JP2017205502A - ねじれ耐性チューブ - Google Patents

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Abstract

【課題】ねじれ耐性チューブを用いた胃腸供給チューブを提供する。【解決手段】胃腸の用途に使用されるチューブ10は、中空チューブ40と、チューブ内部に配置されたばね14を含む。ばねは耐食性であり、チューブが曲った時にチューブのねじれの防止を助ける。カプセルをばねの上に配置することが可能である。このばねはチューブと同時に押出成形することが可能である。【選択図】図32

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2012年12月23日出願の米国仮特許出願第61/745,640号の優先権を主張し、その出願の開示全体は、ここで参照することによって本願の一部をなしている。
本明細書に記載される実施例は、ねじれ耐性チューブを対象としたものである。例示のねじれ耐性チューブの一応用形態は、胃腸への応用形態である。
小児患者等の小さい患者に使用するために、14フレンチ等の小さいサイズの小型胃空腸吻合(G−J)供給チューブが開発されてきた。G−J供給チューブがより幼い患者に装着されるので、この装置が使用される腸管組織もより小さくなる。幼児の小腸の空腸部分は非常に狭く、コンパクトで曲がりくねっている。おおむねソフトボールのサイズの腹腔に胃腸管が全て収まってしまう。G−J装置チューブの遠位部は、空腸の各ねじれ及び曲りをくぐり抜けて行かなければならない。
空腸経路が更に曲がりくねってくると、G−Jチューブがねじれる確率が上がる。チューブがねじれた場合、この装置は無効になり、新たな装置と交換しなければならない。栄養摂取を直接の空腸供給に依存するほとんどの患者は、ねじれたチューブをあまり長い間許容することはできない。ほとんどのG−J装置の装着は、画像下治療によって行われるため、通常予定されるこの費用のかかる手順の発生(又は再発)は、病院と保険会社が抑制したいと望んでいることである。小児患者の親も、透視装着中に病院で過ごす時間を短縮し、子供たちが曝される放射線量を減らしたいと思っている。ねじれたG−Jチューブの例を図1及び2に示す。図1は、ねじれた多腔型チューブ2を示し、図2は、ねじれた単腔型チューブ4を示す。見て明らかであるように、ねじれにより、チューブを通る流れが部分的に、又は全体的に制限される。
本明細書において、ねじれ耐性チューブが開示され、説明される。
従来のねじれた多腔型チューブの一部を示す平面図である。 従来のねじれた単腔型チューブの一部を示す平面図である。 曲った位置にある、例示のねじれ耐性チューブの一部を示す平面図である。 ユーザの指の間で押されている、曲った位置にある例示のねじれ耐性チューブの一部を示す平面図である。 三腔から二腔へ遷移するチューブの平面図である。 図5の6−6の線で切り取った図5のチューブの断面図である。 図5の7−7の線で切り取った図5のチューブの断面図である。 図5のチューブの断面図である。 チューブの空腸管腔に隣接して配置されたチューブ上のストリップを示す、図5のチューブの側面図である。 図9に示す図に対して90度回転した、図5のチューブの側面図である。 図10に示す図に対して90度回転した、図5のチューブの側面図である。 第1例のG−J供給チューブの平面図である。 図12の13−13の線で切り取った、図12の第1例のG−J供給チューブの長手方向の断面図である。 第2例のG−J供給チューブの平面図である。 図14の15−15の線で切り取った、図14の第2例のG−J供給チューブの長手方向の断面図である。 図16の円で囲まれたエリア16−16によって特定された図15の遷移ゾーンの長手方向の拡大断面図である。 第3例のG−J供給チューブの平面図である。 図17の18−18の線で切り取った、図17の第3例のG−J供給チューブの長手方向の断面図である。 図18の円で囲まれたエリア19−19によって特定された図18の遷移ゾーンの長手方向の拡大断面図である。 図17のG−J供給チューブと類似した例示のG−J供給チューブの長手方向の断面図である。 図20の21−21の線に切り取った、図20のG−J供給チューブの横断方向の断面図である。 図20の22−22の線で切り取った、図20のG−J供給チューブの横断方向の断面図である。 三腔供給チューブの斜視図である。 例示のねじり耐性チューブを組み込んだ、図23の三腔供給チューブの斜視図である。 図24の中に組み込まれた例示のねじれ耐性チューブの平面図である。 図24の例示の供給チューブの斜視図である。 27−27の線で切り取った、図26の例示の供給チューブの断面図である。 図27の円で囲まれたエリア28−28で切り取った、例示の供給チューブのボタン部分の長手方向の断面図である。 図24の29の線で切り取った、図23〜24及び図26〜28の例示の供給チューブの横断方向の断面図である。 三腔チューブの中に挿入された、図26の例示の供給チューブの斜視図である。 胃管腔が外側に向くように配置された、図30の供給チューブと三腔チューブの組み合わせを示す平面図である。 三腔チューブの側面が外側に向くように配置された、図30の供給チューブと三腔チューブの組み合わせを示す平面図である。 空腸管腔が外側に向くように配置された、図30の供給チューブと三腔チューブの組み合わせを示す平面図である。 別の例示の供給チューブを示す斜視図である。 異なる向きから描かれた図34の例示の供給チューブの別の斜視図である。 36−36の線で切り取られた、図35の例示の供給チューブの長手方向の断面図である。 図34の供給チューブの一部の拡大斜視図である。 図37に示したものとは異なる向きから描かれた、図34の供給チューブの一部の拡大平面図である。 39−39の線で切り取られた、図38に示す例示の供給チューブの横断方向の断面図である。 40−40の線で切り取られた、図38に示す例示の供給チューブの横断方向の断面図である。 更に別の例示の供給チューブの斜視図である。 図41の例示の供給チューブの別の斜視図である。 43−43の線で切り取られた、図42の例示の供給チューブの長手方向の断面図である。 図41のチューブの三腔部分と二腔部分の拡大斜視図である。 図41のチューブの三腔部分と二腔部分の拡大平面図である。 46−46の線で切り取られた、図45の供給チューブの三腔部分の横断方向の断面図である。 47−47の線で切り取られた、図45の供給チューブの二腔部分の横断方向の断面図である。
本明細書に記載される実施例は、キング耐性の特徴を用いたチューブを対象としたものである。このねじれ耐性の特徴は、単腔型又は多腔型チューブ、又はその他何らかの種類のチューブを含むG−Jチューブの中に組み込むことができる。ねじれ耐性チューブにより、チューブが小腸のひだを通る際に曲り、ねじれ、向きを変える時に、チューブの開通性と流れを維持しやすくなる。本明細書に記載されるチューブはG−J供給チューブと関連させて記載したが、本明細書に記載される実施例を、チューブがねじれないことが要求される任意の種類のシステム又は用途に用いることが可能であることは容易に認識できるはずである。
一例では、図3及び4に示すように、チューブの内壁に接着されたばね14を用いることによるねじれ耐性チューブ10が提供されている。封止材(encapsulant)を使用して、ばね14をチューブ10の内壁に接着することができる。その他の種類のばね及びチューブの中でも、チューブ10はシリコン製チューブであってよく、ばね14はステンレス鋼製のばね、又は可撓性ポリマー製のばねであってよい。ばねを、チューブの内径に位置決めし、封止することによって、チューブ10の外径には影響がない。これにより、チューブ10がその柔らかく滑らかなシリコンの外観を保つことができる。他の種類の材料、例えばポリウレタンを含む他のポリマー等をチューブに使用することができる。後に更に詳しく記載するように、熱硬化性又は熱可塑性材料をチューブ、又はシステムのその他のパーツに使用することができる。
ばね14は、チューブ内に配置することができ、チューブの丸い、又は若干丸い内部へ挿入することができる。ばねは、チューブの内部形状内に適合するように形成することができる。遷移するチューブの内部は完全に丸いとは限らないが、ばね14を遷移するチューブ内で使用することが可能である。ばねは、チューブ端部を通ってチューブ内部へ挿入される。チューブ10のサイズ(例:フレンチサイズ)及び長さに基づいて、異なるサイズのばねを選択することができる。ばねはチューブの長さの一部にわたってもよいし、チューブの全長にわたってもよい。
ばね14は、生体適合性金属、又は可塑性ポリマーでできていてよい。生体適合性金属の例は、316Lステンレス鋼である。その他の金属及びプラスチック材料を使用することができる。
チューブ10にばね14を設置するための押出成形後の二次プロセスの場合、ばね14をシリコンチューブ10の内径にしっかりと接着させるために支持構造を用いることができる。チューブ10の内部は、支持構造として機能しうる。あるいは、チューブ(図示せず)の別の部分が支持構造として機能しうる。支持構造として使用されるチューブの別の部分は、チューブ10の内径内部に適合するように寸法設定すべきである。支持構造により、少なくとも6〜12ヵ月の間はばねをチューブ内部に維持できるべきである。チューブの内壁がばねの支持構造として使用される場合、封止材によってばねを支持構造に対して封止することができる。チューブ10は脂質の多い環境で使用されるため、ばね14、支持構造、及び封止材(もしある場合には)は、チューブの可撓性を維持しながら腐食することなくこの環境に耐えることができなければならない。チューブ10は、必要に応じてMRIに対して適合性有するものであるべきである。ばね14、支持構造、及び封止材(もしある場合には)は、チューブの内径内で形状の小さいものであるべきである。
G−Jの用途に使用される多腔型チューブ用のねじれ耐性チューブの例を図3及び4に示す。図示した実施例では、ばねは、チューブの管腔のうちの一つに配置されているが、管腔のうちの他の一つにはばねは設置されない。図4に示すように、きつく締め付けたとしても、チューブ10は通常ねじれない。
図5〜7は、胃管腔16、空腸管腔18、及びより小さめの第3管腔20を組み込む多腔型チューブ10を示す。図6は、3つの管腔を用いるチューブの近位部を示し、図7は、2つの管腔を用いるチューブの遠位部を示す。図3〜7に示すチューブは、チューブの外壁に配置された一又は複数のストライプ12、22を用いる。チューブにおける管腔の内の一つの管腔の場所を特定するために、ストライプを用いることができる。ストライプ12、22は、X線不透過性であり、医師がX線を介してチューブ10の配置を簡単に見ることができる硫酸バリウムのストライプであってよい。ばね14もX線不透過性であってよい。図示したチューブ10では、2つのストライプが使用される。一方のストライプ12は他方のストライプよりも太く、多腔型チューブ10の大きめの空腸管腔に隣接して配置されている。細いストライプ12により、チューブの多腔部において小さめの胃管腔16が見つけやすくなる。通常、G−Jチューブ10は、(肌に最も近い)近位部に3つの管腔を有し、遠位部(空腸の中に延びる部分)に2つの管腔を有する。ばね14は管腔の内の一つに維持されうるが、両方の管腔をねじれから守る。
図8〜11は、管腔の位置を特定するために、ストライプ12、22を用いるそのチューブの外観を示す。図8は、胃管腔16に沿って配置された細いストライプ22を有するチューブ10を示す。図9は、外側に配置めされた太いストライプ12を有するそのチューブ10を示す。太いストライプ12は、チューブ10の外側の空腸管腔18のほぼ中央に配置されている。図10は、チューブ10の、ストライプ12、22を有さない部分をしめす。図11は、胃管腔16に隣接して配置された細めのストライプ22を示す。
下記の利点は、ねじれ耐性チューブに関連している。
1)G−Jボタンの耐久性が延びる。
2)十分な栄養を受けることがすでに困難な患者に、より信頼度の高い栄養補給を提供する。
3)画像下治療によるG−Jの交換数を減らす。
4)病院に通う頻度が減る。
5)患者の放射線被曝量が減る。
6)12フレンチボタン等の今日使用されるボタンよりもより小さいG−Jボタンが開発される確率が高くなる。
7)両親、患者、及び医師に安心を与える。
8)チューブ10の遠位端が逆行することを防ぎ、チューブがらせん回転しながら胃の中に戻ることを防止する確率が高くなる。
9)蛍光透視法による配置中に良く見える、316Lステンレス等のステンレス鋼製の医療グレードばねを使用する能力が上がる。
10)装置が胃の中でらせん状に巻き始めた場合にも、装置を通る流れを維持する能力を改善する。
G−Jチューブ10の遷移領域の空腸管腔に配置された例示のばね強化材を示す実施例を、図12〜13に示す。図12及び13は、チューブの近位端にバルーン26を用いている。チューブ10は通常、G−Jボタンとは別に製造され、G−Jボタン24は、多腔型チューブ10の近位端32にオーバーモールドされる。チューブ10は、図5〜7に関連して上述したように、3つの管腔を有する。ばねは、胃管腔の端である遷移点28において始まる空腸管腔に配置されている。前述したように、胃管腔が終わっても、空腸管腔及び第3管腔は、チューブ10の遠位端の中へ延びる。この実施例では、ばねは遷移点28の後に空腸管腔内部に配置され、上述したように、管腔の中に封止されているか、又は押出成形されている。G−Jボタンは、G−Jでの供給に用いることができる任意の種類のボタンであってよい。腸を通ってより簡単に移動することができるように、チューブ10の遠位端30を丸くしてもよい。明らかなことであるが、ばね14は、チューブ10の長さの一部に沿ってのみ延びている。一実施形態では、ばねは、チューブの空腸部分の約6.5インチ(16.51cm)の長さに沿って延びている。
図14〜16は、図12及び13に示すものと同様に、チューブの近位端32においてオーバーモールドされたG−Jボタンを有するチューブの別の例示の実施形態を示す。この実施例では、ばねはチューブ10の空腸部18に配置されており、空腸管腔とばねとの間の遷移部とチューブ10の近位端は、ばね14の一部が丸い部分の先端34の近くまで延びるように、湾曲している。この実施例では、ばね14は、チューブが押出成形された後にチューブ内部に配置してもよいし、空腸管腔と同時に押出成形してもよいが、胃管腔16の中へは延在しない。明らかなことであるが、ばね14は、チューブ10の長さの一部に沿ってのみ延びている。一実施形態では、ばねはチューブの約6.5インチの長さに沿って延びている。
図17〜22は、遷移ゾーン28におけるチューブ内部の輪郭が丸い代わりに四角いことを除けば、図14〜16に示す実施例と同様である。ばね14は、四角形部分の頂部36に延びて、図14〜16の実施形態よりも遷移ゾーンにわずかに優れた安定性を付与する。明らかであるが、ばね14は、チューブ10の長さの一部に沿ってのみ延びている。一実施形態では、ばねは、チューブの約6.5インチの長さに沿って延びている。応用形態によっては、他の長さのばねを用いることができる。必要に応じて、チューブの全長に沿ってばねが延びていてよい。前例と同様に、(図22に示すように)チューブの押出成形後に、ばねをチューブ内部に配置してもよいし、チューブの押出成形プロセスの間にチューブに配置してもよい。
図23〜33は、多腔型供給チューブと共に使用されるねじれ耐性チューブの別の実施例を示す。この例では、多腔型チューブ10の近位部分は、押出成形又は他のプロセスを利用して形成される。G−Jボタン24は、チューブの近位端32においてチューブ10の上にオーバーモールドされる。このシステムはまた、円錐形状の近位部分42をオプションとして含みうる、個別に成形された空腸管腔40も含む。この実施例では、個別に成形された空腸管腔40は、チューブの製造プロセスの間にチューブ40と同時に押出成形されたばね14を有しており、このばねはチューブ40の壁の中に埋め込まれている。ばねは、チューブ40の近位端32から遠位端30まで延びうる。円錐形部分42は、押出成形プロセスの間に形成してもよいし、後処理ステップにおいて、チューブ40の近位端32上にオーバーモールドしてもよい。円錐形部分42は、チューブ40とは異なる材料でできていてよく、異なるデュロメータ硬度、例えば高いデュロメータ硬度を有しうる。この理由の一つは、円錐形部分42がG−Jボタン24の内面により簡単に嵌合することができるように、少し硬めの円錐形部分42を提供するためである。
図26〜29は、既存の多腔型供給チューブ10内部とG−Jボタン24に、どのように空腸チューブ40が配置されるかを示す図である。空腸チューブ部40は、G−Jボタン24の空腸開口部44の中に挿入され、チューブ40の円錐形部分42が、ボタン24の空腸開口部44内部の同様の形をした円錐形部分46の中に据え付けられるまで、空腸開口部44の中に押し付けられる。イソピロピルアルコールを潤滑剤として使用して、空腸部44を空腸管腔18の中へ挿入することができる。チューブ40の円錐形部分42が円錐形開口部46内部に据え付けられ、円錐形開口部内に適合されるまで、円錐形部分42がG−Jボタン24の材料の中に食い込んで良く、これにより、空腸開口部44内部の円錐形部分42の周囲に隙間ができない。円錐形部分42と、ボタン24の円錐形部分46との間がぴったり嵌ることで、円錐形部分42周囲での漏れがわずかにとどまるか、全く漏れがなくなる。円錐形部分42がぴったり嵌ると、チューブ40を多腔型チューブ10内部で適所に保持しやすくなる。この実施例により、ねじれ耐性チューブ40を既存の多腔型チューブ10及びG−Jボタン24と共に用いることが可能になる。図示したように、ばね14はチューブ40の全長に沿って延びている。あるいは、必要に応じて、ばね14をチューブ40の一部のみに沿って延びるように配置してもよい。必要である場合、例えばシリコン接着剤等の接着剤を使用して、空腸管腔18内部に空腸チューブ44を接着させることができる。接着剤を使用して、円錐形部分42をボタンの円錐形部分46内部に固定することもできる。他の接着剤を使用してもよい。円錐形部分42を有する空腸チューブ44を示したが、円錐形部分はオプションである。更に、円錐形部分は必要に応じて、ばね14を含んでもよいし、あるいはばね14を含まなくてもよい。円錐形部分42をチューブ上にオーバーモールドしてもよく、あるいはチューブと一体的に成形することもできる。
図30〜33は、チューブ40がどのように、多腔型チューブ10の空腸管腔18内部に配置されるか、またチューブ40がどのように、多腔型チューブ10から抜け出して延びているかを示す。この実施例では、空腸管腔が個別に追加される代わりに、チューブ40によって空腸管腔が提供される。図30〜33はまた、円錐形部分がどのように、チューブ10の多腔部分の頂部に当接するかを示す。通常、上述したように、チューブ40と円錐形部分42はG−Jボタン開口部44に挿入されるため、図30〜33に示す例は、チューブ10に対するチューブ40の一般的な配置及び向きを示すのみの目的で例示されている。胃管腔及び空腸管腔の位置を表すストライプ12、22も示す。多腔部分の長さL1は約3インチ(7.62cm)であってよく、多腔部分10の頂部からチューブ40の遠位端までの装置全体の長さL2は約23インチ(58.42cm)であってよい。その他の長さを採用することもできる。加えて、必要に応じて、チューブ40の長さをカットすることが可能である。
図34〜40は、ねじれ耐性チューブの別の実施形態を示す。この実施例では、多腔型チューブ50はばね14と同時に押出成形され、これにより、ばね14がチューブの多腔部分50内部に配置され、多腔型チューブ50の基部52から外に延びて、空腸管腔18を提供する。前例と同様に、押出成形プロセスを利用して多腔型チューブが形成された後で、G−Jボタン24を多腔型チューブ50の上にオーバーモールドすることができる。この例は、胃管腔16と空腸管腔18の開口部の寸法設定に柔軟性を付与するものである。加えて、ねじれ耐性の特徴を得るために、供給チューブの全長にばねを組み込むことが可能になる。空腸管腔18が供給チューブの多腔部分50から遷移した後も、ばねは空腸管腔18の壁に埋め込まれたままである。
図41〜47は、ねじれ耐性チューブの別の例示の実施形態を示す。この実施例では、ばね14は、多腔部分60の外壁に配置されており、多腔部分60の直径は、供給チューブの全長に沿ってほぼ同じである。前例と同様に、G−Jボタン24を、供給チューブ60の近位端の上にオーバーモールドすることができる。ストライプ12、22を、供給チューブ60の外面上に配置してもよい。図46及び47において最も良く分かるように、ばね14は供給チューブ60の外壁の中に埋め込まれる。供給チューブが三腔から二腔まで遷移しても、チューブ60の外径は変わらない。この例では、ばね14が供給チューブの壁の強化材となるため、供給チューブ60の外壁を薄くすることが可能となる。したがって、この実施形態により、供給チューブ60内部の領域を、管腔を供給するためにより多く使用することができるため、供給チューブの直径を小さくすることが可能である。この例において、チューブ60の三腔部分の長さL3は約4インチ(10.16cm)であってよく、二腔部分の長さL4は約19インチ(48.26cm)であってよく、供給チューブの全長L5は約23インチ(58.42cm)であってよい。あるいは、他の長さも使用することができる。
前述したように、ばねを、押出成形後の挿入プロセスの代わりに、チューブの押出成形プロセスの間にチューブの中へ挿入することができる。チューブはシリコン、ポリウレタン、又はその他の種類の物質であってよい。
金属製ばねの代わりにポリマー製ばねを使用することで、装置はMRIに対して「安全」であると考慮されうる。ポリマー製コイルは、医師によってより簡単に特定の長さに切断することができる。金属が全く使用されていないため、チューブが切断された箇所が鋭い端部になる可能性も低くなる。
一例では、胃腸の用途に使用されるチューブには、中空チューブと、チューブに結合されるばねとが含まれる。ばねは耐食性であり、チューブが曲った時にチューブのねじれの防止を助ける。ばねは、中空チューブの内径に対して配置することができ、チューブに配置された封止材も含みうる。ばねは、ステンレス鋼、又はポリマー材料でできていてよい。チューブは、シリコン材料、ポリウレタン材料、又はポリマー材料でできていてよい。チューブは、ほぼ丸い内径を有していてよいし、チューブはほぼ丸い内面を有さなくてもよい。ばねは、ばねがチューブの壁に埋め込まれるように、チューブの押出成形製造プロセスの間に中空チューブ内に配置してもよいし、ばねは、押出成形プロセス後に中空チューブ内に配置してもよい。中空チューブは、多腔型の単一のチューブを含んでよく、ばねは、一又は複数の管腔に関連付けられうる。G−Jボタンは、中空チューブの一端に結合させることができる。複数の管腔には、第1胃管腔、第2空腸管腔、及び第3管腔が含まれうる。
別の例では、ねじれ耐性チューブは、チューブ壁と、チューブ壁内部に配置された又はチューブ壁の内面に隣接して配置されたばねを含む。ばねは、曲った時のチューブのねじれの抑止を助ける。ばねがチューブ壁内部に配置されている場合は、チューブの押出成形製造プロセスの間にチューブ壁の中にばねが組み込まれる。ばねがチューブ壁に隣接して配置されている場合は、押出成形プロセスが完了した後でばねがチューブに追加される。
別の例では、G−Jボタンに結合される多腔型供給チューブは、複数の管腔と、多腔型チューブの長さの少なくとも一部に沿って配置されたばねを含む。多腔型チューブは、その近位端に少なくとも2つの管腔を有し、その遠位端に少なくとも1つの管腔を有し、管腔は少なくとも胃管腔と空腸管腔を含む。ばねは、供給チューブにねじれ耐性の特徴を付与するために提供される。
胃管腔及び空腸管腔は互いにおおむね同じ長さであり、多腔型供給チューブは、空腸管腔の中に挿入される空腸チューブも含み、空腸チューブの長さは、胃管腔及び空腸管腔の長さよりも大きい。ばねは、空腸チューブの長さの少なくとも一部に沿って配置されている。空腸チューブは円錐形部分をその近位端に有することができ、円錐形部分は、処理ステップで一体的に形成してもよいし、処理ステップ後に形成してもよい。円錐形部分は、チューブの材料よりもデュロメータ硬度が高い材料でできていてよい。チューブは、円錐形部分がG−Jボタンに据え付けられることにより、空腸チューブを空腸管腔及びG−Jボタンに結合させるように、G−Jボタンの開口部の中へ、空腸管腔の中まで挿入することができる。
ばねは、多腔型チューブの空腸管腔に結合させてよく、空腸管腔の長さは、胃管腔の長さよりも大きくてよく、ばねは、空腸管腔の長さの少なくとも一部に沿って、又は空腸管腔のほぼ全長に沿って延びている。ばねは、ばねが空腸管腔の壁に埋め込まれるように、空腸管腔と同時に押出成形してもよい。
ばねは、ばねが多腔型チューブの外壁と同時に押出成形されるように、多腔型チューブの外壁に結合させてもよい。多腔型チューブはその長さに沿ってほぼ一定の外径を有してよく、多腔型チューブは少なくとも胃管腔及び空腸管腔を有してよく、胃管腔の長さは空腸管腔の長さよりも小さく、ばねは、空腸管腔の長さの一部又は全部に沿って延びている。
本明細書に記載される「ほぼ」という用語は、概算量を示す用語である。
様々な特徴を上述したが、特徴は単独で利用してもよいし、いかなる組み合わせでも利用してもよいことを理解すべきである。さらに、当業者が、特許請求の範囲に記載される例に関連する変形例及び修正例を発想しうることを理解すべきである。本明細書に記載される実施例は、例示である。本開示により、当業者が、特許請求の範囲に記載される要素に同様に対応する代替要素を有する代替設計を作成し、利用することが可能になり得る。したがって、意図される保護範囲は、特許請求の範囲の文言と違わない、又はごくわずかに違うその他の例を含み得る。したがって、本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲に記載されている通りである。
空腸経路が更に曲がりくねってくると、G−Jチューブがねじれる確率が上がる。チューブがねじれた場合、この装置は無効になり、新たな装置と交換しなければならない。栄養摂取を直接の空腸供給に依存するほとんどの患者は、ねじれたチューブをあまり長い間許容することはできない。ほとんどのG−J装置の装着は、画像下治療によって行われるため、通常予定されるこの費用のかかる手順の発生(又は再発)は、病院と保険会社が抑制したいと望んでいることである。小児患者の親も、透視装着中に病院で過ごす時間を短縮し、子供たちが曝される放射線量を減らしたいと思っている。従来知られているねじれたG−Jチューブの例を図1及び2に示す。図1は、ねじれた多腔型チューブ2を示し、図2は、ねじれた単腔型チューブ4を示す。見て明らかであるように、ねじれにより、チューブを通る流れが部分的に、又は全体的に制限される。
従来のねじれた多腔型チューブの一部を示す平面図である。 従来のねじれた単腔型チューブの一部を示す平面図である。 曲った位置にある、例示のねじれ耐性チューブの一部を示す平面図である。 った位置にある例示のねじれ耐性チューブの一部を示す平面図である。 三腔から二腔へ遷移するチューブの平面図である。 図5の6−6の線で切り取った図5のチューブの断面図である。 図5の7−7の線で切り取った図5のチューブの断面図である。 図5のチューブの斜視図である。 チューブの空腸管腔に隣接して配置されたチューブ上のストリップを示す、図5のチューブの側面図である。 図9に示す図に対してその軸の周りを90度回転させた、図5のチューブの側面図である。 図10に示す図に対してその軸の周りを90度回転させた、図5のチューブの側面図である。 第1例のG−J供給チューブの平面図である。 図12の13−13の線で切り取った、図12の第1例のG−J供給チューブの長手方向の断面図である。 第2例のG−J供給チューブの平面図である。 図14の15−15の線で切り取った、図14の第2例のG−J供給チューブの長手方向の断面図である。 図16の円で囲まれたエリア16−16によって特定された図15の遷移ゾーンの長手方向の拡大断面図である。 第3例のG−J供給チューブの平面図である。 図17の18−18の線で切り取った、図17の第3例のG−J供給チューブの長手方向の断面図である。 図18の円で囲まれたエリア19−19によって特定された図18の遷移ゾーンの長手方向の拡大断面図である。 図17のG−J供給チューブと類似した例示のG−J供給チューブの長手方向の断面図である。 図20の21−21の線に切り取った、図20のG−J供給チューブの横断方向の断面図である。 図20の22−22の線で切り取った、図20のG−J供給チューブの横断方向の断面図である。 三腔供給チューブの斜視図である。 例示のねじり耐性チューブを組み込んだ、図23の三腔供給チューブの斜視図である。 図24の中に組み込まれた例示のねじれ耐性チューブの平面図である。 図24の例示の供給チューブの斜視図である。 27−27の線で切り取った、図26の例示の供給チューブの断面図である。 図27の円で囲まれたエリア28−28で切り取った、例示の供給チューブのボタン部分の長手方向の断面図である。 図24の29の線で切り取った、図23〜24及び図26〜28の例示の供給チューブの横断方向の断面図である。 三腔チューブの中に挿入された、図26の例示の供給チューブの斜視図である。 胃管腔が紙面から外側に向くように配置された、図30の供給チューブと三腔チューブの組み合わせを示す平面図である。 三腔チューブの一つの側面が紙面から外側に向くように配置された、図30の供給チューブと三腔チューブの組み合わせを示す平面図である。 空腸管腔が紙面から外側に向くように配置された、図30の供給チューブと三腔チューブの組み合わせを示す平面図である。 別の例示の供給チューブを示す斜視図である。 異なる向きから描かれた図34の例示の供給チューブの別の斜視図である。 36−36の線で切り取られた、図35の例示の供給チューブの長手方向の断面図である。 図34の供給チューブの一部の拡大斜視図である。 図37に示したものとは異なる向きから描かれた、図34の供給チューブの一部の拡大平面図である。 39−39の線で切り取られた、図38に示す例示の供給チューブの横断方向の断面図である。 40−40の線で切り取られた、図38に示す例示の供給チューブの横断方向の断面図である。
本明細書に記載される実施例は、ねじれ耐性の特徴を用いたチューブを対象としたものである。このねじれ耐性の特徴は、単腔型又は多腔型チューブ、又はその他何らかの種類のチューブを含むG−Jチューブの中に組み込むことができる。ねじれ耐性チューブにより、チューブが小腸のひだを通る際に曲り、ねじれ、向きを変える時に、チューブの開通性と流れを維持しやすくなる。本明細書に記載されるチューブはG−J供給チューブと関連させて記載したが、本明細書に記載される実施例を、チューブがねじれないことが要求される任意の種類のシステム又は用途に用いることが可能であることは容易に認識できるはずである。
一例では、図3及び4に示すように、チューブの内壁に接着されたばね14を用いることによるねじれ耐性チューブ10が提供されている。封止材(encapsulant)15を使用して、ばね14をチューブ10の内壁に接着することができる。その他の種類のばね及びチューブの中でも、チューブ10はシリコン製チューブであってよく、ばね14はステンレス鋼製のばね、又は可撓性ポリマー製のばねであってよい。ばねを、チューブの内径に位置決めし、封止することによって、チューブ10の外径には影響がない。これにより、チューブ10がその柔らかく滑らかなシリコンの外観を保つことができる。他の種類の材料、例えばポリウレタンを含む他のポリマー等をチューブに使用することができる。後に更に詳しく記載するように、熱硬化性又は熱可塑性材料をチューブ、又はシステムのその他のパーツに使用することができる。
G−Jの用途に使用される多腔型チューブ用のねじれ耐性チューブの例を図3及び4に示す。図示した実施例では、ばねは、チューブの管腔のうちの一つに配置されているが、管腔のうちの他の一つにはばねは設置されない。図4に矢印によって示すように、きつく締め付けたとしても、チューブ10は通常ねじれない。
図5〜7は、胃管腔16、空腸管腔18、及びより小さめの第3管腔20を組み込む多腔型チューブ10を示す。図6は、3つの管腔を用いるチューブの近位部を示し、図7は、2つの管腔を用いるチューブの遠位部を示す。図3〜7に示すチューブは、チューブの外壁に配置された一又は複数のストライプ12、22を用いる。チューブにおける管腔の内の一つの管腔の場所を特定するために、ストライプを用いることができる。ストライプ12、22は、X線不透過性であり、医師がX線を介してチューブ10の配置を簡単に見ることができる硫酸バリウムのストライプであってよい。ばね14もX線不透過性であってよい。図示したチューブ10では、2つのストライプが使用される。一方のストライプ12は他方のストライプよりも太く、多腔型チューブ10の大きめの空腸管腔に隣接して配置されている。細いストライプ22により、チューブの多腔部において小さめの胃管腔16が見つけやすくなる。通常、G−Jチューブ10は、(肌に最も近い)近位部に3つの管腔を有し、遠位部(空腸の中に延びる部分)に2つの管腔を有する。ばね14は管腔の内の一つに維持されうるが、両方の管腔をねじれから守る。
図26〜29は、既存の多腔型供給チューブ10内部とG−Jボタン24に、どのように空腸チューブ40が配置されるかを示す図である。空腸チューブ部40は、G−Jボタン24の空腸開口部44の中に挿入され、チューブ40の円錐形部分42が、ボタン24の空腸開口部44内部の同様の形をした円錐形部分46の中に据え付けられるまで、空腸開口部44の中に押し付けられる。イソピロピルアルコールを潤滑剤として使用して、空腸部40を空腸管腔18の中へ挿入することができる。チューブ40の円錐形部分42が円錐形開口部46内部に据え付けられ、円錐形開口部内に適合されるまで、円錐形部分42がG−Jボタン24の材料の中に食い込んで良く、これにより、空腸開口部44内部の円錐形部分42の周囲に隙間ができない。円錐形部分42と、ボタン24の円錐形部分46との間がぴったり嵌ることで、円錐形部分42周囲での漏れがわずかにとどまるか、全く漏れがなくなる。円錐形部分42がぴったり嵌ると、チューブ40を多腔型チューブ10内部で適所に保持しやすくなる。この実施例により、ねじれ耐性チューブ40を既存の多腔型チューブ10及びG−Jボタン24と共に用いることが可能になる。図示したように、ばね14はチューブ40の全長に沿って延びている。あるいは、必要に応じて、ばね14をチューブ40の一部のみに沿って延びるように配置してもよい。必要である場合、例えばシリコン接着剤等の接着剤を使用して、空腸管腔18内部に空腸チューブ40を接着させることができる。接着剤を使用して、円錐形部分42をボタンの円錐形部分46内部に固定することもできる。他の接着剤を使用してもよい。円錐形部分42を有する空腸チューブ40を示したが、円錐形部分はオプションである。更に、円錐形部分は必要に応じて、ばね14を含んでもよいし、あるいはばね14を含まなくてもよい。円錐形部分42をチューブ上にオーバーモールドしてもよく、あるいはチューブと一体的に成形することもできる。
図30〜33は、チューブ40がどのように、多腔型チューブ10の空腸管腔18内部に配置されるか、またチューブ40がどのように、多腔型チューブ10から抜け出して延びているかを示す。この実施例では、空腸管腔が個別に追加される代わりに、チューブ40によって空腸管腔が提供される。図30〜33はまた、円錐形部分がどのように、チューブ10の多腔部分の頂部に当接するかを示す。通常、上述したように、チューブ40と円錐形部分42はG−Jボタン開口部44に挿入されるため、図30〜33に示す例は、チューブ10に対するチューブ40の一般的な配置及び向きを示すのみの目的で例示されている。胃管腔及び空腸管腔の位置を表すストライプ12、22も示す。多腔部分の長さL1は約3インチ(7.62cm)であってよく、多腔部分の頂部からチューブ40の遠位端までの装置全体の長さL2は約23インチ(58.42cm)であってよい。その他の長さを採用することもできる。加えて、必要に応じて、チューブ40の長さをカットすることが可能である。
ねじれ耐性チューブの別の例示の実施形態を説明する。この実施例では、ばね14は、多腔部分外壁に配置されており、多腔部分直径は、供給チューブの全長に沿ってほぼ同じである。前例と同様に、G−Jボタン24を、供給チューブ近位端の上にオーバーモールドすることができる。ストライプ12、22を、供給チューブ外面上に配置してもよい。ね14は供給チューブ外壁の中に埋め込まれる。供給チューブが三腔から二腔まで遷移しても、チューブ外径は変わらない。この例では、ばね14が供給チューブの壁の強化材となるため、供給チューブ外壁を薄くすることが可能となる。したがって、この実施形態により、供給チューブ内部の領域を、管腔を供給するためにより多く使用することができるため、供給チューブの直径を小さくすることが可能である。この例において、チューブ三腔部分の長さL3は約4インチ(10.16cm)であってよく、二腔部分の長さL4は約19インチ(48.26cm)であってよく、供給チューブの全長L5は約23インチ(58.42cm)であってよい。あるいは、他の長さも使用することができる。

Claims (19)

  1. 胃腸の用途に使用されるチューブであって、
    中空チューブと、
    前記チューブに結合されたばねとを備え、
    前記ばねは耐食性であり、前記チューブが曲った時に、前記チューブのねじれの防止を助ける、チューブ。
  2. 前記ばねは、前記中空チューブの内径に対して配置されており、且つ、前記チューブの上に配置された封止材を更に備える、請求項1に記載のチューブ。
  3. 前記ばねは、ステンレス鋼又はポリマー材料でできている、請求項1に記載のチューブ。
  4. 前記チューブは、シリコン材料、ポリウレタン材料、又はポリマー材料でできている、請求項1に記載のチューブ。
  5. 前記チューブはほぼ丸い内径を有するか、前記チューブはほぼ丸い内面を有さない、請求項1に記載のチューブ。
  6. 前記ばねは、前記チューブの押出成形製造プロセスの間に、前記ばねが前記チューブの壁に埋め込まれるように前記中空チューブに配置される、又は、前記ばねは、前記チューブの押出成形後のプロセスの間に、前記中空チューブに配置される、請求項1に記載のチューブ。
  7. 前記中空チューブは、単一のチューブに複数の管腔を含み、前記ばねは一又は複数の前記管腔に関連付けられている、請求項1に記載のチューブ。
  8. 前記中空チューブの一端に結合されたG−Jボタンを更に備える、請求項1に記載のチューブ。
  9. 前記複数の管腔は、第1の胃管腔、第2の空腸管腔、及び第3管腔を含む、請求項7に記載のチューブ。
  10. ねじれ耐性チューブであって、
    チューブ壁、及び
    前記チューブ壁内部に配置された又は前記チューブ壁の内面に隣接して配置されたばねとを備え、
    前記ばねは、前記チューブが曲った時の前記チューブのねじれの防止を助ける、チューブ。
  11. 前記ばねが前記チューブ壁内部に配置されている場合、前記ばねは、前記チューブの押出成形製造プロセスの間に前記チューブ壁の中に組み込まれ、
    前記ばねが前記チューブ壁に隣接して配置されている場合、前記ばねは、前記押出成形プロセスが完了した後で、前記チューブに追加される、請求項10に記載のチューブ。
  12. G−Jボタンに結合された多腔型供給チューブであって、
    少なくとも2つの管腔をその近位端に有し、少なくとも1つの管腔をその遠位端に有する多腔型チューブであって、前記管腔が少なくとも胃管腔と空腸管腔とを備える、前記多腔型チューブと、
    前記供給チューブにねじれ耐性の特徴を付与するために、前記多腔型チューブの長さの少なくとも一部に沿って配置されたばねと
    を備える多腔型供給チューブ。
  13. 前記胃管腔及び前記空腸管腔はおおむね同じ長さであり、前記空腸管腔の中に挿入される空腸チューブを更に備え、前記空腸チューブの長さは前記胃管腔及び前記空腸管腔の長さよりも大きく、前記ばねは、前記空腸チューブの長さの少なくとも一部に沿って配置されている、請求項12に記載の供給チューブ。
  14. 前記空腸チューブは、その近位端に円錐形部分を有し、前記円錐形部分は前記空腸チューブと一体的に形成される、又は後処理ステップにおいて形成される、請求項13に記載の供給チューブ。
  15. 前記円錐形部分は、前記チューブの材料よりもデュロメータ硬度が高い材料でできており、前記円錐形部分が前記G−Jボタンに据え付けられ、前記空腸チューブが前記空腸管腔及び前記G−Jボタンに結合されるように、前記チューブが前記G−Jボタンの開口部の中へ、前記空腸管腔の中まで挿入される、請求項14に記載の供給チューブ。
  16. 前記ばねは、前記多腔型チューブの前記空腸管腔に結合され、前記空腸管腔の長さは前記胃管腔よりも大きく、前記ばねが、前記空腸管腔の前記長さの少なくとも一部に沿って、又は前記空腸管腔の前記長さのほぼ全てに沿って延びている、請求項12に記載の供給チューブ。
  17. 前記ばねは、前記ばねが前記空腸管腔の壁に埋め込まれるように、前記空腸管腔と同時に押出成形される、請求項16に記載の供給チューブ。
  18. 前記ばねは、前記ばねが前記多腔型チューブの外壁と同時に押出成形されるように、前記多腔型チューブの前記外壁に結合される、請求項12に記載の供給チューブ。
  19. 前記多腔型チューブはその長さに沿ってほぼ一定の外径を有し、前記多腔型チューブは少なくとも胃管腔と空腸管腔を有し、前記胃管腔の長さは前記空腸管腔の長さよりも小さく、前記ばねは前記空腸管腔の前記長さの一部又は全てに沿って延びている、請求項18に記載の供給チューブ。
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