JP2017219372A - Gpr83の受容体機能を阻害する方法 - Google Patents
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Abstract
Description
Arg-Pro-Lys-Pro-Gln-Gln-Phe-Phe-Gly-Leu-Met-NH2(配列番号21)
[式中、C末端のメチオニンのカルボキシル基はアミド化されている。以下同様に表記する]
である。
Arg-Ser-Arg-Thr-Arg-Gln-Phe-Tyr-Gly-Leu-Met-NH2(配列番号22)
である。
(1) GPR83のアミノ酸配列における、Asn-X-Ser (Asnはアスパラギン残基を示し、Xは任意のアミノ酸残基を示し、Serはセリン残基を示す) またはAsn-X-Thr (Asnはアスパラギン残基を示し、Xは任意のアミノ酸残基を示し、Thrはトレオニン残基を示す)で示される配列のうち少なくとも1つを改変する工程を含む、GPR83の受容体機能を阻害する方法。
(2) 前記改変する工程が、GPR83のアミノ酸配列における、Asn-X-Ser (Asnはアスパラギン残基を示し、Xは任意のアミノ酸残基を示し、Serはセリン残基を示す) またはAsn-X-Thr (Asnはアスパラギン残基を示し、Xは任意のアミノ酸残基を示し、Thrはトレオニン残基を示す)で示される配列に含まれるアスパラギン残基のうち少なくとも1つを改変する工程である、(1)に記載の方法。
(3) 被験物質と、以下の(a)または(b):
(a) GPR83;
(b) GPR83のアミノ酸配列における、Asn-X-Ser (Asnはアスパラギン残基を示し、Xは任意のアミノ酸残基を示し、Serはセリン残基を示す) またはAsn-X-Thr (Asnはアスパラギン残基を示し、Xは任意のアミノ酸残基を示し、Thrはトレオニン残基を示す)で示される配列を含む部分アミノ酸配列からなるポリペプチド
とを接触させ、前記被験物質と前記(a)または(b)のアミノ酸配列におけるAsn-X-SerまたはAsn-X-Thrで示される配列を含む領域のうち少なくとも1つとの相互作用の有無を確認する工程1と、
前記工程1において前記相互作用が確認された被験物質を、GPR83の受容体機能の阻害物質の候補として選抜する工程2と
を含む、GPR83の受容体機能の阻害物質のスクリーニング方法。
本発明で用いるGPR83はHK-1受容体活性又はSP受容体活性を有するポリペプチドであれば特に限定されない。HK-1受容体活性を有するとは、HK-1との結合活性を有し、且つ、GPR83を発現する細胞において細胞外のHK-1と結合して細胞を刺激する活性(例えば、細胞内でCa++を遊離させる活性)を有することを指す。SP受容体活性についても同様である。GPR83の受容体活性は、HK-1受容体活性の方がSP受容体活性よりも優れている。
GPR83の起源は特に限定されず、GPR83を発現する生体、生体試料(臓器、組織等)、細胞等から分離された天然由来のものであってもよいし、遺伝子工学的手法や合成法により人為的に調製されたものであってもよい。
(i) 配列番号1(ヒト, Homo sapiens)、配列番号2(ラット, Rattus norvegicus)、配列番号3(マウス, Mus musculus)、配列番号4(イヌ, Canis lupus familiaris)および配列番号5(ウシ, Bos taurus)のいずれかで表されるアミノ酸配列からなるポリペプチド;
(ii) 配列番号1〜5のいずれかで表されるアミノ酸配列の部分配列を含み(好ましくは、配列番号1〜5のいずれかで表されるアミノ酸配列の部分配列からなり)、且つHK-1受容体活性又はSP受容体活性を有するポリペプチド;
(iii) 配列番号1〜5のいずれかで表されるアミノ酸配列を含み、且つHK-1受容体活性又はSP受容体活性を有するポリペプチド;
(iv) (i)〜(iii)のいずれかのポリペプチドのアミノ酸配列において、1〜10個、好ましくは1〜7個、より好ましくは1〜4個、より好ましくは1〜3個、最も好ましくは1個又は2個のアミノ酸が欠失、置換、及び/又は付加されたアミノ酸配列からなり、且つHK-1受容体活性又はSP受容体活性を有するポリペプチド;又は
(v) (i)〜(iii)のいずれかのポリペプチドのアミノ酸配列と少なくとも90%、好ましくは少なくとも95%、より好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含み(好ましくは、(i)〜(iii)のいずれかのポリペプチドのアミノ酸配列と少なくとも90%、好ましくは少なくとも95%、より好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するアミノ酸配列からなり)、且つHK-1受容体活性又はSP受容体活性を有するポリペプチド。
本発明は第一に、GPR83のアミノ酸配列における、Asn-X-SerまたはAsn-X-Thrで示される配列のうち少なくとも1つを改変する工程を含む、GPR83の受容体機能を阻害する方法に関する。
本発明は第二に、被験物質と、以下の(a) または(b):
(a) GPR83;
(b) GPR83のアミノ酸配列における、Asn-X-SerまたはAsn-X-Thrで示される配列を含む部分アミノ酸配列からなるポリペプチド
とを接触させ、前記被験物質と前記(a)または(b)のアミノ酸配列におけるAsn-X-SerまたはAsn-X-Thrで示される配列を含む領域のうち少なくとも1つとの相互作用の有無を確認する工程1と、
前記工程1において、前記相互作用が確認された被験物質を、GPR83の受容体機能の阻害物質の候補として選抜する工程2と
を含む、GPR83の受容体機能の阻害物質のスクリーニング方法に関する。
前記(a)のGPR83については「1. GPR83」で説明した通りである。
前記(b)のポリペプチドは、GPR83のアミノ酸配列における、Asn-X-SerまたはAsn-X-Thrで示される配列を含む部分アミノ酸配列からなるポリペプチドであれば特に限定されないが、好ましくは、Asn-X-SerまたはAsn-X-Thrで示される配列を含む合計アミノ酸残基数が5以上、好ましくは6以上、より好ましくは7以上、上限は特に限定されないが例えば50以下、好ましくは30以下、より好ましくは15以下のGPR83の部分アミノ酸配列からなるポリペプチドである。
(i)前記(a)または(b) のポリペプチドと被験物質とを接触させ、結合の有無を確認し、結合により複合体が形成された場合はその量を定量する。
(ii)前記(a)または(b)のポリペプチドの、それぞれアミノ酸配列においてAsn-X-SerまたはAsn-X-Thrで示される配列のうち少なくとも1つを改変した変異体と被験物質とを接触させ、結合の有無を確認し、結合により複合体が形成された場合はその量を定量する。
(iii)両者を比較し、結合の有無又は複合体の量に差異がある場合に、被験物質と、Asn-X-SerまたはAsn-X-Thrで示される配列を含む領域(例えば該配列のアスパラギン残基)とが相互作用していると結論付けることができる。
(i)前記(a)または(b)のポリペプチドの、それぞれアミノ酸配列においてAsn-X-SerまたはAsn-X-Thrで示される配列のうち少なくとも1つを改変した変異体を発現する細胞を用いて、任意の濃度に調製されたリガンドを添加し、このリガンドとの結合に伴う細胞内カルシウムイオン濃度を測定する。
(ii)前記(a)または(b) のポリペプチドを発現する細胞と被験物質を接触させ、(i)と同濃度に調製されたリガンドを添加し、このリガンドとの結合に伴う細胞内カルシウムイオン濃度を測定する。
(iii)両者を比較し、測定された細胞内カルシウムイオン濃度に差異がない又は小さい場合(例えば、有意な差が無い場合)に、被験物質と、Asn-X-SerまたはAsn-X-Thrで示される配列を含む領域(例えば該配列のアスパラギン残基)とが相互作用していると結論付けることもできる。
工程2では、前記(a)または(b)のアミノ酸配列におけるAsn-X-SerまたはAsn-X-Thrで示される配列を含む領域のうち少なくとも1つとの相互作用が確認された被験物質をGPR83の受容体機能の阻害物質の候補として選抜する。
本発明のスクリーニング方法では、更に、工程2で選抜された被験物質がGPR83の受容体機能を阻害することを確認する工程3をさらに含むことが好ましい。
1.1.プラスミドの作製
1.1.1. プラスミドGPR83/pcDNA3.1およびNK1R/pcDNA3.1の作製
SDラット(胎生18日目)の脳組織より得られたtotalRNAからcDNAを作製し、このcDNAをテンプレートとし、プライマーセットとして下記のGPR83用プライマーセットまたはNK1R用プライマーセットを用い、市販のPCR用酵素であるKOD-Plus-Neo (東洋紡)を用いて指定されたプロトコールに従ってPCR反応液を調製し、PCRを行い、ラットGPR83 (配列番号2)をコードするDNA塩基配列(配列番号23)を含む増幅産物及びラットNK1R (配列番号6) をコードするDNA塩基配列(配列番号24)を含む増幅産物を得た。得られた各増幅産物を、制限酵素処理したプラスミド発現ベクターpcDNA3.1(invitrogen社)に挿入して、GPR83/pcDNA3.1及びNK1R/pcDNA3.1を得た。
GPR83用プライマーセット
GPR83 sense; TCGAGTCCAGGTTCCCTCTGTG (配列番号7)
GPR83 reverse; TTCCGACACCTTGAGTCTGGTC (配列番号8)
NK1R用プライマーセット
NK1R sense; TGCAACAAGGTCCTGCGGCAAG (配列番号9)
NK1R reverse; AGCAACACAAGATGGGCTAGAGGC (配列番号10)
上記で得られたプラスミドGPR83/pcDNA3.1およびNK1R/pcDNA3.1のアミノ酸を一部置換したプラスミドをそれぞれ作製した。
GPR83 N1 (N38S) 用プライマーセット
GPR83 N1 Sense: CTGACCGGAGCCAGTGCCTCGCATTTC (配列番号11)
GPR83 N1 Reverse: GAAATGCGAGGCACTGGCTCCGGTCAG (配列番号12)
GPR83 N2 (N45S) 用プライマーセット
GPR83 N2 Sense: CATTTCTGGGCCAGCTACACTTTCTC (配列番号13)
GPR83 N2 Reverse: GAGAAAGTGTAGCTGGCCCAGAAATG (配列番号14)
GPR83 N3 (N66S) 用プライマーセット
GPR83 N3 Sense: GCTGAGTCCCAGAGCCCCACAGTGAAA (配列番号15)
GPR83 N3 Reverse: TTTCACTGTGGGGCTCTGGGACTCAGC (配列番号16)
GPR83 N4 (N133S) 用プライマーセット
GPR83 N3 Sense: GTCCGCTTTGTGAGCAGCACATGGGTG (配列番号17)
GPR83 N3 Reverse: CACCCATGTGCTGCTCACAAAGCGGAC (配列番号18)
NK1R-A (N14,18S)用プライマーセット
NK1R-A Sense: CTCTTCCCCAGCATCTCCACCAACATCTCCACCAGCACCTCTGAGTCT (配列番号19)
NK1R-A Reverse: AGACTCAGAGGTGCTGGTGGAGATGTTGGTGGAGATGCTGGGGAAGAG (配列番号20)
上記1.1.1.で得た2種類のプラスミドGPR83/pcDNA3.1およびNK1R/pcDNA3.1をそれぞれ4μg(1μg/μl)ずつ10cmディッシュに培養したチャイニーズハムスター卵巣由来細胞(CHO細胞)に投与した。トランスフェクション試薬としてlipofectamine 2000 (sigma) を8μl用いた。この方法によって、GPR83あるいはNK1RのDNAがCHO細胞に導入され、一過性のGPR83およびNK1Rの発現細胞が得られる。細胞をCO2インキュベーターにて一昼夜培養した。プラスミド投与1日後、3×10-5個/mlとなるように細胞数を調整し、96ウェルプレートに入れ(100μl/ウェル)、プラスミド投与2日後に細胞内Ca++変化を測定した。なお、CHO細胞は、10%のウシ胎児血清(SAFC Biosciences社)、および10% Penicillin Streptomicin(life technologies社)を含むMEM Alpha(1×) (life technologies社)を培地として使用した。さらに、37 ℃ 5% CO2インキュベータにて培養した。
GPR83またはNK1R安定発現細胞は、上記1.1.1.で得たプラスミドを直鎖状にしたDNA鎖をCHO細胞に投与することで作製した。具体的には、制限酵素にて各プラスミドを切断して得られる直鎖状のプラスミド4μgを、10cmディッシュにて培養したCHO細胞に投与した。トランスフェクション試薬としてlipofectamine 2000 (sigma)を8μl用いた。投与1週間後、Hygromin B(Invitrogen)を培地に添加し、Hygromin B耐性細胞、すなわちGPR83またはNK1Rを発現する細胞、を選抜した。こうしてGPR83またはNK1Rの安定発現細胞を得た。得られた細胞を3×10-5個/ mlとなるように細胞数を調整し、96ウェルプレートに入れ(100μl/ウェル)、リガンドの添加による細胞内Ca++変化の解析に用いた。
リガンドの添加に伴う細胞内のCa++の変化は、蛍光プローブを用いて蛍光強度の値により定量化できる。
実験に使用したペプチドは、以下のようなアミノ酸配列のペプチドである。
Substance P (SP): RPKPQQFFGLM-NH2(配列番号21)
Hemokinin-1 (HK-1): RSRTRQFYGLM-NH2(配列番号22)
4.1 GPR83およびNK1R安定発現細胞による細胞内Ca ++ の変化
GPR83およびNK1Rの安定発現細胞に、10-15M〜10-5Mに滅菌蒸留水にて希釈したSPおよびHK-1を細胞に添加し、添加に伴う細胞内Ca++濃度の変化を測定した。
GPR83およびNK1Rの安定発現細胞を用いた実験より、GPR83のリガンドはHK-1がSPよりも優位であることが示された。
Claims (5)
- GPR83のアミノ酸配列における、Asn-X-Ser (Asnはアスパラギン残基を示し、Xは任意のアミノ酸残基を示し、Serはセリン残基を示す) またはAsn-X-Thr (Asnはアスパラギン残基を示し、Xは任意のアミノ酸残基を示し、Thrはトレオニン残基を示す)で示される配列のうち少なくとも1つを改変する工程を含む、GPR83の受容体機能を阻害する方法。
- 前記改変する工程が、GPR83のアミノ酸配列における、Asn-X-Ser (Asnはアスパラギン残基を示し、Xは任意のアミノ酸残基を示し、Serはセリン残基を示す) またはAsn-X-Thr (Asnはアスパラギン残基を示し、Xは任意のアミノ酸残基を示し、Thrはトレオニン残基を示す)で示される配列に含まれるアスパラギン残基のうち少なくとも1つを改変する工程である、請求項1に記載の方法。
- 前記GPR83のアミノ酸配列における、Asn-X-SerまたはAsn-X-Thrで示される配列のXがプロリンを除く任意のアミノ酸残基を示すものである、請求項1または2に記載の方法。
- 被験物質と、以下の(a)または(b):
(a) GPR83;
(b) GPR83のアミノ酸配列における、Asn-X-Ser (Asnはアスパラギン残基を示し、Xは任意のアミノ酸残基を示し、Serはセリン残基を示す) またはAsn-X-Thr (Asnはアスパラギン残基を示し、Xは任意のアミノ酸残基を示し、Thrはトレオニン残基を示す)で示される配列を含む部分アミノ酸配列からなるポリペプチド
とを接触させ、前記被験物質と前記(a)または(b)のアミノ酸配列におけるAsn-X-SerまたはAsn-X-Thrで示される配列を含む領域のうち少なくとも1つとの相互作用の有無を確認する工程1と、
前記工程1において、前記相互作用が確認された被験物質を、GPR83の受容体機能の阻害物質の候補として選抜する工程2と
を含む、GPR83の受容体機能の阻害物質のスクリーニング方法。 - 前記GPR83のアミノ酸配列における、Asn-X-SerまたはAsn-X-Thrで示される配列のXがプロリンを除く任意のアミノ酸残基を示すものである、請求項4に記載の方法。
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