JP2017215632A - Writing device, system, and writing method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、筆記装置、システム及び筆記方法に関する。 The present invention relates to a writing apparatus, a system, and a writing method.
近年、電子ペン等のポインティングデバイスを用いて入力された文字、数字、記号等を認識する技術が普及し始めている。例えば、操作面を搭載したタブレットPC(Personal Computer)やスマートフォン等のデバイスにおいては、操作面上で電子ペンの移動が検出されると、操作面上での操作体の移動の軌跡に基づいて、文字、数字、記号等が認識される。そして、認識された文字、数字、記号等の認識結果がデータとしてタブレットPC等の入力装置に入力される。このような技術は、ペーパーレス化によるコスト削減等を図ることができるため、普及が進み始めている。 In recent years, techniques for recognizing characters, numbers, symbols, and the like input using a pointing device such as an electronic pen have begun to spread. For example, in a device such as a tablet PC (Personal Computer) or a smartphone equipped with an operation surface, when movement of the electronic pen is detected on the operation surface, based on the movement trajectory of the operation object on the operation surface, Letters, numbers, symbols, etc. are recognized. Then, recognition results of recognized characters, numbers, symbols, and the like are input as data to an input device such as a tablet PC. Since such a technique can achieve cost reduction by making paperless, it has begun to spread.
上述のような技術を利用したシステムや当該システムで用いられる電子ペンについては、例えば、下記の特許文献1及び2に開示されている。より具体的には、特許文献1には、操作面に記入するための記入用のペン先と、操作面に記入された情報のうち送信する範囲を指定するための指定用のペン先とを切り替えることができる電子ペンが開示されている。また、特許文献2には、ユーザの利き腕を検出することができる電子ペンが開示されている。
A system using the above-described technology and an electronic pen used in the system are disclosed in, for example,
しかし、電子ペンの代わりに、ユーザが誤ってボールペン等の筆記具を用いて操作面に入力操作してしまうことがあり、このような場合、当該筆記具により操作面を傷つけてしまうという問題があった。 However, instead of the electronic pen, the user may accidentally perform an input operation on the operation surface using a writing instrument such as a ballpoint pen. In such a case, the operation surface may be damaged by the writing instrument. .
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、操作面に傷がつくことを防止することが可能な、新規かつ改良された筆記装置、システム及び筆記方法を提供することにある。 Accordingly, the present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a novel and improved writing apparatus and system capable of preventing the operation surface from being damaged. And providing a writing method.
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、筆記対象に対して記入する筆記部と、前記筆記部が記入しようとする前記筆記対象を検出する筆記対象検出部と、前記筆記対象検出部の検出結果に基づいて、前記筆記部の筆記状態を切り替える制御を行う切替制御部とを備える、筆記装置が提供される。 In order to solve the above-described problem, according to an aspect of the present invention, a writing unit for writing to a writing target, a writing target detection unit for detecting the writing target to be written by the writing unit, and the writing There is provided a writing device including a switching control unit that performs control for switching a writing state of the writing unit based on a detection result of an object detection unit.
前記筆記対象は、前記筆記部の接触に伴って発生する電子記入情報を受け付ける操作装置、又は、前記筆記部によって記入することが可能な紙状媒体であってもよい。 The writing object may be an operating device that accepts electronic entry information generated in response to contact of the writing unit, or a paper-like medium that can be filled in by the writing unit.
前記筆記部の前記筆記状態は、前記操作装置に対応する第1の筆記状態と、前記紙状媒体に対応する第2の筆記状態とを含んでもよい。 The writing state of the writing unit may include a first writing state corresponding to the operating device and a second writing state corresponding to the paper-like medium.
前記筆記装置は、前記切替制御部の制御に従って、前記筆記部の前記筆記状態を切り替える切替機構をさらに備えてもよい。 The writing device may further include a switching mechanism that switches the writing state of the writing unit in accordance with the control of the switching control unit.
前記筆記装置は、前記紙状媒体に実筆記する実筆記部材をさらに備え、前記切替機構は、前記実筆記部材を移動させることにより、前記筆記部の前記筆記状態を切り替えてもよい。 The writing apparatus may further include an actual writing member that performs actual writing on the paper-like medium, and the switching mechanism may switch the writing state of the writing unit by moving the actual writing member.
前記筆記装置は、前記操作装置に電子筆記する電子筆記部材をさらに備え、前記切替機構は、前記電子筆記部材を移動させることにより、前記筆記部の前記筆記状態を切り替えてもよい。 The writing device may further include an electronic writing member that performs electronic writing on the operation device, and the switching mechanism may switch the writing state of the writing unit by moving the electronic writing member.
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、筆記対象に対して記入する筆記部、前記筆記部が記入しようとする前記筆記対象を検出する筆記対象検出部、及び、前記筆記対象検出部の検出結果に基づいて、前記筆記部の筆記状態を切り替える制御を行う切替制御部を有する筆記装置と、前記筆記部の接触に伴って発生する電子記入情報を受け付ける操作装置とを含む、システムが提供される。 In order to solve the above-mentioned problem, according to another aspect of the present invention, a writing unit for filling in a writing target, a writing target detecting unit for detecting the writing target to be written by the writing unit, and A writing device having a switching control unit that performs control to switch the writing state of the writing unit based on a detection result of the writing object detection unit, and an operation device that receives electronic entry information generated in accordance with the contact of the writing unit And a system is provided.
また、上記課題を解決するために、本発明のさらなる別の観点によれば、筆記対象に対して記入する筆記部を有する筆記装置を用いた筆記方法であって、前記筆記部が記入しようとする筆記対象を検出し、前記検出の結果に基づいて、前記筆記部の筆記状態を切り替える制御を行う、ことを含む筆記方法が提供される。 In order to solve the above problem, according to still another aspect of the present invention, there is provided a writing method using a writing device having a writing part for writing to a writing object, the writing part trying to fill in. A writing method is provided that includes detecting a writing object to be performed and performing control to switch a writing state of the writing unit based on a result of the detection.
以上説明したように本発明によれば、操作面に傷がつくことを防止することが可能である。 As described above, according to the present invention, it is possible to prevent the operation surface from being damaged.
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。 Exemplary embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings. In addition, in this specification and drawing, about the component which has the substantially same function structure, the duplicate description is abbreviate | omitted by attaching | subjecting the same code | symbol.
<<<第1の実施形態>>>
<<システム1>>
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施形態にかかるシステム1の構成例について説明する。図1は、本実施形態にかかるシステム1の構成例を示す説明図である。図1に示すように、本実施形態にかかるシステム1は、例えば、情報処理装置10と、筆記装置50とを含んで構成される。以下に、システム1に含まれる情報処理装置10と、筆記装置50とについて説明する。
<<<< first embodiment >>>>
<<
First, a configuration example of a
<情報処理装置10>
情報処理装置10は、例えば金融機関の顧客(ユーザ)による操作に基づいて現金の入出金の取引を実行したり、遠隔地のオペレータに誘導されることにより銀行口座の開設を行ったりする顧客操作型端末である。情報処理装置10は、例えば金融機関の支店内に設置される。しかしながら、本実施形態においては、情報処理装置10は、金融機関の支店内に設置されることに限定されるものではない。例えば、情報処理装置10は、コンビニエンスストア、駅構内、ホテル、病院、アミューズメントパーク、飲食店、オフィスビルディングなどの多様な施設に設置されてもよい。また、情報処理装置10は、専用網(図示省略)を介して、遠隔地にあるホスト(図示省略)等との間で通信を行うことが可能である。なお、情報処理装置10の詳細構成については、後で説明する。
<
The
<筆記装置50>
筆記装置50は、情報処理装置10に対して入力操作を行う際に用いる、ポインティングデバイスである。詳細には、筆記装置50のペン先部(筆記部)500a(図5参照)を、情報処理装置10の操作表示部154(図2参照)に接触させることで、情報処理装置10は、筆記装置50のペン先部500aが接触した位置の座標等の、筆記装置50の操作表示部154への接触に伴って発生する電子記入情報(以下「デバイス情報」とも称する)を取得することができる。さらに、当該筆記装置50は、帳票類のような書類(紙状媒体)20(図3参照)に対して実筆記する筆記具として機能することもできる。すなわち、当該筆記装置50の筆記対象は、筆記装置50の接触に伴って発生するデバイス情報を受け付ける情報処理装置10、及び、実筆記により記入することができる書類20である。なお、以下の説明において、実筆記とは、ボールペン、サインペン、シャープペン、鉛筆等の筆記具のように、紙状媒体に筆記することを意味する。また、筆記装置50の詳細構成については、後で説明する。
<Writing
The
<<情報処理装置10の詳細構成>>
次に、図2から図4を参照して、本実施形態に係る情報処理装置10の構成について説明する。図2は、本実施形態に係る情報処理装置10の外観を示した説明図である。なお、図2においては、図中手前側が情報処理装置10のユーザ側となる。図3は、本実施形態に係る書類20の一例を説明する説明図である。さらに、図4は、本実施形態に係る拡張ユニット14における制御系のブロック図である。
<< Detailed Configuration of
Next, the configuration of the
情報処理装置10は、後述する拡張ユニット14を自動取引装置12に連結させることにより構成されている。詳細には、情報処理装置10は、図2に示すように、図中左側の自動取引装置12に、当該自動取引装置12の上面側および側面側を覆う逆L字型の装置である拡張ユニット14を連結させることにより構成されている。自動取引装置12及び拡張ユニット14を上述のように構成することにより、情報処理装置10を見たユーザが、自動取引装置12と拡張ユニット14とが一体の装置、すなわち、一体の情報処理装置10であるように認識することができる。
The
なお、本実施形態においては、拡張ユニット14は、図2に示すような逆L字型の装置であることに限定されるものではなく、ユーザから自動取引装置12と一体の装置であるように認識されるような構成であれば特に限定されるものではない。
In the present embodiment, the
<自動取引装置12>
本実施形態に係る自動取引装置12は、例えば、ユーザの操作に応じて入金、出金等の各種取引を行うための装置である。図2に示されるように、自動取引装置12は、操作表示部120と、カードリーダ部122と、通帳記帳部124と、紙幣入出金部126と、硬貨入出金部128とを主に有する。以下に、自動取引装置12の各機能部について説明する。
<
The
(操作表示部120)
操作表示部120は、自動取引装置12のユーザと向かい合うように設けられ、操作画面を提示する表示部、及びユーザからの入力操作を検出する操作部としての機能を包含する。表示部としての機能は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置により実現される。また、操作部としての機能は例えばタッチパネルにより実現される。なお、本実施形態においては、表示部及び操作部は、操作表示部120として一体の部位として設けられていてもよく、それぞれ別個の部位として設けられていてもよい。
(Operation display unit 120)
The
(カードリーダ部122)
カードリーダ部122は、カード読取り機能を有する装置である。カードリーダ部122は、ユーザにより挿入されたキャッシュカード等のカード状媒体から、磁気ストライプ及びIC(Integrated Circuit)チップに書き込まれた媒体情報(例えば、カード状媒体の所有者を特定するための識別情報)を読取ることができる。また、カードリーダ部122は、カード状媒体等の磁気ストライプ及びICチップに情報を書き込むこともできる。さらに、カードリーダ部122は、明細票印刷機能を有し、取引結果などを明細票に印刷してユーザに対して明細票を発行することができる。
(Card reader unit 122)
The
(通帳記帳部124)
通帳記帳部124は、通帳等の冊子状媒体に設けられた磁気ストライプの読取り及び書込み、並びに、通帳印字機能を有する。通帳記帳部124は、例えば、自動取引装置12の正面に設けられた通帳挿入排出口にユーザが挿入した冊子状媒体の磁気ストライプから、口座番号等の識別情報等の媒体情報を読取ることができる。
(Passbook entry section 124)
The
(紙幣入出金部126及び硬貨入出金部128)
紙幣入出金部126及び硬貨入出金部128は、ユーザの求めに応じて紙幣及び硬貨の入出金処理を行う。詳細には、入金処理は、例えばユーザが自動取引装置12の正面に設けられた紙幣入出金口に投入した紙幣及び硬貨入出金口に投入した硬貨に対して、紙幣及び硬貨の種類を識別するとともに紙幣及び硬貨の枚数を計数して収納する処理である。また、出金処理は、例えばユーザの操作に従って指定された金額に相当する紙幣及び硬貨を計数して紙幣入出金口及び硬貨入出金口に搬送して払いだす処理である。
(Bill deposit /
The banknote deposit /
<拡張ユニット14>
本実施形態に係る拡張ユニット14は、先に説明したように、自動取引装置12の機能を拡張するために自動取引装置12に連結させるように設置される。拡張ユニット14は、図2及び図4に示されるように、表示部140と、音声出力部142と、撮影部144と、収音部148と、テーブル150と、記入スペース152と、操作表示部(操作装置)154と、印刷排出口156と、印刷部158と、書類投函口160と、書類収納部162と、扉164と、制御部166と、通信部168とを主に有する。以下に、拡張ユニット14の各機能部について説明する。
<
As described above, the
(表示部140)
表示部140は、図2に示すように、ユーザと向かい合う拡張ユニット14の正面に設けられ、後述する制御部166の制御に従って、自動取引装置12の操作表示部120には表示されない種類の情報を表示する。例えば、表示部140は、集中センタ(遠隔地)のオペレータ端末(図示省略)から受信されるオペレータの撮影画像などを表示する。
(Display unit 140)
As shown in FIG. 2, the
(音声出力部142)
音声出力部142は、後述する制御部166の制御に従って、例えば上記オペレータ端末(図示省略)から受信されるオペレータの発話などの音声を出力する。音声出力部142は、例えば、表示部140の後ろ側に設置される。
(Audio output unit 142)
The
(撮影部144)
撮影部144は、ユーザの顔画像を例えば動画像として撮影し、例えば、表示部140の後ろ側に設置される。
(Photographing unit 144)
The
(収音部148)
収音部148は、後述する制御部166の制御に従って、拡張ユニット14の周囲の音声を収音する。例えば、収音部148は、ユーザの発話を収音し、後述する通信部168を介して上記オペレータ端末(図示省略)に送信する。収音部148は、例えば、表示部140の後ろ側に設置される。
(Sound Collection Unit 148)
The
(テーブル150、記入スペース152及び操作表示部154)
テーブル150は、図2に示すように、表示部140の下方に設けられ、自動取引装置12の操作表示部120と略同一の高さを持つ。テーブル150は、後述する記入スペース152と操作表示部154とを含む。例えば、テーブル150は、拡張ユニット14のユーザが着席した状態で、テーブル150に載置された書類20の記入を行うことができる高さであることが好ましい。
(Table 150,
As shown in FIG. 2, the table 150 is provided below the
また、テーブル150におけるユーザから見て右側の領域には、記入スペース152が設けられている。当該記入スペース152は、ユーザが、書類20(図3参照)を載置して、書類20に対して所定の事項(例えば、ユーザの氏名や住所等)を記入するためのスペースである。また、記入スペース152には、ユーザが書類20に記入しやすくするために、マット(図示省略)等が敷いてあってもよい。
An
さらに、テーブル150におけるユーザから見て左側の領域には、ユーザに対して表示を行い、且つ、ユーザからの入力を受け付ける操作表示部154が設けられている。操作表示部154は、ユーザと拡張ユニット14との間のインターフェースの役割を果たす。操作表示部154は、ユーザに対して表示を行う表示部としての機能を有し、例えば、CRTディスプレイ装置、LCD装置、OLED装置により実現される。また、操作表示部154は、ユーザの拡張ユニット14に対する各種の入力操作を受け付ける操作部としての機能を有し、例えば、操作表示部154に積層されたパネルにより、ユーザの入力操作を受け付ける。
Further, an
詳細には、操作表示部154は、筆記装置50が接触に伴って発生するデバイス情報(電子記入情報)を取得することにより、ユーザの入力操作を受け付ける。デバイス情報は、位置座標等の、筆記装置50が操作表示部154にどのように接触したかを示す情報を含み、操作表示部154は、筆記装置50のペン先部500a(図5参照)が操作表示部154に接触した際に、その接触した位置の座標等のデバイス情報を取得することができる。そして、操作表示部154は、筆記装置50のペン先部500aの、操作表示部154への接触により得られるデバイス情報を、後述する制御部166へ出力する。
Specifically, the
操作表示部154は、例えば、電磁誘導方式を用いてデバイス情報を取得することができる。具体的には、操作表示部154には、操作表示部154の面上のX軸方向とY軸方向とに沿ってマトリックス状に設けられた複数のアンテナコイル(図示省略)からなるアンテナコイル群が設けられている。当該アンテナコイル群の各アンテナコイルは、操作表示部154の内部に設けられた高周波源(図示省略)と受信回路(図示省略)とに、コイル切替スイッチ(図示省略)及び送信/受信切替スイッチ(図示省略)を介して接続されている。そして、コイル切替スイッチ及び送信/受信切替スイッチが図示せぬコントローラにより制御されることにより、各アンテナコイルは、高周波源又は受信回路に接続されることができる。なお、操作表示部154における、筆記装置50の接触によるデバイス情報の取得の方法の詳細については、筆記装置50の詳細構成とともに、後で説明する。
The
また、本実施形態においては、操作表示部154の操作部と表示部とは、一体となって、操作機能と表示機能の両方の機能を包含する操作表示部として構成されることに限定されるものではない。本実施形態においては、例えば、表示部としてのディスプレイ装置及び操作部としてのタッチパネルのように、別体のものとして構成されていてもよい。
Further, in the present embodiment, the operation unit and the display unit of the
(印刷排出口156及び印刷部158)
印刷排出口156は、後述する印刷部158が印刷した書類20をユーザに対して排出するための開口部であり、図2に示すように、ユーザから見てテーブル150の奥に設けられ、ユーザ側に開口する。さらに、印刷排出口156の奥、すなわち、拡張ユニット14の内部には、印刷部158が設けられている。印刷部158は、後述する制御部166の制御に従って、文字や画像などの情報を例えばインクやトナーなどを用いて紙状媒体に対して印刷し、印刷によって作成された書類20(図3参照)を上述の印刷排出口156を介してユーザに対して排出する。詳細には、書類20は、ユーザによって、筆記装置50を用いて実筆記の形態で記入することが可能な紙状媒体であり、印刷部158によって紙状媒体に印刷された、操作表示部154においてユーザにより選択された種類の書類である。例えば、書類20は、入金伝票や出金伝票などの各種伝票や、口座開設申込書などの各種申込書であり、基本的には、金融機関の窓口で取り扱われるほぼ全ての種類の伝票及び申込書である。
(
The
例えば、書類20には、図3に示すように、紙状媒体にマトリックス状に円形の複数のドット22が薄く印刷されており、さらに、ユーザが氏名や住所等を記入するための範囲を定める枠24が濃く印刷されている。なお、ドット22の形態は、図3に示すような形態に限定されるものではなく、後述する筆記装置50によって書類20であることが判別することができるような形態であれば、特に限定されない。例えば、ドット22は、矩形状であってもよく、また、印刷ではなく、あらかじめ書類20に透かしとして入っていてもよい。また、ドット22は、書類20全体に亘って印刷されていなくてもよく、少なくともユーザが記入しようとする位置に印刷されていればよい。
For example, in the document 20, as shown in FIG. 3, a plurality of
(書類投函口160、書類収納部162及び扉164)
書類投函口160は、拡張ユニット14内にユーザが記入済みの書類20を投函するための開口部である。具体的には、ユーザが記入済みの帳票などの書類20を原本として書類投函口160に投函することにより、投函された書類20を金融機関の担当者が回収することができ、これにより、ユーザと金融機関の担当者との間での書類20の原本の受け渡しが可能となる。詳細には、ユーザによって書類投函口160に投函された書類20は、拡張ユニット14の内部に誘導され、拡張ユニット14内の下側に設けられた書類収納部162に収納される。そして、書類収納部162に収納された書類20は、金融機関の担当者等によって、拡張ユニット14の正面下側に設けられた扉164を開けることにより、回収されることができる。書類投函口160は、図2に示すように、ユーザと向かい合う拡張ユニット14の正面に設けられている。
(
The
(制御部166)
制御部166は、拡張ユニット14内に設けられ、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などのハードウェアを中心に構成されており、例えば、印刷部158、及び後述する通信部168のような拡張ユニット14の各部を制御する。詳細には、図4に示す拡張ユニット14における制御系のブロック図のように、制御部166は、操作表示部154からの入力操作等に基づいて、制御部166の有するROM等の記憶部(図示省略)から所定のプログラムを読み出して実行することにより、印刷部158等を制御することができる。なお、制御部166は、拡張ユニット14の外部に設けられ、拡張ユニット14と通信ネットワークで接続されていてもよい。
(Control unit 166)
The
(通信部168)
通信部168は、例えば専用網(図示省略)などを介して、他の装置との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部168は、オペレータの撮影画像やオペレータからの指示をオペレータ端末(図示省略)から受信する。さらに、通信部168は、制御部166の制御に従って、撮影部144により撮影されたユーザの顔画像等をオペレータ端末へ送信することができる。
(Communication unit 168)
The
<<筆記装置50の詳細構成>>
本実施形態に係る筆記装置50は、先に説明したように、情報処理装置10の操作表示部154に対して操作を行う際に用いる、ポインティングデバイスである。筆記装置50のペン先部500a(図5参照)が情報処理装置10の操作表示部154に接触することにより、情報処理装置10の操作表示部154がデバイス情報を取得することができる。さらに、当該筆記装置50は、先に説明したように、書類20(図3参照)に対して実筆記する筆記具でもある。当該筆記装置50の詳細構成を、図5及び図6を参照して説明する。図5は、本実施形態に係る筆記装置50の構成例を示す説明図であり、図6は、本実施形態に係る筆記装置50における制御系のブロック図である。
<< Detailed Configuration of
As described above, the
筆記装置50は、図5に示すように、先端部にペン先部500aを有する、筒状の筐体500と、スイッチ502と、電子ペンとして機能するペン芯(電子筆記部材)510と、送受信コイル512と、フェライトコア514と、回路部516と、ドライブ回路部518と、実筆記のための筆記具として機能するペン芯(実筆記部材)520と、撮影部522と、判別部(筆記対象検出部)524と、切替制御部526と、駆動部(切替機構)530と、電源532と、を主に有する。当該筆記装置50は、先に説明したように、電子ペンとしての機能と、実筆記のための筆記具としての機能との両方を実現することができる。詳細には、筆記装置50は、筆記対象となる拡張ユニット14の操作表示部154及び伝票等の書類20にあわせて、筆記対象に対して筆記する際に当該筆記対象に対向する筐体500のペン先部(筆記部)500aの状態を自動的に切り替えることにより、上述の2つの機能を実現することができる。さらに具体的には、筆記装置50は、実筆記のための筆記具として機能するペン芯520のペン先520aが筐体500に格納された状態にある場合、すなわち、上記ペン先部500aから上記ペン先520aが突出していない状態にある場合には、操作表示部154に対応する電子ペンとして機能する。一方、当該筆記装置50は、上記ペン先部500aから上記ペン先520aが突出した状態にある場合には、書類20に対応する、実筆記のための筆記具として機能する。
As shown in FIG. 5, the
<電子ペン機能について>
まず、筆記装置50のうち、筆記装置50が電子ペンとして機能する際に用いられる機能部について説明する。まず、ペン芯510は、操作表示部154に電子筆記するための部材である。なお、以下の説明において、電子筆記とは、拡張ユニット14の操作表示部154に接触させることにより、操作表示部154に対して入力操作を行うことを意味する。当該ペン芯510は、図5に示すように、筐体500の内部に設けられ、ペン芯510の一方の先端は、拡張ユニット14の操作表示部154に接触することとなるペン先部500aと接続している。ペン芯510のペン先部500a側には、フェライトコア514がペン芯510を囲むように設けられており、当該フェライトコア514には、送受信コイル512が巻かれている。また、当該送受信コイル512は、筐体500内に設けられた回路部516と電気的に接続されており、当該回路部516はコンデンサ(図示省略)を含んでいる。このコンデンサと送受信コイル512とは、筆記装置50の共振回路を構成する。また、回路部516は、筐体500内に設けられたドライブ回路部518に電気的に接続されており、ドライブ回路部518によって起動されることができる。さらに、ドライブ回路部518は、後述する電源532と電気的に接続されている。
<About the electronic pen function>
First, the function part used when the
そして、筆記装置50を、上記ペン芯520のペン先520aが筐体500に格納された状態において、拡張ユニット14の操作表示部154に筆記装置50のペン先部500aを接触させた場合には、以下のようにして、操作表示部154はデバイス情報を取得することができる。まず、上述した操作表示部154に設けられたコントローラ(図示省略)の制御により、操作表示部154に設けられた送信/受信切替スイッチ(図示省略)が高周波電源(図示省略)側に接続されて、操作表示部154に設けられたアンテナコイル(図示省略)が送信状態になる。この場合、当該アンテナコイルに交流電流を流れ、操作表示部154の表層部に磁界の変化が生じる。そして、当該磁界変化により、当該アンテナコイルから筆記装置50の上記共振回路の共振周波数に対応する電磁波が放出(送信)されると、共振現象により筆記装置50の共振回路に電気エネルギー(電磁誘導電流)が蓄積される。詳細には、共振周波数に対応する電磁波の誘導によって送受信コイル512に発生した電流が電気エネルギーとして回路部516のコンデンサ(図示省略)に蓄積される。
When the
次に、操作表示部154の上記コントローラの制御により、送信/受信切替スイッチが受信回路(図示省略)側に接続されて、上記アンテナコイルは受信状態に切り替わる。当該アンテナコイルが受信状態に切り替わることで、操作表示部154は、筆記装置50から放出される電磁波を検出できるようになる。この際、筆記装置50は、コンデンサに蓄積された電気エネルギーを用いて送受信コイル512に共振電流を流すことにより、電磁波を発信する。この筆記装置50から放出(送信)された電磁波は、操作表示部154の表層部に磁界変化を生じさせ、上記アンテナコイルを介して上記受信回路によって電磁誘導電流として検出(受信)される。さらに、当該受信回路は、検出結果を拡張ユニット14の制御部166に出力する。そして、上記コントローラは、上記アンテナコイルを送信状態及び受信状態に切り替えることを繰り返す。その結果、制御部166は、検出結果を出力した各受信回路の位置、及び検出した電磁波の強度に基づいて、筆記装置50のペン先部500aの操作表示部154上のX、Y方向における位置座標を算出することができる。
Next, under the control of the controller of the
<実筆記機能について>
次に、筆記装置50のうち、筆記装置50が実筆記のための筆記具として機能する際に用いられる各機能部について説明する。ペン芯520は、書類20の実筆記するための部材であり、例えば、インク等を含み、図5に示すように、筐体500の中心を貫くように設けられる。そして、当該ペン芯520の一方の先端は、紙状媒体に接触することにより紙状媒体上に実筆記することができるペン先520aとなっている。具体的には、ペン芯520は、ボールペン、サインペン、シャープペン、鉛筆等の芯と同様に構成されることができる。また、当該ペン芯520のペン先520aは、筐体500のペン先部500aに設けられた開口部500bから突出するように繰り出されることができる。詳細には、駆動部530によりペン芯520を筐体500の長軸に沿って移動させることにより、ペン先520aを上記開口部500bから突出させたり、筐体500に格納したりすることができる。
<About the actual writing function>
Next, of the
撮影部522は、筆記装置50の筐体500のペン先部500a側に設けられたCCD(Charge-Coupled Device)カメラ、赤外線カメラ等の撮影装置である。撮影部522のレンズ部はペン先部500aの近傍において筐体500から露出しており、ペン先部500aと対向する物体を撮影することができる。言い換えると、撮影部522は、筆記装置50が記入しようとする筆記対象を撮影することができる。当該撮影部522は、ユーザによって筐体500に設けられたスイッチ502が押された場合に起動される。
The photographing
判別部524は、筐体500内に設けられ、CPU、ROM、RAMなどのハードウェアを中心に構成されている。当該判別部524は、撮影部522から撮影された画像を取得し、当該画像に上述の書類20に印刷されたドット22の画像が含まれているかを判別し、判別結果を切替制御部526に出力する。なお、判別部524の有する記憶部(RAM等)には、あらかじめドット22の画像が記録されており、判別部524は、記録されたドット22の画像を用いて照合することにより、撮影された画像にドット22の画像が含まれているかを判別することができる。言い換えると、判別部524は、撮影部522によって撮影された画像を用いて、筆記装置50のペン先部500aと対向する物体、すなわち、筆記対象が、操作表示部154及び書類20のいずれかであるかを判別(検出)することができる。
The
また、切替制御部526は、判別部524と同様に、筐体500内に設けられ、CPU、ROM、RAMなどのハードウェアを中心に構成されている。切替制御部526は、図6に示すように、判別部524から出力された判別結果(検出結果)に基づいて、駆動部530を制御する。例えば、切替制御部526は、判別部524から撮影画像にドット22の画像が含まれている旨の判別結果を得た場合には、駆動部530に対して、ペン先520aがペン先部500aの開口部500bから突出するように、ペン芯520を筐体500の長軸に沿って移動させるように制御する。
In addition, the switching
さらに、駆動部530は、筐体500内に設けられた小型モータ等から構成され、切替制御部526の制御に従って、ペン芯520を移動させることができる。例えば、駆動部530は、ペン先部500aから上記ペン先520aが突出している状態にペン芯520を移動させることにより、当該ペン先部500aを、電子ペンとして機能する状態(第1の筆記状態)から、実筆記のための筆記具として機能する状態(第2の筆記状態)にすることができる。また、駆動部530は、ペン芯520を上述とは逆に移動させることにより、当該ペン先部500aを、実筆記のための筆記具として機能する状態から、電子ペンとして機能する状態に切り替えることもできる。
Furthermore, the
また、電源532は、撮影部522、判別部524、切替制御部526、及び駆動部530等を駆動するための電源として、筐体500内に設けられる。具体的には、電源532は、ボタン電池、乾電池等の電池である。さらに、筆記装置50は、撮影部522によってより鮮明な画像を撮影するために、ペン先部500aに近傍に、撮影部522の撮影範囲を照らすライト(図示省略)を有していてもよい。
The
<<筆記方法>>
以上、本実施形態に係る情報処理装置10及び筆記装置50の詳細構成について説明した。続いて、図7を参照して、本実施形態に係るシステム1の筆記方法について説明する。図7は、本実施形態に係る筆記方法のフローチャート図である。以下に説明する筆記方法は、図7に示されるようにステップS101からステップS113までを含む。
<< Writing method >>
The detailed configuration of the
まず、ユーザが、拡張ユニット14の操作表示部154に入力操作するために、又は、書類20に実筆記するために、筆記装置50を手にとる。この際、ユーザは、実筆記のための筆記具として筆記装置50を用いようとする場合には、筆記装置50に設けられたスイッチ502を押す。次いで、ステップS101へ進む。
First, the user picks up the
(ステップS101)
筆記装置50は、ユーザによってスイッチ502が押されていることを検出した場合には、ステップS103へ進む。一方、筆記装置50は、ユーザによってスイッチ502が押されていることを検出しない場合には、ステップS113へ進む。
(Step S101)
When the
(ステップS103)
筆記装置50は、ユーザによってスイッチ502が押されていることに基づいて、撮影部522を起動し、筆記装置50のペン先部500aに対向する物体の撮影を行う。次いで、ステップS105へ進む。
(Step S103)
The
(ステップS105)
筆記装置50は、撮影部522によって画像が撮影できたか否かを判別し、次のステップへ進む。詳細には、撮影部522によって画像が撮影できた場合には、ステップS107へ進む。一方、撮影部522によって画像を撮影できなかった場合には、ステップS103へ戻る。
(Step S105)
The
(ステップS107)
筆記装置50は、ステップS103で撮影された画像に、ドット22の画像が含まれているかを判別し、次のステップへ進む。詳細には、撮影された画像にドット22の画像が含まれている場合には、ステップS109へ進む。すなわち、筆記装置50は、撮影部522によって書類20のドット22の画像が撮影された場合には、筆記装置50のペン先部500aが書類20に対向しているとして、ステップS109へ進む。一方、撮影された画像にドット22の画像が含まれていない場合には、筆記装置50のペン先部500aが書類20に対向していないとして、ステップS105へ戻る。
(Step S107)
The
(ステップS109)
筆記装置50は、ステップS107における判別結果に基づいて、すなわち、筆記装置50のペン先部500aが書類20に対向しているとする判別結果に基づいて、駆動部530を制御する。当該駆動部530は、当該制御に従って、ペン芯520のペン先520aが筐体500のペン先部500aに位置する開口部500bから突出するように、ペン芯520を筐体500の長軸に沿って移動させる。このようにすることで、筆記装置50は、実筆記のための筆記具として機能することができる。次いで、ステップS111へ進む。
(Step S109)
The
(ステップS111)
筆記装置50は、ユーザによってスイッチ502が押されているか否かを検出する。ユーザによってスイッチ502が押されていない場合には、ユーザによる実筆記は完了したものとして、ステップS113へ進む。一方、ユーザによってスイッチ502が押されている場合には、ユーザによる実筆記が継続しているものとして、ステップS109へ戻る。
(Step S111)
The
(ステップS113)
筆記装置50は、駆動部530に対して、ペン芯520のペン先520aを筐体500に格納するように、ペン芯520を筐体500の長軸に沿って移動させるように制御し、本実施形態に係る筆記方法を終了する。
(Step S113)
The
ところで、従来のシステムにおいては、操作表示部に入力操作するための電子ペンと、帳票類のような書類に実筆記するための筆記具とを併用して使用することがあり、この際、ユーザが誤って、筆記具を用いて情報処理装置の操作表示部に入力操作をしてしまうことがあった。そして、このような場合、当該筆記具のペン先により操作表示部を傷つけてしまうという問題があった。例えば、金融機関の営業店舗においては、顧客(ユーザ)は、情報処理装置に必要な情報を入力する際、並行して帳票のような書類に対して実筆記により必要事項を記入することがある。この際、顧客は、情報処理装置に入力する電子ペンと、帳票に記入する筆記具とを持ち替えることを忘れ、誤って、筆記具のペン先を情報処理装置の操作表示部の表面に接触させ、操作表示部を傷つけてしまうことがあった。 By the way, in a conventional system, an electronic pen for performing an input operation on the operation display unit and a writing instrument for actually writing on a document such as a form may be used in combination. An input operation may be erroneously performed on the operation display unit of the information processing apparatus using a writing instrument. In such a case, there is a problem that the operation display unit is damaged by the pen tip of the writing instrument. For example, in a sales office of a financial institution, when a customer (user) inputs necessary information to an information processing apparatus, the customer may fill in necessary items by handwriting on a document such as a form in parallel. . At this time, the customer forgets to change the electronic pen to be input to the information processing apparatus and the writing instrument to be entered in the form, and accidentally brings the pen tip of the writing instrument into contact with the surface of the operation display unit of the information processing apparatus. The display unit may be damaged.
また、筆記装置が、電子ペンとしての機能と、実筆記のための筆記具としての機能との両方を兼ね備えていた場合であっても、従来の筆記装置においては、ユーザの手動により、電子ペンとしての機能と、実筆記のための筆記具としての機能とを切り替えることになる。このような場合、ユーザが機能の切替を忘れていた場合には、ユーザが、実筆記のための筆記具として機能する状態のまま筆記装置のペン先を操作表示部に接触させてしまうことから、当該ペン先によって操作表示部を傷つけてしまうこととなる。 In addition, even if the writing device has both a function as an electronic pen and a function as a writing instrument for actual writing, in a conventional writing device, the user manually operates as an electronic pen. And the function as a writing instrument for actual writing. In such a case, if the user has forgotten to switch the function, the user will bring the pen tip of the writing device into contact with the operation display unit while still functioning as a writing instrument for actual writing. The pen display will damage the operation display unit.
しかしながら、本実施形態においては、撮影部522によって書類20のドット22の画像が撮影された場合には、筆記装置50は、筆記装置50のペン先部500aが書類20に対向していること判別する。そして、ペン先部500aが書類20に対向していると判別された場合にのみ、ペン芯520のペン先520aをペン先部500aに設けられた開口部500bから突出させる。すなわち、ペン先部500aにおいては、操作表示部154に対向しているときには、ペン芯520のペン先520aが上記ペン先部500aの開口部500bから突出することはない。その結果、ユーザが誤ってペン先520aを情報処理装置10の操作表示部154に接触させることを避けることができる。従って、本実施形態によれば、筆記装置50によって操作表示部154に傷がつくことを防止することが可能である。また、本実施形態は、情報処理装置10の形態を変更することなく実施することができることから、本実施形態に係るシステム1の導入を容易に行うことができる。
However, in this embodiment, when the image of the
なお、上述の説明では、ステップS111及びステップS113において、ユーザによってスイッチ502が押されていないことを検出したことをきっかけとして、ペン芯520のペン先520aを筐体500に格納していた。しかしながら、本実施形態においては、これに限定されるものではなく、例えば、撮影部522によって継続して撮影を行い、撮影部522によって撮影された画像にドット22の画像が含まれていないと判別したことをきっかけにして、上記ペン先520aを筐体500に格納してもよい。
In the above description, the
また、本実施形態の変形例としては、書類20に、ドット22を印刷するのではなく、所定の信号を放射する電子チップをあらかじめ埋め込んでおき、さらに、筆記装置50に当該電子チップからの信号を検出する検出部を設けておくことを挙げることができる。当該変形例においては、筆記装置50は、上記検出部を用いて書類20に埋め込まれた電子チップから放出された所定の信号を例えば近距離通信を用いて検出することができる。そして、筆記装置50は、所定の信号を検出したことに基づいて、筆記装置50のペン先部500aが書類20に対向していることを判別することができる。
As a modification of the present embodiment, instead of printing the
さらに、本実施形態の変形例においては、情報処理装置10の操作表示部154は、ユーザの手指による入力操作を受け付けるように構成されていてもよい。この場合、システム1には、上述の筆記装置50の代わりに、実筆記のみを行う筆記用具が含まれていてもよい。当該筆記用具は、上述の筆記装置50と同様に、筒状の筐体500と、スイッチ502と、実筆記のための筆記具として機能するペン芯520と、撮影部522と、判別部(筆記対象検出部)524と、切替制御部526と、駆動部(切替機構)530と、電源532と、を主に有している。そして、当該撮影部522を用いて書類20を検出した場合にのみ、実筆記のためのペン芯520のペン先520aをペン先部500aの開口部500bから突出させるようにしてもよい。
Furthermore, in the modification of this embodiment, the
<<<第2の実施形態>>>
上述の第1の実施形態においては、筆記装置50の撮影部522を用いて書類20を検出した場合に、実筆記のためのペン芯520のペン先520aをペン先部500aの開口部500bから突出させて、ペン先部500aを実筆記のための筆記具として機能する状態にしていた。しかしながら、本発明の実施形態においては、このような形態に限定されるものではなく、操作表示部154にペン芯520のペン先520aが接触しないように、ペン先部500aの筆記状態を自動的に切り替えるものであれば、他の形態であってもよい。そこで、第2の実施形態として、操作表示部154が検出された場合には、ペン先部500aの状態を、実筆記のための筆記具として機能する状態から電子ペンとして機能する状態に自動的に切り替えることができる筆記装置52及び筆記方法を説明する。
<<< Second Embodiment >>>
In the first embodiment described above, when the document 20 is detected using the photographing
なお、本実施形態においては、システム1、及びシステム1に含まれる情報処理装置10については、上述の第1の実施形態と共通であり、第1の実施形態のシステム1、情報処理装置10の説明及び説明図である図1、図2、図4を参照し得る。したがって、ここでは、システム1、及び情報処理装置10については、説明を省略する。ただし、本実施形態において用いられる書類20については、ドット22が印刷されていなくてもよく、一般的な帳票類の形態を持つ書類20であればよい。
In the present embodiment, the
<<筆記装置52の詳細構成>>
まず、本実施形態に係る筆記装置52を説明する。当該筆記装置52は、第1の実施形態と同様に、情報処理装置10の操作表示部154に対して操作を行う際に用いる、ポインティングデバイスであり、さらに、書類20に対して実筆記する筆記具でもある。当該筆記装置52の詳細構成を、図8を参照して説明する。図8は、本実施形態に係る筆記装置52の構成例を示す説明図である。
<< Detailed Configuration of
First, the
当該筆記装置52は、図8に示すように、先端部にペン先部500aを有する、筒状の筐体500と、スイッチ502と、電子ペンとして機能するペン芯(電子筆記部材)510と、送受信コイル512と、フェライトコア514と、回路部516と、ドライブ回路部518と、実筆記のための筆記具として機能するペン芯(実筆記部材)520と、駆動部(切替機構)530と、電源532と、制御部(切替制御部)540と、ガイド部542とを主に有する。そして、当該筆記装置52も、電子ペンとしての機能と、実筆記のための筆記具としての機能との両方を実現することができる。詳細には、筆記装置52も、筆記対象となる拡張ユニット14の操作表示部154及び伝票等の書類20にあわせて、筆記対象に対して筆記する際に筆記対象に対向する筐体500のペン先部(筆記部)500aの状態を自動的に切り替えることにより、上述の2つの機能を実現することができる。さらに詳細には、当該筆記装置52は、上記ペン先部500aから、電子ペンとして機能するペン芯(電子筆記部材)510のペン先510aが突出した状態にある場合には、操作表示部154に対応する電子ペンとして機能する。一方、当該筆記装置52は、上記ペン先部500aから、実筆記のための筆記具として機能するペン芯(実筆記部材)520のペン先520aが突出した状態にある場合には、書類20に対応する、実筆記のための筆記具として機能する。
As shown in FIG. 8, the
ペン芯510は、操作表示部154に対応する電子ペンとして機能し、図8に示すように、筐体500の内部に設けられ、筐体500の長軸に沿って移動することができる。なお、本実施形態のペン芯510は、弾性的な材料から形成されており、筐体500内に設けられたガイド部542や筐体500の内壁に沿って曲がったり、元の直線状の形状に戻ったりすることができる。また、ペン芯510の一方の先端は、拡張ユニット14の操作表示部154に接触するペン先510aであり、ペン芯510が筐体500内を移動することにより、筐体500のペン先部500aに設けられた開口部500bから突出したり、筐体500内に格納されたりすることができる。なお、筆記装置52のうち、電子ペンとして機能する各機能部である、ペン芯510と、送受信コイル512と、フェライトコア514と、回路部516と、ドライブ回路部518とについては、基本的には、第1の実施形態の筆記装置50と共通するため、ここではこれらについての説明を省略する。また、情報処理装置10の操作表示部154が、筆記装置52の電子ペン機能を用いてデバイス情報を取得する際の方法についても、第1の実施形態と同様である。ただし、本実施形態においては、ユーザは、筐体500に設けられたスイッチ502を押すことにより、電子ペンとして機能するこれら機能部(例えば、送受信コイル512と、回路部516のコンデンサ(図示省略)とから構成される共振回路)を起動させることができる。
The
また、筆記装置50は、ペン芯510のペン先510aが筐体500に格納されている状態において、ペン芯510に設けられた送受信コイル512及び回路部516のコンデンサ(図示省略)によって構成される共振回路によって、当該共振回路の共振周波数に対応する電磁波を検出することができる。すなわち、筆記装置52は、ペン芯510のペン先510aが筐体500に格納されている状態において、ユーザが筆記装置52のペン先部500aを操作表示部154に近づけた場合には、当該共振回路により、操作表示部154のアンテナコイル(図示省略)からの電磁波を検出することができる。従って、上記共振回路は、筆記装置52のペン先部500aに対向する操作表示部154を検出する検出部(筆記対象検出部)として機能することができ、操作表示部154を検出した場合には、当該検出結果を後述する制御部540に出力する。
The
また、ペン芯520は、書類20に実筆記する筆記具として機能し、図8に示すように、筐体500の内部に設けられ、筐体500の長軸に沿って移動することができる。なお、本実施形態のペン芯520は、上記ペン芯510と同様に、弾性的な材料から形成されており、筐体500内に設けられたガイド部542や筐体500の内壁に沿って曲がったり、元の直線状の形状に戻ったりすることができる。さらに、ペン芯520の一方の先端は、書類20に接触するペン先520aであり、ペン芯520が筐体500内を移動することにより、筐体500のペン先部500aに設けられた開口部500bから突出したり、筐体500内に格納されたりすることができる。
In addition, the
また、上述のペン芯510、520は、筐体500内に設けられたガイド部542及び筐体500の内壁に誘導されることにより、筐体500内を筐体500の長軸方向に沿って移動することができる。さらには、ペン芯510、520は、弾性的な材料から形成されていることから、ペン芯510、520のペン先510a、520a側を曲げて、それぞれのペン先510a、520bがペン先部500aの開口部500bから突出させるように、移動することができる。
The
そして、制御部540は、図8に示すように、筐体500内に設けられ、CPU、ROM、RAMなどのハードウェアを中心に構成され、筆記装置52の駆動部530を制御することができる。例えば、制御部540は、上述の共振回路から操作表示部154を検出した旨の検出結果を取得した場合には、駆動部530に対して、実筆記のための筆記具として機能するペン芯520のペン先520aを筐体500に格納するように、ペン芯520を筐体500の長軸に沿って移動させるように制御することができる。この際、制御部540は、駆動部530に対して、電子ペンとして機能するペン芯510のペン先510aがペン先部500aの開口部500bから突出するように、ペン芯510を筐体500の長軸に沿って移動させるように制御することもできる。
As shown in FIG. 8, the
駆動部530は、図8に示すように、筐体500内に設けられ、上述の制御部540の制御に従って、ペン芯510、520を筐体500内で移動させ、筆記装置52のペン先部500aの状態(筆記状態)を切り替えることができる。具体的には、駆動部530は、ペン芯520のペン先520aを筐体500に格納するようにペン芯520を移動させ、ペン芯510のペン先510aを開口部500bから突出するように、ペン芯510を移動させることができる。このようにして、駆動部530は、筆記装置52のペン先部500aを、実筆記のための筆記具として機能する状態(第2の筆記状態)から電子ペンとして機能する状態(第1の筆記状態)に切り替えることができる。また、駆動部530は、ペン芯510、520を上述とは逆に移動させることにより、筆記装置52のペン先部500aを、電子ペンとして機能する状態から、実筆記のための筆記具として機能する状態に切り替えることもできる。なお、ここではペン芯510、520の双方を移動させるものとして説明しているが、片方を固定して、もう片方を移動させるようにしてもよい。例えば、第1の実施形態とは逆に、ペン芯520を筆記可能な状態で固定し、ペン芯510のペン先510aをペン芯520のペン先520aより突出するように繰り出したり(電子ペンとして機能する状態)、逆にペン先520aの方が突出するような位置に移動させたり(実筆記のための筆記具として機能する状態)することにより、ペン先部500aの状態(筆記状態)を切り替えるようにしてもよい。
As shown in FIG. 8, the
<<筆記方法>>
以上、本実施形態に係る筆記装置52の詳細構成について説明した。続いて、図9を参照して、本実施形態に係るシステム1の筆記方法について説明する。図9は、本実施形態に係る筆記方法のフローチャート図である。以下に説明する筆記方法は、図9に示されるようにステップS201からステップS211までを含む。
<< Writing method >>
The detailed configuration of the
まず、ユーザが、操作表示部154に入力操作、又は、書類20に実筆記するために、筆記装置52を手にとる。この際、ユーザは、操作表示部154に入力操作するための電子ペンとして筆記装置52を用いようとする場合には、筆記装置52に設けられたスイッチ502を押す。次いで、ステップS101へ進む。
First, the user picks up the
(ステップS201)
筆記装置52は、ユーザによってスイッチ502が押されていることを検出した場合には、ステップS203へ進む。一方、筆記装置52は、ユーザによってスイッチ502が押されていることを検出しない場合には、ステップS211へ進む。
(Step S201)
If the
(ステップS203)
筆記装置52は、上述の共振回路を起動する。次いで、ステップS205へ進む。
(Step S203)
The
(ステップS205)
筆記装置52は、上記共振回路によって電磁波を検出できたか否かを判別し、次のステップへ進む。詳細には、上記共振回路によって共振回路の共振周波数に対応する電磁波が検出された場合には、筆記装置52のペン先部500aが操作表示部154に対向している判別されたとして、ステップS207へ進む。一方、上記共振回路によって共振回路の共振周波数に対応する電磁波が検出されない場合には、ステップS205へ戻る。
(Step S205)
The
(ステップS207)
筆記装置52は、ステップS205における判別結果に基づいて、すなわち、筆記装置50のペン先部500aが操作表示部154に対向しているとする判別結果に基づいて、駆動部530を制御する。当該駆動部530は、当該制御に従って、実筆記のための筆記具として機能するペン芯520のペン先520aを筐体500に格納するようにペン芯520を移動させ、さらに、電子ペンとして機能するペン芯510のペン先510aを開口部500bから突出するようにペン芯510を移動させる。このようにすることで、筆記装置52は、実筆記のための筆記具として機能する状態から、電子ペンとして機能する状態へ自動的に切り替えられる。次いで、ステップS209へ進む。
(Step S207)
The
(ステップS209)
筆記装置52は、ユーザによってスイッチ502が押されているか否かを検出する。ユーザによってスイッチ502が押されていない場合には、ユーザによる操作表示部154に対する入力操作は完了したものとして、ステップS211へ進む。一方、ユーザによってスイッチ502が押されている場合には、ユーザによる操作表示部154に対する入力操作は継続しているものとして、ステップS207へ戻る。
(Step S209)
The
(ステップS211)
筆記装置52は、駆動部530に対して、ペン芯510のペン先510aを筐体500に格納するように、ペン芯510を筐体500の長軸に沿って移動させるように制御する。当該駆動部530は、上記制御に従って、電子ペンとして機能するペン芯510のペン先510aを筐体500に格納するようにペン芯510を移動させ、さらに、実筆記のための筆記具として機能するペン芯520のペン先520aを開口部500bから突出するようにペン芯520を移動させる。このようにすることで、筆記装置52は、電子ペンとして機能する状態から、実筆記のための筆記具として機能する状態へ自動的に切り替えられる。そして、本実施形態に係る筆記方法を終了する。また、本ステップS211においては、上記ペン芯520のペン先520aを開口部500bから突出するようにペン芯520を移動させる動作を行わなくてもよい。この場合には、筆記装置52は、電子ペンとして機能する状態から、電子ペン及び実筆記のための筆記具として機能しない状態(第3の状態)へ自動的に切り替えられる。
(Step S211)
The
本実施形態においては、筆記装置52の共振回路によって操作表示部154からの電磁波を検出することにより、筆記装置52は、筆記装置50のペン先部500aが操作表示部154に対向していること判別する。そして、ペン先部500aが操作表示部154に対向していると判別された場合には、筆記装置52は、実筆記のための筆記具として機能するペン芯520のペン先520aを筐体500に格納するようにペン芯520を移動させる。さらに、筆記装置52は、電子ペンとして機能するペン芯510のペン先510aをペン先部500aの開口部500bから突出するようにペン芯510を移動させる。このようにすることで、本実施形態によれば、ユーザが誤ってペン先520aを操作表示部154に接触させることを避けることができる。従って、本実施形態によれば、筆記装置52によって操作表示部154に傷がつくことを防止することが可能である。また、本実施形態は、情報処理装置10の形態を変更することなく実施することができることから、本実施形態に係るシステム1の導入を容易に行うことができる。
In the present embodiment, by detecting the electromagnetic wave from the
<<<変形例>>>
また、上述の第2の実施形態においては、駆動部530により、実筆記のための筆記具として機能するペン芯520を移動させて、筆記装置52のペン先部500aの筆記状態を自動的に切り替えていた。しかしながら、本実施形態においては、このような形態に限定されるものではない。そこで、上述の形態とは異なる、本実施形態の変形例の1つを説明する。
<<< Modification >>>
Further, in the second embodiment described above, the writing state of the
本変形例においては、筆記装置52に、一般的に市販されているノック式ボールペンのように、筆記装置52の筐体500に、ノック部(図示省略)を設ける(例えば、当該ノック部は、筐体500のうち、ペン先部500aと反対側の先端に設けられる)。当該ノック部は、ユーザによってノックされることにより(すなわち手動により)、実筆記のための筆記具として機能するペン芯520のペン先520aをペン先部500aの開口部500bから繰り出すことができる。さらに、本変形例においては、筆記装置52の筐体500内に、上記ペン先520aを開口部500bから突出した状態に保持するロック部(図示省略)と、ロック部による保持が解除された場合に、上記ペン先520aを筐体500に格納するようにペン芯520を移動させることができる付勢部材(図示省略)とを設ける。
In the present modification, the
まず、先に説明したように、ユーザによって上記ノック部がノックされることにより、当該筆記装置52は、ペン芯520のペン先520aがペン先部500aの開口部500bから突出した状態にある。このような状態において、上述の第2の実施形態のステップS205において、筆記装置52の共振回路によって電磁波が検出された場合(筆記装置52によって操作表示部154が検出された場合)には、ステップS207へ進み、制御部540は、上記ロック部に対して保持を解除するよう制御する。そして、ロック部の保持が解除されることにより、ペン芯520は、ペン先520aが開口部500bから突出した状態に保持されなくなる。さらに、上述の状態に保持されなくなったペン芯520には上記付勢部材による付勢力が働き、ペン芯520は、ペン先520aを筐体500に格納するように移動する。このようにすることで、ペン芯520を筐体500内で移動させる機構を駆動するための電源が必要なくなることから、筆記装置52をより省電力な装置にすることができる。
First, as described above, when the knock portion is knocked by the user, the
<<<まとめ>>>
上述の第1及び第2の実施形態に係るシステム1は、筆記装置50(52)の接触に伴って発生するデバイス情報を受け付ける情報処理装置10と、筆記装置50(52)とを含むものに限定されるものではない。これら実施形態に係るシステムは、例えば、変形例に係るシステム2の構成例を示す説明図である図10に示すように、上述の筆記装置50(52)と、タブレットPC(Personal Computer)やスマートフォン等のような、筆記装置50(52)の接触による入力操作を受け付ける操作表示部601を有する入力装置60とを含む、システム2であってもよい。すなわち、これら実施形態に係る筆記装置50(52)の筆記対象は、実筆記により記入することができる書類20及び筆記装置50(52)の接触に伴って発生するデバイス情報を受け付ける情報処理装置10の操作表示部154に限定されるものではなく、上述のような入力装置60であってもよい。
<<< Summary >>>>
The
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。 The preferred embodiments of the present invention have been described in detail above with reference to the accompanying drawings, but the present invention is not limited to such examples. It is obvious that a person having ordinary knowledge in the technical field to which the present invention pertains can come up with various changes or modifications within the scope of the technical idea described in the claims. Of course, it is understood that these also belong to the technical scope of the present invention.
また、上述した各実施形態の処理における各ステップは、必ずしも記載された順序に沿って処理されなくてもよい。例えば、各ステップは、適宜順序が変更されて処理されてもよい。また、各ステップは、時系列的に処理される代わりに、一部並列的に又は個別的に処理されてもよい。さらに、各ステップの処理方法についても、必ずしも記載された方法に沿って処理されなくてもよく、例えば、他の機能部によって処理されていてもよい。 Moreover, each step in the process of each embodiment mentioned above does not necessarily need to be processed along the order described. For example, the steps may be processed by changing the order as appropriate. Each step may be processed in parallel or individually instead of being processed in time series. Furthermore, the processing method of each step does not necessarily have to be processed according to the described method, and may be processed by, for example, another functional unit.
1、2 システム
10 情報処理装置
12 自動取引装置
14 拡張ユニット
20 書類
22 ドット
24 枠
50、52 筆記装置
60 入力装置
120、154、601 操作表示部
122 カードリーダ部
124 通帳記帳部
126 紙幣入出金部
128 硬貨入出金部
140 表示部
142 音声出力部
144 撮影部
148 収音部
150 テーブル
152 記入スペース
156 印刷排出口
158 印刷部
160 書類投函口
162 書類収納部
164 扉
166、540 制御部
168 通信部
500 筐体
500a ペン先部
500b 開口部
502 スイッチ
510、520 ペン芯
510a、520a ペン先
512 送受信コイル
514 フェライトコア
516 回路部
518 ドライブ回路部
522 撮影部
524 判別部
526 切替制御部
530 駆動部
532 電源
542 ガイド部
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記筆記部が記入しようとする前記筆記対象を検出する筆記対象検出部と、
前記筆記対象検出部の検出結果に基づいて、前記筆記部の筆記状態を切り替える制御を行う切替制御部と、
を備える、筆記装置。 A writing section to fill in the writing object;
A writing object detection unit for detecting the writing object to be written by the writing part;
Based on the detection result of the writing target detection unit, a switching control unit that performs control to switch the writing state of the writing unit;
A writing device.
前記切替機構は、前記実筆記部材を移動させることにより、前記筆記部の前記筆記状態を切り替える、請求項4に記載の筆記装置。 Further comprising an actual writing member for writing on the paper-like medium,
The writing device according to claim 4, wherein the switching mechanism switches the writing state of the writing unit by moving the actual writing member.
前記切替機構は、前記電子筆記部材を移動させることにより、前記筆記部の前記筆記状態を切り替える、請求項4又は5に記載の筆記装置。 Further comprising an electronic writing member for electronic writing on the operating device,
The writing device according to claim 4 or 5, wherein the switching mechanism switches the writing state of the writing unit by moving the electronic writing member.
前記筆記部の接触に伴って発生する電子記入情報を受け付ける装置と、
を含む、システム。 Based on the detection result of the writing part detection part, the writing object detection part which detects the writing object which the writing part intends to fill in, and the writing object detection part, the writing state of the writing part is written. A writing apparatus having a switching control unit for performing switching control;
A device for accepting electronic entry information generated with contact of the writing unit;
Including the system.
前記筆記部が記入しようとする筆記対象を検出し、
前記検出の結果に基づいて、前記筆記部の筆記状態を切り替える制御を行う、
ことを含む筆記方法。 A writing method using a writing device having a writing part for filling in a writing object,
The writing part detects the writing object to be filled in,
Based on the detection result, control to switch the writing state of the writing unit,
Writing method including that.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016106970A JP2017215632A (en) | 2016-05-30 | 2016-05-30 | Writing device, system, and writing method |
Applications Claiming Priority (1)
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JP (1) | JP2017215632A (en) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111556989A (en) * | 2018-02-23 | 2020-08-18 | 株式会社和冠 | Electronic pen and electronic pen main body part |
-
2016
- 2016-05-30 JP JP2016106970A patent/JP2017215632A/en active Pending
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