JP2017505136A - ブロイラーを受承及び保持するために設計及び適合されたブロイラーコンテナ及び少なくとも2つのブロイラーコンテナを有するユニット - Google Patents

ブロイラーを受承及び保持するために設計及び適合されたブロイラーコンテナ及び少なくとも2つのブロイラーコンテナを有するユニット Download PDF

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Abstract

本発明は、ブロイラーを収容及び保持するために設計及び適合された、内容積を画定する床(11、111、211、311、411)及び側壁(12、13;112、113;212、213;312、313;412、413)を有する、ブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)に関し、上記ブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)は、同一設計のブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)と積み重ねることができるよう設計及び適合される。上記ブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)は:少なくとも1つの支持コラム(14、114、214、314、414)が上記内容積を通って上記床(11、111、211、311、411)から上向きに延在すること;上記支持コラム(14、114、214、314、414)は全ての上記側壁(12、13;112、113;212、213;312、313;412、413)から離れており、上記支持コラム(14、114、214、314、414)と上記側壁(12、13;112、113;212、213;312、313;412、413)のうちのいずれとの間に少なくとも1羽のブロイラーのための空間を提供すること;上記支持コラム(14、114、214、314、414)は、上記ブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)上に積み重ねられる更なるブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)の床(11、111、211、311、411)を支持するための高さを有することを特徴とする。本発明は更に、少なくとも2つの上述のブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)を有するユニットに関する。【選択図】図1

Description

本発明は、ブロイラーを受承及び保持するために設計及び適合された、内容積を画定する床及び側壁を有するブロイラーコンテナに関し、上記ブロイラーコンテナは、同一設計のブロイラーコンテナと積み重ねることができるよう設計及び適合される。
本発明は更に、ブロイラーの飼育中及び/若しくはと殺場への輸送中並びに/又はと殺場の領域内で処理される前のブロイラーの休息中に、生きたブロイラーを受承及び保持するために設計及び適合された、少なくとも2つのブロイラーコンテナを備えるユニットに関する。
このタイプのブロイラーコンテナ(以下、コンテナ及びブロイラー輸送コンテナとも呼ぶ)は、例えば特許文献1及び特許文献2から公知であり、特に飼育場からと殺場への家禽の輸送において極めて広範な用途が見出されている。これらの文献から公知のコンテナ及び現在使用されるその他多数のコンテナに共通しているのは、側部及び底部に複数の換気口を備える構造、並びに重量が制限されたコンテナにその最大限までと殺の準備ができたブロイラーを積み込むことを可能とする補強リブ構造である。
ブロイラーは、消費者に肉を提供するためにと殺される準備ができた状態になるよう育てられた、と殺される準備ができた鶏又は雌鶏又は七面鳥であり、これらは完全に発育した羽を有し、またブロイラー1羽あたり少なくとも1.6kgの相当な重量を有する。
欧州食品安全機関(European Food Safety Authority)は、科学報告書である非特許文献1において、現在の慣例の概説を提供している。この報告書では、ブロイラーコンテナはクレートと呼ばれ、これらはトラック上に固定されたケージであるライナーや、例えば特許文献3に記載されるような、固定されたフレームの中に複数の床を有する輸送ユニットとは区別できる。上記報告書によると、現在(2012年)のブロイラー輸送の30%が本発明に関連するブロイラー輸送コンテナにおいて行われており、輸送の70%がコンテナシステムにおいて行われている。
ブロイラー輸送コンテナ及びコンテナシステムの両方は、飼育場からと殺場までの輸送のみを考慮すると優れているが、経験から、これらは清掃が比較的困難であり、ブロイラーコンテナ又はコンテナシステムが別の輸送サイクルにおける使用のために返却されるときに、飼育場間での交差感染のリスクにつながることが分かっている。この潜在的なバイオセキュリティ問題に対抗するために、ほとんどのと殺場は、非常に専門的なコンテナ洗浄機、及び多くの場合浸漬タンクも含む高度な清掃システムを備えている。
ブロイラー輸送コンテナは輸送中、例えば特許文献4に記載されるようなフレームシステム内に配置及び保持されることにより補助される。これらのフレームもまた清掃する必要があり、これらのフレームのサイズによりかなり大きな洗浄機を必要とする。
このようなフレーム及び特にブロイラー輸送コンテナの両方は、通常、本質的に鳥の糞で汚染された家畜小屋の床の上に直接据え付けられるため、底部構造体における汚物の堆積を含む特定の交差感染の問題を呈し得る。ブロイラー輸送コンテナの底部における補強リブは典型的には交差パターンで延在し、これにより立方体型ボイドの多数の列がもたらされ、この中に汚物が堆積してリブの側部に付着し得る。このフレームは、フォークリフトのブレードのための陥凹部を有する。輸送トレーラに積載する直前の、家畜小屋内でのフレームによる駆動中、床からの汚物が陥凹部に入り、生きたブロイラーを運ぶブロイラー輸送コンテナを有するフレームと共にトレーラ上に移動するということが起こる。このような汚物の堆積により、大量の汚物がトレーラに積載され得る。
輸送トレーラの重量積載能力は典型的には、標準的なトレーラに関して約24tに制限されており、高さ積載能力は典型的には標準的なトレーラに関して2.7mに制限されている。他の制限は、2軸台車を有するトレーラ又は追加のボギー、XL大型トラック等を有するトレーラといった特別なトレーラのサイズに適用され得る。しかしながら現行のブロイラー輸送コンテナ及びブロイラー輸送コンテナシステムに関する問題は、トレーラのタイプとは無関係であり、即ちこれらが汚物を堆積させ、底部領域に堆積した汚物がトレーラに持ち込まれることである。
英国特許第2129672A号 欧州特許第0867113A2号 欧州特許第0384530A1号 欧州特許第1330952B1号
"Overview on current practices of poultry slaughtering and poultry meat inspection", by Dr Ulrich Loehren, Supporting Publications 2012: EN−298
従って本発明の目的は、ブロイラーの動物福祉を保証する、衛生面及び安定性に関して改善されたブロイラーコンテナを提供することである。
この目的は、上述の種類のブロイラーコンテナにより、少なくとも1つの支持コラムが内容積を通って床から上向きに延在し、上記支持コラムが全ての側壁から離れており、これら側壁が、支持コラムと側壁のうちのいずれとの間に少なくとも1羽のブロイラーのための空間を提供し、上記支持コラムが、ブロイラーコンテナ上に積み重ねられる更なるブロイラーコンテナの床を支持するための高さを有することによって解決される。
特に好ましくは、ブロイラーコンテナは、少なくとも5羽の生きたブロイラーの輸送のためにサイズ設定並びに設計及び適合される。
支持コラムが床から延在することにより、床とコラムとの間にボイドが存在しないため、ブロイラーの足がコラムで捕われる可能性はなく、またコラムの全ての側壁からの間隔により、ブロイラーがコラムと側壁との間に押し込まれたりコラムと側壁との間で傷ついたりすることが防止される。
また、少なくとも1つのコラムによって提供される、コンテナの側部からある距離だけ離間した追加の支持体により、特にブロイラー輸送コンテナの床を、底部領域に補強リブ構造をほとんど又は全く有しない設計とすることができ、これにより、汚物の堆積が最小化され、清掃が容易になる。少なくとも1つのコラムが、ブロイラーが利用できたであろう床面積を多少占有するとしても、ブロイラー輸送コンテナに積載されるブロイラー1キロあたりのブロイラー輸送コンテナの重量は、現行のブロイラー輸送システムと同程度であるか又は現行のブロイラー輸送システムより低い。
少なくとも1つの支持コラムを設けることにより、コンテナを別のコンテナ上に積み重ねて配置するための支持を提供し、これによって補強リブの必要が削減され、コンテナを、清掃しやすいより平滑な外表面で作製できる。従来技術のシステムと同様に、ブロイラー輸送コンテナをフレーム内に挿入してよいが、これらは、フレームを用いることなく互いに積み重ねて配設するのに特に適しており、これによってフレームなしの輸送ユニットが形成される。別個のフレームが存在しないことにより、と殺場における洗浄設備を簡素化でき、フレームを介した交差感染が完全に回避される。フレームの使用を回避できると、取り扱いがより効率的になり、輸送システム自体の総重量の相当な削減が達成され、従って積載されるブロイラーの重量、即ち正味重量を高めることができる。
ブロイラー輸送コンテナの床は、床面積内に孔を有して作製できるが、ブロイラー輸送コンテナのある実施形態では、床が外表面を有し、この外表面が板状であり、少なくとも1つの支持コラムと側壁との間の領域内に開口を有しないことが好ましい。これにより、開口を有しない平坦な表面に汚物が容易に付着できないことによる、より容易な清掃、及びより低い汚染リスクがもたらされる。
更なる実施形態では、床は内表面を有し、この内表面は板状であり、少なくとも1つの支持コラムと側壁との間の領域内に開口を有しない。これは、ブロイラーのつま先が床の孔にはまり得ないため、ブロイラーの福祉に関して有利である。ブロイラー輸送コンテナがと殺場においてブロイラーを出すとき、足又はつま先が底部の孔にはまっていると、足又はつま先が引きちぎられる場合がある。この問題は、閉鎖構造の板状床を使用することにより回避される。
このような床は1つの平面内にある必要はなく、複数の平面状の板状セクションを含んでよく、一例では、床は台形のシートとして作製される。他の実施形態では、床は、少なくとも1つの支持コラムと側壁との間の領域における材料の厚さの変動を有して作製してよく、比較的厚い領域は好ましくは対向する側壁間に延在する。コンテナが正方形の基部を有していない場合、上記比較的厚い領域は好ましくは互いから最も離れた対向する側壁間に延在する。
ブロイラー輸送コンテナの全体の形状並びに側壁に対する支持コラムの数及び位置はとりわけ、コンテナのサイズ及び輸送されることになるブロイラーの重量に左右される。現在、ブロイラー輸送コンテナが、2組の対向する側壁を形成する4つの側壁を有し、少なくとも1つの支持コラムが床上において、対向する側壁の一方の組の略中間に位置決めされ、対向する側壁の他方の組の間に、およそD/(N+1)の間隔で配置されることが好ましい。ここでDは対向する側壁の上記他方の組の間の距離であり、Nはブロイラー輸送コンテナ内の支持コラムの数である。この実施形態は、ブロイラー輸送コンテナを、一方の端部又は他方の端部が操作者に面した状態で積み重ねることができ、更に少なくとも1つの支持コラムが、下方のブロイラー輸送コンテナ内の対応する支持コラムと嵌合することになるため、対称性に関して特に有利である。積み込みは例えば50〜200羽超のブロイラー/分の速度で迅速に行うことができ、また、特に空のコンテナの最終的な配置を、ブロイラー積載装置のブロイラー送達用開口が空のコンテナにブロイラーを送達するために位置を変えるのと同時に実行できるため、積み重ねる間にブロイラー輸送コンテナが間違って配向され得ないことは、操作者にとって助けとなる。
ブロイラー輸送コンテナはまた、三角形の設置面積及び3つの側壁、又は多角形の設置面積及び5つ以上の側壁を有することができる。
少なくとも1つの支持コラムの形状及びサイズは、ブロイラーが利用できる比較的大きな内側床面積を維持することを考慮して選択するべきである。ある実施形態では、少なくとも1つの支持コラムは、コラムの高さに沿って延在する中空中心を有する環状断面を有する。このような設計により、好ましくはコラムにコーナを有しない規則的な表面がもたらされ、上記表面は毎回のブロイラーの輸送後の清掃が容易である。
コンテナに積み込む間にコラムに衝突することから引き起こされるあざ及び翼の損傷といった負傷のリスクを好ましくは最小化するべきであるため、少なくとも1つの支持コラムがブロイラーとの接触に好適なものとなるように成形されると有利である。支持コラムの外径が7cm〜30cm、特に10cm〜24cm、好ましくは12cm〜21cmである場合、ブロイラーが傷つくリスクは低下する。直径が7cmをはるかに下回る場合、ブロイラーが高速度でコンテナ内に到着するとき、翼が極めて高い局部負荷を受け得る。直径が30cmをはるかに上回る場合、過大な床面積が各コラムによって使用される。現在、コラムが丸みを帯びており、場合によっては円形断面を有し、上に挙げた区間内の直径を有することが特に有利であると考えられている。
ブロイラー輸送コンテナを積み重ねて配設して、フレームのない輸送ユニットを形成する際に、ブロイラー輸送コンテナを互いに対して固定するために、各ブロイラーの輸送コンテナは、その上部対応領域及び下部対応領域を有してよく、上記上部対応領域はブロイラー輸送コンテナ上に積み重ねられる更なるブロイラー輸送コンテナの下部対応部分に嵌合する。輸送ユニットとしてパレット支持体上に積み重ねられたブロイラーコンテナはその後、上記上部対応領域及び下部対応領域を介した自己支持状態となる。輸送ユニットの基部を形成しブロイラー輸送ユニットを支持するために使用されるパレットは、積層体の最下部のブロイラー輸送コンテナ上の下部対応領域と係合するよう適合された上部対応領域を備えてもよい。コンテナの相互位置決めを制御するためにフレームが用いられる場合、これら上部及び下部対応領域を省略してよい。
ある実施形態では、少なくとも1つの支持コラムは上端部及び下端部を有することができ、またその上端部に上部対応領域、その下端部に下部対応領域を備えることができるように、対応領域を設けてよい。これは例えば単に、一方のコンテナ上の少なくとも1つのコラムの上端部が、他方のコンテナ上の対応するコラムの下端部の中空中心に嵌合するように、円錐形又は円錐台形端部領域を有するコラムを作製することにより達成される。
コラムの上部対応領域と下部対応領域との間の係合を補うために、又はこれらの代替物として機能するために、側壁は上端部及び下端部を有してよく、またその上端部に上部対応領域、その下端部に下部対応領域を備えてよい。このような対応領域の一例は、ブロイラー輸送コンテナは各側壁の底部に陥凹部を備え、これによりコンテナの底部は別のコンテナ上の開口に嵌合し、上記陥凹部は下部対応領域として機能し、側壁の上縁部は上部対応領域として機能する、というものである。あるいは、少なくとも2つの対向する側壁の上縁部は、別のコンテナの側壁の下端部の下部外側コーナを包囲できるように、外向き及び上向きに突出するL型フランジを備えてよい。更に別の実施形態では、側壁及び/又は床の外表面は、孔とピン又はさねと溝といった適合する開口及び突起を備えるが、上述のような対応領域は清掃がより困難であるため現在では好ましくない。
対応領域は、側壁の全長に亘って延在する必要はない。それどころか、側壁上の上部対応領域は、側壁の中間部分において上向きに突出してよく、中間部分の上端部と、ブロイラー輸送コンテナ上に積み重ねられた更なるブロイラー輸送コンテナとの間に開口を残す。例えば、上部対応領域は、側壁が接触するコンテナのコーナにのみ存在してよく、これにより開口は、実質的に一方のコーナから他方のコーナまで、中間部分にまたがって延在する。コンテナがより長い及び/又はより幅広である場合、開口が実質的にコーナからコンテナの中央まで延在するように、例えば側壁の中央において上向きに突出する上部対応領域を設けることも好都合であり、又は更に、必要であれば更なる上述のような上部対応領域を設けてよい。ブロイラー輸送コンテナが、2組の対向する側壁を形成する4つの側壁を有する場合、このタイプの上部対応領域が、1組の又は両方の組の上記対向する側壁の間に、コラムに関して上述したおよそD/(N+1)の間隔を有して配置され、いくつかの実施形態ではこれらの上部対応領域及びコラムは同様に離間していてよい。
ブロイラー輸送コンテナのサイズ及び寸法に関して、コンテナを可能な限り大きくして、飼育場で積み込みを行う間及びと殺場で空にする間の、コンテナの取り扱いに関連する作業を減らすことは好都合であり得る。しかしながら、飼育場の職員が対処できる最大重量に関する作業環境の法律、及びコンテナを実際に取り扱う可能性により、従来技術のコンテナに対して上限が設定されている。本発明によるブロイラー輸送コンテナの場合、現在、ブロイラー輸送コンテナの長さは2.10m〜2.80m、好ましくは約2.4mであり、ブロイラー輸送コンテナの幅は0.70m〜2.6m、好ましくは0.70〜0.90m、特に好ましくは約0.80mであることが好ましい。2.4mの幅は、現在のブロイラー輸送に通常使用されるトラック上に見られるプラットフォームの幅に相当し、従って2つ以上の輸送ユニットを互いに隣接させて積載する必要がなくなる代わりに、トレーラのプラットフォームを1列のブロイラー輸送コンテナ積層体で満たすことができる。他の手段を用いた輸送は他のサイズを必要とし、一例として鉄道による輸送ではワゴンは最大2.8mの利用可能なプラットフォームの幅を有してよい。
コンテナの床に関して上で説明したように、平面状の表面は清掃が容易であり、従って側壁はまた、略平面状、好ましくは可能性のある換気口以外の開口を有しない板状であることが好ましい。しかしながら側壁のうちの少なくとも1つの設計は、重ねて配設されたブロイラー輸送コンテナの各側壁の間の開口を可能とすることにより、又は側壁を通る換気口を有することにより、換気ができるものとしてよい。
本発明によるブロイラー輸送コンテナは、コンテナをブロイラーで満たすことができるよう十分に強く、安定しており、清掃に耐えることができるいずれの材料から作製してよい。現在、ブロイラー輸送コンテナは、プラスチック材料で作製され、好ましくは射出成形によって作製されることが好ましい。好適なプラスチック材料としては高密度ポリエチレン(HDPE)が挙げられるが、鋼、ステンレス鋼、アルミニウム、金属若しくは炭素繊維複合体等の複合体から作製すること、及び/又はコンテナの残りの部分とは異なる材料の補強インレーをコンテナに提供することもできる。
この目的はまた、ブロイラーコンテナが請求項1〜13のいずれか1項に従って設計された、上述の種類のユニットによって解決される。
本発明によるブロイラー輸送コンテナは好ましくは、個々のコンテナを保持するための別個のフレームを使用せずに、単一の積層体に3〜14個のブロイラー輸送コンテナ、又は1つの積層体に6〜12個のブロイラー輸送コンテナ、又は1つの積層体に3〜5個のブロイラー輸送コンテナを有する積層構成で配設できる。上記コンテナは、数の点で、3〜5つのクレートを保持するフレームを有する現行のクレートシステムに対応する。ブロイラー輸送コンテナの積層体を支持体又はパレット支持体上に配設して、基本重量及び総床面積を有するユニット(以下、輸送ユニットとも呼ぶ)を構成できる。上記総床面積は、輸送ユニット内のブロイラー輸送コンテナの床面積の合計である。ある実施形態では、ユニットの基本重量(kg)を総床面積(m2)で除算した商は最大24.0(kg/m2)、好ましくはユニットの基本重量(kg)を総床面積(m2)で除算した商は5〜24kg/m2、特に好ましくは10〜20kg/m2である。比較すると、別個のブロイラー輸送コンテナ及びフレームを採用した従来技術の、ユニットの基本重量を総床面積で除算した商は、典型的にはおよそ60〜100kg/m2である。ユニットの基本重量は、輸送ユニットの全ての要素、即ちブロイラー輸送コンテナだけでなく、これらがトレーラ上に積載されるときに1つ又は複数の積み重なったユニットとして移動される際に、ブロイラー輸送コンテナと共に使用されるいずれの支持体、パレット、蓋又はカバーを含むものとして理解されるものとする。ただしブロイラーの重量は、ユニットの基本重量に含まれない。ブロイラー輸送コンテナは輸送ユニットの取り扱いを容易にするために好ましくはパレット支持体上に積み重ねられるが、積層体の最下部のブロイラー輸送コンテナを輸送ユニットから取り外された単純なスペーサ上に配置して、この最下部のブロイラー輸送コンテナを支持表面上で持ち上がった状態に保ち、フォークリフトのフォークのための空間を与える等の代替案を使用することを排除するものではない。パレット支持体はまた、積層体の最下層として使用される特別なタイプのコンテナの形態であってよく、上記最下部のコンテナにおいて支持体はコンテナの底部と一体である。パレット及び/又は最下部のブロイラー輸送コンテナの設計は、衛生状態を改善するため及び不要な死荷重を回避するために、飼育場で取り扱う際に汚物及び鳥の糞を捕捉するリスクが低くなるようになされるべきである。
ユニットの基本重量(kg)を総床面積(m2)で除算した商は好ましくは最大24.0(kg/m2)であるが、これは、ユニットの基本重量が高い特定の場合、例えばブロイラー輸送コンテナが、ブロイラーを積載した15個のブロイラー輸送コンテナ等の極めて高い積層の積載に耐えなければならない場合において望ましいものである。
(積層体における最下部のコンテナに関連する)パレット若しくは他の支持体からの支持によって、又は(最下部のコンテナの上に積み重ねられるコンテナに関連する)コンテナの下方に位置するブロイラー輸送コンテナの少なくとも1つのコラムからの支持によって、個々のコンテナの底部が下方から支持される状況においてのみ、積層体にブロイラーが積み込まれる場合、特に低重量のブロイラー輸送コンテナが得られる。輸送ユニットを形成する際、ブロイラーをまず最下部のコンテナに積み込み、続いて上記最下部のコンテナ上に次のコンテナを配置し、次のコンテナにブロイラーの積み込みを続けることを繰り返し、その後最上部のコンテナから下方へとコンテナを空にすることが有利である。よって個々のブロイラー輸送コンテナは、ブロイラーが積み込まれるとき、別個のコンテナとして端部で持ち上げる必要が一切なく、これにより底部を低重量構造とすることができる。
ユニットのブロイラーコンテナは好ましくは上部対応領域及び下部対応領域を有し、上記上部対応領域は、ブロイラー輸送コンテナ上に積み重ねられた更なるブロイラー輸送コンテナの下部対応領域に嵌合し、ユニットとしてパレット支持体上に積み重ねられたブロイラーコンテナは、上記上部対応領域及び下部対応領域を介した自己支持状態となる。側壁上の上部対応領域は好ましくは、側壁の中間部分において上向きに突出し、中間部分の上端部と、ブロイラー輸送コンテナ上に積み重ねられた更なるブロイラー輸送コンテナとの間に開口を残す。これにより、ブロイラーに対して優しい特に安定したユニットが提供される。
本発明のユニットからもたらされる更なる利点は、ブロイラーコンテナに関連して既に説明したが、これは対応する節に関して反復を回避するためである。
以下、本発明の実施形態の例を、概略図を参照しながら更に詳細に説明する。
図1は、ブロイラー輸送コンテナの、ある実施形態の上方から見た斜視図である。 図2は、図1のブロイラー輸送コンテナの、下方から見た斜視図である。 図3は、わずかに異なる角度から見た、図2に対応する図である。 図4は、パレット上に積層体として配設された、図1、2に示したタイプの5つのクレートを示す。 図5は、図4の線V−Vに沿った断面図である。 図6は、図4の線VI−VIに沿った断面図である。 図6Bは、図6において矢印で示した側から見た、VIBと印を付けた部分の詳細である。 図7は、図4のパレットの、上方から見た斜視図である。 図8は、ブロイラー輸送コンテナの別の実施形態の、上方から見た斜視図である。 図9は、図8のブロイラー輸送コンテナの、下方から見た斜視図である。 図10は、ブロイラー輸送コンテナの更に別の実施形態の、上方から見た斜視図である。 図11は、図10のブロイラー輸送コンテナの、下方から見た斜視図である。 図12は、ブロイラー輸送コンテナのまた更に別の実施形態の、上方から見た部分切り欠き斜視図であり、ブロイラー輸送コンテナは、同一のタイプの別のブロイラー輸送コンテナに対して近接して、対構成で配設される。 図13は、図12に示す支持コラムの斜視図である。 図14は、ブロイラー輸送コンテナのまた更に別の実施形態の、上方から見た部分切り欠き斜視図であり、ここで3つのこのようなブロイラー輸送コンテナは重ねて配設され、積層体は互いに対して近接して配設された2つのパレット上に配設され、カバーは最上部のブロイラー輸送コンテナ上に配設され、これにより輸送ユニットを形成する。 図15は、図14のXVと印を付けた部分の詳細の斜視図である。 図16は、トラックトレーラ上に配設された、図8、9に示されるブロイラー輸送コンテナから形成される、輸送ユニットを示す。 図17は、サイドドアを有する、ブロイラー輸送コンテナのまた更に別の実施形態を示す。 図18は、ブロイラー輸送コンテナの更に別の実施形態の、上方から見た斜視図である。 図19は、図18の線XX−XXに沿った、図18に示すブロイラー輸送コンテナの積層体の断面図である。 図20は、ブロイラー輸送コンテナの床の3つの異なる断面形状を示す。
特にブロイラーの輸送用の、本発明によるブロイラーコンテナ1のある実施形態を図1〜3に示す。ブロイラーコンテナ1(以下、ブロイラー輸送コンテナ又はコンテナとも呼ぶ)は、例えば飼育場でブロイラーを飼育するために、固定して使用してもよい。ブロイラーコンテナ1は、開口を有しない矩形板状床11、2つの横側壁12、2つの縦側壁13を備え、これらは共に、少なくとも5羽の生きたブロイラー(図示せず)を収容するようサイズ設定される内容積の範囲を定める。3つのコラム14は、横側壁12から距離dTだけ離間しかつ縦側壁13から距離dLだけ離間して、内容積を通って床11から上向きに延在する。これらの距離dT、dLは、各コラム14と各側壁12、13との間に、少なくとも1羽のブロイラーのための空間を提供するために適合される。コラム14は、ブロイラーコンテナ1の中心長さ軸Lに沿って1列に配設され、均等に離間している。
各コラム14は、(床の厚さを含む)側壁12、13の高さに略相当する高さhCを有し、これによりコラム14は、図4〜6に示すように、ブロイラー輸送コンテナ1上に積み重ねられた更なるブロイラー輸送コンテナ1の床11を支持するための支持コラムとして機能するために適合される。
コラム14は中心に空洞16を有し、床11との接合部に設けられた小角度付きセクション17を除いて、定直径dCを有する円筒形である。この角度付きセクションは、構造を強化するだけでなく、以下に説明するように、別のコンテナ1のコラム14をガイドして、空洞へと突出させる。
全てのコラム14は、コラム14の高さの略全体に亘って延在する細長開口15を備える。これらの開口15は、ブロイラー輸送コンテナ1の重量を最小化するのに寄与するが、ブロイラーが床の上方に持ち上げられた場合にブロイラーのつま先がはまるリスクを伴わない。ここで開口15は、コラム14の総表面積のおよそ40%に相当する総開口面積を有するが、コラム14をより強く及び/又はより剛性とするためにより小さい開口面積が望まれる場合、開口15はより短く及び/又はより狭くてよい。このような比較的短いコラム14は好ましくは、床11からある距離だけ離間して配置された下端部を有し、これによりコラム14は、図8の実施形態に示したコラム114上の下側セクションのような、下端部に開口を有しない円形壁セクションを有する。
コラム14はまた、閉鎖設計、即ちいかなる開口15も有しないものであってよい。コラム14の数及び位置は、内容積内で変更してよい。
各コラム14の上端部には、十字型のブロイラー柵18が空洞16の開口に架かっている。この十字は、コラム14の安定性に寄与し、またブロイラーをブロイラー輸送コンテナに積み込む間にブロイラーがコラムの空洞に入るのを防ぐ。
両方の縦壁は、サイズ及び形状がコラム24の半分に相当する陥凹部19を備え、床の上方に開口20も備えるが、角度付きセクション及び十字は存在しない。ブロイラー輸送コンテナ1がブロイラーで完全に満たされた場合でさえ、ブロイラー輸送コンテナ1の安定性を保証するために、各陥凹部19を横断して架かるはり21を、縦側壁13の平面の延長に設ける。このはり21はまた、手動又は自動でコンテナ1を取り扱う際にグリップとして使用するのにも好適である。
図1〜3のブロイラー輸送コンテナ1の長さは240cmであり、横側壁12に沿った幅は80cmであり、換気コラム14の直径は20cmである。他のサイズも当然可能である。
丸みを帯びた外表面並びにコラム14及び陥凹部19の比較的大きな直径は、輸送中及びブロイラーをコンテナ1に積み込む間、ブロイラーを保護するのを助ける。ブロイラーがコラム14又は陥凹部の側部にぶつかっても、あざを引き起こし得る鋭い縁部は存在しない。
図4は、ユニット3、好ましくは蓋又はカバー(図示せず)を更に含むことが多いブロイラー輸送ユニットを形成するためにパレット2上に互いに積み重ねられた、図1〜3に示したもののような、5つのブロイラー輸送コンテナ1を示す。
下から4番目のブロイラー輸送コンテナにブロイラー(図示せず)を積み込んだばかりの操作者4は、5番目の空のコンテナを上部に置き、その中にブロイラーを積載する準備ができている。
図4の線VI−VIに沿った輸送ユニット3を通る断面を図6に示す。確認できるように、5つのブロイラー輸送コンテナ1、1’のコラム14は、コンテナ1、1’を積み重ねると、互いの延長上に位置決めされるため、ユニットを通る連続的な円筒形中空コラム16を形成する。このようなコラム16により、積層体の高部のブロイラー輸送コンテナ1、1’の負荷を、下方の輸送コンテナ1、1’のコラム14を介して、輸送ユニット3の中心においてパレット2に伝達でき、従って側壁上の負荷を低減し、床11上に広がる支持体間の距離を低減できる。これは同様に、床11及び外側側壁12、13を比較的薄く、及び補強リブを有さずに作製でき、従って材料消費及びコンテナ1の重量を削減でき、また同時に清掃をより容易にする。
図1〜6に示すブロイラー輸送コンテナ1を図4、6に示すように積み重ねて配設する場合、角度付きセクション17により、下方のブロイラー輸送コンテナ1のコラム14の上縁部が、図6Bに詳細に示すように、上方のブロイラーコンテナ1の対応するコラム14の中にわずかに突出できる。各コラム14は上端部及び下端部を有し、上端部に上部対応領域、下端部に下部対応領域を有する。換言すると、第1のコンテナ1のコラム14の上端部は、形状によるロック及び/又は摩擦によるロックによる固定により第2のコンテナ1のコラム14の下端部と積み重ねることができ、かつその逆の場合も同様となるように設計される。ブロイラー輸送コンテナ1はここでは空の状態で示されているが、ブロイラー輸送コンテナ1が満たされると、床11がわずかに偏向し、これにより2つのコラム14が互いに接触し、従って上述のような1つの負荷支持コラムを形成する。コラム14間の係合を可能とする多数の他の実施形態が可能であり、そのうちの1つを以下に説明する。詳細な設計では好ましくは、ブロイラー輸送コンテナ1を重ねて容易に積載でき、分離でき、かつ容易に清掃できることに十分注意するべきである。
側壁の陥凹部19は、これもまた図4に示すように、コラム14と同じ方法で互いの上に配置され、これにより縦側壁13に半円形の連続的な中空コラムが形成される。これら陥凹部19は、自己負荷支承特性を有し、コラム14間の側壁のセクションの安定性にも寄与し、従って(輸送)ユニットに強度及び安定性を更に付与する。
これらの利点は原理上中実コラム14を用いて達成できるが、中空コラム14は、極めて少ない材料の使用で優れた負荷支承性能を有し、従ってブロイラー輸送コンテナ1及び(輸送)ユニットに強度及び安定性をもたらすだけでなく、空の(輸送)ユニットの重量(自重)を低く保つこともできる。従来技術のブロイラー輸送ユニット3との比較を、以下の表1、2に挙げる。
本出願人であるLinco Food Systemsが販売する従来技術のシステムID1、ID2及びAnglia Autoflow Ltd.,ディス、ノーフォーク州、英国が販売するID3は、ばらのクレート又は引き出しがフレーム内に保持される輸送ユニットの1つのタイプを代表するものであり、Meyn Food Processing Technology B.V.、アムステルダム、オランダが販売するID4〜ID7は、このような引き出しを有しない別のタイプを代表するものである。ばらの引出しの使用によりシステムの分離が可能となり(これは輸送ユニットの清掃に関して有利である)、ブロイラーが気絶する前に積み重ねを解くことが更に可能となるが、このようなシステムは比較的高重量である。表2から分かるように、このようなシステムのためのユニットにおいて、ユニットの基本重量(即ち空の輸送ユニットの総重量)と床の総利用可能面積との比は、60〜100kg/m2であるが、ばらの引出しを有しないシステムにおいてはこの比は約30kg/m2である。ブロイラー輸送ユニットは典型的には、トラック又はトレーラに対して許容される最大重量まで積載されるため、高実量の輸送ユニットはブロイラーを輸送するための容量が低い。
図1〜6に示す(輸送)ユニット3では、ユニットの基本重量とブロイラーのための総利用可能面積との比は、例1、2(ID8、ID9)によって示されるように極めて低く、ここで上記比は16〜17kg/m2である。
本発明のいくつかの実施形態がわずかに高いユニットの基本重量と総利用可能面積との比しか示し得ないとしても、本発明は従来技術に対して相当な利点を提供する。
Figure 2017505136
Figure 2017505136
(輸送)ユニット3が側部から互いを支持するように、(輸送)ユニット3を互いに近接して配設すると、これは輸送中のブロイラー輸送コンテナ1の安定性に更に寄与する。このような密な当接を容易にするために、側壁は上端部及び下端部を有し、上端部に上部対応領域、下端部に下部対応領域を備える。特に、図1〜6のブロイラー輸送コンテナの側壁12、13の上縁部は、コンテナの内容積に向かってわずかに内向きに突出する角度付きセクション22と、内容積から離れて外向きに突出するフランジ23とを有する。フランジは、コンテナ1、1’を図4に示すように互いに積み重ねた場合に、床11の角度付き縁部セクション24と係合するよう適合される。従って、上部コンテナ1’及び下部コンテナ1のいかなる部分も側壁12、13の外側の平面に対して突出することなく、そして図4でV−Vと印を付けた部分の詳細の断面図である図5に示す内容積の開口を実質的に制限することなく、上部コンテナ1’を下部コンテナ1上に静置できる。
図4、6の輸送ユニットの底部において使用される、図7に示すパレット2は、ブロイラー輸送コンテナ1の積層体のための安定した支持を提供するよう構成され、(輸送)ユニット3の取り扱いのために使用するフォークリフト(図示せず)のアームと係合するよう適合された水平開口28を備える。この実施形態では、パレット2は、これもまた図7に示すように、ブロイラー輸送コンテナ1内のコラム14と同一の位置に一連の開口27を備えるが、これは必須ではない。これら開口は、開口27を用いてコラム14をその中で位置合わせすることにより、積層体の最下部のブロイラー輸送コンテナ1を正確に位置決めするために使用でき、また更に、(輸送)ユニット3をトラック、トレーラ又は他の車両上に正確に位置決めするためにも使用できる。
ブロイラー輸送コンテナ101の別の実施形態を図8、9に示す。図1〜7において使用した参照番号に対応する参照番号に100を足して使用し、他に何も述べていない場合は、このような対応する参照番号を有する特徴部分は同一の機能を有する。
このブロイラー輸送コンテナ101は、床111から突出するよう配設された3つの支持コラム114を有するが、このコンテナ101はより単純な設計を有し、また開口115はコラム114の上縁部にのみ設けられる。開口の形状、サイズ、位置は、コラム114の強度及び/又は剛性に相当な悪影響を与えることなく、大いに変更できる。図8、9における設計により、ブロイラーが身動きが取れなくなるリスクは極めて低くなる。
図8、9のコンテナは側壁に陥凹部を有しない。その代わりにこのコンテナは、コンテナの内容積から離れて突出するフランジ126を備え、このフランジ126は、清掃を困難にすることなく、外側縦側壁113に強度及び安定性を付与する。突出フランジ126は、コンテナを取り扱う際にグリップとして使用してもよく、またコンテナをフレーム内に挿入すること、及び必要であれば従来技術の輸送ユニットにおいて使用することを可能とする。
ブロイラー輸送コンテナ101の更に別の実施形態を図10、11に示し、ここでも図1〜7において使用した参照番号に対応する参照番号に200を足して使用し、他に何も述べていない場合は、このような対応する参照番号を有する特徴部分は同一の機能を有する。しかしながら、図10、11における図示は極めて概略的であること、並びに3つのコラム214全て及び4つの陥凹部219全てが同様に開口を備え得るとしても、開口220は1つのコラム214及び1つの陥凹部219上においてのみ示されることに留意されたい。
この実施形態は、十字18の代わりに、換気コラム214がドーム218(中央のコラム上にのみ示す)を備える点において、図1〜7の実施形態とは異なる。ブロイラーが換気チャネル216に入るのを防ぐことに加えて、このドーム218は側壁212、213の上側の高さを超えて突出する。これは、このタイプのコンテナを積み重ねた場合に、ドームが上述の換気コラムの空洞に挿入されることになり、これによって2つのコンテナの互いに対するセンタリングに寄与することを意味し、ドームは積層体全体の安定性も改善できる。
ブロイラー輸送コンテナ301のまた更に別の実施形態の更に概略的な図を図12に示し、ここでも図1〜7において使用した参照番号に対応する参照番号に300を足して使用し、他に何も述べていない場合は、このような対応する参照番号を有する特徴部分は同一の機能を有する。この実施形態は、4つの陥凹部が2つの半円形コラム319で置換され、これにより縦側壁313の外側が途切れず、4つのコーナコラム329はそれぞれ1/4円形断面で置換される点において図1〜7の実施形態とは異なる。閉鎖された外側及びコーナコラムは、ブロイラー輸送コンテナに更なる安定性をもたらす。
図12における実施形態は更に、コラム314が2つしか存在せず、各コラム314が概ね図13に示したように具現化されている点において異なる。確認できるように、コラム314の上部セクション337は、コラムの残りの部分に対して直径が小さい。これにより、上部セクション337を、図10のドームに関連して説明したように、別のコンテナの対応するコラムの底部の空洞に挿入でき、コラム314の本体と上部セクション337との間の遷移部分に形成された肩部は、図6Bに関連して説明したように、他のコンテナの下側と係合することになる。適切に寸法設定された場合、このようなコラム314は互いにスナップロックすることさえできる。別の差異は開口315の設計にあり、この開口315はここでは細長いが、図1〜3の実施形態における開口より短く、コラム上で均一なパターンで分布する。
ブロイラー輸送コンテナ401、402’の2つのなお更なる実施形態を図14に示す。補強を有するコンテナ401が2つのパレット402上に配設され、比較的軽い構造の2つのコンテナ401’がコンテナ401上に配設され、蓋405で覆われて輸送ユニット403を形成する。ここでも図1〜7において使用した参照番号に対応する参照番号に400を足して使用し、他に何も述べていない場合は、このような対応する参照番号を有する特徴部分は同一の機能を有する。
コンテナのこれらの実施形態の両方は、図13のものと類似した換気コラム414と、側壁412、413の上縁部に沿った開口420とを備える。これらの特徴部分は、他の実施形態に関連して上述したものと同一の機能を有する。従ってここでは更に詳細には説明しない。
互いに隣接して配設された2つのパレット402の使用により、より小さいパレットを使用できるようになり、従ってより小さい及びより大きいバージョンのブロイラー輸送コンテナの両方のために、標準的なパレット及び/又は同一のパレットを潜在的に使用できるようになる。この実施形態では、フォークリフト(図示せず)のアームと係合するよう適合されたパレットの開口428は下向きに開いており、これは汚物を捕捉するリスクを低下させ、図7のパレットよりも清掃を容易にする。
最下部のブロイラー輸送コンテナ401は、縦側壁413のコーナ及び中央に略三角形の補強セクション430、431を有する点において、上述したものとは異なる。この実施形態では、図15で破線で示すように中実又は中空であってよい補強セクションを、コンテナの内容積に対面する丸みを帯びた表面有するように作製し、これにより清掃を容易にし、コラムに関連して説明したようにブロイラーに損傷を与えることを防ぐ。しかしながら他の形状を採用してよい。補強セクションはまた、補強されたコンテナ401上に配設されたコンテナ401’のための支持体として機能し、従ってコラム414が提供する支持を補う。
ここで補強は輸送ユニット430における最下部のコンテナ401においてのみ示されているが、特に積層体が4つ以上のコンテナを含む場合、及び/又はこれらが高負荷となる場合、このようなコンテナを積層体のより高いところで用いてよいことが理解されるべきである。実験により、積層体における第2の最下のコンテナは、これが上方の全ての積載済みコンテナを支持し、1つ又は複数のパレットが提供する表面支持を有さずに最下部のコンテナ上に静止しているだけであるため、最も高い負荷を受けるコンテナとなることが多いことが示されている。
上述の通り、コラム414は、重ねて配設されると垂直コラムを形成し、ここでは蓋405はコラムの延長に開口436を備える。この開口は蓋の位置決めのために使用でき、また同様の開口が他のコラム414の上方に設けられることを理解されたい。
図8、9に示したタイプのブロイラー輸送コンテナ101から形成された輸送ユニット103、103’を積載したトラック又はトレーラ6の後端部を、図16に示す。このような輸送ユニットの2つの層は、床61上で重ねて配設される。最下層の輸送ユニット103はそれぞれ5つのブロイラー輸送コンテナを含み、最上層の輸送ユニット103’はそれぞれ4つのコンテナを含む。ブロイラー輸送コンテナの内容積を見せるために、トレーラの後部に対面する縦側壁113は図示していない。ここでもまた、コラム114は共通の垂直コラム116を形成する。
各輸送ユニット103、103’の幅はトラックトレーラの床61の幅に相当するため、1列の輸送ユニットを積載すれば十分である。しかしながらより小さいサイズのブロイラー輸送コンテナを使用して、これらを床の長さ方向に延在する2つ以上の列に配設することも可能であることが理解されるだろう。
トラックトレーラの屋根62は係合手段63を備え、これら係合手段63はそれぞれ、輸送中にコラム116のうちの1つと係合する。この係合を達成するために、屋根は、現行のブロイラー輸送トラック及びトレーラから公知であるように、油圧アクチュエータによって上昇及び降下でき、これにより輸送ユニットの固定を可能とする。
と殺場に到着すると、ブロイラーは通常気絶させられ、これはブロイラーがまだブロイラー輸送コンテナにいる間に行われることが多い。気絶させた後、と殺される前にブロイラーの心臓が停止するのを防ぐために、ブロイラー輸送ユニットをかなり迅速に空にしなければならない。空にするのを容易にするために、ブロイラー輸送コンテナ401’’は、図17に示すようにゲート又はドア432を備えてよい。ゲート又はドアの数は変更してよい。
上述の全ての実施形態は、3つ以上のコラムを有する大型のブロイラー輸送コンテナに基づくものであるが、より少ないコラムを有するコンテナの使用も本発明の範囲内である。
コラム514及び陥凹部519を1つだけ有するブロイラー輸送コンテナシステムの一例を図18、19に示す。ここでもまた、図1〜7において使用した参照番号に対応する参照番号に500を足して使用し、他に何も述べていない場合は、このような対応する参照番号を有する特徴部分は同一の機能を有する。このようなブロイラー輸送コンテナが、図19に示すように互いに積み重ねて配置されるとき、コラム514は、図6、6Bに関連して図示及び説明したのと同様の方法で、ユニット全体を通って垂直に延在する共通コラム516を形成する。
以上において、全てのブロイラー輸送コンテナを、図20の一番上に断面を示したように平坦な床を有するものとして図示及び説明したが、図20の中央に示したように三角形の若しくは丸みを帯びた肥厚部を含むこと、又は図20の一番下に示したように台形のシートを使用することを含む、他の形状も可能である。これらの実施形態全てに共通することは、外表面が清掃しやすいように、これらが平面状の板状断面で構成されることである。同様の考慮を外側側壁に適用する。
特許請求の範囲内で、様々な実施形態の詳細を組み合わせて更なる実施形態としてよい。

Claims (17)

  1. ブロイラーを収容及び保持するために設計及び適合され、内容積を画定する床(11、111、211、311、411)及び側壁(12、13;112、113;212、213;312、313;412、413)を有する、ブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)であって、
    同一設計の前記ブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)と積み重ねることができるよう設計及び適合される、前期ブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)において、
    前記ブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)は:
    少なくとも1つの支持コラム(14、114、214、314、414)が前記内容積を通って前記床(11、111、211、311、411)から上向きに延在すること;
    前記支持コラム(14、114、214、314、414)は、全ての前記側壁(12、13;112、113;212、213;312、313;412、413)から離れており、前記支持コラム(14、114、214、314、414)と前記側壁(12、13;112、113;212、213;312、313;412、413)のうちのいずれとの間に少なくとも1羽のブロイラーのための空間を提供すること;及び
    前記支持コラム(14、114、214、314、414)は、前記ブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)上に積み重ねられる更なる前記ブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)の前記床(11、111、211、311、411)を支持するための高さを有すること
    を特徴とする、ブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)。
  2. 前記ブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)は、少なくとも5羽の生きたブロイラーの輸送のためにサイズ設定並びに設計及び適合されることを特徴とする、請求項1に記載のブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)。
  3. 前記床(11、111、211、311、411)は外表面を有し、前記外表面は板状であり、前記少なくとも1つの支持コラム(14、114、214、314、414)と前記側壁(12、13;112、113;212、213;312、313;412、413)との間の領域内に開口を有しないことを特徴とする、請求項1又は2に記載のブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)。
  4. 前記床(11、111、211、311、411)は内表面を有し、前記内表面は板状であり、前記少なくとも1つの支持コラム(14、114、214、314、414)と前記側壁(12、13;112、113;212、213;312、313;412、413)との間の領域内に開口を有しないことを特徴とする、請求項1〜3のうちの1項又は複数項に記載のブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)。
  5. 前記床(11、111、211、311、411)は複数の平面状の板状セクションを有することを特徴とする、請求項1〜4のうちの1項又は複数項に記載のブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)。
  6. 前記ブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)は、対向する前記側壁(12、13;112、113;212、213;312、313;412、413)の2つの組を形成する4つの前記側壁を有すること;及び
    前記少なくとも1つの支持コラム(14、114、214、314、414)は、前記床(11、111、211、311、411)上において、前記対向する側壁(12、13;112、113;212、213;312、313;412、413)の一方の前記組の略中間に位置決めされ、前記対向する側壁(12、13;112、113;212、213;312、313;412、413)の他方の前記組の間に、およそD/(N+1)の間隔で配置され、ここでDは前記対向する側壁(12、13;112、113;212、213;312、313;412、413)の前記他方の組の間の距離であり、Nは前記ブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)内の前記支持コラム(14、114、214、314、414)の数であること
    を特徴とする、請求項1〜5のうちの1項又は複数項に記載のブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)。
  7. 前記少なくとも1つの支持コラム(14、114、214、314、414)は、前記支持コラム(14、114、214、314、414)の前記高さに沿って延在する中空中心を有する環状断面を有することを特徴とする、請求項1〜6のうちの1項又は複数項に記載のブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)。
  8. 前記支持コラム(14、114、214、314、414)の外径は7cm〜30cm、特に10cm〜24cm、好ましくは12cm〜21cmであることを特徴とする、請求項1〜7のうちの1項又は複数項に記載のブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)。
  9. 前記少なくとも1つの支持コラム(14、114、214、314、414)は、上端部及び下端部を有し、また前記上端部に上部対応領域、前記下端部に下部対応領域を備えることを特徴とする、請求項8に記載のブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)。
  10. 前記側壁(12、13;112、113;212、213;312、313;412、413)は上端部及び下端部を有し、また前記上端部に上部対応領域、前記下端部に下部対応領域を備えることを特徴とする、請求項8又は9に記載のブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)。
  11. 前記ブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)の長さは2.10m〜2.80m、好ましくは約2.4mであること;及び
    前記ブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)の幅は0.70m〜2.6m、好ましくは0.70〜0.90m、特に好ましくは約0.80mであること
    を特徴とする、請求項1〜10のうちの1項又は複数項に記載のブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)。
  12. 前記側壁(12、13;112、113;212、213;312、313;412、413)は、略平面状、好ましくは板状であることを特徴とする、請求項1〜11のうちの1項又は複数項に記載のブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)。
  13. 前記ブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)は、プラスチック材料で、好ましくは射出成形によって作製されることを特徴とする、請求項1〜12のうちの1項又は複数項に記載のブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)。
  14. ブロイラーの飼育中及び/又はと殺場への輸送中及び/又はと殺場の領域内で処理される前の休息中に、生きたブロイラーを収容及び保持するために設計及び適合された、少なくとも2つのブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)を備えるユニット(3、103、203、303、403)であって、
    前記ブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)は請求項1〜13のいずれか1項に従って設計されることを特徴とする、ユニット(3、103、203、303、403)。
  15. パレット支持体(2、102、202、302、402)上に積み重ねられた構成の前記ブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)は、前記ユニット(3、103、203、303、403)を構成し、前記ユニット(3、103、203、303、403)は、基本重量及び総床面積を有し、前記総床面積は、前記ユニット(3、103、203、303、403)内の前記ブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)の床面積の合計であること;並びに
    前記ユニットの基本重量(kg)を前記総床面積(m2)で除算した商は最大24.0(kg/m2)、好ましくは前記ユニットの基本重量(kg)を前記総床面積(m2)で除算した商は5〜24kg/m2、特に好ましくは10〜20kg/m2であること
    を特徴とする、請求項14に記載のユニット(3、103、203、303、403)。
  16. 前記ブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)は上部対応領域及び下部対応領域を有し、
    前記上部対応領域は、前記ブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)上に積み重ねられた更なる前記ブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)の前記下部対応領域に嵌合し、
    前記ユニット(3、103、203、303、403)として前記パレット支持体(2、102、202、302、402)上に積み重ねられたブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)は、前記上部対応領域及び前記下部対応領域を介した自己支持状態となること
    を特徴とする、請求項14又は15に記載のユニット(3、103、203、303、403)。
  17. 側壁(12、13;112、113;212、213;312、313;412、413)上の上部対応領域は、前記側壁(12、13;112、113;212、213;312、313;412、413)の中間部分において上向きに突出し、前記中間部分の上端部と、前記ブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)上に積み重ねられた更なるブロイラーコンテナ(1、101、201、301、401)との間に開口を残すことを特徴とする、請求項16に記載のユニット(3、103、203、303、403)。
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