JP2017503367A - ソフトバッファ管理 - Google Patents

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Abstract

基地局が、ユーザ機器(UE)によって監視されるコンポーネントキャリア(CC)の第1の数を決定し、1つまたは複数の復号に失敗したデータパケットを記憶するためのソフトバッファを区分するためのCCの第2の数を決定し、ここにおいて、第2の数は第1の数とは異なる、ソフトバッファ管理が開示される。様々な態様は、通信システムにおいて使用される無認可CCに関するクリアチャネルアセスメント(CCA)クリアランス情報を使用するCCの第2の数の決定を実現する。

Description

[0001]本出願は、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2013年11月4日に出願された「SOFT BUFFER MANAGEMENT」と題する米国仮特許出願第61/899,666号、および2014年9月30日に出願された「SOFT BUFFER MANAGEMENT」と題する米国実用特許出願第14/502,848号の利益を主張する。
[0002]本開示の態様は、一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、無認可スペクトルを含むワイヤレスシステムにおけるソフトバッファ管理に関する。
[0003]ワイヤレス通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることが可能な多元接続(multiple-access)ネットワークであり得る。通常、多元接続ネットワークである、そのようなネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザのための通信をサポートする。そのようなネットワークの一例はユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN:Universal Terrestrial Radio Access Network)である。UTRANは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)(登録商標)によってサポートされる第3世代(3G)モバイルフォン技術である、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)の一部として定義された無線アクセスネットワーク(RAN)である。多元接続ネットワークフォーマットの例としては、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークがある。
[0004]ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかのユーザ機器(UE)のための通信をサポートすることができるいくつかの基地局またはノードBを含み得る。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局と通信し得る。ダウンリンク(または順方向リンク)は基地局からUEへの通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)はUEから基地局への通信リンクを指す。
[0005]基地局は、UEにダウンリンク上でデータおよび制御情報を送信し得、および/またはUEからアップリンク上でデータおよび制御情報を受信し得る。ダウンリンク上では、基地局からの送信は、ネイバー基地局からの送信、または他のワイヤレス無線周波数(RF)送信機からの送信による干渉に遭遇することがある。アップリンク上では、UEからの送信は、ネイバー基地局と通信する他のUEのアップリンク送信からの干渉、または他のワイヤレスRF送信機からの干渉に遭遇することがある。この干渉は、ダウンリンクとアップリンクの両方で性能を劣化させることがある。
[0006]モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、より多くのUEが長距離ワイヤレス通信ネットワークにアクセスし、より多くの短距離ワイヤレスシステムがコミュニティにおいて展開されて、干渉および輻輳ネットワークの可能性が増大する。モバイルブロードバンドアクセスに対する増大する需要を満たすためだけでなく、モバイル通信のユーザエクスペリエンスを進化および向上させるためにもUMTS技術を進化させる研究および開発が続けられている。
[0007]本開示の一態様では、ワイヤレス通信の方法は、基地局によって、UEによって監視されるコンポーネントキャリア(CC)の第1の数を決定することと、基地局によって、1つまたは複数の復号に失敗したデータパケットを記憶するためのソフトバッファを区分するためのCCの第2の数を決定することとを含み、ここにおいて、第2の数は第1の数とは異なる。
[0008]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のために構成された装置は、基地局によって、UEによって監視されるCCの第1の数を決定するための手段と、基地局によって、1つまたは複数の復号に失敗したデータパケットを記憶するためのソフトバッファを区分するためのCCの第2の数を決定するための手段とを含み、ここにおいて、第2の数は第1の数とは異なる。
[0009]本開示の追加の態様では、プログラムコードを記録したコンピュータ可読媒体は、基地局によって、UEによって監視されるCCの第1の数を決定するためのコードと、基地局によって、1つまたは複数の復号に失敗したデータパケットを記憶するためのソフトバッファを区分するためのCCの第2の数を決定するためのコードとを含み、ここにおいて、第2の数は第1の数とは異なる。
[0010]本開示の追加の態様では、装置は、少なくとも1つのプロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとを含む。上記プロセッサは、基地局によって、UEによって監視されるCCの第1の数を決定することと、基地局によって、1つまたは複数の復号に失敗したデータパケットを記憶するためのソフトバッファを区分するためのCCの第2の数を決定することとを行うように構成され、ここにおいて、第2の数は第1の数とは異なる。
[0011]様々な実施形態による、ワイヤレス通信システムの一例を示す図。 [0012]様々な実施形態による、無認可スペクトル中でLTE(登録商標)を使用するための展開シナリオの例を示す図。 [0013]様々な実施形態による、無認可スペクトル中でLTEを使用するための展開シナリオの別の例を示す図。 [0014]様々な実施形態による、認可および無認可スペクトル中でLTEをコンカレントに使用するときのキャリアアグリゲーションの一例を示す図。 [0015]本開示の一態様に従って構成された、基地局/eNBおよびUEの設計を概念的に示すブロック図。 [0016]本開示の様々な態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図。 本開示の様々な態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図。 本開示の様々な態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図。 本開示の様々な態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図。 本開示の様々な態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図。 本開示の様々な態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図。 本開示の様々な態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図。
[0017]添付の図面に関して以下に示す発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本開示の範囲を限定するものではない。そうではなく、発明を実施するための形態は、本発明の主題の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。これらの具体的な詳細は、あらゆる場合において必要とされるとは限らないことと、いくつかの事例では、よく知られている構造および構成要素は提示を明快にするためにブロック図の形式で示されることとが当業者には明らかであろう。
[0018]事業者は、これまで、セルラーネットワークにおける輻輳の常に増加するレベルを軽減するために無認可スペクトルを使用するための主要な機構としてWiFi(登録商標)を見てきた。しかしながら、無認可スペクトル中のLTEに基づくニューキャリアタイプ(NCT:new carrier type)はキャリアグレードWiFiに適合し得るので、無認可スペクトルを用いるLTE/LTEアドバンスト(LTE−A)がWiFiの代替になる。無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aは、LTE概念を活用し得、無認可スペクトル中での効率的な動作を可能にすることと、規制要件を満たすこととのために、ネットワークまたはネットワークデバイスの物理レイヤ(PHY)およびメディアアクセス制御(MAC)態様にいくつかの変更を導入し得る。無認可スペクトルは、たとえば、600メガヘルツ(MHz)から6ギガヘルツ(GHz)までにわたり得る。いくつかのシナリオでは、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−AはWiFiよりも著しく良好に機能し得る。たとえば、全WiFi展開と比較して、または高密度スモールセル展開があるとき、(単一または複数の事業者のための)無認可スペクトル展開を用いる全LTE/LTE−Aは、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−AはWiFiよりも著しく良好に機能し得る。無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aは、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aが(単一または複数の事業者のために)WiFiと混合されるときなど、他のシナリオにおいてWiFiよりも良好に機能し得る。
[0019]単一のサービスプロバイダ(SP)の場合、無認可スペクトル上のLTE/LTE−Aネットワークは、認可スペクトル上のLTEネットワークと同期しているように構成され得る。しかしながら、複数のSPによって所与のチャネル上で展開される無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aネットワークは、複数のSPにわたって同期しているように構成され得る。上記の特徴の両方を組み込むための1つの手法は、所与のSPのために、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aと、無認可スペクトルを用いないLTE/LTE−Aとの間で一定のタイミングオフセットを使用することを伴い得る。無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aネットワークは、SPの必要に従ってユニキャストおよび/またはマルチキャストサービスを与え得る。その上、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aネットワークは、LTEセルが、アンカーとして働き、関連するセル情報(たとえば、無線フレームタイミング、共通チャネル構成、システムフレーム番号またはSFNなど)を与える、ブートストラップモードで動作し得る。このモードでは、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aと、無認可スペクトルを用いないLTE/LTE−Aとの間に緊密な相互作用があり得る。たとえば、ブートストラップモードは、上記で説明した補足ダウンリンク(supplemental downlink)モードとキャリアアグリゲーションモードとをサポートし得る。無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−AネットワークのPHY−MACレイヤは、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−AネットワークがLTEネットワークとは無関係に動作するスタンドアロンモードで動作し得る。この場合、たとえば、コロケートされたセルとのRLCレベルアグリゲーション、または複数のセルおよび/または基地局にわたるマルチフローに基づいて、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aと、無認可スペクトルを用いないLTE/LTE−Aとの間に緩い相互作用があり得る。
[0020]本明細書で説明する技法は、LTEに限定されず、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、および他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムのためにも使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリース0およびAは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、一般に、CDMA2000 1xEV−DO、高速パケットデータ(HRPD:High Rate Packet Data)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形態を含む。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB:Ultra Mobile Broadband)、発展型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDMなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。LTEおよびLTEアドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上記のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術のために使用され得る。ただし、以下の説明では、例としてLTEシステムについて説明し、以下の説明の大部分においてLTE用語が使用されるが、本技法はLTE適用例以外に適用可能である。
[0021]したがって、以下の説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載された範囲、適用可能性、または構成を限定するものではない。本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、説明する要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な実施形態は、適宜に様々な手順または構成要素を省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明する方法は、説明する順序とは異なる順序で実行され得、様々なステップが追加、省略、または組み合わせられ得る。また、いくつかの実施形態に関して説明する特徴は、他の実施形態において組み合わせられ得る。
[0022]最初に図1を参照すると、図はワイヤレス通信システムまたはネットワーク100の一例を示している。システム100は、基地局(またはセル)105と、通信デバイス115と、コアネットワーク130とを含む。基地局105は、様々な実施形態ではコアネットワーク130または基地局105の一部であり得る、基地局コントローラ(図示せず)の制御下で通信デバイス115と通信し得る。基地局105は、バックホールリンク132を介してコアネットワーク130と制御情報および/またはユーザデータを通信し得る。実施形態では、基地局105は、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク134を介して互いと直接または間接的に通信し得る。システム100は、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)上での動作をサポートし得る。マルチキャリア送信機は、複数のキャリア上で同時に被変調信号を送信することができる。たとえば、各通信リンク125は、上記で説明した様々な無線技術に従って変調されたマルチキャリア信号であり得る。各被変調信号は、異なるキャリア上で送られ得、制御情報(たとえば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、データなどを搬送し得る。
[0023]基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介してデバイス115とワイヤレス通信し得る。基地局105サイトの各々は、それぞれの地理的エリア110に通信カバレージを与え得る。いくつかの実施形態では、基地局105は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、基本サービスセット(BSS:basic service set)、拡張サービスセット(ESS:extended service set)、ノードB、eノードB(eNB)、ホームノードB、ホームeノードB、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。基地局のためのカバレージエリア110は、カバレージエリアの一部分のみを構成するセクタに分割され得る(図示せず)。システム100は、異なるタイプの基地局105(たとえば、マクロ基地局、マイクロ基地局、および/またはピコ基地局)を含み得る。異なる技術のための重複するカバレージエリアがあり得る。
[0024]いくつかの実施形態では、システム100は、無認可スペクトルを用いる1つまたは複数の動作モードまたは展開シナリオをサポートするLTE/LTE−Aネットワークである。他の実施形態では、システム100は、無認可スペクトルと、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aとは異なるアクセス技術とを使用する、または認可スペクトルと、LTE/LTE−Aとは異なるアクセス技術とを使用するワイヤレス通信をサポートし得る。概して、発展型ノードB(eNB)およびユーザ機器(UE)という用語は、それぞれ、基地局105およびデバイス115を表すために使用され得る。システム100は、異なるタイプのeNBがその中で様々な地理的領域にカバレージを与える、無認可スペクトルを用いるおよび用いない異種(Heterogeneous)LTE/LTE−Aネットワークであり得る。たとえば、各eNB105は、通信カバレージをマクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに与え得る。ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルなどのスモールセルは低電力ノードまたはLPNを含み得る。マクロセルは、概して、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、サービスに加入しているUEによるネットワークプロバイダとの無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、概して、比較的小さい地理的エリアをカバーすることになり、サービスに加入しているUEによるネットワークプロバイダとの無制限アクセスを可能にし得る。また、フェムトセルは、概して、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーすることになり、無制限アクセスに加えて、フェムトセルとの関連を有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG:closed subscriber group)中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による限定アクセスをも可能にし得る。マクロセルのためのeNBはマクロeNBと呼ばれることがある。ピコセルのためのeNBはピコeNBと呼ばれることがある。また、フェムトセルのためのeNBはフェムトeNBまたはホームeNBと呼ばれることがある。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、2つ、3つ、4つなどの)セルをサポートし得る。
[0025]コアネットワーク130は、バックホール132(たとえば、S1など)を介してeNB105と通信し得る。eNB105はまた、たとえば、バックホールリンク134(たとえば、X2など)を介しておよび/またはバックホールリンク132を介して(たとえば、コアネットワーク130を通して)直接または間接的に、互いと通信し得る。システム100は同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、eNBは同様のフレームタイミングおよび/またはゲーティングタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は近似的に時間的に整合され得る。非同期動作の場合、eNBは異なるフレームタイミングおよび/またはゲーティングタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は時間的に整合されないことがある。本明細書で説明する技法は、同期動作または非同期動作のいずれかのために使用され得る。
[0026]UE115はシステム100全体にわたって分散され、各UEは固定またはモバイルであり得る。UE115は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。UE115は、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。UEは、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレーなどと通信することが可能であり得る。
[0027]システム100中に示された通信リンク125は、モバイルデバイス115から基地局105へのアップリンク(UL)送信、および/または基地局105からモバイルデバイス115へのダウンリンク(DL)送信を含み得る。ダウンリンク送信は順方向リンク送信と呼ばれることもあり、アップリンク送信は逆方向リンク送信と呼ばれることもある。ダウンリンク送信は、認可スペクトル、無認可スペクトル、またはその両方を使用して行われ得る。同様に、アップリンク送信は、認可スペクトル、無認可スペクトル、またはその両方を使用して行われ得る。
[0028]システム100のいくつかの実施形態では、認可スペクトル中のLTEダウンリンク容量が無認可スペクトルにオフロードされ得る補足ダウンリンク(SDL)モードと、LTEダウンリンク容量とLTEアップリンク容量の両方が認可スペクトルから無認可スペクトルにオフロードされ得るキャリアアグリゲーションモードと、基地局(たとえば、eNB)とUEとの間のLTEダウンリンクおよびアップリンク通信が無認可スペクトル中で行われ得るスタンドアロンモードとを含む、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aのための様々な展開シナリオがサポートされ得る。基地局105ならびにUE115は、これらまたは同様の動作モードのうちの1つまたは複数をサポートし得る。無認可スペクトル中のLTEダウンリンク送信のために通信リンク125中でOFDMA通信信号が使用され得、無認可スペクトル中のLTEアップリンク送信のために通信リンク125中でSC−FDMA通信信号が使用され得る。システム100などのシステムにおける、無認可スペクトル展開シナリオまたは動作モードを用いるLTE/LTE−Aの実装形態に関するさらなる詳細、ならびに無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aの動作に関係する他の特徴および機能を、図2A〜図11を参照しながら以下で与える。
[0029]次に図2Aを参照すると、図200は、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−AをサポートするLTEネットワークのための補足ダウンリンクモードおよびキャリアアグリゲーションモードの例を示している。図200は図1のシステム100の部分の一例であり得る。その上、基地局105−aは図1の基地局105の例であり得、UE115−aは図1のUE115の例であり得る。
[0030]図200における補足ダウンリンクモードの例では、基地局105−aは、ダウンリンク205を使用してUE115−aにOFDMA通信信号を送信し得る。ダウンリンク205は無認可スペクトル中の周波数F1に関連する。基地局105−aは、双方向リンク210を使用して同じUE115−aにOFDMA通信信号を送信し得、双方向リンク210を使用してUE115−aからSC−FDMA通信信号を受信し得る。双方向リンク210は認可スペクトル中の周波数F4に関連する。無認可スペクトル中のダウンリンク205と認可スペクトル中の双方向リンク210とはコンカレントに動作し得る。ダウンリンク205はダウンリンク容量オフロードを基地局105−aに与え得る。いくつかの実施形態では、ダウンリンク205は、ユニキャストサービス(たとえば、1つのUEにアドレス指定される)サービスのために、またはマルチキャストサービス(たとえば、いくつかのUEにアドレス指定される)のために使用され得る。このシナリオは、認可スペクトルを使用し、トラフィックおよび/またはシグナリング輻輳の一部を軽減する必要がある、任意のサービスプロバイダ(たとえば、旧来のモバイルネットワーク事業者またはMNO)に関して発生し得る。
[0031]図200におけるキャリアアグリゲーションモードの一例では、基地局105−aは、双方向リンク215を使用してUE115−aにOFDMA通信信号を送信し得、双方向リンク215を使用して同じUE115−aからSC−FDMA通信信号を受信し得る。双方向リンク215は無認可スペクトル中の周波数F1に関連する。基地局105−aはまた、双方向リンク220を使用して同じUE115−aにOFDMA通信信号を送信し得、双方向リンク220を使用して同じUE115−aからSC−FDMA通信信号を受信し得る。双方向リンク220は認可スペクトル中の周波数F2に関連する。双方向リンク215はダウンリンクおよびアップリンク容量オフロードを基地局105−aに与え得る。上記で説明した補足ダウンリンクのように、このシナリオは、認可スペクトルを使用し、トラフィックおよび/またはシグナリング輻輳の一部を軽減する必要がある、任意のサービスプロバイダ(たとえば、MNO)に関して発生し得る。
[0032]図200におけるキャリアアグリゲーションモードの別の例では、基地局105−aは、双方向リンク225を使用してUE115−aにOFDMA通信信号を送信し得、双方向リンク225を使用して同じUE115−aからSC−FDMA通信信号を受信し得る。双方向リンク225は無認可スペクトル中の周波数F3に関連する。基地局105−aはまた、双方向リンク230を使用して同じUE115−aにOFDMA通信信号を送信し得、双方向リンク230を使用して同じUE115−aからSC−FDMA通信信号を受信し得る。双方向リンク230は認可スペクトル中の周波数F2に関連する。双方向リンク225はダウンリンクおよびアップリンク容量オフロードを基地局105−aに与え得る。この例および上記で与えた例は説明の目的で提示され、容量オフロードのために、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aと、無認可スペクトルを用いないLTE/LTE−Aとを組み合わせる他の同様の動作モードまたは展開シナリオがあり得る。
[0033]上記で説明したように、無認可帯域を用いるLTE/LTE−Aを使用することによって提供される容量オフロードから恩恵を受け得る一般的なサービスプロバイダは、LTEスペクトルを用いる旧来のMNOである。これらのサービスプロバイダの場合、動作構成は、認可スペクトル上の1次コンポーネントキャリア(PCC:primary component carrier)と無認可スペクトル上の2次コンポーネントキャリア(SCC:secondary component carrier)とを使用するブートストラップモード(たとえば、補足ダウンリンク、キャリアアグリゲーション)を含み得る。
[0034]補足ダウンリンクモードでは、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aのための制御はLTEアップリンク(たとえば、双方向リンク210のアップリンク部分)上でトランスポートされ得る。ダウンリンク容量オフロードを与える理由の1つは、データ需要が大部分はダウンリンク消費によって引き起こされるからである。その上、このモードでは、UEが無認可スペクトル中で送信していないので、規制上の影響がないことがある。UE上でリッスンビフォアトーク(LBT:listen-before-talk)またはキャリア検知多重アクセス(CSMA:carrier sense multiple access)要件を実装する必要はない。しかしながら、LBTは、たとえば、周期(たとえば、10ミリ秒ごとの)クリアチャネルアセスメント(CCA:clear channel assessment)および/または無線フレーム境界に整合された把持および放棄(grab-and-relinquish)機構を使用することによって、基地局(たとえば、eNB)上で実装され得る。
[0035]キャリアアグリゲーションモードでは、LTE(たとえば、双方向リンク210、220、および230)においてデータおよび制御が通信され得、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−A(たとえば、双方向リンク215および225)においてデータが通信され得る。無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aを使用するときにサポートされるキャリアアグリゲーション機構は、ハイブリッド周波数分割複信−時分割複信(FDD−TDD)キャリアアグリゲーション、またはコンポーネントキャリアにわたる異なる対称性を伴うTDD−TDDキャリアアグリゲーションに入り得る。
[0036]図2Bに、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aのためのスタンドアロンモードの一例を示す図200−aを示す。図200−aは図1のシステム100の部分の一例であり得る。その上、基地局105−bは、図1の基地局105および図2Aの基地局105−aの例であり得、UE115−bは、図1のUE115および図2AのUE115−aの例であり得る。
[0037]図200−aにおけるスタンドアロンモードの例では、基地局105−bは、双方向リンク240を使用してUE115−bにOFDMA通信信号を送信し得、双方向リンク240を使用してUE115−bからSC−FDMA通信信号を受信し得る。双方向リンク240は、図2Aに関して上記で説明した無認可スペクトル中の周波数F3に関連する。スタンドアロンモードは、スタジアム内アクセス(たとえば、ユニキャスト、マルチキャスト)など、非旧来型ワイヤレスアクセスシナリオにおいて使用され得る。この動作モードのための一般的なサービスプロバイダは、スタジアム所有者、ケーブル会社、イベント主催者、ホテル、企業、および認可スペクトルを有しない大企業であり得る。これらのサービスプロバイダの場合、スタンドアロンモードのための動作構成は、無認可スペクトル上で無認可スペクトルPCCを用いるLTE/LTE−Aを使用し得る。その上、LBTは、基地局とUEの両方上で実装され得る。
[0038]次に図3を参照すると、図300は、様々な実施形態による、認可および無認可スペクトル中でLTEをコンカレントに使用するときのキャリアアグリゲーションの一例を示している。図300におけるキャリアアグリゲーション方式は、図2Aに関して上記で説明したハイブリッドFDD−TDDキャリアアグリゲーションに対応し得る。このタイプのキャリアアグリゲーションは、図1のシステム100の少なくとも一部分において使用され得る。その上、このタイプのキャリアアグリゲーションは、それぞれ図1および図2Aの基地局105および105−aにおいて、および/またはそれぞれ図1および図2AのUE115および115−aにおいて使用され得る。
[0039]この例では、FDD(FDD−LTE)がダウンリンクにおいてLTEに関して実行され得、第1のTDD(TDD1)が、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aに関して実行され得、第2のTDD(TDD2)がLTEに関して実行され得、別のFDD(FDD−LTE)がアップリンクにおいてLTEに関して実行され得る。TDD1は6:4のDL:UL比を生じ、TDD2についての比は7:3である。時間スケール上で、異なる有効DL:UL比は、3:1、1:3、2:2、3:1、2:2、および3:1である。この例は説明の目的で提示され、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aの動作と、無認可スペクトルを用いないLTE/LTE−Aの動作とを組み合わせる他のキャリアアグリゲーション方式があり得る。
[0040]図4に、図1中の基地局/eNBのうちの1つであり得る基地局/eNB105および図1中のUEのうちの1つであり得るUE115の設計のブロック図を示す。eNB105はアンテナ434a〜434tを装備し得、UE115はアンテナ452a〜452rを装備し得る。eNB105において、送信プロセッサ420が、データソース412からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ440から制御情報を受信し得る。制御情報は、物理ブロードキャストチャネル(PBCH:physical broadcast channel)、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH:physical control format indicator channel)、物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH:physical hybrid automatic repeat request indicator channel)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:physical downlink control channel)などのためのものであり得る。データは物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:physical downlink shared channel)などのためのものであり得る。送信プロセッサ420は、データシンボルおよび制御シンボルを取得するために、それぞれデータおよび制御情報を処理(たとえば、符号化およびシンボルマッピング)し得る。送信プロセッサ420はまた、たとえば、1次同期信号(PSS:primary synchronization signal)、2次同期信号(SSS:secondary synchronization signal)、およびセル固有基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ430が、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行し得、出力シンボルストリームを変調器(MOD)432a〜432tに与え得る。各変調器432は、出力サンプルストリームを取得するために、(たとえば、OFDMなどのために)それぞれの出力シンボルストリームを処理し得る。各変調器432はさらに、ダウンリンク信号を取得するために、出力サンプルストリームを処理(たとえば、アナログへの変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)し得る。変調器432a〜432tからのダウンリンク信号は、それぞれアンテナ434a〜434tを介して送信され得る。
[0041]UE115において、アンテナ452a〜452rが、eNB105からダウンリンク信号を受信し得、受信信号をそれぞれ復調器(DEMOD)454a〜454rに与え得る。各復調器454は、入力サンプルを取得するために、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)し得る。各復調器454はさらに、受信シンボルを取得するために、(たとえば、OFDMなどのために)入力サンプルを処理し得る。MIMO検出器456が、すべての復調器454a〜454rから受信シンボルを取得し、適用可能な場合は受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを与え得る。受信プロセッサ458が、検出シンボルを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)し、UE115のための復号されたデータをデータシンク460に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ480に与え得る。
[0042]アップリンク上では、UE115において、送信プロセッサ464が、データソース462から(たとえば、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH:physical uplink shared channel)のための)データを受信し、処理し得、コントローラ/プロセッサ480から(たとえば、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH:physical uplink control channel)のための)制御情報を受信し、処理し得る。送信プロセッサ464はまた、基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ464からのシンボルは、適用可能な場合はTX MIMOプロセッサ466によってプリコーディングされ、さらに(たとえば、SC−FDMなどのために)変調器454a〜454rによって処理され、eNB105に送信され得る。eNB105において、UE115からのアップリンク信号は、アンテナ434によって受信され、復調器432によって処理され、適用可能な場合はMIMO検出器436によって検出され、UE115によって送られた復号されたデータと制御情報とを取得するために、受信プロセッサ438によってさらに処理され得る。プロセッサ438は、復号されたデータをデータシンク439に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ440に与え得る。
[0043]コントローラ/プロセッサ440および480は、それぞれ、eNB105およびUE115における動作を指示し得る。eNB105におけるコントローラ/プロセッサ440ならびに/あるいは他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書で説明する技法のための様々なプロセスを実行するか、またはその実行を指示し得る。また、UE115におけるコントローラ/プロセッサ480ならびに/あるいは他のプロセッサおよびモジュールは、図5〜図11に示す機能ブロック、および/または本明細書で説明する技法のための他のプロセスを実行するか、またはその実行を指示し得る。メモリ442および482は、それぞれ、eNB105およびUE115のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。スケジューラ444は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジューリングし得る。
[0044]LTEでは、UEは、2つまたはそれ以上のコンポーネントキャリアまたはCCで構成され、8つのUEカテゴリーのうちの1つに割り当てられ得、ここにおいて、そのようなカテゴリーの各々は、ソフトチャネルビットの総数に関連する。表1は、現在の8つの定義されているカテゴリーを、所与の送信時間間隔(TTI)内で受信されるダウンリンク共有チャネル(DL−SCH)トランスポートブロックビットの関連する最大数と、TTI内で受信され得るDL−SCHトランスポートブロックの最大ビット数と、ソフトバッファにとって利用可能なソフトチャネルビットの総数と、ダウンリンクにおける空間多重化のためのサポートされたレイヤの最大数とともに与える。
Figure 2017503367
[0045]表1に示されているように、カテゴリー6および7は、空間多重化のために2つのレイヤまたは4つのレイヤのいずれかを使用し得る。したがって、TTI内で受信され得るDL−SCHトランスポートブロックの最大ビット数は、2つのレイヤが使用されるのか4つのレイヤが使用されるのかに応じて異なる。
[0046]ソフトバッファは、ダウンリンクハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスに従う再送信されるデータパケットとのソフト合成において使用する復号に失敗したデータパケットを記憶するために設けられる。各CCの使用されるダウンリンク送信内で、各HARQプロセスは、概して、CCにわたって均等にスプリットされる。送信が周波数分割複信(FDD)であるのか時分割複信(TDD)であるのかに応じて、およびTDDである場合、いずれのアップリンク/ダウンリンクサブフレーム構成が使用されるのかに応じて、異なる数の利用可能なHARQプロセスがある。FDDでは、最高8つのダウンリンクHARQプロセスがある。TDDでは、以下の表2に示されているように、ダウンリンクHARQプロセスの数は、TDDアップリンク/ダウンリンクサブフレーム構成に依存し、最高15であり得る。ソフトバッファは、概して、HARQプロセス、コードワード、および構成されたCCの数の間で半静的様式で区分される。
Figure 2017503367
[0047]基地局またはeNBにおいて、トランスポートブロックのためのソフトバッファサイズは、以下の式によって表され得る。
Figure 2017503367
式(1)の異なる変数の値は、UEがue−Category−v10xyをシグナリングするのかue−Categoryをシグナリングするのかに応じて異なり得る。UEがue−Category−v10xyをシグナリングし、さらに、ダウンリンクセルのための送信モード9/10で構成されたとき、Nsoftは、ue−Category−v10xyによって示されるUEカテゴリーに従うソフトチャネルビットの総数を表す。そうではなく、UEがue−Categoryをシグナリングするとき、Nsoftは、ue−Categoryによって示されるUEカテゴリーに従うソフトチャネルビットの総数を表す。したがって、たとえば、Nsoft=35,982,720である場合、KC=5であり、またはNsoft=3,654,144であり、UEがダウンリンクセルのためのせいぜい最大2つの空間レイヤをサポートすることが可能である場合、KC=2である。他の場合、KC=1である。KMIMOは、送信がMIMO送信を含むかどうかを示し、たとえば、UEが、(所与のコンポーネントキャリア(CC)上の)送信モード3、4、8、9または10に基づくPDSCH送信を受信するように構成されたとき、2に設定され得、UEが、異なる送信モードに基づくPDSCH送信を受信するように構成された場合、1など、異なる値に設定されることになる。UEが2つ以上のサービングセルで構成され、少なくとも2つのサービングセルが異なるアップリンク/ダウンリンク構成を有するとき、MDL_HARQは、サービングセルのダウンリンク参照アップリンク/ダウンリンク構成のためのダウンリンクHARQプロセスの最大数を表し得る。他の場合、MDL_HARQは、ダウンリンクHARQプロセスの最大数を表すことになる。Mlimitは、利用可能であり得るHARQプロセスの数に対する推定された最大限界として選択された定数を表す。いくつかの代表的態様では、Mlimitは8として選択され得る。
[0048]UE側のソフトバッファ区分では、周波数分割複信(FDD)とTDDの両方について、UEが2つ以上のサービングセルで構成される場合、各サービングセルのために、少なくともKMIMO・min(MDL_HARQ,Mlimit)トランスポートブロックのために、トランスポートブロックのコードブロックの復号失敗時に、UEは、少なくともwk,wk+1,...,wmod(k+nsb-1,Ncb)の範囲に対応する受信されたソフトチャネルビットを記憶し得、ただし、
Figure 2017503367

ただし、Cはコードブロックの数を表し、Ncells DLはダウンリンクのための構成されたセルの数を表し、NcbはeNBにおけるコードブロックのためのソフトバッファサイズを表し、Nsoft’=Nsoftである。
[0049]無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aなど、ハイブリッド認可/無認可通信における無認可スペクトルの使用のために、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aと、無認可スペクトルの使用を組み込む他の通信システムとに関連する様々な特定のプロパティがある。たとえば、所与のフレームにおけるUEのために構成されたCCの総数(NLTE-Unlicensed)について、クリアチャネルアセスメント(CCA)がクリアされたCCの総数は、NLTE-Unlicensedよりも少ないことがある。いくつかのLTE/LTE−A無認可スペクトルコンポーネントキャリアは、フレームについてクリアされたCCAを有しないことがある。各CCでは、展開シナリオ(たとえば、補足ダウンリンク(SDL)、キャリアアグリゲーション(CA)、またはスタンドアロン(SA))、およびHARQ設計に応じて、HARQプロセスの最大数は大きくなり得る。その上、いくつかのHARQプロセスは、小さいHARQ−肯定応答(ACK)タイミングを有し得、他のHARQプロセスは、完全なCCAクリアランス(clearance)の下でさえ、極めて大きいHARQ−ACKタイミングを有し得る。所与のCCでは、CCAクリアランスステータスに応じて、1つまたは複数のHARQプロセスが長時間、再送信機会を有しないことがある。1つまたは複数のHARQプロセスのための対応するソフトバッファ中のサンプルは、したがって、古くなり得る。
[0050]現在、LTEモデルは、ソフトバッファを区分する際に使用されるべき特定のUEのために構成されたCCの数を与える。しかしながら、いくつかのCCのための無認可スペクトルの使用により、そのような無認可CC上での送信が保証されなくなるので、本開示の様々な態様は、単にUEのために構成されたCCの数とは異なるCCの数を使用してソフトバッファ区分を決定することを対象とする。図5は、本開示の一態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図である。ブロック500において、基地局は、UEのために構成されたCCの第1の数を決定する。無認可CCを使用して、CCのこの第1の数は、UEによる使用のために構成された無認可CCの総数を含み得る。
[0051]ブロック501において、基地局は、その数のCC内で、CCA動作の対象となるCCの第1のセットを識別する。CCの第1のセット上での送信は、したがって、クリアなCCA検査の対象であることになる。ブロック502において、基地局は、CCの数と、CCA動作の対象となるCCの第1のセットとに少なくとも部分的に基づいてソフトバッファを区分するために決定する。基地局はソフトバッファを区分するためのCCの第2の数を決定し、ここにおいて、第2の数は第1の数とは異なる。UEのために構成されたCCの総数のみを使用してソフトバッファを区分するのではなく、区分は、少なくとも、構成されたCCの総数と、CCA動作の対象であるCCの数とに基づくことになる。
[0052]本開示の様々な追加の態様は、NLTE-Unlicensed個の構成されたキャリアの間のCCAクリアランス統計値に基づく異なるCC上でのソフトバッファ区分を対象とする。ソフトバッファ区分において使用する構成されたCCの数を決定する際に、構成されたCCの総数は、構成された認可CCの総数、たとえば、NLTEと、無認可CCの総数NLTE-Unlicensedとを含む。しかしながら、所与のフレームでは、CCAクリアランスをもつK≦NLTE-Unlicensed個のキャリアのみがあり得る。したがって、基地局は、CCA統計値に基づいて異なるHARQ終了ターゲットを選定し得る。
[0053]図6は、本開示の一態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図である。ブロック600において、基地局は、UEによって監視される認可CCの数を決定する。ブロック601において、基地局は、UEによって監視され、所与のフレームにおいてクリアなCCAを有する無認可CCの数Kを決定する。構成されたダウンリンクCCの総数Ncells DLを決定する際に、基地局は、ブロック602において、そのフレームにおけるクリアされた無認可CC、Kに認可CCの総数NLTEを加算する。ブロック603において、基地局は、各フレームについてCCAクリアランス統計値を含む構成されたCCのこの総数に基づいて、ソフトバッファを区分する。この態様は、より正確である区分において使用するCCの数を与えるが、いくつかの態様では、それは、検出されたクリアなCCAをもつ無認可CCの数が各フレームにおいて大幅に異なり得るので、動的すぎることがある。
[0054]図7は、本開示の一態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図である。ブロック700において、基地局は、UEによって監視される認可CCの数を決定する。ブロック701において、基地局は、所定の数のフレームにわたってクリアなCCAを有する、UEによって監視される無認可CCの平均数Mを決定する。所定の数のフレームにわたって平均して、CCAクリアランスをもつM≦NLTE-Unlicensed個のキャリアがあり得る。また、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−Aと、無認可スペクトルを用いないLTE/LTE−Aは、異なるHARQターゲット終了を有し得る。eNBは、UEのために構成されたNLTE≧0個のキャリアがあると仮定すると、その場合、ブロック702において、ソフトバッファを区分するための構成されたCCの総数を決定するためにNcells DL=NLTE-Unlicensed+NLTEを使用する代わりに、クリアな無認可CCの平均数MとLTE CCの数NLTEとに基づいて、すべての構成されたCCを決定することになる。ブロック703において、基地局は、CCAクリアランス統計値に基づく構成されたCCの数を使用してソフトバッファを区分することになる。
[0055]区分するために、構成されたCCの総数を決定するとき、1つまたは複数の認可CCが、データ送信がない制御シグナリングのために使用されるにすぎないことがあることに留意されたい。そのような場合、制御シグナリングのために使用されている1つまたは複数の認可CCのためのソフトバッファ区分は必要ないであろう。したがって、基地局は、ソフトバッファ管理プロシージャ中に制御送信認可CCを含めないことがある。
[0056]所与のフレームにおけるCCA検査をクリアする無認可CCの実際の数が、区分のために使用される平均数を超えるならば、Ncells DLをM+NLTEと置き換えることにより、追加の処理が生じ得ることに留意されたい。さらに、クリアな無認可CCの数の代表的平均値Mは、サービングセルによって構成され得ることに留意されたい。等価的に、スケーリングファクタα∈(0,1]も、α×NLTE-Unlicensed+NLTE=M+NLTEであるように使用され得る。本開示の様々な態様は、区分のために使用されるCCの変更された数を確立するためのいかなる特定の方法にも限定されない。
[0057]本開示の様々な追加の態様は、区分のための構成されたCCのより正確な数を反映するために、仮想セルベースソフトバッファ管理を使用し得る。UEは、CCA監視のためのN個のセルと、キャリアアグリゲーションのためのM≦N個のセルとで構成され得る。仮想セルは、キャリアアグリゲーションのために構成されたM個のセルからのクリアなCCAを有する無認可CCとして定義される。これらのM個のセルは、N個の構成されたセルのいずれかであり得、M個のセルは、CCAがクリアされたセルのうちのセルである。様々な代替態様は、(CCA監視のために構成された合計N個のCCの代わりに)M個のCCに基づいて、ソフトバッファ区分を実行し得る。
[0058]図8は、本開示の一態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図である。ブロック800において、基地局は、UEによるCCA監視のために構成された無認可CCの数を決定する。無認可CC上での送信が保証されないので、より多くの伝送容量が達成される確率を高めるために、UEによるCCA監視のために多くの無認可CCが構成され得る。
[0059]ブロック801において、基地局は、UEによるキャリアアグリゲーションのために構成された無認可CCの数を決定する。UEにおけるキャリアアグリゲーションのために構成された無認可CCの数は、CCA監視のために構成された数までであり得る。ブロック802において、基地局は、キャリアアグリゲーションのために構成された数まで、構成されたCCのいずれかについてクリアなCCAステータスを検出する。これらのクリアされた無認可CCは、CCA監視のために構成されたすべての無認可CCのうちのいずれかであり得る。ブロック803において、基地局は、少なくともクリアされたCCAを有する仮想セルのためのキャリアアグリゲーションのために構成された無認可CCの数に基づいて、ソフトバッファを区分する。
[0060]認可CC上での送信が保証されるので、そのような認可CCのほうを優先してソフトバッファ使用に優先度を付けることが好ましいことがある。図9は、本開示の一態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図である。ブロック900において、基地局は、UEによって監視される認可CCの数を決定する。ブロック901において、基地局は、UEによって監視される無認可CCの数を決定する。ブロック902において、基地局は、認可CCへのソフトバッファ区分を優先させ得る。無認可CCの推定されたクリアの数Mの操作、ここで、M<NLTE-Unlicensedであり、または認可CCと無認可CCとについて異なる式を使用することによって、無認可CCに勝る認可CCの優先度付けが達成され得る。たとえば、認可CCは、Ncells DLについて式(2)において式Ncells DL=M1+NLTEを使用し得、無認可CCは、式(2)において式Ncells DL=(M1+NLTE)×M2/M1を使用し得、ここで、M2≧M1である。
Figure 2017503367
認可CCを無認可CCよりも優先させるために、M2≧M1という関係が異なる式を重み付けすることになる。
[0061]ソフトバッファ区分のために使用される構成されたCCの総数が認可CCと無認可CCの両方を含むので、本開示の様々な態様は、ジョイント区分またはソフトバッファ管理あるいはセパレート区分またはソフトバッファ管理のいずれかを与え得る。上記で説明した例は、ジョイントソフトバッファ管理を仮定した。しかしながら、本開示の様々な態様は、基地局が、認可CCと無認可CCとについてソフトバッファをセパレート区分することを可能にする。図10は、本開示の一態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図である。ブロック1000および1001において、基地局は、それぞれ、UEによって監視される認可CCおよび無認可CCの数を決定する。ブロック1002において、基地局は、本明細書で説明する態様に従って、認可CCと無認可CCとについてソフトバッファをセパレート区分し得る。
[0062]追加の態様では、ブロック1002のセパレート区分も使用され得、認可CCと無認可CCのための別個のUEカテゴリー定義と組み合わせられ得ることに留意されたい。表1に関して、UEカテゴリーの新しいセットは、UEのための無認可CCのために定義され得る。これらの新しい無認可CC UEカテゴリーは、特定のカテゴリーのための別個のビット量を含み得る。
[0063]さらに、基地局は、現在のネットワーク動作に基づいて、ブロック1002を通してなど、セパレートソフトバッファ管理を実行することを決定し得ることに留意されたい。たとえば、複数の基地局が互いの間で理想的でないバックホール通信を有するとき、ジョイントソフトバッファ管理は、キャリアアグリゲーションネットワーク動作のために選択され得、セパレートソフトバッファ管理は、マルチフローまたはデュアル接続性動作のために選択され得る。
[0064]さらに、Mの決定はUEによって支援され得ることに留意されたい。UEは、それ自体の必要/要件および/または観測されたチャネル/干渉/負荷状態に基づいて、何らかの好ましいMを報告し得る。
[0065]さらに、無認可CCのための式(1)および式(2)のMlimitは、認可CCのためのMlimitとは異なり得ることに留意されたい。たとえば、LTEのためのMlimitは8であり得、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−AのためのMlimitは16であり得る。認可CCまたは無認可CCのいずれかのためのMlimitは、本開示の代替態様では、8または16とは異なる定数として選択され得ることに留意されたい。
[0066]本開示の様々な態様は、異なるHARQプロセスにわたるソフトバッファ区分をさらに対象とする。簡単のために、所与のCC内の異なるHARQプロセスにわたるソフトバッファの区分は、「等しいスプリット」概念になお基づき、ここで、区分のためのHARQプロセスの数は、min(MDL_HARQ,Mlimit)という式を使用してなお決定され得る。(たとえば、HARQラウンドトリップ時間(RTT)に基づいて)HARQプロセスを不均等に分割することを考慮することが、本開示の随意の態様になる。
[0067]ここで説明するソフトバッファ管理プロシージャの様々な態様および動作では、CCAクリアランス統計値に基づくソフトバッファを区分するために使用されるCCの数が、CCまたはスケジュールされたHARQプロセスの実際の数に一致しないことがあるというシナリオが起こり得る。この不整合区分またはアンダーブッキングは、区分するために使用されるCCの数が、スケジュールされたCCの数未満であること、またはCCにおいて区分するために使用されるHARQプロセスの数が、CC上のスケジュールされたHARQプロセスの数未満であることによってもたらされる。
[0068]アンダーブッキングによって起こる問題に対処するために、本開示の様々な態様は、CC依存性またはHARQプロセス依存性を通してアンダーブッキングを解決するための可能なルールを提案する。図11は、本開示の一態様を実装するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図である。ブロック1100において、ソフトバッファは、CCAクリアランス情報に基づいて、本明細書で説明する方法のうちの1つを使用して区分される。ブロック1101において、基地局は、区分のために使用されるCCの数が、スケジュールされたCCの実際の数に一致しないか、または区分のために使用されるHARQプロセスの数が、CC上でスケジュールされたHARQプロセスの実際の数に一致しないかのいずれかであるので、不整合パーティションを検出する。
[0069]本開示の第1の態様では、ブロック1102aにおいて、基地局は、CC依存性ルールを使用して、区分されたソフトバッファへのアクセスに優先度を付ける。たとえば、認可CCは、そのようなものが存在する場合、無認可CCに勝る最も高い優先度を与えられる。さらに、認可CCまたは無認可CCのグループの間で、グループはまた、CCセルインデックスに従って優先度を付けられ、ここで、(RRCメッセージングを通して構成された)より低いセルインデックスは、より高い優先度を与えられる。
[0070]CCにわたるソフトバッファ再構成の発生を最小限に抑えるかまたは低減するための実装形態および/または規格化が使用され得ることに留意されたい。現在、LTEでは、不整合区分またはアンダーブッキングによるソフトバッファ再構成は、通常、各CC内で実行される。そのようなCCにわたる再構成を低減するかまたは最小限に抑えるための一例は、各構成されたCCに対して、最小数のHARQプロセスのためのソフトバッファを保証することである。
[0071]本開示の第2の態様では、ブロック1102bにおいて、基地局は、HARQプロセス依存性ルールを使用して、区分されたソフトバッファへのアクセスに優先度を付ける。たとえば、サービングセルに送信されたACK/NAKフィードバックをすでに有するHARQプロセスに、より高い優先度が与えられ得る。そのようなHARQプロセスは、それが、再送信が計画されるであろうということを知ることになるように、UEからNAKをすでに受信していることになる。これは、(たとえば、失敗したUL CCAなどにより)送信されたACK/NAKフィードバックをまだ有していないHARQプロセスと比較される。異なる優先度が、再送信の回数および/または最初の送信からの経過した時間の量に基づいて、HARQプロセスに与えられ得る。より古い、保留中のHARQプロセスが長時間保留中であり得るので、再送信の最も大きい回数または最初の送信からの経過時間の長い量をもつHARQプロセスは、より最近のHARQプロセスほどには重要でないであろう古いデータパケットを含み得る。したがって、追加の態様は、より高い優先度を新たにスケジュールされたHARQプロセスに割り当てることを考慮し得る。より高い優先度はまた、MIMO送信を有するHARQプロセスに与えられ得る。したがって、MIMOモードをもつCCの場合、いくつかのサブフレームがランク1送信を有し得、他のサブフレームが、1よりも大きいランクをもつ送信を有し得る。
[0072]本開示の第3の態様では、ブロック1102cにおいて、基地局はまた、ソフトバッファ管理に対処するためにそれ自体の挙動を変更し得る。たとえば、無認可CCのためのeNBは、したがって、UEにおけるソフトバッファ管理と、フレームにおけるCCAクリアランスとに基づいてスケジュールし得る。スケジュールされたCC/HARQプロセスの数が、ソフトバッファ区分のためのスケジュールされた公称CC/HARQプロセスよりも大きい場合、本開示の様々な態様は、これらのCC/HARQプロセスのための異なるHARQターゲット終了を考慮する。
[0073]前に説明した例は、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−A動作と、無認可スペクトルを用いないLTE/LTE−A動作との間の考察を与えるが、本開示の代替態様が、UEのために構成された無認可キャリアのみがあるというシナリオ、またはHARQがサポートされる、他のタイプのRATの組合せ、たとえば、LTE+改善されたWiFiがあるというシナリオにも適用可能であり得ることに留意されたい。本開示の様々な態様は、そのような異なるネットワークおよびRATの各々に適合する。
[0074]情報および信号は多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0075]図5〜図11の機能ブロックおよびモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子構成要素、論理回路、メモリ、ソフトウェアコード、ファームウェアコードなど、またはそれらの任意の組合せを備え得る。
[0076]さらに、本明細書の開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはその両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈されるべきではない。当業者はまた、本明細書で説明した構成要素、方法、または相互作用の順序あるいは組合せは例にすぎないこと、および本開示の様々な態様の構成要素、方法、または相互作用は、本明細書で例示し、説明したもの以外の方法で組み合わせられるかまたは実行され得ることを容易に認識されよう。
[0077]本明細書の開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
[0078]本明細書の開示に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。ASICはユーザ端末中に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
[0079]1つまたは複数の例示的な設計では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。コンピュータ可読記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、接続はコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれ得る。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、またはデジタル加入者線(DSL)を使用して、ウェブサイト、サーバ、またはその他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、またはDSLは、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびblu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0080]特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、2つ以上の項目の列挙中で使用されるとき、「および/または」という語は、列挙された項目のうちのいずれか1つが単独で採用され得ること、または列挙された項目のうちの2つ以上の任意の組合せが採用され得ることを意味する。たとえば、組成が、構成要素A、B、および/またはCを含んでいると記述されている場合、その組成は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの組合せ、AとCの組合せ、BとCの組合せ、またはAとBとCの組合せを含んでいることがある。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、「のうちの少なくとも1つ」で終わる項目の列挙中で使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような選言的列挙を示す。
[0081]本開示についての以上の説明は、いかなる当業者も本開示を作成または使用することができるようにするために提供したものである。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (30)

  1. ユーザ機器(UE)のために構成されたコンポーネントキャリア(CC)の数を決定することと、
    前記数のCC内で、クリアチャネルアセスメント(CCA)動作の対象となるコンポーネントキャリアの第1のセットを識別することと、
    CCの前記数と、CCA動作の対象となるCCの前記第1のセットとにオン少なくとも部分的に基づいてソフトバッファを区分するために決定することと
    を備える、ワイヤレス通信の方法。
  2. CCA動作の対象となるCCの前記第1のセットが無認可スペクトル中にある、請求項1に記載の方法。
  3. CCA動作の対象となるCCの前記第1のセットが共有認可スペクトル中にある、請求項1に記載の方法。
  4. CCA動作の対象となるCCの前記第1のセットに基づいて前記ソフトバッファを区分するために前記決定することが、CCA動作の対象となるCCの前記第1のセットをスケーリングファクタでスケーリングすることを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ソフトバッファを区分するために、CCA動作の対象となるCCの前記第1のセットのための値を決定することをさらに含み、ただし、前記値が、CCA動作の対象となるCCの前記第1のセット中のCCの前記数未満である、請求項1に記載の方法。
  6. CCA動作の対象となるCCの前記第1のセット内で、前記ソフトバッファを区分するためにCCAクリアランスをもつCCの数を決定することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. CCA動作の対象となるCCの前記第1のセット中のCCの前記数が、前記UEのために構成されたCCの前記数に等しい、請求項1に記載の方法。
  8. CCの第2のセットがCCA動作を免除された1つまたは複数のCCを含むと決定することをさらに含み、ここにおいて、前記ソフトバッファが、CCの前記第1のセットとCCの前記第2のセットとについてセパレート区分されるかまたはジョイント区分されるかのうちの1つである、請求項1に記載の方法。
  9. 前記ソフトバッファのジョイント区分が、CCの前記第2のセット中の前記1つまたは複数のCCについて優先される、請求項8に記載の方法。
  10. 前記ソフトバッファのビットサイズが、CCの前記第1のセットについておよびCCの前記第2のセットについてセパレートに決定される、請求項8に記載の方法。
  11. ネットワーク動作に基づいて前記ソフトバッファをセパレート区分することまたはジョイント区分することのうちの1つを選択すること
    をさらに含む、請求項8に記載の方法。
  12. 前記ネットワーク動作がキャリアアグリゲーションを含むとき、前記ソフトバッファをジョイント区分することを選択することと、
    前記ネットワーク動作が理想的でないバックホール通信を有する2つまたはそれ以上の基地局を含むとき、前記ソフトバッファをセパレート区分することを選択することと、ここにおいて、前記2つまたはそれ以上の基地局が、前記UEのために構成された前記数のCCのうちの1つまたは複数に関連する、
    をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記ソフトバッファを区分することが、RRCシグナリングメッセージ、前記UEが多入力多出力(MIMO)シグナリングを使用して動作するかどうか、基地局のアップリンク/ダウンリンク構成に基づく前記UEにとって利用可能なダウンリンクハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスの最大数、またはサイズの決定において許容されるHARQプロセスの最大限界のうちの少なくとも1つにさらに基づく、請求項1に記載の方法。
  14. HARQプロセスの前記最大限界Mlimitが、CCの前記第1のセットのために選択された第1のMlimitと、CCの前記第2のセットのために選択された第2のMlimitとを含む、請求項13に記載の方法。
  15. ユーザ機器(UE)のために構成されたコンポーネントキャリア(CC)の数を決定するための手段と、
    前記数のCC内で、クリアチャネルアセスメント(CCA)動作の対象となるコンポーネントキャリアの第1のセットを識別するための手段と、
    CCの前記数と、CCA動作の対象となるCCの前記第1のセットとにオン少なくとも部分的に基づいてソフトバッファを区分するために決定するための手段と
    を備える、ワイヤレス通信のために構成された装置。
  16. CCA動作の対象となるCCの前記第1のセットが無認可スペクトル中にある、請求項15に記載の装置。
  17. CCA動作の対象となるCCの前記第1のセットが共有認可スペクトル中にある、請求項15に記載の装置。
  18. CCA動作の対象となるCCの前記第1のセットに基づいて前記ソフトバッファを区分するために決定するための前記手段が、CCA動作の対象となるCCの前記第1のセットをスケーリングファクタでスケーリングするための手段を含む、請求項15に記載の装置。
  19. 前記ソフトバッファを区分するために、CCA動作の対象となるCCの前記第1のセットのための値を決定するための手段をさらに含み、ただし、前記値が、CCA動作の対象となるCCの前記第1のセット中のCCの前記数未満である、請求項15に記載の装置。
  20. CCA動作の対象となるCCの前記第1のセット内で、前記ソフトバッファを区分するためにCCAクリアランスをもつCCの数を決定するための手段をさらに含む、請求項15に記載の装置。
  21. CCA動作の対象となるCCの前記第1のセット中のCCの前記数が、前記UEのために構成されたCCの前記数に等しい、請求項15に記載の装置。
  22. CCの第2のセットがCCA動作を免除された1つまたは複数のCCを含むと決定するための手段をさらに含み、ここにおいて、前記ソフトバッファが、CCの前記第1のセットとCCの前記第2のセットとについてセパレート区分されるかまたはジョイント区分されるかのうちの1つである、請求項15に記載の装置。
  23. 前記ソフトバッファのジョイント区分が、CCの前記第2のセット中の前記1つまたは複数のCCについて優先される、請求項21に記載の装置。
  24. 前記ソフトバッファのビットサイズが、CCの前記第1のセットについておよびCCの前記第2のセットについてセパレートに決定される、請求項21に記載の装置。
  25. ネットワーク動作に基づいて前記ソフトバッファをセパレート区分することまたはジョイント区分することのうちの1つを選択するための手段
    をさらに含む、請求項21に記載の装置。
  26. 前記ネットワーク動作がキャリアアグリゲーションを含むとき、前記ソフトバッファをジョイント区分することを選択するための手段と、
    前記ネットワーク動作が理想的でないバックホール通信を有する2つまたはそれ以上の基地局を含むとき、前記ソフトバッファをセパレート区分することを選択するための手段と、ここにおいて、前記2つまたはそれ以上の基地局が、前記UEのために構成された前記数のCCのうちの1つまたは複数に関連する、
    をさらに含む、請求項25に記載の装置。
  27. 前記ソフトバッファを区分することが、RRCシグナリングメッセージ、前記UEが多入力多出力(MIMO)シグナリングを使用して動作するかどうか、基地局のアップリンク/ダウンリンク構成に基づく前記UEにとって利用可能なダウンリンクハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスの最大数、またはサイズの決定において許容されるHARQプロセスの最大限界のうちの少なくとも1つにさらに基づく、請求項15に記載の装置。
  28. HARQプロセスの前記最大限界Mlimitが、CCの前記第1のセットのために選択された第1のMlimitと、CCの前記第2のセットのために選択された第2のMlimitとを含む、請求項27に記載の装置。
  29. プログラムコードを記録した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記プログラムコードが、
    ユーザ機器(UE)のために構成されたコンポーネントキャリア(CC)の数を決定することをコンピュータに行わせるためのプログラムコードと、
    前記数のCC内で、クリアチャネルアセスメント(CCA)動作の対象となるコンポーネントキャリアの第1のセットを識別することを前記コンピュータに行わせるためのプログラムコードと、
    CCの前記数と、CCA動作の対象となるCCの前記第1のセットとにオン少なくとも部分的に基づいてソフトバッファを区分するために決定することを前記コンピュータに行わせるためのプログラムコードと
    を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
  30. CCA動作の対象となるCCの前記第1のセットが無認可スペクトルまたは共有認可スペクトルのうちの1つ中にある、請求項29に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
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