JP2017220714A - 通信端末装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
歩行中のユーザのカバンやポケットに通信端末装置が入れられている場合、当該通信端末装置の動きによっては、ユーザの気付かないタイミングで当該通信端末装置が着信に対して応答する可能性がある。また、ユーザが着信に気付き、着信に対して応答するための動きをとったとしても、ユーザの動きの癖を原因として、通信端末装置が着信時の動作を正しく認識できない可能性もある。着信に対して応答するユーザの動きの範囲を広げることで対処してしまうと、ユーザの気付かないタイミングで応答してしまう可能性は更に高くなる。
そこで、本発明の目的は、ユーザの癖を含む通話の着信時の動きを認識し、当該通話の着信に対して応答するための技術を提供することである。
本発明の通信端末装置において、前記姿勢/変位データは、前記近接が検知される前又は検知されている間の前記姿勢及び/又は変位の時間的な変化を示すデータであり、前記応答部は、前記近接が検知される前又は検知されている間に、前記姿勢/変位データに応じた前記姿勢及び/又は変位の時間的な変化が計測された場合には、前記着信に対して応答してもよい。
この通信端末装置において、前記応答条件特定部は、1又は複数の前記条件を、記録された前記姿勢/変位データに応じて変更してもよい。
本発明の通信端末装置において、前記記録部は、前記姿勢及び/又は変位が計測されたときの前記通信端末装置又は前記ユーザの状況を示す状況データを、前記姿勢/変位データと対応付けて記録し、前記応答部は、前記着信があったときの前記状況を示す状況データに対応付けて記録された前記姿勢及び/又は変位データに応じて、前記着信に対して応答するかどうかを制御してもよい。
この通信端末装置において、前記状況データは、時刻、位置、前記通信端末装置に作用する振動、前記通信端末装置又は前記ユーザ周辺の音声のレベル又は明るさを示してもよい。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る通信端末装置10の正面図である。通信端末装置10は、ユーザが手に持って使用する、携帯型の通信端末装置である。通信端末装置10は、本実施形態ではスマートフォンである。通信端末装置10は、ほぼ直方体状に形成されている。通信端末装置10を正面から見ると、上下方向が長尺方向で、左右方向が短尺方向である。通信端末装置10は、通話の着信時のユーザの動きを認識して、当該ユーザによって操作子の操作が行われなくとも当該着信に対して応答する、自動応答機能を有する。
制御部11は、演算処理装置としてのCPU(Central Processing Unit)11A、ROM(Read Only Memory)11B、及びワークエリアとしてのRAM(Random Access Memory)11Cを備えたプロセッサである。CPU11Aは、ROM11B又は記憶部19に記憶されたプログラムを、RAM11Cに読み出して実行することにより、通信端末装置10の各部を制御する。制御部11は、例えば通話のための制御を行う。
通信端末装置10の変位は、基準位置からの通信端末装置10の位置の変化によって特定される。基準位置は、例えば、通信端末装置10が着信を受け付けたときの位置である。
テーブル191は、通話の着信時の通信端末装置10の姿勢/変位データが記録されるテーブルである。姿勢/変位データは、本実施形態では、第1姿勢データ、及び第2姿勢データを含む。第1姿勢データは、着信があった後、ユーザの頭部の近接が検知されない状態から検知された状態に遷移したときの通信端末装置10の姿勢を示す。第2姿勢データは、当該近接の検知後、着信に対して応答したとき(例えば、通話が開始されたとき)の通信端末装置10の姿勢を示す。テーブル191には、一度の通話の着信時にユーザがとった動きに応じて、1組の第1姿勢データ、及び第2姿勢データが同じレコード(行)に記録される。つまり、図4に示すテーブル191では、複数回の通話の着信時のユーザの動きに応じて、複数組の第1姿勢データ、及び第2姿勢データが記録されていることとなる。
なお、姿勢角θに基づく応答条件の範囲を示すθth1,θth2,θth3,θth4は、初期設定値である。θth1,θth2,θth3,θth4の値は、ユーザが着信時にとった動きに応じて更新される。この更新については後で説明する。
姿勢/変位計測部111は、加速度センサ16により計測された加速度と、ジャイロセンサ17により計測された角速度とに基づいて、通信端末装置10の姿勢及び/又は変位を計測する。
応答部1151は、自動応答機能により通話の着信に対して応答する機能を有する。自動応答機能は、近接センサ18によりユーザの頭部の近接が検知され、且つ記憶部19により記録された姿勢/変位データに応じた姿勢及び/又は変位が計測された場合には、通話の着信に対して応答する。本実施形態では、応答部1151は、近接センサ18により近接が検知されているときに、応答条件データ192が示す応答条件を満たす姿勢が計測された場合には、通話の着信に対して応答する。つまり、応答部1151は、応答条件を満たす姿勢が計測されなかった場合は、自動応答機能による応答をしない。
図6は、通信端末装置10が実行する自動応答機能に関する処理を示すフローチャートである。通信端末装置10の制御部11は、通信端末装置10の電源がオンされている期間において、図6に示す処理を繰り返し実行する。図7は、通話の着信時における通信端末装置10及びユーザの状態の一例を説明する図である。
通信端末装置10の制御部11は、無線通信部13を介して、通話の着信を受け付けたかどうかを判定する(ステップS1)。この間、制御部11は、例えば、加速度センサ16、及びジャイロセンサ17をオンし、近接センサ18をオフしている。
なお、通話の着信を受け付けている期間は、制御部11は、スピーカ15を介して着信音を出力する。これに代えて又は組み合わせて、制御部11は、バイブレーション機能に基づいて通信端末装置10を振動させてもよい。
なお、通信端末装置10がユーザの手で持たれたときの条件は、この例に限られない。当該条件は、例えば、通信端末装置10の一の時点の姿勢が、所定の姿勢(例えば、直立姿勢及び/又はそれに近い姿勢)であることであってもよい。直立姿勢となった通信端末装置10は、その正面が鉛直方向に平行又はほぼ平行となる。
ステップS3で「YES」と判定した場合には、制御部11は、近接センサ18をオンして、ユーザの頭部の近接の検知を行わせる(ステップS5)。
例えば、ユーザUは、通信端末装置10の正面側を自身に向けた後(図7(C))、図7(D)に示すように、通信端末装置10を自身の頭部に近づけるように移動させる。図7(D)に示す状態となったとき、制御部11は、近接センサ18によりユーザの頭部の近接を検知したと判定する(ステップS6;YES)。そして、制御部11は、通信端末装置10の姿勢を、ジャイロセンサ17を用いて計測する(ステップS8)。ここでは、制御部11は、ユーザの頭部の近接を検知しない状態から検知する状態に遷移したときの姿勢を計測する。
なお、図7(E)に示すように、ユーザUは、通信端末装置10を耳に近接させた状態で、通話することとなる。このため、制御部11は、通話が開始されたときの姿勢ではなく、通話の開始後の姿勢に基づいて第2姿勢データを記録してもよい。
なお、ステップS12で「NO」と判定した場合は、制御部11は、図6の処理を終了する。
図8の上段のグラフにおいて、横軸は姿勢角θを、縦軸は第1姿勢データに基づいて各姿勢角θが検知された回数(着信の回数)を表す。このグラフの姿勢角θの分布に着目すると、検知回数が「1」以上である姿勢角が、或る範囲内に収まっていることが分かる。検知回数が「1」以上である姿勢角θは、その姿勢角θとなる姿勢でユーザが着信時の動きをしたことを意味する。そこで、制御部11は、検知回数が「1」以上である姿勢角θの範囲に基づいて、応答条件を特定する。例えば、制御部11は、検知回数が「1」以上である最小の姿勢角θの値から所定値を減じた値を示すθth5を、第1姿勢データに関する応答条件を満たす最小の姿勢角とし、検知回数が「1」以上である最大の姿勢角θの値に所定値を加算した値を示すθth6を、第1姿勢データに関する応答条件を満たす最大の姿勢角とする。ここで、所定値を加算又は減算しているのは、応答条件を満たす姿勢角θの範囲が狭くなり過ぎないようにするためであり、必要がなければこの加減算は行われなくてもよい。また、応答条件を満たす姿勢角θの範囲が広くなり過ぎないように、制御部11は、この範囲を所定の角度範囲未満となるように制限してもよい。
図8の各グラフから分かるように、第1姿勢データ、及び第2姿勢データの各々に関して、応答条件データ192の更新により、応答条件を満たす姿勢角θの範囲が初期設定値から変更される。
応答条件データ192の更新前においては、第1姿勢データに関する応答条件は、θth1≦θ≦θth2によって特定される。このため、図9の上段の図に示すように、制御部11は、通信端末装置10が姿勢角θA、及びθBのいずれとなる場合でも、通話の着信に対して応答する。これに対し、応答条件データ192の更新後においては、第1姿勢データに関する応答条件は、θth5≦θ≦θth6に変更される。このため、図9の下段の図に示すように、制御部11は、通信端末装置10が姿勢角θAとなる場合には通話の着信に対して応答することはなく、姿勢角θBとなる場合には引き続き応答する。これにより、通信端末装置10の傾きを比較的小さくして通信端末装置10を耳に当てるユーザUの癖を反映した応答条件となる。図示は省略するが、第2姿勢データに関する応答条件についても、同様に、ユーザUの癖を反映した応答条件に変更される。
なお、本実施形態の応答条件データ192の更新のアルゴリズムは例示に過ぎず、これとは別のアルゴリズムが採用されてもよい。
図7で説明したユーザの動きからも分かるように、通信端末装置10の姿勢だけではなく、通信端末装置10の移動の軌跡も、ユーザの動きの癖を反映した軌跡になると考えられる。本実施形態において、通信端末装置10の移動の軌跡は、通信端末装置10の移動した距離、移動の方向、及び姿勢の変化の組み合わせによって特定される。そこで、通信端末装置10は、近接センサ18によりユーザの頭部の近接が検知される前又は検知されているときの通信端末装置10の移動の軌跡に基づいて、自動応答機能による応答をしてもよい。
本実施形態では、上述した第1実施形態と同じ符号を付した要素は、上述した第1実施形態と同等に機能する。本実施形態の通信端末装置10のハードウェア構成は上述した第1実施形態と同じでよい。通信端末装置10の機能構成においても、第1姿勢データ、及び第2姿勢データに代えて、通信端末装置10の移動の軌跡を示す軌跡データが用いられる点を除いて、上述した第1実施形態と同じでよい。
テーブル191は、通信端末装置10の移動の軌跡を示す軌跡データが記録されるテーブルである。図10の例においては、一回の通話の着信時における通信端末装置10の移動の軌跡を示す軌跡データが、一のレコード(行)に記録されている。軌跡データは、複数の各時点に計測された通信端末装置10の姿勢及び変位を示す姿勢/変位データの集合により構成される。姿勢/変位データは、3軸方向における変位(Xi,Yi,Zi)、及び姿勢角θi(iは自然数)のデータを含む。
通信端末装置10の制御部11は、通話の着信を受け付けたと判定した場合(ステップS1;YES)、通信端末装置10の姿勢及び変位を計測する(ステップS2)。そして、制御部11は、通信端末装置10がユーザの手で持たれたと判定すると(ステップS3;YES)、近接センサ18をオンし、ユーザの頭部の近接の検知を行わせる(ステップS5)。
なお、制御部11は、類似度を計算せずに応答条件を満たすかどうかを判定してもよい。制御部11は、通信端末装置10の移動の軌跡と、応答条件データ192が示す応答条件との近似度合いが所定の条件を満たした場合に、応答条件を満たしたと判定すればよい。
本発明は、上述した実施形態と異なる形態で実施することが可能である。本発明は、例えば、以下のような形態で実施することも可能である。また、以下に示す変形例は、各々を適宜に組み合わせてもよい。
(変形例1)
通信端末装置10の制御部11は、応答条件を1つではなく、複数特定してもよい。ユーザが通話の着信時にとる動きは、或る1パターンに限られるとは限らないからである。例えば、ユーザが図7のように右手で着信時の動作をする場合と、図12(A)〜(E)のように左手で着信時の動作をする場合とで、ユーザの動きは大きく異なる。複数の応答条件がある場合は、制御部11は、計測した姿勢及び変位が、少なくともいずれかの応答条件を満たした場合に、着信に対して応答する。
通信端末装置10は、通話の着信時における通信端末装置10又はユーザの状況毎に、応答条件を使い分けてもよい。例えば、ユーザが自宅のような場所に居る場合は、比較的大きな動きによって通話の着信時の動きをとると考えられるが、会社や公共の場所のような場所に居る場合は、周囲への迷惑とならないように比較的小さな動きによって通話の着信時の動きをとると考えられるからである。ユーザの動きは、これ以外の様々な状況によよっても変化し得る。
以下、本変形例を上述した第2実施形態に適用した場合を説明する。
状況特定部116は、通信端末装置10の姿勢及び/又は変位が計測されたときの通信端末装置10又はユーザの状況を特定する。状況特定部116は、位置や明るさについてはセンサ群20のセンサの計測結果に基づいて特定する。状況特定部116は、時刻については計時機能を用いて特定し、振動については加速度センサ16を用いて特定する。状況特定部116は、音声のレベルについては、マイクロホン14を用いて取得されたデータに基づいて特定する。
制御部11におけるその余の機能は、上述した第2実施形態と同じでよい。
通信端末装置10の制御部11は、通話の着信を受け付けたと判定した場合(ステップS1;YES)、通信端末装置10又はユーザの状況を特定する(ステップS31)。その後、制御部11は、通信端末装置10の移動の軌跡が、ステップS31で特定した状況に対応する応答条件を満たすかどうかを判定する(ステップS32)。
このように、通信端末装置10は、そのときどきの自通信端末装置又はユーザの状況に応じた応答条件を選択するので、各状況下でのユーザの癖を含む通話の着信時の動きを認識して、当該通話の着信に対して応答することができる。
通信端末装置10は、通話の着信時以外のタイミングで応答条件データ192を更新してもよい。通信端末装置10は、例えば、ユーザにより応答条件の登録が指示されたタイミングで、応答条件データ192を更新してもよい。この場合、ユーザは、通信端末装置10を手に持って、通話の着信時の動きを模擬する。
以下、本変形例を上述した第1実施形態に適用した場合を説明する。
図16は、通信端末装置10が実行する自動応答機能に関する処理を示すフローチャートである。
通信端末装置10の制御部11は、例えばタッチスクリーン部12を用いた操作により、ユーザにより応答条件データ192の登録が指示されたかどうかを判定する(ステップS41)。ステップS41で「YES」と判定すると、制御部11は、加速度センサ16を用いて、通信端末装置10の姿勢及び変位を計測する(ステップS42)。次に、制御部11は、近接センサ18によりユーザの頭部の近接の検知を行わせる(ステップS43)。
この変形例においても、通信端末装置10は、ユーザの通話の着信時の動きの癖を学習して、応答条件データ192を更新することができる。また、通信端末装置10は、事前に応答条件データ192を更新しておくことで、例えば初めて通話の着信があったときでも、通話の着信時のユーザの動きを精度良く認識できる。
上述した各実施形態で説明した構成及び動作の一部が省略されてもよい。例えば、上述した第1実施形態において、第1姿勢データ、及び第2姿勢データの一方のみを用いて、応答条件の変更、及び着信の有無が制御されてもよい。また、通信端末装置10は、自装置の姿勢及び/又は変位の一方のみを計測して、自動応答機能を実現してもよい。この場合、姿勢/変位計測部111は、通信端末装置10の姿勢及び/又は変位の一方を計測する。また、制御部11は、応答条件を特定せずに、通話の着信時にテーブル191を参照して、応答条件を満たすかどうかを判定してもよい。
通信端末装置10は、スマートフォンに限られず、フィーチャーフォン等の、通話のための通信を行う、携帯型の他の通信端末装置であってもよい。
本発明の通信端末装置は、受話音声を示す骨導音をユーザの体に発生させる通信端末装置にも適用可能である。この通信端末装置は、ユーザの耳以外の頭部の部位に接触させられても、当該ユーザが通話できるように構成されている。
また、本発明の通信端末装置は、通話の着信時にユーザが手に持って使用する通信端末装置でなくてもよい。本発明の通信端末装置は、例えば、ヘッドホン型やイヤホン型等の、ユーザの頭部に装着して使用される、いわゆるウェアラブル端末であってもよい。ユーザが通信端末装置を装着していない状態で、通話の着信があった場合、当該ユーザは通信端末装置を手に持って自身の頭部に装着してから、通話を開始するからである。この通信端末装置における通話の着信があった場合の動作は、上述した各実施形態と同様でよいから、説明を省略する。
上述した各実施形態の通信端末装置10の制御部11が実現する機能は、複数のプログラムの組み合わせによって実現され、又は、複数のハードウェア資源の連係によって実現され得る。制御部11の機能がプログラムを用いて実現される場合、このプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD(Hard Disk Drive)、FD(Flexible Disk))等)、光記録媒体(光ディスク等)、光磁気記録媒体、半導体メモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよいし、ネットワークを介して配信されてもよい。また、本発明は、着信制御方法として把握することも可能である。
Claims (8)
- 携帯型の通信端末装置であって、
通話の着信に対して応答する応答部と、
前記通信端末装置の姿勢及び/又は変位を計測する姿勢/変位計測部と、
前記通信端末装置にユーザの頭部が近接したことを検知する近接検知部と、
前記近接が検知される前又は検知されている間に計測された前記姿勢及び/又は変位を示す姿勢/変位データを記録する記録部と
を備え、
前記応答部は、
前記近接が検知され、且つ前記姿勢/変位データに応じた前記姿勢及び/又は変位が計測された場合には、前記着信に対して応答する
通信端末装置。 - 前記姿勢/変位データは、前記近接が検知されているときの前記姿勢を示すデータであり、
前記応答部は、
前記近接が検知されているときに前記姿勢/変位データに応じた姿勢が計測された場合には、前記着信に対して応答する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。 - 前記姿勢/変位データは、前記近接が検知される前又は検知されている間の前記姿勢及び/又は変位の時間的な変化を示すデータであり、
前記応答部は、
前記近接が検知される前又は検知されている間に、前記姿勢/変位データに応じた前記姿勢及び/又は変位の時間的な変化が計測された場合には、前記着信に対して応答する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。 - 記録された前記姿勢/変位データに基づいて、前記着信に対して応答する前記姿勢及び/又は変位の条件を、1又は複数特定する応答条件特定部を備え、
前記応答部は、
特定された1又は複数の前記条件のいずれかを満たす前記姿勢及び/又は変位が計測された場合には、前記着信に対して応答する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の通信端末装置。 - 前記応答条件特定部は、
1又は複数の前記条件を、記録された前記姿勢/変位データに応じて変更する
ことを特徴とする請求項4に記載の通信端末装置。 - 前記記録部は、
前記姿勢及び/又は変位が計測されたときの前記通信端末装置又は前記ユーザの状況を示す状況データを、前記姿勢/変位データと対応付けて記録し、
前記応答部は、
前記着信があったときの前記状況を示す状況データに対応付けて記録された前記姿勢及び/又は変位データに応じて、前記着信に対して応答するかどうかを制御する
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の通信端末装置。 - 前記状況データは、時刻、位置、前記通信端末装置に作用する振動、前記通信端末装置又は前記ユーザ周辺の音声のレベル又は明るさを示す
ことを特徴とする請求項6に記載の通信端末装置。 - 携帯型の通信端末装置のコンピュータに、
前記通信端末装置の姿勢及び/又は変位を計測するステップと、
前記通信端末装置にユーザの頭部が近接したことを検知するステップと、
前記近接が検知される前又は検知されている間に計測された前記姿勢又は変位を示す姿勢/変位データを記録するステップと
前記近接が検知され、且つ前記姿勢/変位データに応じた前記姿勢及び/又は変位が計測された場合には、前記着信に対して応答するステップと
を実行させるためのプログラム。
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