JP2017219436A - pH制御システム - Google Patents

pH制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2017219436A
JP2017219436A JP2016114411A JP2016114411A JP2017219436A JP 2017219436 A JP2017219436 A JP 2017219436A JP 2016114411 A JP2016114411 A JP 2016114411A JP 2016114411 A JP2016114411 A JP 2016114411A JP 2017219436 A JP2017219436 A JP 2017219436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
adjusting agent
adjuster
control system
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016114411A
Other languages
English (en)
Inventor
通尚 文野
Michinao Fumino
通尚 文野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi GE Nuclear Energy Ltd
Original Assignee
Hitachi GE Nuclear Energy Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi GE Nuclear Energy Ltd filed Critical Hitachi GE Nuclear Energy Ltd
Priority to JP2016114411A priority Critical patent/JP2017219436A/ja
Publication of JP2017219436A publication Critical patent/JP2017219436A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

【課題】放射性有機ヨウ素を抑制するために必要なpH調整剤を原子炉格納容器に安定的に供給する。【解決手段】冷却水を貯留可能な圧力抑制室にpH調整剤を供給するpH制御システムであって、加圧用空気を貯留する加圧用空気ボンベと、pH調整剤を貯留するpH調整剤タンクと、を備え、pH調整剤タンクと圧力抑制室との間には、圧力調整器及び流量調整器のうち少なくとも一方を設け、加圧用空気ボンベとpH調整剤タンクとの間には、圧力調整器を設けている。【選択図】図3

Description

本発明は、原子炉格納容器pH制御系において、交流電源喪失時にもpH調整剤を安定的に供給するpH制御システムに関する。
特許文献1には、原子炉格納容器にpH調整剤を必要量供給するためのシステムが記載されている。pH調整剤の供給は、圧縮空気による圧送で行われ、交流電源喪失時に原子炉格納容器内に供給できる構成となっている。
特開2015−175775号公報
特許文献1には、交流電源喪失時にも動作可能な原子炉格納容器用pH調整システムが記載されているが、必要な薬剤の量を安定的に供給することができない場合がある。一方、効果的にヨウ素を除去するためには、定格量をドライウェル内に供給する必要がある。定格量を確保できない場合、pH調整剤を圧力抑制プール全体に散布することができなくなり、期待されるヨウ素抑制効果が得られない。
本発明は、放射性有機ヨウ素を抑制するために必要なpH調整剤を原子炉格納容器に安定的に供給することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、冷却水を貯留可能な圧力抑制室にpH調整剤を供給するpH制御システムであって、加圧用空気を貯留する加圧用空気ボンベと、pH調整剤を貯留するpH調整剤タンクと、を備え、pH調整剤タンクと圧力抑制室との間には、圧力調整器及び流量調整器のうち少なくとも一方を設け、加圧用空気ボンベとpH調整剤タンクとの間には、圧力調整器を設けている。
本発明によれば、交流電源喪失時においても必要なpH調整剤を安定的に格納容器内に供給することができ、放射性有機ヨウ素の発生を抑制することができる。
pH制御システムを備えた原子炉建屋の概略構成図である。 図1に示す原子炉格納容器の内部を示す概略構成図である。 実施例1のpH制御システムを示す模式構成図である。 実施例2のpH制御システムを示す模式構成図である。 実施例3のpH制御システムを示す模式構成図である。
はじめに、原子炉建屋として沸騰水型原子炉(BWR)を備えた原子炉建屋について説明する。なお、本明細書において「pH」とは、水素イオン濃度指数をいう。
図1は、pH制御システムを備えた原子炉建屋の概略を示したものである。
図1に示すように、原子炉建屋1内には、天井部に燃料交換機7、オペレーションフロア2(運転床)、オペレーションフロア2の直下に使用済燃料プール3、使用済燃料仮置きプール6、原子炉格納容器10及び図示しないその他の安全系の機器が設けられている。原子炉格納容器10は、原子炉圧力容器11、ドライウェル19、圧力抑制プール14を保有する圧力抑制室13(ウェットウェル)、原子炉圧力容器11より発生する蒸気を図示しないタービンへ供給するための主蒸気供給配管4、図示しない復水器等より供給される冷却水(例えば、ホウ酸水又は純水等)を原子炉圧力容器11へ供給するための冷却水供給配管5等から構成されている。
また、原子炉圧力容器11内には、図示しない複数の燃料集合体が装荷された炉心、燃料集合体の核反応を制御するため炉心へ挿入可能な複数の制御棒、炉心上部に燃料集合体の核反応により発生する蒸気を液体の水と分離する気液分離器、及び気液分離器の上部に蒸気乾燥器が設けられている。燃料集合体は、横断面四角形状のチャンネルボックス内に、ステンレス鋼製の被覆管内に燃料ペレット(例えば、MOX燃料)が複数充填された燃料棒を正方格子状に配列している。
原子炉圧力容器11内は、冷却水で満たされている。冷却水は、冷却水供給配管5を介して炉心下部より炉心内に入り、燃料集合体に沿って上昇し、燃料集合体内に束ねられた燃料棒による核反応により加熱され、水の一部が蒸気となり上昇する。液体の水と蒸気とは、上記気液分離器により分離され、さらに、上記蒸気乾燥器により乾燥され、湿分が除去される。乾燥後の蒸気は、主蒸気供給配管4を介してタービンへと供給され、タービンを駆動し、タービンに連結された発電機により発電される。発電に使用された蒸気は、復水器で凝縮されて水となり、その後、図示しない給水ポンプにより昇圧され、冷却水供給配管5を介して再び原子炉圧力容器11へと循環供給される。
なお、使用済燃料プール3の上部空間は、比較的堅牢な例えば壁厚1.5m以上の鉄筋コンクリート製又は鋼板コンクリート製の屋根構造体で覆われている。また、燃料交換機7は、使用済み燃料集合体を炉心より抜き取り使用済燃料プール3に移送する場合と、燃料集合体の炉心に挿入する場合とに用いられる。
また、原子炉建屋1内のオペレーションフロア2上には、pH制御ユニット20が設置されている。このpH制御ユニット20は、後述の加圧用空気ボンベ及びpH調整剤供給配管29とともに、pH制御システムを構成している。pH調整剤供給配管29は、例えば水酸化ナトリウム溶液等のpH調整剤を圧力抑制室13内の圧力抑制プール14に供給する。この際、加圧用空気ボンベから加圧用空気を送ることにより、pH調整剤がpH調整剤供給配管29に圧送される。
このように、pH制御システムは、pH調整剤を圧送するためのポンプ等を必要としない。そのため、仮に、異常時において交流電源が喪失された場合(電源喪失時)においても、pH調整剤を圧力抑制プール14へ供給することが可能となる。なお、pH制御ユニット20の設置場所は、オペレーションフロア2に限らず、原子炉建屋1内であって原子炉格納容器10外であれば他の場所であってもよい。
図2は、図1の原子炉格納容器10内の概略構成を示したものである。
図2に示すように、原子炉格納容器10は、原子炉圧力容器11、ドライウェル19及び圧力抑制室13から構成されている。通常運転では、原子炉圧力容器11から主蒸気供給配管4を介してタービンへと蒸気が送られ、発電が行われている。ここで、原子炉に何らかの異常が発生し原子炉圧力容器11の内圧が急激に上昇した場合、原子炉圧力容器11内を減圧する必要がある。そのため、逃し安全弁17が、主蒸気供給配管4の途中より分岐する配管に設けられている。逃し安全弁17から排気された蒸気は、配管を通して圧力抑制室13内の圧力抑制プール14へ導かれ、ここで蒸気は冷却され凝縮される。これにより、効果的に原子炉圧力容器11内を減圧することができる。さらに、ベントガスには放射性物質が含まれているが、圧力抑制プール14の水中を通気することにより、水のフィルタ効果を期待することができ、放射性物質の拡散防止が可能な構成となっている。
また、原子炉冷却水再循環系や図示しない原子炉冷却水浄化系等の一次冷却水を内包する配管が破断した場合には、ドライウェル19内に蒸気と水の混合物が放出される。この場合でも、逃がし安全弁17と同様に、放出された蒸気と水の混合物は、ドライウェルベント管18により圧力抑制プール14内へと導かれる。圧力抑制プール14内の水は、ECCSポンプ16により汲み出され、ECCS配管8を介して複数のスプレイノズルを有するスプレイ設備12により圧力抑制室13内に散布される。ここで、ECCSは、Emergency Core Cooling System(非常用炉心冷却系)の略称である。
また、異常事象が長期化した場合には、原子炉格納容器10の減圧を実施するため、原子炉格納容器ベント管15(ドライウェルベント管)から大気へと放出することもできる。この場合、圧力抑制プール14の水のフィルタ効果が期待できるため、大気への放射性物質の放出は、可能な限り低く抑えられる。但し、このとき、逃がし安全弁17及び原子炉格納容器ベント管15より圧力抑制プール14へ導入されるベントガスは、圧力抑制プール14内の水により凝縮されると共に、ベントガスに含まれる放射性物質である有機ヨウ素が水中に残留することになる。この水中に残留する有機ヨウ素は、pH制御ユニット20よりpH調整剤供給配管29を介して圧力抑制プール14へ供給されるpH調整剤により除去される。
以下、実施例のpH制御システムについて、図面を用いて詳細に説明する。
図3は、本実施例のpH制御システムの構成を示したものである。
本図に示すように、pH制御システムは、加圧用空気ボンベ101と、pH調整剤タンク107と、pH制御ユニット114と、を有している。加圧用空気ボンベ101とpH調整剤タンク107とは、加圧用空気供給配管103で接続されている。pH調整剤タンク107と圧力抑制室112とは、pH調整剤供給配管111で接続されている。圧力抑制室112には、圧力抑制プール113が設けられている。
加圧用空気供給配管103には、加圧用空気圧力調節弁104(圧力調整器)及び加圧用空気作動弁105が設けられている。加圧用空気ボンベ101には、加圧用空気ボンベ用圧力計102が設けられている。pH調整剤タンク107には、pH調整剤タンク用圧力計106が設けられている。pH調整剤供給配管111には、pH調整剤注入用空気作動弁108、pH調整剤供給配管用流量計109、pH調整剤供給配管用流量調節弁110(流量調整器)、第一の逆止弁115及び第二の逆止弁116が設けられている。仮に、圧力抑制室112の内圧が上昇した場合であっても、pH調整剤の逆流を防止可能となっている。なお、本実施例では2つの逆止弁を設ける構成としているが、これに限らず1つの逆止弁を設ける構成としてもよい。
なお、加圧用空気ボンベ用圧力計102を設ける代わりに、加圧用空気ボンベ101と加圧用空気圧力調節弁104との間に圧力計を設けてもよい。まとめると、当該圧力計は、加圧用空気ボンベ101側の圧力を測定する計器である。
pH制御ユニット114は、加圧用空気ボンベ用圧力計102、pH調整剤タンク用圧力計106及びpH調整剤供給配管用流量計109により検出した信号を用いて、加圧用空気圧力調節弁104及びpH調整剤供給配管用流量調節弁110の開度を調節する制御をする。なお、pH制御ユニット114は、pH調整剤流量制御用計装システムとして中央制御室など設置してもよい。加圧用空気圧力調節弁104及びpH調整剤供給配管用流量調節弁110の開度に応じた流量及び圧力の加圧用空気が、加圧用空気供給配管103よりpH調整剤タンク107に流入する。pH調整剤タンク107内に貯留されるpH調整剤は、pH調整剤供給配管111へと押し出される。このとき、pH調整剤注入用空気作動弁108が連動して駆動されることにより、pH調整剤がpH調整剤供給配管111を流れ、圧力抑制プール113内に送られる。
なお、本実施例のpH制御ユニット114は、交流電源喪失時においても動作可能とするため、加圧用空気圧力調節弁104(pH調整剤注入用の弁)及び加圧用空気作動弁105(pH調整剤加圧用の弁)を空気作動弁としている。空気作動弁には、例えば、ダイアフラム式の空気作動弁又はシリンダー式の空気作動弁が用いられる。
pH調整剤タンク107内には、pH調整剤として水酸化ナトリウム水溶液や水酸化カリウム水溶液等のアルカリ性の水溶液が貯蔵されている。
過酷事故の際は、加圧用空気作動弁105が開き、加圧用空気ボンベ101に貯蔵されている加圧用空気が加圧用空気供給配管103を通り、pH調整剤タンク107に供給される。このとき、pH調整剤注入用作動弁108が連動して駆動され、pH調整剤がpH調整剤供給配管111を介して圧力抑制プール113に注入される。
要求されるpH調整剤を一定量で供給するためには、(1)pH調整剤タンク107から圧力抑制室112に供給されるpH調整剤を一定量とするか、又は(2)加圧用空気ボンベ101からpH調整剤タンク107に供給される加圧用空気を一定量とする制御が求められる。
以下、それぞれの制御方法について説明する。
(1)pH調整剤を一定量とする制御
pH調整剤タンク107から圧力抑制室112までの流量制御のために、pH調整剤供給配管111に設置されたpH調整剤供給配管用流量計109からの信号を用いて、pH制御ユニット114により、pH調整剤供給配管111に設置されたpH調整剤供給配管用流量調節弁110を操作する制御をすることにより、pH調整剤タンク107から圧力抑制室112までの流量を一定に保ちながらpH調整剤を圧力抑制プール113に供給できる。
上記のpH調整剤の流量制御により、規定の流量を得るために必要なpH調整剤タンク107の圧力が自動的に定められる。
(2)加圧用空気を一定量とする制御
加圧用空気ボンベ101からpH調整剤タンク107の圧力制御のために、加圧用空気ボンベ101に設置された加圧用空気ボンベ用圧力計102、及びpH調整剤タンク107に設置されたpH調整剤タンク用圧力計106の信号を用いて、pH制御ユニット114により、加圧用空気供給配管103に設置された加圧用空気圧力調節弁104を操作する制御をすることにより、加圧用空気ボンベ101からpH調整剤タンク107までの圧力を一定に保ちながら加圧用空気をpH調整剤タンク107に供給することができる。
なお、上記2つの制御を用いれば、pH調整剤を更に安定的に圧力抑制プール113に供給することができる。
本実施例のpH制御システムの起動は、図示しないプラント状態信号により原子炉の炉心損傷が判明した場合には、運転員の判断で手動起動する。また、炉心損傷が生じていない場合においても、予防的に起動させてもよい。
本実施例によれば、仮に、交流電源喪失等の異常時においても、加圧用空気によりpH調整剤を圧力抑制プール113に供給でき、圧力抑制プール14内の水中に残留する有機ヨウ素を除去することが可能となる。
図4は、本実施例のpH制御システムの構成を示したものである。図4においては、図3に示す構成要素と同一の構成要素に同一の符号を付している。
図4においては、pH制御システムは、減圧弁117(圧力調整器)及び流量制限オリフィス118(流量調整器)から構成される。本構成においては、過酷事故時に中央制御室などのpH調整剤流量制御用計装システムが利用できないことを想定して、圧力計や流量計等の計器を設けない構成としている。
減圧弁117を加圧用空気供給配管103に設置することにより、圧力を一定に保ちながら加圧用空気をpH調整剤タンク107に供給することが可能となる。また、事前に絞り調整をした流量制限オリフィス118をpH調整剤供給配管111に設置することにより、pH調整剤を供給する時間スケールで圧力抑制室112の圧力が大きく変化しない場合には、pH調整剤を安定的に圧力抑制プール113に供給することができる。
図5は、本実施例のpH制御システムの構成を示したものである。
図5においては、実施例1(図3)と異なり、pH調整剤供給配管用流量計109及びpH調整剤供給配管用流量調節弁110に代えて、pH調整剤供給配管111にpH調整剤供給配管用圧力調節弁119(圧力調整器)が設けられている。
また、pH制御系全体の圧力を制御するために、圧力抑制室112に圧力計120が設けられている。これらの計器からの信号を用いて、pH制御ユニット114により、pH調整剤供給配管111に設置されたpH調整剤供給配管用圧力調節弁119と加圧用空気圧力調節弁104(圧力調整器)とを連動させる制御をすることにより、加圧用空気ボンベ101から圧力抑制室112までの流量を一定に保ちながらpH調整剤を圧力抑制プール113に供給することができる。
1:原子炉建屋、2:オペレーションフロア、3:使用済燃料プール、4:主蒸気供給配管、5:冷却水供給配管、6:使用済燃料仮置きプール、7:燃料交換機、8:ECCS配管、10:原子炉格納容器、11:原子炉圧力容器、12:スプレイ設備、13:圧力抑制室、14:圧力抑制プール、15:原子炉格納容器ベント管、16:ECCSポンプ、17:逃し安全弁、18:ドライウェルベント管、19:ドライウェル、20:pH制御ユニット、29:pH調整剤供給配管、101:加圧用空気ボンベ、102:加圧用空気ボンベ用圧力計、103:加圧用空気供給配管、104:加圧用空気圧力調節弁、105:加圧用空気作動弁、106:pH調整剤タンク用圧力計、107:pH調整剤タンク、108:pH調整剤注入用空気作動弁、109:pH調整剤供給配管用流量計、110:pH調整剤供給配管用流量調節弁、111:pH調整剤供給配管、112:圧力抑制室、113:圧力抑制プール、114:pH制御ユニット、115:第一の逆止弁、116:第二の逆止弁、117:減圧弁、118:流量制限オリフィス、119:pH調整剤供給配管用圧力調節弁、120:圧力計。

Claims (6)

  1. 冷却水を貯留可能な圧力抑制室にpH調整剤を供給するpH制御システムであって、
    加圧用空気を貯留する加圧用空気ボンベと、
    前記pH調整剤を貯留するpH調整剤タンクと、を備え、
    前記pH調整剤タンクと前記圧力抑制室との間には、圧力調整器及び流量調整器のうち少なくとも一方を設け、
    前記加圧用空気ボンベと前記pH調整剤タンクとの間には、圧力調整器を設けた、pH制御システム。
  2. 前記pH調整剤タンクと前記圧力抑制室との間には、流量調整器を設けた、請求項1記載のpH制御システム。
  3. 前記pH調整剤タンクと前記圧力抑制室との間には、圧力調整器を設けた、請求項1記載のpH制御システム。
  4. 前記流量調整器又は前記圧力調整器は、pH制御ユニットにより制御されるものである、請求項2又は3に記載のpH制御システム。
  5. 前記pH制御ユニットは、前記加圧用空気ボンベ側の圧力を測定する計器と、pH調整剤タンク用圧力計と、からの信号を用いて制御をする、請求項4記載のpH制御システム。
  6. 前記pH制御ユニットは、更にpH調整剤供給配管用流量計からの信号を用いて制御をする、請求項5記載のpH制御システム。
JP2016114411A 2016-06-08 2016-06-08 pH制御システム Pending JP2017219436A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016114411A JP2017219436A (ja) 2016-06-08 2016-06-08 pH制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016114411A JP2017219436A (ja) 2016-06-08 2016-06-08 pH制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017219436A true JP2017219436A (ja) 2017-12-14

Family

ID=60657721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016114411A Pending JP2017219436A (ja) 2016-06-08 2016-06-08 pH制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017219436A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021050919A (ja) * 2019-09-20 2021-04-01 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 原子炉格納容器用pH調整システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021050919A (ja) * 2019-09-20 2021-04-01 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 原子炉格納容器用pH調整システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4592773B2 (ja) 静的冷却減圧系および加圧水型原子力プラント
US9697914B2 (en) Nuclear power plant and passive containment cooling system
US10991471B2 (en) Emergency core cooling system and boiling water reactor plant using the same
US20210151208A1 (en) Alternative circulation cooling method for emergency core cooling system, and nuclear power plant
RU2666346C2 (ru) Пассивная система снижения давления для емкостей под давлением в ядерных реакторах
JP4956316B2 (ja) 非常用炉心冷却系
US20120294409A1 (en) Transient mitigation system for reactor
KR20150122762A (ko) 가압수형 원자로 감압 시스템
EP2549484B1 (en) Nuclear power plant
JP2017219436A (ja) pH制御システム
JP6811667B2 (ja) 格納容器保全設備および格納容器保全方法
CN112289472A (zh) 一种用于非能动核电厂的蒸汽发生器非能动补水系统
JP5738665B2 (ja) 原子炉の除熱システム
WO2015141067A1 (ja) 原子炉格納容器用pH調整システム
JP2007205923A (ja) 沸騰水型原子力発電設備
WO2019200468A1 (en) Gas-based reactivity control system
CN214671846U (zh) 能动和非能动相结合的船用喷淋系统
JP2021050919A (ja) 原子炉格納容器用pH調整システム
US11200992B2 (en) Dry stand-by liquid control system for a nuclear reactor
JP2009204454A (ja) 原子力発電設備の自動減圧系
JP6533684B2 (ja) 圧縮気体供給システム及びこれを備えた原子力プラント
KR20130085231A (ko) 원자력 발전소 격납용기 비상 증기배출냉각 장치
Muellner et al. Investigation of a possible emergency procedure for the VVER 1000 NPP in case of a total loss of feedwater and a main steam line break
JPH0231193A (ja) 軽水炉の非常用冷却装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180710

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190416

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190614

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190618