JP2017212800A - 電気柵用電線張設システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電線支持具が支柱に迅速に固定でき、電線に引っ張り力が加わっても容易に支柱軸周りを回転せず、雨天時に水濡れした場合も漏電せず、電線が弛んでも容易に張り直すことができ、電線をより長くすることが必要な支柱の位置変更が容易にできる電線張設システムを提供する。
【解決手段】電線支持具の支柱60への固定は、挟持片21と22で支柱を挟み留め具40のローラー42を挟持片22の端部に掛けることにより行う。支柱は電線支持具の凹部との摩擦が大きくなる形態を有しており、電線支持具は容易に支柱の軸の周りを回転しない。碍子30は直立しており、下部は下面が開いた空洞となっており雨天時も漏電は起こらない。碍子の円盤状部分は複数の切り込み34を有し、電線70を複数の切り込みの間に弛みを持たせて系止できるので、電線が弛んだ場合容易に張り直すことができ、電線をより長くすることが必要な支柱の位置変更が容易にできる。
【選択図】図6

Description

本発明は、獣害防止用の電気柵の電線を支柱に張設する器具と該器具に適合した支柱に関するものである。
我が国では近年、中山間地の里山に接する田畑等で、サル、シカ、イノシシ、アライグマ、ハクビシンなどによる農作物の被害が甚だしくなっており、これを防ぐため田畑の周囲を電気柵で囲うことが広く行われている。電気柵は、田畑の周囲に数メートル間隔で支柱を立て、この支柱の間に裸電線あるいは合成樹脂コードに金属線を撚り込んだ導電線を張り巡らし、この電線を電源装置の一方の極に繋ぎ、高電圧を印加するものである。電源装置の他の極はアースする。害獣がこの電線に接触すると高電圧が害獣の体内を通り足から地中に流れアースに通ずる。これにより害獣は電撃を受け、それ以後電撃を恐れ電気柵に近づかなくなる。
電気柵用電線支持具(以下「電線支持具」と略称する)としては様々なものが提案されている。その中でも最も広く用いられてきたのは図1に示すような電線支持具である(特許文献1の図9)。この電線支持具は碍子30とフック80よりなり、フック80の下半分はネジ90が切ってあり、このネジに螺合する蝶ネジ100を有する。この電線支持具はフック80と碍子30の間に支柱60を挟み蝶ネジ100を回して碍子とフックで支柱を締め付けることにより支柱に固定する仕組みである。しかし、電線支持具を支柱に固定するには蝶ネジを何回も回さなければならず煩雑である。一辺100mの正方形の1ヘクタールの田畑に電気柵を設置する場合、支柱の必要数は100本程度となる。サル、シカ、イノシシ、アライグマなど様々な種類の害獣の田畑への侵入を防ぐためには、電線は高さを変えて4本程度張設する必要があるので、必要な電線支持具の数は400個程度となる。これを、蝶ネジを回して支柱に固定するのには長時間を要する。また、小型の害獣であるアライグマを防ぐためには電気柵の最下段の電線は地表から15cm程度の高さに張設することが必要であるが、高低差や凹凸がありがちな中山間地の圃場では、地表から15cmの高さを保って電線を調節するためには電線支持具の高さを何回も変えて試行錯誤する必要があり、電線支持具のネジを回して高さを変えることは非常に煩わしい。特許文献1の図1記載の電線支持具は、フックにネジ溝を切らない部分を設けることにより、この問題を多少緩和しているが、それほど劇的な改善とは言えない。特許文献2,特許文献3,特許文献4記載の電線支持具もネジを回して支柱に固定する点では上記の電線支持具と同じであり、同じ問題がある。
さらに、支柱は円柱状のものが最も一般的であるが、上記の従来の電線支持具(図1)では、フックと支柱の接点が一点であるため、支柱と電線支持具の間の摩擦力が弱く、電線張設時に電線を誤って踏みつけるなどして電線に引っ張り力が加わると電線支持具が支柱の軸の周りを容易に回転し、電線が弛んでしまう。踏みつけた場所の両側の支柱の電線支持具だけでなく、それに隣接する数本の支柱の電線支持具も回転してしまうため、それを修復することはたいへん煩わしい。特許文献2の電線支持具はフックの形を多角形にすることにより支柱と電線支持具の接点の数を増やし摩擦力の向上を図っているが十分とは言えない。また電気柵用の支柱は金属製のパイプに合成樹脂で被覆したものが多く用いられているが、電線支持具と支柱被覆表面の摩擦係数が低いことも、電線支持具が支柱軸の周りを容易に回転してしまう原因の一つと考えられる。
また、電気柵の電線を支柱に固定する際、電線と支柱の絶縁を保つことが必要である。そのため電線を支柱上に支持固定する電線支持具には碍子が用いられている。しかし、上記の従来の電線支持具(図1)、特許文献1の図1の電線支持具、特許文献2及び特許文献4の電線支持具では、いずれも支柱に固定したとき碍子の長軸方向が水平になる。そのため、雨天時など全体が水濡れした場合、電気が電線から水濡れした電線支持具表面を経て支柱表面に沿って地中に漏電する可能性が高い。そうすると、電線に印加された電圧は非常に低くなり害獣防除効果は無くなる。
また、電線は人間や害獣による接触や温度変化などの影響で、次第に弛んでくる。上記に引用したいずれの電線支持具でも、弛んだ電線をまっすぐに強く張り直すことは容易でない。特に複数の電線を張設している場合において一部の電線のみ弛んでいるような場合は、困難である。さらに、電線を張設した後に、支柱の位置を変更することが望ましくなる場合もしばしば発生するが、特に電線をより長くすることが必要な位置変更は困難である。
特開平8−249962公報 特開2007−305307公報 特開2011−3411公報 特開2011−113698公報
本発明が解決しようとする課題は、第一に電線支持具の支柱への取り付けをごく短時間にできるようにすること、第二に電線支持具を支柱に取り付けたときに電線支持具が容易に支柱の周りを回転しないように強固に固定できるようにすること、第三に雨天時に水濡れした場合でも、電線から地面への漏電が無いようにすること、第四に電線が弛んだ場合に、弛んだ電線を容易にまっすぐに強く張り直すことができるようにすること、第5に電線をより長くすることが必要な支柱の位置変更を容易にすること、以上の五課題である。
本発明に係る電線支持具は挟持部と電線を系止する碍子部よりなる。挟持部は支柱を挟む二つの挟持片を有する。両挟持片は内側の支柱に当接する部分に凹部を有し、凹部の形状は、本電線支持具を円柱状の支柱に固定したとき支柱に隙間無く接する形状である。
本電線支持具の支柱への取り付けは、二つの挟持片の凹部に支柱が当接するようにして支柱を挟み、一方の挟持片の端部に挿通された留め具のローラーを他方の挟持片に掛けることにより行う。
請求項2および請求項3に係る電線支持具では、碍子は支柱に取り付けたとき垂直になるように本体に突接されている。碍子は上部に複数の円盤あるいは多角形盤を有し電線を盤と盤の間に形成される溝状部分に巻き付けることにより碍子に固定する。碍子の下部は下面が開いた空洞とする。雨天時に電線支持具が水濡れしたときも、この空洞の内壁は濡れない。そのため電線と支柱の表面に付着した水とは絶縁が保たれる。その結果、電線からの漏電は発生しない。
請求項3に係る電線支持具では碍子の円盤あるいは多角形盤のうち少なくとも一つはその外周に複数の切り込みを有する。電線を張設するとき、電線を複数の切り込みに挟み込んで固定することにより切り込みと切り込みの間で弛ませておくことができる。
請求項4に係る支柱は請求項1,請求項2,あるいは請求項3の電気柵用電線支持具の凹部との摩擦係数が0.5以上となる被覆膜により被覆されており、請求項1,請求項2,あるいは請求項3の電線支持具を固定したとき凹部に隙間無く接する。そのため請求項1,請求項2,あるいは請求項3の電線支持具を本支柱に固定したとき、電線支持具と支柱の間の摩擦力は非常に大きい。
請求項5にかかる支柱は、表面に支柱の長手方向に沿って支柱軸と平行な溝を10ないし50本、等間隔に有し、横断面は歯車状をなす。また請求項5に係る電線支持具は、その挟持部の凹部に溝を3ないし15本、挟持部の短手方向に平行に等間隔に有している。支柱を横断した断面図に現れる上記の溝の中央から隣接する溝の中央までに形成される突部の形状、すなわち上記の歯車の一つ一つの歯の形状は、電線支持具の凹部の平面図において現れる一つ一つの溝の形状と合同である。それゆえ、該電線支持具を該支柱に固定したとき、支柱表面の歯車状の歯が電線支持具の凹部に形成された溝と噛み合い、電線支持具を支柱軸周りに回転させようとする力に対する抵抗力が非常に大きい。
請求項1に係る電線支持具は、支柱に固定するとき、二つの挟持片を開いて支柱を挟み、留め具のローラーを一方の挟持片に掛けるだけで固定できるので、従来品のネジで固定する方式に比べ固定に要する時間が格段に短い。数百もの電線支持具を100本以上の支柱に固定しなければならないことが通常である電気柵の設置に要する時間を画期的に短縮できる。さらに、挟持片の支柱に当接する部分は支柱に隙間無く接する形状の凹部を有しているので、挟持片は支柱と面で接触している。そのため、支柱と電線支持具の摩擦力は点で接する方式に比べ格段に大きく、電線支持具を支柱に強く固定できる。
請求項2に係る電線支持具は、上記の効果の他に、碍子が直立しているため雨天時に電線支持具および支柱が水濡れした場合でも電線と地面の間の絶縁が維持され、漏電することが無いという効果を有する。
請求項3に係る電線支持具は、上記の効果に加えて、碍子盤部に複数の切り込みを有し、ここに電線を挟み込んで固定できるため、電線に弛みが生じた場合、電線を引っ張りまっすぐにして、余分な部分を複数の切り込みの間で弛ませておくことによって、容易に支柱間の電線の弛みをなくすことができる。また電線張設時にあらかじめ複数の切り込みの間に電線を弛ませて固定して張設しておけば、電線をより長くすることが必要な支柱の位置変更をするときは、この弛み部分を少なくするように電線をまき直すことにより容易に位置変更することができる。
請求項4に係る支柱は、請求項1,2,3の電線支持具を本支柱に固定したとき、電線支持具と支柱の間の摩擦力が非常に高いため、電線を誤って踏むなどして電線が強く引っ張られた場合にも電線支持具が容易に支柱の軸の周りを回転することはない。
請求項5にかかる支柱と電線支持具は、支柱表面に形成された歯車状の歯の一つ一つと電線支持具の支柱に当接する挟持部凹部に形成された溝の一つ一つが噛み合い、電線に強い引っ張り力が加わった場合でも、電線支持具は容易に支柱の軸の周りを回転することはない。
図1は従来品の電線支持具の横断平面図である。 図2は実施例1に係る電線支持具の平面図である。 図3は実施例1に係る電線支持具の正面図である。 図4は図2のA-A’での断面図である 図5は実施例1に係る支柱を縦断した断面図である。 図6は実施例1に係る電線支持具を支柱に固定し電線を巻き付けた状態の斜視図である。 図7は実施例2に係る電線支持具を支柱に固定したときの挟持部の斜視図である。 図8は図7のB-B’での断面図である。 図9は実施例3に係る電線支持具の斜視図である。 図10は実施例3に係る電線支持具の底面図である。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図2は、本発明に係る電線支持具の1実施例の平面図、図3は同じく正面図である。本体10は一端に支柱を挟む挟持部20を、他端に碍子30を有する。挟持部20は2個の挟持片21と22より成り、挟持片21の端部に留め具40を有する。本体及び碍子はポリプロピレン、ABS樹脂、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリスチレン等の絶縁体材料により形成する。
挟持片21および22には支柱に固定するとき支柱に当接する位置に、支柱と隙間無く接する形状の凹部24が形成されている。これによって、挟持片と支柱は面的に接触するので、挟持片と支柱の摩擦力が大きく、電線支持具は支柱に強く固定される。
挟持片22は結合部23で本体と角度可変に結合されている。
図2,図3,図4、図6に示すように碍子30は円盤部31と32を有する。31と32の間に形成される溝部33(図3、図4、図6)に電線70を巻き付けて電線を本電線支持具に系止する。図4に示すように碍子の下部は下面が開いた空洞35となっている。本電線支持具を支柱に固定したとき碍子30は垂直になるので、雨天時に全体に水濡れしても碍子下部の空洞の内壁は濡れないため電線からの漏電は発生しない。円盤32は複数の切り込み34(図2,図3)を有する。電線が弛んだとき、電線をまっすぐに引っ張り余分な部分をこの切り込み34に挟み込んで固定することにより電線の弛みをなくすことができる。
留め具40(図2,図3)は一辺の中央部が切除された四角形に成型された剛性の線材41とローラー42から成り、該四角形の切除された辺と対向する辺は該ローラーに挿通され、該四角形の中央部が切除された辺の二つの端部は、一方の挟持片の端部に挿通されている。留め具40は挟持片21に挿通された線材部分を軸にして自由に回転できる。線材の挟持片に挿通した部分とローラーの軸の間の水平距離は二つの挟持片を閉じたときの両挟持片の真上から見て外側同士の距離より僅かに短くすることが望ましい。そうすることによって、支柱を挟んで二つの挟持片を閉じて、本留め具のローラーを挟持片22に掛けたとき、支柱を二つの挟持片で強く挟んで固定することができる。図2に示すように線材の四角形のローラーあるいは挟持片に挿通していない2辺は上から見て「へ」の字型に成型されている。このことによって「へ」の字の角度が開閉することによって、ローラーの弾性と相まって、線材の挟持片に挿通した部分とローラーの軸の間の水平距離がわずかに伸縮するので、ローラーを挟持片に掛けやすくなると共に、線材の弾性によるバネ効果により両挟持片を強く締め付けることができる。従って、この辺は直線でも良いが、実施例1のように「へ」の字型に成型することが望ましい。またローラーは本体と同じ材料を用いても良いがシリコンゴムなどの弾性素材により形成することが望ましい。
図5に支柱を縦断した断面図を示す。支柱60は心材61が絶縁体製の被覆膜62で被覆されていることにより構成されている。心材の材料としてはステンレス、スチール、アルミなどの金属が好適である。被覆膜の材料としては、電線支持具の凹部との摩擦係数が0.5以上になるポリスチレン、塩化ビニール、ポリウレタン等の合成樹脂や天然ゴム、イソプレンゴム、シリコンゴム、ブチルゴム等のゴムなどが好適である。
図6に本電線支持具を支柱に固定し電線を系止した状態の斜視図を示す。電線70は溝34に数回巻き付けた後、2箇所の切り込み34に挟み込んで弛みを持たせた後、再度34に数回巻き付け固定されている。
図7と図8に本発明に係る電線張設システムのもう一つの実施例を示す。図7は本実施例の電線支持具を支柱に固定したときの支柱挟持部分の斜視図である。また図8は図7のB-B’における断面図である。図7では支柱の長手方向に沿って形成された溝が示されている。図8に示すように支柱60は円筒状の心材61が被覆膜62で被覆されており、被覆外表面は歯車状に成型されている。また電線支持具の挟持部の凹部24は支柱表面の歯車状の歯と同形の溝が形成され、支柱の歯と凹部の溝が噛み合って当接する(図7、図8)。電線支持具の凹部以外の形状は、実施例1の電線支持具と同じである。
図9は本発明に係る電線支持具のもう一つの実施例の斜視図、図10は同じく底面図である。本電線支持具では二つの挟持片21と22は一端で蝶番50により結合されており、開閉可能となっている。留め具40は略U字形に成型された剛性の線材41とローラー42から成り、該U字の一端はローラー42に挿通され、該U字の他端は、挟持片21の端部に挿通されている。留め具40は挟持片21に挿通された線材部分を軸にして自由に回転できる。線材のU字状の底部は実施例1と異なり直線状である。また碍子30は一方の挟持片21に突設されている。支柱に本電線支持具を固定するときは挟持辺21と22の凹部24に支柱が当接するようにして支柱を挟み、留め具40のローラー42を挟持辺22の端部に掛けることにより固定する。
10 電線支持具本体
20 挟持部
21 挟持片
22 本体との角度可変の挟持片
23 角度可変の挟持片の本体との結合部
24 凹部
30 碍子
31 碍子の円盤1
32 碍子の円盤2
33 円盤間の溝部
34 切り込み
35 碍子下部の空洞
40 留め具
41 留め具を構成する剛性線材
42 留め具を構成する弾性ローラー
50 蝶番
60 電気柵の支柱
61 支柱の心材
62 支柱の被覆膜
70 電気柵の電線
80 フック
90 ネジ部
100 蝶ネジ

Claims (5)

  1. 円柱状の支柱と電線支持具からなる電気柵用電線張設システムの電線支持具であって、
    一端に、電気柵の支柱を挟んで本体を支柱に固定する挟持部と、
    挟持部の端部に留め具と
    他端に電気柵の電線を巻き付けて電線を支持する碍子と、
    を備え、
    上記の挟持部は二つの挟持片を有し、この二つの挟持片は相互の角度が可変であって開閉が可能であり、支柱と当接する側に凹部を有し、
    上記凹部は電線支持具を支柱に固定したとき、支柱に隙間無く接する形状であり、
    上記留め具は略U字形あるいは一辺の中央部が切除された四角形に成型された線材と、ローラーより成り、該U字の一端あるいは該四角形の切除された辺と対向する辺は該ローラーに挿通され、該U字の他端あるいは該四角形の中央部が切除された辺の二つの端部は、一方の挟持片の端部に回転自由に挿通されていること、
    を特徴とする電気柵用電線支持具。
  2. 碍子が、上部に複数の円盤あるいは多角形盤を有し、下部は下面が開いた空洞となっており、電線支持具を支柱に固定したとき碍子の軸が垂直になるように本体に突接されていること、
    を特徴とする請求項1の電気柵用電線支持具。
  3. 碍子の円盤あるいは多角形盤の少なくとも1個がその外周に複数の切り込みを有すること、
    を特徴とする請求項1および請求項2の電気柵用電線支持具。
  4. 円柱状の支柱と電線支持具からなる電気柵用電線張設システムの支柱であって、
    請求項1,請求項2,または請求項3の電気柵用電線支持具の凹部との摩擦係数が0.5以上となる被覆膜により被覆されており、
    請求項1、請求項2、または請求項3の電気柵用電線支持具を該支柱に固定したとき該支柱が該電線支持具の凹部に隙間無く接触する外周形状であること、
    を特徴とする電気柵用電線張設システムの支柱
  5. 支柱と電線支持具からなる電気柵用電線張設システムであって、
    支柱が、表面に支柱の長手方向に沿って支柱軸と平行な溝を10ないし50本、等間隔に有し、
    電線支持具が、その挟持部の凹部に溝を3ないし15本、挟持部の短手方向に平行に等間隔に有し、
    支柱を横断した断面における上記の溝の中央から隣接する溝の中央までに形成される突部の形状と、電線支持具の凹部の溝の横断面の形状とが合同であること、
    を特徴とする、請求項1,請求項2,または請求項3の電線支持具と支柱からなる電気柵用電線張設システム。
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