JP2017204992A - 直流電源システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易に余剰電力の発生を予測して太陽光発電を有効に活用する。【解決手段】直流電源システムは、外部交流電源に接続された整流器と、太陽光発電装置と、整流器又は太陽光発電装置により充電される蓄電池と、整流器、太陽光発電装置又は蓄電池から直流電力を供給される負荷と、太陽光発電装置からの出力電力を測定する電力センサと、整流器の出力電圧を調整する制御装置とを含む直流電源システムである。制御装置は、太陽光発電装置から余剰電力が発生するか否かを判定する判定部と、整流器の出力電圧を調整する制御部と、を有する。判定部は、太陽光発電装置から余剰電力が発生すると判定された場合は、蓄電池を太陽光発電装置により放電させ、余剰電力が発生しないと判定された場合は、整流器により蓄電池へ充電させる。【選択図】図5

Description

本発明は、太陽光発電装置を備える直流電源システムに関する。
近年、太陽光発電等の自然エネルギーの利用が注目される中で、施設および住宅にも太陽光発電装置が設置されることが多くなってきている。現状では、太陽光発電装置が発電した直流の電力は、パワーコンディショナーによって交流に変換されて利用されているものがほとんどである。この場合、もともと直流で動作する機器や設備も多いため、直流−交流−直流の変換ロスが発生することになる。この変換ロスを低減するために、直流電源システムが注目されつつある(例えば、特許文献1参照)。
太陽光発電装置を用いた直流電源システムにおいて、発電量が設備負荷を上回る場合、余剰電力を蓄電池に充電して別の時間帯に放電することで余剰電力の利活用を行うことで太陽光発電を有効に活用している。現在、その余剰電力が発生するかどうかあらかじめ予測する技術において高級な画像処理部と撮影制御部を有するカメラや予測値を算出するデータベースを有するためのサーバ、天気予報情報のデータベース化や処理を行うサーバなどの装置が必要とされている。(例えば特許文献2参照)。
特開2014−042417号公報 特開2010−283139号公報
しかしながら、上記の従来技術ように余剰電力が発生するかどうかを予め予測する技術において、高級な画像処理部と撮影制御部を有するカメラなどのセンサや、予測値を算出するデータベースを有するためのサーバなどの装置は、設置スペース及び費用面でコストがかかることが問題点である。
また、画像処理及び画像処理に基づいた予測計算を行うためには高度な計算が必要となり、またそれらを処理する高性能なサーバなどの装置が必要となる。つまり、上記の従来技術では、設置スペース及び費用面でコストがかかることが問題点である。
そこで本発明は、上記問題点を解決するため、簡易に余剰電力の発生を予測して太陽光発電を有効に活用することが可能な技術ことを目的とする。
本発明の実施の形態によれば、外部交流電源に接続された整流器と、太陽光発電装置と、前記整流器又は前記太陽光発電装置により充電される蓄電池と、前記整流器、前記太陽光発電装置又は前記蓄電池から直流電力を供給される負荷と、前記太陽光発電装置からの出力電力を測定する電力センサと、前記整流器の出力電圧を調整する制御装置とを含む直流電源システムであって、前記制御装置は、前記太陽光発電装置から余剰電力が発生するか否かを判定する判定部と、前記整流器の出力電圧を調整する制御部と、を有し、前記判定部は、第二の時刻で、前記電力センサの出力電力が所定の閾値以上であるか否かに基づいて、前記太陽光発電装置から余剰電力が発生するか否かを判定し、前記制御部は、前記太陽光発電装置から余剰電力が発生する場合に備えて前記蓄電池を予め放電させるために前記第二の時刻より前の第一の時刻で前記整流器の出力電圧を前記蓄電池の出力電圧未満である所定の出力電圧に調整すると共に、前記判定部により前記太陽光発電装置から余剰電力が発生しないと判定された場合、又は、前記第二の時刻より後の第三の時刻が経過した場合に、前記整流器により前記蓄電池への充電を行うために前記整流器の出力電圧を前記蓄電池の出力電圧以上に調整する、直流電源システムが提供される。
本発明の実施の形態によれば、簡易に余剰電力の発生を予測して太陽光発電を有効に活用することが可能な技術が提供される。
本実施の形態に係る直流電源システムの構成例を示す図である。 本実施の形態に係るコントローラの機能構成の一例を示す図である。 余剰電力予測情報及び放電制御情報の一例を示す図である。 本実施の形態に係るコントローラのハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施の形態に係る直流電源システムが行う処理手順の一例を示すフローチャートである。 その日に余剰電力が発生する場合における直流電源システムの動作例を示す図である。 その日に余剰電力が発生しない場合における直流電源システムの動作例を示す図である。 本実施の形態に係る直流電源システムの構成例(変形例1)を示す図である。 本実施の形態に係る直流電源システムの構成例(変形例2)を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
<システム構成、概要>
図1は、本実施の形態に係る直流電源システムの構成例を示す図である。図1に示すように、本実施の形態に係る直流電源システム1は、太陽光発電装置2と、負荷装置3と、蓄電池4と、コントローラ5と、整流器6と、出力電圧調整器7と、電力センサ8とを有する。また、整流器6は商用電源9と接続されている。
太陽光発電装置2は、太陽光パネル(ソーラーパネル)であり、太陽光を受けて直流電力を出力する。負荷装置3は、太陽光発電装置2、蓄電池4又は整流器6から直流電力を供給され、直流電力により動作する機器である。負荷装置3はどのような装置であってもよいが、例えば移動通信システムに用いられる基地局である。蓄電池4は、整流器6及び太陽光発電装置2により充電され、整流器6及び太陽光発電装置2からの出力が低下した場合に負荷装置3に対して電力を供給する。蓄電池4には、充放電を行う機能が備えられていてもよい。整流器6は商用電源9からの交流電力を直流電力に変換する。
出力電圧調整器7は、整流器6の出力電圧を調整する役割を担っており、複数のダイオードと、複数のダイオードのうち任意の数のダイオードをバイパスさせるためのスイッチを有している。出力電圧調整器7は、コントローラ5の指示によりスイッチを動作させることで、整流器6の出力電流が通過するダイオードの数を変更し、ダイオードの性質である順方向電圧降下を利用することで整流器6の出力電圧を任意に調整する。なお、一般的なシリコンダイオードの順方向電圧降下は0.6〜0.7V程度である。電力センサ8は、太陽光発電装置2の発電電力を測定するセンサである。
コントローラ5は、整流器6の出力電圧を調整する機能、及び、太陽光発電装置から余剰電力が発生するか否かを予測する機能を有しており、余剰電力に応じて整流器6の出力電圧を調整することで蓄電池4の蓄電量を制御する。
本実施の形態に係る直流電源システム1は、太陽光が多い日中帯では太陽光発電装置2からの出力電力により負荷装置3を動作させ、太陽光発電装置2で発電することができない夜間帯では、蓄電池4又は整流器6からの出力電力により負荷装置3を動作させる。また、コントローラ5は、夜間帯に予め蓄電池4からの放電で負荷装置3を動作させることで蓄電池4の蓄電量を減らしておき、朝の時点でその日に余剰電力が生じるのかを予測する。余剰電力が生じると予測した場合、コントローラ5は、太陽光発電装置2の出力電力により負荷装置3を動作させると共に、太陽光発電装置2の余剰電力により蓄電池4を充電させるように制御する。一方、余剰電力が生じないと予測した場合、コントローラ5は、整流器6の出力電力により負荷装置3を動作させると共に、整流器6の出力電力により蓄電池4を充電させるように制御する。これにより、本実施の形態に係る直流電源システム1は、簡易に余剰電力の発生を予測して太陽光発電を有効に活用することが可能になる。
<機能構成>
図2は、本実施の形態に係るコントローラの機能構成の一例を示す図である。本実施の形態に係るコントローラは、判定部51と、制御部52と、記憶部53とを有する。これら各部は、コントローラ5にインストールされた1以上のプログラムが、コントローラ5のCPUに実行させる処理により実現され得る。
判定部51は、太陽光発電装置2から余剰電力が発生するか否かを判定する機能を有する。制御部52は、整流器6の出力電圧を調整する機能を有する。記憶部53は、コントローラ5のメモリ等により実現され、余剰電力を予測するために用いられる余剰電力予測情報と、夜間帯に蓄電池4から放電させる電力量を制御するために用いられる放電制御情報とが格納される。
図3(a)に、余剰電力予測情報の一例を示す。図3(a)に示す余剰電力予測情報には、月ごとに判定閾値(X(1)〜X(12))が格納されており、判定部51は、電力センサ8で測定される太陽光発電装置2の発電電力(W)が判定閾値以上である場合に、その日に余剰電力が発生すると判定(予測)する。太陽光発電装置2の発電電力は季節によって変動し、更に、本実施の形態で用いられる太陽光発電装置2の発電能力、及び、負荷装置3の消費電力に応じて変動することから、月ごとの判定閾値は、予め実験等に基づいて決定されるのが好ましい。なお、図3(a)の例では、余剰電力予測情報は月ごとに判定閾値が格納されているが、月ごとに限られず、1年間を複数の期間に区切った他の期間ごとであってもよい。例えば、予測精度を高めるために15日ごと等であってもよい。
図3(b)に放電制御情報の一例を示す。図3(a)に示す放電制御情報には、月ごとの放電量制御値(C(1)〜C(12))が格納されており、制御部52は、放電量制御値に従って、夜間帯に蓄電池4から放電させる電力量を制御する。放電量制御値には、整流器6の出力電圧を低下させるべき所定の電圧の値(V)が格納されている。
ここで、整流器6の出力電圧が蓄電池4から出力される出力電圧よりも大きい場合、蓄電池4は充電状態となり、整流器6の出力電圧が蓄電池4から出力される出力電圧未満である場合、蓄電池4は放電状態となる。また、蓄電池4は、充電率(SOC:State of Charge)が低下するに従って、蓄電池4から出力される出力電圧が低下するという性質がある。つまり、この性質を利用すれば、整流器6の出力電圧を変化させることで蓄電池4の充電率を任意に制御することができる。本実施の形態では、蓄電池4から放電させる電力量に対応する蓄電池4の出力電圧を実験等で予め測定しておき、測定された出力電圧と同じ値になるように整流器6の出力電圧を低下させることで、蓄電池4から所望の電力量を放電させるようにする。
<ハードウェア構成>
図4は、本実施の形態に係るコントローラのハードウェア構成の一例を示す図である。本実施の形態に係るコントローラ5は、プロセッサ1001と、メモリ1002と、ストレージ1003と、通信IF(Interface)1004と、入力装置1005と、出力装置1006とを有する。
CPU1001は、コントローラ5の全体制御を行うプロセッサである。CPU201は、メモリ1002等に記憶されたオペレーティングシステム、アプリケーション等のプログラムを実行し、コントローラ5における各機能部の処理を実現する。メモリ1002には、コントローラ5における各機能部の処理を実現するためのプログラムやプログラムによって利用されるデータ等が記憶される。また、メモリ1002は、プログラムをロードするための記憶領域、及び、ロードされたプログラムのワーク領域等として用いられる。ストレージ1003には、各種情報及びプログラム等が記憶される。通信IF1004は、データの送受信を行うための通信インタフェースである。入力装置1005は、ユーザからの入力操作の受け付ける機能を有する。出力装置1006は、各種情報の表示等を行う。なお、コントローラ5には、非一時的(non-transitory)な記憶媒体を接続可能であってもよい。記憶媒体の例としては、磁気記憶媒体、光ディスク、光磁気記憶媒体、不揮発性メモリなどがある。コントローラ5における各機能部の処理を実現するためのプログラムは、当該記憶媒体に格納することができる。
<処理手順>
図5は、本実施の形態に係る直流電源システムが行う処理手順の一例を示すフローチャートである。
ステップS101で、コントローラ5は、日中帯に太陽光発電装置2から余剰電力が発生した場合に当該余剰電力を蓄電池4に充電させることを可能にするため、時刻Tの時点で、予め蓄電池4から放電を開始させる。具体的には、コントローラ5の制御部52は、放電制御情報を参照することで整流器6の出力電圧を低下させるべき所定の電圧を取得し、時刻Tのタイミングで出力電圧調整器7のスイッチを切替えて整流器6の出力電流が通過するダイオードの数を変更することで、整流器6の出力電圧を所定の電圧に低下させる。例えば、出力電圧調整器7に30個のシリコンダイオードが接続され、所定の電圧が6Vである場合(整流器6の出力電力を6V低下させる場合)、コントローラ5の制御部52は、20個のシリコンダイオードをバイパスさせ、整流器6の出力電流が10個のシリコンダイオードを通過するように出力電圧調整器7のスイッチを制御する。時刻Tは、予め固定的に設定された時刻(例えば朝5時など)であってもよい。また、蓄電池4の放電が完了する時刻は放電量に応じて変化するため、月ごとの最適な時刻を予め実験等で決定しておき、決定された時刻を放電制御情報に含めておくようにしてもよい。
ステップS102で、コントローラ5の判定部51は、余剰電力予測情報を参照することで判定閾値を取得する。続いて、判定部51は、時刻Tのタイミングで、電力センサ8で測定される太陽光発電装置2の発電電力(W)と判定閾値とを比較する。電力センサ8で測定される太陽光発電装置2の発電電力(W)が判定閾値以上である場合、その日に余剰電力が発生すると判定(予測)し、ステップS103の処理手順に進む。一方、判定部51は、電力センサ8で測定される太陽光発電装置2の発電電力(W)が判定閾値未満である場合、その日に余剰電力は発生しないと判定(予測)し、ステップS105の処理手順に進む。時刻Tのタイミングは、例えば日の出時刻から所定の時間が経過した後(例えば、日の出の2時間後)などでもよいし、予め固定的に設定された時刻(例えば朝8時など)であってもよい。
ステップS103で、時刻の経過と共に太陽光発電装置2の発電量が増加して余剰電力が生じる。太陽光発電装置2から生じた余剰電力は蓄電池4の方向に流れ、当該余剰電力により蓄電池4への充電が自動的に行われる。
ステップS104で、日没と共に太陽光発電装置2の発電量が低下し、余剰電力がゼロになることで蓄電池4から放電が開始されてしまうのを防止するため、コントローラ5の制御部52は、時刻Tのタイミングで整流器6の出力電圧を元の出力電圧に戻す。具体的には、コントローラ5の制御部52は、出力電圧調整器7のスイッチを切替えることで、全てのダイオードをバイパスさせるようにする。時刻Tは、蓄電池4の充電率が100%になったタイミングでもよいし、日没時間等であってもよいし、予め固定的に設定された日没後の時刻(例えば20時など)であってもよい。
ステップS105で、ステップS101で放電された蓄電池4を再度充電するため、コントローラ5の制御部52は、時刻Tのタイミングで整流器6の出力電圧を元の出力電圧に戻す。具体的には、コントローラ5の制御部52は、出力電圧調整器7のスイッチを切替えることで、全てのダイオードをバイパスさせるようにする。
<動作例>
図6は、その日に余剰電力が発生する場合における直流電源システムの動作例を示す図である。図6において、SOCは蓄電池4の充電率の変化を示しており、上限は100%である。Ploadは、負荷装置3が消費する電力量(W)を示している。PPVは、太陽光発電装置2の出力電力(W)を示している、Xは、余剰電力が発生するか否かを判断する判定閾値(W)を示している。
まず、時刻Tで蓄電池4の放電が開始され、蓄電池4のSOCが徐々に低下する。続いて、時刻Tでその日に余剰電力が発生するか否かの判定が行われる。図6の例では、PPV>Xであるため、その日に余剰電力が発生すると判定される。続いて、時刻の経過と共に太陽光発電装置2の出力電力PPVが上昇し、PPV>Ploadとなったタイミング(時刻T)で余剰電力が発生して蓄電池4への充電が開始される。
図7は、その日に余剰電力が発生しない場合における直流電源システムの動作例を示す図である。まず、時刻Tで蓄電池4の放電が開始され、蓄電池4のSOCが徐々に低下する。続いて、時刻Tでその日に余剰電力が発生するか否かの判定が行われる。図6の例では、PPV<Xであるため、その日に余剰電力は発生しないと判定される。続いて、整流器6から蓄電池4への充電が開始され、蓄電池4のSOCが100%になるまで上昇する。
<変形例>
図8は、本実施の形態に係る直流電源システムの構成例(変形例1)を示す図である。変形例1では、整流器6に自身の出力電圧を調整する機能を設けるようにして出力電圧調整器7を省略する。変形例1では、コントローラ5の制御部52は、図5のステップS101、ステップS104及びステップS105の処理手順において、整流器6からの出力電圧(又は低下させるべき所定の電圧)を整流器6に直接指示するようにする。
図9は、本実施の形態に係る直流電源システムの構成例(変形例2)を示す図である。変形例2では、蓄電池4に充放電器を備えておき、蓄電池4の放電量を任意に制御することを可能にする。また、変形例1と同様、出力電圧調整器7を省略する。
変形例2では、コントローラ5の制御部52は、図5のステップS101の処理手順において、蓄電池4に対して放電量を直接指示するようにする。この場合、蓄電池4の充放電器が備える双方向コンバータの昇圧回路により出力電圧を整流器の出力電圧よりも上げることで、蓄電池4は自ら放電することができるため、コントローラ5の制御部52は、整流器6に対して出力電圧を下げるように(又は出力を停止するように)指示する必要は無い。変形例2では、放電制御情報の放電量制御値には、蓄電池4から放電させるべき電力量(Wh)が格納されていてもよい。
なお、変形例2では、コントローラ5の制御部52は、図5のステップS104及びステップS105の処理手順を省略する。これは、蓄電池4の充放電器が備える双方向コンバータの降圧回路により出力電圧を整流器の出力電圧よりも下げることで、蓄電池4は自ら充電することができるため、整流器6に対して出力電圧を上げるように(又は出力を再開するように)指示する必要は無いためである。
変形例1及び2によれは、出力電圧調整器7により出力電圧を調整する場合と比較して、出力電圧調整器7を設置するスペースの削減、及び、ダイオードにおる電力損失を削減することができるとの効果を奏する。
<実施の形態における補足事項>
本明細書で説明した実施形態の処理手順、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
なお、実施の形態において、時刻Tは第一の時刻の一例である。時刻Tは第二の時刻の一例である。時刻Tは第三の時刻の一例である。
1 直流電源システム
2 太陽光発電装置
3 負荷装置
4 蓄電池
5 コントローラ
6 整流器
7 出力電圧調整器
8 電力センサ
51 判定部
52 制御部
53 記憶部
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信IF
1005 入力装置
1006 出力装置

Claims (5)

  1. 外部交流電源に接続された整流器と、太陽光発電装置と、前記整流器又は前記太陽光発電装置により充電される蓄電池と、前記整流器、前記太陽光発電装置又は前記蓄電池から直流電力を供給される負荷と、前記太陽光発電装置からの出力電力を測定する電力センサと、前記整流器の出力電圧を調整する制御装置とを含む直流電源システムであって、
    前記制御装置は、
    前記太陽光発電装置から余剰電力が発生するか否かを判定する判定部と、
    前記整流器の出力電圧を調整する制御部と、
    を有し、
    前記判定部は、第二の時刻で、前記電力センサの出力電力が所定の閾値以上であるか否かに基づいて、前記太陽光発電装置から余剰電力が発生するか否かを判定し、
    前記制御部は、前記太陽光発電装置から余剰電力が発生する場合に備えて前記蓄電池を予め放電させるために前記第二の時刻より前の第一の時刻で前記整流器の出力電圧を前記蓄電池の出力電圧未満である所定の出力電圧に調整すると共に、前記判定部により前記太陽光発電装置から余剰電力が発生しないと判定された場合、又は、前記第二の時刻より後の第三の時刻が経過した場合に、前記整流器により前記蓄電池への充電を行うために前記整流器の出力電圧を前記蓄電池の出力電圧以上に調整する、
    直流電源システム。
  2. 前記所定の閾値には、1年間を複数の期間に区切った期間ごとに異なる閾値が設定される、
    請求項1に記載の直流電源システム。
  3. 前記所定の出力電圧には、前記1年間を複数の期間に区切った期間ごとに異なる電圧が設定される、
    請求項2に記載の直流電源システム。
  4. 前記整流器の出力電圧を変化させるための複数のダイオードと前記複数のダイオードのうち任意の数のダイオードをバイパスさせるためのスイッチを更に有し、
    前記制御部は、前記スイッチを切替えて前記複数のダイオードのうちバイパスさせるダイオードの数を変化させることで、前記整流器の出力電圧を調整する、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の直流電源システム。
  5. 外部交流電源に接続された整流器と、太陽光発電装置と、前記整流器又は前記太陽光発電装置により充電される蓄電池と、前記整流器、前記太陽光発電装置又は前記蓄電池から直流電力を供給される負荷と、前記太陽光発電装置からの出力電力を測定する電力センサと、前記蓄電池の放電量を調整する制御装置とを含む直流電源システムであって、
    前記制御装置は、
    前記太陽光発電装置から余剰電力が発生するか否かを判定する判定部と、
    前記蓄電池の放電量を調整する制御部と、
    を有し、
    前記判定部は、第二の時刻で、前記電力センサの出力電力が所定の閾値以上であるか否かに基づいて、前記太陽光発電装置から余剰電力が発生するか否かを判定し、
    前記制御部は、前記太陽光発電装置から余剰電力が発生する場合に備えて前記蓄電池を予め放電させるために、前記第二の時刻より前の第一の時刻で前記蓄電池に対して所定の電力量を放電するように指示する、
    直流電源システム。
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