JP2017505800A5 - - Google Patents

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Claims (87)

  1. 第1の有機相と第1の水性溶液とを組み合わせて第2の相を形成する工程と、
    前記第2の相を乳化してエマルジョン相を形成する工程であって、前記エマルジョン相が、第1のポリマーと、プロトン化可能な窒素を有する塩基性治療剤と、パモ酸とを含む、工程と、
    前記エマルジョン相をクエンチすることによりクエンチ相を形成する工程と、
    を含む、治療用ナノ粒子の製造方法。
  2. 前記エマルジョン相をクエンチする工程が、前記エマルジョン相と、約2〜約8のpHを有する第2の水性溶液と、の混合を含む、請求項1に記載の製造方法。
  3. 第1の有機相と第1の水性溶液とを組み合わせて第2の相を形成する工程と、
    前記第2の相を乳化してエマルジョン相を形成する工程であって、前記エマルジョン相が、第1のポリマーと、プロトン化可能な窒素を有する塩基性治療剤と、実質的に疎水性の酸とを含む、工程と、
    前記エマルジョン相をクエンチすることによりクエンチ相を形成する工程であって、前記エマルジョン相のクエンチングが、前記エマルジョン相と、約4〜約7のpHを有する第2の水性溶液と、の混合を含む、工程と、
    を含む、治療用ナノ粒子の製造方法。
  4. 前記クエンチ相を濾過して前記治療用ナノ粒子を回収する工程をさらに含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の製造方法。
  5. 前記第2の相の乳化前に前記第2の相で前記塩基性治療剤と前記酸とを組み合わせる工程をさらに含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の製造方法。
  6. 前記塩基性治療剤および前記酸が、前記第2の相の乳化前に疎水性イオン対を形成する、請求項5に記載の製造方法。
  7. 前記塩基性治療剤および前記酸が、前記第2の相の乳化前、乳化時に疎水性イオン対を形成する、請求項6に記載の製造方法。
  8. 前記第2の相の乳化と実質的に同時に前記第2の相で前記塩基性治療剤と前記酸とを組み合わせる工程をさらに含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の製造方法。
  9. 前記第1の有機相が前記塩基性治療剤を含み、かつ前記第1の水性溶液が前記酸を含む、請求項8に記載の製造方法。
  10. 前記塩基性治療剤がプロトン化時に第1のpKaを有し、前記酸が第2のpKaを有し、
    かつ前記エマルジョン相が、前記第1のpKaと前記第2のpKaとの間のpKa単位に等しいpHを有する水性溶液を用いてクエンチされる、請求項1に記載の製造方法。
  11. 前記クエンチ相が、前記第1のpKaと前記第2のpKaとの間のpKa単位に等しいpHを有する、請求項10に記載の製造方法。
  12. 前記塩基性治療剤がプロトン化時に第1のpKaを有し、前記酸が第2のpKaを有し、
    かつ前記第1の水性溶液が、前記第1のpKaと前記第2のpKaとの間のpKa単位に等しいpHを有する、請求項1〜11のいずれか一項に記載の製造方法。
  13. 前記pHが、前記第1のpKaおよび前記第2のpKaからほぼ等距離にあるpKa単位と等しい、請求項10〜12のいずれか一項に記載の製造方法。
  14. 前記第2の水性溶液のpHが約4〜約7である、請求項2または4〜13のいずれか一項に記載の製造方法。
  15. 前記第2の水性溶液のpHが約4〜約5である、請求項2〜13のいずれか一項に記載の製造方法。
  16. 前記第2の水性溶液のpHが約6〜約7である、請求項2〜13のいずれか一項に記載の製造方法。
  17. 前記第2の水性溶液がリン酸を含む、請求項2〜16のいずれか一項に記載の製造方法。
  18. 前記第2の水性溶液がクエン酸を含む、請求項2〜16のいずれか一項に記載の製造方
    法。
  19. 前記第2の水性溶液がリン酸とクエン酸との混合物を含む、請求項2〜16のいずれか一項に記載の製造方法。
  20. 前記第2の水性溶液がホウ酸とリン酸と酢酸との混合物を含む、請求項2〜16のいずれか一項に記載の製造方法。
  21. 前記クエンチ相が前記エマルジョン相と実質的に同一のpHを有する、請求項1〜20のいずれか一項に記載の製造方法。
  22. 前記クエンチ相が約4〜約7のpHを有する、請求項1〜20のいずれか一項に記載の製造方法。
  23. 前記クエンチ相が約4〜約5のpHを有する、請求項1〜20のいずれか一項に記載の製造方法。
  24. 前記クエンチ相が約6〜約7のpHを有する、請求項1〜20のいずれか一項に記載の製造方法。
  25. 第1のポリマーと、プロトン化可能な窒素を有する塩基性治療剤と、パモ酸とを含む第1の有機相を乳化することによりエマルジョン相を形成する工程と、
    前記エマルジョン相をクエンチすることによりクエンチ相を形成する工程と、
    により調製される治療用ナノ粒子。
  26. 前記エマルジョン相をクエンチする工程が、前記エマルジョン相と、約2〜約8のpHを有する水性溶液と、の混合を含む、請求項25に記載の治療用ナノ粒子。
  27. 第1のポリマーと、プロトン化可能な窒素を有する塩基性治療剤と、実質的に疎水性の酸とを含む第1の有機相を乳化することによりエマルジョン相を形成する工程と、
    前記エマルジョン相をクエンチすることによりクエンチ相を形成する工程であって、前記エマルジョン相のクエンチングが、前記エマルジョン相と、約4〜約7のpHを有する水性溶液と、の混合を含む、工程と、
    により調製される治療用ナノ粒子。
  28. 前記水性溶液のpHが約4〜約7である、請求項26に記載の治療用ナノ粒子。
  29. 前記水性溶液のpHが約4〜約5である、請求項26または27に記載の治療用ナノ粒
    子。
  30. 前記水性溶液のpHが約6〜約7である、請求項26または27に記載の治療用ナノ粒子。
  31. 前記水性溶液がリン酸を含む、請求項26〜30のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  32. 前記水性溶液がクエン酸を含む、請求項26〜30のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  33. 前記水性溶液がリン酸とクエン酸との混合物を含む、請求項26〜30のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  34. 前記水性溶液がホウ酸とリン酸と酢酸との混合物を含む、請求項26〜30のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  35. 前記クエンチ相を濾過して前記治療用ナノ粒子を回収する工程をさらに含む、請求項25〜34のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  36. 前記クエンチ相が前記エマルジョン相と実質的に同一のpHを有する、請求項25〜35のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  37. 前記クエンチ相が約4〜約7のpHを有する、請求項25〜35のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  38. 前記クエンチ相が約4〜約5のpHを有する、請求項25〜35のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  39. 前記クエンチ相が約6〜約7のpHを有する、請求項25〜35のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  40. 約0.05〜約30重量パーセントのパモ酸と、
    約0.2〜約20重量パーセントの、プロトン化可能な窒素を有する塩基性治療剤と、
    約50〜約99.75重量パーセントの、ジブロックポリ(乳)酸−ポリ(エチレン)グリコールコポリマーまたはジブロックポリ(乳酸−co−グリコール酸)−ポリ(エチレン)グリコールコポリマーと、
    を含む治療用ナノ粒子であって、前記治療用ナノ粒子が約10〜約30重量パーセントのポリ(エチレン)グリコールを含む、治療用ナノ粒子。
  41. 約0.2〜約20重量パーセントの、プロトン化可能な窒素を有する塩基性治療剤と、
    パモ酸であって、前記パモ酸と前記塩基性治療剤とのモル比が約0.25:1〜約2:1である、パモ酸と、
    約50〜約99.75重量パーセントの、ジブロックポリ(乳)酸−ポリ(エチレン)グリコールコポリマーまたはジブロックポリ(乳酸−co−グリコール酸)−ポリ(エチレン)グリコールコポリマーと、
    を含む治療用ナノ粒子であって、前記治療用ナノ粒子が約10〜約30重量パーセントのポリ(エチレン)グリコールを含む、治療用ナノ粒子。
  42. 前記パモ酸と前記塩基性治療剤とのモル比が約0.5:1〜約1.5:1である、請求項41に記載の治療用ナノ粒子。
  43. 前記パモ酸と前記塩基性治療剤とのモル比が約0.75:1〜約1.25:1である、請求項41に記載の治療用ナノ粒子。
  44. 前記塩基性治療剤のpKaが前記パモ酸のpKaよりも少なくとも約1.0pKa単位大きい、請求項40〜43のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  45. 前記塩基性治療剤のpKaが前記パモ酸のpKaよりも少なくとも約2.0pKa単位大きい、請求項40〜43のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  46. 前記塩基性治療剤のpKaが前記パモ酸のpKaよりも少なくとも約4.0pKa単位大きい、請求項40〜43のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  47. パモ酸と少なくとも1つのイオン化可能なアミン部分を有する治療剤とを含む疎水性イオン対と、
    約50〜約99.75重量パーセントのジブロックポリ(乳)酸−ポリ(エチレン)グリコールコポリマーであって、前記ポリ(乳)酸−ポリ(エチレン)グリコールコポリマーが、約15kDa〜約20kDaの数平均分子量のポリ(乳酸)と、約4kDa〜約6kDaの数平均分子量のポリ(エチレン)グリコールとを有する、ジブロックポリ(乳)酸−ポリ(エチレン)グリコールコポリマーと、
    を含む治療用ナノ粒子。
  48. 前記塩基性治療剤のpKaと前記パモ酸のpKaとの差が少なくとも約1.0pKa単位である、請求項47に記載の治療用ナノ粒子。
  49. 前記塩基性治療剤のpKaと前記パモ酸のpKaとの差が少なくとも約2.0pKa単位である、請求項47に記載の治療用ナノ粒子。
  50. 前記塩基性治療剤のpKaと前記パモ酸のpKaとの差が少なくとも約4.0pKa単位である、請求項47に記載の治療用ナノ粒子。
  51. 約0.05〜約30重量パーセントのパモ酸を含む、請求項47〜50のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  52. 前記パモ酸と前記塩基性治療剤とが前記治療用ナノ粒子中で前記疎水性イオン対を形成する、請求項40〜51のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  53. 約2〜約20重量パーセントの前記プロトン化可能な窒素含有治療剤を含む、請求項40〜52のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  54. 約4〜約20重量パーセントの前記プロトン化可能な窒素含有治療剤を含む、請求項40〜52のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  55. 約10〜約20重量パーセントの前記プロトン化可能な窒素含有治療剤を含む、請求項40〜52のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  56. 約4〜約10重量パーセントの前記プロトン化可能な窒素含有治療剤を含む、請求項40〜52のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  57. 前記治療剤がキナーゼ阻害剤である、請求項40〜56のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  58. 前記キナーゼ阻害剤が、スニチニブ、イマチニブ、ニロチニブ、ダサチニブ、ボスチニブ、ポナチニブ、バフェチニブ、およびそれらの薬学的に許容可能な塩からなる群から選択されるチロシンキナーゼ阻害剤である、請求項57に記載の治療用ナノ粒子。
  59. 前記治療用ナノ粒子の流体力学的直径が約60〜約150nmである、請求項40〜58のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  60. 前記流体力学的直径が約90〜約140nmである、請求項40〜58のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  61. 前記流体力学的直径が約90〜約120nmである、請求項40〜58のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  62. 前記治療用ナノ粒子が、37℃のリン酸緩衝溶液中に配置されたときに少なくとも1分間にわたり前記治療剤を実質的に保持する、請求項40〜61のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  63. 前記治療用ナノ粒子が、37℃のリン酸緩衝溶液中に配置されたときに前記治療剤の約30%未満を実質的に即時放出する、請求項40〜62のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  64. 前記治療用ナノ粒子が、37℃のリン酸緩衝溶液中に配置されたときに約1時間にわたり前記治療剤の約10〜約45%を放出する、請求項40〜62のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  65. 前記治療用ナノ粒子が、脂肪酸も胆汁酸もを含有していないこと以外は前記治療用ナノ粒子と実質的に同一の対照ナノ粒子の放出プロファイルと実質的に同一の放出プロファイルを有する、請求項40〜64のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  66. 前記ポリ(乳)酸−ポリ(エチレン)グリコールコポリマーが約0.6〜約0.95のポリ(乳)酸数平均分子量分率を有する、請求項40〜65のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  67. 前記ポリ(乳)酸−ポリ(エチレン)グリコールコポリマーが約0.6〜約0.8のポリ(乳)酸数平均分子量分率を有する、請求項40〜65のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  68. 前記ポリ(乳)酸−ポリ(エチレン)グリコールコポリマーが約0.75〜約0.85のポリ(乳)酸数平均分子量分率を有する、請求項40〜65のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  69. 前記ポリ(乳)酸−ポリ(エチレン)グリコールコポリマーが約0.7〜約0.9のポリ(乳)酸数平均分子量分率を有する、請求項40〜65のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  70. 前記治療用ナノ粒子が約10〜約25重量パーセントのポリ(エチレン)グリコールを
    含む、請求項40〜69のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  71. 前記治療用ナノ粒子が約10〜約20重量パーセントのポリ(エチレン)グリコールを含む、請求項40〜69のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  72. 前記治療用ナノ粒子が約15〜約25重量パーセントのポリ(エチレン)グリコールを
    含む、請求項40〜69のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  73. 前記治療用ナノ粒子が約20〜約30重量パーセントのポリ(エチレン)グリコールを含む、請求項40〜69のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  74. 前記ポリ(乳)酸−ポリ(エチレン)グリコールコポリマーが、約15kDa〜約20kDaの数平均分子量のポリ(乳酸)と、約4kDa〜約6kDaの数平均分子量のポリ(エチレン)グリコールとを有する、請求項40〜73のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  75. 標的化リガンドで機能化された約0.2〜約30重量パーセントのポリ(乳)酸−ポリ(エチレン)グリコールコポリマーをさらに含む、請求項40〜74のいずれか1項に記載の治療用ナノ粒子。
  76. 標的化リガンドで機能化された約0.2〜約30重量パーセントのポリ(乳)酸−co−ポリ(グリコール)酸−ポリ(エチレン)グリコールコポリマーをさらに含む、請求項40〜75のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  77. 前記標的化リガンドがポリ(エチレン)グリコールに共有結合される、請求項75または76に記載の治療用ナノ粒子。
  78. パモ酸と実質的に疎水性の酸との混合物を含む、請求項40〜77のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子。
  79. 請求項25〜78のいずれか一項に記載の複数の治療用ナノ粒子と、薬学的に許容可能な賦形剤とを含む薬学的に許容可能な組成物。
  80. 糖をさらに含む、請求項79に記載の薬学的に許容可能な組成物。
  81. シクロデキストリンをさらに含む、請求項79または80に記載の薬学的に許容可能な組成物。
  82. 前記糖が、スクロースまたはトレハロースまたはそれらの混合物からなる群から選択される二糖である、請求項80に記載の薬学的に許容可能な組成物。
  83. 前記シクロデキストリンが、α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリン、ヘプタキス−(2,3,6−トリ−O−ベンジル)−β−シクロデキストリン、およびそれらの混合物からなる群から選択される、請求項81に記載の薬学的に許容可能な組成物。
  84. 癌の治療のための、請求項25〜78のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子を含む組成物。
  85. 前記癌が慢性骨髄性白血病である、請求項84に記載の組成物
  86. 前記癌が、慢性骨髄単球性白血病、好酸球増加症候群、腎細胞癌、肝細胞癌、フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ芽球性白血病、非小細胞肺癌、膵臓癌、乳癌、固形腫瘍、およびマントル細胞性リンパ腫からなる群から選択される、請求項84に記載の組成物
  87. 胃腸間質腫瘍の治療のための、請求項25〜78のいずれか一項に記載の治療用ナノ粒子を含む組成物。
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