JP2017202825A - 車両用表示装置 - Google Patents

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岳士 石田
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純平 浅野
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【課題】車両の走行速度を直感的なイメージで表示できるだけでなく、乗客が退屈しないアミューズメントとしての役割を果たす車両用表示装置を提供する。【解決手段】車両に関する各種情報を含む画像を乗客に向けて画面表示する車両用表示装置10は、各種情報に車両の走行中の走行速度を含み、画面11上の任意の位置に、横方向に延びる所定長さの規定軸21を設定し、規定軸21の一端から他端をゼロ速度から最高速度に相当させ、走行速度を、規定軸21に沿って一端から他端に延びる帯グラフ22の長さの割合の変化として表し、帯グラフ22の背後に重ねてスクロール表示する背景画像23を、車両が走行する実際の時間帯に対応させて、各時間帯を想起し得るイメージを含む複数のパターンを実際の時間帯に対応させて切り替え表示し、切替え表示のための時間帯データを月日毎に有する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に関する各種情報を含む画像を乗客に向けて表示する車両用表示装置であり、特に、鉄道車両に代表される列車の客室内に設置されるものに関する。
従来より、鉄道車両の客室内では乗客に対する各種情報のアナウンスが行われている。特に最近では、客室内のドア上方等に車両用表示装置を設置して、その画面上にて各種情報を視覚的に提供することが増えている。例えば特許文献1には、鉄道車両情報表示システムにおいて、適切なタイミングで乗客の役に立つ多様な情報として、車両が到着する予定の駅のホームの情報を表示する装置が開示されている。
ここで各種情報としては、例えば、走行中の列車におけるリアルタイムの走行速度も考えられるが、特許文献1には例示されていない。ただし、走行速度に関する表示は、例えば特許文献2において既に開示されている。特許文献2には、列車を試験モードに設定した場合に、車内表示器に走行速度を含む各種情報を表示することが記載されている。
特開2003−95105号公報 特開平7−17405号公報
前述したように、車両用表示装置においても、各種情報の一つとして走行速度を表示するものは知られているが、何れもその表示内容の種類は少なく、ほとんどが数字によるデジタル表示に止まるものであった。従って、走行速度の表示については、アミューズメントの面で不足しているばかりでなく、乗客が直感的なイメージとして捉えにくく、速度を実感することができないという問題があった。
本発明は、以上のような従来の技術の有する問題点に着目してなされたものであり、車両の走行速度を直感的なイメージで分かり易く表示することができるばかりでなく、乗客を退屈させないアミューズメントとしての役割も果たすことができる車両用表示装置を提供することを目的としている。
前述した目的を達成するための本発明の要旨とするところは、以下の各項の発明に存する。
[1]車両に関する各種情報を含む画像を乗客に向けて表示する車両用表示装置(10)において、
前記各種情報には、車両の走行中における走行速度が含まれており、
表示画面(11)上の任意の位置に、横方向に延びる所定長さの規定軸(21)を設定し、該規定軸(21)の一端から他端をゼロ速度から最高速度に相当させて、前記走行速度を、前記規定軸(21)に沿って一端から他端に向かい横方向に延びる帯グラフ(22)の長さの割合の変化として表し、
前記帯グラフ(22)の背後に重ねて表示する背景画像(23)を、前記走行速度に比例させた速度で車両の進行方向に合わせてスクロール表示し、
前記背景画像(23)は、車両が走行する実際の時間帯に対応させて、各時間帯を想起し得るイメージを含む複数のパターンが用意され、
前記背景画像(23)のパターンが実際の時間帯に対応させて切り替え表示され、該切替え表示のための時間帯データが月日毎に用意されたことを特徴とする車両用表示装置(10)。
[2]前記帯グラフ(22)を、本装置(10)が設置された具体的な車両の外観を模した画像として表示することを特徴とする[1]に記載の車両用表示装置(10)。
次に、前述した解決手段に基づく作用を説明する。
前記[1]に記載の車両用表示装置(10)によれば、各種情報を画像で表示する画面(11)上にて、その任意の位置に、横方向に延びる所定長さの規定軸(21)を設定する。この規定軸(21)自体は、視覚的に見えなくてもかまわないが、そのまま表示して例えば速度のメモリを付したりしても良い。
前記規定軸(21)は、その全長に渡って、走行中の車両の走行速度をリアルタイムで表示するためのベースとなり、その一端から他端を、車両のゼロ速度から最高速度に相当させている。そして、車両の走行速度は、規定軸(21)に沿って一端から他端に向かい横方向に延びる帯グラフ(22)の長さの割合の変化として表す。
これにより、車両の走行速度を乗客に対して、単なる数字によるデジタル表示ではなく、グラフィカルで直感的なイメージで分かり易く表示することができ、走行速度を乗客に極めて容易に認識させることができる。もちろん、規定軸(21)や帯グラフ(22)と併用して、数字によるデジタル表示を行ってもかまわない。
前記帯グラフ(22)の背後に重ねて表示する背景画像(23)は、前記走行速度に比例させた速度で車両の進行方向に合わせてスクロール表示する。ここで背景画像(23)としては、例えば雲(夜は星)のイラストを描き,これをスクロールさせることで、車両の走行感を強調することができる。なお、背景画像(23)としては、他にも、実際の車窓の風景を模したイラスト、あるいは実写によるビデオ動画を採用したり、隠し画像等を含ませても良い。
しかも、背景画像(23)のスクロールは、実際の走行速度に比例させてリアルタイムで速度を変えることにより、速度感を持たせることができる。このような背景画像(23)のスクロール表示により、速度情報提供のサービスの向上だけでなく、見た目の楽しさ面白さをいっそう高めることができ、乗客を退屈させないアミューズメントとしての役割も果たす。
また、背景画像(23)は、車両が走行する実際の時間帯に対応させて、各時間帯を想起し得るイメージを含む複数のパターンが用意され、この各パターンを、実際の時間帯に対応させて切り替え表示する。この切り替え表示のための時間帯データは、月日毎に用意されている。ここで背景画像(23)のパターンとしては、走行時間帯に合わせて、背景画像(23)が昼間(青空等)、夕刻(夕焼け空等)、夜間(星空やヘッドライト点灯等)のイラストを用意すると良い。
これらのパターンを走行時間帯に合わせて選択して表示することにより、実際の時刻と表示している走行イメージが一致することになり、両者がずれることにより生じる違和感を解消することができる。なお、各パターンを所定周期(例えば10分等)で繰り返し切り替えるように表示しても良い。
前記[2]に記載の車両用表示装置(10)によれば、前記帯グラフ(22)を、単なる棒形状としてではなく、具体的な車両の外観を模したイラスト等の画像として表示する。これにより、単なる速度表示に止まることなく、一般乗客が、面白さ楽しさを感じるような表示を実現することができる。
ここで車両の形式に応じて、帯グラフ(22)の画像を実際の車両に合致したイラスト等に入れ替えることにより、よりいっそう乗客が楽しむことができ、話題性も向上する。また、前記規定軸(21)は、例えば線路のイラストにすれば良く、また、前述した走行速度を示すメモリを付けることにより、車両のイラストが速度を表していることが一目瞭然となり、乗客にアピールすることができる。
本発明に係る車両用表示装置によれば、車両の走行速度を直感的なイメージで分かり易く表示することができるばかりでなく、乗客を退屈させないアミューズメントとしての役割も果たすことができる。
このように、単なるサービス向上だけでなく、アミューズメント性が高く、また話題性のあるものとなり、インターネット上の各種サイト等による宣伝拡散も期待され、採用した会社のイメージアップにも貢献することができる。
特に、切り替え表示のための時間帯データを月日毎に用意してあるので、背景画像を実際の季節と違和感の無い季節感が呼び起こされるようにすることができる。
本発明の実施の形態に係る車両用表示装置を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る車両用表示装置を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る車両用表示装置を含む列車内表示システムの一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る車両用表示装置の表示画面のうち右側表示領域に表示する各種情報の表示内容を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る車両用表示装置の表示画面のうち右側表示領域に表示する背景モードを切り替える時間帯データを示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る車両用表示装置の表示画面における具体的な表示内容の一例を示す図表である。 本発明の実施の形態に係る車両用表示装置を制御する表示制御装置における表示制御の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る車両用表示装置における表示制御の流れを示すフローチャートである。
以下、図面に基づき本発明を代表する実施の形態を説明する。
本実施の形態に係る車両用表示装置10は、車両内に設置されて、該車両に関する各種情報を含む画像を乗客に向けて画面上にて表示可能なものである。以下、鉄道車両の列車の客室内に設置する場合について説明する。車両用表示装置10は、図示省略したが列車の客室内において、車両同士の貫通路の開閉扉の上方や、乗降ドアの上方に設置すると良い。
図1は、車両用表示装置10の正面図であり、図2は、車両用表示装置10の側面図である。図1,図2に示すように、車両用表示装置10は、正面視で左右方向に延びた長方形であり、奥行き方向に薄い箱状のケース本体の前面側のほぼ全域に大きな表示画面11が形成されている。かかる形状の表示装置は、一般にフラットディスプレイと称されているが、本車両用表示装置10は、従来多かったLED(発光ダイオード)ではなく、LCD(液晶ディスプレイ)により構成している。
従来のLED表示装置では、解像度が低く細かい表現が難しかったり、基本色が3色であり、そのうち目立つ色はアンバー(橙色)のみのため、ほとんど単色の表現になってしまう等の表示上の制約があった。一方、本車両用表示装置10は、高解像度LCDによって構成したことにより、表示処理速度も速く、精密なイラスト表示や滑らかな動画表示が可能となっている。
図1に示すように、本車両用表示装置10の表示画面11には、各種情報を区分けして表示するように、複数の表示部に濃淡の差により区画されている。ここでの濃淡の差はグラフィックス表示により形成される。表示画面11は、左右方向の中央より右側の位置で左右に2分割されており、左側表示領域12には、列車の運行状況等が表示され、右側表示領域13には、列車の走行中における走行速度等が表示される。
詳しく言えば、左側表示領域12では、上段左側で矩形状に区画された表示部14に、列車の運行の種別が表示され、この表示部14より少し離れた右側で横長矩形状に区画された表示部15に、列車の行き先が表示される。さらに、表示部14および表示部15の下方の表示部16には、次の停車駅が表示される。なお、各表示部14,15,16において各種情報はそれぞれ画像として表示される。
一方の右側表示領域13では、上段部分の略中央に区画されたデジタル表示部17に、列車の走行速度が数字によってデジタル表示される。また、下段部分であるグラフ表示部18には、前記デジタル表示部17のデジタル表示とは別に列車の走行速度が帯グラフ22によって表示される。なお、デジタル表示部17における数字は画像として表示され、グラフ表示部18においては走行速度がアニメーション動画として表示される。
本発明の根幹は、グラフ表示部18における走行速度の表示形態にあり、表示画面11上に任意の位置として、グラフ表示部18の下端に沿って横方向に延びる所定長さの規定軸21が設定され、該規定軸21の一端から他端をゼロ速度から最高速度に相当させて、走行速度を規定軸21に沿って一端から他端に向かい横方向に延びる帯グラフ22の長さの割合の変化として表している。ここで帯グラフ22は、本車両用表示装置10が実際に設置された具体的な列車の外観を模したイラスト画像として表示されている。
帯グラフ22に相当する列車を模したイラスト画像は、例えば、同一会社が所有する車両の種類に応じて複数用意されており、後述する表示制御装置100に予め登録されている。車両用表示装置10は、型式設定スイッチ20(図3参照)を有しており、この型式設定スイッチ20による設定内容により、車両用表示装置10が実際に搭載された列車(車両)に応じて、当該列車に合致したイラスト画像を選択できるように設定されている。
前記規定軸21に関しては、視覚的に見えなくてもかまわないが、本実施の形態では、列車のイラスト画像に合わせて線路を模した画像として表現されており、さらに、規定軸21に沿って速度を表すメモリが付されている。図1中において、規定軸21の一端(右端)はゼロ速度であり、規定軸21の他端(左端)は当該列車の最高速度であり、これらの間にも所定間隔おきにゼロ速度から最高速度の間の速度を表すメモリが記されている。
また、グラフ表示部18には、規定軸21や帯グラフ22に背後に重ねて背景画像23が表示される。背景画像23について詳しくは後述するが、背景画像23は、前記走行速度に比例させた速度で車両の進行方向に合わせてスクロール表示される。また、背景画像23は、列車が走行する実際の時間帯に対応させて、各時間帯を想起し得るイメージを含む複数のパターンが用意されており、この各パターンは、実際の時間帯に対応させて切り替え表示される。
なお、本実施の形態では、右側表示領域13の上段部分は、前記背景画像23を表示しない領域であり、略中央にあるデジタル表示部17の補足として、その前方には「ただいま」、後方には「km/h」の文字が表示される。ここで上段部分はデジタル表示部17だけを残して、その両側部分を下方のグラフ表示部18と同様に、背景画像23を表示する領域として一体化させても良い。この場合には、背景画像23の前方に重ねる形で、デジタル表示部17の前後に前述の文字を表示すると良い。
図3は、本車両用表示装置10を含む列車内表示システムの一例を示すブロック図である。図3において列車は、先頭車両または乗務員室を有する車両1Aと、先頭車両に続く乗務員室を有さない車両1Bの2両のみ示すが、通常はこれらが合計で3両以上連結された編成となっている。そして、各車両1A,1B毎に、車両用表示装置10が例えば2台ずつ設置されている。
車両1Aには、表示制御装置100が設置されており、各車両1A,1Bにある全ての車両用表示装置10は、信号伝送路101を介して表示制御装置100と各種信号を送受可能に接続されている。また、表示制御装置100には、それぞれ個別の信号線を介して、降雨感知器120、ワイパー装置130、ドア装置140、および速度発電機150が接続されている。
表示制御装置100は、車両用表示装置10の表示画面11上における表示内容に関する表示制御を行うものである。かかる表示制御装置100は、各種制御の中枢的機能を果たすCPU(中央処理装置)と、CPUの実行するプログラムや各種の固定的データを記憶するROMと、プログラムを実行する上で一時的に必要になるデータを記憶するためのRAM等を主要部とする回路により構成されている。また、表示制御装置100は、内部時計110を有し、日付および時刻を常時取得可能である。
表示制御装置100は、次のような制御を実行するようにプログラムされている。すなわち、表示制御装置100は、速度発電機150より車輪の回転数に応じたパルス信号を受信し、走行速度および駅間の累積走行距離の算出を行う。また、表示制御装置100は、ドア装置140からドア開閉状態の信号を受信し、「ドア開」信号を受信した時、駅到着と判断して、駅間の累積走行距離をリセットする。
また、表示制御装置100は、降雨感知器120より降雨の有無を受信する。また、表示制御装置100は、ワイパー装置130よりワイパー動作の有無を受信する。そして、表示制御装置100は、降雨感知器120からの「降雨有」信号、およびワイパー装置130からの「ワイパー動作」の何れか一方、または何れも受信した時に「降雨有」と決定する。
図4は、前記右側表示領域13に表示する各種情報の表示内容を説明する図である。右側表示領域13に表示する各種情報として、前記表示制御装置100は、図4(a)の「走行速度データ」と、図4(b)の「背景モード」を保有する。ここで走行速度は、列車の走行中におけるリアルタイムの走行速度であり、これを表示する画像として、前記デジタル表示部17に表示する数字の他、前記グラフ表示部18に表示する帯グラフ22(列車イラスト)等がある。
また、背景モードには、前記グラフ表示部18に表示される背景画像の他、日時、トンネルモード、降雨有無が含まれている。本実施の形態では、背景画像として、「夜明1」、「夜明2」、「夜明3」、「昼」、「夕方1」、「夕方2」、「夕方3」、「夜」と、全部で8パターンが予め用意されており、表示制御装置100の記録媒体に登録されている。なお、各パターンにおける具体的な表示内容は、それぞれが表示される時間帯を想起し得るイメージを含むものであれば何でも良く、適宜定めると良い。
図5は、背景モードの表示内容を切り替えるための時間帯データを説明する図である。図5(a)に示す時間帯データは、365日分用意されており、時期により異なる日の出、日の入に応じて、車両用表示装置10の背景画像の変化時刻を変えるためのものである。この時間帯データは、月日毎に前述した「夜明1」、「夜明2」、「夜明3」、「昼」、「夕方1」、「夕方2」、「夕方3」、「夜」の8種類の背景モードの開始時刻が定義されている。
図5(b)に示す時間帯判定表は、時間帯データで設定された各背景モードの開始時刻と現在時刻を比較して、現在の背景モードを決定する論理条件を示している。前記表示制御装置100は、内部時計110より得た月日により時間帯データから当該日時のデータを取得し、時間帯判定表にd基づく処理によって、内部時計110より得た時刻に対応する背景モードを決定する。
図5(c)に示すトンネル位置データは、トンネル入口および出口の位置を、その手前の停車駅(基準駅)からの距離で定義するものである。前記表示制御装置100は、算出した累積走行距離とトンネル位置データから、現在の列車のトンネルモード(トンネル内/トンネル外)を決定する。
次に、本実施の形態に係る車両用表示装置10の作用について説明する。
図3において、表示制御装置100は、速度発電機150からのパルス信号に基づき算出した走行速度を、走行速度電文として車両用表示装置10に対して送信する。また、表示制御装置100は、内部時計110より取得した日時や、前記処理により決定したトンネルモード、降雨有無、背景モードを、まとめて背景モード電文として車両用表示装置10に送信する。
車両用表示装置10は、表示制御装置100から受信した走行速度データ電文に基づき、表示画面11中のデジタル表示部17に、列車の走行速度を数字によりデジタル表示する。同時に、デジタル表示部17の下方のグラフ表示部18に、同じく走行速度を列車外観を模したイラスト画像である帯グラフ22により表示する。なお、前述したが型式設定スイッチ20による設定内容により、車両用表示装置10が実際に搭載された列車の種類に応じて、当該列車に合致したイラスト画像を選択することができる。
グラフ表示部18において帯グラフ22は、線路を模した規定軸21上を一端(右端)から他端(左端)に向かって伸縮し、帯グラフ22である列車イラスト画像の先端位置が現在の走行速度を表す。規定軸21の一端(右端)はゼロ速度であり、規定軸21の他端(左端)は当該列車の最高速度に相当する。図6に一例を示すように、列車の走行速度が104km/hの時、帯グラフ22の先端は、規定軸21上の左端寄りでメモリ100〜120(km/h)の間に位置する。また、走行速度が62km/hの時、帯グラフ22の先端は、規定軸21上の中央付近でメモリ60〜80(km/h)の間に位置する。
このように、列車の走行速度は、デジタル表示部17におけるデジタル表示だけでなく、規定軸21に沿って一端から他端に延びる帯グラフ22の長さの割合の変化として表示される。それにより、車両の走行速度を乗客に対して、単なる数字によるデジタル表示だけではなく、グラフィカルで直感的なイメージで分かり易く表示することができ、走行速度を乗客に極めて容易に認識させることができる。
特に、本実施の形態では、前記帯グラフ22を、単なる棒形状としてではなく、本車両用表示装置10が搭載された具体的な列車の外観を模したイラスト画像として表示した点にも表示上の特徴がある。これにより、単なる速度表示に止まることなく、一般乗客が、面白さ楽しさを感じるような表示を実現することができる。
前述したように、型式設定スイッチ20による設定内容により、車両用表示装置10が実際に搭載された列車の種類に応じて、当該列車に合致したイラスト画像を選択することにより、いっそう乗客が楽しむことができ、話題性も向上する。さらに、前記規定軸21も線路のイラスト画像とした上で、走行速度を示すメモリを付けることにより、帯グラフ22である列車イラスト画像が速度を表していることが一目瞭然となり、乗客にアピールすることができる。
また、車両用表示装置10は、表示制御装置100から受信した背景モード電文に基づき、表示画面11中のグラフ表示部18に、前記帯グラフ22の手前ないし背後に重ねるように背景画像23を表示する。ここで背景画像23としては、具体的には例えば、空、雲、星、飛行機、気球、鳥、町並、山、川、海、森林、田畑、看板、ネオンサイン、トンネル内の構造物、架線柱、架線、線路、線路脇の植物等のイラスト、あるいは実写によるビデオ動画等を採用すれば良く、かかる背景画像23を前記帯グラフ22の上部、手前、背部、下部に表示する。
ここで背景画像23は、前記帯グラフ22の先頭の向きと反対側にスクロール表示される。これにより、列車の走行感を表現することができる。しかも、背景画像23のスクロール速度は、実際の走行速度に比例した速度に制御されており、現在の走行速度に応じて適宜変化するため、走行速度が速いほどスクロール速度も速くなり、いっそう速度感を強調することができる。また、見た目の楽しさも高めることができ、乗客を退屈させないアミューズメントとしての役割も果たす。
さらに、背景画像23は、列車が走行する実際の時間帯に対応させて、各時間帯を想起し得るイメージを含む複数のパターンが用意されている。この各パターンを、実際の時間帯に対応させて切り替え表示する。本実施の形態における背景画像23のパターンは、「夜明1」、「夜明2」、「夜明3」、「昼」、「夕方1」、「夕方2」、「夕方3」、「夜」の8種類の背景モードがある。
この8種類の背景モードと、それぞれのモードに対して降雨有無の組み合わせがあり16種、さらに、トンネル内の場合の背景画像23を合わせて17種のパターンが基本となる。この他にも、特定の条件に合致したときのみ表示される特別なキャラクター等のサプライズ背景画像を含むものを実装している。サプライズ背景画像としては、具体的には例えば、虹、UFO、天の川、流れ星、著名な山岳、国旗を掲揚した町並み、鯉のぼりやクリスマスツリーのような季節風景等と、様々なものが考えられる。
そして、車両用表示装置10は、表示制御装置100から受信した背景モード電文に基づいて、背景画像23を切り替える。このように、前述の各パターンを走行時間帯に合わせて選択して表示することにより、実際の時刻と表示している走行イメージが一致することになり、両者がずれることにより生じる違和感を解消することができる。なお、各パターンを所定周期(例えば10分等)で繰り返し切り替えるように表示しても良い。
具体的には例えば、図6に示すように、「昼」の背景モードであれば、背景画像23として明るい空のイラストが選択され、「夕方1」(または「夕方2」)の背景モードであれば、背景画像23として夕焼け空のイラストが選択される。また、「夜」の背景モードであれば、背景画像23として夜空のイラストが選択される。
また、車両用表示装置10は、表示制御装置100から受信した背景モード電文のトンネルモードが「トンネル内」である場合、トンネル内用の背景画像23を表示し、それ以外の場合、背景モードと降雨有無の組み合せで決定される背景画像23を表示する。
さらに、前述の特別なキャラクター等を含むサプライズ背景画像23の選択は、日時によるもの、乱数によるものがある。サプライズ背景画像23の日時による表示は、車両用表示装置10に予め設定した日時範囲と表示制御装置100から受信した背景モード電文の日時が合致した場合に行われる。一方、サプライズ背景画像23の乱数による表示は、表示制御装置100から受信した背景モード電文内容、および車両用表示装置10で発生させた乱数の組合せが車両用表示装置10に予め設定した条件と合致した場合に行われる。
なお、車両用表示装置10は、表示制御装置100から受信した列車の運行案内電文に基づいて、前記左側表示領域12の表示内容を随時切り替えるが、左側表示領域12における各表示部14,15,16における各種情報の表示については、既に一般的であるので詳しい説明は省略する。
図7は、表示制御装置100における表示制御の流れを示すフローチャートである。前述した説明と一部重複するが、以下、図7に沿って表示制御装置100における表示制御の流れを説明する。始めに表示制御装置100の電源が入ると、ステップS101で、ドア装置140から「ドア開」信号を受信したか否か判定する。ここで、「ドア開」信号を受信していなければ(ステップS101でN)、そのままステップS103に移行する。一方、受信していれば(ステップS101でY)、累積走行距離をリセットしてから(ステップS102)、ステップS103に移行する。
ステップS103では、速度発電機150からのパレス信号に基づき走行速度を算出して、車両用表示装置10に送信する。次にステップS104では、速度発電機150からのパルス信号に基づいて、ドアが閉ってからの累積走行距離を算出する。続くステップS105では、予め登録されているトンネル位置データと、前記算出した累積走行距離とを比較する。
ステップS105の比較結果として、(列車が)トンネル内であれば(ステップS105でY)、ステップS106で、背景モードのトンネルモードを「トンネル内」にセットする。一方、トンネル内でなければ(ステップS105でN)、ステップS107で、背景モードのトンネルモードを「トンネル外」にセットする。
次いで、ステップS108に進み、内部時計110より日時を取得し、背景モードの日時にセットする。そして、ステップS109で、時間帯データより当該日付のデータを取得する。続くステップS110では、時間帯データと現在時刻から時間帯判定表(図5(b)参照)に沿った処理により、背景モードの時間帯をセットする。さらに、ステップS111で、降雨感知器120から「降雨有」信号を受信しているか否か判定する。
ステップS111の判定の結果、「降雨有」信号を受信していれば(ステップS111でY)、ステップS113に進んで、背景モードの降雨有無を「降雨有」にセットした後、ステップS115に進む。一方、「降雨有」信号を受信していなければ(ステップS111でN)、ステップS112に進んで、ワイパー装置130から「ワイパー動作」信号を受信しているか判定する。
ステップS112の判定の結果、「ワイパー動作」信号を受信していれば(ステップS112でY)、ステップS113に進んで、背景モードの降雨有無を「降雨有」にセットした後、ステップS115に進む。一方、「ワイパー動作」信号を受信していなければ(ステップS112でN)、ステップS114に進んで、背景モードの降雨有無を「降雨無」にセットする。その後、ステップS115で、背景モード電文を車両用表示装置10に送信してリターンする。
図8は、車両用表示装置10における表示制御の流れを示すフローチャートである。前述した説明と一部重複するが、以下、図8に沿って車両用表示装置10における表示制御の流れも説明する。始めに車両用表示装置10の電源が入ると、ステップS121で、型式設定スイッチ20による設定内容を読み込み、該当する型式の列車(車両)に合致したイラスト画像である帯グラフ22を決定する。
次いで、ステップS122では、前記表示制御装置100から走行速度電文を受信したか否か判定する。ここで、走行速度電文を受信していなければ(ステップS122でN)、そのままステップS124に移行する。一方、走行速度電文を受信していれば(ステップS122でY)、ステップS123で、デジタル表示部17のデジタル表示を更新し、グラフ表示部18では帯グラフ22を左右にスクロールして、当該帯グラフ22の先頭を規定軸21上の当該速度に相当するメモリに合わせる。その後、ステップS124に移行する。
ステップS124では、前記表示制御装置100から背景モード電文を受信したか否か判定する。ここで、背景モード電文を受信していなければ(ステップS124でN)、前記ステップS122まで戻る。一方、背景モード電文を受信していれば(ステップS124でY)、ステップS125で、背景モード電文のうちトンネルモードが「トンネル内」か否か判定する。
ステップS125の判定の結果、トンネルモードが「トンネル内」であれば(ステップS125でY)、ステップS126で、背景画像23をトンネル用に更新した後、ステップS122まで戻り、その後の処理を繰り返す。一方、トンネルモードが「トンネル内」でなければ(ステップS125でN)、ステップS127で、背景モード電文のうち降雨有無が「降雨有」か否か判定する。ここで、「降雨有」であれば(ステップS127でY)、ステップS128に進み、「降雨有」でなければ(ステップS127でN)、ステップS131に進む。
ステップS128に進んだ場合、前述したサプライズ背景画像23の表示条件に合致するか否かを判定する。ここで、表示条件に合致しなければ(ステップS128でN)、ステップS129で、前記グラフ表示部18の背景表示を、背景モードに対応した「夜明1」/「夜明2」/「夜明3」/「昼」/「夕方1」/「夕方2」/「夕方3」/「夜」で「降雨有」の背景画像23に更新する。その後、前記ステップS122まで戻り、その後の処理を繰り返す。なお、「降雨有」の背景画像23とは、雨が降っている様子を表す画像である。
一方、表示条件に合致していれば(ステップS128でY)、ステップS130で、前記グラフ表示部18の背景表示を、背景モードに対応した「夜明1」/「夜明2」/「夜明3」/「昼」/「夕方1」/「夕方2」/「夕方3」/「夜」で「降雨有」、かつサプライズ背景画像23に更新する。その後、前記ステップS122まで戻り、その後の処理を繰り返す。
ステップS131に進んだ場合も、前述したサプライズ背景画像23の表示条件に合致するか否かを判定する。ここで、表示条件に合致しなければ(ステップS131でN)、ステップS132で、前記グラフ表示部18の背景表示を、背景モードに対応した「夜明1」/「夜明2」/「夜明3」/「昼」/「夕方1」/「夕方2」/「夕方3」/「夜」で「降雨無」の背景画像23に更新する。その後、前記ステップS122まで戻り、その後の処理を繰り返す。
一方、表示条件に合致していれば(ステップS131でY)、ステップS133で、前記グラフ表示部18の背景表示を、背景モードに対応した「夜明1」/「夜明2」/「夜明3」/「昼」/「夕方1」/「夕方2」/「夕方3」/「夜」で「降雨無」、かつサプライズ背景画像23に更新する。その後、前記ステップS122まで戻り、その後の処理を繰り返す。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は前述したような実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。例えば、線路上を運行する鉄道車両に適用した例を説明したが、路線上を運行する車両であれば他に例えば、路線バスやモノレール等にも適用することができる。
また、前記車両用表示装置10は、フラットディスプレイでも、LCDではなく有機ELパネルを用いて構成したり、表示上の制約はあってもLEDで構成したり、あるいはフラットディスプレイに限定することなく、CRT等で構成しても良い。さらに、車両用表示装置10の表示画面11に表示する情報として、緊急時における緊急情報や、あるいは公衆無線網から受信するニュースや天気予報等の情報も、右側表示領域13において前述した走行速度の表示と適宜切り替えて周期的に表示しても良い。
本発明は、鉄道車両に代表される列車の客室内に設置する車両用表示装置に広く利用することができる。
10…車両用表示装置
11…表示画面
12…左側表示領域
13…右側表示領域
14…表示部
15…表示部
16…表示部
17…デジタル表示部
18…グラフ表示部
20…型式設定スイッチ
21…規定軸
22…帯グラフ
23…背景画像
100…表示制御装置
101…信号伝送路
110…内部時計
120…降雨感知器
130…ワイパー装置
140…ドア装置
150…速度発電機

Claims (2)

  1. 車両に関する各種情報を含む画像を乗客に向けて表示する車両用表示装置において、
    前記各種情報には、車両の走行中における走行速度が含まれており、
    表示画面上の任意の位置に、横方向に延びる所定長さの規定軸を設定し、該規定軸の一端から他端をゼロ速度から最高速度に相当させて、前記走行速度を、前記規定軸に沿って一端から他端に向かい横方向に延びる帯グラフの長さの割合の変化として表し、
    前記帯グラフの背後に重ねて表示する背景画像を、前記走行速度に比例させた速度で車両の進行方向に合わせてスクロール表示し、
    前記背景画像は、車両が走行する実際の時間帯に対応させて、各時間帯を想起し得るイメージを含む複数のパターンが用意され、
    前記背景画像のパターンが実際の時間帯に対応させて切り替え表示され、該切替え表示のための時間帯データが月日毎に用意されたことを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記帯グラフを、本装置が設置された具体的な車両の外観を模した画像として表示することを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
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