JP2017202181A - 呼吸訓練器 - Google Patents

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Abstract

【課題】摂食嚥下障害の改善を図る呼吸訓練器であって、洗浄可能であり、呼気に対する抵抗を容易に変更することができ、逆流による液体の誤飲を防止するとともに、統一感のある呼吸訓練器を提供する。
【解決手段】呼吸訓練器1は、液体が注入される容器本体10と、容器本体10に着脱可能に取り付けられたキャップユニット20と、キャップユニット20に設けられ、呼気を吹き込むストロー31の近位側31aが挿入される吹込み部30と、キャップユニット20に設けられ、呼気に対する抵抗を調節する抵抗調節部40と、容器本体10の内部にあってストロー31の遠位側31bに接続され、液体の逆流を防止する逆流防止構造50と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、呼吸訓練器、特に、摂食嚥下障害の改善を目的とする呼吸訓練器に関する。
人が食べ物を見てから咀嚼(そしゃく)して嚥下(えんげ)する一連の動きは「摂食(せっしょく)」と呼ばれるが、一連の摂食・嚥下のメカニズムは、大きく次の5つの時期に分けられる。第1の先行期は、食物の形や量、質などを目で認識して、食べ方を判断したり、唾液の分泌を促したりする時期である。第2の準備期は、食物の状態に応じて口の中で噛み砕き(咀嚼し)、飲み込みやすい形状(食塊)に形成する時期である。第3の口腔期は、形成された食塊が口腔から咽頭へ複雑な舌の運動により送り込まれる時期である。第4の咽頭期は、食塊が咽頭から食道に気管に入り込むのを防ぎながら送り込まれる時期である。第5の食道期は、食塊が食道を通過し、上食道括約筋が収縮して、食道を閉鎖して喉頭への逆流を防ぎ、胃に送り込まれる時期である。
この第4の咽頭期において、咽頭に交通する鼻腔、口腔及び喉頭(気管)の各腔は口腔咽頭部の各筋群の働きにより閉じられるが、脳血管疾患等で支配神経(顔面、舌咽、迷走神経)に不調をきたした場合や、また、加齢や廃用による口蓋帆拳上筋等の機能低下により、軟口蓋拳上不全が生じた場合などでは、食物が鼻腔に逆流したり、食道入口部に送るための圧力が足りず、気管誤嚥するリスクが高くなる(摂食嚥下障害と呼ばれる)。これに対し、軟口蓋拳上と上咽頭筋の働きを良くするために、例えば、摂食嚥下障害の改善を目的とした呼吸訓練としてペットボトルブローイング法がある(例えば、特許文献1参照)。
ペットボトルブローイング法とは、液体を注入したペットボトルにストローを差し込み、呼気を吹き込んで泡を出す行為を、概ね、1回5分程度で1日2〜3回行うものである。この呼気を吹き込む動作(口腔気流)によって鼻咽腔閉鎖に係る神経・筋群の活性化が促進される効果がある。また、肺機能の強化に役立つとともに、唇の訓練にもなる。
しかしながら、特許文献1では、工夫を加えたストローをペットボトルに穴を開けて差し込んで使用するものであるが、キリ、ドライバー、ライターなどを使ってペットボトルに穴を開けたりする加工がその都度必要であり、また原則として一度使用したペットボトルは洗浄せずに使い捨てであるという問題があった。また、ペットボトルの蓋は握力の弱い人特に高齢者にとっては開けづらくまた締めづらいという問題があった。さらには、施設などで多くの人が使用する場合、異なる大きさ、形状、キャップの色を有する既存の様々なペットボトルを用いるため、統一感がなく、使用者の区別も付け難いという問題があった。
実用新案登録第3191062号公報
本発明は、上述のような課題に鑑み、摂食嚥下障害の改善を図る呼吸訓練器であって、洗浄可能であり、呼気に対する抵抗を容易に変更することができ、逆流による液体の誤飲を防止するとともに、統一感のある呼吸訓練器を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、以下の構成によって把握される。
(1)本発明の第1の観点は、呼吸訓練器であって、液体が注入される容器本体と、前記容器本体に着脱可能に取り付けられたキャップユニットと、前記キャップユニットに設けられ、呼気を吹き込むストローの近位側が挿入される吹込み部と、前記キャップユニットに設けられ、呼気に対する抵抗を調節する抵抗調節部と、前記容器本体の内部にあって前記ストローの遠位側に接続され、前記液体の逆流を防止する逆流防止構造と、を備えることを特徴とする。
(2)上記(1)の構成において、前記吹込み部が、前記ストローの近位側を覆う開閉キャップを有する。
(3)上記(1)又は(2)の構成において、前記抵抗調節部が、呼気に対する抵抗を段階的に調節可能な調節キャップを有する。
(4)上記(1)から(3)のいずれか1つの構成において、前記逆流防止構造が、前記ストローの遠位側に接続されたメッシュ状の枠体と、前記枠体の内部に自由に存置され、前記液体が注入された状態において、呼気を吹き込んだときに前記ストローの遠位側から離脱し、吸気を吸い込んだときに前記ストローの遠位側に吸着して前記液体の逆流を防止する浮遊体と、を備える。
(5)上記(1)から(4)のいずれか1つの構成において、前記キャップユニットが正面視において略V字状に形成されており、前記吹込み部が第1の枝に、前記抵抗調節部が第2の枝にそれぞれ設けられている。
本発明によれば、摂食嚥下障害の改善を図る呼吸訓練器であって、洗浄可能であり、呼気に対する抵抗を容易に変更することができ、逆流による液体の誤飲を防止するとともに、統一感のある呼吸訓練器を提供することができる。
本発明の実施形態に係る呼吸訓練器の外観を示す図である。 呼吸訓練器の使用方法を説明する図であって、(a)は液体を注入する前の状態を、(b)は液体を注入した後の状態を、(c)は呼気に対する抵抗を強めて呼気を吹き込んでいる状態を、(d)は呼気に対する抵抗を緩めて呼気を吹き込んでいる状態を、それぞれ示している。 呼吸訓練器の吹込み部を拡大して示す図である。 呼吸訓練器の抵抗調節部を拡大して示す図である。 呼吸訓練器の抵抗調節部を段階的に調節することを説明する図である。 呼吸訓練器の誤飲防止の機能を説明する図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
(呼吸訓練器の全体構成)
呼吸訓練器1の全体構成について、図1を参照して説明する。図1に示すように、呼吸訓練器1は、液体(例えば、水)が注入される容器本体10と、容器本体10に着脱可能に取り付けられたキャップユニット20とを備えている。呼吸訓練器1は、正面視において全体として略Y字状に形成されており、キャップユニット20を取り出してみれば、略V字状に形成されている。呼吸訓練器1は、略Y字状の形態にすることにより多数のものを用いる場合に統一感が生じ、使用時においても保管時においても、整理整頓がきちんとできる。
まず、キャップユニット20について説明する。キャップユニット20は、略V字状の第1の枝20aに呼気を吹き込む吹込み部30(図中左側)が設けられており、反対側の第2の枝20bに呼気に対する抵抗を調節する抵抗調節部40(図中右側)が設けられている。吹込み部30には、使用者が呼気を吹き込むためのストロー31の近位側31aが貫通しており、ストロー31は容器本体10の内部に延在している。キャップユニット20の底部は円形の開口に構成されており、同じく円形の開口に構成されている容器本体10の上部に螺合される。キャップユニット20の素材としては、耐衝撃性、耐熱性、難燃性などの観点から、例えばポリカーボネートを好適に用いることができる。
後述する容器本体10は透明に構成されるが、キャップユニット20には色を付すことが好ましい。キャップユニット20をカラーバリエーションによって色分けすることにより、使用者ごとの見分けが付け易くなる。これにより、自分のものと他人のものと取り違えるリスクを軽減することが可能となり、衛生面や感染症について、安全性を高めることができる。
次に、容器本体10について説明する。容器本体10は円錐台に構成されており、前述のとおり、その上部にキャップユニット20が螺合される。容器本体10は、透明な部材で構成されており、使用者が呼吸訓練を行う際の呼気の出方を観察できるようになっている。容器本体10の表面には、容器本体10に注入される液体の容量を示す目盛り11が付されている。
容器本体10の内部には、キャップユニット20の吹込み部30からストロー31が延在しており、ストロー31の遠位側31bには液体の逆流防止構造50が設けられている。逆流防止構造50は、ここでは枠体51と浮遊体52とから構成された例を示している。枠体51は、球形のものを図示しており、その表面はメッシュ状に構成されている。枠体51の内部には浮遊体52が自由な状態で存置されている。浮遊体52は、枠体51よりも小さな径を有する球体に形成されており、容器本体10に液体が注入されると自らの浮力で浮き上がる。
容器本体10の素材としては、例えばポリカーボネートを好適に用いることができる。通常行われているペットボトルは、文字どおり、ポリエチレンテレフタレートによって構成されているが、本実施形態に係る容器本体10は、透明性、耐衝撃性、耐熱性、難燃性を確保することを考慮してポリカーボネートとしている。ポリカーボネートはエンジニアリングプラスチックの中でも平均して高い物性を示す樹脂であるが、呼気の出方の確認をクリアな透明性によって観察し易くしたり、使用時において落下させたときの耐性を確保したりするなどの効果を得ることができる。
(呼吸訓練器の使用方法)
この呼吸訓練器1をどのようにして使用するかを、図2を参照して説明する。図2(a)は、
液体を注入する前の呼吸訓練器1を示している、吹込み部30には開閉キャップ32が設けられており、ストロー31の近位側31aを覆っている。図2(b)は液体を注入した後の呼吸訓練器1を示しており、液体の注入は、キャップユニット20を容器本体10から外して行う。吹込み部30の開閉キャップ32は、呼吸訓練に備えて開放されており、ストロー31の近位側31aが露出している。吹込み部30の詳細な構成は後述する。
図2(c)及び図2(d)は、使用者がストロー31を口にくわえて、呼気を容器本体10に吹き込んでいる状態を示している。枠体51は前述のとおりメッシュ状に構成されており、吹き込まれた呼気は泡(バブル)として液体中に放出される。ここで、図2(c)は抵抗調節部40を強めに設定した場合を、図2(d)は抵抗調節部40を緩めに設定した場合を示している。抵抗の調節にあたっては、抵抗調節口41に螺合された調節キャップ42を回転させて行い、図2(c)における抵抗調節口41と調節キャップ42との距離h1は、図2(d)における抵抗調節口41と調節キャップ42との距離h2よりも狭い。抵抗調節部40の詳細な構成は後述する。
枠体51の内部には図1に示したように浮遊体52が存置されており、浮遊体52は、呼気が吹き込まれた際には、呼気の放出を妨げないように呼気の勢いによってストロー31の遠位側31bから離脱し、使用者が誤って吸気を吸い込んだときにはストロー31の遠位側31bに吸着されて液体の逆流、ひいては使用者の誤飲を防止する。枠体51と浮遊体52の詳細な構成は後述する。
以下、要素ごとに、説明する。
(吹込み部)
図3は、吹込み部30の拡大図を示している。吹込み部30は、開閉キャップ32によってストロー31が挿入されている吹込み口33を覆って構成されている。ストロー31と吹込み口33の間は空気が漏れないようにフランジ34で塞がれている。開閉キャップ32は、キャップ本体32aと、キャップ本体32aを吹込み口33に対して回動可能とする軸部32bと、キャップ本体32aを開閉するためのツマミ32cとを有している。
通常のペットボトルブローイング法ではストローの近位側は露出したままであるのに対し、本実施形態では呼吸訓練器1の不使用時にはキャップ本体32aを閉じることができ、ストロー31の近位側31aが露出したままとなるのを防ぎ、衛生面での安全を確保する。なお、ここでは、開閉キャップ32をツマミ32cで引張ることによって開放する態様を図示しているが、開閉キャップ32をプッシュ式で開放できる態様で構成してもよい。
ストロー31は、シリコンゴムによって構成することが好適である。シリコンゴムは、ゴム臭がなく、熱にも強いため消毒を繰り返しても劣化し難いという効果がある。
(抵抗調節部)
図4は、抵抗調節部40の拡大図を示している。抵抗調節部40は、調節キャップ42によって抵抗調節口41を塞ぐように構成されており、調節キャップ42は呼気に対する抵抗を調節可能であって、右に回すと抵抗調節口41が閉まり、左に回すと抵抗調節口41が緩む。図4(a)は図2(c)に対応しており、抵抗調節口41と調節キャップ42との間が相対的に短い距離h1、すなわち調節キャップ42が相対的に強く閉められた状態を示している。一方、図4(b)は図2(d)に対応しており、抵抗調節口41と調節キャップ42との間が相対的に長い距離h2、すなわち調節キャップ42が相対的に緩く閉められた状態を示している。呼気に対する抵抗は、この調節キャップ42によって調節され、摂食嚥下障害の程度に応じて適切な設定を行うことができる。なお、調節キャップ42は、人の指にフィットし、開閉が容易なように形成されている。
さらに、単に強い/緩いとすることに止まらず、抵抗調節部40は、摂食嚥下障害の改善をより一層図るため、患者自身にとっても患者のケアをする人々にとっても、患者の障害の程度を正しく把握して段階的に呼吸訓練を行い、改善状況を明示的に経過観察できるように構成することが望ましい。そこで、本実施形態では、図5に示すように、調節キャップ42の調節の程度を段階的に明示することにより、この点について改善を図っている。
例えば、図5(a)では、8段階に調節キャップ42の強度を設定している。すなわち、「0:密閉」、「1:かなり強い」、「2:強い」、「3:すこし強い」、「4:どちらでもない」、「5:すこし弱い」、「6:弱い」、「7:かなり弱い」の8段階である。そして、調節キャップ42の基部42aには、「0〜8」の数字が付されており、使用者本人又はケアをする人々が調節キャップ42の強度を明確に認識できる。このようにすると、どの強度でどれくらいの期間において呼吸訓練を行ったかを明示的に記録することが可能となり、摂食嚥下障害の改善状況を把握するとともに今後の計画を立て易くなる。
また、抵抗調節部40に段階的な強度を示しておくことにより、容器本体10に付されている液体の容量を示す目盛り11と相まって、呼気に対する抵抗と注入されている液体の容量との関係を確認することができ、使用者の状態に応じた呼吸訓練を施すことができる。。
(逆流防止構造)
図6は、逆流防止構造50の拡大図を示している。逆流防止構造50は、ストロー31の遠位側31bに接続された枠体51と、枠体51の内部に自由に存置されている浮遊体52とを備えている。枠体51は、外殻51aと、外殻51aをストロー31の遠位側31bに接続する接続部51cと、接続部51cに嵌められたフランジ51bとを備えている。外殻51aはメッシュ状に構成されており、その外周には、浮遊体52を出し入れできるように、上半球と下半球とを開閉するためのフレーム51dが設けられている。
枠体51の外殻51aの素材としては、例えばチタンメッシュを好適に用いることができる。チタンは、酸素と結びついて表面に強固な不動態皮膜を瞬時に形成し、何らかの理由でそれが傷ついても不動態皮膜を瞬時に再形成し、周囲の液体中に溶け出すことがない。また、何らかの原因でチタンイオンが溶出してしまっても、直ちに酸化して、人体に悪影響を及ぼすことがない。
枠体51の内部に存置する浮遊体52としては、例えばポリエチレン球を好適に用いることができる。ポリエチレン球は、耐磨耗性、引張り強さに優れ、クラックに対しての耐性や、耐腐食性がある。また、ポリエチレン球は、摩擦係数も高く、耐久性と低摩耗性に必要な場所では非常に重要な役目をし、酸化性酸を除いて腐食性化学薬品に対して耐性があり、長低温でも機能し、優れた耐薬品性、絶縁性を有する。そして、耐水性に優れ、水を吸収しない。
図6(a)に示すように、使用者がストロー31を通じて呼吸訓練器1に呼気を吹き込む(黒矢印)と、ストロー31の遠位側31bの先端から枠体51の中へ放出される。そうすると、浮遊体52は、呼気の勢いによってストロー31の遠位側31bの先端から離脱する(白抜き矢印)。一方、図6(b)に示すように、使用者が誤ってストロー31を通じて吸気を吸い込む(黒矢印)と、浮遊体52は、ストロー31の遠位側31bの先端に吸着され(白抜き矢印)、液体が逆流することを防止する。
このように逆流防止構造50を設けることにより、使用者が容器本体10に注入されている液体を誤飲することを防止するとともに、高齢者や認知症を患っている使用者であっても、呼吸訓練器1が液体を飲むための道具ではなく、息を吹くための道具であることを認識し易くすることができる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1…呼吸訓練器
10…容器本体
11…目盛り
20…キャップユニット
20a…第1の枝
20b…第2の枝
30…吹込み部
31…ストロー
31a…近位側
31b…遠位側
32…開閉キャップ
32a…キャップ本体
32b…軸部
32c…ツマミ
33…吹込み口
34…フランジ
40…抵抗調節部
41…抵抗調節口
42…調節キャップ
42a…基部
50…逆流防止構造
51…枠体
51a…外殻
51b…フランジ
51c…接続部
51d…フレーム
52…浮遊体

Claims (5)

  1. 呼吸訓練器であって、
    液体が注入される容器本体と、
    前記容器本体に着脱可能に取り付けられたキャップユニットと、
    前記キャップユニットに設けられ、呼気を吹き込むストローの近位側が挿入される吹込み部と、
    前記キャップユニットに設けられ、呼気に対する抵抗を調節する抵抗調節部と、
    前記容器本体の内部にあって前記ストローの遠位側に接続され、前記液体の逆流を防止する逆流防止構造と、を備えることを特徴とする呼吸訓練器。
  2. 前記吹込み部が、前記ストローの近位側を覆う開閉キャップを有することを特徴とする請求項1に記載の呼吸訓練器。
  3. 前記抵抗調節部が、呼気に対する抵抗を段階的に調節可能な調節キャップを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の呼吸訓練器。
  4. 前記逆流防止構造が、
    前記ストローの遠位側に接続されたメッシュ状の枠体と、
    前記枠体の内部に自由に存置され、前記液体が注入された状態において、呼気を吹き込んだときに前記ストローの遠位側から離脱し、吸気を吸い込んだときに前記ストローの遠位側に吸着して前記液体の逆流を防止する浮遊体と、を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の呼吸訓練器。
  5. 前記キャップユニットが正面視において略V字状に形成されており、前記吹込み部が第1の枝に、前記抵抗調節部が第2の枝にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の呼吸訓練器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110517556A (zh) * 2019-08-28 2019-11-29 湖南大众传媒职业技术学院 一种多功能声乐气息练习装置
CN115518349A (zh) * 2022-05-09 2022-12-27 安徽医科大学第一附属医院 呼吸科康复用磁控阻抗双气室多功能呼吸训练器

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