JP2017199553A - イオン発生装置、イオン発生装置を備えた空気調和機 - Google Patents
イオン発生装置、イオン発生装置を備えた空気調和機 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】回路基板のイオン発生素子に配置された放電電極の電圧印加により生じる電界を少なくとも含む領域を覆い、当該電界に風を通過させる開口部に少なくとも1本の桟が形成された保護カバーを備え、上記保護カバーが上記放電電極を覆ったときに形成される、当該保護カバーと回路基板との間の流域部に、上記開口部を介して導入される風の流れを整える整流部材が設けられている。
【選択図】図1
Description
図1の(a)〜(c)は、本発明のイオン発生装置におけるイオン放出用の風の流れを模式的に示した図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明すれば以下の通りである。なお、本実施形態では、本発明のイオン発生装置を空気調和機の一種であるエアコンの室内ユニットに搭載した例について説明する。
図3の(a)は、室内ユニットの正面図、(b)は右側面図である。図4は、室内ユニットの外観斜視図であり、(a)は吹出方向を上向きにした状態を示し、(b)は吹出方向を下向きにした状態を示した図である。図5は、図3の(a)のBB線矢視断面図であり、(a)は吹出方向を上向きにした状態を示し、(b)は吹出方向を下向きにした状態を示した図である。
図6は、イオン発生装置の外観斜視図である。図7の(a)は、イオン発生装置の上面図、(b)は、イオン発生装置の正面図、(c)は(b)のDD線矢視断面図である。
図8は、保護カバー12を内側から見た外観斜視図である。図9は、図7の(a)のCC線矢視断面図である。図8,9に記載の矢印は、図示しない送風機によって送風される風の向き(送風方向)を示す。
以上の構成の保護カバー12を回路基板16に取り付ければ、当該保護カバー12の外部から送風された風は、桟12aによって乱れることなく、第1整流板12bによって整流される。しかも、第1整流板12bは、保護カバー12の下面から回路基板16の壁面まで延設されているので、回路基板16の壁面付近における風速の偏りを少なくできる。なお、第1整流板12bは、電界15に影響を与えない範囲の大きさで形成されることが好ましい。さらに、第2整流板12cによって、送風方向上流側から下流側まで風の流れを整えることができるので、電界全体に風を当てることができる。
本発明の他の実施形態について、詳細に説明すれば以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図10は、本実施形態に係るイオン発生装置102の概略断面図である。
本発明のさらに他の実施形態について、詳細に説明すれば以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図11は、本実施形態に係るイオン発生装置103の概略断面図である。
本発明のさらに他の実施形態について、詳細に説明すれば以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図12は、本実施形態に係るイオン発生装置104の概略断面図である。
本発明のさらに他の実施形態について、詳細に説明すれば以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図13は、前記実施形態1の図8に示す保護カバー12の要部を拡大した図である。
本発明の態様1に係るイオン発生装置は、電圧印加により電界を生じる放電電極13が配置された回路基板16と、上記回路基板16に配置された上記放電電極13の電圧印加により生じる電界15を少なくとも含む領域を覆い、当該電界15に風を通過させる開口部が形成され、上記開口部に少なくとも1本の桟12aが形成された保護カバー12と、を備え、上記保護カバー12が上記放電電極13を覆ったときに形成される、当該保護カバー12と上記回路基板16との間の流域部に、上記桟12aが形成された開口部を介して導入される風の流れを整える整流部材(第1整流板12b、第2整流板12c)が設けられていることを特徴とする。
2 ルーバ
3 熱交換器
4 室内ファン
5 吸込口
6 吹出口
7 空気通路
10a イオン発生素子
10b イオン発生素子
11 蓋
12 保護カバー
12a 桟
12b 第1整流板
12c 第2整流板
12d 第1整流板
13 放電電極
14 誘電電極
15 電界
16 回路基板
101 イオン発生装置
102 イオン発生装置
103 イオン発生装置
104 イオン発生装置
Claims (9)
- 電圧印加により電界を生じる放電電極が配置された回路基板と、
上記回路基板に配置された上記放電電極を覆い、当該電界に風を通過させる開口部が形成され、上記開口部に少なくとも1本の桟が形成された保護カバーと、
上記保護カバーが上記放電電極を覆ったときに形成される、当該保護カバーと上記回路基板との間の流域部に、上記桟が形成された開口部を介して導入される風の流れを整える整流部材とを備えることを特徴とするイオン発生装置。 - 上記整流部材は、
上記保護カバーの送風方向上流側の上記桟の内側に形成された、上記流域部の送風方向に平行な面を有する板状の第1整流板を含んでいることを特徴とする請求項1に記載のイオン発生装置。 - 上記第1整流板は、
上記桟に沿って上記回路基板の放電電極の配置面まで延設されていることを特徴とする請求項2に記載のイオン発生装置。 - 上記第1整流板の送風方向の長さは、上記放電電極の電圧印加により生じる電界に影響を与えない長さに設定されていることを特徴とする請求項3に記載のイオン発生装置。
- 上記整流部材は、
上記保護カバーの上記回路基板に対向する面に形成された、上記流域部の送風方向に平行な面を有するリブ状の第2整流板を含んでいることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のイオン発生装置。 - 上記第2整流板は、
上記保護カバーの上記送風方向上流側の桟形成位置から下流側の桟形成位置まで延設されていることを特徴とする請求項5に記載のイオン発生装置。 - 上記第2整流板のリブの高さは、上記放電電極の電圧印加により生じる電界に影響を与えない高さに設定されていることを特徴とする請求項6に記載のイオン発生装置。
- 上記放電電極は、針電極であることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載のイオン発生装置。
- 請求項1〜8の何れか1項に記載のイオン発生装置を備えたことを特徴とする空気調和機。
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JP2016089442A JP6735596B2 (ja) | 2016-04-27 | 2016-04-27 | イオン発生装置、イオン発生装置を備えた空気調和機 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022161348A (ja) * | 2021-04-08 | 2022-10-21 | 午郎 佐伯 | 空調吹出口の風向調整装置及びそのイオン発生装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007103026A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Sunx Ltd | イオン発生ユニット、送風ユニット、除電装置 |
JP2011033254A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Sharp Corp | 空気調節装置 |
JP2012242038A (ja) * | 2011-05-23 | 2012-12-10 | Max Co Ltd | 送風装置 |
-
2016
- 2016-04-27 JP JP2016089442A patent/JP6735596B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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