JP2017213636A - 多関節ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】可搬重量が大きく、複雑な動作が可能な多関節ロボットを提供する。
【解決手段】本発明の一態様に係る多関節ロボット1は、回転軸AXが水平方向に配置された第一のロータ20と、第一のロータ20と同軸に配置された第二のロータ30と、第一のロータ20に固定された第一のプーリ41と、先端部に第一の軸部52を有し、基端部が第二のロータ30に固定された第一のアーム50と、第一の軸部52に第一の軸受部115を介して固定された第二のプーリ42と、第一のプーリ41と第二のプーリ42とに掛け渡された第一のタイミングベルト81と、先端部に第二の軸部62を有し、基端部が第二のプーリ42に固定された第二のアーム60と、第二の軸部62に第二の軸受部116を介して固定された第三のプーリ43と、基端部が第三のプーリ43に固定された第三のアーム70と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、多関節ロボットに関する。
複数のアームを有する多関節ロボットとして、特許文献1〜7に記載のものが知られている。アームの動きはモータによって制御される。モータはアームごとに設けられる場合もあるし、一つのモータにプーリ機構を介して複数のアームが接続される場合もある。
特開平8−105502号公報 特開2013−131543号公報 特開2003−285284号公報 特開2009−039787号公報 特開2009−039796号公報 特開2000−100894号公報 特開平4−322992号公報
モータがアームごとに設けられる場合には、アームの重量が大きくなるため、可搬重量が小さい。一つのモータにプーリ機構を介して複数のアームが接続される場合には、それぞれのアームの回転角はプーリ比によって一意に決まる。複数のアームは常に同じ軌道に沿って移動する。そのため、多関節ロボットに複雑な動作をさせることができない。
本発明の目的は、可搬重量が大きく、複雑な動作が可能な多関節ロボットを提供することにある。
本発明の一態様に係る多関節ロボットは、回転軸が水平方向に配置された第一のロータと、前記第一のロータと同軸に配置された第二のロータと、前記第一のロータに固定された第一のプーリと、先端部に第一の軸部を有し、基端部が前記第二のロータに固定された第一のアームと、前記第一の軸部に第一の軸受部を介して固定された第二のプーリと、前記第一のプーリと前記第二のプーリとに掛け渡された第一のタイミングベルトと、先端部に第二の軸部を有し、基端部が前記第二のプーリに固定された第二のアームと、前記第二の軸部に第二の軸受部を介して固定された第三のプーリと、基端部が前記第三のプーリに固定された第三のアームと、を有する。
この構成によれば、第一のロータの回転角と第二のロータの回転角との組み合わせによって、第一のアームの回転角と第二のアームの回転角とを個別に制御することができる。そのため、多関節ロボットに複雑な動作をさせることができる。また、アームごとにモータが設けられていないので、可搬重量が大きい。
例えば、本発明の一態様に係る多関節ロボットは、前記第一のロータと前記第二のロータとの間に配置された筒状のステータと、前記ステータが固定されたハウジングと、前記第一のロータを前記ハウジングに対して回転自在に支持する第三の軸受部と、前記第二のロータを前記ハウジングに対して回転自在に支持する第四の軸受部と、を有する。
この構成によれば、第一のロータと第二のロータとを内蔵したアクチュエータが提供される。一つのアクチュエータに二つのロータが内蔵されるため、それぞれのロータに対応した二つのアクチュエータを用意する必要がない。そのため、小型の多関節ロボットが提供される。
例えば、前記第一のロータは、前記ステータの径方向内側に配置され、前記第二のロータは、前記ステータの径方向外側に配置され、前記第二のロータは、前記第一のプーリの外周を囲む第二のロータブラケットを有し、前記第二のロータブラケットは、前記第一のアームに固定されている。
この構成によれば、第一のアームを回転したときに第一のアームと第一のプーリとが干渉しにくい。
例えば、前記第二のアームおよび前記第三のアームは、前記回転軸と平行な方向において、前記第一のアームよりも前記第二のロータブラケットから遠い位置に配置されている。
この構成によれば、第二のアームが回転したときに第二のアームおよび第三のアームが第二のロータブラケットと干渉しにくい。よって、第三のアームを回転軸を挟んで水平方向の一方側から他方側まで広範囲に移動させることができる。
例えば、前記第一のアームの長さと前記第二のアームの長さは等しく、前記第一のタイミングベルトが掛け渡された部分の前記第一のプーリの外径は、前記第一のタイミングベルトが掛け渡された部分の前記第二のプーリの外径の2倍である。
この構成によれば、第二のロータを回転させたときの第二のアームの回転角は、第一のアームの回転角の2倍となる。よって、第二のアームの先端部に取り付けられた第三のアームを、第二のロータの回転角に応じて直線的に移動させることができる。
例えば、前記第一の軸部と前記第三のプーリとに掛け渡された第二のタイミングベルトを有する。
この構成によれば、第一のロータおよび第二のロータによって第三のアームの回転角を制御することができる。
例えば、前記第二のタイミングベルトが掛け渡された部分の前記第一の軸部の外径は、前記第二のタイミングベルトが掛け渡された部分の前記第三のプーリの外径の1/2倍である。
この構成によれば、第二のロータを回転させたときの第三のアームの回転角は、第一のアームの回転角と等しくなる。第三のアームの回転の向きは、第一のアームの回転の向きと異なる。そのため、第三のアームの姿勢を、第二のロータの回転角に関係なく、常に同じ姿勢に保つことができる。
例えば、前記第三のプーリは、前記第三のアームの重心が常に前記第三のプーリの直下に配置されるように自由回転する。
この構成によれば、第三のアームの姿勢を常に同じ姿勢に保つことができる。
例えば、前記第一のロータの回転角と前記第二のロータの回転角とを独立に制御するコントローラーを有し、前記コントローラーは、前記第一のアームに対する前記第二のアームの回転角が変化しないように、前記第一のロータの回転角に合わせて前記第二のロータの回転角を変化させる。
この構成によれば、第一のアームと第二のアームとを回転軸のまわりにスムーズに回転させることができる。
本発明によれば、可搬重量が大きく、複雑な動作が可能な多関節ロボットを提供することができる。
図1は、第一の実施形態に係る多関節ロボットの概略図である。 図2は、多関節ロボットの断面図である。 図3は、回転軸と平行な方向から見た多関節ロボットの正面図である。 図4は、回転軸と直交する多関節ロボットの断面図である。 図5は、モータ部の動作とアーム部の動作との関係を示す図である。 図6は、モータ部の動作とアーム部の動作との関係を示す図である。 図7は、アーム部の旋回動作を示す図である。 図8は、アーム部の伸縮動作を示す図である。 図9は、アーム部のピックアンドプレースの動作を示す図である。 図10は、第二の実施形態に係る多関節ロボットの正面図である。
発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
[第一の実施形態]
図1は、第一の実施形態に係る多関節ロボット1の概略図である。
多関節ロボット1は、例えば、ピックアンドプレース装置として用いられる。多関節ロボット1は、ワークを移送するアーム部APと、アーム部APを駆動するアクチュエータMBと、を有する。
アーム部APは、複数のアームAMを有する。本実施形態では、例えば、複数のアームAMとして、第一のアーム50と、第二のアーム60と、第三のアーム70と、が設けられている。第一のアーム50と第二のアーム60と第三のアーム70は、直列に接続されている。最も先端側に配置された第三のアーム70の先端部には、ワークを保持するチャック部71が設けられている。
支持台SBには、ワークが搬入される搬入レーンLLと、ワークが搬出される複数の搬出レーンULと、が設けられている。本実施形態では、例えば、複数の搬出レーンULとして、第一の搬出レーンUL1と第二の搬出レーンUL2とが設けられている。複数の搬出レーンULは、アクチュエータMBを挟んで搬入レーンLLの反対側に配置されている。搬入レーンLLと複数の搬出レーンULは、回転軸AXと直交する方向に並んで配置されている。
多関節ロボット1は、アーム部APの回転軸AXを支持台SBに対して水平にした状態で支持台SBに固定されている。多関節ロボット1は、アーム部APを鉛直面内で回転および伸縮させて、ワークを搬入レーンLLから搬出レーンULに移送する。
図2は、多関節ロボット1の断面図である。図3は、回転軸AXと平行な方向から見た多関節ロボット1の正面図である。図4は、回転軸AXと直交する多関節ロボット1の断面図である。
図2および図3に示すように、アクチュエータMBは、モータ部MPと、駆動伝達部TPと、を有する。モータ部MPは、同一の回転軸AXを中心とする二つの独立した回転駆動力を発生させる。駆動伝達部TPは、モータ部MPで発生した回転駆動力をアーム部APに伝達する。アーム部APは、駆動伝達部TPによって伝達された回転駆動力によって鉛直面内で伸縮および旋回する。
モータ部MPは、ステータ10と、第一のロータ20と、第二のロータ30と、ハウジング90と、第一の回転センサー101と、第二の回転センサー102と、を有する。ステータ10、第一のロータ20および第二のロータ30は、回転軸AXを中心として、互いに同軸に配置されている。回転軸AXは、支持台SBに対して水平方向に配置されている。ステータ10は、第一のロータ20と第二のロータ30との間に配置されている。例えば、第一のロータ20は、ステータ10の径方向内側に配置され、ステータ10に対して相対回転する。第二のロータ30は、ステータ10の径方向外側に配置され、ステータ10に対して相対回転する。
ステータ10は、ステータコア11と、第一の励磁コイル12と、第二の励磁コイル13と、を有する。図4に示すように、ステータ10は、回転軸AXの周りに筒状に設けられている。ステータコア11は、筒状のバックヨーク15と、バックヨーク15の径方向内側に配置された複数の第一のティース14と、筒状のバックヨーク15の径方向外側に配置された複数の第二のティース16と、を有する。
複数の第一のティース14は、バックヨーク15の内周に沿って並んでいる。複数の第一のティース14は、それぞれ第一の接続部14aを介してバックヨーク15と接続されている。第一の励磁コイル12は、第一の接続部14aの周りに巻き回されている。第一の励磁コイル12は、第一のドライバ121と電気的に接続されている。第一のドライバ121は、第一の励磁コイル12に第一の駆動電流I1を供給することにより、第一のロータ20を駆動する。
複数の第二のティース16は、バックヨーク15の外周に沿って並んでいる。複数の第二のティース16は、それぞれ第二の接続部16aを介してバックヨーク15と接続されている。第二の励磁コイル13は、第二の接続部16aの周りに巻き回されている。第二の励磁コイル13は、第二のドライバ122と電気的に接続されている。第二のドライバ122は、第二の励磁コイル13に第二の駆動電流I2を供給することにより、第二のロータ30を駆動する。
第一のドライバ121と第二のドライバ122は、コントローラー120と電気的に接続されている。コントローラー120は、第一のドライバ121と第二のドライバ122とを同期して制御する。コントローラー120は、第一の駆動電流I1の電流量と第二の駆動電流I2の電流量とを独立に制御する。第一の駆動電流I1の電流量によって、第一のロータ20の回転角が制御される。第二の駆動電流I2の電流量によって、第二のロータ30の回転角が制御される。コントローラー120は、第一のロータ20の回転角と第二のロータ30の回転角とを独立に制御する。
図2に示すように、ハウジング90は、第一のハウジング部91と、第二のハウジング部92と、を有する。第一のハウジング部91と第二のハウジング部92は、回転軸AXと平行な軸方向(回転軸方向)からバックヨーク15を挟み込む。これにより、ハウジング90にステータコア11が固定されている。第一のハウジング部91は、ステータ10のアーム部AP側に設けられている。第二のハウジング部92は、支持台SB(図1参照)に固定されている。
第一のロータ20は、第一のロータコア21と、第一のロータブラケット22と、を有する。第一のロータコア21は、複数の第一のティース14と径方向において対向配置されている。図4に示すように、第一のロータコア21は、外周面に径方向外側に突出する複数の第一の歯部21aを有する。複数の第一の歯部21aは、ステータコア11の内周に沿って並んでいる。第一のロータコア21のリラクタンス(磁気抵抗)は、第一のロータコア21の回転位置に応じて変化する。第一のロータコア21は、磁気抵抗が最小となるように回転する。
図2に示すように、第一のロータコア21は、第一のロータブラケット22に固定されている。第一のロータブラケット22は、第三の軸受部110を介して第一のハウジング部91に固定されている。第三の軸受部110は、第一のロータ20をハウジング90に対して回転自在に支持する。第三の軸受部110は、例えば、軸受111と軸受112とを有する。軸受111は、第一のロータブラケット22の回転軸方向一端部を支持する。軸受112は、第一のロータブラケット22の回転軸方向中央部を支持する。
第二のロータ30は、第二のロータコア31と、第二のロータブラケット32と、を有する。図4に示すように、第二のロータコア31は、複数の第二のティース16と径方向において対向配置されている。第二のロータコア31は、内周面に径方向内側に突出する複数の第二の歯部31aを有する。複数の第二の歯部31aは、ステータコア11の外周に沿って並んでいる。第二のロータコア31のリラクタンス(磁気抵抗)は、第二のロータコア31の回転位置に応じて変化する。第二のロータコア31は、磁気抵抗が最小となるように回転する。
図2に示すように、第二のロータコア31は、第二のロータブラケット32に固定されている。第二のロータブラケット32は、第四の軸受部113を介して第一のハウジング部91に固定されている。第四の軸受部113は、第二のロータ30をハウジング90に対して回転自在に支持する。
第二のロータブラケット32と第一のハウジング部91との間には、第一の回転センサー101が設けられている。第一の回転センサー101は、ハウジング90に対する第二のロータブラケット32の回転角を検出し、コントローラー120(図4参照)に供給する。第一の回転センサー101は、例えば、レゾルバである。コントローラー120は、第二のロータ30において所望の回転角を得られるように、第一の回転センサー101の検出結果に基づいて第二の駆動電流I2の電流量を調節する。
第一のロータブラケット22と第二のハウジング部92との間には、第二の回転センサー102が設けられている。第二の回転センサー102は、ハウジング90に対する第一のロータブラケット22の回転角を検出し、コントローラー120(図4参照)に供給する。第二の回転センサー102は、例えば、レゾルバである。コントローラー120は、第一のロータ20において所望の回転角を得られるように、第二の回転センサー102の検出結果に基づいて第一の駆動電流I1の電流量を調節する。
図2および図3に示すように、駆動伝達部TPは、第一のプーリ41と、第二のプーリ42と、第三のプーリ43と、第一のタイミングベルト81と、第二のタイミングベルト82と、第一のテンショナー117と、第二のテンショナー118と、を有する。
第一のプーリ41は、第一のロータ20に固定されている。第一のプーリ41は、第一のロータ20と一体に回転する。第一のロータブラケット22には、第一のプーリ41の軸部が挿入されている。第二のロータブラケット32は、第一のプーリ41の外周を囲む。第二のロータブラケット32は、第一のアーム50に固定されている。第二のロータブラケット32は、第五の軸受部114を介して第一のプーリ41の軸部に固定されている。第五の軸受部114は、第二のロータブラケット32を第一のプーリ41の軸部に対して回転自在に支持する。
第一のアーム50は、先端部に第一の軸部52を有する。第一のアーム50は、基端部が第二のロータ30に固定されている。第一のアーム50は、第二のロータ30と一体に回転する。第二のプーリ42は、第一の軸部52に第一の軸受部115を介して固定されている。第一のタイミングベルト81は、第一のプーリ41と第二のプーリ42とに掛け渡されている。第一のテンショナー117は、第一のタイミングベルト81にテンションをかける。
第一のアーム50は、第一のプーリ41、第二のプーリ42、第一のタイミングベルト81および第一のテンショナー117を収容する収容空間50Sを有する第一のアームケーシング51を有する。第一の軸部52は、第一のアームケーシング51の先端部に設けられた開口部51Hから、回転軸AXと平行な方向に突出している。
第一のアーム50の先端部には、第二のアーム60が接続されている。第二のアーム60は、先端部に第二の軸部62を有する。第二のアーム60は、基端部が第二のプーリ42に固定されている。第二のアーム60は、第二のプーリ42と一体に回転する。第三のプーリ43は、第二の軸部62に第二の軸受部116を介して固定されている。第二のタイミングベルト82は、第一の軸部52と第三のプーリ43とに掛け渡されている。第二のテンショナー118は、第二のタイミングベルト82にテンションをかける。
第二のアーム60は、第一のアームケーシング51から突出した部分の第一の軸部52、第三のプーリ43、第二のタイミングベルト82および第二のテンショナー118を収容する収容空間60Sを有する第二のアームケーシング61を有する。第二の軸部62は、第二のアームケーシング61の先端部に設けられた開口部61Hから、回転軸AXと平行な方向に突出している。
第二のアーム60の先端部には、第三のアーム70が接続されている。第三のアーム70は、先端部にチャック部71を有する。第三のアーム70は、基端部が第三のプーリ43に固定されている。第三のアーム70は、第三のプーリ43と一体に回転する。
第二のアーム60および第三のアーム70は、回転軸AXと平行な方向において、第一のアーム50よりもハウジング90から遠い位置に配置されている。第一のアーム50、第二のアーム60および第三のアーム70は、例えば、回転軸AXと平行な方向において、ハウジング90側からこの順に設けられている。第一のロータ20および第二のロータ30の回転角がいずれも0である状態を初期状態とすると、初期状態では、第一のアーム50の先端部は鉛直上方を向いており、第二のアーム60の先端部および第三のアーム70の先端部は、鉛直下方を向いている。
第一のアーム50の長さD1と第二のアーム60の長さD2は等しい。第一のアーム50の長さD1は、第一のプーリ41の中心から第二のプーリ42の中心までの距離である。第二のアーム60の長さD2は、第一の軸部52の中心から第三のプーリ43の中心までの距離である。
第一のタイミングベルト81が掛け渡された部分の第一のプーリ41の外径R1は、第一のタイミングベルト81が掛け渡された部分の第二のプーリ42の外径R2の2倍である。第二のタイミングベルト82が掛け渡された部分の第一の軸部52の外径R3は、第二のタイミングベルト82が掛け渡された部分の第三のプーリ43の外径R4の1/2倍である。
第一のプーリ41と第二のプーリ42とのプーリ比R2/R1を第一のプーリ比とすると、第一のプーリ比は1/2である。第一の軸部52と第三のプーリ43のプーリ比R4/R3を第二のプーリ比とすると、第二のプーリ比は2である。
図5および図6は、モータ部MPの動作とアーム部APの動作との関係を示す図である。
図5および図6において、符号θPは、第一のロータ20の回転角を示す。符号θRは、第二のロータ30の回転角を示す。符号θ1は、第一のアーム50の回転角を示す。符号θ2は、第二のアーム60の回転角を示す。符号θ3は、回転軸AX上の位置から見た第二の軸部62の仰角を示す。符号θ4は、第三のアーム70の回転角を示す。符号rは、第一のアーム50および第二のアーム60のそれぞれの長さを示す。符号Lは、回転軸AXと第二の軸部62との距離を示す。以下、y方向を鉛直方向とし、z方向を回転軸AXと平行な方向とするxyz座標系を用いて、アーム部APの動作を説明する。符号Xおよび符号Yは、第二の軸部62のx座標およびy座標を示す。
図6に示すように、第一のロータ20の回転角θPを0とすると、第一のアーム50の回転角θ1、第二のアーム60の回転角θ2および第三のアーム70の回転角θ4は、第一のプーリ比および第二のプーリ比に基づいてリニアに変化する。第一のアーム50の回転角θ1、第二のアーム60の回転角θ2および第三のアーム70の回転角θ4は、第二のロータ30の回転角θRを用いて以下のように表される。
θ1=θR−θP=θR …(1)
θ2=2×θ1=2×θR …(2)
θ4=θR …(3)
第一のプーリ比は1/2であるため、第二のアーム60の回転角θ2は、第一のアーム50の回転角θ1の2倍となる。第三のアーム70の回転角θ4は、第一のアーム50の回転角θ1と一致し、第三のアーム70の回転方向は第一のアーム50の回転方向と同じである。第一のアーム50の長さと第二のアーム60の長さは等しいため、第二のアーム60の先端部のy座標は常に0となる。第二のアーム60の先端部に取り付けられた第三のアーム70は、第二のロータ30の回転角θRに応じて直線的に移動する。第三のアーム70の先端部は、常に鉛直下方を向く。
図5に示すように、図6の状態から第一のロータ20を回転させると、第一のロータ20の回転角θPに応じて、第二のアーム60の回転角θ2および第三のアーム70の回転角θ4が変化する。第三のアーム70は鉛直方向に移動する。
コントローラー120(図4参照)は、例えば、第一のアーム50に対する第二のアーム60の回転角θ2が図6の状態から変化しないように、第一のロータ20の回転角θPに合わせて第二のロータ30の回転角θRを変化させる。この場合、第一のアーム50の回転角θ1および第二のアーム60の回転角θ2は、第一のロータ20の回転角θPおよび第二のロータ30の回転角θRを用いて式(4)のように表される。第三のアーム70の回転角θ4は、第二のアーム60の回転角θ2が不変であるため、不変である。
θ2=2×θ1+2×θP=2×θR …(4)
式(4)より、第一のアーム50の回転角θ1は、第一のロータ20の回転角θPおよび第二のロータ30の回転角θRを用いて式(5)のように表される。
θ1=θR−θP …(5)
第二のアーム60の回転角θ2を図6の状態から変化させないようにするために、第二のロータ30の回転角θRと仰角θ3は、式(6)の関係を有する。
θR=θ1+θ3 …(6)
式(6)に式(5)を代入すると、仰角θ3は式(7)のように表される。
θ3=θR−θ1=θP …(7)
仰角θ3と座標(X,Y)との間には、式(8)の関係が存在する。そのため、式(8)に式(7)を代入すると、第一のロータ20の回転角θPは式(9)のように求められる。
tanθ3=Y/X …(8)
θP=tan−1(Y/X) …(9)
距離Lと座標(X,Y)との間には、式(10)の関係が存在する。第二のアーム60の回転角θ2が不変である場合、距離Lも不変である。そのため、距離Lは、式(11)によって表される。式(7)および式(11)を式(10)に代入すると、式(12)が求められる。よって、第二のロータ30の回転角θRは、式(13)のように求められる。
cosθ3=X/L …(10)
L=2×r×sinθR …(11)
cosθ3=cosθP=X/L=X/(2×r×sinθR) …(12)
θR=sin−1(X/(2×r×cosθP)) …(13)
コントローラー120(図4参照)は、式(9)および式(12)を用いて第一のロータ20および第二のロータ30の回転角を計算し、第三のアーム70を所望の位置に移動させる。
図7は、アーム部APの旋回動作を示す図である。図7の左端部は、第二のロータ30を回転させて第三のアーム70を水平移動させた状態を示している。図7の左端部の状態から第一のロータ20と第二のロータ30を同方向に同量回転させると、アーム部APは、第二のアーム60の回転角θ2および第三のアーム70の回転角θ4を変化させずに、図7の左端部の状態から右端部の状態に向けて旋回する。
図8は、アーム部APの伸縮動作を示す図である。図8の左端部は、第二のロータ30を回転させて第三のアーム70を第一の位置P1に水平移動させた状態を示している。図8の左端部の状態から第二のロータ30を回転させると、第二のアーム60の回転角θ2は徐々に小さくなる。第三のアーム70は、先端部を鉛直下方に向けたまま、初期状態の位置(初期位置)P0に向けて移動する。
第二のロータ30をさらに回転させると、第三のアーム70は、初期位置P0を通過して第二の位置P2に到達する。第二の位置P2は、モータ部MPを挟んで第一の位置P1とは反対側の位置である。第一の位置P1から第二の位置P2に移動する際には、第一のロータ20は回転させない。これにより、第三のアーム70の先端部を鉛直下方に向けたまま、第三のアーム70の鉛直方向の位置を固定した状態で、第三のアーム70を水平方向に移動させることができる。
図9は、アーム部APのピックアンドプレースの動作を示す図である。図9の左端部は、第二のロータ30を回転させて第三のアーム70を水平移動させ、チャック部71によってワークを保持した状態を示している。コントローラー120は、図9の左端部の状態から第一のロータ20の回転角θPおよび第二のロータ30の回転角θRを制御し、第二のアーム60の回転角θ2を変化させずに、アーム部APを鉛直上方に向けて旋回させる。
アーム部APが所望の角度だけ旋回したら、コントローラー120は、第二のロータ30の回転を停止する。コントローラー120は、第一のロータ20を回転させてアーム部APを伸張させる。アーム部APが伸張したら、コントローラー120は、第一のロータ20の回転角θPおよび第二のロータ30の回転角θRを制御し、第二のアーム60の回転角θ2を変化させずに、アーム部APを鉛直下方に向けて旋回させる。なお、アーム部APの旋回と伸縮は同時に行ってもよい。
以上説明した本実施形態の多関節ロボット1では、第一のロータ20および第二のロータ30の回転駆動力は、第一のタイミングベルト81および第二のタイミングベルト82を介して第二のアーム60および第三のアーム70に伝達される。第一のアーム50の回転角θ1、第二のアーム60の回転角θ2および第三のアーム70の回転角θ4は、第一のロータ20の回転角θPおよび第二のロータ30の回転角θRによって制御される。
この構成によれば、第一のロータ20の回転角θPと第二のロータ30の回転角θRとの組み合わせによって、第一のアーム50の回転角θ1と第二のアーム60の回転角θ2とを個別に制御することができる。そのため、多関節ロボット1に複雑な動作をさせることができる。また、アームごとにモータが設けられていないので、可搬重量が大きい。
また、本実施形態では、ステータ10、第一のロータ20および第二のロータ30が、ハウジング90に一体に固定されている。そのため、第一のロータ20と第二のロータ30とを内蔵したアクチュエータMBが提供される。一つのアクチュエータMBに二つのロータが内蔵されるため、それぞれのロータに対応した二つのアクチュエータを用意する必要がない。そのため、小型の多関節ロボット1が提供される。
また、本実施形態では、第二のロータブラケット32が第一のプーリ41の外周を囲んで第一のアーム50に固定されている。そのため、第一のアーム50が回転したときに第一のアーム50と第一のプーリ41とが干渉しにくい。
また、本実施形態では、第二のアーム60および第三のアーム70は、回転軸AXと平行な方向において、第一のアーム50よりも第二のロータブラケット32から遠い位置に配置されている。そのため、第二のアーム60が回転したときに第二のアーム60および第三のアーム70が第二のロータブラケット32と干渉しにくい。よって、第三のアーム70を回転軸AXを挟んで水平方向の一方側から他方側まで広範囲に移動させることができる。
また、本実施形態では、第一のアーム50の長さD1と第二のアーム60の長さD2は等しく、第一のプーリ比は1/2となっている。そのため、第二のロータ30を回転させたときの第二のアーム60の回転角θ2は、第一のアーム50の回転角θ1の2倍となる。よって、第二のアーム60の先端部に取り付けられた第三のアーム70を、第二のロータ30の回転角θRに応じて直線的に移動させることができる。
また、本実施形態では、第二のプーリ比が2となっている。そのため、第二のロータ30を回転させたときの第三のアーム70の回転角θ4は、第一のアーム50の回転角θ1と等しくなる。第三のアーム70の回転の向きは、第一のアーム50の回転の向きと異なる。そのため、第三のアーム70の姿勢を、第二のロータ30の回転角θRに関係なく、常に同じ姿勢に保つことができる。
また、本実施形態では、コントローラー120は、第一のアーム50に対する第二のアーム60の回転角θ2が変化しないように、第一のロータ50の回転角θPに合わせて第二のロータ60の回転角θRを変化させる。そのため、第一のアームと第二のアームとを回転軸のまわりにスムーズに回転させることができる。
[第二の実施形態]
図10は、第二の実施形態に係る多関節ロボット2の正面図である。本実施形態において第一の実施形態と共通する構成要素については、同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施形態において第一の実施形態と異なる点は、第一の軸部52と第三のプーリ43とが第二のタイミングベルトで接続されていない点である。第三のプーリ43は、第三のアーム70の重心が常に第三のプーリ43の直下に配置されるように自由回転する。この構成によれば、第三のアーム70の姿勢を常に同じ姿勢に保つことができる。チャック部71が常に鉛直下方を向いているため、搬入レーンLL上のワークをチャック部71で保持したり、チャック部71の保持されたワークを搬出レーンULに載置したりする作業が容易になる。
1,2 多関節ロボット
10 ステータ
20 第一のロータ
30 第二のロータ
32 第二のロータブラケット
41 第一のプーリ
42 第二のプーリ
43 第三のプーリ
50 第一のアーム
52 第一の軸部
60 第二のアーム
62 第二の軸部
70 第三のアーム
81 第一のタイミングベルト
82 第二のタイミングベルト
90 ハウジング
110 第三の軸受部
113 第四の軸受部
115 第一の軸受部
116 第二の軸受部
AX 回転軸

Claims (9)

  1. 回転軸が水平方向に配置された第一のロータと、
    前記第一のロータと同軸に配置された第二のロータと、
    前記第一のロータに固定された第一のプーリと、
    先端部に第一の軸部を有し、基端部が前記第二のロータに固定された第一のアームと、
    前記第一の軸部に第一の軸受部を介して固定された第二のプーリと、
    前記第一のプーリと前記第二のプーリとに掛け渡された第一のタイミングベルトと、
    先端部に第二の軸部を有し、基端部が前記第二のプーリに固定された第二のアームと、
    前記第二の軸部に第二の軸受部を介して固定された第三のプーリと、
    基端部が前記第三のプーリに固定された第三のアームと、
    を有する多関節ロボット。
  2. 前記第一のロータと前記第二のロータとの間に配置された筒状のステータと、
    前記ステータが固定されたハウジングと、
    前記第一のロータを前記ハウジングに対して回転自在に支持する第三の軸受部と、
    前記第二のロータを前記ハウジングに対して回転自在に支持する第四の軸受部と、
    を有する請求項1に記載の多関節ロボット。
  3. 前記第一のロータは、前記ステータの径方向内側に配置され、
    前記第二のロータは、前記ステータの径方向外側に配置され、
    前記第二のロータは、前記第一のプーリの外周を囲む第二のロータブラケットを有し、
    前記第二のロータブラケットは、前記第一のアームに固定されている
    請求項2に記載の多関節ロボット。
  4. 前記第二のアームおよび前記第三のアームは、前記回転軸と平行な方向において、前記第一のアームよりも前記第二のロータブラケットから遠い位置に配置されている
    請求項3に記載の多関節ロボット。
  5. 前記第一のアームの長さと前記第二のアームの長さは等しく、
    前記第一のタイミングベルトが掛け渡された部分の前記第一のプーリの外径は、前記第一のタイミングベルトが掛け渡された部分の前記第二のプーリの外径の2倍である
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の多関節ロボット。
  6. 前記第一の軸部と前記第三のプーリとに掛け渡された第二のタイミングベルトを有する
    請求項5に記載の多関節ロボット。
  7. 前記第二のタイミングベルトが掛け渡された部分の前記第一の軸部の外径は、前記第二のタイミングベルトが掛け渡された部分の前記第三のプーリの外径の1/2倍である
    請求項6に記載の多関節ロボット。
  8. 前記第三のプーリは、前記第三のアームの重心が常に前記第三のプーリの直下に配置されるように自由回転する
    請求項1ないし5のいずれか1項に記載の多関節ロボット。
  9. 前記第一のロータの回転角と前記第二のロータの回転角とを独立に制御するコントローラーを有し、
    前記コントローラーは、前記第一のアームに対する前記第二のアームの回転角が変化しないように、前記第一のロータの回転角に合わせて前記第二のロータの回転角を変化させる
    請求項1ないし8のいずれか1項に記載の多関節ロボット。
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