JP2017229043A - マルチプロダクションシステム - Google Patents

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靖子 白鷹
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Abstract

【課題】従来よりも、視聴場所に容易に設置することができるマルチプロジェクションシステムを提供する。
【解決手段】マルチプロジェクションシステム500は、入力された動画コンテンツに含まれる動画像データを分散処理する動画像分散部と、音声データを分散する音声分散部と、分散された動画像データを出力する動画像出力部と分散された音声データを出力する音声出力部とをそれぞれ有する複数のプロジェクタ201、202とを備える。また、動画像分散部と音声分散部とを有するアプリケーション部100と、分散された動画像データと音声データを保存する、少なくともいずれかのプロジェクタと一体に移動できるUSB部301、302も備える。そして、上記複数のプロジェクタはそれぞれ、アプリケーション部100からの指示に基づいて、USB部301、302に保存した分散された動画像データと音声データを出力する。
【選択図】図5

Description

本発明は、マルチプロダクションシステムに関するものである。
複数のプロジェクタ等の投写装置を使用して、一つのスクリーンに静止画や動画等の映像コンテンツを投写するマルチプロジェクションシステムという技術が従来から知られている。また、このようなマルチプロジェクションシステムでは、複数の投写装置を使用した映像の投写だけでなく、ステレオ音声データ等の音声データを同時に再生することができるものも知られている。
そして、投写装置を複数台使用することで、所定の視聴位置におけるステレオ音声等の音場の乱れを防ぐための技術が知られている。
例えば、特許文献1には、入力されたコンテンツデータに含まれる映像データを複数の投写装置(プロジェクタ)で投写しつつ音声データ(ステレオ音声データ)を再生するときの、所定の視聴位置における音場の乱れを防ぐ、次のようなマルチプロジェクションシステムが記載されている。
映像コンテンツ出力機器から入力した、映像データに加工を施して複数の投写装置に分配する分散処理を行う映像分散部と、音声データに加工を施さずに複数の投写装置に分配する分配処理を行う音声分配部とを有した画像音声データ分配装置と、複数の投写装置とを備えている。
各投写装置には、次のようなものを有している。
映像分散部で分散処理が施された(以下、単に分散されたという。)映像データを入力する映像入力部と、音声分配部で分配された音声データを入力する音声入力部と、入力された音声データに加工を施す音声加工部を有している。ここで、画像音声データ分配装置の音声分配部と、各投写装置に有した音声加工部との機能により、映像コンテンツ出力機器から入力した、音声データに加工を施して分配する音声分散部の機能が実現される。
また、映像入力部で入力した分散された映像データを出力する映像出力部と、音声分散部で分散処理が施された(以下、単に分散されたという。)音声データを出力する音声出力部も有している。
そして、各投写装置は、それぞれの位置情報に応じて、入力した分散された映像データを映像出力部で投写するとともに、入力された音声データの右側音声信号及び左側音声信号の出力ON/OFFを個別に設定する加工を施してから、音声出力部から出力する。
このように各投写装置の位置情報に応じて、入力された音声データの右側音声信号及び左側音声信号の出力ON/OFFを個別に設定することで、特許文献1には、所定の視聴位置で音場が乱れるのを抑制できる旨、記載されている。
また、このように所定の視聴位置で音場が乱れるのを抑制できる結果として、所定の視聴位置にステレオ効果のある音場を形成でき、その視聴位置にいる視聴者に臨場感のある音声を聴かせることができる旨、記載されている。
しかし、視聴位置によって入力されたステレオ音声データにおける右側音声信号及び左側音声信号の出力ON/OFFを、ブロジェクタ毎に個別に設定する従来のマルチプロダクションシステムには、次のような課題があった。
従来の構成では、通常、映像コンテンツ出力機器や分配装置は、視聴条件を満たす所定位置に個々に設置する複数の投写装置とは別に、電源経路や複数の投写装置への配線経路を確保できるとともに、視聴者による視聴を妨げない位置に個別に配置される。
このため、視聴条件を満たす所定位置に個々に設置する複数の投写装置の設置位置に加えて、映像コンテンツ出力機器と分配装置の設置位置も個々に検討する必要があり、マルチプロジェクションシステムを容易に設置することが困難であるという課題である。
上述した課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、入力されたコンテンツデータに含まれる映像データを分散処理する映像分散部と、音声データを分散する音声分散部と、分散された映像データを出力する映像出力部と分散された音声データを出力する音声出力部とを有した複数の投写装置と、を備えたマルチプロジェクションシステムにおいて、前記映像分散部と前記音声分散部とを有したコンテンツ分散部と、分散された映像データと音声データを保存する、少なくともいずれかの投写装置と一体に移動できる映像・音声保存部と、を備え、前記複数の投写装置はそれぞれ、前記コンテンツ分散部からの指示に基づいて、前記映像・音声保存部に保存した分散された映像データを前記映像出力部から、分散された音声データを前記音声出力部から出力することを特徴とする。
本発明によれば、従来よりも、視聴場所に容易に設置することができるマルチプロジェクションシステムを提供できる。
一実施形態に係るマルチプロジェクションシステムの概略説明図。 アプリケーション部のマルチプロジェクションシステムに係る主な処理のブロック構成説明図。 プロジェクタ部のマルチプロジェクションシステムに係る主な処理のブロック構成説明図。 USB部のマルチプロジェクションシステムに係る主な処理のブロック構成説明図。 具体例1のマルチプロジェクションシステムで2台のプロジェクタを用いた場合のシステム構成の説明図。 具体例2のマルチプロジェクションシステムで3台のプロジェクタを用いた場合のシステム構成の説明図。 具体例1、2の構成で行う、マルチプロジェクションシステムの基本的な処理フローの説明図。 コンテンツ保存処理とコンテンツ出力処理の処理フロー1についての説明図。 具体例3のマルチプロジェクションシステムで3台のプロジェクタを用いた場合のシステム構成の説明図。 コンテンツ保存処理とコンテンツ出力処理の処理フロー2についての説明図。
以下、本発明を適用したマルチプロジェクションシステムである、マルチプロジェクションシステム500の一実施形態について説明する。
ここで、本実施形態のマルチプロジェクションシステム500は、次の点が最大の特徴になっている。マルチプロジェクションに係る処理において、各機器のネットワーク通信を無線で行うことで、投写装置で再生(出力)する分散されたコンテンツを供給するコンテンツ分散部として機能するアプリケーション部の通信を容易に行えることである。
まず、マルチプロジェクションシステム500の概要から、図を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係るマルチプロジェクションシステム500の概略説明図であり、図1(a)が、ブロック機能説明図、図1(b)が、使用機器イメージ説明図である。
本実施形態のマルチプロジェクションシステム500は、図1(a)、図(b)に示すように、コンテンツ分散部として機能するアプリケーション部100、投写装置としてのプロジェクタ部200、映像・音声保存部としてのUSB部300から構成される。
アプリケーション部100は、スマートフォン・タブレット・PC等の通信端末にインストールされたアプリケーションソフトから構成され、プロジェクタ部200と無線で通信を行い、動画コンテンツをプロジェクタ部200に再生させる。
プロジェクタ部200は、アプリケーション部100から受信した動画コンテンツの再生を、アプリケーション部100の指示に基づいて行う。
USB部300は、プロジェクタ部200に接続されており、アプリケーション部100から受信した動画コンテンツの再生が通信の乱れに影響されないようにコンテンツの保存を行う。
ここで、動画コンテンツを保存する外部記憶装置はUSB部300のようなUSBメモリでなくても良い。
次に、アプリケーション部100、プロジェクタ部200、及びUSB部300のマルチプロジェクションシステム500に係る処理について、個々に説明する。
図2は、アプリケーション部100のマルチプロジェクションシステム500に係る主な処理のブロック構成説明図である。
図2に示すように、アプリケーション部100のマルチプロジェクションに係る主な処理は、ネットワーク設定部110、プロジェクタ設定部120、キャリブレーション部130、音声入力部140、動画像入力部150、音声分散部160、動画像分散部170から構成される。
ネットワーク設定部110では、使用するプロジェクタと同じネットワークに接続し、プロジェクタ設定部120では、プロジェクタの位置をIPアドレスの指定により設定する。
キャリブレーション部130では、対象となる複数のプロジェクタの位置を決定するために画像を出力し、キャリブレーションを行う。
音声入力部140と動画像入力部150では、マルチプロジェクションシステム500で使用する動画コンテンツに含まれる音声データと映像データの入力を行う。なお、入力される動画像データには動画像だけではなく、静止画も含む。
音声分散部160と動画像分散部170では、使用するプロジェクタ部200の位置により、音声データと映像データを切り分けて、分散させる。
図3は、プロジェクタ部200のマルチプロジェクションシステム500に係る主な処理のブロック構成説明図である。
図3に示すように、プロジェクタ部200のマルチプロジェクションに係る主な処理は、ネットワーク設定部210、プロジェクタ設定部220、画像投写部230、音声入力部240、動画像入力部250、音声出力部260、動画像出力部270から構成される。
ネットワーク設定部210では、アプリケーション部100と同じネットワークに接続し、プロジェクタ設定部220では、プロジェクタ部200の位置(プロジェクタ部200による投写位置)とIPアドレスの振分け設定(IPアドレスと位置の関連付け)を行う。
画像投写部230では、プロジェクタ部200におけるキャリブレーションで使用するための画像投写を行う。
音声入力部240と動画像入力部250では、アプリケーション部100によって分散され、USB部300へ送られた音声データと動画像データの入力を行う。そして、音声出力部260と動画像出力部270ではアプリケーション部100から指定された動画コンテンツの再生を行う。
図4は、USB部300のマルチプロジェクションシステム500に係る主な処理のブロック構成説明図である。
図4に示すように、USB部300のマルチプロジェクションに係る主な処理は、音声入力部310、動画像入力部320、音声保存部330、動画像保存部340、音声出力部350、動画像出力部360から構成される。
音声入力部310と動画像入力部320では、アプリケーション部100によって分散された音声データと動画像データの入力を行い、音声保存部330と動画像保存部340では、USB部300内の記憶部(メモリ)に音声データと動画像データを保存する。
そして、アプリケーション部100からプロジェクタ部200への指示に応じて、音声出力部350と動画像出力部360では、アプリケーション部100から指定されたコンテンツに対し、プロジェクタ部200への出力を行う。
次に、マルチプロジェクションシステム500の構成について、複数の具体例を挙げ、より具体的に説明する。
(具体例1)
図5は、本具体例のマルチプロジェクションシステム500で2台のプロジェクタを用いた場合のシステム構成の説明図である。
図5に示すように、プロジェクタを2台使用する場合の構成は、アプリケーション部100、第一プロジェクタ201と第二プロジェクタ202、第一スピーカー261aと第二スピーカー262a、第一USB301と第二USB302からなる。
アプリケーション部100により、動画コンテンツを選択し、それぞれのプロジェクタに接続した第一USB301と第二USB302へ、分散したコンテンツ入力信号を送る。アプリケーション部100から送られたコンテンツが各プロジェクタ上のUSBに保存されると、アプリケーション部100より、コンテンツの投写開始信号が送られる。
停止するときも、同様にアプリケーション部100により、コンテンツの投写停止信号が送られる。
第一スピーカー261aからはコンテンツが保存されている第一USB301内のステレオ処理により分散された左側用音声が再生(出力)され、第二スピーカー262aからは第二USB302内の右側用音声が再生される。
(具体例2)
図6は、本具体例のマルチプロジェクションシステム500で3台のプロジェクタ部200を用いた場合のシステム構成の説明図である。
図6に示すように、本具体例のマルチプロジェクションシステム500で、プロジェクタ部200を3台使用する場合の構成は、次のものからなる。
アプリケーション部100、第一プロジェクタ201、第二プロジェクタ202、第三プロジェクタ203、第一スピーカー261a、第二スピーカー262a、第三スピーカー263a、第一USB301、第二USB302、第三USB303である。
アプリケーション部100により、動画コンテンツを選択し、それぞれのプロジェクタ部200に接続した第一USB301と第二USB302と第三USB303へ、分散したコンテンツ入力信号を送る。
アプリケーション部100から送られたコンテンツが各プロジェクタ上のUSB部300に保存されると、アプリケーション部100より、コンテンツの投写開始信号が送られる。
また、停止するときも、同様にアプリケーション部100より、コンテンツの投写停止信号が送られる。
そして、第一スピーカー261aからはコンテンツが保存されている第一USB301内のステレオ処理により分散された左側用音声が再生(出力)され、第二スピーカー262aからは第二USB302内の右側用音声・左側用音声の両方が再生される。また、第三スピーカー263aからは第三USB303内のステレオ処理により分散された右側用音声が再生される。
ここで、プロジェクタ部200の使用台数が奇数の場合、中央にくる第二プロジェクタ202からの音声出力は右側用音声と左側用音声の両方が再生されても良いし、両方再生さなくても良い。
次に、上述した具体例1、2の構成で行う、マルチプロジェクションシステム500の基本的な処理フロー(処理の流れ)の一例について説明する。
(基本フロー)
図7は、具体例1、2の構成で行う、マルチプロジェクションシステム500の基本的な処理フローの説明図である。
図7に示すように、マルチプロジェクションによる投写を開始するときには、まず、プロジェクタ部200とアプリケーション部100を同じネットワークに接続させるためにネットワーク設定処理を行う(S400)。
次に、アプリケーション部100上から使用するプロジェクタ部200を設定し、その位置の確認するプロジェクタ設定処理(分散された動画像データをそれぞれ投写するプロジェクタの位置を、プロジェクタに割り振られるIPアドレスに関連付ける処理)を行う(S410)。
その後、各プロジェクタ部200で、校正画像を使用してキャリブレーション処理を行い(S420)、アプリケーション部100に、各プロジェクタ部200で投写させる動画コンテンツの入力処理を行う(S430)。
次に、動画コンテンツを使用するプロジェクタ部200の数だけ、アプリケーション部100で音声データと動画像データを分散するコンテンツ分散処理を行い(S440)、分散したコンテンツを各USB部300に保存するコンテンツ保存処理を行う(S450)。ここで、コンテンツを保存する外部記憶装置は、USB部300等の外部メモリに限らず、他の接続方式や、他の形式の記憶装置ものであっても良い。
その後、各USBに保存したコンテンツの出力(再生)を行うコンテンツ出力処理を行い(S460)、マルチプロジェクションの投写を行う。
(処理フロー1)
次に、コンテンツ保存処理(S450)と、コンテンツ出力処理(S460)の処理フローの一例である処理フロー1について、プロジェクタ部200を3台使用する場合を例に挙げ、より詳しく説明する。
図8は、コンテンツ保存処理とコンテンツ出力処理の処理フロー1についての説明図である。
本処理フローのコンテンツ保存処理では、分散したコンテンツを全て各USB部300に保存する(S450)。
ここで、上述したように、コンテンツを保存するコンテンツを保存する外部記憶装置は、USB部300等の外部メモリに限らず、他の接続方式や、他の形式の記憶装置ものであっても良い。
次に、アプリケーション部100により、3台のプロジェクタ部200の位置をIPアドレスから検索し(S461)、検索したプロジェクタ部200が左側であるか否かに判断を行う(S462)。この判断で、検索したプロジェクタ部200が左側である場合には(S462のYES)、そのプロジェクタ部200に左側用コンテンツを出力する左側用コンテンツ出力処理を行わせる(S464)。
一方、上記判断(S462)で、検索したプロジェクタ部200が左側でない場合には(S462のNO)、検索したプロジェクタ部200が中央であるか否かに判断を行う(S463)。この判断で、検索したプロジェクタ部200が中央である場合には(S463のYES)、そのプロジェクタ部200に中央用コンテンツを出力する中央用コンテンツ出力処理を行わせる(S465)。
一方、検索したプロジェクタ部200が中央であるか否かに判断で(S463)、検索したプロジェクタ部200が中央でない場合には(S463のNO)、そのプロジェクタ部200に右側用コンテンツを出力する右側用コンテンツ出力処理を行わせる(S466)。
ここで、各プロジェクタ部200の位置検索はIPアドレスを使用する方法でなくてもよく、中央用コンテンツの音声については右側用音声と左側用音声の両方を出力して(流して)も良いし、両方出力し(流さ)なくても良い。
(具体例3)
図9は、本具体例のマルチプロジェクションシステム500で3台のプロジェクタ部200を用いた場合のシステム構成の説明図である。
図9に示すように、本具体例のマルチプロジェクションシステム500で、プロジェクタ部200を3台使用する場合の構成は、次のものからなる。
アプリケーション部100、第一プロジェクタ201、第二プロジェクタ202、第三プロジェクタ203、第一スピーカー261a、第二スピーカー262a、第三スピーカー263a、第一USB301、第二USB302、第三USB303である。
アプリケーション部100により、動画コンテンツを選択し、それぞれのプロジェクタ部200に接続した第一USB301と第二USB302と第三USB303へ、分散したコンテンツ入力信号を送る。アプリケーション部100から送られたコンテンツが各プロジェクタ上のUSB部300に保存されると、アプリケーション部100より、コンテンツの投写開始信号が送られる。
このとき、左側に設置されている第一プロジェクタ201上の(に接続されている)第一USB301にはステレオ処理により分散された左側用コンテンツが保存される。また、中央に設置されている第二プロジェクタ202上の第二USB302にはステレオ処理により分散された中央用コンテンツが保存される。そして、右側に設置されている第三プロジェクタ203上の第三USB303にはステレオ処理により分散された右側用コンテンツが保存される。
ここで、上述したように、コンテンツを保存する外部記憶装置は、USB部300等の外部メモリに限らず、他の接続方式や、他の形式の記憶装置ものであっても良い。
そして、各コンテンツが各プロジェクタ部200上のUSB部300に保存されると、アプリケーション部100より、コンテンツの投写開始信号が送られる。
停止するときにも、同様にアプリケーション部100より、コンテンツの投写停止信号が送られる。
そして、第一スピーカー261aからは左側用コンテンツが保存されているUSB部3001内の左側用音声が再生(出力)され、第二スピーカー262aからは中央用コンテンツが保存されている第二USB302内の中央用音声が再生される。また、第三スピーカー263aからは右側用コンテンツが保存されている第三USB303内の右側用音声が再生される。
ここで、プロジェクタ部200の使用台数が奇数の場合、中央にくる第二プロジェクタ202からの音声出力は右側用音声と左側用音声の両方が再生されても良いし、両方再生されなくても良い。
(処理フロー2)
次に、本具体例の構成で行う、コンテンツ保存処理(S450)と、コンテンツ出力処理(S460)の処理フローの一例である処理フロー1について、プロジェクタ部200を3台使用する場合を例に挙げ、より詳しく説明する。
ここで、マルチプロジェクションシステム500の基本的な処理フローは、上述した具体例1、2の処理フローと同様な処理フローを用いることができるので、その説明については、省略する。
図10は、コンテンツ保存処理とコンテンツ出力処理の処理フロー2についての説明図である。
図8に示した具体例1、2の構成で行う、コンテンツ保存処理(S450)と、コンテンツ出力処理(S460)の処理フローでは、各USB部300に分散後コンテンツを全て保存し、出力時にコンテンツを検索していた。
これに対し、本具体例の処理フロー2では、図10に示すように、分散後コンテンツをプロジェクタ毎にそれぞれに対応するUSB部300に保存しておく点が異なる。
ここで、上述したように、コンテンツを保存する外部記憶装置は、USB部300等の外部メモリに限らず、他の接続方式や、他の形式の記憶装置ものであっても良い。
具体的には、本処理フローでは、分散したコンテンツを、各USB部300に保存するときに、まず、アプリケーション部100により3台のプロジェクタ部200の位置を、関連付けたIPアドレスから検索するプロジェクタ位置検索を行う(S451)。
そして、プロジェクタ位置検索の検索結果から検索したプロジェクタ部200が左側であるか否かに判断を行う(S452)。この判断で、検索したプロジェクタ部200が左側である場合には(S452のYES)、そのプロジェクタ部200上のUSB部300に左側用コンテンツを保存する左側用コンテンツ保存処理を行う(S454)。その後、左側であると判断されたプロジェクタ部200に左側用コンテンツを出力する左側用コンテンツ出力処理を行わせる(S464)。
一方、上記判断(S452)で、検索したプロジェクタ部200が左側でない場合には(S452のNO)、検索したプロジェクタ部200が中央であるか否かに判断を行う(S453)。この判断で、検索したプロジェクタ部200が中央である場合には(S453のYES)、そのプロジェクタ部200上のUSB部300に中央用コンテンツを保存する中央用コンテンツ保存処理を行う(S455)。その後、中央であると判断されたプロジェクタ部200に中央用コンテンツを出力する中央用コンテンツ出力処理を行わせる(S465)。
一方、検索したプロジェクタ部200が中央であるか否かに判断で(S453)、検索したプロジェクタ部200が中央でない場合には(S453のNO)、そのプロジェクタ部200に右側用コンテンツ上のUSB部300に右側用コンテンツを保存する右側用コンテンツ保存処理を行う(S456)。その後、右側であると判断されたプロジェクタ部200に右側用コンテンツを出力する右側用コンテンツ出力処理を行わせる(S466)。
ここで、各プロジェクタ部200の位置検索はIPアドレスを使用する方法でなくてもよく、中央用コンテンツの音声については右側用音声と左側用音声の両方を出力して(流して)も良いし、両方出力し(流さ)なくても良い。
以上、本実施形態について、図面を参照しながら説明してきたが、具体的な構成は、上述した本実施形態のマルチプロジェクションシステム500の構成に限られるものではなく、要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等を行っても良い。
以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
入力された動画コンテンツなどのコンテンツデータに含まれる動画像データなどの映像データを分散処理する動画像分散部170などの映像分散部と、音声データを分散する音声分散部160などの音声分散部と、分散された映像データを出力する動画像出力部270などの映像出力部と分散された音声データを出力する音声出力部260などの音声出力部とを有した複数のプロジェクタ部200などの投写装置と、を備えたマルチプロジェクションシステム500などのマルチプロジェクションシステムにおいて、前記映像分散部と前記音声分散部とを有したアプリケーション部100などのコンテンツ分散部と、分散された映像データと音声データを保存する、少なくともいずれかの投写装置と一体に移動できるUSB部300(音声保存部330、動画像保存部340)などの映像・音声保存部と、を備え、前記複数の投写装置はそれぞれ、前記コンテンツ分散部からの指示に基づいて、前記映像・音声保存部に保存した分散された映像データを前記映像出力部から、分散された音声データを前記音声出力部から出力することを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
従来の構成では、視聴条件を満たす所定位置に個々に設置する複数の投写装置の設置位置に加えて、映像コンテンツ出力機器と分配装置の設置位置も個々に検討する必要があり、マルチプロジェクションシステムを容易に設置することが困難であった。
一方、本態様の構成では、従来の構成で、画像音声データ分配装置に有した音声分配部で実現される機能を、コンテンツ分散部に有した映像分散部で実現できる。そして、音声データに関して、画像音声データ分配装置に有した音声分配部と、各投写装置に有した音声加工部の機能で実現される機能をコンテンツ分散部に有した音声分散部で実現できる。
そして、映像コンテンツ出力機器から入力したコンテンツデータ(映像データ、音声データ)をコンテンツ分散部で分散して映像・音声保存部に予め保存できる。このように予め保存することで、視聴場所に映像コンテンツ出力機器を配置しなくても、映像・音声保存部に保存した分散されたコンテンツデータを複数の投写装置で再生(出力)することができる。
加えて、映像・音声保存部は、少なくともいずれかの投写装置と一体に移動できるものであり、その設置位置を検討する必要がない。
これらのため、視聴条件を満たす所定位置に設置する複数の投写装置の設置位置に加えて、分散されたコンテンツを再生するときに視聴場所での設置位置を検討する必要がある機器の数を、従来、必要だった映像コンテンツ出力機器の設置位置の検討を不要とすることで、コンテンツ分散部を設けた機器の1つだけにできる。
したがって、視聴条件を満たす所定位置に設置する複数の投写装置の設置位置に加えて、映像コンテンツ出力機器と分配装置の2つの機器の設置位置も個々に検討する必要がある従来の構成よりも、視聴場所での設置位置を検討する必要がある機器の数を減らせる。
よって、従来よりも、視聴場所に容易に設置することができるマルチプロジェクションシステムを提供できる。
(態様B)
入力された動画コンテンツなどのコンテンツデータに含まれる動画像データなどの映像データを分散処理する動画像分散部170などの映像分散部と、音声データを分散する音声分散部160などの音声分散部と、分散された映像データを出力する動画像出力部270などの映像出力部と分散された音声データを出力する音声出力部260などの音声出力部とを有した複数のプロジェクタ部200などの投写装置と、を備えたマルチプロジェクションシステム500などのマルチプロジェクションシステムにおいて、前記映像分散部と前記音声分散部とを有したアプリケーション部100などのコンテンツ分散部と、分散された映像データと音声データを保存するUSB部300(音声保存部330、動画像保存部340)などの映像・音声保存部と、を備え、前記複数の投写装置はそれぞれ、前記コンテンツ分散部からの指示に基づいて、前記映像・音声保存部に保存した分散された映像データを前記映像出力部から、分散された音声データを前記音声出力部から出力し、前記複数の投写装置と、前記映像・音声保存部と、前記コンテンツ分散部との間の通信の内、少なくとも前記複数の投写装置と前記コンテンツ分散部との間の通信を無線で行うことを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
従来の構成では、(態様A)で説明したように、マルチプロジェクションシステムを容易に設置することが困難であった。
一方、本態様の構成では、(態様A)と同様な理由により、視聴場所に映像コンテンツ出力機器を配置しなくても、映像・音声保存部に保存した分散されたコンテンツデータを複数の投写装置で再生することができる。
また、映像コンテンツ出力機器から入力されたコンテンツデータを保存する映像・音声保存部を、映像・音声保存部を設けた機器と、いずれかの投写装置とを一体に移動可能なように構成することが容易であり、その設置位置を検討する必要がない。
加えて、複数の投写装置と、映像・音声保存部と、コンテンツ分散部との間の通信の内、少なくとも複数の投写装置とコンテンツ分散部との間の通信を無線で行うことができる。このため、コンテンツ分散部を設けた機器の設置場所については、視聴者による視聴を妨げない、無線通信を行う機器の通信が可能な位置であればいずれの位置にも設置(配置)でき、熟慮した検討は必要としない。
これらのため、視聴条件を満たす所定位置に設置する複数の投写装置の設置位置に加えて、分散されたコンテンツを再生するときに視聴場所での設置位置を検討する必要がある機器の数を、コンテンツ分散部を設けた機器の1つだけにできる。
したがって、視聴条件を満たす所定位置に設置する複数の投写装置の設置位置に加えて、映像コンテンツ出力機器と分配装置の2つの機器の設置位置も個々に検討する必要がある従来の構成よりも、視聴場所での設置位置を検討する必要がある機器の数を減らせる。
加えて、コンテンツ分散部を設けた機器の設置場所については、熟慮した検討は必要としない。
よって、従来よりも、視聴場所に容易に設置することができるマルチプロジェクションシステムを提供できる。
(態様C)
入力された動画コンテンツなどのコンテンツデータに含まれる動画像データなどの映像データを分散処理する動画像分散部170などの映像分散部と、音声データを分散する音声分散部160などの音声分散部と、分散された映像データを出力する動画像出力部270などの映像出力部と分散された音声データを出力する音声出力部260などの音声出力部とを有した複数のプロジェクタ部200などの投写装置と、を備えたマルチプロジェクションシステム500などのマルチプロジェクションシステムにおいて、前記映像分散部と前記音声分散部とを有したアプリケーション部100などのコンテンツ分散部と、分散された映像データと音声データを前記複数の投写装置毎に保存する、各投写装置と一体に移動できる複数のUSB部300(音声保存部330、動画像保存部340)などの映像・音声保存部と、を備え、前記複数の投写装置はそれぞれ、前記コンテンツ分散部からの指示に基づいて、前記映像・音声保存部に保存した分散された映像データを前記映像出力部から、分散された音声データを前記音声出力部から出力することを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
従来の構成では、(態様A)で説明したように、マルチプロジェクションシステムを容易に設置することが困難であった。
一方、本態様の構成では、(態様A)と同様な理由により、予め、映像コンテンツ出力機器から入力されたコンテンツデータをコンテンツ分散部で分散して各映像・音声保存部に保存できる。このため、視聴場所に映像コンテンツ出力機器を配置しなくても、各映像・音声保存部に保存した分散されたコンテンツデータを複数の投写装置で再生することができる。
加えて、映像・音声保存部は、各投写装置と一体に移動できるものであり、その設置位置を検討する必要がない。
これらのため、視聴条件を満たす所定位置に設置する複数の投写装置の設置位置に加えて、分散されたコンテンツを再生するときに視聴場所での設置位置を検討する必要がある機器の数を、コンテンツ分散部を設けた機器の1つだけにできる。
したがって、視聴条件を満たす所定位置に設置する複数の投写装置の設置位置に加えて、映像コンテンツ出力機器と分配装置の2つの機器の設置位置も個々に検討する必要がある従来の構成よりも、視聴場所での設置位置を検討する必要がある機器の数を減らせる。
よって、従来よりも、視聴場所に容易に設置することができるマルチプロジェクションシステムを提供できる。
(態様D)
入力された動画コンテンツなどのコンテンツデータに含まれる動画像データなどの映像データを分散処理する動画像分散部170などの映像分散部と、音声データを分散する音声分散部160などの音声分散部と、分散された映像データを出力する動画像出力部270などの映像出力部と分散された音声データを出力する音声出力部260などの音声出力部とを有した複数のプロジェクタ部200などの投写装置と、を備えたマルチプロジェクションシステム500などのマルチプロジェクションシステムにおいて、前記映像分散部と前記音声分散部とを有したアプリケーション部100などのコンテンツ分散部と、分散された映像データと音声データを前記複数の投写装置毎に保存する複数のUSB部300(音声保存部330、動画像保存部340)などの映像・音声保存部と、を備え、前記複数の投写装置はそれぞれ、前記コンテンツ分散部からの指示に基づいて、前記映像・音声保存部に保存した分散された映像データを前記映像出力部から、分散された音声データを前記音声出力部から出力し、前記複数の投写装置と、前記映像・音声保存部と、前記コンテンツ分散部との間の通信の内、少なくとも前記複数の投写装置と前記コンテンツ分散部との間の通信を無線で行うことを特徴とするマルチプロジェクションシステム。
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
従来の構成では、(態様A)で説明したように、マルチプロジェクションシステムを容易に設置することが困難であった。
一方、本態様の構成では、(態様A)と同様な理由により、視聴場所に映像コンテンツ出力機器を配置しなくても、各映像・音声保存部に保存した分散されたコンテンツデータを、それぞれの映像・音声保存部に対応する投写装置で再生することができる。
また、(態様B)と同様な理由により、映像コンテンツ出力機器から入力されたコンテンツデータを保存する各映像・音声保存部の設置位置を検討する必要がない。
加えて、(態様B)と同様な理由により、コンテンツ分散部を設けた機器の設置場所については、視聴者による視聴を妨げない、無線通信を行う機器の通信が可能な位置であればいずれの位置にも設置(配置)でき、熟慮した検討は必要としない。
これらのため、視聴条件を満たす所定位置に設置する複数の投写装置の設置位置に加えて、分散されたコンテンツを再生するときに視聴場所での設置位置を検討する必要がある機器の数を、コンテンツ分散部を設けた機器の1つだけにできる。
したがって、視聴条件を満たす所定位置に設置する複数の投写装置の設置位置に加えて、映像コンテンツ出力機器と分配装置の2つの機器の設置位置も個々に検討する必要がある従来の構成よりも視聴場所での設置位置を検討する必要がある機器の数を減らせる。
加えて、コンテンツ分散部を設けた機器の設置場所については、熟慮した検討は必要としない。
よって、従来よりも、視聴場所に容易に設置することができるマルチプロジェクションシステムを提供できる。
(態様E)
(態様A)又は(態様B)において、前記映像・音声保存部は、いずれかの投写装置の内部に設けられた内部メモリに、前記分散された映像データと音声データを保存することを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、分散後のコンテンツを、いずれかの投写装置の内部メモリに保存することで、必要となる機器(保存媒体)を減らすことができる。
(態様F)
(態様C)又は(態様D)において、前記映像・音声保存部は、前記複数の投写装置の内部にそれぞれ設けられた内部メモリに、前記分散された映像データと音声データを保存することを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、分散後のコンテンツを内部メモリに保存することで、必要となる機器(保存媒体)を減らすことができる。
(態様G)
(態様C)又は(態様D)において、前記映像・音声保存部は、前記複数の投写装置のそれぞれに接続されるUSB部300などの外部記憶装置に、前記分散された映像データと音声データを保存することを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、各投写装置の内部メモリの消費量を減らすことができる。
(態様H)
(態様G)において、前記外部記憶装置が、各投写装置にUSB接続されるUSBメモリであることを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、外部記憶装置であるUSB部300などのUSBメモリを、容易に各投写装置に保持させることができる。
(態様I)
(態様F)乃至(態様H)のいずれかにおいて、前記分散された映像データをそれぞれ投写する各投写装置の位置を、各投写装置に割り振られるIPアドレスに関連付け、IPアドレスから各投写装置の位置を検索し、各投写装置毎に対応する前記分散された映像データと音声データを各映像・音声保存部に保存することを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、各投写装置に設けた映像・音声保存部のそれぞれに、必要な分散された映像データと音声データのみを保存することで、消費する記憶容量を削減することができる。
(態様J)
(態様C)、(態様D)、(態様F)乃至(態様I)のいずれかにおいて、前記投写装置の直接操作により、前記映像・音声保存部に保存した分散された映像データと音声データを、映像出力部と音声出力部から出力できることを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、分散された映像データと音声データがプロジェクタ毎に映像・音声保存部に保存されていれば、コンテンツ分散部を使わなくても、コンテンツデータ(映像データ、音声データ)の再生を行うことができる。
100 アプリケーション部
110 ネットワーク設定部(アプリケーション部)
120 プロジェクタ設定部(アプリケーション部)
130 キャリブレーション部(アプリケーション部)
140 音声入力部(アプリケーション部)
150 動画像入力部(アプリケーション部)
160 音声分散部(アプリケーション部)
170 動画像分散部(アプリケーション部)
200 プロジェクタ部
201 第一プロジェクタ
202 第二プロジェクタ
203 第三プロジェクタ
210 ネットワーク設定部(プロジェクタ部)
220 プロジェクタ設定部(プロジェクタ部)
230 画像投写部(プロジェクタ部)
240 音声入力部(プロジェクタ部)
250 動画像入力部(プロジェクタ部)
260 音声出力部(プロジェクタ部)
261a 第一スピーカー
262a 第二スピーカー
263a 第三スピーカー
270 動画像出力部(プロジェクタ部)
300 USB部
301 第一USB
302 第二USB
303 第三USB
310 音声入力部(USB部)
320 動画像入力部(USB部)
330 音声保存部
340 動画像保存部
350 音声出力部(USB部)
360 動画像出力部(USB部)
500 マルチプロジェクションシステム
特開2015−154370号公報

Claims (10)

  1. 入力されたコンテンツデータに含まれる映像データを分散処理する映像分散部と、音声データを分散する音声分散部と、分散された映像データを出力する映像出力部と分散された音声データを出力する音声出力部とを有した複数の投写装置と、を備えたマルチプロジェクションシステムにおいて、
    前記映像分散部と前記音声分散部とを有したコンテンツ分散部と、
    分散された映像データと音声データを保存する、少なくともいずれかの投写装置と一体に移動できる映像・音声保存部と、を備え、
    前記複数の投写装置はそれぞれ、前記コンテンツ分散部からの指示に基づいて、前記映像・音声保存部に保存した分散された映像データを前記映像出力部から、分散された音声データを前記音声出力部から出力することを特徴とするマルチプロジェクションシステム。
  2. 入力されたコンテンツデータに含まれる映像データを分散処理する映像分散部と、音声データを分散する音声分散部と、分散された映像データを出力する映像出力部と分散された音声データを出力する音声出力部とを有した複数の投写装置と、を備えたマルチプロジェクションシステムにおいて、
    前記映像分散部と前記音声分散部とを有したコンテンツ分散部と、
    分散された映像データと音声データを保存する映像・音声保存部と、を備え、
    前記複数の投写装置はそれぞれ、前記コンテンツ分散部からの指示に基づいて、前記映像・音声保存部に保存した分散された映像データを前記映像出力部から、分散された音声データを前記音声出力部から出力し、
    前記複数の投写装置と、前記映像・音声保存部と、前記コンテンツ分散部との間の通信の内、少なくとも前記複数の投写装置と前記コンテンツ分散部との間の通信を無線で行うことを特徴とするマルチプロジェクションシステム。
  3. 入力されたコンテンツデータに含まれる映像データを分散処理する映像分散部と、音声データを分散する音声分散部と、分散された映像データを出力する映像出力部と分散された音声データを出力する音声出力部とを有した複数の投写装置と、を備えたマルチプロジェクションシステムにおいて、
    前記映像分散部と前記音声分散部とを有したコンテンツ分散部と、
    分散された映像データと音声データを前記複数の投写装置毎に保存する、各投写装置と一体に移動できる複数の映像・音声保存部と、を備え、
    前記複数の投写装置はそれぞれ、前記コンテンツ分散部からの指示に基づいて、前記映像・音声保存部に保存した分散された映像データを前記映像出力部から、分散された音声データを前記音声出力部から出力することを特徴とするマルチプロジェクションシステム。
  4. 入力されたコンテンツデータに含まれる映像データを分散処理する映像分散部と、音声データを分散する音声分散部と、分散された映像データを出力する映像出力部と分散された音声データを出力する音声出力部とを有した複数の投写装置と、を備えたマルチプロジェクションシステムにおいて、
    前記映像分散部と前記音声分散部とを有したコンテンツ分散部と、
    分散された映像データと音声データを前記複数の投写装置毎に保存する複数の映像・音声保存部と、を備え、
    前記複数の投写装置はそれぞれ、前記コンテンツ分散部からの指示に基づいて、前記映像・音声保存部に保存した分散された映像データを前記映像出力部から、分散された音声データを前記音声出力部から出力し、
    前記複数の投写装置と、前記映像・音声保存部と、前記コンテンツ分散部との間の通信の内、少なくとも前記複数の投写装置と前記コンテンツ分散部との間の通信を無線で行うことを特徴とするマルチプロジェクションシステム。
  5. 請求項1又は2に記載のマルチプロジェクションシステムにおいて、
    前記映像・音声保存部は、いずれかの投写装置の内部に設けられた内部メモリに、前記分散された映像データと音声データを保存することを特徴とするマルチプロジェクションシステム。
  6. 請求項3又は4に記載のマルチプロジェクションシステムにおいて、
    前記映像・音声保存部は、前記複数の投写装置の内部にそれぞれ設けられた内部メモリに、前記分散された映像データと音声データを保存することを特徴とするマルチプロジェクションシステム。
  7. 請求項3又は4に記載のマルチプロジェクションシステムにおいて、
    前記映像・音声保存部は、前記複数の投写装置のそれぞれに接続される外部記憶装置に、前記分散された映像データと音声データを保存することを特徴とするマルチプロジェクションシステム。
  8. 請求項7に記載のマルチプロジェクションシステムにおいて、
    前記外部記憶装置が、各投写装置にUSB接続されるUSBメモリであることを特徴とするマルチプロジェクションシステム。
  9. 請求項6乃至8のいずれか一に記載のマルチプロジェクションシステムにおいて、
    前記分散された映像データをそれぞれ投写する各投写装置の位置を、各投写装置に割り振られるIPアドレスに関連付け、
    IPアドレスから各投写装置の位置を検索し、各投写装置毎に対応する前記分散された映像データと音声データを各映像・音声保存部に保存することを特徴とするマルチプロジェクションシステム。
  10. 請求項3、4、6乃至9のいずれか一に記載のマルチプロジェクションシステムにおいて、
    前記投写装置の直接操作により、
    前記映像・音声保存部に保存した分散された映像データと音声データを、映像出力部と音声出力部から出力できることを特徴とするマルチプロジェクションシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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