JP2017200749A - ポールベース固定型コアドリル用ハンドル - Google Patents

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Abstract

【課題】ポールベース型コアドリルの手動ハンドルの作業効率を改善するため、新規ハンドル形状および利用形態を提案する。【解決手段】従来実施されていたハンドル5の一端に握り部を設け、握り部を外側及び内側に90度折り曲げられ、且つ固定可能な構造とした。また、ハンドルの軸がスライド形式で伸縮可能な構造とし、任意の位置で固定できる構造とした。さらに、握り部を内側に折り曲げ、固定させた状態で、モーター部3を支持支柱1に固定できる構造とした。【選択図】図1

Description

本発明は、特に、道路の強度診断用サンプル採取、電線或いは導管用の穿孔、アンカーボルト埋め込み用の穿孔等に用いられるポールベース固定型のコアドリル用ハンドルに関する。
穿孔用コアドリルは、道路、橋梁、建造物の強度評価用の試料採取、導管或いは導線用の穿孔、或いはアンカーボルト埋設用穿孔等広範な分野で利用されている。
その極く一般的な利用形態は、ポールベースと称されるモータ及びコアドリルの支持具及びコアドリルを回転する駆動モーターとコアドリルから構成され、穿孔は手動或いは自動で実施され、穿孔前後は手動ハンドルでコアドリルビットを上下する方式がよく知られている。
この手動ハンドルは一般的によく利用されており、ポールベース型コアドリルには必須の構成要素となっている。しかし、その形状或いは使用形態には特に考慮が払われてきたことはなく、これまでの利用形態がそのまま継承されてきていた。
そのため作業性に問題があり、モータ部を上下させる作業効率の悪さ等に関しても特に留意されることはなかった。
特許文献1は、駆動部にステッパモーターを導入し、ドリルユニットの過負荷状態を比較的単純な手段で回避できるとしているが、ハンドルの形状、形態に関しては考慮が払われているとは言い難い。
特許文献2は、クラッチ切り替えにより、穿孔中は低速にし、選考作業前後は高速にすることにより、作業の進捗を妨げず、作業の効率化を図っているが、ハンドルの形状、形態に関しては同じく考慮されていない。
特許文献3ではピニオンの固定或いは解除をワンタッチ操作で容易に、且つ簡単に実施できるとしているが、この場合もハンドルの形状、その使用形態については特に配慮されているとは言い難い。
これらの特許文献を含め、これまではポールベース型コアドリルの手動ハンドルのその形状、使用形態に関する注目すべき提案はなされていない。
特開2006−15479 特開2000−218613 特開平8−224726
本発明は、前記の現状を考慮し、ポールベース型コアドリルの手動ハンドルの形状に改良を加えることにより、穿孔作業及びその前後の作業効率を大幅に高めることを目的とする。
本発明での上記課題を解決するための第1の改良点は、従来の手動ハンドルの一端に握り部を設け、この握り部が外側及び内側に夫々90度折り曲げられ、且つ固定できる構造としたことである。この握り部の設置によりハンドルを回転する作業が大幅に簡単、且つ容易になり作業効率が改善された。
本発明の第2の改良点は、前記握り部を内側に折り曲げ、固定した状態でモーター部を支柱に固定できる構造としたことである。これにより従来ボルト締めしていた固定方法と比較し、簡単、容易にモーターの固定が可能となり、作業時間の短縮が図れるようになった。
本発明の第3の改良点は、ハンドルの握り部側の軸をスライド方式で移動できる構造としたことである。テコの原理で知られるようにハンドルの軸を伸ばすことにより、作業時の力は少なくなり、回転速度を増すことができ、その結果として津作業効率が改善された。
本発明の利点は次の通りである。第1の利点は、ハンドルの一端に握り部を設置し、内外に90度折り曲げられる構造としたことにより、ハンドル操作が大幅に改善されたことである。
第2の利点は、ハンドルの軸をスライド方式により調節可能としたことである。ハンドル軸を延長することにより回転に要する力を低減でき、その分回転速度を増大できた。その結果モーター及びコアドリルビットを上下させる作業効率も大幅に向上で来た。
本発明の第3の利点は、握り部を内側に折り曲げ、固定させた状態で、モーター部を支持支柱に固定できる構造としたことである。従来のボルト止めでは固定の解除及び固定に時間を要する、場合により固定ボルトの紛失等の不都合があったが、本発明のハンドル握り部による固定方法によれば、作業が容易、且つ簡単、更にはボルトの紛失といった不都合も回避される。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1はポールベース型コアドリルの概略説明図である。ポールベースのベース部で施工部に固定されたポールにモーター部及びコアドリルビットが固定され、コアドリルビットを回転させながら手動或いは児童により穿孔が行われる。穿孔時、通常コアドリルビットは穿孔する深さに応じて、その都度持ち上げられ、新しいコアドリルビットを接続しながら所定の深さまで穿孔が実施される。また穿孔後には同様にコアドリルビットは持ち上げられながら1個づつ取り外される。このときコアドリルビットを上下させるのに用いられるのが手動ハンドルである。形状は図2に示すような軸の両端に丸井握り部が設置された形状からなる。
本発明の手動ハンドルは図3に示すように、その一端に握り部が設置され、その握り部が外側或いは内側に90度折り曲げることができ、且つ容易に固定できる構造となっている。
ハンドルの一端に握り部を設け、且つ内外方向に90度折り曲げられる構造としたことにより、作業時ハンドルを確実に握れるようになり、操作も格段にし易くなった。
この折り曲げ方式及び固定方式に関しては、従来知られている方式のいずれも利用でき、特に制約はない。
ハンドルの軸の一方をスライドできる構造とし、軸の長さを調節できる構造とした模式図が図4である。軸の長さを延長することにより、ハンドルを回転させるときの力が低減でき、結果として作業効率が改善された。スライド形式としては、軸及びその周囲の筒体、凹部の溝とそれに対応する凸部からなるスライド体など従来から各種のスライド形式が知られており、任意な方式をとることができるが、軸及びその周囲を囲う筒体からなる構造体が、構造も簡単で、製作も簡単なことから好ましい。
図5はモーター部を固定する1実施例の模式図である。従来のボルト止めと比較すると操作が簡単であり、ボルトの紛失等の不都合も回避できる。結果として作業効率の向上に貢献している。
図3示す構造のハンドルを設置したポールベース型コアドリルにおいて、500mmのコアドリルビット2個を用いて穿孔後、コアドリルビットを1000mm手動ハンドルで持ち上げた。握り部の固定解除、持ち上げ作業、握り部によるモーター部の固定までの時間は7秒であった。結果を表1に示す。
ハンドルの軸を50%延長した以外は、実施例1と同様の操作を行った。握り部の解除、持ち上げ作業、握り部によるモーター部の固定までの時間は6秒であった。結果を表1に示す。
従来使用されているタイプの手動ハンドルを用いた以外は、実施例1と同様な作業を実施した。ボルト止め解除、持ち上げ作業、モーター部のボルトによる固定までの時間は17秒であった。結果を表1に示す。
Figure 2017200749
ポールベース型コアドリルの一実施例の概略説明図である。 従来用いられている手動ハンドルの一実施例の概略説明図である。 本発明における手動ハンドルの一実施例の概略説明図である。 本発明における手動ハンドルのスライド方式により軸が伸縮する接続を示す一実施例の概略説明図である。
本発明のコアドリルは、特に道路、橋梁等の強度評価用試料採取、導管或いは導線用穿孔、アンカーボルト固定用穿孔等に使用されるポールベース型コアドリルのハンドルに関し、その作業効率改善に大いに寄与できる。
1 ポール(支持支柱)
2 ベース(固定用土台)
3 モーター部
4 コアドリルビット
5 手動ハンドル
6 歯形
7 歯車
8 従来タイプの握り部
9 手動ハンドル軸
10 手動ハンドル回転軸
11 本発明の握り部
12 内側に折り曲げた握り部
13 外側に折り曲げた握り部
14 スライド部

Claims (3)

  1. ポールベース型コアドリルであって、支持支柱に沿ってモーター及びコアドリルビットを上下させる手動ハンドルの一端に握り部を設け、この握り部を外側及び内側に90度折り曲げ、且つ簡単な操作で固定できる構造としたことを特徴とするポールベース型コアドリルの手動ハンドル。
  2. ハンドルの軸がスライド形式で伸縮可能な構造とし、任意の位置で固定できる構造としたことを特徴とする請求項1記載のポールベース型コアドリルの手動ハンドル。
  3. 握り部を内側に折り曲げ、固定させた状態で、モーター部を支持支柱に固定できる構造としたことを特徴とする請求項1及び請求項2記載のポールベース型コアドリルの手動ハンドル。
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