JP2017226025A - 電動工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 モータの冷却性能と防塵性及び防水性とを備えた電動工具を提供する。【解決手段】 電動工具1は、モータ4と、モータによって回転されるファン17とを収容し、吸気口15と排気口16とを有するハウジング2と、ハウジング2の外側に位置すると共にハウジング2に着脱自在に設けられ、排気口16と吸気口15とを覆うと共にハウジング2の外側に排気口16と吸気口15とを連通させる風路P1を画定するカバー20と、を有する。【選択図】図2
Description
本発明は、防塵性及び防水性を備えた電動工具に関する。
モータを備えた電動工具において、防水性及び防塵性を向上させるために、放熱板の一部をハウジングの外部に露出させることにより当該ハウジングを密閉する電動工具が知られている。この電動工具では、ファンによってハウジング内に生じた空気が流れる風路を放熱板に接するように設けることによって、モータの駆動によって生じた熱をハウジングの外部に放熱するよう構成されている。
また、ハウジングに設けた吸気口及び排気口を開閉可能とし、粉塵等の異物が多い作業や作業現場では吸気口及び排気口を塞ぐことでハウジング内への異物の侵入を防ぎ、異物が少ない場合には吸気口及び排気口を開放してハウジング内に空気を取りこんでモータを冷却することが行われている。
ハウジングが密閉構造の場合、電動工具の防水性及び防塵性は高いものの、新たな空気を取りこめないことから温まった空気がハウジング内の狭い風路を循環するだけとなり、モータの冷却が不十分となっていた。また、ハウジングに放熱板を嵌め込んでいるため、外力等により放熱板がずれた場合に防水性及び防塵性が低下するおそれがあった。
また、ハウジングの吸気口及び排気口を開閉可能とする場合、異物が多い場合には防水及び防塵性が高いもののモータの冷却が不十分となり、一方、異物が少ない場合にはモータの冷却性は高いものの防水性及び防塵性が不十分となっていた。
そこで、本発明は、冷却性の向上と防水性及び防塵性の向上を両立させた電動工具を提供することを目的とする。また、本発明は、防水性及び防塵性を向上させた電動工具を提供することを目的とする。
本発明の電動工具は、モータと、前記モータによって回転されるファンとを収容し、吸気口と排気口とを有するハウジングと、前記ハウジングの外側に位置すると共に前記ハウジングに着脱自在に設けられ、前記排気口と前記吸気口とを覆うと共に前記ハウジングの外側に前記排気口と前記吸気口とを連通させる風路を画定するカバーと、を有する。
上記構成により、カバーがハウジングの外側に装着されているときにモータの駆動によりファンが回転すると、カバーが排気口及び吸気口を覆っているため、ハウジングの外側に排気口と吸気口とが連通する風路が画定される。従って、ファンによりハウジング内で生じた風は、排気口からハウジングの外に排出されると、当該風路を通過して吸気口を介して再びハウジング内に吸引されてモータを冷却する。すなわち、吸気口及び排気口を介してハウジングの内外を連通する風路を循環する風によってモータを冷却する。また、吸気によってカバーがハウジング側に変形しないよう(ハウジングに接触しないよう)、風路を画定しているため、確実に風を循環することができる。
また、ハウジングの排気口と吸気口とがカバーによって覆われているので、電動工具を、例えば雨天や粉塵などの空気中の異物の多い環境で使用するときに、吸気口や排気口の開口からハウジング内への粉塵や水などの侵入を防ぐことができる。
一方、晴天や粉塵など空気中の異物が少ない環境で使用するときは、カバーをハウジングより外して電動工具を使用する。このとき、連続的に外気がファンの回転により吸気口を介してハウジング内に取りこまれてモータを冷却する。従って、モータの冷却性を向上させることができる。
このように、ハウジングへのカバーの装着の有無によりモータの冷却風の風路を切り替えることができるので、電動工具の使用環境に応じて1台の電動工具でモータの冷却性能と防塵性及び防水性との両立を図ることができる。
好ましくは、前記風路は、前記ハウジングの外側と前記カバーの内側との間に形成された隙間から構成される。当該構成により、風路が確保されるため確実に冷却性能を高めることができる。
好ましくは、前記ハウジングの外側と前記カバーとの間に挿入されて前記風路を外気から分離する第1の封止手段をさらに有する。当該構成により、外気から風路への雨水や塵埃の浸入が妨げられるので、防塵性及び耐水性を高めることができる。
好ましくは、前記カバーは、少なくとも一部がアルミニウムにより形成されている。当該構成により、モータの回転によりハウジング内部に発生した熱をカバーを介して効率良く放熱させることができ、モータの冷却性の向上に寄与する。
好ましくは、前記カバーは、少なくとも一部が弾性材により形成されている。当該構成により、電動工具に与えられる衝撃をカバーの弾性材が吸収するので、電動工具の耐久性を高めることができる。
好ましくは、前記カバーは、第1部材と前記第1部材に接合可能な第2部材とを有し、前記第1部材と前記第2部材との接合により前記風路を画定する。当該構成により、カバーが少なくとも2つの部材に分割されるので、ハウジングに対するカバーの着脱を容易に行うことができる。
好ましくは、前記第1部材と前記第2部材との接合部に第2の封止手段を設けている。当該構成により、第1部材と第2部材との接合部における密閉性が向上されるので、電動工具の防水性及び防塵性を高めることができる。
さらに、本発明の電動工具は、モータと、前記モータによって回転されるファンとを収容し、吸気口と排気口とを有するハウジングと、前記ハウジングの外側に設けられるカバーと、を有し、前記カバーは、第1部材と前記第1部材に接合可能な第2部材とを有し、前記第1部材と前記第2部材とが接合されると、前記排気口と前記吸気口とを覆うと共に前記ハウジングの外側に前記排気口と前記吸気口とを連通させる風路を画定し、前記カバーは、前記第1部材と前記第2部材との接合が解除されると前記吸気口を外気と連通させる。
上記構成により、第1部材と第2部材とが接合した状態でモータが駆動されると、カバーが排気口及び吸気口を覆っているため、ハウジングの外側に排気口と吸気口とを連通する風路が画定される。従って、ファンによってハウジング内で生じた風は、排気口からハウジングの外に排出され、当該風路を通過して吸気口を介して再びハウジング内に吸引されてモータを冷却する。すなわち、吸気口及び排気口を介してハウジングの内外を連通する風路を循環する風によってモータを冷却する。
また、ハウジングの排気口と吸気口とがカバーによって覆われているので、電動工具を、例えば雨天や粉塵などの空気中の異物が多い環境で使用するときに、吸気口や排気口の開口からハウジング内への粉塵や水などの侵入を防ぐことができる。
一方、晴天や空気中の異物が少ない環境で使用するときは、第1部材と第2部材との接合を解除して電動工具を使用する。このとき、吸気口は外気に晒されるので、モータの排熱で温められていない新鮮な外気が連続的にファンの回転により吸気口を介してハウジング内に取りこまれてモータを冷却する。従って、モータの冷却性を向上させることができる。
このように、第1部材と第2部材との接合又はその解除を選択してモータの冷却風の風路を切り替えることができるので、電動工具の使用環境に応じて1台の電動工具でモータの冷却性能と電動工具の防塵性及び防水性との両立を図ることができる。また、風路を確定しないときのカバーの紛失を防止できる。
好ましくは、前記風路は、前記ハウジングの外側と前記カバーの内側との間に形成された隙間から構成される。当該構成により、風路が確保されるため確実に冷却性能を高めることができる。
好ましくは、前記ハウジングの外側と前記カバーとの間に挿入されて前記風路を外気から分離する第1の封止手段をさらに有する。当該構成により、当該構成により、外気から風路への雨水や塵埃の浸入が妨げられるので、防塵性及び耐水性を高めることができる。
好ましくは、前記カバーは、少なくとも一部がアルミニウムにより形成されている。当該構成により、モータの回転によりハウジング内部に発生した熱をカバーを介して効率良く放熱させることができ、モータの冷却性の向上に寄与する。
好ましくは、前記カバーは、少なくとも一部が弾性材により形成されている。当該構成により、電動工具に与えた衝撃をカバーの弾性材が吸収するので、電動工具の耐久性を高めることができる。
好ましくは、前記第1部材と前記第2部材との接合部に第2の封止手段をさらに有する。当該構成により、第1部材と第2部材との接合部における密閉性が向上されるので、電動工具の防水性及び防塵性を高めることができる。
好ましくは、前記カバーは、前記第1部材と前記第2部材との接合が解除されると前記第1部材と前記第2部材とを互いに離れる方向に付勢する付勢手段を有する。当該構成により、第1部材と第2部材との接合の解除に応じて付勢手段が第1部材と第2部材とを互いに離間させて風路を消滅させることができる。従って、風路の切替を容易に行うことができる。
さらに、本発明の電動工具は、モータと、前記モータによって回転されるファンとを収容し、吸気口と排気口とを有するハウジングと、前記ハウジングの外側に位置し、前記排気口と前記吸気口とを覆うカバーと、前記カバーと前記ハウジングとの間に位置し、前記カバー及び前記ハウジングに接触する弾性部材と、を有し、前記弾性部材は、前記ハウジングの外部から前記吸気口又は前記排気口に至る経路を遮断するように配置される。
上記構成により、吸気口又は排気口からハウジング内に異物が侵入することを防止することができる。
好ましくは、弾性部材は、前記吸気口又は前記排気口の周囲に配置される。上記構成により、吸気口と排気口の周囲に弾性部材が設けられることで、吸気口又は排気口からハウジング内に異物が侵入することを防止することができる。
好ましくは、前記弾性部材は、前記吸気口及び前記排気口のうち、前方側に位置する方よりも前方に設けられると共に、前記吸気口及び前記排気口よりも下方に設けられる。また、前記ハウジングの後方側及び上方側は前記カバーによって覆われている。当該構成により、ハウジングの上方及び後方はカバーで覆い、且つ、吸気口又は排気口の前方及び下方を弾性部材でシールすることにより、吸気口及び排気口からハウジング内への異物の侵入を確実に防止することができる。
好ましくは、前記カバーの内側で前記排気口と前記吸気口とを連通させる風路を有し、前記風路は、前記カバーと前記ハウジングとの間に形成された隙間で構成される。当該構成により、風路を確保することができるため、防塵及び防止性を高めつつ冷却性も高めることができる。
本発明の電動工具によれば、1台の電動工具でモータの冷却性能と防塵性及び防水性との両立を図ることができるという効果を奏する。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
(第1の実施の形態)
(第1の実施の形態)
図1に示されるように、電動工具の一例であるインパクトドライバ1は、樹脂製のハウジング2とハンマケース3とを備える。ハウジング2は、前後方向に延びる略円筒形の胴体部2aと、胴体部2aに側面視略T字状を成すように連結されたハンドル部2bとを有する。図2に示されるように、胴体部2aの後方側にモータ4を収容し、胴体部2aの前方側に、モータ4の回転を減速させる減速機構部として機能する遊星歯車機構5と、ハンマケース3とを収容する。ハンマケース3の内部には、遊星歯車機構5によって減速させたモータ4の回転を回転打撃力に変換して不図示の先端工具に伝達する打撃機構6が収容されている。
なお、図1において、ハンドル部2bに対して胴体部2aが設けられている側を上方向とし、反対側を下方向と定義する。また、ハンマケース3が設けられている側を前方とし、その反対側を後方と定義する。図3に示されるように、後方から前方から見た左右方向をそれぞれ左方向、右方向と定義する。
ハウジング2のハンドル部2bには、上部にトリガ7を有するスイッチ8が、下部にバッテリ受け部9がそれぞれ設けられている。ハンドル部2bの下端には、充電可能な電源であるバッテリBTがバッテリ受け部9に着脱可能に装着される。
インパクトドライバ1において、作業者がトリガ7をON操作すると、スイッチ8がONされ、モータ4が起動する。モータ4が起動すると、モータ4の出力軸4aの回転は、遊星歯車機構5によって減速されてスピンドル10に伝達され、スピンドル10が所定の速度で回転される。スピンドル10は、カム機構によってハンマ11と連結されており、カム機構によって連結されたスピンドル10及びハンマ11が打撃機構6として機能する。スピンドル10とハンマ11とを連結するカム機構は、スピンドル10の外周面に形成されたV字状のスピンドルカム溝10aと、ハンマ11の内周面に形成されたV字状のハンマカム溝11aと、スピンドルカム溝10a及びハンマカム溝11aに係合するボール12と、スプリング13とを備えている。
ハンマ11は、スプリング13によって常に先端方向(前方)に付勢されており、静止時にはボール12とカム溝10a、11aとの係合によって、アンビル14の端面と隙間を隔てた位置にある。ハンマ11とアンビル14の相対向する回転平面上の2箇所には、凸部がそれぞれ対称位置に形成されている。アンビル14には、先端工具が着脱可能に装着される。
前述のようにスピンドル10が所定の速度で回転すると、スピンドル10の回転は、カム機構を介してハンマ11に伝達され、ハンマ11が半回転しないうちに、ハンマ11の凸部がアンビル14の凸部に係合して、アンビル14が回転される。そして、このときの係合反力によってハンマ11とスプリング13との間に相対回転が生じると、ハンマ11は、カム機構のスピンドルカム溝10aに沿ってスプリング13を圧縮しながらモータ4側へと後退動を始める。
ハンマ11の後退動によって、ハンマ11の凸部がアンビル14の凸部を乗り越えて両者の係合が解除されると、ハンマ11は、スピンドル10の回転力に加えて、スプリング13が圧縮されて生じる弾性エネルギーとカム機構の作用とによって回転方向及び前方に急速に加速されつつ、スプリング13の付勢力によって前方、すなわちアンビル14側へと移動され、ハンマ11の凸部がアンビル14の凸部に再び係合して一体的に回転し始める。このとき、強力な回転打撃力がアンビル14に加えられるため、アンビル14に装着された先端工具を介して不図示のねじに回転打撃力が伝達される。以後、同様の動作が繰り返されて先端工具からねじに回転打撃力が間欠的に繰返し伝達され、ねじが木材等の不図示の被締付材にねじ込まれる。
又、ハウジング2の胴体部2aの後端部及び後部側面には冷却風を吸引するための吸気口15が、胴体部2aの両側部及び上部には冷却風を排出する排気口16が形成されている。モータ4の出力軸4aと共に回転するファン17によって冷却風が吸気口15からハウジング2内に吸引される。ハウジング2内に吸引された冷却風は、モータ4を通過して冷却した後前方へと流れ、排気口16からハウジング2の外へ排出される。
また、インパクトドライバ1は、カバー20を有し、ハウジング2の胴体部2aの外側に取り付けられる。なお、カバー20を第1の実施の形態とする。カバー20は、本実施の形態では、熱伝導率の高いアルミニウム製である。カバー20は、図3及び図4に示されるように、内部に胴体部2aを収容可能な略円筒形状を有し、接合部21A、21Bを介して左右に分割される2つ割りカバーであり、右カバー20Aと左カバー20Bとから構成される。右カバー20A及び左カバー20Bは、図4に示されるように、ハウジング2の胴体部2aを包み込むように、それぞれの接合部21A、21Bの近傍に設けられ互いに対応する結合部22A,22Bをボルト及びナットを利用して突き合わせて結合すると、ハウジング2に装着される。接合部21A、21Bは、それぞれ平坦に形成され、右カバー20Aと左カバー20Bとを突き合わせると、接合部21A、21Bは互いに接合する。接合部21A、21Bの密閉性を高めるためにその表面に封止材を第2の封止手段として封止材26A,26Bをそれぞれ設けることもできる。一方、結合部22A,22Bによる結合を解除すれば、カバー20をハウジング2から外すことができる。
図5に、右カバー20Aの(a)側面図、(b)正面図及び(c)斜視図を示す。右カバー20Aの内面の前方側及び下方側には、胴体部2aの外周面とカバー20との間隙を埋めるために、例えばゴムやシリコンからなる封止材23A,24A,25Aが固着されている。封止材23A,24A,25Aは、第1の封止手段の一例である。また、封止材23A,24Aは、弾性部材の一例でもある。なお、左カバー20Bの内面の前方及び下方、又は接合部21A、21Bの接合面にも、右カバー20Aと同様に封止材(不図示)が固着されている。
カバー20は、ハウジング2に装着されると、図2及び図6に示されるように、吸気口15及び排気口16を覆いつつも、カバー20内面は、吸気口15及び排気口16から離れて位置する。従って、カバー20の内面とハウジング2の外周面との間で、排気口16から吸気口15に連通する風路P1が画定される。なお、風路P1は、カバー20の周縁部に設けられた封止材23A,24A,25Aが障害となって外気から分離される。
次に、インパクトドライバ1の動作について以下に説明する。
インパクトドライバ1において、作業者がトリガ7をON操作すると、スイッチ8がONされてモータ4が起動し、先端工具からねじに回転打撃力が間欠的に繰返し伝達されて、ねじが木材等の被締付材にねじ込まれる。
このとき、ハウジング2にカバー20が装着されていると、図6の矢印Aに示されるように、ファン17の回転により吸気口15から胴体部2aの内部に空気が取りこまれ、この空気は、モータ4を通過してモータ4を冷却した後、排気口16から風路P1に排出される。風路P1は外気から分離されるとともにファン17が連続して回転しているので、排気口16から排出された風は、吸気口15に向けて風路P1に沿って流れて、吸気口15から再び胴体部2aに吸引される。すなわち、ハウジング2の外側の風路P1と胴体部2aの内側の風路とを風が循環してモータ4を冷却する。風路P1と風路とによって形成される風路は、胴体部2aの内部のみで風を循環させる風路に比較して風量を多くすることができるので、モータ4の冷却性を高くすることができる。
また、吸気口15及び排気口16がカバー20で覆われ外気から分離されているために、外気に含まれる粉塵や水滴などが吸気口15及び排気口16を介してハウジング2内部へ浸入することを防止することができる。従って、インパクトドライバ1の防塵性及び耐水性を向上させることができる。
一方、図7に示されるように、カバー20を外した状態でインパクトドライバ1を操作する時は、ファン17の回転により吸気口15から外気が胴体部2aの内部に取りこまれ、この外気はモータ4を通過してモータ4を冷却した後、排気口16からハウジング2の外部に排出される。このため、インパクトドライバ1は、モータ4の排熱で温められていない外気を連続して胴体部2aの内部に取りこみモータ4を冷却させることができるので、モータ4を効率良く冷却することができる。
このように、ハウジング2に対するカバー20の着脱により、インパクトドライバ1の動作時にモータ4を冷却するために形成される冷却風の風路を切り替えることができる。すなわち、インパクトドライバ1の使用環境によってカバー20装着の有無を選択できるため、1台のインパクトドライバ1でモータ4の冷却性と防塵性及び耐水性との両方を両立させることができる。
例えば、雨天や粉塵の多い環境などでインパクトドライバ1を使用するときは、ハウジング2にカバー20を装着してカバー20内部に冷却風の風路を画定してインパクトドライバ1による作業を行い、外部からハウジング2への水滴や粉塵などの異物の侵入を防止する。
一方、晴天や粉塵の少ない環境でインパクトドライバ1を使用するときは、カバー20をハウジング2より外して作業を行うことができる。このとき、ハウジング2内部の風路は外気と連通して外気を継続的にモータの冷却に用いることができるため、冷却性を高くできる。
また、本実施の形態では、カバー20はアルミ製で熱伝導率が高いため、ハウジングの内部に発生したモータの熱を効率良く放熱させることができる。特に、雨天のときの使用では、雨によるカバー20の冷却効果も加わり、モータ4を効率良く冷却できる。
なお、本実施の形態では、カバー20はアルミ製としたが、アルミニウムに代えて合成樹脂製とすることもできる。カバー20を合成樹脂にて作成する場合、アルミニウム製のカバーに比べて軽量になるので、インパクトドライバ1そのものを軽量化して、操作性を高めることができる。
(第2の実施の形態)
次に、カバーの第2の実施の形態を図8から図10を参照して説明する。図8及び図9に示されるように、カバー120は、ゴム等の弾性部材からなる。カバー120は、内部に胴体部2aを収容可能とすると共に前方が開口した略円筒形状を有し、ハウジング2の胴体部2aの外周面とは間隙を介して胴体部2aに装着される。カバー120は装着されると、図10に示されるように、吸気口15及び排気口16を覆いつつも、カバー120内面は、吸気口15及び排気口16から離れて位置する。従って、カバー120の内面とハウジング2の外周面との間で、排気口16から吸気口15に連通する風路P2が画定される。
次に、カバーの第2の実施の形態を図8から図10を参照して説明する。図8及び図9に示されるように、カバー120は、ゴム等の弾性部材からなる。カバー120は、内部に胴体部2aを収容可能とすると共に前方が開口した略円筒形状を有し、ハウジング2の胴体部2aの外周面とは間隙を介して胴体部2aに装着される。カバー120は装着されると、図10に示されるように、吸気口15及び排気口16を覆いつつも、カバー120内面は、吸気口15及び排気口16から離れて位置する。従って、カバー120の内面とハウジング2の外周面との間で、排気口16から吸気口15に連通する風路P2が画定される。
また、カバー120の開口端部120A近傍には、図10に示されるように、内周面側に突出してハウジング2の外周面と接触する肉厚部120Bが形成されている。従って、風路P2は、肉厚部120Bが障害となって外気から分離される。
インパクトドライバ1の動作時にカバー120がハウジング2に装着されていると、図10の矢印Bに示されるように、ファン17の回転により吸気口15から胴体部2aの内部に空気が取りこまれ、この空気は、モータ4を通過してモータ4を冷却した後、排気口16から風路P2に排出される。風路P2は外気から分離されているので、排気口16から排出された風は、吸気口15に向けて風路P2に沿って流れて、吸気口15から再び胴体部2aに吸引される。すなわち、ハウジング2の外側の風路P2と胴体部2aの内側の風路とを風が循環してモータ4を冷却する。風路P2と風路とによって形成される風路は、胴体部2aの内部のみで風を循環させる風路に比較して風量を多くすることができるので、モータ4の冷却性を高くすることができる。
また、吸気口15及び排気口16がカバー120で覆われ外気から分離されているために、外気に含まれる粉塵や水滴などが吸気口15及び排気口16を介してハウジング2内部へ浸入することを防止することができる。従って、インパクトドライバ1の防塵性及び耐水性を向上させることができる。
一方、カバー120を外した状態でのインパクトドライバ1の動作時のモータ4を冷却する風の風路については、第1の実施の形態のカバー20を外した状態と同じであるため、詳細な説明は省略する。
このように、ハウジング2に対するカバー120の着脱により、インパクトドライバ1の動作時にモータ4を冷却するために形成される冷却風の風路を切り替えることができる。すなわち、インパクトドライバ1の使用環境によってカバー120装着の有無を選択できるため、1台のインパクトドライバ1でモータ4の冷却性と防塵性及び耐水性との両方を両立させることができる。
例えば、雨天や粉塵の多い環境などでインパクトドライバ1を使用するときは、ハウジング2にカバー120を装着してカバー120内部に冷却風の風路を画定してインパクトドライバ1による作業を行い、外部からハウジング2への水滴や粉塵などの異物の侵入を防止する。
一方、晴天や粉塵の少ない環境でインパクトドライバ1を使用するときは、カバー120をハウジング2より外して作業を行うことができる。このとき、ハウジング2内部の風路は外気と連通して外気を継続的にモータの冷却に用いることができるため、冷却性を高くできる。
また、本実施の形態では、カバー120は弾性部材から構成されているため、不意にインパクトドライバ1に作用する衝撃をカバー120が吸収するため、インパクトドライバ1の耐久性を向上させることができる。また、吸気口や排気口からのモータやファンの回転音の漏れを低減することもでき、低騒音化を図ることもできる。
(第3の実施の形態)
次に、カバーの第3の実施の形態を図11及び図12を参照して以下に説明する。図11及び図12に示されるように、カバー220は、内部に胴体部2aを収容可能な略円筒形状で左右に分割される2つ割りカバーであり、接合部221A,221Bを境にして左右対称なアルミニウム製の右カバー220Aと左カバー220Bとから構成される。右カバー220A及び左カバー220Bは、図11に示されるように、ハウジング2の胴体部2aを包み込むように、それぞれの接合部近傍に設けられ互いに対応する結合部222A,222Bをボルト及びナットを利用して突き合わせて結合すると、ハウジング2に装着される。一方、結合部222A,222Bによる結合を解除すれば、カバー20をハウジング2から外すことができる。
次に、カバーの第3の実施の形態を図11及び図12を参照して以下に説明する。図11及び図12に示されるように、カバー220は、内部に胴体部2aを収容可能な略円筒形状で左右に分割される2つ割りカバーであり、接合部221A,221Bを境にして左右対称なアルミニウム製の右カバー220Aと左カバー220Bとから構成される。右カバー220A及び左カバー220Bは、図11に示されるように、ハウジング2の胴体部2aを包み込むように、それぞれの接合部近傍に設けられ互いに対応する結合部222A,222Bをボルト及びナットを利用して突き合わせて結合すると、ハウジング2に装着される。一方、結合部222A,222Bによる結合を解除すれば、カバー20をハウジング2から外すことができる。
カバー220は、第1の実施の形態のカバー20と同様に、カバー220A、220Bの内面の前方側及び下方側には、胴体部2aの外周面とカバー220との間隙を埋めるために、例えばゴムやシリコンからなる封止材223A,224Aが固着されている。なお、図11及び図12には、右カバー220Aに取り付けられる封止材223A,224Aのみが示されているが、左カバー220Bにも同様な封止材が取り付けられている。
また、カバー220には、後端部を含む後側部分の外周面に、ゴム等の弾性部材からなる衝撃吸収部225が一体的に取り付けられている。
カバー220をハウジング2へ装着したとき又は外したときにハウジング2の外周面とカバー220内面との間に形成されるモータ4の冷却風の風路は、第1及び第2の実施の形態と同じであり、第1及び第2の実施の形態と同じ効果を奏する。
さらに、アルミニウム製のカバー220に弾性部材からなる衝撃吸収部225が一体的に取り付けられていることによって、インパクトドライバ1は、アルミニウムの高い熱伝導率を生かした放熱性と、弾性部材による衝撃吸収性とを備えることができる。
(第4の実施の形態)
次に、カバーの第4の実施の形態を図13から図15を参照して以下に説明する。図13から図15に示されるように、カバー320は、内部に胴体部2aを収容可能な略円筒形状で左右に分割される2つ割りカバーであり、アルミニウム製の右カバー320Aと左カバー320Bと、下部結合部321と、上部結合部322とを有する。
次に、カバーの第4の実施の形態を図13から図15を参照して以下に説明する。図13から図15に示されるように、カバー320は、内部に胴体部2aを収容可能な略円筒形状で左右に分割される2つ割りカバーであり、アルミニウム製の右カバー320Aと左カバー320Bと、下部結合部321と、上部結合部322とを有する。
下部結合部321は、右カバー320A及び左カバー320Bの各々の下端部から左右方向に外方に向けて延びる管状の連結部323A,323Bと、ハウジング2の胴体部2aに設けられてスライドバー324が貫通する貫通孔(不図示)と、スライドバー324と、止め輪325と、コイルバネ326とからなる。連結部323A,323Bは、内面をスライドバー324が挿通可能に設けられている。スライドバー324は、左右方向に延びる円柱形状を有し、長手方向の一端部には抜け止め部324Aが、他端部には溝324Bが形成されている。右カバー320A及び左カバー320Bを突き合わせた後、スライドバー324は、他端部が例えば順に左カバー320Bの連結部323B、ハウジング2の胴体部2a、及び対応する右カバー320Aの連結部323Aを挿通し、他端部の溝324Bに止め輪325を係止することにより、カバー320をハウジング2に取り付けられるようになっている。コイルバネ326は、胴体部2aの外周面とカバー32内面との間のスライドバー324に嵌装される。コイルバネ326は、付勢手段の一例である。
上部結合部322は、右カバー320A及び左カバー320Bの上端部に設けられた突合片327A,327Bと、右カバー320A及び左カバー320Bの突合片327A,327Bが互いに突き合わせられたときのその状態を維持するために両突合片327A,327Bに係合されるスナップ部328とを備えている。スナップ部328を摺動させて同時に突合片327A,327Bに係止させると、カバー320はハウジング2に装着される。
なお、カバー320は、カバー320A、320Bの内面の前方側及び下方側には、胴体部2aの外周面とカバー320との間隙を埋めるために、例えばゴムやシリコンからなる封止材(不図示)が固着されている。
インパクトドライバ1を動作するときであって、ハウジング2に対するカバー320の装着が必要なときは、右カバー320A及び左カバー320Bを互いに突き合わせて、スナップ部328を同時に突合片327A,327Bに係止させる。この動作によって、胴体部2aの吸気口15及び排気口16はカバー320によって覆われつつもカバー320内面は、吸気口15及び排気口16から離れて位置する。従って、カバー320の内面とハウジング2の胴体部2aの外周面との間で、排気口16から吸気口15に連通する風路が画定される。なお、風路は、カバー320の前方開口縁部に設けられた封止材が障害となって外気から分離される。この状態で、ファン17の回転により吸気口15から胴体部2aの内部に空気が取りこまれ、この空気は、モータ4を通過してモータ4を冷却した後、排気口16から風路に排出される。風路は外気から分離されているので、排気口16から排出された風は、風路に沿って吸気口15に向けて流れて、吸気口15から再び胴体部2aに吸引される。すなわち、ハウジング2の外側の風路と胴体部2aの内側の風路とを風が循環してモータ4を冷却する。風路と風路とによって形成される風路は、胴体部2aの内部のみで風を循環させる風路に比較して風量を多くすることができるので、モータ4の冷却性を高くすることができる。
また、吸気口15及び排気口16がカバー320で覆われ外気から分離されているために、外気に含まれる粉塵や水滴などが吸気口15及び排気口16を介してハウジング2内部へ浸入することを防止することができる。従って、インパクトドライバ1の防塵性及び耐水性を向上させることができる。
一方、インパクトドライバ1の動作時に、ハウジング2よりカバー320を外すときは、スナップ部328を摺動させて突合片327A,327Bとの係止を解除すると、図14に示されるように、コイルバネ326の弾性力により胴体部2aより右カバー320A及び左カバー320Bのそれぞれが離間される。右カバー320A及び左カバー320Bの互いの離間に伴い、カバー320内面とハウジング外周面との間で排気口16と吸気口15とを連通させていた風路は、外気に開放される。この状態では、ファン17の回転により吸気口15から外気が胴体部2aの内部に取りこまれ、取りこまれた外気はモータ4を通過してモータ4を冷却した後、排気口16からハウジング2の外部に排出される。従って、外気により連続してモータ4を冷却できるので、モータ4の冷却性が向上する。
なお、カバーによってハンマケース3を覆うことも可能であるが、ハンマケース3で発生する熱を逃がすためにハンマケース3は露出させることが好ましい。排気口又は吸気口より前方側及び下方側をゴムで覆い、ハウジングの後方及び上方はカバーで覆うことで、吸気口及び排気口からハウジング内への異物の侵入を確実に防止することができる。なお、吸気口及び排気口を直接ゴムで覆う構成でも良い。
なお、防塵や防水を図るために電動工具全体を布やビニールで覆うことも考えられる。しかしながら、布やビニールは、破れ易く、吸気口にくっついてしまい冷却風路を確保できず防塵及び防水と冷却の両立は困難である。更に、バッテリを着脱する際にはその都度、布やビニールを外す必要があり使い勝手が悪い。また、ハンドル部には作業者の手が滑り難くするための設けられたエラストマを無駄にしてしまう。更に、バッテリの残量表示や電動工具の駆動モードの表示部がある場合には見にくくなってしまう。これに対して上記した実施の形態では、これらの問題を解決することができ、防塵及び防水と冷却を両立することができる。
上記構成により、カバー320内面とハウジング外周面との間において、排気口16と吸気口15とを連通させる風路の開放及び閉塞をワンタッチで切り替えることができる。
なお、上記の実施の形態において、カバーが取り付けられる電動工具としてインパクトドライバを例に説明したが、インパクトレンチなどの電動工具にも適用することができる。
1 インパクトドライバ
2 ハウジング
4 モータ
15 吸気口
16 排気口
17 ファン
20、120、220、320 カバー
2 ハウジング
4 モータ
15 吸気口
16 排気口
17 ファン
20、120、220、320 カバー
Claims (19)
- モータと、前記モータによって回転されるファンとを収容し、吸気口と排気口とを有するハウジングと、
前記ハウジングの外側に位置すると共に前記ハウジングに着脱自在に設けられ、前記排気口と前記吸気口とを覆うと共に前記ハウジングの外側に前記排気口と前記吸気口とを連通させる風路を画定するカバーと、
を有することを特徴とする電動工具。 - 前記風路は、前記ハウジングの外側と前記カバーの内側との間に形成された隙間から構成されることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
- 前記ハウジングの外側と前記カバーとの間に挿入されて前記風路を外気から分離する第1の封止手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
- 前記カバーは、少なくとも一部がアルミニウムにより形成されていることを特徴とする請求項1から3の何れか一に記載の電動工具。
- 前記カバーは、少なくとも一部が弾性材により形成されていることを特徴とする請求項1から4の何れか一に記載の電動工具。
- 前記カバーは、第1部材と前記第1部材に接合可能な第2部材とを有し、前記第1部材と前記第2部材との接合により前記風路を画定することを特徴とする請求項1から5の何れか一に記載の電動工具。
- 前記第1部材と前記第2部材との接合部に第2の封止手段を設けたことを特徴とする請求項6に記載の電動工具。
- モータと、前記モータによって回転されるファンとを収容し、吸気口と排気口とを有するハウジングと、
前記ハウジングの外側に設けられるカバーと、
を有し、
前記カバーは、第1部材と前記第1部材に接合可能な第2部材とを有し、前記第1部材と前記第2部材とが接合されると、前記排気口と前記吸気口とを覆うと共に前記ハウジングの外側に前記排気口と前記吸気口とを連通させる風路を画定し、
前記カバーは、前記第1部材と前記第2部材との接合が解除されると前記吸気口を外気と連通させることを特徴とする電動工具。 - 前記風路は、前記ハウジングの外側と前記カバーの内側との間に形成された隙間から構成されることを特徴とする請求項8に記載の電動工具。
- 前記ハウジングの外側と前記カバーとの間に挿入されて前記風路を外気から分離する第1の封止手段をさらに有することを特徴とする請求項8又は9に記載の電動工具。
- 前記カバーは、少なくとも一部がアルミニウムにより形成されていることを特徴とする請求項8から10の何れか一に記載の電動工具。
- 前記カバーは、少なくとも一部が弾性材により形成されていることを特徴とする請求項8から11の何れか一に記載の電動工具。
- 前記第1部材と前記第2部材との接合部に第2の封止手段をさらに有することを特徴とする請求項8に記載の電動工具。
- 前記カバーは、前記第1部材と前記第2部材との接合が解除されると前記第1部材と前記第2部材とを互いに離れる方向に付勢する付勢手段を有することを特徴とする請求項8又は13に記載の電動工具。
- モータと、前記モータによって回転されるファンとを収容し、吸気口と排気口とを有するハウジングと、
前記ハウジングの外側に位置し、前記排気口と前記吸気口とを覆うカバーと、
前記カバーと前記ハウジングとの間に位置し、前記カバー及び前記ハウジングに接触する弾性部材と、
を有し、
前記弾性部材は、前記ハウジングの外部から前記吸気口又は前記排気口に至る経路を遮断するように配置されることを特徴とする電動工具。 - 前記弾性部材は、前記吸気口又は前記排気口の周囲に配置されることを特徴とする請求項15に記載の電動工具。
- 前記弾性部材は、前記吸気口及び前記排気口のうち、前方側に位置する方よりも前方に設けられると共に、前記吸気口及び前記排気口よりも下方に設けられることを特徴とする請求項15に記載の電動工具。
- 前記ハウジングの後方側及び上方側は前記カバーによって覆われていることを特徴とする請求項17に記載の電動工具。
- 前記カバーの内側で前記排気口と前記吸気口とを連通させる風路を有し、
前記風路は、前記カバーと前記ハウジングとの間に形成された隙間で構成されることを特徴とする請求項15から18の何れか一に記載の電動工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016121941A JP2017226025A (ja) | 2016-06-20 | 2016-06-20 | 電動工具 |
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JP2016121941A JP2017226025A (ja) | 2016-06-20 | 2016-06-20 | 電動工具 |
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Family Applications (1)
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JP2016121941A Pending JP2017226025A (ja) | 2016-06-20 | 2016-06-20 | 電動工具 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3778130A1 (de) | 2019-08-12 | 2021-02-17 | Metabowerke GmbH | Gehäuse für ein elektrohandwerkzeuggerät |
JP2021115673A (ja) * | 2020-01-27 | 2021-08-10 | 工機ホールディングス株式会社 | 作業工具 |
-
2016
- 2016-06-20 JP JP2016121941A patent/JP2017226025A/ja active Pending
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EP3778130A1 (de) | 2019-08-12 | 2021-02-17 | Metabowerke GmbH | Gehäuse für ein elektrohandwerkzeuggerät |
DE102019121699A1 (de) * | 2019-08-12 | 2021-02-18 | Metabowerke Gmbh | Gehäuse für ein Elektrohandwerkzeuggerät |
DE102019121699B4 (de) | 2019-08-12 | 2023-02-16 | Metabowerke Gmbh | Gehäuse für ein Elektrohandwerkzeuggerät |
JP2021115673A (ja) * | 2020-01-27 | 2021-08-10 | 工機ホールディングス株式会社 | 作業工具 |
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