JP2017500123A5 - - Google Patents

Description

いくつかの実施形態において、送達装置４００は、送達装置４００の筐体４２２上に構成されたノブ４２４をさらに含む。ノブ４２４は、内管４０４に機械的に接続されたスライダーまたはホイール式ノブでもよく、ノブ４２４を操作することによって、内管４０４は、外管４０２に対して移動し得る。たとえば、いくつかの実施形態において、内管４０４は、外管４０２に相対的に、及び網膜層２０２を通って網膜下腔に進み得る。いくつかのさらなる実施形態において、ノブ４２４は、複数の回転止め位置を提供してもよく、その結果ノブが一方の回転止め位置から他方まで移動するときに、内管４０４は、２５ミクロンまでなどの、公知の距離まで、外管に対して移動する。したがって、所望の距離Ｄは、ノブ４２４が回転止め位置の適切な数を移動することによって選択することができる。

Claims (17)

1. 網膜内の標的位置に治療薬を送達するための網膜治療装置であって、前記網膜治療装置は：
   内腔を有し、かつ遠位端及び近位端を有する外管であって、前記外管は、眼を貫通して網膜外科手術を行うためにサイズ設定されている、前記外管；
   前記外管の前記遠位端に封止的に接続された柔軟な先端であって、前記網膜表面に対して接したときに網膜表面に柔軟に適合するように構成されている、前記柔軟な先端；
   前記外管の内腔内に配置された内管であって、前記内管は、近位端及び遠位端を有し、前記遠位端は、前記柔軟な先端に伸長し、前記内管は、前記柔軟な先端から伸長し、及び網膜下腔内に前記網膜の部分を介して貫通するように構成されている、前記内管；
   内管から離れた柔軟な先端における少なくとも１つのチャンネル；
   封止ゲルであって、封止ゲルが前記の柔軟な先端から排出される時に、網膜治療装置と網膜との間に封止を形成して治療剤の退流を防ぐように構成された封止ゲル；及び
   前記内管の前記近位端に接続されたチャンバーであって、前記網膜下腔内に前記内管を介して治療薬注射剤を含む液体を受けるように構成された、前記チャンバー、
   を含む、前記網膜治療装置。
2. 請求項１の網膜治療装置であって、前記内管は、前記内管の穿孔先端が前記網膜に挿入されるときに、前記外管及び前記柔軟な先端に対して移動するように構成される、前記網膜
   治療装置。
3. 請求項１の網膜治療装置であって、前記内管の穿孔先端によって適用される力を緩和する力軽減構造体をさらに備える、前記網膜治療装置。
4. 前記力軽減構造体がばねである請求項３の網膜治療装置。
5. 前記ばねは、加えた力が、前記眼の網膜色素上皮層を穿孔するために必要とされる力を上回らないように構成されている、請求項４の網膜治療装置。
6. 前記内管は、前記網膜に前記内管の穿孔先端を駆動する駆動機構に接続される、請求項１の網膜治療装置。
7. 前記駆動機構は、携帯コントローラ上に配置された空気または電気駆動機構またはスライダー駆動機構である、請求項６の網膜治療装置。
8. 前記チャンバーは、プランジャーによってさらに定義される治療薬を含む容積を定義し、前記プランジャーは、前記網膜下腔に前記内管を介して前記容積から治療薬の一部を注射するように作動可能である、請求項１の網膜治療装置。
9. 前記プランジャーは電子的に、空気作用により、または機械的に作動するように構成される、請求項８の網膜治療装置。
10. 前記プランジャーは、手動制御によってまたはコンピュータ制御によって作動する、請求項８の網膜治療装置。
11. 前記内管は、前記柔軟な先端の中心チャンネルを介して伸長し、前記柔軟な先端は、封止ゲルが柔軟な先端から放出されることを可能にする少なくとも２つのシーラントチャンネルを含む、請求項１の網膜治療装置。
12. 前記封止ゲルは、前記網膜治療装置と前記網膜との間の封止を形成して治療薬の退流を妨げる、請求項１１の網膜治療装置。
13. 前記封止ゲルの容積は、前記内管と前記外管の間のスペースに配置される、請求項１１の網膜治療装置。
14. 前記内管は、化学的に処理された内面を含む、請求項１の網膜治療装置。
15. 前記内管の遠位部分は、前記柔軟な先端を超えて伸長されて網膜下腔に水平に液体を注射するときに、湾曲される湾曲切片を含む、請求項１の網膜治療装置。
16. 前記チャンバーは、治療薬を含む液体の予め定められた容積を含むカートリッジを受けるように構成されている、請求項１の網膜治療装置。
17. 前記チャンバーから前記治療薬を含む液体を注射する前に前記網膜下腔に小疱を形成するように内管によって注射される溶液をさらに備える、請求項１の網膜治療装置。