を含む外科用器具に関する。
多くの外科用器具は、特に骨表面処理に使用されるときに、患者に対して既知の位置に固定される。1つの例は、切断ブロックである。切断ブロックは典型的には、それらが、インプラントを受容するための骨表面の切断及び切除をガイドし得るような位置で、患者の骨に固定される。
既存の切断ブロックは、外科処置中に切断ツールを正しく位置付け、ガイドするために、切断及び切除に使用される鋸などの切断ツールのためのガイド、陥凹、又は切断溝を含み得る。
既存の切断ブロックでは、切断ブロックは、遠位大腿骨切除などの整形外科処置における工程中に鋸刃をガイドするための上部表面を有する。この切断ブロックもまた、鋸を受容するための切断溝を画定し、また遠位大腿骨切除中にガイドとして使用することもできる上板を含む。これを達成するために、上板は、延在した第1の位置と閉止した第2の位置との間で移動可能である。第1の位置において、上板は、切断溝を画定する。上板が第2の位置にあるとき、上板は、切断ブロックの主要本体と連続的になり、切断ツールをガイドするための上部遠位表面を画定する。外科医は、上部表面か又は切断溝のいずれかを切断ツールのためのガイドとして使用し得る。上部表面か又は切断溝かの選択は、通常は外科医の個人的な好みによるものである。
従来、上板は、切断ブロックの主要本体に対する板の位置を割り出すばね式玉軸受けに対して作用する窪みを有する2つのピンによって、第1及び第2の位置に係止される。
本発明の第1の態様によると、骨が切断される整形外科処置における工程中に、鋸刃をガイドするために骨に対して固定するための切断ブロックであって、
a.鋸刃をガイドするための上部表面を有する本体と、
b.該本体に接続される上板であって、該上板が該本体から離間配置された第1の位置と、該上板の上部表面が該本体の該上部表面と連続的であり、かつその延長線上にある第2の位置との間で移動し得る、上板と、を備え、
上板は、それから延在し、上板に沿って離間配置された第1及び第2の弾性的に変形可能なアームを有し、本体は、その中に形成され、本体の上部表面に実質的に垂直に延在する第1及び第2の陥凹を有し、上板上の第1及び第2のアームは、アーム及び陥凹が、第1の位置と第2の位置との間での、本体に対する上板の移動のための経路を画定するように受容され得、
陥凹の各々は、プロファイル表面を有し、第1の位置と第2の位置との間での、本体に対する上板の移動中に、それぞれの変形可能なアームがプロファイル表面に作用し、アームを変形させ、アームの各々の変形は、上板が第1の位置と第2の位置との間の中間位置にあるときに、上板が第1及び第2の位置の各々にあるときよりも大きく、その結果、上板は、中間位置から離れて第1及び第2の位置に向かって付勢されている、切断ブロックが提供される。
第1及び第2の位置へのアームの付勢は、上板を第1又は第2の位置のいずれかに係止する。
本特徴を有する切断ブロックの提供は、特に構成要素の数が低減されるため、より容易な製造を提供する。更に、それは最終製品に影響を及ぼし得る付随する熱ひずみを伴う溶接の必要を低減する。本切断ブロックはまた、洗浄がより容易である。
第1及び第2のアームの各々は、それから横方向に延在するピンを有してもよく、またその場合、プロファイル表面はピンによって作用を受ける。
プロファイル表面の各々は、本体の壁内に切り込まれた溝によって提供されてもよい。
アーム上の、また溝内に保持されるピンの提供は、アームが上板から取り外された場合、それらは切断ブロック内に保持され、外れてそれらが周辺組織に突き刺さることがないことを意味する。
溝の各々は、溝内を摺動するピンによって画定される方向で見たときに湾曲していてもよい。
別法として、溝は、V型構成を有してもよく、又は実質的に直線状であり、溝のいずれかの端部にピンを保持するようにいずれかの端部に窪みを備えてもよい。
更に別法として、溝は、溝のいずれかの端部にピンを保持するための条付きプロファイルを備えてもよい。
陥凹は、本体内のその陥凹内のアームの各々が露出され、使用者がアームに力を加えて、アームを弾性的に変形させ、その第1の位置と第2の位置との間での上板の移動を促進することを可能にするように形状付けられてもよい。
アームは、遠位端部にボタンを備えてもよく、それに対してアームを変形させるために手圧が加えられてもよい。ボタンは、該ボタンを動かすのを助けるような条付き表面を有してもよい。
上部表面は、内部ガイド表面を画定するように構成された隆起したへりと突起対とを有してもよい。
上部表面は、隆起したへりを収容するように構成された陥凹と、突起対のそれぞれの突起を受容するように構成された開口対とを有してもよい。
本発明の別の態様によると、骨が切断される整形外科処置における工程中に、鋸刃をガイドするために骨に対して固定するための切断ブロックであって、
a.鋸刃をガイドするための上部表面を有する本体と、
b.該本体に接続される上板であって、該上板が該本体から離間配置された第1の位置と、該上板の上部表面が該本体の該上部表面と連続的であり、かつその延長線上にある第2の位置との間で移動し得る、上板と、を備え、
上板は、それから延在し、上板に沿って離間配置された第1及び第2の弾性的に変形可能なアームを有し、本体は、本体の上部表面に対して概して横方向に、その中に形成された第1及び第2の陥凹を有し、上板上の第1及び第2のアームは、アーム及び陥凹が、第1の位置と第2の位置との間での、本体に対する上板の移動のための経路を画定するように受容され得、
陥凹の各々は、プロファイル表面を有し、第1の位置と第2の位置との間での、本体に対する上板の移動中に、それぞれの変形可能なアームがプロファイル表面に作用し、アームを変形させ、アームの各々の変形は、上板が第1の位置と第2の位置との間の中間位置にあるときに、上板が第1及び第2の位置の各々にあるときよりも大きく、その結果、上板は、中間位置から離れて第1及び第2の位置に向かって付勢されている、切断ブロックが提供される。
以降本発明を、単に例として、以下の添付の図面を参照して説明する。
本発明の切断ブロックの概略斜視図である。 図1の切断ブロックの正面図である。 閉止位置にある上板を示す図に対応する図である。 図1の切断ブロックの背面図である。 図2の矢印Vの方向の図1の切断ブロックの側面図である。 図1の切断ブロックの本体の正面図である。 矢印VIIの方向の図6の本体の側面図である。 図1の切断ブロックの上板の正面図である。 矢印IXの方向の図8の上板の側面図である。 図2の矢印X−X’の方向で図1の切断ブロックを通る断面である。 図2の矢印XI−XI’の方向の断面である。 大腿骨の遠位端部上の定位置における、図1〜11の切断ブロックの位置付けを概略的に例証する。
切断ブロック1は、本体2と上板3とを備える。
本体2は、曲線状の前面4と、実質的に平らな背面5と、上部表面6とを備える。
本体2は、主要部分9を、該主要部分9の両側から横方向に延在する2つの側方部分10、11と共に含む。側方部分10、11は、本体2のそれぞれの側面17、18を画定する。
本体2は、主要部分9内の前面4内に提供される複数の間隔を置いた開口対7a、7bを、背面5内に提供される対応する間隔を置いた開口対8a、8bと共に有する。間隔を置いた開口対7a、7b;8a、8bは、図12に例証される通り、また当業者に周知である通り、切断ブロック1と大腿骨40に固定するために、ピン対38を受容するために使用される。
本体2の主要部分9は、上部表面6に実質的に直角に延在する、上部面6上の隆起したへり12を有する。
上部表面6はまた、上部面6から突出した実質的に卵型の隆起した突起対13、14も有する。
へり12と隆起した突起13、14とは、遠位大腿骨切除中に鋸又は他の切断ツールをガイドするために使用される内部ガイド表面39を画定する。
側方部分10、11の各々は、その安価に提供される実質的にU型の陥凹15、16を有する。各U型陥凹15、16は、上部表面6及びそれぞれの側面17、18に開口しており、また上部表面6に実質的に垂直に延在するように、上部表面6に対して概して横方向にある。
各側方部分10、11は、対向する湾曲した溝対19a、19b;20a、20bを有し、湾曲した溝19a、19b;20a、20bの各対の1つの湾曲した溝が、本体2の前面4及び背面5にそれぞれ提供される。各湾曲した溝19a、19b;20a、20bは、それぞれの陥凹15、16内を通って延在する。各溝19a、19b;20a、20bの端部は、下記に更に詳細に説明される通り、第1の位置と第2の位置との間での上板3の移動を制限するための停止表面を画定する。
上板3は、上側面21と下側面22とを有する。上板3は、前端部23と、後端部24と、測端部25、26とを有し、それらは、上板3の外面形状が本体2の上部面6に実質的に適合するように構成される。
上板3は、本体2の隆起したへり12を収容するように構成された、前端部23に沿った陥凹27を有する。上板3はまた、本体2のそれぞれの突出部13、14を受容するように構成された、第1及び第2の実質的に卵型の開口対28、29も有する。このようにして、上板3は、上板3が本体2の上部表面6と連続的であり、かつその延長線上にある位置に移動され得る。この位置において、上板3の上側表面21は、切断ブロック1のための遠位表面37を画定する。
円形開口30は、第1の開口28と第2の開口29との間で上板3内に提供される。
上板3に沿って離間配置された上板3の下側面22から測端部25、26に向かって、第1及び第2の弾性的に変形可能なアーム31、32が直角に延在する。弾性的に変形可能なアーム31、32は、下記に更に詳細に説明される通り、アーム31、32の手による変形を促進するように機能するボタン33、34で終端となる。
第1及び第2のアーム31、32の各々から横方向及び反対方向に、ピン対35a、35b;36a、36bが延在する。
第1及び第2の弾性的に変形可能なアーム31、32は、リビングヒンジ接続又は変形を可能にする他の好適な手段によって上板3に接続される。
組み立てられたとき、切断ブロック1は、本体2に係合した上板3を備える。具体的には、第1及び第2の弾性的に変形可能なアーム31、32は、それぞれの陥凹15、16に受容され、ピン35a、35b;36a、36bは、対応する溝19a、19b;20a、20bに受容され、それらに係合される。ピン35a、35b;36a、36bは、それが係合される溝19a、19b;20a、20b内を、それらの長さに沿って摺動するように配置される。
溝19a、19b;20a、20bは、それぞれの陥凹15、16のプロファイル表面を画定し、溝19a、19b;20a、20b内でのピン35a、35b;36a、36bの係合により、弾性的に変形可能なアーム25、26は、これらのプロファイル表面に作用する。
弾性的に変形可能なアーム25、26と、それらが受容される陥凹15、16とは、下記に更に説明される通り、第1の位置と第2の位置との間での、本体2に対する上板3の移動のための経路を画定する。
第1の位置において、上板3は、本体2の上部表面6から離間配置され、ピンは、溝19a、19b;20a、20bの第1の端部においてそれぞれの溝の中に位置する。これは、図2に例証される。
第2の位置において、上板3は、本体2の上部表面6と連続的であり、かつその延長線上にあり、ピン35a、35b;36a、36bは、それぞれの溝19a、19b;20a、20bのもう一方の第2の端部にある。第2の位置では、本体2の隆起したへり12は、上板3の陥凹27内に受容され、第1及び第2の実質的に卵型の開口28、29は、本体2のそれぞれの突出部13、14を受容する。このようにして、上側表面21は、それぞれの突出部13、14及び隆起したへり12の上部と同一平面となり、遠位表面37を画定する。これは、図3に例証される。
溝19a、19b;20a、20bの端部は、第1の位置と第2の位置との間での上板3の移動を制限する停止表面を画定する。
第1の位置と第2の位置との間での、本体2に対する上板3の移動は、ピン35a、35b;36a、36bが溝19a、19b;20a、20bによって画定されるプロファイル表面に対して作用するときに弾性的に変形可能なアーム25、26を変形させる。
溝19a、19b;20a、20bは湾曲しているため、アーム25、26の各々の変形は、上板3が第1の位置と第2の位置との間の中間位置にあるときに、上板3が第1及び第2の位置の各々にあるときよりも大きい。したがって、上板3は、中間位置から離れて第1及び第2の位置に向かって付勢される。このようにして、上板3は、第1の位置か又は第2の位置かのいずれかに付勢されて、その位置に移動されるときにその位置を保持する。
上板3を第1の位置と第2の位置との間で移動させるために、上板3は、手で握られて、2つの位置の間を移動される。
これは、ボタン33、34に手圧を加えることによって、例えば、片手の1本の指と親指とによって更に促進され得、その手圧は、上板3が第1の位置と第2の位置との間を移動するように、アーム25、26を互いに向かって内側に変形させ、溝19a、19b;20a、20b内でのピン35a、35b;36a、36bの摺動を促進する。
本発明の切断ブロック1は、膝関節置換手術に使用される。
膝関節置換手術に関する周知の技術に従って、骨表面は、置換人工装具を取り付けるために処理を必要とする。処理を必要とする骨表面の1つは、膝の大腿骨の遠位端部である。本発明の切断ブロックは、遠位大腿骨の切除工程に使用される。
遠位大腿骨切除を行うために、遠位切断ブロック1は、大腿骨の遠位端部上に装着される。
遠位大腿骨切除の前に、大腿骨の前方及び後方部分、特に前方骨皮質及び後方大腿顆が、周知の技術に従って切除される。
次に、切断ブロック1は、遠位大腿骨切除を行うために前方骨皮質の切除された表面上に装着される。遠位切断ブロック1を大腿骨の遠位区分上に装着するために、遠位大腿骨アウトリガが使用される。この例は、DePuy Orthopaedics Incorporated製のLCSI(登録商標)Complete(商標)−P.F.C.Sigma(商標)RP Mobile Bearing Total Knee Systemの遠位大腿骨アウトリガである。
遠位切断ブロック1は、上板3の円形開口30内に保持される取り付け機構(図示せず)によって遠位大腿骨アウトリガに取り付けられる。この取り付け手段は、当業者に周知であり、本明細書において更に詳細に説明する必要はない。
この段階では、遠位切断ブロック1の上板3は第1の位置にあり、上板は、上板3に加えられる手の力によって、また必要に応じてボタン33、34に加えられる更なる手圧によって、この位置に移動される。
溝19a、19b;20a、20bは湾曲しているため、アーム25、26の変形は、溝19a、19b;20a、20bの端部にあるときに最小となり、上板3は、この第1の位置に付勢され、保持される。
遠位大腿骨整列ガイドが、大腿骨の刻み目の中に定置され、その整列ガイドに遠位大腿骨アウトリガが挿入され、その結果、遠位切断ブロック1は、前方骨皮質の切除部分に接し、その上に留まる。遠位切断ブロック1が前方骨皮質上で平らであるとき、切断ブロック1は、周知の外科技術に従って、関連のピン穴7a、7b;8a、8bを通して大腿骨40の骨に挿入されたピン38の手段によって、大腿骨上にピンで留められる。遠位大腿骨アウトリガは、遠位大腿骨整列ガイド及び遠位切断ブロック1から除去される。
整列ガイド及びアウトリガは、周知の機器であり、本発明の要素を成さない限り、本明細書において更に詳細に説明する必要はない。膝関節置換手術における整列ガイド及びアウトリガの使用は、例えば、De Puy Internationalによる2010年付けの「LCS(登録商標)Surgical Technique」製品情報シートに説明される。
遠位大腿骨切除が行われ得る前に、大腿骨と脛骨との間の伸展ギャップを算定する必要がある。
これを行うために、遠位切断ブロック1の上板3を第2の位置に移動する必要がある。ここでも、これは上板3への手圧によって、また必要に応じてボタン33、34の使用によって達成される。ここで、切断ブロック1の遠位表面37は、遠位大腿骨切除のための切断面を表し、また完全に延在されて使用されるときに、伸展ギャップを算定するために使用され得る。
この伸展ギャップは、曲げギャップと等しくなければならず、これは周知の技術に従ってスペーサブロック(図示せず)を使用して行われる。スペーサブロックが平行で、脛骨の切断と整列しており、内側及び側方の組織が等しく引っ張られている場合、遠位切断ブロック1は正しく配置される。
遠位切断ブロック1は、スペーサブロックが伸展ギャップ内に適合するであろうことを確実にするために、より多量又はより少量の遠位大腿骨を切除するために、異なる穴の列7a、7b;8a、8bを使用して位置付けられ得る。遠位切断ブロック1が正しい位置にきた後、遠位大腿骨切除が行われ得る。
切除を行うために、どのガイド表面37、39−遠位表面37か又は内部ガイド表面39かのいずれか、を外科医が使用するために選択したかに応じて、上板3は第1の位置又は第2の位置にあり得る。ここでも、これは、必要に応じて上板3及びボタン33、34に加えられる手圧によって達成される。
切除は、外科医が内部ガイド表面39を使用している場合、上板3と切断ブロック本体2との間のギャップを通して挿入される鋸刃を使用して実施され、そうでなければ、外科医は大腿骨の切除をガイドするための表面として遠位表面37を使用する。
切除が行われた後、切断ブロック1は除去され得る。
〔実施の態様〕
(1) 骨が切断される整形外科処置における工程中に、鋸刃をガイドするために前記骨に対して固定するための切断ブロックであって、
a.鋸刃をガイドするための上部表面を有する本体と、
b.前記本体に接続される上板であって、前記上板が前記本体から離間配置された第1の位置と、前記上板の上部表面が前記本体の前記上部表面と連続的であり、かつその延長線上にある第2の位置との間で移動し得る、上板と、を備え、
前記上板は、それから延在し、前記上板に沿って離間配置された第1及び第2の弾性的に変形可能なアームを有し、前記本体は、その中に形成され、前記本体の前記上部表面に実質的に垂直に延在する第1及び第2の陥凹を有し、前記上板上の前記第1及び第2のアームは、前記アーム及び前記陥凹が、前記第1の位置と前記第2の位置との間での、前記本体に対する前記上板の移動のための経路を画定するように受容され得、
前記陥凹の各々は、プロファイル表面を有し、前記第1の位置と前記第2の位置との間での、前記本体に対する前記上板の移動中に、前記それぞれの変形可能なアームが前記プロファイル表面に作用し、前記アームを変形させ、前記アームの各々の前記変形は、前記上板が前記第1の位置と前記第2の位置との間の中間位置にあるときに、前記上板が前記第1及び第2の位置の各々にあるときよりも大きく、その結果、前記上板は、前記中間位置から離れて前記第1及び第2の位置に向かって付勢されている、切断ブロック。
(2) 前記第1及び第2のアームの各々が、それから横方向に延在するピンを有し、前記プロファイル表面が、前記ピンによって作用を受ける、実施態様1に記載の切断ブロック。
(3) 前記プロファイル表面の各々が、前記本体の壁内に切り込まれた溝によって提供されている、実施態様2に記載の切断ブロック。
(4) 前記溝の各々が、前記溝内を摺動する前記ピンによって画定される方向で見たときに湾曲している、実施態様3に記載の切断ブロック。
(5) 前記陥凹は、前記本体内のその陥凹内の前記アームの各々が露出され、使用者が前記アームに力を加えて、前記アームを弾性的に変形させ、その第1の位置と第2の位置との間での前記上板を促進することを可能にするように形状付けられている、実施態様1に記載の切断ブロック。
(6) 前記上部表面が、内部ガイド表面を画定するように構成された隆起したへりと突起対とを含む、実施態様1〜5のいずれかに記載の切断ブロック。
(7) 前記上部表面が、前記隆起したへりを収容するように構成された陥凹と、前記突起対のうちのそれぞれの突起を受容するように構成された開口対とを含む、実施態様6に記載の切断ブロック。

Claims (7)

  1. 骨が切断される整形外科処置における工程中に、鋸刃をガイドするために前記骨に対して固定するための切断ブロックであって、
    a.鋸刃をガイドするための上部表面を有する本体と、
    b.前記本体に接続される上板であって、前記上板が前記本体から離間配置された第1の位置と、前記上板の上部表面が前記本体の前記上部表面と連続的であり、かつその延長線上にある第2の位置との間で移動し得る、上板と、を備え、
    前記上板は、それから延在し、前記上板に沿って離間配置された第1及び第2の弾性的に変形可能なアームを有し、前記本体は、その中に形成され、前記本体の前記上部表面に実質的に垂直に延在する第1及び第2の陥凹を有し、前記上板上の前記第1及び第2のアームは、前記アーム及び前記陥凹が、前記第1の位置と前記第2の位置との間での、前記本体に対する前記上板の移動のための経路を画定するように受容され得、
    前記陥凹の各々は、プロファイル表面を有し、前記第1の位置と前記第2の位置との間での、前記本体に対する前記上板の移動中に、前記それぞれの変形可能なアームが前記プロファイル表面に作用し、前記アームを変形させ、前記アームの各々の前記変形は、前記上板が前記第1の位置と前記第2の位置との間の中間位置にあるときに、前記上板が前記第1及び第2の位置の各々にあるときよりも大きく、その結果、前記上板は、前記中間位置から離れて前記第1及び第2の位置に向かって付勢されている、切断ブロック。
  2. 前記第1及び第2のアームの各々が、それから横方向に延在するピンを有し、前記プロファイル表面が、前記ピンによって作用を受ける、請求項1に記載の切断ブロック。
  3. 前記プロファイル表面の各々が、前記本体の壁内に切り込まれた溝によって提供されている、請求項2に記載の切断ブロック。
  4. 前記溝の各々が、前記溝内を摺動する前記ピンによって画定される方向で見たときに湾曲している、請求項3に記載の切断ブロック。
  5. 前記陥凹は、前記本体内のその陥凹内の前記アームの各々が露出され、使用者が前記アームに力を加えて、前記アームを弾性的に変形させ、その第1の位置と第2の位置との間での前記上板を促進することを可能にするように形状付けられている、請求項1に記載の切断ブロック。
  6. 前記上部表面が、内部ガイド表面を画定するように構成された隆起したへりと突起対とを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の切断ブロック。
  7. 前記上部表面が、前記隆起したへりを収容するように構成された陥凹と、前記突起対のうちのそれぞれの突起を受容するように構成された開口対とを含む、請求項6に記載の切断ブロック。
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