JP2017199326A - 文字読取装置 - Google Patents

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孝一 加治木
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Abstract

【課題】分離ローラと送りローラの間隔が調整可能なローラ機構により多種多様なシートの分離搬送に対応する。【解決手段】原稿に印字された印字文字を認識する磁気データデコード処理部と、前記原稿を光学的に読み取り、画像データを取得する光学読取手段と、前記光学読取手段が読み取った前記画像データから、前記印字文字を光学的に認識する光学文字認識部と、前記磁気ヘッドが取得した前記磁気データから前記印字文字が磁気を帯びているか否かを判断する磁気インク文字有無判断部と、前記磁気データデコード処理部および前記光学文字認識部を制御する主制御部とを備え、前記主制御部は、前記印字文字のデコード処理の完了までに、前記磁気インク文字有無判断部によって、前記印字文字に対するデコード処理の実施有無を判断する。【選択図】図5

Description

本発明は、例えば、小切手や手形等の原稿に印刷されている磁気インク文字の読み取りを行う磁気インク文字読取部(MICR)及び光学文字読取部(OCR)を備え、小切手等の被処理媒体に印刷されている磁気インク文字の読取処理を行う磁気インク文字読取装置及びその読取処理方法に関する。
店舗での支払いや、銀行での取引などにおいては、小切手等を用いて決済が行われることがある。小切手による精算処理では、小切手の下欄に印刷された金融機関番号、支店番号、口座番号、金額等の磁気インク文字を読み取り、読み取ったデータを所定の機関に照会し、小切手の有効性を確認する。そのため小切手の精算処理において磁気インク文字の読取精度はとても重要となってくる。
磁気インク文字を読み取るための装置として、MICR(Magnetic Ink Character Recognition)装置がある。MICR装置は、磁気インク文字に含まれる磁気情報を磁気ヘッドで読み取り、読み取った磁気情報を基に文字を認識する。
また、特許文献1には、MICR装置の他にOCR(Optical Character Recognition)装置を備え、MICR装置での磁気インク文字の認識結果が信頼できなかった場合に、OCR装置で磁気インク文字を再度認識する画像読取装置が提案されている。
特開平7−182448号公報
磁気インク文字で印刷されている金融機関番号、支店番号、口座番号、金額等は精算の基礎データであり、正確な読み取りが要求される。特に、磁気インク文字を誤読すると、誤読データを基礎として精算処理が進行してしまい、後処理工程で大きな問題となりかねない。従って、磁気インク文字から得られる波形をデコードする際はデコード処理に時間をかけ正確に進めていく。
磁気インク文字に含まれる磁気情報を磁気ヘッドで読み取り、読み取った磁気情報をもとにデコード処理を行った際に、磁気インク文字の文字欠けや、磁気インク文字に含まれる磁性材の磁力が弱いと、磁気インク文字を正確に認識できないことがある。
また近年では、銀行などで行っていた小切手の読取を個人が所有するプリンタでも行われるようになってきた。そのため従来磁気インク文字が印字されていた領域に、磁気を帯びていないインクを使用して印刷された小切手が出回るようになってきており、磁気ヘッドが読み取った情報を基にした磁気データのデコード処理ができないこともある。
磁気インク文字が欠けており正しい磁気インク文字波形が得られない場合や、従来磁気インク文字が印字されていた領域に、磁気を帯びていないインクが使用された場合には、OCRアシストを使い文字の認識を行うが、全ての文字において磁気データによる文字認識デコード処理を行い、行った後磁気を帯びていないと判断しOCRによる文字認識処理に切り替えていては、処理負担と処理時間が増大するという問題が発生する。
そこで、本発明は、磁気インク文字の認識率を向上しつつ、処理の高速化、処理負担の軽減化を図る技術を提供する。
本発明に係る文字読取装置は、
原稿を搬送するための搬送路と、
搬送した前記原稿を排紙するための排紙ポケットと、
前記搬送路に沿って配置され、前記原稿の特定の領域に印字された印字文字に含まれる磁気データを取得する磁気ヘッドと、
前記磁気データをもとにデコード処理を行い、前記原稿に印字された前記印字文字を認識する磁気データデコード処理部と、
前記原稿を光学的に読み取り、画像データを取得する光学読取手段と、
前記光学読取手段が読み取った前記画像データから、前記印字文字を光学的に認識する光学文字認識部と、
前記磁気ヘッドが取得した前記磁気データから前記印字文字が磁気を帯びているか否かを判断する磁気インク文字有無判断部と、
前記磁気データデコード処理部および前記光学文字認識部を制御する主制御部と
を備え、
前記主制御部は、
前記印字文字のデコード処理の完了までに、前記磁気インク文字有無判断部によって、前記印字文字に対するデコード処理の実施有無を判断することを特徴とする。
本発明によれば、印字された文字を認識するための処理負担の軽減と、認識に要する時間を短縮させることが可能となる。
一実施形態の磁気インク文字読取装置の外観を示す斜視図である。 小切手の一例を示す図である。 E13Bフォントの文字の一覧を示す図である。 一実施形態の磁気インク文字読取装置の内部構成を示すブロック図である。 磁気インク文字認識装置における文字認識の一連の処理の流れを示すフローチャートである。 E13Bフォントの一部である「0」と「1」について、磁気ヘッドにて磁気情報を読み取った際の波形を示す図である。 磁気インク文字が磁気を帯びているか、帯びていないかを判断するための一連の流れを示すフローチャートである。 E13Bフォントの一部である「0」について、磁気を帯びていないインクを使用した際に磁気ヘッドで磁気情報を読み取った際の波形を示す図である。 E13Bフォントの一部である「0」について、磁気インク文字が劣化した状態の磁気情報を読み取った際の波形を示す図である。 MICR認識処理の一連の流れを示すフローチャートである。 サンプルテーブルの一例を示す図である。 辞書テーブルの一例を示す図である。 辞書テーブルの波形データとサンプルテーブルの波形データを重ねて表示した図である。 E13Bフォントの各文字のテンプレートの一例を示す図である。 文字認識装置における文字認識から排紙までの一連の処理の流れを示すフローチャートである。 OCR認識の一連の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明に係る磁気インク文字読取装置の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、本発明は磁気インク文字読取装置に関するものであり、小切手のみならず手形等の被処理媒体の処理にも適用可能であるが、最も典型的な例として、以下の説明では被処理媒体(原稿)として小切手を用いて説明する。
図1は、一実施形態の磁気インク文字読取装置1の外観を示す斜視図である。
磁気インク文字読取装置1には、小切手を積載するためのホッパー部2が設けられている。小切手を立てた状態で搬送する搬送路3が、ホッパー部2から排出口4まで溝状に形成されている。ホッパー部2に積載された小切手は図示しない搬送機構により1枚ずつ搬送路3を矢印方向に搬送される。なお本実施形態では排出口4は2箇所設けられ、例えば、正常に磁気インク文字を読めたか否かを振り分け条件に設定すれば、読取結果に応じて小切手は2つの排出口4に振り分けられる構成となっている。
図2は小切手の一例を示す図である。小切手90には、図2に示すように規格で規定された所定の領域91に磁気インク文字が印字されている。小切手90の領域91は、図2の左側から「補助自行欄II」90a、「補助自行欄I」90b、「交換所欄(交換番号、機関コード)」90c、「自行データ欄(店No・手形No・口座No)」90d、「金額欄」90eに分けられ、各欄に磁気情報が記録されている。磁気インク文字は文字列の順とは逆に右側から左側に向かって読取処理されるものとして説明する。印字される磁気インク文字の一例としては、図3に示すE13Bフォントのように、磁気インク文字を読み取る際に波形を文字ごとに判別しやすいフォントの文字などが使用される。
図4は本実施形態の磁気インク文字読取装置1の概略の内部構成を示すブロック図である。
図4の概略の内部構成図に示すように、磁気インク文字読取装置1は搬送路3を搬送する小切手から印刷されている情報を読み取る磁気読取部10と光学読取部20、メモリ34、およびこれら各部を制御する主制御部31から構成され、ホスト装置40と外部インターフェイス32を介して接続されており、排紙ポケットの選択などはこの外部インターフェイスを使用し選択部36を介して設定できるようになっている。各部はアドレスバス33を介して接続され、CPU等の主制御部31からの命令を受け取ることのできる構成となっている。搬送路3に沿って記載されている矢印Dは、小切手の搬送方向を示す。
磁気読取部10は、小切手に印字された磁気インク文字の中の磁気データを読み取る磁気ヘッド6(磁気データ取得手段)と、磁気ヘッド6によって読み取られた磁気データを増幅する増幅部17と、増幅部17によって増幅した磁気データにA/D変換や平滑化等の処理を施す磁気データデコード処理部11と、磁気ヘッド6によって読み取られた磁気データから、小切手に印字された磁気インク文字が、磁気を帯びているか帯びていなか判断する磁気有無判断部18と、磁気データから各文字の位置情報を検出する文字切り出し部15と、後述する磁気認識処理の際に使用される磁気データ辞書テーブル12と、文字切り出し部15によって切り出された各文字データに対し、磁気データ辞書テーブル12を用いて認識処理を行う磁気認識処理部13(磁気的文字認識手段)とから構成される。
なお、磁気ヘッド6(磁気データ取得手段)内には、小切手が流れる上流側に磁気インクを磁化する部分が配置され、下流側に磁化された磁気インクを読み取る読取ヘッドが配置されている。
本実施形態の文字切り出し部15や磁気認識処理部13はハードウエアで構成されているが、それらの一部又は全てを主制御部31等のCPUのソフトウエアとして構成することもできる。
また、光学読取部20は、搬送されてきた小切手を光学的に読み取る画像読取センサ7(光学文字読取手段)と、画像読取センサ7によって読み取られた画像データから小切手中の磁気インク文字領域を抽出し、光学文字認識処理に好適な画像とするための各種処理を行う光学データ処理部21と、後述する光学文字認識処理の際に使用される光学データ辞書テーブル23と、画像データに対し、光学データ辞書テーブル23を用いて光学的文字認識処理を行う光学文字認識処理部22(光学文字認識手段)とから構成される。
また磁気文字情報比較部19は、磁気データにA/D変換や平滑化等の処理を施す磁気データデコード処理部11および磁気認識処理部13から得られる磁気信号および文字情報と、光学的文字認識処理部22によって認識された光学文字データを比較する。
磁気データ辞書テーブルのいずれの波形とも異なる磁気波形だとしても、磁気信号および文字情報により想定される文字通り光学文字データだった場合、磁気文字が劣化又は摩耗によるダメージを受けていると判断する。
本実施形態の光学データ処理部21や光学文字認識処理部22はハードウエアで構成されているが、それらの一部又は全てを主制御部31等のCPUのソフトウエアとして構成することもできる。
次に磁気インク文字読取装置1における、小切手に印字された磁気インク文字認識の一連の処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。
ステップS500では、磁気ヘッド6から出力される読取信号を用いて、小切手に印字された磁気インクに含まれる磁気データの取得が行われる。
磁気データの取得方法について説明すると、小切手に印刷された磁気インク文字には磁性材料が混合されている。そのため、小切手が搬送路3上を搬送され、小切手が流れる上流側に配置された磁気インクを磁化する部分で磁化された後に、小切手が磁気ヘッド6の前を通過すると、磁気インク文字の形に応じて磁気ヘッド6周囲の磁束が変化するため、文字の形に応じた波形が磁気ヘッド6から出力され、磁気インクに含まれる磁気データの取得を行うことができる。
図6に、E13Bフォントの一つである「0」と「1」について、磁気ヘッドにて磁気情報を読み取った際の読取信号の磁気インク文字波形を示す。左側が「0」を磁気ヘッドで読み取った際の磁気インク文字波形、右側が「1」の磁気インク文字波形である。縦軸は出力電圧値(128=0V)であり、横軸は時間の経過を表す。
図6で示した本実施形態における磁気インク文字波形は、一文字に対して64ポイントでデータをサンプリングしており、サンプリングしたポイントをなぞることで磁気インク文字波形と認識することができる。サンプリングするポイント数が多いほど磁気インク文字の認識精度は上がるが、その分磁気データデコード処理部11にかかる処理負担が増えてしまう。
磁気ヘッド6から出力された読取信号(磁気データ)は、磁気データデコード処理部11に送られる。磁気データデコード処理部11では、取得した磁気データに対しA/D変換を行い、磁気データをデジタルデータに変換する。なお、A/D変換については、既知の技術であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
図5のステップS501では小切手に印字された磁気インク文字が、磁気を帯びているか、帯びていないかについて判断し、判断した結果に応じて磁気インク文字のデコード処理方法を切り替える。
印字された磁気インク文字が磁気を帯びているかいないか、磁気有無判断部18が判断するための、一連の処理を示したフローチャートが図7である。
図7のフローチャートを使用して小切手に印字された磁気インク文字が磁気を帯びているか帯びていないか判断する方法について説明すると、ステップS701では磁気データ取得前に内部にあるカウンタL、M,Nの値を0にリセットする。
ここでカウンタL、M、N、閾値Y、Zの値について簡略的に説明すると下記のようになる。
L:座標Xポイントにおける電圧値VXと、座標Xn-1ポイントにおける電圧値VXn-1の差が、ある所定の値C1未満だった場合にカウントするカウンタ値。
M:座標Xポイントにおける電圧値VXと、座標Xn-1ポイントにおける電圧値VXn-1の差が、ある所定の値以上大きかった場合にカウントするカウンタ値。
N:取得した磁気波形を64ポイントで分割した際の、ある1ポイントの座標位置を示すための値。
Y:磁気インク文字が磁気を帯びていることを判断するための閾値。
Z:磁気インク文字が磁気を帯びていないことを判断するための閾値。
Nの値はS500で取得したMICR波形の測定ポイントの座標位置を示しており、文字の先頭波形からデジタル変換した順にカウントアップしていく。本実施形態では、図6のようにカウントする座標間隔を、一文字に対して64か所として説明を進める。ステップS703では座標X番目の電圧値を測定する。
ステップS704ではVX-VXn-1の電圧差がある所定の値C1以上開きがあるか確認する。所定の値はメモリ34に保存されており、小切手の搬送速度、読み取るフォントなどによって変わってくる。ステップS704でX座標に相当する電圧値VXと、Xn-1座標に相当する電圧値VXn-1の値の差がある所定の電圧値より大きかった場合に、ステップS705に進み、カウンタMの値を一つずつカウントアップする。
ステップS706では、ステップS705でカウントアップしたMの値が、閾値Yに対して多いか、少ないか判断する。閾値Yに対してMの値が多かった場合、MICR波形の各座標において電圧値が変化していることがわかり、磁気インク文字が磁気を帯びていると判断できる。
通常磁気インク文字が磁気を帯びていると、図6のようにMICR波形が磁気の変化に応じて変動して、X座標と、Xn-1座標の電圧値の差がある所定値以上開くポイントが複数点存在してくる。
逆に磁気を帯びていないインクを磁気インク文字に使用した小切手を、磁気ヘッドセンサ6が読み取った際の磁気インク文字波形を図8に示す。また磁気を帯びたインクを磁気インク文字に使用しているが、磁気インク表面が磨耗し劣化した状態の小切手を磁気ヘッドセンサ6が読み取った際の磁気インク文字波形を図9に示す。
磁気インク文字が印字されていた領域に、磁気を帯びていないインクが使用された場合は磁束の変化がないので図8のようにMICR波形の各ポイント間での電圧変化がない波形となる。印字された磁気インク文字が劣化等により磁気を少しだけ帯びている場合、磁気ヘッドセンサ6上での磁束の変化率は小さくなり、図9のように磁気ヘッドセンサ6で読み取ったMICR波形の各ポイント間での電圧差は小さくなる。
ステップS704でVX-VXn-1の電圧差がある一定以上なかった場合は、Noという判断になり、S708でカウンタLの値をカウントアップする。カウンタMの値とは逆でカウンタLの値はVX-VXn-1の電圧差がある一定値未満だった場合にカウントアップしていく。
ステップS708でカウントアップしたLの値が閾値Zより大きかった場合、磁気インク文字波形の各測定ポイント間の電圧が変化していない、もしくは各座標における電圧値の変化量がある閾値より小さかったと判断できる。つまり図8、図9のように各測定ポイント間における電圧差がある所定値より小さく、変化量が小さいと判断できる。
ステップS709では、ステップS708でカウントアップしたLの値が、閾値とした回数Zに対して小さく、座標位置Nの値を一つカウントアップして次の座標の電圧を測定するかどうかの判断をする(S709 No)。
ステップS708でカウントアップしたLの値が、ステップS709で閾値Zより大きいと判断した場合、ステップS710において、光学読取部20によって読み取った磁気インク文字領域の画像情報と比較することで、得られた磁気情報が印字文字通りの波形情報となっているか確認する(S709 Yes → S710)。すなわち、読み取った磁気データにおいては、座標間の電圧変化量が小さいと判断していたものに対し、画像での変化量が小さいかどうか確認する。
磁気インク文字領域の画像情報から、磁気インク文字領域における画像の濃度変化率がある程度大きく、小切手に印字された磁気インク文字が磨り減っていることが確認された場合、磁気インク文字が小切手に印字された後、表面上の摩耗等によって磨り減り磁気情報が欠損したと判断でき、その場合、磁気インク文字波形の増幅率を上げ、図5のステップS501に戻り、続けて図10のフローでMICRデータの認識処理を行っていく。
ステップS711で、磁気インク文字領域の画像情報から、画像の濃度変化率が大きく、磁気インク文字に劣化がみられないと判断した場合、印字された文字は正常な状態であるが、印字されたインク文字が磁気を帯びていなかったと判断できる。(S711 No → S713)これは、初めから磁気を帯びていなかった場合と劣化により全く磁気が検出されなくなった磁気インク文字を含み、文字波形としては図8のように各ポイント間の電圧差がない状態となっている。
以上、図7のフローチャートを使用して説明した通り、小切手に印字された磁気インク文字が磁気を帯びているか、帯びていないか判断した結果をもとに、図5のステップS501にて磁気インク文字のデコード処理方法を切り替える。
尚、磁気インク文字が磁気を帯びているか、帯びていないか判断する方法に関してはこれに限らず、例えば時間などで検知する方法など、その他の態様であっても構わない。
時間で検知する場合は、ある閾値より高い電圧変化のあったポイントを初期ポイントとし、そこからある電圧値以上変化が起こるまでの時間を計測していく。計測した結果、ある一定時間以上たっても電圧の変動がなかった場合に小切手に印字された磁気インク文字が磁気を帯びていないと判断する。一定時間内にある値以上の電圧変動があった場合は、次に電圧変動が起こるタイミングまでの時間計測を行い、ある一定時間以上たっても電圧の変動がなかった場合に、小切手に印字された磁気インク文字が磁気を帯びていないと判断し、これを繰り返すことで磁気を帯びているかの判定を全文字に対して行う。
ステップS501で磁気を帯びていると判断した場合(S501 Yes)、ステップS502にて磁気インク文字の認識を行う。図10で示す手順により磁気インク文字の電圧波形をもとにデコード処理を行う。
ステップS502での磁気インク文字の認識処理を、図10を用いて説明する。まず図10のステップS301で、磁気認識処理部13は、N文字目の磁気データを取得する。すなわち、メモリ34に保存された位置情報データを参照し、磁気データの中からN文字目の磁気データに該当する部分の波形を切り出す。
ステップS302では、磁気認識処理部13はN文字目の磁気データについて、ピーク位置の検出とピーク位置データの作成を行う。
本実施形態での磁気インク文字のフォントであるE13Bフォントは、1文字分の幅を時間軸に対して8等分に分割すると、磁気ヘッドで文字を読み取った時に得られる読取信号のピークは、それぞれ異なるブロックに存在するよう構成されている。そこで、1文字毎に8等分すると共に、磁気信号の何処にピークがあるかを調べ、ピーク位置を検出する。さらに、ピーク位置毎の振幅レベルを調べ、ピーク位置の時間と振幅レベルから成るピーク位置データを作成する。
ピークの検出方法としては、例えば、サンプリング波形の振幅レベルが増加から減少に転じた点を正のピークとし、サンプリング波形の振幅レベルが減少から増加に転じた点を負のピークとして検出する方法がある。なお、ピークの検出方法は、この他の様態であっても構わない。
なお、図11ではピーク数が4であったとしてサンプルテーブルを作成しているが、実際にはこの限りではない。本実施形態では、説明を分かり易くするため、N文字目の磁気データからピークが4つ検出された場合について説明する。
ステップS304では、磁気認識処理部13は、磁気データ辞書テーブル12の中にある個々のデータテーブルと、ステップS303にて作成されたサンプルテーブルを比較する。磁気データ辞書テーブル12には、予め文字毎にピーク位置の時間、振幅レベル、および極性を示す個々の辞書テーブルが格納されている。
図12では1つの文字の辞書テーブルを一例として示すが、全てのMICR文字(14種類)に関して辞書テーブルが作成されている。
なお、図12の辞書テーブルの例では、ピークが4つである文字の辞書テーブルとなっているが、ピーク数はこの限りではない。
ステップS304において、磁気認識処理部13は、ステップS303で作成したサンプルテーブルと、磁気データ辞書テーブル12が持つすべての辞書テーブルとを比較する。すなわち、サンプルテーブルの各ピークと、すべての辞書テーブルの各ピークとの二次元上の距離を、各々算出する。
図13は、辞書テーブルの波形データとサンプルテーブルの波形データを重ねて表示した図である。縦軸は振幅を表し、横軸は時間を表す。実線にて表された波形はサンプルテーブルが表す波形データであり、一方、点線にて表された波形は比較される辞書テーブルが表す波形データである。
なお、以下の説明では、図11で示したサンプルテーブルと、図12で示した辞書テーブルとを比較した場合について述べる。また、図11および図12のテーブルに含まれている極性は、本実施形態では使用されない。
磁気認識処理部13はサンプルテーブルの1つ目の項(St_0、Sl_0)に対して、辞書テーブルにある4つの項の二次元上の距離L0、L1、L2、L3を算出する。距離L0は図13に示すようにサンプルテーブルが表す波形の最初のピークS−peak0から辞書テーブルが表す波形の最初のピークD−peak0までの距離、距離L1はサンプルテーブルが表す波形の最初のピークS−peak0から辞書テーブルが表す波形の2番目のピークD−peak1までの距離、距離L2はサンプルテーブルが表す波形の最初のピークS−peak0から辞書テーブルが表す波形の3番目のピークD−peak2までの距離、距離L3はサンプルテーブルが表す波形の最初のピークS−peak0から辞書テーブルが表す波形の4番目のピークD−peak3までの距離である。これらの距離L0、L1、L2、L3は以下の演算で得られる。
(数1)
L0=√{A×(St_0−Dt_0)^2+B×(Sl_0−Dl_0)^2}
L1=√{A×(St_0−Dt_1)^2+B×(Sl_0−Dl_1)^2}
L2=√{A×(St_0−Dt_2)^2+B×(Sl_0−Dl_2)^2}
L3=√{A×(St_0−Dt_3)^2+B×(Sl_0−Dl_3)^2}
ここで、A、Bは所定の定数である。
次に、磁気認識処理部13は得られた距離に基づいて、サンプルテーブルの1つ目の項は、磁気データ辞書テーブル12の中の比較される文字の辞書テーブルにある4つの項の中でどれに最も近いかを総当りで判定し、最も近い項との間の距離を記憶しておく。比較される文字の辞書テーブルにおいて最も近いと判定された項は、以降省かれる。続いて、サンプルテーブルの2つ目の項(St_1、Sl_1)に対して残り3つの項との間の距離を算出し、最も近い項との間の距離を記憶しておくとともに、最も近い項を次回の比較から省く。次に、3つ目の項(St_2、Sl_2)に対して残り2つの項との間の距離を算出し、最も近い項との間の距離を記憶しておくとともに、最も近い項を次回の比較から省く。最後に、4つ目の項(St_3、Sl_3)に対して残りの項との間の距離を算出して記憶する。このように辞書テーブル12の中の比較される文字の辞書テーブルの項との二次元上の距離を演算し、それぞれ最も近いピークを判定する。
なお、時間軸の単位と振幅軸の単位を調整して、二次元図面上で1文字分の波形の縦横比が極端に縦長や横長にならないように、上記二次元上の距離を演算する際に考慮されているものとする。又は、定数A、Bを調整し、時間と振幅の演算時の重み付けのバランスをとっておくものとする。
このように最後の4つ目の項(St_3、Sl_3)まで判定すると、それぞれ最も近いと判定した距離を加算し、その総和値を記憶しておく。以下、同様に図11のサンプルテーブルに対して辞書テーブル12の中の次の文字、その次の文字というように順次最も近いと判定した項との距離の総和を算出していく。
ステップS305では、ステップS304にて算出された距離の総和から、認識候補文字の決定を行う。
具体的には、ステップS304にて算出した距離の総和が最小となった辞書テーブル12の中の文字を第1候補文字とし、以下、総和の小さい順から順番に第2候補、第3候補(複数の候補)と決定していく。本実施形態では、総和の小さい順から3番目までを、認識候補文字とする。
また、その文字の辞書テーブルと比較した際に算出した総和は、MICR文字読み取り結果の確信度(スコア)と同義である。総和が少なければ、辞書データとの一致率が高いので、認識結果の信頼性が高く、逆に、総和が多ければ、辞書データとの一致率が少なく、認識結果の信頼性が低いと判断することができる。本実施形態では、ステップS305にて決定された第1〜第3の認識候補文字の識別情報と、それぞれの確信度とをペアにし、メモリ34に保存する。なお第1〜第3の認識候補文字の識別情報を用いるのは一例であり、認識候補文字数は3より多くても少なくてもよい。ステップS305の一連の処理を終えると、磁気読取部10は、MICRデータ認識処理の一連の処理を終了する。
以上が図5のステップS501で磁気を帯びていると判断した場合にステップS502で行われる磁気インク文字認識方法である。
図5のステップS501で磁気を帯びていないと判断した場合(ステップS501 No)、磁気データによるデコード処理を停止し、OCR認識による文字認識処理に切り替える(ステップS503、ステップS506)。
磁気ヘッド6から出力される情報をもとに行っていたデコード処理を停止し、OCRによる文字認識処理のみに切り替えることで、磁気認識処理部13の負担を削減することができ、処理時間も短縮することができる。
本実施形態では、磁気インク文字波形によるデコード処理を中止することで、処理負担の軽減と、処理時間の短縮を行っているが、処理負担の軽減と、処理時間の短縮が行える方法であれば、磁気インク文字波形によるデコード処理の中止に限らず別の方法をとってもよい。
磁気データ辞書テーブル12と同様、光学データ辞書テーブル23も、E13Bフォント文字全文字分、すなわち14文字に対してそれぞれの辞書データを有している。光学データ辞書テーブル23が有している辞書データの一例を、図14に示す。図14に示すように、光学データ辞書テーブル23が有している個々の辞書データは、各文字の2値画像データのテンプレートとなっている。
以下、光学辞書テーブルが有している各文字の辞書データのことをテンプレートと呼ぶ。図14(a)は、図3に示したE13Bフォントの各文字の辞書の一例であり、図14(b)は、文字「1」のテンプレートの拡大図である。図に示したように文字の高さ方向をx方向とし、x方向と直交する方向をy方向とする。
図5のステップS501で磁気インク文字が磁気を帯びていると判断した場合、ステップS502で磁気インク文字を認識し、ステップS504でOCRアシストが必要か否か判断する。小切手に印字された磁気インクが欠けていたり、擦れてはがれたりしているとステップS502での磁気インク文字認識が正確に行えず、ステップS504にてOCRアシストが必要と判断される。
OCRアシストが必要だと判断する基準としては、一例として、辞書テーブルと比較した際に、所定箇所のピーク値のみが小さくなっている場合などが挙げられ、その場合磁気インク文字の一部が欠けているなどの状態となっており、磁気波形の増幅等では対応しづらく、OCRアシストが有効となる。
ステップS505では、後段のステップS506で使用するテンプレートとして、図10のステップS305にて認識された第1〜第3候補文字のテンプレートのみを選択する。例えば、ステップS305にて第1候補文字が「2」、第2候補文字が「5」、第3候補文字が「8」と決定されたのであれば、ステップS505において選択されるテンプレートは、「2」、「5」、「8」となる。
ステップS506では、ステップS505で選択されたテンプレートを用いて、N文字目のOCR認識処理を行う。
図15は磁気インク文字に使用したインクが磁気を帯びてなかった場合の、排紙ポケットの位置設定について示した図である。磁気インク文字に使用されるインクが磁気を帯びていなかった場合、排紙するポケット位置を変更するかどうかを磁気インク文字認識処理前にユーザに対して確認し、排紙ポケットの変更を行うようユーザから設定の指示があった場合排紙ポケットの位置の変更設定を行う。変更の選択は外部インターフェイス32を介して選択部36で設定できるようになっている。(ステップS1501、ステップS1502、ステップS1504)
ステップS1501で排紙ポケットの位置を変更しないと判断した場合は通常排紙される排紙ポケットがそのまま設定される (ステップS1503) 。ここで、通常排紙される排紙ポケットとは、例えば図1において積載容量の大きい側の排出ポケットである。
排紙ポケットの位置が設定された後に、図5で説明したフローにて磁気インク文字のデコード処理を行う。ステップS501で磁気インク文字が磁気を帯びていると判断した場合は通常使用している排紙ポケットに排紙される。
ステップS501で磁気インク文字が磁気を帯びていないと判断した場合は、MICR文字のデコード処理を停止し、OCRによる文字認識をした後ステップS1504で設定した排紙ポケットに排紙する。OCR処理のみで磁気インク文字を認識した原稿を通常とは別の排紙ポケットに振り分けて排紙することで、スキャン後にもう一度磁気インク文字を目視確認しやすく、誤読により発生する問題を未然に防止することが可能となる。
図16は、ステップS505で行うOCR認識処理の一連の処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1601では、ステップS506で得られた画像データから、N文字目の位置の画像データの切り出しを行う。メモリ34に保存された各文字の位置情報は、磁気データに関する位置情報であるので、これを画像データ(ピクセル数)に換算する必要がある。具体的には、以下の式を用いて磁気データに関する位置情報をピクセル単位の位置情報に換算する。
(数2)
(SPC)×(CPS)×(DPI)÷2.54
SPC:1文字あたりの磁気データのサンプル数
CPS:1サンプルあたりのセンチメートル数
DPI: 画像の解像度(ドット/インチ)
上記の式によって1文字あたりの横方向のドット数を計算し、N文字目の画像データを切り出す。
ステップS1602では、ステップS1601にて切り出された2値画像データと、磁気データ辞書テーブル12に保存されたデータとの比較を行う。具体的には、認識対象範囲の中のx方向24ドット、y方向19ドットの比較区画を、磁気データ辞書テーブル12に保存されたデータと比較対照し、456個のドットのうち、不一致であったドット数をカウントし、不一致率として保持する。
ステップS1603では、ステップS1602でカウントされた各テンプレートとの不一致率の結果から、認識結果文字を決定する。一例として、不一致率が最も低いも文字を認識対象だと判定してもよいし、特定の領域のドットについて重み付けを変えて計算してもよい。
以上、本発明の各種実施形態を図面に沿って説明したが、本発明は前記実施形態において示された事項に限定されず、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変更・応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる
1 磁気インク文字読取装置
2 ホッパー部
3 搬送路
4 排出口
6 磁気ヘッド
7 画像読取センサ
10 磁気読取部
11 磁気データデコード処理部
12 磁気データ辞書テーブル
13 磁気認識処理部
15 文字切り出し部
18 磁気有無判断部
17 磁気データ増幅部
19 磁気文字情報比較部
20 光学読取部
21 光学データ処理部
22 光学文字認識手段
23 光学データ辞書テーブル
31 主制御部
32 外部インターフェイス
33 アドレスバス
34 メモリ
36 排紙ポケット選択部
40 ホスト装置
90 小切手
91 磁気インク文字部分
100 磁気インク文字「0」

Claims (5)

  1. 原稿を搬送するための搬送路と、
    搬送した前記原稿を排紙するための排紙ポケットと、
    前記搬送路に沿って配置され、前記原稿の特定の領域に印字された印字文字に含まれる磁気データを取得する磁気ヘッドと、
    前記磁気データをもとにデコード処理を行い、前記原稿に印字された前記印字文字を認識する磁気データデコード処理部と、
    前記原稿を光学的に読み取り、画像データを取得する光学読取手段と、
    前記光学読取手段が読み取った前記画像データから、前記印字文字を光学的に認識する光学文字認識部と、
    前記磁気ヘッドが取得した前記磁気データから前記印字文字が磁気を帯びているか否かを判断する磁気インク文字有無判断部と、
    前記磁気データデコード処理部および前記光学文字認識部を制御する主制御部と
    を備え、
    前記主制御部は、
    前記印字文字のデコード処理の完了までに、前記磁気インク文字有無判断部によって、前記印字文字に対するデコード処理の実施有無を判断することを特徴とする文字読取装置。
  2. 前記主制御部は、
    前記磁気データデコード処理部によるデコード処理を中断し、以後の磁気読取処理を行わず、前記印字文字の認識を、前記光学文字認識部による文字認識に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の文字読取装置。
  3. 前記磁気インク文字有無判断部は、前記磁気ヘッドが取得した磁気データの変化量が、ある所定の値より小さく、且つ前記光学文字認識部が読み取った画像データから、前記原稿に前記印字文字が正常に印字されていると判断した場合、前記印字文字が磁気を帯びていないと判断することを特徴とする請求項1または2に記載の文字読取装置。
  4. 前記磁気ヘッドが取得した磁気データの変化量と、前記光学文字認識部が読み取った画像データとを比較する磁気文字情報比較部を有し、
    前記磁気文字情報比較部が比較した結果から、前記光学文字認識部による結果から想定される磁気データと異なる磁気データが読み取れたと判断した場合、前記原稿に印字された前記印字文字が劣化、もしくは摩耗していると判断し、前記増幅部による増幅度を変更することを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の文字読取装置。
  5. 前記磁気インク文字有無判断部は、前記印字文字が磁気を帯びていないと判断し、前記印字文字の認識処理を前記光学文字認識部による文字認識に切り替えて認識した場合、前記排紙ポケットの排紙位置を通常のポケットとは別のポケットに排紙することを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の文字読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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