JP2017500209A - トーチシステムのねじ接続部 - Google Patents

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Abstract

材料加工トーチヘッドに組み付けられるコネクタ構成要素(102)が提供される。コネクタ構成要素(102)は、長手方向軸を画定する近位端(106)及び遠位端(108)を含む略円筒形の本体(104)を含む。少なくとも2つのねじ領域(112)が、近位端付近で本体の表面において径方向位置に配置される。各ねじ領域は、本体の表面に配置された少なくとも1つのねじ山(114)を含む。加えて、少なくとも2つの非ねじ領域(116)が、本体(104)の表面の径方向位置において長手方向の向きにされる。

Description

本発明は、包括的には、トーチ部品をトーチシステムに接続するように構成されている1つ又は複数のコネクタ構成要素に関する。
プラズマトーチ、水ジェット切断ヘッド及びレーザヘッド等の材料加工ヘッドが、材料の加熱、切断、ガウジング及び製造において広く用いられている。例えば、プラズマアークトーチは概して、電気接続部、冷却用の通路、アーク制御流体(例えばプラズマガス)の通路、並びに、電極、及び、トーチ本体内に取り付けられる中央出口オリフィスを有するノズル等の消耗品を含む。任意選択的に、電極とノズルとの間に形成されたプラズマチャンバにおける流体の流れパターンを制御するためにスワールリングが使用される。幾つかのプラズマアークトーチでは、保持キャップを用いて、トーチ本体においてノズル及び/又はスワールリングを維持することができる。
1つ又は複数のコネクタ構成要素を用いて、消耗品をトーチシステムに取着することができる。しかし、コネクタ構成要素に標準的なねじが存在することで、消耗品を係合又は離脱させるために5回も完全に回転させなければならない場合がある。消耗部品の変更は頻繁である可能性があり、しばしば、1日に数回生じる。したがって、コネクタ構成要素の存在は、消耗品変更プロセスを遅れさせる可能性があり、それによって、切断及び他の有用なトーチ作業に費やすことができる時間を減らす。
したがって、トーチ部品を完全に係合又は離脱させるのに必要とされる回転数及び/又は回転度を低減するといった、トーチシステムに対するトーチ部品の係合及び離脱を簡略化するためのシステム及び方法が必要とされている。トーチ接続部をより迅速かつ容易に係合又は離脱させることを可能にすることによって、トーチの取扱い時間を短縮することができる。逆に、トーチ作業時間を長くすることができる。
1つの態様では、トーチに組み付けられるコネクタ構成要素が提供される。コネクタ構成要素は、長手方向軸に沿って配置された近位端及び遠位端を含む本体を備える。少なくとも2つのねじ領域が、近位端付近で本体の表面において長手方向軸の周りに径方向に配置される。各ねじ領域は、本体の表面に配置された少なくとも2つの平行なねじ山を含む。加えて、少なくとも2つの平滑な領域が、本体の表面の一対のねじ領域の間に間隔を置いて長手方向軸の周りに径方向にそれぞれ配置される。
幾つかの実施形態では、コネクタ構成要素は、雌型構成要素に強固に係合するように構成されている雄型構成要素を含む。雄型構成要素は、本体の遠位端に配置された隙間を含むことができる。隙間は、雌型構成要素の対応するリムと位置合わせされない限り、雌型構成要素内での雄型構成要素の回転を防止するように構成されている。
幾つかの実施形態では、コネクタ構成要素は、雄型構成要素に強固に係合するように構成されている雌型構成要素を含む。雌型構成要素は、本体の遠位端に配置されたリムを含むことができる。リムは、雄型構成要素の対応する隙間と位置合わせされない限り、雌型構成要素内での雄型構成要素の回転を防止するように構成されている。
幾つかの実施形態では、少なくとも2つのねじ領域は、回転対称な配置で本体の周りに径方向に配置される。幾つかの実施形態では、少なくとも2つの平滑な領域は、回転対称な配置で本体の周りに径方向に配置される。幾つかの実施形態では、少なくとも2つの平行なねじ山は、長手方向軸の周りで実質的に螺旋状の向きである。幾つかの実施形態では、少なくとも2つの平行なねじ山は、長手方向軸に対して実質的に直交する向きである。少なくとも2つの平行なねじ山は、長手方向軸に沿って互いに対して等間隔に離間することができる。
幾つかの実施形態では、コネクタ構成要素は3つのねじ領域を含む。
幾つかの実施形態では、1つのねじ領域のねじ山は、隣り合うねじ領域のねじ山とは不連続である。1つのねじ領域におけるねじ山の位置及び向きは、別のねじ領域のねじ山の位置及び向きと実質的に同じであるものとすることができる。
幾つかの実施形態では、コネクタ構成要素は、対応する構成要素を固定するように構成されている。コネクタ構成要素の平滑な領域のうちの少なくとも1つと、対応する構成要素のねじ領域のうちの少なくとも1つとを位置合わせし、他方の構成要素への一方の構成要素の摺動可能な変位を容易にするように構成することができる。係合中に、一方の構成要素が、他方の構成要素に対して第1の方向に360°未満の度数だけ回転可能であり、他方の構成要素を固定することができる。例えば、度数は、約60°、90°又は180°以下であるものとすることができる。これらの構成要素は、一方の構成要素が、他方の構成要素に対して、第1の方向とは反対の第2の方向におよそ同じ度数だけ回転すると、離脱することができる。
幾つかの実施形態では、コネクタ構成要素は、消耗品をプラズマアークトーチの別の要素に取着するようにプラズマアークトーチの消耗品に結合される。消耗品は、電極、ノズル、保持キャップ、遮蔽体又はトーチのうちの1つを含むことができる。
別の態様では、消耗品をトーチの対応する構成要素に取着する消耗品コネクタ構成要素が提供される。消耗品コネクタ構成要素は、長手方向軸に沿って配置された近位端及び遠位端を含む円筒形の本体を含む。長手方向の向きの複数の平滑な領域が、近位端の周りで本体の表面の周りに径方向に配置される。加えて、長手方向の向きの複数のセグメントが、平滑な領域間に間隔を置いて本体の周りに径方向に配置される。各セグメントは、1つのセグメントのねじ山が隣り合うセグメントのねじ山とは不連続であるように、本体の表面に沿って互いに平行に配置された複数のねじ山を含む。
幾つかの実施形態では、1つのセグメントにおけるねじ山の位置及び向きは、異なるセグメントのねじ山の位置及び向きと実質的に同じである。
幾つかの実施形態では、不連続なねじ山は、消耗品コネクタ構成要素のセグメントが、回転中に対応する構成要素の2つ以上のセグメントに係合することを防止する。
別の態様では、トーチの第1の構成要素及び第2の構成要素を係合させる方法が提供される。第1の構成要素及び第2の構成要素は、i)複数のねじ山をそれぞれ有する複数のねじ領域、及び、ii)ねじ山がないことを特徴とする複数のスロット付き領域をそれぞれ有する。方法は、第1の構成要素の少なくとも1つのねじ領域と、第2の構成要素の少なくとも1つのスロット付き領域とを径方向に位置合わせすること、第1の構成要素を、径方向に位置合わせされた位置において長手方向に第2の構成要素内に摺動させること、及び、第1の構成要素を第2の構成要素に対して一方向に回転させ、第1の構成要素のねじ領域の少なくとも1つのねじ山と、第2の構成要素のねじ領域の少なくとも1つのねじ山とを係合させ、第1の構成要素及び第2の構成要素を互いに対して固定することを含む。
幾つかの実施形態では、方法は、摺動中に第1の構成要素が第2の構成要素に対して回転することを防止すること、第1の構成要素の隙間と第2の構成要素のリムとを係合させること、及び、係合後に、第1の構成要素を第2の構成要素に対して一方向に回転させることを更に含む。
幾つかの実施形態では、第1の構成要素を第2の構成要素に対して回転させることは、第1の構成要素を360°未満の度数だけ回転させることを含む。度数は、約60°、90°又は180°以下の数であるものとすることができる。
幾つかの実施形態では、方法は、第1の構成要素を、第2の構成要素に対して反対方向におよそ同じ度数だけ回転させ、2つの構成要素を離脱させることを更に含む。離脱中に、第1の構成要素は、第1の構成要素のねじ領域の縁が回転経路において第2の構成要素のねじ領域の縁に対面すると(すなわち、ねじ山の不整合が生じるときに)、反対方向に更に回転することが防止されることができる。
幾つかの実施形態では、第1の構成要素又は第2の構成要素の少なくとも一方がプラズマアークトーチの消耗品に結合される。
幾つかの実施形態では、方法は、第1の構成要素の複数のねじ領域と第2の構成要素の複数のスロット付き領域とを径方向に位置合わせすることを更に含む。
幾つかの実施形態では、方法は、第1の構成要素の複数のスロット付き領域と第2の構成要素の複数のねじ領域とを径方向に位置合わせすることを更に含む。
また別の態様では、コネクタ構成要素は、材料加工ヘッドに組み付けられるように構成されている。コネクタ構成要素は、長手方向軸を画定する近位端及び遠位端を含む略円筒形の本体、近位端付近で本体の表面において径方向位置に配置された少なくとも2つのねじ領域、及び、本体の表面の径方向位置において長手方向の向きである少なくとも2つの非ねじ領域を含む。各ねじ領域は、本体の表面に配置された少なくとも1つのねじ山を含む。各非ねじ領域は一対のねじ領域間に配置される。
幾つかの実施形態では、近位端は、コネクタ構成要素の長手方向長さの約半分まで延びる。
幾つかの実施形態では、ねじ領域のうちの少なくとも1つは、本体の表面の周りに径方向に少なくとも50度に亘り延びる。ねじ領域は、回転対称な配置で本体の周りに径方向に配置することができる。幾つかの実施形態では、コネクタ構成要素は3つのねじ領域を含む。ねじ領域の各ねじ山は、約3度の螺旋角度を有することができる。幾つかの実施形態では、1つのねじ領域の少なくとも1つのねじ山は、対向するねじ領域の少なくとも1つのねじ山とは不連続である。各ねじ領域の少なくとも1つのねじ山は、長手方向軸に対して実質的に直交して延びることができる。
幾つかの実施形態では、コネクタ構成要素は消耗品に結合される。消耗品は、電極、カートリッジ又は保持キャップのうちの1つを含むことができる。
幾つかの実施形態では、コネクタ構成要素は、雌型構成要素に強固に係合するように構成されている雄型構成要素を含む。コネクタ構成要素は、遠位端とねじ領域との間の本体の表面の周りに径方向に延びるように配置された軸方向停止部を更に含むことができ、軸方向停止部は、雌型構成要素に接触するように構成されている。例えば、雄型構成要素を、ねじ山の回転係合前に、軸方向停止部を介して雌型構成要素と位置合わせすることができる。幾つかの実施形態では、コネクタ構成要素は対応する構成要素を固定するように構成されている。コネクタ構成要素の非ねじ領域のうちの少なくとも1つは、対応する構成要素のねじ領域のうちの少なくとも1つと位置合わせし、他方の構成要素への一方の構成要素の摺動可能な変位を容易にするように構成することができる。構成要素同士を係合させるために、一方の構成要素は、他方の構成要素に対して、第1の方向に360度未満の度数だけ回転可能であり、他方の構成要素を固定することができる。構成要素同士を離脱させるために、一方の構成要素は、他方の構成要素に対して、第1の方向とは反対の第2の方向におよそ同じ度数だけ回転することができる。
また別の態様では、消耗品を材料加工ヘッドの対応する構成要素に取着する消耗品コネクタ構成要素が提供される。消耗品コネクタ構成要素は、長手方向軸に沿って配置された近位端及び遠位端を含む円筒形の本体、近位端付近で本体の表面の周りに径方向に配置された長手方向の向きの複数の平滑な領域;及び、平滑な領域間に間隔を置いて本体の周りに径方向に配置された長手方向の向きの複数のセグメントを備える。各セグメントは、1つのセグメントの少なくとも1つのねじ山が対向するセグメントの少なくとも1つのねじ山とは不連続であるように、本体の表面に沿って配置された少なくとも1つのねじ山を含む。
幾つかの実施形態では、近位端は、コネクタ構成要素の長手方向長さの約半分まで延びる。
幾つかの実施形態では、セグメントのうちの少なくとも1つは、本体の表面の周りに径方向に少なくとも50度に亘り延びる。セグメントは、回転対称な配置で本体の周りに径方向に配置することができる。幾つかの実施形態では、コネクタ構成要素は3つのセグメントを含む。セグメントの各ねじ山は、約3度の螺旋角度を有することができる。幾つかの実施形態では、各セグメントの少なくとも1つのねじ山は本体の周りに径方向に延びることができる。
幾つかの実施形態では、消耗品コネクタ構成要素は消耗品に結合される。消耗品は、電極、カートリッジ又は保持キャップのうちの1つを含むことができる。
幾つかの実施形態では、消耗品コネクタ構成要素は、雌型消耗品構成要素に強固に係合するように構成されている雄型構成要素を含む。コネクタ構成要素は、遠位端とセグメントとの間で本体の表面の周りに径方向に配置された軸方向停止部を更に含むことができ、軸方向停止部は、雌型消耗品構成要素に接触するように構成されている。例えば、雄型消耗品構成要素を、ねじ山の回転係合の前に、軸方向停止部を介して雌型消耗品構成要素と位置合わせすることができる。幾つかの実施形態では、消耗品コネクタ構成要素は、対応する構成要素を固定するように構成されている。消耗品コネクタ構成要素の平滑な領域のうちの少なくとも1つは、対応する構成要素のセグメントのうちの少なくとも1つと位置合わせされ、他方の構成要素への一方の構成要素の摺動可能な変位を容易にするように構成することができる。構成要素同士を係合させるために、一方の構成要素は、他方の構成要素に対して第1の方向に360度未満の度数だけ回転可能であり、他方の構成要素を固定することができる。構成要素同士を離脱させるために、一方の構成要素は、他方の構成要素に対して、第1の方向とは反対の第2の方向に、およそ同じ度数だけ回転することができる。
また別の態様では、材料加工ヘッドの第1の構成要素及び第2の構成要素を係合させる方法が提供される。第1の構成要素及び第2の構成要素は、i)少なくとも1つのねじ山を有する少なくとも1つのねじ領域、及び、ii)ねじ山がないことを特徴とする少なくとも1つのスロット付き領域をそれぞれ有する。方法は、第1の構成要素の少なくとも1つのねじ領域と、第2の構成要素の少なくとも1つのスロット付き領域とを径方向に位置合わせすること、第1の構成要素を、第2の構成要素に対して、径方向に位置合わせされた位置において長手方向に摺動させること、並びに、第1の構成要素を第2の構成要素に対して一方向に回転させ、第1の構成要素のねじ領域の少なくとも1つのねじ山と、第2の構成要素のねじ領域の少なくとも1つのねじ山とを係合させ、第1の構成要素及び第2の構成要素を互いに対して固定することを含む。
方法は、第1の構成要素を第2の構成要素内に摺動させる前に、第1の構成要素の少なくとも1つのスロット付き領域と、第2の構成要素の少なくとも1つのねじ領域とを径方向に位置合わせすることを更に含むことができる。幾つかの実施形態では、第1の構成要素を第2の構成要素内に摺動させることは、第1の構成要素及び第2の構成要素を軸方向に当接させることを含む。
方法は、摺動中に第1の構成要素が第2の構成要素に対して回転することを防止すること、第1の構成要素の隙間と第2の構成要素のリムとを係合させること、及び、係合後に第1の構成要素を第2の構成要素に対して一方向に回転させることを更に含むことができる。幾つかの実施形態では、第1の構成要素を第2の構成要素に対して回転させることは、第1の構成要素を360°未満の度数だけ回転させることを含む。度数は、約60°、90°又は180°以下のうちの1つであるものとすることができる。幾つかの実施形態では、方法は、第1の構成要素を、第2の構成要素に対して反対方向におよそ同じ度数だけ回転させ、2つの構成要素を離脱させることを更に含む。離脱中に、第1の構成要素は、第1の構成要素のねじ領域の縁が回転経路において第2の構成要素のねじ領域の対向する面に対面すると、反対方向に更に回転することが防止されることができる。
幾つかの実施形態では、第1の構成要素又は第2の構成要素のうちの少なくとも一方は、プラズマアークトーチの消耗品に結合される。
本発明の種々の態様及び実施形態を種々の方法で組み合わせることができることも理解されたい。本明細書の教示に基づいて、当業者は、これらの種々の実施形態を組み合わせる方法を容易に判断することができる。例えば、幾つかの実施形態では、上記の態様のうちのいずれかは、上記の特徴の1つ又は複数を含むことができる。本発明の1つの実施形態は、上記特徴及び利点の全てを提供することができる。
上述した本発明の利点は、更なる利点とともに、添付の図面と併せて読まれる以下の説明を参照することによってより良く理解することができる。図面は必ずしも縮尺通りではなく、その代わりに、概して、本発明の原理を説明することに重点が置かれている。
本発明の幾つかの実施形態による例示的なコネクタアセンブリを示す図である。 本発明の幾つかの実施形態による、挿入位置にある図1のコネクタアセンブリの図である。 本発明の幾つかの実施形態による、挿入位置にある図1のコネクタアセンブリの図である。 本発明の幾つかの実施形態による、ロック位置にある図1のコネクタアセンブリの図である。 本発明の幾つかの実施形態による、ロック位置にある図1のコネクタアセンブリの図である。 A及びBは、本発明の幾つかの実施形態による、雌型コネクタ構成要素及び雄型コネクタ構成要素の別の例示的なセットを示す図である。 本発明の幾つかの実施形態による、雄型コネクタ構成要素を雌型コネクタ構成要素に固定する方法を示す図である。 本発明の幾つかの実施形態による、ノズルに関連する例示的なコネクタ構成要素を示す図である。 本発明の幾つかの実施形態による、雄型コネクタ構成要素及び雌型コネクタ構成要素を含む別の例示的なコネクタアセンブリを示す図である。 図7の雄型コネクタ構成要素の図である。 図7の雄型コネクタ構成要素の図である。 図7の雄型コネクタ構成要素の図である。 図7の雌型コネクタ構成要素の図である。 図7の雌型コネクタ構成要素の図である。 本発明の幾つかの実施形態による、プラズマアークトーチに関連する別の例示的なコネクタアセンブリを示す図である。 本発明の幾つかの実施形態による、プラズマアークトーチに関連する別の例示的なコネクタアセンブリを示す図である。 図10A及び図10Bのコネクタアセンブリの別の例示的な雄型コネクタ構成要素の図であり、雄型コネクタ構成要素はトーチ本体に取着されている。 図10A及び図10Bのコネクタアセンブリの別の例示的な雄型コネクタ構成要素の図であり、雄型コネクタ構成要素はトーチ本体に取着されている。 図10A及び図10Bのコネクタアセンブリの例示的な雌型コネクタ構成要素の図であり、雌型コネクタ構成要素は保持キャップに結合されている。 図10A及び図10Bのコネクタアセンブリの例示的な雌型コネクタ構成要素の図であり、雌型コネクタ構成要素は保持キャップに結合されている。 図10A及び図10Bのコネクタアセンブリの例示的な雌型コネクタ構成要素を示す図であり、雌型コネクタ構成要素は消耗品カートリッジに結合されている。 本発明の幾つかの実施形態による、ロック位置にある図10A及び図10Bのコネクタアセンブリの図である。 本発明の幾つかの実施形態による、ロック位置にある図10A及び図10Bのコネクタアセンブリの図である。 本発明の幾つかの実施形態による、1つのコネクタ構成要素を別のコネクタ構成要素に固定する方法を示す図である。 相補的なコネクタ構成要素の例示的なセットのねじ外形を示す図である。 相補的なコネクタ構成要素の例示的なセットのねじ外形を示す図である。
本発明の技術は、例えばより少ない回転及び/又は低減した回転度数によって、標準的なねじ接続よりも迅速かつ容易にトーチ消耗品を据え付け及び取り外すことを可能にする。本発明の技術は、プラズマアークトーチ、レーザヘッド又は水ジェット切断ヘッド等の材料加工ヘッドにおける種々の構成要素の接続に適用可能である。図1は、本発明の幾つかの実施形態による例示的なコネクタアセンブリを示している。コネクタアセンブリ100は、雄型コネクタ構成要素102及び雌型コネクタ構成要素120を含み、これらの双方は、トーチ(図示せず)内に組み付けられるように構成されている。幾つかの実施形態では、コネクタ構成要素102、120のそれぞれは、互いに取着されるよう消耗品に結合される。コネクタ構成要素を結合することができる例示的な消耗品は、電極、ノズル、保持キャップ、遮蔽体又はトーチ本体を含む。一例として、雌型コネクタ構成要素120は、トーチ本体に一体的に構成することができ、一方で、雄型コネクタ構成要素102は、トーチ本体と強固に係合するようにノズル又は電極に一体的に構成することができる。
図1に示されているように、雄型コネクタ構成要素102は、長手方向軸110に沿って配置された近位端106及び遠位端108を有する本体104を含む。雄型コネクタ構成要素102の近位端106は、雄型コネクタ構成要素102が係合のために雌型コネクタ構成要素120内に進むと雌型コネクタ構成要素120に最初に対面する端として特徴付けることができる。少なくとも2つのねじ領域112が、近位端106付近で本体104の外面において長手方向軸110の周りに径方向に配置される。各ねじ領域112は、本体104の外面に配置された少なくとも2つの平行なねじ山114を含む。幾つかの実施形態では、ねじ山114は、互いに対して等間隔に離間し、長手方向軸110に対して実質的に直交する。幾つかの実施形態では、ねじ山114は、互いに対して実質的に等間隔に離間し、長手方向軸110の周りで実質的に螺旋状の向きである。加えて、雄型コネクタ構成要素102は、ねじ山がないこと又は他の非規則的な特徴部を特徴とする少なくとも2つの平滑な領域116を含む。各平滑な領域116は、本体104の外面において一対のねじ領域112間に長手方向軸110の周りに径方向に配置される。
同様に、雌型コネクタ構成要素120は、長手方向軸110に沿って配置された近位端126及び遠位端128を有する本体124を含む。雌型コネクタ構成要素120の近位端126は、係合中に雌型コネクタ構成要素120が雄型コネクタ構成要素102に向かって進むと雄型コネクタ構成要素102に最初に対面する端として特徴付けられる。少なくとも2つのねじ領域130が、近位端126付近で本体124の内面において長手方向軸110の周りに径方向に配置される。各ねじ領域130は、本体124の内面に配置された少なくとも2つの平行なねじ山132を含むことができる。幾つかの実施形態では、これらのねじ山132は、互いに対して等間隔に離間し、長手方向軸110に対して実質的に直交する。幾つかの実施形態では、ねじ山132は、互いに対して実質的に等間隔に離間し、長手方向軸110の周りで実質的に螺旋状の向きである。加えて、雌型コネクタ構成要素120は、ねじ山がないこと又は他の非規則的な特徴部を特徴とする少なくとも2つの平滑な領域134を含む。各平滑な領域134は、本体124の表面において一対のねじ領域130間に長手方向軸110の周りに径方向に配置される。概して、雌型コネクタ構成要素120は、雄型コネクタ構成要素102に比して相補的な特徴を含み、2つの構成要素の確実な係合を容易にする。
幾つかの実施形態では、雄型コネクタ構成要素102の各平滑な領域116は、雌型コネクタ構成要素120のねじ領域130と位置合わせされるとともに雌型コネクタ構成要素120のねじ領域130を受け入れるスロットとして機能するように適切に寸法決めされる。平滑な領域116の径方向範囲は、ねじ領域130の径方向範囲と実質的に同じであるものとすることができる。逆に、雌型コネクタ構成要素120の各平滑な領域134は、雄型コネクタ構成要素102のねじ領域112と位置合わせされるとともに雄型コネクタ構成要素102のねじ領域112を受け入れるスロットとして機能するように適切に寸法決めされる。平滑な領域134の径方向範囲は、ねじ領域112の径方向範囲と実質的に同じであるものとすることができる。雄型コネクタ構成要素102の平滑な領域116及び雌型コネクタ構成要素120の平滑な領域134は、係合及び離脱の双方の間に、長手方向110への他方の構成要素に対する一方の構成要素の摺動可能な変位をガイドすることができる。
幾つかの実施形態では、雄型コネクタ構成要素102と雌型コネクタ構成要素120との回転係合は、雄型コネクタ構成要素102が雌型コネクタ構成要素120内で長手方向110に停止位置まで摺動した後でのみ可能となる。この位置は、以下では「挿入位置」と称され、これは回転が生じる前である。図2A及び図2Bは、本発明の幾つかの実施形態による、挿入位置にある図1のコネクタアセンブリの種々の図を示している。図2Aに示されているように、雄型構成要素102は、本体104の遠位端108に配置されたフランジ118を含み、雌型構成要素120は、本体124の遠位端128に配置された停止リム136を含む。フランジ118及び停止リム136は、雄型コネクタ構成要素102が長手方向110に雌型コネクタ構成要素120の停止リム136を越えて更に進むことを防止するように、互いに相互作用するよう構成されている。加えて、雌型コネクタ構成要素120内の雄型コネクタ構成要素102の回転は、2つの構成要素のねじ山114、132の不整合に起因して、前進中は生じることができない。回転は、雄型コネクタ構成要素102が雌型コネクタ構成要素120に完全に挿入され、雌型コネクタ構成要素120の停止リム136が、雄型コネクタ構成要素102のリム隙間119と適所にロックされた後でのみ可能となり、この時点で、雄型コネクタ構成要素102のねじ山114は、ねじ留めを可能にするように雌型コネクタ構成要素120のねじ山132に対して適切に位置決めされる。図2Bに示されているような挿入位置では、雄型コネクタ構成要素102の各ねじ領域112は、雌型コネクタ構成要素120の平滑な領域(図示せず)に面し、雄型コネクタ構成要素102の各平滑な領域116は、雌型コネクタ構成要素120のねじ領域(図示せず)に面する。
挿入位置に達すると、一方のコネクタ構成要素は、他方のコネクタ構成要素に対して、これらの構成要素が互いに強固に締結される前に、360°未満の度数だけ或る方向(すなわち時計回り又は反時計回り)に回転可能である。この位置は以下では「ロック位置」と称される。対照的に、従来のねじ設計は、2つの構成要素を強固に係合させることが可能である前に少なくとも360°の回転を必要とする。図3A及び図3Bは、本発明の幾つかの実施形態による、ロック位置にある図1のコネクタアセンブリの種々の図を示している。構成要素同士を固定するために、雄型コネクタ構成要素102は、図3Aに示されているように、雄型コネクタ構成要素102の少なくとも1つのねじ領域112のねじ山114が、回転経路において雌型コネクタ構成要素120の隣り合うねじ領域130のねじ山132と適所にロックされるように、雌型コネクタ構成要素120内で回転することができる。ねじ山間の噛み合いは、係合を容易にし、更なる回転を防止する。したがって、係合中に、構成要素のねじ領域の1つ又は複数又は全てにおけるねじ山は、360°未満の1回転と同時に係合することができる。図3Bは、ロック位置に達するために、雄型コネクタ構成要素102が、挿入位置から60度以下だけ反時計回り方向に回転することを示している。他の実施形態では、2つの構成要素間の係合は、時計回り方向への回転によって達成することができる。ロック位置では、雄型コネクタ構成要素102の各ねじ領域112は、雌型コネクタ構成要素120のねじ領域(図示せず)に面し、雄型コネクタ構成要素102の各平滑な領域(図示せず)は、雌型コネクタ構成要素120の平滑な領域(図示せず)に面する。
2つの構成要素を離脱させる(すなわち、ロック位置から挿入位置に移動させる)には、操作者が、一方の構成要素を他方の構成要素に対して、係合方向とは反対の方向におよそ同じ度数だけ回転させることができる。したがって、離脱中に、コネクタ構成要素の1つ又は複数又は全てのねじ領域におけるねじ山は、360°未満の1回転と同時に離脱することができる。離脱時に挿入位置に達すると、雄型コネクタ構成要素102の各ねじ領域112は、雌型コネクタ構成要素120の平滑な領域134に再び面し、逆もまた同様である。挿入位置は、雌型コネクタ構成要素120からの雄型コネクタ構成要素102の摺動可能な変位を容易にする。
幾つかの実施形態では、雌型コネクタ構成要素120の各ねじ山132は、雄型コネクタ構成要素102の対応するねじ山114をより広い軸方向範囲にわたって係合させることを可能にするように、標準的なねじ山よりも長手方向に広い。幾つかの実施形態では、各雌ねじ山132は16ピッチねじ山であり、これは、挿入位置とロック位置との間で約60°回転すると、約0.010インチ(0.254mm)の長手方向110に沿う軸方向シフトに変わる。幾つかの実施形態では、雌ねじ山132のより広い幅は、挿入位置にあるとき(すなわち、ロック位置まで回転する前)に雄ねじ山114に偶発的に係合することを防止するようになっている。そうでなければ、雄ねじ山114は、挿入位置でさえも隣り合う雌ねじ山132の溝の入口を越えて延び、構成要素を互いに非意図的にロックする可能性がある。しかし、代替的な実施形態では、2つの構成要素のねじ山は、ロック位置に達する前に係合することができる。
幾つかの実施形態では、1つのねじ領域のねじ山は、コネクタ構成要素102、120のそれぞれの隣り合うねじ領域のねじ山とは不連続である。すなわち、各コネクタ構成要素について、各ねじ山のピッチは、1つのねじ領域から次のねじ領域への連続的な経路を形成しない。これは、離脱中に、一方の構成要素の1つのねじ領域のねじ山が、回転経路において他方の構成要素の隣り合うねじ領域のねじ山と偶発的に係合することを防止するためである。具体的には、離脱中に、ねじ領域112の雄ねじ山114が挿入位置に回転して戻るとき、雄ねじ山114は、隣り合う雌ねじ山132と位置合わせすることができないため、回転経路において隣り合うねじ領域130の雌ねじ山132と更に係合することが防止される。
概して、雌型コネクタ構成要素120及び雄型コネクタ構成要素102の最大限の係合に必要な回転度は、各構成要素の本体に配置されたねじ領域及び平滑な領域の数に依存する。例えば、各構成要素が1つの平滑な領域及び1つのねじ領域を有する場合、回転度は180°である。各構成要素が2つの平滑な領域及び2つのねじ領域を有する場合、回転度は90°である。各構成要素が3つの平滑な領域及び3つのねじ領域を有する場合、回転度は約60°である。図1〜図3は、各ねじ領域112が一対の平滑な領域116間にあるように、雄型コネクタ構成要素102が3つの平滑な領域116間に間隔を置いて存在する3つのねじ領域112を含むことを示している。雌型コネクタ構成要素120は、相補的に、各ねじ領域130が一対の平滑な領域134間にあるように、3つの平滑な領域134間に間隔を置いて存在する3つのねじ領域130を含む。雌型コネクタ構成要素及び雄型コネクタ構成要素を接合するのに必要な回転度を最小限に抑えるために、コネクタ構成要素あたりの更に多い平滑な領域及び/又はねじ領域が可能である。回転の量は、ねじ領域及び/又は平滑な領域の数に加えて、ねじ山の公差及び位置にも依存する。
係合のために小さい回転度数(例えば約60°)を適用することに関連する1つの可能性のある限定は、比較的長い長手方向距離にわたる挿入から生じる抵抗(例えばOリングの摩擦)を克服するように、ねじ留め移動を使用して回転力を軸方向力に変換することが困難である可能性があることである。抵抗の重さは、抵抗のタイプ、部品のサイズ及びねじ山のピッチを含む多くの要因に依存する。幾つかの実施形態では、テーパ状のOリングシール302が、抵抗の長さを低減するのに用いられ、構成要素を必要な深さまで容易に挿入することを可能にする。
図4A及びBは、本発明の幾つかの実施形態による、雌型コネクタ構成要素及び雄型コネクタ構成要素の別の例示的なセットをそれぞれ示している。図示のように、図4Aの雄型コネクタ構成要素350は、構成要素の外面に2つのねじ領域352及び2つの平滑な領域354を含む。同様に、図4Bの雌型コネクタ構成要素356は、構成要素の内面に2つのねじ領域358及び2つの平滑な領域360を含む。雄型コネクタ構成要素350及び雌型コネクタ構成要素356は、コネクタ構成要素350、356間の係合及び離脱を達成するために約90°以下の回転を適用することができる以外は、図1〜図3を参照して上述したコネクタアセンブリ100の対応する構成要素と同様に機能する。これは、コネクタアセンブリ100に関連する3つのねじ領域/平滑な領域と比べて、各コネクタ構成要素における2つのねじ領域/平滑な領域の存在に起因する。
図1又は図4のコネクタアセンブリは、標準的なねじ外形を変更するか又は特注の外形を使用することによって構成することができる。各コネクタ構成要素の設計をカスタマイズするために、構成要素あたり3つのねじ領域が所望される場合、平滑な構成要素本体に、3つの異なる回転位置等の種々の回転位置において1つ又は複数の同一のねじ領域を作ることができる。幾つかの実施形態では、各構成要素の機械加工プロセス中に、構成要素の寿命にわたる互換性を確保するために、各ねじ領域のねじ山は、停止構造部(すなわち、コネクタアセンブリ100の雌型コネクタ構成要素120の停止リム136又は雄型コネクタ構成要素102のフランジ118)から適切に離間する。
幾つかの実施形態では、構成要素の互換性及び係合/離脱プロセス中の回転対称性を確保するために、各コネクタ構成要素のねじ領域は、コネクタ構成要素の本体の周りに回転対称であるように構成されている。同様に、平滑な領域も、本体の周りに回転対称に径方向に配置される。加えて、構成要素の1つのねじ領域のねじ山の位置及び向きは、同じ構成要素の別のねじ領域又は相手方の構成要素のねじ領域の位置及び向きと実質的に同じであるものとすることができる。これは、ねじ山が、連続的なねじ山とは対照的に同一のセクションに作られることを意味する。幾つかの実施形態では、雌型コネクタ構成要素120及び雄型コネクタ構成要素102の双方にねじセクションを製造するためにねじフライス削りが用いられる。コネクタ構成要素の径方向に対称な幾何学的形状は、存在するねじ領域/平滑な領域の数に応じて、雄型コネクタ構成要素102を、複数の回転位置において係合するように雌型コネクタ構成要素120に挿入することができることを示唆する。
図5は、本発明の幾つかの実施形態による、図1の雌型コネクタ構成要素120への雄型コネクタ構成要素102等の、雄型コネクタ構成要素を雌型コネクタ構成要素に固定する方法400を示している。ステップ402において、雄型コネクタ構成要素102のねじ領域112のそれぞれを、雌型コネクタ構成要素120の平滑な領域134と径方向に位置合わせする。逆に、雄型コネクタ構成要素102の平滑な領域116のそれぞれを、雌型コネクタ構成要素120のねじ領域130と径方向に位置合わせすることができる。幾つかの実施形態では、双方の雌型コネクタ構成要素120及び雄型コネクタ構成要素102のねじ領域はほぼ同一である。すなわち、1つのねじ領域のねじ山の位置及び向きは、同じ又は異なる構成要素に関連する異なるねじ領域のねじ山の位置及び向きと実質的に同じである。加えて、ねじ領域及び平滑な領域は、構成要素のそれぞれの周りで回転対称であるものとすることができる。そのような幾何学的形状を考慮して、ステップ402における構成要素間の径方向の位置合わせは、雌型コネクタ構成要素120への雄型コネクタ構成要素102の挿入角度とは比較的関係なく、幾つかの回転位置において達成することができる。
ステップ404において、雄型コネクタ構成要素102を、径方向に位置合わせされた向きに維持しながら、長手方向110に沿って雌型コネクタ構成要素120内に挿入する。挿入はいかなる回転も伴うことなく達成することができる。幾つかの実施形態では、雄型コネクタ構成要素102のフランジ118が雌型コネクタ構成要素120の停止リム136に対面すると(すなわち挿入位置)摺動は停止する。幾つかの実施形態では、2つの構成要素は、挿入位置に達し、停止リム136がリム隙間119と適所にロックされるまで、互いに対して回転することが防止され、この時点で、2つの構成要素のねじ山は回転を可能にするように位置合わせされる。
ステップ406の挿入位置において、雄型コネクタ構成要素102を雌型コネクタ構成要素120に対して一方向に回転させ、回転経路において、雄型コネクタ構成要素102の少なくとも1つのねじ領域112のねじ山114と、雌型コネクタ構成要素120の隣り合うねじ領域130のねじ山132とをロックさせ、それによって、構成要素を互いに固定する。ロック位置における最大限の係合を達成するのに必要な回転の量は、約60°、90°又は180°以下等の360°未満であるものとすることができる。
構成要素同士を離脱させるために、雄型コネクタ構成要素102を雌型コネクタ構成要素120に対して、係合プロセス中に用いた回転とおよそ同じ度数だけ反対方向に回転させることができる。離脱の間に、雄型コネクタ構成要素102は、雄型構成要素102のねじ領域112の縁が回転経路において雌型構成要素120のねじ領域130の縁に対面すると、雌型コネクタ構成要素120内で反対方向に更に回転することが防止される。
図5の方法は、係合プロセス及び離脱プロセスの双方の間に雄型コネクタ構成要素102が雌型コネクタ構成要素120に対して回転可能である状態で記載されているが、雌型コネクタ構成要素120も雄型コネクタ構成要素102に対して回転して同じ効果を達成することができる。
図6は、本発明の幾つかの実施形態による、コネクタ構成要素が配置されている例示的なノズルを示している。図示のように、ノズル600は、ノズル600の、ノズル先端部612から離れた遠位端に配置された雄型コネクタ構成要素606を含む。雄型コネクタ構成要素606は、雌型コネクタ構成要素(図示せず)に係合するように構成されている。雄型コネクタ構成要素606は、ノズル600の本体から一体的に構成されるか、又は、ノズル600に結合される別個の構造を含むことができる。雄型コネクタ構成要素606は、2つのねじ領域602及び2つの平滑な領域604を有する。雄型コネクタ構成要素606は、雌型コネクタ構成要素の停止リム(図示せず)と相互作用するフランジ608も含み、雄型コネクタ構成要素606が挿入位置にあるときに雌型コネクタ構成要素の内部で更に進むことを防止する。雄型コネクタ構成要素606は、雌型コネクタ構成要素の停止リムと噛み合うリム隙間610を付加的に含み、挿入位置に達したときの雌型コネクタ構成要素の内部での雄型コネクタ構成要素606の回転を可能にする。挿入位置からロック位置への回転も、回転経路において、雄型コネクタ構成要素606のねじ領域602と雌型コネクタ構成要素の対応する隣り合うねじ領域(図示せず)とを位置合わせすることによって容易になる。
図7は、本発明の幾つかの実施形態による、雄型コネクタ構成要素及び雌型コネクタ構成要素を含む別の例示的なコネクタアセンブリを示している。コネクタアセンブリ700は、雄型コネクタ構成要素702及び雌型コネクタ構成要素720を含み、これらの双方は、プラズマアークトーチ、水ジェット切断ヘッド又はレーザ切断ヘッド等の材料加工ヘッド(図示せず)に組み付けられるように構成されている。幾つかの実施形態では、コネクタ構成要素702、720のそれぞれは、互いに取着されるように消耗品(又は消耗品の一部)に結合される。コネクタ構成要素を関連付けることができる例示的な消耗品は、電極、ノズル、保持キャップ、遮蔽体又はトーチ本体を含む。
雄型コネクタ構成要素702は、長手方向軸710に沿って配置された近位端706及び遠位端708を有する本体704を含む。雄型コネクタ構成要素702の近位端706は、雄型コネクタ構成要素702が係合のために雌型コネクタ構成要素720内に進むと雌型コネクタ構成要素720に最初に対面する端として特徴付けることができる。近位端706は、雄型コネクタ構成要素702の長手方向長さの約半分まで延びることができる。図8A〜図8Cは、図7の雄型コネクタ構成要素702の種々の図を示している。図示のように、少なくとも2つのねじ領域712が、近位端706付近で本体704の外面において長手方向軸710の一部の周りに径方向に配置される。各ねじ領域712は、本体704の外面に配置された少なくとも1つのねじ山714を含む。幾つかの実施形態では、ねじ山714は、長手方向軸710に対して実質的に直交する向きである。幾つかの実施形態では、ねじ山714は、長手方向軸710の周りで実質的に螺旋状の向きである。例えば、ねじ山714は約3度の螺旋角度を有することができる。幾つかの実施形態では、ねじ山714は、本体704の外面の周りで少なくとも50度に亘り径方向に延びる。加えて、雄型コネクタ構成要素702は、ねじ山がないこと又は他の非規則的な特徴部を特徴とする少なくとも1つの平滑な領域716(すなわち非ねじ領域)を含む。各平滑な領域716は、本体704の外面において少なくとも1つのねじ領域712に隣接して長手方向軸710の周りに径方向に配置される。図8A〜図8Cは、雄型コネクタ構成要素702が、2つのねじ領域712、及び、ねじ領域712の対間に介挿される2つの平滑な領域716を有することを示しているが、他の実施形態では、雄型コネクタ構成要素702は、より多いか又はより少ない平滑な領域716及びねじ領域712(例えば、1つの平滑な領域716に隣接する1つのみのねじ領域712)を有することができる。
図7を参照すると、雄型コネクタ構成要素702と同様に、雌型コネクタ構成要素720は、長手方向軸710に沿って配置された近位端726及び遠位端728を有する本体724を含む。雌型コネクタ構成要素720の近位端726は、雌型コネクタ構成要素720が係合中に雄型コネクタ構成要素702に向かって進むと雄型コネクタ構成要素702に最初に対面する端として特徴付けられる。幾つかの実施形態では、近位端726は、雌型コネクタ構成要素720の長手方向長さの約半分まで延びる。幾つかの実施形態では、近位端726は、雌型コネクタ構成要素720の長手方向長さの約90%まで延びる。図9A及び図9Bは、図7の雌型コネクタ構成要素720の種々の図を示している。少なくとも1つのねじ領域730が、近位端726付近で本体724の外面において長手方向軸710の周りに径方向に配置される。各ねじ領域730は、本体724の内面に配置された少なくとも1つのねじ山732を含むことができる。幾つかの実施形態では、ねじ山732は、長手方向軸710に対して実質的に直交する向きである。幾つかの実施形態では、ねじ山732は、長手方向軸710の周りで実質的に螺旋状の向きである。例えば、ねじ山732は約3度の螺旋角度を有することができる。幾つかの実施形態では、ねじ山732は、本体724の内面の周りで少なくとも50度に亘り径方向に延びる。加えて、雌型コネクタ構成要素720は、ねじ山がないこと又は他の非規則的な特徴部を特徴とする少なくとも1つの平滑な領域734(すなわち非ねじ領域)を含む。各平滑な領域734は、本体724の内面において少なくとも1つのねじ領域730に隣接して長手方向軸710の周りに径方向に配置される。図9A及び図9Bは、雌型コネクタ構成要素720が、2つのねじ領域730、及び、ねじ領域730の対間に介挿される2つの平滑な領域734を有することを示しているが、他の実施形態では、雌型コネクタ構成要素720は、より多いか又はより少ない平滑な領域734及びねじ領域730(例えば、1つの平滑な領域734に隣接する1つのみのねじ領域730)を有することができる。概して、雌型コネクタ構成要素720は、雄型コネクタ構成要素702に比して相補的な特徴部を含み、2つの構成要素の確実な係合を容易にする。
雄型コネクタ構成要素702の各平滑な領域716は、雌型コネクタ構成要素720のねじ領域730と位置合わせされるとともに雌型コネクタ構成要素720のねじ領域730を受け入れるスロットとして機能するように適切に寸法決めすることができる。逆に、雌型コネクタ構成要素720の各平滑な領域734は、雄型コネクタ構成要素702のねじ領域712と位置合わせされるとともに雄型コネクタ構成要素702のねじ領域712を受け入れるスロットとして機能するように適切に寸法決めされる。各コネクタ構成要素について、ねじ領域及び平滑な領域は、回転対称な配置でそれぞれのコネクタ構成要素の本体の周りに径方向に配置することができる。幾つかの実施形態では、雄型コネクタ構成要素702の平滑な領域716の径方向範囲は、雌型コネクタ構成要素720のねじ領域730の径方向範囲と実質的に同じである。同様に、雌型コネクタ構成要素720の平滑な領域734の径方向範囲は、雄型コネクタ構成要素702のねじ領域712の径方向範囲と実質的に同じである。概して、雄型コネクタ構成要素102の平滑な領域716及び雌型コネクタ構成要素120の平滑な領域134は、係合及び離脱の双方の間に、長手方向710への他方の構成要素に対する一方の構成要素の摺動可能な変位をガイドすることができる。
図1〜図3Bを参照して上述したコネクタアセンブリと同様に、雄型コネクタ構成要素702は、遠位端708とねじ領域712との間でコネクタ本体704の外面の周りに径方向に配置された軸方向停止部718を含むことができる。軸方向停止部718は、2つの構成要素の係合中に雌型コネクタ構成要素720の一部に接触するように構成されている。例えば、軸方向停止部718は、それぞれのねじ山の回転係合の前に雌型コネクタ構成要素720と雄型コネクタ構成要素702との位置合わせを助けることができる。図7は、雄型コネクタ構成要素702の軸方向停止部718がフランジを含むことを示している。雌型構成要素720は、以下では「挿入位置」と称される停止位置に達した後の、長手方向710への雌型コネクタ構成要素720内での雄型コネクタ構成要素702の更なる軸方向の前進を防止するようにフランジ718と相互作用するよう構成されている停止リム736を含む。加えて、雌型コネクタ構成要素720内の雄型コネクタ構成要素702の回転は、2つの構成要素のねじ山714、732の不整合に起因して、挿入位置に達する前の軸方向の前進中には生じることができない。その代わりに、長手方向710に沿う雌型コネクタ構成要素720内への雄型コネクタ構成要素702の軸方向の前進中に、雄型コネクタ構成要素702の平滑な領域716のうちの少なくとも1つが、雌型コネクタ構成要素720のねじ領域730のうちの少なくとも1つと、その逆もまた同様に位置合わせするように構成されており、他方の構成要素内への一方の構成要素の摺動可能な軸方向の変位を容易にする。回転は、雄型コネクタ構成要素702が挿入位置において雌型コネクタ構成要素720に挿入された後でのみ可能となり、この場合、雌型コネクタ構成要素720の停止リム736がフランジ718に対面し、この時点で、雄型コネクタ構成要素702のねじ山714が、雌型コネクタ構成要素720のねじ山732に対して適切に位置決めされ、回転係合(例えばねじ留め)を可能にする。
図7のコネクタアセンブリに関して、図1〜図3Bのコネクタアセンブリと同様に、挿入位置に達すると、一方のコネクタ構成要素は、他方のコネクタ構成要素に対して、以下では「ロック位置」と称される、構成要素が互いに強固に締結される前に、360°未満の度数だけ或る方向(すなわち時計回り又は反時計回り)に回転可能である。ロック位置に達するために、雄型コネクタ構成要素102が雌型コネクタ構成要素720内で回転すると、雄型コネクタ構成要素702のねじ領域712のねじ山714は、回転経路において、雌型コネクタ構成要素720の隣り合うねじ領域730の対応するねじ山732と適所にロックされることができる。ねじ山間の噛み合いは、係合を容易にするとともに更なる回転を防止する。幾つかの実施形態では、係合中にロック位置に達するためのコネクタ構成要素間の回転移動は、長手方向710へのいかなる更なる軸方向の前進も伴わない。幾つかの実施形態では、係合中にロック位置に達するためのコネクタ構成要素間の回転移動には、長手方向710への雌型コネクタ構成要素720内での雄型コネクタ構成要素702の幾らかの軸方向の前進も伴う。ロック位置では、雄型コネクタ構成要素702の各ねじ領域712は、雌型コネクタ構成要素720のねじ領域732に面し、雄型コネクタ構成要素702の各平滑な領域716は、雌型コネクタ構成要素720の平滑な領域734に面する。
同様に、2つの構成要素を離脱させる(すなわち、ロック位置から挿入位置に移動させる)には、操作者が、一方の構成要素を他方の構成要素に対して、係合方向とは反対の方向におよそ同じ度数だけ回転させることができる。幾つかの実施形態では、離脱中のコネクタ構成要素間の回転移動は、長手方向710へのいかなる軸方向移動も伴わない。幾つかの実施形態では、離脱中のコネクタ構成要素間の回転移動には、長手方向710への雌型コネクタ構成要素720からの雄型コネクタ構成要素702の幾らかの軸方向の引き戻しを伴う。離脱時に挿入位置に達すると、雄型コネクタ構成要素702の各ねじ領域712は、雌型コネクタ構成要素720の平滑な領域734に再び面し、逆もまた同様である。挿入位置は、長手方向710に沿う雌型コネクタ構成要素720からの雄型コネクタ構成要素702の摺動可能な変位を容易にする。雄型コネクタ構成要素702が雌型コネクタ構成要素720から摺動して出るときには回転ができない。
幾つかの実施形態では、図8Cに示されているように、雄型コネクタ構成要素702は、本体704に配置された凹部等のクロッキング特徴部713を含む。クロッキング特徴部713は、構成要素702の製造中に長手方向710に沿ってねじ山714をどこに位置決めするかを判断する基準点を提供する。例えば、コネクタ構成要素の製造時に、長手方向710に沿うクロッキング特徴部713(地点A)とねじ山714のピッチ径(地点C)との間の所望の長手方向距離を用いて、ねじ山714をクロッキング特徴部713に対して正確に位置付ける。別の例として、軸方向停止部718(地点B)とピッチ径(地点C)におけるねじ山714との間の長手方向距離を、クロッキング特徴部713(地点A)の位置において正確に制御することができる。ピッチ径は、ロック位置を達成するために雄ねじ及び雌ねじが係合するねじの円筒面の直径である。したがって、クロッキング特徴部713は、ねじ山714が始まる場所及び対応する雌ねじとロックする場所を制御することを可能にする。同様の位置決め特徴部(図示せず)を、雌型コネクタ構成要素720に位置付けることができる。
幾つかの実施形態では、雄型コネクタ構成要素702及び/又は雌型コネクタ構成要素720の各ねじ山について、ねじ山の周方向端は、その先端部に(直線的又は角度の付いた輪郭ではなく)丸みを帯びた輪郭を有する。この弓形の形状は、バリを低減するとともにねじ係合を補助することができる。幾つかの実施形態では、雄型コネクタ構成要素及び雌型コネクタ構成要素の各ねじ山は比較的厚く、したがって、離脱中に、逆の回転方向にねじ山が交差するか又は別様に係合する可能性が低く、この場合、雄ねじ山及び雌ねじ山の厚い幅は、互いにブロックして結合を防止するようになっている。図16A及び図16Bは、長手(すなわち軸)方向に沿う、例示的なセットの相補的なコネクタ構成要素のねじ外形を示している。図16Aのコネクタ構成要素1600は雄型コネクタ構成要素であるものとすることができ、この場合、図16Bのコネクタ構成要素1612は雌型コネクタ構成要素である。逆に、図16Aのコネクタ構成要素1600は雌型コネクタ構成要素であるものとすることができ、この場合、図16Bのコネクタ構成要素1612は雄型コネクタ構成要素である。図16Aのコネクタ構成要素1600の場合、ねじ領域における2つの隣り合うねじ山1606、1608の基部間の軸方向距離1604は約0.095インチ(2.413mm)であるものとすることができる。2つのねじ山1606、1608の隣り合う先端部間の角度1610は、約60度であるものとすることができる。図16Bのコネクタ構成要素1612の場合、ねじ山1616の先端部分1619の軸方向長さ1614は約0.08インチ(2.032mm)であるものとすることができる。ねじ山1616の周方向端間の角度1618は、約60度であるものとすることができる。コネクタ構成要素1600の2つの隣り合うねじ山1606、1608間の凹部領域1611は、2つの構成要素が係合するときに、コネクタ構成要素1612のねじ山1616の先端部分1619を受け入れるように構成することができる。
幾つかの実施形態では、1つのねじ領域のねじ山は、コネクタ構成要素702、720のそれぞれの隣り合う/対向するねじ領域のねじ山とは不連続である。すなわち、各コネクタ構成要素について、各ねじ山のピッチは、1つのねじ領域から次のねじ領域への連続的な螺旋経路を生じない。加えて、コネクタ構成要素について、1つのねじ領域のねじ山は、隣り合う/対向するねじ領域の別のねじ山とは物理的及び向き的に別個である。これは、一方の構成要素の1つのねじ領域のねじ山が、離脱中に回転経路において他方の構成要素の隣り合う/対向するねじ領域のねじ山に偶発的に係合することを防止するためである。具体的には、離脱中に、ねじ領域712の雄ねじ山714が挿入位置まで回転して戻ると、雄ねじ山714は、雌ねじ山732と位置合わせすることができないため、回転経路において隣り合う/対向するねじ領域730の雌ねじ山732と更に係合することが防止される。
概して、雌型コネクタ構成要素720及び雄型コネクタ構成要素702の最大限の係合及び/又は離脱に必要な回転度は、各構成要素の本体に配置されたねじ領域及び平滑な領域の数に依存する。例えば、雄型コネクタ構成要素及び雌型コネクタ構成要素のそれぞれに1つのねじ領域及び1つの平滑な領域がある場合、これらの構成要素のねじ山は、90°等の約180°未満の1回転で係合及び/又は離脱することができる。雄型コネクタ構成要素及び雌型コネクタ構成要素のそれぞれに2つのねじ領域がある場合、これらの構成要素のねじ山は、約90°の1回転で係合及び/又は離脱することができる。図7〜図9Bは、各ねじ領域が一対の平滑な領域間にあるように、雄型コネクタ構成要素702及び雌型コネクタ構成要素720が2つの平滑な領域間に間隔を置いて存在する2つのねじ領域をそれぞれ含むことを示している。他の実施形態では、雄型コネクタ構成要素702及び雌型コネクタ構成要素720は、1つのみの平滑な領域に隣接する1つのみのねじ領域をそれぞれ含む。加えて、雄型コネクタ構成要素702及び雌型コネクタ構成要素720の各ねじ領域は、1つ又は複数のねじ山を含むことができる。
図10A及び図10Bは、本発明の幾つかの実施形態による、プラズマアークトーチ800に関連する別の例示的なコネクタアセンブリを示している。図示のように、トーチ本体812は、トーチ本体812の近位端810に配置された雄型コネクタ構成要素808を含む。雄型コネクタ構成要素808は、プラズマアークトーチ800の保持キャップ802の近位端804に配置された雌型コネクタ構成要素806に係合するように構成されている。幾つかの実施形態では、保持キャップ802は、電極814、ノズル816(ノズル本体850、ノズルオリフィス852及びノズル遮蔽体(図示せず)を含む)、電極シリンダ817、電極スリーブ813、遮蔽体818、絶縁構成要素のセット、及び/又は、プラズマアークトーチ800の他の消耗品のうちの少なくとも1つも含む消耗品カートリッジ819の一体部分である。他の実施形態では、保持キャップ802は独立型トーチ構成要素である。
図11A及び図11Bは、図10A及び図10Bのコネクタアセンブリに適合する別の雄型コネクタ構成要素の設計809の種々の図を示しており、雄型コネクタ構成要素809はトーチ本体812に結合するように構成されている。雄型コネクタ構成要素809は、トーチ本体812から一体的に形成されるか、又は、トーチ本体812に取着される別個の構造を含むことができる。図示のように、雄型コネクタ構成要素809は、トーチ本体812の近位端810の外周の周りで3つの平滑な領域823間に実質的に等間隔に間隔を置いて存在する3つのねじ領域821を有する。各ねじ領域821は、近位端810の周りに径方向に延びる少なくとも1つのねじ山825を含む。ねじ山825のピッチは、3.5〜5.5回転/インチ(各回転は360度)であるものとすることができる。概して、ねじ山825のピッチは、長手方向821に沿う必要な軸方向移動の量を、所望の回転の量以内で実現することができるように調整することができる。雄型コネクタ構成要素809のねじ山825は、結合又はねじ山の交差を防止するように比較的厚いものとすることができる。3つのねじ領域821は、トーチ本体812の雄型コネクタ構成要素809を保持キャップ802の対応する雌型コネクタ構成要素806に取着する3つの異なる開始位置を提供する。ねじ領域821の一様な配置は、ねじ領域821が、係合後に雌型コネクタ構成要素806によって課される荷重を均等に負うことを可能にする。幾つかの実施形態では、雄型コネクタ構成要素809に配置された3つよりも少ないか又は3つよりも多いねじ領域821がある。幾つかの実施形態では、各ねじ領域802には、2つ以上のねじ山825がある。幾つかの実施形態では、異なるサイズ及び/又は形状の穴827が、平滑な領域823及びねじ領域821の周りに径方向に分散され、異なる体積、異なる分布パターン等のガス流等の様々なガスが雄型コネクタ構成要素809を通って流れることを可能にする。幾つかの実施形態では、図10A及び図10Bの雄型コネクタ構成要素808は、図11A及び図11Bの雄型コネクタ構成要素809と実質的に同様であるものとすることができる。
図12A及び図12Bは、図10A及び図10Bのコネクタアセンブリの例示的な雌型コネクタ構成要素806の種々の図を示しており、雌型コネクタ構成要素806は保持キャップ802に結合される。雌型コネクタ構成要素806は、保持キャップ802から一体的に構成されるか、又は、保持キャップ802に結合される別個の構造を含むことができる。雌型コネクタ構成要素806は、雄型コネクタ構成要素808に比して相補的に、保持キャップ802の近位端804の外周の周りで3つの平滑な領域826間に間隔を置いて存在する3つのねじ領域824を含む。各ねじ領域824は、近位端804の周りで径方向に延びる少なくとも1つの雌ねじ828を含む。雌ねじ828は、雄ねじ822と同様のピッチサイズを有することができる。幾つかの実施形態では、雌型コネクタ構成要素806に配置された3つよりも少ないか又は3つよりも多いねじ領域824がある。幾つかの実施形態では、各ねじ領域824には2つ以上の雌ねじ828がある。
図13は、図10A及び図10Bのコネクタアセンブリの例示的な雌型コネクタ構成要素806を示しており、雌型コネクタ構成要素806は、消耗品カートリッジ819に、カートリッジ819の保持キャップ802を介して結合される。カートリッジ819は、保持キャップ802、電極814、ノズル816(ノズル本体850、ノズルオリフィス852及びノズル遮蔽体(図示せず)を含む)、電極シリンダ817、電極スリーブ813、遮蔽体818、絶縁構成要素のセット及び他の消耗品構成要素を含む群から選択される一組の2つ以上の消耗品構成要素を含むため、カートリッジ819は、各消耗品構成要素を個々に据え付けることに比して、使用の容易さを提供し、プラズマアークトーチ800を組み立てる時間を短縮する。加えて、トーチ800におけるカートリッジ819の使用は、構成要素の位置合わせ及び切断の一貫性を改善する。
図10A及び図10Bを参照すると、雄型コネクタ構成要素808を雌型コネクタ構成要素806に係合させるために、雄型コネクタ構成要素808が、径方向に位置合わせされた向きに維持されている間に(すなわち、雄型コネクタ構成要素808のねじ領域820が雌型コネクタ構成要素806の平滑な領域826と位置合わせされ、その逆もまた同様である)、長手方向821に沿って雌型コネクタ構成要素806内に最初に挿入される。径方向に位置合わせされた位置における雌型コネクタ構成要素806内での雄型コネクタ構成要素808の前進は、トーチ本体812の内部肩部830が電極シリンダ817又はノズル本体850の少なくとも1つの内部Oリング832に接触するまで続くことができ、この場合、Oリング832は、電極シリンダ817又はノズル本体850の接触面834の近位に位置付けられる。係合中に、トーチ本体812の肩部830がOリング832に触れると、接触位置に達し、Oリング832は肩部830を接触面834に対して封止し始める。
幾つかの実施形態では、接触位置に達すると、肩部830と接触面834との間には、2つの表面間のOリング832の存在に起因して、約0.036インチ(0.9144mm)の隙間がある。加えて、雌型コネクタ構成要素806内での雄型コネクタ構成要素808の回転は、2つの構成要素のねじ山の不整合に起因して、接触位置に達する前の軸方向の前進中には生じることができない。回転は、接触位置(すなわち、トーチ本体812の肩部832がOリング832に対面する)に達した後でのみ可能となり、この時点で、雄型コネクタ構成要素808のねじ山822が、雌型コネクタ構成要素806のねじ山828に対して適切に位置決めされ、回転係合を可能にする。回転の量は、雄型コネクタ構成要素及び雌型コネクタ構成要素のねじ山のピッチ、並びに、構成要素同士を強固に係合させるのに必要な軸方向距離に依存する。
接触位置に達すると、一方のコネクタ構成要素は、他方のコネクタ構成要素に対して、これらの構成要素が互いに固定されてロック位置に達する前に、360°未満の度数だけ或る方向(すなわち時計回り又は反時計回り)に回転可能である。加えて、回転移動は、肩部830と接触面834との間の隙間を最小限に抑えるように、雌型コネクタ構成要素806内での雄型コネクタ構成要素808の更なる軸方向の前進を伴うことができる。図14A及び図14Bは、本発明の幾つかの実施形態による、ロック位置にある図10A及び図10Bのコネクタアセンブリの種々の図を示している。図示のように、トーチ本体812の肩部830がOリング832を越えて回転し、電極シリンダ817又はノズル本体850の接触面834に対面すると、ロック位置に達する。ロック位置では、雄型コネクタ構成要素808の各ねじ領域820の雄ねじ山822は、雌型コネクタ構成要素806のねじ領域824の対応する雌ねじ山828と適所でロックする。各コネクタ構成要素に3つのねじ領域がある場合、ロック位置を達成するには約60°の回転が必要である。
図15は、図1の雌型コネクタ構成要素120への雄型コネクタ構成要素102、図4A及びBの雌型コネクタ構成要素356への雄型コネクタ構成要素350、相補的な雌型構成要素(図示せず)への図6の雄型コネクタ構成要素600、図7の雌型コネクタ構成要素720への雄型コネクタ構成要素702、又は、図10A及び図10Bの雌型構成要素806への雄型構成要素808等、一方のコネクタ構成要素(「第1の構成要素」)を別のコネクタ構成要素(「第2の構成要素」)に固定する包括的な方法900を示している。幾つかの実施形態では、第1のコネクタ構成要素は雄型コネクタ構成要素であり、この場合、第2のコネクタ構成要素は雌型コネクタ構成要素である。幾つかの実施形態では、第1のコネクタ構成要素は雌型コネクタ構成要素であり、この場合、第2のコネクタ構成要素は雄型コネクタ構成要素である。第1の構成要素及び第2の構成要素は、i)少なくとも1つのねじ山を有する少なくとも1つのねじ領域、及び、ii)ねじ山がないこと又は他の不規則的な特徴部を特徴とする少なくとも1つのスロット付き(すなわち平滑な)領域をそれぞれ有する。
ステップ902において、第1のコネクタ構成要素のねじ領域112のそれぞれを、第2のコネクタ構成要素の平滑な領域と径方向に位置合わせする。逆に、第1のコネクタ構成要素のスロット付き領域のそれぞれを、第2のコネクタ構成要素のねじ領域と径方向に位置合わせすることができる。幾つかの実施形態では、双方のコネクタ構成要素のねじ領域はほぼ同一である。すなわち、1つのねじ領域のねじ山の位置及び向きは、同じ又は異なる構成要素に関連する異なるねじ領域のねじ山の位置及び向きと実質的に同じである。加えて、ねじ領域及びスロット付き領域は、構成要素のそれぞれの周りで回転対称であるものとすることができる。
ステップ904において、第1のコネクタ構成要素を、径方向に位置合わせされた向きに維持しながら、長手方向に沿って第2のコネクタ構成要素に対して挿入する。この挿入は、第1のコネクタ構成要素を第2のコネクタ構成要素に対していかなる回転も伴うことなく摺動させ、2つの構成要素を軸方向に当接させることによって達成することができる。幾つかの実施形態では、雄型コネクタ構成要素に関連する停止機構(例えば、フランジ118又は肩部830)が、雌型コネクタ構成要素に関連する停止機構に対面する(例えば、停止リム136に対面して挿入位置に達するか又はOリング832に対面して接触位置に達する)と、摺動は停止する。幾つかの実施形態では、2つの構成要素は、挿入位置又は接触位置に達するまで互いに対して回転することが防止され、この時点で、2つの構成要素のねじ山が、回転及び係合を可能にするように位置合わせされ、ロック位置に達する。構成要素同士を離脱させるには、第1のコネクタ構成要素を第2のコネクタ構成要素に対して、係合プロセス中に用いた回転とおよそ同じ度数だけ、それ以上ではなく、反対方向に回転させることができる。これは、第1の構成要素のねじ領域の縁が、回転経路において第2の構成要素のねじ領域の対向する面に対面し、反対方向への過回転及び偶発的な係合を防止するためである。幾つかの実施形態では(例えば図1〜図9Bの設計)、係合中に挿入位置からロック位置に移動するか、又は、離脱中にロック位置から挿入位置に移動するとき、他方の構成要素に対する一方の構成要素の回転は、いかなる軸方向移動も可能としない。他の実施形態では(例えば図10A〜図14Bの設計)、係合中に接触位置からロック位置に移動するか、又は、離脱中にロック位置から接触位置に移動するとき、他方の構成要素に対する一方の構成要素の回転には、他方の構成要素に対する一方の構成要素の幾らかの軸方向移動が伴う。
概して、本発明は、コネクタ構成要素が結合されるトーチ部品を、コネクタ構成要素又は対応する構成要素のいずれかを回転させることなく、その最終の軸方向位置に又はその最終の軸方向位置の近くに位置決めすることを可能にする。コネクタ構成要素の停止機構が接触すると、トーチ部品のそれぞれを、360°未満の度数まで回転させ、十分な接合強度及び/又は従来の接合部(例えば全体にねじ山が付いた接合部)と同じ通電容量で部品同士を強固に係合させることができる。
本発明の種々の態様及び実施形態を種々の方法で組み合わせることができることも理解されたい。本明細書の教示に基づいて、当業者は、これらの種々の実施形態を組み合わせる方法を容易に判断することができる。

Claims (67)

  1. 材料加工ヘッドに組み付けられるように構成されているコネクタ構成要素であって:
    長手方向軸を画定する近位端及び遠位端を含む略円筒形の本体;
    前記近位端付近で前記本体の表面に配置された少なくとも2つのねじ領域であって、各ねじ領域は、前記本体の表面に配置された少なくとも1つのねじ山を含み、前記少なくとも2つのねじ領域の2つの隣り合うねじ領域が、不連続な螺旋状の経路に沿って形成されている、少なくとも2つのねじ領域;及び
    前記本体の表面の径方向位置において長手方向の向きである少なくとも2つの非ねじ領域であって、各非ねじ領域は前記ねじ領域間に配置されている、少なくとも2つの非ねじ領域
    を備える、コネクタ構成要素。
  2. 前記ねじ領域のうちの少なくとも1つは、前記本体の表面の周りに径方向に少なくとも50度に亘り延びる、請求項1に記載のコネクタ構成要素。
  3. 各ねじ山は、約3度の螺旋角度を有する、請求項1に記載のコネクタ構成要素。
  4. 前記コネクタ構成要素は、雌型構成要素に強固に係合するように構成されている雄型構成要素を含む、請求項1に記載のコネクタ構成要素。
  5. 前記遠位端と前記ねじ領域との間の前記本体の表面の周りに配置された径方向に延びる軸方向停止部であって、前記雌型構成要素に接触するように構成されている、軸方向停止部を更に備える、請求項4に記載のコネクタ構成要素。
  6. 前記雄型構成要素は、前記ねじ山の回転係合前に前記軸方向停止部を介して前記雌型構成要素と位置合わせされる、請求項5に記載のコネクタ構成要素。
  7. 前記コネクタ構成要素は対応する構成要素を固定するように構成されている、請求項1に記載のコネクタ構成要素。
  8. 前記コネクタ構成要素の前記非ねじ領域のうちの少なくとも1つは、前記対応する構成要素の前記ねじ領域のうちの少なくとも1つと位置合わせされて、一方の構成要素への他方の構成要素の摺動可能な変位を容易にするように構成されている、請求項7に記載のコネクタ構成要素。
  9. 一方の構成要素は、他方の構成要素に対して、前記他方の構成要素を固定するために第1の方向に360度未満の度数だけ回転可能である、請求項7に記載のコネクタ構成要素。
  10. 前記構成要素は、一方の構成要素が他方の構成要素に対して、前記第1の方向とは反対の第2の方向におよそ同じ度数だけ回転すると離脱する、請求項9に記載のコネクタ構成要素。
  11. 前記遠位端と前記ねじ領域との間の前記本体の表面の周りに周方向に配置された軸方向停止フランジ;及び
    前記近位端と前記軸方向停止フランジとの間の前記本体の周りに配置されたOリングシール
    を更に備える、請求項1に記載のコネクタ構成要素。
  12. 前記少なくとも2つのねじ領域の前記隣り合うねじ領域は、前記本体の前記長手方向軸に対して反対の側において前記本体の周りに径方向に配置されている、請求項1に記載のコネクタ構成要素。
  13. 各ねじ領域の前記少なくとも1つのねじ山は、前記長手方向軸に対して実質的に直交して延びる、請求項1に記載のコネクタ構成要素。
  14. 前記コネクタ構成要素は消耗品に結合している、請求項1に記載のコネクタ構成要素。
  15. 前記消耗品は、電極、カートリッジ、ノズル又は保持キャップのうちの1つを含む、請求項14に記載のコネクタ構成要素。
  16. 前記コネクタ構成要素は2つのねじ領域からなる、請求項1に記載のコネクタ構成要素。
  17. 前記近位端は、前記コネクタ構成要素の長手方向長さの約半分まで延びる、請求項1に記載のコネクタ構成要素。
  18. 消耗品を材料加工ヘッドの対応する構成要素に取着するための消耗品コネクタ構成要素であって:
    長手方向軸に沿って配置された近位端及び遠位端を含む円筒形の本体;
    前記近位端付近で前記本体の表面の周りに径方向に配置された長手方向の向きの複数の平滑な領域;及び
    前記平滑な領域間に間隔を置いて前記本体の周りに径方向に配置された、長手方向の向きの複数のセグメントであって、各セグメントは、前記本体の表面に沿って配置された少なくとも1つのねじ山を含み、1つのセグメントの前記少なくとも1つのねじ山のそれぞれが、対向するセグメントの少なくとも1つのねじ山が沿うように形成された螺旋状の経路とは不連続である螺旋状の経路に沿って形成されている、長手方向の向きの複数のセグメント
    を備える、消耗品コネクタ構成要素。
  19. 前記セグメントのうちの少なくとも1つは、前記本体の表面の周りに径方向に少なくとも50度に亘り延びる、請求項18に記載の消耗品コネクタ構成要素。
  20. 各ねじ山は、約3度の螺旋角度を有する、請求項18に記載の消耗品コネクタ構成要素。
  21. 前記消耗品コネクタ構成要素は、雌型消耗品構成要素に強固に係合するように構成されている雄型消耗品構成要素である、請求項18に記載の消耗品コネクタ構成要素。
  22. 前記遠位端と前記セグメントとの間の前記円筒形の本体の表面の周りに周方向に配置された軸方向停止部であって、前記雌型消耗品構成要素に接触するように構成されている、軸方向停止部を更に備える、請求項21に記載の消耗品コネクタ構成要素。
  23. 前記雄型消耗品構成要素は、前記ねじ山の回転係合前に前記軸方向停止部を介して前記雌型消耗品構成要素と位置合わせされる、請求項22に記載のコネクタ構成要素。
  24. 前記コネクタ構成要素は対応する構成要素を固定するように構成されている、請求項18に記載の消耗品コネクタ構成要素。
  25. 前記消耗品コネクタ構成要素の前記平滑な領域のうちの少なくとも1つは、前記対応する構成要素の前記セグメントのうちの少なくとも1つと位置合わせされて、一方の構成要素への他方の構成要素の摺動可能な挿入を容易にするように構成されている、請求項24に記載の消耗品コネクタ構成要素。
  26. 一方の構成要素は、他方の構成要素に対して、前記他方の構成要素を固定するために第1の方向に180度未満の度数だけ回転可能である、請求項24に記載の消耗品コネクタ構成要素。
  27. 前記構成要素は、一方の構成要素が他方の構成要素に対して、前記第1の方向とは反対の第2の方向におよそ同じ度数だけ回転すると離脱する、請求項26に記載の消耗品コネクタ構成要素。
  28. 前記少なくとも2つのセグメントが回転対称な配置で前記本体の周りに径方向に延びるように配置されている、請求項18に記載の消耗品コネクタ構成要素。
  29. 各セグメントの前記少なくとも1つのねじ山は前記本体の周りに径方向に延びる、請求項18に記載の消耗品コネクタ構成要素。
  30. 前記消耗品コネクタ構成要素は、電極、カートリッジ、ノズル又は保持キャップのうちの1つを含む消耗品に結合される、請求項18に記載の消耗品コネクタ構成要素。
  31. 前記近位端は、前記コネクタ構成要素の長手方向長さの約半分まで延びる、請求項18に記載の消耗品コネクタ構成要素。
  32. 材料加工ヘッドに組み付けられるように構成されているコネクタ構成要素であって:
    長手方向軸を画定する近位端及び遠位端を含む略円筒形の本体;
    前記近位端付近で前記本体の表面において径方向位置に配置された少なくとも1つのねじ領域であって、各ねじ領域は、前記本体の表面に配置された少なくとも1つのねじ要素を含み、前記少なくとも1つのねじ要素は、前記円筒形の本体の隣り合う特徴部のピッチとは不連続なピッチを有する、少なくとも1つのねじ領域;及び
    前記本体の表面において径方向位置に配置された少なくとも1つの非ねじ領域であって、各非ねじ領域がねじ領域と放射状に隣接する、少なくとも1つの非ねじ領域
    を備える、コネクタ構成要素。
  33. 前記ねじ要素は、前記本体の表面の周りに径方向に少なくとも50度に亘り延びる、請求項32に記載のコネクタ構成要素。
  34. 前記ねじ要素は、実質的に平坦な外周面を有する、請求項32に記載のコネクタ構成要素。
  35. 前記ねじ要素は、前記長手方向軸に対して直交する前記本体の外周軸に対して約3度傾斜している、請求項32に記載のコネクタ構成要素。
  36. 前記ねじ要素の少なくとも1つの周方向の端部は、別のコネクタ構成要素の相補的なねじ要素に係合するように構成されている弓形の形状を有する、請求項32に記載のコネクタ構成要素。
  37. トーチに組み付けられるように構成されているコネクタ構成要素であって:
    長手方向軸に沿って配置された近位端及び遠位端を含む本体;
    前記近位端付近で前記本体の表面において前記長手方向軸の周りに径方向に配置された少なくとも2つのねじ領域であって、各ねじ領域は、前記本体の表面に配置された少なくとも1つのねじセグメントを含み、前記ねじセグメントのそれぞれは、隣り合うねじセグメントのピッチとは不連続なピッチを有する、少なくとも2つのねじ領域;及び
    前記本体の表面において前記長手方向軸の周りに、一対のねじ領域間にそれぞれ径方向に配置された少なくとも2つの平滑な領域
    を備える、コネクタ構成要素。
  38. 前記コネクタ構成要素は、雌型構成要素に強固に係合するように構成されている雄型構成要素を含む、請求項37に記載のコネクタ構成要素。
  39. 前記雄型構成要素は、前記本体の前記遠位端に配置された隙間を含み、前記隙間は、前記雌型構成要素の対応するリムと位置合わせされない限り、前記雌型構成要素内での前記雄型構成要素の回転を防止するように構成されている、請求項38に記載のコネクタ構成要素。
  40. 前記コネクタ構成要素は、雄型構成要素に強固に係合するように構成されている雌型構成要素を含む、請求項37に記載のコネクタ構成要素。
  41. 前記雌型構成要素は、前記本体の前記遠位端に配置されたリムを含み、前記リムは、前記雄型構成要素の対応する隙間と位置合わせされない限り、前記雌型構成要素内での前記雄型構成要素の回転を防止するように構成されている、請求項40に記載のコネクタ構成要素。
  42. 前記コネクタ構成要素は2つのねじ領域からなる、請求項37に記載のコネクタ構成要素。
  43. 前記コネクタ構成要素は、対応する構成要素を固定するように構成されている、請求項37に記載のコネクタ構成要素。
  44. 前記コネクタ構成要素の前記平滑な領域のうちの少なくとも1つは、前記対応する構成要素の前記ねじ領域のうちの少なくとも1つと位置合わせされて、一方の構成要素への他方の構成要素の摺動可能な変位を容易にするように構成されている、請求項43に記載のコネクタ構成要素。
  45. 一方の構成要素は、他方の構成要素に対して、前記他方の構成要素を固定するために第1の方向に360°未満の度数だけ回転可能である、請求項43に記載のコネクタ構成要素。
  46. 前記度数は、約60°以下、約90°以下又は約180°以下のうちの1つを含む、請求項43に記載のコネクタ構成要素。
  47. 前記構成要素は、一方の構成要素が他方の構成要素に対して、前記第1の方向とは反対の第2の方向におよそ同じ度数だけ回転すると離脱する、請求項43に記載のコネクタ構成要素。
  48. 隣り合うねじセグメントのピッチとは不連続なピッチを有する前記ねじセグメントのそれぞれは、異なる螺旋状の経路に沿って形成された各ねじセグメントを含む、請求項37に記載のコネクタ構成要素。
  49. 前記コネクタ構成要素は、消耗品をプラズマアークトーチの別の要素に取着するように前記プラズマアークトーチの前記消耗品に結合される、請求項37に記載のコネクタ構成要素。
  50. 前記消耗品は、電極、ノズル、保持キャップ、遮蔽体又はトーチのうちの1つを含む、請求項49に記載のコネクタ構成要素。
  51. 1つのねじ領域の前記ねじ山の位置及び向きは、別のねじ領域の前記ねじ山の位置及び向きと実質的に同じである、請求項37に記載のコネクタ構成要素。
  52. 前記少なくとも2つのねじ領域は、回転対称な配置で前記本体の周りに径方向に配置されている、請求項37に記載のコネクタ構成要素。
  53. 前記少なくとも2つの平滑な領域は、回転対称な配置で前記本体の周りに径方向に配置されている、請求項37に記載のコネクタ構成要素。
  54. 前記少なくとも2つの平行なねじ山は、前記長手方向軸に対して実質的に直交する向きである、請求項37に記載のコネクタ構成要素。
  55. 前記少なくとも2つの平行なねじ山は、前記長手方向軸に沿って互いに対して等間隔に離間する、請求項37に記載のコネクタ構成要素。
  56. プラズマアークトーチに取着されるように構成されている消耗品電極構成要素であって:
    長手方向軸に沿って配置された近位端及び遠位端を含む円筒形の本体;
    前記近位端の周りで前記本体の表面から径方向に延びる2つの対向するねじセグメントであって、前記2つのねじセグメントのそれぞれは:
    前記対向するねじセグメントの螺旋状の外形とは不連続な螺旋状の外形に沿って形成されたセグメントを含み;
    前記本体の前記長手方向軸に対して反対の側に形成されている
    2つの対向するねじセグメント;及び
    前記近位端の周りで前記本体の表面の周りに径方向に配置された長手方向の向きの複数の平滑な領域であって、前記本体の前記長手方向軸に対して反対の側に形成されている、長手方向の向きの複数の平滑な領域
    を備える、消耗品電極構成要素。
  57. 前記遠位端と前記ねじセグメントとの間の前記円筒形の本体の表面の周りに周方向に配置された軸方向停止フランジであって、前記軸方向停止部は前記雌型消耗品構成要素に接触するように構成されている、軸方向停止フランジ;及び
    前記近位端と前記軸方向停止フランジとの間の前記本体の周りに配置されたOリングシール
    のうちの少なくとも1つを更に備える、請求項56に記載の消耗品電極構成要素。
  58. 前記2つのねじセグメントのそれぞれは、i)前記本体の表面に沿って約90度未満延び;かつ/又は、丸みを帯びた輪郭を画定する周方向の両端部を有する、請求項56に記載の消耗品電極構成要素。
  59. 材料加工ヘッドの第1の構成要素及び第2の構成要素を係合させる方法であって、前記第1の構成要素及び前記第2の構成要素は、i)少なくとも1つのねじ山を有する少なくとも1つのねじ領域、及び、ii)ねじ山がないことを特徴とする少なくとも1つのスロット付き領域をそれぞれ有し、前記方法は:
    前記第1の構成要素の前記少なくとも1つのねじ領域と、前記第2の構成要素の前記少なくとも1つのスロット付き領域とを位置合わせすること;
    前記第1の構成要素を、前記第2の構成要素に対して、径方向に位置合わせされた位置において長手方向に摺動させること;
    前記第1の構成要素及び前記第2の構成要素を軸方向に当接させること;並びに
    前記第1の構成要素を前記第2の構成要素に対して一方向に回転させ、前記第1の構成要素の前記ねじ領域の前記少なくとも1つのねじ山と、前記第2の構成要素の前記ねじ領域の前記少なくとも1つのねじ山とを係合させて、前記第1の構成要素及び前記第2の構成要素を互いに対して固定すること
    を含む、方法。
  60. 摺動中に前記第1の構成要素が前記第2の構成要素に対して回転することを防止すること;
    前記第1の構成要素の隙間と前記第2の構成要素のリムとを係合させること;及び
    前記係合後に、前記第1の構成要素を前記第2の構成要素に対して一方向に回転させること
    を更に含む、請求項59に記載の方法。
  61. 前記第1の構成要素を前記第2の構成要素に対して回転させることは、前記第1の構成要素を360°未満の度数だけ回転させることを含む、請求項59に記載の方法。
  62. 前記第1の構成要素の前記少なくとも1つのねじ領域及び前記第2の構成要素の前記少なくとも1つのスロット付き領域は、前記第1の構成要素の2つの反対側のねじ領域のセット、及び、前記第2の構成要素の2つの反対側のスロット付き領域のセットを含む、請求項59に記載の方法。
  63. 前記第1の構成要素を前記第2の構成要素に対して反対方向におよそ同じ度数だけ回転させて、前記2つの構成要素を離脱させることを更に含む、請求項61に記載の方法。
  64. 前記第1の構成要素は、前記第1の構成要素のねじ領域の面が回転経路において前記第2の構成要素のねじ領域の対向する面に対面すると、反対方向に更に回転することが防止される、請求項63に記載の方法。
  65. 前記第1の構成要素又は前記第2の構成要素のうちの少なくとも一方は、プラズマアークトーチの消耗品に結合される、請求項59に記載の方法。
  66. 前記第1の構成要素と前記第2の構成要素との間にシールを形成することを更に含む、請求項59に記載の方法。
  67. 前記第1の構成要素及び前記第2の構成要素を軸方向に当接させることは:
    前記第2の構成要素のリムと前記第1の構成要素のフランジとを接触させて、前記第1の構成要素及び前記第2の構成要素の更なる相対的な軸方向移動を制限すること;又は
    前記第2の構成要素のシールと前記第1の構成要素とを接触させること
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項59に記載の方法。
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