JP2016534623A - 無認可スペクトルにおけるｌｔｅのためのグループａｃｋ／ｎａｃｋ - Google Patents

Abstract

ワイヤレス通信のための方法、システム、デバイス、および装置について説明する。１つの方法では、データフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットが送信期間中にユーザ機器（ＵＥ）に無認可スペクトルで送信され得る。１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの少なくとも１つを含む複数のデータサブフレームのためのグループハイブリッド自動再送要求（ＨＡＲＱ）フィードバックメッセージが、次いで、送信期間中にＵＥから無認可スペクトルで受信され得る。別の方法では、データフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットが送信期間中に無認可スペクトルで受信され得る。１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの少なくとも１つを含む複数のデータサブフレームのためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージが、次いで、送信期間中に無認可スペクトルで送信され得る。【選択図】図３

Description

優先権の主張

相互参照
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、２０１４年８月１１日に出願された、「Ｇｒｏｕｐ ＡＣＫ／ＮＡＣＫ ｆｏｒ ＬＴＥ ｉｎ Ｕｎｌｉｃｅｎｓｅｄ Ｓｐｅｃｔｒｕｍ」と題する、Ｄａｍｎｊａｎｏｖｉｃらによる米国特許出願番号第１４／４５６，８８０号、および２０１３年８月１３日に出願された、「Ｇｒｏｕｐ ＡＣＫ／ＮＡＣＫ ｆｏｒ ＬＴＥ ｉｎ Ｕｎｌｉｃｅｎｓｅｄ Ｓｐｅｃｔｒｕｍ」と題する、Ｄａｍｎｊａｎｏｖｉｃらによる米国仮特許出願第６１／８６５，４９７号の優先権を主張する。

[0002]ワイヤレス通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることが可能な多元接続（multiple-access）ネットワークであり得る。

[0003]ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかのアクセスポイントを含み得る。セルラーネットワークのアクセスポイントは、ノードＢ（ＮＢ）または発展型ノードＢ（ｅＮＢ）など、いくつかの基地局を含み得る。ワイヤレスローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）のアクセスポイントは、ＷｉＦｉ（登録商標）ノードなど、いくつかのＷＬＡＮアクセスポイントを含み得る。各アクセスポイントは、いくつかのユーザ機器（ＵＥ）のための通信をサポートし得、しばしば、同時に複数のＵＥと通信し得る。同様に、各ＵＥは、いくつかのアクセスポイントと通信し得、時々、複数のアクセスポイントおよび／または異なるアクセス技術を採用するアクセスポイントと通信し得る。アクセスポイントは、ダウンリンクおよびアップリンクでＵＥと通信し得る。ダウンリンク（または順方向リンク）はアクセスポイントからＵＥへの通信リンクを指し、アップリンク（または逆方向リンク）はＵＥからアクセスポイントへの通信リンクを指す。

[0004]セルラーネットワークが混雑し始めるにつれて、事業者は、容量を増加する方法に注目し始めた。１つの手法には、セルラーネットワークのトラフィックおよび／またはシグナリングの一部をオフロードするためのＷＬＡＮの使用があり得る。認可（licensed）スペクトルで動作するセルラーネットワークとは異なり、ＷｉＦｉネットワークは、概して、無認可（unlicensed）スペクトルで動作するので、ＷＬＡＮ（またはＷｉＦｉネットワーク）は魅力的である。ただし、セルラーデバイスとＷｉＦｉデバイスの両方による無認可スペクトルの使用には、無認可スペクトルへのアクセスを獲得するために競合ベースプロトコルの使用が必要になり得る。したがって、無認可スペクトルで通信しようとするデバイスは、連続するデータフレームにわたって無認可スペクトルをキャプチャすることができないことがあり、キャプチャされるそれらのデータフレームの使用を最大化する（たとえば、それらに関連するオーバーヘッドを低減する）技法は有用であり得る。

[0005]説明する特徴は、一般に、ワイヤレス通信のための１つまたは複数の改善された方法、システム、デバイス、および／または装置に関する。より詳細には、説明する特徴は、データサブフレームを含むデータフレームの送信と、データサブフレームのグループのためのグループハイブリッド自動再送要求（ＨＡＲＱ）フィードバックメッセージ（すなわち、データサブフレームのグループについてのＨＡＲＱフィードバック情報を含むメッセージ）の送信とに関する。

[0006]例示的な例の第１のセットでは、ワイヤレス通信のための方法について説明する。一構成では、１つのデータフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットが送信期間中にＵＥに無認可（unlicensed）スペクトルで送信され得る。１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの少なくとも１つを含む複数のデータサブフレームのためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージが、次いで、送信期間中にＵＥから無認可スペクトルで受信され得る。

[0007]いくつかの例では、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、ＵＥによって復号された複数のデータサブフレームの各々に対する確認応答（acknowledgment）を含み得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、周期的にまたはトリガに応答してのいずれかで受信され得る。いくつかの例では、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージはビットマップを備え、当該ビットマップは、当該ビットマップ中の位置に基づいて、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージ中でＵＥによって確認応答されている複数のデータサブフレームの各々のプロセス識別子を示す。またさらなる例では、複数のデータサブフレームのためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを受信することは、送信期間のダウンリンク部分の後にグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを受信することを含み得る。

[0008]一例では、本方法は、ＵＥに無認可スペクトルで、送信要求（Request to Send）メッセージを送信することをさらに含み得る。本方法はまた、ＵＥからグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを受信するために送信期間のアップリンク部分を予約するために、ＵＥから無認可スペクトルで送信可（Clear to Send）メッセージを受信することを含み得る。いくつかの例では、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、１つまたは複数のデータサブフレームのセットのサブセットについてのＨＡＲＱフィードバック情報を含み得、本方法は、ＵＥから無認可スペクトルで、１つまたは複数のデータサブフレームのセットの残りのサブセットについてのＨＡＲＱフィードバック情報を含む次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを受信することをさらに含み得る。次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、次の送信期間中に受信され得る。

[0009]追加または代替として、本方法は、無認可スペクトルの利用可能性を決定するためにクリアチャネルアセスメント（ＣＣＡ：clear channel assessment）を実行することと、無認可スペクトルが利用可能であるという決定が行われると、送信期間中に無認可スペクトルにアクセスすることとを含み得る。本方法はまた、送信期間の後に、無認可スペクトルでＵＥにアップリンク許可(grant)を送信することを含み得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、アップリンク許可に応答して受信され得る。追加または代替として、本方法は、無認可スペクトルが利用可能であるとき、ＣＴＳ信号を送信することを備え得る。

[0010]例示的な例の第２のセットでは、ワイヤレス通信のための装置についても説明する。一構成では、本装置は、ＵＥに無認可スペクトルで送信期間中にデータフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットを送信するための手段を備え得る。本装置は、さらに、ＵＥから無認可スペクトルで送信期間中に、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの少なくとも１つを含む複数のデータサブフレームのためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを受信するための手段を備え得る。いくつかの例では、本装置は、例示的な実施形態の第１のセットに関して上記で説明したワイヤレス通信のための方法の１つまたは複数の態様を実装し得る。

[0011]例示的な例の第３のセットでは、ワイヤレス通信のための別の方法について説明する。一構成では、データフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットが送信期間中に無認可スペクトルで受信され得る。１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの少なくとも１つを含む複数のデータサブフレームのためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージが、次いで、送信期間中に無認可スペクトルで送信され得る。

[0012]いくつかの例では、本方法は、受信の後にどのデータサブフレームが正しく復号されたかを識別することを含み得、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、正しく復号された複数のデータサブフレームの各々に対する確認応答を含み得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、無認可スペクトルで、周期的にまたはトリガに応答してのいずれかで送信され得る。一例では、本方法は、受信の後にどのデータサブフレームが正しく復号されたかを識別することを含み得、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージはビットマップを備え、当該ビットマップは、当該ビットマップ中の位置に基づいて、正しく復号された複数のデータサブフレームの各々のプロセス識別子を示す。いくつかの例では、複数のデータサブフレームのためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを送信することは、送信期間のダウンリンク部分の後にグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを送信することを含み得る。

[0013]追加または代替として、本方法は、無認可スペクトルで送信要求（Request to Send）メッセージを受信することと、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージを送信するために送信期間のアップリンク部分を予約するために、無認可スペクトルで送信可（Clear to Send）メッセージを送信することとを含み得る。いくつかの実施形態では、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、１つまたは複数のデータサブフレームのセットのサブセットについてのＨＡＲＱフィードバック情報を含み得、本方法は、無認可スペクトルで、１つまたは複数のデータサブフレームのセットの残りのサブセットについてのＨＡＲＱフィードバック情報を備える次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを送信することを含み得る。そのような例では、次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、次の送信期間中に送信され得る。一例では、本方法は、送信期間の後に、無認可スペクトルでアップリンク許可を受信することを含み得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、アップリンク許可に応答して送信され得る。

[0014]例示的な例の第４のセットでは、ワイヤレス通信のための装置について説明する。一構成では、本装置は、無認可スペクトルで、送信期間中にデータフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットを受信するための手段を含み得る。本装置は、さらに、無認可スペクトルで、送信期間中に、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの少なくとも１つを含む複数のデータサブフレームのためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを送信するための手段を備え得る。いくつかの例では、本装置は、例示的な実施形態の第３のセットに関して上記で説明したワイヤレス通信のための方法の１つまたは複数の態様を実装し得る。

[0015]説明する方法および装置の適用性のさらなる範囲は、以下の発明を実施するための形態、特許請求の範囲、および図面から明らかになろう。当業者には発明を実施するための形態の趣旨および範囲内の様々な変更および改変が明らかになるので、発明を実施するための形態および特定の例は、例示として与えられるものにすぎない。

[0016]以下の図面を参照すれば、本発明の性質および利点のさらなる理解が得られ得る。添付の図において、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様の構成要素同士を区別する第２のラベルとを続けることによって区別され得る。第１の参照ラベルのみが明細書において使用される場合、その説明は、第２の参照ラベルにかかわらず、同じ第１の参照ラベルを有する同様の構成要素のうちのいずれか１つに適用可能である。

ワイヤレス通信システムのブロック図。 様々な実施形態による、無認可スペクトルにおいてロングタームエボリューション（ＬＴＥ（登録商標））を使用するための展開シナリオの例を示す図。 様々な実施形態による、無認可スペクトルにおいてＬＴＥを使用するスタンドアロンモードの一例を示す図。 無認可フレーム／間隔、およびたとえば、ＬＴＥ無線フレームを含む期間フレーム構造に対するそれらの関係の様々な例を示す図。 別個のＨＡＲＱフィードバックメッセージを送信するための無認可フレーム／間隔の例示的な使用を示す図。 同期グループＨＡＲＱフィードバックメッセージを送信するための無認可フレーム／間隔の例示的な使用を示す図。 非同期グループＨＡＲＱフィードバックメッセージを送信するための無認可フレーム／間隔の例示的な使用を示す図。 様々な実施形態による、ワイヤレス通信において使用するためのｅＮＢなどのデバイスの例のブロック図。 様々な実施形態による、ワイヤレス通信において使用するためのｅＮＢなどのデバイスの例のブロック図。 様々な実施形態による、ワイヤレス通信において使用するための、ＵＥなどのデバイスの例のブロック図。 様々な実施形態による、ワイヤレス通信において使用するための、ＵＥなどのデバイスの例のブロック図。 様々な実施形態による、ｅＮＢアーキテクチャの一例を示すブロック図。 様々な実施形態による、ＵＥアーキテクチャの一例を示すブロック図。 様々な実施形態による、多入力多出力（ＭＩＭＯ）通信システムの一例を示すブロック図。 様々な実施形態による、（たとえば、ｅＮＢの観点から）同期動作モード(synchronous mode of operation)で無認可スペクトルを使用するワイヤレス通信のための方法の例のフローチャート。 様々な実施形態による、（たとえば、ｅＮＢの観点から）同期動作モードで無認可スペクトルを使用するワイヤレス通信のための方法の例のフローチャート。 様々な実施形態による、（たとえば、ＵＥの観点から）同期動作モードで無認可スペクトルを使用するワイヤレス通信のための方法の一例のフローチャート。 様々な実施形態による、（たとえば、ｅＮＢの観点から）非同期動作モードで無認可スペクトルを使用するワイヤレス通信のための方法の一例のフローチャート。 （たとえば、ＵＥの観点から）非同期動作モードで無認可スペクトルを使用するワイヤレス通信のための方法の一例のフローチャート。

[0033]ＬＴＥ通信のために無認可スペクトルが使用される方法、システム、および装置について説明する。一般に、事業者は、セルラーネットワークにおいて常に増大する輻輳レベルを軽減するために無認可スペクトルを使用するための主なメカニズムとして、ＷｉＦｉに注目してきた。しかしながら、無認可スペクトルまたは共有スペクトルにおけるＬＴＥに基づくニューキャリアタイプ（ＮＣＴ）は、キャリアグレードＷｉＦｉに適合し得、それにより、無認可スペクトルまたは共有スペクトルにおけるＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ通信を、ネットワーク輻輳を軽減することを目的としたＷｉＦｉ解決策の代替とする。無認可スペクトルまたは共有スペクトルにおけるＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ通信は、多くのＬＴＥ概念を活用し得、無認可スペクトルにおける効率的な動作をもたらすとともに規制上の要件を満たすために、ネットワークまたはネットワークデバイスの物理レイヤ（ＰＨＹ）およびメディアアクセス制御（ＭＡＣ）の態様にいくつかの変更をもたらし得る。無認可スペクトルは、たとえば、６００メガヘルツ（ＭＨｚ）から６ギガヘルツ（ＧＨｚ）までの範囲にあり得る。場合によっては、無認可スペクトルまたは共有スペクトルにおけるＬＴＥ／ＬＴＥ−ＡはＷｉＦｉよりも有意に良好に働き得る。たとえば、（単一または複数の事業者のための）無認可展開または共有スペクトル展開におけるすべてのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａが、すべてのＷｉＦｉ展開に比較されるとき、または高密度スモールセル展開があるとき、無認可スペクトルまたは共有スペクトルにおけるＬＴＥ／ＬＴＥ−ＡはＷｉＦｉよりも有意に良好に働き得る。無認可スペクトルまたは共有スペクトルにおけるＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａはまた、無認可スペクトルまたは共有スペクトルにおけるＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａが（単一または複数の事業者のための）ＷｉＦｉと混合される場合などの他の場合にはＷｉＦｉよりも良好に働き得る。

[0034]説明する特徴は、複数のデータサブフレームを含むデータフレームの送信と、データサブフレームのグループのためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージの送信とに関する。スペクトル（たとえば、無認可（unlicensed）スペクトルまたは共有(shared)スペクトル）へのアクセスを求めてデバイスが競合しなければならないワイヤレス通信システムにおいて、デバイスがアクセスを獲得する（またはキャプチャする）スペクトルのデータフレームの使用を最大化することが望ましいことがある。これは、いくつかの点で、ＨＡＲＱフィードバックメッセージをグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ（すなわち、データサブフレームのグループについてのＨＡＲＱフィードバック情報を含んでいるメッセージ）にグループ化することによって行われ得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、１つまたは複数のデータサブフレーム中の複数のデータサブフレームについてのＨＡＲＱフィードバックを含み得、それが関連付けられたデータサブフレームと同じまたはそれとは異なるデータフレーム中で送信され得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージの使用は、たとえば、ＡＣＫ／ＮＡＣＫオーバーヘッドを最小化し、アップリンク送信バジェットを最大化し、および／またはソフトバッファに対する要件を最小化し得る。

[0035]本明細書で説明する技法は、ＬＴＥに限定されず、同じく、ＣＤＭＡ、ＴＤＭＡ、ＦＤＭＡ、ＯＦＤＭＡ、ＳＣ−ＦＤＭＡおよび他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムに使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。ＣＤＭＡシステムは、ＣＤＭＡ２０００、ユニバーサル地上波無線アクセス（ＵＴＲＡ：Universal Terrestrial Radio Access）などの無線技術を実装し得る。ＣＤＭＡ２０００は、ＩＳ−２０００、ＩＳ−９５、およびＩＳ−８５６規格をカバーする。ＩＳ−２０００リリース０およびＡは、一般に、ＣＤＭＡ２０００ １Ｘ、１Ｘなどと呼ばれる。ＩＳ−８５６（ＴＩＡ−８５６）は、一般に、ＣＤＭＡ２０００ １ｘＥＶ−ＤＯ、高速パケットデータ（ＨＲＰＤ：High Rate Packet Data）などと呼ばれる。ＵＴＲＡは、広帯域ＣＤＭＡ（ＷＣＤＭＡ（登録商標））とＣＤＭＡの他の変形態とを含む。ＴＤＭＡシステムは、モバイル通信用グローバルシステム（ＧＳＭ（登録商標）：Global System for Mobile Communications）などの無線技術を実装し得る。ＯＦＤＭＡシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド（ＵＭＢ：Ultra Mobile Broadband）、発展型ＵＴＲＡ（Ｅ−ＵＴＲＡ：Evolved UTRA）、ＩＥＥＥ８０２．１１（Ｗｉ−Ｆｉ（登録商標））、ＩＥＥＥ８０２．１６（ＷｉＭＡＸ（登録商標））、ＩＥＥＥ８０２．２０、Ｆｌａｓｈ−ＯＦＤＭなどの無線技術を実装し得る。ＵＴＲＡおよびＥ−ＵＴＲＡは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム（ＵＭＴＳ：Universal Mobile Telecommunication System）の一部である。ＬＴＥおよびＬＴＥアドバンスト（ＬＴＥ−Ａ：LTE-Advanced）は、Ｅ−ＵＴＲＡを使用するＵＭＴＳの新しいリリースである。ＵＴＲＡ、Ｅ−ＵＴＲＡ、ＵＭＴＳ、ＬＴＥ、ＬＴＥ−Ａ、およびＧＳＭは、「第３世代パートナーシッププロジェクト」（３ＧＰＰ（登録商標）：3rd Generation Partnership Project）という名称の組織からの文書に記載されている。ＣＤＭＡ２０００およびＵＭＢは、「第３世代パートナーシッププロジェクト２」（３ＧＰＰ２）という名称の組織からの文書に記載されている。本明細書で説明した技法は、上記のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術に使用され得る。ただし、以下の説明では、例としてＬＴＥシステムについて説明し、以下の説明の大部分においてＬＴＥ用語が使用されるが、本技法はＬＴＥ適用例以外に適用可能である。

[0036]以下の説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載された範囲、適用可能性、または構成を限定するものではない。本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、説明する要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な実施形態は、適宜に様々なプロシージャまたは構成要素を省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明する方法は、説明する順序とは異なる順序で実行され得、様々なステップが追加、省略、または組み合わせられ得る。また、いくつかの実施形態に関して説明する特徴は、他の実施形態において組み合わせられ得る。

[0037]最初に図１を参照すると、図に、ワイヤレス通信システム１００の一例が示されている。システム１００は、複数のアクセスポイント（たとえば、基地局、ｅＮＢ、またはＷＬＡＮアクセスポイント）１０５と、いくつかのユーザ機器（ＵＥ）１１５と、コアネットワーク１３０とを含む。アクセスポイント１０５のうちのいくつかは、様々な実施形態ではコアネットワーク１３０またはいくつかのアクセスポイント１０５（たとえば、基地局またはｅＮＢ）の一部であり得る、基地局コントローラ（図示せず）の制御下でＵＥ１１５と通信し得る。アクセスポイント１０５のうちのいくつかは、バックホール１３２を通してコアネットワーク１３０と制御情報および／またはユーザデータを通信し得る。一実施形態では、アクセスポイント１０５のうちのいくつかは、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク１３４を介して互いと直接または間接的に通信し得る。システム１００は、複数のキャリア（異なる周波数の波形信号）上での動作をサポートし得る。マルチキャリア送信機は、複数のキャリア上で同時に被変調信号を送信することができる。たとえば、各通信リンク１２５は、様々な無線技術に従って変調されたマルチキャリア信号であり得る。各被変調信号は、異なるキャリア上で送られ得、制御情報（たとえば、基準信号、制御チャネルなど）、オーバーヘッド情報、データなどを搬送し得る。

[0038]アクセスポイント１０５は、１つまたは複数のアクセスポイントアンテナを介して、ＵＥ１１５とワイヤレス通信し得る。アクセスポイント１０５の各々は、それぞれのカバレージエリア１１０に通信カバレージを与え得る。いくつかの実施形態では、アクセスポイント１０５は、基地局、基地トランシーバ局（ＢＴＳ：base transceiver station）、無線基地局、無線トランシーバ、基本サービスセット（ＢＳＳ：basic service set）、拡張サービスセット（ＥＳＳ：extended service set）、ノードＢ、発展型ノードＢ（ｅＮＢ：evolved NodeB）、ホームノードＢ、ホームｅノードＢ、ＷＬＡＮアクセスポイント、ＷｉＦｉノードまたは何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。アクセスポイントのためのカバレージエリア１１０は、カバレージエリアの一部分のみを構成するセクタ（図示せず）に分割され得る。システム１００は、異なるタイプのアクセスポイント１０５（たとえば、マクロ基地局、マイクロ基地局、および／またはピコ基地局）を含み得る。アクセスポイント１０５はまた、セルラーおよび／またはＷＬＡＮ無線アクセス技術などの異なる無線技術を利用し得る。アクセスポイント１０５は同じまたは異なるアクセスネットワークまたは事業者展開に関連付けられ得る。同じもしくは異なるタイプのアクセスポイント１０５のカバレージエリアを含み、同じもしくは異なる無線技術を利用し、および／または同じもしくは異なるアクセスネットワークに属する、異なるアクセスポイント１０５のカバレージエリアは重複し得る。

[0039]いくつかの実施形態では、システム１００は、無認可スペクトルまたは共有スペクトルにおける動作または展開シナリオの１つまたは複数のモードをサポートするＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ通信システム（またはネットワーク）を含み得る。他の実施形態では、システム１００は、無認可スペクトルと、ライセンス、無認可スペクトルもしくは共有スペクトル、または認可スペクトルにおけるＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａとは異なるアクセス技術とを使用したワイヤレス通信をサポートし得る。ＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ通信システムでは、発展型ノードＢまたはｅＮＢという用語は、概して、アクセスポイント１０５について説明するために使用され得る。システム１００は、異なるタイプのｅＮＢが様々な地理的領域にカバレージを与える、異種ＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａネットワークであり得る。たとえば、各ｅＮＢ１０５は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および／または他のタイプのセルに通信カバレージを与え得る。ピコセル、フェムトセル、および／または他のタイプのセルなどのスモールセルは、低電力ノードすなわちＬＰＮを含み得る。マクロセルは、概して、比較的大きい地理的エリア（たとえば、半径数キロメートル）をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているＵＥによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、概して、比較的小さい地理的エリアをカバーすることになり、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているＵＥによる無制限アクセスを可能にし得る。また、フェムトセルは、概して、比較的小さい地理的エリア（たとえば、自宅）をカバーすることになり、無制限アクセスに加えて、フェムトセルとの関連を有するＵＥ（たとえば、限定加入者グループ（ＣＳＧ：closed subscriber group）中のＵＥ、自宅内のユーザのためのＵＥなど）による制限付きアクセスをも可能にし得る。マクロセルのためのｅＮＢはマクロｅＮＢと呼ばれることがある。ピコセルのためのｅＮＢはピコｅＮＢと呼ばれることがある。また、フェムトセルのためのｅＮＢはフェムトｅＮＢまたはホームｅＮＢと呼ばれることがある。ｅＮＢは、１つまたは複数の（たとえば、２つ、３つ、４つなどの）セルをサポートし得る。

[0040]コアネットワーク１３０は、バックホール１３２（たとえば、Ｓ１など）を介してｅＮＢ１０５と通信し得る。ｅＮＢ１０５はまた、たとえば、バックホールリンク１３４（たとえば、Ｘ２など）を介して、および／またはバックホール１３２を介して（たとえば、コアネットワーク１３０を介して）、直接的または間接的に、互いに通信し得る。ワイヤレス通信システム１００は同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、ｅＮＢは同様のフレームおよび／またはゲーティングタイミングを有し得、異なるｅＮＢからの送信は近似的に時間的に整合され得る。非同期動作の場合、ｅＮＢは異なるフレームおよび／またはゲーティングタイミングを有し得、異なるｅＮＢからの送信は時間的に整合されないことがある。本明細書で説明する技法は、同期動作または非同期動作のいずれかのために使用され得る。

[0041]ＵＥ１１５は、ワイヤレス通信システム１００全体にわたって分散され得、各ＵＥ１１５は固定または移動であり得る。ＵＥ１１５は、当業者によって、モバイルデバイス、モバイル局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。ＵＥ１１５は、セルラーフォン、携帯情報端末（ＰＤＡ）、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、時計または眼鏡などのウェアラブルアイテム、ワイヤレスローカルループ（ＷＬＬ）局などであり得る。ＵＥ１１５は、マクロｅＮＢ、ピコｅＮＢ、フェムトｅＮＢ、リレーなどと通信することが可能であり得る。ＵＥ１１５はまた、セルラーもしくは他のＷＷＡＮアクセスネットワーク、またはＷＬＡＮアクセスネットワークなど、異なるアクセスネットワーク上で通信することが可能であり得る。

[0042]システム１００に示された通信リンク１２５は、（たとえば、ＵＥ１１５からｅＮＢ１０５への）アップリンク（ＵＬ）送信を搬送するためのアップリンクおよび／または（たとえば、ｅＮＢ１０５からＵＥ１１５への）ダウンリンク（ＤＬ）送信を搬送するためのダウンリンクを含み得る。ＵＬ送信は逆方向リンク送信と呼ばれることもあり、ＤＬ送信は順方向リンク送信と呼ばれることもある。ダウンリンク送信は、認可スペクトル（たとえば、ＬＴＥ）、無認可スペクトルもしくは共有スペクトルにおけるＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ、またはその両方を使用して行われ得る。同様に、アップリンク送信は、認可スペクトル（たとえば、ＬＴＥ）、無認可スペクトルもしくは共有スペクトルにおけるＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ、またはその両方を使用して行われ得る。

[0043]システム１００のいくつかの実施形態では、無認可スペクトルまたは共有スペクトルにおけるＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａのための様々な展開シナリオが、認可スペクトルにおけるＬＴＥダウンリンク容量が無認可スペクトルにオフロードされ得る補足(supplemental)ダウンリンクモードと、ＬＴＥのダウンリンク容量とアップリンク容量の両方が認可スペクトルから無認可スペクトルにオフロードされ得るキャリアアグリゲーションモードと、基地局（たとえば、ｅＮＢ）とＵＥとの間のＬＴＥダウンリンクおよびアップリンク通信が無認可スペクトルにおいて行われ得るスタンドアロンモードとを含めてサポートされ得る。基地局またはｅＮＢ１０５ならびにＵＥ１１５は、これらのまたは同様の動作モードのうちの１つまたは複数をサポートし得る。ＯＦＤＭＡ通信信号は、無認可および／または認可スペクトルにおけるＬＴＥダウンリンク送信のために通信リンク１２５中で使用され得、一方、ＳＣ−ＦＤＭＡ通信信号は、無認可および／または認可スペクトルにおけるＬＴＥアップリンク送信のために通信リンク１２５中で使用され得る。システム１００などのシステムにおける無認可スペクトルまたは共有スペクトルの展開シナリオまたは動作モードにおけるＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａの実装形態、ならびに無認可スペクトルまたは共有スペクトルにおけるＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａの動作に関する他の特徴および機能に関するさらなる詳細を、図２〜図１６に関して以下に与える。

[0044]次に図２Ａを参照すると、ワイヤレス通信システム２００に、無認可スペクトルまたは共有スペクトルにおいてＬＴＥ／ＬＴＥ−ＡをサポートするＬＴＥネットワークのための補助ダウンリンクモードおよびキャリアアグリゲーションモードの例を示す。システム２００は、図１のシステム１００の部分の一例であり得る。さらに、基地局２０５は図１の基地局１０５の一例であり得、一方、ＵＥ２１５、２１５−ａ、および２１５−ｂは図１のＵＥ１１５の例であり得る。

[0045]システム２００における補助ダウンリンクモードの例では、基地局２０５は、ダウンリンク２２０を使用してＵＥ２１５にＯＦＤＭＡ通信信号を送信し得る。ダウンリンク２２０は、無認可スペクトルにおける周波数Ｆ１に関連付けられる。基地局２０５は、双方向リンク２２５を使用して同じＵＥ２１５にＯＦＤＭＡ通信信号を送信し得、双方向リンク２２５を使用してそのＵＥ２１５からＳＣ−ＦＤＭＡ通信信号を受信し得る。双方向リンク２２５は、認可スペクトルにおける周波数Ｆ４に関連付けられる。無認可スペクトルの中のダウンリンク２２０および認可スペクトルの中の双方向リンク２２５は、同時に動作し得る。ダウンリンク２２０は、基地局２０５にダウンリンク容量のオフロードを与え得る。いくつかの実施形態では、ダウンリンク２２０は、（たとえば、１つのＵＥにアドレス指定された）ユニキャストサービスのサービスのために使用され、または（たとえば、いくつかのＵＥにアドレス指定された）マルチキャストサービスのために使用され得る。このシナリオは、認可スペクトルを使用し、トラフィックおよび／またはシグナリング輻輳の一部を軽減する必要がある、あらゆるサービスプロバイダ（たとえば、従来のモバイルネットワーク事業者またはＭＮＯ）に対して生じ得る。

[0046]システム２００におけるキャリアアグリゲーションモードの一例では、基地局２０５は、双方向リンク２３０を使用してＵＥ２１５−ａにＯＦＤＭＡ通信信号を送信し得、双方向リンク２３０を使用して同じＵＥ２１５−ａからＳＣ−ＦＤＭＡ通信信号を受信し得る。双方向リンク２３０は、無認可スペクトルにおける周波数Ｆ１に関連付けられる。基地局２０５はまた、双方向リンク２３５を使用して同じＵＥ２１５−ａにＯＦＤＭＡ通信信号を送信し得、双方向リンク２３５を使用して同じＵＥ２１５−ａからＳＣ−ＦＤＭＡ通信信号を受信し得る。双方向リンク２３５は、認可スペクトルにおける周波数Ｆ２に関連付けられる。双方向リンク２３０は、基地局２０５にダウンリンク容量およびアップリンク容量のオフロードを与え得る。上記で説明した補助ダウンリンクのように、このシナリオは、認可スペクトルを使用し、トラフィックおよび／またはシグナリング輻輳の一部を軽減する必要がある、あらゆるサービスプロバイダ（たとえば、ＭＮＯ）に対して生じ得る。

[0047]システム２００におけるキャリアアグリゲーションモードの別の例では、基地局２０５は、双方向リンク２４０を使用してＵＥ２１５−ｂにＯＦＤＭＡ通信信号を送信し得、双方向リンク２４０を使用して同じＵＥ２１５−ｂからＳＣ−ＦＤＭＡ通信信号を受信し得る。双方向リンク２４０は、無認可スペクトルにおける周波数Ｆ３に関連付けられる。基地局２０５はまた、双方向リンク２４５を使用して同じＵＥ２１５−ｂにＯＦＤＭＡ通信信号を送信し得、双方向リンク２４５を使用して同じＵＥ２１５−ｂからＳＣ−ＦＤＭＡ通信信号を受信し得る。双方向リンク２４５は、認可スペクトルにおける周波数Ｆ２に関連付けられる。双方向リンク２４０は、基地局２０５にダウンリンク容量およびアップリンク容量のオフロードを与え得る。この例および上記で与えた例は、説明のために提示したものであり、容量オフロードのために認可スペクトルまたは無認可スペクトルにおいてＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａを組み合わせる他の同様の動作モードまたは展開シナリオがあり得る。

[0048]上記で説明したように、認可スペクトルまたは無認可スペクトルにおいてＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａを使用することによって提供される容量オフロードから利益を得ることがある典型的なサービスプロバイダは、ＬＴＥスペクトルを用いる従来のＭＮＯである。これらのサービスプロバイダにとって、運用上の構成は、認可スペクトル上でＬＴＥ１次コンポーネントキャリア（ＰＣＣ）を使用し、無認可スペクトル上で無認可または共有スペクトル２次コンポーネントキャリア（ＳＣＣ）においてＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａを使用するブートストラップモード（たとえば、補助ダウンリンク、キャリアアグリゲーション）を含み得る。

[0049]キャリアアグリゲーションモードでは、データおよび制御は、概して、ＬＴＥ（たとえば、双方向リンク２２５、２３５、および２４５）で通信され得、一方、データは、概して、無認可スペクトルまたは共有スペクトル（たとえば、双方向リンク２３０および２４０）においてＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａで通信され得る。無認可スペクトルまたは共有スペクトルにおいてＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａを使用するときにサポートされるキャリアアグリゲーション機構は、ハイブリッド周波数分割複信−時分割複信（ＦＤＤ−ＴＤＤ）キャリアアグリゲーション、またはコンポーネントキャリアにわたって異なる対称性を伴うＴＤＤ−ＴＤＤキャリアアグリゲーションの範疇に入り得る。

[0050]図２Ｂに、無認可スペクトルまたは共有スペクトルにおけるＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａのためのスタンドアロンモードの一例を示すワイヤレス通信システム２５０を示す。システム２５０は、図１のシステム１００の部分の一例であり得る。さらに、基地局２０５は、図１および／または図２Ａを参照しながら説明した基地局１０５および／または２０５の一例であり得、一方、ＵＥ２１５−ｃは、図１および／または図２ＡのＵＥ１１５および／または２１５の一例であり得る。

[0051]システム２５０におけるスタンドアロンモードの例では、基地局２０５は、双方向リンク２５５を使用してＵＥ２１５−ｃにＯＦＤＭＡ通信信号を送信し得、双方向リンク２５５を使用してＵＥ２１５−ｃからＳＣ−ＦＤＭＡ通信信号を受信し得る。双方向リンク２５５は、図２Ａに関して上記で説明した無認可スペクトルにおける周波数Ｆ３に関連付けられ得る。スタンドアロンモードは、スタジアム内アクセス（たとえば、ユニキャスト、マルチキャスト）などの非従来型ワイヤレスアクセスシナリオにおいて使用され得る。この動作モードの典型的なサービスプロバイダは、認可スペクトルを有しないスタジアムオーナー、ケーブル会社、イベントホスト、ホテル、企業または大規模会社であり得る。

[0052]いくつかの実施形態では、図１、図２Ａ、および／または図２Ｂを参照しながら説明したｅＮＢ１０５および／もしくは２０５または図１、図２Ａ、および／または図２Ｂを参照しながら説明したＵＥ１１５および／もしくは２１５などの送信デバイスは、無認可スペクトルのチャネルへのアクセスを獲得するためにゲーティング間隔を使用し得る。ゲーティング間隔は、ＥＴＳＩ（ＥＮ３０１ ８９３）において指定されているＬＢＴプロトコルに基づくリスンビフォートーク（ＬＢＴ：Listen Before Talk）などの競合ベースプロトコルの適用を定義し得る。ＬＢＴプロトコルの適用を定義するゲーティング間隔を使用するとき、ゲーティング間隔は、送信デバイスがクリアチャネルアセスメント（ＣＣＡ）を実行する必要があるときを示し得る。ＣＣＡの結果は、無認可スペクトルのチャネルが利用可能であるか、または使用中であるかを送信デバイスに示す。チャネルが利用可能である（たとえば、使用「可」である）ことをＣＣＡが示すと、ゲーティング間隔は、通常はあらかじめ定義された送信期間の間、送信デバイスがチャネルを使用することを許可し得る。チャネルが利用可能でない（たとえば、使用中または予約済みである）ことをＣＣＡが示すと、ゲーティング間隔は、送信デバイスが送信期間中にチャネルを使用するのを妨げ得る。

[0053]場合によっては、送信デバイスが、周期的にゲーティング間隔を生成し、周期的フレーム構造の少なくとも１つの境界とゲーティング間隔の少なくとも１つの境界を同期させることが有用であり得る。たとえば、無認可スペクトルにおいてセルラーダウンリンクのための周期的ゲーティング間隔を生成し、セルラーダウンリンクに関連する周期的フレーム構造（たとえば、ＬＴＥ無線フレーム）の少なくとも１つの境界と周期的ゲーティング間隔の少なくとも１つの境界を同期させることが有用であり得る。そのような同期の例を図３に示す。

[0054]図３に、無認可スペクトルにおけるセルラーダウンリンクのための無認可フレーム／間隔３０５、３１５、および／または３２５の例３００を示す。無認可フレーム／間隔３０５、３１５、および／または３２５は、無認可スペクトルを介した送信をサポートするｅＮＢによって周期的ゲーティング間隔として使用され得る。そのようなｅＮＢの例としては、図１、図２Ａ、および／または図２Ｂを参照しながら説明したアクセスポイント１０５および／またはｅＮＢ２０５があり得る。無認可フレーム／間隔３０５、３１５、および／または３２５は、図１、図２Ａ、および／または図２Ｂを参照しながら説明したシステム１００、２００、および／または２５０とともに使用され得る。

[0055]例として、無認可フレーム／間隔３０５の持続時間を、セルラーダウンリンクに関連する周期的フレーム構造のＬＴＥ無線フレーム３１０に等しい（またはそれにほぼ等しい）ものとして示してある。いくつかの実施形態では、「ほぼ等しい」は、無認可フレーム／間隔３０５の持続時間が周期的フレーム構造の持続時間のサイクリックプレフィックス（ＣＰ）持続時間内にあることを意味する。

[0056]無認可フレーム／間隔３０５の少なくとも１つの境界は、ＬＴＥ無線フレームＮ−１〜Ｎ＋１を含む周期的フレーム構造の少なくとも１つの境界と同期され得る。場合によっては、無認可フレーム／間隔３０５は、周期的フレーム構造のフレーム境界と整合された境界を有し得る。他の場合には、無認可フレーム／間隔３０５は、周期的フレーム構造のフレーム境界と同期されているが、それからオフセットされている境界を有し得る。たとえば、無認可フレーム／間隔３０５の境界は、周期的フレーム構造のサブフレーム境界と整合されるか、または周期的フレーム構造のサブフレーム中間点境界（たとえば、特定のサブフレームの中間点）と整合され得る。

[0057]場合によっては、周期的フレーム構造は、ＬＴＥ無線フレームＮ−１〜Ｎ＋１を含み得る。各ＬＴＥ無線フレーム３１０は、たとえば、１０ミリ秒の持続時間を有し得、無認可フレーム／間隔３０５も、１０ミリ秒の持続時間を有し得る。これらの場合、無認可フレーム／間隔３０５の境界は、ＬＴＥ無線フレームのうちの１つ（たとえば、ＬＴＥ無線フレーム（Ｎ））の境界（たとえば、フレーム境界、サブフレーム境界、またはサブフレーム中間点境界）と同期され得る。

[0058]例として、無認可フレーム／間隔３１５および３２５の持続時間を、セルラーダウンリンクに関連する周期的フレーム構造の持続時間の約数（またはそれのほぼ約数）であるものとして示してある。いくつかの実施形態では、「〜のほぼ約数」は、無認可フレーム／間隔３１５、３２５の持続時間が周期的フレーム構造の約数（たとえば、１／２または１／１０）の持続時間のサイクリックプレフィックス（ＣＰ）持続時間内にあることを意味する。たとえば、無認可フレーム／間隔３１５は、５ミリ秒の持続時間を有し得、無認可フレーム／間隔３２５は、１または２ミリ秒の持続時間を有し得る。

[0059]図４に、無認可フレーム／間隔４０５の例示的な使用４００を示す。いくつかの実施形態では、無認可フレーム／間隔４０５は、図１、図２Ａ、および／または図２Ｂを参照しながら説明したｅＮＢ１０５および／または２０５のうちの１つまたは複数によって使用されるフレームの例であり得る。無認可フレーム／間隔４０５は、ＣＣＡスロット期間４１５、送信要求（Request to Send：ＲＴＳ）信号期間４２０、送信可（Clear to Send：ＣＴＳ）信号期間４２５、および／またはいくつかのデータサブフレーム４３０、４３１、４３２、４３３を含むチャネル占有期間４１０を定義し得る。場合によっては、無認可フレーム／間隔４０５は、５または１０ミリ秒の持続時間を有し得る。

[0060]ＣＣＡスロット期間４１５は、１つまたは複数のＣＣＡスロットを含み得る。場合によっては、ＣＣＡスロットのうちの１つは、無認可スペクトルの利用可能性を決定するためにＣＣＡを実行するためにｅＮＢによって擬似ランダムに選択され得る。ＣＣＡスロットは、同じ事業者展開のｅＮＢの一部または全部がＣＣＡスロットのうちの共通する１つの中でＣＣＡを実行し、異なる事業者展開のｅＮＢがＣＣＡスロットのうちの異なる複数の中でＣＣＡを実行するように擬似ランダムに選択され得る。無認可フレーム／間隔４０５の連続する事例では、ＣＣＡスロットの擬似ランダム選択は、異なる事業者展開がＣＣＡスロットの第１のスロットを選択するという結果になり得る。このようにして、いくつかの事業者展開の各々は、ＣＣＡを実行する最初の機会を与えられ得る（たとえば、第１の事業者展開が、１つの無認可フレーム／間隔中の最初のＣＣＡスロットを選択し得、第２の事業者展開が、後続のフレーム／間隔中の最初のＣＣＡスロットを選択し得るなど）。いくつかの事例では、ＣＣＡスロットはそれぞれ、約２０マイクロ秒の持続時間を有し得る。

[0061]ｅＮＢが、無認可スペクトルの利用可能性を決定するためにＣＣＡを実行し、無認可スペクトルが利用可能であると決定すると、ｅＮＢは、１つまたは複数のデータサブフレーム４３０、４３１、４３２、４３３を送信するための送信期間を予約し得る。場合によっては、複数の協調ｅＮＢ（たとえば、２つ以上の協調ｅＮＢ）は、送信期間を予約し、データを送信し得る。２つ以上のｅＮＢによる送信期間の同時使用は、直交送信、多重化送信、ならびに／または協調ｅＮＢのセットによって採用される他の時間および／もしくは周波数共有機構の使用の結果として可能になり得る。

[0062]オプションで、ＲＴＳ信号期間４２０がＵＥにＲＴＳ信号を送るために使用され、それによって、ＵＥに、それ自体のＣＣＡを実行させ得る。これらの場合、ＣＴＳ信号期間４２５は、ＵＥのＣＣＡが成功したかどうかを示すＣＴＳ信号を受信し、ＵＥのＣＣＡが成功したとき、ＵＥからのＨＡＲＱフィードバックの受信のためにデータフレーム４０５のアップリンク部分の少なくとも一部を予約するために使用され得る。

[0063]ＵＥに１つまたは複数のデータサブフレーム４３０、４３１、４３２、４３３の各々を送信すると、ＵＥは、ＨＡＲＱフィードバックメッセージ４４５、４４６、４４７、４４８でｅＮＢに応答し得る。例として、ＨＡＲＱフィードバックメッセージ４４５、４４６、４４７、４４８は、ｅＮＢに、（たとえば、確認応答（ＡＣＫ）または否定確認応答（ＮＡＣＫ）を介して）１つまたは複数のデータサブフレーム４３０、４３１、４３２、４３３がＵＥによってうまく受信され、復号されたかどうかを示し得る。場合によっては、ＨＡＲＱフィードバックは、１つまたは複数のデータサブフレーム４３０、４３１、４３２、４３３の各々について別個のＨＡＲＱフィードバックメッセージ４４５、４４６、４４７、４４８として送信され得る。各ＨＡＲＱフィードバックメッセージ（たとえば、ＨＡＲＱフィードバックメッセージ４４５）は、ＵＥによる対応するデータサブフレーム（たとえば、データサブフレーム４３０）の受信に続く復号遅延４４０の後に送信され得る。

[0064]図５に、無認可データフレーム５０５または間隔の別の例示的な使用５００を示す。いくつかの実施形態では、無認可データフレーム５０５または間隔は、図１、図２Ａ、および／または図２Ｂを参照しながら説明したｅＮＢ１０５および／または２０５のうちの１つまたは複数によって使用されるフレームの一例であり得る。無認可データフレーム５０５または間隔は、ＣＣＡスロット期間５１５、ＲＴＳ信号期間５２０、ＣＴＳ信号期間５２５、および／またはいくつかのデータサブフレーム５３０、５３１、５３２、５３３、５３４を含むチャネル占有期間５１０を定義し得る。場合によっては、無認可データフレーム５０５または間隔は、５または１０ミリ秒の持続時間を有し得る。

[0065]ＣＣＡスロット期間５１５は、１つまたは複数のＣＣＡスロットを含み得る。場合によっては、ＣＣＡスロットのうちの１つは、無認可スペクトルの利用可能性を決定するためにＣＣＡを実行するためにｅＮＢによって擬似ランダムに選択され得る。ＣＣＡスロットは、同じ事業者展開のｅＮＢの一部または全部がＣＣＡスロットのうちの共通する１つの中でＣＣＡを実行し、異なる事業者展開のｅＮＢがＣＣＡスロットのうちの異なる複数の中でＣＣＡを実行するように擬似ランダムに選択され得る。無認可フレーム／間隔４０５の連続するインスタンスでは、ＣＣＡスロットの擬似ランダム選択は、異なる事業者展開がＣＣＡスロットのうちの最初のスロットを選択するという結果になり得る。このようにして、いくつかの事業者展開の各々は、ＣＣＡを実行する最初の機会を与えられ得る（たとえば、第１の事業者展開が、１つの無認可フレーム／間隔中の最初のＣＣＡスロットを選択し得、第２の事業者展開が、後続のフレーム／間隔中の最初のＣＣＡスロットを選択し得るなど）。いくつかの事例では、ＣＣＡスロットはそれぞれ、約２０マイクロ秒の持続時間を有し得る。

[0066]ｅＮＢが、無認可スペクトルの利用可能性を決定するためにＣＣＡを実行し、無認可スペクトルが利用可能であると決定すると、ｅＮＢは、１つまたは複数のデータサブフレーム５３０、５３１、５３２、５３３、５３４を送信するための送信期間を予約し得る。場合によっては、複数の協調ｅＮＢ（たとえば、２つ以上の協調ｅＮＢ）は、送信期間を予約し、データを送信し得る。２つ以上のｅＮＢによる送信期間の同時使用は、直交送信、多重化送信、ならびに／または協調ｅＮＢのセットによって採用される他の時間および／もしくは周波数共有機構の使用の結果として可能になり得る。

[0067]オプションで、ＲＴＳ信号期間５２０がＵＥにＲＴＳ信号を送るために使用され、それによって、ＵＥに、それ自体のＣＣＡを実行させ得る。これらの場合、ＣＴＳ信号期間５２５は、ＵＥのＣＣＡが成功したかどうかを示すＣＴＳ信号を受信し、ＵＥのＣＣＡが成功したとき、ＵＥからのＨＡＲＱフィードバックの受信のためにデータフレーム５０５のアップリンク部分の少なくとも一部を予約するために使用され得る。たとえば、ｅＮＢは、無認可スペクトルを介したチャネルアクセスを予約するために送信要求（ＲＴＳ）信号を送信し、ＲＴＳ信号に応答して、送信のために無認可スペクトルがいつ利用可能であるかを識別するＣＴＳ信号を受信し得る。追加または代替として、ｅＮＢは、送信のために無認可スペクトルがいつ利用可能であるかを示すためにそれ自体にＣＴＳ信号を送信し得る。

[0068]ＵＥに１つまたは複数のデータサブフレーム５３０、５３１、５３２、５３３の各々を送信すると、ＵＥは、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージ５４５でｅＮＢに応答し得る。例として、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージ５４５は、ｅＮＢに、（たとえば、データサブフレーム５３０、５３１、５３２、５３３のグループに対する確認応答（ＡＣＫ）または否定確認応答（ＮＡＣＫ）を介して）１つまたは複数のデータサブフレーム５３０、５３１、５３２、５３３がＵＥによってうまく受信され、復号されたかどうかを示し得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージ５４５は、場合によっては、ＨＡＲＱ識別子ごとのコードワードごとのシングルビットを含み得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージ５４５はビットマップを含み得、当該ビットマップは、当該ビットマップ中の位置に基づいて、ＨＡＲＱプロセス識別子を示す。

[0069]グループＨＡＲＱフィードバックメッセージ５４５は、ＵＥによる、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージに対応する最後のデータサブフレーム（たとえば、データサブフレーム５３０）の受信に続く復号遅延５４０の後に送信され得る。

[0070]図６に、無認可データフレーム６０５または間隔の別の例示的な使用６００を示す。いくつかの実施形態では、無認可データフレーム６０５または間隔は、図１、図２Ａ、および／または図２Ｂを参照しながら説明したｅＮＢ１０５および／または２０５のうちの１つまたは複数によって使用されるフレームの一例であり得る。無認可データフレーム６０５または間隔は、ＣＣＡスロット期間６１５および／またはいくつかのデータサブフレーム６３０、６３１、６３２、６３３、６３４を含むチャネル占有期間６１０を定義し得る。場合によっては、無認可データフレーム６０５または間隔は、５または１０ミリ秒の持続時間を有し得る。

[0071]ＣＣＡスロット期間６１５は、１つまたは複数のＣＣＡスロットを含み得る。場合によっては、ＣＣＡスロットのうちの１つは、無認可スペクトルの利用可能性を決定するためにＣＣＡを実行するためにｅＮＢによって擬似ランダムに選択され得る。ＣＣＡスロットは、同じ事業者展開のｅＮＢの一部または全部がＣＣＡスロットのうちの共通する１つの中でＣＣＡを実行し、異なる事業者展開のｅＮＢがＣＣＡスロットのうちの異なる複数の中でＣＣＡを実行するように擬似ランダムに選択され得る。無認可フレーム／間隔４０５の連続するインスタンスでは、ＣＣＡスロットの擬似ランダム選択は、異なる事業者展開がＣＣＡスロットのうちの最初のスロットを選択するという結果になり得る。このようにして、いくつかの事業者展開の各々は、ＣＣＡを実行する最初の機会を与えられ得る（たとえば、第１の事業者展開が、１つの無認可フレーム／間隔中の最初のＣＣＡスロットを選択し得、第２の事業者展開が、後続のフレーム／間隔中の最初のＣＣＡスロットを選択し得るなど）。いくつかの事例では、ＣＣＡスロットはそれぞれ、約２０マイクロ秒の持続時間を有し得る。

[0072]ｅＮＢが、無認可スペクトルの利用可能性を決定するためにＣＣＡを実行し、無認可スペクトルが利用可能であると決定すると、ｅＮＢは、１つまたは複数のデータサブフレーム６３０、６３１、６３２、６３３、６３４を送信するための送信期間を予約し得る。場合によっては、複数の協調ｅＮＢ（たとえば、２つ以上の協調ｅＮＢ）は、送信期間を予約し、データを送信し得る。２つ以上のｅＮＢによる送信期間の同時使用は、直交送信、多重化送信、ならびに／または協調ｅＮＢのセットによって採用される他の時間および／もしくは周波数共有機構の使用の結果として可能になり得る。

[0073]ＵＥに１つまたは複数のデータサブフレーム６３０、６３１、６３２、６３３、６３４の各々を送信すると、ＵＥは、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージ６７０でｅＮＢに応答し得る。例として、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージ６７０は、ｅＮＢに、（たとえば、データサブフレーム６３０、６３１、６３２、６３３、６３４のグループに対する確認応答（ＡＣＫ）または否定確認応答（ＮＡＣＫ）を介して）１つまたは複数のデータサブフレーム６３０、６３１、６３２、６３３、６３４がＵＥによってうまく受信され、復号されたかどうかを示し得る。ＨＡＲＱフィードバックメッセージ４４５、４４６、４４７、４４８は、場合によっては、ＨＡＲＱ識別子ごとのコードワードごとのビットからなり得る。

[0074]図５を参照しながら説明したこととは対照的に、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージ６７０は、次のデータフレーム中に、次のデータフレーム中にアップリンク許可６５０を受信したことに応答して、あるいは１つまたは複数のデータサブフレーム６３０、６３１、６３２、６３３、６３４が送信されたデータフレームの後しばらくして送信され得る。アップリンク許可６５０により、ＵＥは、ＣＣＡ期間６６５中にそれ自体のＣＣＡを実行し、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージ６７０を送信し、次いで、少なくとも１つのデータサブフレーム６８０、６８１、６８２を送信するようになり得る。アップリンク許可６５０は、場合によっては、物理ダウンリンク共有チャネル（ＰＤＳＣＨ：Physical Downlink Shared Channel）または物理アップリンク共有チャネル（ＰＵＳＣＨ：Physical Uplink Shared Channel）許可を含み、ＨＡＲＱ識別子と新しいデータインジケータとに関連付けられ得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージ６７０は、場合によっては、他のアップリンクデータとともに送信され得る。

[0075]無認可データフレーム６０５または間隔の例示的な使用６００は、別個の物理ＨＡＲＱインジケータチャネル（ＰＨＩＣＨ）の必要を除去し得る。

[0076]図７Ａを参照すると、ブロック図７００に、様々な実施形態による、ワイヤレス通信において使用するためのデバイス７０５を示す。いくつかの実施形態では、デバイス７０５は、図１、図２Ａ、および／または図２Ｂを参照しながら説明したｅＮＢ１０５、および／または２０５の１つまたは複数の態様の一例であり得る。デバイス７０５はまた、プロセッサであり得る。デバイス７０５は、受信機モジュール７１０、ｅＮＢ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール７２０、および／または送信機モジュール７３０を含み得る。これらの構成要素の各々は互いと通信していることがある。

[0077]デバイス７０５の構成要素は、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部または全部を実行するように適応された１つまたは複数の特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）とともに、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、１つまたは複数の他の処理ユニット（またはコア）によって、１つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の実施形態では、当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路（たとえば、ストラクチャード／プラットフォームＡＳＩＣ、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）、および他のセミカスタムＩＣ）が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的にまたは部分的に、１つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。

[0078]いくつかの実施形態では、受信機モジュール７１０は、認可スペクトルおよび／または無認可スペクトルの中で伝送を受信するように動作可能なＲＦ受信機などの無線周波数（ＲＦ）受信機であるか、またはそれを含み得る。受信機モジュール７１０は、図１、図２Ａ、および／または図２Ｂを参照しながら説明したワイヤレス通信システム１００、２００、および／または２５０の１つもしくは複数の通信リンクなど、認可スペクトルおよび無認可スペクトルを含むワイヤレス通信システムの１つまたは複数の通信リンクを介して様々なタイプのデータおよび／または制御信号（すなわち、送信）を受信するために使用され得る。

[0079]いくつかの実施形態では、送信機モジュール７３０は、認可スペクトルおよび／または無認可スペクトルにおいて送信するように動作可能なＲＦ送信機などのＲＦ送信機であるか、またはそれを含み得る。送信機モジュール７３０は、図１、図２Ａ、および／または図２Ｂを参照しながら説明したワイヤレス通信システム１００、２００、および／または２５０の１つもしくは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの１つまたは複数の通信リンクを介して様々なタイプのデータおよび／または制御信号（すなわち、送信）を送信するために使用され得る。

[0080]いくつかの実施形態または動作モードでは（たとえば、デバイス７０５とＵＥとの間の同期動作モードでは）、ｅＮＢ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール７２０は、ＵＥに無認可スペクトルでデータフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットを送信し得る。１つまたは複数のデータサブフレームのセットは、送信期間（たとえば、データフレームの送信期間）中に送信され得る。データフレーム５０５の１つまたは複数のデータサブフレーム５３０、５３１、５３２、５３３、５３４のセットの例示的な送信について、図５を参照しながら説明した。ｅＮＢ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール７２０はまた、複数のデータサブフレームのためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを受信し得る。一例では、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、周期的にまたはトリガに応答してのいずれかで受信され得る。一例では、トリガは、ＵＥからグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを引き出すために、ｅＮＢ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール７２０によって発行され得る。別の例では、ｅＮＢ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール７２０は、所定の時間間隔で周期的にＵＥからグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを受信し得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、送信期間中にＵＥから無認可スペクトルで受信され得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが受信された複数のデータサブフレームは、１つまたは複数のデータサブフレームの送信されたセット中のデータサブフレームのうちの少なくとも１つ（たとえば、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの１つ、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの２つ以上、あるいは１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちのすべて）を含み得る。オプションで、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが受信された複数のデータサブフレームはまた、または代替的に、前のデータフレーム中に送信された１つまたは複数のデータサブフレームを含み得る（すなわち、ＨＡＲＱフィードバックメッセージは、前のデータフレーム中に送信されたデータサブフレームのうちの１つまたは複数についてのＨＡＲＱフィードバック情報を含み得る）。複数のデータサブフレーム５３０、５３１、５３２、５３３のためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ５４５の例示的な受信について、図５を参照しながら説明した。

[0081]いくつかの実施形態または動作モードでは（たとえば、デバイス７０５とＵＥとの間の非同期動作モードでは）、ｅＮＢ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール７２０は、ＵＥに無認可スペクトルでデータフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットを送信し得る。１つまたは複数のデータサブフレームのセットは、送信期間（たとえば、データフレームの送信期間）中に送信され得る。データフレーム６０５の１つまたは複数のデータサブフレーム６３０、６３１、６３２、６３３、６３４のセットの例示的な送信について、図６を参照しながら説明した。ｅＮＢ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール７２０はまた、ＵＥに無認可スペクトルでアップリンク許可を送信し得る。アップリンク許可は、送信期間の後に（たとえば、次のデータフレームの次の送信期間中に）送信され得る。アップリンク許可６５０の例示的な送信について、図６を参照しながら説明した。ｅＮＢ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール７２０は、次いで、複数のデータサブフレームのためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを受信し得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、アップリンク許可に応答して無認可スペクトルで受信され得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが受信された複数のデータサブフレームは、１つまたは複数のデータサブフレームの送信されたセット中のデータサブフレームのうちの少なくとも１つ（たとえば、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの１つ、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの２つ以上、あるいは１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちのすべて）を含み得る。オプションで、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが受信された複数のデータサブフレームはまた、または代替的に、前のデータフレーム中に送信された１つまたは複数のデータサブフレームを含み得る（すなわち、ＨＡＲＱフィードバックメッセージは、前のデータフレーム中に送信されたデータサブフレームのうちの１つまたは複数についてのＨＡＲＱフィードバック情報を含み得る）。複数のデータサブフレーム６３０、６３１、６３２、６３３、６３４のためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ６７０の例示的な受信について、図６を参照しながら説明した。

[0082]図７Ｂを参照すると、ブロック図７５０に、様々な実施形態による、ワイヤレス通信において使用するためのデバイス７５５を示す。いくつかの実施形態では、デバイス７５５は、図１、図２Ａ、図２Ｂ、および／または図７を参照しながら説明したｅＮＢ１０５、２０５、および／または７０５の１つまたは複数の態様の一例であり得る。デバイス７５５はまた、プロセッサであり得る。デバイス７５５は、受信機モジュール７１２、ｅＮＢ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール７６０、ＣＣＡモジュール７６１、および／または送信機モジュール７３２を含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。

[0083]デバイス７５５の構成要素は、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部または全部を実行するように適応された１つまたは複数のＡＳＩＣとともに、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、１つまたは複数の他の処理ユニット（またはコア）によって、１つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の実施形態では、当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路（たとえば、ストラクチャード／プラットフォームＡＳＩＣ、ＦＰＧＡ、および他のセミカスタムＩＣ）が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的にまたは部分的に、１つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。

[0084]いくつかの実施形態では、受信機モジュール７１２は、認可スペクトル（たとえば、ＬＴＥスペクトル）および／または無認可スペクトルの中で伝送を受信するように動作可能なＲＦ受信機などのＲＦ受信機を含み得る。ＲＦ受信機は、認可スペクトルおよび無認可スペクトルのための別個の受信機を含み得る。別個の受信機は、場合によっては、ＬＴＥシステムフレーム番号（ＳＦＮ）モジュール７１４およびＬＴＥフレームシーケンス番号モジュール７１６の形態をとり得る。ＬＴＥ ＳＦＮモジュール７１４は、ＳＦＮの使用に従ってＬＴＥフレームを受信するために使用され得、ＬＴＥフレームシーケンス番号モジュール７１６は、シーケンス番号の使用に従って無認可スペクトルまたは共有スペクトル中でＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａからフレームを受信するために使用され得る。シーケンス番号は、ｅＮＢにおけるＣＣＡプロシージャが各試みにおいてチャネルをキャプチャしないときのＵＥにおけるあいまいさを解決するために、無認可スペクトルにおいてＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａにおけるフレームのシーケンスまたは何らかの順序を識別するために使用され得る。すなわち、シーケンス番号は、ＳＦＮに加えて、ｅＮＢによる無認可スペクトルを介した送信の成功を識別し得る。無認可スペクトル動作または共有スペクトル動作においてＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａのためにデバイス７５５が使用されるとき、ＬＴＥ ＳＦＮモジュール７１４は、（点線によって示すように）オプションであり得る。モジュール７１４および／または７１６を含む受信機モジュール７１２は、図１、図２Ａ、および／または図２Ｂを参照しながら説明したワイヤレス通信システム１００、２００、および／または２５０の１つまたは複数の通信リンクなど、認可スペクトルと無認可スペクトルとを含むワイヤレス通信システムの１つまたは複数の通信リンクを介して、様々なタイプのデータおよび／または制御信号（すなわち、伝送）を受信するために使用され得る。デバイス７５５が典型的には無認可スペクトルで動作するとき、ＬＴＥ ＳＦＮモジュール７１４は、（点線によって示すように）オプションであり得る。

[0085]いくつかの実施形態では、送信機モジュール７３２は、認可スペクトルおよび／または無認可スペクトルにおいて送信するように動作可能なＲＦ送信機などのＲＦ送信機であるか、またはそれを含み得る。ＲＦ送信機は、認可スペクトルおよび無認可スペクトルに対して別個の送信機を含み得る。別個の送信機は、場合によっては、ＬＴＥ ＳＦＮモジュール７３４およびＬＴＥフレームシーケンス番号モジュール７３６の形態をとり得る。ＬＴＥ ＳＦＮモジュール７３４は、ＳＦＮの使用に従ってＬＴＥフレームを受信するために使用され得、ＬＴＥフレームシーケンス番号モジュール７３６は、シーケンス番号の使用に従って無認可スペクトルまたは共有スペクトル中でＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａからフレームを受信するために使用され得る。無認可スペクトル動作または共有スペクトル動作においてＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａのためにデバイス７５５が使用されるとき、ＬＴＥ ＳＦＮモジュール７３４は、（点線によって示すように）オプションであり得る。モジュール７３４および／または７３６を含む送信機モジュール７３２は、図１、図２Ａ、および／または図２Ｂを参照しながら説明したワイヤレス通信システム１００、２００、および／または２５０の１つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの１つまたは複数の通信リンクを介して、様々なタイプのデータおよび／または制御信号（すなわち、伝送）を送信するために使用され得る。デバイス７５５が典型的には無認可スペクトルで動作するとき、ＬＴＥ ＳＦＮモジュール７３４は、（点線によって示すように）オプションであり得る。

[0086]いくつかの実施形態では、ＣＣＡモジュール７６１は、無認可スペクトルの利用可能性を決定するためにＣＣＡを実行し得る。無認可スペクトルが利用可能であるという決定が行われると、無認可スペクトルは、ＣＣＡが適用されるデータフレーム中にアクセスされ得る。ＣＣＡモジュール７６１は、それが無認可スペクトルにアクセスしたいと望むデータフレームごとにそれぞれのＣＣＡを実行し得る。

[0087]ｅＮＢ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール７６０は、図７Ａを参照しながら説明したｅＮＢ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール７２０の一例であり得、ＲＴＳ／ＣＴＳモジュール７６２、ＤＬ同期ＨＡＲＱモジュール７６３、および／またはＤＬ非同期ＨＡＲＱモジュール７６５を含み得る。これらの構成要素の各々は互いと通信していることがある。

[0088]ＲＴＳ／ＣＴＳモジュール７６２は、（たとえば、ＣＣＡモジュール７６１を使用するのではなく、または、そうすることとともに）無認可スペクトルを介したチャネルアクセスを要求し、予約するために使用され得る。たとえば、デバイス７５５とＵＥとの間で同期動作モードで動作するとき、ＲＴＳ／ＣＴＳモジュール７６２は、ＵＥに無認可スペクトルでＲＴＳメッセージを送信し得る。ＲＴＳメッセージは、送信機モジュール７３２のＬＴＥフレームシーケンス番号モジュール７３６を介して送信され得る。ＲＴＳメッセージは、ＣＣＡを実行した後に送信され得、ＵＥもＣＣＡを実行する必要があることをＵＥにシグナリングし得る。ＣＣＡを実行することに成功すると、ＵＥは、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージの送信のために無認可スペクトルを予約し得る。追加または代替として、ＲＴＳ／ＣＴＳモジュール７６２は、ＣＣＡモジュール８６１とは無関係に使用され得る。いくつかの例では、ＵＥはまた、無認可スペクトルでＣＴＳメッセージを送信し得る。ＣＴＳメッセージは、ＲＴＳ／ＣＴＳモジュール７６２によってＵＥから受信され得、ＤＬ同期ＨＡＲＱモジュール７６３に、ＵＥからグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを受信するために送信期間のアップリンク部分を予約することを行わせ得る。ＣＴＳメッセージは、受信機モジュール７１２のＬＴＥフレームシーケンス番号モジュール７１６を介して受信され得る。追加または代替として、ＲＴＳ／ＣＴＳモジュール７６２は、送信のために無認可スペクトルがいつ利用可能であるかを示すためにそれ自体に自分宛のＣＴＳメッセージを送信し得る。

[0089]ＤＬ同期ＨＡＲＱモジュール７６３は、デバイス７５５とＵＥとの間の同期動作モードにおいて使用され得る。そのようなモードでは、ＤＬ同期ＨＡＲＱモジュール７６３は、ＵＥに無認可スペクトルでデータフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットを送信し得る。１つまたは複数のデータサブフレームのセットは、送信期間（たとえば、データフレームの送信期間）中に送信され得、送信機モジュール７３２のＬＴＥフレームシーケンス番号モジュール７３６を介して送信され得る。いくつかの実施形態では、データフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットは、送信期間のダウンリンク部分中に送信され得る。データフレーム５０５の１つまたは複数のデータサブフレーム５３０、５３１、５３２、５３３、５３４のセットの例示的な送信について、図５を参照しながら説明した。

[0090]デバイス７５５とＵＥとの間で同期動作モードで動作するとき、ＨＡＲＱフィードバックモジュール７６４は、複数のデータサブフレームのためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを受信し得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、送信期間中にＵＥから無認可スペクトルで受信され得、受信機モジュール７１２のＬＴＥフレームシーケンス番号モジュール７１６を介して受信され得る。場合によっては、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、送信期間のダウンリンク部分の後に受信され得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが受信された複数のデータサブフレームは、１つまたは複数のデータサブフレームの送信されたセット中のデータサブフレームのうちの少なくとも１つ（たとえば、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの１つ、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの２つ以上、あるいは１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちのすべて）を含み得る。オプションで、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが受信された複数のデータサブフレームはまた、または代替的に、前のデータフレーム中に送信された１つまたは複数のデータサブフレームを含み得る（すなわち、ＨＡＲＱフィードバックメッセージは、前のデータフレーム中に送信されたデータサブフレームのうちの１つまたは複数についてのＨＡＲＱフィードバック情報を含み得る）。複数のデータサブフレーム５３０、５３１、５３２、５３３のためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ５４５の例示的な受信について、図５を参照しながら説明した。

[0091]場合によっては、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが受信された複数のデータサブフレームは、１つまたは複数のデータサブフレームの送信されたセットのサブセットを含み得る（すなわち、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、１つまたは複数のデータサブフレームのセットのサブセットについてのＨＡＲＱフィードバック情報を含み得る）。これらの場合、ＨＡＲＱフィードバックモジュール７６４はまた、１つまたは複数のデータサブフレームの送信されたセットの残りのサブセットのための次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを受信し得る。次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、次の送信期間中にＵＥから無認可スペクトルで受信され得る。次の送信期間は、場合によっては、次のデータフレーム中にあり得る。次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージが受信されたデータサブフレームの残りのサブセットは、１つまたは複数のデータサブフレームの送信されたセットの残りのサブセット（たとえば、現在の送信期間またはデータフレーム中に受信されたＨＡＲＱフィードバックメッセージ中にＨＡＲＱフィードバック情報が含まれていなかったデータサブフレーム）を含み得る。オプションで、次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージはまた、次の送信期間中に（たとえば、次のデータフレーム中に）送信される１つまたは複数のデータサブフレームについてのＨＡＲＱフィードバック情報を含み得る。

[0092]場合によっては、ＨＡＲＱフィードバックモジュール７６４によって受信されたグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ（および、受信された場合、次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ）は、ＵＥによって復号されたいくつかのデータサブフレームの各々に対する確認応答を含み得る。ＨＡＲＱフィードバックモジュール７６４によって受信されたグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ（および、送信された場合、次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ）はまた、ＵＥによって復号されなかった（または正しく復号されなかった）いくつかのデータサブフレームの各々に対する否定確認応答を含み得る。

[0093]場合によっては、ＨＡＲＱフィードバックモジュール７６４によって受信されたグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ（および、送信された場合、次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ）は、ＵＥによって確認応答されている複数のデータサブフレームの各々のプロセス識別子を含み得る。

[0094]いくつかの実施形態では、ＣＳＩフィードバックとＳＲＳの一方または両方は、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージおよび／または次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージと同時に、ＵＥから無認可スペクトルでＨＡＲＱフィードバックモジュール７６４によって受信され得る。

[0095]ＤＬ非同期ＨＡＲＱモジュール７６５は、デバイス７５５とＵＥとの間の非同期動作モードにおいて使用され得る。そのようなモードでは、ＤＬ非同期ＨＡＲＱモジュール７６５は、ＵＥに無認可スペクトルでデータフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットを送信し得る。１つまたは複数のデータサブフレームのセットは、送信期間（たとえば、データフレームの送信期間）中に送信され得、送信機モジュール７３２のＬＴＥフレームシーケンス番号モジュール７３６を介して送信され得る。いくつかの実施形態では、データフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットは、送信期間のダウンリンク部分中に送信され得る。データフレーム６０５の１つまたは複数のデータサブフレーム６３０、６３１、６３２、６３３、６３４のセットの例示的な送信について、図６を参照しながら説明した。

[0096]デバイス７５５とＵＥとの間で非同期動作モードで動作するとき、ＵＬ許可モジュール７６７は、ＵＥに無認可スペクトルでアップリンク許可を送信し得る。アップリンク許可は、送信期間の後に（たとえば、次のデータフレームの次の送信期間中に）送信され得、送信機モジュール７３２のＬＴＥフレームシーケンス番号モジュール７３６を介して送信され得る。アップリンク許可６５０の例示的な送信について、図６を参照しながら説明した。

[0097]また、デバイス７５５とＵＥとの間で非同期動作モードで動作するとき、ＨＡＲＱフィードバックモジュール７６６は、複数のデータサブフレームのためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを受信し得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、アップリンク許可に応答して無認可スペクトルで受信され得、受信機モジュール７１２のＬＴＥフレームシーケンス番号モジュール７１６を介して受信され得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが受信された複数のデータサブフレームは、１つまたは複数のデータサブフレームの送信されたセット中のデータサブフレームのうちの少なくとも１つ（たとえば、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの１つ、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの２つ以上、あるいは１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちのすべて）を含み得る。オプションで、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが受信された複数のデータサブフレームはまた、または代替的に、前のデータフレーム中に送信された１つまたは複数のデータサブフレームを含み得る（すなわち、ＨＡＲＱフィードバックメッセージは、前のデータフレーム中に送信されたデータサブフレームのうちの１つまたは複数についてのＨＡＲＱフィードバック情報を含み得る）。複数のデータサブフレーム６３０、６３１、６３２、６３３、６３４のためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ６７０の例示的な受信について、図６を参照しながら説明した。

[0098]アップリンク許可および／またはグループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、場合によっては、次のデータフレーム中に、ＵＬ許可モジュール７６７によって送信されるか、またはＨＡＲＱフィードバックモジュール７６６によって受信され得る。

[0099]場合によっては、ＨＡＲＱフィードバックモジュール７６６によって受信されたグループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、ＵＥによって復号されたいくつかのデータサブフレームの各々に対する確認応答を含み得る。ＨＡＲＱフィードバックモジュール７６６によって受信されたグループＨＡＲＱフィードバックメッセージはまた、ＵＥによって復号されなかった（または正しく復号されなかった）いくつかのデータサブフレームの各々に対する否定確認応答を含み得る。

[0100]場合によっては、ＨＡＲＱフィードバックモジュール７６６によって受信されたグループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージ中でＵＥによって確認応答されている複数のデータサブフレームの各々のプロセス識別子を含み得る。

[0101]いくつかの実施形態では、ＣＳＩフィードバックとＳＲＳの一方または両方は、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージと同時に、ＵＥから無認可スペクトルでＨＡＲＱフィードバックモジュール７６６によって受信され得る。

[0102]場合によっては、ｅＮＢ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール７６０が制御信号またはデータを送信および／または受信する前のデータフレーム、データフレーム、および／または次のデータフレームは、時間的に隣接するデータフレームであり得る（すなわち、無認可スペクトルで送信される他のデータフレームによって分離されていないことがある）。他の場合には、１つまたは複数の他のデータフレームが、前のデータフレーム、データフレーム、および／または次のデータフレームの間で無認可スペクトルで送信され得る。他のデータフレームは、場合によっては、デバイス７５５以外の１つまたは複数のデバイスによって送信され得、デバイス７５５が他のデータフレームに対して成功したＣＣＡを実行することに失敗する（したがって、他のデータフレーム中に無認可スペクトルへのアクセスを獲得することができない）ので発生し得る。

[0103]図８Ａを参照すると、ブロック図８００に、様々な実施形態による、ワイヤレス通信において使用するためのデバイス８１５を示す。いくつかの実施形態では、デバイス８１５は、図１、図２Ａ、および／または図２Ｂを参照しながら説明したＵＥ１１５および／または２１５の１つまたは複数の態様の一例であり得る。デバイス８１５はまた、プロセッサであり得る。デバイス８１５は、受信機モジュール８１０、ＵＥ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール８２０、および／または送信機モジュール８３０を含み得る。これらの構成要素の各々は互いと通信していることがある。

[0104]デバイス８１５の構成要素は、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部または全部を実行するように適応された１つまたは複数の特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）とともに、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、１つまたは複数の他の処理ユニット（またはコア）によって、１つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の実施形態では、当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路（たとえば、ストラクチャード／プラットフォームＡＳＩＣ、ＦＰＧＡ、および他のセミカスタムＩＣ）が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的にまたは部分的に、１つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。

[0105]いくつかの実施形態では、受信機モジュール８１０は、認可スペクトル（たとえば、ＬＴＥスペクトル）および／または無認可スペクトルの中で伝送を受信するように動作可能なＲＦ受信機などのＲＦ受信機であるか、またはそれを含み得る。受信機モジュール８１０は、図１、図２Ａ、および／または図２Ｂを参照しながら説明したワイヤレス通信システム１００、２００、および／または２５０の１つもしくは複数の通信リンクなど、認可スペクトルおよび無認可スペクトルを含むワイヤレス通信システムの１つまたは複数の通信リンクを介して様々なタイプのデータおよび／または制御信号（すなわち、送信）を受信するために使用され得る。

[0106]いくつかの実施形態では、送信機モジュール８３０は、認可スペクトルおよび／または無認可スペクトルにおいて送信するように動作可能なＲＦ送信機などのＲＦ送信機であるか、またはそれを含み得る。送信機モジュール８３０は、図１、図２Ａ、および／または図２Ｂを参照しながら説明したワイヤレス通信システム１００、２００、および／または２５０の１つもしくは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの１つまたは複数の通信リンクを介して様々なタイプのデータおよび／または制御信号（すなわち、送信）を送信するために使用され得る。

[0107]いくつかの実施形態または動作モードでは（たとえば、デバイス８１５とｅＮＢとの間の同期動作モードでは）、ＵＥ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール８２０は、無認可スペクトルでデータフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットを受信し得る。１つまたは複数のデータサブフレームのセットは、送信期間（たとえば、データフレームの送信期間）中に受信され得る。データフレーム５０５の１つまたは複数のデータサブフレーム５３０、５３１、５３２、５３３、５３４のセットの例示的な受信について、図５を参照しながら説明した。ＵＥ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール８２０はまた、複数のデータサブフレームのためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを送信し得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、送信期間中に無認可スペクトルで送信され得る。いくつかの例では、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、周期的にまたはトリガに応答して送信される。一例では、ＵＥ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール８２０は、ｅＮＢから受信されたトリガに応答してグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを送信し得る。他の例では、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、所定の時間間隔で周期的に送信され得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが送信された複数のデータサブフレームは、１つまたは複数のデータサブフレームの受信されたセット中のデータサブフレームのうちの少なくとも１つ（たとえば、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの１つ、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの２つ以上、あるいは１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちのすべて）を含み得る。オプションで、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが送信された複数のデータサブフレームはまた、または代替的に、前のデータフレーム中に受信された１つまたは複数のデータサブフレームを含み得る（すなわち、ＨＡＲＱフィードバックメッセージは、前のデータフレーム中に受信されたデータサブフレームのうちの１つまたは複数についてのＨＡＲＱフィードバック情報を含み得る）。複数のデータサブフレーム５３０、５３１、５３２、５３３のためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ５４５の例示的な送信について、図５を参照しながら説明した。

[0108]いくつかの実施形態または動作モードでは（たとえば、デバイス８１５とｅＮＢとの間の非同期動作モードでは）、ＵＥ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール８２０は、無認可スペクトルでデータフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットを受信し得る。１つまたは複数のデータサブフレームのセットは、送信期間（たとえば、データフレームの送信期間）中に受信され得る。データフレーム６０５の１つまたは複数のデータサブフレーム６３０、６３１、６３２、６３３、６３４のセットの例示的な送信について、図６を参照しながら説明した。ＵＥ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール８２０はまた、無認可スペクトルでアップリンク許可を受信し得る。アップリンク許可は、送信期間の後に（たとえば、次のデータフレームの次の送信期間中に）受信され得る。アップリンク許可６５０の例示的な受信について、図６を参照しながら説明した。ＵＥ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール８２０はまた、複数のデータサブフレームのためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを送信し得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、アップリンク許可に応答して無認可スペクトルで送信され得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが送信された複数のデータサブフレームは、１つまたは複数のデータサブフレームの受信されたセット中のデータサブフレームのうちの少なくとも１つ（たとえば、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの１つ、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの２つ以上、あるいは１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちのすべて）を含み得る。オプションで、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが送信された複数のデータサブフレームはまた、または代替的に、前のデータフレーム中に送信された１つまたは複数のデータサブフレームを含み得る（すなわち、ＨＡＲＱフィードバックメッセージは、前のデータフレーム中に受信されたデータサブフレームのうちの１つまたは複数についてのＨＡＲＱフィードバック情報を含み得る）。複数のデータサブフレーム６３０、６３１、６３２、６３３、６３４のためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ６７０の例示的な送信について、図６を参照しながら説明した。

[0109]図８Ｂを参照すると、ブロック図８５０に、様々な実施形態による、ワイヤレス通信において使用するためのデバイス８５５を示す。いくつかの実施形態では、デバイス８５５は、図１、図２Ａ、図２Ｂ、および／または図８Ａを参照しながら説明したＵＥ１１５、２１５、および／または８１５の１つまたは複数の態様の一例であり得る。デバイス８５５はまた、プロセッサであり得る。デバイス８５５は、受信機モジュール８１２、ＵＥ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール８６０、ＣＣＡモジュール８６１、および／または送信機モジュール８３２を含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。

[0110]デバイス８５５の構成要素は、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部または全部を実行するように適応された１つまたは複数のＡＳＩＣとともに、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、１つまたは複数の他の処理ユニット（またはコア）によって、１つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の実施形態では、当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路（たとえば、ストラクチャード／プラットフォームＡＳＩＣ、ＦＰＧＡ、および他のセミカスタムＩＣ）が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的にまたは部分的に、１つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。

[0111]いくつかの実施形態では、受信機モジュール８１２は、認可スペクトル（たとえば、ＬＴＥスペクトル）および／または無認可スペクトルにおける送信を受信するように動作可能なＲＦ受信機などのＲＦ受信機であるか、またはそれを含み得る。ＲＦ受信機は、認可スペクトルおよび無認可スペクトルのための別個の受信機を含み得る。別個の受信機は、場合によっては、ＬＴＥ ＳＦＮモジュール８１４およびＬＴＥフレームシーケンス番号モジュール８１６の形態をとり得る。ＬＴＥ ＳＦＮモジュール８１４は、ＳＦＮの使用に従ってＬＴＥフレームを受信するために使用され得、ＬＴＥフレームシーケンス番号モジュール８１６は、シーケンス番号の使用に従って無認可スペクトルまたは共有スペクトル中でＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａからフレームを受信するために使用され得る。無認可スペクトル動作または共有スペクトル動作においてＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａのためにデバイス８５５が使用されるとき、ＬＴＥ ＳＦＮモジュール８１４は、（点線によって示すように）オプションであり得る。モジュール８１４および／または８１６を含む受信機モジュール８１２は、図１、図２Ａ、および／または図２Ｂを参照しながら説明したワイヤレス通信システム１００、２００、および／または２５０の１つもしくは複数の通信リンクなど、認可スペクトルおよび無認可スペクトルを含むワイヤレス通信システムの１つまたは複数の通信リンクを介して様々なタイプのデータおよび／または制御信号（すなわち、送信）を受信するために使用され得る。デバイス８５５が典型的には無認可スペクトルで動作するとき、認可スペクトルモジュール８１４は、（点線によって示すように）オプションであり得る。

[0112]いくつかの実施形態では、送信機モジュール８３２は、認可スペクトルおよび／または無認可スペクトルにおいて送信するように動作可能なＲＦ送信機などのＲＦ送信機であるか、またはそれを含み得る。ＲＦ送信機は、認可スペクトルおよび無認可スペクトルのための別個の送信機を含み得る。別個の送信機は、場合によっては、ＬＴＥ ＳＦＮモジュール８３４およびＬＴＥフレームシーケンス番号モジュール８３６の形態をとり得る。ＬＴＥ ＳＦＮモジュール８３４は、ＳＦＮの使用に従ってＬＴＥフレームを受信するために使用され得、ＬＴＥフレームシーケンス番号モジュール８３６は、シーケンス番号の使用に従ってＬＴＥフレームを受信するために使用され得る。ＬＴＥ動作のためにデバイス８５５が使用されるとき、ＬＴＥ ＳＦＮモジュール８３４は、（点線によって示すように）オプションであり得る。モジュール８３４および／または８３６を含む送信機モジュール８３２は、図１、図２Ａ、および／または図２Ｂを参照しながら説明したワイヤレス通信システム１００、２００、および／または２５０の１つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの１つまたは複数の通信リンクを介して、様々なタイプのデータおよび／または制御信号（すなわち、伝送）を送信するために使用され得る。デバイス８５５が典型的には無認可スペクトルで動作するとき、認可スペクトルモジュール８３４は、（点線によって示すように）オプションであり得る。

[0113]いくつかの実施形態では、ＣＣＡモジュール８６１は、無認可スペクトルの利用可能性を決定するためにＣＣＡを実行し得る。無認可スペクトルが利用可能であるという決定が行われると、無認可スペクトルは、ＣＣＡが適用されるデータフレーム中にアクセスされ得る。ＣＣＡモジュール８６１は、それが無認可スペクトルにアクセスしたいと望むデータフレームごとにそれぞれのＣＣＡを実行し得る。

[0114]ＵＥ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール８６０は、図８Ａを参照しながら説明したＵＥ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール８２０の一例であり得、ＲＴＳ／ＣＴＳモジュール８６２、ＤＬ同期ＨＡＲＱモジュール８６３、および／またはＤＬ非同期ＨＡＲＱモジュール８６５を含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。

[0115]いくつかの実施形態では、ＲＴＳ／ＣＴＳモジュール８６２は、（たとえば、ＣＣＡモジュール７６１を使用するのではなく、または、そうすることとともに）無認可スペクトルを介したチャネルアクセスを要求し、予約するために、ＣＣＡモジュール８６１．によるＣＣＡの実行をトリガするためにｅＮＢによって使用され得る。たとえば、ＲＴＳ／ＣＴＳモジュール８６２は、無認可スペクトルでＲＴＳメッセージを受信し、ＲＴＳメッセージに応答して、ＣＣＡモジュール８６１にＣＣＡを実行させ得る。ＲＴＳメッセージは、受信機モジュール８１２の無認可スペクトルモジュール８１６を介して受信され得る。ＣＣＡモジュール８６１がＣＣＡの実行に成功すると、ＣＣＡモジュール８６１は、ＲＴＳ／ＣＴＳモジュール８６２に成功したＣＣＡの指示を与え得る。ＲＴＳ／ＣＴＳモジュール８６２は、次いで、（たとえば、ＲＴＳメッセージを送信したｅＮＢに）無認可スペクトルでＣＴＳメッセージを送信し得る。ＣＴＳメッセージは、送信機モジュール８３２の無認可スペクトルモジュール８３６を介して送信され得る。

[0116]ＤＬ同期ＨＡＲＱモジュール８６３は、デバイス７８５とＵＥとの間の同期動作モードにおいて使用され得る。そのようなモードでは、ＤＬ同期ＨＡＲＱモジュール８６３は、無認可スペクトルでデータフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットを受信し得る。１つまたは複数のデータサブフレームのセットは、送信期間（たとえば、データフレームの送信期間）中に受信され得、受信機モジュール８１２の無認可スペクトルモジュール８１６を介して受信され得る。いくつかの実施形態では、データフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットは、送信期間のダウンリンク部分中に受信され得る。データフレーム５０５の１つまたは複数のデータサブフレーム５３０、５３１、５３２、５３３、５３４のセットの例示的な受信について、図５を参照しながら説明した。

[0117]デバイス８５５とｅＮＢとの間で同期動作モードで動作するとき、ＨＡＲＱフィードバックモジュール８６４は、複数のデータサブフレームのためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを送信し得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、送信期間中に無認可スペクトルで送信され得、送信機モジュール８３２の無認可スペクトルモジュール８３６を介して送信され得る。場合によっては、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、送信期間のダウンリンク部分の後に送信され得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが送信された複数のデータサブフレームは、１つまたは複数のデータサブフレームの受信されたセット中のデータサブフレームのうちの少なくとも１つ（たとえば、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの１つ、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの２つ以上、あるいは１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちのすべて）を含み得る。オプションで、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが送信された複数のデータサブフレームはまた、または代替的に、前のデータフレーム中に受信された１つまたは複数のデータサブフレームを含み得る（すなわち、ＨＡＲＱフィードバックメッセージは、前のデータフレーム中に受信されたデータサブフレームのうちの１つまたは複数についてのＨＡＲＱフィードバック情報を含み得る）。複数のデータサブフレーム５３０、５３１、５３２、５３３のためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ５４５の例示的な送信について、図５を参照しながら説明した。

[0118]場合によっては、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが送信された複数のデータサブフレームは、１つまたは複数のデータサブフレームの受信されたセットのサブセットを含み得る（すなわち、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、１つまたは複数のデータサブフレームのセットのサブセットについてのＨＡＲＱフィードバック情報を含み得る）。これらの場合、ＨＡＲＱフィードバックモジュール７６４はまた、１つまたは複数のデータサブフレームの受信されたセットの残りのサブセットのための次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを送信し得る。次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、次の送信期間中に無認可スペクトルで送信され得る。次の送信期間は、場合によっては、次のデータフレーム中にあり得る。次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージが送信されたデータサブフレームの残りのサブセットは、１つまたは複数のデータサブフレームの受信されたセットの残りのサブセット（たとえば、現在の送信期間またはデータフレーム中に送信されたＨＡＲＱフィードバックメッセージ中にＨＡＲＱフィードバック情報が含まれていなかったデータサブフレーム）を含み得る。オプションで、次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージはまた、次の送信期間中に（たとえば、次のデータフレーム中に）受信される１つまたは複数のデータサブフレームについてのＨＡＲＱフィードバック情報を含み得る。

[0119]ＤＬ同期ＨＡＲＱモジュール８６３によって受信されたデータサブフレームは復号され得、正しく復号されたデータサブフレームが識別され得る。 ＨＡＲＱフィードバックモジュール８６４によって送信されたグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ（および、送信された場合、次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ）は、正しく復号されたデータサブフレームの各々に対する確認応答を含み得る。ＨＡＲＱフィードバックモジュール８６４によって送信されたグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ（および、送信された場合、次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ）はまた、復号されなかった（または正しく復号されなかった）各データサブフレームに対する否定確認応答を含み得る。追加的にまたは代替的に、ＨＡＲＱフィードバックモジュール８６４によって送信されたグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ（および、送信された場合、次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ）は、正しく復号された各データサブフレームのプロセス識別子を含み得る。

[0120]いくつかの実施形態では、ＣＳＩフィードバックとＳＲＳの一方または両方は、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージおよび／または次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージと同時に、無認可スペクトルでＨＡＲＱフィードバックモジュール８６４によって送信され得る。

[0121]ＤＬ非同期ＨＡＲＱモジュール８６５は、デバイス８５５とｅＮＢとの間の非同期動作モードにおいて使用され得る。そのようなモードでは、ＤＬ非同期ＨＡＲＱモジュール８６５は、無認可スペクトルでデータフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットを受信し得る。１つまたは複数のデータサブフレームのセットは、送信期間（たとえば、データフレームの送信期間）中に受信され得、受信機モジュール８１２の無認可スペクトルモジュール８１６を介して受信され得る。いくつかの実施形態では、データフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットは、送信期間のダウンリンク部分中に受信され得る。データフレーム６０５の１つまたは複数のデータサブフレーム６３０、６３１、６３２、６３３、６３４のセットの例示的な受信について、図６を参照しながら説明した。

[0122]デバイス８５５とｅＮＢとの間で非同期動作モードで動作するとき、ＵＬ許可モジュール８６７は、無認可スペクトルでアップリンク許可を受信し得る。アップリンク許可は、送信期間の後に（たとえば、次のデータフレームの次の送信期間中に）受信され得、受信機モジュール７１２のＬＴＥフレームシーケンス番号モジュール７１６を介して受信され得る。アップリンク許可６５０の例示的な受信について、図６を参照しながら説明した。

[0123]また、デバイス８５５とｅＮＢとの間で非同期動作モードで動作するとき、ＨＡＲＱフィードバックモジュール８６６は、複数のデータサブフレームのためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを送信し得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、アップリンク許可に応答して無認可スペクトルで送信され得、送信機モジュール８３２の無認可スペクトルモジュール８３６を介して送信され得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが送信された複数のデータサブフレームは、１つまたは複数のデータサブフレームの受信されたセット中のデータサブフレームのうちの少なくとも１つ（たとえば、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの１つ、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの２つ以上、あるいは１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちのすべて）を含み得る。オプションで、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが送信された複数のデータサブフレームはまた、または代替的に、前のデータフレーム中に受信された１つまたは複数のデータサブフレームを含み得る（すなわち、ＨＡＲＱフィードバックメッセージは、前のデータフレーム中に受信されたデータサブフレームのうちの１つまたは複数についてのＨＡＲＱフィードバック情報を含み得る）。複数のデータサブフレーム６３０、６３１、６３２、６３３、６３４のためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ６７０の例示的な送信について、図６を参照しながら説明した。

[0124]アップリンク許可および／またはグループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、場合によっては、次のデータフレーム中に、ＵＬ許可モジュール８６７によって受信されるか、またはＨＡＲＱフィードバックモジュール８６６によって送信され得る。

[0125]ＤＬ非同期ＨＡＲＱモジュール８６５によって受信されたデータサブフレームは復号され得、正しく復号されたデータサブフレームが識別され得る。ＨＡＲＱフィードバックモジュール８６６によって送信されたグループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、正しく復号されたデータサブフレームの各々に対する確認応答を含み得る。ＨＡＲＱフィードバックモジュール８６６によって送信されたグループＨＡＲＱフィードバックメッセージはまた、復号されなかった（または正しく復号されなかった）各データサブフレームに対する否定確認応答を含み得る。追加的にまたは代替的に、ＨＡＲＱフィードバックモジュール８６６によって送信されたグループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、正しく復号された各データサブフレームのプロセス識別子を含み得る。

[0126]いくつかの実施形態では、ＣＳＩフィードバックとＳＲＳの一方または両方は、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージと同時に、ＵＥから無認可スペクトルでＨＡＲＱフィードバックモジュール８６６によって送信され得る。

[0127]場合によっては、ｅＮＢ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール８６０が制御信号またはデータを送信および／または受信する前のデータフレーム、データフレーム、および／または次のデータフレームは、時間的に隣接するデータフレームであり得る（すなわち、無認可スペクトルで送信される他のデータフレームによって分離されていないことがある）。他の場合には、１つまたは複数の他のデータフレームが、前のデータフレーム、データフレーム、および／または次のデータフレームの間で無認可スペクトルで送信され得る。他のデータフレームは、場合によっては、デバイス８５５以外の１つまたは複数のデバイスによって送信され得、デバイス８５５が他のデータフレームに対して成功したＣＣＡを実行することに失敗する（したがって、他のデータフレーム中に無認可スペクトルへのアクセスを獲得することができない）ので発生し得る。

[0128]図９を参照すると、無認可スペクトルまたは共有スペクトルにおけるＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａのために構成されたｅＮＢ９０５を示すブロック図９００が示されている。いくつかの実施形態では、ｅＮＢ９０５は、図１、図２Ａ、図２Ｂ、図７Ａ、および／または図７Ｂを参照しながら説明したｅＮＢまたはデバイス１０５、２０５、７０５、および／または７５５の１つまたは複数の態様の一例であり得る。ｅＮＢ９０５は、図１、図２Ａ、図２Ｂ、図４、図５、図６、図７Ａ、および／または図７Ｂを参照しながら説明した無認可スペクトルまたは共有スペクトルの特徴および機能におけるｅＮＢ ＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａのうちの少なくともいくつかを実装するように構成され得る。ｅＮＢ９０５は、プロセッサモジュール９１０、メモリモジュール９２０、（トランシーバモジュール９５５によって表される）少なくとも１つのトランシーバモジュール、（アンテナ９６０によって表される）少なくとも１つのアンテナ、および／またはｅＮＢ ＬＴＥモジュール９７０を含み得る。ｅＮＢ９０５はまた、基地局通信モジュール９３０とネットワーク通信モジュール９４０の一方または両方を含み得る。これらの構成要素の各々は、１つまたは複数のバス９３５を介して、直接的または間接的に互いに通信し得る。

[0129]メモリモジュール９２０は、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）および／または読取り専用メモリ（ＲＯＭ）を含み得る。メモリモジュール９２０は、実行されたとき、プロセッサモジュール９１０に、たとえば、１）無認可スペクトルを介したＵＥへの複数のデータサブフレームを含む１つまたは複数のデータフレームの送信、および２）１つまたは複数のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ形態ザＵＥの同期または非同期受信を含む、認可スペクトルおよび／または無認可スペクトルにおいてＬＴＥベースの通信を使用するための本明細書で説明する様々な機能を実行することを行わせるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア（ＳＷ）コード９２５を記憶し得る。代替的に、ソフトウェアコード９２５は、プロセッサモジュール９１０によって直接実行可能でないことがあるが、たとえば、コンパイルされ実行されたとき、ｅＮＢ９０５に、本明細書で説明する様々な機能を実行させるように構成され得る。

[0130]プロセッサモジュール９１０は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、中央処理ユニット（ＣＰＵ）、マイクロコントローラ、ＡＳＩＣなどを含み得る。プロセッサモジュール９１０は、トランシーバモジュール９５５、基地局通信モジュール９３０、および／またはネットワーク通信モジュール９４０を介して受信された情報を処理し得る。プロセッサモジュール９１０はまた、アンテナ９６０を介した送信のためのトランシーバモジュール９５５に、１つまたは複数の他の基地局またはｅＮＢ９０５−ａおよび９０５−ｂへの送信のための基地局通信モジュール９３０に、ならびに／あるいは図１を参照しながら説明したコアネットワーク１３０の態様の一例であり得るコアネットワーク９４５への送信のためのネットワーク通信モジュール９４０に送られるべき情報を処理し得る。プロセッサモジュール９１０は、単独でまたはｅＮＢ ＬＴＥモジュール９７０とともに、たとえば、１）無認可スペクトルを介したＵＥへの複数のデータサブフレームを含む１つまたは複数のデータフレームの送信、および２）１つまたは複数のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ形態ザＵＥの同期または非同期受信を含む、認可スペクトルおよび／または無認可スペクトルにおいてＬＴＥベースの通信を使用する様々な態様を処理し得る。

[0131]トランシーバモジュール９５５は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ９６０に与え、アンテナ９６０から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。トランシーバモジュール９５５は、１つまたは複数の送信機モジュールおよび１つまたは複数の別個の受信機モジュールとして実装され得る。トランシーバモジュール９５５は、認可スペクトル（たとえば、ＬＴＥスペクトル）および／または無認可スペクトルにおける通信をサポートし得る。トランシーバモジュール９５５は、たとえば、図１、図２Ａ、図２Ｂ、図８Ａ、および／または図８Ｂを参照しながら説明したＵＥまたはデバイス１１５、２１５、８１５、および／または８５５のうちの１つまたは複数と、アンテナ９６０を介して、双方向に通信するように構成され得る。ｅＮＢ９０５は、一般に、複数のアンテナ９６０（たとえば、アンテナアレイ）を含み得る。ｅＮＢ９０５は、ネットワーク通信モジュール９４０を通してコアネットワーク９４５と通信し得る。ｅＮＢ９０５は、基地局通信モジュール９３０を使用して、ｅＮＢ９０５−ａおよび９０５−ｂなどの他の基地局またはｅＮＢと通信し得る。

[0132]図９のアーキテクチャによれば、ｅＮＢ９０５は通信管理モジュール９５０をさらに含み得る。通信管理モジュール９５０は、他の基地局、ｅＮＢ、および／またはデバイスとの通信を管理し得る。通信管理モジュール９５０は、バス９３５を介してｅＮＢ９０５の他の構成要素の一部または全部と通信し得る。代替として、通信管理モジュール９５０の機能は、トランシーバモジュール９５５の構成要素として、コンピュータプログラム製品として、および／またはプロセッサモジュール９１０の１つもしくは複数のコントローラ要素として実装され得る。

[0133]ｅＮＢ ＬＴＥモジュール９７０は、認可スペクトルおよび／または無認可スペクトルにおいてＬＴＥベースの通信を使用することに関係して図１、図２Ａ、図２Ｂ、図４、図５、図６、図７Ａ、図７Ｂ、図８Ａ、および／または図８Ｂを参照しながら説明した特徴および／または機能の一部または全部を実行および／または制御するように構成され得る。たとえば、ｅＮＢ ＬＴＥモジュール９７０は、補足ダウンリンクモード、キャリアアグリゲーションモード、および／またはスタンドアロンモードをサポートするように構成され得る。ｅＮＢ ＬＴＥモジュール９７０は、ＬＴＥ通信を処理するように構成されたＬＴＥモジュール９７５、（無認可スペクトルのためのＣＣＡの実行を含む）無認可スペクトル通信または共有スペクトル通信においてＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａを処理するように構成されたＬＴＥ無認可モジュール９８０、および／あるいは無認可スペクトルまたは共有スペクトルにおいてＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ以外の通信を処理するように構成された無認可モジュール９８５を含み得る。ｅＮＢ９０５が典型的には無認可スペクトルでＬＴＥにおいて動作するとき、ＬＴＥモジュール９７５および／または無認可モジュール９８５は、（点線によって示すように）オプションであり得る。ｅＮＢ ＬＴＥモジュール９７０はまた、たとえば、図１、図４、図５、図６、図７Ａ、および／または図７Ｂを参照しながら説明したｅＮＢ ＬＴＥ ＨＡＲＱ機能のうちのいずれかを実行するように構成されたＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール９９０を含み得る。ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール９９０は、図７Ａおよび／または図７Ｂを参照しながら説明した同様のモジュール（たとえば、ＬＴＥフレームシーケンス番号モジュール７２０および／またはｅＮＢ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール７６０）の一例であり得る。ｅＮＢ ＬＴＥモジュール９７０またはそれの部分は、プロセッサを含み得、ならびに／あるいはｅＮＢ ＬＴＥモジュール９７０の機能の一部または全部は、プロセッサモジュール９１０によっておよび／またはプロセッサモジュール９１０に関連して実行され得る。

[0134]図１０を参照すると、無認可スペクトルまたは共有スペクトルにおけるＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａのために構成されたＵＥ１０１５を示すブロック図１０００が示されている。ＵＥ１０１５は、様々な他の構成を有し得、パーソナルコンピュータ（たとえば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータなど）、セルラー電話、ＰＤＡ、デジタルビデオレコーダ（ＤＶＲ）、インターネット機器、ゲームコンソール、電子リーダーなどに含まれるか、またはその一部であり得る。ＵＥ１０１５は、モバイル動作を可能にするために、小型バッテリーなどの内部電源（図示せず）を有し得る。いくつかの実施形態では、ＵＥ１０１５は、図１、図２Ａ、図２Ｂ、図８Ａ、および／または図８Ｂを参照しながら説明したＵＥまたはデバイス１１５、２１５、８１５、および／または８５５のうちの１つまたは複数の一例であり得る。ＵＥ１０１５は、図１、図２Ａ、図２Ｂ、図７Ａ、図７Ｂ、および／または図９を参照しながら説明したｅＮＢまたはデバイス１０５、２０５、７０５、７５５および／または９０５のうちの１つまたは複数と通信するように構成され得る。

[0135]ＵＥ１０１５は、プロセッサモジュール１０１０、メモリモジュール１０２０、（トランシーバモジュール１０７０によって表される）少なくとも１つのトランシーバモジュール、（アンテナ１０８０によって表される）少なくとも１つのアンテナ、および／またはＵＥ ＬＴＥモジュール１０４０を含み得る。これらの構成要素の各々は、１つまたは複数のバス１０３５を介して直接または間接的に互いと通信していることがある。

[0136]メモリモジュール１０２０は、ＲＡＭおよび／またはＲＯＭを含み得る。メモリモジュール１０２０は、実行されたとき、プロセッサモジュール１０１０に、たとえば、１）無認可スペクトルを介した複数のデータサブフレームを含む１つまたは複数のデータフレームの受信、および２）（たとえば、ｅＮＢへの）１つまたは複数のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージの同期または非同期送信を含む、認可スペクトルおよび／または無認可スペクトルにおいてＬＴＥベースの通信を使用するための本明細書で説明する様々な機能を実行することを行わせるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア（ＳＷ）コード１０２５を記憶し得る。代替的に、ソフトウェアコード１０２５は、プロセッサモジュール１０１０によって直接実行可能でないことがあるが、（たとえば、コンパイルされ実行されたとき）ＵＥ１０１５に、本明細書で説明する様々なＵＥ機能を実行させるように構成され得る。

[0137]プロセッサモジュール１０１０は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、ＣＰＵ、マイクロコントローラ、ＡＳＩＣなどを含み得る。プロセッサモジュール１０１０は、トランシーバモジュール１０７０を介して受信された情報、および／またはアンテナ１０８０を介した送信のためのトランシーバモジュール１０７０に送られるべき情報を処理し得る。プロセッサモジュール１０１０は、単独でまたはＵＥ ＬＴＥモジュール１０４０とともに、たとえば、１）無認可スペクトルを介した複数のデータサブフレームを含む１つまたは複数のデータフレームの受信、および２）（たとえば、ｅＮＢへの）１つまたは複数のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージの同期または非同期送信を含む、認可スペクトルおよび／または無認可スペクトルにおいてＬＴＥベースの通信を使用する様々な態様を処理し得る。

[0138]トランシーバモジュール１０７０は、ｅＮＢと双方向に通信するように構成され得る。トランシーバモジュール１０７０は、１つまたは複数の送信機モジュールおよび１つまたは複数の別個の受信機モジュールとして実装され得る。トランシーバモジュール１０７０は、少なくとも１つの認可スペクトル（たとえば、ＬＴＥスペクトル）における通信と、少なくとも１つの無認可スペクトルにおける通信とをサポートし得る。トランシーバモジュール１０７０は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ１０８０に与え、アンテナ１０８０から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。ＵＥ１０１５は単一のアンテナを含み得るが、ＵＥ１０１５が複数のアンテナ１０８０を含み得る実施形態があり得る。

[0139]図１０のアーキテクチャによれば、ＵＥ１０１５は通信管理モジュール１０３０をさらに含み得る。通信管理モジュール１０３０は、様々な基地局またはｅＮＢとの通信を管理し得る。通信管理モジュール１０３０は、１つまたは複数のバス１０３５を介してＵＥ１０１５の他の構成要素の一部または全部と通信しているＵＥ１０１５の構成要素であり得る。代替として、通信管理モジュール１０３０の機能は、トランシーバモジュール１０７０の構成要素として、コンピュータプログラム製品として、および／またはプロセッサモジュール１０１０の１つもしくは複数のコントローラ要素として実装され得る。

[0140]ＵＥ ＬＴＥモジュール１０４０は、認可スペクトルおよび／または無認可スペクトルにおいてＬＴＥベースの通信を使用することに関係して図１、図２Ａ、図２Ｂ、図４、図５、図６、図７Ａ、図７Ｂ、図８Ａ、および／または図８Ｂを参照しながら説明した特徴および／または機能の一部または全部を実行および／または制御するように構成され得る。たとえば、ＵＥ ＬＴＥモジュール１０４０は、補足ダウンリンクモード、キャリアアグリゲーションモード、および／またはスタンドアロンモードをサポートするように構成され得る。ＵＥ ＬＴＥモジュール１０４０は、ＬＴＥ通信を処理するように構成されたＬＴＥモジュール１０４５、無認可スペクトル通信または共有スペクトル通信においてＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａを処理するように構成されたＬＴＥ無認可モジュール１０５０、および／あるいは無認可スペクトルまたは共有スペクトルにおいてＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ以外の通信を処理するように構成された無認可モジュール１０５５を含み得る。ＵＥ１０１５が典型的には無認可スペクトルでＬＴＥにおいて動作するとき、ＬＴＥモジュール１０４５および／または無認可モジュール１０５５は、（点線によって示すように）オプションであり得る。ＵＥ ＬＴＥモジュール１０４０はまた、たとえば、図１、図４、図５、図６、図８Ａ、および／または図８Ｂを参照しながら説明したＵＥ ＬＴＥ ＨＡＲＱ機能のうちのいずれかを実行するように構成されたＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール１０６０を含み得る。ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール１０６０は、図８Ａおよび／または図８Ｂを参照しながら説明した同様のモジュール（たとえば、モジュール８２０および／またはモジュール８６０）の一例であり得る。ＵＥ ＬＴＥモジュール１０４０またはそれの部分は、プロセッサを含み得、および／またはＵＥ ＬＴＥモジュール１０４０の機能の一部または全部は、プロセッサモジュール１０１０によっておよび／またはプロセッサモジュール１０１０に関連して実行され得る。

[0141]次に図１１を参照すると、ｅＮＢ１１０５とＵＥ１１１５とを含む多入力多出力（ＭＩＭＯ）通信システム１１００のブロック図が示されている。ｅＮＢ１１０５およびＵＥ１１１５は、認可スペクトルおよび／または無認可スペクトルを使用したＬＴＥベースの通信をサポートし得る。ｅＮＢ１１０５は、図１、図２Ａ、図２Ｂ、図７Ａ、図７Ｂ、および／または図９を参照しながら説明したｅＮＢまたはデバイス１０５、２０５、７０５、７５５、および／または９０５の１つまたは複数の態様の一例であり得、一方、ＵＥ１１１５は、図１、図２Ａ、図２Ｂ、図８Ａ、図８Ｂ、および／または図１０を参照しながら説明したＵＥまたはデバイス１１５、２１５、８１５、８５５、および／または１０１５の１つまたは複数の態様の一例であり得る。システム１１００に、図１、図２Ａ、および／または図２Ｂを参照しながら説明したワイヤレス通信システム１００、２００、および／または２５０の態様を示し得る。

[0142]ｅＮＢ１１０５は、アンテナ１１３４−ａ〜１１３４−ｘを備え得、ＵＥ１１１５は、アンテナ１１５２−ａ〜１１５２−ｎを備え得る。システム１１００では、ｅＮＢ１１０５は、複数の通信リンクを介して同時にデータを送ることが可能であり得る。各通信リンクは「レイヤ」と呼ばれることがあり、通信リンクの「ランク」は、通信のために使用されるレイヤの数を示し得る。たとえば、ｅＮＢ１１０５が２つの「レイヤ」を送信する２×２ＭＩＭＯシステムでは、ｅＮＢ１１０５とＵＥ１１１５との間の通信リンクのランクは２であり得る。

[0143]ｅＮＢ１１０５で、送信（Ｔｘ）プロセッサ１１２０は、データソースからデータを受信し得る。送信プロセッサ１１２０はデータを処理し得る。送信プロセッサ１１２０はまた、基準シンボルおよび／またはセル固有基準信号を生成し得る。送信（Ｔｘ）ＭＩＭＯプロセッサ１１３０は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および／または基準シンボルに対して空間処理（たとえば、プリコーディング）を実行し得、出力シンボルストリームを送信（Ｔｘ）変調器／復調器１１３２−ａ〜１１３２−ｘに与え得る。各変調器／復調器１１３２は、出力サンプルストリームを取得するために、（たとえば、ＯＦＤＭなどのための）それぞれの出力シンボルストリームを処理し得る。各変調器／復調器１１３２は、ダウンリンク（ＤＬ）信号を取得するために、出力サンプルストリームをさらに処理（たとえば、アナログ変換、増幅、フィルタ、およびアップコンバート）し得る。一例では、変調器／復調器１１３２−ａ〜１１３２−ｘからのＤＬ信号は、それぞれアンテナ１１３４−ａ〜１１３４−ｘを介して送信され得る。

[0144]ＵＥ１１１５において、アンテナ１１５２−ａ〜１１５２−ｎは、ｅＮＢ１１０５からＤＬ信号を受信し得、受信された信号をそれぞれ受信（Ｒｘ）変調器／復調器１１５４−ａ〜１１５４−ｎに与え得る。各変調器／復調器１１５４は、入力サンプルを取得するために、それぞれの受信信号を調整（たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化）し得る。各変調器／復調器１１５４はさらに、受信シンボルを取得するために、（たとえば、ＯＦＤＭなどのために）入力サンプルを処理し得る。ＭＩＭＯ検出器１１５６は、すべての変調器／復調器１１５４−ａ〜１１５４−ｎから受信シンボルを取得し、適用可能な場合は受信シンボルに対してＭＩＭＯ検出を実行し、検出されたシンボルを与え得る。受信（Ｒｘ）プロセッサ１１５８が、検出されたシンボルを処理し（たとえば、復調し、デインターリーブし、および復号し）、ＵＥ１１１５のための復号されたデータをデータ出力に与え、復号された制御情報をプロセッサ１１８０、またはメモリ１１８２に与え得る。プロセッサ１１８０は、認可スペクトルおよび／または無認可スペクトルにおいてＬＴＥベースの通信を使用することに関係する様々な機能を実行し得るモジュールまたは機能１１８１を含み得る。たとえば、モジュールまたは機能１１８１は、図８Ａ、図８Ｂ、および／または図１０を参照しながら説明したＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール８２０、８６０、および／または１０６０、図８Ｂを参照しながら説明したＣＣＡモジュール８６１、ならびに／あるいは図１０を参照しながら説明したＵＥ ＬＴＥモジュール１０４０の機能の一部または全部を実行し得る。

[0145]アップリンク（ＵＬ）上で、ＵＥ１１１５において、送信（Ｔｘ）プロセッサ１１６４が、データソースからデータを受信し、処理し得る。送信プロセッサ１１６４はまた、基準信号用の基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ１１６４からのシンボルは、適用可能な場合、送信（Ｔｘ）ＭＩＭＯプロセッサ１１６６によってプリコーディングされ、さらに（たとえば、ＳＣ−ＦＤＭＡなどのための）送信（Ｔｘ）変調器／復調器１１５４−ａ〜１１５４−ｎによって処理され、ｅＮＢ１１０５から受信された送信パラメータに従ってｅＮＢ１１０５に送信され得る。ｅＮＢ１１０５において、ＵＥ１１１５からのＵＬ信号がアンテナ１１３４によって受信され、受信（Ｒｘ）変調器／復調器１１３２によって処理され、適用可能な場合、ＭＩＭＯ検出器１１３６によって検出され、受信（Ｒｘ）プロセッサ１１３８によってさらに処理され得る。受信プロセッサ１１３８は、復号データをデータ出力とプロセッサ１１４０とに与え得る。プロセッサ１１４０は、認可スペクトルおよび／または無認可スペクトルにおいてＬＴＥベースの通信を使用することに関係する様々な態様を実行し得るモジュールまたは機能１１４１を含み得る。たとえば、モジュールまたは機能１１４１は、図７Ａ、図７Ｂ、および／または図９を参照しながら説明したＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール７２０、７６０、および／もしくは９９０、図７Ｂを参照しながら説明したＣＣＡモジュール７６１、ならびに／または図９を参照しながら説明したｅＮＢ ＬＴＥモジュール９７０の機能の一部または全部を実行し得る。

[0146]ｅＮＢ１１０５の構成要素は、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部または全部を実行するように適応された１つまたは複数のＡＳＩＣとともに、個々にまたはまとめて実装され得る。言及したモジュールの各々は、システム１１００の動作に関係する１つまたは複数の機能を実行するための手段であり得る。同様に、ＵＥ１１１５の構成要素は、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部または全部を実行するように適応された１つまたは複数のＡＳＩＣとともに、個々にまたはまとめて実装され得る。言及した構成要素の各々は、システム１１００の動作に関係する１つまたは複数の機能を実行するための手段であり得る。

[0147]図１２は、ワイヤレス通信のための方法１２００の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法１２００について、図１、図２Ａ、図２Ｂ、図７Ａ、図７Ｂ、図９、および／または図１１を参照しながら説明したｅＮＢまたはデバイス１０５、２０５、７０５、７５５、９０５、および／または１１０５のうちの１つと、図１、図２Ａ、図２Ｂ、図８Ａ、図８Ｂ、図９、および／または図１１を参照しながら説明したＵＥまたはデバイス１１５、２１５、８１５、８５５、１０１５、および／または１１１５のうちの１つとを参照しながら以下で説明する。一実施形態では、ｅＮＢは、以下で説明する機能を実行するためにｅＮＢの機能要素を制御するためのコードの１つまたは複数のセットを実行し得る。

[0148]ブロック１２０５において、データフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットがＵＥに無認可スペクトルで送信され得る。１つまたは複数のデータサブフレームのセットは、送信期間（たとえば、データフレームの送信期間）中に送信され得る。データフレーム５０５の１つまたは複数のデータサブフレーム５３０、５３１、５３２、５３３、５３４のセットの例示的な送信について、図５を参照しながら説明した。ブロック１２０５における動作は、場合によっては、図７Ａ、図７Ｂ、および／または図９を参照しながら説明したｅＮＢ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール７２０、７６０、および／または９９０、図７Ｂを参照しながら説明したＤＬ同期ＨＡＲＱモジュール７６３、ならびに／あるいは図１１を参照しながら説明したモジュールまたは機能１１４１を使用して実行され得る。

[0149]ブロック１２１０において、複数のデータサブフレームのためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージが受信され得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、送信期間中にＵＥから無認可スペクトルで受信され得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが受信された複数のデータサブフレームは、ブロック１２０５において送信された１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの少なくとも１つ（たとえば、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの１つ、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの２つ以上、あるいは１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちのすべて）を含み得る。オプションで、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが受信された複数のデータサブフレームはまた、または代替的に、前のデータフレーム中に送信された１つまたは複数のデータサブフレームを含み得る（すなわち、ＨＡＲＱフィードバックメッセージは、前のデータフレーム中に送信されたデータサブフレームのうちの１つまたは複数についてのＨＡＲＱフィードバック情報を含み得る）。いくつかの例では、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、周期的にまたはトリガに応答してのいずれかで受信され得る。複数のデータサブフレーム５３０、５３１、５３２、５３３のためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ５４５の例示的な受信について、図５を参照しながら説明した。

[0150]場合によっては、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、ＵＥによって復号されたいくつかのデータサブフレームの各々に対する確認応答を含み得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージはまた、ＵＥによって復号されなかった（または正しく復号されなかった）いくつかのデータサブフレームの各々に対する否定確認応答を含み得る。

[0151]場合によっては、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージ中でＵＥによって確認応答されている複数のデータサブフレームの各々のプロセス識別子を含み得る。

[0152]ブロック１２１０における動作は、場合によっては、図７Ａ、図７Ｂ、および／または図９を参照しながら説明したｅＮＢ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール７２０、７６０、および／または９９０、図７Ｂを参照しながら説明したＨＡＲＱフィードバックモジュール７６４、ならびに／あるいは図１１を参照しながら説明したモジュールまたは機能１１４１を使用して実行され得る。

[0153]いくつかの実施形態では、ブロック１２０５において送信されたデータフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットは、送信期間のダウンリンク部分中に送信され得る。また、場合によっては、ブロック１２１０において受信されたグループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、送信期間のダウンリンク部分の後に受信され得る。

[0154]いくつかの実施形態では、ＣＣＡは、無認可スペクトルの利用可能性を決定するために実行され得、無認可スペクトルが利用可能であるという決定が行われると、無認可スペクトルは、（たとえば、ブロック１２０５において１つまたは複数のデータサブフレームのセットを送信するための）データフレーム中にアクセスされ得る。次のデータフレーム中に無認可スペクトルの利用可能性を決定するために、別のＣＣＡが実行され得、以下同様である。

[0155]いくつかの実施形態では、ＲＴＳメッセージは、ＵＥに無認可スペクトルで送信され得る。ＲＴＳメッセージは、ＣＣＡを実行した後に送信され得、ＵＥもＣＣＡを実行する必要があることをＵＥにシグナリングし得る。ＣＣＡを実行することに成功すると、ＵＥは、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージの送信のために無認可スペクトルを予約し得る。ＵＥはまた、無認可スペクトルでＣＴＳメッセージを送信し得る。ＣＴＳメッセージは、（たとえば、方法１２００を実行するｅＮＢによって）ＵＥから受信され得、ｅＮＢに、ＵＥからグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを受信するために送信期間のアップリンク部分を予約することを行わせ得る。

[0156]いくつかの実施形態では、ＣＳＩフィードバックとＳＲＳの一方または両方は、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージと同時に、ＵＥから無認可スペクトルで受信され得る。

[0157]場合によっては、前のデータフレーム、データフレーム、および／または次のデータフレームは、時間的に隣接するデータフレームであり得る（すなわち、無認可スペクトルで送信される他のデータフレームによって分離されていないことがある）。他の場合には、１つまたは複数の他のデータフレームが、前のデータフレーム、データフレーム、および／または次のデータフレームの間で無認可スペクトルで送信され得る。他のデータフレームは、場合によっては、方法１２００を実行するｅＮＢ以外の１つまたは複数のデバイスによって送信され得、方法１２００を実行するｅＮＢが他のデータフレームに対して成功したＣＣＡを実行することに失敗する（したがって、他のデータフレーム中に無認可スペクトルへのアクセスを獲得することができない）ので発生し得る。

[0158]したがって、方法１２００はワイヤレス通信を提供し得る。方法１２００は一実装形態にすぎないこと、および方法１２００の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。

[0159]図１３は、ワイヤレス通信のための方法１３００の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法１３００について、図１、図２Ａ、図２Ｂ、図７Ａ、図７Ｂ、図９、および／または図１１を参照しながら説明したｅＮＢまたはデバイス１０５、２０５、７０５、７５５、９０５、および／または１１０５のうちの１つと、図１、図２Ａ、図２Ｂ、図８Ａ、図８Ｂ、図１０、および／または図１１を参照しながら説明したＵＥまたはデバイス１１５、２１５、８１５、８５５、１０１５、および／または１１１５のうちの１つとを参照しながら以下で説明する。一実施形態では、ｅＮＢは、以下で説明する機能を実行するためにｅＮＢの機能要素を制御するためのコードの１つまたは複数のセットを実行し得る。

[0160]ブロック１３０５において、データフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットが、ＵＥに無認可スペクトルで送信され得る。１つまたは複数のデータサブフレームのセットは、送信期間（たとえば、データフレームの送信期間）中に送信され得る。データフレーム５０５の１つまたは複数のデータサブフレーム５３０、５３１、５３２、５３３、５３４のセットの例示的な送信について、図５を参照しながら説明した。ブロック１３０５における動作は、場合によっては、図７Ａ、図７Ｂ、および／または図９を参照しながら説明したｅＮＢ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール７２０、７６０、および／もしくは９９０、図７Ｂを参照しながら説明したＤＬ同期ＨＡＲＱモジュール７６３、および／または図１１を参照しながら説明したモジュールもしくは機能１１４１を使用して実行され得る。

[0161]ブロック１３１０において、複数のデータサブフレームのためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージが受信され得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、送信期間中にＵＥから無認可スペクトルで受信され得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが受信された複数のデータサブフレームは、ブロック１３０５において送信された１つまたは複数のデータサブフレームのセットのサブセットを含み得る（すなわち、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、１つまたは複数のデータサブフレームのセットのサブセットについてのＨＡＲＱフィードバック情報を含み得る）。オプションで、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが受信された複数のデータサブフレームはまた、または代替的に、前のデータフレーム中に送信された１つまたは複数のデータサブフレームを含み得る（すなわち、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、前のデータフレーム中に送信されたデータサブフレームのうちの１つまたは複数についてのＨＡＲＱフィードバック情報を含み得る）。データサブフレーム５３０、５３１、５３２、５３３のセットのサブセットのためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ５４５の例示的な受信について、図５を参照しながら説明した。

[0162]ブロック１３１５において、ブロック１３０５において送信された１つまたは複数のデータサブフレームのセットの残りのサブセットのための次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージが受信され得る。次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、次の送信期間中にＵＥから無認可スペクトルで受信され得る。次の送信期間は、場合によっては、次のデータフレーム中にあり得る。次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージが受信されたデータサブフレームの残りのサブセットは、ブロック１２０５において送信された１つまたは複数のデータサブフレームのセットの残りのサブセット（たとえば、ブロック１３１０において受信されたＨＡＲＱフィードバックメッセージ中にＨＡＲＱフィードバック情報が含まれていなかったデータサブフレーム）を含み得る。オプションで、次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージはまた、次の送信期間中に（たとえば、次のデータフレーム中に）送信される１つまたは複数のデータサブフレームについてのＨＡＲＱフィードバック情報を含み得る。

[0163]場合によっては、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージおよび次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージの各々は、ＵＥによって復号されたいくつかのデータサブフレームの各々に対する確認応答を含み得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージおよび次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージの各々はまた、ＵＥによって復号されなかった（または正しく復号されなかった）いくつかのデータサブフレームの各々に対する否定確認応答を含み得る。

[0164]場合によっては、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージおよび次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージの各々は、ＵＥによって確認応答されている複数のデータサブフレームの各々のプロセス識別子を含み得る。

[0165]ブロック１３１０における動作は、場合によっては、図７Ａ、図７Ｂ、および／または図９を参照しながら説明したｅＮＢ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール７２０、７６０、および／または９９０、図７Ｂを参照しながら説明したＨＡＲＱフィードバックモジュール７６４、ならびに／あるいは図１１を参照しながら説明したモジュールまたは機能１１４１を使用して実行され得る。

[0166]いくつかの実施形態では、ブロック１３０５において送信されたデータフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットは、送信期間のダウンリンク部分中に送信され得る。また、場合によっては、ブロック１３１０において受信されたグループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、送信期間のダウンリンク部分の後に受信され得る。

[0167]いくつかの実施形態では、ＣＣＡは、無認可スペクトルの利用可能性を決定するために実行され得、無認可スペクトルが利用可能であるという決定が行われると、無認可スペクトルは、（たとえば、ブロック１３０５において１つまたは複数のデータサブフレームのセットを送信するための）データフレーム中にアクセスされ得る。次のデータフレームの間じゅう無認可スペクトルの利用可能性を決定するために、別のＣＣＡが実行され得、以下同様である。

[0168]いくつかの実施形態では、ＲＴＳメッセージは、ＵＥに無認可スペクトルで送信され得る。ＲＴＳメッセージは、ＣＣＡを実行した後に送信され得、ＵＥもＣＣＡを実行する必要があることをＵＥにシグナリングし得る。ＣＣＡを実行することに成功すると、ＵＥは、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージの送信のために無認可スペクトルを予約し得る。ＵＥはまた、無認可スペクトルでＣＴＳメッセージを送信し得る。ＣＴＳメッセージは、（たとえば、方法１３００を実行するｅＮＢによって）ＵＥから受信され得、ｅＮＢに、ＵＥからグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを受信するために送信期間のアップリンク部分を予約することを行わせ得る。ＲＴＳ／ＣＴＳメッセージの別のラウンドが、次のデータフレーム中に送信／受信され得、ｅＮＢに、ＵＥから次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを受信するために次の送信期間のアップリンク部分を予約させ得る。

[0169]いくつかの実施形態では、ＣＳＩフィードバックとＳＲＳの一方または両方は、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージおよび／または次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージと同時にＵＥから無認可スペクトルで受信され得る。

[0170]場合によっては、前のデータフレーム、データフレーム、および／または次のデータフレームは、時間的に隣接するデータフレームであり得る（すなわち、無認可スペクトルで送信される他のデータフレームによって分離されていないことがある）。他の場合には、１つまたは複数の他のデータフレームが、前のデータフレーム、データフレーム、および／または次のデータフレームの間で無認可スペクトルで送信され得る。他のデータフレームは、場合によっては、方法１３００を実行するｅＮＢ以外の１つまたは複数のデバイスによって送信され得、方法１３００を実行するｅＮＢが他のデータフレームに対して成功したＣＣＡを実行することに失敗する（したがって、他のデータフレーム中に無認可スペクトルへのアクセスを獲得することができない）ので発生し得る。

[0171]したがって、方法１３００はワイヤレス通信を提供し得る。方法１３００は一実装形態にすぎないこと、および方法１３００の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。

[0172]図１４は、ワイヤレス通信のための方法１４００の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法１４００について、図１、図２Ａ、図２Ｂ、図８Ａ、図８Ｂ、図１０、および／または図１１を参照しながら説明したＵＥまたはデバイス１１５、２１５、８１５、８５５、１０１５、および／または１１０５のうちの１つと、図１、図２Ａ、図２Ｂ、図７Ａ、図７Ｂ、図９、および／または図１１を参照しながら説明したｅＮＢまたはデバイス１０５、２０５、７０５、７５５、９０５、および／または１１０５のうちの１つとを参照しながら以下で説明する。一実施形態では、ＵＥは、以下で説明する機能を実行するためにＵＥの機能要素を制御するためのコードの１つまたは複数のセットを実行し得る。

[0173]ブロック１４０５において、データフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットが、送信期間（たとえば、データフレームの送信期間）中に無認可スペクトルで受信され得る。ＵＥによるデータフレーム５０５の１つまたは複数のデータサブフレーム５３０、５３１、５３２、５３３、５３４のセットの例示的な受信について、図５を参照しながら説明した。ブロック１４０５における動作は、場合によっては、図８Ａ、図８Ｂ、および／または図１０を参照しながら説明したＵＥ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール８２０、８６０、および／または１０６０、図８Ｂを参照しながら説明したＤＬ同期ＨＡＲＱモジュール８６３、ならびに／あるいは図１１を参照しながら説明したモジュールまたは機能１１８１を使用して実行され得る。

[0174]ブロック１４１０において、複数のデータサブフレームのためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージが送信され得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、送信期間中に無認可スペクトルで送信され得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが送信された複数のデータサブフレームは、ブロック１４０５において受信された１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの少なくとも１つ（たとえば、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの１つ、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの２つ以上、あるいは１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちのすべて）を含み得る。オプションで、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが送信された複数のデータサブフレームはまた、または代替的に、前のデータフレーム中に受信された１つまたは複数のデータサブフレームを含み得る（すなわち、ＨＡＲＱフィードバックメッセージは、前のデータフレーム中に受信されたデータサブフレームのうちの１つまたは複数についてのＨＡＲＱフィードバック情報を含み得る）。複数のデータサブフレーム５３０、５３１、５３２、５３３のためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ５４５の例示的な送信について、図５を参照しながら説明した。

[0175]ブロック１４１０における動作は、場合によっては、図８Ａ、図８Ｂ、および／または図１０を参照しながら説明したＵＥ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール８２０、８６０、および／もしくは１０６０、図８Ｂを参照しながら説明したＨＡＲＱフィードバックモジュール８６４、ならびに／または図１１を参照しながら説明したモジュールもしくは機能１１８１を使用して実行され得る。

[0176]いくつかの実施形態では、ブロック１４０５において受信されたデータフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットは、送信期間のダウンリンク部分中に受信され得る。また、場合によっては、ブロック１４１０において送信されたグループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、送信期間のダウンリンク部分の後に送信され得る。

[0177]いくつかの実施形態では、ブロック１４１０においてグループＨＡＲＱフィードバックメッセージが送信された複数のデータサブフレームは、ブロック１４０５において受信された１つまたは複数のデータサブフレームのセットのサブセットを含み得る（すなわち、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、１つまたは複数のデータサブフレームのセットのサブセットについてのＨＡＲＱフィードバック情報を含み得る）。オプションで、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが送信された複数のデータサブフレームはまた、または代替的に、前のデータフレーム中に受信された１つまたは複数のデータサブフレームを含み得る（すなわち、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、前のデータフレーム中に受信されたデータサブフレームのうちの１つまたは複数についてのＨＡＲＱフィードバック情報を含み得る）。これらの実施形態では、ブロック１４０５において送信された１つまたは複数のデータサブフレームのセットの残りのサブセットのための次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージが送信され得る。次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、次の送信期間中に無認可スペクトルで送信され得る。次の送信期間は、場合によっては、次のデータフレーム中にあり得る。次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージが送信されたデータサブフレームの残りのサブセットは、ブロック１４０５において受信された１つまたは複数のデータサブフレームのセットの残りのサブセット（たとえば、現在の送信期間中に送信されたＨＡＲＱフィードバックメッセージ中にＨＡＲＱフィードバック情報が含まれていなかったデータサブフレーム）を含み得る。オプションで、次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージはまた、次の送信期間中に（たとえば、次のデータフレーム中に）受信される１つまたは複数のデータサブフレームについてのＨＡＲＱフィードバック情報を含み得る。

[0178]受信されたデータサブフレームは復号され得、受信の後に正しく復号されたデータサブフレームが識別され得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージ（および、送信された場合、次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ）は、正しく復号されたデータサブフレームの各々に対する確認応答を含み得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージ（および、送信された場合、次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ）はまた、復号されなかった（または正しく復号されなかった）各データサブフレームに対する否定確認応答を含み得る。追加的にまたは代替的に、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージ（および、送信された場合、次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ）は、正しく復号された各データサブフレームのプロセス識別子を含み得る。

[0179]いくつかの実施形態では、ＣＣＡは、無認可スペクトルの利用可能性を決定するために実行され得、無認可スペクトルが利用可能であるという決定が行われると、無認可スペクトルは、（たとえば、ブロック１４１０においてグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを送信するための）データフレーム中にアクセスされ得る。ＣＣＡは、無認可スペクトルで、ＲＴＳメッセージを受信したことに応答して実行され得る。ＣＣＡを実行することに成功すると、無認可スペクトルでＣＴＳメッセージが送信され得る。ＣＴＳメッセージは、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージを送信するために送信期間のアップリンク部分を予約するために（たとえば、ｅＮＢに）送信され得る。その後、次のデータフレーム中に無認可スペクトルの利用可能性を決定するために、別のＣＣＡが実行され得、以下同様である。

[0180]いくつかの実施形態では、ＣＳＩフィードバックとＳＲＳの一方または両方は、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージおよび／または次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージと同時に無認可スペクトルで送信され得る。

[0181]場合によっては、前のデータフレーム、データフレーム、および／または次のデータフレームは、時間的に隣接するデータフレームであり得る（すなわち、無認可スペクトルで送信される他のデータフレームによって分離されていないことがある）。他の場合には、１つまたは複数の他のデータフレームが、前のデータフレーム、データフレーム、および／または次のデータフレームの間で無認可スペクトルで送信され得る。他のデータフレームは、場合によっては、方法１４００を実行するＵＥ以外の１つまたは複数のデバイスによって送信され得、方法１４００を実行するＵＥ、および／またはＵＥが通信しているｅＮＢが他のデータフレームに対して成功したＣＣＡを実行することに失敗する（したがって、他のデータフレーム中に無認可スペクトルへのアクセスを獲得することができない）ので発生し得る。

[0182]したがって、方法１４００はワイヤレス通信を提供し得る。方法１４００は一実装形態にすぎないこと、および方法１４００の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。

[0183]図１５は、ワイヤレス通信のための方法１５００の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法１５００について、図１、図２Ａ、図２Ｂ、図７Ａ、図７Ｂ、図９、および／または図１１を参照しながら説明したｅＮＢまたはデバイス１０５、２０５、７０５、７５５、９０５、および／または１１０５のうちの１つと、図１、図２Ａ、図２Ｂ、図８Ａ、図８Ｂ、図１０、および／または図１１を参照しながら説明したＵＥまたはデバイス１１５、２１５、８１５、８５５、１０１５、および／または１１１５のうちの１つとを参照しながら以下で説明する。一実施形態では、ｅＮＢは、以下で説明する機能を実行するためにｅＮＢの機能要素を制御するためのコードの１つまたは複数のセットを実行し得る。

[0184]ブロック１５０５において、データフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットが、送信期間（たとえば、データフレームの送信期間）中に無認可スペクトルでＵＥに送信され得る。データフレーム６０５の１つまたは複数のデータサブフレーム６３０、６３１、６３２、６３３、６３４のセットの例示的な送信について、図６を参照しながら説明した。ブロック１５０５における動作は、場合によっては、図７Ａ、図７Ｂ、および／または図９を参照しながら説明したｅＮＢ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール７２０、７６０、および／または９９０、図７Ｂを参照しながら説明したＤＬ非同期ＨＡＲＱモジュール７６５、ならびに／あるいは図１１を参照しながら説明したモジュールまたは機能１１４１を使用して実行され得る。

[0185]ブロック１５１０において、アップリンク許可は、ＵＥに無認可スペクトルで送信され得る。アップリンク許可は、送信期間の後に（たとえば、次のデータフレームの次の送信期間中に）送信され得る。アップリンク許可６５０の例示的な送信について、図６を参照しながら説明した。 ブロック１５１０における動作は、場合によっては、図７Ａ、図７Ｂ、および／または図９を参照しながら説明したｅＮＢ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール７２０、７６０、および／または９９０、図７Ｂを参照しながら説明したＵＬ許可モジュール７６７、ならびに／あるいは図１１を参照しながら説明したモジュールまたは機能１１４１を使用して実行され得る。

[0186]ブロック１５１５において、複数のデータサブフレームのためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージが受信され得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、アップリンク許可に応答して無認可スペクトルで受信され得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが受信された複数のデータサブフレームは、ブロック１５０５において送信された１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの少なくとも１つ（たとえば、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの１つ、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの２つ以上、あるいは１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちのすべて）を含み得る。オプションで、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが受信された複数のデータサブフレームはまた、または代替的に、前のデータフレーム中に送信された１つまたは複数のデータサブフレームを含み得る（すなわち、ＨＡＲＱフィードバックメッセージは、前のデータフレーム中に送信されたデータサブフレームのうちの１つまたは複数についてのＨＡＲＱフィードバック情報を含み得る）。複数のデータサブフレーム６３０、６３１、６３２、６３３、６３４のためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ６７０の例示的な受信について、図６を参照しながら説明した。

[0187]場合によっては、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、ＵＥによって復号されたいくつかのデータサブフレームの各々に対する確認応答を含み得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージはまた、ＵＥによって復号されなかった（または正しく復号されなかった）いくつかのデータサブフレームの各々に対する否定確認応答を含み得る。

[0188]場合によっては、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージ中でＵＥによって確認応答されている複数のデータサブフレームの各々のプロセス識別子を含み得る。

[0189]ブロック１５１５における動作は、場合によっては、図７Ａ、図７Ｂ、および／または図９を参照しながら説明したｅＮＢ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール７２０、７６０、および／または９９０、図７Ｂを参照しながら説明したＨＡＲＱフィードバックモジュール７６６、ならびに／あるいは図１１を参照しながら説明したモジュールまたは機能１１４１を使用して実行され得る。

[0190]いくつかの実施形態では、ブロック１５０５において送信されたデータフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットは、送信期間のダウンリンク部分中に送信され得る。また、場合によっては、アップリンク許可および／またはグループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、次のデータフレーム中に送信（または受信）され得る。

[0191]いくつかの実施形態では、ＣＣＡは、無認可スペクトルの利用可能性を決定するために実行され得、無認可スペクトルが利用可能であるという決定が行われると、無認可スペクトルは、（たとえば、ブロック１５０５において１つまたは複数のデータサブフレームのセットを送信するための）データフレーム中にアクセスされ得る。次のデータフレーム中に無認可スペクトルの利用可能性を決定するために、別のＣＣＡが実行され得、以下同様である。

[0192]いくつかの実施形態では、ＣＳＩフィードバックとＳＲＳの一方または両方は、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージと同時に、ＵＥから無認可スペクトルで受信され得る。

[0193]場合によっては、前のデータフレーム、データフレーム、および／または次のデータフレームは、時間的に隣接するデータフレームであり得る（すなわち、無認可スペクトルで送信される他のデータフレームによって分離されていないことがある）。他の場合には、１つまたは複数の他のデータフレームが、前のデータフレーム、データフレーム、および／または次のデータフレームの間で無認可スペクトルで送信され得る。他のデータフレームは、場合によっては、方法１５００を実行するｅＮＢ以外の１つまたは複数のデバイスによって送信され得、方法１５００を実行するｅＮＢが他のデータフレームに対して成功したＣＣＡを実行することに失敗する（したがって、他のデータフレーム中に無認可スペクトルへのアクセスを獲得することができない）ので発生し得る。

[0194]したがって、方法１５００はワイヤレス通信を提供し得る。方法１５００は一実装形態にすぎないこと、および方法１５００の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。

[0195]図１６は、ワイヤレス通信のための方法１６００の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法１６００について、図１、図２Ａ、図２Ｂ、図８Ａ、図８Ｂ、図１０、および／または図１１を参照しながら説明したＵＥまたはデバイス１１５、２１５、８１５、８５５、１０１５、および／または１１１５のうちの１つと、図１、図２Ａ、図２Ｂ、図７Ａ、図７Ｂ、図９、および／または図１１を参照しながら説明したｅＮＢまたはデバイス１０５、２０５、７０５、７５５、９０５、および／または１１０５のうちの１つとを参照しながら以下で説明する。一実施形態では、ＵＥは、以下で説明する機能を実行するためにＵＥの機能要素を制御するためのコードの１つまたは複数のセットを実行し得る。

[0196]ブロック１６０５において、データフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットが、送信期間（たとえば、データフレームの送信期間）中に無認可スペクトルで受信され得る。データフレーム６０５の１つまたは複数のデータサブフレーム６３０、６３１、６３２、６３３、６３４のセットの例示的な受信について、図６を参照しながら説明した。ブロック１６０５における動作は、場合によっては、図８Ａ、図８Ｂ、および／または図１０を参照しながら説明したＵＥ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール８２０、８６０、および／または１０６０、図８Ｂを参照しながら説明したＤＬ非同期ＨＡＲＱモジュール８６５、ならびに／あるいは図１１を参照しながら説明したモジュールまたは機能１１８１を使用して実行され得る。

[0197]ブロック１６１０において、アップリンク許可は、無認可スペクトルで受信され得る。アップリンク許可は、送信期間の後に（たとえば、次のデータフレームの次の送信期間中に）受信され得る。アップリンク許可６５０の例示的な受信について、図６を参照しながら説明した。ブロック１６１０における動作は、場合によっては、図８Ａ、図８Ｂ、および／または図１０を参照しながら説明したＵＥ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール８２０、８６０、および／もしくは１０６０、図８Ｂを参照しながら説明したＵＬ許可モジュール８６７、ならびに／または図１１を参照しながら説明したモジュールもしくは機能１１８１を使用して実行され得る。

[0198]ブロック１６１５において、複数のデータサブフレームのためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージが送信され得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、アップリンク許可に応答して無認可スペクトルで送信され得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが送信された複数のデータサブフレームは、ブロック１６０５において受信された１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの少なくとも１つ（たとえば、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの１つ、１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちの２つ以上、あるいは１つまたは複数のデータサブフレームのセット中のデータサブフレームのうちのすべて）を含み得る。オプションで、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージが送信された複数のデータサブフレームはまた、または代替的に、前のデータフレーム中に受信された１つまたは複数のデータサブフレームを含み得る（すなわち、ＨＡＲＱフィードバックメッセージは、前のデータフレーム中に受信されたデータサブフレームのうちの１つまたは複数についてのＨＡＲＱフィードバック情報を含み得る）。複数のデータサブフレーム６３０、６３１、６３２、６３３、６３４のためのグループＨＡＲＱフィードバックメッセージ６７０の例示的な送信について、図６を参照しながら説明した。

[0199]ブロック１６１５における動作は、場合によっては、図８Ａ、図８Ｂ、および／または図１０を参照しながら説明したＵＥ ＬＴＥ ＨＡＲＱモジュール８２０、８６０、および／または１０６０、図７Ｂを参照しながら説明したＨＡＲＱフィードバックモジュール８６６、ならびに／あるいは図１１を参照しながら説明したモジュールまたは機能１１８１を使用して実行され得る。

[0200]いくつかの実施形態では、ブロック１６０５において受信されたデータフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットは、送信期間のダウンリンク部分中に受信され得る。また、場合によっては、アップリンク許可および／またはグループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、次のデータフレーム中に受信（または送信）され得る。

[0201]受信されたデータサブフレームは復号され得、受信の後に正しく復号されたデータサブフレームが識別され得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、正しく復号されたデータサブフレームの各々に対する確認応答を含み得る。グループＨＡＲＱフィードバックメッセージはまた、復号されなかった（または正しく復号されなかった）各データサブフレームに対する否定確認応答を含み得る。追加的にまたは代替的に、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、正しく復号された各データサブフレームのプロセス識別子を含み得る。

[0202]いくつかの実施形態では、ＣＣＡは、無認可スペクトルの利用可能性を決定するために、アップリンク許可に応答して実行され得る。無認可スペクトルが利用可能であるという決定が行われると、無認可スペクトルは、（たとえば、ブロック１６１５においてグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを送信するための）データフレーム中にアクセスされ得る。

[0203]いくつかの実施形態では、ＣＳＩフィードバックとＳＲＳの一方または両方は、グループＨＡＲＱフィードバックメッセージと同時に、無認可スペクトルで送信され得る。

[0204]場合によっては、前のデータフレーム、データフレーム、および／または次のデータフレームは、時間的に隣接するデータフレームであり得る（すなわち、無認可スペクトルで送信される他のデータフレームによって分離されていないことがある）。他の場合には、１つまたは複数の他のデータフレームが、前のデータフレーム、データフレーム、および／または次のデータフレームの間で無認可スペクトルで送信され得る。他のデータフレームは、場合によっては、方法１６００を実行するｅＮＢ以外の１つまたは複数のデバイスによって送信され得、方法１６００を実行するｅＮＢが他のデータフレームに対して成功したＣＣＡを実行することに失敗する（したがって、他のデータフレーム中に無認可スペクトルへのアクセスを獲得することができない）ので発生し得る。

[0205]したがって、方法１６００はワイヤレス通信を提供し得る。方法１６００は一実装形態にすぎないこと、および方法１６００の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。

[0206]添付の図面に関して上記に記載した詳細な説明は、例示的な実施形態について説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入る実施形態のみを表すものではない。この説明全体にわたって使用される「例示的」という用語は、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味し、「好ましい」または「他の実施形態よりも有利な」を意味しない。詳細な説明は、説明された技法の理解を与えるために、具体的な詳細を含む。ただし、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実施され得る。いくつかの事例では、説明した実施形態の概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造およびデバイスをブロック図の形式で示す。

[0207]情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表され得る。

[0208]本明細書の開示に関して説明した様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、ＡＳＩＣ、ＦＰＧＡもしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替では、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、ＤＳＰおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、ＤＳＰコアと連携する１つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成としても実装され得る。プロセッサは、場合によっては、メモリと電子通信していることがあり、メモリは、プロセッサによって実行可能な命令を記憶する。

[0209]本明細書で説明された機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実現され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実現される場合、機能は、１つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態は、本開示および添付の特許請求の範囲および趣旨内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質により、上記で説明された機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の一部が異なる物理的な場所で実装されるように分散されることを含む、様々な位置に物理的に配置され得る。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、「のうちの少なくとも１つ」で始まる項目の列挙中で使用される「または」は、たとえば、「Ａ、Ｂ、またはＣのうちの少なくとも１つ」の列挙は、ＡまたはＢまたはＣまたはＡＢまたはＡＣまたはＢＣまたはＡＢＣ（すなわち、ＡおよびＢおよびＣ）を意味するような選言的列挙を示す。

[0210]コンピュータプログラム製品またはコンピュータ可読媒体はいずれも、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ可読記憶媒体と通信媒体とを含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、ＲＡＭ、ＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ（登録商標）、ＣＤ−ＲＯＭもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または命令またはデータ構造の形態の所望のコンピュータ可読プログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。さらに、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、より対線、デジタル加入者線（「ＤＳＬ」）、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから送信される場合、その同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、より対線、ＤＳＬ、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術が媒体の定義に含められる。本明細書で使用するディスク（disk）およびディスク（disc）は、コンパクトディスク（disc）（ＣＤ）、レーザーディスク（登録商標）（disc）、光ディスク（disc）、デジタル多用途ディスク（disc）（ＤＶＤ）、フロッピー（登録商標）ディスク（disk）、およびＢｌｕ−ｒａｙ（登録商標）ディスク（disc）を含み、ディスク（disk）は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク（disc）は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。

[0211]本開示のこれまでの説明は、当業者が本開示を作成または使用することを可能にするために提供される。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。本開示全体にわたって、「例」または「例示的」という用語は、一例または一事例を示すものであり、言及された例についての選好を暗示せず、または必要としない。したがって、本開示は、本明細書で説明された例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示される原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (30)

1. ワイヤレス通信のための方法であって、
   ユーザ機器（ＵＥ）に無認可スペクトルで、送信期間中にデータフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットを送信することと、
   前記ＵＥから前記無認可スペクトルで、前記送信期間中に、１つまたは複数のデータサブフレームの前記セット中の前記データサブフレームのうちの少なくとも１つを含む複数のデータサブフレームのためのグループハイブリッド自動再送要求（ＨＡＲＱ）フィードバックメッセージを受信することと、
   を備える方法。
2. 前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、前記ＵＥによって復号された前記複数のデータサブフレームの各々に対する確認応答を備え、前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、周期的にまたはトリガに応答してのいずれかで受信される、請求項１に記載の方法。
3. 前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージはビットマップを備え、前記ビットマップは、前記ビットマップ中の位置に基づいて、前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージ中で前記ＵＥによって確認応答されている前記複数のデータサブフレームの各々のプロセス識別子を示す、請求項１に記載の方法。
4. 前記複数のデータサブフレームのための前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージを受信することは、前記送信期間のダウンリンク部分の後に前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージを受信することを備える、請求項１に記載の方法。
5. 前記ＵＥに前記無認可スペクトルで、送信要求（Request to Send）メッセージを送信することと、
   前記ＵＥから前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージを受信するために前記送信期間のアップリンク部分を予約するために、前記ＵＥから前記無認可スペクトルで送信可（Clear to Send）メッセージを受信することと、
   をさらに備える、請求項１に記載の方法。
6. 前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、１つまたは複数のデータサブフレームの前記セットのサブセットについてのＨＡＲＱフィードバック情報を備え、前記方法は、
   前記ＵＥから前記無認可スペクトルで、１つまたは複数のデータサブフレームの前記セットの残りのサブセットについてのＨＡＲＱフィードバック情報を備える次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを受信すること、前記次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージは次の送信期間中に受信される、
   をさらに備える、請求項１に記載の方法。
7. 前記無認可スペクトルの利用可能性を決定するためにクリアチャネルアセスメント（ＣＣＡ）を実行することと、
   前記無認可スペクトルが利用可能であるという決定が行われると、前記送信期間中に前記無認可スペクトルにアクセスすることと、
   をさらに備える、請求項１に記載の方法。
8. 前記無認可スペクトルが送信のために利用可能であるとき、送信可（ＣＴＳ）信号を送信すること
   をさらに備える、請求項１に記載の方法。
9. ワイヤレス通信のための装置であって、
   ユーザ機器（ＵＥ）に無認可スペクトルで、送信期間中にデータフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットを送信するための手段と、
   前記ＵＥから前記無認可スペクトルで、前記送信期間中に、１つまたは複数のデータサブフレームの前記セット中の前記データサブフレームのうちの少なくとも１つを含む複数のデータサブフレームのためのグループハイブリッド自動再送要求（ＨＡＲＱ）フィードバックメッセージを受信するための手段と、
   を備える装置。
10. 前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、前記ＵＥによって復号された前記複数のデータサブフレームの各々に対する確認応答を備え、前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、周期的にまたはトリガに応答してのいずれかで受信される、請求項９に記載の装置。
11. 前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージはビットマップを備え、前記ビットマップは、前記ビットマップ中の位置に基づいて、前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージ中で前記ＵＥによって確認応答されている前記複数のデータサブフレームの各々のプロセス識別子を示す、請求項９に記載の装置。
12. 前記送信期間のダウンリンク部分の後に前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージを受信するための手段
    をさらに備える、請求項９に記載の装置。
13. 前記ＵＥに前記無認可スペクトルで、送信要求（Request to Send）メッセージを送信するための手段と、
    前記ＵＥから前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージを受信するために前記送信期間のアップリンク部分を予約するために、前記ＵＥから無認可スペクトルで送信可（Clear to Send）メッセージを受信するための手段と、
    をさらに備える、請求項９に記載の装置。
14. 前記ＵＥから前記無認可スペクトルで、１つまたは複数のデータサブフレームの前記セットの残りのサブセットについてのＨＡＲＱフィードバック情報を備える次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを受信するための手段、前記次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージは次の送信期間中に受信される、
    をさらに備える、請求項９に記載の装置。
15. 前記無認可スペクトルの利用可能性を決定するためにクリアチャネルアセスメント（ＣＣＡ）を実行するための手段と、
    前記無認可スペクトルが利用可能であるという決定が行われると、前記送信期間中に前記無認可スペクトルにアクセスするための手段と、
    をさらに備える、請求項９に記載の装置。
16. 前記無認可スペクトルが送信のために利用可能であるとき、送信可（ＣＴＳ）信号を送信するための手段
    をさらに備える、請求項９に記載の装置。
17. ワイヤレス通信のための方法であって、
    無認可スペクトルで、送信期間中にデータフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットを受信することと、
    前記無認可スペクトルで、前記送信期間中に、１つまたは複数のデータサブフレームの前記セット中の前記データサブフレームのうちの少なくとも１つを含む複数のデータサブフレームのためのグループハイブリッド自動再送要求（ＨＡＲＱ）フィードバックメッセージを送信することと、
    を備える方法。
18. 受信の後にどのデータサブフレームが正しく復号されたかを識別すること、をさらに備え、
    前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、正しく復号された前記複数のデータサブフレームの各々に対する確認応答を備え、ここにおいて、前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、前記無認可スペクトルで、周期的にまたはトリガに応答してのいずれかで送信される、請求項１７に記載の方法。
19. 受信の後にどのデータサブフレームが正しく復号されたかを識別すること、をさらに備え、
    前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージはビットマップを備え、前記ビットマップは、前記ビットマップ中の位置に基づいて、正しく復号された前記複数のデータサブフレームの各々のプロセス識別子を示す、請求項１７に記載の方法。
20. 前記複数のデータサブフレームのための前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージを送信することは、前記送信期間のダウンリンク部分の後に前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージを送信することを備える、請求項１７に記載の方法。
21. 前記無認可スペクトルで、送信要求（Request to Send）メッセージを受信することと、
    前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージを送信するために前記送信期間のアップリンク部分を予約するために、前記無認可スペクトルで送信可（Clear to Send）メッセージを送信することと、
    をさらに備える、請求項１７に記載の方法。
22. 前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、１つまたは複数のデータサブフレームの前記セットのサブセットについてのＨＡＲＱフィードバック情報を備え、前記方法は、
    前記無認可スペクトルで、１つまたは複数のデータサブフレームの前記セットの残りのサブセットについてのＨＡＲＱフィードバック情報を備える次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを送信すること、前記次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージは次の送信期間中に送信される、
    をさらに備える、請求項１７に記載の方法。
23. 前記送信期間の後に、前記無認可スペクトルでアップリンク許可を受信すること、ここにおいて、前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、前記アップリンク許可に応答して送信される、をさらに備える、請求項１７に記載の方法。
24. ワイヤレス通信のための装置であって、
    無認可スペクトルで、送信期間中にデータフレームの１つまたは複数のデータサブフレームのセットを受信するための手段と、
    前記無認可スペクトルで、前記送信期間中に、１つまたは複数のデータサブフレームの前記セット中の前記データサブフレームのうちの少なくとも１つを含む複数のデータサブフレームのためのグループハイブリッド自動再送要求（ＨＡＲＱ）フィードバックメッセージを送信するための手段と、
    を備える装置。
25. 受信の後にどのデータサブフレームが正しく復号されたかを識別するための手段をさらに備え、前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、正しく復号された前記複数のデータサブフレームの各々に対する確認応答を備え、前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、前記無認可スペクトルで、周期的にまたはトリガに応答してのいずれかで送信される、
    請求項２４に記載の装置。
26. 受信の後にどのデータサブフレームが正しく復号されたかを識別するための手段をさらに備え、前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージはビットマップを備え、前記ビットマップは、前記ビットマップ中の位置に基づいて、正しく復号された前記複数のデータサブフレームの各々のプロセス識別子を示す、
    請求項２４に記載の装置。
27. 前記送信期間のダウンリンク部分の後に前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージを送信するための手段
    をさらに備える、請求項２４に記載の装置。
28. 前記無認可スペクトルで、送信要求（Request to Send）メッセージを受信するための手段と、
    前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージを送信するために前記送信期間のアップリンク部分を予約するために、前記無認可スペクトルで送信可（Clear to Send）メッセージを送信するための手段と、
    をさらに備える、請求項２４に記載の装置。
29. 前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、１つまたは複数のデータサブフレームの前記セットのサブセットについてのＨＡＲＱフィードバック情報を備え、前記装置は、
    前記無認可スペクトルで、１つまたは複数のデータサブフレームの前記セットの残りのサブセットについてのＨＡＲＱフィードバック情報を備える次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージを送信するための手段、をさらに備え、前記次のグループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、次の送信期間中に送信される、
    請求項２４に記載の装置。
30. 前記送信期間の後に、前記無認可スペクトルでアップリンク許可を受信するための手段をさらに備え、前記グループＨＡＲＱフィードバックメッセージは、前記アップリンク許可に応答して送信される、
    請求項２４に記載の装置。

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