JP2017225040A - 管理システム、無線端末及びプログラム - Google Patents

管理システム、無線端末及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2017225040A
JP2017225040A JP2016120110A JP2016120110A JP2017225040A JP 2017225040 A JP2017225040 A JP 2017225040A JP 2016120110 A JP2016120110 A JP 2016120110A JP 2016120110 A JP2016120110 A JP 2016120110A JP 2017225040 A JP2017225040 A JP 2017225040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless
terminal
control signal
wireless communication
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016120110A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6729035B2 (ja
Inventor
真由子 上野
Mayuko Ueno
真由子 上野
久保田 修司
Shuji Kubota
修司 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2016120110A priority Critical patent/JP6729035B2/ja
Publication of JP2017225040A publication Critical patent/JP2017225040A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6729035B2 publication Critical patent/JP6729035B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】端末管理を効率的に行うとともに、グループ分けの状況を管理することが可能な管理システム、無線端末及びプログラムを提供する。【解決手段】ユーザが所持する無線端末では、他の無線端末から受信した制御信号の電波強度に基づき、当該制御信号を送信した前記他の無線端末との間の距離を算出し、前記距離が閾値以内となった前記他の無線端末の端末識別子を検出し、前記検出された前記他の無線端末の端末識別子と、自己の無線端末の端末識別子とを含んだ検出結果情報を管理装置に送信し、前記管理装置では、前記検出結果情報に含まれた前記端末識別子に基づいて、当該端末識別子の前記無線端末をグループ分けして管理する。【選択図】図5

Description

本発明は、管理システム、無線端末及びプログラムに関する。
近年、大学の教員等の講師による講義の事前準備、講義中若しくは事後の作業において、従来、手作業等のため非効率的であった作業を改善する取り組みが行われている。例えば、従来の学生の出席管理は、教員による点呼や紙媒体である出席カードを配布し出席者の氏名等を記入させ回収する方法が採用されていたが、手作業による出欠の集計作業が教員や講義運営側の負担となっている。
そこで、従来、出席者の無線端末とBluetooth(登録商標)通信を行う無線アクセスポイントを教室等に分散配置し、当該無線アクセスポイントで受信した電波強度に基づいて、各無線端末の現在位置を推定し、出席管理を行う技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、従来、講義場所の天井(照明器具)にIMES(Indoor MEssaging System)の配信装置を取り付け、当該配信装置によりユーザが所有する通信端末の位置情報をRFID(Radio Frequency IDentification)等で取得することで、出席状況を管理する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、近年では、講師が一方向的に講義を行うのではなく、生徒たちが主体的に参加し課題を解決する力を養うアクティブラーニングと呼ばれる講義方法が導入されている。このアクティブラーニングでは、複数の生徒をグループに分けて議論やグループワーク等を行わせることが一般的である。そのため、どの生徒が誰とグループを組んだかを管理することが可能な技術が要求されている。
ところで、Bluetooth(登録商標)通信では、通信距離が大きくなると検出される電波強度が低下するため、位置精度に誤差が生じる可能性がある。そのため、上記した特許文献1では、位置精度を向上するため、複数台の無線アクセスポイントを教室内に分散して配置しなければならず、コストが嵩むという問題がある。また、上記した特許文献2においても、配信装置の通信範囲は狭いため、複数台の配信装置をそれぞれの照明器具に取り付けなければならず、コストが嵩むという問題がある。また、上記した従来技術では、どの生徒が誰とグループを組んだかを管理することはできず、アクティブラーニングを行う上で、更なる改善の余地がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、端末管理を効率的に行うとともに、グループ分けの状況を管理することが可能な管理システム、無線端末及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、無線端末と、当該無線端末を管理する管理装置とを有する管理システムであって、前記無線端末は、第1の無線通信方式を用いて前記管理装置と無線通信を行う第1の無線通信手段と、前記第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式を用いて、他の無線端末と無線通信を行う第2の無線通信手段と、前記第2の無線通信手段を介して前記他の無線端末から送信された前記制御信号を受信する制御信号受信手段と、前記制御信号受信手段が受信した前記制御信号の電波強度に基づいて、当該制御信号を送信した前記他の無線端末との間の距離を算出する算出手段と、前記算出手段が算出した距離のうち、当該距離が閾値以内となった前記他の無線端末の端末識別子を検出する検出手段と、前記検出手段で検出された前記他の無線端末の端末識別子と、前記自己の無線端末の端末識別子とを含んだ検出結果情報を、前記第1の無線通信手段を介して前記管理装置に送信する送信手段と、を備え、前記管理装置は、前記無線端末の各々から送信された前記検出結果情報を受信する受信手段と、前記検出結果情報に含まれた前記端末識別子に基づいて、当該端末識別子の前記無線端末をグループ分けして管理する管理手段と、を備える。
本発明によれば、端末管理を効率的に行うとともに、グループ分けの状況を管理することができる。
図1は、実施形態に係る管理システムのシステム構成の一例を模式的に示す図である。 図2は、実施形態に係る無線端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る無線APのハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る無線端末、無線AP及び管理サーバの機能構成の一例を示すブロック図である。 図6は、実施形態に係る無線APの動作の一例を説明するためのシーケンス図である。 図7は、実施形態に係る管理情報のデータ構成の一例を模式的に示す図である。 図8は、実施形態の無線端末で実行される検出結果送信処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、実施形態の管理サーバで実行される管理処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、実施形態の管理サーバで実行される管理処理の他の例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る管理システム、無線端末及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、本発明の管理システム、無線端末及びプログラムを講義やイベント(以下、総称して講義という)の出席者が集う大学等の施設に適用した例について説明するが、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係る管理システム10のシステム構成の一例を模式的に示す図である。図1に示すように、管理システム10は、無線端末100_1〜100_5と、無線AP(アクセスポイント)200と、管理サーバ300とを有する。以下の説明では、無線端末100−1〜100−5を各々区別する必要がない場合は、単に無線端末100と称する。なお、無線端末100及び無線AP200の個数は、図1の例に限定されないものとする。
無線端末100と無線AP200とは、第1の無線通信方式に準拠した無線通信により接続される。無線端末100と無線AP200とは、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11規格の無線LANに従った方式で接続される。また、無線端末100同士は、第2の無線通信方式に準拠した近距離用の無線通信により接続される。無線端末100同士は、例えば、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)等の無線通信方式で接続される。また、無線AP200と管理サーバ300とは、有線又は無線通信(第1の無線通信方式)により接続される。なお、第1の無線通信方式は、第2の無線通信方式よりも通信距離が長いものとすることが好ましい。
無線端末100は、講義に出席予定のユーザ(例えば、学生等)の各々が所持する携帯型の無線端末装置である。無線端末100は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)等の移動端末や、ノート型PC(Personal Computer)等である。
無線AP200は、第1の無線通信方式による通信のアクセスポイント(基地局)等である。無線AP200は、例えば、講義が行われる施設内等に設けられる。管理サーバ300は、ユーザの出席状況を管理するサーバ装置である。管理サーバ300は、例えば、講義が行われる施設内や当該施設の外部に設けられる。また、管理サーバ300は、講師が操作するPC等で実現されてもよい。
以下、上述した管理システム10を構成する各装置について説明する。
図2は、無線端末100のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、無線端末100は、CPU(Central Processing Unit)等の制御部101と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等の記憶部102と、第1の無線通信部103と、第2の無線通信部104とを備える。
制御部101は、RAMの所定領域を作業領域とし、ROM等の記憶装置に予め記憶された各種プログラムとの協働により各種処理を実行することで、無線端末100を構成する各部の動作を統括的に制御する。
第1の無線通信部103は、第1の無線通信方式に準拠した通信インタフェース及びその通信制御部を有する。第1の無線通信部103は、無線AP200との間で通信を確立し、各種データの送受信を行う。
第2の無線通信部104は、第2の無線通信方式に準拠した通信インタフェース及びその通信制御部を有する。第2の無線通信部104は、自己の無線端末100周辺の他の無線端末100(第2の無線通信部104)との間で通信を確立し、各種データの送受信を行う。より詳細には、第2の無線通信部104は、ビーコン信号と呼ばれる制御信号を送受信する。本実施形態では、ビーコン信号は、主に無線端末100間の位置関係の特定に用いられる。なお、ビーコン信号には、例えば、UUID(Universally Unique Identifier)やMACアドレス等の、送信元の無線端末100を識別可能な端末識別子が含まれるものとする。
図3は、無線AP200のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示すように、無線AP200は、CPU等の制御部201と、ROMやRAM等の記憶部202と、無線通信部203と、有線通信部204とを備える。
制御部201は、RAMの所定領域を作業領域とし、ROM等の記憶装置に予め記憶された各種プログラムとの協働により各種処理を実行することで、無線AP200を構成する各部の動作を統括的に制御する。
無線通信部203は、第1の無線通信方式に準拠した通信インタフェース及びその通信制御部を有する。無線通信部203は、無線端末100の各々と通信を確立し、各種データの授受を行う。有線通信部204は、有線LAN用の通信インタフェース及びその通信制御部を有する。有線通信部204は、インターネット等のネットワークを介して、管理サーバ300との間で各種データの送受信を行う。なお、本実施形態では、無線AP200は、有線通信部204を介して管理サーバ300にアクセス可能な構成としたが、これに限らず、無線通信部203を介して管理サーバ300にアクセス可能な構成としてもよい。
図4は、管理サーバ300のハードウェア構成の一例を示す図である。図4に示すように、管理サーバ300は、CPU等の制御部301と、ROMやRAM等の記憶部302と、有線通信部303と、SSDやHDD等の補助記憶部304と、ディスプレイ等の表示部305と、マウス、キーボード、タッチパネル等の入力部306とを備える。なお、有線通信部303、補助記憶部304、表示部305及び入力部306は、内蔵されていても外付けであってもどちらでもよい。
制御部301は、RAMの所定領域を作業領域とし、ROMや補助記憶部304等の記憶装置に予め記憶された各種プログラムとの協働により各種処理を実行することで、管理サーバ300を構成する各部の動作を統括的に制御する。
有線通信部303は、有線LAN用の通信インタフェース及びその通信制御部を有する。有線通信部303は、インターネット等のネットワークを介して、無線AP200との間で各種データの送受信を行う。
補助記憶部304は、制御部301が実行する各種プログラムや、各種設定情報を記憶する。また、補助記憶部304は、各ユーザの出席状況を管理するための管理情報3041を記憶する。なお、管理情報3041については後述する。
図5は、無線端末100、無線AP200及び管理サーバ300の機能構成の一例を示すブロック図である。図5に示すように、無線AP200は、切替指示送信部251と、検出結果転送部252とを機能部として備える。これら機能部の一部又は全ては、CPUと、ROMに記憶されたプログラムとの協働によりRAM上に実現されるソフトウェア構成としてもよい。また、これら機能部の一部又は全ては、各機能を実現するよう設計された一又は複数の処理回路(例えば、無線通信部203、有線通信部204等)によって実現されるハードウェア構成としてもよい。
切替指示送信部251は、無線通信部203と協働することで、無線端末100の各々に対し、ビーコン信号の送信又は受信を指示する切替指示信号を送信する。例えば、切替指示送信部251は、通信が確立した無線端末100の各々に対し、ビーコン信号の送信を指示する切替指示信号を所定時間間隔(例えば、5秒間隔)で順繰りに送信する。
ここで、図6は、無線AP200(切替指示送信部251)の動作の一例を説明するためのシーケンス図である。なお、図6では、図1に示した無線端末100(100_1〜100_5)の各々を送信対象とした例を示している。
まず、切替指示送信部251は、無線端末100_1に対し、ビーコン信号の送信を指示する切替指示信号を送信する(ステップS11)。無線端末100_1では、ビーコン信号の送信を指示する切替指示信号を受信すると、ビーコン信号の送信を開始する(ステップS12)。このとき、無線端末100_2〜100_5は、ビーコン信号の受信を行うものとする。なお、切替指示送信部251は、無線端末100_2〜100_5に対し、ビーコン信号の受信を指示する切替指示信号を明示的に送信する構成としてもよい。
切替指示送信部251は、無線端末100_1への送信後、5秒が経過すると、無線端末100_2にビーコン信号の送信を指示する切替指示信号を送信する(ステップS13)。これに伴い、無線端末100_2では、ビーコン信号の送信を開始する(ステップS14)。なお、無線端末100間でビーコン信号の送信時期が重ならないよう調整することが好ましい。例えば、切替指示送信部251は、無線端末100_2にビーコン信号の送信を指示する切替指示信号を送信する前に、ビーコン信号の受信を指示する切替指示信号を無線端末100_1に送信してもよい。
続いて、切替指示送信部251は、無線端末100_3〜100_5の各々に、ビーコン信号の送信を指示する切替指示信号を5秒毎に順次送信することで(ステップS15、S17、S19)、無線端末100_3〜100_5の各々からビーコン信号が順繰りに送信される(ステップS16、S18、S20)。そして、切替指示送信部251は、無線端末100_5への送信後、5秒が経過すると、無線端末100_1にビーコン信号の送信を指示する切替指示信号を再び送信することで(ステップS21)、無線端末100_1からビーコン信号が送信される(ステップS22)。以降同様に、切替指示送信部251は、無線端末100_1〜100_5の各々に対し、ビーコン信号の送信を指示する切替指示信号を順次送信する。
図5に戻り、検出結果転送部252は、無線通信部203と協働することで、無線端末100の各々から送信された検出結果情報を受信する。また、検出結果転送部252は、有線通信部204と協働することで、無線端末100の各々から受信した検出結果情報を、管理サーバ300に送信(転送)する。なお、検出結果情報については後述する。
一方、無線端末100は、図5に示すように、切替指示受信部151と、ビーコン送受信切替部152と、ビーコン送信部153と、ビーコン受信部154と、電波強度計測部155と、グループ検出部156と、検出結果送信部157とを備える。これら機能部の一部又は全ては、CPUと、ROMに記憶されたプログラムとの協働によりRAM上に実現されるソフトウェア構成としてもよい。また、これら機能部の一部又は全ては、各機能を実現するよう設計された一又は複数の処理回路(例えば、第1の無線通信部103、第2の無線通信部104等)によって実現されるハードウェア構成としてもよい。
切替指示受信部151は、第1の無線通信部103と協働することで、無線AP200から送信された切替指示信号を受信する。
ビーコン送受信切替部152は、切替指示受信部151が受信した切替指示信号に基づいて、ビーコン送信部153及びビーコン受信部154の何れか一方が動作するよう送受信の切り替えを行う。具体的には、ビーコン送受信切替部152は、切替指示信号がビーコン信号の送信を指示する場合に、ビーコン送信部153を動作させる。また、ビーコン送受信切替部152は、切替指示信号がビーコン信号の受信を指示する場合に、ビーコン受信部154を動作させる。なお、ビーコン送受信切替部152は、切替指示信号がビーコン信号の送信を指示する場合に、次にビーコン信号の受信を指示する切替指示信号を受信するまでビーコン送信部153を動作させてもよいし、所定の回数(例えば、3回等)ビーコン信号を送信させた後、ビーコン受信部154に切り替えてもよい。
ビーコン送信部153は、第2の無線通信部104と協働することで、他の無線端末100にビーコン信号を送信(ブロードキャスト)する。具体的には、ビーコン送信部153は、ビーコン送受信切替部152の動作指示に応じて、他の無線端末100にビーコン信号を送信する。ここで、送信するビーコン信号の規格は特に問わず、例えば、iBeacon(登録商標)のAdvertiseパケットとしてもよい。
ビーコン受信部154は、第2の無線通信部104と協働することで、他の無線端末100から送信されたビーコン信号を受信する。具体的には、ビーコン受信部154は、ビーコン送受信切替部152の動作指示に応じて、他の無線端末100から送信されたビーコン信号を受信する。
電波強度計測部155は、第2の無線通信部104と協働することで、ビーコン受信部154で受信されたビーコン信号の電波強度を計測する。また、電波強度計測部155は、計測したビーコン信号の電波強度に基づいて、そのビーコン信号を送信した他の無線端末100との距離を算出する。一般的に、自由空間では受信した電波強度は距離の二乗に反比例して減衰していく。電波強度計測部155は、上記した電波強度の特性に基づき、自己の無線端末100と他の無線端末100との距離を算出する。
グループ検出部156は、電波強度計測部155で算出された距離に基づいて、自端末にビーコン信号を送信した他の無線端末100の中から、自端末のユーザと同一のグループに属する他のユーザの無線端末100を検出する。具体的には、グループ検出部156は、受信したビーコン信号の中から、電波強度計測部155で算出された距離が閾値以内(例えば、2m以内)となるビーコン信号の送信元(他の無線端末100)を検出する。
例えば、近年では、教員から一方向的に講義を行うのではなく、生徒たちが主体的に参加し課題を解決する力を養うアクティブラーニングと呼ばれる講義方法が導入されている。このアクティブラーニングでは、複数の生徒をグループに分けて議論やグループワーク等を行わせることが一般的である。このような場合、グループ検出部156の検出に係る閾値をグループの規模に応じた値に設定することで、自端末のユーザと同一グループに属する他のユーザの無線端末100(他の無線端末100)を、グループ検出部156によって検出することができる。つまり、グループ検出部156は、電波強度計測部155で算出された距離に基づき、ビーコン信号を送信した他の無線端末100の中から、自端末のユーザと同一のグループに属する他のユーザの無線端末100を検出する。
なお、グループ検出部156が検出を行うタイミングは、特に問わないものとする。例えば、グループ検出部156は、ビーコン受信部154が他の無線端末100からビーコン信号を受信する度に検出を行ってもよい。また、例えば、グループ検出部156は、自端末がビーコン信号の送信を指示する切替指示信号を受信してから、次にビーコン信号の送信を指示する切替指示信号を受信するまでの間等、所定の時間間隔で検出を行ってもよい。
検出結果送信部157は、グループ検出部156で同一のグループに属すると判定された他の無線端末100の端末識別子(以下、所属識別子という)を、自端末の端末識別子(以下、送信元識別子という)と対応付けた検出結果情報を生成する。そして、検出結果送信部157は、第1の無線通信部103と協働することで、生成した検出結果情報を無線AP200に送信する。ここで、所属識別子は、他の無線端末100から受信したビーコン信号に含まれた端末識別子を用いることができる。また、送信元識別子は、第2の無線通信部104の端末識別子を用いることができる。
なお、受信した全てのビーコン信号についての距離が閾値を上回る等の理由により、グループ検出部156で所属識別子の検出が行われなかった場合であっても、検出結果送信部157は、検出結果情報を生成し送信する構成としてもよい。この場合、検出結果送信部157は、送信元識別子のみを含んだ検出結果情報を生成し、送信を行うものとする。
検出結果送信部157により送信された検出結果情報は、上述した無線AP200の検出結果転送部252により、管理サーバ300に転送される。
管理サーバ300は、図5に示すように、検出結果受信部351と、管理部352とを備える。これら機能部の一部又は全ては、CPUと、ROMに記憶されたプログラムとの協働によりRAM上に実現されるソフトウェア構成としてもよい。また、これら機能部の一部又は全ては、各機能を実現するよう設計された一又は複数の処理回路(例えば、有線通信部303等)によって実現されるハードウェア構成としてもよい。
検出結果受信部351は、有線通信部303と協働することで、無線AP200から送信された検出結果情報を受信する。ここで、検出結果情報には、上述したように送信元識別子と、この送信元識別子と同一グループに属すると判定された他の無線端末100の所属識別子とが含まれる。
管理部352は、検出結果受信部351が受信した検出結果情報に基づいて、各ユーザの出席状況を管理する。具体的には、管理部352は、補助記憶部304に記憶された管理情報3041を用いて、各ユーザの出席状況やグループ分けの状況を管理する。
図7は、管理情報3041のデータ構成の一例を模式的に示す図である。図7に示すように、管理情報3041は、各無線端末100の端末識別子(100_1〜100_5)と、当該端末識別子の無線端末100を所持するユーザのユーザ情報とを対応付けて記憶する。ユーザ情報は、例えば、ユーザの氏名や学年、学籍番号等、ユーザに関する情報が含まれる。また、管理情報3041は、無線端末100の端末識別子に対応付けて、出席を示す出席情報が登録される出席欄と、同一グループのメンバーを識別するためのグループ識別子が登録されるグループ欄とを記憶する。
管理部352は、検出結果受信部351を介し検出結果情報を取得すると、その検出結果情報に含まれた送信元識別子に対応するユーザを管理情報3041から検索し、そのユーザの出席欄に出席情報を登録する。図6では、出席情報を丸印で示した例を示している。また、管理部352は、検出結果情報に含まれた送信元識別子及び所属識別子に対応するユーザを管理情報3041から検索し、そのユーザのグループ欄に、同一グループであることを示すグループ識別子を登録する。図7では、図1に示した無線端末100のグループ分けの状況を示しており、端末識別子100_1、100_2のグループ識別子を「G1」で、端末識別子100_3〜100_5のグループ識別子を「G2」で示した例を示している。なお、複数のグループに属するようなユーザ(端末識別子)については、それら各グループのグループ識別子をグループ欄に登録してもよい。
管理部352が検出結果情報を取得するタイミングや取得回数は、特に問わないものとする。例えば、管理部352は、講義の開始直後の10分間や講義の終了直前の10分間等に検出結果情報を取得してもよい。また、例えば、管理部352は、講義が開催されている間、所定時間間隔(例えば10分間隔)で検出結果情報を取得してもよい。
なお、講義の開始時刻及び終了時刻は予め設定されているとし、管理部352は、図示しないRTC(Real Time Clock)等の計時手段と協働することで、講義中か否かを判別できるものとする。
また、管理情報3041への出席情報及びグループ情報の登録については、種々の条件を設定することが可能である。以下、代表的な2つの条件を設定した場合の例について説明する。
まず、第1の条件として、グループの構成人数に条件(閾値)を設定する例について説明する。例えば、講義において、3人以上のユーザでグループ分けしてグループワークを行うような場合、このグループワークに参加しないユーザは欠席とみなすことが好ましい。そこで、所定の人数以上のメンバー(端末識別子)が検出結果情報に含まれることを条件に、出席情報及びグループ識別子を登録するよう設定してもよい。
この場合、管理部352は、検出結果情報に含まれた端末識別子(所属識別子)の個数が閾値以上(例えば2以上)か否かを判定する。管理部352は、所属識別子の個数が閾値以上の場合に、グループに属していると判定し、管理情報3041に出席情報及びグループ識別子を登録する。例えば、所属識別子の個数を3以上とした場合、図1に示した端末識別子100_3〜100_5のグループは出席となるが、端末識別子100_1、100_2のグループは出席と見なされないことになる。
なお、グループの構成人数が閾値未満の場合であっても、グループ識別子のみを未登録とし、出席情報は登録する構成としてもよい。また、グループの構成人数に上限値と下限値とを設定し、この上限値と下限値との範囲内にある場合に、登録を行う構成としてもよい。
次に、第2の条件として、出席やグループに属していると判定する判定回数に条件(閾値)を設定する例について説明する。例えば、アクティブラーニングを行う講義において、講義の開始直後に出席及びグループ分けの状況を確認したユーザが、講義に参加せずに途中で退出するような場合がある。このような場合、退出したユーザは偽装出席となるため、欠席とすることが好ましい。そこで、講義が開催されている間に、出席状況やグループ分けの確認を複数回行い、所定の回数(閾値)以上確認できたことを条件に、出席情報及びグループ識別子を登録するよう設定してもよい。
この場合、管理部352は、講義が開催されている間中、検出結果受信部351を介して検出結果情報を取得する。そして、管理部352は、出席予定の各ユーザ(送信元識別子)について、出席やグループに属していると判定した判定回数が閾値以上(例えば、5回以上)となったことを条件に、出席情報及びグループ識別子の登録を行う。
また、管理サーバ300の制御部301は、入力部306等を介した操作に応じて、管理情報3041を表示部305等に出力させる。講義の講師は、出力された管理情報3041を参照することで、各ユーザの出席状況及びグループ分けの状況を容易に確認することができる。なお、管理情報3041の出力方法は特に問わず、管理サーバ300から、講師が所持する端末装置(図示せず)に管理情報3041を送信(出力)する構成としてもよい。
以下、上記した管理システム10の動作について説明する。まず、図8を参照して、無線端末100の動作について説明する。ここで、図8は、無線端末100で実行される検出結果送信処理の一例を示すフローチャートである。
まず、切替指示受信部151は、無線AP200から切替指示信号を受信するまで待機する(ステップS31;No)。なお、ビーコン送受信切替部152は、切替指示信号を待機している間、ステップS34に移行することで、ビーコン信号の受信を行うようビーコン受信部154を動作させる構成としてもよい。
切替指示受信部151が切替指示信号を受信すると(ステップS31;Yes)、ビーコン送受信切替部152は、その切替指示信号がビーコン信号の送信を指示するものか否かを判定する(ステップS32)。切替指示信号がビーコン信号の送信を指示する場合(ステップS32;Yes)、ビーコン送受信切替部152は、ビーコン送信部153を動作させることで、他の無線端末100に向けてビーコン信号を所定回数(例えば3回)送信させ(ステップS33)、ステップS34に移行する。
一方、切替指示信号がビーコン信号の受信を指示する場合(ステップS32;No)、ビーコン送受信切替部152は、ステップS34に移行する。ステップS34では、ビーコン送受信切替部152は、ビーコン受信部154を動作させることで、他の無線端末100から送信されたビーコン信号を受信させる(ステップS34)。
ビーコン受信部154は、他の無線端末100からビーコン信号を受信したか否かを判定し(ステップS35)、受信していない場合には(ステップS35;No)、ステップS31に戻る。ビーコン受信部154がビーコン信号を受信すると(ステップS35;Yes)、電波強度計測部155は、そのビーコン信号の電波強度から当該ビーコン信号の送信した他の無線端末100との距離を算出する(ステップS36)。次いで、グループ検出部156は、ステップS36で算出された距離に基づき、その距離が閾値以内となるビーコン信号の送信元を検出する(ステップS37)。
そして、検出結果送信部157は、ステップS37の検出結果を示す検出結果情報を、無線AP200に送信し(ステップS38)、ステップS31に戻る。無線AP200に送信された検出結果情報は、当該無線AP200により管理サーバ300に転送(送信)される。
次に、図9、図10を参照して、管理サーバ300の動作について説明する。ここで、図9は、管理サーバ300で実行される管理処理の一例を示すフローチャートである。なお、図9は、上述した第1の条件を設定した場合の動作を示している。
まず、講義に開始時刻に達すると(ステップS41)、検出結果受信部351は、無線AP200から送信される検出結果情報を受信する(ステップS42)。次いで、管理部352は、検出結果情報に含まれた所属識別子の個数が閾値以上か否かを判定する(ステップS43)。
所属識別子の個数が閾値以上の場合(ステップS43;Yes)、管理部352は、その検出結果情報に含まれた送信元識別子(無線端末100)のユーザが講義に出席していると判定する(ステップS44)。そして、管理部352は、検出結果情報に基づいて、出席情報及びグループ識別子を管理情報3041に登録した後(ステップS45)、本処理を終了する。具体的には、管理部352は、検出結果情報に含まれた送信元識別子に対応する出席欄に出席情報を登録するとともに、検出結果情報に含まれた送信元識別子及び所属識別子に対応するグループ欄に同一グループを表すグループ識別子を登録する。
また、所属識別子の個数が閾値未満の場合(ステップS43;No)、管理部352は、その検出結果情報に含まれた送信元識別子(無線端末100)のユーザが講義に出席していないと判定し(ステップS46)、本処理を終了する。
この図9の管理処理により、管理システム10は、講義に参加しているユーザのうち、グループの構成人数が閾値以上となるユーザを出席として管理する。これにより、管理システム10は、複数のユーザを所定人数(閾値)以上にグループ分けしてグループワークを行うような場合に、その教室内に存在するがグループワークに参加していないユーザを欠席として取り扱うことができる。
また、図10は、管理サーバ300で実行される管理処理の他の例を示すフローチャートである。図10は、上述した第2の条件を設定した場合の動作を示している。
まず、講義の開始時刻に達すると(ステップS51)、検出結果受信部351は、無線AP200から検出結果情報の受信を開始する(ステップS52)。次いで、管理部352は、検出結果情報に含まれた所属識別子の個数に基づき、送信元識別子のユーザがグループに属しているか否かを判定する(ステップS53)。ここで、所属識別子の個数が閾値未満の場合、管理部352は、グループに属していないと判定し(ステップS53;No)、ステップS58に移行する。
一方、所属識別子の個数が閾値以上の場合、管理部352は、グループに属していると判定し(ステップS53;Yes)、その判定回数を1インクリメントする(ステップS54)。なお、判定回数の計数は、送信元識別子毎に行われるものとする。
続いて、管理部352は、ステップS52で受信した検出結果情報に含まれる送信元識別子について、グループに属していると判定した判定回数が閾値(例えば、5回)以上か否かを判定する(ステップS55)。
判定回数が閾値以上の場合(ステップS55;Yes)、管理部352は、その検出結果情報に含まれた送信元識別子(無線端末100)のユーザが講義に出席していると判定する(ステップS56)。そして、管理部352は、検出結果情報に基づいて、出席情報及びグループ識別子を管理情報3041に登録し(ステップS57)、本処理を終了する。具体的には、管理部352は、検出結果情報に含まれた送信元識別子に対応する出席欄に出席情報を登録するとともに、検出結果情報に含まれた送信元識別子及び所属識別子に対応するグループ欄に同一グループを表すグループ識別子を登録する。
また、ステップS55において、判定回数が閾値未満の場合(ステップS55;No)、管理部352は、ステップS58に移行する。このステップS58では、管理部352は、講義の終了時間に達したか否かを判定する。
終了時間に達していない場合(ステップS58;No)、管理部352は、ステップS52に処理を戻し、検出結果情報の受信を継続する。また、終了時間に達したと判定した場合には(ステップS58;Yes)、管理部352は、その検出結果情報に含まれた送信元識別子(無線端末100)のユーザが講義に出席していないと判定し(ステップS59)、本処理を終了する。
この図10の管理処理により、管理システム10は、グループに属していると判定した判定回数が閾値以上となったユーザを出席として管理する。これにより、管理システム10は、講義の開始直後に退出するようなユーザを欠席として取り扱うことができるため、偽装出席を防止することができる。
以上のように、本実施形態の管理システム10は、無線端末100の各々が有する通信機能(第2の無線通信部)を用いて、各ユーザの出席状況やグループ分けの状況を示す検出結果情報を取得し、当該検出結果情報に基づいてユーザ(無線端末100)の管理を行う。これにより、管理システム10では、講義が行われる施設内に特別な通信装置を設置することなく、各ユーザの出席状況やグループ分けの状況を取得することができるため、各ユーザの出席状況やグループ分けの状況を効率的に管理することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、無線AP200の切替指示送信部251が、切替指示信号の送信を制御する構成としたが、これに限らず、他の装置が無線AP200を制御することで、無線AP200から切替指示信号を送信させてもよい。具体的には、管理サーバ300の管理部352が切替指示送信部251と協働することで、講義の開催時間の間、無線AP200から切替指示信号を送信するよう制御してもよい。また、管理サーバ300の管理部352が切替指示送信部251の機能を備えることで、管理部352が、講義の開催時間の間、無線AP200を介して切替指示信号を送信する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、管理装置に対応する無線AP200と管理サーバ300とを別体としたが、これに限らず、一体としてもよい。この場合、無線AP200は、管理サーバ300に内蔵されてもよいし、USB(Universal Serial Bus)等の接続ケーブルを介して管理サーバ300に外付けされてもよい。
また、上記実施形態の各装置、管理システムで実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでフロッピー(登録商標)ディスク、CD(Compact Disc)、CD−R(Compact Disc-Recordable)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、SDメモリカード(SD memory card)、USBメモリ(Universal Serial Bus memory)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
また、上記実施形態の各装置、管理システムで実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせること等により提供するように構成してもよい。
10 管理システム
100 無線端末
101 制御部
102 記憶部
103 第1の無線通信部
104 第2の無線通信部
151 切替指示受信部
152 ビーコン送受信切替部
153 ビーコン送信部
154 ビーコン受信部
155 電波強度計測部
156 グループ検出部
157 検出結果送信部
200 無線AP
251 切替指示送信部
252 検出結果転送部
300 管理サーバ
351 検出結果受信部
特許5873236号公報 特開2014−115936号公報

Claims (10)

  1. 無線端末と、当該無線端末を管理する管理装置とを有する管理システムであって、
    前記無線端末は、
    第1の無線通信方式を用いて前記管理装置と無線通信を行う第1の無線通信手段と、
    前記第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式を用いて、他の無線端末と無線通信を行う第2の無線通信手段と、
    前記第2の無線通信手段を介して前記他の無線端末から送信された前記制御信号を受信する制御信号受信手段と、
    前記制御信号受信手段が受信した前記制御信号の電波強度に基づいて、当該制御信号を送信した前記他の無線端末との間の距離を算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した距離のうち、当該距離が閾値以内となった前記他の無線端末の端末識別子を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出された前記他の無線端末の端末識別子と、前記自己の無線端末の端末識別子とを含んだ検出結果情報を、前記第1の無線通信手段を介して前記管理装置に送信する送信手段と、
    を備え、
    前記管理装置は、
    前記無線端末の各々から送信された前記検出結果情報を受信する受信手段と、
    前記検出結果情報に含まれた前記端末識別子に基づいて、当該端末識別子の前記無線端末をグループ分けして管理する管理手段と、
    を備える管理システム。
  2. 前記管理手段は、前記検出結果情報に含まれた前記端末識別子の前記無線端末を同一のグループに属していると判定する請求項1に記載の管理システム。
  3. 前記管理手段は、前記検出結果情報に含まれた前記端末識別子の個数が閾値以上の場合に、当該端末識別子の前記無線端末を同一のグループに属していると判定する請求項1又は2に記載の管理システム。
  4. 前記管理手段は、グループに属していると所定の回数判定した前記無線端末に対応するユーザを出席として管理する請求項2又は3に記載の管理システム。
  5. 前記管理装置は、前記無線端末の各々に対し、前記制御信号の送信と受信とを切り替えるための切替指示信号を送信する切替指示送信手段を更に備え、
    前記無線端末は、前記第2の無線通信手段を介して前記他の無線端末に制御信号を送信する制御信号送信手段と、前記第1の無線通信手段を介して受信した前記切替指示信号に応じて、前記制御信号送信手段及び前記制御信号受信手段の動作を切り替える切替手段を更に備える請求項1〜4の何れか一項に記載の管理システム。
  6. 前記切替指示送信手段は、前記無線端末の各々に前記制御信号の送信を指示する前記切替指示信号を順繰りに送信する請求項5に記載の管理システム。
  7. 第1の無線通信方式を用いて管理装置と無線通信を行う第1の無線通信手段と、
    前記第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式を用いて、他の無線端末と無線通信を行う第2の無線通信手段と、
    前記第2の無線通信手段を介して前記他の無線端末から送信された前記制御信号を受信する制御信号受信手段と、
    前記制御信号受信手段が受信した前記制御信号の電波強度に基づいて、当該制御信号を送信した前記他の無線端末との間の距離を算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した距離のうち、当該距離が閾値以内となった前記他の無線端末の端末識別子を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出された前記他の無線端末の端末識別子と、前記自己の無線端末の端末識別子とを含んだ検出結果情報を、前記第1の無線通信手段を介して前記管理装置に送信する送信手段と、
    を備える無線端末。
  8. 前記第1の無線通信手段を介して前記管理装置から受信した切替指示信号に応じて、前記制御信号送信手段及び前記制御信号受信手段の動作を切り替える切替手段を更に備える請求項7に記載の無線端末。
  9. 前記切替手段は、前記制御信号の送信を指示する前記切替指示信号に応じて、前記制御信号送信手段により前記制御信号を所定時間の間送信させた後、前記制御信号受信手段による前記制御信号の受信に動作を切り替える請求項8に記載の無線端末。
  10. 第1の無線通信方式を用いて管理装置と無線通信を行う第1の無線通信手段と、前記第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式を用いて、他の無線端末と無線通信を行う第2の無線通信手段と、を備える無線端末のコンピュータを、
    前記第2の無線通信手段を介して前記他の無線端末から送信された前記制御信号を受信する制御信号受信手段と、
    前記制御信号受信手段が受信した前記制御信号の電波強度に基づいて、当該制御信号を送信した前記他の無線端末との間の距離を算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した距離のうち、当該距離が閾値以内となった前記他の無線端末の端末識別子を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出された前記他の無線端末の端末識別子と、前記自己の無線端末の端末識別子とを含んだ検出結果情報を、前記第1の無線通信手段を介して前記管理装置に送信する送信手段と、
    して機能させるためのプログラム。
JP2016120110A 2016-06-16 2016-06-16 管理システム、無線端末及びプログラム Active JP6729035B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016120110A JP6729035B2 (ja) 2016-06-16 2016-06-16 管理システム、無線端末及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016120110A JP6729035B2 (ja) 2016-06-16 2016-06-16 管理システム、無線端末及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017225040A true JP2017225040A (ja) 2017-12-21
JP6729035B2 JP6729035B2 (ja) 2020-07-22

Family

ID=60688578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016120110A Active JP6729035B2 (ja) 2016-06-16 2016-06-16 管理システム、無線端末及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6729035B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015095017A (ja) * 2013-11-11 2015-05-18 カーネルソフト株式会社 携帯情報機器による出欠管理システム
JP2016012916A (ja) * 2014-06-06 2016-01-21 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015095017A (ja) * 2013-11-11 2015-05-18 カーネルソフト株式会社 携帯情報機器による出欠管理システム
JP2016012916A (ja) * 2014-06-06 2016-01-21 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6729035B2 (ja) 2020-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9338586B2 (en) Tracking and communicating with short-range communication devices
US9325827B2 (en) Method and apparatus for providing services via a modular smart illumination device
KR102144046B1 (ko) 전자장치들간 연결 방법 및 장치
US9503893B2 (en) Communication management system, relay device, communication control system, communication system, communication method, and recording medium storing communication control program
US11792608B2 (en) Electronic location determination and tracking system with virtual beacon clustering
KR20160063041A (ko) 근접 서비스 데이터 송신 방법 및 그 전자 장치
EP3196792A1 (en) Biometric authentication system, biometric authentication processing device, biometric authentication method, biometric information acquisition terminal, and information terminal
US20160192151A1 (en) Mobile device tracking with peer-to-peer mobile device network
JP2014115936A (ja) 講義支援サーバ、講義支援システム及び講義支援プログラム
JP2020053074A (ja) Iot対話システム
KR20140053071A (ko) 출석체크 시스템 및 그 제공방법
US20170013397A1 (en) Information processing apparatus, information providing method, and information providing system
JP2019164759A (ja) 情報処理システム、情報処理装置及び情報処理プログラム
WO2017122029A1 (en) Monitoring system
US20180255446A1 (en) Remote access to an accessory device
KR20150094921A (ko) Xidstory 앱과 근거리 통신 기능을 이용한 출석 체크 방법
JP6729035B2 (ja) 管理システム、無線端末及びプログラム
US9961505B2 (en) Radio communication terminal and radio communication method
US20130101104A1 (en) Method and a system for establishing a communication channel between a predetermined number of selected devices and a device and a server arranged for use in the system
US20160174147A1 (en) Access point selection for mobile device positioning
JP2017146796A (ja) 情報送信システム、プログラム、情報送信方法
JP2013196024A (ja) マッチングサービス提供装置、マッチングサービス提供方法
US20150271278A1 (en) Display device connected to network, display system and storage medium
WO2015015916A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および情報処理システム
US20220163615A1 (en) Method and apparatus for in-house rf-based collaborative localization with automated data collection

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200602

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200615

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6729035

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151