JP2017502616A - 競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルのアップリンク制御情報の報告に優先度を付けるための技法 - Google Patents

競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルのアップリンク制御情報の報告に優先度を付けるための技法 Download PDF

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Abstract

ワイヤレス通信のための方法および装置について説明する。1つの方法は、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合を識別することと、ここで、競合が、少なくとも、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報を報告することと、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報を報告することとの間の競合を含む、第1のセルと第2のセルとのうちの少なくとも1つが競合ベース無線周波数スペクトルを利用するかどうかに少なくとも部分的に基づいて、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合においてアップリンク制御情報の報告に優先度を付けることと、優先度付けに基づいてアップリンク制御情報を送信することとを含み得る。

Description

相互参照
[0001]本特許出願は、それらの各々が本出願の譲受人に譲渡される、2014年10月24日に出願されたChenらによる米国特許出願第14/522,822号、「Techniques for Prioritizing the Reporting of Uplink Control Information for Cells Utilizing Contention Based Radio Frequency Spectrum」、および2014年1月10日に出願された「Techniques for Prioritizing the Reporting of Uplink Control Information for Cells Utilizing Contention Based Radio Frequency Spectrum」と題するChenらによる米国仮特許出願第61/926,181号の優先権を主張する。
[0002]本開示は、たとえば、ワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルのアップリンク制御情報の報告に優先度を付けるための技法に関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例としては、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムがある。
[0004]たとえば、ワイヤレス多元接続通信システムは、各々が複数のユーザ機器(モバイルデバイスなどのUE)のための通信を同時にサポートする、いくつかの基地局を含み得る。基地局は、(たとえば、基地局からUEへの送信のための)ダウンリンクチャネルと、(たとえば、UEから基地局への送信のための)アップリンクチャネルとの上でUEと通信し得る。
[0005]UEとの通信のいくつかのモードは、複数のチャネル(たとえば、コンポーネントキャリア、同じ周波数の2つ以上のセルなど)にわたる通信を必要とし得、各チャネルは、UEと、異なるコンポーネントキャリアを利用し得るいくつかのセル(たとえば、場合によっては異なる基地局であり得るサービングセル)のうちの1つとの間で確立される。セルのアップリンク制御情報を報告するとき、アップリンクサブフレームにおいてリソースの競合があり得る。
[0006]本開示は、たとえば、競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルのアップリンク制御情報の報告に優先度を付けるための1つまたは複数の技法に関する。優先度付けは、アップリンクサブフレームにおけるリソース(たとえば、アップリンク制御情報を報告するためのリソース)の競合を解決するのに有用であり得る。いくつかの例では、本技法は、無競合ベース無線周波数スペクトル(たとえば、無線周波数スペクトルが特定の使用のために特定のユーザに認可されているので、装置がそれへのアクセスを求めて競合しない無線周波数スペクトル)を利用するセルについてのアップリンク制御情報の報告よりも、競合ベース無線周波数スペクトル(たとえば、無線周波数スペクトルが認可不要の使用に開かれているので、装置がそれへのアクセスを求めて競合する無線周波数スペクトル)を利用するセルについてのアップリンク制御情報の報告に優先度を与え得る。他の例では、本技法は、セルが、セルについてのアップリンク制御情報を生成するために測定値がその中で取得される時間期間の間、競合ベース無線周波数スペクトルへのアクセスを求めて成功裏に競合したとき、競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルについてのアップリンク制御情報の報告に優先度を与え得る。
[0007]例示的な例の第1のセットでは、ワイヤレス通信のための方法について説明する。一例では、本方法は、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合を識別することを含み得る。競合は、少なくとも、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報を報告することと、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報を報告することとの間の競合を含み得る。本方法は、第1のセルと第2のセルとのうちの少なくとも1つが競合ベース無線周波数スペクトルを利用するかどうかに少なくとも部分的に基づいて、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合においてアップリンク制御情報の報告に優先度を付けることと、優先度付けに基づいてアップリンク制御情報を送信することとをさらに含み得る。
[0008]いくつかの例では、本方法は、第2のセルが競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであると決定することと、第2のセルによる競合ベース無線周波数スペクトルの利用に少なくとも部分的に基づいて、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合において第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告に優先度を付けることとを含み得る。場合によっては、第1のセルと第2のセルは異なるキャリア周波数であり得る。本方法の他の例では、第1のセルと第2のセルは同じキャリア周波数であり得る。
[0009]いくつかの例では、第1のアップリンク制御情報および第2のアップリンク制御情報はチャネル状態情報(CSI)をそれぞれ含み得る。これらの例では、第1のセルについてのCSIの第1の報告タイプの第1の優先度レベルと、第2のセルについてのCSIの第2の報告タイプの第2の優先度レベルは同じ優先度レベルであり得る。代替的に、本方法は、第1のセルについてのCSIの第1の報告タイプの第1の優先度レベルを決定することと、第2のセルについてのCSIの第2の報告タイプの第2の優先度レベルを決定することと、第2のセルについてのCSIの第2の報告タイプの第2の優先度レベルに対する第1のセルについてのCSIの第1の報告タイプの第1の優先度レベルに少なくとも部分的に基づいて、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合において第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告に優先度を付けることとを含み得る。いくつかの例では、第2のセルについてのCSIの第1の報告タイプは、第1のセルについてのCSIの第1の報告タイプよりも高い優先度レベルを有し得、本方法は、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合において、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報の報告よりも、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告に優先度を付けることをさらに含み得る。いくつかの例では、第1のセルについてのCSIの第1の報告タイプの第1の優先度レベルを決定することと、第2のセルについてのCSIの第2の報告タイプの第2の優先度レベルを決定することとは、CSIの報告タイプが、ランクインジケータ(RI)、プリコーディングタイプインジケータ(PTI)、または広帯域プリコーディング行列インジケータ(PMI)のうちの少なくとも1つを備えるとき、最高優先度レベルを決定することと、CSIの報告タイプが、広帯域チャネル品質指示(CQI)、またはPMIをもつ広帯域CQIのうちの少なくとも1つを備えるとき、中間優先度レベルを決定することと、CSIの報告タイプが、サブバンドCQI、またはPMIをもつサブバンドCQIのうちの少なくとも1つを備えるとき、低優先度レベルを決定することとを含み得る。
[0010]いくつかの例では、本方法は、第1のセルが競合ベーススペクトルを利用するセルであると決定することと、第1のセルの第1のサービングセルインデックスと第2のセルの第2のサービングセルインデックスとを決定することと、ここで、第2のサービングセルインデックスが第1のサービングセルインデックスよりも低くなり得る、第1のサービングセルインデックスと第2のサービングセルインデックスとに少なくとも部分的に基づいて、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合において第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告に優先度を付けることとを含み得る。
[0011]いくつかの例では、本方法は、第2のアップリンク制御情報を生成するために測定値がその中で取得され得る、第2のセルのダウンリンクサブフレームを識別することを含み得る。これらの例では、本方法は、ダウンリンクサブフレームを送信するための競合ベース無線周波数スペクトルについての競合が失敗したと決定されたとき、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告の優先度を低下させることを含み得る。また、または代替的に、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告に優先度を付けることは、ダウンリンクサブフレームを送信するための競合ベース無線周波数スペクトルについての競合が失敗したと決定されたとき、前のダウンリンクサブフレームの受信中に取得された測定値に基づいて、第2のセルについての履歴的第2のアップリンク制御情報の報告に優先度を付けることを含み得る。
[0012]いくつかの例では、本方法は、第2のアップリンク制御情報の報告に第2のセルインデックスを含めることを含み得、第2のセルインデックスは第2のセルを識別する。
[0013]いくつかの例では、本方法は、第2のセルによってダウンリンクサブフレームを送信するための競合ベース無線周波数スペクトルについての競合の成功または失敗を示す基地局からのシグナリングを受信することを含み得る。同じまたは他の例では、本方法は、第2のセルによってダウンリンクサブフレームを送信するための競合ベース無線周波数スペクトルについての競合の成功または失敗を検出することを含み得る。検出は、第2のセルによって送信される基準信号の存在に基づいて実施され得る。
[0014]いくつかの例では、本方法は、第1のアップリンク制御情報のタイプと第2のアップリンク制御情報のタイプとを決定することと、第1のアップリンク制御情報のタイプと第2のアップリンク制御情報のタイプとに少なくとも部分的に基づいて、競合においてアップリンク制御情報のサブセットの報告に優先度を付けることとを含み得る。
[0015]いくつかの例では、本方法は、第1のセルが無競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであると決定することを含み得る。
[0016]いくつかの例では、第1のアップリンク制御情報および第2のアップリンク制御情報はサウンディング基準信号(SRS)を含み得る。同じまたは他の例では、第1のアップリンク制御情報および第2のアップリンク制御情報はスケジューリング要求(SR)制御情報を含み得る。
[0017]例示的な例の第2のセットでは、ワイヤレス通信のための装置について説明する。一例では、本装置は、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合を識別するための手段を含み得る。競合は、少なくとも、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報を報告することと、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報を報告することとの間の競合を含み得る。本装置は、第1のセルと第2のセルとのうちの少なくとも1つが競合ベース無線周波数スペクトルを利用するかどうかに少なくとも部分的に基づいて、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合においてアップリンク制御情報の報告に優先度を付けるための手段と、優先度付けに基づいてアップリンク制御情報を送信するための手段とをさらに含み得る。いくつかの例では、本装置は、例示的な例の第1のセットに関して上記で説明したワイヤレス通信のための方法の1つまたは複数の態様を実装するための手段をさらに含み得る。
[0018]例示的な例の第3のセットでは、ワイヤレス通信のための別の装置について説明する。一例では、本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合を識別するようにプロセッサによって実行可能であり得る。競合は、少なくとも、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報を報告することと、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報を報告することとの間の競合を含み得る。命令は、第1のセルと第2のセルとのうちの少なくとも1つが競合ベース無線周波数スペクトルを利用するかどうかに少なくとも部分的に基づいて、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合においてアップリンク制御情報の報告に優先度を付けることと、優先度付けに基づいてアップリンク制御情報を送信することとを行うようにプロセッサによってさらに実行可能であり得る。いくつかの例では、命令はまた、例示的な例の第1のセットに関して上記で説明したワイヤレス通信のための方法の1つまたは複数の態様を実装するようにプロセッサによって実行可能であり得る。
[0019]例示的な例の第4のセットでは、ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶した非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。一例では、コードは、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合を識別するようにプロセッサによって実行可能である。競合は、少なくとも、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報を報告することと、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報を報告することとの間の競合を含み得る。コードは、第1のセルと第2のセルとのうちの少なくとも1つが競合ベース無線周波数スペクトルを利用するかどうかに少なくとも部分的に基づいて、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合においてアップリンク制御情報の報告に優先度を付けることと、優先度付けに基づいてアップリンク制御情報を送信することとを少なくとも1つのプロセッサに行わせるようにさらに実行可能であり得る。いくつかの例では、コードは、例示的な例の第1のセットに関して上記で説明したワイヤレス通信のための方法の1つまたは複数の態様を実装することを少なくとも1つのプロセッサに行わせるようにさらに実行可能であり得る。
[0020]上記では、以下の詳細な説明がより良く理解され得るように、本開示による例の特徴および技術的利点をかなり広範に概説した。以下で、追加の特徴および利点について説明する。開示する概念および具体例は、本開示の同じ目的を実行するための他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用され得る。そのような等価な構成は、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲から逸脱しない。関連する利点とともに、本明細書で開示する概念の編成と動作の方法の両方に関して、それらの概念を特徴づけると考えられる特徴は、添付の図に関連して以下の説明を検討するとより良く理解されよう。図の各々は、例示および説明のみのために提供され、特許請求の範囲の限界を定めるものではない。
[0021]以下の図面を参照することにより、本発明の性質および利点のさらなる理解が実現され得る。添付の図では、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じのタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、同様の構成要素の間で区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが本明細書において使用される場合、説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のいずれにも適用可能である。
[0022]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システムのブロック図。 [0023]本開示の様々な態様による、競合ベース無線周波数スペクトルを使用する様々なシナリオの下でLTE(登録商標)/LTE−Aが展開されるワイヤレス通信システムを示す図。 [0024]本開示の様々な態様による、競合ベース無線周波数スペクトルを使用するスタンドアロンモードにおいてLTE/LTE−Aが展開されるワイヤレス通信システムを示す図。 [0025]本開示の様々な態様による、競合ベース無線周波数スペクトルを使用するセルラーダウンリンクまたはアップリンクのためのフレーム/間隔の例を示す図。 [0026]本開示の様々な態様による、競合ベース無線周波数スペクトルにわたるワイヤレス通信の一例を示す図。 [0027]本開示の様々な態様による、競合ベース無線周波数スペクトルにわたるワイヤレス通信の一例を示す図。 [0028]本開示の様々な態様による、ダウンリンクコンポーネントキャリアとアップリンクコンポーネントキャリアとの例示的なセットを示す図。 [0029]本開示の様々な態様による、図6に示されたダウンリンク(DL)コンポーネントキャリア(CC)に対応するセルの第1の例示的なグルーピングおよび優先度付けを示す図。 [0030]本開示の様々な態様による、図6に示されたDL CCに対応するセルの第2の例示的なグルーピングおよび優先度付けを示す図。 [0031]本開示の様々な態様による、図6に示されたDL CCに対応するセルの第3の例示的な優先度付けを示す図。 [0032]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置のブロック図。 [0033]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置のブロック図。 [0034]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置のブロック図。 [0035]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置のブロック図。 [0036]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するためのUEのブロック図。 [0037]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法の一例を示すフローチャート。 [0038]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法の一例を示すフローチャート。 [0039]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法の一例を示すフローチャート。
[0040]競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルのアップリンク制御情報の報告に優先度を付けるための技法について説明する。優先度付けは、アップリンクサブフレームにおけるリソース(たとえば、アップリンク制御情報を報告するためのリソース)の競合を解決するのに有用であり得る。いくつかの例では、本技法は、無競合ベース無線周波数スペクトル(たとえば、無線周波数スペクトルが特定の使用のために特定のユーザに認可されているので、装置がそれへのアクセスを求めて競合しない無線周波数スペクトル)を利用するセルについてのアップリンク制御情報の報告よりも、競合ベース無線周波数スペクトル(たとえば、無線周波数スペクトルが認可不要の使用に開かれているので、装置がそれへのアクセスを求めて競合する無線周波数スペクトル)を利用するセルについてのアップリンク制御情報の報告に優先度を与え得る。他の例では、本技法は、セルが、セルについてのアップリンク制御情報を生成するために測定値がその中で取得される時間期間の間、競合ベーススペクトルへのアクセスを求めて成功裏に競合したとき、競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルについてのアップリンク制御情報の報告に優先度を与え得る。開示する技法は、競合ベース無線周波数スペクトルへのアクセスを求めて競合する動的性質のために、特に長い一連の失敗したリッスンビフォアトーク(LBT:Listen Before Talk)手順(すなわち、競合ベース無線周波数スペクトルへのアクセスを求めて競合するための失敗した試み)があるとき、競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルについてのアップリンク制御情報が、無競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルについてのアップリンク制御情報よりも有益であり得ることを認識する。したがって、セルが競合ベース無線周波数スペクトルを利用するかどうかに基づいて、アップリンクサブフレームの共有リソースのために、アップリンク制御情報の報告に優先度を付けることが有用であり得る。
[0041]本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、および他のシステムなどの様々なワイヤレス通信システムに使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語はしばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリース0およびAは、通常、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、通常、CDMA2000 1xEV−DO、高速パケットデータ(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))とCDMAの他の変形態とを含む。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDMA(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。3GPP(登録商標)ロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する団体の文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上述のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術のために使用され得る。しかしながら、以下の説明では、例としてLTEシステムについて説明し、以下の説明の大部分でLTE用語が使用されるが、本技法はLTE適用例以外に適用可能である。
[0042]以下の説明は例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載される範囲、適用可能性、または例を限定するものではない。本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、論じられる要素の機能および配置において変更が行われ得る。様々な例は、適宜に様々な手順または構成要素を省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明する方法は、説明する順序とは異なる順序で実施され得、様々なステップが追加、省略、または組み合わせられ得る。また、いくつかの例に関して説明する特徴は、他の例において組み合わせられ得る。
[0043]図1は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システム100のブロック図を示す。ワイヤレス通信システム100は、複数の基地局105(たとえば、eNB、WLANアクセスポイント、または他のアクセスポイント)と、いくつかのユーザ機器(UE)115と、コアネットワーク130とを含む。基地局105のうちのいくつかは、様々な例ではコアネットワーク130の一部または基地局105のうちのいくつかの基地局であり得る、基地局コントローラ(図示せず)の制御下でUE115と通信し得る。基地局105のうちのいくつかは、バックホール132を通してコアネットワーク130と制御情報および/またはユーザデータを通信し得る。いくつかの例では、基地局105のうちのいくつかは、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク134を介して互いに直接または間接的に通信し得る。ワイヤレス通信システム100は、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)上での動作をサポートし得る。マルチキャリア送信機は、複数のキャリア上で同時に被変調信号を送信することができる。たとえば、各通信リンク125は、様々な無線技術に従って変調されたマルチキャリア信号であり得る。各々の変調された信号は、異なるキャリア上で送られ得、制御情報(たとえば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、データなどを搬送し得る。
[0044]基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介してUE115とワイヤレス通信し得る。基地局105の各々は、それぞれのカバレージエリア110に通信カバレージを与え得る。いくつかの例では、基地局105は、アクセスポイント、トランシーバ基地局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、ノードB、発展型ノードB(eNB)、ホームノードB、ホームeノードB、WLANアクセスポイント、Wi−Fiノードまたは他の何らかの適切な用語で呼ばれることがある。基地局105のためのカバレージエリア110は、カバレージエリアの一部分のみを構成するセクタに分割され得る(図示せず)。ワイヤレス通信システム100は、様々なタイプの基地局105(たとえば、マクロ基地局、マイクロ基地局、および/またはピコ基地局)を含み得る。基地局105はまた、セルラーおよび/またはWLAN無線アクセス技術など、様々な無線技術を利用し得る。基地局105は、同じまたは異なるアクセスネットワークまたは事業者展開に関連付けられ得る。同じもしくは異なるタイプの基地局105のカバレージエリアを含み、同じもしくは異なる無線技術を利用し、および/または同じもしくは異なるアクセスネットワークに属する、異なる基地局105のカバレージエリアは、重複し得る。
[0045]いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100はLTE/LTE−A通信システム(またはネットワーク)を含み得、このLTE/LTE−A通信システムは、無競合ベース無線周波数スペクトル(たとえば、スペクトルが特定の使用のために特定のユーザに認可されているので、装置がそれへのアクセスを求めて競合しない無線周波数スペクトル)、および/または競合ベース無線周波数スペクトル(たとえば、スペクトルが認可不要の使用に開かれているので、装置がそれへのアクセスを求めて競合する無線周波数スペクトル)における動作または展開の1つまたは複数のモードをサポートし得る。他の例では、ワイヤレス通信システム100は、LTE/LTE−Aとは異なる1つまたは複数のアクセス技術を使用してワイヤレス通信をサポートし得る。LTE/LTE−A通信システムでは、発展型ノードBまたはeNBという用語は、たとえば、基地局105について説明するために使用され得る。
[0046]ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプの基地局105が様々な地理的領域にカバレージを与える、異種LTE/LTE−Aネットワークであるかまたはそれを含み得る。たとえば、各基地局105は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを与え得る。ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルなどのスモールセルは、低電力ノードまたはLPNを含み得る。マクロセルは、たとえば、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、たとえば、より比較的に小さい地理的エリアをカバーすることになり、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。また、フェムトセルは、たとえば、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーすることになり、無制限アクセスに加えて、フェムトセルとの関連を有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG)中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による制限付きアクセスをも与え得る。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBと呼ばれることがある。ピコセルのためのeNBは、ピコeNBと呼ばれることがある。また、フェムトセルのためのeNBは、フェムトeNBまたはホームeNBと呼ばれることがある。eNBは、1つまたは複数(たとえば、2つ、3つ、4つなど)のセルをサポートし得る。
[0047]コアネットワーク130は、バックホール132(たとえば、S1アプリケーションプロトコルなど)を介して基地局105と通信し得る。基地局105はまた、たとえば、バックホールリンク134(たとえば、X2アプリケーションプロトコルなど)を介して、および/またはバックホール132を介して(たとえば、コアネットワーク130を通じて)、直接または間接的に互いに通信し得る。ワイヤレス通信システム100は、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、eNBは同様のフレームタイミングおよび/またはゲーティングタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は時間的にほぼ整合され得る。非同期動作の場合、eNBは異なるフレームタイミングおよび/またはゲーティングタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は時間的に整合されないことがある。本明細書で説明する技法は、同期動作または非同期動作のいずれにも使用され得る。
[0048]UE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散され得、各UE115は固定または移動であり得る。UE115は、当業者によって、モバイルデバイス、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。UE115は、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、時計または眼鏡などのウェアラブルアイテム、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。UE115は、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレーなどと通信することが可能であり得る。UE115は、セルラーもしくは他のWWANアクセスネットワーク、またはWLANアクセスネットワークなど、異なるタイプのアクセスネットワークを介して通信することも可能であり得る。UE115との通信のいくつかのモードでは、通信は、複数の通信リンク125またはチャネル(すなわち、コンポーネントキャリア)を介して行われ得、各チャネルまたはコンポーネントキャリアは、UEと、いくつかのセル(たとえば、場合によっては異なる基地局105であり得る、サービングセル)のうちの1つとの間に確立される。各コンポーネントキャリアは、無競合ベース無線周波数スペクトルまたは競合ベース無線周波数スペクトルを介して確立され得、特定の通信モードに関与するコンポーネントキャリアのセットは、無競合ベース無線周波数スペクトルを介して(たとえば、UE115において)すべて受信されるか、競合ベース無線周波数スペクトルを介して(たとえば、UE115において)すべて受信されるか、または無競合ベース無線周波数スペクトルと競合ベース無線周波数スペクトルとの組合せを介して(たとえば、UE115において)受信され得る。
[0049]ワイヤレス通信システム100に示された通信リンク125は、アップリンク(UL)通信(たとえば、UE115から基地局105への送信)を搬送するためのアップリンクチャネル(またはコンポーネントキャリア)、および/またはダウンリンク(DL)通信(たとえば、基地局105からUE115への送信)を搬送するためのダウンリンクチャネル(もしくはコンポーネントキャリア)を含み得る。UL通信または送信は逆方向リンク通信または送信と呼ばれることもあり、DL通信または送信は順方向リンク通信または送信と呼ばれることもある。ダウンリンク通信および/またはアップリンク通信は、無競合ベース無線周波数スペクトル、競合ベース無線周波数スペクトル、または両方を使用して行われ得る。
[0050]ワイヤレス通信システム100のいくつかの例では、LTE/LTE−Aは、競合ベース無線周波数スペクトルを使用する異なるシナリオの下で展開され得る。展開シナリオは、無競合ベース無線周波数スペクトル(たとえば、認可無線周波数スペクトル)におけるLTE/LTE−Aダウンリンク通信が競合ベース無線周波数スペクトル(たとえば、認可不要無線周波数スペクトル)にオフロードされ得る補助ダウンリンクモードと、LTE/LTE−Aダウンリンク通信とLTE/LTE−Aアップリンク通信の両方が無競合ベース無線周波数スペクトルから競合ベース無線周波数スペクトルにオフロードされ得るキャリアアグリゲーションモードと、基地局(たとえば、eNB)とUEとの間のLTE/LTE−Aダウンリンクおよびアップリンク通信が競合ベース無線周波数スペクトルにおいて行われ得るスタンドアロンモードとを含み得る。基地局105ならびにUE115は、これらまたは同様の動作モードのうちの1つまたは複数をサポートし得る。OFDMA波形は、無競合ベース無線周波数スペクトルおよび/または競合ベース無線周波数スペクトルにおけるLTE/LTE−Aダウンリンク通信のための通信リンク125において使用され得、一方、OFDMA、SC−FDMAおよび/またはリソースブロックインターリーブFDMA波形は、無競合ベース無線周波数スペクトルおよび/または競合ベース無線周波数スペクトルにおけるLTE/LTE−Aアップリンク通信のための通信リンク125において使用され得る。
[0051]図2は、本開示の様々な態様による、競合ベース無線周波数スペクトルを使用する様々なシナリオの下でLTE/LTE−Aが展開されるワイヤレス通信システム200を示す。より詳細には、図2は、競合ベース無線周波数スペクトルを使用してLTE/LTE−Aが展開される、補助ダウンリンクモードとキャリアアグリゲーションモードとの例を示す。ワイヤレス通信システム200は、図1を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100の部分の一例であり得る。その上、基地局205は、図1を参照しながら説明した基地局105のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得、第1のUE215、第2のUE215−a、および第3のUE215−bは、図1を参照しながら説明したUE115のうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。
[0052]ワイヤレス通信システム200における補助ダウンリンクモードの例では、基地局205は、ダウンリンクチャネル220を使用して第1のUE215にOFDMA波形を送信し得る。ダウンリンクチャネル220は、競合ベース無線周波数スペクトル中の周波数F1に関連付けられ得る。基地局205は、第1の双方向リンク225を使用して第1のUE215にOFDMA波形を送信し得、第1の双方向リンク225を使用して第1のUE215からSC−FDMA波形を受信し得る。第1の双方向リンク225は、無競合ベース無線周波数スペクトル中の周波数F4に関連付けられ得る。競合ベース無線周波数スペクトルにおけるダウンリンクチャネル220と、無競合ベース無線周波数スペクトルにおける第1の双方向リンク225は、同時に動作し得る。ダウンリンクチャネル220は、基地局205にダウンリンク容量のオフロードを提供し得る。いくつかの例では、ダウンリンクチャネル220は、(たとえば、1つのUEに宛てられる)ユニキャストサービスのために、または(たとえば、いくつかのUEに宛てられる)マルチキャストサービスのために使用され得る。このシナリオは、無競合ベース無線周波数スペクトルを使用し、トラフィックおよび/またはシグナリング輻輳の一部を軽減する必要がある、どんなサービスプロバイダ(たとえば、従来のモバイルネットワーク事業者またはMNO)にも発生し得る。
[0053]ワイヤレス通信システム200におけるキャリアアグリゲーションモードの一例では、基地局205は、第2の双方向リンク230を使用して第2のUE215−aにOFDMA波形を送信し得、第2の双方向リンク230を使用して第2のUE215−aからOFDMA波形、SC−FDMA波形、および/またはリソースブロックインターリーブFDMA波形を受信し得る。第2の双方向リンク230は、競合ベース無線周波数スペクトル中の周波数F1に関連付けられ得る。基地局205はまた、第3の双方向リンク235を使用して第2のUE215−aにOFDMA波形を送信し得、第3の双方向リンク235を使用して第2のUE215−aからSC−FDMA波形を受信し得る。第3の双方向リンク235は、無競合ベース無線周波数スペクトル中の周波数F2に関連付けられ得る。第2の双方向リンク230は、基地局205にダウンリンク容量およびアップリンク容量のオフロードを提供し得る。上記で説明した補助ダウンリンクのように、このシナリオは、無競合ベース無線周波数スペクトルを使用し、トラフィックおよび/またはシグナリング輻輳の一部を軽減する必要がある、どんなサービスプロバイダ(たとえば、MNO)にも発生し得る。
[0054]ワイヤレス通信システム200におけるキャリアアグリゲーションモードの別の例では、基地局205は、第4の双方向リンク240を使用して第3のUE215−bにOFDMA波形を送信し得、第4の双方向リンク240を使用して第3のUE215−bからOFDMA波形、SC−FDMA波形、および/またはリソースブロックインターリーブ波形を受信し得る。第4の双方向リンク240は、競合ベース無線周波数スペクトル中の周波数F3に関連付けられ得る。基地局205はまた、第5の双方向リンク245を使用して第3のUE215−bにOFDMA波形を送信し得、第5の双方向リンク245を使用して第3のUE215−bからSC−FDMA波形を受信し得る。第5の双方向リンク245は、無競合ベース無線周波数スペクトル中の周波数F2に関連付けられ得る。第4の双方向リンク240は、基地局205にダウンリンク容量およびアップリンク容量のオフロードを提供し得る。この例および上記で提供した例は、説明のために提示され、容量オフロードのために無競合ベース無線周波数スペクトルにおけるLTE/LTE−Aと競合ベース無線周波数スペクトルにおけるLTE/LTE−Aとを組み合わせる他の同様の動作モードまたは展開シナリオが存在し得る。
[0055]上記で説明したように、競合ベース無線周波数スペクトルにおいてLTE/LTE−Aを使用することによって提供される容量オフロードから恩恵を受け得るサービスプロバイダの1つのタイプは、LTE/LTE−A無競合ベース無線周波数スペクトルへのアクセス権を有する従来のMNOである。これらのサービスプロバイダにとって、運用上の例は、認可無線周波数スペクトル帯域上のLTE/LTE−A1次コンポーネントキャリア(PCC)と、競合ベース無線周波数スペクトル上の少なくとも1つの2次コンポーネントキャリア(SCC)とを使用する、ブートストラップモード(たとえば、補助ダウンリンク、キャリアアグリゲーション)を含み得る。
[0056]キャリアアグリゲーションモードでは、データおよび制御は、たとえば、(たとえば、第1の双方向リンク225、第3の双方向リンク235、および第5の双方向リンク245を介して)無競合ベース無線周波数スペクトル中で通信され得るが、データは、たとえば、(たとえば、第2の双方向リンク230および第4の双方向リンク240を介して)競合ベース無線周波数スペクトル中で通信され得る。競合ベース無線周波数スペクトルを使用するときにサポートされるキャリアアグリゲーション機構は、ハイブリッド周波数分割複信−時分割複信(FDD−TDD)キャリアアグリゲーション、またはコンポーネントキャリアにわたって異なる対称性を伴うTDD−TDDキャリアアグリゲーションの範疇に入り得る。
[0057]図3は、本開示の様々な態様による、競合ベース無線周波数スペクトルを使用するスタンドアロンモードにおいてLTE/LTE−Aが展開されるワイヤレス通信システム300を示す。ワイヤレス通信システム300は、図1および/または図2を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100および/または200の部分の一例であり得る。その上、基地局305は、図1および/または図2を参照しながら説明した基地局105および/または205のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得、UE315は、図1および/または図2を参照しながら説明したUE115および/または215のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。
[0058]ワイヤレス通信システム300におけるスタンドアロンモードの例では、基地局305は、双方向リンク355を使用してUE315にOFDMA波形を送信し得、双方向リンク355を使用してUE315からOFDMA波形、SC−FDMA波形、および/またはリソースブロックインターリーブFDMA波形を受信し得る。双方向リンク355は、図2を参照しながら説明した競合ベース無線周波数スペクトル中の周波数F3に関連付けられ得る。スタンドアロンモードは、スタジアム内アクセス(たとえば、ユニキャスト、マルチキャスト)など、非従来型のワイヤレスアクセスシナリオにおいて使用され得る。この動作モードのサービスプロバイダのタイプの一例は、無競合ベース無線周波数スペクトルへのアクセスを有しないスタジアムオーナー、ケーブル会社、イベントホスト、ホテル、企業、または大会社であり得る。
[0059]いくつかの例では、図1、図2、および/または図3を参照しながら説明した基地局105、205、および/または305(たとえば、eNB)、あるいは図1、図2、および/または図3を参照しながら説明したUE115、215、および/または315などの送信デバイスは、競合ベース無線周波数スペクトルのチャネルへのアクセスを獲得するためにゲーティング間隔を使用し得る。ゲーティング間隔は、ETSI(EN301 893)において指定されているLBTプロトコルに基づくリッスンビフォートーク(LBT)プロトコルなどの競合ベースプロトコルの適用を定義し得る。LBTプロトコルの適用を定義するゲーティング間隔を使用するとき、ゲーティング間隔は、送信装置がLBT手順を実施する必要があるときを示し得る。LBT手順の結果は、競合ベース無線周波数スペクトルのチャネルが利用可能であるか使用中であるかを送信装置に示し得る。チャネルが利用可能である(たとえば、使用のために「クリア」である)ことをLBT手順が示すとき、ゲーティング間隔は、送信装置が、たとえば、あらかじめ定義された送信間隔の間、チャネルを使用することを可能にし得る。チャネルが利用可能ではない(たとえば、使用中または予約済みである)ことをLBT手順が示すとき、ゲーティング間隔は、送信装置が送信間隔中にチャネルを使用するのを妨げ得る。
[0060]いくつかの例では、送信装置が、周期的にゲーティング間隔を生成し、ゲーティング間隔の少なくとも1つの境界を周期的フレーム構造の少なくとも1つの境界と同期させることが有用であり得る。たとえば、無競合ベース無線周波数スペクトルにおいてセルラーダウンリンクのための周期的ゲーティング間隔を生成し、周期的ゲーティング間隔の少なくとも1つの境界を、セルラーダウンリンクに関連する周期的フレーム構造(たとえば、LTE/LTE−A無線フレーム)の少なくとも1つの境界と同期させることが有用であり得る。
[0061]図4は、本開示の様々な態様による、競合ベース無線周波数スペクトルを使用するセルラーダウンリンクまたはアップリンクのためのフレーム/間隔の例400を示す図である。第1の競合ベースフレーム/間隔405、第2の競合ベースフレーム/間隔415、および/または第3の競合ベースフレーム/間隔425は、競合ベース無線周波数スペクトルを介した送信をサポートするeNBによって周期的ゲーティング間隔として使用され得る。そのようなeNBの例としては、図1、図2、および/または図3を参照しながら説明した基地局105、205、および/または305があり得る。第1の競合ベースフレーム/間隔405、第2の競合ベースフレーム/間隔415、および/または第3の競合ベースフレーム/間隔425は、図1、図2、および/または図3を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100、200、および/または300とともに使用され得る。
[0062]例として、第1の競合ベースフレーム/間隔405の持続時間は、セルラーダウンリンクに関連する周期的フレーム構造のLTE/LTE−A無線フレーム410の持続時間に等しい(またはそれにほぼ等しい)ものとして示されている。いくつかの例では、「ほぼ等しい」は、第1の競合ベースフレーム/間隔405の持続時間が周期的フレーム構造の持続時間のサイクリックプレフィックス(CP)持続時間内にあることを意味する。
[0063]第1の競合ベースフレーム/間隔405の少なくとも1つの境界は、LTE/LTE−A無線フレームN−1〜N+1を含む周期的フレーム構造の少なくとも1つの境界と同期され得る。場合によっては、第1の競合ベースフレーム/間隔405は、周期的フレーム構造のフレーム境界と整合された境界を有し得る。他の場合には、第1の競合ベースフレーム/間隔405は、周期的フレーム構造のフレーム境界と同期されているがそれからオフセットされた境界を有し得る。たとえば、第1の競合ベースフレーム/間隔405の境界は、周期的フレーム構造のサブフレーム境界と整合されるか、または周期的フレーム構造のサブフレーム中間点境界(たとえば、特定のサブフレームの中間点)と整合され得る。
[0064]場合によっては、周期的フレーム構造は、LTE/LTE−A無線フレームN−1〜N+1を含み得る。各LTE/LTE−A無線フレーム410は、たとえば、10ミリ秒の持続時間を有し得、第1の競合ベースフレーム/間隔405も10ミリ秒の持続時間を有し得る。これらの場合、第1の競合ベースフレーム/間隔405の境界は、LTE/LTE−A無線フレームのうちの1つ(たとえば、LTE/LTE−A無線フレーム(N))の境界(たとえば、フレーム境界、サブフレーム境界、またはサブフレーム中間点境界)と同期され得る。
[0065]例として、第2の競合ベースフレーム/間隔415と第3の競合ベースフレーム/間隔425との持続時間は、セルラーダウンリンクに関連する周期的フレーム構造の持続時間の約数(またはそのほぼ約数)であるものとして示されている。いくつかの例では、「〜のほぼ約数」は、第2の競合ベースフレーム/間隔415または第3の競合ベースフレーム/間隔425の持続時間が周期的フレーム構造の約数(たとえば、1/2または1/10)の持続時間のサイクリックプレフィックス(CP)持続時間内にあることを意味する。たとえば、第2の競合ベースフレーム/間隔415は5ミリ秒の持続時間を有し得、第3の競合ベースフレーム/間隔425は1ミリ秒または2ミリ秒の持続時間を有し得る。
[0066]図5Aは、本開示の様々な態様による、競合ベース無線周波数スペクトルにわたるワイヤレス通信510の一例500を示す。LBT固定フレーム期間に対応し得るTDDフレーム515は、10ミリ秒の持続時間を有し得、いくつかのダウンリンクサブフレーム520と、いくつかのアップリンクサブフレーム525と、2つのタイプの特殊サブフレーム、Sサブフレーム530およびS’サブフレーム535とを含み得る。Sサブフレーム530は、ダウンリンクサブフレーム520とアップリンクサブフレーム525との間の遷移を提供し得、一方、S’サブフレーム535は、アップリンクサブフレーム525とダウンリンクサブフレーム520との間の遷移を提供し得る。S’サブフレーム535中に、図1、図2、および/または図3を参照しながら説明した基地局105および/または205のうちの1つまたは複数など、1つまたは複数の基地局によって、ワイヤレス通信510がその上で行われるチャネルをある時間期間の間予約するために、ダウンリンクLBT手順(D−LBT)540が実施され得る。基地局による成功したD−LBT540に続いて、基地局は、基地局がチャネルを予約したという指示を他の基地局および/または装置に提供するためにチャネル使用ビーコン信号(CUBS:channel usage beacon signal)545を送信し得る。
[0067]S’サブフレーム535は、図5Aにおいて0〜13の番号を付された、14個のOFDMシンボルを含み得る。S’サブフレーム535の第1の部分、この例ではシンボル0〜5は、LTE/LTE−A通信規格との互換性のために必要とされ得る、サイレントDL期間として基地局によって使用され得る。したがって、基地局は、サイレントDL期間中にデータを送信しないことがあるが、UEは、サイレントDL期間中に何らか量のアップリンクデータを送信し得る。S’サブフレーム535の第2の部分はD−LBT540のために使用され得る。例500では、S’サブフレーム535は、シンボル6〜12中に含まれる7つのD−LBTスロットを含む。様々なネットワーク事業者によるD−LBTスロットの使用は、より効率的なシステム動作を提供するために協調させられ得る。いくつかの例では、D−LBT手順を実施するために7つの可能なD−LBTスロットのうちのどれを使用すべきかを決定するために、基地局105は、以下の形式のマッピング関数を評価し得る。
Figure 2017502616
ここで、GroupIDは、基地局105に割り当てられた「展開グループid」であり、tは、D−LBTが実施されるフレームに対応するLBTフレーム番号である。
[0068]図5Bは、本開示の様々な態様による、競合ベース無線周波数スペクトルにわたるワイヤレス通信555の一例550を示す。図5AのLBTフレーム期間に対応し得、LBT固定フレーム期間に対応し得る、TDDフレーム515は、いくつかのダウンリンクサブフレーム520と、いくつかのアップリンクサブフレーム525と、2つのタイプの特殊サブフレーム、Sサブフレーム530およびS’サブフレーム535とを含み得る。上記で説明したように、Sサブフレーム530は、ダウンリンクサブフレーム520とアップリンクサブフレーム525との間の遷移を提供し得、一方、S’サブフレーム535は、アップリンクサブフレーム525とダウンリンクサブフレーム520との間の遷移を提供し得る。Sサブフレーム530中に、図1、図2、および/または図3を参照しながら上記で説明したUE115、215、および315のうちの1つまたは複数など、1つまたは複数のUEによって、ワイヤレス通信555がその上で行われるチャネルをある時間期間の間予約するために、アップリンクLBT手順(U−LBT)565が実施され得る。UEによる成功したU−LBT565に続いて、UEは、UEがチャネルを予約したという指示を他のUEおよび/または装置に提供するためにチャネル使用ビーコン信号(CUBS)570を送信し得る。
[0069]Sサブフレーム530は、図5Bにおいて0〜13の番号を付された、14個のOFDMシンボルを含み得る。Sサブフレーム530の第1の部分、この例ではシンボル0〜3は、ダウンリンクパイロットタイムスロット(DwPTS)575として使用され得、Sサブフレーム530の第2の部分はガード期間(GP)580として使用され得る。Sサブフレーム530の第3の部分はU−LBT565のために使用され得る。例550では、Sサブフレーム530は、シンボル6〜12中に含まれる7つのU−LBTスロットを含む。様々なUEによるU−LBTスロットの使用は、より効率的なシステム動作を提供するために協調させられ得る。いくつかの例では、U−LBT手順を実施するために7つの可能なU−LBTスロットのうちのどれを使用すべきかを決定するために、UEは、以下の形式のマッピング関数を評価し得る。
Figure 2017502616
ここで、GroupIDは、UEに割り当てられた「展開グループid」であり、tは、U−LBTが実施されるフレームに対応するLBTフレーム番号である。
[0070]D−LBTおよび/またはU−LBTのマッピング関数は、マッピング関数が直交化性質を有することになるか非直交化特性を有することになるかに応じて、異なる基準に基づいて構成され得る。直交LBTアクセスを伴う例では、マッピング関数は、x≠yが異なるグループidを表すときはいつでも、すべての時間tについて、
Figure 2017502616
に従って直交化特性を有し得る。この場合、異なるグループidをもつ基地局および/またはUEは、重複しないLBT時間間隔中にLBT手順を実施し得る。干渉がない場合、より前のLBTタイムスロットにマッピングするグループidをもつ基地局またはUEは、ある時間期間の間チャネルを確保し得る。様々な展開によれば、このマッピング関数は、様々な時間インデックスtにわたって、マッピング{FD/U(x,t),t=1,2,3,...}が、異なるグループidが適切に長い時間間隔にわたってより前のLBTタイムスロットにマッピングする機会が等しくなる(したがって、他の干渉がないが場合にチャネルを確保する)ように変化するという意味で公正である。
[0071]同じネットワーク事業者/サービスプロバイダによって展開されるすべての基地局およびUEは、それらが競合プロセスにおいて互いをプリエンプトしないように、同じグループidを割り当てられ得る。これにより、同じ展開の基地局とUEとの間で完全な周波数再利用が可能になり、システムスループットが向上する。異なる展開の基地局および/またはUEは、直交LBTスロットマッピングによって、チャネルへのアクセスが相互排他的になるように、異なるグループidを割り当てられ得る。
[0072]非直交LBTスロットアクセスまたは重複LBTスロットアクセスを伴う例では、マッピング関数は、8つ以上のグループidを可能にし得る。いくつかの状況では、たとえば、8つ以上の展開グループidをサポートすることが有用であり得、その場合、LBTスロットマッピング関数のオーソグナリティ(orthognality)特性を維持することは不可能である。そのような場合、任意の2つのグループid間の衝突の頻度を低減することが望ましいことがある。いくつかの例では、LBT機会を厳密に調整せずに展開間の公正なチャネル共有を実現するために非直交LBTスロットマッピングシーケンスも使用され得る。非直交LBTスロットマッピングシーケンスの一例は次式によって与えられる。
Figure 2017502616
ここで、R1,7(x,t)は、GroupID xについて独立して選定される1と7の間の擬似乱数生成器である。この場合、同じLBTフレームtにおける異なるGroupIDの基地局および/またはUE間に潜在的衝突があり得る。
[0073]したがって、LBTタイムスロットは、言及したマッピング関数に従って選択され、D−LBT540および/またはU−LBT565のために使用され得る。
[0074]UEとの通信のいくつかのモードは、複数のチャネル(すなわち、コンポーネントキャリア)にわたる通信を必要とし得、各チャネルは、UEと、異なるコンポーネントキャリアを利用するいくつかのセル(たとえば、場合によっては異なる基地局であり得るサービングセル)のうちの1つとの間で確立される。いくつかの例では、2つ以上のセルは、キャリアアグリゲーションおよび/またはデュアル接続性(たとえば、マルチフロー)通信モードにおいて見つけられ得るように、異なるキャリア周波数またはコンポーネントキャリアを使用し得る。他の例では、2つ以上のセルは、多地点協調(CoMP)通信モードにおいて見つけられ得るように、同じキャリア周波数であり得る。とにかく、各コンポーネントキャリアは、無競合ベース無線周波数スペクトルまたは競合ベース無線周波数スペクトルを介して使用され得、特定の通信モードに関与するコンポーネントキャリアのセットは、無競合ベース無線周波数スペクトルを介してすべて受信されるか、競合ベース無線周波数スペクトルを介してすべて受信されるか、または無競合ベース無線周波数スペクトルと競合ベース無線周波数スペクトルとの組合せを介して受信され得る。競合ベース無線周波数スペクトルにわたってコンポーネントキャリアを使用する通信を確立するために、競合ベース無線周波数スペクトルへのアクセスを求めて競合するためにLBT手順が実施され得る。LBT手順が成功したとき、コンポーネントキャリアは、競合ベース無線周波数スペクトル中の通信のために使用され得る。LBT手順が失敗したとき、コンポーネントキャリアは使用され得ない。
[0075]図6は、本開示の様々な態様による、ダウンリンクコンポーネントキャリア605とアップリンクコンポーネントキャリア610との例示的なセット600を示す。より詳細には、例として、図6は、5つのダウンリンク(DL)コンポーネントキャリア(CC)605と、5つのアップリンク(UL)CC610とを示す。DL CC605は、DL1次コンポーネントキャリア(DL PCC)605−aと、第1のDL2次コンポーネントキャリア(DL SCC)605−bと、第2のDL SCC605−cと、第3のDL SCC605−dと、第4のDL SCC605−eとを含む。同様に、UL CC610は、UL PCC610−aと、第1のUL SCC610−bと、第2のUL SCC610−cと、第3のUL SCC610−dと、第4のUL SCC610−eとを含む。UL PCC610−aは、LTE/LTE−Aネットワークなどのネットワークのために、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を搬送し得、UL PCC610−aと、第1のUL SCC610−bと、第2のUL SCC610−cと、第3のUL SCC610−dと、第4のUL SCC610−eとの各々は物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を搬送し得る。肯定応答および否定応答(ACK/NAK)、チャネル状態情報(CSI)、および/またはスケジューリング要求(SR)制御情報などのアップリンク制御情報は、いくつかの例では、PUCCH上で送信され得る。
[0076]いくつかの例では、DL PCC605−aと、第1のDL SCC605−bと、第2のDL SCC605−cと、第3のDL SCC605−dと、第4のDL SCC605−eとの各々は、DL PCC605−aに対応する第1のセルと、第1のDL SCC605−bに対応する第2のセルと、第2のDL SCC605−cに対応する第3のセルと、第3のDL SCC605−dに対応する第4のセルと、第4のDL SCC605−eに対応する第5のセルとについてのアップリンク制御情報を報告するために、UL PCC610−aにマッピングされ得る。UL PCC610−a上で搬送されるPUCCHのオーバーヘッドを低減するために、PUCCHは、第1のセルと第2のセルと第3のセルと第4のセルと第5のセルとの各々についてのアップリンク制御情報を報告するために、UL PCC610−aのアップリンクサブフレームにおけるリソース(たとえば、1つまたは複数のOFDMシンボルなどの共有リソース)が使用されるように構成され得る。したがって、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合が存在し得る。競合を解決するために、第1のセルと第2のセルと第3のセルと第4のセルと第5のセルとの各々についてのアップリンク制御情報の報告は、第1のセルと第2のセルと第3のセルと第4のセルと第5のセルとのうちの1つについてのアップリンク制御情報がリソースの特定のインスタンス中に送信されるように、優先度を付けられ得る。
[0077]周期的アップリンク制御情報報告および/または非周期的アップリンク制御情報報告は、データおよび制御情報が(たとえば異なるコンポーネントキャリアを使用して)複数のセルからDL CC605などのDL CCのセットを介してUEに送信され、UL CC610などのUL CCのセットを介してUEからそれらの複数のセルに対応する基地局のうちの1つまたは複数に送信されるシステムにおいてサポートされ得る。キャリアアグリゲーションモードにおける周期的アップリンク制御情報報告の一例では、アップリンク制御情報の報告は、CSIの報告タイプの優先度レベルに基づいて優先度を付けられ得る。
[0078]いくつかの例では、CSIの報告タイプの優先度レベルは、CSIの報告タイプがランクインジケータ(RI)、プリコーディングタイプインジケータ(PTI)、または広帯域プリコーディング行列インジケータ(PMI)(たとえば、3、5、6、または2aの報告タイプ)のうちの少なくとも1つを含むときの最高優先度レベル、CSIの報告タイプが広帯域チャネル品質指示(CQI)、またはPMIをもつ広帯域CQI(たとえば、2、2b、2c、または4の報告タイプ)のうちの少なくとも1つを含むときの中間優先度レベル、ならびに/あるいはCSIの報告タイプがサブバンドCQI、またはPMIをもつサブバンドCQI(たとえば、1、1aの報告タイプ)のうちの少なくとも1つを含むときの低優先度レベルを含み得る。CSIの報告タイプの優先度レベルが2つ以上のセルについて同じであるとき、アップリンク制御情報を報告するための優先度は、競合するセルのサービングセルインデックスの比較に基づいて決定され得る。たとえば、より低いセルインデックスをもつセルは、より高いセルインデックスをもつセルに勝る優先度を与えられ得る。複数のセルのためのサービングセルインデックスはUEごとに構成され得る。PUSCHが送信されるかどうかにかかわらず、同じ優先度ルールが適用であり得る。
[0079]複数のセルについてのアップリンク制御情報の報告に優先度を付けた後に、最も高い優先度に関連するセルについてのアップリンク制御情報は、競合が存在するリソースを使用して報告され得、残りのセルについてのアップリンク制御情報は廃棄され得る。
[0080]キャリアアグリゲーションモードにおける非周期的アップリンク制御情報報告の一例では、アップリンク制御情報の報告は、2ビットCSI要求フィールドの状態に基づいて優先度を付けられ得、これにおいて、「00」状態は、CSIが報告されるべきでないことを示し得、「01」状態は、UL PCC610−aにシステム情報ブロック2(SIB2)リンクされたセル/DL CC605についてのそのアップリンク制御情報を示し得、「10」および「11」状態は、複数のセルについてのアップリンク制御情報の報告の優先度付けが無線リソース制御(RRC)によって構成されることを示し得る。通例の探索空間では、「0」状態は、CSIが報告されるべきでないことを示し得、「1」状態は、複数のセルについてのアップリンク制御情報の報告の優先度付けがRRCによって構成されることを示し得る。RRCは、最高5つのコンポーネントキャリアの任意の組合せのための報告に優先度を付け得る。
[0081]次に、図6に示されたDL CC605などのDL CCのセットを考察し、これにおいて、DL PCC605−aなどの第1のDL CCは、無競合ベース無線周波数スペクトル(たとえば、LTE/LTE−A基地局およびUEによる使用のために認可された無線周波数スペクトル)を介して送信され、DL SCC605−bなどの第2のDL CCは、競合ベース無線周波数スペクトル(たとえば、LTE/LTE A基地局およびUEがそれへのアクセスを求めて競合する必要がある無線周波数スペクトル)を介して送信される。DL PCCはいくつかの例では「0」のサービングセルインデックス(すなわち、最も低いサービングセルインデックス)を割り当てられるので、CSIの報告タイプの優先度レベルに基づいてリソースの競合があるときはいつでも、DL PCC605−aに関連付けられたセルは優先権を与えられることになる。競合ベース無線周波数スペクトルの使用が、成功したLBT手順を介して競合ベース無線周波数スペクトルへのアクセスを求めて競合することに依存する(したがって日和見的である)ということと併せて、これは、DL SCC605−bに関連するセルについてのアップリンク制御情報の報告が低頻度であるか、または場合によっては、事実上ブロックされ得ることを意味する。しかしながら、競合ベース無線周波数スペクトルへのアクセスを求めて競合する動的性質のために、特に長い一連の失敗したLBT手順があるとき、競合ベース無線周波数スペクトルを介してCCを使用するセルについてのアップリンク制御情報は、より有益であり得る。したがって、セルが競合ベース無線周波数スペクトルを利用するかどうかに少なくとも部分的に基づいて、アップリンクサブフレームの共有リソースのために、アップリンク制御情報の報告に優先度を付けることが有用であり得る。
[0082]図7は、本開示の様々な態様による、図6に示されたダウンリンク(DL)コンポーネントキャリア(CC)605に対応するセルの第1の例示的なグルーピングおよび優先度付け700を示す。グルーピングは、各DL CC605に関連するセルが競合ベース無線周波数スペクトルを利用するかどうかに少なくとも部分的に基づく。例として、DL PCC605−aに関連するセルは、DL PCC605−aが第1のグループ705中に入れられるように、無競合ベース無線周波数スペクトルを利用することを示され、第1のDL SCC605−bと、第2のDL SCC605−cと、第3のDL SCC605−dと、第4のDL SCC605−eとに関連するセルは、第1のDL SCC605−bと第2のDL SCC605−cと第3のDL SCC605−dと第4のDL SCC605−eとが第2のグループ710中に編成されるように、競合ベース無線周波数スペクトルを利用することを示される。DL PCC605−aと、第1のDL SCC605−bと、第2のDL SCC605−cと、第3のDL SCC605−dと、第4のDL SCC605−eとに対応するセルについてのアップリンク制御情報の報告に優先度を付けるとき、第2のグループ710のDL CC605に対応するセルは、第1のグループ705のDL CC605に対応するセルに勝る優先度を与えられ得、それにより、競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルについてのアップリンク制御情報の報告が、無競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルについてのアップリンク制御情報の報告に勝る優先度を与えられることが保証される。各グループ内で(たとえば、第1のグループ705内で、および第2のグループ710内で)、より低いサービングセルインデックスをもつセルは、より高いサービングセルインデックスをもつセルに勝る優先度を与えられ得る。
[0083]図8は、本開示の様々な態様による、図6に示されたDL CC605に対応するセルの第2の例示的なグルーピングおよび優先度付け800を示す。グルーピングは、各DL CC605に関連するセルが競合ベース無線周波数スペクトルを利用するかどうかに少なくとも部分的に基づく。例として、DL PCC605−aに関連するセルは、DL PCC605−aが第1のグループ805中に入れられるように、無競合ベース無線周波数スペクトルを利用することを示される。第1のDL SCC605−bと、第2のDL SCC605−cと、第3のDL SCC605−dと、第4のDL SCC605−eとに関連するセルは、競合ベース無線周波数スペクトルを利用することを示される。しかしながら、競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルは、競合ベース無線周波数スペクトルへの競合が成功したセルのサブグループ(たとえば、測定されるべき基準信号(RS)を含んでいる有効な測定サブフレームが送信されていることがあり、アップリンク制御情報を生成するための有効な1つまたは複数の測定値が取得されていることがあるセルのサブグループ)と、競合ベース無線周波数スペクトルへの競合が失敗したセルのサブグループ(たとえば、測定されるべきRSを含んでいる有効な測定サブフレームが送信されていないであろうし、またアップリンク制御情報を生成するための有効な1つまたは複数の測定値が取得されていないであろうセルのサブグループ)とにさらに分割され得る。セルのこのさらなる分割は、競合ベース無線周波数スペクトルへの競合が成功したことに基づいて第1のDL SCC605−bと第2のDL SCC605−cとが第2のグループ810中に編成されることを引き起こし得、競合ベース無線周波数スペクトルへの競合が失敗したことに基づいて第3のDL SCC605−dと第4のDL SCC605−eとが第3のグループ815中に編成されることを引き起こし得る。DL PCC605−aと、第1のDL SCC605−bと、第2のDL SCC605−cと、第3のDL SCC605−dと、第4のDL SCC605−eとに対応するセルについてのアップリンク制御情報の報告に優先度を付けるとき、第2のグループ810のDL CC605に対応するセルは、第1のグループ805のDL CC605に対応するセルに勝る優先度を与えられ得、第1のグループ805のDL CC605に対応するセルは、第3のグループ815のDL CC605に対応するセルに勝る優先度を与えられ得、それにより、競合ベース無線周波数スペクトルを利用し、競合ベース無線周波数スペクトルへのアクセスを獲得したセルについてのアップリンク制御情報の報告は、他のセルの報告に勝る優先度を与えられることと保証され、競合ベース無線周波数スペクトルを利用するが、競合ベース無線周波数スペクトルへのアクセスを獲得しなかったセルについてのアップリンク制御情報の報告は、他のセルよりも低い優先度を与えられることが保証される。代替的に、第1のグループ805と、第2のグループ810と、第3のグループ815とは、第2のグループ810が第3のグループ815を上回る優先度を付けられること、および第3のグループ815が第1のグループ805を上回る優先度を付けられることなど、他の方法で優先度を付けられ得る。たとえば、第2のグループ810のセルは競合ベース無線周波数スペクトルへのアクセスを求めて成功裏に競合した一方で、第3のグループ815のセルは競合ベース無線周波数スペクトルへのアクセスを求めて競合することに失敗したので、第2のグループ810の1つまたは複数のセルは、第3のグループ815の1つまたは複数のセルよりも高いセルインデックスを有し得るが、第2のグループ810は、第3のグループ815を上回る優先度を付けられ得る。各グループ内で、異なるセルについてのアップリンク制御情報の報告は、たとえば、サービングセルインデックスによって優先度を付けられ得る(たとえば、より低いサービングセルインデックスを有するセルについてのアップリンク制御情報の報告は、より高いサービングセルインデックスを有するセルについてのアップリンク制御情報の報告に勝る優先度を与えられる)。
[0084]上記で説明したように、第3のグループ815のDL CC605に対応するセルについてのアップリンク制御情報の報告は、それらのセルが競合ベース無線周波数スペクトルへのアクセスを獲得することに失敗したので、より低い(たとえば、第1のグループ805および/または第2のグループ810の優先度よりも低い)優先度を与えられ得る。たとえば、第3のグループ815のDL CC605に対応するセルは、(たとえば、有効な測定値を取得することに失敗したので)前に記憶されたアップリンク制御情報を報告し得る。したがって、第3のグループ815のDL CC605に対応するセルについてのアップリンク制御情報の報告は、前に記憶されたアップリンク制御情報がアップリンク制御情報の現在の状態を正確に反映しないことがあるので、より低い優先度を割り当てられ得る。別の例では、第3のグループ815のDL CC605に対応するセルは、前に記憶されたアップリンク制御情報が時間しきい値内に(たとえば、現在の報告期間の5秒以内に)取得されたとき、その前に記憶されたアップリンク制御情報を報告し得る。他の例では、第3のグループ815のDL CC605に対応するセルは、それらのセルが競合ベース無線周波数スペクトルへのアクセスを獲得することに失敗したときにネットワークリソースを節約するために、アップリンク制御情報を報告することを省略し得る。第3のグループ815のDL CC605に対応するセルが報告アップリンク制御情報を省略したとき、第3のグループ815のセルは優先度付けプロセス中に考慮されないことがある。
[0085]図9は、本開示の様々な態様による、図6に示されたDL CC605に対応するセルの第3の例示的な優先度付け900を示す。優先度付けは、各セルのサービングセルインデックスに少なくとも部分的に基づく。サービングセルインデックスは、基地局または他の装置によって割り当てられ得、1つまたは複数のUEに固有であり得る。サービングセルインデックスは、アップリンク制御情報の報告の優先権が、競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルに与えられるような方法で割り当てられ得る。したがって、例として、第1のDL SCC605−bと、第2のDL SCC605−cと、第3のDL SCC605−dと、第4のDL SCC605−eとに関連するセルは、競合ベース無線周波数スペクトルのそれらの利用に基づいて「0」(すなわち、最も高い優先度)と「1」と「2」と「3」とのそれぞれのサービングセルインデックスを割り当てられ得、DL PCC605−aに関連するセルは、無競合ベース無線周波数スペクトルのそれの利用に基づいて「4」(すなわち、最も低い優先度)のサービングセルインデックスを割り当てられ得る。他の優先度付けも、基地局または他の装置が様々なセルのサービングセルインデックス割当てを変更することによって達成され得る。場合によっては、競合ベース無線周波数スペクトルを利用する1つまたは複数のセルについてのアップリンク制御情報の報告よりも、無競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルについてのアップリンク制御情報の報告に優先度を付けることが望ましいことがある。
[0086]図10は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置1015のブロック図1000を示す。いくつかの例では、装置1015は、図1、図2、および/または図3を参照しながら説明したUE115、215、および/または315のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置1015はプロセッサでもあり得る。装置1015は、受信機モジュール1010、ワイヤレス通信管理モジュール1020、および/または送信機モジュール1030を含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。
[0087]デバイス1015の構成要素は、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部または全部を実施するように適応された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を使用して、個々にまたは集合的に実装され得る。代替的に、機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実施され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用プロセッサまたは特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリに組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0088]いくつかの例では、受信機モジュール1010は、無競合ベース無線周波数スペクトル(たとえば、無線周波数スペクトルが特定の使用のために特定のユーザに認可されているので、装置がそれへのアクセスを求めて競合しない無線周波数スペクトル)、および/または競合ベース無線周波数スペクトル(たとえば、無線周波数スペクトルが認可不要の使用に開かれているので、装置がそれへのアクセスを求めて競合する無線周波数スペクトル)を介して送信を受信するように動作可能な少なくとも1つの無線周波数(RF)受信機など、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。いくつかの例では、無競合ベース無線周波数スペクトルと競合ベース無線周波数スペクトルの両方は、たとえば、図2および/または図3を参照しながら説明したように、LTE/LTE−A通信のために使用され得る。受信機モジュール1010は、図1、図2、および/または図3を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100、200、および/または300の1つまたは複数の通信リンク125など、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを介して、様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。通信リンク125は、無競合ベース無線周波数スペクトルおよび/または競合ベース無線周波数スペクトルを介して確立され得る。
[0089]いくつかの例では、送信機モジュール1030は、無競合ベース無線周波数スペクトルおよび/または競合ベース無線周波数スペクトルを介して送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機など、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。送信機モジュール1030は、図1、図2、および/または図3を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100、200、および/または300の1つまたは複数の通信リンク125など、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを介して、様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。通信リンク125は、無競合ベース無線周波数スペクトルおよび/または競合ベース無線周波数スペクトルを介して確立され得る。
[0090]いくつかの例では、ワイヤレス通信管理モジュール1020は、受信機モジュール1010を介したワイヤレス通信の受信を管理するために、および/または送信機モジュール1030を介したワイヤレス通信の送信を管理するために使用され得る。受信機モジュール1010を介したワイヤレス通信の受信を管理することは、異なるダウンリンクサブフレーム中でおよび異なるセルから(たとえば、異なるサービングセルから、ここで、各サービングセルは異なるコンポーネントキャリアを介して通信する)受信されるワイヤレス通信の受信を管理することを含み得る。いくつかの例では、2つ以上のセルは、キャリアアグリゲーションおよび/またはデュアル接続性(たとえば、マルチフロー)通信モードにおいて見つけられ得るように、異なるキャリア周波数であり得る。他の例では、2つ以上のセルは、多地点協調(CoMP)通信モードにおいて見つけられ得るように、同じキャリア周波数であり得る。とにかく、各コンポーネントキャリアは、無競合ベース無線周波数スペクトルまたは競合ベース無線周波数スペクトルを介して受信され得、特定の通信モードに関与するコンポーネントキャリアのセットは、無競合ベース無線周波数スペクトルを介してすべて受信されるか、競合ベース無線周波数スペクトルを介してすべて受信されるか、または無競合ベース無線周波数スペクトルと競合ベース無線周波数スペクトルとの組合せを介して受信され得る。
[0091]送信機モジュール1030を介したワイヤレス通信の送信を管理することは、異なるアップリンクサブフレーム中でのおよび異なるセルへのワイヤレス通信の送信を管理することを含み得る。いくつかの例では、少なくとも、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報を報告することと、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報を報告することとの間の競合を含む競合など、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合があり得る。第1のセルについての第1のアップリンク制御情報は、第1のセルからのそれぞれのダウンリンクサブフレームの受信中に取得される測定値に基づいて生成され得、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報は、第2のセルからのそれぞれのダウンリンクサブフレームの受信中に取得される測定値に基づいて生成され得る。アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合を解決するために、ワイヤレス通信管理モジュール1020は、たとえば、アップリンク制御情報の報告に優先度を付け得る。
[0092]図11は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置1115のブロック図1100を示す。いくつかの例では、装置1115は、図1、図2、および/または図3を参照しながら説明したUE115、215、および/または315のうちの1つまたは複数の態様、ならびに/あるいは図10を参照しながら説明した装置1015のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置1115はプロセッサでもあり得る。装置1115は、受信機モジュール1110、ワイヤレス通信管理モジュール1120、および/または送信機モジュール1130を含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。
[0093]装置1115の構成要素は、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部または全部を実装するように適応された1つまたは複数のASICを使用して、個々にまたは集合的に実装され得る。代替的に、機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実施され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリに組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0094]いくつかの例では、受信機モジュール1110は、無競合ベース無線周波数スペクトル(たとえば、無線周波数スペクトルが特定の使用のために特定のユーザに認可されているので、装置がそれへのアクセスを求めて競合しない無線周波数スペクトル)、および/または競合ベース無線周波数スペクトル(たとえば、無線周波数スペクトルが認可不要の使用に開かれているので、装置がそれへのアクセスを求めて競合する無線周波数スペクトル)を介して送信を受信するように動作可能な少なくとも1つのRF受信機など、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。いくつかの例では、無競合ベース無線周波数スペクトルと競合ベース無線周波数スペクトルの両方は、たとえば、図2および/または図3を参照しながら説明したように、LTE/LTE−A通信のために使用され得る。受信機モジュール1110は、場合によっては、無競合ベース無線周波数スペクトルと競合ベース無線周波数スペクトルとのために別個の受信機を含み得る。これらの別個の受信機は、いくつかの例では、無競合ベース無線周波数スペクトルを介して通信するための認可スペクトルLTE/LTE−A受信機モジュール1112と、競合ベース無線周波数スペクトルを介して通信するための認可不要スペクトルLTE/LTE−A受信機モジュール1114との形態をとり得る。認可スペクトルLTE/LTE−A受信機モジュール1112および/または認可不要スペクトルLTE/LTE−A受信機モジュール1114を含む、受信機モジュール1110は、図1、図2、および/または図3を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100、200、および/または300の1つまたは複数の通信リンク125など、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを介して様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。通信リンク125は、無競合ベース無線周波数スペクトルおよび/または競合ベース無線周波数スペクトルを介して確立され得る。
[0095]いくつかの例では、送信機モジュール1130は、無競合ベース無線周波数スペクトルおよび/または競合ベース無線周波数スペクトルを介して送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機など、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。いくつかの例では、無競合ベース無線周波数スペクトルと競合ベース無線周波数スペクトルの両方は、たとえば、図2および/または図3を参照しながら説明したように、LTE/LTE−A通信のために使用され得る。送信機モジュール1130は、場合によっては、無競合ベース無線周波数スペクトルと競合ベース無線周波数スペクトルとのために別個の送信機を含み得る。これらの別個の送信機は、いくつかの例では、無競合ベース無線周波数スペクトルを介して通信するための認可スペクトルLTE/LTE−A送信機モジュール1132と、競合ベース無線周波数スペクトルを介して通信するための認可不要スペクトルLTE/LTE−A送信機モジュール1134との形態をとり得る。認可スペクトルLTE/LTE−A送信機モジュール1132および/または認可不要スペクトルLTE/LTE−A送信機モジュール1134を含む、送信機モジュール1130は、図1、図2、および/または図3を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100、200、および/または300の1つまたは複数の通信リンク125など、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを介して様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。通信リンク125は、無競合ベース無線周波数スペクトルおよび/または競合ベース無線周波数スペクトルを介して確立され得る。
[0096]いくつかの例では、ワイヤレス通信管理モジュール1120は、図10を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール1020の1つまたは複数の態様の一例であり得る。ワイヤレス通信管理モジュール1120は、リソース競合識別モジュール1135、スペクトル利用決定モジュール1140、および/または情報優先度付けモジュール1145を含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。
[0097]リソース競合識別モジュール1135は、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合を識別するために使用され得る。競合は、少なくとも、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報を報告することと、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報を報告することとの間の競合を含み得る。
[0098]スペクトル利用決定モジュール1140は、1つまたは複数のセルが無競合ベース無線周波数スペクトルを利用するか競合ベース無線周波数スペクトルを利用するかを決定するために使用され得る。たとえば、スペクトル利用決定モジュール1140は、第1のセルが無競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであるか競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであるかを決定するために使用され得る。スペクトル利用決定モジュール1140はまた、第2のセルが無競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであるか競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであるかを決定するために使用され得る。
[0099]情報優先度付けモジュール1145は、第2のセルによる競合ベース無線周波数スペクトルの利用に少なくとも部分的に基づいて、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合において第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告に優先度を付けるために使用され得る。
[0100]いくつかの例では、第1のセルと第2のセルは、キャリアアグリゲーションおよび/またはデュアル接続性(たとえば、マルチフロー)通信モードにおいて見つけられ得るように、異なるキャリア周波数であり得る。方法1600の他の例では、第1のセルと第2のセルは、CoMP通信モードにおいて見つけられ得るように、同じキャリア周波数であり得る。
[0101]いくつかの例では、第1のアップリンク制御情報および/または第2のアップリンク制御情報は、チャネル状態情報(CSI)、サウンディング基準信号(SRS)、および/または(たとえば、マルチフロー動作下の)スケジューリング要求(SR)制御情報を含み得る。アップリンク制御情報がCSIを含むとき、CSIは、たとえば、ランクインジケータ(RI)、プリコーディングタイプインジケータ(PTI)、広帯域プリコーディング行列インジケータ(PMI)、広帯域チャネル品質インジケータ(CQI)、PMIをもつ広帯域CQI、サブバンドCQI、またはPMIをもつサブバンドCQIのうちの少なくとも1つを含み得る。いくつかの例では、情報優先度付けモジュール1145によって実施される優先度付けは、アップリンク制御情報の1つまたは複数のタイプ(たとえば、ランクインジケータ(RI)、プリコーディングタイプインジケータ(PTI)、または広帯域プリコーディング行列インジケータ(PMI)(たとえば、3、5、6、2aの報告タイプ)などの最高優先度タイプ)について実施され得る。別の例では、アップリンク制御情報の1つまたは複数のタイプは、情報優先度付けモジュール1145によってプライオリタイジされ(prioritizied)ないことがあり、アップリンク制御情報の1つまたは複数のタイプの優先度は、アップリンク制御情報の1つまたは複数のタイプを報告している各セルのサービングセルインデックスに少なくとも部分的に基づいて決定され得る(たとえば、より低いサービングセルインデックスはより高い優先度を割り当てられ得る)。
[0102]いくつかの例では、スペクトル利用決定モジュール1140は、第1のセルが、無競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであり、第2のセルが、競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであると決定し得る。これらの例では、第1のアップリンク制御情報および第2のアップリンク制御情報がCSIをそれぞれ含むとき、情報優先度付けモジュール1145は、第1のセルについてのCSIの第1の報告タイプが、第2のセルについてのCSIの第2の報告タイプに対して同じ優先度レベルまたはより高い優先度レベルを有するにもかかわらず、第2のアップリンク制御情報の報告よりも第2のアップリンク制御情報の報告に優先度を付け得る。
[0103]いくつかの例では、第1のセルは、無競合ベース無線周波数スペクトルにおいて動作している第1の複数のセルのうちの1つであり得、および/または第2のセルは、競合ベース無線周波数スペクトルにおいて動作している第2の複数のセルのうちの1つであり得る。これらの例では、情報優先度付けモジュール1145は、場合によっては、第2のセル(または第2の複数のセル)についてのアップリンク制御情報の報告が、第1のセル(または第1の複数のセル)についてのアップリンク制御情報の報告に勝る優先度を与えられるように、アップリンク制御情報の報告に優先度を付け得る。他の場合には、情報優先度付けモジュール1145は、第2のセル(または第2の複数のセルの各セル)を、1)競合ベース無線周波数スペクトルへの競合が成功したセル(たとえば、測定されるべきRSを含んでいる有効な測定サブフレームが送信されていることがあり、アップリンク制御情報を生成するための有効な1つまたは複数の測定値が取得されていることがあるセル)、あるいは2)競合ベース無線周波数スペクトルへの競合が失敗したセル(たとえば、測定されるべきRSを含んでいる有効な測定サブフレームが送信されていないであろうし、またアップリンク制御情報を生成するための有効な1つまたは複数の測定値が取得されていないであろうセル)として分類し得る。これらの後者の例では、情報優先度付けモジュール1145は、第1のセル(または第1の複数のセル)についてのアップリンク制御情報の報告よりも、測定サブフレーム(たとえば、ダウンリンクサブフレーム)を送信するための競合ベース無線周波数スペクトルへの競合が成功した何らかのセルについてのアップリンク制御情報の報告に優先度を付け、測定サブフレーム(たとえば、ダウンリンクサブフレーム)を送信するための競合ベース無線周波数スペクトルへの競合が失敗した何らかのセルについてのアップリンク制御情報の報告よりも、第1のセル(または第1の複数のセル)についてのアップリンク制御情報の報告に優先度を付け得る。
[0104]いくつかの例では、ワイヤレス通信管理モジュール1120は、アップリンク制御情報の報告にセルインデックスを含め得る。たとえば、ワイヤレス通信管理モジュール1120は、第2のアップリンク制御情報の報告に、第2のセルを識別する第2のセルインデックスを含め得る。含められたセルインデックスは、アップリンク制御情報がそれに関係するセルを決定するために基地局によって使用され得る。たとえば、セルインデックスは、装置1115と基地局とが整合されたとき、アップリンク制御情報がそれに関係するセルを決定するために基地局によって使用され得る。装置1115と基地局との整合は、競合ベース無線周波数スペクトルを使用しているセルが、競合ベース無線周波数スペクトルのアクセスを求めて競合することに成功するかどうかを決定するときに重要であり得る。競合ベース無線周波数スペクトルを使用しているセルが競合ベース無線周波数スペクトルのアクセスを求めて競合することに成功するかどうかの決定は、シグナリングおよび/または基準シグナリング(CUBS545および/またはCCA免除送信(CET:CCA exempt transmission)シグナリング)に少なくとも部分的に基づき得る。装置1115と基地局とが整合されたとき、シグナリングおよび/または基準シグナリングを検出する確率は信頼できる(たとえば、確率しきい値を上回る)ことがある。しかしながら、装置1115と基地局とが整合されないとき、シグナリングおよび/または基準シグナリングを検出する確率は信頼できない(たとえば、確率しきい値を下回る)ことがある。装置1115と基地局とが整合されないとき、基地局は、アップリンク制御情報がそれに関係するセルを決定するためにブラインド検出を使用し得る。一例では、最大ペイロードがセルごとに仮定され得、どのセルが報告されているかを示すためにCSI報告中にセルインデックスが含められ得るが、これはアップリンクオーバーヘッドを増加させ得る。
[0105]図12は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置1215のブロック図1200を示す。いくつかの例では、装置1215は、図1、図2、および/または図3を参照しながら説明したUE115、215、および/または315のうちの1つまたは複数の態様、ならびに/あるいは図10および/または図11を参照しながら説明した装置1015および/または1115のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置1215はプロセッサでもあり得る。装置1215は、受信機モジュール1210、ワイヤレス通信管理モジュール1220、および/または送信機モジュール1230を含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。
[0106]装置1215の構成要素は、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部または全部を実装するように適応された1つまたは複数のASICを使用して、個々にまたは集合的に実装され得る。代替的に、機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実施され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリに組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0107]いくつかの例では、受信機モジュール1210は、無競合ベース無線周波数スペクトル(たとえば、無線周波数スペクトルが特定の使用のために特定のユーザに認可されているので、装置がそれへのアクセスを求めて競合しない無線周波数スペクトル)、および/または競合ベース無線周波数スペクトル(たとえば、無線周波数スペクトルが認可不要の使用に開かれているので、装置がそれへのアクセスを求めて競合する無線周波数スペクトル)を介して送信を受信するように動作可能な少なくとも1つのRF受信機など、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。いくつかの例では、無競合ベース無線周波数スペクトルと競合ベース無線周波数スペクトルの両方は、たとえば、図2および/または図3を参照しながら説明したように、LTE/LTE−A通信のために使用され得る。受信機モジュール1210は、場合によっては、無競合ベース無線周波数スペクトルと競合ベース無線周波数スペクトルとのために別個の受信機を含み得る。これらの別個の受信機は、いくつかの例では、無競合ベース無線周波数スペクトルを介して通信するための認可スペクトルLTE/LTE−A受信機モジュール1212と、競合ベース無線周波数スペクトルを介して通信するための認可不要スペクトルLTE/LTE−A受信機モジュール1214との形態をとり得る。認可スペクトルLTE/LTE−A受信機モジュール1212および/または認可不要スペクトルLTE/LTE−A受信機モジュール1214を含む、受信機モジュール1210は、図1、図2、および/または図3を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100、200、および/または300の1つまたは複数の通信リンク125など、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを介して様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。通信リンク125は、無競合ベース無線周波数スペクトルおよび/または競合ベース無線周波数スペクトルを介して確立され得る。
[0108]いくつかの例では、送信機モジュール1230は、無競合ベース無線周波数スペクトルおよび/または競合ベース無線周波数スペクトルを介して送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機など、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。いくつかの例では、無競合ベース無線周波数スペクトルと競合ベース無線周波数スペクトルの両方は、たとえば、図2および/または図3を参照しながら説明したように、LTE/LTE−A通信のために使用され得る。送信機モジュール1230は、場合によっては、無競合ベース無線周波数スペクトルと競合ベース無線周波数スペクトルとのために別個の送信機を含み得る。これらの別個の送信機は、いくつかの例では、無競合ベース無線周波数スペクトルを介して通信するための認可スペクトルLTE/LTE−A送信機モジュール1232と、競合ベース無線周波数スペクトルを介して通信するための認可不要スペクトルLTE/LTE−A送信機モジュール1234との形態をとり得る。認可スペクトルLTE/LTE−A送信機モジュール1232および/または認可不要スペクトルLTE/LTE−A送信機モジュール1234を含む、送信機モジュール1230は、図1、図2、および/または図3を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100、200、および/または300の1つまたは複数の通信リンク125など、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを介して様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。通信リンク125は、無競合ベース無線周波数スペクトルおよび/または競合ベース無線周波数スペクトルを介して確立され得る。
[0109]いくつかの例では、ワイヤレス通信管理モジュール1220は、図10および/または図11を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール1020および/または1120の1つまたは複数の態様の一例であり得る。ワイヤレス通信管理モジュール1220は、リソース競合識別モジュール1235、スペクトル利用決定モジュール1240、CSI報告タイプ決定モジュール1245、情報優先度付けモジュール1250、および/またはサービングセルインデックス決定モジュール1255を含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。
[0110]リソース競合識別モジュール1235は、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合を識別するために使用され得る。競合は、少なくとも、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報を報告することと、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報を報告することとの間の競合を含み得る。
[0111]スペクトル利用決定モジュール1240は、1つまたは複数のセルが無競合ベース無線周波数スペクトルを利用するか競合ベース無線周波数スペクトルを利用するかを決定するために使用され得る。たとえば、スペクトル利用決定モジュール1240は、第1のセルが無競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであるか競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであるかを決定し得る。スペクトル利用決定モジュール1240はまた、第2のセルが無競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであるか競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであるかを決定するために使用され得る。
[0112]CSI報告タイプ決定モジュール1245は、第1のセルについてのCSIの第1の報告タイプの第1の優先度レベルを決定し、第2のセルについてのCSIの第2の報告タイプの第2の優先度レベルを決定し、第2のセルについてのCSIの第2の報告タイプの優先度レベルに対する第1のセルについてのCSIの第1の報告タイプの優先度レベルを決定し得る。
[0113]いくつかの例では、第1のセルについてのCSIの第1の報告タイプの第1の優先度レベルおよび/または第2のセルについてのCSIの第2の報告タイプの第2の優先度レベルは、CSIの報告タイプがランクインジケータ(RI)、プリコーディングタイプインジケータ(PTI)、または広帯域プリコーディング行列インジケータ(PMI)(たとえば、3、5、6、または2aの報告タイプ)のうちの少なくとも1つを含むときの最高優先度レベル、CSIの報告タイプが広帯域チャネル品質指示(CQI)、またはPMIをもつ広帯域CQI(たとえば、2、2b、2c、または4の報告タイプ)のうちの少なくとも1つを含むときの中間優先度レベル、ならびに/あるいはCSIの報告タイプがサブバンドCQI、またはPMIをもつサブバンドCQI(たとえば、1、1aの報告タイプ)のうちの少なくとも1つを含むときの低優先度レベルであると決定され得る。
[0114]情報優先度付けモジュール1250は、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合において第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告に優先度を付けるために使用され得る。CSIの第1の報告タイプの第1の優先度レベルがCSIの第1の報告タイプの第2の優先度レベルとは異なるとき、情報優先度付けモジュール1250は、第2のセルによる競合ベース無線周波数スペクトルの利用に少なくとも部分的に基づいて、および第2のセルについてのCSIの第2の報告タイプの第2の優先度レベルに対する第1のセルについてのCSIの第1の報告タイプの第1の優先度レベルに少なくとも部分的に基づいて、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合において第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告に優先度を付け得る。いくつかの例では、第1のセルと第2のセルとの各々は競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであると決定され得、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報の報告と、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告とは、無競合ベース無線周波数スペクトルを利用する第3のセルについての第3のアップリンク制御情報の報告よりも優先度を付けられ得る。第1のセルについての第1のアップリンク制御情報と、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報との報告は、次いで、第2のセルについてのCSIの第2の報告タイプの第2の優先度レベルに対する第1のセルについてのCSIの第1の報告タイプの第1の優先度レベルに少なくとも部分的に基づいて、互いに対して優先度を付けられ得る。
[0115]第1のセルと第2のセルとの各々が競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであると決定されたとき、およびCSIの第1の報告タイプの第1の優先度レベルとCSIの第2の報告タイプの第2の優先度レベルが同じ優先度レベルであるとき、サービングセルインデックス決定モジュール1255は、第1のセルの第1のサービングセルインデックスと、第2のセルの第2のサービングセルインデックスとを決定し得る。情報優先度付けモジュール1250は、次いで、第2のセルによる競合ベース無線周波数スペクトルの利用に少なくとも部分的に基づいて、および第1のサービングセルインデックスと第2のサービングセルインデックスとに少なくとも部分的に基づいて、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合においてアップリンク制御情報の報告に優先度を付け得る。いくつかの例では、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報の報告と、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告とは、無競合ベース無線周波数スペクトルを利用する第3のセルについての第3のアップリンク制御情報の報告よりも優先度を付けられ得る。第1のセルについての第1のアップリンク制御情報と、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報との報告は、次いで、第1のセルインデックスと第2のセルインデックスとに基づいて互いに対して優先度を付けられ得る。たとえば、第2のセルインデックスが第1のサービングセルインデックスよりも低いとき、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告は、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報の報告よりも優先度を付けられ得る。第2のセルインデックスが第1のサービングセルインデックスよりも高いとき、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報の報告は、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告よりも優先度を付けられ得る。
[0116]いくつかの例では、第1のセルと第2のセルは、キャリアアグリゲーションおよび/またはデュアル接続性(たとえば、マルチフロー)通信モードにおいて見つけられ得るように、異なるキャリア周波数であり得る。他の例では、第1のセルと第2のセルは、CoMP通信モードにおいて見つけられ得るように、同じキャリア周波数であり得る。
[0117]いくつかの例では、ワイヤレス通信管理モジュール1220は、アップリンク制御情報の報告にセルインデックスを含め得る。たとえば、ワイヤレス通信管理モジュール1220は、第2のアップリンク制御情報の報告に、第2のセルを識別する第2のセルインデックスを含め得る。含められたセルインデックスは、アップリンク制御情報がそれに関係するセルを決定するために基地局によって使用され得る。代替的に、基地局は、アップリンク制御情報がそれに関係するセルを決定するためにブラインド検出を使用し得る。一例では、最大ペイロードがセルごとに仮定され得、どのセルが報告されているかを示すためにCSI報告中にセルインデックスが含められ得るが、これはアップリンクオーバーヘッドを増加させ得る。
[0118]図13は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置1315のブロック図1300を示す。いくつかの例では、装置1315は、図1、図2、および/または図3を参照しながら説明したUE115、215、および/または315のうちの1つまたは複数の態様、ならびに/あるいは図10、図11、および/または図12を参照しながら説明した装置1015、1115、および/または1215のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置1315はプロセッサでもあり得る。装置1315は、受信機モジュール1310、ワイヤレス通信管理モジュール1320、および/または送信機モジュール1330を含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。
[0119]装置1315の構成要素は、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部または全部を実装するように適応された1つまたは複数のASICを使用して、個々にまたは集合的に実装され得る。代替的に、機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実施され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリに組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0120]いくつかの例では、受信機モジュール1310は、無競合ベース無線周波数スペクトル(たとえば、無線周波数スペクトルが特定の使用のために特定のユーザに認可されているので、装置がそれへのアクセスを求めて競合しない無線周波数スペクトル)、および/または競合ベース無線周波数スペクトル(たとえば、無線周波数スペクトルが認可不要の使用に開かれているので、装置がそれへのアクセスを求めて競合する無線周波数スペクトル)を介して送信を受信するように動作可能な少なくとも1つのRF受信機など、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。いくつかの例では、無競合ベース無線周波数スペクトルと競合ベース無線周波数スペクトルの両方は、たとえば、図2および/または図3を参照しながら説明したように、LTE/LTE−A通信のために使用され得る。受信機モジュール1310は、場合によっては、無競合ベース無線周波数スペクトルと競合ベース無線周波数スペクトルとのために別個の受信機を含み得る。これらの別個の受信機は、いくつかの例では、無競合ベース無線周波数スペクトルを介して通信するための認可スペクトルLTE/LTE−A受信機モジュール1312と、競合ベース無線周波数スペクトルを介して通信するための認可不要スペクトルLTE/LTE−A受信機モジュール1314との形態をとり得る。認可スペクトルLTE/LTE−A受信機モジュール1312および/または認可不要スペクトルLTE/LTE−A受信機モジュール1314を含む、受信機モジュール1310は、図1、図2、および/または図3を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100、200、および/または300の1つまたは複数の通信リンク125など、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを介して様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。通信リンク125は、無競合ベース無線周波数スペクトルおよび/または競合ベース無線周波数スペクトルを介して確立され得る。
[0121]いくつかの例では、送信機モジュール1330は、無競合ベース無線周波数スペクトルおよび/または競合ベース無線周波数スペクトルを介して送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機など、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。いくつかの例では、無競合ベース無線周波数スペクトルと競合ベース無線周波数スペクトルの両方は、たとえば、図2および/または図3を参照しながら説明したように、LTE/LTE−A通信のために使用され得る。送信機モジュール1330は、場合によっては、無競合ベース無線周波数スペクトルと競合ベース無線周波数スペクトルとのために別個の送信機を含み得る。これらの別個の送信機は、いくつかの例では、無競合ベース無線周波数スペクトルを介して通信するための認可スペクトルLTE/LTE−A送信機モジュール1332と、競合ベース無線周波数スペクトルを介して通信するための認可不要スペクトルLTE/LTE−A送信機モジュール1334との形態をとり得る。認可スペクトルLTE/LTE−A送信機モジュール1332および/または認可不要スペクトルLTE/LTE−A送信機モジュール1334を含む、送信機モジュール1330は、図1、図2、および/または図3を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100、200、および/または300の1つまたは複数の通信リンク125など、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを介して様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。通信リンク125は、無競合ベース無線周波数スペクトルおよび/または競合ベース無線周波数スペクトルを介して確立され得る。
[0122]いくつかの例では、ワイヤレス通信管理モジュール1320は、図10、図11、および/または図12を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール1020、1120、および/または1220の1つまたは複数の態様の一例であり得る。ワイヤレス通信管理モジュール1320は、リソース競合識別モジュール1335、スペクトル利用決定モジュール1340、競合成功決定モジュール1345、情報優先度付けモジュール1350、および/または履歴的アップリンク制御情報モジュール1355を含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。
[0123]リソース競合識別モジュール1335は、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合を識別するために使用され得る。競合は、少なくとも、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報を報告することと、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報を報告することとの間の競合を含み得る。
[0124]スペクトル利用決定モジュール1340は、第1のセルが無競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであるか競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであるかを決定するために使用され得る。スペクトル利用決定モジュール1340はまた、第2のセルが無競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであるか競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであるかを決定するために使用され得る。
[0125]競合成功決定モジュール1345は、競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルのダウンリンクサブフレームを識別し得、このダウンリンクサブフレームは、アップリンクサブフレームについてのアップリンク制御情報を生成するための測定値を取得するために使用され得、競合成功決定モジュール1345は、このダウンリンクサブフレームを送信するための競合ベース無線周波数スペクトルを求める競合が成功したか失敗したかを決定し得る。決定は、場合によっては、基地局から受信されたシグナリングに基づいて行われ得、このシグナリングは、セルによってダウンリンクサブフレームを送信するための競合ベース無線周波数スペクトルを求める競合の成功または失敗を示す。決定は、他の場合には、セルによって送信される基準信号(たとえば、図5Aを参照しながら説明したCUBS545ならびに/あるいは1つまたは複数の他のシグナリング)の存在に基づいて行われ得、この基準信号は、セルによるダウンリンク送信のための競合ベース無線周波数スペクトルを求める競合の成功または失敗を示す。たとえば、基準信号が存在すると検出されたとき、ダウンリンクサブフレームを送信するための競合ベース無線周波数スペクトルを求める競合は成功したと決定され得る。対照的に、基準信号が存在すると検出されないとき、ダウンリンクサブフレームを送信するための競合ベース無線周波数スペクトルを求める競合は失敗したと決定され得る。基地局のシグナリングおよび/または基準信号送信は、アップリンク制御情報の報告がどのセルに対応するのかに関して基地局と装置1315とを整合させるのを助ける。整合はまた、アップリンク制御情報がそれに対応するセルについての基地局によるブラインド検出に基づき、および/または基地局による競合成功ステータス情報のシグナリングに基づき得る。
[0126]情報優先度付けモジュール1350は、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合において第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告に優先度を付けるために使用され得る。アップリンク制御情報(たとえば、CSIフィードバックインスタンス)の報告が、有効な測定サブフレーム(たとえば、競合成功決定モジュール1345によって識別されるダウンリンクサブフレーム)の下にあるかどうかを決定することによって、アップリンク制御情報の報告に優先度を付けるためのより高度なルールが開発され得る。たとえば、第2のセルのダウンリンクサブフレームを送信するための競合ベース無線周波数スペクトルを求める競合が成功した(したがって、測定されるべきRSを含んでいる有効な測定サブフレームが送信されていることがあり、アップリンク制御情報を生成するための有効な1つまたは複数の測定値が取得されていることがある)と決定されたとき、情報優先度付けモジュール1350は、第2のセルによる競合ベース無線周波数スペクトルの利用に少なくとも部分的に基づいて、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合において第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告に優先度を付け得る。第2のセルによる競合ベース無線周波数スペクトルの利用は、競合ベース無線周波数スペクトルを求める競合の成功を含み得る。たとえば、第1のセルが無競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであると決定され、第2のセルが競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであると決定されたとき、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告は、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報の報告よりも高い優先度を与えられ得る。第1のセルおよび第2のセルがそれぞれ、競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであると決定されたとき、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告は、競合ベース無線周波数スペクトルを求めて競合しダウンリンクサブフレームを送信するための第1のセルの成功もしくは失敗に基づいて(および/または第2のセルについてのCSIの第2の報告タイプの第2の優先度レベルに対する第1のセルについてのCSIの第1の報告タイプの第1の優先度レベルに基づいて、および/または第1のセルの第1のサービングセルと第2のセルの第2のサービングセルインデックスとの比較に基づいて)、無競合ベース無線周波数スペクトルを利用する第3のセルについての第3のアップリンク制御情報の報告よりも高い優先度を与えられ得、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報の報告に関して優先度を与えられ得る。
[0127]第2のセルのダウンリンクサブフレームを送信するための競合ベース無線周波数スペクトルを求める競合が失敗した(したがって、測定されるべきRSを含んでいる有効な測定サブフレームが送信されていないであろうし、またアップリンク制御情報を生成するための有効な1つまたは複数の測定値が取得されていないであろう)と決定されたとき、情報優先度付けモジュール1350は、第2のセルによる競合ベース無線周波数スペクトルの利用に少なくとも部分的に基づいて、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合において第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告に優先度を付け得る。第2のセルによる競合ベース無線周波数スペクトルの利用は、競合ベース無線周波数スペクトルを求める競合の失敗を含み得る。場合によっては、優先度付けは、無競合ベース無線周波数スペクトルを利用する1つまたは複数のセルについてのアップリンク制御情報の報告よりも、第2のセル優先度についての第2のアップリンク制御情報の報告を与えることを含み得る。他の場合には、優先度付けは、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告の優先度を低下させることを含み得る。第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告の優先度は、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報を報告する優先度が、無競合ベーススペクトルを利用する1つまたは複数のセルについてのアップリンク制御情報を報告する優先度よりも低くなり、および/または競合ベーススペクトルを利用し第2のセルよりも高いサービングセルインデックスを有する1つまたは複数のセルについてのアップリンク制御情報を報告する優先度よりも低くなるように、場合によっては低下され得る。他の場合には、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報は報告されないことがあり、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告は、他のアップリンク制御情報を報告する優先度付けから省略され得る。他の場合には、履歴的アップリンク制御情報モジュール1355が、第2のセルについての履歴的第2のアップリンク制御情報にアクセスするために使用され得る。第2のセルについての履歴的第2のアップリンク制御情報は、第2のセルのための前のダウンリンクサブフレーム(たとえば、前の有効なダウンリンクサブフレーム)の受信中に取得された測定値に基づき得る。これらの場合、情報優先度付けモジュール1350によって行われる優先度付けは、上記の段落で説明した優先度付けと同様であり得、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の優先度付けは、第2のセルについての履歴的第2のアップリンク制御情報の優先度付けを含む。代替的に、第2のセルについての履歴的第2のアップリンク制御情報の報告は、第1のセルについてのアップリンク制御情報の報告よりも低い優先度を与えられ得る。
[0128]いくつかの例では、第1のセルと第2のセルは、キャリアアグリゲーションおよび/またはデュアル接続性(たとえば、マルチフロー)通信モードにおいて見つけられ得るように、異なるキャリア周波数であり得る。他の例では、第1のセルと第2のセルは、CoMP通信モードにおいて見つけられ得るように、同じキャリア周波数であり得る。
[0129]いくつかの例では、第1のアップリンク制御情報および/または第2のアップリンク制御情報は、CSI、SRS、および/または(たとえば、マルチフロー動作下の)SR制御情報を含み得る。アップリンク制御情報がCSIを含むとき、CSIは、たとえば、RI、PTI、広帯域PMI、広帯域CQI、PMIをもつ広帯域CQI、サブバンドCQI、またはPMIをもつサブバンドCQIのうちの少なくとも1つを含み得る。。いくつかの例では、情報優先度付けモジュール1350によって実施される優先度付けは、アップリンク制御情報の1つまたは複数のタイプ(たとえば、ランクインジケータ(RI)、プリコーディングタイプインジケータ(PTI)、または広帯域プリコーディング行列インジケータ(PMI)(たとえば、3、5、6、2aの報告タイプ)などの最高優先度タイプ)について実施され得る。別の例では、アップリンク制御情報の1つまたは複数のタイプは、情報優先度付けモジュール1350によってプライオリタイジされ(prioritizied)ないことがあり、アップリンク制御情報の1つまたは複数のタイプの優先度は、アップリンク制御情報の1つまたは複数のタイプを報告している各セルのサービングセルインデックスに少なくとも部分的に基づいて決定され得る(たとえば、より低いサービングセルインデックスはより高い優先度を割り当てられ得る)。
[0130]いくつかの例では、ワイヤレス通信管理モジュール1320は、アップリンク制御情報の報告にセルインデックスを含め得る。たとえば、ワイヤレス通信管理モジュール1320は、第2のアップリンク制御情報の報告に、第2のセルを識別する第2のセルインデックスを含め得る。含められたセルインデックスは、アップリンク制御情報がそれに関係するセルを決定するために基地局によって使用され得る。代替的に、基地局は、アップリンク制御情報がそれに関係するセルを決定するためにブラインド検出を使用し得る。一例では、最大ペイロードがセルごとに仮定され得、どのセルが報告されているかを示すためにCSI報告中にセルインデックスが含められ得るが、これはアップリンクオーバーヘッドを増加させ得る。
[0131]図14は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するためのUE1415のブロック図1400を示す。UE1415は、様々な構成を有し得、パーソナルコンピュータ(たとえば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータなど)、セルラー電話、PDA、デジタルビデオレコーダ(DVR)、インターネット機器、ゲームコンソール、電子リーダーなどに含まれるか、またはその一部であり得る。UE1415は、いくつかの例では、モバイル動作を可能にするために、小型バッテリーなどの内部電源(図示せず)を有し得る。いくつかの例では、UE1415は、図1、図2、および/または図3を参照しながら説明したUE115、215、および/または315のうちの1つ、ならびに/あるいは図10、図11、図12、および/または図13を参照しながら説明した装置1015、1115、1215、および/または1315のうちの1つの1つまたは複数の態様の一例であり得る。UE1415は、図1、図2、図3、図4、図5A、図5B、図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12、および/または図13を参照しながら説明した特徴および機能の少なくともいくつかを実装するように構成され得る。
[0132]UE1415は、プロセッサモジュール1410、メモリモジュール1420、(トランシーバモジュール1470によって表される)少なくとも1つのトランシーバモジュール、(アンテナ1480によって表される)少なくとも1つのアンテナ、および/またはワイヤレス通信管理モジュール1440を含み得る。これらの構成要素の各々は、1つまたは複数のバス1435を介して、直接または間接的に互いに通信していることがある。
[0133]メモリモジュール1420は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および/または読取り専用メモリ(ROM)を含み得る。メモリモジュール1420は、実行されたとき、無競合ベース無線周波数スペクトル(たとえば、無線周波数スペクトルが特定の使用のために特定のユーザに認可されているので、装置がそれへのアクセスを求めて競合しない無線周波数スペクトル)、および/または競合ベース無線周波数スペクトル(たとえば、無線周波数スペクトルが認可不要の使用に開かれているので、装置がそれへのアクセスを求めて競合する無線周波数スペクトル)を介して通信するための(またはそれらを介した通信を管理するための)本明細書で説明する様々な機能をプロセッサモジュール1410に実施させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア(SW)コード1425を記憶し得る。代替的に、ソフトウェアコード1425は、プロセッサモジュール1410によって直接実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されたとき)本明細書で説明する様々な機能をUE1415に実施させるように構成され得る。
[0134]プロセッサモジュール1410は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、CPU、マイクロコントローラ、ASICなどを含み得る。プロセッサモジュール1410は、トランシーバモジュール1470を通して受信された情報、および/またはアンテナ1480を介した送信のためにトランシーバモジュール1470に送られるべき情報を処理し得る。プロセッサモジュール1410は、単独でまたはワイヤレス通信管理モジュール1440とともに、無競合ベース無線周波数スペクトルおよび/または競合ベース無線周波数スペクトルを介して通信する(またはそれらを介した通信を管理する)様々な態様を扱い得る。
[0135]トランシーバモジュール1470は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ1480に与え、アンテナ1480から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。トランシーバモジュール1470は、いくつかの例では、1つまたは複数の送信機モジュールおよび1つまたは複数の別個の受信機モジュールとして実装され得る。トランシーバモジュール1470は、無競合ベース無線周波数スペクトルおよび/または競合ベース無線周波数スペクトルにおける通信をサポートし得る。トランシーバモジュール1470は、図1、図2、および/または図3を参照しながら説明した基地局105、205、および/または1705のうちの1つまたは複数と、アンテナ1480を介して、双方向に通信するように構成され得る。UE1415は単一のアンテナを含み得るが、UE1415が複数のアンテナ1480を含み得る例があり得る。
[0136]ワイヤレス通信管理モジュール1440は、無競合ベース無線周波数スペクトルおよび/または競合ベース無線周波数スペクトルを介したワイヤレス通信に関係する図1、図2、図3、図4、図5A、図5B、図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12、および/または図13を参照しながら説明した特徴および/または機能の一部または全部を実施および/または制御するように構成され得る。たとえば、ワイヤレス通信管理モジュール1440は、競合ベース無線周波数スペクトルを使用して補助ダウンリンク動作モード、キャリアアグリゲーション動作モード、および/またはスタンドアロン動作モードをサポートするように構成され得る。ワイヤレス通信管理モジュール1440は、無競合ベース無線周波数スペクトルにおいてLTE/LTE−A通信を扱うように構成された認可スペクトルLTE/LTE−Aモジュール1445、競合ベース無線周波数スペクトルにおいてLTE/LTE−A通信を扱うように構成された認可不要スペクトルLTE/LTE−Aモジュール1450、および/または競合ベース無線周波数スペクトルにおいてLTE/LTE−A通信以外の通信を扱うように構成された認可不要モジュール1455を含み得る。いくつかの例では、例として、ワイヤレス通信管理モジュール1440は、図10、図11、図12、および/または図13を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール1020、1120、1220、および/または1320の1つまたは複数の態様の一例であり得る。ワイヤレス通信管理モジュール1440またはその一部分はプロセッサを含み得、および/またはワイヤレス通信管理モジュール1440の機能の一部もしくは全部は、プロセッサモジュール1410によっておよび/またはプロセッサモジュール1410とともに実施され得る。
[0137]図15は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法1500の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法1500について、図1、図2、図3、および/または図14を参照しながら説明したUE115、215、315、および/または1415のうちの1つまたは複数の態様、ならびに/あるいは図10、図11、図12、および/または図13を参照しながら説明した装置1015、1115、1215、および/または1315のうちの1つまたは複数の態様に関して以下で説明する。いくつかの例では、UE115、215、315、または1415のうちの1つなどのUE、あるいは装置1015、1115、1215、または1315のうちの1つなどの装置は、以下で説明する機能を実施するようにUEまたは装置の機能的要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行し得る。
[0138]ブロック1505において、方法1500は、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合を識別することを含み得る。競合は、少なくとも、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報を報告することと、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報を報告することとの間の競合を含み得る。ブロック1505における動作は、図10、図11、図12、図13、および/または図14を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール1020、1120、1220、1320、および/または1420、ならびに/あるいは図11、図12、および/または図13を参照しながら説明したリソース競合識別モジュール1135、1235、および/または1335を使用して実施され得る。
[0139]ブロック1510において、方法1500は、第1のセルと第2のセルとのうちの少なくとも1つが競合ベース無線周波数スペクトルを利用するかどうかに少なくとも部分的に基づいて、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合においてアップリンク制御情報の報告に優先度を付けることを含み得る。ブロック1510における動作は、図10、図11、図12、図13、および/または図14を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール1020、1120、1220、1320、および/または1420、ならびに/あるいは図11、図12、および/または図13を参照しながら説明した情報優先度付けモジュール1145、1250、および/または1350を使用して実施され得る。
[0140]ブロック1515において、方法1500は、優先度付けに基づいてアップリンク制御情報を送信することを含み得る。ブロック1515における動作は、図10、図11、図12、および/または図13を参照しながら説明した送信機モジュール1030、1130、1230、および/または1330、ならびに/あるいは図14を参照しながら説明したトランシーバモジュール1470を使用して実施され得る。
[0141]いくつかの例では、本方法1500は、第2のセルが競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであると決定することと、第2のセルによる競合ベース無線周波数スペクトルの利用に少なくとも部分的に基づいて、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合において第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告に優先度を付けることとを含み得る。
[0142]方法1500のいくつかの例では、第1のセルと第2のセルは、キャリアアグリゲーションおよび/またはデュアル接続性(たとえば、マルチフロー)通信モードにおいて見つけられ得るように、異なるキャリア周波数であり得る。方法1500の他の例では、第1のセルと第2のセルは、CoMP通信モードにおいて見つけられ得るように、同じキャリア周波数であり得る。
[0143]方法1500のいくつかの例では、第1のアップリンク制御情報および/または第2のアップリンク制御情報は、CSI、SRS、および/または(たとえば、マルチフロー動作下の)SR制御情報を含み得る。アップリンク制御情報がCSIを含むとき、CSIは、たとえば、RI、PTI、広帯域PMI、広帯域CQI、PMIをもつ広帯域CQI、サブバンドCQI、またはPMIをもつサブバンドCQIのうちの少なくとも1つを含み得る。いくつかの例では、ブロック1510における優先度付けは、アップリンク制御情報の1つまたは複数のタイプ(たとえば、ランクインジケータ(RI)、プリコーディングタイプインジケータ(PTI)、または広帯域プリコーディング行列インジケータ(PMI)(たとえば、3、5、6、2aの報告タイプ)などの最高優先度タイプ)について実施され得る。別の例では、アップリンク制御情報の1つまたは複数のタイプは、ブロック1510における優先度付けによってプライオリタイジされ(prioritizied)ないことがあり、アップリンク制御情報の1つまたは複数のタイプの優先度は、アップリンク制御情報の1つまたは複数のタイプを報告している各セルのサービングセルインデックスに少なくとも部分的に基づいて決定され得る(たとえば、より低いサービングセルインデックスはより高い優先度を割り当てられ得る)。
[0144]いくつかの例では、方法1500は、第1のセルが、無競合ベース無線周波数スペクトル(たとえば、無線周波数スペクトルが特定の使用のために特定のユーザに認可されているので、装置がそれへのアクセスを求めて競合しない無線周波数スペクトル)を利用するセルであると決定することを含み得る。これらの例では、第1のアップリンク制御情報および第2のアップリンク制御情報がCSIをそれぞれ含むとき、第2のアップリンク制御情報の報告は、第1のセルについてのCSIの第1の報告タイプが、第2のセルについてのCSIの第2の報告タイプに対して同じ優先度レベルまたはより高い優先度レベルを有するにもかかわらず、第2のアップリンク制御情報の報告よりも優先度を付けられ得る。
[0145]方法1500のいくつかの例では、第1のセルは、無競合ベース無線周波数スペクトルにおいて動作している第1の複数のセルのうちの1つであり得、および/または第2のセルは、競合ベース無線周波数スペクトルにおいて動作している第2の複数のセルのうちの1つであり得る。これらの例では、方法1500は、場合によっては、第2のセル(または第2の複数のセル)についてのアップリンク制御情報の報告が、第1のセル(または第1の複数のセル)についてのアップリンク制御情報の報告に勝る優先度を与えられるように、アップリンク制御情報の報告に優先度を付けることを含み得る。他の場合には、方法1500は、第2のセル(または第2の複数のセルの各セル)を、1)競合ベース無線周波数スペクトルへの競合が成功したセル(たとえば、測定されるべきRSを含んでいる有効な測定サブフレームが送信されていることがあり、アップリンク制御情報を生成するための有効な1つまたは複数の測定値が取得されていることがあるセル)、あるいは2)競合ベース無線周波数スペクトルへの競合が失敗したセル(たとえば、測定されるべきRSを含んでいる有効な測定サブフレームが送信されていないであろうし、またアップリンク制御情報を生成するための有効な1つまたは複数の測定値が取得されていないであろうセル)として分類することを含み得る。方法1500のこれらの後者の例では、測定サブフレーム(たとえば、ダウンリンクサブフレーム)を送信するための競合ベース無線周波数スペクトルへの競合が成功した何らかのセルについてのアップリンク制御情報の報告は、第1のセル(または第1の複数のセル)についてのアップリンク制御情報の報告よりも優先度を与えられ得、第1のセル(または第1の複数のセル)についてのアップリンク制御情報の報告は、測定サブフレーム(たとえば、ダウンリンクサブフレーム)を送信するための競合ベース無線周波数スペクトルへの競合が失敗した何らかのセルについてのアップリンク制御情報の報告よりも優先度を与えられ得る。
[0146]方法1500のいくつかの例では、セルインデックスがアップリンク制御情報の報告に含められ得る。たとえば、第2のセルを識別する第2のセルインデックスが、第2のアップリンク制御情報の報告に含められ得る。含められたセルインデックスは、アップリンク制御情報がそれに関係するセルを決定するために基地局によって使用され得る。代替的に、基地局は、アップリンク制御情報がそれに関係するセルを決定するためにブラインド検出を使用し得る。一例では、最大ペイロードがセルごとに仮定され得、どのセルが報告されているかを示すためにCSI報告中にセルインデックスが含められ得るが、これはアップリンクオーバーヘッドを増加させ得る。
[0147]このようにして、方法1500はワイヤレス通信を提供し得る。方法1500は一実装形態にすぎず、方法1500の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成されるかまたは別の方法で修正され得ることに留意されたい。
[0148]図16は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法1600の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法1600について、図1、図2、図3、および/または図14を参照しながら説明したUE115、215、315、および/または1415のうちの1つまたは複数の態様、ならびに/あるいは図10、図11、図12、および/または図13を参照しながら説明した装置1015、1115、1215、および/または1315のうちの1つまたは複数の態様に関して以下で説明する。いくつかの例では、UE115、215、315、または1415のうちの1つなどのUE、あるいは装置1015、1115、1215、または1315のうちの1つなどの装置は、以下で説明する機能を実施するようにUEまたは装置の機能的要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行し得る。
[0149]ブロック1605において、方法1600は、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合を識別することを含み得る。競合は、少なくとも、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報を報告することと、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報を報告することとの間の競合を含み得る。第1のアップリンク制御情報および第2のアップリンク制御情報はCSIをそれぞれ含み得る。ブロック1605における動作は、図10、図11、図12、図13、および/または図14を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール1020、1120、1220、1320、および/または1420、ならびに/あるいは図11、図12、および/または図13を参照しながら説明したリソース競合識別モジュール1135、1235、および/または1335を使用して実施され得る。
[0150]ブロック1610において、方法1600は、第1のセルが、競合ベース無線周波数スペクトル(たとえば、無線周波数スペクトルが特定の使用に開かれているので、装置がそれへのアクセスを求めて競合する無線周波数スペクトル)を利用するセルであると決定することを含み得る。方法1600はまた、第2のセルが競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであると決定することを含み得る。ブロック1610における動作は、図10、図11、図12、図13、および/または図14を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール1020、1120、1220、1320、および/または1420、ならびに/あるいは図11、図12、および/または図13を参照しながら説明したスペクトル利用決定モジュール1140、1240、および/または1340を使用して実施され得る。
[0151]ブロック1615において、方法1600は、第1のセルについてのCSIの第1の報告タイプの第1の優先度レベルを決定することを含み得る。
[0152]ブロック1620において、方法1600は、第2のセルについてのCSIの第2の報告タイプの第2の優先度レベルを決定することを含み得る。
[0153]いくつかの例では、ブロック1615において、第1のセルについてのCSIの第1の報告タイプの第1の優先度レベルを決定することと、ブロック1620において、第2のセルについてのCSIの第2の報告タイプの第2の優先度レベルを決定することとは、CSIの報告タイプがランクインジケータ(RI)、プリコーディングタイプインジケータ(PTI)、または広帯域プリコーディング行列インジケータ(PMI)(たとえば、3、5、6、または2aの報告タイプ)のうちの少なくとも1つを含むときの最高優先度レベルを決定すること、CSIの報告タイプが広帯域チャネル品質指示(CQI)、またはPMIをもつ広帯域CQI(たとえば、2、2b、2c、または4の報告タイプ)のうちの少なくとも1つを含むときの中間優先度レベルを決定すること、ならびに/あるいはCSIの報告タイプがサブバンドCQI、またはPMIをもつサブバンドCQI(たとえば、1、1aの報告タイプ)のうちの少なくとも1つを含むときの低優先度レベルを決定することを含み得る。
[0154]ブロック1615および/またはブロック1620における動作は、図10、図11、図12、図13、および/または図14を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール1020、1120、1220、1320、および/または1420、ならびに/あるいは図12を参照しながら説明したCSI報告タイプ決定モジュール1245を使用して実施され得る。
[0155]ブロック1625において、方法1600は、第2のセルについてのCSIの第2の報告タイプの優先度レベルに対して第1のセルについてのCSIの第1の報告タイプの優先度レベルを決定することを含み得る。
[0156]ブロック1630において、CSIの第1の報告タイプの第1の優先度レベルがCSIの第1の報告タイプの第2の優先度レベルとは異なるとき、方法1600は、第2のセルによる競合ベース無線周波数スペクトルの利用に少なくとも部分的に基づいて、および第2のセルについてのCSIの第2の報告タイプの第2の優先度レベルに対する第1のセルについてのCSIの第1の報告タイプの第1の優先度レベルに少なくとも部分的に基づいて、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合において第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告に優先度を付けることを含み得る。いくつかの例では、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報の報告と、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告とは、無競合ベース無線周波数スペクトルを利用する第3のセルについての第3のアップリンク制御情報の報告よりも優先度を付けられ得る。第1のセルについての第1のアップリンク制御情報と、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報との報告は、次いで、第2のセルについてのCSIの第2の報告タイプの第2の優先度レベルに対する第1のセルについてのCSIの第1の報告タイプの第1の優先度レベルに少なくとも部分的に基づいて、互いに対して優先度を付けられ得る。
[0157]ブロック1635において、CSIの第1の報告タイプの第1の優先度レベルとCSIの第2の報告タイプの第2の優先度レベルが同じ優先度レベルであるとき、方法1600は、第1のセルの第1のサービングセルインデックスと、第2のセルの第2のサービングセルインデックスとを決定することを含み得る。ブロック1640において、方法1600は、第2のセルによる競合ベース無線周波数スペクトルの利用に少なくとも部分的に基づいて、および第1のサービングセルインデックスと第2のサービングセルインデックスとに少なくとも部分的に基づいて、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合においてアップリンク制御情報の報告に優先度を付けることをさらに含み得る。いくつかの例では、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報の報告と、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告とは、無競合ベース無線周波数スペクトルを利用する第3のセルについての第3のアップリンク制御情報の報告よりも優先度を付けられ得る。第1のセルについての第1のアップリンク制御情報と、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報との報告は、次いで、第1のセルインデックスと第2のセルインデックスとに基づいて互いに対して優先度を付けられ得る。たとえば、第2のセルインデックスが第1のサービングセルインデックスよりも低いとき、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告は、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報の報告よりも優先度を付けられ得る。第2のセルインデックスが第1のサービングセルインデックスよりも高いとき、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報の報告は、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告よりも優先度を付けられ得る。
[0158]ブロック1630および/またはブロック1640における動作は、図10、図11、図12、図13、および/または図14を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール1020、1120、1220、1320、および/または1420、ならびに/あるいは図11、図12、および/または図13を参照しながら説明した情報優先度付けモジュール1145、1250、および/または1350を使用して実施され得る。ブロック1635における動作は、図10、図11、図12、図13、および/または図14を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール1020、1120、1220、1320、および/または1420、ならびに/あるいは図12を参照しながら説明したサービングセルインデックス決定モジュール1255を使用して実施され得る。
[0159]方法1600のいくつかの例では、第1のセルと第2のセルは、キャリアアグリゲーションおよび/またはデュアル接続性(たとえば、マルチフロー)通信モードにおいて見つけられ得るように、異なるキャリア周波数であり得る。方法1600の他の例では、第1のセルと第2のセルは、CoMP通信モードにおいて見つけられ得るように、同じキャリア周波数であり得る。
[0160]方法1600のいくつかの例では、セルインデックスがアップリンク制御情報の報告に含められ得る。たとえば、第2のセルを識別する第2のセルインデックスが、第2のアップリンク制御情報の報告に含められ得る。含められたセルインデックスは、アップリンク制御情報がそれに関係するセルを決定するために基地局によって使用され得る。代替的に、基地局は、アップリンク制御情報がそれに関係するセルを決定するためにブラインド検出を使用し得る。一例では、最大ペイロードがセルごとに仮定され得、どのセルが報告されているかを示すためにCSI報告中にセルインデックスが含められ得るが、これはアップリンクオーバーヘッドを増加させ得る。
[0161]このようにして、方法1600はワイヤレス通信を提供し得る。方法1600は一実装形態にすぎず、方法1600の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成されるかまたは別の方法で修正され得ることに留意されたい。
[0162]図17は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法1700の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法1700について、図1、図2、図3、および/または図14を参照しながら説明したUE115、215、315、および/または1415のうちの1つまたは複数の態様、ならびに/あるいは図10、図11、図12、および/または図13を参照しながら説明した装置1015、1115、1215、および/または1315のうちの1つまたは複数の態様に関して以下で説明する。いくつかの例では、UE115、215、315、または1415のうちの1つなどのUE、あるいは装置1015、1115、1215、または1315のうちの1つなどの装置は、以下で説明する機能を実施するようにUEまたは装置の機能的要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行し得る。
[0163]ブロック1705において、方法1700は、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合を識別することを含み得る。競合は、少なくとも、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報を報告することと、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報を報告することとの間の競合を含み得る。ブロック1705における動作は、図10、図11、図12、図13、および/または図14を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール1020、1120、1220、1320、および/または1420、ならびに/あるいは図11、図12、および/または図13を参照しながら説明したリソース競合識別モジュール1135、1235、および/または1335を使用して実施され得る。
[0164]ブロック1710において、方法1700は、第2のセルが、競合ベース無線周波数スペクトル(たとえば、無線周波数スペクトルが特定の使用に開かれているので、装置がそれへのアクセスを求めて競合する無線周波数スペクトル)を利用するセルであると決定することを含み得る。ブロック1710における動作は、図10、図11、図12、図13、および/または図14を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール1020、1120、1220、1320、および/または1420、ならびに/あるいは図11、図12、および/または図13を参照しながら説明したスペクトル利用決定モジュール1140、1240、および/または1340を使用して実施され得る。
[0165]ブロック1715において、方法1700は、第2のセルのダウンリンクサブフレームを識別することを含み得る。ダウンリンクサブフレームは、第2のアップリンク制御情報を生成するために測定値がその中で取得され得るサブフレームであり得る。
[0166]ブロック1720において、方法1700は、ダウンリンクサブフレームを送信するための競合ベース無線周波数スペクトルを求める競合が成功したか失敗したかを決定することを含み得る。ブロック1720における決定は、場合によっては、基地局から受信されたシグナリングに基づいて行われ得、このシグナリングは、第2のセルによってダウンリンクサブフレームを送信するための競合ベース無線周波数スペクトルを求める競合の成功または失敗を示す。ブロック1720における決定は、他の場合には、第2のセルによって送信される基準信号(たとえば、図5Aを参照しながら説明したCUBS545ならびに/あるいは1つまたは複数の他のシグナリング)の存在に基づいて行われ得、この基準信号は、第2のセルによってダウンリンクサブフレームを送信するための競合ベース無線周波数スペクトルを求める競合の成功または失敗を示す。たとえば、基準信号が存在すると検出されたとき、ダウンリンクサブフレームを送信するための競合ベース無線周波数スペクトルを求める競合は成功したと決定され得る。対照的に、基準信号が存在すると検出されないとき、ダウンリンクサブフレームを送信するための競合ベース無線周波数スペクトルを求める競合は失敗したと決定され得る。基地局のシグナリングおよび/または基準信号送信は、アップリンク制御情報の報告がどのセルに対応するのかに関して、基地局と、方法1700を実施しているUEまたは装置とを整合させるのを助ける。整合はまた、アップリンク制御情報がそれに対応するセルについての基地局によるブラインド検出に基づき、および/または基地局による競合成功ステータス情報のシグナリングに基づき得る。
[0167]ブロック1720における動作は、図10、図11、図12、図13、および/または図14を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール1020、1120、1220、1320、および/または1420、ならびに/あるいは図13を参照しながら説明した競合成功決定モジュール1345を使用して実施され得る。
[0168]アップリンク制御情報(たとえば、CSIフィードバックインスタンス)の報告が、有効な測定サブフレーム(たとえば、ブロック1715において識別されるダウンリンクサブフレーム)の下にあるかどうかを決定することによって、アップリンク制御情報の報告に優先度を付けるためのより高度なルールが開発され得る。たとえば、ブロック1720において、ダウンリンクサブフレームを送信するための競合ベース無線周波数スペクトルを求める競合が成功した(したがって、測定されるべきRSを含んでいる有効な測定サブフレームが送信されていることがあり、アップリンク制御情報を生成するための有効な1つまたは複数の測定値が取得されていることがある)と決定されたとき、方法1700はブロック1725に進み得る。ブロック1725において、方法1700は、第2のセルによる競合ベース無線周波数スペクトルの利用に少なくとも部分的に基づいて、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合において第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告に優先度を付けることを含み得、ここで、第2のセルによる競合ベース無線周波数スペクトルの利用は、第2のセルによる競合ベース無線周波数スペクトルを求める競合の成功を含む。たとえば、第1のセルが、無競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであるとき、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告は、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報の報告よりも高い優先度を与えられ得る。第1のセルが、競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであるとき、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告は、競合ベース無線周波数スペクトルを求めて競合しダウンリンクサブフレームを送信するための第1のセルの成功もしくは失敗に基づいて(および/または第2のセルについてのCSIの第2の報告タイプの第2の優先度レベルに対する第1のセルについてのCSIの第1の報告タイプの第1の優先度レベルに基づいて、および/または第1のセルの第1のサービングセルと第2のセルの第2のサービングセルインデックスとの比較に基づいて)、無競合ベース無線周波数スペクトルを利用する第3のセルについての第3のアップリンク制御情報の報告よりも高い優先度を与えられ得、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報の報告に関して優先度を与えられ得る。
[0169]ブロック1720において、ダウンリンクサブフレームを送信するための競合ベース無線周波数スペクトルを求める競合が失敗した(したがって、測定されるべきRSを含んでいる有効な測定サブフレームが送信されていないであろうし、またアップリンク制御情報を生成するための有効な1つまたは複数の測定値が取得されていないであろう)と決定されたとき、方法1700はブロック1730に進み得る。ブロック1730において、方法1700は、第2のセルによる競合ベース無線周波数スペクトルの利用に少なくとも部分的に基づいて、アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合において第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告に優先度を付けることを含み得、ここで、第2のセルによる競合ベース無線周波数スペクトルの利用は、第2のセルによる競合ベース無線周波数スペクトルを求める競合の失敗を含む。場合によっては、優先度付けは、無競合ベース無線周波数スペクトルを利用する1つまたは複数のセルについてのアップリンク制御情報の報告よりも、第2のセル優先度についての第2のアップリンク制御情報の報告を与えることを含み得る。他の場合には、優先度付けは、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告の優先度を低下させることを含み得る。第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告の優先度は、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報を報告する優先度が、無競合ベーススペクトルを利用する1つまたは複数のセルについてのアップリンク制御情報を報告する優先度よりも低くなり、および/または競合ベーススペクトルを利用し第2のセルよりも高いサービングセルインデックスを有する1つまたは複数のセルについてのアップリンク制御情報を報告する優先度よりも低くなるように、場合によっては低下され得る。他の場合には、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報は報告されないことがあり、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の報告は、他のアップリンク制御情報を報告する優先度付けから省略され得る。他の場合には、方法1700は、第2のセルについての履歴的第2のアップリンク制御情報にアクセスすることを含み得る。第2のセルについての履歴的第2のアップリンク制御情報は、前のダウンリンクサブフレーム(たとえば、前の有効なダウンリンクサブフレーム)の受信中に取得された測定値に基づき得る。これらの場合、ブロック1730において行われる優先度付けは、ブロック1725において行われる優先度付けと同様であり得、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報の優先度付けは、第2のセルについての履歴的第2のアップリンク制御情報の優先度付けを含む。代替的に、第2のセルについての履歴的第2のアップリンク制御情報の報告は、第1のセルについてのアップリンク制御情報の報告よりも低い優先度を与えられ得る。
[0170]ブロック1725および/または1730における動作は、図10、図11、図12、図13、および/または図14を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール1020、1120、1220、1320、および/または1420、ならびに/あるいは図11、図12、および/または図13を参照しながら説明した情報優先度付けモジュール1145、1250、および/または1350を使用して実施され得る。履歴的第2のアップリンク制御情報にアクセスすることは、図10、図11、図12、図13、および/または図14を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール1020、1120、1220、1320、および/または1420、ならびに/あるいは図13を参照しながら説明した履歴的アップリンク制御情報モジュール1355を使用して実施され得る。
[0171]方法1700のいくつかの例では、第1のセルと第2のセルは、キャリアアグリゲーションおよび/またはデュアル接続性(たとえば、マルチフロー)通信モードにおいて見つけられ得るように、異なるキャリア周波数であり得る。方法1700の他の例では、第1のセルと第2のセルは、CoMP通信モードにおいて見つけられ得るように、同じキャリア周波数であり得る。
[0172]方法1700のいくつかの例では、第1のアップリンク制御情報および/または第2のアップリンク制御情報は、CSI、SRS、および/または(たとえば、マルチフロー動作下の)SR制御情報を含み得る。アップリンク制御情報がCSIを含むとき、CSIは、たとえば、RI、PTI、広帯域PMI、広帯域CQI、PMIをもつ広帯域CQI、サブバンドCQI、またはPMIをもつサブバンドCQIのうちの少なくとも1つを含み得る。いくつかの例では、ブロック1725および/または1730における優先度付けは、アップリンク制御情報の1つまたは複数のタイプ(たとえば、ランクインジケータ(RI)、プリコーディングタイプインジケータ(PTI)、または広帯域プリコーディング行列インジケータ(PMI)(たとえば、3、5、6、2aの報告タイプ)などの最高優先度タイプ)について実施され得る。別の例では、アップリンク制御情報の1つまたは複数のタイプは、ブロック1725および/または1730における優先度付けによってプライオリタイジされ(prioritizied)ないことがあり、アップリンク制御情報の1つまたは複数のタイプの優先度は、アップリンク制御情報の1つまたは複数のタイプを報告している各セルのサービングセルインデックスに少なくとも部分的に基づいて決定され得る(たとえば、より低いサービングセルインデックスはより高い優先度を割り当てられ得る)。
[0173]方法1700のいくつかの例では、セルインデックスがアップリンク制御情報の報告に含められ得る。たとえば、第2のセルを識別する第2のセルインデックスが、第2のアップリンク制御情報の報告に含められ得る。含められたセルインデックスは、アップリンク制御情報がそれに関係するセルを決定するために基地局によって使用され得る。たとえば、セルインデックスは、方法1700を実施しているUEと基地局とが整合されたとき、アップリンク制御情報がそれに関係するセルを決定するために基地局によって使用され得る。UEと基地局との整合は、競合ベース無線周波数スペクトルを使用しているセルが、競合ベース無線周波数スペクトルのアクセスを求めて競合することに成功するかどうかを決定するときに重要であり得る。競合ベース無線周波数スペクトルを使用しているセルが競合ベース無線周波数スペクトルのアクセスを求めて競合することに成功するかどうかの決定は、シグナリングおよび/または基準シグナリング(CUBS545および/またはCCA免除送信(CET)シグナリング)に少なくとも部分的に基づき得る。UEと基地局とが整合されたとき、シグナリングおよび/または基準シグナリングを検出する確率は信頼できる(たとえば、確率しきい値を上回る)ことがある。しかしながら、UEと基地局とが整合されないとき、シグナリングおよび/または基準シグナリングを検出する確率は信頼できない(たとえば、確率しきい値を下回る)ことがある。UEと基地局とが整合されないとき、基地局は、アップリンク制御情報がそれに関係するセルを決定するためにブラインド検出を使用し得る。一例では、最大ペイロードがセルごとに仮定され得、どのセルが報告されているかを示すためにCSI報告中にセルインデックスが含められ得るが、これはアップリンクオーバーヘッドを増加させ得る。
[0174]このようにして、方法1700はワイヤレス通信を提供し得る。方法1700は一実装形態にすぎず、方法1700の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成されるかまたは別の方法で修正され得ることに留意されたい。
[0175]いくつかの例では、方法1500、1600、および/または1700の1つまたは複数の態様は組み合わせられ得る。
[0176]添付の図面に関して上記に記載した発明を実施するための形態は、例について説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入る例のみを表すものではない。「例」および「例示的」という用語は、本明細書で使用されるとき、「例、事例、または例示として働く」ことを意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利である」ことを意味するものではない。発明を実施するための形態は、説明した技法の理解を与える目的で具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実践され得る。いくつかの事例では、説明した例の概念を不明瞭にすることを避けるために、よく知られている構造および装置はブロック図の形態で示されている。
[0177]情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体を通じて言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0178]本明細書の開示に関連して説明した様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタロジック、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成としても実装され得る。
[0179]本明細書において説明した機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装された場合、機能は、非一時的コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいは非一時的コンピュータ可読媒体上で1つまたは複数の命令またはコードとして送信され得る。他の例および実装形態は、本開示および添付の特許請求の範囲の範囲および趣旨内にある。たとえば、ソフトウェアの性質により、上記で説明した機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのいずれかの組合せを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の一部が異なる物理的場所において実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用されるとき、「のうちの少なくとも1つ」で終わる項目の列挙中で使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような選言的列挙を示す。
[0180]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または格納するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ソフトウェアがウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0181]本開示の前の説明は、当業者が本開示を作製または使用することを可能にするために提供される。本開示への様々な変更は当業者には容易に明らかになり、本明細書において定義された一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。本開示全体にわたって、「例」または「例示的」という用語は、一例または一事例を示すものであり、言及された例についての選好を暗示せず、または要求しない。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (30)

  1. アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合を識別することと、前記競合が、少なくとも、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報を報告することと、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報を報告することとの間の競合を備える、
    前記第1のセルと前記第2のセルとのうちの少なくとも1つが競合ベース無線周波数スペクトルを利用するかどうかに少なくとも部分的に基づいて、前記アップリンクサブフレームにおける前記リソースの前記競合においてアップリンク制御情報の前記報告に優先度を付けることと、
    前記優先度付けに基づいてアップリンク制御情報を送信することと
    を備える、ワイヤレス通信のための方法。
  2. 前記第2のセルが競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであると決定することと、
    前記第2のセルによる前記競合ベース無線周波数スペクトルの前記利用に少なくとも部分的に基づいて、前記アップリンクサブフレームにおける前記リソースの前記競合において前記第2のセルについての前記第2のアップリンク制御情報の前記報告に優先度を付けることと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のセルと前記第2のセルが異なるキャリア周波数である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のセルと前記第2のセルが同じキャリア周波数である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のアップリンク制御情報および前記第2のアップリンク制御情報がチャネル状態情報(CSI)をそれぞれ備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のセルについてのCSIの第1の報告タイプの第1の優先度レベルと、前記第2のセルについてのCSIの第2の報告タイプの第2の優先度レベルが同じ優先度レベルである、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1のセルについてのCSIの第1の報告タイプの第1の優先度レベルを決定することと、
    前記第2のセルについてのCSIの第2の報告タイプの第2の優先度レベルを決定することと、
    前記第2のセルについてのCSIの前記第2の報告タイプの前記第2の優先度レベルに対する前記第1のセルについてのCSIの前記第1の報告タイプの前記第1の優先度レベルに少なくとも部分的に基づいて、前記アップリンクサブフレームにおける前記リソースの前記競合において前記第1のアップリンク制御情報と前記第2のアップリンク制御情報とのうちの1つの前記報告に優先度を付けることと
    をさらに備える、請求項5に記載の方法。
  8. 前記第1のセルについてのCSIの前記第1の報告タイプが、前記第2のセルについてのCSIの前記第2の報告タイプよりも高い優先度レベルを有し、前記方法が、
    前記アップリンクサブフレームにおける前記リソースの前記競合において、前記第2のセルについての前記第2のアップリンク制御情報の前記報告よりも前記第1のセルについての前記第1のアップリンク制御情報の前記報告に優先度を付けること
    をさらに備える、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1のセルについてのCSIの前記第1の報告タイプの前記第1の優先度レベルを決定することと、前記第2のセルについてのCSIの前記第2の報告タイプの前記第2の優先度レベルを決定することとは、
    CSIの報告タイプが、ランクインジケータ(RI)、プリコーディングタイプインジケータ(PTI)、または広帯域プリコーディング行列インジケータ(PMI)のうちの少なくとも1つを備えるとき、最高優先度レベルを決定することと、
    CSIの前記報告タイプが、広帯域チャネル品質指示(CQI)、またはPMIをもつ広帯域CQIのうちの少なくとも1つを備えるとき、中間優先度レベルを決定することと、
    CSIの前記報告タイプが、サブバンドCQI、またはPMIをもつサブバンドCQIのうちの少なくとも1つを備えるとき、低優先度レベルを決定することと
    を備える、請求項7に記載の方法。
  10. 前記第1のセルが競合ベーススペクトルを利用するセルであると決定することと、
    前記第1のセルの第1のサービングセルインデックスと前記第2のセルの第2のサービングセルインデックスとを決定することと、前記第2のサービングセルインデックスが前記第1のサービングセルインデックスよりも低い、
    前記第1のサービングセルインデックスと前記第2のサービングセルインデックスとに少なくとも部分的に基づいて、前記アップリンクサブフレームにおける前記リソースの前記競合において前記第2のセルについての前記第2のアップリンク制御情報の前記報告に優先度を付けることと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記第2のアップリンク制御情報を生成するために測定値がその中で取得される、前記第2のセルのダウンリンクサブフレームを識別すること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  12. 前記ダウンリンクサブフレームを送信するための前記競合ベース無線周波数スペクトルについての競合が失敗したと決定されたとき、前記第2のセルについての前記第2のアップリンク制御情報の前記報告の優先度を低下させること
    をさらに備える、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第2のセルについての前記第2のアップリンク制御情報の前記報告に優先度を付けることは、前記ダウンリンクサブフレームを送信するための前記競合ベース無線周波数スペクトルについての競合が失敗したと決定されたとき、前のダウンリンクサブフレームの受信中に取得された測定値に基づいて、前記第2のセルについての履歴的第2のアップリンク制御情報の前記報告に優先度を付けることを備える、請求項11に記載の方法。
  14. 前記第2のアップリンク制御情報の報告に第2のセルインデックスを含めることをさらに備え、前記第2のセルインデックスが前記第2のセルを識別する、
    請求項1に記載の方法。
  15. 前記第2のセルによってダウンリンクサブフレームを送信するための前記競合ベース無線周波数スペクトルについての競合の成功または失敗を示す基地局からのシグナリングを受信すること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  16. 前記第2のセルによってダウンリンクサブフレームを送信するための前記競合ベース無線周波数スペクトルについての競合の成功または失敗を検出することをさらに備え、ここにおいて、前記検出が、前記第2のセルによって送信される基準信号の存在に基づいて実施される、
    請求項1に記載の方法。
  17. 前記第1のアップリンク制御情報のタイプと前記第2のアップリンク制御情報の前記タイプとを決定することと、
    前記第1のアップリンク制御情報の前記タイプと前記第2のアップリンク制御情報の前記タイプとに少なくとも部分的に基づいて、前記競合においてアップリンク制御情報のサブセットの前記報告に優先度を付けることと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  18. 前記第1のセルが無競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであると決定すること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  19. 前記第1のアップリンク制御情報および前記第2のアップリンク制御情報がサウンディング基準信号(SRS)を備える、請求項1に記載の方法。
  20. 前記第1のアップリンク制御情報および前記第2のアップリンク制御情報がスケジューリング要求(SR)制御情報を備える、請求項1に記載の方法。
  21. アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合を識別するための手段と、前記競合が、少なくとも、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報を報告することと、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報を報告することとの間の競合を備える、
    前記第1のセルと前記第2のセルとのうちの少なくとも1つが競合ベース無線周波数スペクトルを利用するかどうかに少なくとも部分的に基づいて、前記アップリンクサブフレームにおける前記リソースの前記競合においてアップリンク制御情報の前記報告に優先度を付けるための手段と、
    前記優先度付けに基づいてアップリンク制御情報を送信するための手段と
    を備える、ワイヤレス通信のための装置。
  22. 前記第2のセルが競合ベース無線周波数スペクトルを利用するセルであると決定するための手段と、
    前記第2のセルによる前記競合ベース無線周波数スペクトルの前記利用に少なくとも部分的に基づいて、前記アップリンクサブフレームにおける前記リソースの前記競合において前記第2のセルについての前記第2のアップリンク制御情報の前記報告に優先度を付けるための手段と
    をさらに備える、請求項21に記載の装置。
  23. 前記第1のセルが競合ベーススペクトルを利用するセルであると決定するための手段と、
    前記第1のセルの第1のサービングセルインデックスと前記第2のセルの第2のサービングセルインデックスとを決定するための手段と、前記第2のサービングセルインデックスが前記第1のサービングセルインデックスよりも低い、
    前記第1のサービングセルインデックスと前記第2のサービングセルインデックスとに少なくとも部分的に基づいて、前記アップリンクサブフレームにおける前記リソースの前記競合において前記第2のセルについての前記第2のアップリンク制御情報の前記報告に優先度を付けるための手段と
    をさらに備える、請求項21に記載の装置。
  24. 前記第2のセルによってダウンリンクサブフレームを送信するための前記競合ベース無線周波数スペクトルについての競合の成功または失敗を示す基地局からのシグナリングを受信するための手段
    をさらに備える、請求項21に記載の装置。
  25. 前記第2のセルによってダウンリンクサブフレームを送信するための前記競合ベース無線周波数スペクトルについての競合の成功または失敗を検出するための手段をさらに備え、ここにおいて、前記検出が、前記第2のセルによって送信される基準信号の存在に基づいて実施される、
    請求項21に記載の装置。
  26. プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
    前記メモリに記憶された命令と備える、ワイヤレス通信のための装置であって、前記命令は、
    アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合を識別することと、前記競合が、少なくとも、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報を報告することと、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報を報告することとの間の競合を備える、
    前記第1のセルと前記第2のセルとのうちの少なくとも1つが競合ベース無線周波数スペクトルを利用するかどうかに少なくとも部分的に基づいて、前記アップリンクサブフレームにおける前記リソースの前記競合においてアップリンク制御情報の前記報告に優先度を付けることと、
    前記優先度付けに基づいてアップリンク制御情報を送信することと
    を行うように前記プロセッサによって実行可能である、ワイヤレス通信のための装置。
  27. 前記第1のアップリンク制御情報および前記第2のアップリンク制御情報がチャネル状態情報(CSI)をそれぞれ備える、請求項26に記載の装置。
  28. 前記命令は、
    前記第1のセルの第1のサービングセルインデックスと前記第2のセルの第2のサービングセルインデックスとを決定することと、前記第2のサービングセルインデックスが前記第1のサービングセルインデックスよりも高い、
    前記第1のサービングセルインデックスと前記第2のサービングセルインデックスとに少なくとも部分的に基づいて、前記アップリンクサブフレームにおける前記リソースの前記競合において前記第2のセルについての前記第2のアップリンク制御情報の前記報告に優先度を付けることと
    を行うように前記プロセッサによって実行可能である、請求項26に記載の装置。
  29. 前記命令は、
    前記第2のアップリンク制御情報を生成するために測定値がその中で取得される、前記第2のセルのダウンリンクサブフレームを識別する
    ように前記プロセッサによって実行可能である、請求項26に記載の装置。
  30. ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードは、
    アップリンクサブフレームにおけるリソースの競合を識別することと、前記競合が、少なくとも、第1のセルについての第1のアップリンク制御情報を報告することと、第2のセルについての第2のアップリンク制御情報を報告することとの間の競合を備える、
    前記第1のセルと前記第2のセルとのうちの少なくとも1つが競合ベース無線周波数スペクトルを利用するかどうかに少なくとも部分的に基づいて、前記アップリンクサブフレームにおける前記リソースの前記競合においてアップリンク制御情報の前記報告に優先度を付けることと、
    前記優先度付けに基づいてアップリンク制御情報を送信することと
    を行うようにプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。
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