JP2017219031A - 送風装置 - Google Patents

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祐子 日野
Yuko Hino
祐子 日野
勝伸 劉
Katsunobu Ryu
勝伸 劉
智幸 塚本
Tomoyuki Tsukamoto
智幸 塚本
昭彦 蒔田
Akihiko Makita
昭彦 蒔田
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Abstract

【課題】電子機器の小型化・薄型化が求められており、このため、電子機器内の冷却に用いられる送風装置についても薄型化が求められている。【解決手段】ハウジングは、送風部の上部に配置された吸気口と、送風部の径方向外側に配置された送風口とを有する。送風部は、軸方向隙間を介して配列された複数の平板410と、軸方向隙間の径方向の一部の領域に配置された複数のスペーサ420とを有する。平板410の少なくとも一部は、軸方向に貫通する通気孔60を有する。送風部が回転すると、平板410の表面の粘性抵抗および遠心力により、平板間に径方向外側へと向かう気流が発生する。平板間に気流を生じさせるため、上下方向に当該気流が漏れにくく、送風効率を向上できる。平板410に通気孔60が設けられていることにより、軸方向隙間に気体が供給されやすく、送風効率が向上する。【選択図】図4

Description

本発明は、送風装置に関する。
従来、複数の羽根を有するインペラを回転させることで、径方向外側へ向かって気流を発生させる遠心型の送風装置が知られている。インペラを有する従来の送風装置については、例えば、特開2008−88985号公報に記載されている。
特開2008−88985号公報に記載の送風装置では、ファンブレードと呼ばれる複数の羽根が周囲の気体を押し出すことにより、径方向外側へ向かう気流が発生する。
特開2008−88985号公報
近年、電子機器の小型化・薄型化が引き続き求められている。このため、電子機器内の冷却に用いられる送風装置についても薄型化が求められている。
ここで、特開2008−88985号公報に記載の送風装置のように、インペラを用いて気流を発生させる場合、回転時に、羽根の軸方向上下端部から、羽根が押し出した気流が漏れる。これにより、羽根の軸方向の上下端部での風圧は、羽根の軸方向中央付近での風圧と比べて小さくなる。このため、送付装置を薄型化してインペラの軸方向の長さが小さくなると、十分な送風効率を得られなくなるという問題が生じる。
本発明の目的は、送風効率の良好な遠心型の送風装置を実現できる技術を提供することである。
本願の例示的な第1発明は、送風装置であって、上下方向に延びる中心軸を中心として回転する送風部と、前記送風部を回転させるモータ部と、前記送風部および前記モータ部を収容するハウジングと、を有する。前記ハウジングは、前記送風部の上部に配置され、軸方向に貫通する吸気口と、前記送風部の径方向外側に配置され、周方向の少なくとも一部に径方向に向けて開口する送風口と、を有する。前記送風部は、軸方向隙間を介して軸方向に配列された複数の平板と、軸方向に隣り合う前記平板の間において、前記軸方向隙間の径方向の一部の領域に配置された複数のスペーサと、を有する。前記平板の少なくとも一部は、軸方向に貫通する通気孔を有する。前記通気孔のそれぞれと、前記送風部の径方向外側の空間とは、前記軸方向隙間を介して連通する。
本願の例示的な第1発明によれば、送風部が回転すると、平板の表面の粘性抵抗および遠心力により、平板間の軸方向隙間に径方向外側へと向かう気流が発生する。平板間に気流を生じさせるため、上下方向に当該気流が漏れにくく、送風効率を向上できる。したがって、薄型化した場合であっても、送風効率が低下しにくい。平板に通気孔が設けられていることにより、軸方向隙間に気体が供給されやすい。このため、送風効率が向上する。さらに、平板間にスペーサを配置することにより、軸方向隙間を所望の間隔に調節できる。このため、所望の送風性能を得られやすい。
図1は、第1実施形態に係る送風装置の斜視図である。 図2は、第1実施形態に係る送風装置の上面図である。 図3は、第1実施形態に係る送風装置の断面図である。 図4は、第1実施形態に係る送風装置の分解斜視図である。 図5は、第1実施形態に係る送風装置の部分断面図である。 図6は、変形例に係る送風装置の部分断面図である。 図7は、変形例に係る送風装置の部分断面図である。 図8は、変形例に係る送風装置の上面図である。
以下に、送風装置の例を開示する。なお、本開示では、下プレート部に対して上プレート部を上として、各部の形状および位置関係を説明する。ただし、この上下方向の定義により、送風装置の製造時および使用時の向きを限定する意図はない。
<1.第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る送風装置1の斜視図である。図2は、送風装置1の上面図である。図3は、A−A断面における送風装置1の断面図である。図4は、送風装置1の分解斜視図である。図5は、送風装置1の部分断面図である。この送風装置1は、送風部40が回転することにより、径方向外側へ向かう気流を発生させる遠心型の送風装置である。この送風装置1は、例えば、パーソナルコンピュータ等の電子機器に搭載され、その内部を冷却するのに用いられる。なお、本発明の送風装置1は、その他の目的に使用されてもよい。
図1〜図4に示すように、送風装置1は、ハウジング20と、モータ部30と、送風部40とを有する。
ハウジング20は、モータ部30および送風部40を収容する筐体である。ハウジング20は、下プレート部21と、側壁部22と、上プレート部23とを有する。
下プレート部21は、ハウジング20の底部を構成する。下プレート部21は、送風部40の下方において径方向に拡がり、送風部40の下側の少なくとも一部を覆う。また、下プレート部21は、モータ部30を支持する。
側壁部22は、下プレート部21から上方へ向かって延びる。側壁部22は、下プレート部21と上プレート部23との間において送風部40の側方を覆う。また、側壁部22は、周方向の一部に、径方向に向けて開口する送風口201を有する。本実施形態では、下プレート部21と側壁部22とは、一体に形成される。ただし、下プレート部21と側壁部22とは、別部材であってもよい。
上プレート部23は、ハウジング20の蓋部を構成する。上プレート部23は、下プレート部21の上方において、径方向に拡がる。また、上プレート部23は、軸方向に貫通する吸気口202を有する。すなわち、上プレート部23は、吸気口202を構成する内縁部231を有する。上面視における吸気口202の形状は、例えば、中心軸9を中心とする円形である。
モータ部30は、送風部40を回転させる駆動部である。図5に示すように、モータ部30は、静止部31と、回転部32とを有する。静止部31は、下プレート部21に固定される。これにより、静止部31は、ハウジング20に対して相対的に静止する。回転部32は、静止部31に対して、中心軸9を中心として回転可能に支持される。
静止部31は、ステータ固定部311と、ステータ312と、軸受ハウジング313とを有する。
ステータ固定部311は、下プレート部21に設けられた固定孔211に嵌まる。これにより、ステータ固定部311は、下プレート部21に固定される。ステータ固定部311は、固定孔211との固定部から上方へ向かって、中心軸9を中心として円筒状に延びる。ステータ固定部311の上部の外周部には、ステータ312が固定される。
ステータ312は、外部から供給される駆動電流に応じて磁束を発生させる電機子である。ステータ312は、上下に延びる中心軸9の周りを環状に取り囲む。ステータ312は、例えば、積層鋼板からなる環状のステータコアと、ステータコアに巻かれた導線とを有する。
軸受ハウジング313は、有底円筒状の部材である。すなわち、軸受ハウジング313は、円板状の底部と、底部から上方へ延びる円筒状部とを有する。軸受ハウジング313は、ステータ固定部311の内周面に固定される。
回転部32は、シャフト321と、ハブ322と、軸受部材323と、マグネット324とを有する。
シャフト321は、中心軸9に沿って配置された部材である。本実施形態のシャフト321は、後述する第1円筒部512の内部に配置され、かつ、中心軸9を中心として延びる円柱状の部位と、当該円柱状の部位の下端部から径方向に延びる円板状の部位とを有する。
ハブ322は、シャフト321に固定される。ハブ322は、ハブ本体部材51と、フランジ部材52とから成る。
ハブ本体部材51は、第1天板部511と、第1円筒部512と、第2円筒部513と、マグネット保持部514とを有する。
第1天板部511は、中心軸9を中心として径方向に拡がる円板状の部位である。第1天板部511は、ステータ312の上方に配置される。第1天板部511は、その外縁部に、上面から凹む凹部515を有する。
第1円筒部512は、第1天板部511から下方へ向かって、中心軸9を中心として円筒状に延びる。第1円筒部512の内部には、シャフト321の円柱状の部位が収容される。そして、シャフト321は、第1円筒部512に固定される。
第2円筒部513は、第1天板部511から下方へ向かって、中心軸9を中心として円筒状に延びる。第2円筒部513の内径は、第1円筒部512の外径よりも大きい。すなわち、第2円筒部513は、第1円筒部512の径方向外側に配置される。
マグネット保持部514は、第1天板部511の径方向外端から下方へ向けて、中心軸9を中心として円筒状に延びる。マグネット保持部514は、ステータ312の径方向外側に配置される。マグネット保持部514の内周面には、マグネット324が固定される。
フランジ部材52は、外壁部521と、第2天板部522と、平板保持部523とを有する。
外壁部521は、中心軸9を中心として上下に延びる円筒状の部位である。外壁部521は、ハブ本体部材51のマグネット保持部514の外周面に沿って配置される。
第2天板部522は、外壁部521の上端部から径方向内側へ円環状に延びる。第2天板部522は、ハブ本体部材51の第1天板部511の上面に設けられた凹部515内に配置される。また、第1天板部511の上面と、第2天板部522の上面とは、軸方向の位置が同一である。
平板保持部523は、外壁部521の下端部から径方向外側へ延びる。平板保持部523は、ハブ本体部材のマグネット保持部514の径方向外側において、送風部40を保持する。本実施形態では、送風部40は、平板保持部523の上面に載置される。これにより、平板保持部523は、送風部40の有する複数の平板410を保持する。
軸受部材323は、中心軸9を中心として上下に延びる円筒状の部材である。軸受部材323は、ハブ本体部材51の第1円筒部512の外周面に沿って配置される。また、軸受部材323は、第1円筒部512の外周面に固定される。軸受部材323の径方向外側かつハブ本体部材51の第2円筒部513の径方向内側には、軸受ハウジング313の円筒状部が配置される。
マグネット324は、ハブ本体部材51のマグネット保持部514の内周面に固定される。また、マグネット324は、ステータ312の径方向外側に配置される。本実施形態では、円環状のマグネット324が使用される。マグネット324の径方向内側の面は、ステータ312と、僅かな間隙を介して径方向に対向する。また、マグネット324の内周面には、N極とS極とが周方向に交互に着磁されている なお、円環状のマグネット324に代えて、複数のマグネットを使用してもよい。複数のマグネットを使用する場合には、N極のマグネットとS極のマグネットとが交互に並ぶように、複数のマグネットを周方向に配列すればよい。
図5中に拡大して示すように、軸受ハウジング313と、シャフト321、軸受部材323およびハブ本体部材51との間には、潤滑流体300が介在する。潤滑流体300には、例えば、ポリオールエステル系オイルまたはジエステル系オイルが使用される。シャフト321、ハブ322および軸受部材323は、軸受ハウジング313に対して、潤滑流体300を介して回転可能に支持される。このように、本実施形態では、静止部31の構成要素である軸受ハウジング313と、回転部32の構成要素であるシャフト321、軸受部材323およびハブ本体部材51と、潤滑流体300とにより、流体動圧軸受が構成される。
潤滑流体300の界面は、軸受ハウジング313の外周面とハブ本体部材51の第2円筒部513の内周面との間隙であるシール部301に配置される。シール部301において、上方から下方へ向かうにつれて、軸受ハウジング313の外周面と第2円筒部513の内周面との距離が大きくなる。すなわち、シール部301において、潤滑流体300の界面から遠ざかるにつれて、軸受ハウジング313の外周面と第2円筒部513の内周面との距離が大きくなる。このように、シール部301の径方向の幅が上方から下方へ向かうにつれて大きくなることにより、界面付近において潤滑流体300が上方へと引きつけられる。したがって、潤滑流体300がシール部301の外部へと漏れ出るのが抑制される。
このように、静止部31と回転部32とを接続する軸受機構として流体動圧軸受を用いることにより、回転部32が安定して回転できる。したがって、モータ部30から異音が発生するのを抑制できる。
このようなモータ部30において、ステータ312に駆動電流を供給すると、ステータ312に磁束が生じる。そして、ステータ312とマグネット324との間の磁束の作用により、静止部31と回転部32との間に、周方向のトルクが発生する。その結果、静止部31に対して回転部32が、中心軸9周りに回転する。回転部32の平板保持部523に保持された送風部40は、回転部32とともに、中心軸9周りに回転する。
図4および図5に示すように、送風部40は、複数の平板410と、複数のスペーサ420とを有する。平板410とスペーサ420とは、軸方向に交互に配列される。また、隣り合う平板410およびスペーサ420は、接着等により固定される。
図4および図5に示すように、本実施形態では、複数の平板410は、最も上方に配置された上側平板411と、最も下方に配置された下側平板412と、上側平板411の下方かつ下側平板412の上方に配置された4つの中間平板413〜416とを含む。すなわち、本実施形態の送風部40は、6つの平板410を有する。複数の平板410は、軸方向隙間400を介して軸方向に配列される。4つの中間平板413〜416をそれぞれ、上方から下方へ向かって順に、第1中間平板413、第2中間平板414、第3中間平板415および第4中間平板416と称する。
各平板410は、例えば、ステンレス等の金属材料または樹脂材料により形成される。また、各平板410は、例えば、紙により形成されてもよい。その場合、植物繊維にガラス繊維または金属線等を含む紙が用いられてもよい。平板410を金属材料により形成すると、平板410を樹脂材料により形成する場合と比べて、平板410の寸法精度を向上できる。
図1、図2および図5に示すように、上側平板411および中間平板413〜416はそれぞれ、内環状部61、外環状部62、複数のリブ63および複数の通気孔60を有する。なお、本実施形態では、各平板410の有するリブ63の数および通気孔60の数はそれぞれ5つである。
内環状部61は、中心軸9を中心として配置される、環状の部位である。内環状部61は、その中央に、上下に貫通する中央孔65(図4参照)を有する。外環状部62は、中心軸9を中心として内環状部61の径方向外側に配置される、環状の部位である。リブ63はそれぞれ、内環状部61と外環状部62を連結する。通気孔60のそれぞれと、送風部40の径方向外側の空間とは、当該通気孔60を有する平板410の上下に隣り合う軸方向隙間400を介して連通する。なお、通気孔60はそれぞれ、軸方向に見て、ハウジング20の吸気口202と重なる位置に配置される。
下側平板412は、中心軸9を中心として配置される、環状かつ板状の部材である。下側平板412は、その中央に、上下に貫通する中央孔65を有する。
図4に示すように、スペーサ420のそれぞれは、円環状の部材である。スペーサ420が平板410間に配置されることにより、平板410間に軸方向隙間400が確保される。スペーサ420はそれぞれ、その中央に、上下に貫通する中央孔429を有する。各平板410の中央孔65と、各スペーサ420の中央孔429との内部には、モータ部30が配置される。
スペーサ420は、上方に隣り合う平板410の内環状部61と軸方向に重なる位置に配置される。このように、スペーサ420は、軸方向隙間400内の径方向の一部の領域のみに配置される。
モータ部30が駆動すると、回転部32とともに、送風部40が回転する。これにより、各平板410の表面の粘性抵抗および遠心力により、各平板410の表面付近に、径方向外側へと向かう気流が発生する。したがって、平板410間の軸方向隙間400に径方向外側へと向かう気流が発生する。すると、ハウジング20の吸気口202と、上側平板411および中間平板413〜416の通気孔60とを介して、ハウジング20の上部の気体が各軸方向隙間400へと供給される。これにより、十分な気体が各軸方向隙間400へと供給され、ハウジング20の側部に設けられた送風口201から送風装置1の外部へと排出される。
ここで、各平板410の軸方向厚みは、約0.1mmである。一方、各軸方向隙間400の軸方向の長さは、約0.3mmである。軸方向隙間400の軸方向の長さは、0.2mm〜0.5mmであることが好ましい。軸方向隙間400の軸方向の長さが大きいと、送風部40の回転時に、上側の平板410の下面で生じる気流と下側の平板410の上面で生じる気流との間に間隔が空く。すると、軸方向隙間400内における静圧が大きくならず、十分な風量を排出できない可能性がある。また、軸方向隙間400の軸方向の長さが大きいと、送風装置1の軸方向の体格を小さくするのが困難となる。そのため、この送風装置1では、軸方向隙間400の軸方向の長さを0.2mm〜0.5mmの範囲内としている。これにより、軸方向隙間400内の静圧高め、十分な排出風量を得ることができるとともに、送風装置1をより薄型化できる。
上側平板411および4つの中間平板413〜416は、通気孔60を有する。上側平板411および中間平板413〜416では、通気孔60の外側に配置された外環状部62が、表面付近に気流を発生させる送風領域となる。一方、下側平板412は、通気孔60を有しない。このため、下側平板412の上面側では、スペーサ420と接触する部分より外側の領域全体が送風領域となる。また、下側平板412の下面側では、平板保持部523と接触する部分より外側の領域全体が送風領域となる。なお、平板保持部523の下面においても、気流が発生する。
このように、下側平板412の送風領域は、上側平板411および中間平板413〜416の送風領域よりも広い。したがって、第4中間平板416と下側平板412との間の軸方向隙間400では、他の軸方向隙間400に比べて静圧を向上できる。
吸気口202および複数の通気孔60を下方へと向かって通過する気流は、各軸方向隙間400において径方向外側へと引きつけられる。このため、下方へ向かうにつれて、通気孔60を通過する気流が弱まる。本実施形態では、下側平板412における送風領域を上側平板411および中間平板413〜416の送風領域よりも大きくすることにより、最も下方に配置された軸方向隙間400において、他の軸方向隙間400よりも強い気流を発生させ、通気孔60を下方へと通過する気流を引きつける。これにより、最も下方に配置された軸方向隙間400にも十分な量の気体が供給される。その結果、送風部40における送風効率がより向上する。
複数の羽根を有するインペラを回転させて気流を発生させる従来の送風装置では、インペラにより発生する気流が、インペラの上下の端部において漏れる。また、当該気流の漏れは、送風装置の軸方向の長さによらず発生する。このため、送風装置を薄型化すると、送風装置全体における当該漏れの影響が大きくなるため、送風効率が低下する。一方、本実施形態の送風装置1では、平板410の表面付近に気流が生じるため、上下方向に当該気流が漏れにくい。したがって、気流を発生させる送風部40の軸方向の長さを小さくした場合であっても、気流の漏れによる送風効率の低下が生じにくい。すなわち、送風装置1を薄型化した場合であっても、送風効率が低下しにくい。
特に、この送風装置1では、上側平板411および全ての中間平板413〜416が通気孔60を有する。これにより、吸気口202および通気孔60を介して、全ての軸方向隙間400がハウジング20の上方の空間と軸方向に連通する。これにより、全ての軸方向隙間400へ十分な量の気体が供給されるため、送風部40における送風効率が特に向上する。さらに、平板410間にスペーサ420を配置することにより、軸方向隙間400を所望の間隔に調整できる。これにより、所望の送風性能を得られやすい。したがって、送風装置1を薄型化した場合であっても、送風効率を向上できる。
また、インペラを有する送風装置では、羽根の形状、枚数、配置等に起因する周期的な騒音が発生する。しかしながら、この送風装置1は平板410の表面の粘性抵抗および遠心力により気流を発生させるため、インペラを有する送風装置と比べて、静音性に優れている。
PQ特性(風量−静圧特性)の観点において、複数の平板410を有する送風装置1は、インペラを有する送風装置と比べて、低風量領域における静圧が大きい。このため、送風装置1は、インペラを有する送風装置と比べて、比較的低い風量しか排出できない高密度な筐体内で用いるのに適している。このような筐体としては、例えば、パーソナルコンピュータ等の電子機器が挙げられる。
ここで、複数のスペーサ420をそれぞれ、上方から下方へ向かって順に第1スペーサ421、第2スペーサ422、第3スペーサ423、第4スペーサ424および第5スペーサ425と称する。図5に示すように、最も下方に配置された第5スペーサ425の外径は、最も上方に配置された第1スペーサ421の外径よりも大きい。また、各スペーサ420のそれぞれの外径は、上方に隣り合うスペーサ420の外径と同じ、または、上方に隣り合うスペーサ420の外径よりも大きい。
具体的には、第2スペーサ422の外径は、上方に隣り合う第1スペーサ421の外径と同じである。第3スペーサ423の外径は、上方に隣り合う第2スペーサ422の外径よりも大きい。第4スペーサ424の外径は、上方に隣り合う第3スペーサ423の外径と同じである。また、第5スペーサ425の外径は、上方に隣り合う第4スペーサ424の外径よりも大きい。このように、下方に向かうにつれてスペーサ420の外径を大きくすることにより、複数のスペーサ420の重心が安定する。したがって、送風部40全体の重心が安定する。その結果、送風部40が安定して回転できるため、騒音の発生を抑制できる。
上述の通り、通気孔60を有する上側平板411および4つの中間平板413〜416は軸方向に連続して配置される。ここで、上側平板411の有する通気孔60を第1通気孔601と称する。第1中間平板413の有する通気孔60を第2通気孔602と称する。第2中間平板414の有する通気孔60を第3通気孔603と称する。第3中間平板415の有する通気孔60を第4通気孔604と称する。そして、第4中間平板416の有する通気孔60を第5通気孔605と称する。これにより、第1通気孔601、第2通気孔602、第3通気孔603、第4通気孔604および第5通気孔605の順に上方から下方へと向かって配置される。
第4中間平板416の内環状部61の外径は、上側平板411の内環状部61の外径よりも大きい。すなわち、最も下方に配置された第5通気孔605の径方向内端部の中心軸9からの距離は、最も上方に配置された第1通気孔601の径方向内端部の中心軸9からの距離よりも大きい。なお、以下では、「径方向内端部の中心軸9からの距離」を単に「内端部の径」と称する。
また、それぞれの平板410の内環状部61の外径は、上方に隣り合う平板410の内環状部61の外径以上である。すなわち、それぞれの通気孔60の内端部の径は、上方に隣り合う平板410の通気孔60の内端部の径と同じ、または、上方に隣り合う平板410の通気孔60の内端部の径よりも大きい。具体的には、第2通気孔602の内端部の径は、第1通気孔601の内端部の径と同じである。第3通気孔603の内端部の径は、第2通気孔602の内端部の径よりも大きい。第4通気孔604の内端部の径は、第3通気孔603の内端部の径と同じである。第5通気孔605の内端部の径は、第4通気孔604の内端部の径よりも大きい。
通気孔601〜605を上方から下方へと通過する気流は、軸方向隙間400を径方向外側へと向かう気流に影響されて、下方へ向かうにつれて径方向外側へと流れやすい。そこで、上方へ向かうにつれて通気孔60の内端を径方向内側へと寄せることにより、通気孔60から軸方向隙間400へと効率良く気体を供給できる。したがって、吸気効率を向上することにより、送風装置1の送風効率を向上できる。
また、本実施形態では、各スペーサ420の外径と、当該スペーサ420の上方に接する平板410の内環状部61の外径とが同じである。具体的には、第1スペーサ421の外径と、上側平板411の外径とが同じである。第2スペーサ422の外径と、第1中間平板413の外径とが同じである。第3スペーサ423の外径と、第2中間平板414の外径とが同じである。第4スペーサ424の外径と、第3中間平板415の外径とが同じである。また、第5スペーサ425の外径と、第4中間平板416の外径とが同じである。これにより、スペーサ420と平板410との接触面積を大きくしつつ、通気孔60の開口面積が小さくなるのを抑制できる。すなわち、吸気効率の低下を抑制しつつ、送風部40全体の重心を安定できる。
図2に示すように、吸気口202は、中心軸9を中心として配置される。すなわち、吸気口202の中心は、中心軸9と一致する。一方、送風部40も、中心軸9を中心として配置される。これにより、送風部40において、周方向に圧力差が生じにくい。その結果、騒音の発生を抑制できる。なお、「一致する」とは、完全に一致する場合だけで無く、略一致する場合を含めるものとする。
<2.変形例>
以上、本発明の例示的な実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されない。
図6は、一変形例に係る送風装置1Aの部分断面図である。図6の例の送風装置1Aでは、送風部40Aが、上記の実施形態と同様、複数の平板410Aと複数のスペーサ420Aとを含む。複数の平板410Aは、最も上方に配置された上側平板411Aと、最も下方に配置された下側平板412Aと、上側平板411Aの下方かつ下側平板412Aの上方に配置された4つの中間平板413A〜416Aを含む。4つの中間平板413A〜416Aをそれぞれ、上方から下方に向かって順に、第1中間平板413A、第2中間平板414A、第3中間平板415Aおよび第4中間平板416Aと称する。複数のスペーサ420Aをそれぞれ、上方から下方へ向かって順に第1スペーサ421A、第2スペーサ422A、第3スペーサ423A、第4スペーサ424Aおよび第5スペーサ425Aと称する。
この送風装置1Aでは、最も下方に配置された第5スペーサ425Aの外径は、最も上方に配置された第1スペーサ421Aの外径よりも大きい。また、各スペーサ420Aのそれぞれの外径は、上方に隣り合うスペーサ420Aの外径よりも大きい。
具体的には、第2スペーサ422Aの外径は、上方に隣り合う第1スペーサ421Aの外径よりも大きい。第3スペーサ423Aの外径は、上方に隣り合う第2スペーサ422Aの外径よりも大きい。第4スペーサ424Aの外径は、上方に隣り合う第3スペーサ423Aの外径よりも大きい。第5スペーサ425Aの外径は、上方に隣り合う第4スペーサ424Aの外径よりも大きい。このように、下方に向かうにつれてスペーサ420Aの外径を次第に大きくすることにより、複数のスペーサ420Aの重心が安定する。したがって、送風部40A全体の重心が安定する。その結果、送風部40Aが安定して回転できるため、騒音の発生を抑制できる。
軸方向に連続して配置される上側平板411Aおよび4つの中間平板413A〜416Aはそれぞれ、通気孔60Aを有する。ここで、上側平板411Aの有する通気孔60Aを第1通気孔601Aと称する。第1中間平板413Aの有する通気孔60Aを第2通気孔602Aと称する。第2中間平板414Aの有する通気孔60Aを第3通気孔603Aと称する。第3中間平板415Aの有する通気孔60Aを第4通気孔604Aと称する。そして、第4中間平板416Aの有する通気孔60Aを第5通気孔605Aと称する。これにより、第1通気孔601A、第2通気孔602A、第3通気孔603A、第4通気孔604Aおよび第5通気孔605Aの順に上方から下方へと向かって配置される。
最も下方に配置された第5通気孔605Aの内端部の径(径方向内端部の中心軸9Aからの距離)は、最も上方に配置された第1通気孔601Aの内端部の径よりも大きい。また、それぞれの通気孔60Aの内端部の径は、上方に隣り合う平板410Aの通気孔60Aの内端部の径よりも大きい。具体的には、第2通気孔602Aの内端部の径は、第1通気孔601Aの内端部の径よりも大きい。第3通気孔603Aの内端部の径は、第2通気孔602Aの内端部の径よりも大きい。第4通気孔604Aの内端部の径は、第3通気孔603Aの内端部の径よりも大きい。第5通気孔605Aの内端部の径は、第4通気孔604Aの内端部の径よりも大きい。
通気孔601A〜605Aを上方から下方へと通過する気流は、軸方向隙間400Aを径方向外側へと向かう気流に影響されて、下方へ向かうにつれて径方向外側へと流れやすい。そこで、上方へ向かうにつれて通気孔60Aの内端を径方向内側へと次第に寄せることにより、通気孔60Aから軸方向隙間400Aへと効率良く気体を供給できる。したがって、吸気効率を向上することにより、送風装置1Aの送風効率を向上できる。
また、この送風装置1Aでは、複数のスペーサ420Aの外端面はそれぞれ、軸方向下側へ向かうにつれて径方向外側へ傾斜する。これにより、スペーサ420Aの外端面によって、スペーサ420Aの周囲の気体が、下方かつ径方向外側へと案内される。また、通気孔60Aの径方向内端部を形成する上側平板411Aおよび中間平板413A〜416Aの端面は、軸方向下側へ向かうにつれて径方向外側へ傾斜する。これにより、平板411A,413A〜416Aの端面によって、当該端面の周囲の気体が、下方かつ径方向外側へと案内される。これにより、通気孔60A内を上方から下方へと向かう気流を、軸方向隙間400Aへとより効率良く気体を供給できる。したがって、吸気効率をより向上することにより、送風装置1の送風効率をより向上できる。
図7は、他の変形例に係る送風装置1Bの部分断面図である。図14の例の送風装置1Bでは、モータ部30Bが、静止部31Bと、回転部32Bと、2つの玉軸受33Bとを有する。
静止部31Bは、ステータ固定部311Bと、ステータ312Bとを有する。ステータ固定部311Bは、ハウジング20Bに固定される有底円筒状の部材である。ステータ312Bは、ステータ固定部311Bの外周面に固定された電機子である。
回転部32Bは、シャフト321Bと、ハブ322Bと、マグネット324Bとを有する。シャフト321Bは、少なくとも下端部がステータ固定部311Bの内部に配置される。また、シャフト321Bの上端部は、ハブ322Bに固定される。マグネット324Bは、ハブ322Bに固定される。マグネット324Bは、ステータ312Bと径方向に対向して配置される。
玉軸受33Bはそれぞれ、回転部32Bを静止部31Bに対して回転可能に接続する。具体的には、玉軸受33Bの外輪が静止部31Bのステータ固定部311Bの内周面に固定される。また、玉軸受33Bの内輪が回転部32Bのシャフト321Bの外周面に固定される。そして、外輪と内輪との間に複数の球状の転動体である玉が介在する。このように、モータ部30Bの軸受構造として、流体動圧軸受に代えて、玉軸受等の転がり軸受(ベアリング)が用いられてもよい。
図7の例では、モータ部30Bが2つの玉軸受33Bを有する。そして、ステータ固定部311Bの内周面とシャフト321Bとが対向している軸方向領域の上端付近と下端付近に玉軸受33Bが配置される。これにより、シャフト321Bが中心軸9Bに対して傾斜するのが抑制される。
図8は、他の変形例に係る送風装置1Cの部分断面図である。図8の例の送風装置1Cでは、ハウジング20Cは、複数の送風口201Cを有する。具体的には、側壁部22Cが、周方向の複数箇所に、径方向に向けて開口する送風口201Cを有する。ハウジング20Cは、各送風口201Cの周囲に舌部203Cを有する。また、送風部40Cは、軸方向隙間を介して軸方向に配列された複数の平板410Cを有する。
インペラを有する遠心ファンでは、羽根の形状、枚数、配置等に起因する周期的な騒音が発生する。また、当該騒音は舌部周辺で発生しやすい。このため、複数方向に排気しようとすると舌部が増えるため、さらに騒音特性が悪化する。しかしながら、この送風装置1Cでは、平板410Cの回転により径方向外側へ向かう気流を発生させるため、インペラを有する遠心ファンと比べて周期的な騒音を小さくできる。したがって、この送風装置1Cのように、複数方向に排気を行った場合でも、舌部203Cとの関係により騒音特性が悪化することを抑制できる。
上記の実施形態および変形例では、送風部の有する平板の数が6つであったが、本発明はこれに限られない。平板の数は、2〜5つであってもよいし、7つ以上であってもよい。
また、上記の実施形態および変形例では、ハブがハブ本体部材とフランジ部材との2部材から構成されたが、本発明はこれに限られない。ハブは、1部材で構成されてもよいし、3つ以上の部材で構成されてもよい。
また、各部材の細部の形状については、本願の各図に示された形状と、相違していてもよい。例えば、ハウジング、送風部またはモータ部の形状が、上記の実施形態および変形例と異なっていてもよい。また、上記の各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
本発明は、送風装置に利用できる。
1,1A,1B,1C 送風装置
9,9A,9B 中心軸
20,20B,20C ハウジング
30,30B モータ部
31,31B 静止部
32,32B 回転部
33B 玉軸受
40,40A,40C 送風部
60,60A 通気孔
201,201C 送風口
202 吸気口
300 潤滑流体
301 シール部
312,312B ステータ
313 軸受ハウジング
321,321B シャフト
323 軸受部材
324,324B マグネット
400,400A 軸方向隙間
410,410A,410C 平板
420,420A スペーサ

Claims (11)

  1. 送風装置であって、
    上下方向に延びる中心軸を中心として回転する送風部と、
    前記送風部を回転させるモータ部と、
    前記送風部および前記モータ部を収容するハウジングと、
    を有し、
    前記ハウジングは、
    前記送風部の上部に配置され、軸方向に貫通する吸気口と、
    前記送風部の径方向外側に配置され、周方向の少なくとも一部に径方向に向けて開口する送風口と、
    を有し、
    前記送風部は、
    軸方向隙間を介して軸方向に配列された複数の平板と、
    軸方向に隣り合う前記平板の間において、前記軸方向隙間の径方向の一部の領域に配置された複数のスペーサと、
    を有し、
    前記平板の少なくとも一部は、軸方向に貫通する通気孔を有し、
    前記通気孔のそれぞれと、前記送風部の径方向外側の空間とは、前記軸方向隙間を介して連通する、送風装置。
  2. 請求項1に記載の送風装置であって、
    最も下方に配置された前記スペーサの外径は、最も上方に配置された前記スペーサの外径よりも大きく、
    前記スペーサのそれぞれの外径は、上方に隣り合う前記スペーサの外径と同じ、または、上方に隣り合う前記スペーサの外径よりも大きい、送風装置。
  3. 請求項2に記載の送風装置であって、
    前記スペーサのそれぞれの外径は、上方に隣り合う前記スペーサの外径より大きい、送風装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の送風装置であって、
    複数の前記スペーサの外端面はそれぞれ、軸方向下側に向かうにつれ径方向外側へ傾斜する、送風装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の送風装置であって、
    軸方向に連続する複数の前記平板が前記通気孔を有し、
    最も下方に配置された前記通気孔の径方向内端部の前記中心軸からの距離は、最も上方に配置された前記通気孔の径方向内端部の前記中心軸からの距離よりも大きく、
    それぞれの前記通気孔の径方向内端部の前記中心軸からの距離は、上方に隣り合う前記平板の前記通気孔の径方向内端部の前記中心軸からの距離と同じ、または、上方に隣り合う前記平板の前記通気孔の径方向内端部の前記中心軸からの距離よりも大きいである、送風装置。
  6. 請求項5に記載の送風装置であって、
    それぞれの前記通気孔の径方向内端部の前記中心軸からの距離は、上方に隣り合う前記平板の前記通気孔の径方向内端部の前記中心軸からの距離より大きい、送風装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載の送風装置であって、
    前記通気孔の径方向内端部を形成する前記平板の端面は、軸方向下側に向かうにつれ径方向外側へ傾斜する、送風装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の送風装置であって、
    前記吸気口の中心は、前記中心軸と一致する、送風装置。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の送風装置であって、
    前記モータ部は、
    電機子と、軸受ハウジングとを有する静止部と、
    前記電機子の径方向に対向する位置に配置されたマグネットと、シャフトと、軸受部材とを有する回転部と、
    を有し、
    前記軸受ハウジングと、前記シャフトおよび前記軸受部材との間には、潤滑流体が介在し、
    前記潤滑流体の界面が、前記軸受ハウジングと前記回転部との間隙であるシール部に配置され、
    前記シール部は、前記界面から遠ざかるにつれて前記軸受ハウジングと前記回転部との距離が大きくなる、送風装置。
  10. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の送風装置であって、
    前記モータ部は、
    電機子を有する静止部と、
    前記電機子の径方向に対向する位置に配置されたマグネットを有する回転部と、
    前記回転部を前記静止部に対して回転可能に接続する玉軸受と、
    を有する、送風装置。
  11. 請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の送風装置であって、
    前記ハウジングは、周方向の複数箇所に前記送風口を有する、送風装置。
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