JP2017215668A - 警報通知装置、警報通知システム及び警報通知プログラム - Google Patents

警報通知装置、警報通知システム及び警報通知プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】アラーム等の警報の通知を簡便に行う。【解決手段】警報を出力すべき事象が起きたか否かを監視する監視手段と、前記監視手段が前記警報を出力すべき事象が起きたことを検出したことを契機として、前記警報を出力すべき事象と関連する時間帯においてカメラが撮像した画像を記録する画像記録手段と、前記監視手段が前記警報を出力すべき事象が起きたことを検出したことを契機として、前記警報を出力すべき事象が起きたことを出力するように携帯端末に指示をする通信手段と、を備え、前記通信手段と、前記携帯端末との間の通信は、他の機器を介することなく直接行われる通信であることを特徴とする警報通知装置。【選択図】図1

Description

本発明は、警報を通知するための、警報通知装置、警報通知システム及び警報通知プログラムに関する。
小売店舗や、現金自動支払機(以下、Automatic Teller Machineの略語である「ATM」と表記する。)が設置された店舗等において、防犯等の目的から監視カメラを設置して画像録画をすることが行われている。この点、画像を記録する記録媒体には、記憶容量の制限がある。そのため、記憶容量の残量がなくなった場合には、新たな画像データを、過去の画像データに上書きする、ということが一般的に行われている。
しかしながら、このように上書きを行うようにすると、事故の発生や不審者の侵入といった異常事態が起きた時点の画像データを後日参照しようとしても、これらの画像データが既に上書きされてしまっており、後日参照することができないという問題が生じ得る。
このような問題を考慮した技術が特許文献1に開示されている。特許文献1に開示の技術では、ドアセンサや赤外線センサにより、侵入者の検知といった異常を検出した場合に、アラームを発生させる。そして、アラーム発生を契機として、アラーム発生前の所定期間の画像とアラーム発生後の所定期間の画像をアラーム画像として記録する。そして、アラーム画像を、通常の記録画像とは区別し、アラーム画像は上書きの対象とはしないようにする。
このようにすることにより、アラーム画像は上書きされずに記録されたままとなることから、後日、異常が発生した前後の画像をアラーム画像として参照することが可能となる。
特開2011−091697号公報
上述したように特許文献1に開示の技術を利用することにより、アラーム画像を記録しておき、後日参照することができる。
ただ、このような後日における参照だけではなく、センサにより異常が検出されてアラームが発生したならば、即座にアラームの発生をユーザに伝えたいという要望もある。アラーム発生を即座にユーザに伝達することができれば、ユーザはアラーム発生前後のアラーム画像を即座に参照する、等の対応をすることができるからである。
しかしながら、実際にはユーザがアラーム情報の発生したことを知るためには、画像記録装置が設置された場所へ行き、画像記録装置上のアラームが発生したことを示す表示(例えば、LED(Light Emitting Diode)の点灯表示)にてアラームが発生したことを確認する必要があった。あるいは、ユーザが、画像記録装置に接続されたコンピュータが設置された場所に行き、このコンピュータにインストールされたビューアアプリケーションによる表示を参照する必要があった。
また、このようにするのではなく、例えば、携帯電話等のアプリケーションを用いてアラーム表示をするためには、公衆電話網等を利用するために画像記録装置に電話用モデムや移動体通信無線機を内蔵し、基地局などの基盤設備を利用する必要があった。また、仮にインターネットを介した通知を行うならば、例えばメールシステムにて通知するためのサーバシステムを構築又は利用する必要があった。
つまり、異常発生時にユーザに速やかに通知を行うためには、公衆網等のネットワークを利用するための仕組みを構築する必要があり、高コストとなっていた。そのため、高コストをかけることが困難な小型の店舗等では、このような仕組みを構築することは難しかった。
そこで本発明は、アラーム等の警報の通知を簡便に行うための、警報通知装置、警報通知システム及び警報通知プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によれば、警報を出力すべき事象が起きたか否かを監視する監視手段と、前記監視手段が前記警報を出力すべき事象が起きたことを検出したことを契機として、前記警報を出力すべき事象と関連する時間帯においてカメラが撮像した画像を記録する画像記録手段と、前記監視手段が前記警報を出力すべき事象が起きたことを検出したことを契機として、前記警報を出力すべき事象が起きたことを出力するように携帯端末に指示をする通信手段と、を備え、前記通信手段と、前記携帯端末との間の通信は、他の機器を介することなく直接行われる通信であることを特徴とする警報通知装置が提供される。
本発明の第2の観点によれば、上記第1の観点により提供される警報通知装置と、前記携帯端末とを備えた警報通知システムであって、前記携帯端末への前記指示には、前記監視手段が検出した前記警報を出力すべき事象の種別を表す識別子が含まれており、前記携帯端末は前記警報通知装置から受信した前記指示に含まれる前記識別子に応じた態様で、前記警報を出力すべき事象が起きたことを出力することを特徴とする警報通知システムが提供される。
本発明の第3の観点によれば、上記第1の観点により提供される警報通知装置と、前記携帯端末とを備えた警報通知システムであって、前記携帯端末は、ウェアラブルコンピュータであることを特徴とする警報通知システムが提供される。
本発明の第4の観点によれば、警報を出力すべき事象が起きたか否かを監視する監視手段と、前記監視手段が前記警報を出力すべき事象が起きたことを検出したことを契機として、前記警報を出力すべき事象と関連する時間帯においてカメラが撮像した画像を記録する画像記録手段と、前記監視手段が前記警報を出力すべき事象が起きたことを検出したことを契機として、前記警報を出力すべき事象が起きたことを出力するように携帯端末に指示をする通信手段と、を備え、前記通信手段と、前記携帯端末との間の通信は、他の機器を介することなく直接行われる通信である警報通知装置としてコンピュータを機能させることを特徴とする警報通知プログラムが提供される。
本発明によれば、アラーム等の警報の通知を簡便に行うことが可能となる。
本発明の実施形態の基本的構成を表すブロック図である。 本発明の実施形態の基本的動作を表すフローチャートである。 本発明の実施形態における小型携帯端末の表示部での表示の一例を表す図である。 本発明の実施形態における小型携帯端末の表示部での表示の他の一例を表す図である。 本発明の実施形態における小型携帯端末が記憶しているテーブルの一例を表す図である。 本発明の実施形態における小型携帯端末の表示部での表示の他の一例を表す図である。 本発明の実施形態における小型携帯端末の表示部での表示の他の一例を表す図である。 本発明の実施形態における小型携帯端末が記憶しているテーブルの他の一例を表す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明をするにあたり、まず本実施形態の概略を説明する。
本実施形態の画像記録装置は、複数の監視用カメラを接続し、前述の監視カメラからの画像を入力して記録保存する手段を持ち、監視対象であるATMからのアラーム情報や、監視対象の周辺に設置されたセンサからのアラーム情報を監視する手段を持つ。ここで、かかるセンサは、例えば監視対象の設置されている場所への侵入を感知する目的で設置されるものである。
そして、かかる画像記録装置は、アラーム情報として警報が発生した場合に、アラーム発生時刻前後の画像を記録すると共にアラームが発生したことを、外部に接続されたコンピュータ上のビューアアプリケーションに通知する手段を持つ。
加えて、かかる画像記録装置は、前述のアラーム情報として警報が発生した場合に、自画像記録装置と、予めBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)に準拠した通信仕様を満たす小型携帯端末と接続登録している場合に、かかる小型携帯端末へも、BLEに準拠した通信によってアラーム通知を発信する。この点、小型携帯端末での通知表示方法として、テキストメッセージだけでなく、カラー配色も合わせて行うことでより明確に通知内容をユーザに知らせることができる。
また、BLE通信を搭載することにより、端末の小型化が容易となるのみならず、公衆電話網等を利用する場合に比べて消費電力も少なくなる。そのため、例えば腕時計型の端末を長時間充電操作なく利用可能となる。そのため、例えば画像記録装置を設置したコンビニエンスストア等の小型店舗のオーナーといったユーザが前述の小型携帯端末を常時携帯することが可能となり、アラーム情報発生時の受信端末として適している。
更に、BLEは、デバイスの検出に所定の周波数チャンネルを利用するように仕様が単純化されていることから、Bluetooth3.0までの規格と比較して通信接続に時間を要さないので、アラーム発生時に即座に通知を行うことができる。
以上が本実施形態の概略である。
次に、図1を参照して本実施形態の構成について説明をする。ここで、図1は本発明の要部といえる画像記録装置や小型携帯端末に含まれる機能ブロックと、かかる画像記録装置に接続される周辺機器とを示す図である。
図1に示すように、本実施形態である警報通知システム1は、画像記録装置100、カメラ210−1〜カメラ210−n(nは2以上の自然数)、ルーター220、HUB230、コンピュータ240、ATM250、センサ260及び小型携帯端末300を含む。
また、画像記録装置100は、制御部101、画像記録部102、データ入力部103、画像データ処理部104、電源制御部105、送受信部106、アラーム情報監視部107及び外部インターフェース部108を含む。
更に、小型携帯端末300、制御部301、表示部302、BLE送受信部303及びバス304を含む。
これら画像記録装置100や小型携帯端末300のおおまかな特徴については、本実施形態の概略として上述した通りである。
次に、これら画像記録装置100や小型携帯端末300に含まれる機能ブロックと、カメラ210等の各機器との関係について図面を参照して説明をする。
画像記録装置100に含まれる制御部101は、バス110を介して画像記録装置100内の各機能ブロックと接続されている。制御部101は、これら各機能ブロックの動作を制御する部分である。具体的には、制御部101は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置と、OS(Operating System)や各種の制御用プログラムを格納したROM(Read Only Memory)やCPUがプログラムを実行する上で一時的に必要とされるデータを格納するためのRAM(Random Access Memory)等の記憶装置とにより実現される。そして、制御部101では、CPUがROMからOSや各種制御用プログラムを読み込み、読み込んだOSや制御用プログラムをRAMに展開させながら、これらのOSや各種制御用プログラムに基づいた演算処理を行なう。そして、制御部101が、演算結果に基づいて画像記録装置100内のハードウェアを制御することにより、画像記録装置100の機能は実現される。つまり、画像記録装置100は、ハードウェアとソフトウェアが協働することにより実現することができる。
電源制御部105は、画像記録装置100の外部より供給される電源を各部へ供給する。また、電源制御部105は、電源オフを行う時には、記録した画像データが消失することが無いように、適切な電源オフプロセスを実行する。例えば、揮発性の記憶装置上で処理中の画像データを、不揮発性の記憶装置上に記憶させてから電源をオフする、といったオフプロセスを実行する。
カメラ210−1〜カメラ210−nは、画像記録装置100に接続されたカメラである。カメラ210の台数は任意であり、例えば1台であってもよいが、一般的には4台など、複数のカメラ210が接続されている。
カメラ210−1〜カメラ210−nのそれぞれは、自身が撮像した画像を画像データに変換してデータ入力部103に入力する。なお、カメラ210−1〜カメラ210−nは、例えばATM周辺や、店舗出入り口を撮像できるように設置される。
カメラ210−1〜カメラ210−nのそれぞれから入力された画像データは、データ入力部103を介し、画像データ処理部104へ渡される。
画像データ処理部104では、渡された画像データに対して画像記録部102に保存するための処理を施した後に、処理後の画像データを画像記録部102に保存する。ここで、画像記録部102に保存するための処理とは、例えば、画像データの画像形式を所定の形式に変換したり、これに伴いフレームレートや画質の調整を行うことにより画像データを圧縮したり、画像データを暗号化したりすることである。また、保存とは、画像データを、画像記録部102が備えるHDD(Hard Disc Drive)に記録して、画像データを蓄積することである。
外部インターフェース部108は、RJ−45コネクタ含んだインターフェースであり、このRJ−45コネクタを介してLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)といったネットワークに接続することができる。具体的には、外部インターフェース部108には、WANと接続するための中継装置であるルーター220や、LANと接続するための中継装置であるHUB230が接続される。また、外部インターフェース部108は、図示を省略している外部機器と接続するためにUSB(Universal Serial Bus)に準拠したコネクタも含んでいる。
外部インターフェース部108には、HUB230を介してコンピュータ240がLAN接続される。ここで、コンピュータ240は、例えばパーソナルコンピュータである。コンピュータ240には、画像記録装置100から通知されたアラーム情報を参照するためのビューアアプリケーションがインストールされている。
ユーザは、かかるビューアアプリケーションを利用することにより、画像記録部102に蓄積した画像データを閲覧したり、アラーム情報の閲覧を行ったり、閲覧のための操作を行ったりすることができる。
例えば、画像記録装置100は、コンピュータ240に対するユーザの操作に応じてなされる要求に応じて、画像記録部102に蓄積した画像データをコンピュータ240に対して送信する。また、画像記録装置100は、アラーム情報を生成すると、このコンピュータ240に対してアラーム情報を送信する。ユーザはコンピュータ240が受信した画像データやアラーム情報を、ビューアアプリケーションにて参照することにより、カメラ210が撮像した画像や、アラームが発生したことや、アラームの内容等を把握することができる。
更に、コンピュータ240には、画像記録装置100に対する設定アプリケーションがインストールされている。そして、この設定アプリケーションにより、ユーザが、画像記録装置100の各種設定を行ったり、アラームの発生に関するログの確認を行ったりすること等を可能としている。
更に、コンピュータ240は、HUB230を介して、ATM250やセンサ260とも接続される。そして、ユーザは、コンピュータ240を操作することにより、ATM250やセンサ260の設定を行ったり、ATM250やセンサ260を操作したりすることもできる。
更に、ATM250内には、カメラ(図示を省略する。)が内蔵されており、このカメラが撮像した画像の画像データは、HUB230、外部インターフェース部108を介して画像データ処理部104に送信される。そして、送信された画像データは、カメラ210−1〜210−nの画像データと同様に、画像データ処理部104から画像記録部102に保存するための処理を施された後に、画像記録部102にカメラ210−1〜210−nの画像データと共に保存される。
外部インターフェース部108には、ルーター220を介して他のコンピュータがWAN接続される。具体的には、ルーター220を介して、画像記録装置100のファームウェアアップデータなどの保守用のコンピュータ(図示を省略する。)や、インターネットを介して遠隔地に設置されたコンピュータ(図示を省略する。)が接続される。これらのコンピュータにより、画像記録装置100の保守を行ったり、画像記録装置100が記録する画像データを遠隔地において参照したりすることを可能としている。
ATM250は、ATM250自身に故障等の障害が発生した場合に、警報装置障害通報警報等を、アラーム情報入力部109を介してアラーム情報監視部107に対して通知する。また、他にも例えば、ATM250は、ATM250自身に与えられた振動を検出するセンサを設けるようにし、振動が検出された場合に、警報装置障害通報警報等を画像記録装置100のアラーム情報入力部109を介してアラーム情報監視部107に対して通知するようにしてもよい。
また、センサ260は、侵入者を検知した場合に、警報侵入者検知警報等を、アラーム情報入力部109を介してアラーム情報監視部107に対して通知する。侵入者の検知は、例えばドアセンサや赤外線センサにより実現する。
アラーム情報監視部107は、アラーム情報入力部109を介して、警報装置障害通報警報等や警報侵入者検知警報等をアラーム情報として受信すると、受信したアラーム情報を制御部101に対して通知する。
制御部101は、アラーム情報を受け取ってアラームが発生したことを検知すると、アラーム発生前の任意の長さの時間、又は、アラーム発生後の任意の長さの時間、あるいは、アラーム発生前後の任意の長さの時間、にカメラ210から取得した画像データをアラーム発生時画像として画像記録部102に通常の画像データとは別に、蓄積するように指示をする。
なお、アラーム発生前の任意の長さの時間の画像データについては、アラーム情報を受け取った後に、これからカメラ210から取得するのでこれをアラーム発生時画像として、画像記録部102に通常の画像データとは別に、蓄積するように指示をすればよい。一方で、アラーム発生前の任意の長さの時間の画像データについては、既に画像記録部102に蓄積されているので、これを取得すればよい。そして取得した画像データをアラーム発生時画像として、画像記録部102に通常の画像データとは別に、蓄積するように指示をすればよい。
また、アラーム情報監視部107は、ATM250やセンサ260から通知される、警報装置障害通報警報等や警報侵入者検知警報等といった警報の発生監視だけでなく、画像記録装置100の動作状態も監視する。例えば、画像記録部102が備えるHDDの動作異常の発生等の監視も行う。そして、仮に画像記録部102が備えるHDDの動作異常の発生を検出したならば、その旨をアラーム情報として制御部101に対して通知する。
BLE送受信部106は、BLEの規格に準拠した仕様の無線部及びアンテナより構成される。制御部101は、警報装置障害通報警報等や警報侵入者検知警報等といった警報又は画像記録装置100の動作状態等を、アラーム情報としてアラーム情報監視部107から受信した場合に、受信したアラーム情報がBLE通知対象であるか否かを判定する。そして、受信したアラーム情報がBLE通知対象であるならば、BLE通信を用いて小型携帯端末300に対してこのアラーム情報の通知を行う。
次に、アラーム情報の通知を受ける小型携帯端末300について説明をする。小型携帯端末300は、ユーザが携帯できる小型の端末であり、例えば、ウェアラブルコンピュータにより実現できる。ウェアラブルコンピュータはユーザが直接身に付けることが可能な端末であり、例えば腕時計型、メガネ型、あるいは、ペンダント型等の端末である。
小型携帯端末300も、画像記録装置100が制御部101を備えているのと同様に、制御部301を備えている。かかる制御部301は、バス304を介して小型携帯端末300内の各機能ブロックと接続されている。制御部301は、これら各機能ブロックの動作を制御する部分である。また、制御部301は、制御部101同様に、CPUやROMやRAM等を備えている。そして、これらのCPUやROMやRAM等により演算を行い、小型携帯端末300のハードウェアを制御等することについては、上述した制御部101と同様であるので、ここでは、再度の説明を省略する。
表示部302は、例えば、カラー表示が可能な液晶ディスプレイであり、文字等を表示することが可能である。
BLE送受信部303は、BLEの規格に準拠した仕様の無線部及びアンテナより構成される。BLE送受信部303は、BLE通信を用いて画像記録装置100からアラーム情報を受信する。
制御部301は、自身が記憶しているテーブルと、この受信したアラーム情報とに基づいて、アラーム情報を通知するための画像を生成する。そして、制御部301は生成した画像を表示部302に表示する。この画像は、例えば、文字とアイコンの組み合わせである。この場合に、画像を表示すると共に、例えば小型携帯端末300が備えるスピーカ(図示を省略する。)からアラーム情報に対応するアラーム音を出力するようにしてもよい。なお、制御部301が記憶しているテーブルについては、図4を参照して後述する。また、表示部302に表示される画像の具体的な内容については、図3−1、図3−2、図5−1及び図5−2を参照して後述する。
次に、小型携帯端末300を、BLE通信に準拠した通信を行うウェアラブルコンピュータで実現する利点について説明をする。
小型携帯端末300を、携帯電話機や、スマートフォンといった高機能小型端末により実現することも可能である。しかしながら、これらの高機能小型機器は、消費電流が多いため無充電だと数日しか稼働できない。そのため、本実施形態では通信手段をBLEとしている。
なぜならば、BLEは、低消費電流の機器が実現でき、装置の稼働時間が格段に伸びるからである。また、電話回線(公衆電話網や移動体通信網)を利用するためには、別に基盤設備が必要になるが、BLEであれば端末間のアドホック通信が可能であり、基盤整備や中継装置等が必要ないからである。なお、端末間のアドホック通信のため、利用できる範囲は店舗など一定の広さの環境に限定されるが、携帯電話機よりさらに小型な装置で運用が可能であり、アラーム発生時遅滞なく発生情報を受信できる効果が期待できる。なぜならば、端末間の直接通信の為、中間設備の影響を受けにくいからである。
またBLE通信を行う場合には、稼働時間が長いため、携帯電話機のように数日に1回充電しなければ装置の使用できないといった欠点も補うことができる。
またアラーム発生時、画像記録装置100にて該当時刻画像の記録や警備システムへの通報、また警報音の発生などは行われるとしても、BLEでテキスト文字情報を現場ユーザへ送信することで、ユーザはアラーム通知内容を即座に判別し得ることができる効果も期待できる。なぜならば、小型携帯端末300は携帯電話と異なり、ウェアラブルコンピュータなので、ユーザは小型携帯端末300を常に身に着けているからである。
以上が、小型携帯端末300を、BLE通信に準拠した通信を行うウェアラブルコンピュータで実現する利点である。
以上、画像記録装置100や小型携帯端末300に含まれる機能ブロックや、カメラ210等の各機器との関係について説明をした。この点、図示をした機能ブロックは、特に本実施形態に関連する部分のみである。本実施形態は、図示をした機能ブロック以外にも、ユーザからの操作を受け付けるスイッチや、携帯して利用するためのバッテリー等の機能ブロックを含んでいる。
次に、図2のフローチャートを参照して本実施形態の基本的動作について説明をする。なお、以下の各動作は、画像記録装置100の制御部101の制御により実現される。
まず、画像記録装置100の設定を確認し、現在画像記録装置100が、BLEに準拠したBluetooth通信を使用するように設定されているか否かを確認する(ステップS11)。なお、かかる設定は、例えば、予めユーザが、コンピュータ240にインストールされている設定アプリケーションを利用することにより行われる。
Bluetooth通信を使用するように設定されていない場合には(ステップS11においてNo)、ステップS15に進む。
一方で、Bluetooth通信を使用するように設定されている場合には(ステップS11においてYes)、ステップS15に進む。
ステップS15では、小型携帯端末300との間で、BLEに準拠したBluetooth通信を行うための接続処理を行う。
まず、接続対象とする小型携帯端末300が画像記録装置100に接続登録されているか否か、すなわち、ボンディングされているか否かを判定する(ステップS12)。
ボンディングされていない場合(ステップS12において無し)、画像記録装置100と接続対象とする小型携帯端末300との間でペアリングを行う。そして、次回に再度のペアリングを行うことを不要とするために、すなわち、次回ステップS12において有りとするためにペアリングを行った小型携帯端末300を登録する。つまりボンディングする(ステップS13)。
既にボンディングされていた場合(ステップS12において有り)、及びステップS13によりボンディングを行った場合には、ステップS14に進む。そして、接続対象とする小型携帯端末300との間で、BLE通信にて接続行う(ステップS14)。
そして、画像記録装置100は通常の監視状態であるカメラ210−1〜210−n及びATM250に内蔵するカメラからの画像の記録を行うと共に、アラームが発生したか否かを判定する。つまりアラームの発生に伴い、制御部101が、アラーム情報監視部107から、アラーム情報を受信したか否かを判定する(ステップS15)。
アラーム情報を何ら受信しない場合(ステップS15において無し)、画像の記録を継続しながら、周期的に判定を行う。
一方で、何らかのアラーム情報を受信した場合(ステップS15においてYes)、画像記録装置100はアラーム発生状態に移行し、ステップS16を行うと共に、並行してステップS17、ステップS18及びステップS19を行う。なお、ステップS15と、ステップS16やステップS17との間の二重線は、ステップS16とステップS17以降の処理とが並行して行われるものであることを意味する。同様に、ステップS16やステップS19と、ステップS20との間の二重線は、ステップS16とステップS17以降の処理とが並行して行われるものであることを意味する。
まず、一つの処理としてアラーム記録を開始する(ステップS16)。ここで、アラーム記録は、アラーム発生時前後の任意の時間、例えばアラーム発生前後3分の画像データを通常の録画データとは別にアラーム発生時データとして画像記録部102に格納し、アラーム発生の詳細内容、例えば、ATM250からの装置障害通報内容を記録する。アラーム発生の詳細内容はアラーム情報に含まれているものとする。そして、アラーム発生時の所定の画像記録時間が経過したならば、アラーム記録を終了し(ステップS20)、再び監視状態ステップS11から処理を繰り返す。
かかる処理と平行して、BLEによる小型携帯端末300端末への通知処理も開始される。そして通知処理を行うために、制御部101は2つの判定を行う。
まず、小型携帯端末300とBLEにより接続されている状態であるか否かを判定する(ステップS17)。小型携帯端末300とBLEにより接続されていない場合には(ステップS17においてNo)、小型携帯端末300への通知は行わない。
一方で、小型携帯端末300とBLEにより接続されている場合には(ステップS17においてYes)、次の判定を行うべくステップS18に進む。
ここで、ステップS18における判定を行う前提について説明をする。画像記録装置100が、BLEで通知するアラーム情報は、画像記録装置100のアラーム情報監視部107で監視している全てのアラーム情報を一律に対象とするのではない。具体的には、小型携帯端末300に対して通知するアラーム情報を、予めユーザが選択して設定できるものとし、この設定にて選択されたアラーム情報を小型携帯端末300に対して通知するものとする。なお、かかる設定は、例えば、ユーザが、コンピュータ240にインストールされている設定アプリケーションを利用することにより行われる。そして、ステップS18では、今回の処理において受信したアラーム情報が、小型携帯端末300へアラーム通知する対象のアラーム情報として選択されているか否かを判定する。
今回の処理において受信したアラーム情報が、小型携帯端末300へアラーム通知する対象のアラーム情報として選択されていない場合には(ステップS18においてNo)、小型携帯端末300に対しての通知は行わない。そして、上述したようにアラーム発生時の所定の画像記録時間が経過したならば、アラーム記録を終了し(ステップS20)、再び監視状態ステップS11から処理を繰り返す。
一方で、今回の処理において受信したアラーム情報が、小型携帯端末300へアラーム通知する対象のアラーム情報として選択されている場合には(ステップS18においてNo)、小型携帯端末300に対しての通知を行う。よって、この場合には、ステップS19に進む。
そして、ステップS19では、今回の処理において受信したアラーム情報を、BLEにより小型携帯端末300に対して送信することによって通知を行う。そして、上述したようにアラーム発生時の所定の画像記録時間が経過したならば、アラーム記録を終了し(ステップS20)、再び監視状態ステップS11から処理を繰り返す。
以上、画像記録装置100の基本的動作について説明をした。
次に、ステップS20においてBLTにて送信されたアラーム情報を受信した小型携帯端末300による、表示部302でのアラーム情報の表示の具体例について、図3−1及び図3−2を参照して説明をする。

図3−1は、小型携帯端末300の制御部301が、表示部302に表示を行った場合の一例を示す図である。
本例では、ATM250にて装置障害が発生し、これを検知したATM250から画像記録装置100に対して、装置障害通報警報が送信された場合を想定する。この場合、アラーム情報監視部107からアラーム情報を受け取った制御部102は、アラーム発生が有ったと判定する(ステップS15において有り)。また、画像記録装置100は、BLEにより接続された小型携帯端末300に、アラーム情報として「テキスト文字情報」と、「アラーム種別の識別番号」を送信する(ステップS19)。今回は、アラーム種別の識別番号として「1」が通知される。
ここで、小型携帯端末300の制御部301は、予めカラー表示を行うための図4のようなテーブルを記憶しているものとする。かかるテーブルは、アラーム種別と、このアラーム種別に対応する識別番号と、このアラーム種別に対応する配色とが紐付けられているものである。
ここで、本例では、アラーム種別として、防犯上のアラーム種別と、機器の故障等に関するアラーム種別との2つのアラーム種別に区別をする。
例えば、テーブルの上段には、アラーム種別「防犯(ATM、侵入者検知)」に関する情報が格納されている。これは、ATM250が異常を検知したり、センサ260が侵入者を検知したりして、警報が発生した場合についてのアラーム種別である。そして、このアラーム種別には、対応する識別番号である「1」と、対応する配色である「赤色系」という情報が紐付けられている。これは、識別番号1のアラーム情報を受信した小型携帯端末300は赤色系の配色にてユーザ通知することを示す。
一方で、テーブルの下段には、アラーム種別「運用(故障、動作不良)」に関する情報が格納されている。これは、アラーム情報監視部107が、例えば、画像記録部102が備えるHDDの動作停止や動作不良を検知したりして、アラーム情報を生成した場合についてのアラーム種別である。そして、このアラーム種別には、対応する識別番号である「2」と、対応する配色である「黄色系」という情報が紐付けられている。これは、識別番号2のアラーム情報を受信した小型携帯端末300は黄色系の配色にてユーザ通知することを示す。
ここで、上述したように、本例では、ATM250から画像記録装置100に対して、装置障害通報警報が送信された場合を想定しており、小型携帯端末300が受信したアラーム情報には識別番号「1」と、テキスト文字情報「ATM警報発生中」が含まれている。
そこで、図3−1として示すように、小型携帯端末300は自身が備える表示部302に、テキスト10として「ATM警報発生中」を黒文字で表示し、その背景を2つの領域として、第1の背景色11と第2の背景色12を表示する。ここで、図4に示すように、今回は識別番号1に対応する「赤色系」で表示をするので、第1の背景色11を濃い赤色とし、第2の背景色12を薄い赤色として表示する。
これを参照したユーザは、色により、防犯関係の警報が発生したことを検知できると共に、テキストにより、ATMに関する警報が発生したことを即座に把握することができる。
つまり、本実施形態の画像記録装置100が、小型携帯端末300とBLEを用いた無線接続にて連携を図ることにより、ユーザが携行しやすい小型携帯端末300を所持することでアラーム情報の発生だけでなく、アラームの発生内容をアラーム発生とほぼ同時に知りえることができる、という効果を奏する。
そのため、ユーザは、例えばアラーム発生前後の画像データを即座に参照したり、ATMが設置されている現場に即座に向かったりすることが可能となる。つまり、警報に対して速やかな対応を行うことが可能となる。
また、画像記録装置100がアラーム画像を記録するために設けられたセンサ等を利用して、小型携帯端末300に対する通知を行うことが可能となる。つまり、本実施形態による通知のためだけにセンサ等を用意する必要をなくすことができる。
次に、図3−2を参照して他の表示例について説明をする。本例では、画像記録装置100内にある画像記録部102に動作不良が発生し、画像記録装置100の稼働状態についてアラーム発生有りと判断した場合を想定する(ステップS15において有り)。
この場合に、画像記録装置100はBLE接続された小型携帯端末300にテキスト文字情報と、アラーム種別の識別番号を送信する。今回の場合には、発生したアラームに対応するアラーム情報として、「HDD故障中」のテキスト情報と、アラーム種別の識別番号として「2」が通知される。
そこで、図3−2として示すように、小型携帯端末300は自身が備える表示部302に、テキスト20として「HDD故障」を黒文字で表示し、その背景を2つの領域として、第1の背景色21と第2の背景色22を表示する。ここで、図4に示すように、今回は識別番号2に対応する「黄色系」で表示をするので、第1の背景色21を濃い赤色とし、第2の背景色22を薄い赤色として表示する。
このように表示することにより、図3−1の表示を行った場合と同様の効果を奏する。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明をした。ここで、以上説明した実施形態は、本発明の好適な実施形態ではあるが、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。例えば、以上説明した実施形態を以下のように変形することが可能である。
<第1の変形例>
上述した実施形態では、表示部302としてカラー液晶を用いた例を述べた。この点、表示部302をモノクロ液晶と、この液晶のバックライトとして複数の発色が可能なLEDバックライトとの組み合わせにより実現するようにしてもよい。
そして、このような構成とした上で、テキスト情報とアラーム種別の識別番号「1」を通知されたとき、小型携帯端末300はテキスト10を第1の背景色11に対応する部分にテキスト文字表示し、第2の背景色12に対応する部分は赤色にてLEDバックライトを点灯させる方法を用いてもよい。つまり、モノクロ液晶による表示とバックライトの発色により、図3−1のような表示を実現するようにしてもよい。
同様に、テキスト情報とアラーム種別の識別番号「2」を通知されたとき、小型携帯端末300はテキスト20を第1の背景色21に対応する部分にテキスト文字表示し、第2の背景色22に対応する部分は黄色にてLEDバックライトを点灯させる方法を用いてもよい。つまり、モノクロ液晶による表示とバックライトの発色により、図3−2のような表示を実現するようにしてもよい。
<第2の変形例>
上述の実施形態では、図3−1、図3−2を参照して、発生したアラームに応じた文字情報と背景色によるユーザ通知方法について説明した。これを変形して、防犯上の緊急性を伴うアラーム通知なのか、機器のメンテナンスといった保守的なアラームなのかをユーザが即時に判断するために、アイコン情報を付加してもよい。
アイコン情報の付加方法としては、小型携帯端末300にアイコンデータをあらかじめアラーム種別の識別番号の数だけ用意しておき、アラーム種別の識別番号とアイコンデータとの対応関係をテーブルに更に追加するようにしておくとよい。例えば図5−1や図5−2に示すようにアイコンを表示するために、図6に示すように、アラーム種別の識別番号とアイコンデータとの対応関係を図4のテーブルに更に追加するようにしておくとよい。そして、図5−1や図5−2に示すようにアイコンを表示するとよい。
ここで、図5−1は、図3−1と同様の通知を行った場合の、本変形例での小型携帯端末300の表示部302の表示の一例を表す図である。
本例では、ATM250から画像記録装置100に対して、装置障害通報警報が送信された場合を想定しており、BLE接続された小型携帯端末300が受信したアラーム情報には識別番号「1」と、テキスト文字情報「ATM警報発生中」が含まれている。
そこで、図5−1として示すように、小型携帯端末300は自身が備える表示部302に、テキスト30として「ATM警報発生中」を黒文字で表示し、その背景を2つの領域として、第1の背景色31と第2の背景色32を表示する。また、図6に示すように、今回は識別番号1に対応する「第1のアイコン」を表示するので、第1の背景色31を表示する領域の形状は、第1のアイコンの形状とする。また、図6に示すように、今回は識別番号1に対応する「赤色系」で表示をするので、第1の背景色31では、第1のアイコンの黒色のデザイン画の背景を濃い赤色とし、第2の背景色32を薄い赤色として表示するとよい。
ここで、図5−2は、図3−2と同様の通知を行った場合の、本変形例での小型携帯端末300の表示部302の表示の一例を表す図である。
本例では、画像記録装置100内にある画像記録部102に動作不良が発生し、画像記録装置の稼働状態についてアラーム発生有りと判断された場合を想定しており、BLE接続された小型携帯端末300が受信したアラーム情報には識別番号「2」と、テキスト文字情報「HDD故障中」が含まれている。
そこで、図5−1として示すように、小型携帯端末300は自身が備える表示部302に、テキスト40として「HDD故障中」を黒文字で表示し、その背景を2つの領域として、第1の背景色41と第2の背景色42を表示する。また、図6に示すように、今回は識別番号2に対応する「第2のアイコン」を表示するので、第1の背景色41を表示する領域の形状は、第2のアイコンの形状とする。また、図6に示すように、今回は識別番号2に対応する「黄色系」で表示をするので、第1の背景色41では、第1のアイコンの黒色のデザイン画の背景を濃い黄色とし、第2の背景色32を薄い黄色として表示するとよい。
以上説明した、本変形例でのアイコンを参照することにより、防犯上の緊急性を伴うアラーム通知なのか、機器のメンテナンスといった保守的なアラームなのかをユーザが即時に判断することが可能となる、という効果を奏する。
<第3の変形例>
上述の実施形態では、小型携帯端末300が図4や図6として示したテーブルを記憶しておき、受信したアラーム情報に含まれる識別番号で表示に用いる色を特定していた。このようにするのではなく、画像記録装置100が表示に用いる色をアラーム情報で直接指定するようにしてもよい。このようにすれば、小型携帯端末300がテーブルを記憶する必要がなくなる。
また、図3−1、図3−2、図5−1及び図5−2に示したように、同系色の2つの濃さの色を利用するのではなく、3つ以上の濃さの色を利用するようにしたり、1つの濃さの色を利用したりするようにしてもよい。
なお、上記の警報通知システムに含まれる、各機器のそれぞれは、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより実現することができる。また、上記の警報通知システムに含まれる、各機器により行なわれる警報通知方法も、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより実現することができる。ここで、ソフトウェアによって実現されるとは、コンピュータがプログラムを読み込んで実行することにより実現されることを意味する。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1) 警報を出力すべき事象が起きたか否かを監視する監視手段と、
前記監視手段が前記警報を出力すべき事象が起きたことを検出したことを契機として、前記警報を出力すべき事象と関連する時間帯においてカメラが撮像した画像を記録する画像記録手段と、
前記監視手段が前記警報を出力すべき事象が起きたことを検出したことを契機として、前記警報を出力すべき事象が起きたことを出力するように携帯端末に指示をする通信手段と、
を備え、
前記通信手段と、前記携帯端末との間の通信は、他の機器を介することなく直接行われる通信であることを特徴とする警報通知装置。
(付記2) 前記携帯端末への前記指示とは、前記携帯端末の表示部に、前記監視手段が検出した前記警報を出力すべき事象の種別に対応する文字及び色を表示させるための指示であることを特徴とする付記1に記載の警報通知装置。
(付記3) 前記携帯端末への前記指示とは、前記携帯端末の表示部の第1の表示領域に文字及び第1の色を表示させ、前記携帯端末の表示部の第2の表示領域に第2の色を表示させるための指示であることを特徴とする付記2に記載の警報通知装置。
(付記4) 前記携帯端末への前記指示とは、前記第2の表示領域の形状を、前記監視手段が検出した前記警報を出力すべき事象の種類に対応する形状として表示させるための指示を更に含むことを特徴とする付記3に記載の警報通知装置。
(付記5) 前記第1の色と前記第2の色とは同系色であることを特徴とする付記3又は4に記載の警報通知装置。
(付記6) 前記警報を出力すべき事象の種別とは、前記警報を出力すべき事象を、防犯に関する事象と、自警報通知装置の状態に関する事象とに区分したものであることを特徴とすることを特徴とする付記2乃至5の何れか1に記載の警報通知装置。
(付記7) 前記携帯端末との間の通信は、BLE(Bluetooth Low Energy)に準拠した通信であることを特徴とする付記1乃至6の何れか1に記載の警報通知装置。
(付記8) 付記1乃至6の何れか1に記載の警報通知装置と、前記携帯端末とを備えた警報通知システムであって、
前記携帯端末への前記指示には、前記監視手段が検出した前記警報を出力すべき事象の種別を表す識別子が含まれており、
前記携帯端末は前記警報通知装置から受信した前記指示に含まれる前記識別子に応じた態様で、前記警報を出力すべき事象が起きたことを出力することを特徴とする警報通知システム。
(付記9) 付記1乃至6の何れか1に記載の警報通知装置と、前記携帯端末とを備えた警報通知システムであって、
前記携帯端末は、ウェアラブルコンピュータであることを特徴とする警報通知システム。
(付記10) 警報を出力すべき事象が起きたか否かを監視する監視手段と、
前記監視手段が前記警報を出力すべき事象が起きたことを検出したことを契機として、前記警報を出力すべき事象と関連する時間帯においてカメラが撮像した画像を記録する画像記録手段と、
前記監視手段が前記警報を出力すべき事象が起きたことを検出したことを契機として、前記警報を出力すべき事象が起きたことを出力するように携帯端末に指示をする通信手段と、
を備え、
前記通信手段と、前記携帯端末との間の通信は、他の機器を介することなく直接行われる通信である警報通知装置としてコンピュータを機能させることを特徴とする警報通知プログラム。
本発明は、警報の通知に広く適している。例えば、小規模な店舗に設置される防犯用監視カメラ及びセンサと外部接続して構成される画像記録装置で、BLE通信を用いて小型携帯端末と接続機能を有する用途に好適である。
1 警報通知システム
100 画像記録装置
101 制御部
102 画像記録部
103 データ入力部
104 画像データ処理部
105 電源制御部
106 送受信部
107 アラーム情報監視部
108 外部インターフェース部
210−1〜210−n カメラ
220 ルーター
230 HUB
240 コンピュータ
250 ATM
260 センサ
300 小型携帯端末
301 制御部
302 表示部
303 BLE送受信部
304 バス

Claims (10)

  1. 警報を出力すべき事象が起きたか否かを監視する監視手段と、
    前記監視手段が前記警報を出力すべき事象が起きたことを検出したことを契機として、前記警報を出力すべき事象と関連する時間帯においてカメラが撮像した画像を記録する画像記録手段と、
    前記監視手段が前記警報を出力すべき事象が起きたことを検出したことを契機として、前記警報を出力すべき事象が起きたことを出力するように携帯端末に指示をする通信手段と、
    を備え、
    前記通信手段と、前記携帯端末との間の通信は、他の機器を介することなく直接行われる通信であることを特徴とする警報通知装置。
  2. 前記携帯端末への前記指示とは、前記携帯端末の表示部に、前記監視手段が検出した前記警報を出力すべき事象の種別に対応する文字及び色を表示させるための指示であることを特徴とする請求項1に記載の警報通知装置。
  3. 前記携帯端末への前記指示とは、前記携帯端末の表示部の第1の表示領域に文字及び第1の色を表示させ、前記携帯端末の表示部の第2の表示領域に第2の色を表示させるための指示であることを特徴とする請求項2に記載の警報通知装置。
  4. 前記携帯端末への前記指示とは、前記第2の表示領域の形状を、前記監視手段が検出した前記警報を出力すべき事象の種類に対応する形状として表示させるための指示を更に含むことを特徴とする請求項3に記載の警報通知装置。
  5. 前記第1の色と前記第2の色とは同系色であることを特徴とする請求項3又は4に記載の警報通知装置。
  6. 前記警報を出力すべき事象の種別とは、前記警報を出力すべき事象を、防犯に関する事象と、自警報通知装置の状態に関する事象とに区分したものであることを特徴とすることを特徴とする請求項2乃至5の何れか1項に記載の警報通知装置。
  7. 前記携帯端末との間の通信は、BLE(Bluetooth Low Energy)に準拠した通信であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の警報通知装置。
  8. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の警報通知装置と、前記携帯端末とを備えた警報通知システムであって、
    前記携帯端末への前記指示には、前記監視手段が検出した前記警報を出力すべき事象の種別を表す識別子が含まれており、
    前記携帯端末は前記警報通知装置から受信した前記指示に含まれる前記識別子に応じた態様で、前記警報を出力すべき事象が起きたことを出力することを特徴とする警報通知システム。
  9. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の警報通知装置と、前記携帯端末とを備えた警報通知システムであって、
    前記携帯端末は、ウェアラブルコンピュータであることを特徴とする警報通知システム。
  10. 警報を出力すべき事象が起きたか否かを監視する監視手段と、
    前記監視手段が前記警報を出力すべき事象が起きたことを検出したことを契機として、前記警報を出力すべき事象と関連する時間帯においてカメラが撮像した画像を記録する画像記録手段と、
    前記監視手段が前記警報を出力すべき事象が起きたことを検出したことを契機として、前記警報を出力すべき事象が起きたことを出力するように携帯端末に指示をする通信手段と、
    を備え、
    前記通信手段と、前記携帯端末との間の通信は、他の機器を介することなく直接行われる通信である警報通知装置としてコンピュータを機能させることを特徴とする警報通知プログラム。
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