JP2017203249A5 - - Google Patents

Description

また、本発明の第十の態様におけるプラント建屋は、第一軸線回りに回転可能な第一回転軸を有する第一回転機械が設置される第一設置領域と、前記第一軸線に対して平行かつ水平方向に離間して配置された第二軸線回りに回転可能な第二回転軸を有する第二回転機械が設置される第二設置領域と、を有する建屋本体と、前記建屋本体内に配置されて、前記第一設置領域の上方を前記第一回転軸に対して直交する水平方向に走行可能な第一天井クレーンと、前記建屋本体内における前記第一天井クレーンより低い位置に配置されて、前記第二設置領域の上方を前記第二回転軸に対して直交する水平方向に走行可能な第二天井クレーンと、前記第一天井クレーンの上方に設けられた第一天井部と、前記第二天井クレーンの上方で前記第一天井部より低い位置に設けられた第二天井部とを備え、前記第一天井クレーンは、互いに平行な状態で前記第一回転軸に対して直交する水平方向に延びている一対の第一走行レールを有し、前記第二天井クレーンは、互いに平行な状態で前記第二回転軸に対して直交する水平方向に延びている一対の第二走行レールを有する。

このような構成によれば、第一回転機械側と第二回転機械側とで建屋本体の高さを変えることができる。これにより、建屋本体の鉛直方向の大きさが片方の回転機械の大きさに合わせて大きくなりすぎてしまうことを抑えることができる。
また、本発明の第十一の態様におけるプラント建屋では、鉛直方向の上方から見た際に、前記第一走行レールと前記第二走行レールとは、前記第一走行レールが延びる方向において重なるように配置されていてもよい。
また、本発明の第十二の態様におけるプラント建屋では、前記建屋本体は、内部に搬出入領域を有していてもよい。
また、本発明の第十三の態様におけるプラント建屋では、前記搬出入領域は、前記第一設置領域と前記第二設置領域との水平方向の間に設けられた領域であってもよい。

Claims (13)

1. 第一回転機械が設置される第一設置領域と、第二回転機械が設置される第二設置領域と、前記第一設置領域と前記第二設置領域との水平方向の間に設けられる搬出入領域とを有する建屋本体と、
   前記建屋本体内に配置されて、前記第一設置領域の上方及び前記搬出入領域の上方を走行可能な第一天井クレーンと、
   前記建屋本体内に、前記第一天井クレーンに対して異なる高さ位置に配置されて、前記第二設置領域の上方及び前記搬出入領域の上方を走行可能な第二天井クレーンと、を備えるプラント建屋。
2. 前記第一天井クレーンは、前記第二設置領域を除いた領域の上方のみを走行可能とされている請求項１に記載のプラント建屋。
3. 前記第二天井クレーンは、前記第一設置領域を除いた領域の上方のみを走行可能とされている請求項１又は請求項２に記載のプラント建屋。
4. 前記第一回転機械は、第一軸線回りに回転可能な第一回転軸を有し、
   前記第二回転機械は、前記第一軸線に対して平行かつ水平方向に離間して配置された第二軸線回りに回転可能な第二回転軸を有し、
   前記第一天井クレーンは、前記第一回転軸に対して直交する水平方向に走行可能とされ、
   前記第二天井クレーンは、前記第二回転軸に対して直交する水平方向に走行可能とされている請求項１から請求項３のいずれか一項に記載のプラント建屋。
5. 前記第一天井クレーンは、前記第一回転軸に対して直交する水平方向に延びる一対の第一走行レールを有し、
   前記第二天井クレーンは、前記第二回転軸に対して直交する水平方向に延びる一対の第二走行レールを有し、
   前記第一走行レールと前記第二走行レールとは、前記搬出入領域の上方において、鉛直方向にオーバーラップしている、請求項４に記載のプラント建屋。
6. 前記第二天井クレーンは、前記第一天井クレーンより低い位置に配置され、
   前記建屋本体は、
   前記第一天井クレーンの上方に設けられた第一天井部と、
   前記第二天井クレーンの上方で、前記第一天井部より低い位置に設けられた第二天井部とを有する請求項１から請求項５のいずれか一項に記載のプラント建屋。
7. 前記第一回転機械は、メンテナンスに必要な前記建屋本体の床面からの鉛直方向の寸法である第一高さ寸法を有し、
   前記第二回転機械は、メンテナンスに必要な前記建屋本体の床面からの鉛直方向の寸法である第二高さ寸法を有し、
   前記第二高さ寸法は、前記第一高さ寸法よりも小さい請求項１から請求項６のいずれか一項に記載のプラント建屋。
8. 前記第一設置領域に設置された前記第一回転機械と、
   前記第二設置領域に設置された前記第二回転機械と、
   請求項１から請求項７のいずれか一項に記載のプラント建屋とを含むプラント。
9. 請求項１から請求項７のいずれか一項に記載のプラント建屋と、
   前記第一設置領域に設置された前記第一回転機械であるガスタービンと、
   前記第二設置領域に設置された前記第二回転機械である蒸気タービンと、
   発電機とを含む別軸型のコンバインドサイクルプラント。
10. 第一軸線回りに回転可能な第一回転軸を有する第一回転機械が設置される第一設置領域と、前記第一軸線に対して平行かつ水平方向に離間して配置された第二軸線回りに回転可能な第二回転軸を有する第二回転機械が設置される第二設置領域と、を有する建屋本体と、
    前記建屋本体内に配置されて、前記第一設置領域の上方を前記第一回転軸に対して直交する水平方向に走行可能な第一天井クレーンと、
    前記建屋本体内における前記第一天井クレーンより低い位置に配置されて、前記第二設置領域の上方を前記第二回転軸に対して直交する水平方向に走行可能な第二天井クレーンと、
    前記第一天井クレーンの上方に設けられた第一天井部と、
    前記第二天井クレーンの上方で前記第一天井部より低い位置に設けられた第二天井部とを備え、
    前記第一天井クレーンは、互いに平行な状態で前記第一回転軸に対して直交する水平方向に延びている一対の第一走行レールを有し、
    前記第二天井クレーンは、互いに平行な状態で前記第二回転軸に対して直交する水平方向に延びている一対の第二走行レールを有するプラント建屋。
11. 鉛直方向の上方から見た際に、前記第一走行レールと前記第二走行レールとは、前記第一走行レールが延びる方向において重なるように配置されている請求項１０に記載のプラント建屋。
12. 前記建屋本体は、内部に搬出入領域を有している請求項１０又は請求項１１に記載のプラント建屋。
13. 前記搬出入領域は、前記第一設置領域と前記第二設置領域との水平方向の間に設けられた領域である請求項１２に記載のプラント建屋。