JP2017199553A - イオン発生装置、イオン発生装置を備えた空気調和機 - Google Patents

イオン発生装置、イオン発生装置を備えた空気調和機 Download PDF

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Abstract

【課題】排出されるイオンの量を増加させる。
【解決手段】回路基板のイオン発生素子に配置された放電電極の電圧印加により生じる電界を少なくとも含む領域を覆い、当該電界に風を通過させる開口部に少なくとも1本の桟が形成された保護カバーを備え、上記保護カバーが上記放電電極を覆ったときに形成される、当該保護カバーと回路基板との間の流域部に、上記開口部を介して導入される風の流れを整える整流部材が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、放電によりイオンを発生するイオン発生装置、イオン発生装置を備えた空気調和機に関する。
近年、エアコン等の空気調和機に、放電によりイオンを発生するイオン発生装置を搭載したものが登場している(例えば特許文献1)。通常、イオン発生装置から発生したイオンは、その効能を意図した空間(居室等)で発揮するように送風機からの風を放電によって生じる電界に当てることで、イオンを移動させている。その為、イオン発生装置は空気調和機の送風路内に配置する必要がある。
ところで、イオン発生装置には、電圧が印加される電極に人の手が直接触れないように保護カバーが設けられている。保護カバーは、例えば図2の(b)に示すように、回路基板に設けられたイオン発生素子の放電電極に生じる電界を覆うように当該回路基板の壁面に取り付けられ、内部に電界に当てる風が流れる流域部を形成する。この保護カバーには、電界に当てる風の送風方向上流側と下流側に、細長い桟が縦方向(回路基板の壁面から下向き)に形成され、外部からの風を流域部に導入し、当該流域部から外部に排出できるようになっている。
特許第4603085号公報(2010年10月8日登録)
しかしながら、従来のイオン発生装置では、送風機からの風が保護カバーの桟を通過する際に乱れ、乱流となる。このため、イオン発生装置の放電によって生じる電界への送風に損失が生じ、保護カバーから外部に排出されるイオンの量が少なくなるという問題が生じる。
しかも、保護カバーと回路基板とで囲まれた流域部に風を通過させる場合、流体の特性上、回路基板の壁面に近いほど風の流れが悪くなり、電界に当たる風の風速に偏りが生じる。特に乱流が生じると電界に当たる風の風速の偏りが顕著になる。この結果、例えば図2の(b)に示すように、電界に当たる風は、風速の遅い回路基板の壁面から遠ざかるほうに偏り、電界全体に当たり難くなるため、保護カバーから外部に排出されるイオンの量が少なくなるという問題が生じる。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、電界への送風の風速の偏りを少なくして、電界全体に均一に風を当てることで、保護カバーから外部に排出されるイオンの量を増加させることができるイオン発生装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るイオン発生装置は、電圧印加により電界を生じる放電電極が配置された回路基板と、上記回路基板に配置された上記放電電極を覆い、当該電界に風を通過させる開口部が形成され、上記開口部に少なくとも1本の桟が形成された保護カバーと、を備え、上記保護カバーが上記放電電極を覆ったときに形成される、当該保護カバーと上記回路基板との間の流域部に、上記桟が形成された開口部を介して導入される風の流れを整える整流部材が設けられていることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、電界への送風の風速の偏りを少なくして、電界全体に均一に風を当てることで、保護カバーから外部に排出されるイオンの量を増加させることができるという効果を奏する。
本発明の原理を説明するための図である。 図1の比較例を説明するための図である。 (a)は、本実施形態に係る室内ユニットの正面図、(b)は右側面図である。 図3に示す室内ユニットの外観斜視図であり、(a)は吹出方向を上向きにした状態を示し、(b)は吹出方向を下向きにした状態を示した図である。 図3の(a)のBB線矢視断面図であり、(a)は吹出方向を上向きにした状態を示し、(b)は吹出方向を下向きにした状態を示した図である。 室内ユニットに搭載されたイオン発生装置の外観斜視図である。 (a)はイオン発生装置の上面図、(b)はイオン発生装置の正面図、(c)は(b)のDD線矢視断面図である。 図6に示すイオン発生装置に備えられた保護カバーを内側から見た外観斜視図である。 図7の(a)のCC線矢視断面図である。 本発明の実施形態2に係るイオン発生装置の概略断面図である。 本発明の実施形態3に係るイオン発生装置の概略断面図である。 本発明の実施形態4に係るイオン発生装置の概略断面図である。 本発明の実施形態5に係る保護カバーの要部拡大図である。 図13の保護カバーにおけるXX線矢視断面図の一例を示す図である。 図13の保護カバーにおけるYY線矢視断面図の一例を示す図である。
本発明の実施形態を説明する前に、本発明の原理について説明する。
(発明の原理)
図1の(a)〜(c)は、本発明のイオン発生装置におけるイオン放出用の風の流れを模式的に示した図である。
図2の(a)は、従来のイオン発生装置を保護カバー側から見た平面図であり、(b)は(a)のAA線矢視断面図であり、イオン放出用の風の流れを模式的に示した図である。
上述した〔発明が解決しようとする課題〕の欄において説明した通り、従来のイオン発生装置では、図2の(b)に示すように、電界への送風は、風速の遅い回路基板の壁面から遠ざかるほうに偏る。
これに対して、本発明では、図1の(a)〜(c)に示すように、保護カバーに送風の上流側から桟を介して導入される風の流れを整える整流部材(第1整流板、第2整流板)を設けることで、当該保護カバーによって生じる乱流を低減し、電界への送風の風速の偏りを少なくしている。
具体的には、図1の(a)に示すように、保護カバーと回路基板とで囲まれた流域部において、当該保護カバーの、送風方向上流側の桟の内側に当該桟を経て導入される風の流れを整える第1整流板(整流部材)を形成する。第1整流板は、板面が送風方向に平行になるように配置され、送風方向の長さが長ければ長いほど整流効果があるが、長ければ電界に接近し影響を与えるため、当該電界に影響を与えない程度の長さにするのが好ましい。また、第1整流版は、回路基板の壁面まで設けられているのが好ましい。これにより、流体の特性により風速が低下する回路基板の壁面近傍の乱流を抑制できるため、風速の低下を抑制できるという効果を奏する。従って、この第1整流板により、送風方向上流側の桟を経た風の乱流を抑制し、電界に当たる風の速度分布を均一にできるという効果を奏する。
また、図1の(b)に示すように、保護カバーと回路基板とで囲まれた流域部において、当該保護カバーの、回路基板の壁面に対向する位置に桟を経て導入される風の流れを整える第2整流板(整流部材)を形成する。第2整流板は、保護カバーの回路基板の壁面に対向する位置に送風方向に沿って送風方向上流側の桟から下流側の桟まで延設されたリブ状の部材である。第2整流板は、高さが高ければ高いほど整流効果があるが、高ければ電界に接近し影響を与えるため、当該電界に影響を与えない程度の高さにするのが好ましい。この第2整流板により、送風方向上流側から下流側まで風の流れを整えることができるという効果を奏する。
さらに、図1の(c)に示すように、図1の(a)に示す第1整流板と、図1の(b)に示す第2整流板とを組み合わせてもよい。この場合には、第1整流板の効果と第2整流板の効果との両方の効果を奏することができるため、電界への送風に損失を生じさせず、且つ電界への送風の風速の偏りを少なくして、電界全体に風を当てることで、保護カバーから外部に排出されるイオンの量の低減を抑制できる。
なお、以下の実施形態では、最初に、ベストモードの実施形態1として、図1の(c)に示すように、保護カバーに第1整流板と第2整流板を設けた例について説明し、次に、実施形態1の変形例(第1整流板の他の例)を実施形態2とし、続いて、実施形態3として、図1の(a)に示すように、保護カバーに第1整流板のみを設けた例について説明し、さらに、実施形態4として図1の(b)に示すように、保護カバーに第2整流板のみを設けた例について説明する。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明すれば以下の通りである。なお、本実施形態では、本発明のイオン発生装置を空気調和機の一種であるエアコンの室内ユニットに搭載した例について説明する。
(エアコンの概要)
図3の(a)は、室内ユニットの正面図、(b)は右側面図である。図4は、室内ユニットの外観斜視図であり、(a)は吹出方向を上向きにした状態を示し、(b)は吹出方向を下向きにした状態を示した図である。図5は、図3の(a)のBB線矢視断面図であり、(a)は吹出方向を上向きにした状態を示し、(b)は吹出方向を下向きにした状態を示した図である。
室内ユニットは、図3の(a)(b)に示すように、前面から底面にかけて湾曲面とされるキャビネット1を備えている。キャビネット1は、熱交換器3及び室内ファン4を備え、上面に吸込口5が形成され、湾曲面に吹出口6が形成される。さらに、キャビネット1の湾曲面には、吹出口6を開閉するルーバ2が設けられている。ルーバ2は、図4の(a)(b)に示すように、上下両開き可能である。ルーバ2が上下両開きする機構については、公知である。なお、例えば特許第4603085号公報(2010年10月8日登録)に記載の導風パネル20の機構や補助ルーバ30を採用することでも実現可能である。
キャビネット1の内部には、図5の(a)(b)に示すように、吸込口5から吹出口6に至る空気通路7が形成され、この空気通路7に熱交換器3と室内ファン4とが配設される。さらに、空気通路7には、吹出口6近傍にイオン発生装置101が着脱可能に配置されている。ユーザによるイオン発生装置101の着脱は、図4の(b)に示すように、ルーバ2が下開きした状態で行う。
イオン発生装置101は、空気通路7に配置されているため、当該空気通路7内の送風により発生したイオンを吹出口6から排出するようになっている。
(イオン発生装置の概要)
図6は、イオン発生装置の外観斜視図である。図7の(a)は、イオン発生装置の上面図、(b)は、イオン発生装置の正面図、(c)は(b)のDD線矢視断面図である。
イオン発生装置101は、回路基板16が蓋11と保護カバー12とで形成された保護ケース内に収納された構造となっている。回路基板16は、正イオン発生用のイオン発生素子10a、負イオン発生用のイオン発生素子10b及び図示しないが他に高圧トランス、高電圧回路、電源回路等を有している。なお、上記保護カバー12は、回路基板16のイオン発生素子10a、10bの放電電極13をユーザが直接触れないようにガードするためのカバーである。
イオン発生素子10a、10bそれぞれは、例えばコロナ放電により正イオン及び負イオンを発生させるために、放電電極13と誘電電極14を有している。ここで、放電電極13は、空気の通流方向と略直交する方向に離隔して配置されている。放電電極13は、針電極である。
イオン発生素子10aが有する放電電極13は、正イオンを発生する正側放電電極であり、イオン発生素子10bが有する放電電極13は、負イオンを発生する負側放電電極である。
従って、回路基板16では、高電圧を発生させる昇圧トランスを備えた図示しない高圧発生回路からイオン発生素子10a及びイオン発生素子10bの放電電極13に高電圧が印加されると、放電電極13の針先でコロナ放電が発生し、イオンが生成される。生成されたイオンは、これらイオン発生素子10a及びイオン発生素子10bを収容する保護カバー12の開口部である桟12aを通して排出される。
このイオンの発生量を多くするために、上記構成のイオン発生装置101では、保護カバー12が放電電極13を覆ったときに形成される流域部(保護カバー12と回路基板16とで囲まれた領域)に、上記桟12aが形成された開口部を介して導入される風の流れを整える整流部材を設けている。本実施形態では、保護カバー12に、整流部材としての第1整流板12b、第2整流板12cを形成した例について説明する。なお、整流部材は、保護カバー12に設けてもよいし、回路基板16に設けてもよい。
以下に、保護カバー12の詳細について説明する。
(保護カバーの詳細説明)
図8は、保護カバー12を内側から見た外観斜視図である。図9は、図7の(a)のCC線矢視断面図である。図8,9に記載の矢印は、図示しない送風機によって送風される風の向き(送風方向)を示す。
保護カバー12には、図8に示すように、風が通り抜けるように複数の桟12aが、送風方向の上流側及び下流側の開口部にそれぞれ形成されており、送風方向上流側の桟12aに第1整流板(整流部材)12bが形成されると共に、底面に送風方向に沿って第2整流板(整流部材)12cが形成されている。
第1整流板12bは、図9に示すように、保護カバー12の送風方向上流側の桟12aの内側に形成された、上記保護カバー12と回路基板16との間に形成される流域部に平行な面を有する板状の部材である。これにより、特に乱流が発生し易い、保護カバー12の送風方向上流側の桟12aの内側に第1整流板12bが形成されていることで、乱流をより効果的に低減することが可能となる。
なお、保護カバー12は、ユーザが直接放電電極13に触れるのを防止するために、上述のように放電電極13を覆うとしているが、厳密には放電電極13によって生じる電界15を覆うのが好ましい。この電界15は、送風による移動対象となるイオンが発生する電界強度を有する領域を示している。従って、以下の説明では、保護カバー12は、電界15を覆うものとして説明する。
また、上記第1整流板12bは、上記桟12aに沿って上記回路基板16の放電電極13の配置面まで延設されている。これにより、流体の特性上、風の流れが悪くなる、回路基板16の放電電極13の配置面まで、第1整流板12bが延設されていることで、保護カバー12で覆われた電界15に当たる風の風速の偏りをより低減させることができる。これにより、電界15全体に風が当たるようになり、保護カバー12から外部に排出されるイオンの量をさらに増加させることができるという効果を奏する。
ところで、放電電極13の電圧印加による生じる電界15に対してより均一に風を当てるには、第1整流板12bを電界15にできるだけ近づくように形成する必要があるが、第1整流板12bが電界15に近づきすぎると当該電界15の発生を適切に行うことができない。そこで、上記第1整流板12bの送風方向の長さを、上記放電電極13の電圧印加により生じる電界15に影響を与えない長さに設定している。これにより、電界15に影響を与えず、且つ、電界15に対してより均一に風を当てることができる。本実施形態では、この効果を奏するための、放電電極13の先端から第1整流板12bの送風方向端部までの距離を10mmとなるように、第1整流板12bの送風方向の長さを設定している。但し、この距離は、電界15の大きさなどに合わせて適宜変更されるものであり、限定されるものではない。
第2整流板12cは、図9に示すように、保護カバー12の回路基板16に対向する面に形成された、上記送風方向に平行な面を有するリブ状の部材である。これにより、保護カバー12に導入される風を、送風方向に平行な面を有するリブ状の第2整流板12cに沿って排出させることができるので、保護カバー12から排出されるイオンの量を多くすることができる。
また、上記第2整流板12cは、保護カバー12の送風方向上流側の桟12a形成位置から下流側の桟形12a形成位置まで延設されている。第2整流板12cが、保護カバー12の送風方向上流側の桟12a形成位置から下流側の桟12a形成位置まで延設されていることで、保護カバー12で覆われた電界15に対して風を効率よく導くことができる。このように、保護カバー12は、第1整流板12bと第2整流板12cが形成されているので、電界15に対して効率よく風が当たるようになり、保護カバー12から外部に排出されるイオンの量をさらに増加させることができるという効果を奏する。
ところで、電界に対してより均一に風を当てるには、第2整流板12cのリブの高さを電界15にできるだけ近づくように形成する必要があるが、第2整流板12cが電界15に近づきすぎると当該電界15の発生が適切に行うことができない。そこで、上記第2整流板12cのリブの高さを、上記放電電極13の電圧印加により生じる電界に影響を与えない高さに設定している。これにより、電界15に影響を与えず、且つ、電界15に対してより均一に風を当てることができる。本実施形態では、この効果を奏するための、放電電極13の先端から第2整流板12cのリブの先端までの距離を10mmとなるように、第2整流板12cのリブの高さを設定している。但し、この距離は、電界15の大きさなどに合わせて適宜変更されるものであり、限定されるものではない。
なお、図8では、全ての桟12aに第1整流板12b及び第2整流板12cが形成された例を示しているが、これに限定されるものではなく、必要な箇所のみに形成してもよい。例えば、送風方向の電界に当たる風が通り抜ける桟12aに対応する箇所に第1整流板12b及び第2整流板12cを形成し、電界に当たらない風が通り抜ける桟12aに対応する箇所に第1整流板12b及び第2整流板12cを形成しないようにしてもよい。
(効果)
以上の構成の保護カバー12を回路基板16に取り付ければ、当該保護カバー12の外部から送風された風は、桟12aによって乱れることなく、第1整流板12bによって整流される。しかも、第1整流板12bは、保護カバー12の下面から回路基板16の壁面まで延設されているので、回路基板16の壁面付近における風速の偏りを少なくできる。なお、第1整流板12bは、電界15に影響を与えない範囲の大きさで形成されることが好ましい。さらに、第2整流板12cによって、送風方向上流側から下流側まで風の流れを整えることができるので、電界全体に風を当てることができる。
従って、上記構成の保護カバー12を用いることにより、当該保護カバー12から外部に排出されるイオンの量の低減を抑制できるという効果を奏する。これにより、本実施形態に係るイオン発生装置101を搭載したエアコンの室内ユニットから排出されるイオン量を増加させることができるという効果を奏する。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、詳細に説明すれば以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施形態に係るイオン発生装置は、前記実施形態1で説明したイオン発生装置とほぼ同じ構成をしている。以下では、本実施形態に係るイオン発生装置と前記実施形態1で説明したイオン発生装置と相違している点について説明する。
(イオン発生装置の概要説明)
図10は、本実施形態に係るイオン発生装置102の概略断面図である。
イオン発生装置102は、前記実施形態1の図9に示すイオン発生装置101とほぼ同じ構成であり、桟12aに形成された第1整流板12bの代わりに第1整流板12dが形成されている点で異なる。
第1整流板12dは、前記第1整流板12bと同様に、上記桟12aに沿って上記回路基板16の放電電極13の配置面まで延設されている。しかしながら、第1整流板12dの送風方向の長さが、前記第1整流板12bの送風方向の長さよりも短く設定されている。
このように、第1整流板12dの送風方向の長さが、前記第1整流板12bの送風方向の長さよりも短く設定されていることで、第1整流板12bの場合よりも整流効果が少ないものの、電界15への影響を確実に無くすることができる。
前記実施形態1,2では、保護カバー12内に第1整流板12bと第2整流板12cの両方を形成した例について説明したが、整流効果が得られ、且つ、従来よりもイオンの発生量を増加させるためには、整流部材として、保護カバー12に第1整流板12bのみを形成してもよく、保護カバー12に第2整流板12cのみを形成してもよい。以下の実施形態3では、保護カバー12に第1整流板12bのみを形成した例、実施形態4では、保護カバー12に第2整流板12cのみを形成した例について説明する。
〔実施形態3〕
本発明のさらに他の実施形態について、詳細に説明すれば以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
(イオン発生装置の概要説明)
図11は、本実施形態に係るイオン発生装置103の概略断面図である。
イオン発生装置103は、前記実施形態1の図9に示すイオン発生装置101とほぼ同じ構成であり、第2整流板12cが形成されていない点で異なる。つまり、イオン発生装置103では、整流部材として第1整流板12bのみが形成されている。
従って、イオン発生装置103によっても、前記実施形態1に係るイオン発生装置101と同様に、特に乱流が発生し易い、保護カバー12の送風方向上流側の桟12aの内側に第1整流板12bが形成されていることで、乱流をより効果的に低減することが可能となる。
また、第1整流板12bが、流体の特性上、風の流れが悪くなる、回路基板16の壁面まで延設されていることで、保護カバー12で覆われた電界15に当たる風の風速の偏りをより低減させることができる。これにより、電界15全体に風が当たるようになり、保護カバー12から外部に排出されるイオンの量をさらに増加させることができるという効果を奏する。
〔実施形態4〕
本発明のさらに他の実施形態について、詳細に説明すれば以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
(イオン発生装置の概要説明)
図12は、本実施形態に係るイオン発生装置104の概略断面図である。
イオン発生装置104は、前記実施形態1の図9に示すイオン発生装置101とほぼ同じ構成であり、第1整流板12bが形成されていない点で異なる。つまり、イオン発生装置104では、整流部材として第2整流板12cのみが形成されている。
従って、イオン発生装置104によっても、前記実施形態1に係るイオン発生装置101と同様に、保護カバー12に導入される風を、送風方向に平行な面を有するリブ状の第2整流板12cに沿って排出させることができるので、保護カバー12から排出されるイオンの量を多くすることができる。
また、上記第2整流板12cは、保護カバー12の送風方向上流側の桟12a形成位置から下流側の桟形12a形成位置まで延設されている。これにより、第2整流板12cが、保護カバー12の送風方向上流側の桟12a形成位置から下流側の桟12a形成位置まで延設されていることで、保護カバー12で覆われた電界15に対して風を効率よく導くことができる。これにより、電界15に対して効率よく風が当たるようになり、保護カバー12から外部に排出されるイオンの量をさらに増加させることができるという効果を奏する。
前記の各実施形態では、第1整流板12b及び第2整流板12cの断面形状については特に限定せずに説明したが、以下の実施形態5では、第1整流板12b及び第2整流板12cの断面形状について説明する。
〔実施形態5〕
本発明のさらに他の実施形態について、詳細に説明すれば以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
(保護カバーの詳細説明)
図13は、前記実施形態1の図8に示す保護カバー12の要部を拡大した図である。
図14は、図13のXX線矢視断面図であり、第1整流板12bの送風方向の上面から見た断面形状(以下、第1整流板12bの断面形状と称する)を示す図である。
第1整流板12bは、乱流抑制という観点から、送風方向に向かって先細りになる構成が好ましい。従って、第1整流板12bの断面形状は、例えば図14の(a)に示すように、先端までは平行な壁面を有し、先端部が断面略半円形状であってもよく、図14の(b)に示すように、送風方向の先端部を頂点とする断面三角形状であってもよく、図14の(c)に示すように、先端までは平行な壁面を有し、先端部が断面三角形状であってもよい。また、図14の(a)〜(c)は、この並びの順で乱流抑制の高いことを示している。
なお、第1整流板12bの断面形状については、図14の(a)〜(c)に示す形状に限定されるものではなく、他の形状であってもよい。
図15は、図13のYY線矢視断面図であり、第2整流板12cのリブを送風方向から見た断面形状(以下、第2整流板12cの断面形状と称する)を示す図である。
第2整流板12cは、乱流抑制という観点から、電界15(図9)の方向に向かって先細りになる構成が好ましい。従って、第2整流板12cの断面形状は、例えば図15の(a)に示すように、先端までは平行な壁面を有し、先端部が断面三角形状であってもよく、図15の(b)に示すように、送風方向の先端部を頂点とする断面三角形状であってもよく、図15の(c)に示すように、先端までは平行な壁面を有し、先端部が断面略半円形状であってもよい。また、図15の(a)〜(c)は、この並びの順で乱流抑制の高いことを示している。
なお、第2整流板12cの断面形状については、図15の(a)〜(c)に示す形状に限定されるものではなく、他の形状であってもよい。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るイオン発生装置は、電圧印加により電界を生じる放電電極13が配置された回路基板16と、上記回路基板16に配置された上記放電電極13の電圧印加により生じる電界15を少なくとも含む領域を覆い、当該電界15に風を通過させる開口部が形成され、上記開口部に少なくとも1本の桟12aが形成された保護カバー12と、を備え、上記保護カバー12が上記放電電極13を覆ったときに形成される、当該保護カバー12と上記回路基板16との間の流域部に、上記桟12aが形成された開口部を介して導入される風の流れを整える整流部材(第1整流板12b、第2整流板12c)が設けられていることを特徴とする。
上記の構成によれば、保護カバーが上記放電電極を覆ったときに形成される、当該保護カバーと回路基板との間の流域部に、桟が形成された開口部を介して導入される風の流れを整える整流部材が設けられていることで、桟に風が当たることにより生じる乱流の発生を抑制することができる。これにより、流域部内の電界に当たる風の風速に偏りが少なくなり、当該電界全体に風が均一に当たるようになり、保護カバーから外部に排出されるイオンの量を増加させることができるという効果を奏する。
本発明の態様2に係るイオン発生装置は、上記態様1において、上記整流部材は、上記保護カバー12の送風方向上流側の上記桟12aの内側に形成された、上記流域部の送風方向に平行な面を有する板状の第1整流板12bであってもよい。
上記の構成によれば、特に乱流が発生し易い、保護カバーの送風方向上流側の桟の内側に第1整流板が形成されていることで、乱流をより効果的に低減することが可能となる。
本発明の態様3に係るイオン発生装置は、上記態様2において、上記第1整流板12bは、上記桟12aに沿って上記回路基板16の放電電極13の配置面まで延設されていてもよい。
上記の構成によれば、第1整流板が、流体の特性上、風の流れが悪くなる、回路基板の放電電極の配置面まで延設されていることで、保護カバーで覆われた電界に当たる風の風速の偏りをより低減させることができる。これにより、電界全体に風が当たるようになり、保護カバーから外部に排出されるイオンの量をさらに増加させることができるという効果を奏する。
本発明の態様4に係るイオン発生装置は、上記態様3において、上記第1整流板12bの送風方向の長さは、上記放電電極13の電圧印加により生じる電界15に影響を与えない長さに設定されているのが好ましい。
電界に対してより均一に風を当てるには、第1整流板を電界にできるだけ近づくように形成する必要があるが、第1整流板が電界に近づきすぎると当該電界の発生を適切に行うことができない。そこで、上記の構成のように、第1整流板の送風方向の長さを、放電電極の電圧印加により生じる電界に影響を与えない長さに設定することで、電界に影響を与えず、且つ、電界に対してより均一に風を当てることができる。
本発明の態様5に係るイオン発生装置は、上記態様1〜4の何れか1態様において、上記整流部材は、上記保護カバー12の上記回路基板16に対向する面に形成された、上記流域部の送風方向に平行な面を有するリブ状の第2整流板12cを含んでいてもよい。
上記構成によれば、保護カバーに導入される風を、送風方向に平行な面を有するリブ状の第2整流板に沿って排出させることができるので、保護カバーから排出されるイオンの量を多くすることができる。
本発明の態様6に係るイオン発生装置は、上記態様5において、上記第2整流板12cは、上記保護カバー12の上記送風方向上流側の桟12a形成位置から下流側の桟12a形成位置まで延設されているのが好ましい。
上記構成によれば、第2整流板が、保護カバーの送風方向上流側の桟形成位置から下流側の桟形成位置まで延設されていることで、保護カバーで覆われた電界に対して風を効率よく導くことができる。これにより、電界に対して効率よく風が当たるようになり、保護カバーから外部に排出されるイオンの量をさらに増加させることができるという効果を奏する。
本発明の態様7に係るイオン発生装置は、上記態様6において、上記第2整流板12cのリブの高さは、上記放電電極13の電圧印加により生じる電界15に影響を与えない高さに設定されていてもよい。
電界に対してより均一に風を当てるには、第2整流板のリブの高さを電界にできるだけ近づくように形成する必要があるが、第2整流板が電界に近づきすぎると当該電界の発生が適切に行うことができない。そこで、上記の構成のように、第2整流板のリブの高さを、放電電極の電圧印加により生じる電界に影響を与えない高さに設定することで、電界に影響を与えず、且つ、電界に対してより均一に風を当てることができる。
本発明の態様8に係るイオン発生装置は、上記態様1〜7の何れか1態様において、上記放電電極13は、針電極であってもよい。
本発明の態様9に係る空気調和機は、上記態様1〜8の何れか1態様のイオン発生装置を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、空気調和機からのイオンの発生を安定化させることができ、結果として、イオンの発生量を増加させることができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 キャビネット
2 ルーバ
3 熱交換器
4 室内ファン
5 吸込口
6 吹出口
7 空気通路
10a イオン発生素子
10b イオン発生素子
11 蓋
12 保護カバー
12a 桟
12b 第1整流板
12c 第2整流板
12d 第1整流板
13 放電電極
14 誘電電極
15 電界
16 回路基板
101 イオン発生装置
102 イオン発生装置
103 イオン発生装置
104 イオン発生装置

Claims (9)

  1. 電圧印加により電界を生じる放電電極が配置された回路基板と、
    上記回路基板に配置された上記放電電極を覆い、当該電界に風を通過させる開口部が形成され、上記開口部に少なくとも1本の桟が形成された保護カバーと、
    上記保護カバーが上記放電電極を覆ったときに形成される、当該保護カバーと上記回路基板との間の流域部に、上記桟が形成された開口部を介して導入される風の流れを整える整流部材とを備えることを特徴とするイオン発生装置。
  2. 上記整流部材は、
    上記保護カバーの送風方向上流側の上記桟の内側に形成された、上記流域部の送風方向に平行な面を有する板状の第1整流板を含んでいることを特徴とする請求項1に記載のイオン発生装置。
  3. 上記第1整流板は、
    上記桟に沿って上記回路基板の放電電極の配置面まで延設されていることを特徴とする請求項2に記載のイオン発生装置。
  4. 上記第1整流板の送風方向の長さは、上記放電電極の電圧印加により生じる電界に影響を与えない長さに設定されていることを特徴とする請求項3に記載のイオン発生装置。
  5. 上記整流部材は、
    上記保護カバーの上記回路基板に対向する面に形成された、上記流域部の送風方向に平行な面を有するリブ状の第2整流板を含んでいることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のイオン発生装置。
  6. 上記第2整流板は、
    上記保護カバーの上記送風方向上流側の桟形成位置から下流側の桟形成位置まで延設されていることを特徴とする請求項5に記載のイオン発生装置。
  7. 上記第2整流板のリブの高さは、上記放電電極の電圧印加により生じる電界に影響を与えない高さに設定されていることを特徴とする請求項6に記載のイオン発生装置。
  8. 上記放電電極は、針電極であることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載のイオン発生装置。
  9. 請求項1〜8の何れか1項に記載のイオン発生装置を備えたことを特徴とする空気調和機。
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