JP2017201119A - Attachment monitoring system - Google Patents
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Abstract
Description
開示の実施形態は、アタッチメント監視システムに関する。 The disclosed embodiments relate to an attachment monitoring system.
従来、油圧ショベルやブルドーザといった建設機械につき、稼働時間等を監視する技術が知られている(たとえば、特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art Conventionally, a technique for monitoring an operation time or the like for a construction machine such as a hydraulic excavator or a bulldozer is known (see, for example, Patent Document 1).
なお、特許文献1に開示の技術は、建設機械のエンジン、旋回体、足回りおよびその他装置(エアコン等)といった主に建設機械の移動体としての機能に関する機械情報を検出して、かかる機械情報に基づき、建設機械そのものの次のメンテナンス予定日を特定するものである。
Note that the technology disclosed in
しかしながら、上述した従来技術を用いた場合、建設機械そのもののメンテナンス予定日を特定することはできるものの、たとえば建設機械の作業アームに取り付けられる油圧ブレーカ等のアタッチメントの稼働状況については把握することができなかった。 However, when the above-described conventional technology is used, the scheduled maintenance date of the construction machine itself can be specified, but the operating status of an attachment such as a hydraulic breaker attached to the work arm of the construction machine can be grasped. There wasn't.
なお、アタッチメントは、たとえばリース契約等によってエンドユーザに貸し出される場合があり、この場合、同一のアタッチメントは、異なる複数の建設機械の間で組み合わせを変えつつ取り付けられ、使用される。したがって、アタッチメント個体の稼働状況は通常、建設機械の稼働状況に一致しない。 Note that the attachment may be lent to an end user by, for example, a lease contract. In this case, the same attachment is attached and used while changing the combination among different construction machines. Therefore, the operating status of the attachment individual usually does not match the operating status of the construction machine.
また、アタッチメントに対しては、建設機械との組み合わせが変わるたび、取り付けを含むセッティング作業が行われるため、セッティング不良による不具合を誘発する可能性も高かった。 For attachments, every time the combination with the construction machine is changed, setting work including installation is performed, so there is a high possibility of causing problems due to poor settings.
なお、かかる課題は、建設機械に限らず、作業アームに対しアタッチメントを取り付けて、かかるアタッチメントにより所定の作業を行うことが可能な作業機械全般に共通する課題である。 Such a problem is not limited to construction machines, and is a problem common to all work machines capable of attaching an attachment to a work arm and performing a predetermined work using the attachment.
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、アタッチメントごとの稼働状況を監視することができるアタッチメント監視システムを提供することを目的とする。 One aspect of the embodiment has been made in view of the above, and an object thereof is to provide an attachment monitoring system capable of monitoring an operation state for each attachment.
実施形態の一態様に係るアタッチメント監視システムは、作業機械と、アタッチメントと、計測ユニットと、端末装置と、サーバ装置とを備える。前記作業機械は、作業アームを有する。前記アタッチメントは、前記作業アームの先端部に取り付けられ、流体圧によって駆動可能に設けられる。前記計測ユニットは、個体識別情報に基づいて識別される前記アタッチメントの駆動時における振動および前記流体圧を計測可能に設けられる。前記端末装置は、前記作業機械に設けられ、前記計測ユニットの計測結果を取得する。前記サーバ装置は、前記端末装置から前記アタッチメントごとの前記計測結果を収集し、収集した前記計測結果に基づいて前記アタッチメントごとの稼働状況を解析する。 An attachment monitoring system according to an aspect of an embodiment includes a work machine, an attachment, a measurement unit, a terminal device, and a server device. The work machine has a work arm. The attachment is attached to a distal end portion of the working arm and is provided so as to be driven by fluid pressure. The measurement unit is provided so as to be able to measure vibration and fluid pressure when the attachment identified based on individual identification information is driven. The terminal device is provided in the work machine and acquires a measurement result of the measurement unit. The server device collects the measurement result for each attachment from the terminal device, and analyzes the operation status for each attachment based on the collected measurement result.
実施形態の一態様によれば、アタッチメントごとの稼働状況を監視することができる。 According to one aspect of the embodiment, the operating status for each attachment can be monitored.
以下、添付図面を参照して、本願の開示するアタッチメント監視システムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。 Hereinafter, an embodiment of an attachment monitoring system disclosed in the present application will be described in detail with reference to the accompanying drawings. In addition, this invention is not limited by embodiment shown below.
また、以下では、アタッチメントが油圧ブレーカであり、かかる油圧ブレーカが取り付けられる作業機械が「油圧ショベル」である場合を主たる例に挙げて説明を行う。なお、油圧ブレーカについては以下、「ブレーカ」と記載する。 In the following, the case where the attachment is a hydraulic breaker and the work machine to which the hydraulic breaker is attached is a “hydraulic excavator” will be described as a main example. The hydraulic breaker is hereinafter referred to as “breaker”.
また、以下では、同一の構成要素が複数個ある場合、かかる構成要素の符号に「−n」(nは自然数)の形式で付番を行い、それぞれを識別可能にあらわす場合がある。なお、かかる構成要素を総称する場合、上述の付番は行わない。また、以下では、第1の実施形態について図1A〜図7Bを用いて、第2の実施形態について図8を用いて、第3の実施形態について図9を用いて、第4の実施形態について図10を用いて、それぞれ説明する。 In the following, when there are a plurality of the same constituent elements, the reference numerals of the constituent elements may be numbered in the form of “−n” (n is a natural number) and each may be identified. In addition, when naming such a component generically, the above-mentioned numbering is not performed. In the following, the first embodiment will be described with reference to FIGS. 1A to 7B, the second embodiment with reference to FIG. 8, the third embodiment with reference to FIG. 9, and the fourth embodiment. Each will be described with reference to FIG.
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態に係るブレーカ監視システムの概要について、図1A〜図1Cを参照して説明する。図1A〜図1Cは、本実施形態に係るブレーカ監視システム1の概要説明図(その1)〜(その3)である。
(First embodiment)
First, the outline | summary of the breaker monitoring system which concerns on 1st Embodiment is demonstrated with reference to FIG. 1A-FIG. 1C. 1A to 1C are schematic explanatory views (No. 1) to (No. 3) of the
図1Aに示すように、ブレーカ監視システム1は、複数の油圧ショベル10と、ネットワークNと、インターネットWと、サーバ装置20と、各種端末30,40とを含んでいる。なお、図1Aでは、便宜上、3台の油圧ショベル10−1,10−2,10−3を図示しているが、無論、油圧ショベル10の台数を限定するものではない。
As shown in FIG. 1A, the
油圧ショベル10−1,10−2,10−3にはそれぞれ、ブレーカ15−1,15−2,15−3が取り付けられる。また、油圧ショベル10−1,10−2,10−3にはそれぞれ、端末装置17−1,17−2,17−3が設けられている。 Breakers 15-1, 15-2, and 15-3 are attached to the hydraulic excavators 10-1, 10-2, and 10-3, respectively. Moreover, terminal devices 17-1, 17-2, and 17-3 are provided in the hydraulic excavators 10-1, 10-2, and 10-3, respectively.
端末装置17−1,17−2,17−3はそれぞれ、対応するブレーカ15−1,15−2,15−3の稼働状況をネットワークNへ送信する(ステップS1)。ネットワークNは、たとえば携帯電話回線網である。 Each of the terminal devices 17-1, 17-2, and 17-3 transmits the operation status of the corresponding breakers 15-1, 15-2, and 15-3 to the network N (step S1). The network N is, for example, a mobile phone network.
ここで、図1Aに示すM1部を拡大した図1Bおよび図1Cを参照して、ブレーカ15の稼働状況を取得する方法について説明する。図1Bに示すように、ブレーカ監視システム1は、計測ユニット16を備える。
Here, with reference to FIG. 1B and FIG. 1C which expanded the M1 part shown to FIG. 1A, the method to acquire the operating condition of the
計測ユニット16は、油圧ショベル10のアーム14(「作業アーム」の一例に相当)に取り付けられる。また、計測ユニット16は、個体識別情報に基づいて識別されるブレーカ15の駆動時における振動および油圧を計測可能に設けられる。
The
ブレーカ15の個体識別は、たとえばRFID(Radio Frequency Identifier)を利用して行われる。具体的には、ブレーカ15の個体識別情報は、たとえばかかる個体識別情報が記録されたIC(Integrated Circuit)タグ15aがブレーカ15に貼り付けられることによって、ブレーカ15側に保持される。
The individual identification of the
かかる場合、計測ユニット16は、ICタグ15aの個体識別情報を、無線通信によって読み取り可能に設けられる。たとえば、ICタグ15aがパッシブタグであれば、計測ユニット16は、ICタグ15aへ向けて電波を送信し、その反射波に乗せられて返された個体識別情報を受信することによって、ブレーカ15を個体識別する(ステップS1−1)。
In such a case, the
なお、ここではICタグ15aがパッシブタグである例を挙げたが、アクティブタグやセミアクティブタグであってもよい。また、RFIDを利用する場合に限らなくともよい。したがって、有線通信であってもよい。
Here, although the example in which the
また、具体的には図2B以降において図示するが、計測ユニット16は、油圧センサ16bと、振動センサ16cとを備える。計測ユニット16は、かかる油圧センサ16bと、振動センサ16cとによって、ブレーカ15の振動および油圧を計測する(ステップS1−2)。なお、本実施形態では、ブレーカ15を駆動させる作動油に関し、油圧センサ16bによりその油圧を計測する例を挙げて説明を進めるが、流量を計測してもよい。その場合、計測ユニット16は、たとえば流量計を備えることとなる。
Further, although specifically illustrated in FIG. 2B and subsequent figures, the
そして、さらに、計測ユニット16は、油圧ショベル10に設けられた端末装置17と通信可能に設けられている。端末装置17は、かかる通信可能な計測ユニット16から、ブレーカ15の個体識別情報および計測結果を取得する(ステップS1−3)。
Further, the
このように、本実施形態では、ブレーカ15を個体識別し、かかるブレーカ15ごとの個体識別情報および計測結果を紐付けて取得することとした。したがって、図1Cに示すように、たとえば同一のブレーカ15−1が、作業機械DIG_1,DIG_2,RBT_1に順次取り付けられ、使用されても、作業機械との組み合わせに関わりなく、ブレーカ15−1個体の稼働状況を随時取得することが可能となる。
As described above, in this embodiment, the
図1Aの説明に戻り、つづいてサーバ装置20について説明する。サーバ装置20は、たとえばインターネットW上の仮想サーバとして設けられ、ステップS1において送信された各ブレーカ15−1,15−2,15−3の稼働状況を、ネットワークNを介して収集する(ステップS2)。
Returning to the description of FIG. 1A, the
また、サーバ装置20は、収集した各稼働状況を解析し、ブレーカ稼働情報DB(データベース)22aへ蓄積する(ステップS3)。また、サーバ装置20は、解析した解析結果の内容を含む、ブレーカ15ごとの稼働情報を各種端末30,40へ提供する(ステップS4)。
Further, the
かかる情報提供は、たとえばWeb画面を介した閲覧形式にて行われる。したがって、各種端末30,40を保有する保守拠点の保守員や、営業マン、該当のブレーカ15を実際に使用中のエンドユーザ等が、時や場所を問わずに、所望のブレーカ15の稼働情報を閲覧することができる。
Such information provision is performed, for example, in a browsing format via a Web screen. Therefore, the maintenance staff of the maintenance base that owns the
また、稼働情報には、たとえば計測ユニット16の計測結果に基づいて推定されるブレーカ15の異常やその予兆、ブレーカ15ごとの累積稼働時間や現在位置等を含むことができる。また、ブレーカ15の異常やその予兆に対しては、かかる異常や予兆の内容を示すアラーム通知を行うことができる。
In addition, the operation information can include, for example, the abnormality of the
したがって、たとえば、ブレーカ15の部品に深刻なダメージを与える前に保守員にメンテナンスを促すことができるので、修理コストが嵩むのを抑えることができる。なお、計測ユニット16の計測結果に基づいてブレーカ15の異常やその予兆を推定する方法の一例については、図6A〜図7Bを用いた説明で後述する。
Therefore, for example, since maintenance can be urged to maintenance personnel before seriously damaging the components of the
また、たとえばブレーカ15の累積稼働時間に基づき、経年劣化に伴うメンテナンス予測等を行うことができる。また、営業マンにとっては、累積稼働時間を含むブレーカ15ごとの稼働情報を正確に把握することができるため、エンドユーザとのたとえばリース契約交渉において、部品交換の最適なタイミングの提示等を含めた適切な交渉を行うことができる。また、ブレーカ15を構成する消耗部品の交換時期の予測と告知を可能にすることもできる。
Further, for example, based on the accumulated operation time of the
このように、本実施形態によれば、作業機械との組み合わせに関わりなく、ブレーカ15ごとの稼働状況を監視することができるとともに、その監視結果により、保守員、営業マン、エンドユーザら各関係者の業務活動が良質なものとなるように支援することができる。
As described above, according to the present embodiment, the operation status of each
以下、より具体的に、ブレーカ監視システム1を構成する各構成要素について説明してゆく。図2Aは、油圧ショベル10の構成を示す図である。また、図2Bは、計測ユニット16の構成を示す図である。
Hereinafter, each component which comprises the
図2Aに示すように、油圧ショベル10は、クローラー11と、基台部12と、ブーム13と、アーム14と、ブレーカ15と、計測ユニット16と、端末装置17と、照明18とを備える。
As shown in FIG. 2A, the
クローラー11は、不整地での移動を可能に設けられた移動機構であって、たとえば図2Aに示すように無限軌道として構成される。基台部12は、クローラー11に対し、図示略の鉛直軸まわりに旋回可能に設けられ、操縦するためのコックピットを備える。
The
ブーム13は、基端部において、基台部12に対し図示略の水平軸まわりに回動可能に設けられる。ブーム13は、基台部12とブーム13とを連結する第1シリンダ12aの伸縮によって回動する。
The
アーム14は、基端部において、ブーム13の先端部に対し図示略の水平軸まわりに回動可能に設けられる。アーム14は、ブーム13とアーム14とを連結する第2シリンダ13aの伸縮によって回動する。
The
ブレーカ15は、アーム14の先端部に設けられ、アーム14の先端部に対し図示略の水平軸まわりに揺動可能に設けられる。ブレーカ15は、アーム14とブレーカ15とを連結する第3シリンダ14aの伸縮によって揺動する。
The
なお、第1シリンダ12a、第2シリンダ13a、第3シリンダ14aはそれぞれ油圧シリンダであるが、図2Aではこれらを伸縮させる油圧系統については、説明の便宜上、図示を省略している。
Although the
また、基台部12は、その内部に、作動油タンク12bと、油圧ポンプ12c(「流体圧発生装置」の一例に相当)と、コントロールバルブ12dと、フットペダル12eとを備える。コントロールバルブ12dからは、ブーム13およびアーム14沿いにブレーカ15用の配管12f(「第1給排路」の一例に相当)が延びている。
The
ブレーカ15は、チゼル15bと、シリンダ15cと、油圧ホース15d(「第2給排路」の一例に相当)とを備える。ブレーカ15は、作業員によるフットペダル12eの操作に応じ、油圧ポンプ12c側から配管12f、油圧ホース15dを介して給排される作動油の流体圧によって、シリンダ15cのピストンを連続的に昇降させる(図中の矢印201参照)。なお、かかる昇降には、シリンダ15cのピストン上部に封入された窒素ガス等のガスも寄与しており、かかるガスは、ピストンの上昇に伴う圧縮に対し反発することによって下降するピストンを加速させ、ピストンへ強い打撃力を付与する。そして、かかるピストンの下降の際、チゼル15bの基端部を打撃することによってチゼル15bへ衝撃力を伝達する。
The
チゼル15bは、ピストンより伝達された衝撃力によって、先端部において接した物を打撃することにより、その物を破壊する。なお、ブレーカ15の作動原理は公知であるので、ここでのより詳細な説明については省略する。
The
端末装置17は、たとえば基台部12のコックピット内に配置される。なお、コックピット内の作業員が携帯していてもよい。照明18は、たとえばブーム13の先端部に設けられ、夜間作業の際等に使用される。なお、図2Aに示す例の場合、かかる照明18用電源がブーム13の先端部の近傍に設けられている。
The
計測ユニット16は、配管12fと、油圧ホース15dとを接続しつつ、アーム14に設けられる。具体的には、図2Bに示すように、計測ユニット16は、油圧ポンプ12c側からの配管12fと、ブレーカ15側の油圧ホース15dとの間に設けられ、配管12fと油圧ホース15dとを接続する。すなわち、計測ユニット16は、配管12fおよび油圧ホース15dのジョイント部として機能する。
The
計測ユニット16は、通信部等を含む制御部16aと、油圧センサ16bと、振動センサ16cと、給排路16dとを備える。制御部16aは、たとえば緩衝材Bによって保護されるように設けられることが好ましい。これにより、言わばデリケートな構成部品である制御部16aを、ブレーカ15から伝達される強い衝撃から保護することができる。緩衝材Bとしては、たとえばアルファーゲル(登録商標)等の衝撃吸収・振動吸収素材を用いることができる。
The
油圧センサ16bは、給排路16dに設けられ、給排路16dを流れる作動油の油圧を検出する。振動センサ16cは、アーム14へ伝達されるブレーカ15の駆動時における振動を検出する。なお、計測ユニット16への供給電源は、前述の照明18用電源を利用することができる。このような構成により、計測ユニット16を、ブレーカ15に直接設けるよりも衝撃を受けにくい位置に、かつ、ブレーカ15の振動および油圧を計測可能な位置に、配置することができる。
The
なお、図2Bでは、模式的に計測ユニット16内の各種機器の配置を示したが、あくまで説明の便宜上のものであって、これら各種位置の計測ユニット16内における配置位置を限定するものではない。また、図2Bには、計測ユニット16の電源に関し、照明18用電源を利用する例を示したが、計測ユニット16への給電形態を限定するものではなく、たとえば電池により給電されてもよいし、無線給電を利用してもよい。
In FIG. 2B, the arrangement of various devices in the
次に、図3は、本実施形態に係るブレーカ監視システム1のブロック図である。なお、図3では、本実施形態の特徴を説明するために必要な構成要素を機能ブロックで表しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。
Next, FIG. 3 is a block diagram of the
換言すれば、図3に図示される各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。たとえば、各機能ブロックの分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することが可能である。たとえば上述した作動油の流量をさらに計測するケースには、計測ユニット16の内部に流量計が追加される。
In other words, each component illustrated in FIG. 3 is functionally conceptual and does not necessarily need to be physically configured as illustrated. For example, the specific form of distribution / integration of each functional block is not limited to the one shown in the figure, and all or a part thereof is functionally or physically distributed in an arbitrary unit according to various loads or usage conditions.・ It can be integrated and configured. For example, in the case of further measuring the flow rate of the hydraulic oil described above, a flow meter is added inside the
なお、図3を参照した説明では、これまで既に述べた構成要素については、説明を簡略化するか、省略する場合がある。 In the description with reference to FIG. 3, the description of the components already described so far may be simplified or omitted.
まず、油圧ショベル10側から説明する。既に述べたが、図3に示すように、油圧ショベル10は、ブレーカ15と、計測ユニット16と、端末装置17とを備える。ブレーカ15は、ICタグ15aを介し、個体識別情報を保持する。
First, the
計測ユニット16は、制御部16aと、油圧センサ16bと、振動センサ16cと、通信インタフェース16e,16fとを備える。通信インタフェース16eは、たとえば近距離無線通信用の通信規格に対応したインタフェースである。通信インタフェース16fは、たとえばBluetooth(登録商標)に対応したインタフェースである。
The
制御部16aは、取得部16aaと、通信部16abとを備える。取得部16aaは、通信インタフェース16eを介したブレーカ15側との通信によって、ICタグ15aからブレーカ15の個体識別情報を取得する。
The
通信部16abは、取得部16aaによって取得されたブレーカ15の個体識別情報ごとの、油圧センサ16bの検出結果および振動センサ16cの検出結果を、通信インタフェース16fを介し、端末装置17へ向けて送信する。なお、通信部16abは、油圧センサ16bの検出結果および振動センサ16cの検出結果をアナログ−デジタル変換する機能を有する。
The communication unit 16ab transmits the detection result of the
端末装置17は、制御部17aと、通信インタフェース17b,17cとを備える。通信インタフェース17bは、前述の通信インタフェース16fに応じた、たとえばBluetooth(登録商標)に対応したインタフェースである。通信インタフェース17cは、たとえばネットワークN、すなわち携帯電話回線網に対応したインタフェースである。なお、ここでは、計測ユニット16および端末装置17間の通信形態が無線通信である場合を例に挙げているが、有線通信であってもよい。したがって、通信インタフェース16f,17bは有線通信用の規格に対応したインタフェースであってもよい。また、ネットワークNも携帯電話回線網に限らず無線LAN等を利用したものであってもよい。
The
制御部17aは、データ整形部17aaと、通信部17abとを備える。データ整形部17aaは、通信インタフェース17b、通信部17abを介して受信した、ブレーカ15の個体識別情報ごとの、油圧センサ16bの検出結果および振動センサ16cの検出結果を、データクレンジングする処理を行う。
The control unit 17a includes a data shaping unit 17aa and a communication unit 17ab. The data shaping unit 17aa performs a process of data cleansing the detection result of the
通信部17abは、データ整形部17aaによってデータクレンジングされたデータを、通信インタフェース17cを介し、ネットワークNへ向けて送信する。 The communication unit 17ab transmits the data cleansed by the data shaping unit 17aa toward the network N via the communication interface 17c.
ここで、計測ユニット16および端末装置17がそれぞれ送信するデータ形式の一例について述べておく。図4Aは、計測ユニット16が送信するデータ形式の一例を示す図である。また、図4Bは、端末装置17が送信するデータ形式の一例を示す図である。
Here, an example of a data format transmitted by the
図4Aに示すように、計測ユニット16は、たとえばブレーカ15の個体識別情報に対し、油圧センサ16bの検出結果および振動センサ16cの検出結果を紐付けたデータ形式のデータを端末装置17へ向けて送信する。
As shown in FIG. 4A, the
これに対し、図4Bに示すように、端末装置17は、計測ユニット16から受信したデータに対し、データ整形部17aaにより、通信効率が向上するようにたとえばデータを圧縮したり、処理効率が向上するように不要部分を削除したり、不足部分を補ったりといったデータクレンジングを施す。
On the other hand, as shown in FIG. 4B, the
そして、かかるデータクレンジングを施した整形後のデータ形式のデータに対し、さらに現在位置といった情報を付加したうえで、ネットワークNへ向けて送信することも可能である。たとえば現在位置は、GPS(Global Positioning System)衛星から受信する電波に基づいて自装置の現在位置を取得する処理を行うGPS部に相当するデバイスを、たとえば端末装置17が備えることで取得することができる。
It is also possible to send information to the network N after adding information such as the current position to the data in the data format after the data cleansing. For example, the current position can be acquired by, for example, the
なお、GPS部は、たとえば油圧ショベル10自体が備えていてもよいし、端末装置17がたとえばコックピット内の作業員の保有する携帯電話等である場合、かかる携帯電話が備えるGPS部を利用することができる。
Note that the GPS unit may be provided in, for example, the
図3の説明に戻り、つづいてサーバ装置20について説明する。図3に示すように、サーバ装置20は、制御部21と、記憶部22と、通信インタフェース23とを備える。制御部21は、通信部21aと、収集部21bと、解析部21cと、蓄積部21dと、提供処理部21eとを備える。
Returning to the description of FIG. 3, the
記憶部22は、ハードディスクドライブや不揮発性メモリといった記憶デバイスであり、ブレーカ稼働情報DB22aを記憶する。通信インタフェース23は、インターネットWへの接続に対応したインタフェースである。
The
制御部21は、サーバ装置20の全体制御を行う。通信部21aは、通信インタフェース23を介したデータの送受信処理を行う。収集部21bは、通信インタフェース23および通信部21a経由で、各ブレーカ15の稼働状況を適宜収集する処理を行う。また、収集部21bは、収集した各ブレーカ15の稼働状況を解析部21cへ渡す処理をあわせて行う。
The
解析部21cは、収集した各ブレーカ15の稼働状況を解析する処理を行う。また、解析部21cは、解析した解析結果を蓄積部21dへ渡す処理をあわせて行う。また、解析部21cは、解析した解析結果にたとえばブレーカ15の異常やその予兆を示す内容が含まれる場合に、提供処理部21eに対し、かかる異常やその予兆に応じたアラーム通知の処理要求を行う。
The analysis unit 21c performs a process of analyzing the collected operating status of each
蓄積部21dは、解析部21cの解析結果に基づき、各ブレーカ15の現在の状態を含むブレーカ15ごとの稼働情報を、ブレーカ稼働情報DB22aへ蓄積する処理を行う。
The accumulating unit 21d performs processing for accumulating operation information for each
提供処理部21eは、解析部21cによるアラーム通知の処理要求を受け付けた場合に、かかる処理要求に応じたアラーム通知を生成し、各種端末30,40や端末装置17に対して通信部21aおよび通信インタフェース23経由で送信する処理を行う。
When the providing
また、提供処理部21eは、各種端末30,40や端末装置17から通信インタフェース23および通信部21a経由で、たとえば所望のブレーカ15の稼働情報に対する提供要求を受け付けた場合に、かかる提供要求に応じた稼働情報をブレーカ稼働情報DB22aから抽出する処理を行う。
Further, when the
また、提供処理部21eは、抽出した稼働情報に基づき、たとえばWeb画面上で閲覧者が一目で把握が可能となるように、グラフや画像等を含ませつつ稼働情報の閲覧画面を生成し、各種端末30,40や端末装置17に対して通信部21aおよび通信インタフェース23経由で送信する処理をあわせて行う。
Further, the
次に、図5Aおよび5Bを参照してブレーカ稼働情報DB22aに蓄積されるデータ形式の具体例について説明する。図5Aは、ブレーカ稼働情報DB22aに蓄積されるデータ形式の一例を示す図である。また、図5Bは、図5Aに示す「累積稼働時間」の変形例を示す図である。
Next, a specific example of the data format stored in the breaker
図5Aに示すように、ブレーカ稼働情報DB22aには、たとえば「ブレーカ個体識別情報」によって識別されるブレーカ15ごとの稼働状況に関する稼働情報が随時蓄積される。たとえば、図5Aでは、「ブレーカ個体識別情報」がそれぞれBR_1,BR_2,BR_3で識別されるブレーカ15ごとの稼働情報を一例として示している。
As shown in FIG. 5A, in the breaker
たとえばブレーカ稼働情報DB22aには、BR_1,BR_2,BR_3のブレーカ15ごとの「累積稼働時間」が蓄積される。かかる「累積稼働時間」は、取り付けられる作業機械に関わらない、ブレーカ15個体の累計稼働時間である。
For example, the “cumulative operation time” for each
また、たとえばブレーカ稼働情報DB22aには、BR_1,BR_2,BR_3のブレーカ15ごとの「現在位置」が格納される。かかる「現在位置」は、たとえばブレーカ15の所在位置の確認だけでなく、ブレーカ15が盗難された場合の探索にも利用することができる。
For example, the “current position” for each
また、たとえばブレーカ稼働情報DB22aには、BR_1,BR_2,BR_3のブレーカ15ごとの「現在状況」が格納される。「現在状況」にはたとえば「正常」や「注意喚起」、「異常」を示す値が格納されており、「注意喚起」の場合には、これに該当するBR_2のブレーカ15の関係者(保守員やエンドユーザ)に対し「注意喚起」を示すアラーム通知を行うよう、提供処理部21eが処理を行う。関係者はかかるアラーム通知を受けたならば、異常が起こる予防保全のための作業準備を行うことができる。
Further, for example, the “current situation” for each
また、たとえば「異常」の場合には、これに該当するBR_3のブレーカ15の関係者に対し「異常」を示すアラーム通知を行うよう、提供処理部21eが処理を行う。関係者はかかるアラーム通知を受けたならば、異常によりそれ以上ブレーカ15の不具合が進んで修理コストが嵩むことのないよう、即座に修理作業を行うことができる。
For example, in the case of “abnormal”, the
また、たとえばブレーカ稼働情報DB22aには、BR_1,BR_2,BR_3のブレーカ15ごとの現在の「接続機械」や、過去の「アラーム履歴」、「リース履歴」等を含むことができる。
Further, for example, the breaker
「アラーム履歴」は、たとえばそのブレーカ15が不具合を起こしやすいものであるかの目安に利用することができる。また、「リース履歴」を加味すれば、たとえばそのブレーカ15が不具合を起こしにくい優良品であるかの目安に利用することができる。
The “alarm history” can be used, for example, as a measure of whether or not the
たとえば、「リース履歴」が多いにも関わらず、「アラーム履歴」が少ないならば、これに該当するブレーカ15は不具合を起こしにくい優良品と判定することができ、たとえば営業マンはお薦めのブレーカ15としてエンドユーザに提示することができる。
For example, if the “alarm history” is small even though the “lease history” is large, the
ところで、図5Aには、単なる「累積稼働時間」を示したが、図5Bに示すように、かかる「累積稼働時間」をさらに詳細に区分して蓄積してもよい。たとえば図5Bに示すように、「累積稼働時間」中、物に対する通常打撃が行われている「通常打撃時間」、ブレーカ15に異常を誘発させかねない「空打ち時間」および「はわき時間」等のそれぞれの累計を蓄積していってもよい。
By the way, although FIG. 5A shows only the “cumulative operation time”, as shown in FIG. 5B, the “accumulation operation time” may be divided and stored in more detail. For example, as shown in FIG. 5B, during the “cumulative operation time”, “normal hitting time” in which normal hitting is performed on an object, “empty hitting time” and “breaking time” that may induce an abnormality in the
ここで、図6Aおよび図6Bを参照して、ブレーカ15の「空打ち」および「はわき」について説明しておく。図6Aは、ブレーカ15の「空打ち」の説明図である。また、図6Bは、ブレーカ15による「はわき」の説明図である。
Here, with reference to FIG. 6A and FIG. 6B, the “blank” and “haki” of the
図6Aに示すように、「空打ち」は、破壊すべき物Dに対し、チゼル15bが接していない状態で、シリンダ15cのピストンを昇降させてしまう稼働状況を指す(図中の矢印601参照)。かかる「空打ち」が行われると、シリンダ15cからの打撃によりチゼル15bに対し伝達される衝撃力は物Dに伝達されず、ブレーカ15自体を打撃することとなるので、ブレーカ15自体に異常を誘発しやすい。
As shown in FIG. 6A, “empty” refers to an operating situation in which the piston of the
また、図6Bに示すように、「はわき」は、たとえば地面Gに転がった破砕片等をチゼル15bを用いて掃くように動作させてしまう稼働状況を指す(図中の矢印602参照)。かかる「はわき」が行われると、ブレーカ15が打撃を行っていないにも関わらず、たとえば地面Gとの接触により無用な振動がブレーカ15に伝達されるので、やはりブレーカ15自体に異常を誘発しやすい。
Further, as shown in FIG. 6B, “Hawaki” indicates an operating situation in which, for example, a crushed piece rolled on the ground G is operated to be swept using the
こうした「空打ち」や「はわき」等のブレーカ15の稼働状況を、サーバ装置20は、解析部21cにより、ブレーカ15ごとの油圧センサ16bの検出結果および振動センサ16cの検出結果の組み合わせに基づいて推定することができる。
Based on the operating status of the
かかる場合の一例について、図7Aおよび図7Bを参照して説明する。図7Aおよび図7Bは、ブレーカ15の稼働状況の推定の一例を示す図(その1)および(その2)である。なお、油圧センサ16bの検出結果および振動センサ16cの検出結果の組み合わせは、いずれか一方のみを用いる場合を含むものとする。
An example of such a case will be described with reference to FIGS. 7A and 7B. FIG. 7A and FIG. 7B are diagrams (No. 1) and (No. 2) showing an example of the estimation of the operation status of the
たとえば図7Aに示すように、解析部21cは、油圧センサ16bの検出結果に基づき、ブレーカ15の稼働状況が「通常打撃」であるか「空打ち」であるかを推定することができる。具体的には、解析部21cは、油圧センサ16bによって検出される油圧が、ブレーカ15が打撃中であることを示す所定の閾値を超える波形を示す場合に、たとえばかかる波形の形によって「通常打撃」であるか「空打ち」であるかを推定する。
For example, as illustrated in FIG. 7A, the analysis unit 21c can estimate whether the operating state of the
すなわち、図7Aに示すように、解析部21cは、たとえば所定の閾値を大幅に超え、より急峻な波形の形を示す場合を「空打ち」と推定する。また、所定の閾値を超えるものの、「空打ち」の場合よりも急峻でなく幅広な波形の形を示す場合を「通常打撃」と推定する。 That is, as shown in FIG. 7A, the analysis unit 21c estimates that the case where the predetermined threshold value is greatly exceeded and a steep waveform shape is shown, for example, is “empty shot”. In addition, a case where a predetermined threshold value is exceeded but a waveform shape that is not steeper and wider than that of “empty shot” is shown as “normal hit”.
そして、解析部21cは、それぞれ「通常打撃」および「空打ち」と推定される時間の幅を切り出し、たとえば図5Bに示した「累計稼働時間」の「通常打撃時間」および「空打ち時間」にそれぞれ累計する。 Then, the analysis unit 21c cuts out the time widths estimated as “normal hit” and “empty shot”, respectively, for example, “normal hit time” and “empty shot time” of “cumulative operation time” shown in FIG. 5B. To each.
なお、図7Aには図示していないが、たとえばブレーカ15によって打撃中であるにも関わらず、前述の所定の閾値を超えない場合には、解析部21cはたとえばブレーカ15の「セッティング異常」と推定することとしてもよい。かかる場合には、提供処理部21eに対し、該当するブレーカ15の関係者へ「セッティング異常」である旨をアラーム通知させることによって、該当の関係者にブレーカ15のセッティングのチェックを迅速に行わせることができる。
Although not shown in FIG. 7A, if the predetermined threshold value is not exceeded even though the
また、たとえば図7Bに示すように、解析部21cは、油圧センサ16bの検出結果および振動センサ16cの検出結果に基づき、ブレーカ15の稼働状況が「はわき」であるかを推定することができる。具体的には、解析部21cは、油圧センサ16bによって検出される油圧が、所定の閾値に満たない、ブレーカ15が打撃待機中であることを示す波形を示す場合に、たとえば振動センサ16cによって振動が検出されたならば(図中のM2部参照)、かかる場合を「はわき」であると推定する。
For example, as illustrated in FIG. 7B, the analysis unit 21 c can estimate whether the operating state of the
そして、解析部21cは、「はわき」と推定される時間の幅を切り出し、たとえば図5Bに示した「累計稼働時間」の「はわき時間」に累計する。 Then, the analysis unit 21c cuts out the time width estimated to be “hawaki”, and accumulates, for example, “hawaki time” of “cumulative operation time” illustrated in FIG. 5B.
また、解析部21cは、かかる場合には、提供処理部21eに対し、該当するブレーカ15を実際に使用中のエンドユーザに「はわきは異常を誘発しやすいので控えるべき」旨をアラーム通知させることによって、エンドユーザに異常の予防保全に相応しい運用を行わせることができる。
Further, in such a case, the analysis unit 21c notifies the
このように、サーバ装置20は、ブレーカ15ごとの油圧センサ16bの検出結果および振動センサ16cの検出結果の組み合わせに基づいてブレーカ15の稼働状況を推定する。なお、これまで述べた例以外にも、たとえば油圧センサ16bの検出結果に基づいて解析部21cにブレーカ15の打撃力を演算させ、その演算結果がブレーカ15の有する性能値の範囲内であるか否かを判定させることもできる。また、たとえば振動センサ16cの検出結果に基づいて解析部21cにシリンダ15c(図2A参照)のピストンの一定時間(たとえば、分)ごとの打撃数を演算させ、その演算結果がブレーカ15の有する性能値の範囲内であるか否かを判定させることもできる。これらの判定結果により、たとえば上述した「セッティング異常」を推定することが可能である。また、油圧や振動に限らず、上述したようにたとえば作動油の流量を計測して、その計測結果をさらに組み合わせた解析を行うことにより、ブレーカ15の稼働状況を推定してもよい。
Thus, the
したがって、本実施形態によれば、ブレーカ15ごとの稼働状況をより詳しい内容を伴って監視することができ、その内容に応じた適切な作業を行えるよう関係者を支援することができる。
Therefore, according to the present embodiment, the operating status of each
上述してきたように、第1の実施形態に係るブレーカ監視システム1(「アタッチメント監視システム」の一例に相当)は、油圧ショベル10(「作業機械」の一例に相当)と、ブレーカ15(「アタッチメント」の一例に相当)と、計測ユニット16と、端末装置17と、サーバ装置20とを備える。
As described above, the breaker monitoring system 1 (corresponding to an example of “attachment monitoring system”) according to the first embodiment includes a hydraulic excavator 10 (corresponding to an example of “work machine”) and a breaker 15 (“attachment”). And a
油圧ショベル10は、アーム14(「作業アーム」の一例に相当)を有する。ブレーカ15は、アーム14の先端部に取り付けられ、油圧(「流体圧」の一例に相当)によって駆動可能に設けられる。計測ユニット16は、個体識別情報に基づいて識別されるブレーカ15の駆動時における振動および油圧を計測可能に設けられる。
The
端末装置17は、油圧ショベル10に設けられ、計測ユニット16の計測結果を取得する。サーバ装置20は、端末装置17からブレーカ15ごとの計測結果を収集し、収集した計測結果に基づいてブレーカ15ごとの稼働状況を解析する。
The
したがって、本実施形態に係るブレーカ監視システム1によれば、ブレーカ15ごとの稼働状況を監視することができる。
Therefore, according to the
ところで、上述した第1の実施形態では、ブレーカ15の個体識別情報をICタグ15aによってブレーカ15側において保持し、計測ユニット16の取得部16aaが無線通信によってICタグ15aから個体識別情報を取得する例を挙げたが、これに限られない。たとえば個体識別情報は、手入力によって入力されてもよい。かかる場合を第2の実施形態として、図8を用いて説明する。
Incidentally, in the first embodiment described above, the individual identification information of the
(第2の実施形態)
図8は、第2の実施形態に係る油圧ショベル10Aのブロック図である。なお、図8は、図3に示した油圧ショベル10のブロック図に対応しているため、重複する説明は避け、図3とは異なる部分についてのみ説明する。
(Second Embodiment)
FIG. 8 is a block diagram of a
図8に示すように、油圧ショベル10Aのブレーカ15AはICタグ15aを有さない。また、計測ユニット16Aは、ブレーカ15Aに対し、対応する通信インタフェース16eを有さない。
As shown in FIG. 8, the
取得部16aaは、たとえばブレーカ15Aを取り付けるセッティングの際に、たとえば手入力Hを受け付けることによって、ブレーカ15Aの個体識別情報を取得する。取得された個体識別情報は、計測ユニット16Aの図示しない内部メモリ等に保持され、油圧センサ16bの検出結果および振動センサ16cの検出結果に紐付けられて端末装置17へ向けて送信されることとなる。
The acquisition unit 16aa acquires the individual identification information of the
第2の実施形態に係る油圧ショベル10Aを採用した場合、RFIDを用いるためのICタグ15aや通信インタフェース16eが不要となるので、計測ユニット16Aの低コスト化に資するというメリットがある。また、第2の実施形態では、手入力Hによるものの、取得部16aaが、第1の実施形態の場合と同様に、作業機械との組み合わせに関わりのない、ブレーカ15A個体の個体識別情報を取得する。したがって、たとえブレーカ15Aと作業機械との組み合わせが変わっても、取得した個体識別情報に基づいてブレーカ15Aごとの稼働状況を作業機械間で継承しつつ収集することが可能となる。したがって、第1の実施形態の場合と同様に、第2の実施形態によっても、ブレーカ15Aごとの稼働状況を監視することができる。
When the
(第3および第4の実施形態)
ところで、上述した各実施形態では、計測ユニット16,16Aが、油圧センサ16bおよび振動センサ16cの双方を備える場合を例に挙げたが、油圧センサ16bおよび振動センサ16cのうちのいずれか一方を備えることとしてもよい。
(Third and fourth embodiments)
By the way, in each embodiment mentioned above, although the case where the
図9は、第3の実施形態に係る計測ユニット16Bのブロック図である。また、図10は、第4の実施形態に係る計測ユニット16Cのブロック図である。なお、図9および図10は、図3および図8に示した計測ユニット16,16Aのブロック図に対応しているが、説明の便宜上、ブレーカ15,15Aや通信インタフェース16e(図3参照)、手入力H(図8参照)については図示を省略している。取得部16aaは、これまで説明したのと同様に、通信インタフェース16eや手入力Hを介してブレーカ15,15Aの個体識別情報を取得するものとする。
FIG. 9 is a block diagram of a
図9に示すように、たとえば第3の実施形態に係る計測ユニット16Bは、油圧センサ16bおよび振動センサ16cのうちの油圧センサ16bのみを備えることとしてもよい。かかる場合、たとえば解析部21c(図3参照)は、かかる油圧センサ16bの検出結果のみに基づき、ブレーカ15,15Aの稼働状況が「通常打撃」であるか「空打ち」であるかを推定する。
As shown in FIG. 9, for example, the
具体的には、図7Aの説明でも既に述べたが、たとえば解析部21cは、油圧センサ16bによって検出される油圧が、ブレーカ15,15Aが打撃中であることを示す所定の閾値を超える波形を示す場合に、たとえばこの波形の形によって「通常打撃」であるか「空打ち」であるかを推定する。
Specifically, as already described in the description of FIG. 7A, for example, the analysis unit 21c generates a waveform in which the oil pressure detected by the
波形の形は、たとえば、油圧データの学習用データセットに基づき、SVM(Support Vector Machine)のようなパターン識別器や、ディープラーニングなどにより機械学習が実行されることで生成される判別モデルなどを用いて判別することが可能である。また、かかる判別モデルなどを用いて、「通常打撃」であるか「空打ち」であるか以外のブレーカ15,15Aの稼働状況を推定してもよい。たとえば、大まかに、「通常打撃」であるかそれ以外であるかを推定してもよい。
The shape of the waveform is, for example, a pattern discriminator such as SVM (Support Vector Machine) based on a hydraulic data learning data set, or a discriminant model generated by machine learning performed by deep learning or the like. It is possible to discriminate using. Moreover, you may estimate the operating condition of the
なお、「通常打撃」は、構成部品のすべてが正常な状態にあるブレーカ15,15Aを適切に使用しての打撃中状態であり、「正常打撃」と言い換えることができる。したがって、かかる「正常打撃」の油圧データに基づく機械学習を実行することによって、たとえば構成部品のいずれかに異常が生じた場合を判別することが可能となる。具体的には、たとえばチゼル15bが上下するのを支えるブッシュなどの消耗部品の消耗が進んだ場合には、油圧データの振る舞いが「正常打撃」の場合とは異なるものとなるため、「正常打撃」できていない言わば「異常打撃」を判別することができる。また、これにより、たとえば前述のブッシュなどの摩耗や劣化を推定できることから、エンドユーザに対し、消耗部品の消耗が進んでいることを告知したり、交換を提言したりすることができる。
The “normal hit” is a hitting state in which the
すなわち、第3の実施形態に係る計測ユニット16Bによれば、少なくとも油圧センサ16bのみの検出結果に基づいて推定可能なブレーカ15,15Aごとの稼働状況を監視することができる。したがって、第1および第2の実施形態の場合と同様に、第3の実施形態によっても、ブレーカ15ごとの稼働状況を、作業機械との組み合わせに関わりなく、言い換えれば作業機械間で継承しつつ、監視することができる。
That is, according to the
また、第3の実施形態に係る計測ユニット16Bを採用した場合、振動センサ16cが不要となるので、計測ユニット16Bの低コスト化に資するというメリットがある。
In addition, when the
また、図10に示すように、たとえば第4の実施形態に係る計測ユニット16Cは、油圧センサ16bおよび振動センサ16cのうちの振動センサ16cのみを備えることとしてもよい。かかる場合、たとえば解析部21cは、かかる振動センサ16cの検出結果のみに基づき、ブレーカ15,15Aに対し非作動時における不適切使用がなされたか否かを判別する。
Moreover, as shown in FIG. 10, for example, the measurement unit 16C according to the fourth embodiment may include only the
なお、非作動時とは、ブレーカ15,15Aが打撃待機中であることを指す。また、不適切使用とは、ブレーカ15,15Aに対する非推奨の使用法を指す。この非作動時における不適切使用には、たとえば前述の「はわき」や「こじり」等が含まれる。「こじり」は、物のすきまや穴等にチゼル15bを入れ、強くねじる使用法である。
In addition, the time of non-operating means that the
具体的には、解析部21cは、振動センサ16cによって、たとえば既に図7BのM2部に示したような振動が検出されたならば、かかる振動データを切り出してたとえばFFT(Fast Fourier Transform)演算することによって振動の周波数スペクトラムを生成する。
Specifically, if the
そして、解析部21cは、かかる周波数スペクトラムを解析することによって、たとえばレベル値の高い周波数がブレーカ15,15Aのどの部位から発生しているのかを推定する。そして、解析部21cは、たとえばその部位がチゼル15bと推定され、かつ、振動データの振る舞いがブレーカ15,15Aが非作動時であることを示すならば、M2部に対応する時間において、ブレーカ15,15Aに対し「はわき」や「こじり」等の非作動時の不適切使用がなされたと推定することができる。
Then, the analyzing unit 21c estimates, for example, from which part of the
なお、ここでは、ブレーカ15,15Aに対し非作動時における不適切使用がなされたか否かを判別する例を挙げたが、無論、作動時における場合や、適切に使用されている場合の異常を推定してもよい。したがって、ブレーカ15,15Aは適切に使用されているが、振動データの周波数解析により、たとえば消耗部品に起因する異常が生じていることが推定される場合には、エンドユーザに対し、消耗部品の消耗が進んでいることを告知したり、交換を提言したりすることができる。
In addition, although the example which discriminate | determines whether improper use at the time of non-operation was made | formed with respect to the
すなわち、第4の実施形態に係る計測ユニット16Cによれば、少なくとも振動センサ16cのみの検出結果に基づいて推定可能なブレーカ15,15Aごとの稼働状況を監視することができる。したがって、第1、第2および第3の実施形態の場合と同様に、第4の実施形態によっても、ブレーカ15,15Aごとの稼働状況を、作業機械との組み合わせに関わりなく、言い換えれば作業機械間で継承しつつ、監視することができる。
That is, according to the measurement unit 16C according to the fourth embodiment, it is possible to monitor the operating status of each of the
また、第4の実施形態に係る計測ユニット16Cを採用した場合、油圧センサ16bが不要となるので、計測ユニット16Cの低コスト化に資するというメリットがある。また、第3および第4の実施形態で説明した油圧データおよび振動データの解析方法を、無論、第1および第2の実施形態で利用してもよい。
Further, when the measurement unit 16C according to the fourth embodiment is adopted, the
また、上述した各実施形態では、アーム14が作業アームの一例に相当し、計測ユニット16はかかる作業アームに設けられることとしたが、作業アームには、ブーム13が含まれてもよい。すなわち、計測ユニット16は、ICタグ15aとの通信が可能な範囲にあり、かつ、ブレーカ15の駆動時における振動および油圧が計測可能であるならば、ブーム13に設けられてもよい。
In each of the above-described embodiments, the
また、上述した各実施形態では、計測ユニット16は作業アームに設けられることとしたが、計測ユニット16の筐体の剛性や、緩衝材B等を用いた計測ユニット16内部の構成部品の保護等により、計測ユニット16の耐久性および計測性能を確保できれば、計測ユニット16はブレーカ15に設けられてもよい。
In each of the above-described embodiments, the
また、上述した各実施形態では、ブレーカ15が油圧によって駆動可能であることとして説明したが、上述のように窒素ガス等のガス圧を併用するものであってもよい。また、ガス圧のみを用いるものであってもよい。これらを採用する場合、油圧センサ16bに対応するセンサはガス圧を含めた流体圧を計測可能であればよい。
Moreover, in each embodiment mentioned above, although demonstrated that the
また、上述した各実施形態では、ブレーカ15,15Aの個体識別情報を計測ユニット16,16A,16B,16Cが取得することとしたが、端末装置17が取得してブレーカ15,15Aを個体識別してもよい。この場合、計測ユニット16,16A,16B,16Cは、各センサ16b,16cの検出結果を端末装置17へ送信し、個体識別情報と各センサ16b,16cの検出結果との紐付けは、端末装置17にて行われることとなる。
In each of the above-described embodiments, the individual identification information of the
また、上述した各実施形態では、解析部21cがサーバ装置20側に配置される場合を例に挙げたが、端末装置17側に配置されてもよい。この場合、端末装置17は、計測ユニット16,16A,16B,16Cによって計測された計測結果に基づいてブレーカ15,15Aの稼働状況を解析する処理を行い、たとえば解析結果をデータ整形部17aaおよび通信部17abを介してサーバ装置20側へ送信する。なお、解析結果にたとえばブレーカ15,15Aの異常やその予兆を示す内容が含まれる場合、端末装置17がまず端末装置17自体の表示部等へかかる異常やその予兆に応じたアラーム通知を行ってもよい。サーバ装置20では、収集部21bが各端末装置17における解析結果を収集し、収集された解析結果に基づいて蓄積部21dが各ブレーカ15,15Aの稼働情報をブレーカ稼働情報DB22aへ蓄積する。
Moreover, in each embodiment mentioned above, although the case where the analysis part 21c was arrange | positioned at the
また、上述した各実施形態では、アタッチメントがブレーカ15,15Aである場合を例に挙げたが、アタッチメントの種別を限定するものではない。たとえば、アタッチメントとして、バケットや、油圧クラッシャー、油圧カッター等が取り付けられる場合であってもよい。
Moreover, in each embodiment mentioned above, although the case where the attachment was the
また、上述した各実施形態では、作業機械が油圧ショベル10,10Aである場合を例に挙げたが、作業機械の種別を限定するものではない。作業アームを有し、かかる作業アームにアタッチメントを取り付け可能であれば、たとえば作業機械はロボットであってもよい。
Further, in each of the above-described embodiments, the case where the work machine is the
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。 Further effects and modifications can be easily derived by those skilled in the art. Thus, the broader aspects of the present invention are not limited to the specific details and representative embodiments shown and described above. Accordingly, various modifications can be made without departing from the spirit or scope of the general inventive concept as defined by the appended claims and their equivalents.
1 ブレーカ監視システム
10,10A 油圧ショベル
12c 油圧ポンプ
12f 配管
14 アーム
15,15A ブレーカ
15a ICタグ
15d 油圧ホース
16,16A,16B,16C 計測ユニット
16aa 取得部
16ab 通信部
16b 油圧センサ
16c 振動センサ
16d 給排路
17 端末装置
20 サーバ装置
22a ブレーカ稼働情報DB
B 緩衝材
N ネットワーク
W インターネット
1
B Buffer material N Network W Internet
Claims (8)
前記作業アームの先端部に取り付けられ、流体圧によって駆動可能に設けられるアタッチメントと、
個体識別情報に基づいて識別される前記アタッチメントの駆動時における振動および前記流体圧を計測可能に設けられる計測ユニットと、
前記作業機械に設けられ、前記計測ユニットの計測結果を取得する端末装置と、
前記端末装置から前記アタッチメントごとの前記計測結果を収集し、収集した前記計測結果に基づいて前記アタッチメントごとの稼働状況を解析するサーバ装置と
を備え、
前記計測ユニットは、
前記個体識別情報を取得する取得部と、
前記アタッチメントの振動を検出する振動センサ、および、前記流体圧を検出する流体圧センサのうちのいずれか一方と、
前記振動センサの検出結果または前記流体圧センサの検出結果を前記計測結果として前記端末装置へ送信する通信部と
を備えることを特徴とするアタッチメント監視システム。 A working machine having a working arm;
An attachment attached to the tip of the working arm and provided to be drivable by fluid pressure;
A measurement unit provided so as to be able to measure the vibration and the fluid pressure at the time of driving the attachment identified based on the individual identification information;
A terminal device provided in the work machine, for obtaining a measurement result of the measurement unit;
A server device that collects the measurement results for each attachment from the terminal device, and analyzes the operating status for each attachment based on the collected measurement results;
The measurement unit is
An acquisition unit for acquiring the individual identification information;
Any one of a vibration sensor for detecting vibration of the attachment and a fluid pressure sensor for detecting the fluid pressure;
An attachment monitoring system comprising: a communication unit that transmits the detection result of the vibration sensor or the detection result of the fluid pressure sensor to the terminal device as the measurement result.
を特徴とする請求項1に記載のアタッチメント監視システム。 The attachment monitoring system according to claim 1, wherein the measurement unit is attached to the work arm.
前記流体圧を発生させる流体圧発生装置と、
前記流体圧発生装置からの流体の給排路である第1給排路と
を備え、
前記アタッチメントは、
当該アタッチメントへの前記流体の給排路である第2給排路
を備え、
前記計測ユニットは、
前記第1給排路と前記第2給排路との間に設けられ、前記第1給排路と前記第2給排路とを接続すること
を特徴とする請求項1または2に記載のアタッチメント監視システム。 The work machine is
A fluid pressure generating device for generating the fluid pressure;
A first supply / discharge passage that is a supply / discharge passage for fluid from the fluid pressure generator,
The attachment is
A second supply / discharge path that is a supply / discharge path for the fluid to the attachment;
The measurement unit is
The first supply / discharge path is provided between the first supply / discharge path and the second supply / discharge path, and connects the first supply / discharge path and the second supply / discharge path. Attachment monitoring system.
前記アタッチメントごとの前記振動センサの検出結果または前記流体圧センサの検出結果に基づいて当該アタッチメントの稼働状況を推定すること
を特徴とする請求項1、2または3に記載のアタッチメント監視システム。 The server device
The attachment monitoring system according to claim 1, 2, or 3, wherein the operating state of the attachment is estimated based on a detection result of the vibration sensor or a detection result of the fluid pressure sensor for each attachment.
前記アタッチメント側に保持され、
前記取得部は、
前記アタッチメント側との通信によって前記個体識別情報を取得し、
前記通信部は、
前記取得部によって取得された前記個体識別情報ごとの前記計測結果を前記端末装置へ送信すること
を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のアタッチメント監視システム。 The individual identification information is
Held on the attachment side,
The acquisition unit
Obtaining the individual identification information by communication with the attachment side,
The communication unit is
The attachment monitoring system according to any one of claims 1 to 4, wherein the measurement result for each individual identification information acquired by the acquisition unit is transmitted to the terminal device.
少なくとも前記通信部を保護するように設けられる緩衝材
をさらに備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のアタッチメント監視システム。 The measurement unit is
The attachment monitoring system according to claim 1, further comprising: a cushioning material provided to protect at least the communication unit.
さらに、前記アタッチメントを駆動させる流体の流量を計測可能に設けられること
を特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のアタッチメント監視システム。 The measurement unit is
The attachment monitoring system according to claim 1, wherein the attachment monitoring system is provided so as to be able to measure a flow rate of a fluid that drives the attachment.
前記アタッチメントは、油圧ブレーカであること
を特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のアタッチメント監視システム。
The work machine is a hydraulic excavator,
The attachment monitoring system according to claim 1, wherein the attachment is a hydraulic breaker.
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