JP2017207405A - 半導体装置の評価方法、半導体装置の評価装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の評価方法、半導体装置の評価装置及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ロックイン・サーモグラフィを用いて、半導体装置の性能を評価する。
【解決手段】信号入力部110は、半導体装置20に、第1の信号を入力する。撮像部120は、半導体装置20に第1の信号が入力されている間、半導体装置20の赤外線画像を撮像する。検出部130は、半導体装置20の複数の領域それぞれについて、半導体装置20に生じる温度変化を第2の信号として検出する。生成部140は、第2の信号を分析することにより、温度差分布及び位相差分布の少なくとも一方を生成する。評価部150は、前記温度差分布及び前記位相差分布の少なくとも一方に基づいて、半導体装置20の性能を評価する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置の評価方法、半導体装置の評価装置及び半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置の検査に、ロックイン・サーモグラフィが用いられることがある。例えば、特許文献1には、ロックイン・サーモグラフィを用いて、半導体チップの欠陥を検出する方法が記載されている。
特表2013−526723号公報
半導体装置は、半導体層を有することがある。半導体層を有する半導体装置としては、例えば、太陽電池、発光装置及び有機電界効果トランジスタが挙げられる。
半導体層を有する半導体装置は、例えば、長時間の使用により、劣化することがある。このような半導体装置においては、半導体装置の劣化を検出するために、半導体装置の性能を評価することが重要となる。
本発明の目的は、ロックイン・サーモグラフィを用いて、半導体層を有する半導体装置の性能を評価することにある。
本発明によれば、
半導体層を有する半導体装置の評価方法であって、
前記半導体装置に第1の信号を入力する工程と、
前記半導体装置の複数の領域それぞれについて、前記半導体装置に生じる温度変化を第2の信号として検出する工程と、
前記第2の信号を分析することにより、温度差分布及び位相差分布の少なくとも一方を生成する工程と、
前記温度差分布及び前記位相差分布の少なくとも一方に基づいて、前記半導体装置の性能を評価する工程と、
を備える評価方法が提供される。
本発明によれば、
半導体層を有する半導体装置の評価装置であって、
前記半導体装置に第1の信号を入力する信号入力部と、
前記半導体装置の複数の領域それぞれについて、前記半導体装置に生じる温度変化を第2の信号として検出する検出部と、
前記第2の信号を分析することにより、温度差分布及び位相差分布の少なくとも一方を生成する生成部と、
前記温度差分布及び前記位相差分布の少なくとも一方に基づいて、前記半導体装置の性能を評価する評価部と、
を備える評価装置が提供される。
本発明によれば、
半導体層を形成する工程と、
前記半導体層を有する半導体装置の性能を評価する工程と、
を備え、
前記半導体装置の性能を評価する工程は、
前記半導体装置に第1の信号を入力する工程と、
前記半導体装置の複数の領域それぞれについて、前記半導体装置に生じる温度変化を第2の信号として検出する工程と、
前記第2の信号を分析することにより、温度差分布及び位相差分布の少なくとも一方を生成する工程と、
前記温度差分布及び前記位相差分布の少なくとも一方に基づいて、前記半導体装置の性能を評価する工程と、
を備える半導体装置の製造方法が提供される。
本発明によれば、ロックイン・サーモグラフィを用いて、半導体層を有する半導体装置の性能を評価することができる。
第1の実施形態及び第2の実施形態に係る評価装置の構成を示す図である。 温度差分布の一例を示した図である。 図2に示した温度差の度数分布を示した図である。 位相差分布の一例を示した図である。 図4に示した位相差の度数分布を示した図である。 半導体装置の電流−電圧特性と位相差分布との関係を説明するための図である。 半導体装置の電流−電圧特性と位相差分布との関係を説明するための図である。 温度差分布の一例を示した図である。 図8に示した温度差の度数分布を示した図である。 位相差分布の一例を示した図である。 図10に示した位相差の度数分布を示した図である。 第3の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するためのフローチャートである。 半導体装置の製造方法を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
以下に示す説明において、検出部130、生成部140、評価部150及び記憶部160は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックである。
以下に示す説明において、検出部130、生成部140、評価部150及び記憶部160は、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせによって実現される。ハードウェアとしては、例えば、コンピュータのCPU、コンピュータのメモリ、ハードディスク及びネットワーク接続機器が挙げられる。ソフトウェアとしては、例えば、図1に示した構成を実現するプログラムが挙げられる。
以下に示す説明において、評価装置10を構成する方法及び評価装置10を構成する装置には、様々な変形例がある。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る評価装置10の構成を示す図である。評価装置10は、ロックイン・サーモグラフィを用いて、半導体装置20の温度差分布及び半導体装置20の位相差分布を測定する。評価装置10は、半導体装置20の温度差分布及び半導体装置20の位相差分布の少なくとも一方に基づいて、半導体装置20の性能を評価する。図1に示す例において、評価装置10は、信号入力部110、撮像部120、検出部130、生成部140、評価部150及び記憶部160を備える。
図1に示す例において、半導体装置20は、光電変換装置である。半導体装置20が光電変換装置である場合、半導体装置20の半導体層200は、光電変換層である。
図1に示す例において、半導体装置20は、発光装置(例えば、OLED:Organic Light−Emitting Diode)であってもよい。半導体装置20が発光装置である場合、半導体装置20の半導体層200は、発光層である。
図1に示す例において、半導体層200は、薄膜である。半導体層200の膜厚としては、10μm以下が好ましく、1.0μm以下がさらに好ましい。
図1に示す例において、半導体装置20は、有機光電変換装置(有機薄膜太陽電池)である。有機光電変換装置の半導体層200としては、例えば、共役高分子化合物、フラーレン及びフラーレン誘導体からなる群から選ばれる1種以上の化合物を含む層が挙げられる。
図1に示す例において、半導体装置20は、有機光電変換装置(有機薄膜太陽電池)以外の光電変換装置(太陽電池)であってもよい。有機光電変換装置以外の光電変換装置(太陽電池)としては、例えば、単結晶シリコン太陽電池、多結晶シリコン太陽電池、アモルファスシリコン太陽電池、CIS太陽電池、CIGS太陽電池、CdTe太陽電池、GaAs太陽電池、色素増感太陽電池及びHyun Suk Jung,Nam−Gyu Park,Small,"Perovskite Solar Cells:From Materials to Devices",2015,Volume 11,Pages 10−25に記載のペロブスカイト太陽電池が挙げられる。
以下、第1の実施形態では、半導体装置20が、有機光電変換装置(有機薄膜太陽電池)であるものとして説明する。
半導体装置20は、通常、第1の電極210及び第2の電極220からなる一対の電極間に、光電変換層を有する。
半導体装置20は、通常、基板上に形成される。基板は、電極を形成し、その上に光電変換層を形成する際に、化学的に変化しないものであればよい。基板の材料としては、例えば、ガラス、プラスチック及びシリコンが挙げられる。
第1の電極210及び第2の電極220の一方は、透明または半透明であることが好ましい。透明または半透明の電極の材料としては、金属酸化物及び金属が挙げられる。金属酸化物としては、例えば、酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化スズ、インジウム・亜鉛・オキサイド(IZO)及びインジウム・スズ・オキサイド(ITO)が挙げられる。金属としては、銅、銀、金及びアルミニウムが挙げられる。透明または半透明の電極の材料としては、酸化スズ、IZO及びITOが好ましい。
第1の電極210及び第2の電極220の一方は、透明でなくてもよい。該電極の材料としては、金属及び合金が好ましい。金属としては、例えば、銅、銀、金及びアルミニウムが挙げられる。合金としては、例えば、リチウム−マグネシウム合金、リチウム−アルミニウム合金、リチウム−インジウム合金、マグネシウム−銀合金、マグネシウム−アルミニウム合金、マグネシウム−インジウム合金、カルシウム−アルミニウム合金及び銀−インジウム合金が挙げられる。
信号入力部110は、半導体装置20に、第1の信号を入力する。図1に示す例において、第1の信号は、正弦波信号または矩形波信号である。
信号入力部110は、半導体装置20に、電圧を印加する。
信号入力部110は、半導体装置20に、光(例えば、白色光)を照射してもよい。
撮像部120は、半導体装置20に第1の信号が入力されている間、半導体装置20の赤外線画像を撮像する。撮像部120は、第1の信号の周波数よりも高いフレームレートで、半導体装置20の赤外線画像を撮像する。温度分解能を向上させる観点から、フレームの総数は、100枚以上が好ましく、1000枚以上がより好ましく、2000枚以上がさらに好ましい。
検出部130は、半導体装置20の複数の領域それぞれについて、半導体装置20に生じる温度変化のうち、参照信号に同期する温度変化を第2の信号として検出する。参照信号は、第1の信号と同じ周波数を有する。
生成部140は、半導体装置20の複数の領域それぞれについて、第2の信号を分析することにより、温度差分布及び位相差分布の少なくとも一方を生成する。
本発明において、温度差は、参照信号に同期する温度変化の最大値を意味する。
本発明において、位相差は、参照信号と第2の信号との時間的なずれを意味する。
図3を用いて後述するように、生成部140は、温度差分布に基づいて、温度差の度数分布を生成することができる。
図5を用いて後述するように、生成部140は、位相差分布に基づいて、位相差の度数分布を生成することができる。
評価部150は、温度差分布及び位相差分布の少なくとも一方に基づいて、半導体装置20の性能を評価する。半導体装置20の性能としては、例えば、光電変換効率が挙げられる。
評価部150は、記憶部160から基準データを読み出す。本発明において、基準データは、半導体装置20の性能を評価するための基準となる温度差分布、及び半導体装置20の性能を評価するための基準となる位相差分布の少なくとも一方を意味する。基準データとしては、例えば、劣化していない半導体装置20の温度差分布、及び劣化していない半導体装置20の位相差分布の少なくとも一方が挙げられる。
評価部150は、生成部140が生成した温度差分布と基準データとの差、及び生成部140が生成した位相差分布と基準データとの差の少なくとも一方に基づいて、半導体装置20の性能を評価することができる。
図6及び図7を用いて後述するように、評価部150は、生成部140が生成した温度差分布と基準データとの差、及び生成部140が生成した位相差分布と基準データとの差の少なくとも一方に基づいて、半導体装置20の性能の低下(例えば、曲線因子の低下)を評価することができる。
評価部150は、生成部140が生成した温度差分布と基準データとの差、及び生成部140が生成した位相差分布と基準データとの差の少なくとも一方に基づいて、半導体装置20の欠陥を検出してもよい。
以下、本発明をさらに詳細に説明するために実施例を示すが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例
<インクの製造>
1,2−ジクロロベンゼンに、高分子化合物(三協化成社製、商品名:PNTz4T)及びフラーレン誘導体(フロンティアカーボン社製、商品名:nanom spectra E100H)を溶解し、インクを製造した。高分子化合物の重量に対するフラーレン誘導体の重量の比は、2.0であった。高分子化合物とフラーレン誘導体との重量の合計は、インクの重量に対して、1.2重量%であった。
<ZnO層の形成>
ガラス基板上に形成されたITO膜上に、ZnOの分散液(アルドリッチ社製、商品名:ZnO nanoparticle, dispersion)をスピンコートし、200℃で10分間加熱した。
<光電変換層の形成>
ZnO層の上に、上記インクをスピンコートし、高分子化合物及びフラーレン誘導体を含む層(光電変換層)を形成した。光電変換層の膜厚は、180nmであった。
<PEDOT:PSS層の形成>
光電変換層の上に、PEDOT:PSS(ヘレウス社製、商品名:HTL Solar N)をスピンコートした。
<有機薄膜太陽電池の形成>
PEDOT:PSS層の上に、1×10−5Pa〜1×10−4Paの真空中で、MoO(NewMet社製、商品名:MOLYBDENUM (VI) OXIDE)を20nm蒸着した。次いで、MoO層の上に、1×10−5Pa〜1×10−4Paの真空中で、銀を100nm蒸着して、半導体装置20としての有機薄膜太陽電池を得た。
<封止>
封止基板(ガラスキャップ)の外周部に、紫外線硬化性エポキシ樹脂(スリーボンド社製、商品名:ThreeBond 3124)を塗布した。この封止基板と、半導体装置20としての有機薄膜太陽電池が形成された素子基板とを貼り合わせ、封止材に紫外線を照射して、有機薄膜太陽電池を封止した。紫外線照射後、素子基板を80℃で1時間加熱して、半導体装置21A及び半導体装置22Aを得た。
シリコン系フォトダイオード(分光計器社製、商品名:BS−520BK)を用いて、ソーラシミュレータ(分光計器社製、商品名:多機能ソーラシミュレータ)の光量を1SUNに調整した。次いで、ソーラシミュレータ(分光計器社製、商品名:多機能ソーラシミュレータ)の光を照射しながら、半導体装置21Aの電流−電圧特性を測定した。以下の表1に示すように、光電変換効率は5.4%、曲線因子は0.63であった。
シリコン系フォトダイオード(分光計器社製、商品名:BS−520BK)を用いて、ソーラシミュレータ(分光計器社製、商品名:OTENTO−SUN V)の光量を1SUNに調整した。次いで、半導体装置21Aの出力端子を開放し、半導体装置21Aに、ショートパスフィルター(朝日分光社製、商品名:SI0840)を通して、ソーラシミュレータ(分光計器社製、商品名:OTENTO−SUN V)の光を96時間照射した(半導体装置21B)。
シリコン系フォトダイオード(分光計器社製、商品名:BS−520BK)を用いて、ソーラシミュレータ(分光計器社製、商品名:多機能ソーラシミュレータ)の光量を1SUNに調整した。次いで、ソーラシミュレータ(分光計器社製、商品名:多機能ソーラシミュレータ)の光を照射しながら、半導体装置21Bの電流−電圧特性を測定した。以下の表1に示すように、光電変換効率は3.1%、曲線因子は0.46であった。
半導体装置21Bを100℃で1時間加熱した(半導体素子21C)。
シリコン系フォトダイオード(分光計器社製、商品名:BS−520BK)を用いて、ソーラシミュレータ(分光計器社製、商品名:多機能ソーラシミュレータ)の光量を1SUNに調整した。次いで、ソーラシミュレータ(分光計器社製、商品名:多機能ソーラシミュレータ)の光を照射しながら、半導体装置21Cの電流−電圧特性を測定した。以下の表1に示すように、光電変換効率は4.8%、曲線因子は0.58であった。
図2は、半導体装置21A、半導体装置21B及び半導体装置21Cの温度差分布の一例を示した図である。図3は、図2に示した温度差の度数分布を示した図である。
図2及び図3に示す例において、第1の信号は、正弦波電圧(周波数:1.8Hz、振幅:4.0V、オフセット電圧:0V)であった。フレームレートは51Hz、フレームの総数は2000枚であった。
図2に示すように、半導体装置21Bの温度差分布(β)は、半導体装置21Aの温度差分布(α)とは異なっていた。この結果は、半導体装置21Aの光電変換効率の低下(半導体装置21Aの劣化)に対応する。
図2に示すように、半導体装置21Cの温度差分布(γ)は、半導体装置21Aの温度差分布と類似していた。この結果は、半導体装置21Bの性能の回復に対応する。
図3に示すように、半導体装置21Bの温度差の度数分布(β)は、半導体装置21Aの温度差の度数分布(α)とは異なっていた。この結果は、半導体装置21Aの光電変換効率の低下(半導体装置21Aの劣化)に対応する。
図3に示すように、半導体装置21Cの温度差の度数分布(γ)は、半導体装置21Aの温度差の度数分布(α)と類似していた。この結果は、半導体装置21Bの性能の回復に対応する。
図2及び図3に示すように、温度差分布に基づいて、半導体装置20の性能を評価することができた。
図4は、半導体装置21A、半導体装置21B及び半導体装置21Cの位相差分布の一例を示した図である。図5は、図4に示した位相差の度数分布を示した図である。
図4及び図5に示す例において、第1の信号は、正弦波電圧(周波数:1.8Hz、振幅:4.0V、オフセット電圧:0V)であった。フレームレートは51Hz、フレームの総数は2000枚であった。
図4に示すように、半導体装置21Bの位相差分布(β)は、半導体装置21Aの位相差分布(α)とは異なっていた。この結果は、半導体装置21Aの光電変換効率の低下(半導体装置21Aの劣化)に対応する。
図4に示すように、半導体装置21Cの位相差分布(γ)は、半導体装置21Aの位相差分布(α)と類似していた。この結果は、半導体装置21Bの性能の回復に対応する。
図5に示すように、半導体装置21Bの位相差の度数分布(β)は、半導体装置21Aの位相差の度数分布(α)とは異なっていた。この結果は、半導体装置21Aの光電変換効率の低下(半導体装置21Aの劣化)に対応する。
図5に示すように、半導体装置21Cの位相差の度数分布(γ)は、半導体装置21Aの位相差の度数分布(α)と類似していた。この結果は、半導体装置21Bの性能の回復に対応する。
図4及び図5に示すように、位相差分布に基づいて、半導体装置20の性能を評価することができた。
図6は、半導体装置21A、半導体装置21B及び半導体装置21Cの電流−電圧特性と、半導体装置21A、半導体装置21B及び半導体装置21Cの位相差の度数分布との関係を説明するための図である。
図6(a)は、半導体装置21A、半導体装置21B及び半導体装置21Cの電流−電圧特性を示した図である。図6(a)中のαは、半導体装置21Aの電流−電圧特性を示す。図6(a)中のβは、半導体装置21Bの電流−電圧特性を示す。図6(a)中のγは、半導体装置21Cの電流−電圧特性を示す。
図6(b)は、半導体装置21A、半導体装置21B及び半導体装置21Cの位相差の度数分布を示した図である。図6(b)中のαは、半導体装置21Aの位相差の度数分布を示す。図6(b)中のβは、半導体装置21Bの位相差の度数分布を示す。図6(b)中のγは、半導体装置21Cの位相差の度数分布を示す。
図6(a)及び以下の表1に示すように、半導体装置21Bの曲線因子は、半導体装置21A及び半導体装置21Cの曲線因子よりも低かった。
図6(b)に示すように、半導体装置21Bの位相差の度数分布(β)は、半導体装置21Aの位相差の度数分布(α)及び半導体装置21Cの位相差の度数分布(γ)とは異なっていた。具体的には、半導体装置21Bの位相差分布は、39.0°〜163.7°の範囲の位相差を含んでいた。
シリコン系フォトダイオード(分光計器社製、商品名:BS−520BK)を用いて、ソーラシミュレータ(分光計器社製、商品名:多機能ソーラシミュレータ)の光量を1SUNに調整した。次いで、ソーラシミュレータ(分光計器社製、商品名:多機能ソーラシミュレータ)の光を照射しながら、半導体装置22Aの電流−電圧特性を測定した。以下の表1に示すように、光電変換効率は5.2%、曲線因子は0.63であった。
シリコン系フォトダイオード(分光計器社製、商品名:BS−520BK)を用いて、ソーラシミュレータ(分光計器社製、商品名:OTENTO−SUN V)の光量を1SUNに調整した。次いで、半導体装置22Aの出力端子を短絡し、半導体装置22Aに、ショートパスフィルター(朝日分光社製、商品名:SI0840)を通して、ソーラシミュレータ(分光計器社製、商品名:OTENTO−SUN V)の光を96時間照射した(半導体装置22B)。
シリコン系フォトダイオード(分光計器社製、商品名:BS−520BK)を用いて、ソーラシミュレータ(分光計器社製、商品名:多機能ソーラシミュレータ)の光量を1SUNに調整した。次いで、ソーラシミュレータ(分光計器社製、商品名:多機能ソーラシミュレータ)の光を照射しながら、半導体装置22Bの電流−電圧特性を測定した。以下の表1に示すように、光電変換効率は3.6%、曲線因子は0.49であった。
半導体装置22Bを100℃で1時間加熱した(半導体装置22C)。
シリコン系フォトダイオード(分光計器社製、商品名:BS−520BK)を用いて、ソーラシミュレータ(分光計器社製、商品名:多機能ソーラシミュレータ)の光量を1SUNに調整した。次いで、ソーラシミュレータ(分光計器社製、商品名:多機能ソーラシミュレータ)の光を照射しながら、半導体装置22Cの電流−電圧特性を測定した。以下の表1に示すように、光電変換効率は4.7%、曲線因子は0.60であった。
図7は、半導体装置22A、半導体装置22B及び半導体装置22Cの電流−電圧特性と、半導体装置22A、半導体装置22B及び半導体装置22Cの位相差の度数分布との関係を説明するための図である。
図7に示す例において、第1の信号は、正弦波電圧(周波数:1.8Hz、振幅:4.0V、オフセット電圧:0V)であった。フレームレートは51Hz、フレームの総数は2000枚であった。
図7(a)は、半導体装置22A、半導体装置22B及び半導体装置22Cの電流−電圧特性を示した図である。図7(a)中のαは、半導体装置22Aの電流−電圧特性を示す。図7(a)中のβは、半導体装置22Bの電流−電圧特性を示す。図7(a)中のγは、半導体装置22Cの電流−電圧特性を示す。
図7(b)は、半導体装置22A、半導体装置22B及び半導体装置22Cの位相差の度数分布を示した図である。図7(b)中のαは、半導体装置22Aの位相差の度数分布を示す。図7(b)中のβは、半導体装置22Bの位相差の度数分布を示す。図7(b)中のγは、半導体装置22Cの位相差の度数分布を示す。
図7(a)及び以下の表1に示すように、半導体装置22Bの曲線因子は、半導体装置22A及び半導体装置22Cの曲線因子よりも低かった。
図7(b)に示すように、半導体装置22Bの位相差の度数分布(β)は、半導体装置22Aの位相差の度数分布(α)及び半導体装置22Cの位相差の度数分布(γ)とは異なっていた。具体的には、半導体装置22Bの位相差分布は、92.5°〜159.2°の範囲の位相差を含んでいた。
図6及び図7に示すように、位相差の度数分布が大きいほど、半導体装置20の曲線因子が低下する。
図6及び図7に示すように、位相差分布に基づいて、半導体装置20の曲線因子の低下(半導体装置20の劣化)を評価することができた。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、半導体装置20が、OLEDであるものとして説明する。第2の実施形態に係る評価装置10は、第1の実施形態に係る評価装置10と同様である。
半導体装置20は、通常、第1の電極210及び第2の電極220からなる一対の電極間に、発光層を有する。
半導体装置20は、通常、基板上に形成される。基板は、電極を形成し、その上に発光層を形成する際に、化学的に変化しないものであればよい。基板の材料としては、例えば、ガラス、プラスチック及びシリコンが挙げられる。
第1の電極210及び第2の電極220の一方は、透明または半透明であることが好ましい。透明または半透明の電極の材料としては、金属酸化物及び金属が挙げられる。金属酸化物としては、例えば、酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化スズ、インジウム・亜鉛・オキサイド(IZO)及びインジウム・スズ・オキサイド(ITO)が挙げられる。金属としては、銅、銀、金及びアルミニウムが挙げられる。透明または半透明の電極の材料としては、酸化スズ、IZO及びITOが好ましい。
第1の電極210及び第2の電極220の一方は、透明でなくてもよい。該電極の材料としては、金属及び合金が好ましい。金属としては、例えば、銅、銀、金及びアルミニウムが挙げられる。合金としては、例えば、リチウム−マグネシウム合金、リチウム−アルミニウム合金、リチウム−インジウム合金、マグネシウム−銀合金、マグネシウム−アルミニウム合金、マグネシウム−インジウム合金、カルシウム−アルミニウム合金及び銀−インジウム合金が挙げられる。
以下、本発明をさらに詳細に説明するために実施例を示すが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例
<OLEDの形成>
ガラス基板上に形成されたITO膜上に、半導体層200を形成した。半導体層200は、青色発光層を含む第1の発光ユニットと、電荷発生層と、赤色発光層及び緑色発光層を含む第2の発光ユニットとを含んでいる。次いで、半導体層200の上に、アルミニウムを100nm蒸着して、半導体装置20としてのOLEDを得た。
<封止>
封止基板(ガラスキャップ)の外周部に、紫外線硬化性エポキシ樹脂(スリーボンド社製、商品名:ThreeBond 3124)を塗布した。この封止基板と、半導体装置20としてのOLEDが形成された素子基板とを貼り合わせ、封止材に紫外線を照射して、OLEDを封止した。紫外線照射後、素子基板を80℃で3時間加熱して、半導体装置23及び半導体装置24を得た。
半導体装置23の電流−電圧−輝度特性を測定した。以下の表2に示すように、5mA/cmの電流密度において、輝度は2418cd/m、駆動電圧は9.44Vであった。
半導体装置24の電流−電圧−輝度特性を測定した。5mA/cmの電流密度において、輝度は2099cd/m、駆動電圧は9.15Vであった。
半導体装置24を60℃の恒温槽に入れ、10mA/cmで250時間駆動した(半導体装置25)。
半導体装置25の電流−電圧−輝度特性を測定した。以下の表2に示すように、5mA/cmの電流密度において、輝度は1543cd/m、駆動電圧は9.47Vであった。
図8は、半導体装置23及び半導体装置25の温度差分布の一例を示した図である。図9は、図8に示した温度差の度数分布を示した図である。
図8及び図9に示す例において、第1の信号は、正弦波電圧(周波数:1.8Hz、振幅:10.0V、オフセット電圧:5V)であった。フレームレートは51Hz、フレームの総数は2000枚であった。
図8に示すように、半導体装置25の温度差分布(β)は、半導体装置23の温度差分布(α)とは異なっていた。この結果は、OLEDの輝度の低下(OLEDの劣化)に対応する。
図9に示すように、半導体装置25の温度差の度数分布(β)は、半導体装置23の温度差の度数分布(α)とは異なっていた。この結果は、OLEDの輝度の低下(OLEDの劣化)に対応する。
図8及び図9に示すように、温度差分布に基づいて、半導体装置20の性能を評価することができた。
図10は、半導体装置23及び半導体装置25の位相差分布の一例を示した図である。図11は、図10に示した位相差の度数分布を示した図である。
図10及び図11に示す例において、第1の信号は、正弦波電圧(周波数:1.8Hz、振幅:10.0V、オフセット電圧:5V)であった。フレームレートは51Hz、フレームの総数は2000枚であった。
図10に示すように、半導体装置25の位相差分布(β)は、半導体装置23の位相差分布(α)とは異なっていた。この結果は、OLEDの輝度の低下(OLEDの劣化)に対応する。
図11に示すように、半導体装置25の位相差の度数分布(β)は、半導体装置23の位相差の度数分布(α)とは異なっていた。この結果は、OLEDの輝度の低下(OLEDの劣化)に対応する。
図10及び図11に示すように、位相差分布に基づいて、半導体装置20の性能を評価することができた。
以上、本実施形態によれば、ロックイン・サーモグラフィを用いて、半導体装置20の性能を評価することができる。
(第3の実施形態)
図12は、第3の実施形態に係る半導体装置20の製造方法を説明するためのフローチャートである。図13は、半導体装置20の製造方法を説明するための図である。
図12に示すように、まず、半導体装置20を製造する(ステップS10)。第3の実施形態において、半導体装置20は、光電変換装置または発光装置である。次いで、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様にして、半導体装置20の性能を評価する(ステップS20)。半導体装置20が劣化している場合(ステップS30:Yes)、半導体装置20を廃棄する(ステップS40)。半導体装置20が劣化していない場合(ステップS30:No)、新たな半導体装置20を製造する(ステップS10)。
図13(a)及び図13(b)に示すように、半導体装置20の製造方法は、第1の電極210を形成する工程と、半導体層200を形成する工程と、第2の電極220を形成する工程とを含む製造方法である。
本実施形態によれば、劣化した半導体装置20の出荷を防止することができる。
以上、図面を参照して、本発明の実施形態について説明したが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することができる。
10 評価装置
20 半導体装置
110 信号入力部
120 撮像部
130 検出部
140 生成部
150 評価部
160 記憶部
200 半導体層
210 第1の電極
220 第2の電極

Claims (7)

  1. 半導体層を有する半導体装置の評価方法であって、
    前記半導体装置に第1の信号を入力する工程と、
    前記半導体装置の複数の領域それぞれについて、前記半導体装置に生じる温度変化を第2の信号として検出する工程と、
    前記第2の信号を分析することにより、温度差分布及び位相差分布の少なくとも一方を生成する工程と、
    前記温度差分布及び前記位相差分布の少なくとも一方に基づいて、前記半導体装置の性能を評価する工程と、
    を備える評価方法。
  2. 請求項1に記載の評価方法において、
    前記半導体装置の性能を評価する工程では、
    前記温度差分布及び前記位相差分布の少なくとも一方と、
    前記半導体装置の性能を評価するための基準となる基準データとの差に基づいて、前記半導体装置の性能を評価する評価方法。
  3. 前記基準データが、前記温度差分布及び前記位相差分布の少なくとも一方と、前記半導体装置の性能との関係を示すことを特徴とする請求項2に記載の評価方法。
  4. 前記半導体層が、光電変換層であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の評価方法。
  5. 前記光電変換層の膜厚が、10μm以下であることを特徴とする請求項4に記載の評価方法。
  6. 半導体層を有する半導体装置の評価装置であって、
    前記半導体装置に第1の信号を入力する信号入力部と、
    前記半導体装置の複数の領域それぞれについて、前記半導体装置に生じる温度変化を第2の信号として検出する検出部と、
    前記第2の信号を分析することにより、温度差分布及び位相差分布の少なくとも一方を生成する生成部と、
    前記温度差分布及び前記位相差分布の少なくとも一方に基づいて、前記半導体装置の性能を評価する評価部と、
    を備える評価装置。
  7. 半導体層を形成する工程と、
    前記半導体層を有する半導体装置の性能を評価する工程と、
    を備え、
    前記半導体装置の性能を評価する工程は、
    前記半導体装置に第1の信号を入力する工程と、
    前記半導体装置の複数の領域それぞれについて、前記半導体装置に生じる温度変化を第2の信号として検出する工程と、
    前記第2の信号を分析することにより、温度差分布及び位相差分布の少なくとも一方を生成する工程と、
    前記温度差分布及び前記位相差分布の少なくとも一方に基づいて、前記半導体装置の性能を評価する工程と、
    を備える半導体装置の製造方法。
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CN111900223A (zh) * 2020-08-21 2020-11-06 北京绿兴能源科技有限公司 一种柔性双面复合折叠太阳能电池及其制备方法

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