JP2017204224A - 情報入力システム及び電子ペン - Google Patents
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Abstract
【課題】直感的且つ簡単な操作で、所望の情報を入力できる情報入力システム及びそれに用いる電子ペンを提供する。【解決手段】情報入力システムにおいて、ユーザーが指又は前記指から出射される赤外光とは異なるパターンの赤外光を出射する電子ペンで投影面に触れることにより、前記指又は前記電子ペンでカーテン状の赤外光が遮られた状態を赤外用撮像部が撮像したときは、画像解析部が、前記赤外用撮像部の信号に対応する画像から赤外光パターンを検出し、制御部は、前記赤外光パターンに応じて、前記カーテン状の赤外光を遮ったものが前記電子ペンと前記指のいずれかであるかを判別し、判別した前記電子ペン又は前記指に応じて異なる情報の入力を行うようになっている。【選択図】図1
Description
本発明は、画像を投影する投影部を備えた情報入力システム及び電子ペンに関する。
近年、スクリーンに投影した投影画像に文字や図などを書き込む機能や、投影画像の拡大、縮小、及びページ送りなどの操作を実行する機能を有するいわゆるインタラクティブなプロジェクタ装置が市販されている。これらの機能は、スクリーンをタッチする操作者の指や、操作者が保持しているペン及び指し棒などを入力操作手段とし、該入力操作手段の位置及び動きを検出して、その検出結果をコンピュータなどへ送ることで実現されている。
特許文献1には、電子ペンまたは指示手段が表示手段へ接触したことを判別する判別手段と、判別手段で表示手段への接触が指示手段であると判別した場合、指示手段に対応する表示を表示手段に表示させる表示制御手段と、を有する情報処理装置が開示されている。
特許文献1の技術によれば、イベント振分部が、座標検知部によって検知されたイベントの座標位置と接触検知部によって検出された検出結果を、ストローク描画、UI操作、及びジェスチャー操作の各イベントに振り分けている。例えば「ストローク描画」は、ディスプレイ上にストローク画像が表示されている場合に、ユーザーがディスプレイ上で電子ペンを押下し、この押下した状態で電子ペンを移動させ、最終的にディスプレイ上から電子ペンを離すまでのイベントであるとされる。このストローク描画により、例えば、アルファベット等がディスプレイ上に描画される。又、「UI操作」は、ディスプレイ上にUI画像が表示されている場合に、ユーザーが電子ペン又は手によって所定の位置を押下したイベントである。このUI操作により、例えば、電子ペンにより描画される線の色や幅等が設定される。
これに対し、「ジェスチャー操作」は、ディスプレイ上にストローク画像が表示されている場合に、ユーザーが手でディスプレイ上をタッチしたり移動させたりするイベントである。このジェスチャー操作により、例えば、ユーザーがディスプレイに手をタッチさせた状態で手を移動させることで、画像の拡大(若しくは縮小)、表示領域の変更、又は、ページ切り換え等を行うことができるとされる。
しかるに、特許文献1の技術によれば、ストローク描画、UI操作、及びジェスチャー操作のいずれかを実現するには、ディスプレイ上に,それに対応する画像を予め表示しなくてはならない。すなわち、所望の操作を行うためには、それに対応する画像の表示と、実際の操作のツーアクションが少なくとも必要となって、操作が煩雑になり,また直感的操作が行えないという問題がある。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされ、直感的且つ簡単な操作で、所望の情報を入力できる情報入力システム及びそれに用いる電子ペンを提供することを目的とする。
本発明の情報入力システムは、
投影面に画像を投影する投影部と、
前記投影面に沿って、赤外光をカーテン状に出射する赤外光出射部と、
前記投影面上の前記赤外光を撮像する赤外用撮像部と、
前記赤外用撮像部からの信号を入力して解析を行う画像解析部と、
前記画像解析部の解析に基づいて前記投影部を制御する制御部と、を有する情報入力システムであって、
ユーザーが指又は前記指から出射される赤外光とは異なるパターンの赤外光を出射する電子ペンで前記投影面に触れることにより、前記指又は前記電子ペンで前記カーテン状の赤外光が遮られた状態を前記赤外用撮像部が撮像したときは、前記画像解析部が、前記赤外用撮像部の信号に対応する画像から赤外光パターンを検出し、
前記制御部は、前記赤外光パターンに応じて、前記カーテン状の赤外光を遮ったものが前記電子ペンと前記指のいずれかであるかを判別し、判別した前記電子ペン又は前記指に応じて異なる情報の入力を行うようになっているものである。
投影面に画像を投影する投影部と、
前記投影面に沿って、赤外光をカーテン状に出射する赤外光出射部と、
前記投影面上の前記赤外光を撮像する赤外用撮像部と、
前記赤外用撮像部からの信号を入力して解析を行う画像解析部と、
前記画像解析部の解析に基づいて前記投影部を制御する制御部と、を有する情報入力システムであって、
ユーザーが指又は前記指から出射される赤外光とは異なるパターンの赤外光を出射する電子ペンで前記投影面に触れることにより、前記指又は前記電子ペンで前記カーテン状の赤外光が遮られた状態を前記赤外用撮像部が撮像したときは、前記画像解析部が、前記赤外用撮像部の信号に対応する画像から赤外光パターンを検出し、
前記制御部は、前記赤外光パターンに応じて、前記カーテン状の赤外光を遮ったものが前記電子ペンと前記指のいずれかであるかを判別し、判別した前記電子ペン又は前記指に応じて異なる情報の入力を行うようになっているものである。
本発明によれば、直感的且つ簡単な操作で、所望の情報を入力できる情報入力システム及びそれに用いる電子ペンを提供することができる。
以下、本発明に係る実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態にかかる情報入力システム100を示すブロック図であり、図2は、情報入力システム100の使用状態を示す図である。図1において、情報入力システム100は、投影部101と、赤外光出射部102と、撮像部103と、画像解析部104と、これらと信号伝達可能に接続された画像制御部105とを有する。
投影部101は、投影制御部101aと、光源及び光学系(不図示)とを有しており、外部のパソコンPCから画像制御部105を介して送信されたオリジナル画像の画像信号を、投影制御部101aにて画像に変換して、スクリーン(投影面)SCに投影可能となっている。
赤外光出射部102は、赤外レーザ光源とシリンドリカルレンズ又はビームシェイパ等の光学系(不図示)とを有し、赤外レーザ光源から出射された赤外光を、光学系を介して整形しつつスクリーンSCから2〜5mmの位置で、これに沿って略平行にカーテン状(膜状)に出射する。
撮像部(赤外用撮像部)103は、赤外帯域に感度を持つ撮像素子(不図示)を備え、カーテン状に出射された赤外光IR越しにスクリーンSCを撮像して、それに応じた画像信号を出力する。
画像解析部104は、撮像部103から出力された画像信号を解析するものであり、位置情報検出部104aと輝度情報検出部104bとを有する。
画像制御部(制御部)105は、画像解析部104による解析結果に応じて、投影部101の投影する画像を制御するものであり、赤外光出射部102の制御部を兼ねている。
図2に示すように、情報入力システム100はケースCSEに収容された状態で、スクリーンSC上部中央に配置されると好ましい。情報入力システム100は、有線(H)又は無線にて外部のパソコンPCに接続されている。このとき、赤外光出射部102から出射されたカーテン状の赤外光は、スクリーンSCに対して略平行に延在するように出射されるので、情報入力システム100から離れた位置に電子ペンEP又は指FGを置いた場合でも、撮像部103の撮像した画像から赤外光を遮った状態を明確に検出できる。
図3は、本実施の形態で好適に用いられる電子ペンEPの斜視図であり、図4は,電子ペンEPの分解図である。電子ペンEPは、ユーザーUSが把持する円筒状のボディBDと、ボディBD内に配置された電池(電源)BTと、電池BTに接続された赤外レーザ(光源)LDと、第1キャップCP1と、第2キャップCP2とを有する。
第1キャップCP1はドーム状であって、ボディBDの先端の取付部ATに固定されている。第1キャップCP1は、図4に示すように、中心から互いに略45°の交差角で延在する3本のスリットSLを形成しており、また外周に円周溝GRを形成している。
一方、第2キャップCP2は同様にドーム状であって、略120°の範囲で切り欠かれた切欠部CTを有しており、内周に突起部(不図示)を形成している。かかる突起部を、第1キャップCP1の円周溝GRに係合することで、第1キャップCP1に対して第2キャップCP2が離間することなく取り付けられている。但し、第1キャップCP1と第2キャップCP2との間に作用する摩擦力で、例えスクリーンにタッチしたときでも両者は不用意に相対回転しないようになっており、かかる摩擦力を超えた力を付与したときのみ、両者は回転するようになっていると好ましい。第1キャップCP1と第2キャップCP2の形状は逆であっても良いし、この形状に限られることもない。第1キャップCP1と第2キャップCP2とで、整形部を構成する。
不図示のスイッチを操作することで、電池BTから供給された赤外レーザLDが発光し、ボディBDの先端の孔HLを介して赤外光が外部へと出射する。このとき、ボディBDの先端に、第1キャップCP1と第2キャップCP2とが取り付けられているので、孔HLから出射した赤外光は、第1キャップCP1のスリットSLと、第2キャップCP2の切欠CTとを通過することにより整形されて出射することとなる。第1キャップCP1にスリットSLを設けることで、これを通過した赤外光が、スクリーンSCの撮像部103から比較的離れた位置(例えばスクリーンSCの周辺近傍)に照射された場合でも、撮像部103が明瞭に撮像できる赤外光パターンを形成できる。
図5は、電子ペンEPの先端をスクリーンSCに接触させた状態で赤外光を出射した場合において、第1キャップCP1と第2キャップCP2との相対回転位置と、スクリーン上に形成される赤外光のパターンPTとを対応づけて示す図であり、パターンPTにおいてハッチングで示す部位は,それ以外の部位よりも赤外光強度が高いことを意味している。
第2キャップCP2の切欠CTで、第1キャップCP1の3本のスリットSL全てを露出した状態であると、図5(a)に示すように、スクリーン上に形成される赤外光のパターンPTは、長軸が45°方向に傾いた3つの長円の焦点同士を接合した形状となる。
又、第2キャップCP2の切欠CTで、第1キャップCP1の1本のスリットSLを覆った状態であると、図5(b)に示すように、スクリーン上に形成される赤外光のパターンPTは、長軸が45°方向に傾いた2つの長円の焦点同士を接合した形状となる。
更に、第2キャップCP2の切欠CTで、第1キャップCP1の2本のスリットSLを覆った状態であると、図5(c)に示すように、スクリーン上に形成される赤外光のパターンPTは、1つの長円のみの形状となる。尚、パターンPTにおける1つの長円は、縦横比(a/b)が2以上であるものとする。
尚、第2キャップCP2の切欠CTで、第1キャップCP1の3本のスリットSL全てを覆った状態であると、図5(d)に示すように、スクリーン上には赤外光のパターンが形成されない状態となる。このように、第2キャップCP2と第1キャップCP1とを相対回転させることで、赤外光が透過するスリット形状を変更できる。
これに対し、指FGをスクリーンにタッチしたときは、その指FGから放射される赤外線により、ほぼ円形の赤外光パターン(後述する図8参照)が形成されることとなる。本実施の形態では、電子ペンEPから出射された赤外線により形成される赤外線パターンと、指FGから放出される赤外線により形成されるパターンとが,互いに形状が異なることを利用して電子ペンEPか指FGかを識別し、それに応じて後述するように異なる情報の入力を行えるようになっている。
次に、情報入力システム100の動作について説明する。図6は、情報入力システム100にて行われる制御を示すフローチャートである。図7は、電子ペンEPで赤外線を出射しながら、スクリーンSCに対して操作を行った際に、撮像部103で撮像した画像の一部を模式的に示し、図8は、ユーザーUSの指FGで、スクリーンSCに対して操作を行った際に、撮像部103で撮像した画像の一部を模式的に示す図である。図7,8において、黒色領域が電子ペンEP又は指FGによりスクリーンSC上に形成される赤外光パターンを示し、灰色領域がカーテン状に出射された赤外光を示す。
図6のステップS101において、投影部101は、パソコンPCから送信された画像信号に基づいて、図2に示すようにオリジナル画像OIGをスクリーンSCに投影する。又、ステップS102において、赤外光出射部102はスクリーンSCに沿ってカーテン状に赤外光を出射する。このとき撮像部103は、スクリーンSC上の赤外光IRを撮像している。
ステップS103にて、画像解析部104が、撮像部103からの画像信号を解析し、電子ペンEP又は指FGがスクリーンSCに接触するまで待ち受ける。図示していないが、ユーザーUSが電子ペンEP又は指FGでスクリーンSC上をタッチしなければ、スクリーンSCに沿って赤外光出射部102から出射された赤外光が遮られないので、スクリーンSC全面を覆った赤外光IRが撮像されることとなる。又、投影部101からスクリーンSC上に投影された画像は赤外成分を含まないので、後述する赤外光パターンの検出に悪影響を与えることはない。
ここで、ユーザーUSが電子ペンEP又は指FGで、スクリーンSC上をタッチしたものとする。かかる場合、図7,8に示すように、スクリーンSCに沿って出射された赤外光の一部が遮光され、赤外光出射部102と反対側に赤外光が写らない領域ARが生じることとなる。このような領域ARは、例えば赤外光を発しない棒でスクリーンSCをタッチした場合にも生じるが、電子ペンEP又は指FGでタッチした場合、それ自体が赤外線を放出しているので、図7,8に示すように、領域ARの上端(赤外光出射部102側端)に、赤外光パターンPTが出現することとなる。かかる赤外光パターンPTは、赤外光出射部102から出射されたカーテン状の赤外光IRよりも強度(輝度)が高くなっており、両者は容易に識別できる。
よって図7又は8に示す状態であれば、画像解析部104の輝度情報検出部104bが、電子ペンEP又は指FGがスクリーンSCに接触したと判断でき、フローをステップS104以降に進めることとなる。
ステップS104で、画像解析部104の位置情報検出部104aが、スクリーンSCに対し、赤外光パターンPTの位置座標を取得する。位置座標としては、図7に示す電子ペンの赤外光パターンPTでは、例えば長円の共通の焦点位置(単一の長円の場合は領域ARに近い側の焦点位置)とすることができ、図8に示す指の赤外光パターンPTでは、例えば円の中心位置とすることができる。
更にステップS105で、画像解析部104の輝度情報検出部104bが赤外光パターンPTの形状を検出し、ステップS106で、検出した赤外光パターンの形状を解析して、2つの明部(赤外光強度が高い)で1つの暗部(赤外光強度が低い)を挟んでいるか否かを判定する。2つの明部で1つの暗部を挟んでいると判定すると、図5(a)、(b)に示すいずれかの赤外光パターンPTに相当するから、輝度情報検出部104bはステップS108で、ユーザーUSが電子ペンEPでスクリーンSCにタッチしたと判断する。
これに対し、2つの明部で1つの暗部を挟んでいなかったと判定された場合、図5(c)に示す赤外光パターンPT,もしくは指FGから発せられる赤外光パターンPTの可能性がある。そこで、ステップS107にて、輝度情報検出部104bは、赤外光パターンPTの縦横比(a/b)を検出し、これが閾値2以上であるか否か判断する。縦横比(a/b)が閾値2以上であると判断されれば、これは図5(c)に示す赤外光パターンPTに相当するから、ステップS108で輝度情報検出部104bは、ユーザーUSが電子ペンEPでスクリーンSCにタッチしたと判断する。
かかる場合、ステップS109で、画像制御部105が「描画処理モード」を設定する。「描画処理モード」では、赤外光パターンPTの移動を利用して、描画を行うことができる。より具体的には、図7において電子ペンEPが座標(X1,Y1)から座標(X2,Y2)へと移動したことを、画像解析部104の位置情報検出部104aからの信号で認識したときは、画像制御部105は、座標(X1,Y1)から座標(X2,Y2)へと引かれた線Lの画像情報を、投影部101へと送信する。投影部101は、受信した画像情報に基づいて、線LをスクリーンSCに追加表示する。これにより、オリジナル画像OIG上に、任意の線Lを描画することができる。尚、線Lの画像情報をパソコンPCに送信して、オリジナル画像OIGに重畳し,これを記憶しても良い。
一方、ステップS107にて、赤外光パターンPTの縦横比(a/b)が閾値2未満であると判断されたときは、輝度情報検出部104bは、ステップS110でユーザーUSが指FGでスクリーンSCにタッチしたと判断する。
かかる場合、ステップS111で、画像制御部105が「画面制御処理モード」を設定する。「画面制御処理モード」では、赤外光パターンPTの移動を利用して、画面制御処理を行うことができる。より具体的には、図8において、指FGが座標(X3,Y3)から座標(X4,Y4)へと移動したことを、画像解析部104の位置情報検出部104aからの信号で認識したときは、画像制御部105は、その向きや速度に応じて、画面スクロールやドラッグ等を実行することができる。
その後、ステップS112で、電子ペンEP又は指FGでスクリーンSCをタッチしているか否かを、画像解析部104の輝度情報検出部104bが判断し、タッチしている場合には、フローをステップS104へと戻し、いずれもタッチしていない場合には、制御を終了する。
図9は、本実施の形態の変形例にかかる情報入力システム100の制御を示すフローチャートである。ステップS101〜S105は、上述した実施の形態と同様であるため説明を省略する。ステップS105で赤外光パターンPTの形状を検出した後、ステップS106で、画像解析部104の輝度情報検出部104bが、検出した赤外光パターンの形状が非点対称であるか否か判定する。ここで、赤外光パターンの形状の重心から外形までの最大寸法と最小寸法を求めたとき、例えば(最大寸法−最小寸法)/最大寸法が50%を超える場合、非点対称であると判断する。
赤外光パターンの形状が非点対称でなければ、輝度情報検出部104bは、ステップS110でユーザーUSが指FGでスクリーンSCにタッチしたと判断し、ステップS111で、画像制御部105が「画面制御処理モード」を設定する。「画面制御処理モード」に関しては、上述した実施の形態と同様である。
これに対し、赤外光パターンの形状が非点対称であれば、輝度情報検出部104bは、ステップS207で、ユーザーUSが電子ペンEPでスクリーンSCにタッチしたと判断する。更に、輝度情報検出部104bは、ステップS208で画像解析により長円の数Nをカウントする。ここで、N=3であると判断した場合(図5(a)参照)、ステップS209で、画像制御部105が描画に用いる線の色を黒色に設定する。又、N=2であると判断した場合(図5(b)参照)、ステップS210で、画像制御部105が描画に用いる線の色を赤色に設定する。更に、N=1であると判断した場合(図5(c)参照)、ステップS211で、画像制御部105が描画に用いる線の色を青色に設定する。
続くステップS109で、画像制御部105が「描画処理モード」を設定する。「描画処理モード」に関しては、上述した実施の形態と同様であるが、描画される線の色については、ステップS209〜S211のいずれかで選択された色とする。それ以外の構成については、上述した実施の形態と同様であるので説明を省略する。
以上述べた例では、赤外光パターンの形状に応じて、描画する線の色を変えているが、例えば赤外光パターンの形状に応じて,線種(実線、点線等)や、点と線の区別などを行うこともできる。又、指FGによる情報の入力としては、上述したスクロールやドラッグの要求の他、画像の拡大、縮小、ページめくりの要求など、種々のものがある。
100 情報入力システム
101 投影部
101a 投影制御部
102 赤外光出射部
103 撮像部
104 画像解析部
104a 位置情報検出部
104b 輝度情報検出部
105 画像制御部
AR 領域
AT 取付部
BD ボディ
BT 電池
CP1 第1キャップ
CP2 第2キャップ
CT 切欠
EP 電子ペン
FG 指
GR 円周溝
HL 孔
IR カーテン状の赤外光
LD 赤外レーザ
PC パソコン
PT 赤外光パターン
SC スクリーン
SL スリット
US ユーザー
101 投影部
101a 投影制御部
102 赤外光出射部
103 撮像部
104 画像解析部
104a 位置情報検出部
104b 輝度情報検出部
105 画像制御部
AR 領域
AT 取付部
BD ボディ
BT 電池
CP1 第1キャップ
CP2 第2キャップ
CT 切欠
EP 電子ペン
FG 指
GR 円周溝
HL 孔
IR カーテン状の赤外光
LD 赤外レーザ
PC パソコン
PT 赤外光パターン
SC スクリーン
SL スリット
US ユーザー
Claims (5)
- 投影面に画像を投影する投影部と、
前記投影面に沿って、赤外光をカーテン状に出射する赤外光出射部と、
前記投影面上の前記赤外光を撮像する赤外用撮像部と、
前記赤外用撮像部からの信号を入力して解析を行う画像解析部と、
前記画像解析部の解析に基づいて前記投影部を制御する制御部と、を有する情報入力システムであって、
ユーザーが指又は前記指から出射される赤外光とは異なるパターンの赤外光を出射する電子ペンで前記投影面に触れることにより、前記指又は前記電子ペンで前記カーテン状の赤外光が遮られた状態を前記赤外用撮像部が撮像したときは、前記画像解析部が、前記赤外用撮像部の信号に対応する画像から赤外光パターンを検出し、
前記制御部は、前記赤外光パターンに応じて、前記カーテン状の赤外光を遮ったものが前記電子ペンと前記指のいずれかであるかを判別し、判別した前記電子ペン又は前記指に応じて異なる情報の入力を行うようになっている情報入力システム。 - 前記制御部は、前記赤外光を遮ったものが前記電子ペンであると判別したときは、前記電子ペンの前記投影面上における座標に基づいて点又は線の入力が行われたと判断し、前記投影部を制御して、前記入力された点又は線を含む画像を前記投影面に投影する請求項1に記載の情報入力システム。
- 前記制御部は、前記赤外光を遮ったものが前記指であると判別したときは、前記指を用いた画面制御に関する情報の入力が行われたと判断し、前記情報に従って前記投影部を制御する請求項1又は2に記載の情報入力システム。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の情報入力システムに用いる電子ペンであって、電源と、前記電源からの電力により赤外光を出射する光源と、前記光源から出射された赤外光を整形する整形部とを有する電子ペン。
- 前記整形部は形状変更可能なスリットを有し、前記スリットを前記赤外光が透過する請求項4の記載の電子ペン。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016096997A JP2017204224A (ja) | 2016-05-13 | 2016-05-13 | 情報入力システム及び電子ペン |
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