JP2017226427A - 袋詰め装置及びワークの袋詰め方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】エッジ又は突起を有するワークであっても袋が傷ついたり破れたりすることなく袋詰めできる袋詰め装置を得ること。【解決手段】少なくとも一端側に開口を有する袋1にワーク2を袋詰めする袋詰め装置21であって、袋1が載置される袋詰めステージ9と、前記ワークと前記袋との接触を防止する保護部に挟まれたスペースにワーク2を収容するワークガイド3と、ワークガイド3を、袋1に非挿入の第1の位置と、ワーク2全体が袋1の内部に入るまで袋に挿入した第2の位置との間で移動させるワークガイド移動機構17と、第2の位置に配置されたワークガイド3上のワーク2の移動を規制するワーク押さえ8及びワーク受け13とを備え、ワークガイド3は、保護部の袋1への挿入方向の先端部が滑らかな形状である。【選択図】図2

Description

本発明は、ワークを袋に袋詰めする袋詰め装置及びワークの袋詰め方法に関する。
特許文献1に開示されるように、ワークの袋詰め作業を自動化することが試みられている。特許文献1に開示される袋詰め包装装置は、ワークを袋へ挿入する際、袋の上面を吸着して持ち上げ、袋の下面側の自重と開口部へ吹き付けるエアブローとにより袋を開口させている。また、ワークはワークガイドの上に供給され、ワークガイドを袋開口部まで挿入し、ワークを押出しロッドによって袋の内に押し出すことで袋詰めを行う。
特許第4160606号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示される技術は、ワークを袋の内部に押し出すのに先だってエアブローを停止させている。したがって、ワークが袋の内部に押し出される際に、袋の反開口部側は、上面と下面との間隔が狭くなってしまう。よって、エッジ又は突起を持つワークを袋詰めする場合には、ワークのエッジ又は突起が袋に引っかかり、袋が傷ついたり、袋が破れたりする可能性があるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、エッジ又は突起を有するワークであっても袋が傷ついたり破れたりすることなく袋詰めできる袋詰め装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、少なくとも一端側に開口を有する袋にワークを袋詰めする袋詰め装置であって、袋が載置される袋詰めステージと、ワークと袋との接触を防止する保護部に挟まれたスペースにワークを収容するワークガイドと、ワークガイドを、袋に非挿入の第1の位置と、ワーク全体が袋の内部に入るまで袋に挿入された第2の位置との間で移動させるワークガイド移動機構と、第2の位置に配置されたワークガイド上のワークの移動を規制する移動規制手段とを備える。ワークガイドは、保護部の袋への挿入方向の先端部が滑らかな形状である。
本発明によれば、エッジ又は突起を有するワークであっても袋が傷ついたり破れたりすることなく袋詰めできる袋詰め装置を得られるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る袋詰め装置を用いた袋詰めシステムの構成を示す図 本発明の実施の形態1に係る袋詰め装置の構成を示す図 実施の形態1に係る袋詰め装置のワークガイドの模式図 実施の形態1に係る袋詰め装置による袋詰め作業の作業工程を示す図 本発明の実施の形態2に係る袋詰め装置の構成を示す図 実施の形態2に係る袋詰め装置による袋詰め作業の作業工程を示す図 本発明の実施の形態3に係る袋詰め装置の構成を示す図 実施の形態3に係る袋詰め装置による袋詰め作業の作業工程を示す図 本発明の実施の形態4に係る袋詰め装置の構成を示す図 本発明の実施の形態5に係る袋詰め装置の構成を示す図 実施の形態6に係る袋詰め装置による袋詰め作業の作業工程を示す図 本発明の実施の形態6に係る袋詰め装置の構成を示す図 実施の形態6に係る袋詰め装置による袋詰め準備作業の作業工程を示す図 本発明の実施の形態7に係る袋詰め装置の構成を示す図 実施の形態7に係る袋詰め装置の袋供給部から袋詰めステージへ袋を供給する動作の模式図
以下に、本発明の実施の形態に係る袋詰め装置及びワークの袋詰め方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る袋詰め装置を用いた袋詰めシステムの構成を示す図である。袋詰め装置21は、制御装置40に接続され、制御装置40からの指令を受けてワークを袋1に袋詰めする装置である。袋1は、一端1a側に開口1fを有する袋である。なお、袋1は、他端1b側にも開口を有していても良い、すなわち、袋1は、少なくとも一端1a側に開口1fを有していればよい。なお、制御装置40は、袋詰め装置21と別個に設けずに、袋詰め装置21に内蔵してもよい。
図2は、実施の形態1に係る袋詰め装置の構成を示す図である。図2(a)は上面図であり、図2(b)は左側面図であり、図2(c)は正面図である。袋詰め装置21は、表面にエッジ又は突起を有するワーク2が上に載せられるワークガイド3と、ワークガイド3を、袋1に非挿入の第1の位置と、ワーク2全体が袋1の内部に入るまで袋1に挿入した第2の位置との間で移動させるワークガイド移動機構17と、袋1の一端1a側の上面を吸着する第1上側吸着パッド4と、袋1の一端1a側の下面を吸着する第1下側吸着パッド6と、袋1が上に載せられる袋詰めステージ9と、ワークガイド3とともに袋1に挿入されたワーク2を袋1ごとワーク受け13に押し付けて押さえるワーク押さえ8とを備える。ワーク押さえ8及びワーク受け13は、第2の位置に配置されたワークガイド3上のワーク2の移動を規制する移動規制手段を構成している。袋1は、ポリプロピレン又は塩化ビニルといった第1上側吸着パッド4及び第1下側吸着パッド6で吸着可能な材料で形成されているが、特定の材料には限定されない。
図2(c)に示す+Z方向は上方向、−Z方向は下方向である。第1上側吸着パッド4は、上下に移動可能となっている。一方、第1下側吸着パッド6の吸着部は、袋詰めステージ9の表面に固定されている。
図3は、実施の形態1に係る袋詰め装置のワークガイドの模式図である。ワークガイド3は、ワーク2が載置される底面部31と、ワーク2を側方から覆う壁状の側壁部32とを備えており、底面部31及び側壁部32で囲まれた空間はワーク2を収容するスペースとなっている。側壁部32は、ワーク2の高さよりも高くなっている。すなわち、ワークガイド3は、底面部31からの高さがワーク2よりも高い側壁部32に挟まれたスペースにワーク2を収容する。側壁部32は、ワーク2が袋1と接触することを防止する保護部を構成している。側壁部32の先端部は、滑らかな形状となっている。したがって、ワークガイド3は、図3に矢印Aで示す袋1への挿入方向の先端部3aが滑らかな形状となっている。なお、滑らかな形状とは、袋1に引っかからない形状、すなわち袋1に引っかかるエッジ又は突起を持たない形状であり、袋1に引っかかることの無い突起又はエッジを持つ形状は、滑らかな形状に含まれる。袋1に引っかかるエッジ又は突起を持たない形状の例には、円弧形状、楕円弧形状、放物線形状、ガウス曲線形状、内角が鈍角の多角形形状及びこれらを組み合わせた形状を挙げることができるが、例示した形状に限定されない。底面部31には、ワーク押さえ8よりも幅広のスリット33が底面部31の先端31a側から設けられている。
実施の形態1に係る袋詰め装置21の動作について説明する。図4は、実施の形態1に係る袋詰め装置による袋詰め作業の作業工程を示す図である。袋詰め作業を行うのに先だって、袋詰めステージ9には袋1が載置される。また、ワークガイド3は、袋1に非挿入となる第1の位置に配置される。袋詰めステージ9の上に袋1が載せられた後、制御装置40は、図4(a)に示すように第1上側吸着パッド4を下降させ、袋1の一端1a側の上面を吸着させる。また、制御装置40は、第1下側吸着パッド6に袋1の一端1a側の下面を吸着させる。続いて、制御装置40は、図4(b)に示すように、第1上側吸着パッド4を上昇させ、袋1の開口1fを広げる。袋1の開口1fが広がった状態で、制御装置40は、図4(c)に示すようにワーク2が載ったワークガイド3をワークガイド移動機構17で移動させ、袋1の内部にワーク2ごと挿入する。ワークガイド3の側壁部32の先端部は、滑らかな形状であるため、ワークガイド3を袋1に挿入する際に袋1が傷ついたり破れたりすることが防止される。また、ワークガイド3の底面部31と袋詰めステージ9との間にはクリアランスが設けられており、底面部31と袋詰めステージ9との間で袋1が擦れて傷ついたり破れたりすることが防止される。なお、ワークガイド3は、ワーク2全体が袋1の中に収まる第2の位置まで挿入される。すなわち、制御装置40は、図4(b)に示す状態では第1の位置にあったワークガイド3を、図4(c)に示すように第2の位置まで移動させる。
ワークガイド3を袋1に挿入した後、制御装置40は、図4(d)に示すようにワーク押さえ8は、袋1ごとワーク2の先端部を持ち上げ、ワーク受け13に袋1ごとワーク2を押し付けて押さえる。ワーク受け13に袋1ごとワーク2を押し付けて押さえる際、ワーク押さえ8は、スリット33を貫通して袋1に当接する。ワーク2がワーク受け13に押し付けられた状態のまま制御装置40がワークガイド移動機構17でワークガイド3を後退させると、図4(e)に示すようにワーク押さえ8でワーク受け13に押し付けられたワーク2は移動せずに、ワークガイド3だけが袋1から引き抜かれる。すなわち、制御装置40は、図4(d)に示す状態では第2の位置にあったワークガイド3を、図4(e)に示すように第1の位置まで移動させる。ワーク押さえ8は、スリット33を貫通して袋1と当接しているため、ワークガイド3のみを袋1から引き抜くことができる。袋1からワークガイド3が引き抜かれたら、図4(f)に示すようにワーク押さえ8を下降させる。上記の手順により、袋1の内部にワーク2を袋詰めできる。
実施の形態1に係る袋詰め装置21は、滑らかな形状の先端部を持つワークガイド3ごとワーク2を袋1の内部に挿入し、ワーク2を袋1の内部に残したままワークガイド3のみを引き抜くため、エッジ又は突起を有するワーク2であっても、袋1が傷ついたり、破れたりすることなく袋1に袋詰めすることができる。
上記の説明においては、ワーク2と袋1とが接触することを防止する保護部は、壁状の側壁部32によって構成されるとしたが、保護部は壁状でなくても良い。例えば、保護部は、柵状又は枠状であってもよく、ワーク2と袋1との接触を防止できる構造であれば、特定の形状に限定されない。
実施の形態2.
図5は、本発明の実施の形態2に係る袋詰め装置の構成を示す図である。図5(a)は上面図であり、図5(b)は左側面図であり、図5(c)は正面図である。実施の形態2に係る袋詰め装置22は、ブロワ10を備えていることを除いて、実施の形態1に係る袋詰め装置21と同様である。なお、実施の形態2においては、ワークガイド3の先端部の形状は、滑らかな形状には限定されない。図5(c)に示す+Z方向は上方向、−Z方向は下方向である。
実施の形態2に係る袋詰め装置22の動作について説明する。図6は、実施の形態2に係る袋詰め装置による袋詰め作業の作業工程を示す図である。実施の形態1と同様に、袋詰め装置22は、制御装置40に接続されてワーク2の袋詰め作業を行う。袋詰め作業を行うのに先だって、袋詰めステージ9には袋1が載置される。また、ワークガイド3は、袋1に非挿入となる第1の位置に配置される。袋詰めステージ9の上に袋1が載せられた後、制御装置40は、図6(a)に示すように第1上側吸着パッド4を下降させ、袋1の一端1a側の上面を吸着させる。また、制御装置40は、第1下側吸着パッド6に、袋1の一端1a側の下面を吸着させる。続いて、制御装置40は、図6(b)に示すように第1上側吸着パッド4を上昇させ、袋1の一端1a側を広げる。続いて、図6(c)に示すように、制御装置40は、ブロワ10から空気を噴射し、袋1を全体的に膨らませる。袋1が全体的に膨らんだ状態で、制御装置40は、図6(d)に示すようにワーク2が載ったワークガイド3をワークガイド移動機構17で移動させ、袋1の内部にワーク2ごと挿入する。ワークガイド3は、全体が膨らんでいる袋1に接触しないため、ワークガイド3を袋1に挿入する際に袋1が傷ついたり破れたりすることが防止される。ワークガイド3は、ワーク2全体が袋1の中に収まる第2の位置まで挿入される。すなわち、制御装置40は、図6(c)に示す状態では第1の位置にあったワークガイド3を、図6(d)に示すように第2の位置まで移動させる。なお、袋1が全体的に膨らんだ状態で、ワーク2のみを袋1の内部の第2の位置まで挿入しても良い。
ワークガイド3を袋1に挿入した後、制御装置40は、図6(e)に示すようにワーク押さえ8で袋1ごとワーク2の先端部を持ち上げ、ワーク受け13に袋1ごとワーク2を押し付けて押さえる。ワーク2がワーク受け13に押し付けられた状態のまま制御装置40がワークガイド移動機構17でワークガイド3を後退させると、図6(f)に示すようにワーク押さえ8でワーク受け13に押し付けられたワーク2は移動せず、ワークガイド3だけが袋1から引き抜かれる。すなわち、制御装置40は、図6(e)に示す状態では第2の位置にあったワークガイド3を、図6(f)に示すように第1の位置まで移動させる。ワーク押さえ8は、スリット33を貫通して袋1と当接しているため、ワークガイド3のみを袋1から引き抜くことができる。袋1からワークガイド3が引き抜かれたら、図6(g)に示すようにワーク押え8を下降させる。また、袋1からワークガイド3が引き抜かれた後に、ブロワ10からの空気の噴射を停止する。上記の手順により、袋1の内部にワーク2を袋詰めできる。
実施の形態2に係る袋詰め装置22は、全体的に膨らんだ状態の袋1に接触させることなくワーク2を挿入するため、エッジ又は突起を有するワーク2であっても、袋1が傷ついたり、破れたりすることなく袋1に袋詰めすることができる。
上記の説明においては、ワークガイド3、ワークガイド移動機構17、ワーク押さえ8及びワーク受け13によってワーク配置手段を構成しているが、ワーク配置手段は上記の構成に限定されない。マニピュレータをワーク配置手段に適用し、マニピュレータでワーク2を把持して袋1の内部に挿入することもできる。
実施の形態3.
図7は、本発明の実施の形態3に係る袋詰め装置の構成を示す図である。図7(a)は上面図であり、図7(b)は左側面図であり、図7(c)は正面図である。実施の形態3に係る袋詰め装置23は、袋1の他端1b側の上面を吸着する第2上側吸着パッド5と、袋1の他端1b側の下面を吸着する第2下側吸着パッド7とを有している。第2上側吸着パッド5は、上下に移動可能となっている。一方、第2下側吸着パッド7の吸着部は、袋詰めステージ9の表面に固定されている。ワークガイド3、ワークガイド移動機構17、ワーク押さえ8及びワーク受け13は、一端1a側及び他端1b側の両方を広げた袋1の内部に、ワーク2を配置するワーク配置手段を構成している。なお、実施の形態3においては、ワークガイド3の先端部の形状は、滑らかな形状には限定されない。図7(c)に示す+Z方向は上方向、−Z方向は下方向である。
実施の形態3に係る袋詰め装置23の動作について説明する。図8は、実施の形態3に係る袋詰め装置による袋詰め作業の作業工程を示す図である。実施の形態1と同様に、袋詰め装置23は、制御装置40に接続されてワーク2の袋詰め作業を行う。袋詰め作業を行うのに先だって、袋詰めステージ9には袋1が載置される。また、ワークガイド3は、袋1に非挿入となる第1の位置に配置される。袋詰めステージ9の上に袋1が載せられた後、制御装置40は、図8(a)に示すように第1上側吸着パッド4及び第2上側吸着パッド5を下降させ、袋1の一端1a側の上面及び他端1b側の上面を吸着させる。また、制御装置40は、第1下側吸着パッド6及び第2下側吸着パッド7に、袋1の一端1a側の下面及び他端1b側の下面を吸着させる。続いて、制御装置40は、図8(b)に示すように第1上側吸着パッド4及び第2上側吸着パッド5を上昇させ、袋1の一端1a側及び他端1b側を広げ、袋1を全体的に膨らませる。全体的に膨らんだ状態の袋1にワーク2ごとワークガイド3を挿入する以降の動作は実施の形態2と同様である。すなわち、図8(c)から図8(f)の動作は、図6(d)から図6(g)と同様である。
実施の形態3に係る袋詰め装置23は、全体的に膨らんだ状態の袋1に接触させることなくワーク2を挿入するため、エッジ又は突起を有するワーク2であっても、袋1が傷ついたり、破れたりすることなく袋1に袋詰めすることができる。
上記の説明においては、ワークガイド3、ワークガイド移動機構17、ワーク押さえ8及びワーク受け13によってワーク配置手段を構成しているが、ワーク配置手段は上記の構成に限定されない。マニピュレータをワーク配置手段に適用し、マニピュレータでワーク2を把持して袋1の内部に挿入することもできる。
なお、実施の形態1に係る袋詰め装置21に第2上側吸着パッド5及び第2下側吸着パッド7を追加することも可能である。
実施の形態4.
図9は、本発明の実施の形態4に係る袋詰め装置の構成を示す図である。図9(a)は上面図であり、図9(b)は左側面図であり、図9(c)は正面図である。実施の形態4に係る袋詰め装置24は、ブロワ10を備えていることを除いて、実施の形態3に係る袋詰め装置23と同様である。実施の形態3と同様に、袋詰め装置24は、制御装置40に接続されてワーク2の袋詰め作業を行う。図9(c)に示す+Z方向は上方向、−Z方向は下方向である。
実施の形態4に係る袋詰め装置24に接続された制御装置40は、ワークガイド3を袋1に挿入するのに先だって、ブロワ10から袋1の内部に向かって空気を噴射し、ワークガイド3を袋1に挿入し終えたらブロワ10からの空気の噴射を停止する。したがって、ワークガイド3の挿入中に第1上側吸着パッド4と第2上側吸着パッド5との間の部分で袋1が弛んで、ワークガイド3と接触することを防止できる。よって、袋1がワークガイド3又はワーク2と接触して、傷ついたり破れたりすることを防止できる。
なお、実施の形態1に係る袋詰め装置21にブロワを追加することも可能である。
実施の形態5.
図10は、本発明の実施の形態5に係る袋詰め装置の構成を示す図である。図10(a)は上面図であり、図10(b)は左側面図であり、図10(c)は正面図である。実施の形態5に係る袋詰め装置25は、袋1の一端1a側の開口1fの溶着するヒータ11を備えることを除いて、実施の形態4に係る袋詰め装置24と同様である。実施の形態4と同様に、袋詰め装置25は、制御装置40に接続されてワーク2の袋詰め作業を行う。図10(c)に示す+Z方向は上方向、−Z方向は下方向である。ヒータ11には、カートリッジヒータと、カートリッジヒータの温度を測定する温度センサと、温度センサの測定結果に基づいて、カートリッジヒータが設定温度に維持されるようにカートリッジヒータのオンオフを制御する温度制御コントローラと、カートリッジヒータの熱を袋1へ伝えるヘッドプレートとを備えた構成のものを適用可能である。ただし、ヒータ11は、カートリッジヒータ、温度センサ、温度制御コントローラ及びヘッドプレートを備えた構成には限定されない。
実施の形態5に係る袋詰め装置25の動作について説明する。図11は、実施の形態5に係る袋詰め装置による袋詰め作業の作業工程を示す図である。袋1の中にワーク2を袋詰めする手順は、上記実施の形態3で説明した通りである。ただし、上記実施の形態4で説明したように、制御装置40は、ワークガイド3を袋1に挿入するのに先だって、ブロワ10から袋1の内部に向かって空気を噴射し、ワークガイド3を袋1に挿入し終えたらブロワ10からの空気の噴射を停止する。
実施の形態5に係る袋詰め装置25は、ワークガイド3が袋1から引き抜かれた後、制御装置40は、第1上側吸着パッド4を下降させて、袋1の開口1fを閉じた状態で、袋1の一端1a側にヒータ11を押し当て熱溶着しシールする。具体的には、ワークガイド3が袋1から引き抜かれた後、制御装置40は、図11(a)に示すように第1上側吸着パッド4を下降し、袋1の開口1fを閉じる。そして、制御装置40は、図11(b)に示すようにヒータ11を下降し、袋1の開口1fを熱溶着してシールする。さらに、制御装置40は、図11(c)に示すように第1上側吸着パッド4、第2上側吸着パッド5、第1下側吸着パッド6及び第2下側吸着パッド7の吸着を解除し、第1上側吸着パッド4及びヒータ11を上昇させる。
実施の形態5に係る袋詰め装置25は、ワーク2を袋1へ挿入した直後に袋1の開口1fをシールするため、袋内のワーク2の位置が安定し、シールが容易にできる。
なお、ヒータ11は、袋1の開口1fの一部分をシールせず、袋1の内部の空間と袋1の外の空間と繋がったままにすることで、袋1の内の空気は袋1の外へ流れ出ることができる。したがって、袋詰めしたワーク2が占有する空間が大きくなることを防止できる。
ここでは第1上側吸着パッド4に隣接してヒータ11を有する構成について説明したが、第2上側吸着パッド5に隣接して袋1の他端1b側の開口の溶着する別のヒータをさらに設けてもよい。第2上側吸着パッド5に隣接して別のヒータを設けることにより、両端が開口した袋にワーク2を袋詰めすることが可能となる。
なお、実施の形態1に係る袋詰め装置21、実施の形態2に係る袋詰め装置22又は実施の形態3に係る袋詰め装置23にヒータを追加することも可能である。
実施の形態6.
図12は、本発明の実施の形態6に係る袋詰め装置の構成を示す図である。図12(a)は上面図であり、図12(b)は左側面図であり、図12(c)は正面図である。実施の形態6に係る袋詰め装置26は、袋1を複数枚積み重ねて収容した袋供給部12と、第1上側吸着パッド4を袋供給部12と袋詰めステージ9との間で移動させる第1移動機構15と、第2上側吸着パッド5及びワーク受け13を袋供給部12と袋詰めステージ9との間で移動させる第2移動機構16とを有する点で実施の形態5と相違している。第1移動機構15及び第2移動機構16による第1上側吸着パッド4及び第2上側吸着パッド5の移動方向と、ワークガイド移動機構17によるワークガイド3の移動方向とは、上面視で交差している。なお、第1移動機構15及び第2移動機構16による第1上側吸着パッド4及び第2上側吸着パッド5の移動方向と、ワークガイド移動機構17によるワークガイド3の移動方向とは、平行であってもよい。実施の形態5と同様に、袋詰め装置26は、制御装置40に接続されてワーク2の袋詰め作業を行う。図12(c)に示す+Z方向は上方向、−Z方向は下方向である。
実施の形態6に係る袋詰め装置26は、袋供給部12に袋1が複数枚積み重なっており、制御装置40は、一番上の袋1を第1上側吸着パッド4と第2上側吸着パッド5とで吸着させ、第1上側吸着パッド4及び第2上側吸着パッド5を上昇、水平移動及び下降させて袋詰めステージ9上へと供給する。
実施の形態6に係る袋詰め装置26の動作について説明する。図13は、実施の形態6に係る袋詰め装置による袋詰め準備作業の作業工程を示す図である。制御装置40は、図13(a)に示すように、第1上側吸着パッド4及び第2上側吸着パッド5を、第1移動機構15及び第2移動機構16により袋供給部12の上空へ移動させる。そして、制御装置40は、図13(b)に示すように、第1上側吸着パッド4及び第2上側吸着パッド5を下降させ、複数枚積み重なっている袋1のうちの一番上の1枚の上面側を吸着保持させる。続いて、制御装置40は、図13(c)に示すように、第1上側吸着パッド4及び第2上側吸着パッド5を上昇させる。続いて、制御装置40は、図13(d)に示すように、第1上側吸着パッド4及び第2上側吸着パッド5を第1移動機構15及び第2移動機構16により袋詰めステージ9の上空へ移動する。そして、制御装置40は、図13(e)に示すように、第1上側吸着パッド4及び第2上側吸着パッド5を下降させ、第1下側吸着パッド6及び第2下側吸着パッド7で袋1の下面側を吸着保持する。続いて、制御装置40は、図13(f)に示すように、第1上側吸着パッド4及び第2上側吸着パッド5を上昇させ、袋1を広げる。
以降、実施の形態3で説明した手順でワーク2を袋1に袋詰めし、実施の形態5で説明した手順で袋1の開口1fをシールする。なお、上記実施の形態4で説明したように、ワークガイド3を袋1に挿入するのに先だって、ブロワ10から袋1の内部に向かって空気を噴射し、ワークガイド3を袋1に挿入し終えたらブロワ10からの空気の噴射を停止する。袋詰めが完了したワーク2は、把持装置で持ち上げて箱詰めしたり、コンベアで搬送して積み重ねたりすることによって袋詰めステージ9の上からどけることで、別の袋1を袋供給部12から袋詰めステージ9に供給し、ワーク2の袋詰め作業を連続して行うことが可能となる。
なお、袋詰めステージ9への袋1の載置と、袋1へのワーク2の袋詰めとを連続して行わない場合には、袋詰めステージ9に固定の第1下側吸着パッド6と第2下側吸着パッド7とで袋1を吸着した後に、第1上側吸着パッド4及び第2上側吸着パッド5の吸着を解除し、第1上側吸着パッド4及び第2上側吸着パッド5を上昇することで、袋詰めステージ9への袋1の供給が完了しても良い。
実施の形態6に係る袋詰め装置26は、袋詰めステージ9への袋1の載置を自動で行えるため、ワーク2の袋詰め作業の省力化を図れる。
袋供給部12は、ワークガイド3の移動方向に沿って袋詰めステージ9に隣接していてもよい。
なお、実施の形態3に係る袋詰め装置23又は実施の形態4に係る袋詰め装置24に袋供給部、第1移動機構及び第2移動機構を追加することも可能である。
実施の形態7.
図14は、本発明の実施の形態7に係る袋詰め装置の構成を示す図である。実施の形態7に係る袋詰め装置27は、袋1の一端1a寄りの位置で側端1cを検出する第1の袋センサである袋センサ14aと袋1の他端1b寄りの位置で側端1cを検出する第2の袋センサである袋センサ14bとを備えている点で実施の形態6と相違している。実施の形態7では、第1移動機構15及び第2移動機構16による第1上側吸着パッド4及び第2上側吸着パッド5の移動方向と、ワークガイド移動機構17によるワークガイド3の移動方向とは、上面視で交差している。なお、実施の形態7においては、第1移動機構15及び第2移動機構16は、位置制御が可能な駆動機構である。位置制御が可能な駆動機構は、サーボモータを例示できるがこれに限定されない。
実施の形態7に係る袋詰め装置27は、第1移動機構15及び第2移動機構16により袋1を袋詰めステージ9へ搬送する途中で、袋1の側端1cを袋センサ14a,14bで各々検出し、袋センサ14aが側端1cを検出してからの第1移動機構15による第1上側吸着パッド4の移動距離と、袋センサ14bが側端1cを検出してからの第2移動機構16による第2上側吸着パッド5の移動距離とを各々固定値とする。なお、この固定値は、袋センサ14a,14bと袋詰めステージ9との間隔によって定まる。
図15は、実施の形態7に係る袋詰め装置の袋供給部から袋詰めステージへ袋を供給する動作の模式図である。袋供給部12に積まれた袋1の側端1cがワークガイド3の移動方向に対して傾いているものとする。すなわち、袋1の側端1cと袋センサ14aとの距離は、袋1の側端1cと袋センサ14bとの距離よりも長くなっている。図15(a)に示すように、袋センサ14bが側端1cを検出するまでは、第1移動機構15及び第2移動機構16は、第1上側吸着パッド4及び第2上側吸着パッド5を同じ距離D1移動させる。袋センサ4bが側端1cを検出したら、図15(b)に示すように、第1移動機構15は、袋センサ14aが側端1cを検出するまで、第1上側吸着パッド4を距離D2移動させる。なお、第2移動機構16は、第2上側吸着パッド5を移動させない。袋センサ14aが側端1cを検出したら、図15(c)に示すように、第1移動機構15は第1上側吸着パッド4を距離D3移動させ、第2移動機構16は、第2上側吸着パッド5を距離D4移動させる。以上の動作により、袋供給部12に積み重ねて収容されている袋1の位置にばらつきがあっても、袋詰めステージ9の一定の位置に袋1を供給することができ、袋1の位置を安定させることができる。よって、袋供給部12に積まれた袋1の姿勢によらず、ワーク2を確実に袋詰めできる。
上記の説明においては、袋センサ14bが先に側端1cを検出しているが、袋センサ14aが先に側端1cを検出した場合には、袋センサ14bが側端1cを検出するまで第1移動機構15による第1上側吸着パッド4の移動を停止させ、袋センサ14bが側端1cを検出した後に、第1移動機構15によって第1上側吸着パッド4を距離D3移動させるとともに、第2移動機構16によって第2上側吸着パッド5を距離D4移動させれば良い。
袋センサ14a,14bが、ワークガイド3の移動方向と平行に配列されているならば、袋供給部12に積まれた袋1の側面がワークガイド3の移動方向と平行になっていない場合には、袋センサ14a,14bで側端1cを検出してからの搬送距離を等しくすることで、袋1の側面をワークガイド3の移動方向と平行にすることができる。ただし、袋センサ14aが側端1cを検出してからの第1移動機構15による第1上側吸着パッド4の移動距離D3と、袋センサ14bが側端1cを検出してからの第2移動機構16による第2上側吸着パッド5の移動距離D4とは異なっていてもよい。すなわち、ワークガイド3を挿入可能な位置に袋1を安定して配置できるのであれば、距離D3と距離D4とは必ずしも同じでなくても良い。
第1移動機構15及び第2移動機構16による第1上側吸着パッド4及び第2上側吸着パッド5の移動方向と、ワークガイド移動機構17によるワークガイド3の移動方向とは、上面視で交差していればよいが、第1移動機構15及び第2移動機構16による第1上側吸着パッド4及び第2上側吸着パッド5の移動方向と、ワークガイド移動機構17によるワークガイド3の移動方向とのなす角度が直角に近づくほど、袋供給部12から袋詰めステージ9までの袋1の搬送距離が短くなり、袋詰め準備作業に要する時間を短縮することができる。
なお、実施の形態3に係る袋詰め装置23、実施の形態4に係る袋詰め装置24又は実施の形態5に係る袋詰め装置25に袋供給部、第1移動機構、第2移動機構及び袋センサを追加することも可能である。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 袋、1a 一端、1b 他端、1c 側端、1f 開口、2 ワーク、3 ワークガイド、3a 先端部、4 第1上側吸着パッド、5 第2上側吸着パッド、6 第1下側吸着パッド、7 第2下側吸着パッド、8 ワーク押さえ、9 袋詰めステージ、10 ブロワ、11 ヒータ、12 袋供給部、13 ワーク受け、14a,14b 袋センサ、15 第1移動機構、16 第2移動機構、17 ワークガイド移動機構、21,22,23,24,25,26,27 袋詰め装置、31 底面部、31a 先端、32 側壁部、33 スリット、40 制御装置。

Claims (18)

  1. 少なくとも一端側に開口を有する袋にワークを袋詰めする袋詰め装置であって、
    前記袋が載置される袋詰めステージと、
    前記ワークと前記袋との接触を防止する保護部に挟まれたスペースに前記ワークを収容するワークガイドと、
    前記ワークガイドを、前記袋に非挿入の第1の位置と、前記ワーク全体が前記袋の内部に入るまで前記袋に挿入された第2の位置との間で移動させるワークガイド移動機構と、
    前記第2の位置に配置された前記ワークガイド上の前記ワークの移動を規制する移動規制手段とを備え、
    前記ワークガイドは、前記保護部の前記袋への挿入方向の先端部が滑らかな形状であることを特徴とする袋詰め装置。
  2. 前記袋詰めステージ上に載置された前記袋の一端側を広げる第1上側吸着パッド及び第1下側吸着パッドを有することを特徴とする請求項1に記載の袋詰め装置。
  3. 前記保護部は、前記ワークよりも高さが高い壁状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の袋詰め装置。
  4. 前記袋の一端側の前記開口から前記袋の内部に空気を吹き込むブロワを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の袋詰め装置。
  5. 前記袋の他端側を広げる第2上側吸着パッド及び第2下側吸着パッドを有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の袋詰め装置。
  6. 少なくとも一端側に開口を有する袋にワークを袋詰めする袋詰め装置であって、
    前記袋の一端側を広げる第1上側吸着パッド及び第1下側吸着パッドと、
    前記袋の他端側を広げる第2上側吸着パッド及び第2下側吸着パッドと、
    一端側及び他端側の両方を広げた前記袋の内部に、前記ワークを配置するワーク配置手段とを有することを特徴とする袋詰め装置。
  7. 前記袋の一端側の前記開口から前記袋の内部に空気を吹き込むブロワを有することを特徴とする請求項6に記載の袋詰め装置。
  8. 少なくとも一端側に開口を有する袋にワークを袋詰めする袋詰め装置であって、
    前記袋の一端側を広げる第1上側吸着パッド及び第1下側吸着パッドと、
    前記袋の一端側の前記開口から前記袋の内部に空気を吹き込むブロワと、
    一端側を広げ、かつ空気を吹き込んだ前記袋の内部に、前記ワークを配置するワーク配置手段とを有することを特徴とする袋詰め装置。
  9. 前記袋の他端側を広げる第2上側吸着パッド及び第2下側吸着パッドを有することを特徴とする請求項8に記載の袋詰め装置。
  10. 前記ワーク配置手段は、
    前記ワークを収容するスペースを備えたワークガイドと、
    前記ワークガイドを、前記袋に非挿入の第1の位置と、前記ワーク全体が前記袋の内部に入るまで前記袋に挿入した第2の位置との間で移動させるワークガイド移動機構と、
    前記第2の位置に配置された前記ワークガイド上の前記ワークの移動を規制する移動規制手段とを有することを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載の袋詰め装置。
  11. 前記ワークガイドは、前記袋への挿入方向の先端部が滑らかな形状であることを特徴とする請求項10に記載の袋詰め装置。
  12. 前記袋を複数載置する袋供給部と、
    前記第1上側吸着パッドを前記袋詰めステージと前記袋供給部との間で移動させる第1移動機構と、
    前記第2上側吸着パッドを前記袋詰めステージと前記袋供給部との間で移動させる第2移動機構とを有することを特徴とする請求項5から11のいずれか1項に記載の袋詰め装置。
  13. 前記第1移動機構及び前記第2移動機構による前記第1上側吸着パッド及び前記第2上側吸着パッドの移動方向と、前記ワークガイド移動機構による前記ワークガイドの移動方向とは、上面視で直交しており、
    前記第1移動機構及び前記第2移動機構により前記袋供給部から前記袋詰めステージに搬送される前記袋の側端を前記一端寄りの位置で検出する第1の袋センサと前記側端を前記他端寄りの位置で検出する第2の袋センサを備え、
    前記第1の袋センサが前記側端を検出した後の前記第1移動機構による前記第1上側吸着パッドの移動距離と、前記第2の袋センサが前記側端を検出した後の前記第2移動機構による前記第2上側吸着パッドの移動距離とは、各々固定値であることを特徴とする請求項12に記載の袋詰め装置。
  14. 前記袋の一端側の開口の溶着するヒータを有することを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の袋詰め装置。
  15. 前記袋の他端側の開口を溶着するヒータを有することを特徴とする請求項14に記載の袋詰め装置。
  16. 請求項2に記載の袋詰め装置を用いたワークの袋詰め方法であって、
    前記袋詰めステージ上に載置された前記袋の一端側を、前記第1上側吸着パッド及び前記第1下側吸着パッドで広げる工程と、
    前記ワークを載置した前記ワークガイドを前記ワークガイド移動機構で移動させ、前記ワーク全体が前記袋の内部に入るまで前記袋に挿入する工程と、
    前記ワークガイド上の前記ワークの移動を前記移動規制手段で規制する工程と、
    前記ワークガイドを前記ワークガイド移動機構で移動させ、前記ワークを前記袋の内部に残して前記ワークガイドを前記袋から引き抜く工程とを有することを特徴とするワークの袋詰め方法。
  17. 前記ワーク配置手段が、前記ワークを収容するスペースを備えたワークガイドと、前記ワークガイドを、前記袋に非挿入の第1の位置と、前記ワーク全体が前記袋の内部に入るまで前記袋に挿入した第2の位置との間で移動させるワークガイド移動機構と、前記第2の位置に配置された前記ワークガイド上の前記ワークの移動を規制する移動規制手段とを有する請求項6に記載の袋詰め装置を用いたワークの袋詰め方法であって、
    前記袋詰めステージ上に載置された前記袋の一端側及び他端側を前記第1上側吸着パッド、前記第1下側吸着パッド、前記第2上側吸着パッド及び前記第2下側吸着パッドで広げる工程と、
    前記ワークを載置したワークガイドを前記ワークガイド移動機構で移動させ、前記ワーク全体が前記袋の内部に入るまで前記袋に挿入する工程と、
    前記ワークガイド上の前記ワークの移動を前記移動規制手段で規制する工程と、
    前記ワークガイドを前記ワークガイド移動機構で移動させ、前記ワークを前記袋の内部に残して前記ワークガイドを前記袋から引き抜く工程と、
    を有することを特徴とするワークの袋詰め方法。
  18. 前記ワーク配置手段が、前記ワークを収容するスペースを備えたワークガイドと、前記ワークガイドを、前記袋に非挿入の第1の位置と、前記ワーク全体が前記袋の内部に入るまで前記袋に挿入した第2の位置との間で移動させるワークガイド移動機構と、前記第2の位置に配置された前記ワークガイド上の前記ワークの移動を規制する移動規制手段とを有する請求項8に記載の袋詰め装置を用いたワークの袋詰め方法であって、
    前記袋詰めステージ上に載置された前記袋の一端側を前記第1上側吸着パッド及び前記第1下側吸着パッドで広げる工程と、
    前記袋の中にブロワから空気を吹き込む工程と、
    前記ワークを載置したワークガイドを前記ワークガイド移動機構で移動させ、前記ワーク全体が前記袋の内部に入るまで前記袋に挿入する工程と、
    前記ワークガイド上の前記ワークの移動を前記移動規制手段で規制する工程と、
    前記ワークガイドを前記ワークガイド移動機構で移動させ、前記ワークを前記袋の内部に残して前記ワークガイドを前記袋から引き抜く工程と、
    を有することを特徴とするワークの袋詰め方法。
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