JP2017215189A - 地図データ更新装置および地図データ更新方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、ユーザが所望する更新対象の地図データを容易かつ確実に更新することが可能な地図データ更新装置および地図データ更新方法を提供することを目的とする。【解決手段】本発明による地図データ更新装置は、データを更新する対象である更新対象を含む地図データを更新対象ごとに選択的に更新可能な地図データ更新装置1であって、更新対象の地図データの更新に要する更新時間を算出する更新時間算出部7と、更新時間算出部7が算出した更新時間と、更新対象に関する地図データの有用性に関する有用性情報とを更新対象ごとに示す更新対象リストを作成する更新対象リスト作成部8と、更新対象リスト作成部8が作成した更新対象リストを表示する制御を行う表示制御部9と、表示制御部9の制御によって表示された更新対象リストからユーザが選択した少なくとも1つの更新対象の地図データを更新する地図更新部10とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、地図データを更新する地図データ更新装置および地図データ更新方法に関する。
従来、地図データにおける更新対象をリストで表示し、ユーザがリストから選択した更新対象に関する地図データを更新する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、地図データの利用開始時までに地図データのダウンロードが完了すると判定した場合、ユーザに地図データのダウンロードを促す通知を行い、地図データの利用開始時までに地図データのダウンロードが完了しないと判定した場合、ユーザにダウンロード以外の方法で地図データを取得することを促す通知を行う技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2では、制限時間を設け、当該制限時間内に地図データの更新が完了するという条件下で地図データの更新を行っている。
地図データの更新中は、例えば、ナビゲーションにおける経路案内機能が使えない場合がある。また、仮に経路案内機能が使えたとしても、地図データを更新するためにプロセッサおよびデータ通信バスに対する負荷が高くなり、地図データの更新中は経路案内などのナビゲーションの性能が低下する。従って、地図データを更新するために要する時間(以下、地図データの更新時間という)をユーザが事前に知っておくことは有用である。しかし、特許文献1では、ユーザは、選択した更新対象に関する地図データの更新時間を事前に知ることができないという問題がある。
特許文献2では、地図データの更新を行う情報センタが、地図データの利用開始時刻を把握しておく必要がある。従って、ユーザは、地図データの利用開始時刻などのスケジュールに関する情報を、情報センタと通信可能なナビゲーション装置に入力する必要があり、手間がかかるという問題がある。
また、特許文献2では、情報センタは、ナビゲーション装置の稼働情報に基づいて、当該ナビゲーション装置における地図データのダウンロード可能時間を推定している。具体的には、情報センタは、ナビゲーション装置の過去の1日当たりの稼働時間を履歴データとして蓄積し、ユーザの行動パターンが将来においても過去と同様であるとの仮定に基づいてダウンロード可能時間を推定している。しかし、ユーザは、突然に予定外の行動をとったり、習慣にない行動をとったりすることがある。従って、このような場合において、ユーザの行動パターンが将来においても過去と同様であるとの仮定に基づいてダウンロード可能時間を推定すると、実際とは著しく異なるダウンロード可能時間が推定されることになり、ダウンロード可能時間を正確に推定することができないという問題がある。
その結果、実際にはダウンロード可能時間が十分あるにもかかわらず、情報センタが地図データの更新を見送る場合が生じ得る問題がある。また、推定されたダウンロード可能時間よりも実際のダウンロード可能時間の方が短い場合に地図データの更新を行うと、地図データの開始時刻までに地図データの更新が完了せず、地図データの更新処理と地図データを利用するナビゲーション処理とが同時に行われることになり、ナビゲーション処理に支障をきたす場合が生じ得る問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、ユーザが所望する更新対象の地図データを容易かつ確実に更新することが可能な地図データ更新装置および地図データ更新方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明による地図データ更新装置は、データを更新する対象である更新対象を含む地図データを更新対象ごとに選択的に更新可能な地図データ更新装置であって、更新対象の地図データの更新に要する更新時間を算出する更新時間算出部と、更新時間算出部が算出した更新時間と、更新対象に関する地図データの有用性に関する有用性情報とを更新対象ごとに示す更新対象リストを作成する更新対象リスト作成部と、更新対象リスト作成部が作成した更新対象リストを表示する制御を行う表示制御部と、表示制御部の制御によって表示された更新対象リストからユーザが選択した少なくとも1つの更新対象の地図データを更新する地図更新部とを備える。
また、本発明による地図データ更新方法は、データを更新する対象である更新対象を含む地図データを更新対象ごとに選択的に更新可能な地図データ更新方法であって、(a)更新対象の地図データの更新に要する更新時間を算出する工程と、(b)工程(a)で算出した更新時間と、更新対象に関する地図データの有用性に関する有用性情報とを更新対象ごとに示す更新対象リストを作成する工程と、(c)工程(b)で作成した更新対象リストを表示する制御を行う工程と、(d)工程(c)の制御によって表示された更新対象リストからユーザが選択した少なくとも1つの更新対象の地図データを更新する工程とを備える。
本発明によると、地図データ更新装置は、データを更新する対象である更新対象を含む地図データを更新対象ごとに選択的に更新可能な地図データ更新装置であって、更新対象の地図データの更新に要する更新時間を算出する更新時間算出部と、更新時間算出部が算出した更新時間と、更新対象に関する地図データの有用性に関する有用性情報とを更新対象ごとに示す更新対象リストを作成する更新対象リスト作成部と、更新対象リスト作成部が作成した更新対象リストを表示する制御を行う表示制御部と、表示制御部の制御によって表示された更新対象リストからユーザが選択した少なくとも1つの更新対象の地図データを更新する地図更新部とを備えるため、ユーザが所望する更新対象の地図データを容易かつ確実に更新することが可能となる。
また、地図データ更新方法は、データを更新する対象である更新対象を含む地図データを更新対象ごとに選択的に更新可能な地図データ更新方法であって、(a)更新対象の地図データの更新に要する更新時間を算出する工程と、(b)工程(a)で算出した更新時間と、更新対象に関する地図データの有用性に関する有用性情報とを更新対象ごとに示す更新対象リストを作成する工程と、(c)工程(b)で作成した更新対象リストを表示する制御を行う工程と、(d)工程(c)の制御によって表示された更新対象リストからユーザが選択した少なくとも1つの更新対象の地図データを更新する工程とを備えるため、ユーザが所望する更新対象の地図データを容易かつ確実に更新することが可能となる。
本発明の実施の形態について、図面に基づいて以下に説明する。
<実施の形態1>
<構成>
まず、本発明の実施の形態1による地図データ更新装置の構成について説明する。
<構成>
まず、本発明の実施の形態1による地図データ更新装置の構成について説明する。
図1は、本実施の形態1による地図データ更新装置1の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、地図データ更新装置1は、データを更新する対象である更新対象を含む地図データを更新対象ごとに選択的に更新可能であり、第1の地図データ記憶部2と、車両位置検出部3と、表示地図作成部4と、履歴データ記憶処理部5と、履歴データ記憶部6と、更新時間算出部7と、更新対象リスト作成部8と、表示制御部9と、地図更新部10とを備えている。表示制御部9および地図更新部10は、表示操作部11と接続されている。また、更新時間算出部7、更新対象リスト作成部8、および地図更新部10は、第2の地図データ記憶部12と物理的に接続可能、または無線通信を介して接続可能に構成されている。
第1の地図データ記憶部2は、現在使用可能な地図データを記憶している。第1の地図データ記憶部2は、例えばハードディスク(HDD:Hard Disk Drive)または半導体メモリなどの記憶装置から構成されている。
車両位置検出部3は、GPS衛星から受信した車両の現在位置の情報と、第1の地図データ記憶部2に記憶されている地図データとに基づいて、地図上における車両の現在位置を検出する。また、車両位置検出部3は、後述の通り、車両が現在存在する地域の情報を履歴データ記憶処理部5に出力することが可能である。
表示地図作成部4は、第1の地図データ記憶部2に記憶されている地図データを用いて、表示操作部11に表示する地図を作成する。そして、表示地図作成部4は、作成した地図の情報を表示制御部9に出力する。また、表示地図作成部4は、後述の通り、作成した地図に含まれる地域の情報を履歴データ記憶処理部5に出力することが可能である。
履歴データ記憶処理部5は、車両位置検出部3から入力された地域について、当該地域を過去に参照した回数である参照回数を履歴データとして履歴データ記憶部6に記憶する。また、履歴データ記憶処理部5は、表示地図作成部4から入力された地域について、当該地域を過去に参照した回数である参照回数を履歴データとして履歴データ記憶部6に記憶する。
履歴データ記憶部6は、地域ごとに参照回数を記憶している。履歴データ記憶部6は、例えばハードディスクまたは半導体メモリなどの記憶装置から構成されている。
更新時間算出部7は、更新対象の地図データの更新に要する更新時間を算出する。なお、更新時間は、更新対象の地図データのサイズに基づいて算出するなど、公知の方法で算出すればよい。
更新対象リスト作成部8は、更新時間算出部7が算出した更新時間と、更新対象に関する地図データの有用性に関する有用性情報とを更新対象ごとに示す更新対象リストを作成する。本実施の形態1では、更新対象リスト作成部8は、地域を更新対象とし、履歴データ記憶部6に記憶されている参照回数を有用性情報として更新対象リストを作成する。
表示制御部9は、更新対象リスト作成部8が作成した更新対象リストを表示操作部11に表示する制御を行う。また、表示制御部9は、表示地図作成部4が作成した地図を表示操作部11に表示する制御を行う。
地図更新部10は、表示操作部11に表示された更新対象リストからユーザが選択した少なくとも1つの更新対象の地図データを更新する。本実施の形態1では、地図更新部10は、更新対象リストからユーザが選択した少なくとも1つの地域の地図データを更新する。
表示操作部11は、表示制御部9の制御によって、更新対象リスト作成部8が作成した更新対象リスト、および表示地図作成部4が作成した地図のうちの少なくとも一方を表示する。また、表示操作部11は、ユーザによる種々の操作を受け付ける。例えば、表示操作部11は、更新対象リストを表示し、ユーザによる更新対象リストから更新対象を選択する操作を受け付ける。表示操作部11は、例えばタッチパネルを備えた表示装置から構成されている。なお、図1では、表示操作部11は、地図データ更新装置1とは別個に設けられているが、地図データ更新装置1と一体に設けられてもよい。
第2の地図データ記憶部12は、更新可能な地図データ、すなわち新たな地図データを記憶している。なお、第2の地図データ記憶部12は、例えばUSB(Universal Serial Bus)メモリまたはDVD(Digital Versatile Disk)など、地図データ更新装置1に対して着脱可能な記憶媒体から構成されてもよく、無線通信可能な外部のサーバなどに設けられてもよい。第2の地図データ記憶部12が外部のサーバに設けられている場合において、地図データ更新装置1は、サーバと通信可能な通信部(図示せず)を備える。
図2は、地図データ更新装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。
地図データ更新装置1における車両位置検出部3、表示地図作成部4、履歴データ記憶処理部5、更新時間算出部7、更新対象リスト作成部8、表示制御部9、および地図更新部10の各機能は、処理回路により実現される。すなわち、地図データ更新装置1は、地図上における車両の現在位置を検出し、表示操作部11に表示する地図を作成し、履歴データを履歴データ記憶部6に記憶し、更新時間を算出し、更新対象リストを作成し、表示制御を行い、地図を更新するための処理回路を備える。処理回路は、メモリ14に格納されるプログラムを実行するプロセッサ13(中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)である。
地図データ更新装置1における車両位置検出部3、表示地図作成部4、履歴データ記憶処理部5、更新時間算出部7、更新対象リスト作成部8、表示制御部9、および地図更新部10の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアは、プログラムとして記述され、メモリ14に格納される。処理回路は、メモリ14に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、地図データ更新装置1は、地図上における車両の現在位置を検出するステップ、表示操作部11に表示する地図を作成するステップ、履歴データを履歴データ記憶部6に記憶するステップ、更新時間を算出するステップ、更新対象リストを作成するステップ、表示制御を行うステップ、地図を更新するステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ14を備える。また、これらのプログラムは、車両位置検出部3、表示地図作成部4、履歴データ記憶処理部5、更新時間算出部7、更新対象リスト作成部8、表示制御部9、および地図更新部10の手順または方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリとは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク等が該当する。
図3は、地図データ更新装置15の構成の一例を示すブロック図であり、図1の地図データ更新装置1にナビゲーション機能を追加した場合の一例を示している。以下では、図1の地図データ更新装置1に対して新たに追加された図3の地図データ更新装置15の構成要素について主に説明する。
ナビゲーション部16は、車両位置検出部3で検出された車両の現在位置から、表示操作部11を介してユーザが設定した目的地までの経路を探索する機能を有している。また、探索した経路に沿ってユーザを目的地まで案内する機能を有している。なお、ユーザを目的まで案内する際、表示操作部11に経路を案内する情報を表示してもよく、図示しない音声出力部によって音声案内してもよい。
地図データ更新装置15におけるナビゲーション部16の機能は、処理回路により実現される。すなわち、地図データ更新装置15は、現在位置から目的地までの経路を探索して案内するための処理回路を備える。処理回路は、メモリ14に格納されるプログラムを実行するプロセッサ13である(図2参照)。
地図データ更新装置15におけるナビゲーション部16の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアは、プログラムとして記述され、メモリ14に格納される(図2参照)。処理回路は、メモリ14に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、ナビゲーション部16の機能を実現する。すなわち、地図データ更新装置15は、現在位置から目的地までの経路を探索して案内するステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ14を備える。また、これらのプログラムは、ナビゲーション部16の手順または方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。
<動作>
次に、本実施の形態1による地図データ更新装置の動作について説明する。なお、以下では、地図データ更新装置1(図1参照)の動作について説明するが、地図データ更新装置15(図3参照)についても同様である。
次に、本実施の形態1による地図データ更新装置の動作について説明する。なお、以下では、地図データ更新装置1(図1参照)の動作について説明するが、地図データ更新装置15(図3参照)についても同様である。
<履歴データ記憶処理>
まず、履歴データである参照回数を履歴データ記憶部6に記憶する履歴データ記憶処理について説明する。以下では、図4,5に示す2通りの方法によって参照回数を履歴データ記憶部6に記憶する場合について説明するが、例えば特開2000−121371号公報に開示されているような公知の方法を用いてもよい。
まず、履歴データである参照回数を履歴データ記憶部6に記憶する履歴データ記憶処理について説明する。以下では、図4,5に示す2通りの方法によって参照回数を履歴データ記憶部6に記憶する場合について説明するが、例えば特開2000−121371号公報に開示されているような公知の方法を用いてもよい。
図4は、地図データ更新装置1の動作の一例を示すフローチャートであり、車両の走行履歴を履歴データとして記憶する履歴データ記憶処理を示している。
ステップS101において、車両位置検出部3は、車両の現在位置を検出する。そして、車両位置検出部3は、第1の地図データ記憶部2に記憶されている地図データを参照し、車両が現在存在する地域内を1km以上走行したか否かを判断する。車両が現在存在する地域内を1km以上走行した場合は、ステップS102に移行する。一方、車両が現在存在する地域内を1km以上走行していない場合は、ステップS101の処理を繰り返す。
ステップS102において、車両位置検出部3は、車両が1km以上走行した地域の情報を履歴データ記憶処理部5に出力する。履歴データ記憶処理部5は、車両位置検出部3から入力された地域について、履歴データ記憶部6に記憶されている参照回数を1回分カウントアップする。すなわち、履歴データ記憶処理部5は、車両が1km以上走行した地域に対応する参照回数を1回分増やす。
なお、上記のステップS101では、車両が現在存在する地域内を1km以上走行する場合について説明したが、1km以上に限らず、5km以上または10km以上など任意の距離であってもよい。
また、上記のステップS101では、車両が走行する距離ではなく、車両が現在存在する地域内を走行する時間を判断条件としてもよい。例えば、車両が現在存在する地域内を5分以上走行した場合にステップS102に移行するようにしてもよい。なお、車両が現在存在する地域内を走行する時間は、5分以上に限らず、10分以上または30分以上など任意の時間であってもよい。
図5は、地図データ更新装置1の動作の一例を示すフローチャートであり、地図の表示履歴を履歴データとして記憶する履歴データ記憶処理を示している。
ステップS201において、表示地図作成部4は、当該表示地図作成部4が作成した地図に含まれている地域が表示操作部11に10秒以上表示されているか否かを判断する。地図に含まれている地域が表示操作部11に10秒以上表示されている場合は、ステップS202に移行する。一方、地図に含まれている地域が表示操作部11に10秒以上表示されていない場合は、ステップS201の処理を繰り返す。
ステップS202において、表示地図作成部4は、表示操作部11に10秒以上表示されている地域の情報を履歴データ記憶処理部5に出力する。履歴データ記憶処理部5は、表示地図作成部4から入力された地域について、履歴データ記憶部6に記憶されている参照回数を1回分カウントアップする。すなわち、履歴データ記憶処理部5は、表示操作部11に10秒以上表示されている地域に対応する参照回数を1回分増やす。
なお、上記のステップS201では、地図に含まれている地域が表示操作部11に10秒以上表示されている場合について説明したが、10秒以上に限らず、30秒以上または1分以上など任意の時間であってもよい。
<地図データ更新処理>
次に、第1の地図データ記憶部2に記憶されている地図データを更新する地図データ更新処理について説明する。
次に、第1の地図データ記憶部2に記憶されている地図データを更新する地図データ更新処理について説明する。
図6は、地図データ更新装置1の動作の一例を示すフローチャートであり、地図データ更新処理を示している。
ステップS301において、地図更新部10は、新たな地図データが利用可能であるか否かを判断する。具体的には、例えば第2の地図データ記憶部12が地図データ更新装置1に対して着脱可能である場合において、地図更新部10は、第2の地図データ記憶部12が装着されたときに、新たな地図データが利用可能であると判断する。また、例えば第2の地図データ記憶部12が外部のサーバに設けられている場合において、地図更新部10は、サーバと通信を行い、サーバに設けられた地図データ記憶部12に新たな地図データが存在しその旨がサーバから通知されたときに、新たな地図データが利用可能であると判断する。新たな地図データが利用可能である場合は、ステップS302に移行する。一方、新たな地図データが利用可能でない場合は、ステップS301の処理を繰り返す。
ステップS302において、地図更新部10は、更新対象リストの表示要求があるか否かを判断する。具体的には、例えば第2の地図データ記憶部12が地図データ更新装置1に対して着脱可能である場合において、地図更新部10は、第2の地図データ記憶部12が装着されたときに、更新対象リストの表示要求があると判断する。また、例えば第2の地図データ記憶部12が外部のサーバに設けられている場合において、サーバから新たな地図データが利用可能である旨の通知を受けたときに、更新対象リストの表示要求があると判断する。また、地図更新部10は、ユーザに対して表示操作部11を介して新たな地図データが利用可能である旨を通知し、ユーザが更新対象リストを表示する旨の操作を表示操作部11に対して行ったときに、更新対象リストの表示要求があると判断する。なお、ユーザが更新対象リストを表示する旨の操作としては、例えば更新対象リストを表示する旨のボタンを押下するなどが挙げられる。更新対象リストの表示要求がある場合は、ステップS303に移行する。一方、更新対象リストの表示要求がない場合は、ステップS302の処理を繰り返す。
ステップS303において、更新対象リスト作成部8は、更新対象となる地域の参照回数を履歴データ記憶部6から取得する。具体的には、更新対象リスト作成部8は、更新対象となる地域の名称を第2の地図データ記憶部12から取得し、当該地域の名称に対応する参照回数を履歴データ記憶部6から取得する。
ステップS304において、更新時間算出部7は、更新対象となる地域の地図データの更新に要する更新時間を算出する。更新時間算出部7は、算出した更新時間を更新対象リスト作成部8に出力する。
ステップS305において、更新対象リスト作成部8は、更新対象リストを作成する。具体的には、更新対象リスト作成部8は、更新時間算出部7が算出した更新時間と、履歴データ記憶部6から取得した参照回数とを地域ごとに示した更新対象リストを作成する。
図7は、更新対象リストの一例を示す図である。
図7に示すように、更新対象リストは、更新対象とする地域を選択することが可能な欄と、更新対象の地域の名称を示す欄と、参照回数を示す欄と、更新時間を示す欄とを含んでいる。なお、図中の地域A〜Fは地域の名称を示しており、例えば「地域A地図データ」は、地域Aに関する地図データであることを示している。更新対象の地域の名称は、例えば都道府県名であってもよく、市町村名であってもよく、地域の広さに限定されない。
図6に戻り、ステップS306において、表示制御部9は、更新対象リスト作成部8が作成した更新対象リストを表示操作部11に表示する制御を行う。表示操作部11は、例えば図7に示す更新対象リストを表示する。
ステップS307において、地図更新部10は、ユーザが更新対象リストから更新対象を選択したか否かを判断する。具体的には、ユーザは、表示操作部11に表示された更新対象リストから任意の更新対象を選択する。例えば、図7において、ユーザは、地域B地図データおよび地域C地図データを更新対象として選択している。なお、図7では、2つの更新対象が選択されている場合について示しているが、1つのみを選択してもよく、3つ以上を選択してもよく、全てを選択してもよい。更新対象リストから更新対象を選択した場合は、ステップS308に移行する。一方、更新対象リストから更新対象を選択していない場合は、ステップS307の処理を繰り返す。
ステップS308において、地図更新部10は、選択された更新対象の地図データの更新処理を行うか否かを判断する。具体的には、地図更新部10は、ユーザが更新対象リストから更新対象を選択した後、例えば地図データを更新する旨のボタンを押下すると、地図データの更新処理を行うと判断する。地図データの更新処理を行う場合は、ステップS309に移行する。一方、地図データの更新処理を行わない場合は、ステップS308の処理を繰り返す。
ステップS309において、地図更新部10は、更新対象の地図データを更新する。具体的には、地図更新部10は、更新対象の地図データを第2の地図データ記憶部12から取得し、当該取得した地図データを第1の地図データ記憶部2に上書きして記録する。これにより、第1の地図データ記憶部2には、ユーザが選択した地域の最新の地図データが記憶された状態となる。
なお、上記の処理で更新しなかった地図データは、任意のタイミングで更新可能としてもよい。また、ステップS308において、予め定められた時間内にユーザが地図データを更新する旨のボタンを押下しなかった場合は、図6に示す地図データ更新処理を終了するようにしてもよい。
以上のことから、本実施の形態1によれば、地域ごとに過去の参照回数と更新時間とを更新対象リストに表示し、ユーザがどの地域の地図データを更新するのか選択可能とした。従って、ユーザは、過去に走行または表示した地域を参照した頻度と、地図データを更新するために要する更新時間とを考慮して、更新対象とする地域をユーザの都合の合わせて容易に選択することができる。例えば、限られた時間内で更新する場合は、参照回数が多い地域の地図データのみを更新することができ、時間に余裕がある場合は、広範囲の地域の地図データを更新することができる。このように、地図データを更新する際におけるユーザの選択の自由度が確保される。すなわち、ユーザが所望する更新対象の地図データを容易かつ確実に更新することが可能となる。
ユーザは、更新対象の地図データについて、更新時間を事前に知ることができる。また、ユーザの都合に合わせて更新対象を選択することが可能であるため、地図データの利用開始時刻などのスケジュールを設定する必要がない。また、図3に示す地図データ更新装置15では、ユーザがナビゲーション機能を使用する実際の計画に基づいて、地図データの更新時間を考慮して更新対象を選択することができるため、ナビゲーション機能を使用するまでの時間に応じた地図データの更新を過不足なく正確に行うことができる。
上述の通り、本実施の形態1では、地域ごとに過去の参照回数と更新時間とを更新対象リストに表示し、ユーザがどの地域の地図データを更新するのか選択可能であることを特徴としている。以下では、有用性情報である参照回数と、更新時間との両方を更新対象リストに表示することの必要性について説明する。
図8は、図7に示す更新対象リストについて、更新時間を表示せずに参照回数のみを表示する場合を示している。
図8に示すように、ユーザが地域Bおよび地域Cに関する地図データを更新対象として選択した場合において、実際の更新時間は24分+17分=41分である(図7参照)。しかし、図8に示す更新対象リストでは、ユーザは更新時間が分からない。
例えば、ユーザが地域Bおよび地域Cに関する地図データを更新対象として選択して当該地図データの更新を開始し、かつユーザが10分後にナビゲーション装置による経路案内機能の利用を所望する場合において、経路案内機能が動作すべき時間帯と地図データの更新を行っている時間帯とが重なってしまう。従って、ユーザが経路案内を所望しているのにもかかわらず経路案内に係る一部の機能が使えない、または本来の経路案内機能を発揮することができないなどの問題が生じる。ここで、経路案内に係る一部の機能が使えないとは、例えば、交差点での右左折の経路案内が行えないことをいう。また、本来の経路案内機能を発揮することができないとは、例えば、本来は交差点で右左折の経路案内を行うべきであるのにもかかわらず、交差点を通過した後に右左折の経路案内を行うことをいう。
上記より、更新対象リストを表示する際には、更新対象ごとに有用性情報を表示するだけでなく、更新対象ごとに更新時間も表示することが必要であることが分かる。
図9は、図7に示す更新対象リストについて、有用性情報である参照回数を表示せずに更新時間のみを表示する場合を示している。
例えば、ユーザが、現在時刻から10分間だけ地図データの更新を行うことができ、かつ現在時刻から10分後に地域Dを目的地として経路案内機能を利用する場合を想定する。この場合、ユーザは、図9に示す更新対象リストを参照して、10分以内に更新することができ、かつ目的地である地域Dに関する地図データを更新することが考えられる。一方、ユーザは、普段は地域Fを走行することが多く(図7に示す地域Fの参照回数を参照)、地域Dに行くときには地域Fを経由することが多い。しかし、図9に示す更新対象リストは、参照回数が表示されていないため、ユーザは地域Fをよく走行することに気が付かない可能性がある。従って、本来であれば、まずは地域Fに関する地図データを更新すべきであるのにもかかわらず、更新時間を見ただけで行き先である地域Dを更新対象として選択し、地域Fは更新対象として選択しない可能性がある。
上記のように地域Fを経由して地域Dに行く場合、地域Fについては古い地図データに基づいて経路案内が行われる。ここで、古い地図データとは、更新前の地図データのことをいう。古い地図データでは、新たな地図データに追加された道路および施設に関する情報が含まれていないため、誤った経路案内が行われることがある。上記の例では、地域Fに関する新たな地図データが用意されており、かつ更新時間の観点から更新可能であるにもかかわらず、更新対象リストには有用性情報(ここでは参照回数)が表示されていないため、ユーザは本来更新すべき地域Fに関する地図データを更新することができない。従って、更新対象リストを表示する際には、更新対象ごとに更新時間を表示するだけでなく、更新対象ごとに有用性情報も表示することが必要であることが分かる。
上述の通り、ユーザは、有用な更新対象を選択するとともに、時間の制約を考慮する必要がある。更新対象を選択する際には、地図データの有用性と時間の制約との両方を満足することができない場合があり、これらのうちのいずれか一方を満足させることしかできない場合もある。このような場合において、ユーザは、落としどころ、すなわち妥協点を探るなどして、有用性と時間の制約とを考慮した上で最適な選択をする必要がある。そのためには、上記の実施の形態1のように、各更新対象について有用性情報と更新時間との両方を同時に表示する必要がある。
<実施の形態2>
図10は、本発明の実施の形態2による更新対象リストの一例を示す図である。
図10は、本発明の実施の形態2による更新対象リストの一例を示す図である。
図10に示すように、本実施の形態2による更新対象リストは、有用性情報として新規道路件数および新規POI(Point of interest)件数を含んでいることを特徴としている。ここで、新規道路件数は、例えば新たに追加された道路の件数、およびなくなった道路の件数を含んでいる。また、新規POI件数は、既存のPOIについて追加または変更された情報(例えば、施設の営業時間、電話番号など)を含んでいる。
なお、本発明の実施の形態2による地図データ更新装置の構成および主な動作は実施の形態1と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。本実施の形態2では、図1に示す地図データ更新装置1の動作を一例として説明する。
図11は、本実施の形態2による地図データ更新装置の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図11のステップS401〜ステップS404は、図6のステップS301〜ステップS304に対応し、図11のステップS407〜ステップS410は、図6のステップS306〜ステップS309に対応しているため、ここでは説明を省略する。以下では、ステップS405およびステップS406について説明する。
ステップS405において、更新対象リスト作成部8は、第2の地図データ記憶部12から新規道路件数および新規POI件数を取得する。
ステップS406において、更新対象リスト作成部8は、更新対象リストを作成する。具体的には、更新対象リスト作成部8は、図10に示すような、更新時間算出部7が算出した更新時間と、履歴データ記憶部6から取得した参照回数と、第2の地図データ記憶部12から取得した新規道路件数および新規POI件数とを地域ごとに示した更新対象リストを作成する。
以上のことから、本実施の形態2によれば、実施の形態1による効果に加えて、実施の形態1よりも詳細な有用性情報を示すことができる。
なお、図10の例に限らず、種々の有用性情報を更新対象リストに示してもよい。例えば、市町村などの分割統合によって行政区画の変更が生じているか否かを示してもよい。また、新規POI件数をPOIのジャンルごとに示してもよい。
<実施の形態3>
<構成>
まず、本発明の実施の形態3による地図データ更新装置の構成について説明する。
<構成>
まず、本発明の実施の形態3による地図データ更新装置の構成について説明する。
図12は、本実施の形態3による地図データ更新装置17の構成の一例を示すブロック図である。
本実施の形態3による地図データ更新装置17では、ユーザが目的地として設定したPOIのジャンルについて、当該POIのジャンルを過去に目的地として設定した回数である参照回数を履歴データとして履歴データ記憶部6に記憶することを特徴とする。地図データ更新装置17の構成および主な動作は、図3に示す地図データ更新装置15と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
履歴データ記憶処理部5は、ナビゲーション部16から入力された目的地であるPOIのジャンルについて、当該POIのジャンルを過去に目的地として設定した回数である参照回数を履歴データとして履歴データ記憶部6に記憶する。履歴データ記憶部6は、POIのジャンルごとに参照回数を記憶している。
<動作>
次に、本実施の形態3による地図データ更新装置17の動作について説明する。
次に、本実施の形態3による地図データ更新装置17の動作について説明する。
図13は、地図データ更新装置17の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図13のステップS501およびステップS502は、図6のステップS301およびステップS302に対応し、図13のステップS507〜ステップS510は、図6のステップS306〜ステップS309に対応しているため、ここでは説明を省略する。以下では、ステップS503〜ステップS506について説明する。
ステップS503において、更新対象リスト作成部8は、更新対象となるPOIのジャンルの参照回数を履歴データ記憶部6から取得する。具体的には、更新対象リスト作成部8は、更新対象となるPOIのジャンルの名称を第2の地図データ記憶部12から取得し、当該POIのジャンルの名称に対応する参照回数を履歴データ記憶部6から取得する。
ステップS504において、更新時間算出部7は、更新対象となるPOIのジャンルの地図データの更新に要する更新時間を算出する。更新時間算出部7は、算出した更新時間を更新対象リスト作成部8に出力する。
ステップS505において、更新対象リスト作成部8は、第2の地図データ記憶部12から新データ件数を取得する。ここで、新データ件数とは、新たに追加されたPOIの件数、なくなったPOIの件数、既存のPOIについて追加または変更された情報(例えば、施設の営業時間、電話番号など)を含んでいる。
ステップS506において、更新対象リスト作成部8は、更新対象リストを作成する。具体的には、更新対象リスト作成部8は、図14に示すような、更新時間算出部7が算出した更新時間と、履歴データ記憶部6から取得した参照回数と、第2の地図データ記憶部12から取得した新データ件数とをPOIのジャンルごとに示した更新対象リストを作成する。
図14は、更新対象リストの一例を示す図である。
図14に示すように、更新対象リストは、更新対象とするPOIのジャンルを選択することが可能な欄と、更新対象のPOIのジャンルの名称を示す欄と、参照回数を示す欄と、新データ件数を示す欄と、更新時間を示す欄とを含んでいる。なお、図14に示すPOIのジャンルは一例であり、他のジャンルを含んでもよい。
以上のことから、本実施の形態3によれば、POIに関する新たなデータに更新する場合において、ユーザは、用途、データ量、および更新時間の各々を考慮して、どのジャンルのPOIデータを更新するのか選択することができる。このように、更新対象を選択する際の判断材料が容易に得られるという利点がある。また、実施の形態1と同様の効果も得られる。
以上で説明した地図データ更新装置は、車載用ナビゲーション装置、すなわちカーナビゲーション装置だけでなく、車両に搭載可能なPND(Portable Navigation Device)および携帯通信端末(例えば、携帯電話、スマートフォン、およびタブレット端末など)、並びにサーバなどを適宜に組み合わせてシステムとして構築されるナビゲーション装置あるいはナビゲーション装置以外の装置にも適用することができる。この場合、地図データ更新装置の各機能あるいは各構成要素は、上記システムを構築する各機能に分散して配置される。
具体的には、一例として、地図データ更新装置の機能をサーバに配置することができる。例えば、図15に示すように、車両側に表示操作部11を備え、サーバ18に第1の地図データ記憶部2、車両位置検出部3、表示地図作成部4、履歴データ記憶処理部5、履歴データ記憶部6、更新時間算出部7、更新対象リスト作成部8、表示制御部9、および地図更新部10を備えることによって、地図データ更新システムを構築することができる。なお、図3,12に示す各構成要素についても同様である。
また、他の一例として、地図データ更新装置の機能をサーバおよび携帯通信端末に配置することができる。例えば、図16に示すように、車両側に表示操作部11を備え、サーバ19に第1の地図データ記憶部2、車両位置検出部3、表示地図作成部4、履歴データ記憶処理部5、履歴データ記憶部6、更新時間算出部7、更新対象リスト作成部8、および地図更新部10を備え、携帯通信端末20に表示制御部9を備えることによって、地図データ更新システムを構築することができる。なお、図3,12に示す各構成要素についても同様である。
上記の構成とした場合であっても、上記の実施の形態と同様の効果が得られる。
また、上記の実施の形態における動作を実行するソフトウェア(地図データ更新方法)を、例えばサーバまたは携帯通信端末に組み込んでもよい。
具体的には、一例として、上記の地図データ更新方法は、データを更新する対象である更新対象を含む地図データを更新対象ごとに選択的に更新可能な地図データ更新方法であって、(a)更新対象の地図データの更新に要する更新時間を算出する工程と、(b)工程(a)で算出した更新時間と、更新対象に関する地図データの有用性に関する有用性情報とを更新対象ごとに示す更新対象リストを作成する工程と、(c)工程(b)で作成した更新対象リストを表示する制御を行う工程と、(d)工程(c)の制御によって表示された更新対象リストからユーザが選択した少なくとも1つの更新対象の地図データを更新する工程とを備える。
上記より、上記の実施の形態における動作を実行するソフトウェアをサーバまたは携帯通信端末に組み込んで動作させることによって、上記の実施の形態と同様の効果が得られる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 地図データ更新装置、2 第1の地図データ記憶部、3 車両位置検出部、4 表示地図作成部、5 履歴データ記憶処理部、6 履歴データ記憶部、7 更新時間算出部、8 更新対象リスト作成部、9 表示制御部、10 地図更新部、11 表示操作部、12 第2の地図データ記憶部、13 プロセッサ、14 メモリ、15 地図データ更新装置、16 ナビゲーション部、17 地図データ更新装置、18,19 サーバ、20 携帯通信端末。
Claims (9)
- データを更新する対象である更新対象を含む地図データを前記更新対象ごとに選択的に更新可能な地図データ更新装置であって、
前記更新対象の前記地図データの更新に要する更新時間を算出する更新時間算出部と、
前記更新時間算出部が算出した前記更新時間と、前記更新対象に関する前記地図データの有用性に関する有用性情報とを前記更新対象ごとに示す更新対象リストを作成する更新対象リスト作成部と、
前記更新対象リスト作成部が作成した前記更新対象リストを表示する制御を行う表示制御部と、
前記表示制御部の制御によって表示された前記更新対象リストからユーザが選択した少なくとも1つの前記更新対象の前記地図データを更新する地図更新部と、
を備える、地図データ更新装置。 - 前記更新対象は、前記地図データに含まれる地域であることを特徴とする、請求項1に記載の地図データ更新装置。
- 前記有用性情報は、前記地域を過去に参照した回数を含むことを特徴とする、請求項2に記載の地図データ更新装置。
- 前記有用性情報は、前記地域において更新前から変更された道路の件数を含むことを特徴とする、請求項2または3に記載の地図データ更新装置。
- 前記有用性情報は、前記地域において更新前から変更されたPOI(Point of interest)の件数を含むことを特徴とする、請求項2から4のいずれか1項に記載の地図データ更新装置。
- 前記更新対象は、前記地図データに含まれるPOIのジャンルであることを特徴とする、請求項1に記載の地図データ更新装置。
- 前記有用性情報は、前記POIのジャンルを過去に目的地として設定した回数を含むことを特徴とする、請求項6に記載の地図データ更新装置。
- 前記有用性情報は、更新前から変更された前記POIの件数であることを特徴とする、請求項6または7に記載の地図データ更新装置。
- データを更新する対象である更新対象を含む地図データを前記更新対象ごとに選択的に更新可能な地図データ更新方法であって、
(a)前記更新対象の前記地図データの更新に要する更新時間を算出する工程と、
(b)前記工程(a)で算出した前記更新時間と、前記更新対象に関する前記地図データの有用性に関する有用性情報とを前記更新対象ごとに示す更新対象リストを作成する工程と、
(c)前記工程(b)で作成した前記更新対象リストを表示する制御を行う工程と、
(d)前記工程(c)の制御によって表示された前記更新対象リストからユーザが選択した少なくとも1つの前記更新対象の前記地図データを更新する工程と、
を備える、地図データ更新方法。
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