JP2017202216A5 - - Google Patents

Description

しかしながら、特許文献１に記載の遊技機含め、遊技者参加型演出を行うための操作部については遊技者が操作し易い膨出部に設けられることが多いが、操作部を設けるための膨出部のスペースは限られていることから操作部の大きさ等においてありきたりなものとなっており、遊技に対する興趣の低下を招くおそれがあった。

そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、遊技者の遊技に対する興趣の低下を抑制させることが可能な遊技機の提供を課題とする。

上記課題を解決するために、本願発明は、
遊技球を貯留可能な上皿領域および下皿領域を有し、遊技領域の下方において前方へ膨出する皿手段を備える遊技機であって、
前記皿手段には、遊技者による操作を受付可能な操作手段が設けられ、
前記操作手段が設けられる前記皿手段の空間の一部は、前記上皿領域を構成する部材によって形成され、
前記操作手段は、
高さ方向において、該操作手段のうしろに位置する箇所の前記上皿領域よりも上側の位置から該上皿領域よりも下側までに亘る大きさを有し、当該操作手段の一部が前記上皿領域を構成する部材の下方に入り込むように設けられ、
前記下皿領域は左右方向における遊技機中央に対して左側に偏って設けられ、前記下皿領域の右側方に前記操作手段が設けられる空間の一部が位置している
ことを特徴とする。
また、上記発明とは別に以下の手段を採用してもよい。
手段１：遊技機において、
「遊技が行われる遊技領域と、
正面視該遊技領域内の下部で左右方向中央に配置されており、該遊技領域内において遊技が行われることで変化する遊技状態に応じて昇降する昇降ベースと、
該昇降ベースの上部に遊技者側から視認可能に取付けられており、遊技状態に応じて可動する可動演出ユニットと、
前記昇降ベースの前面に遊技者側から視認可能に取付けられており、遊技状態に応じ所定方向へ向いている矢印を発光表示させる発光装飾体と、
該発光装飾体に発光表示される前記矢印の方向で且つ前記遊技領域の前方に配置されており、前方に膨出している膨出部と、
該膨出部に遊技者が操作可能に取付けられており、遊技状態に応じて遊技者の操作が受付可能となる演出操作部と
を具備している」ものであることを特徴とする。

このように、本発明によれば、遊技者の遊技に対する興趣の低下を抑制させることが可能な遊技機を提供することができる。

Claims (1)

1. 遊技球を貯留可能な上皿領域および下皿領域を有し、遊技領域の下方において前方へ膨出する皿手段を備える遊技機であって、
   前記皿手段には、遊技者による操作を受付可能な操作手段が設けられ、
   前記操作手段が設けられる前記皿手段の空間の一部は、前記上皿領域を構成する部材によって形成され、
   前記操作手段は、
   高さ方向において、該操作手段のうしろに位置する箇所の前記上皿領域よりも上側の位置から該上皿領域よりも下側までに亘る大きさを有し、当該操作手段の一部が前記上皿領域を構成する部材の下方に入り込むように設けられ、
   前記下皿領域は左右方向における遊技機中央に対して左側に偏って設けられ、前記下皿領域の右側方に前記操作手段が設けられる空間の一部が位置している
   ことを特徴とする遊技機。