JP2017215696A - 情報処理システム及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】第一の画像の表示前に表示される第二の画像に対する操作を、第一の画像に反映させる。【解決手段】クライアント装置と、該クライアント装置とネットワークを介して接続され、画像データを提供するサーバ装置とを有する情報処理システムであって、第一の画像データの取得要求に応じて、前記第一の画像データのデータサイズを削減させた第二の画像データを送信する送信手段と、前記第二の画像データの送信が完了すると、該第二の画像データを表示させる表示手段と、表示された前記第二の画像データに対して、所定の操作が行われた場合、該操作情報を記憶させる操作記憶手段とを有し、前記送信手段は、前記第二の画像データの送信が完了すると、前記第一の画像データを送信し、前記表示手段は、前記第一の画像データの送信が完了すると、前記操作情報を反映させた第一の画像データを表示させる。【選択図】図8

Description

本発明は、情報処理システム及び情報処理方法に関する。
撮像装置の全方位360度を撮像したパノラマ画像は、全天球画像とも呼ばれる。このような全天球画像が表示されたWebブラウザ上で、全天球画像に対して、ユーザが表示範囲の変更操作(例えば、パン操作、ティルト操作、ズーム操作等)を行うことにより、全天球画像における所望の表示範囲を表示する技術が知られている。
また、コンテンツのダウンロード時間が長い場合に、当該コンテンツのダウンロード待ち時間に、当該コンテンツよりもダウンロード時間が短い別のコンテンツを暫定的に表示する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。このように、ユーザが表示を所望する画像(目的画像)のダウンロード待ち時間に別の画像(代替画像)を表示させる技術が知られている。
しかしながら、上記の従来技術では、例えば、ユーザが代替画像に対して表示範囲の変更操作を行った場合に、当該操作を目的画像に反映させることができなかった。このため、例えば、目的画像のダウンロードが完了して、Webブラウザ上に目的画像が表示された場合、ユーザは、再度、目的画像に対して、代替画像と同様の操作を行う必要があった。
本発明の一実施形態は、上記の点に鑑みてなされたもので、第一の画像の表示前に表示される第二の画像に対する操作を、第一の画像に反映させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態は、ユーザが操作するクライアント装置と、該クライアント装置とネットワークを介して接続され、前記クライアント装置に画像データを提供するサーバ装置とを有する情報処理システムであって、前記クライアント装置に表示させる第一の画像データの取得要求に応じて、前記第一の画像データのデータサイズを削減させた第二の画像データを前記クライアント装置に送信する送信手段と、前記送信手段による前記第二の画像データの送信が完了すると、該第二の画像データを前記クライアント装置に表示させる表示手段と、前記表示手段により表示された前記第二の画像データに対して、所定の操作が行われた場合、該操作に関する情報を所定の記憶領域に記憶させる操作記憶手段と、を有し、前記送信手段は、前記第二の画像データの送信が完了すると、前記第一の画像データを前記クライアント装置に送信し、前記表示手段は、前記送信手段による前記第一の画像データの送信が完了すると、前記操作に関する情報を反映させた第一の画像データを前記クライアント装置に表示させる。
本発明の一実施形態によれば、第一の画像の表示前に表示される第二の画像に対する操作を、第一の画像に反映させることができる。
第一の実施形態に係るWebシステムの一例のシステム構成を示す図である。 第一の実施形態に係るクライアント端末及びWebサーバ装置の一例のハードウェア構成を示す図である。 第一の実施形態に係るWebシステムの一例の機能構成を示す図である。 第一の実施形態に係るWebページの表示処理の一例を示すシーケンス図である。 第一の実施形態に係る代替画像の取得又は作成処理の一例を示すフローチャートである。 第一の実施形態に係る代替画像データの作成の一例を説明する図である。 代替画像が表示されたWebページの一例を示す図である。 目的画像への切り替えの一例を説明する図である。 第二の実施形態に係るWebシステムの一例の機能構成を示す図である。 第二の実施形態に係る代替画像の取得又は作成処理の一例を示すフローチャートである。 第二の実施形態に係る代替画像データの作成の一例を説明する図である。 第二の実施形態に係る代替画像データの作成の他の例を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
[第一の実施形態]
<システム構成>
まず、本実施形態に係るWebシステム1のシステム構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、第一の実施形態に係るWebシステム1の一例のシステム構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係るWebシステム1は、クライアント端末10と、Webサーバ装置20とを有し、インターネット等の広域的なネットワークNを介して通信可能に接続されている。
クライアント端末10は、Webクライアントとして機能する情報処理装置である。クライアント端末10には、例えば、ノート型PC(パーソナルコンピュータ)、デスクトップ型PC、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、ゲーム機器、MFP(Multifunction Peripheral)等を用いることができる。
また、クライアント端末10には、Webブラウザ30がインストールされている。クライアント端末10のユーザは、Webブラウザ30を用いて、Webサーバ装置20から提供されるWebページを表示することができる。
Webサーバ装置20は、Webサーバとして機能する情報処理装置である。Webサーバ装置20には、サーバプログラム40がインストールされている。Webサーバ装置20は、サーバプログラム40により、クライアント端末10に対してWebページを提供することができる。
ここで、本実施形態に係るWebシステム1は、Webサーバ装置20により、全天球画像が表示されるWebページをクライアント端末10に提供する。クライアント端末10のユーザは、Webブラウザ30により表示されたWebページに含まれる全天球画像に対して、表示範囲の変更操作を行うことで、Webページに含まれる全天球画像の表示範囲を変更することができる。
なお、表示範囲の変更操作とは、例えば、表示範囲を左右(水平方向)に移動させるためのパン操作、表示範囲を上下(鉛直方向)に移動させるためのティルト操作、表示範囲内の画像を拡大又は縮小させるためのズーム操作等である。
また、本実施形態に係るWebシステム1は、Webページに含まれる全天球画像(以降では、「目的画像」とも表す。)をクライアント端末10がダウンロードしている間、目的画像の代わりに、目的画像のデータサイズを削減させた全天球画像(以降では、「代替画像」とも表す。)を表示させる。このとき、本実施形態に係るWebシステム1では、代替画像に対してユーザが行った表示範囲の変更操作を、目的画像に対しても反映させた上で、目的画像を表示させる。
このように、本実施形態に係るWebシステム1は、目的画像のダウンロード中に代替画像を表示させると共に、代替画像に対してユーザが行った表示範囲の変更操作を目的画像にも反映させる。これにより、クライアント端末10のユーザは、目的画像のダウンロード完了を待つことなく、代替画像に対して表示範囲の変更操作を行うことができるようになる。
<ハードウェア構成>
次に、本実施形態に係るクライアント端末10及びWebサーバ装置20のハードウェア構成について、図2を参照しながら説明する。図2は、第一の実施形態に係るクライアント端末10及びWebサーバ装置20の一例のハードウェア構成を示す図である。
図2(a)に示すように、クライアント端末10は、入力装置11と、表示装置12と、外部I/F13と、RAM(Random Access Memory)14とを有する。また、クライアント端末10は、ROM(Read Only Memory)15と、CPU(Central Processing Unit)16と、通信I/F17と、HDD(Hard Disk Drive)18とを有する。これらの各ハードウェアは、それぞれがバスB1で接続されている。
入力装置11は、キーボードやマウス、タッチパネル等を含み、クライアント端末10のユーザが各種操作を入力するのに用いられる。表示装置12は、ディスプレイ等を含み、クライアント端末10による処理結果を表示する。
通信I/F17は、クライアント端末10をネットワークNに接続するためのインタフェースである。これにより、クライアント端末10は、通信I/F17を介して、Webサーバ装置20と通信を行うことができる。
HDD18は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。HDD18に格納されているプログラムやデータには、クライアント端末10全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)、OS上において各種機能を提供するプログラム(例えば、Webブラウザ30等)がある。
なお、クライアント端末10は、HDD18に代え、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えば、ソリッドステートドライブ:SSD)を利用するものであっても良い。また、HDD18は、格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステムやDB(データベース)により管理している。
外部I/F13は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体13a等がある。これにより、クライアント端末10は、外部I/F13を介して、記録媒体13aの読み取りや書き込みを行うことができる。なお、記録媒体13aには、例えば、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDカード、USBメモリ等がある。
ROM15は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。ROM15には、クライアント端末10の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS設定、及びネットワーク設定等のプログラムやデータが格納されている。RAM14は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。
CPU16は、ROM15やHDD18等の記憶装置からプログラムやデータをRAM14上に読み出し、処理を実行することで、クライアント端末10全体の制御や機能を実現する演算装置である。
本実施形態に係るクライアント端末10は、図2(a)に示すハードウェア構成を有することにより、後述するような各種処理を実現できる。
次に、図2(b)に示すように、Webサーバ装置20は、入力装置21と、表示装置22と、外部I/F23と、RAM24とを有する。また、Webサーバ装置20は、ROM25と、CPU26と、通信I/F27と、HDD28とを有する。これらの各ハードウェアは、それぞれがバスB2で接続されている。
入力装置21は、キーボードやマウス、タッチパネル等を含み、Webサーバ装置20のユーザが各種操作を入力するのに用いられる。表示装置22は、ディスプレイ等を含み、Webサーバ装置20による処理結果を表示する。なお、入力装置21及び表示装置22の少なくとも一方は、必要なときにバスB2に接続して利用する形態であっても良い。
通信I/F27は、Webサーバ装置20をネットワークNに接続するためのインタフェースである。これにより、Webサーバ装置20は、通信I/F27を介して、クライアント端末10と通信を行うことができる。
HDD28は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。HDD28に格納されているプログラムやデータには、Webサーバ装置20全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、OS上において各種機能を提供するプログラム(例えば、サーバプログラム40等)がある。
なお、Webサーバ装置20は、HDD28に代え、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えば、ソリッドステートドライブ:SSD)を利用するものであっても良い。また、HDD28は、格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステムやDB(データベース)により管理している。
外部I/F23は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体23a等がある。これにより、Webサーバ装置20は、外部I/F23を介して、記録媒体23aの読み取りや書き込みを行うことができる。なお、記録媒体23aには、例えば、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDカード、USBメモリ等がある。
ROM25は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。ROM25には、Webサーバ装置20の起動時に実行されるBIOS、OS設定、及びネットワーク設定等のプログラムやデータが格納されている。RAM24は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。
CPU26は、ROM25やHDD28等の記憶装置からプログラムやデータをRAM24上に読み出し、処理を実行することで、Webサーバ装置20全体の制御や機能を実現する演算装置である。
本実施形態に係るWebサーバ装置20は、図2(b)に示すハードウェア構成を有することにより、後述するような各種処理を実現できる。
<機能構成>
次に、本実施形態に係るWebシステム1の機能構成について、図3を参照しながら説明する。図3は、第一の実施形態に係るWebシステム1の一例の機能構成を示す図である。
図3に示すように、本実施形態に係るクライアント端末10は、入力受付部101と、表示制御部102と、操作管理部103と、データ送受信部104とを有する。これら各機能部は、例えば、クライアント端末10にインストールされたWebブラウザ30が、CPU16に実行させる処理により実現される。
また、本実施形態に係るクライアント端末10は、変更操作データ記憶部105を有する。当該記憶部は、例えば、HDD18等を用いて実現可能である。
入力受付部101は、ユーザによる各種操作の入力を受け付ける。例えば、入力受付部101は、Webページの表示操作の入力を受け付ける。また、例えば、入力受付部101は、表示範囲の変更操作の入力を受け付ける。
表示制御部102は、Webページの表示を制御する。例えば、表示制御部102は、後述する画面定義データ2000をWebサーバ装置20から取得すると、当該画面定義データ2000に基づいて、Webページを表示する。
なお、画面定義データ2000は、Webブラウザ30が解釈することによりWebページを表示させることができる情報である。画面定義データ2000には、例えば、HTML(HyperText Markup Language)やCSS(Cascading Style Sheets)、JavaScript(登録商標)等が含まれる。
また、例えば、表示制御部102は、入力受付部101により表示範囲の変更操作が受け付けられると、当該変更操作に基づいて、Webページに含まれる目的画像や代替画像の表示を更新する。すなわち、例えば、表示制御部102は、入力受付部101によりズーム操作が受け付けられると、Webページに含まれる目的画像や代替画像を拡大又は縮小して表示させる。同様に、例えば、表示制御部102は、入力受付部101によりパン操作やティルト操作が受け付けられると、Webページに含まれる目的画像や代替画像の表示範囲を左右や上下に移動して表示させる。
操作管理部103は、入力受付部101により表示範囲の変更操作が受け付けられると、当該変更操作に基づいて、変更操作データ記憶部105に記憶されている変更操作データ1000を更新する。
ここで、変更操作データ1000は、代替画像における水平方向の初期位置からの移動量(水平移動量)と、代替画像における鉛直方向の初期位置からの移動量(鉛直移動量)と、初期拡大率からの変化量(拡大率変化量)とが含まれる。
なお、全天球画像における水平方向の初期位置、鉛直方向の初期位置、及び初期拡大率は、例えば、全天球画像の撮像時に設定される。また、水平移動量は、例えば、水平方向の初期位置からの角度(すなわち、経度方向の角度)で表される。同様に、鉛直移動量は、例えば、鉛直方向の初期位置からの角度(すなわち、緯度方向の角度)で表される。
データ送受信部104は、Webサーバ装置20との間で、データの送受信を行う。例えば、データ送受信部104は、入力受付部101によりWebページの表示操作が受け付けられると、Webページの取得要求をWebサーバ装置20に送信する。また、例えば、データ送受信部104は、Webサーバ装置20から取得した画面定義データ2000に基づいて、目的画像の取得要求をWebサーバ装置20に送信する。
さらに、例えば、データ送受信部104は、Webページに含まれる目的画像を表示するための目的画像データ3000をWebサーバ装置20から受信する。同様に、例えば、データ送受信部104は、代替画像を表示するための代替画像データ3100をWebサーバ装置20から受信する。なお、代替画像とは、上述したように、目的画像データ3000の受信中(ダウンロード中)に、目的画像の代わりに表示される全天球画像である。
図3に示すように、本実施形態に係るWebサーバ装置20は、データ送受信部201と、画面定義管理部202と、目的画像管理部203と、代替画像管理部204と、代替画像作成部205とを有する。これら各機能部は、例えば、Webサーバ装置20にインストールされたサーバプログラム40が、CPU26に実行させる処理により実現される。
また、本実施形態に係るWebサーバ装置20は、画面定義データ記憶部206と、目的画像データ記憶部207と、代替画像データ記憶部208とを有する。これら各記憶部は、例えば、HDD28等を用いて実現可能である。なお、画面定義データ記憶部206、目的画像データ記憶部207、及び代替画像データ記憶部208のうちの少なくとも1つの記憶部が、Webサーバ装置20とネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現されていても良い。
データ送受信部201は、クライアント端末10との間で、データの送受信を行う。例えば、データ送受信部201は、Webページの取得要求や目的画像の取得要求をクライアント端末10から受信する。また、例えば、データ送受信部201は、Webページの取得要求に応じて、画面定義管理部202により取得された画面定義データ2000をクライアント端末10に送信する。
また、データ送受信部201は、目的画像データ3000や代替画像データ3100等をクライアント端末10に送信する。
画面定義管理部202は、画面定義データ記憶部206に記憶されている画面定義データ2000を管理する。画面定義管理部202は、データ送受信部201によりWebページの取得要求が受信されると、当該取得要求に係る画面定義データ2000を画面定義データ記憶部206から取得して、クライアント端末10に返信する。
なお、画面定義データ記憶部206には、Webサーバ装置20が提供するWebページ毎に、画面定義データ2000が記憶されている。
目的画像管理部203は、目的画像データ記憶部207に記憶されている目的画像データ3000を管理する。目的画像管理部203は、データ送受信部201により目的画像の取得要求が受信されると、当該取得要求に係る目的画像データ3000に対応する代替画像データ3100の取得又は作成を代替画像管理部204に要求する。
また、目的画像管理部203は、データ送受信部201を介して、代替画像管理部204により代替画像データ3100がクライアント端末10に送信されると、目的画像の取得要求に係る目的画像データ3000を目的画像データ記憶部207から取得する。そして、目的画像管理部203は、データ送受信部201を介して、目的画像データ3000をクライアント端末10に送信する。
なお、目的画像データ記憶部207には、Webサーバ装置20が提供するWebページに含まれる目的画像(全天球画像)を表示するための目的画像データ3000が記憶されている。
代替画像管理部204は、代替画像データ記憶部208に記憶されている代替画像データ3100を管理する。代替画像管理部204は、目的画像管理部203からの要求に応じて、目的画像の取得要求に係る目的画像データ3000に対応する代替画像データ3100が代替画像データ記憶部208に記憶されているか否かを判定する。
そして、代替画像管理部204は、当該代替画像データ3100が代替画像データ記憶部208に記憶されている場合、当該代替画像データ3100を取得して、クライアント端末10に返信する。一方で、代替画像管理部204は、当該代替画像データ3100が代替画像データ記憶部208に記憶されていない場合、代替画像データ3100の作成を代替画像作成部205に要求する。
なお、代替画像データ記憶部208には、代替画像を表示するための代替画像データ3100が記憶されている。ここで、代替画像データ3100とは、目的画像データ3000のデータサイズを削減させた画像データである。
したがって、代替画像データ3100は、目的画像データ3000と対応付けられて代替画像データ記憶部208に記憶されている。すなわち、例えば、目的画像データ3000−1のデータサイズを削減させた画像データが代替画像データ3100−1である場合、代替画像データ3100−1は、目的画像データ3000−1と対応付けられて代替画像データ記憶部208に記憶されている。同様に、例えば、目的画像データ3000−2のデータサイズを削減させた画像データが代替画像データ3100−2である場合、代替画像データ3100−2は、目的画像データ3000−2と対応付けられて代替画像データ記憶部208に記憶されている。
代替画像作成部205は、代替画像管理部204からの要求に応じて、目的画像データ3000から代替画像データ3100を作成する。すなわち、代替画像作成部205は、目的画像の取得要求に係る目的画像データ3000のデータサイズを削減させた代替画像データ3100を作成する。
なお、代替画像作成部205は、例えば、目的画像データ3000に対して、輪郭抽出処理を行うことで、当該目的画像データ3000に対応する代替画像データ3100を作成する。ただし、代替画像作成部205は、これに限られず、例えば、目的画像データ3000の解像度を低下させることで、当該目的画像データ3000に対応する代替画像データ3100を作成しても良い。
<処理の詳細>
次に、本実施形態に係るWebシステム1の処理の詳細について説明する。以降では、クライアント端末10のユーザがWebブラウザ30を用いて、全天球画像(目的画像)が含まれるWebページを表示させる場合について、図4を参照しながら説明する。図4は、第一の実施形態に係るWebページの表示処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、ユーザは、クライアント端末10を用いて、Webページの表示操作を行う(ステップS401)。すると、クライアント端末10の入力受付部101は、Webページの表示操作を受け付ける。
なお、ユーザは、例えば、表示制御部102により表示されたアドレスバー(Webブラウザ30のアドレスバー)にURL(Uniform Resource Locator)を入力することで、Webページの表示操作を行うことができる。また、ユーザは、例えば、Webブラウザ30のブックマーク機能により所望のURLを選択することで、Webページの表示操作を行っても良い。
次に、クライアント端末10のデータ送受信部104は、入力受付部101によりWebページの表示操作が受け付けられると、Webページの取得要求をWebサーバ装置20に送信する(ステップS402)。ここで、Webページの取得要求は、例えば、ステップS401でユーザにより選択又は入力されたURLと、「GET」メソッドとが指定されたHTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエストである。
Webサーバ装置20の画面定義管理部202は、データ送受信部201によりWebページの取得要求が受信されると、当該取得要求に係る画面定義データ2000を画面定義データ記憶部206から取得する(ステップS403)。なお、画面定義管理部202は、Webページの取得要求に指定されたURLに対応する画面定義データ2000を画面定義データ記憶部206から取得すれば良い。
そして、画面定義管理部202は、データ送受信部201により、画面定義データ記憶部206から取得した画面定義データ2000をクライアント端末10に返信する。
クライアント端末10のデータ送受信部104は、画面定義データ2000を受信すると、当該画面定義データ2000に含まれるHTML等に基づいて、目的画像の取得要求をWebサーバ装置20に送信する(ステップS404)。
すなわち、クライアント端末10のデータ送受信部104は、画面定義データ2000を受信すると、表示制御部102により、当該画面定義データに含まれるHTML等を解釈する。そして、データ送受信部104は、目的画像の取得要求として、例えば、表示制御部102により解釈されたHTMLに含まれるURL(目的画像データ3000のURL)と、「GET」メソッドとが指定されたHTTPリクエストをWebサーバ装置20に送信する。
Webサーバ装置20の目的画像管理部203は、データ送受信部201により目的画像の取得要求が受信されると、当該取得要求に係る目的画像データ3000に対応する代替画像データ3100の取得又は作成を代替画像管理部204に要求する。そして、代替画像管理部204は、代替画像データ3100を取得又は作成するための代替画像の取得又は作成処理を行う(ステップS405)。
そして、代替画像管理部204は、データ送受信部201により、代替画像データ3100をクライアント端末10に返信する。
ここで、上記のステップS405における代替画像の取得又は作成処理について、図5を参照しながら説明する。図5は、第一の実施形態に係る代替画像の取得又は作成処理の一例を示すフローチャートである。
まず、代替画像管理部204は、目的画像の取得要求に係る目的画像データ3000に対応する代替画像データ3100が代替画像データ記憶部208に記憶されているか否かを判定する(ステップS501)。
ステップS501において、目的画像の取得要求に係る目的画像データ3000に対応する代替画像データ3100が代替画像データ記憶部208に記憶されていないと判定された場合、代替画像管理部204は、代替画像の作成を代替画像作成部205に要求する。すると、代替画像作成部205は、目的画像管理部203を介して、目的画像の取得要求に係る目的画像データ3000を目的画像データ記憶部207から取得する(ステップS502)。
次に、代替画像作成部205は、上記のステップS502で取得した目的画像データ3000から代替画像データ3100を作成する(ステップS503)。
ここで、代替画像作成部205により作成される代替画像データ3100の一例について、図6を参照しながら説明する。図6は、第一の実施形態に係る代替画像データの作成の一例を説明する図である。
図6に示すように、代替画像作成部205は、目的画像データ3000に対して輪郭抽出処理(エッジ検出処理)を行うことで、代替画像データ3100を作成する。このとき、代替画像作成部205は、例えば、SobelフィルタやPrewittフィルタ等を用いて、目的画像データ3000に対して輪郭抽出処理を行えば良い。これにより、代替画像作成部205は、目的画像データ3000よりもデータサイズが小さい代替画像データ3100を作成することができる。
なお、代替画像作成部205は、目的画像データ3000に対して輪郭抽出処理を行って代替画像データ3100を作成する場合に限られず、例えば、目的画像データ3000の解像度を低下させることで代替画像データ3100を作成しても良い。このように、代替画像作成部205は、目的画像データ3000よりもデータサイズが小さい代替画像データ3100を作成すれば良い。
次に、代替画像作成部205は、代替画像管理部204を介して、上記のステップS503で作成した代替画像データ3100を、目的画像データ3000と対応付けて代替画像データ記憶部208に記憶させる(ステップS504)。これにより、代替画像作成部205により作成された代替画像データ3100が代替画像データ記憶部208に記憶される。
一方、ステップS501において、目的画像の取得要求に係る目的画像データ3000に対応する代替画像データ3100が代替画像データ記憶部208に記憶されていると判定された場合、代替画像管理部204は、当該代替画像データ3100を取得する(ステップS505)。
以上により、目的画像の取得要求に係る目的画像データ3000に対応する代替画像データ3100が取得又は格納される。したがって、図4のステップS405において、Webサーバ装置20は、上記のステップS503で作成された代替画像データ3100又は上記のステップS505で取得された代替画像データ3100をクライアント端末10に返信する。
図4に戻る。ステップS405に続いて、クライアント端末10の表示制御部102は、データ送受信部104により代替画像データ3100を受信すると、当該代替画像データ3100により表示される代替画像を含むWebページを表示する(ステップS406)。
ここで、代替画像を含むWebページG100について、図7を参照しながら説明する。図7は、代替画像が表示されたWebページG100の一例を示す図である。
図7に示すWebページG100には、代替画像データ3100により表示される代替画像のうち、所定の表示範囲内の画像を表示する画像表示欄G110が含まれる。また、図7に示すWebページG100には、画像表示欄G110に表示される代替画像の表示範囲を変更するためのボタンG121〜G142が含まれる。
ボタンG121は、画像表示欄G110に表示される代替画像の表示範囲を上方向に移動させるためのボタン(すなわち、上方向へのティルト操作を行うためのボタン)である。ボタンG122は、画像表示欄G110に表示される代替画像の表示範囲を下方向に移動させるためのボタン(すなわち、下方向へのティルト操作を行うためのボタン)である。
ボタンG131は、画像表示欄G110に表示される代替画像の表示範囲を左方向に移動させるためのボタン(すなわち、左方向へのパン操作を行うためのボタン)である。ボタンG132は、画像表示欄G110に表示される代替画像の表示範囲を右方向に移動させるためのボタン(すなわち、右方向へのパン操作を行うためのボタン)である。
ボタンG141は、画像表示欄G110に表示される代替画像を拡大するためのボタンである。ボタンG142は、画像表示欄G110に表示される代替画像を縮小するためのボタンである。
ユーザは、これらのボタンG121〜G142を用いて、画像表示欄G110に表示される代替画像に対して、表示範囲の変更操作を行うことができる。
図4に戻る。ステップS406に続いて、Webサーバ装置20の目的画像管理部203は、代替画像データ3100がクライアント端末10に送信されると、目的画像データ3000を目的画像データ記憶部207から取得する(ステップS407)。
すなわち、目的画像管理部203は、上記のステップS404で受信した目的画像の取得要求に係る目的画像データ3000を目的画像データ記憶部207から取得する。なお、目的画像管理部203は、図5のステップS502で目的画像データ3000を取得した場合には、本ステップの処理を行わなくても良い。
次に、Webサーバ装置20の目的画像管理部203は、目的画像データ記憶部207から目的画像データ3000を取得すると、データ送受信部201により、当該目的画像データ3000をクライアント端末10に送信する(ステップS408)。以降、データ送受信部201は、全データの送信が完了するまで、目的画像データ3000をクライアント端末10に送信し続ける。
ここで、クライアント端末10が目的画像データ3000の受信中に、図7に示すWebページG100において、ユーザが表示範囲の変更操作を行ったものとする(ステップS409)。すると、クライアント端末10の入力受付部101は、表示範囲の変更操作を受け付ける。
クライアント端末10の表示制御部102は、入力受付部101により表示範囲の変更操作が受け付けられると、当該変更操作に基づいて、図7に示すWebページG100に含まれる画像表示欄G110を更新する(ステップS410)。
すなわち、表示制御部102は、例えば、入力受付部101によりボタンG121の押下操作(上方向へのティルト操作)が受け付けられた場合、画像表示欄G110に表示される代替画像の表示範囲を上方向に移動させる更新を行う。
同様に、表示制御部102は、例えば、入力受付部101によりボタンG131の押下操作(左方向へのパン操作)が受け付けられた場合、画像表示欄G110に表示される代替画像の表示範囲を左方向に移動させる更新を行う。同様に、表示制御部102は、例えば、入力受付部101によりボタンG141の押下操作(ズーム操作)が受け付けられた場合、画像表示欄G110に表示される代替画像を拡大させる更新を行う。
次に、クライアント端末10の操作管理部103は、入力受付部101により表示範囲の変更操作が受け付けられると、当該変更操作に基づいて、変更操作データ記憶部105に記憶されている変更操作データ1000を更新する(ステップS411)。
すなわち、操作管理部103は、例えば、鉛直方向の初期位置から下へ30度の位置に表示範囲を移動させるティルト操作が入力受付部101により受け付けられた場合、変更操作データ1000に含まれる鉛直移動量を「−30度」に更新する。
同様に、操作管理部103は、例えば、水平方向の初期位置から右へ90度の位置に表示範囲を移動させるパン操作が入力受付部101により受け付けられた場合、変更操作データ1000に含まれる水平移動量を「+90度」に更新する。また、同様に、操作管理部103は、例えば、初期拡大率から10%拡大させるズーム操作が入力受付部101により受け付けられた場合、変更操作データ1000に含まれる拡大率変化量を「+10%」に更新する。
なお、全天球画像の拡大又は縮小は、全天球画像を示す球体の中心点に対する疑似的なカメラ装置の位置と、当該カメラ装置のカメラアングルとの少なくとも一方を変化させることで行うことができる。したがって、上記の拡大率変化量は、全天球画像を示す球体の中心点に対するカメラ装置の位置の変化量と、当該カメラ装置の初期カメラアングルからの変化量とで表されていても良い。
このように、本実施形態に係るクライアント端末10は、代替画像に対する表示範囲の変更操作が行われた場合、変更操作データ1000に含まれる水平移動量、鉛直移動量、拡大率変化量等を更新する。
ここで、目的画像データ3000の受信が完了した場合、クライアント端末10の表示制御部102は、代替画像を目的画像に切り替えると共に、変更操作データ1000を目的画像に反映させる(ステップS412)。
すなわち、表示制御部102は、例えば、WebページG100の画像表示欄G110に表示されている代替画像を目的画像に切り替えると共に、当該目的画像を表示する目的画像データ3000に変更操作データ1000を反映させる。これにより、本実施形態に係るクライアント端末10では、代替画像に対する表示範囲の変更操作が、目的画像にも反映される。
ここで、代替画像に対してパン操作及びズーム操作が行われた場合における目的画像への切り替えについて、図8を参照しながら説明する。図8は、目的画像への切り替えの一例を説明する図である。
図8(a)及び図8(b)に示すように、画像表示欄G110に表示されている代替画像に対してパン操作及びズーム操作が行われたものとする。すると、図8(c)に示すように、画像表示欄G110には、当該パン操作及びズーム操作に応じて、表示範囲が変更された代替画像が表示される。
そして、目的画像データ3000の受信(ダウンロード)が完了すると、表示制御部102は、画像表示欄G110に表示されている代替画像を目的画像に切り替えた上で、変更操作データ1000を当該目的画像に反映させる。これにより、図8(c)に示すように、画像表示欄G110には、切り替え前における代替画像と同じ表示範囲の目的画像が表示される。
以上のように、本実施形態に係るWebシステム1では、Webページに含まれる全天球画像(目的画像)のダウンロード中に、当該目的画像よりもデータサイズが小さい全天球画像(代替画像)を当該目的画像の代わりに表示させる。また、本実施形態に係るWebシステム1では、ユーザが代替画像に対して表示範囲の変更操作を行った場合、当該変更操作を目的画像に対しても反映させる。
これにより、本実施形態に係るWebシステム1では、目的画像のダウンロード完了後に、ユーザは、再度、目的画像に対して表示範囲の変更操作を行うことなく、代替画像と同じ表示範囲の目的画像を表示させることができる。
なお、本実施形態に係るWebシステム1では、目的画像が全天球画像である場合について説明したが、これに限られない。すなわち、目的画像は、例えば、一般にデータサイズが大きい画像や動画等であっても良い。このように、本実施形態に係るWebシステム1では、ユーザが操作可能で、一般にデータサイズの大きな画像や動画等に対して、同様に適用することができる。
[第二の実施形態]
次に、第二の実施形態について説明する。第二の実施形態では、目的画像データ3000のメタデータに基づいて、例えば、方角や住所等の情報も表示される代替画像データ3100を作成するものである。
なお、第二の実施形態の説明では、主に、第一の実施形態との相違点について説明し、第一の実施形態と実質的に同様の機能構成を有する箇所及び実質的に同様の処理を実行する箇所は、その説明を省略する。
<機能構成>
まず、本実施形態に係るWebシステム1の機能構成について、図9を参照しながら説明する。図9は、第二の実施形態に係るWebシステム1の一例の機能構成を示す図である。
図9に示すように、本実施形態に係るWebサーバ装置20は、代替画像作成部205Aの機能が第一の実施形態と異なる。代替画像作成部205Aは、目的画像の取得要求に係る目的画像データ3000と、当該目的画像データ3000のメタデータとに基づいて、代替画像データ3100を作成する。
<処理の詳細>
次に、本実施形態に係るWebシステム1の処理の詳細について説明する。以降では、図4のステップS405における代替画像の取得又は作成処理について、図10を参照しながら説明する。図10は、第二の実施形態に係る代替画像の取得又は作成処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS502に続いて、代替画像作成部205Aは、ステップS502で取得した目的画像データ3000のメタデータを取得する(ステップS1001)。なお、代替画像作成部205Aは、例えば、ExifデータやXMPデータ等のメタデータを取得すれば良い。
次に、代替画像作成部205Aは、目的画像データ3000及びメタデータから代替画像データ3100を作成する(ステップS1002)。
ここで、代替画像作成部205Aにより作成される代替画像データ3100の一例について、図11を参照しながら説明する。図11は、第二の実施形態に係る代替画像データの作成の一例を説明する図である。
図11に示すように、まず、代替画像作成部205Aは、第一の実施形態と同様に、目的画像データ3000に対して輪郭抽出処理を行う。次に、代替画像作成部205Aは、例えば、コンパスデータ3010やGPS(Global Positioning System)データ3020に基づいて、輪郭抽出処理後の目的画像データ3000に対して情報を付加することで、代替画像データ3100を作成する。
具体的には、代替画像作成部205Aは、例えば、XMPデータに含まれるコンパスデータ3010に基づいて、輪郭抽出処理後の目的画像データ3000に対して、方角情報3110を付加する。また、代替画像作成部205Aは、例えば、Exifデータに含まれるGPSデータ3020に基づいて、輪郭抽出処理後の目的画像データ3000に対して、住所情報3120を付加する。
なお、Webサーバ装置20は、例えば、GPSデータ3020が含まれる住所情報取得要求を外部のクラウドサービス等に送信することで、住所情報3120を取得すれば良い。同様に、Webサーバ装置20は、例えば、コンパスデータ3010が含まれる方角情報取得要求を外部のクラウドサービス等に送信することで、方角情報3110を取得すれば良い。
このように、代替画像作成部205Aは、輪郭抽出処理後の目的画像データ3000に対して、当該目的画像データ3000から取得したメタデータに基づく各種情報を付加することで、代替画像データ3100を作成する。なお、代替画像作成部205Aは、目的画像データ3000から取得したメタデータに、例えば、建物名等が含まれる場合には、建物名情報を付加した代替画像データ3100を作成しても良い。
これにより、本実施形態に係るWebシステム1では、輪郭抽出処理を行うことで削除された情報(例えば、目的画像に含まれる細部の風景等)を補うような各種情報を付加した代替画像データ3100を作成することができる。したがって、本実施形態に係るWebシステム1によれば、ユーザに対して、方角や住所等の各種情報が付加された代替画像が含まれるWebページを提供することができるようになる。
ここで、代替画像作成部205Aにより作成される代替画像データ3100の他の例について、図12を参照しながら説明する。図12は、第二の実施形態に係る代替画像データの作成の他の例を説明する図である。
図12に示すように、まず、代替画像作成部205Aは、目的画像データ3000に対して輪郭抽出処理及び顔認識処理を行う。次に、代替画像作成部205Aは、例えば、撮影日時データ3030に基づいて、輪郭抽出処理及び顔認識処理後の目的画像データ3000に対して、各種の情報を付加することで、代替画像データ3100を作成する。
具体的には、代替画像作成部205Aは、顔認識処理における認識結果を示す認識枠3130及び認識枠3140を輪郭抽出処理後の目的画像データ3000に対して付加する。また、代替画像作成部205Aは、撮影日時データ3030に基づいて、輪郭抽出処理後の目的画像データ3000に対して、撮影日時情報3150を付加する。
このように、代替画像作成部205Aは、輪郭抽出処理後の目的画像データ3000に対して、メタデータに基づく各種情報に加えて、顔認識処理を行った認識結果を付加しても良い。
これにより、本実施形態に係るWebシステム1では、輪郭抽出処理を行うことで人物が不鮮明なるような場合に、人物が写っていることを示す情報(顔認識処理における認識結果)が付加された代替画像が含まれるWebページを提供することができるようになる。なお、図12では、目的画像データ3000に対して顔認識処理を行ったが、これに限られず、例えば、パターンマッチング等により、所定の物体や動物等を認識するようにしても良い。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 Webシステム
10 クライアント端末
20 Webサーバ装置
30 Webブラウザ
40 サーバプログラム
101 入力受付部
102 表示制御部
103 操作管理部
104 データ送受信部
105 変更操作データ記憶部
201 データ送受信部
202 画面定義管理部
203 目的画像管理部
204 代替画像管理部
205 代替画像作成部
206 画面定義データ記憶部
207 目的画像データ記憶部
208 代替画像データ記憶部
特開2005−346626号公報

Claims (11)

  1. ユーザが操作するクライアント装置と、該クライアント装置とネットワークを介して接続され、前記クライアント装置に画像データを提供するサーバ装置とを有する情報処理システムであって、
    前記クライアント装置に表示させる第一の画像データの取得要求に応じて、前記第一の画像データのデータサイズを削減させた第二の画像データを前記クライアント装置に送信する送信手段と、
    前記送信手段による前記第二の画像データの送信が完了すると、該第二の画像データを前記クライアント装置に表示させる表示手段と、
    前記表示手段により表示された前記第二の画像データに対して、所定の操作が行われた場合、該操作に関する情報を所定の記憶領域に記憶させる操作記憶手段と、
    を有し、
    前記送信手段は、
    前記第二の画像データの送信が完了すると、前記第一の画像データを前記クライアント装置に送信し、
    前記表示手段は、
    前記送信手段による前記第一の画像データの送信が完了すると、前記操作に関する情報を反映させた第一の画像データを前記クライアント装置に表示させる、情報処理システム。
  2. 前記クライアント装置に表示させる第一の画像データの取得要求に応じて、前記第一の画像データのデータサイズを削減させた第二の画像データが前記クライアント装置の所定の記憶領域に記憶されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記第二の画像データが前記記憶領域に記憶されていないと判定された場合、前記第二の画像データを作成する作成手段と、
    を有し、
    前記送信手段は、
    前記作成手段により作成された前記第二の画像データを前記クライアント装置に送信する、請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記作成手段は、
    前記第一の画像データに対して、輪郭抽出処理を行うことにより、前記第二の画像データを作成する、請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記作成手段は、
    さらに、前記第一の画像データに対する顔認識処理の処理結果を示す情報を、前記輪郭抽出処理後の第一の画像データに対して付加することにより、前記第二の画像データを作成する、請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記作成手段は、
    さらに、前記第一の画像データのメタデータに基づく情報を、前記輪郭抽出処理後の第一の画像データに対して付加することにより、前記第二の画像データを作成する、請求項3又は4に記載の情報処理システム。
  6. 前記作成手段は、
    前記メタデータに含まれるGPSデータに基づく住所情報を、前記輪郭抽出処理後の第一の画像データに対して付加することにより、前記第二の画像データを作成する、請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記作成手段は、
    前記メタデータに含まれるコンパスデータに基づく方角情報を、前記輪郭抽出処理後の第一の画像データに対して付加することにより、前記第二の画像データを作成する、請求項5又は6に記載の情報処理システム。
  8. 前記作成手段は、
    前記メタデータに含まれる日時データに基づく日時情報を、前記輪郭抽出処理後の第一の画像データに対して付加することにより、前記第二の画像データを作成する、請求項5乃至7の何れか一項に記載の情報処理システム。
  9. 前記第一の画像データ及び前記第二の画像データは、全天球画像の画像データである、請求項1乃至8の何れか一項に記載の情報処理システム。
  10. 前記操作記憶手段は、
    前記表示手段により表示された前記第二の画像データに対して、パン操作、ティルト操作、又はズーム操作が行われた場合、前記パン操作による前記第二の画像データにおける表示範囲の移動量、前記ティルト操作による前記第二の画像データにおける表示範囲の移動量、又は前記ズーム操作による前記第二の画像データにおける拡大率の変化量を所定の記憶領域に記憶させる、請求項1乃至9の何れか一項に記載の情報処理システム。
  11. ユーザが操作するクライアント装置と、該クライアント装置とネットワークを介して接続され、前記クライアント装置に画像データを提供するサーバ装置とを有する情報処理方法であって、
    前記クライアント装置に表示させる第一の画像データの取得要求に応じて、前記第一の画像データのデータサイズを削減させた第二の画像データを前記クライアント装置に送信する送信手順と、
    前記送信手順による前記第二の画像データの送信が完了すると、該第二の画像データを前記クライアント装置に表示させる表示手順と、
    前記表示手順により表示された前記第二の画像データに対して、所定の操作が行われた場合、該操作に関する情報を所定の記憶領域に記憶させる操作記憶手順と、
    を有し、
    前記送信手順は、
    前記第二の画像データの送信が完了すると、前記第一の画像データを前記クライアント装置に送信し、
    前記表示手順は、
    前記送信手順による前記第一の画像データの送信が完了すると、前記操作に関する情報を反映させた第一の画像データを前記クライアント装置に表示させる、情報処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022244688A1 (ja) * 2021-05-20 2022-11-24 ブラザー工業株式会社 編集システム、端末装置、及び編集プログラム

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