JP2017502578A - 物理セルidの自己組織的分散型割り当て、最適化及び使用 - Google Patents

物理セルidの自己組織的分散型割り当て、最適化及び使用 Download PDF

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Abstract

無線ネットワークの基地局において、複数のセル対の干渉を特定する。各セル対は、基地局によって形成された1又は2以上のサービングセルのうちの個々の1つのサービングセルと、1又は2以上のサービングセルを取り囲む他のセルのうちの個々の1つのセルとの間の対である。基地局において、サービングセルと隣接セル及び隣接セルの隣接セルとの複数のセル対の干渉に基づいて、1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための値を割り当てる。システム、方法、装置、プログラム及びプログラム製品を開示する。実施例では、モジュロ30、モジュロ3及びモジュロ6の衝突を考慮することもできる。【選択図】 図6

Description

本発明は、一般に無線通信に関し、より具体的には、ネットワークにおいて使用される物理レイヤセルの識別に関する。
本節には、以下で開示する内容の背景又は状況を示す。本明細書における説明は、追求できる概念を含んでいることがあるが、この概念は、必ずしも以前に想到、実施又は記述された概念であるとは限らない。従って、本節で説明する内容は、本明細書において特に示さない限り、本出願における説明及び特許請求の範囲にとっての先行技術ではなく、本節に含まれることにより先行技術と認められるものではない。本明細書及び/又は図面の図で見出すことができる略語については、本明細書の本文の最後に定義する。
LTE RANでは、ユーザ装置(UE)が、セル測定を行う周波数と同じ中心周波数を有する異なるセル同士を区別するために物理レイヤセルID(PCI)を使用する。従って、同じ中心周波数の隣接セルは、UEが全ての隣接セル同士を区別できるように、同じPCI値を有するべきでない。すなわち、2つのセルが同じPCIを有しているような同一PCI衝突を避ける。セルは、UEがセルにレポートした近隣セルのPCIをハンドオーバなどのいくつかのRRM手順のために使用する。このため、同じ中心周波数の隣接セルの隣接セルは、同じPCI値を有していないことが必要である(すなわち、同一PCI衝突又は混乱を避けなければならない)。PCIの番号は0(ゼロ)〜503の値に制限されている上に同一PCI衝突及び混乱を避けなければならないので、PCI割り当ては、LTE RANの計画及び最適化における最も面倒な段階の1つと見なされている。
セル毎に2又は3以上のTxアンテナポートを有する時刻同期単一周波数レイヤLTEネットワークでは、同じPCIモジュロ3の値を有するセルは、同じセル固有参照信号(CRS)の時間周波数位置を有する。CRSが同じ時間周波数位置を有しているので、隣接セルのCRSがサービングセルのUEに干渉する。実験室試験及び現場試験では、ブロック誤り率(BLER)ベースのチャネル品質インジケータ(CQI)補正を用いた場合でも、CRS対CRSの干渉により、セルエッジにおけるダウンリンクスループットがCRS対PDSCHの干渉に比べて10パーセント又はそれ以上低下することが分かった。CRS対CRSの干渉では、呼成功率、ハンドオーバ成功率及びその他のKPIが低下する恐れもある。
PCIモジュロ3の値が同じであれば、物理同期信号(PSS)シーケンスも同じになる。PSS同士が干渉すると、隣接セルの存在の検出が低下する。CRS間の干渉及びPSSの誤検出を避けるために、同じ中心周波数の隣接セルは、異なるPCIモジュロ3を有することが望ましい。
セル毎に単一のTxアンテナポートが存在する場合、又は垂直−水平(V−H)偏波構成の2つのアンテナポートが存在する場合、同じPCIモジュロ6の値を有するセルのCRSは、同じ時間周波数偏波位置を有する。このシナリオでは、性能劣化につながるこれらのCRSの干渉を避けるために、同じ中心周波数の隣接セルは、異なるPCIモジュロ6を有することが望ましい。
同じPCIモジュロ30を有するセルでは、これらのセルが、同じPUCCH復調参照信号(DMRS)シーケンスグループ番号を有する。DMRSグループ番号が同じセルでは、互いのアップリンク干渉が大きくなる。従って、過度のアップリンク干渉を避けるために、同じ中心周波数の隣接セルは、異なるPCIモジュロ30を有することが望ましい。
欧州特許出願公開第2012/074352号明細書(国際公開第2014/086397号) 欧州特許出願公開第2012/074346号明細書(国際公開第2014/086394号)
ネットワークにおけるPCI割り当てが最適化されていないと損失の可能性があるため、PCI割り当てを改善することが有益と思われる。
本節は、例を含み、限定を意図するものではない。
例示的な方法は、無線ネットワークの基地局において、基地局によって形成された1又は2以上のサービングセルのうちの個々の1つのサービングセルと、1又は2以上のサービングセルを取り囲む他のセルのうちの個々の1つのセルとの間の対を各セル対とする複数のセル対の干渉を特定するステップと、基地局において、複数のセル対の干渉に基づいて、1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための値を割り当てるステップと、を含む。
さらなる例示的な実施形態は、プロセッサ上で実行された時に上記段落の方法を実行するためのコードを含むコンピュータプログラムを含む。本段落によるコンピュータプログラムは、コンピュータと共に使用するためのコンピュータプログラムコードを具体化するコンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品である。
例示的な装置は、1又は2以上のプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む1又は2以上のメモリとを含む。1又は2以上のメモリ及びコンピュータプログラムコードは、1又は2以上のプロセッサを用いて、無線ネットワークの基地局において、基地局によって形成された1又は2以上のサービングセルのうちの個々の1つのサービングセルと、1又は2以上のサービングセルを取り囲む他のセルのうちの個々の1つのセルとの間の対を各セル対とする複数のセル対の干渉を特定するステップと、基地局において、複数のセル対の干渉に基づいて、1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための値を割り当てるステップと、を装置に実行させるように構成される。
別の例示的な実施形態は、装置である。この装置は、無線ネットワークの基地局において、基地局によって形成された1又は2以上のサービングセルのうちの個々の1つのサービングセルと、1又は2以上のサービングセルを取り囲む他のセルのうちの個々の1つのセルとの間の対を各セル対とする複数のセル対の干渉を特定する手段と、基地局において、複数のセル対の干渉に基づいて、1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための値を割り当てる手段と、を含む。
例示的なコンピュータプログラム製品は、コンピュータと共に使用するためのコンピュータプログラムコードを具体化するコンピュータ可読記憶媒体を含む。このコンピュータプログラムコードは、無線ネットワークの基地局において、基地局によって形成された1又は2以上のサービングセルのうちの個々の1つのサービングセルと、1又は2以上のサービングセルを取り囲む他のセルのうちの個々の1つのセルとの間の対を各セル対とする複数のセル対の干渉を特定するコードと、基地局において、複数のセル対の干渉に基づいて、1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための値を割り当てるコードと、を含む。
例示的な実施形態を実施することができる例示的なシステムのブロック図である。 物理セルIDの自己組織的分散型最適化のための、UEに接続されたターゲットeNB及び隣接eNBの例示的な構成のブロック図である。 集中的PCI最適化を用いたネットワークの例である。 自己組織的分散型PCI最適化を用いたネットワークの一例である。 事前割り当て段階の例を表すPCI最適化方法図のシグナリング図である。 本明細書において図5として参照するPCI割り当て手順のシグナリング図である。 本明細書において図5として参照するPCI割り当て手順のシグナリング図である。 物理セルIDの自己組織的分散型最適化のための、及びPCIの解の制約を示すための、UEに接続されたターゲットeNB及び隣接eNBの例示的な構成のブロック図である。 例示的な方法の動作、コンピュータ可読メモリ上に具体化されたコンピュータプログラム命令の実行結果、ハードウェアに実装されたロジックによって実行される機能、及び/又は例示的な実施形態による機能を実行するための相互接続手段を示す、物理セルIDを使用するためのロジックフロー図である。 例示的な方法の動作、コンピュータ可読メモリ上に具体化されたコンピュータプログラム命令の実行結果、ハードウェアに実装されたロジックによって実行される機能、及び/又は例示的な実施形態による機能を実行するための相互接続手段を示す、物理セルIDの自己組織的分散型割り当てのためのロジックフロー図である。
上述したように、ネットワークにおけるPCI割り当てが最適化されていないと、これに関連する損失の可能性がある。この問題点のさらなる説明については、例示的な実施形態を使用できるシステムの説明後に提示する。
図1に、例示的な実施形態を実施できる例示的なシステムのブロック図を示す。図1には、ネットワーク100と無線通信するX個のUE110−1〜110−Xが存在する。参照を容易にするために、UE110がeNB180のみと無線通信しているものと想定するが、UE110は、N個の隣接eNB181のうちのいずれかのeNBと無線通信することもできる。単純にするために、これらのUE110は同様のものであると想定しており、従ってUE110−1のみの考えられる内部構成の例について説明する。ユーザ装置110−1は、1又は2以上のプロセッサ120と、1又は2以上のメモリ125と、(各々が1又は2以上の送信機Tx及び1又は2以上の受信機Rxを含む)1又は2以上のトランシーバ130とを含み、これらは1又は2以上のバス127を介して相互接続される。1又は2以上のトランシーバ130は、1又は2以上のアンテナ128に接続される。1又は2以上のバス127は、基板上のトレース、半導上の導電素子、及び光学素子などの、要素間のあらゆる好適な接続部とすることができる。1又は2以上のメモリ125は、コンピュータプログラムコード123を含む。例示的な実施形態では、1又は2以上のメモリ125及びコンピュータプログラムコード123が、1又は2以上のプロセッサ120を用いてユーザ装置110に動作を実行させるように構成される。UE110は、対応するリンク111−1〜111−Xを介してeNB180と通信する。
単一のeNB180と、複数(N個)の隣接eNB181とを示している。eNB180及び181は同様のものであると想定としており、従ってeNB180の例示的な内部実装のみを示す。eNB180は、1又は2以上のプロセッサ150と、1又は2以上のメモリ155と、1又は2以上のネットワークインターフェイス(N/W I/F)161と、(各々が1又は2以上の送信機Tx及び1又は2以上の受信機Rxを含む)1又は2以上のトランシーバ160とを含み、これらは1又は2以上のバス157を介して相互接続される。1又は2以上のバス157は、基板上のトレース、半導上の導電素子、及び光学素子などの、要素間のあらゆる好適な接続部とすることができる。1又は2以上のトランシーバ160は、1又は2以上のアンテナ158に接続される。1又は2以上のメモリ155は、コンピュータプログラムコード153を含む。例示的な実施形態では、1又は2以上のメモリ155及びコンピュータプログラムコード153が、1又は2以上のプロセッサ150を用いて、本明細書で説明する動作のうちの1つ又は2つ以上をeNB180に実行させる。1又は2以上のネットワークインターフェイス161は、ネットワーク170及び131などのネットワークを介して通信する。例えばネットワーク170を用いて、2又は3以上のeNB180が通信する。ネットワーク170は、有線、無線、又はこれらの両方とすることができ、例えばX2インターフェイスを実装することができる。
無線ネットワーク100は、MME/SGW機能を含むことができるとともに電話ネットワーク及び/又はデータ通信ネットワーク(例えば、インターネット)などのさらなるネットワークとの接続性を提供するネットワーク制御要素(NCE)190を含むことができる。eNB180及び181は、ネットワーク131を介してNCE190(或いは、例えば図示していない他のNCE190)に結合される。ネットワーク131は、例えばS1インターフェイスとして実装することができる。NCE190は、1又は2以上のプロセッサ175と、1又は2以上のメモリ171と、1又は2以上のネットワークインターフェイス(N/W I/F)179とを含み、これらは複数のバス185を介して相互接続される。1又は2以上のメモリ171は、コンピュータプログラムコード173を含む。1又は2以上のメモリ171及びコンピュータプログラムコード173は、1又は2以上のプロセッサ175を用いてNCE190に1又は2以上の動作を実行させるように構成される。
コンピュータ可読メモリ125、155及び171は、ローカル技術環境に適したいずれのタイプのものであってもよく、半導体ベースの記憶装置、フラッシュメモリ、磁気記憶装置及びシステム、光記憶装置及びシステム、固定メモリ及び取り外し可能メモリなどのあらゆる好適なデータ記憶技術を使用して実装することができる。プロセッサ120、150及び175は、ローカル技術環境に適したいずれのタイプのものであってもよく、非限定的な例として、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、及びマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの1つ又は2つ以上を含むことができる。
一般的に、ユーザ装置110の様々な実施形態は、以下に限定されるわけではないが、スマートフォンなどの携帯電話機、無線通信能力を有する携帯情報端末(PDA)、無線通信能力を有するポータブルコンピュータ、無線通信能力を有するデジタルカメラなどの画像取り込み装置、無線通信能力を有するゲーム機、無線通信能力を有する音楽録音及び再生機器、無線インターネットアクセス及びブラウジングを可能にするインターネット機器、無線通信能力を有するタブレット、並びにこのような機能の組み合わせを組み込んだポータブル装置又は端末を含むことができる。
PCIに関連する問題点のさらなる説明に関して言えば、これらの問題点は、同一PCI衝突、同一PCI混乱、CRS対CRS干渉及び同一PSS干渉に起因するネットワーク性能の低下を含む。また、多くのLTEネットワークでは、DMRS対DMRS干渉も広く見られる。
一例として、Ian Garciaによって2012年12月4日に出願された「物理セル識別の割り当て(Allocation of Physical Cell Identification)」という名称の欧州特許出願公開第2012/074352号(国際公開第2014/086397号)には、CRS/PSS/PUCCH DMRS衝突を低減するようにPCIを割り当てるためのフレームワークが記載されていると認められる。このフレームワークは、あるセルグループから信号レベル(例えば、RSRP)の測定又は予測データを収集し、収集したデータに基づいて、このセルグループの全てのPCIの割り当て又は再割り当てを行うように構成された集中型ユニットを含むことができる。
一方、Ian Garciaによって2012年12月4日に出願された「物理セル識別子割り当てのためのアルゴリズム(Algorithm for Physical Cell Identifier Allocation)」という名称の欧州特許出願公開第2012/074346号(国際公開第2014/086394号)には、PCIの最適化のための問題定式化が記載されていると認められる。この問題定式化に従うことにより、最適なPCIを効率的に発見することができる。欧州特許出願公開第2012/074346号は、探索が効率的に行われるように縮小した探索空間で最適化問題を規定することにより、欧州特許出願公開第2012/074352号で提案されている最適化フレームワークを強化したものと見なすことができる。
欧州特許出願公開第2012/074352号及び欧州特許出願公開第2012/074346号の方法には、いくつかの不利点が考えられる。第1に、これらの方法では、データを収集してPCIを再割り当てするために集中型ユニットが必要になることがあり、これによってネットワークのコスト及び複雑性が増す。第2に、これらの方法は、PCIを全てのセルにわたって同時に一斉に最適化することができる。解の探索空間が広いため、たとえ小規模な商用ネットワークであっても、良好な結果を得るために強力な探索アルゴリズム(例えば、シミュレーテッドアニーリング法、遺伝的アルゴリズム)が必要になる。第3に、PCI値が0(ゼロ)〜503の値しか取ることができないので、同一PCI衝突及び混乱を避けなければならず、また全てのセルからのデータが必要であり、集中型PCIの再割り当てを周期的にしか実行することができない。これらの方法は、例えば新たなセルの追加、削除又は再配置が毎日行われるような急速に変化するネットワークの素早い最適化に水を差す可能性がある。第4に、これらの方法では、LTE eNBを作動させる上で同じPCIを有する隣接セル及び隣接セルの隣接セルが存在しないことが必要であり、PCIを変更するためにセルを遮断する必要があるので、全ての最適化されたセルを遮断して同時に再始動させる必要があり、この結果、PCIの再割り当て中に、サービスエリア全体にわたって全てのサービスが一時的に停止されることがある。
対照的に、本明細書の例示的な実施形態は、スループット及び呼成功率などのネットワーク性能を改善するために、これらの状態を避けるようにネットワークのセルのPCIを変更する。例示的な実施形態は、少なくともネットワーク内の全てのPCIの最適化を分散的に可能にし、集中型ユニットのあらゆる必要性を排除し、最適化動作の柔軟性及び自律性を高めることなどによってこれまでの方法を改善する。
本明細書で開示する例示的な実施形態は、上述したような集中化方式とは対照的に、セルグループのPCIを自己組織的な分散方式で最適化する方法を含む。図2は、物理セルIDの自己組織的分散型最適化のための、UEに接続されたターゲットeNB及び隣接eNBの例示的な構成のブロック図である。データ収集機プロセス210及びPCI割り当てプロセス220は、eNB180の一部であり、例えばeNB180内のコンピュータプログラムコード153として実装することができる。プロセス210及び220は、例えば1又は2以上のプロセッサ150又は別個の回路の一部として実装された集積回路などの回路内のロジックとして、又はプログラム可能論理装置などのプログラム可能装置として実装することもできる。プロセス210及び220は、コードと回路の何らかの組み合わせとして実装することもできる。データ収集機プロセス210は、ターゲットeNB180のRRC接続UE110に関するデータを収集するとともに、ターゲットeNB180の隣接eNB181に関するデータも収集する。
例示的な実施形態では、各eNB180が、自機のセル及びその隣接セル181から収集するX2隣接リスト及び信号強度ベースの指標に基づいて自機のセルを最適化する。各eNB180の最適化手順は、特定の時間間隔内の特定の時点又はランダムな時点で開始するように構成することができ、何らかの構成可能な期間後に自動的に繰り返すことができる。eNB180は、最適化を行うようにスケジュールされている場合、例示的な実施形態では、最初に他のセルがそれぞれの最適化ステップを終えるのを待ってから自機の最適化を開始する。eNB180は、他の近隣のeNBからセルにおいて受け取って被ることができる干渉に基づいて自機のPCIを最適化する。すなわち、ターゲットeNB180は、隣接セル181への干渉を引き起こして、隣接セル181からの干渉を測定する(この時、隣接セル181もターゲットeNB180からの干渉を測定する)。この干渉は、データ収集機プロセス210によって収集できる指標である。eNB180は、X2隣接リストを用いて、同一PCI混乱及び衝突を確実に避けることができる。eNB180は、(データ収集機プロセス210によって収集された)信号強度に基づく測定を用いてCRS/DMRS/PSS衝突を最小化し、隣接リスト内に存在しない近隣セルの同一PCI状態を排除することができる。提案する例示的な方法では、一般に(例えば、PCI割り当てプロセス220によって実行される)各eNBの局所的最適化によって領域全体がさらに最適化され、すなわち提案する例示的な最適化方法が自己組織化される。この技術では、各eNBが自機のPCIを「オンザフライ」で最適化することができるので、LTEがさらに容易に展開可能かつ「自己組織化可能」になり得る。
図3A及び図3Bを参照すると、図3Aは、集中的PCI最適化を用いたネットワークの例であり、図3Bは、自己組織的分散型PCI最適化を用いたネットワークの例である。図3Aでは、集中型ユニット310が、(各々がeNB380を有する)全てのセル320から隣接リスト及び測定結果を収集する。集中型ユニット310は、全ての又は一群のセル320についてPCIを再割り当てする。対照的に、図3Bでは、各eNB180が、自機のセル330及び(各々がeNB181を有し、eNB180からの一定範囲350内に存在する)隣接セル340から隣接リスト及び測定結果を収集する。この例では、ターゲットeNB180が、6つの隣接セル181−1〜181−6、及びこれらのセルの対応するセル340−1〜340−6を有する。eNB180は、自機のセルについてPCIを再割り当てする。なお、図3Bには、隣接セル181−1〜181−6の一部が、セル340−7及び340−8として表記する隣接セルを有することも示している。セル340−7及び340−8は、セル340−4及び340−5の隣接セルであり、セル330の隣接セルの隣接セルでもある。
eNB180のセルについては、通常、「単一」のセル330を、円形、楕円形又は(図3A及び図3Bのように)六角形として示す。これらは「セル」の典型的な表現であるが、1つのeNB当たりに複数のセルが存在することができる。例えば、単一のeNBキャリア周波数及び関連する帯域幅については、1つのeNBのサービスエリアが適当な円、楕円形又は六角形をカバーするように各々が360度の範囲の3分の1をカバーする3つのセルが存在することができる。さらに、各セルは、単一のキャリアに対応することができ、eNBは、複数のキャリアを使用することができる。従って、キャリア毎に120度のセルが3つ存在し、2つのキャリアが存在する場合、eNBは、全部で6つのセル330を有する。本明細書では、単純にするためにこれらのセルを単一のセル330として示しているが、eNBは、複数のセルを有することもできる。
図3Aに示す集中型アーキテクチャでは、集中型ユニット310が集中型ソフトウェアを通じて実装可能である。対照的に、本明細書の新たな方法では、各eNBが、その隣接セル181の干渉対信号比指標などを収集し、自機のセルのPCIのみを調整する。eNBが自機のPCIを調整するので、この方法では、一般にネットワーク全体がさらに最適化され、従ってこの方法は自己組織化される。この方法は、分散型でもあるので、集中型ソフトウェアを必要とせずにeNBの機能として実装することができ、マクロセルに比べて10倍多くのセルの集中型構成を集中的に実施できない小型セルに非常に適している。
図3Aと図3Bの別の相違点は、図3Bの新たな方法では、PCI mod6の最適化を考慮することもでき、このため多くの屋内展開において良く見られる単一レイヤ伝送モードにおけるPCI mod3の最適化よりもわずかに高い利得を得られる点である。また、図3Bの新たな方法は、図3Aでは適用できない分散化方法のためのX2+ベースのプロトコルを含むこともできる。分散型最適化の概念及びプロトコルは、RACHルートシーケンスなどの他の重要な、最適化が困難なパラメータに適用することもできる。以下、この図3Bの新たな分散化方法のさらなる詳細を図3Aのこれまでの集中化方法と比較しながら説明する。
例示的な実施形態は、後述するステップにおいて概説するLTE物理セルID最適化方法である。各ステップを実現する詳細は様々とすることができるが、例示的な実施形態では、図4及び図5に示してこれらと共に説明する、概説する一連のステップ及び下位ステップを行う。
同時に最適化すべき全てのeNBは、eNBのセル内のUEからの測定レポートを収集して干渉対信号比を周期的に計算する事前割り当て段階を経ることができる。各eNBのPCI割り当て段階は、特定の時間間隔内の特定の又はランダムな時点で開始するように構成され、何らかの構成可能な期間後に自動的に繰り返すことができる。
図4は、事前割り当て段階の例を表すPCI最適化方法図のシグナリング図である。ステップ1において、最適化ターゲットeNB180は、その全てのセル330内のUE110の測定レポートを(例えば、データ収集機プロセス210の制御下で)構成する。測定レポート(MR)は、例えば3GPP TS 36.331に定められるように、UEによるセル測定情報を含む。例えば、セクション5.5.5「測定レポート(Measurement reporting)」を参照されたい。測定レポートを行うには、最初にサービングセルが自セルのRRC接続モードのUEに対して測定レポートを構成すべきである。UE110が正しく構成されると、再接続、ハンドオーバ又はその他の何らかの理由によってUEがその測定構成を失わない限り、このステップをUEに対して繰り返す必要はない。
ステップ2において、eNB180は、その全てのセル330内のUEから(例えば、データ収集機プロセス210の制御下で)測定データを収集する。測定データは、参照信号受信電力(RSRP)、参照信号受信品質(RSRQ)、ハンドオーバ試行回数などのうちの1つ又は2つ以上とすることができる。以下では、これらの測定を「信号強度」測定と呼ぶ。例えば、受け取った測定レポートからは、eNBの特定の中心周波数の全てのセル330、及びこれらのセルの同じ中心周波数の隣接セル340の参照信号受信電力(RSRP)データが期間毎に収集される。最適化ターゲットeNBのセル330の周波数が異なる場合、これらのPCI最適化は、個別に独立して行われる。
セルは、例えばそのセルグローバルID(CGI)によって識別される。測定結果は、例えばPCIと中心周波数との組み合わせ又はCGIを用いて各セル330にマッピングすることができる。
信号強度測定結果は、サービングセルと他のセルとの各対にマッピングされる。N個の隣接セル信号強度測定結果を含む測定レポートが、サービングセルと他のセルとのN個の組み合わせにマッピングされる。測定レポートは、最適化ターゲットeNB180のみから収集されるので、この最適化ターゲットeNBのセル330のみがサービングセルとして見なされる。いくつかの事前に定めた閾値を満たさない信号強度測定結果は、無視することができる。
期間の継続時間は、期間中に十分な数の測定レポートが収集されるように予め決めておくことができる。期間tにおいて、i番目のサービングセル及びそのj番目の他のセルは、Ki,j(t)個の信号強度測定結果を有し、対のk番目のサーバ信号強度測定結果を
Figure 2017502578
で示し、対のk番目の他のセル信号強度測定結果を
Figure 2017502578
で示す。これらの信号強度測定結果は、dBm(デシベルミリワット)単位である。
ステップ3において、eNB180は、最適化ターゲットeNBの干渉対信号比(ISR)行列を(例えば、データ収集機プロセス210の制御下で)信号強度測定レポートから周期的に計算する。信号強度測定レポート410は、RSRP、RSRQ及び/又はハンドオーバ試行回数のうちの1つ又は2つ以上を含むことができる。ターゲットeNBの干渉対信号比(ISR)行列
Figure 2017502578
を用いて、干渉に起因する潜在的な信号品質の劣化を各セルの組み合わせについて推定する。ターゲットeNBのISR行列の行は、そのeNBの
Figure 2017502578
個のセルに対応し、列は、そのeNBの
Figure 2017502578
個のセルと、X2隣接セル、X2隣接セルの隣接セル、及び信号強度測定結果は有しているものの未だX2隣接セル又はX2隣接セルの隣接セルとして指定されていない他のセルから成る
Figure 2017502578
個のセルとに対応する。(隣接(neighbour)ともつづられる)隣接セルは、UEがハンドオーバできるセルである。これらのセルは、同じeNBからのもの、又はターゲットセルのeNBとのX2インターフェイスを有するeNBからのものである。周辺セルは、この同じeNB内に存在せず、ターゲットセル及びターゲットセルのUEの信号受信と干渉する恐れのある信号を有する全てのセルである。ターゲットeNBのセル及び周辺セルは、このターゲットeNBのセルの近隣を共に形成する。

Figure 2017502578
のi行j列における要素は、サービングセルと他のセルとのij番目の対に対応する。行及び列の順序付けは同じであり、すなわちi=jの場合、他のセルはサービングセルを意味する。

Figure 2017502578
は、その短期間ランダム変動を低減するために期間フィルタ処理することができる。例えば、一次IIRフィルタを用いた場合、t番目の期間において、
Figure 2017502578
であり、式中、τは定数忘却因子である。当然ながら、フィルタを用いなければ、
Figure 2017502578
である。
最後の期間の信号強度測定結果の寄与は、
Figure 2017502578
によって与えられ、式中、
Figure 2017502578
の行及び列の順序は、
Figure 2017502578
の行及び列の順序に対応する。
Figure 2017502578
及び
Figure 2017502578
の列は、これらの最初の列が、最適化ターゲットeNBのセル
Figure 2017502578
からの干渉に対応するように配置される。信号強度測定結果の単位は、計算前にdBmからmW(ミリワット)に変換される。
式(2)から分かるように、分子は、サービングセルの信号強度に対する干渉として作用する別のセルの信号強度から成り、従って
Figure 2017502578
は、「ISR」品質として見なされる。この値が大きければ大きいほど、潜在的な干渉源の衝突による信号の劣化も大きくなる。
ステップ4において、eNB180は、eNBのスケジュールされたPCI割り当て段階まで(例えば、データ収集機プロセス210の制御下で)ステップ1〜3を繰り返す。
第2段階であるPCI割り当て段階については、PCI割り当て段階への移行を自動化することも、又は移行のためにユーザプロンプトを必要とすることもできる。本明細書においてまとめて図5として参照する図5A及び図5Bは、PCI割り当て手順のシグナリング図である。eNB180は、例えばPCI割り当てプロセス220の制御下でステップ5〜7及び9〜14を実行するものと想定する。
ステップ5において、eNB180は、他のeNBが依然としてそのPCI割り当て段階を実行しているかどうかを判定し、他のeNBが終了するまでステップ1〜3を周期的に繰り返す。このステップは、ターゲットeNB180がそのPCI割り当てを行っている間に現在の正確なX2隣接セル測定結果及びPCI情報を確実に有するように行われる。
ステップ6において、eNB180は、そのPCI割り当て段階を開始している旨を隣接eNBに知らせる。このステップは任意である。このメッセージは、最適化ターゲットeNBのPCI割り当て段階が進行している間に隣接eNB181が自機のPCI割り当て段階を行うのを避けるように隣接eNB181に知らせるものである。
ステップ7において、eNB180は、そのX2隣接リスト内のeNB181に、eNB181のX2隣接リスト及び現在の部分的ISR行列を送信するように要求する。X2隣接リストは、eNB隣接関係データベースに含まれている全ての隣接セルのCGI及びPCIを含む。n番目の隣接eNB181の部分的ISR行列
Figure 2017502578
は、最適化ターゲットeNBのセルに対応する、隣接eNBの独自のターゲットISR行列の列である。これらの列は、
Figure 2017502578
の順序付けに対応するように順序付けし直されたものである。部分的ISR行列の要求は任意である。
ステップ8において、隣接セル181は、そのX2隣接リスト及び現在の部分的ISR行列をターゲットeNB180に送信する(すなわち、ステップ8において、ターゲットeNB180はこれらを受け取る)。部分的ISR行列の送信は任意である。
ステップ9において、eNB180は、ターゲットeNBのISR行列及び収集された部分的ISR行列から隣接ISR行列を形成する。eNB180は、ISR行列を収集して、以下のような隣接ISR行列
Figure 2017502578
も形成し、
Figure 2017502578
式中、
Figure 2017502578
の行数と列数とが等しくなるように、
Figure 2017502578
の行にゼロ値が付加されている。すなわち、行列を完成するように
Figure 2017502578
の行にゼロ値が付加され、X2隣接セルの隣接セルに対応するゼロ値が各列に付加される。例示的な実施形態では、隣接セルnから部分的ISR行列が受け取られていない場合、
Figure 2017502578
を設定する。この隣接ISR行列を用いて、セルの最適化されたPCI mod3、PCI mod6及びPCI mod30の値を求める。隣接ISR行列の各要素は、信号と干渉源のセル対に対応し、
Figure 2017502578
のi番目の行及びj番目の列は、i番目の信号及びj番目の干渉源に対応する。
最適なPCI割り当ては、同じPCI mod3、同じPCI mod6及び同じPCI mod30を有するセル対を含むISR行列要素の合計を最小化する。また、ISR行列のいずれかの非ゼロ要素についても、この要素がそのセルに同じPCIを有させないようにしなければならない。この手順は、「最適化されたLTE物理セルIDの効率的探索のための問題定式化(Problem Formulation for Efficient Search of Optimized LTE Physical Cell ID)」において提案されている手順に類似するが、「最適化されたLTE物理セルIDの効率的探索のための問題定式化」の手順とは異なり、本手順では、必要時に同じPCI mod6などを避けることを検討し、隣接セルのPCIを静的変数として処理し、隣接セルからの信号強度しか考慮しない。「最適化されたLTE物理セルIDの効率的探索のための問題定式化」は、その後2012年12月4日に「物理セル識別割り当てのためのアルゴリズム」という名称で欧州特許出願公開第2012/074346号として出願された開示の原名称である。
なお、隣接セルからX2隣接リストを受け取っていない場合には、以下の式を用いる。
Figure 2017502578
ステップ10において、eNB180は、隣接ISR行列及び全てのX2隣接リストのみを用いて、このeNBのサービングセルのターゲットeNBのPCIを求める。測定結果及びX2隣接リストデータからPCIを求める方法は様々であり、本文書ではこれらを対象としない。ここでは、最適解にたどり着くための一般的な最適化問題のみについて概説する。
ターゲットeNB内の全てのセルのPCI値割り当てのための候補解がZ個存在するものとする。pzが、最適化ターゲットセル及び周辺セルの候補PCIの組み合わせベクトルを含むz番目(z=1、2、3、...、Z)のPCI候補解を表し、
Figure 2017502578
の同じ順序付けに従って、pz,iが、i番目のセルに対応するpzのi番目の要素を表すものとする。pzの各要素についての割り当ては、以下の条件で行われる。
Figure 2017502578
ブラックリストに載っているPCI値を強制することもできる。
以下の一連の段落では、最適化されたPCIを取得するための数学的定式化について概説する。まず、以下によって与えられるi行及びj列における要素を有するグループ化行列
Figure 2017502578
を通じて、同じPCI mod3を有するセルを共にグループ化し、
Figure 2017502578
式中、
Figure 2017502578
は、
Figure 2017502578
個の行及び3つの列を有する。簡単に言えば、候補解
Figure 2017502578
について、セルiの候補PCIがj−1のモジュロを有する場合、j列は、i行に1の値を有する。この行列は、PCI mod3を有するセルを、同じ列では1に等しく、他の列ではゼロに等しくなるように強制することによってこれらのセルを「グループ化」する。
以下の最適化問題の解から、同じPCI mod3の衝突を最小化する最適化されたPCIであるpoptが求められ、
Figure 2017502578
式中、Trace(A)は、n×nの正方行列AについてAの主対角線(左上から右下への対角線)上の要素の合計になるように定められたトレース演算である。すなわち、pz
Figure 2017502578
との間には1対1のマッピングが存在するので、poptは、式(6)を真にする(例えば、zについてTrace()を最小にする)
Figure 2017502578
によって求められる。行列積
Figure 2017502578
は、その対角線内の(すなわち、行番号が列番号と同じ)i番目の要素が、セルi及びセルjが同じPCI mod3グループに属する全ての要素
Figure 2017502578
の合計になるシフト演算を実行する。
Trace()を用いて、
Figure 2017502578
及び
Figure 2017502578
の全ての要素を合計する。換言すれば、Trace()は、ISRに関して候補解zの全ペナルティを与える
Figure 2017502578
の対角要素の合計を収集する。
以下によって与えられるi行及びj列における要素を有するグループ化行列
Figure 2017502578
を通じて、同じPCI mod6を有するセルを共にグループ化し、
Figure 2017502578
式中、
Figure 2017502578
は、
Figure 2017502578
個の行及び6個の列を有する。
以下の最適化問題の解から、同じPCI mod6の衝突を最小化する最適化されたPCIであるpoptが求められる。
Figure 2017502578
すなわち、poptは、式(8)を真にする(例えば、zについてTrace()を最小にする)
Figure 2017502578
によって求められる。
以下によって与えられるi行及びj列における要素を有するグループ化行列
Figure 2017502578
を通じて、同じPCI mod30を有するセルを共にグループ化し、
Figure 2017502578
式中、
Figure 2017502578
は、
Figure 2017502578
個の行及び30個の列を有する。
以下の最適化問題の解から、同じPCI mod30の衝突を最小化する最適化されたPCIであるpoptが求められる。
Figure 2017502578
すなわち、poptは、式(10)を真にする(例えば、zについてTrace()を最小にする)
Figure 2017502578
によって求められる。
z番目のPCI候補解については、以下によって与えられるi行及びj列における要素を有するグループ化行列
Figure 2017502578
を通じて、同じPCIを有するセルを共にグループ化し、
Figure 2017502578

Figure 2017502578
は、
Figure 2017502578
個の行及び504個の列を有する。

Figure 2017502578
に含まれる測定された隣接セル、並びに規定されたX2隣接セル及びX2隣接セルの隣接セルを用いて、同一PCI衝突及び混乱を避けるべきである。従って、収集されたX2隣接リストから、最適化ターゲットeNBのX2隣接セルの隣接行列Zを定め、この場合、Zの列及び行は
Figure 2017502578
の列及び行に対応する。Zのij番目の要素は、以下によって与えられる。
Figure 2017502578
以下の問題式(13)の解から、同一PCI衝突及び混乱を避ける最適なPCIであるpoptが求められる。
Figure 2017502578
すなわち、poptは、式(13)を真にする
Figure 2017502578
によって求められる。
なお、一般に上記の解は独立していない。図6は、物理セルIDの自己組織的分散型最適化のための、及びPCIの解の制約を示すための、UEに接続されたターゲットeNB及び隣接eNBの例示的な構成のブロック図である。(例えば、式(13)から得られる、図6にPCI割り当て640として示す)PCIの一般解は、(例えば、式(10)から得られる、図6にPCI mod30の割り当て630として示す)PCI mod30の解によって制約することができる。アップリンクDMRS干渉を避けるべきPCI mod30の解は、(例えば、式(8)から得られる、図6にPCI mod6の割り当て620として示す)PCI mod6の解、及び/又は(例えば、式(6)から得られる、図6にPCI mod3の割り当て610として示す)PCI mod3の解によって制約することができる。PCI mod6の解は、単一TxモードにおいてダウンリンクCRS衝突を避けるべきである。さらに、PCI mod6の解は、PCI mod3の解によって制約することもできる。PCI mod3の解は、MIMO TxモードにおけるダウンリンクCRS衝突、及びプライマリ同期信号の衝突を避けるべきである。これらのPCI割り当ての各々は、以下のPCI割り当てのための探索空間を縮小する前提条件として働く。例えば、PCI mod3の割り当て610は、PCI mod6の割り当て620のための探索空間を縮小する前提条件として働き、PCI mod6の割り当て620(又はPCI mod3の割り当て610)は、PCI mod30の割り当て630のための探索空間を縮小する前提条件として働き、PCI mod30の割り当て610は、PCIの一般解であるPCI割り当て640のための探索空間を縮小する前提条件として働く。図6には、隣接ISR行列650である
Figure 2017502578
、並びにX2隣接セルの隣接行列660も示している。
ステップ11において、eNB180は、最適化されたPCIを自機のセル330に適用する。最適化されたPCIの適用は、自動化することも、或いは続行のためにユーザプロンプトを必要とすることもできる。
ステップ12において、eNB180は、自機のセルのうちのいずれかのセルのPCI値が変化した場合、全ての隣接eNB181に新たなPCIをレポートする。
ステップ13において、eNB180は、自機のPCI割り当て段階が終了した旨を隣接eNBに知らせる。このステップは任意である。
ステップ14において、eNB180は、(図4の)ステップ1から手順を再開する。手順の再開は、1つの可能性である。例示的な実施形態では、アルゴリズムをステップ1(測定レポートの構成)から再開して、トラフィック条件又は隣接セルの存在を継続的に変化させながらPCI割り当てが展開していくことを確実にする。(半静的割り当てではなく)静的割り当てが好ましい場合、このステップは任意とすることができる。しかしながら、特に隣接セルが放浪的に追加又は削除される(例えば、トラフィックに基づいて節電を行う小型セルであるフェムトセルの)シナリオでは、一般に半静的PCI割り当てを有する選択肢が望まれる。
さらに、上記では、最適化問題への取り組みにおける常套手段である式の詳細の単純化のための計算において、行列ベースの数学的表記(例えば、Trace(A))を使用した。周知のように、これらの行列表記及び演算を用いずに同じ数学演算を実行することもできる。従って、行列ベースの数学の使用は、本明細書の演算を実行するための1つの方法にすぎない。
例示的な利点としては、実施形態の技術的効果の例とすることもできる以下の非限定的な例のうちの1つ又は2つ以上が挙げられる。本明細書における例示的な実施形態は、従来のシステムを上回る複数の利点を有する。第1に、最適化が分散的であるため、最適化に集中型ユニットが不要であり、複雑性及びコストを下げることができる。第2に、eNB180が自機のセルのPCIしか最適化しないので、eNBのPCIを最適化するための探索空間が非常に小さい。また、ネットワーク全体を最適化するための探索空間も小さくなる。例えば、3セクタサイトを有するネットワークでは、集中型方法の下でネットワーク全体のPCI mod3を最適化するための総探索空間サイズが
Figure 2017502578
であるのに対し、分散型方法では
Figure 2017502578
にしかならない。従って、強力な探索アルゴリズムを実装する必要がない。第3に、eNB180は、そのPCIを最適化するために、その隣接eNB181の隣接リスト及び後処理された測定データしか必要としない。この結果、新たなeNB又は再配置されたeNBを個別に自動的に最適化することができる。eNBは、同一PCI衝突及び混乱を生じるPCI割り当てを自動的に補正することができる。このことは、ネットワークの「プラグアンドプレイ」化に役立ち、すなわち手動による又は周期的な計画又は最適化という大きな負担が不要である。第4に、他のeNBを最適化する必要なく各eNB180を最適化できるので、最適化すべき全てのeNBを同時に遮断する必要がない。一時的サービス停止を局所化できることにより、ネットワーク性能に大きな影響が及ばない。最期に、提案する方法は、これまでの方法ではCRS衝突が避けられなかった単一Txアンテナのセル及びV−H偏波2Txアンテナのセルについても、PCI mod6を考慮してCRS衝突をより良好に避けることができる。
本明細書における分散型方法を上回る集中型最適化方法の例示的な利点は、全体的規模で最適な割り当てを発見しようと試みる探索空間が大きいので、ネットワーク全体のCRS/PSS/DMRS衝突が潜在的に少なくなる点である。しかしながら、本明細書における分散型方法は、最適化されていないネットワークにわたってCRS/PSS/DMRS衝突を除去する上でも相当な利得をもたらすことができ、同一PCI衝突及び混乱が避けられることも間違いない。
LTEの容量は、今後10年にわたって数百倍増加する必要があると予測される。この要件を満たすために、多くのLTEネットワークは、密に配置された異種的なものになり、すなわちネットワークが、大型セル(すなわち、マクロセル)、小型セル(すなわち、マイクロセル)、及び超小型セル(ピコセル又はフェムトセル)で構成されるようになると思われる。通常、ピコセル及びフェムトセルは展開が速く、しばしば非理想的な場所に展開される。これらのセルは、オペレータが知らない間にその場所の所有者によって頻繁に再配置されることもある。従来の集中的PCI最適化方法は、上述した理由により、この異種ネットワークの使用事例に適していない。しかしながら、この使用事例にとっては、提案する自己組織化型PCI最適化方法が、その単純性、機敏性及び堅牢性を理由に望ましい。分散型技術は、自動化された自己最適化に起因して、LTE PCI計画又は最適化というオペレータにとっての多大な努力を排除し、LTEを展開する速度及び柔軟性を高めながら、最適化されたLTE性能を提供する。これまで非常に面倒なものと思われていたLTE PCI管理は、本明細書における例示的な実施形態を通じてはるかに容易な努力となる。また、本明細書における例示的な分散型技術は、分散型自己組織化ネットワーク(SON)の特徴にとっての重要な要素となり得る。
例えば、図5Bのステップ11において、eNB180は、自機のセルにPCIを割り当てると、割り当てたPCIを自由に使用する。図7に、物理セルIDの1つの使用例を示す。図7には、例示的な方法の動作、コンピュータ可読メモリ上に具体化されたコンピュータプログラム命令の実行結果、ハードウェアに実装されたロジックによって実行される機能、及び/又は例示的な実施形態による機能を実行するための相互接続手段を示す。図7のブロックは、eNB180によって実行されるものと想定する。ブロック710において、eNB180は、自機のセルにPCIを割り当てる。各割り当ては、PCIと中心周波数との組み合わせである。ブロック720において、eNB180は、割り当てたPCI及び中心周波数を用いて、その隣接リストを更新する。ブロック730において、eNB180は、割り当てたPCIを用いて、そのセルのUEと通信する。ブロック740において、eNB180は、要求時に、リストの要求元である隣接eNBに更新された隣接リストを送信する。装置は、図7のブロックの一部又は全部を実行する手段を有することができる。
図8は、物理セルIDの自己組織的分散型割り当てのためのロジックフロー図である。この図には、例示的な方法800の動作、コンピュータ可読メモリ上に具体化されたコンピュータプログラム命令の実行結果、ハードウェアに実装されたロジックによって実行される機能、及び/又は例示的な実施形態による機能を実行するための相互接続手段も示す。図8のブロックは、eNB180によって実行されるものと想定する。
ブロック810において、eNBが、複数のセル対の干渉を特定する。各セル対は、基地局によって形成された1又は2以上のサービングセルのうちの個々の1つのサービングセルと、この1又は2以上のサービングセルを取り囲む他のセルのうちの個々の1つのセルとの間の対である。これについては、例えば、式(3)及び(3’)を参照しながら上述した。ブロック820において、eNB180は、複数のセル対の干渉に基づいて、1又は2以上のサービングセルの物理セル識別の値を割り当てる。PCIの割り当てについては、例えば式(4)を参照しながら、またさらなる実施形態では式(5)〜(13)を参照しながら上述した。本明細書では、方法700を実施例1とも言う。
さらなる実施例は、以下の通りである。実施例2。方法700の方法であって、複数のセル対は、第1の複数のセル対であり、複数のセル対の干渉を特定するステップは、第1の行列を特定し、1又は2以上のサービングセルに隣接する隣接セルから、隣接セルのうちの個々の1つの隣接セルと、隣接セルのうちの個々の1つの隣接セルを取り囲む他のセルのうちの個々の1つのセルとの間の対を各第2のセル対とする第2の複数のセル対の干渉を各々が有する第2の行列を受け取るステップと、基地局において、第1及び第2の行列に基づいて、1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための値を割り当てるステップと、をさらに含む方法。
実施例3。方法700又は実施例2の方法であって、1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための値を割り当てるステップは、
Figure 2017502578
という問題を解くステップを含み、式中、Trace()は、トレース演算であり、
Figure 2017502578
は、第1の複数のセル対のみを使用する際に、第1の複数のセル対のみを表す第1の行列である
Figure 2017502578
から成るとともに、第1の行列及び第2の行列の両方を使用する際に、
Figure 2017502578
と、各々が第2の行列である複数の
Figure 2017502578
とを含む干渉行列であり、
Figure 2017502578
であり、
Figure 2017502578
は、そのi行及びj列における要素が
Figure 2017502578
によって与えられるグループ化行列であり、式中、pzは、物理セル識別のz番目の候補解を表し、1又は2以上のサービングセルの物理セル識別のための値は、問題の式を真にする
Figure 2017502578
によって決まるpoptである、方法。
実施例4。方法700又は実施例2の方法であって、基地局において、1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための値を割り当てるステップは、最終値を決定し、基地局において、同じ物理セル識別のモジュロ30の衝突を最小化することに基づいて、1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための第1の値を割り当てるステップと、基地局において、最終値を決定するために、割り当てられた第1の値に制約された1又は2以上のサービングセルに、物理セル識別のための第1の値の全体的割り当てを実行するステップと、を含む方法。
実施例5。実施例4の方法であって、基地局において、1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための値を割り当てるステップは、基地局において、同じ物理セル識別のモジュロ6の衝突を最小化することに基づいて、1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための第2の値を割り当てるステップと、基地局において、同じ物理セル識別のモジュロ30の衝突を最小化することに基づいて、割り当てられた第2の値に制約された1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための第1の値を割り当てるステップと、を含む方法。
実施例6。実施例5の方法であって、基地局において、1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための値を割り当てるステップは、基地局において、同じ物理セル識別のモジュロ3の衝突を最小化することに基づいて、1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための第3の値を割り当てるステップと、基地局において、同じ物理セル識別のモジュロ6の衝突を最小化することに基づいて、割り当てられた第3の値に制約された1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための第2の値を割り当てるステップと、を含む方法。
実施例7。方法700又は実施例2〜6の方法のいずれかであって、無線ネットワークの基地局において複数のセル対の干渉を特定するステップは、基地局において、1又は2以上のサービングセル内の複数のユーザ装置から、1又は2以上のサービングセル及び他のセルを含む測定されるセルのユーザ装置に対する信号強度の測定結果と、対応する識別情報とを含む測定レポートデータを収集するステップと、信号強度を複数のセル対にマッピングするステップと、マッピングされた信号強度に基づいて複数のセル対の干渉を特定するステップと、をさらに含む方法。
実施例8。実施例7の方法であって、複数のセル対の干渉は、干渉値からなる第1の行列
Figure 2017502578
であり、現在の期間tにおいて、対のi番目のサービングセル及びそのj番目の他のセルは、Ki,j(t)という干渉値を有し、
Figure 2017502578
であり、
Figure 2017502578
は、現在の期間にわたって、
Figure 2017502578
であり、式中、現在の期間tにわたる対のk番目のサーバの測定結果は
Figure 2017502578
で示され、現在の期間tにわたる対のk番目の他のセルの測定結果は
Figure 2017502578
で示される、方法。
実施例9。方法700又は実施例2〜8の方法のいずれかであって、他のセルは、隣接セル、隣接セルの隣接セル、或いは測定結果を有してはいるが、未だ隣接セル又は隣接セルの隣接セルとして指定されていない他のセル、のうちの1つ又は2つ以上を含む、方法。
別の例示的な実施形態は、方法700又は例2〜9のいずれかを実行する手段を備えた装置である。別の例は、1又は2以上のプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む1又は2以上のメモリとを備えた装置である。1又は2以上のメモリ及びコンピュータプログラムコードは、1又は2以上のプロセッサを用いて装置に方法700又は例2〜9のいずれかを実行させるように構成される。
本明細書での実施形態は、(1又は2以上のプロセッサによって実行される)ソフトウェア、ハードウェア(例えば、特定用途向け集積回路)、又はソフトウェアとハードウェアとの組み合わせで実装することができる。実施形態例では、ソフトウェア(例えば、アプリケーションロジック、命令セット)が、様々な従来のコンピュータ可読媒体のうちのいずれか1つに維持される。本文書の文脈において、「コンピュータ可読媒体」は、例えば図1で図示し説明したコンピュータを一例とするコンピュータなどの命令実行システム、装置又はデバイスによって、又はこれらに関連して使用するための命令の収容、記憶、通信、伝搬又は伝送を行うことができるあらゆる媒体又は手段とすることができる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータなどの命令実行システム、装置又はデバイスによって、又はこれらに関連して使用するための命令の収容又は記憶を行うことができるあらゆる媒体又は手段とすることができるコンピュータ可読記憶媒体(例えば、メモリ125、155、171又はその他のデバイス)を含むことができる。
本明細書で説明した様々な機能は、必要に応じて異なる順序で、及び/又は互いに同時に実行することができる。さらに、上述した機能のうちの1つ又は2つ以上は、必要に応じて任意とすることも、又は組み合わせることもできる。
独立請求項には本発明の様々な態様を示すが、本発明の他の態様は、特許請求の範囲に明示的に示す組み合わせだけでなく、説明した実施形態の特徴及び/又は従属請求項の特徴と独立請求項の特徴との他の組み合わせも含む。
また、上記では本発明の実施形態例について説明したが、このような説明を限定的な意味で捉えるべきではない。むしろ、添付の特許請求の範囲に定める本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変形及び修正を行うことができる。
本明細書及び/又は添付図面の図において見受けられることもある略語については、以下のように定義する。
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
BLER ブロック誤り率
CGI セルグローバルID
CRS セル固有参照信号
CQI チャネル品質インジケータ
DMRS 復調参照信号
eNB又はeNodeB (例えば、LTEの)基地局、進化型ノードB
ID 識別
IIR 無限インパルス応答
ISR 干渉対信号比
KPI キーパフォーマンスインジケータ
LTE ロングタームエボリューション
mod モジュロ、モジュロ演算は、ある数を別の数で除算した余りを求めるものである
MME モビリティ管理エンティティ
MR 測定レポート
NCE ネットワーク制御要素
PCI 物理レイヤセルID
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PSS 物理同期信号
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
RAN 無線アクセスネットワーク
RACH ランダムアクセスチャネル
Rel リリース
RSRP 参照信号受信電力
RSRQ 参照信号受信品質
RRM 無線リソース管理
Rx 受信機又は受信
SGW サービングゲートウェイ
TS 技術仕様書
Tx 送信機又は送信
UE ユーザ装置
V−H 垂直−水平
180 最適化ターゲットeNB
110−1、110−2、110−X ターゲットeNBのRRC接続UE
181−1、181−2、181−N 隣接eNB
210 データ収集機
610 PCI mod3割り当て
620 PCI mod6割り当て
630 PCI mod30割り当て
640 PCI割り当て
650 隣接ISR行列
660 X2隣接セルの隣接行列

Claims (23)

  1. 無線ネットワークの基地局において、該基地局によって形成された1又は2以上のサービングセルのうちの個々の1つのサービングセルと、前記1又は2以上のサービングセルを取り囲む他のセルのうちの個々の1つのセルとの間の対を各セル対とする複数のセル対の干渉を特定するステップと、
    前記基地局において、前記複数のセル対の干渉に基づいて、前記1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための値を割り当てるステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記複数のセル対は、第1の複数のセル対であり、
    前記複数のセル対の干渉を特定するステップは、第1の行列を特定し、前記方法は、
    前記1又は2以上のサービングセルに隣接する隣接セルから、該隣接セルのうちの個々の1つの隣接セルと、前記隣接セルのうちの個々の1つの隣接セルを取り囲む他のセルのうちの個々の1つのセルとの間の対を各第2のセル対とする第2の複数のセル対の干渉を各々が有する第2の行列を受け取るステップと、
    前記基地局において、前記第1及び第2の行列に基づいて、前記1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための値を割り当てるステップと、
    をさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための値を割り当てるステップは、
    Figure 2017502578
    という問題を解くステップを含み、式中、Trace()は、トレース演算であり、
    Figure 2017502578
    は、前記第1の複数のセル対のみを使用する際に、該第1の複数のセル対のみを表す第1の行列である
    Figure 2017502578
    から成るとともに、前記第1の行列及び第2の行列の両方を使用する際に、
    Figure 2017502578
    と、各々が第2の行列である複数の
    Figure 2017502578
    とを含む干渉行列であり、
    Figure 2017502578
    であり、
    Figure 2017502578
    は、そのi行及びj列における要素が
    Figure 2017502578
    によって与えられるグループ化行列であり、式中、pzは、前記物理セル識別のz番目の候補解を表し、前記1又は2以上のサービングセルの前記物理セル識別のための値は、前記問題の式を真にする
    Figure 2017502578
    によって決まるpoptである、
    請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記基地局において、前記1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための値を割り当てるステップは、最終値を決定し、
    前記基地局において、同じ物理セル識別のモジュロ30の衝突を最小化することに基づいて、前記1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための第1の値を割り当てるステップと、
    前記基地局において、前記最終値を決定するために、前記割り当てられた第1の値に制約された前記1又は2以上のサービングセルに、前記物理セル識別のための第1の値の全体的割り当てを実行するステップと、
    を含む、
    請求項1又は2に記載の方法。
  5. 前記基地局において、前記1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための値を割り当てるステップは、
    前記基地局において、同じ物理セル識別のモジュロ6の衝突を最小化することに基づいて、前記1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための第2の値を割り当てるステップと、
    前記基地局において、同じ物理セル識別のモジュロ30の衝突を最小化することに基づいて、前記割り当てられた第2の値に制約された前記1又は2以上のサービングセルに前記物理セル識別のための第1の値を割り当てるステップと、
    を含む、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記基地局において、前記1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための値を割り当てるステップは、
    前記基地局において、同じ物理セル識別のモジュロ3の衝突を最小化することに基づいて、前記1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための第3の値を割り当てるステップと、
    前記基地局において、同じ物理セル識別のモジュロ6の衝突を最小化することに基づいて、前記割り当てられた第3の値に制約された前記1又は2以上のサービングセルに前記物理セル識別のための第2の値を割り当てるステップと、
    を含む、
    請求項5に記載の方法。
  7. 前記無線ネットワークの基地局において複数のセル対の干渉を特定するステップは、
    前記基地局において、1又は2以上のサービングセル内の複数のユーザ装置から、前記1又は2以上のサービングセル及び前記他のセルを含む測定されるセルの前記ユーザ装置に対する信号強度の測定結果と、対応する識別情報とを含む測定レポートデータを収集するステップと、
    前記信号強度を前記複数のセル対にマッピングするステップと、
    前記マッピングされた信号強度に基づいて前記複数のセル対の干渉を特定するステップと、
    をさらに含む、
    請求項1から6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記複数のセル対の干渉は、干渉値からなる第1の行列
    Figure 2017502578
    であり、現在の期間tにおいて、対のi番目のサービングセル及びそのj番目の他のセルは、Ki,j(t)という干渉値を有し、
    Figure 2017502578
    であり、
    Figure 2017502578
    は、現在の期間にわたって、
    Figure 2017502578
    であり、
    式中、現在の期間tにわたる対のk番目のサーバの測定結果は
    Figure 2017502578
    で示され、前記現在の期間tにわたる前記対のk番目の他のセルの測定結果は
    Figure 2017502578
    で示される、
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記他のセルは、隣接セル、隣接セルの隣接セル、或いは測定結果を有してはいるが、未だ隣接セル又は隣接セルの隣接セルとして指定されていない他のセル、のうちの1つ又は2つ以上を含む、
    請求項1から8のいずれかに記載の方法。
  10. 無線ネットワークの基地局において、該基地局によって形成された1又は2以上のサービングセルのうちの個々の1つのサービングセルと、前記1又は2以上のサービングセルを取り囲む他のセルのうちの個々の1つのセルとの間の対を各セル対とする複数のセル対の干渉を特定する手段と、
    前記基地局において、前記複数のセル対の干渉に基づいて、前記1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための値を割り当てる手段と、
    を備えることを特徴とする装置。
  11. 前記複数のセル対は、第1の複数のセル対であり、
    前記複数のセル対の干渉を特定する手段は、第1の行列を特定し、前記装置は、
    前記1又は2以上のサービングセルに隣接する隣接セルから、該隣接セルのうちの個々の1つの隣接セルと、前記隣接セルのうちの個々の1つの隣接セルを取り囲む他のセルのうちの個々の1つのセルとの間の対を各第2のセル対とする第2の複数のセル対の干渉を各々が有する第2の行列を受け取る手段と、
    前記基地局において、前記第1及び第2の行列に基づいて、前記1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための値を割り当てる手段と、
    をさらに備える、
    請求項10に記載の装置。
  12. 前記1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための値を割り当てる手段は、
    Figure 2017502578
    という問題を解く手段を含み、式中、Trace()は、トレース演算であり、
    Figure 2017502578
    は、前記第1の複数のセル対のみを使用する際に、該第1の複数のセル対のみを表す第1の行列である
    Figure 2017502578
    から成るとともに、前記第1の行列及び第2の行列の両方を使用する際に、
    Figure 2017502578
    と、各々が第2の行列である複数の
    Figure 2017502578
    とを含む干渉行列であり、
    Figure 2017502578
    であり、
    Figure 2017502578
    は、そのi行及びj列における要素が
    Figure 2017502578
    によって与えられるグループ化行列であり、式中、pzは、前記物理セル識別のz番目の候補解を表し、前記1又は2以上のサービングセルの前記物理セル識別のための値は、前記問題の式を真にする
    Figure 2017502578
    によって決まるpoptである、
    請求項10又は11に記載の装置。
  13. 前記基地局において、前記1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための値を割り当てる手段は、最終値を決定し、
    前記基地局において、同じ物理セル識別のモジュロ30の衝突を最小化することに基づいて、前記1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための第1の値を割り当てる手段と、
    前記基地局において、前記最終値を決定するために、前記割り当てられた第1の値に制約された前記1又は2以上のサービングセルに、前記物理セル識別のための第1の値の全体的割り当てを実行する手段と、
    をさらに含む、
    請求項10又は11に記載の装置。
  14. 前記基地局において、前記1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための値を割り当てる手段は、
    前記基地局において、同じ物理セル識別のモジュロ6の衝突を最小化することに基づいて、前記1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための第2の値を割り当てる手段と、
    前記基地局において、同じ物理セル識別のモジュロ30の衝突を最小化することに基づいて、前記割り当てられた第2の値に制約された前記1又は2以上のサービングセルに前記物理セル識別のための第1の値を割り当てる手段と、
    を含む、
    請求項13に記載の装置。
  15. 前記基地局において、前記1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための値を割り当てる手段は、
    前記基地局において、同じ物理セル識別のモジュロ3の衝突を最小化することに基づいて、前記1又は2以上のサービングセルに物理セル識別のための第3の値を割り当てる手段と、
    前記基地局において、同じ物理セル識別のモジュロ6の衝突を最小化することに基づいて、前記割り当てられた第3の値に制約された前記1又は2以上のサービングセルに前記物理セル識別のための第2の値を割り当てる手段と、
    を含む、
    請求項14に記載の装置。
  16. 前記無線ネットワークの基地局において複数のセル対の干渉を特定する手段は、
    前記基地局において、1又は2以上のサービングセル内の複数のユーザ装置から、前記1又は2以上のサービングセル及び前記他のセルを含む測定されるセルの前記ユーザ装置に対する信号強度の測定結果と、対応する識別情報とを含む測定レポートデータを収集する手段と、
    前記信号強度を前記複数のセル対にマッピングする手段と、
    前記マッピングされた信号強度に基づいて前記複数のセル対の干渉を特定する手段と、
    をさらに含む、
    請求項10から15のいずれかに記載の装置。
  17. 前記複数のセル対の干渉は、干渉値からなる第1の行列
    Figure 2017502578
    であり、現在の期間tにおいて、対のi番目のサービングセル及びそのj番目の他のセルは、Ki,j(t)という干渉値を有し、
    Figure 2017502578
    であり、
    Figure 2017502578
    は、現在の期間にわたって、
    Figure 2017502578
    であり、
    式中、現在の期間tにわたる対のk番目のサーバの測定結果は
    Figure 2017502578
    で示され、前記現在の期間tにわたる前記対のk番目の他のセルの測定結果は
    Figure 2017502578
    で示される、
    請求項16に記載の装置。
  18. 前記他のセルは、隣接セル、隣接セルの隣接セル、或いは測定結果を有してはいるが、未だ隣接セル又は隣接セルの隣接セルとして指定されていない他のセル、のうちの1つ又は2つ以上を含む、
    請求項10から17のいずれかに記載の装置。
  19. 請求項10から18のいずれかに記載の装置を含む、
    ことを特徴とする基地局。
  20. 請求項10から18のいずれかに記載の装置を含む、
    ことを特徴とするシステム。
  21. 前記装置は基地局に含まれ、前記システムは、物理セル識別のための割り当て値を用いて前記基地局と通信するユーザ装置をさらに含む、
    請求項20に記載のシステム。
  22. コンピュータプログラムであって、該コンピュータプログラムがプロセッサ上で実行された時に請求項1から9のいずれかに記載の方法を実行するためのコードを含む、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  23. 前記コンピュータプログラムは、コンピュータと共に使用するためのコンピュータプログラムコードを具体化するコンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品である、
    請求項22に記載のコンピュータプログラム。
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