JP2017223610A - 回転式膜厚計測器の計測部および回転式膜厚計測器 - Google Patents

回転式膜厚計測器の計測部および回転式膜厚計測器 Download PDF

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哲生 本田
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Abstract

【課題】被塗物表面において直立保持性を保持するのが容易であって、ぬれ膜厚の精密な計測が可能である、比較的安価な回転式膜厚計測器の計測部および回転式膜厚計測器を提供する。【解決手段】2つの車輪21と、2つの車輪の間に配設されるスペーサーと、2つの車輪とスペーサーとを支持する支持軸23とを備え、2つの車輪の少なくともいずれかの辺部に複数個の凹部が形成されているか、もしくは2つの車輪の少なくともいずれかの側面部に複数個の目盛29が形成されている、または1つの車輪を備え、1つの車輪の外周面中央部には縦断面が略コの字状、略U字状または略V字状の環状溝部が形成されており、環状溝部の少なくともいずれか一方の溝縁の辺部に複数個の凹部が形成されているか、もしくは1つの車輪の少なくともいずれか一方の側面部に複数個の目盛が形成されている。【選択図】図7

Description

本発明は、ぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部および回転式膜厚計測器に関し、より詳細には、2つの車輪と、前記2つの車輪の間に配設されるスペーサーと、前記2つの車輪とスペーサーとを支持する支持軸とを備え、前記2つの車輪の少なくともいずれかの辺部に複数個の凹部が形成されているか、もしくは前記2つの車輪の少なくともいずれかの側面部に複数個の目盛が形成されている、または1つの車輪を備え、前記1つの車輪の外周面中央部には縦断面が略コの字状、略U字状または略V字状の環状溝部が形成されており、前記環状溝部の少なくともいずれか一方の溝縁の辺部に複数個の凹部が形成されているか、もしくは前記1つの車輪の少なくともいずれか一方の側面部に複数個の目盛が形成されている、ぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部、および前記いずれかの計測部と着脱可能な片持ち支持ハンドルとを備える回転式膜厚計測器に関する。
屋根やビル屋上などにおいて、塗装や防水工事が行われる際、塗布された塗料や防水剤などが所定の膜厚に塗布されている必要がある。これを確認するために、それら塗布された塗料や防水剤が乾燥する前の膜厚、いわゆるぬれ膜厚を計測する必要がある。
そのようなぬれ膜厚の計測として、従来、装置本体から針部を突出させてぬれ膜を有する被塗物表面に針部を押し当てることにより膜厚を計測する、いわゆるプッシュ式のぬれ膜厚計測器の他、ぬれ膜を有する被塗物表面に計測部を押し当てて計測する、いわゆる押し当て式のぬれ膜厚計測器や、ぬれ膜を有する被塗物表面に計測部を押し当てたまま回転させて計測する、いわゆる回転式のぬれ膜厚計測器が用いられている。
いわゆるプッシュ式のぬれ膜厚計測器としては、例えば、筒型ケース、筒型ケース内に配置されてこの筒型ケースの軸方向に沿って移動可能とされたスライダーブロック、スライダーブロックの一方の先端中央に真っ直ぐに植設された被計測物に突き刺される針、スライダーブロックに付勢力を与えるバネ、およびスライダーブロックによって移動可能とされた指示器から構成されているぬれ膜厚計測器(特許文献1)が知られており、いわゆる押し当て式のぬれ膜厚計測器としては、例えば、両端部に沿って歯をもつ八角形状で平らな板を本体とし、各辺の長さ、辺部の中間部における凸部の数を特定範囲としたくし型ぬれ膜厚計(特許文献2)が知られており、回転式のぬれ膜厚計測器としては、例えば、二つの同心円とその内側に偏心した円を備えたロータリー形のぬれ膜厚計測器(特許文献3)が知られている。
特開2001−221602号公報 登録実用新案第3000901号公報 米国特許第2,507,592号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2に開示されているようなプッシュ式のぬれ膜厚計測器や押し当て式のぬれ膜厚計測器では、計測箇所がピンポイントとなってしまい、一定の範囲のぬれ膜厚を計測する必要がある場合には、何度も被塗物表面に計測部を押し当てなければならないことから不便であるうえ、計測部が1軸であるために、直立保持性を保つのが難しく、ぬれ膜厚の精密な計測は困難であった。一方、特許文献3に開示されているようなロータリー形のぬれ膜厚計測器の場合は、二つの同心円とその内側に偏心した円で構成されていることから、プッシュ式のぬれ膜厚計測器や押し当て式のぬれ膜厚計測器とは異なり、直立保持性を保つことが容易であるものの、計測器が高価であるうえに、その計測器による計測が、複数のホイールのうちの内側の偏心したホイールに付着した塗料や防水剤を、外側のホイールの側面部に形成されている目盛から読み取る形式であるため、やはり、ぬれ膜厚の精密な計測は困難であった。
そこで本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、被塗物表面において直立保持性を保持するのが容易であって、ぬれ膜厚の精密な計測が可能である、比較的安価な回転式膜厚計測器の計測部および回転式膜厚計測器を提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意研究の結果、ぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部を、2つの車輪と、当該2つの車輪の間に配設されるスペーサーと、当該2つの車輪とスペーサーとを支持する支持軸とを備え、当該2つの車輪の少なくともいずれかの辺部に複数個の凹部を形成するか、もしくは当該2つの車輪の少なくともいずれかの側面部に複数個の目盛を形成するか、または1つの車輪を備え、当該1つの車輪の外周面中央部には縦断面が略コの字状、略U字状または略V字状の環状溝部を形成し、かつ当該環状溝部の少なくともいずれか一方の溝縁の辺部に複数個の凹部を形成するか、もしくは当該1つの車輪の少なくともいずれか一方の側面部に複数個の目盛を形成することにより、ぬれ膜厚計測時に直立保持性を保持することができて精密な計測が可能となるとともに、2つの車輪とスペーサーの隙間あるいは1つの車輪の環状溝部の溝に余分な塗料や防水剤を収容しつつ適当量の塗料や防水剤などを車輪に付着させることができて、その車輪に付着した塗料や防水剤を迅速に計測することが可能となることを見出し、さらには、回転式膜厚計測器においては着脱可能な片持ち支持ハンドルを採用することにより、メンテナンスが簡便、容易になることを見出し、下記の各発明を完成した。
(1)下記の(a)または(b)である、ぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部;(a)2つの車輪と、前記2つの車輪の間に配設されるスペーサーと、前記2つの車輪とスペーサーとを支持する支持軸とを備え、前記2つの車輪の少なくともいずれかの辺部に複数個の凹部が形成されているか、または前記2つの車輪の少なくともいずれかの側面部に複数個の目盛が形成されている、ぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部、(b)1つの車輪を備え、前記1つの車輪の外周面中央部には縦断面が略コの字状、略U字状または略V字状の環状溝部が形成されており、前記環状溝部の少なくともいずれか一方の溝縁の辺部に複数個の凹部が形成されているか、または前記1つの車輪の少なくともいずれか一方の側面部に複数個の目盛が形成されている、ぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部。
(2)前記(a)のぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部においては前記2つの車輪の辺部が前記2つの車輪の内側から外側へ向かって片側テーパー状または前記2つの車輪の辺部が両側テーパー状に先細り形状となるように形成されており、前記(b)のぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部においは前記環状溝部の溝縁の各々の辺部が前記環状溝部の内側から外側へ向かって片側テーパー状または前記環状溝部の溝縁の各々の辺部が両側テーパー状に先細り形状となるように形成されている、(1)に記載の計測部。
(3)前記(a)のぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部においては前記スペーサーの幅が前記2つの車輪各々の直径の1/16以上の長さであり、前記(b)のぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部においては前記環状溝部の溝の幅が前記1つの車輪の直径の1/16以上の長さである、(1)または(2)に記載の計測部。
(4)前記(a)のぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部においては前記2つの車輪各々の厚みの値が前記2つの車輪各々の直径の値の40%以下であり、前記(b)のぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部においては前記環状溝部の溝縁各々の厚みが前記1つの車輪の直径の値の40%以下である、(1)または(2)に記載の計測部。
(5)前記(a)のぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部においては前記スペーサーの幅が0.5mm以上であるとともに前記2つの車輪各々の外周面からスペーサーまでの距離が0.3mm以上であり、前記(b)のぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部においては前記環状溝部の溝の幅が0.5mm以上であるとともに前記1つの車輪の環状溝部の深さが0.3mm以上である、(1)または(2)に記載の計測部。
(6)(1)から(5)のいずれか一項の計測部と、着脱可能な片持ち支持ハンドルとを備える、回転式膜厚計測器。
(7)前記片持ち支持ハンドルのハンドル部の長手方向に沿った中心線と、前記(a)のぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部における前記2つの車輪間の幅の中心線または前記(b)のぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部における前記環状溝部の溝の幅の中心線とがほぼ同一となるように形成される、(6)に記載の回転式膜厚計測器。
(8)前記片持ち支持ハンドル部の前記計測部側の端部の上面から前記計測部の車輪の外周面へ向かって、または前記片持ち支持ハンドル部の前記計測部側の端部の下面から前記計測部の車輪の外周面へ向かって、前記外周面に接するように擦り切り板を延設した、(6)または(7)に記載の回転式膜厚計測器。
本発明に係る回転式膜厚計測器の計測部および回転式膜厚計測器によれば、取り扱いが容易であることから、施工現場における塗料や防水剤などのぬれ膜厚の計測を、容易、迅速かつ正確(精密)にすることができる。また、2つの車輪とスペーサーの隙間あるいは1つの車輪の環状溝部の溝に余分な塗料や防水剤を収容しつつ適当量の塗料や防水剤などを車輪に付着させることができるために余分な塗料や防水剤などが付着しにくく、使用後の洗浄や後片付けを容易にすることができる。さらに、構成が複雑でないことから大量に製造することが可能であり、安価で市場に提供することができる。
本発明に係る計測部の第1実施形態の正面図である。図中、(A)は、2つの車輪21の車輪辺部211が2つの車輪21の内側から外側へ向かって片側テーパー状に先細り形状となるように形成されている態様を示し、(B)は、2つの車輪21の車輪辺部211が両側テーパー状に先細り形状となるように形成されている態様を示す。 本発明に係る計測部の第2実施形態正面図である。図中、(A)は、環状溝部25の溝縁26の各々の溝縁辺部261が環状溝部25の内側から外側へ向かって片側テーパー状に先細り形状となるように形成されている態様を示し、(B)は、環状溝部25の溝縁26の各々の辺部が両側テーパー状に先細り形状となるように形成されている態様を示す。 本発明に係る計測部の(A)第1実施形態および(B)第2実施形態の、それぞれの側面図である。 本発明に係る計測部の、目盛切り込み幅と計測誤差に関する溝幅限界値を示す図である。図中、(A)は車輪が直径10mmの場合を、(B)は車輪が直径20mmの場合を、(C)は車輪が直径40mmの場合を、(D)は車輪が直径80mmの場合を、それぞれ示し、(1)は凹部28の幅W7=1.41mmの場合に0.05mmの測定誤差が生じることを、(2)は凹部28の幅W7=2mmの場合に0.1mmの測定誤差が生じることを、(3)は凹部28の幅W7=3mmの場合に0.1mmの測定誤差が生じることを、(4)は凹部28の幅W7=2mmの場合に0.05mm以下の測定誤差が生じることを、(5)は凹部28の幅W7=4mmの場合に0.1mmの測定誤差が生じることを、(6)は凹部28の幅W7=2mmの場合に0.03mmの測定誤差が生じることを、それぞれ示す。 本発明に係る回転式膜厚計測器の第1実施形態の(A)正面図および(B)背面図である。 本発明に係る回転式膜厚計測器の第1実施形態の(A)右側面図および(B)左側面図である。 本発明に係る回転式膜厚計測器の第1実施形態における斜視図である。 本発明に係る回転式膜厚計測器の第1実施形態において、擦り切り板を2枚配設した場合の右側面図である。 本発明に係る回転式膜厚計測器の第1実施形態において、擦り切り板を2枚配設した場合の斜視図である。 本発明に係る回転式膜厚計測器の第2実施形態の(A)正面図および(B)背面図である。 本発明に係る回転式膜厚計測器の第2実施形態の(A)右側面図および(B)左側面図である。
以下、本発明に係るぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部の第1実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。本第1実施形態の計測部2は、図1および図3に示すように、2つの車輪21と、2つの車輪21の間に配設されるスペーサー22と、2つの車輪21とスペーサー22とを支持する支持軸23とを備え、2つの車輪21の少なくともいずれかの車輪辺部211に複数個の凹部28が形成されているか、または2つの車輪21の少なくともいずれかの側面部に複数個の目盛29が形成されている。以下、各構成について詳細に説明する。
本第1実施形態の計測部2は、図1に示すように、向かって右から車輪21、スペーサー22および車輪21を、これらの順に連設して備えており、支持軸23によってそれぞれが回動自在に軸着している。また、向かって左端に片持ち支持ハンドル3を連設して螺合することにより、回転式膜厚計測器1となる。
なお、本第1実施形態の計測部2において、スペーサー22は1個からなってもよく、複数個からなってもよい。
本第1実施形態の計測部2において、図1の(A)および(B)に示すように、2つの車輪21とスペーサー22の隙間に余分な塗料や防水剤を収容しつつ適当量の塗料や防水剤などを車輪21に付着させるという観点では、2つの車輪21の車輪辺部211が2つの車輪21の内側から外側へ向かって片側テーパー状に先細り形状(図1(A))または2つの車輪21の車輪辺部211が両側テーパー状に先細り形状(図1(B))となるように形成されていることが好ましい。
本第1実施形態の計測部2において、車輪21の直径W2や車輪21の厚みT1、スペーサー22の幅W1は、本発明の特徴を損なわない範囲である限り、特に限定されないが、計測部2の直立保持性を高めるという観点では、スペーサー22の幅W1が2つの車輪21の直径W2の1/16以上の長さであることが好ましく、2つの車輪21とスペーサー22の隙間に余分な塗料や防水剤を収容しつつ適当量の塗料や防水剤などを車輪21に付着させるという観点では、2つの車輪21の厚みT1の値が2つの車輪21の直径W2の値の40%以下であることが好ましい。なお、スペーサー22が複数個からなる場合の「スペーサー22の幅W1」とは、その複数個の合計の幅をいう。
本第1実施形態の計測部2において、2つの車輪21の外周面からスペーサー22までの距離W3もまた、本発明の特徴を損なわない範囲である限り、特に限定されないが、2つの車輪21とスペーサー22の隙間に余分な塗料や防水剤を収容しつつ適当量の塗料や防水剤などを車輪21に付着させるという観点では、スペーサー22の幅W1が0.5mm以上であるとともに2つの車輪21の外周面からスペーサー22までの距離W3が0.3mm以上であることが好ましい。なお、スペーサー22が複数個からなる場合の「スペーサー22の幅W1」とは、上述の通りである。
また、本第1実施形態の計測部2において、車輪21のいずれかの車輪辺部211に形成されている複数個の凹部28の幅W7は、図4に示すように、車輪21の直径W2によっては計測誤差が生じる。本第1実施形態のぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器1の計測部2において、計測誤差は0.1mm以下とすることが好ましく、そのような車輪21の直径W2に対する凹部28の幅W7は、本発明の特徴を損なわない範囲である限り、例えば、車輪21の直径W2が10mmであるのに対し凹部28の幅W7が0mm<W7≦2mm、車輪21の直径W2が20mmであるのに対し凹部28の幅W7が0mm<W7≦3mm、車輪21の直径W2が40mmであるのに対し凹部28の幅W7が0mm<W7≦4mm、車輪21の直径W2が80mmであるのに対し凹部28の幅W7が0mm<W7≦5.66mmである。
また、本第1実施形態の計測部2の材質は、本発明の特徴を損なわない範囲で当業者によって選択可能な材質であれば特に限定されないが、そのような材質としては、例えば、各種プラスチックや各種金属などを挙げることができる。
さらに、本第1実施形態の計測部2の支持軸23としては、特に限定されず、またその個数も特に限定されないが、例えば、ボルト、ねじ、ナット、釘、リベット、止め輪、割りピン、スナップピンおよびスプリングピンの群からなる1つまたは2つ以上の点ファスナーを挙げることができ、適宜選択してその1つまたは2つ以上を用いることができる。
次に、本発明に係るぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部の第2実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、計測部2の本第2実施形態のうち、上述した計測部2の第1実施形態の構成と同一若しくは対応・相当する構成については同一の符号を付して再度の説明を省略する。
本第2実施形態の計測部2は、図2および図3に示すように、1つの車輪24を備え、1つの車輪24の外周面中央部には縦断面が略コの字状、略U字状または略V字状の環状溝部25が形成されており、環状溝部25の少なくともいずれか一方の溝縁26の溝縁辺部261に複数個の凹部28が形成されているか、または1つの車輪24の少なくともいずれか一方の側面部に複数個の目盛29が形成されている。
本第2実施形態の計測部2は、図2に示すように、1つの車輪24の略円心には片持ち支持ハンドル装着部241が形成されており、片持ち支持ハンドル装着部241と環状溝部25との間には、それぞれベアリング27が配設されている。
本第2実施形態の計測部2において、図2の(A)および(B)に示すように、環状溝部25の溝に余分な塗料や防水剤を収容しつつ適当量の塗料や防水剤などを1つの車輪24に付着させるという観点では、環状溝部25の溝縁26の各々の溝縁辺部261が環状溝部25の内側から外側へ向かって片側テーパー状に先細り形状(図2(A))または環状溝部25の溝縁26の各々の辺部が両側テーパー状に先細り形状(図2(B))となるように形成されていることが好ましい。
また、本第2実施形態の計測部2において、1つの車輪24の直径W5や環状溝部25の溝縁26の厚みT2、環状溝部25の溝の幅W4は、本発明の特徴を損なわない範囲である限り、特に限定されないが、計測部2の直立保持性を高めるという観点では、環状溝部25の溝の幅W4が1つの車輪24の直径W5の1/16以上の長さであることが好ましく、環状溝部25の溝縁26の厚みT2が1つの車輪24の直径W5の値の40%以下であることが好ましい。
本第2実施形態の計測部2において、環状溝部25の深さW6もまた、本発明の特徴を損なわない範囲である限り、特に限定されないが、環状溝部25の溝に余分な塗料や防水剤を収容しつつ適当量の塗料や防水剤などを車輪24に付着させるという観点では、環状溝部25の溝の幅W4が0.5mm以上であるとともに環状溝部25の深さW6が0.3mm以上であることが好ましい。
また、本第2実施形態の計測部2において、環状溝部25の少なくともいずれか一方の溝縁26の溝縁辺部261に形成されている複数個の凹部28の幅W7は、図4に示すように、上述した本第1実施例の計測部2と同様である。
次に、本発明に係るぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の第1実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、回転式膜厚計測器1の本第1実施形態のうち、上述した計測部2の構成と同一若しくは対応・相当する構成については、同一の符号を付して再度の説明を省略する。
本第1実施形態の回転式膜厚計測器1は、図5および図6に示すように、上述した本発明に係る計測部2と、着脱可能な片持ち支持ハンドル3とを備えている。以下、各構成について詳細に説明する。
上述の通り、本第1実施形態の回転式膜厚計測器1において、図1および図5に示すように、片持ち支持ハンドル3は、計測部2の向かって左端に、支持軸23により螺合されている。
また、本第1実施形態の回転式膜厚計測器1には、図5から図9に示すように、余分な塗料や防水剤を削ぎ落とすという観点から、片持ち支持ハンドル3の計測部2側の端部の下面から計測部2の2つの車輪21の回転方向D1側の外周面へ向かって、2つの車輪21の外周面に接するように擦り切り板4を延設してもよく、反対に、片持ち支持ハンドル3の計測部2側の端部の上面から計測部2の2つの車輪21の回転方向D2側の外周面へ向かって、2つの車輪21の外周面に接するように擦り切り板4を延設してもよく、いずれの擦り切り板4を延設してもよい。
また、本第1実施形態の回転式膜厚計測器1において、図5に示すように、計測部2の直立保持性を高めるという観点では、片持ち支持ハンドル3のハンドル部31の長手方向に沿った中心線CL1と、計測部2の2つの車輪21間の幅、すなわちスペーサー22の幅W1の中心線CL2とがほぼ同一となるように形成してもよい。
次に、本発明に係るぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の第2実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、回転式膜厚計測器1の本第2実施形態のうち、上述した計測部2の構成および回転式膜厚計測器1の第1実施形態の構成と同一若しくは対応・相当する構成については、同一の符号を付して再度の説明を省略する。
本第2実施形態の回転式膜厚計測器1には、図10および図11に示すように、上述のようないずれの擦り切り板4を延設してもよい。
また、本第2実施形態の回転式膜厚計測器1において、図10に示すように、計測部2の直立保持性を高めるという観点では、片持ち支持ハンドル3のハンドル部31の長手方向に沿った中心線CL1と、計測部2における環状溝部25の溝の幅W4の中心線とがほぼ同一となるように形成してもよい。
次に、本発明に係る回転式膜厚計測器1の計測部2の作用について、計測部2の本第2実施形態に基づいて詳細に説明する。
先ず、回転式膜厚計測器1の片持ち支持ハンドル3のハンドル部31を握り、計測部2の1つの車輪24の外周面を被塗物表面に押し当てつつ、図2および図11に示すように、例えば車輪24をD3の方向へ回転させると、塗布された塗料や防水剤などが、環状溝部25の溝縁26の溝縁辺部261や1つの車輪24の側面部に付着するとともに、余分な塗料や防水剤などは環状溝部25の溝に入り込む。
環状溝部25の溝縁26の各々の溝縁辺部261が環状溝部25の内側から外側へ向かって片側テーパー状または環状溝部25の溝縁26の各々の辺部が両側テーパー状に先細り形状となるように形成されている場合は、それら余分な塗料や防水剤などが、環状溝部25の溝へスムーズに誘導され、また、片持ち支持ハンドル3の計測部2側の端部の上面・下面から計測部2の1つの車輪24の回転方向D3側の外周面へ向かって、2つの車輪24の外周面に接するように擦り切り板4が延設されている場合は、さらに余分な塗料や防水剤が擦り切り板4により削ぎ落とされる。
環状溝部25の溝縁26の溝縁辺部261や1つの車輪24の側面部に付着した塗料や防水剤などの、1つの車輪24の外周面から1つの車輪24の略円心方向に長さ、すなわちぬれ膜厚は、図3に示すように、環状溝部25の少なくともいずれか一方の溝縁26の溝縁辺部261に形成された複数個の凹部28、または1つの車輪24の少なくともいずれか一方の側面部に形成された複数個の目盛29により計測される。なお、計測が凹部28による場合、当該付着した塗料や防水剤などが1または複数の凹部28に入り込み、そのうち最も深い凹部28が選択されることにより計測される。なお、これら目盛29や凹部28が1つの車輪24の両面に形成されている場合は、より正確かつ迅速な計測が可能となる。また、1つの車輪24はいわゆる2軸となっているため、ぬれ膜厚上に設置した際、直立保持性が高く安定性を得ることができるため、より精密な計測が可能となる。
回転式膜厚計測器1を使用した後は、その構成上、余分な塗料や防水剤などが付着していないため、使用後の洗浄や後片付けを容易にすることができる。
以上のようなぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器1の計測部2の第1実施形態および第2実施形態、ならびにぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器1の第1実施形態および第2実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
1.施工現場における塗料や防水剤などのぬれ膜厚を計測する場合に、容易、迅速、かつ正確(精密)な計測を行なうことができる。
2.2つの車輪とスペーサーの隙間あるいは1つの車輪の環状溝部の溝に余分な塗料や防水剤を収容しつつ適当量の塗料や防水剤などを車輪に付着させることができるために余分な塗料や防水剤なども付着しにくいため、取扱いや使用後の洗浄や後片付けも容易となる。
3.構成が複雑ではないことから大量に生産することが可能であり、安価で市場に提供することができる。
なお、本発明に係る回転式膜厚計測器の計測部および回転式膜厚計測器は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜変更することができる。
例えば、本発明の特徴を損なわない範囲で計測部2の2つの車輪21あるいは1つの車輪24の外周面に滑り止め加工を施してもよい。
以下、本発明に係る回転式膜厚計測器の計測部および回転式膜厚計測器について、実施例に基づいて説明する。なお、本発明の技術的範囲は、これらの実施例によって示される特徴に限定されない。
<実施例1>本発明に係る回転式膜厚計測器の計測部の第1実施形態および第2実施形態における、スペーサー22の幅W1と車輪21の直径W2との関係および環状溝部25の溝の幅W4と1つの車輪24の直径W5について比較検討した。
スペーサー22の幅W1または環状溝部25の溝の幅W4と、車輪21の直径W2または1つの車輪24の直径W5の数値をさまざまに変化させ、その直立保持性を検討したところ、スペーサー22の幅W1または環状溝部25の溝の幅W4が1.7mm以上であって車輪21の直径W2または1つの車輪24の直径W5が26.5mmのときに直立保持性が担保された。
以上の結果から、(スペーサー22の幅W1または環状溝部25の溝の幅W4/車輪21の直径W2または1つの車輪24の直径W5)≧1/15.8、すなわちスペーサー22の幅W1または環状溝部25の溝の幅W4が、車輪21の直径W2または1つの車輪24の直径W5の1/16以上の長さとなるのが好ましいことが明らかとなった。
<実施例2>本発明に係る回転式膜厚計測器の計測部の第1実施形態および第2実施形態における、車輪21の厚みT1と車輪21の直径W2との関係および環状溝部25の溝縁26の厚みT2と1つの車輪24の直径W5について比較検討した。
車輪21の厚みT1または環状溝部25の溝縁26の厚みT2と、車輪21の直径W2または1つの車輪24の直径W5の数値をさまざまに変化させ、その直立保持性を検討したところ、直立保持性の担保の観点から、(車輪21の厚みT1または環状溝部25の溝縁26の厚みT2/車輪21の直径W2または1つの車輪24の直径W5)≦1/25、すなわち車輪21の厚みT1または環状溝部25の溝縁26の厚みT2が、車輪21の直径W2または1つの車輪24の直径W5の40%以下の長さとなるのが好ましいことが明らかとなった。
<実施例3>本発明に係る回転式膜厚計測器の計測部の第1実施形態および第2実施形態における、スペーサー22の幅W1と2つの車輪21の外周面からスペーサー22までの距離W3との関係および環状溝部25の溝の幅W4と環状溝部25の深さW6について比較検討した。
スペーサー22の幅W1または環状溝部25の溝の幅W4と、2つの車輪21の外周面からスペーサー22までの距離W3または環状溝部25の深さW6の数値をさまざまに変化させ、余分な塗料や防水剤を収容しつつ適当量の塗料や防水剤などを車輪21または車輪24に付着させるという観点で検討したところ、スペーサー22の幅W1または環状溝部25の溝の幅W4≧0.5mmおよび2つの車輪21の外周面からスペーサー22までの距離W3または環状溝部25の深さW6≧0.3mmとなるのが好ましいことが明らかとなった。
<実施例4>本発明に係る回転式膜厚計測器の計測部の第1実施形態および第2実施形態における、2つの車輪21のいずれかの車輪辺部211および環状溝部25の少なくともいずれか一方の溝縁26の溝縁辺部261に形成されている複数個の凹部28の幅W7について比較検討した。
凹部28の幅W7の数値をさまざまに変化させ、その計測誤差を検討したところ、計測誤差は0.1mm以下とすることが好ましく、車輪21の直径W2および/または車輪24の直径W5が10mmであるのに対し凹部28の幅W7が0mm<W7≦2mm、車輪21の直径W2および/または車輪24の直径W5が20mmであるのに対し凹部28の幅W7が0mm<W7≦3mm、車輪21の直径W2および/または車輪24の直径W5が40mmであるのに対し凹部28の幅W7が0mm<W7≦4mm、車輪21の直径W2および/または車輪24の直径W5が80mmであるのに対し凹部28の幅W7が0mm<W7≦5.66mmとなるのが好ましいことが明らかとなった。
1 回転式膜厚計測器
2 計測部
3 片持ち支持ハンドル
4 擦り切り板
21 2つの車輪
22 スペーサー
23 支持軸
24 1つの車輪
25 環状溝部
26 溝縁
27 ベアリング
28 凹部
29 目盛
31 片持ち支持ハンドルのハンドル部
211 車輪辺部
241 片持ち支持ハンドル装着部
261 溝縁辺部
CL1、CL2 中心線
D1、D2 2つの車輪21の回転方向
D3 1つの車輪24の回転方向
T1 車輪21の厚み
T2 溝縁26の幅
W1 スペーサー22の幅
W2 車輪21の直径
W3 車輪21の外周面からスペーサー22までの距離
W4 環状溝部25の溝の幅
W5 車輪24の直径
W6 環状溝部25の深さ
W7 凹部28の幅

Claims (8)

  1. 下記の(a)または(b)である、ぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部;
    (a)2つの車輪と、前記2つの車輪の間に配設されるスペーサーと、前記2つの車輪とスペーサーとを支持する支持軸とを備え、前記2つの車輪の少なくともいずれかの辺部に複数個の凹部が形成されているか、または前記2つの車輪の少なくともいずれかの側面部に複数個の目盛が形成されている、ぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部、
    (b)1つの車輪を備え、前記1つの車輪の外周面中央部には縦断面が略コの字状、略U字状または略V字状の環状溝部が形成されており、前記環状溝部の少なくともいずれか一方の溝縁の辺部に複数個の凹部が形成されているか、または前記1つの車輪の少なくともいずれか一方の側面部に複数個の目盛が形成されている、ぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部。
  2. 前記(a)のぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部においては前記2つの車輪の辺部が前記2つの車輪の内側から外側へ向かって片側テーパー状または前記2つの車輪の辺部が両側テーパー状に先細り形状となるように形成されており、前記(b)のぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部においは前記環状溝部の溝縁の各々の辺部が前記環状溝部の内側から外側へ向かって片側テーパー状または前記環状溝部の溝縁の各々の辺部が両側テーパー状に先細り形状となるように形成されている、請求項1に記載の計測部。
  3. 前記(a)のぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部においては前記スペーサーの幅が前記2つの車輪各々の直径の1/16以上の長さであり、前記(b)のぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部においては前記環状溝部の溝の幅が前記1つの車輪の直径の1/16以上の長さである、請求項1または請求項2に記載の計測部。
  4. 前記(a)のぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部においては前記2つの車輪各々の厚みの値が前記2つの車輪各々の直径の値の40%以下であり、前記(b)のぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部においては前記環状溝部の溝縁各々の厚みが前記1つの車輪の直径の値の40%以下である、請求項1または請求項2に記載の計測部。
  5. 前記(a)のぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部においては前記スペーサーの幅が0.5mm以上であるとともに前記2つの車輪各々の外周面からスペーサーまでの距離が0.3mm以上であり、前記(b)のぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部においては前記環状溝部の溝の幅が0.5mm以上であるとともに前記1つの車輪の環状溝部の深さが0.3mm以上である、請求項1または請求項2に記載の計測部。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項の計測部と、着脱可能な片持ち支持ハンドルとを備える、回転式膜厚計測器。
  7. 前記片持ち支持ハンドルのハンドル部の長手方向に沿った中心線と、前記(a)のぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部における前記2つの車輪間の幅の中心線または前記(b)のぬれ膜厚を計測する回転式膜厚計測器の計測部における前記環状溝部の溝の幅の中心線とがほぼ同一となるように形成される、請求項6に記載の回転式膜厚計測器。
  8. 前記片持ち支持ハンドル部の前記計測部側の端部の上面から前記計測部の車輪の外周面へ向かって、または前記片持ち支持ハンドル部の前記計測部側の端部の下面から前記計測部の車輪の外周面へ向かって、前記外周面に接するように擦り切り板を延設した、請求項6または請求項7に記載の回転式膜厚計測器。
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