JP2017200801A - 車両 - Google Patents

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Manabu Fujii
学 藤井
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Abstract

【課題】衝撃時に車両に搭載されているタンクがバンドから脱落する可能性を減少する。【解決手段】車両は、長手方向が車両の前後方向と同方向になるように配置され、胴体部の両端にドーム部を有するタンク20と、タンクの胴体部の外周面に沿って設けられ、タンクを車両の車体フレーム60に固定するバンド31と、タンクの少なくとも一端のドーム部に設けられたプロテクタ41と、を備え、プロテクタは、タンクの長手方向から見たとき、胴体部よりも外側に突出する部分を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、車両に関するものである。
特許文献1には、タンクの長手方向が車両の前後方向と一致するように配置された水素タンク(燃料ガスタンク)と、水素タンクの外周面に沿って配置されて水素タンクを支持フレームに固定するバンドとを有する燃料電池車両が記載されている。
特開2005−212513号公報
しかしながら、従来の燃料電池車両は外部から衝撃を受ける際、燃料ガスタンクが車両内部の部材に押されてタンク長手方向に生じる衝撃力、あるいは燃料ガスタンク自身の長手方向の慣性力が、バンドの燃料ガスタンクへの長手方向の摩擦力を上回った場合に、燃料ガスタンクがバンドに対して相対移動してバンドから脱落する恐れがある。このような問題は、燃料電池車両に限らず、他の種類のタンクが搭載されている車両において生じる問題である。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、車両が提供される。この車両は、長手方向が前記車両の前後方向と同方向になるように配置され、胴体部の両端にドーム部を有するタンクと、前記タンクの前記胴体部の外周面に沿って設けられ、前記タンクを前記車両の車体フレームに固定するバンドと、前記タンクの少なくとも一端の前記ドーム部に設けられたプロテクタとを備える。前記プロテクタは、前記タンクの長手方向から見たとき、前記胴体部よりも外側に突出する部分を有する。
この形態の車両によれば、タンクがバンドに対して相対移動するとき、プロテクタがバンドと干渉するので、タンクの相対移動を規制でき、タンクがバンドから脱落する可能性を減少できる。
本発明は、上記以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、車両の製造方法、タンク、タンクの製造方法等の形態で実現することができる。
本発明の第1実施形態における平常時の燃料電池車両の側面図。 燃料電池車両の正面から見た燃料ガスタンクの平面図。 衝撃時の燃料電池車両の側面図。 第2実施形態における燃料電池車両の正面から見た燃料ガスタンクの平面図。 第3実施形態における平常時の燃料電池車両の側面図。
・第1実施形態:
図1は、本発明の第1実施形態における平常時の燃料電池車両500の側面図である。図示の便宜上、車両内部の部材を実線で表した。図1では、燃料電池車両500の前進方向FDと、横幅方向LHと、鉛直方向Gとを示している。以降では、前進方向FDに沿った方向を「前方」と呼び、前進方向FDとは逆の方向を「後方」と呼び、「前方」と「後方」とを合わせて「車両の前後方向」と呼ぶ。
燃料電池車両500は、フロントコンパートメント510と、センタートンネルCTと、車室520と、一対の前輪FWと、一対の後輪RWとを有している。フロントコンパートメント510は、燃料電池車両500の前端部に位置し、一対の前輪FWに挟まれた領域を含む空間として形成されている。センタートンネルCTは、フロア板50の下方側に位置し、フロントコンパートメント510と連通して車両の前後方向に延びる空間として形成されている。車室520は、一対の前輪FWと一対の後輪RWとの間に位置し、フロア板50を境界とした燃料電池車両500の上部空間として形成されている。
センタートンネルCT内には、燃料ガスタンク20が配置されている。燃料ガスタンク20は、長手方向が車両の前後方向と同方向になるように配置されている。燃料ガスタンク20は、円筒状の胴体部23と、胴体部23の両端それぞれに設けられた半球状の第1ドーム部21と第2ドーム部22と、第2ドーム部22に設けられたガス供給弁24とを有する。第1ドーム部21には、雌ねじを有する有底状の凹部(図示せず)が設けられており、プロテクタ41の雄ねじ(図示せず)が凹部と螺合することによって、プロテクタ41が第1ドーム部21に固定されている。また、燃料ガスタンク20は、第1バンド31と第2バンド32とによって燃料電池車両500の車体フレーム(後述)に固定されている。第1バンド31と第2バンド32は、燃料ガスタンク20の胴体部23の外周面に沿って設けられ、それぞれの端部が車体フレームに固定されている。なお、第2バンド32の代わりに、ガス供給弁24にネックマウント等の固定部材を設けて燃料ガスタンク20の後方端部を固定してもよい。また、第1バンド31と第2バンド32の代わりに、1つのバンドを燃料ガスタンク20の胴体部23の外周面に沿って設けてもよい。なお、燃料電池車両500が水平な路面上に停車している状態では、燃料ガスタンク20の長手方向が水平方向と一致するように設置されることが好ましい。
フロントコンパートメント510内には、燃料電池ユニット10と、補機ユニット310,320,330とが配置されている。燃料電池車両500が外部から衝撃を受けた場合には、外部からの衝撃力によって燃料電池ユニット10と、補機ユニット310,320,330とが燃料ガスタンク20に衝撃を与えてしまう可能性がある。プロテクタ41は、例えば金属や樹脂、ウレタンにより形成され、燃料ガスタンク20の第1ドーム部21がこの衝撃によって傷や破損が生じないように衝撃を緩和する。また、プロテクタ41は、燃料ガスタンク20の長手方向から見たときに燃料ガスタンク20の胴体部23よりも外側に突出する部分を有している。この突出部分は、燃料ガスタンク20が第1バンド31に対して後方に相対移動する際に第1バンド31と干渉する機能を有する。この機能については後述する。
図2は、第1実施形態における燃料電池車両500(図1)の正面から見た燃料ガスタンク20の平面図である。第1バンド31は、2つの上方バンド31aを有し、例えば柔軟な鋼によって形成される。2つの上方バンド31aは、燃料ガスタンク20の上方において、それぞれの一端部がボルト等の締結部材130によって締結されている。また、2つの上方バンド31aそれぞれの他端部はボルト34とナット36によって車体フレーム60に固定されている。車体フレーム60は、燃料電池車両500の構造体としてのシャシ、又は、シャシに固定された支持部材であり、例えば金属等の剛性材料が使用される。車体フレーム60は、燃料ガスタンク20を支持し、また、ボルト120によってフロア板50の取付部100が固定されている。フロア板50と車体フレーム60の間に形成する空間は、センタートンネルCTである。なお、2つの上方バンド31aを用いる代わりに、1つの上方バンドで燃料ガスタンク20の上方を固定するようにしてもよい。
プロテクタ41は、燃料ガスタンク20の第1ドーム部21のほぼ全体を覆う半球状の形状であり、プロテクタ41の中心と第1ドーム部21の中心とが一致するように第1ドーム部21に固定されている。プロテクタ41の半径R41は、燃料ガスタンク20の胴体部23の半径R23よりも大きい。すなわち、プロテクタ41は胴体部23よりも外側に突出している。第1バンド31が燃料ガスタンク20の胴体部23の外周面に沿って配置されているので、第1バンド31の内半径は燃料ガスタンク20の胴体部23の半径R23とほぼ同一である。燃料ガスタンク20が第1バンド31に対して後方(図2では紙面に面して垂直な方向)へ相対移動する際、プロテクタ41の半径R41が第1バンド31の内半径(=R23)よりも大きいので、プロテクタ41は第1バンド31と干渉し、燃料ガスタンク20の後方への相対移動を規制できる。
図3は、前進走行中にフロントコンパートメント510の前方から衝撃が加えられた際の燃料電池車両500の側面図である。図示の便宜上、図1の平常時の燃料電池車両500の側面図を破線で示した。衝撃時に、衝撃を受けるフロントコンパートメント510に配置されている燃料電池ユニット10と補機ユニット310,320,330は、外部からの衝撃力によって後方に移動する。燃料電池ユニット10と補機ユニット320,330が移動の途中で燃料ガスタンク20のプロテクタ41と接触し、燃料ガスタンク20に後方方向の衝撃力を与える。この衝撃力が第1バンド31と第2バンド32の燃料ガスタンク20への前方方向の摩擦力を上回ると、燃料ガスタンク20が第1バンド31と第2バンド32に対して後方に相対移動してしまう。この際、プロテクタ41が第1バンド31と干渉して、燃料ガスタンク20の後方への移動を規制する。この結果、燃料ガスタンク20が第1バンド31から脱落する可能性を減少できる。
以上のように、上記実施形態では、燃料ガスタンク20が後方に移動するとき、プロテクタ41が第1バンド31と干渉するので、燃料ガスタンク20の後方への移動を規制でき、燃料ガスタンク20が第1バンド31から脱落する可能性を減少できる。
・第2実施形態:
図4は、第2実施形態における燃料電池車両500(図1)の正面から見た燃料ガスタンク20の平面図である。図2に示す第1実施形態との違いは、プロテクタ41aの形状のみであり、他の構成は第1実施形態と同様である。プロテクタ41aは、燃料ガスタンク20の長手方向から見たときに胴体部23の半径R23以下の半径を有する半球部41bと、半球部41bの周縁から外側に突出して設けられた4つの突出部41cとを有する。これらの突出部41cは、燃料ガスタンク20の胴体部23よりも外側に突出している。このようなプロテクタ41aを用いた場合にも、図3に示す衝撃時に燃料ガスタンク20が後方へ移動する際、プロテクタ41aの突出部41cが第1バンド31と干渉するので、燃料ガスタンク20の後方への移動を規制でき、燃料ガスタンク20が第1バンド31から脱落する可能性を減少できる。なお、突出部41cは1つのみ設けてもよいし、複数設けてもよい。
・第3実施形態:
図5は、第3実施形態における平常時の燃料電池車両500の側面図である。図1に示す第1実施形態との違いは、燃料ガスタンク20の第2ドーム部22にもプロテクタ42を設けた点のみであり、他の構成は第1実施形態と同様である。燃料ガスタンク20の第2ドーム部22にもプロテクタ42を設ければ、燃料ガスタンク20が前方へ移動する場合は、プロテクタ42が第2バンド32と干渉するので、燃料ガスタンク20の移動を規制でき、燃料ガスタンク20が第2バンド32から脱落する可能性を減少できる。
なお、以上では燃料ガスタンク20が搭載されている燃料電池車両500について説明したが、燃料電池車両500に限らず、他の種類のタンクが搭載されている車両においても、本発明を適用できる。
本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…燃料電池ユニット
20…燃料ガスタンク
21…第1ドーム部
22…第2ドーム部
23…胴体部
24…ガス供給弁
31…第1バンド
31a…上方バンド
32…第2バンド
34…ボルト
36…ナット
41,41a…プロテクタ
41b…半球部
41c…突出部
42…プロテクタ
50…フロア板
60…車体フレーム
100…取付部
120…ボルト
130…締結部材
310,320,330…補機ユニット
500…燃料電池車両
510…フロントコンパートメント
520…車室
CT…センタートンネル
FW…前輪
RW…後輪

Claims (1)

  1. 車両であって、
    長手方向が前記車両の前後方向と同方向になるように配置され、胴体部の両端にドーム部を有するタンクと、
    前記タンクの前記胴体部の外周面に沿って設けられ、前記タンクを前記車両の車体フレームに固定するバンドと、
    前記タンクの少なくとも一端の前記ドーム部に設けられたプロテクタと、
    を備え、
    前記プロテクタは、前記タンクの長手方向から見たとき、前記胴体部よりも外側に突出する部分を有する、
    車両。
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