JP2017224916A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像機能を維持したまま、撮像装置の中で主要な熱発生源の1つである無線通信部を止め、熱発生源を減らした状態で、別の無線で接続することにより、熱の発生を抑制しつつ無線接続を維持して、画像転送を自動で再開することを可能にした無線通信機能を備える撮像装置を提供する。【解決手段】撮像手段と第1の無線通信手段が同時に動作している時に、撮像手段で撮像した画像情報を第1の無線通信手段で転送し、温度検出手段が第1の所定の温度を検出したら、撮像手段の動作を止めることなく、第1の無線通信手段の動作を停止させ、温度検出手段が第2の所定の温度を検出したら、第2の無線通信手段で、第1の無線通信手段で再接続するための情報を伝送し、第1の無線通信手段で再接続して、画像情報を転送する。【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置に関し、特に複数の無線通信部を備えた撮像装置に関する。
従来、無線LANを利用する無線通信システムを備えた装置において、無線通信部は動作時に発熱量が大きく、発生した熱の影響で装置が誤動作してしまうという課題があった。
特許文献1には、無線部で発生した熱を、実装構成の工夫により撮像素子や制御系素子への影響を抑える構成が開示されている。
無線の発熱に関して、近年、「Bluetooth Low Energy(商標)」(以下BLEと表記)や「ZigBee(商標)」のように伝送レートが低い代わりに、低消費電力で動作可能な技術が登場してきている。例えば、従来の無線LAN技術であれば、(IEEE802.11gの場合)54Mbpsの伝送レートで連続動作時の消費電力は数百mW程度である。一方、BLE(商標)であれば、1Mbpsの伝送レートで間欠動作時の消費電力は50μW〜1mWであり、ボタン電池1つで数年動作するようなデバイスを実現する技術である。しかし、伝送レートが低いため、用途が限定される技術である。
また、特許文献2には、カメラ装置の内部の温度上昇を検知し、熱発生源となる機能を制限することで装置内部の温度上昇を抑え、故障や低寿命を防止しするという方法が開示されている。
特開2013−5323号公報 特開2007−281965号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、発生した熱の影響を抑えるために、無線通信部の配置が制限されてしまい、特に装置の小型化や、部品の追加による機能の追加をした場合に実施できない場合がある。
また、上述の特許文献2に開示された従来技術では、ネットワーク接続された撮像装置(101)の内部の温度上昇を抑制するために、撮像装置(101)のメカ駆動部の動作を止めてスタンバイ状態に移行する。
しかし、主要な熱発生源の1つであるネットワーク接続部は動作させたままであり、温度上昇の抑制が不十分である。もしネットワーク接続部の動作を止めてしまうと、撮像装置(101)を遠隔制御できなくなるという課題がある。
そこで、本発明の目的は、撮像機能を維持したまま、撮像装置の中で主要な熱発生源の1つである無線通信部を止め、熱発生源を減らした状態で、別の無線で接続することにより、熱の発生を抑制しつつ無線接続を維持して、画像転送を自動で再開することを可能にした無線通信機能を備える撮像装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、
第1の無線通信手段(103)と、
第1の無線通信手段(103)と同じ通信相手である対向機器(102)と通信し、第1の無線通信手段(103)より消費電力が少ない、第2の無線通信手段(104)と、
撮像手段(108)と、
温度を検出する温度検出手段(107)と、を有し、
第1の無線通信手段(103)は、
撮像手段(108)で撮像した画像情報を転送し、
温度検出手段(107)が第1の所定の温度を検出したら、
第1の無線通信手段(103)で
第1の無線通信手段(103)の切断通知を送信し、第1の無線通信手段(103)の動作を停止させ、
温度検出手段(107)が第1の所定の温度より低い、第2の所定の温度を検出したら、
第2の無線通信手段(104)で、
第1の無線通信手段(103)での接続を確立するための接続確立情報を送信し、
第1の無線通信手段(103)で再接続するための再接続要求を行い、
第1の無線通信手段(103)で再接続して、前記画像情報の転送を再開することを特徴とする。
本発明によれば、撮像機能を維持したまま、撮像装置の中で主要な熱発生源の1つである無線通信部を止め、熱発生源を減らした状態で、別の無線で接続することにより、熱の発生を抑制しつつ無線接続を維持して、画像転送を自動で再開することを可能にした無線通信機能を備える撮像装置を提供することができる。
本発明の第1の実施例における撮像装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の最適な実施形態における機器の動作および表示と、機器間での通信手段の切り替えについての概略である。 本発明の第1の実施例における無線接続の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施例における無線接続の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施例における無線接続の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施例における無線で通信されるデータについて説明した図である。 本発明の第1の実施例における撮像装置の温度変化と通信手段の切り替えの様子である。 本発明の第7の実施例における機器の動作および表示と、機器間での通信手段の切り替えについての概略である。
以下に、本発明の好ましい実施例を、添付の図面に基づいて説明する。
図1は本実施例の撮像装置(101)の構成例を示すブロック図である。
本実施例は撮像装置(101)に関するが、撮像装置(101)と通信する対向機器(102)が存在していることを前提とする。撮像装置(101)としては、例えば、デジタルカメラ、一眼レフカメラなどの画像を取得可能な機器であり、対向機器(102)としては、通信機能を備えている装置であり、スマートフォンやタブレット型端末、ウェアラブル機器等である。
撮像装置(101)は第1の無線通信手段(103)と第2の無線通信手段(104)で対向機器(102)と接続する。第1の無線通信手段(103)は、第1の無線通信用アンテナを備える。第2の無線通信手段(104)は、第2の無線通信用アンテナを備える。第2の無線通信手段(104)は、第1の無線通信手段(103)よりも無線動作時の消費電力が少ない、即ち、第1の無線通信手段(103)よりも発熱量が小さい事を特徴としている。
また、撮像装置(101)は温度検出手段(107)、撮像手段(108)、制御部(109)を備えており、温度検出手段(107)は撮像装置(101)内の温度を検出するためのブロックであり、温度計などにより構成され、検出した温度を制御部(109)に伝送する。温度計は、撮像装置(101)内で、第1の無線通信手段(103)の温度や、その他の熱発生源の温度を検出できる位置に配置する。
撮像手段(108)は画像を取得するためのブロックであり、イメージセンサー等により構成され、取得した画像を制御部(109)に伝送する。
制御部(109)は、無線通信部の動作の制御や、温度検出手段(107)で検出した温度の判定、撮像手段(108)で取得した画像を無線通信部に送る、といった機能を備えるブロックであり、マイコンなどにより構成される。
本実施形態における、撮像装置(101)としての一眼レフカメラと、対向機器(102)としてのスマートフォンの動作および表示と、機器間での通信手段の切り替えについて概略を説明したのが図2である。
撮像装置(101)と対向機器(102)は、まず第1の無線通信手段(103)として無線LANにより接続され、第1の無線通信手段(103)により撮像装置(101)から対向機器(102)へ画像情報が転送される。そして、対向機器(102)の表示装置上に画像が表示される。同時に、対向機器(102)から撮像装置(101)へは、撮像装置(101)の制御情報が伝わる。そうして、スマートフォン側でカメラで取得したライブビュー画像を確認しながらカメラの制御(撮像等)をする事が出来る。この時、第2の無線通信手段(104)が接続されていてもよい。
次に、第1の無線通信手段(103)による接続と撮像手段(108)による画像取得を続けると、撮像装置(101)の温度が上昇していく。温度検出手段(107)が第1の所定の温度を超えたことを検出したら、撮像装置(101)から対向機器(102)へ、第2の無線通信手段(104)としてのBLE(商標)による通信の接続要求と、第1の無線通信手段(103)の切断要求を第1の無線通信手段(103)で通信する。
そうして、第2の無線通信手段(104)で、撮像装置(101)と対向機器(102)が無線接続される。この時、第2の無線通信手段(104)では撮像装置(101)の温度情報や制御情報のみを通信し、画像情報は通信しない。そのため、対向機器(102)の表示装置にはカメラで取得したライブビュー画像が表示されなくなる。その際、第1の無線通信手段(103)を一時的に停止したという事や、撮像装置(101)の温度が上昇したという警告表示を出してもよい。
しばらく時間が経過したら、撮像装置(101)の温度が下降していく。温度検出手段(107)が撮像装置(101)が第2の所定の温度以下になったことを検出したら、撮像装置(101)から対向機器(102)へ、第1の無線通信手段(103)の接続要求を第2の無線通信手段(104)で通信する。
そして、第1の無線通信手段(103)で再接続を行い、撮像装置(101)から対向機器(102)へ画像情報の転送を再開する。その結果、スマートフォン側でカメラで取得したライブビュー画像の取得を自動で再開出来る。そうして、スマートフォン側でカメラで取得したライブビュー画像を確認しながらカメラの制御(撮像等)をする事が出来る。
尚、ライブビュー画像が表示されていない期間においても、撮像装置(101)では撮像手段(108)で撮像を継続している事も本発明の特徴の1つである。
本実施例における、撮像装置(101)と撮像装置(101)の通信部の動作について説明したフローチャートが図3である。
本実施例では、第1の無線通信手段(103)として、例えば、国際標準規格であるIEEE 802.11規格を使用した2.4GHz帯の無線通信(無線LAN規格等)で通信をすることで画像転送を行う。
第2の無線通信手段(104)は、第1の無線通信手段(103)に比べて消費電力が小さいBLE(商標)やZigBee(商標)等の通信規格、その規格に対応した通信モジュールを使う。そうする事により無線LAN等の規格に対して消費電力をおおよそ1/100に低減でき、発熱量を小さくできる。ただし、消費電力が小さい分、伝送可能な情報量も小さくなるため、第2の無線通信手段(104)は画像等の大きなデータは送信せず、文字情報や通信時の接続コマンドを通信するような使い方をする。そのような低消費電力な通信方式を選ぶ。
第2の無線通信手段(104)としては、第1の無線通信手段(103)に比べて消費電力が小さいBLE(商標)規格で通信を行う。この場合、第1の無線通信手段(103)と、第2の無線通信手段(104)はどちらも、2.4GHz帯を使用した無線通信であり、2つの異なるモジュールで同時に通信を行うと干渉して通信品質が低下することがある。そのため、第1の無線通信手段(103)と、第2の無線通信手段(104)を排他して干渉を防ぐように動作させる構成を特徴とする。
撮像装置(101)で撮像した画像を第1の無線通信手段(103)で通信するために、まず、第1のステップ(S301)として第1の無線通信手段(103)で対向機器(102)と接続を行う。
次に、第2のステップ(S302)として撮像手段(108)で撮像をスタートし、撮像した画像を制御部(109)で取り込んだ後、第3のステップ(S303)として第1の無線通信手段(103)により、対向機器(102)に送信する。例えば、デジタルカメラで動画の撮影を行い、撮影している画像を通信相手である対向機器(102)であるスマートフォンにライブビュー表示させるために、画像を無線で送信する動作などが考えられる。
第1の無線通信手段(103)で画像データを通信することにより、第1の無線通信手段(103)は発熱し、撮像装置(101)の温度が上昇していく。
第1の無線通信手段(103)で画像を転送し始めたら、第4のステップ(S304)として、温度検出手段(107)で撮像装置(101)内の温度をモニタリングして閾値以上かどうかの判定を行う。モニタリングした温度が、予め決めておいた第1の所定の温度より低ければ(No判定)、そのまま第3のステップ(S303)に戻り、撮像した画像の転送を続ける。モニタリングした温度が、第1の所定の温度以上であれば(Yes判定)、第5のステップ(S305)に進み、撮像した画像の転送を中断する。転送中断中の撮像した画像は撮像装置(101)の装置内に保存しておいてもよい。また、第1の無線通信手段(103)で第2の無線通信手段(104)での接続を確立するための接続確立情報と接続要求を行う。
第6のステップ(S306)として、第1の無線通信手段(103)で第1の無線通信手段(103)の切断通知を送信する。そして、撮像手段(108)は動作させたまま、第1の無線通信手段(103)の動作を止める。第1の無線通信手段(103)の動作を止めることにより、第1の無線通信手段(103)の発熱が止まり、温度が下降していく。
第7のステップ(S307)として、第2の無線通信手段(104)で対向機器(102)と接続する。
第2の無線通信手段(104)としてBLE(商標)規格であれば、スマートフォン等の対向機器(102)側がセントラルとして機能するので、撮像装置(101)側がペリフェラルとして、アドバタイジングを発信し、対向機器(102)がそれを受信すれば通信が確立できる。そのため、事前に撮像装置(101)と対向機器(102)の設定が完了していれば、第6のステップ(S306)の第2の無線通信手段(104)での接続を確立するための接続確立情報と接続要求を省くことも可能である。
また、第1の無線通信手段(103)の動作を止めるまで第2の無線通信手段(104)を停止させておくことで、僅かではあるが、第2の無線通信手段(104)の熱の発生も抑えておく事が出来る。
このように、第1の無線通信手段(103)の停止後に、第2の無線通信手段(104)で接続しておくことで、撮像装置(101)と対向機器(102)とのリンクが切断してしまう事を防ぐ。
次に、第8のステップ(S308)として、温度検出手段(107)で撮像装置(101)内の温度をモニタリングして閾値以下かどうかの判定を行う。温度検出手段(107)でモニタリングした温度が、第1の所定の温度よりも低い予め決めておいた第2の所定の温度以上であれば(No判定)、撮像手段(108)は動作しつつ第1の無線通信手段(103)を停止させた状態を維持する。温度検出手段(107)でモニタリングした温度が、第2の所定の温度より低くなったら(Yes判定)、第9のステップ(S309)に進む。第2の無線通信手段(104)で対向機器(102)に、第1の無線通信手段(103)での接続を確立するための接続確立情報を送信し、第1の無線通信手段で再接続するための再接続要求を行う。この時、対向機器(102)に正常に、接続確立情報と再接続要求を送信できたことが確認できたら、第10のステップ(S310)として、第2の無線通信手段(104)で、第2の無線通信手段(104)の切断通知を送信し、第2の無線通信手段(104)を停止させる。
その後、第11のステップ(S311)として、第1の無線通信手段(103)で再接続し、第9のステップ(S312)として、継続していた撮像手段(108)で撮像した画像の転送を自動で再開する。
本実施形態における、撮像装置(101)と対向機器(102)としてのスマートフォンとの間で無線で通信されるデータについて説明したのが図6である。
撮像装置(101)と対向機器(102)は、まず第1の無線通信手段(103)として無線LANにより接続され、第1の無線通信手段(103)により撮像装置(101)から対向機器(102)へ画像情報が転送される。同時に、対向機器(102)から撮像装置(101)へは、撮像装置(101)の制御情報が伝わる。そうして、スマートフォン側でカメラで取得したライブビュー画像を確認する事が出来る。
次に、第1の無線通信手段(103)による接続と撮像手段(108)による画像取得を続けると、撮像装置(101)の温度が上昇していく。温度検出手段(107)が第1の所定の温度を超えたことを検出したら、撮像装置(101)から対向機器(102)へ、第2の無線通信手段(104)としてのBLE(商標)による通信の接続要求と、第1の無線通信手段(103)の切断要求を第1の無線通信手段(103)で通信する。
次に、第2の無線通信手段(104)により、撮像装置(101)から対向機器(102)へ温度情報を通信する。
しばらく時間が経過したら、撮像装置(101)の温度が下降していく。温度検出手段(107)が撮像装置(101)が第2の所定の温度以下になったことを検出したら、撮像装置(101)から対向機器(102)へ、第1の無線通信手段(103)の接続要求を第2の無線通信手段(104)で通信する。
そして、第1の無線通信手段(103)で再接続を行い、撮像装置(101)から対向機器(102)へ画像情報の転送を再開する。その結果、スマートフォン側でカメラで取得したライブビュー画像の取得を自動で再開出来る。
本実施形態における、撮像装置(101)の温度変化と通信手段の切り替えの様子を説明したのが図7である。
第1の無線通信手段(103)で画像転送を行うと、温度が上昇していく。温度検出手段(107)が第1の所定の温度を超えたことを検出したら、画像転送を中断し、第2の無線通信手段(104)としてのBLE(商標)に切り替える。それにより、撮像装置(101)の温度が下降していく。
しばらく時間が経過し、温度検出手段(107)が撮像装置(101)が第2の所定の温度以下になったことを検出したら、第1の無線通信手段(103)で再接続を行い、撮像装置(101)から対向機器(102)へ画像情報の転送を再開する。
このようにして、撮像装置(101)の温度上昇時に、第1の無線通信手段(103)を切断しても、第2の無線通信手段(104)で機器間の接続を維持することで、撮像装置(101)の温度降下時に自動で、第1の無線通信手段(103)を再接続し、画像の送信(ライブビュー表示)を再開することができる。
本実施例における、撮像装置(101)と通信部の動作について説明したフローチャートが図4である。
構成例を示すブロック図、及び、通信データ、装置の温度変化については実施例1と同じなので説明を省略する。
本実施例では、実施例1と同じく、第1の無線通信手段(103)として、国際標準規格であるIEEE 802.11規格を使用した2.4GHz帯の無線通信、第2の無線通信手段(104)としては、BLE(商標)規格で通信を行う。ただし、実施例1とは異なり、第1の無線通信手段(103)と、第2の無線通信手段(104)との間で干渉を抑える構成を備えた撮像装置(101)の動作について説明する。
例えば、第1の無線通信手段(103)と、第2の無線通信手段(104)の干渉は、2つのアンテナ間距離を物理的に離したり、1つの制御チップから2つの無線電波の送受信タイミングを時分割して干渉しないように制御したりすることで実現可能である。
本実施例は実施例1と異なり、第1の無線通信手段(103)と、第2の無線通信手段(104)が同時動作可能な構成を特徴とする。同時動作させることにより、実施例1に対して第2の無線通信手段(104)の接続時間や切断時間を待たずに次の動作に進めるため、無線通信手段の切り替え時間が早くなるというメリットがある。
撮像装置(101)で撮像した画像を第1の無線通信手段(103)で通信するために、まず、第1のステップ(S401)として第1の無線通信手段(103)と第2の無線通信手段(104)で対向機器(102)と接続を行う。次に、第2のステップ(S402)として撮像手段(108)で撮像をスタートし、撮像した画像を制御部(109)で取り込んだ後、第3のステップ(S403)として第1の無線通信手段(103)により、対向機器(102)に送信する。
第1の無線通信手段(103)で画像データを通信することにより、第1の無線通信手段(103)は発熱し、撮像装置(101)の温度が上昇していく。
第1の無線通信手段(103)で画像を転送し始めたら、第4のステップ(S404)として、温度検出手段(107)で撮像装置(101)内の温度をモニタリングして閾値以上かどうかの判定を行う。モニタリングした温度が、予め決めておいた第1の所定の温度より低ければ(No判定)、そのまま第3のステップ(S403)に戻り、撮像した画像の転送を続ける。モニタリングした温度が、第1の所定の温度以上であれば(Yes判定)、第5のステップ(S405)に進み、撮像した画像の転送を中断する。転送中断中の撮像した画像は撮像装置(101)の装置内に保存しておいてもよい。この時、予め接続しておいた、第2の無線通信手段(104)は接続を維持しておく。
また、第1の無線通信手段(103)で第1の無線通信手段(103)の切断通知を送信する。そして、撮像手段(108)は動作させたまま、第1の無線通信手段(103)の動作を止める。第1の無線通信手段(103)の動作を止めることにより、第1の無線通信手段(103)の発熱が止まり、温度が下降していく。
ここで、第1の無線通信手段(103)の停止後に、第2の無線通信手段(104)で接続を維持しておくことで、撮像装置(101)と対向機器(102)とのリンクが切断してしまう事を防ぐ。
第6のステップ(S406)として、温度検出手段(107)で撮像装置(101)内の温度をモニタリングして閾値以下かどうかの判定を行う。温度検出手段(107)でモニタリングした温度が、第1の所定の温度よりも低い予め決めておいた第2の所定の温度以上であれば(No判定)、撮像手段(108)は動作しつつ第1の無線通信手段(103)を停止させた状態を維持する。温度検出手段(107)でモニタリングした温度が、第2の所定の温度より低くなったら(Yes判定)、第7のステップ(S407)に進む。第2の無線通信手段(104)で対向機器(102)に、第1の無線通信手段(103)での接続を確立するための接続確立情報を送信し、第1の無線通信手段で再接続するための再接続要求を行う。
その後、第8のステップ(S408)として、第1の無線通信手段(103)で再接続し、第9のステップ(S409)として、継続していた撮像手段(108)で撮像した画像の転送を自動で再開する。
そうして、撮像装置(101)の温度上昇時に、第1の無線通信手段を切断しても、第2の無線通信手段(104)で機器間の接続を維持することで、撮像装置(101)の温度降下時に自動で、第1の無線通信手段を再接続し、画像の送信(ライブビュー表示)を再開することができる。
本実施例における、撮像装置(101)と通信部の動作について説明したフローチャートが図5である。
構成例を示すブロック図、及び、通信データ、装置の温度変化については実施例1と同じなので説明を省略する。
実施例1に加えて、第8のステップ(S508)が追加されている。具体的には、第1の無線通信手段(103)を切断時に、第2の無線通信手段(104)で撮像装置(101)の温度情報を、対向機器(102)に繰り返し通知する事を特徴とする。例えば、第2の無線通信手段(104)でBLE(商標)規格の通信を用いれば、画像情報を送るには伝送速度が足りないが、1秒間隔で温度情報を通信する事ならば伝送速度としても十分可能である。そうすることで、対向機器(102)側で第1の無線通信手段(103)が再接続できるようになるまで、あとどのくらい温度が低下するのを待てばよいかがわかる。即ち、第1の無線通信手段(103)が再接続されて、画像転送が再開するまでの時間をスマートフォン等の対向機器(102)側で推定することが可能となり、ユーザーの利便性が向上する。
尚、本実施例は実施例1に追加する内容で説明したが、実施例2に対しても同様に、第2の無線通信手段(104)で撮像装置(101)の温度情報を、対向機器(102)に繰り返し通知する事は容易に実現できる。
本実施例では、実施例1〜3の構成に加えて、第1の無線通信手段(103)と第2の無線通信手段(104)では、撮像装置(101)の状態を示す情報を伝送することを特徴とする。
構成例を示すブロック図、及び、通信データ、装置の温度変化については実施例1と同じなので説明を省略する。
撮像装置(101)の状態を示す情報としては、例えば、温度情報や、撮像装置(101)のバッテリー残量情報、記録メディアへの画像保存可能枚数情報、撮影モード情報、撮影設定等がある。これらの情報を通信する事により、従来は、第1の無線通信手段(103)が切断時は対向機器(102)から撮像装置(101)の状態を把握できなかったが、本実施例では、対向機器(102)から撮像装置(101)の状態を把握することができるようになる。
本実施例では、実施例1〜4の構成に加えて、前記第1の無線通信手段(103)と第2の無線通信手段(104)は、撮像装置(101)を制御する制御情報を伝送することを特徴とする。
構成例を示すブロック図、及び、通信データ、装置の温度変化については実施例1と同じなので説明を省略する。
撮像装置(101)を制御する制御情報としては、例えば、撮影時のレリーズ信号、合焦動作、無線接続の切断/接続通知などを含む。
これらの情報を通信する事により、従来は、第1の無線通信手段(103)が切断時は対向機器(102)から撮像装置(101)をリモートで制御できなかったが、本実施例では、対向機器(102)から撮像装置(101)をリモートで制御することができるようになり、ユーザーの利便性が向上する。
本実施例では、実施例1〜5の構成に加えて、温度検出手段(107)が第1の所定の温度、或いは、第2の所定の温度を検出したら、通信相手である対向機器(102)に、各温度に対応する注意表示を表示させることを特徴とする構成である。
構成例を示すブロック図、及び、通信データ、装置の温度変化については実施例1と同じなので説明を省略する。
例えば、温度検出手段(107)が第1の所定の温度を検出した場合、撮像は継続されるが、対向機器(102)への画像の送信は停止される。そのため、画像の送信を停止する前に、「カメラの温度が上昇しました」、「画像の表示を一時中断します、しばらくお待ちください」、「画像は表示されませんが、カメラの撮影は継続されます。」などの表示を行い、撮像が継続されていること、しばらく待てば、画像の転送も再開される事をユーザーに通知することで、ユーザーの利便性が向上する。
同様に、温度検出手段(107)が第2の所定の温度を検出した場合、第1の所定の温度を検出した場合の表示が対向機器(102)の表示に維持されていれば、それを消去する。また、「画像の表示を再開します」などの表示を行う。そうすることで、ユーザーの利便性が向上する。
実施例1〜6では撮像装置(101)としてカメラを想定していたが、本実施例はの撮像装置(101)はカメラ付きのウェアラブル端末、例えば腕時計型の携帯端末に適用したものである。
本実施形態における、撮像装置(101)としてのウェアラブル端末と、対向機器(102)としてのスマートフォンの動作と、機器間での通信手段の切り替えについて概略を説明したのが図9である。
本実施例では、ウェアラブル端末を表示装置として、スマートフォンで公衆回線に接続し、テレビ電話を行う場合に適用される。
撮像装置(101)としてのウェアラブル端末と対向機器(102)としてのスマートフォンは、まず第1の無線通信手段(103)として無線LANにより接続される。そして、ウェアラブル端末に搭載されたカメラ(108)で通話している本人の画像を撮影し、撮影された画像をスマートフォン経由で、テレビ電話の相手に伝送する。同時に、テレビ電話の相手の画像もスマートフォン経由でウェアラブル端末の表示装置上に表示される。また、ウェアラブル端末で撮影された通話している本人の画像もピクチャーインピクチャーとして、ウェアラブル端末の表示装置上に表示される。
また、音声情報も第1の無線通信手段(103)で同時に通信するが、第2の無線通信手段(104)として、BLE(商標)でも接続している場合は、BLE(商標)を使って伝送してもよい。
次に、テレビ電話を継続していると、ウェアラブル端末の温度が上昇してくる。そして、温度検出手段(107)が第1の所定の温度を超えたことを検出したら、撮像装置(101)から対向機器(102)へ、第2の無線通信手段(104)としてのBLE(商標)による通信の接続要求と、第1の無線通信手段(103)の切断要求を第1の無線通信手段(103)で通信する。
そうして、第2の無線通信手段(104)としてBLE(商標)のみで、ウェアラブル端末とスマートフォンが無線接続される。この時、第2の無線通信手段(104)ではウェアラブル端末の温度情報や制御情報、音声情報を通信し、画像情報は通信しない。そのため、ウェアラブル端末の表示部分にはスマートフォンから伝送されて来ていた、通話相手の画像情報が表示されなくなるが、音声通話は継続される。また、通話相手の画像が表示されなくなった時に、第1の無線通信手段(103)を一時的に停止したという事や、ウェアラブル端末の温度が上昇したという警告表示を出してもよい。ウェアラブル端末で撮影された自分自身の画像は無線通信を使っていないのでそのまま表示可能であり、表示される。
しばらく時間が経過したら、ウェアラブル端末の温度が下降していく。温度検出手段(107)がウェアラブル端末が第2の所定の温度以下になったことを検出したら、ウェアラブル端末からスマートフォンへ、第1の無線通信手段(103)の接続要求を第2の無線通信手段(104)で通信する。
そして、第1の無線通信手段(103)で再接続を行う。そうして、スマートフォンとウェアラブル端末間で画像情報の転送を再開する。その結果、ウェアラブル端末側でTV通話相手の画像表示を自動で再開出来る。
尚、ウェアラブル端末側でTV通話相手の画像を表示してない期間においても、音声通話を継続している事も本実施例の特徴の1つである。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
101 撮像装置、102 対向機器、103 第1の無線通信手段、
104 第2の無線通信手段、107 温度検出手段、108 撮像手段、
109 制御部

Claims (7)

  1. 第1の無線通信手段(103)と、
    第1の無線通信手段(103)と同じ通信相手である対向機器(102)と通信し、第1の無線通信手段(103)より消費電力が少ない、第2の無線通信手段(104)と、
    撮像手段(108)と、
    温度を検出する温度検出手段(107)と、
    を有し、
    第1の無線通信手段(103)は、
    撮像手段(108)で撮像した画像情報を転送し、
    温度検出手段(107)が第1の所定の温度を検出したら、
    第1の無線通信手段(103)で
    第1の無線通信手段(103)の切断通知を送信し、第1の無線通信手段(103)の動作を停止させ、
    温度検出手段(107)が第1の所定の温度より低い、第2の所定の温度を検出したら、
    第2の無線通信手段(104)で、
    第1の無線通信手段(103)での接続を確立するための接続確立情報を送信し、
    第1の無線通信手段(103)で再接続するための再接続要求を行い、
    第1の無線通信手段(103)で再接続して、前記画像情報の転送を再開することを特徴とする撮像装置(101)。
  2. 第1の無線通信手段(103)と第2の無線通信手段(104)は排他的に同じ対向機器(102)と接続し、
    温度検出手段(107)が第1の所定の温度を検出したら、
    第1の無線通信手段(103)で
    第1の無線通信手段(103)の切断通知を送信し、第1の無線通信手段(103)の動作を停止させ、
    第1の無線通信手段(103)の停止後に、第2の無線通信手段(104)で接続し、
    温度検出手段(107)が第1の所定の温度より低い、第2の所定の温度を検出したら、
    第2の無線通信手段(104)で、
    第1の無線通信手段(103)での接続を確立するための接続確立情報を送信し、
    第1の無線通信手段(103)で再接続するための再接続要求を行い、
    第2の無線通信手段(104)の切断通知を送信し、
    第2の無線通信手段(104)の動作を停止させ、
    第1の無線通信手段(103)で再接続して、前記画像情報の転送を再開することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置(101)。
  3. 温度検出手段(107)が第1の所定の温度を検出するまでは、第1の無線通信手段(103)と第2の無線通信手段(104)は同時に同じ対向機器(102)と接続し、温度検出手段(107)が第1の所定の温度より低い、第2の所定の温度を検出しても、第2の無線通信手段(104)を切断しないことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置(101)。
  4. 第2の無線通信手段(104)を用いて通信相手である対向機器(102)に、温度情報を通知することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の撮像装置(101)。
  5. 前記第1の無線通信手段(103)と第2の無線通信手段(104)は、撮像装置(101)の状態を示す情報を伝送することを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れか一項に記載の撮像装置(101)。
  6. 前記第1の無線通信手段(103)と第2の無線通信手段(104)は、撮像装置(101)を制御する制御情報を通信することを特徴とする請求項2乃至請求項5の何れか一項に記載の撮像装置(101)。
  7. 前記温度検出手段(107)が第1の所定の温度、或いは、第2の所定の温度を検出したら、通信相手である対向機器(102)に、各温度に対応する注意表示を表示させることを特徴とする請求項2乃至請求項6の何れか一項に記載の撮像装置(101)。
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